>Lans丼
そういう戦場が想定されるんなら、中隊からあらかじめLMATチーム配するんですよ。
海兵・空挺という強行エントリーを前提した部隊が小隊火器班を有し、野戦部隊である
軽歩兵が中隊軽迫小隊、中隊軽対戦車班というカタチを選んだ点に留意です。
>中隊には、重迫/重MAT/携SAMといった、より支援/対戦車/対空に特化した支援機能
携SAMはともかく、重迫と重MATは、大隊(陸自連隊)まで上げておきたいですなぁ。
上に述べた通り、軽歩兵中隊は、背負って運べる火器に限定する方向の臼砲なのでし。
とはいえ、中迫を大隊に上げようとして某整備兵氏に強硬に反対されたおかげで
臼砲214型師団では、大隊に「重」迫撃砲と「中」MATと、編制表上美しくない構成に
なってるのが残念です。
大隊に中迫と中MAT
旅団に重迫と重MAT
これが美しいのに・・・・・・(殴打)
>軽迫とMGS
でもMGSは中隊に3門だから、AFVである事もあって事実上1単位で分割不可。
中隊軽迫小隊だと6門あって3チームに分割出来た(軽歩兵の場合)
ストライカー車載の40mmAGLが代替かとも思ったですが、MGSでさんざ指摘されてる通り
戦場での近接支援において、ストライカーの車台は脆弱ですし。
SBCTの問題点は、ストライカーには出来ない事をストライカーに依存しているところに
あるんでないかと思うのココロ。
んで、SBCTスレで先っちょ出てしまいましたが、重(IFV化)歩兵の話。
RMA2スレあたりで話したですが、臼砲は同一職種/兵科の末端部隊(班/分隊または小隊)の
編制は均一である事が望ましいと考えておるわけですが。
重(IFV)歩兵と軽(APC/MHV)歩兵は、そもそも職種は別であるべきなんでないか?
という風に考えておりまして(笑)
重歩兵の方ですと、犬薔薇様の構想に近い話になるやもです。
そういえば、旧日本陸軍戦車師団/旅団の機械化歩兵は「“作業”中隊」なる呼称で
配されておりました。
ちょっと示唆的かな。
戦車に随伴するなら重IFVのほうが都合がいいね。
作業中隊ということは、ある程度の工兵的作業をこなすことを考えているネーミングかと
思います。例えば、地雷除去、地雷原に通路啓開する、障害除去位でしょうか。
戦闘工兵や工兵を別に随伴させるよりは随伴歩兵が兼ねたほうが何かと便利という
ことかと。
SBCT中隊の迫撃砲は120mm迫×2又は81mm迫×2をどちらも車載して置き
車両から掩護する場合は120mm迫で、歩兵が携行する場合は81mm迫で支援するのでは
ないかと。門数は確かに60mm迫×6に劣りますが、口径を考えると十分に
補えるか、それ以上の能力があると思います。
また、MGSがあれば、対人弾、榴弾、煙弾、照明弾と一通りの弾種はあるでしょうし
火力は大抵の軽歩兵より優位です。問題はMGSが本当に開発できるのかにありますが。
>作業中隊
というより、雑務全般ですかね。あと宿営時の警衛なんかも。
今ふと「弱装甲の自軍戦車の為に、肉弾を以って突破口を形成する日本陸軍機動歩兵」の
勇姿が脳裏をかすめましたが・・・・・・・・・
まさかね( ̄▽ ̄;
>迫
うーん。両方車載(弾薬込み)出来るかなぁ。
米軍の中迫もL16系だったはずですが、アレでっかいんですよね。
どっかの段階で選択するんじゃないかな?
弾威力はともかく、2門では自軍歩兵が突撃離脱等を行う間、敵兵の頭を下げさせる
切れ目無い射撃を浴びせる事が出来ないんです。(これは経験則)
先に述べた通り煙弾撃つか、対抗射撃を考慮しない(陣地変換に伴う射撃の途絶が無い)
一方的かつ能動的な攻勢射撃しか想定してないように見えます。
SBCT構想には、いたる処に仄見えるモノではありますが。<一方的かつ能動的な攻勢
>MGSによる火力の優位
これもですねー。
相手がゲリコマならともかく、マトモな索敵能力とジェヴェリンor軽MAT級以上の
対戦車火器を有する正規軍軽歩兵相手に保障されるかどうかは疑問なんですね。
装輪のMGSでは接敵経路が限定されるため相手にとっては火力配置が容易であり、
対してMGSは正面装甲ですら上記ATMのHEATに耐える事は至難。
ただ自走105mm歩兵砲は確かに魅力的なのですが。
昨日も今日も会社のLansです(泣
(今日も今帰宅)
>802 対潜丼
>そういう戦場が想定されるんなら、中隊からあらかじめLMATチーム配するんですよ。
後詰の増援や、十分に準備してからの進発であるならば、それでOkと思います。
しかし…初動を重視すれば、その小隊内火力の充実は、必要だと思うのですよ。
特に初動においての緊要地形の確保において、もし敵に先んじられてしまったら
相手が確保体制を築く前に、即時奪回の行動を起こしたいなぁと・・・
確実に緊要地形を確保し、敵進出を初期において遅滞させる為に、
たとえ少数であっても、火点を狙撃可能なLMATがどれだけ意味を成すか?とか思います。
初動における緊要地形の敵味方の争奪には、小隊規模での柔軟な即時対応能力が欲しいとか思ってます。
(中隊にまとめると、どうしても即時性が・・・事前に配備するといっても、そうそう想定しきれるモノではないんでは?という恐れがあると思いまつ)
>MGS
でも、MGSの一番の問題は18発しかない弾数だとか思う今日このごろ
あ、でも・・・どうせ直射支援なら、稜線射撃や、事前に射撃可能地点に用意したダックイン陣地からの停止射撃だろうから
後方から随時補充するか、陣地に事前集積すりゃいいのかな?
>作業中隊
旧独軍で言うところの
装甲化(自動車化)戦闘工兵
みたいなものでじゃないかと思ってまつ。
>Lans丼
軽歩兵小隊が、中隊からLMATの配備を待てない程拙速に、手持ちの火力で攻撃開始、
てのも想像出来ないですな(^^;
不確定ファクターの多いゲリコマ戦なら、なおの事。
翻って対正規戦では、軽歩兵小隊に近接戦闘と同時に対戦車戦闘を、というのは酷です。
というより小隊の展開地積と捜索能力では、では射程1000〜1500mというLMAT級火器の
有効な布陣と統制は難ありで、何より対戦車戦では、この種の兵器は集中使用が原則。
強行エントリーしてバラけた各小隊/分隊が中隊長のもとに集まって中隊を再編するような
海兵/空挺と違い、まとまって駐屯もしくは輸送後編制完結していて、レディ・Go!な
軽歩兵の場合は、LMAT級の火器は中隊長の統制下に置く方がツブシが効くと思うのですな。
なにより、そうした事態に対する初動は偵察隊が適してると思うです。
LAMVにHMGとかAGL積んだヤツで(・▽・b
>MGS
そうやって考えれば考える程、SBCTの謳い文句とはかけ離れた準備が必要になってくのが
MGSに代表されるストライカーの困ったところなのではあります(苦笑)
>作業中隊
確かに師団に工兵はいないんですが、装備から見て1個中隊の歩兵が内包されてるです。
どうも歩兵中隊を核とした、ある種の兵科連合部隊のように思えるのですが・・・・・・
しゃて。
今や兄弟スレの観を呈するSBCTスレで”機甲歩兵の諸兵科連合における役割”の
翻訳が進むなか、海オタ臼砲の重歩兵(IFV化歩兵)についての雑想。(ビクビク)
ブラッドレイIFV小隊は当初、車輌班12名と降車歩兵23名から成っておりました。
降車歩兵は小隊本部+小銃分隊2個で、小銃班は2個チームで編制。
つまり1輌あたり1個の火力チームを搭乗させており、2輌1組の車輌班と合せて、
IFVと搭乗歩兵による乗車/降車戦闘の連携を1:1で対応させていました。
しかし現在では、降車歩兵分隊を9名とし、3個分隊が4輌のブラッドレイに
分乗するカタチになってます。
分乗配置を見れば、まぁ1輌あたり1人は小隊長か分隊長かチーム長がおり、
1輌ごとの降車兵で戦闘加入は出来ない事は無いんですが、少なくとも
前提では無いわけですね。
その意味するところはといえば、ブラッドレイ小隊は敵前降車を放棄した・・・
とまでは言えないにしろ、優先順位を下げたのではないか、という事になります。
やってやれないのでは無いですが、前提として、歩兵小隊はどこか安全な後方で
一まとめに降車して、編制を保って戦闘加入する事が考えられている。
その理由としては、やはり降車歩兵小隊の能力確保に重点が置かれた事があり、
冷戦後、機甲部隊による大規模会戦の機会が減少した事があるでしょう。
ドラスティックな兵力削減の結果、機械化歩兵がブラッドレイに統一された
米軍において、ブラッドレイはバトル・タクシーに先祖帰りしたように思えます。
そのあたりの経緯、SBCTスレで見えるのかな・・・?
ところで防御力強化に伴い乗車兵員数が1名減った(乗員3+搭乗6になった)
M2A2ブラッドレイは、何時の間に平気な顔して10名乗せてるんでしょうか?
んや、96式WAPC、2+9名乗らないと臼砲小銃小隊乗らないんで困るわけですが。
(勝手に困ってろ)
>310
いや、一応体裁としては一段落ごとにまとめて進んでいるつもりなので
進行速度はかたつむりの速さです。今13/144までなのでまだまだなのです。
機甲歩兵論者のも用意してこちらも一応読み飛ばした状態です。なぜ機械化歩兵
復権論者の話を先に出したかというとSBCTについても思うところがあるという雰囲気に
惹かれたためです。
<IFVの乗員定数
90式戦車でも補助席があるのと同じでベンチシートだったら多少の増減は問題ないのかも
しれません。ストライカーの場合は一家の身の回り品(個人の写真、ゲーム機など)
まで偵察型車両に載せて走っていたら路傍爆弾が右側面で爆発、エンジンが炎上して
車体全体に回って全損、操縦手が右足骨折という事件がありました。これはそりゃ
歩兵車両と違ってスペースがあるというのはありますが。クウェートの基地で
モータープールで盗難騒ぎとPX破りが起きた影響かもしれませんし、そこいらは
微妙です。また、この事件の際、他者の負傷者を車内に引き込んで当座の手当を
行ったという話もありますし。救急車型もありますが、ようするにランプが降りたら
即座に出られる人数と最大載せられる人数は違うのかもという事です。
それは大事業ですな>13/144
是非頑張ってください。なんとなればダイジェストになろうともお恨みいたしません。
ああでも犬薔薇様の手前、姉妹スレとお呼びすれば良かったかしら。
>乗員定数
写真で見た限りキツキツだったように記憶してるんですがねぇ>BFV
まぁ元は3+7なんで、1名減少は物理的スペースではなく書類上の事だったのかもです。
ストライカーは、元がでかいんで(仏VAB=2+10搭乗よりでかい)スペースには余裕が
ありそうです。(空間装甲つけたでもなさそうですし)
それはともあれ
あけましておめでとうです。
811 訂正です。爆弾が爆発したのは左側面でした。操縦手も車体左に座っています。
>臼砲さん スレの皆さん明けましておめでとう御座います。
有難う御座います。直訳調になるのがこまりものです。
正月の間にできるとこまでいこうかと思います。第2章の第2次世界大戦の
話などCCA、CCB、CCRのこともでてきたりしていい話なのです。
<乗車定数 ストライカーの場合、空輸時は車体外部に弾薬をかなり積むという図を
どこかで見かけました。図体の大きさは例の反対文書でスクールバス並の大きさだと
強調されてました。セラミック増加装甲も外部にボルト止めしているようですし
内部は広いと思います。
みなさま、あけましておめでとうございます。
昨夜2000より徹夜で千葉一周夜間哨戒ドライブを慣行し、
朝方帰還、その後爆睡し、今起きますた(w
>809 対潜丼
>不確定ファクターの多いゲリコマ戦なら、なおの事。
>翻って対正規戦では、軽歩兵小隊に近接戦闘と同時に対戦車戦闘を、というのは酷です。
実は、私は、小隊におけるLMAT最大の存在意義を対戦車戦闘に置いていなかったりします。
何回か書きましたが、私はLMATを敵陣地の火点狙撃を確実に行う兵器として非常に期待しております。
これは求める役割としては、カール君や迫と同様なのですが、
LMATはその射程ならびに精度においてカール君を圧倒しており、
迫に比べても掩蔽火点の早期の確実な火点つぶしの為には、
より最適な兵器であると考えております。
(イラク機甲部隊がへたれであったせいもありますが、イラク戦でもジャベリンなど陣地火点狙撃に使われる事も多かったようでつ)
(まあ、敵装甲車両が出てこないんじゃ、ATMとして使いたくても使えませんからね(w
と言う事で、私的にはLMATは「いざとなったら対装甲戦闘も可能」程度の運用で考えてる訳でして(w
(LMAT開発者に恨まれそう、居れ)
ただ、火点潰しに使うには、コスト的にもったいない…と言われるかもしれませんが(自爆
>SBCTスレ
私も読んでおります。非常に期待しております。がんばってください応援します。
(この調子でいくと、第2のそんだけ氏となるやも=名無し氏)
>814 Lansさん 有難う御座います。でもそんだけ氏と比べるのはあれです、
褒め殺しっていうかそんな感じです。頑張ります。
以下は2ACRの編制です。
装甲騎兵連隊(軽)なので規模的には旅団扱いで、歩兵じゃないんですが。
装甲騎兵連隊(3967名)
○本部及び本部中隊(130名)
○騎兵大隊×3(655名×3)
○○本部及び本部中隊
○○騎兵中隊×3
○○○本部班
○○○騎兵小隊×2(12.7mm機関銃/40mm擲弾銃ハマー×10両)
○○○騎兵小隊×2(TOWハマー×4両)
○○○迫撃砲班(120mm迫×2)
○機甲中隊(TOWハマー×14両)
○○機甲小隊×3(TOWハマー×4両)
○○本部班
○砲兵中隊(155mm牽引榴弾砲×6門)
航空騎兵大隊(480名)
支援大隊
工兵中隊(204名)
化学中隊(70名)
対空中隊(124名)
軍事情報中隊(154名)
装備定数 偵察ハマー 180両 TOWハマー 108両 155mm牽引榴弾砲18門
120mm迫18門 OH-58D32機 UH-60 15機
#支援大隊の定員は919名らしいのですが微妙に数があいません。
資料はinterim cavelry analysisより
96WAPCは、もう1〜2人乗れるだろうって事です。
>Lans丼
側撃、歩戦分離を念頭に、小隊単位で配した場合と中隊単位で配置した場合を
シミュレーションです。地図上で。
フォークランドにおけるミランATMの運用は決して軽視しませんが。
というか重視しますが。
>>815氏
毎度おつかれさまです。
>2ACR
これ、LAMVで出来たらなぁ、と何時も思います。
各師団に騎兵大隊規模の軽戦闘偵察隊があればな、と。
ただTOWハマーに過度の負担がかかってるんですよね。本来はココにM8偵察戦車が
入る予定だったのですが・・・・・・
今次イラク戦では、機銃と自動擲弾ばかすか撃って突進したので、あまり目立たなかった
欠点のようですが。
機甲歩兵の話の続き、早くやらねば(笑)
SBCTの記事に影響される前に(^^;
>816 対潜丼
>側撃、歩戦分離を念頭に、小隊単位で配した場合と中隊単位で配置した場合
>798で書いてますが、私は、中隊にはより特化した支援火力を要求したいでつ。
正直、LMAT小隊程度の規模では、十分な機甲阻止能力は難しいのではないか?と考えてます。
あくまでの応急的な自衛、ならびに長距離狙撃支援直射火器として最適な兵器と思ってます。
本格的な機甲阻止、歩戦分離には、より大型のATMや重迫の支援を!と・・・
さらに、中隊規模になると、先鋒として進出する小隊に比べ突発戦闘の度合いは著しく低下しるのではないか?
とも考えていますので、それこそ出動においては上級部隊からの増派を得てから行動する可能性も高いと考えています。
で、先鋒は偵察隊が本来ですが、その偵察隊の数が限られ、、さらに対ゲリコマなどでは、
広範囲の早急な確保の為に、一般部隊であっても先鋒に出ざる得ないのではないか?と・・・
となると、普段から対応の準備はしておきたいと考えます。
その為に、突発的戦闘は、部隊規模が小型化する程に増加すると思います。
で、その小規模部隊を戦場で統括するのが小隊と思うので、小隊での支援能力を重視してます。
それは中隊の役目ではないか?との意見もあると思いますが、
大隊結節のない陸自においては、戦術単位が中隊に、戦闘指揮が小隊にならざる得ないのではないかと・・・
その為に、他国に比べ、小隊支援規模を厚くし、最前線での優位を確実化していく方向を、私は推します。
(この大隊がないってのは、確かに色々難しいですね。だから対潜丼は大隊の必要性を説いているのだと思います)
(しかし、日本の地形上の特性において、連隊-中隊結節には、今なら賛成なのです。私は)
※以前(10年以上前(w)は連隊-中隊反対派でしたが、ここ10年程の指揮能力の向上と砲兵火力の充実により、連隊-中隊賛成派に鞍替えしてます(こうもり野郎
いやっほーぅ!いまこそペントミック最高!
>Lans丼
先鋒小隊は接敵・監視が任務で、いきなり戦闘加入はありません。
それが可能というなら、敵情はあらかた判明しており、という事は状況発生から
それなりの時間が経過しているわけです。それで中隊あるいは大隊/連隊が前線を
適切にフォロー出来ないというなら、それは編制ではカバー出来ない欠陥でしょう。
より特化した対戦車、迫をというならば、それらの射程、配備数、火力を勘案し、
それに必要な情報収集能力、統制能力を考えれば、中隊本部の指揮能力で重迫、
中MAT(・・・は実は微妙)の運用には、大隊(連隊でも良いですよ)からの
適切なフォローが必要になる事は分かるはずです。
さて、こっからは蟹様への回答にもなる話。
臼砲214型師団は、かつてのRMAスレで提唱したROAD旅団の発展型なわけですが。
のわりに、大隊司令部がきっちり用意され、上から下まで3単位なわけですが(笑)
部隊は手持ちも戦力だけで戦うわけではなく、増援部隊を受け、あるいは派出して
増強/減少した戦力で戦う事になります。
それを前提にするならば、日本において中隊戦闘群という単位が重視される以上、
それらをマネジメントする上級部隊の役割が重要になる。
1個中隊が独立的に任務を行う事もあるでしょうし、数個中隊が一丸となって
防御・反撃を行う場合もあるでしょう。
しかし中隊の指揮能力、戦力、兵站だけでは中長期に渡る戦闘行動は困難です。
ならばと、それらの能力を中隊本部に負わせれば、それは中隊の軽快性〜特に
臼砲が重視する軽歩兵中隊のそれ〜を損なう結果になるでしょう。
214師団は、その編制には表出させてませんが、ROAD旅団同様、中隊戦闘群というか
中隊そのものの運用を重視してます。
「大隊」は近接戦闘を主催する1個中隊のみの軽歩兵を、固有あるいは旅団から増強された
重火器、情報スタッフ、兵站をもって支援する、ミニ空挺団様の形態を採る事があります。
旅団は、数個軽歩兵中隊で編制された1個だけの近接戦闘大隊を(以下略)
逆に大隊は4〜5個中隊の諸兵科連合戦闘群を指揮する事が有り得ますし、旅団が
同様に数個の諸兵科連合大隊で編制される事もあるわけです。
こうした編制を、ペントミックで採るのは難しい。
特に連隊司令部を、ごく局所的な戦闘に拘束しかねない危険性があります。
さて、臼砲が小隊が47名の大所帯化を押してまで、歩兵小隊の降車班と乗車班を
分離し、降車歩兵分隊の能力確保を追求する由。
それは、小隊単位で分割・編合を前提とするのであれば、自分の装備は自分で
面倒見られる、という独立性を要する、と考えたためです。
保守
戦車600両体制の配備状況はどうなるんだろ?
北部方面隊 340
第7師団 180 (コア連隊は半数という話を聞いたので)
第2師団 72
第5旅団 44
第11旅団 44
東北方面隊 88
第6師団 44
第9師団 44
東部方面隊 14
第1師団 14 (政経中枢)
第12旅団 0 (空中機動)
中部方面隊 72
第2旅団 0 (元混成団は今迄通り)
第13旅団 14
第3師団 14 (政経中枢)
第10師団 44
西部方面隊 88
第4師団 44
第8師団 44
第1旅団 0 (元混成団は今迄通り)
直轄
富士教導団 44
計646両
こんなとこかな・・・
定期修理等で、あと30〜50輌はとられるですねぇ。
650輌体制だと、実働部隊に回るのは600輌をかなり割る(富士教導団は除く)
本州の部隊は方面隊戦車群にまとめるしか無いかのう・・・・・・
2、4、5、8、11師団に58輌大隊を各1個、7師団を旅団にでも改編して58輌大隊2個。
本州3個方面隊に方面隊戦車・・・大隊にしかならん・・・58輌。
これで580輌。
5、8、11から中隊1個削って増強するかなぁ・・・・・・
富士教導団って有事になれば、富士教導戦闘団とかいって
参戦するんですか?
中隊ごとに装備が異なるし、教育部隊だから支援体制が弱い、のかな?
現状ではムリか?教えてエロい人!
>>823 即応的には、小規模な単位で他の部隊に分遣するというのが現実的かと思われます。
基幹部隊として予備自衛官を召集して部隊化、という方法も考えられますが、
編成や訓練に要する時間を考えると難しいですね。
↓戦車1200態勢が実現したと仮定して妄想しる。
| あーっとスルー!
|
| _
| r'::::::::i 。oO(維持できねーよボケ
| トーf/__
| / イ| 、ヽ
| //_〉 l_l i_ノ、
|\\ (_ニノ 〉____〉〉 〉
| / } / ,_-‐、
| /\/,ー 'ヾ i"_Y 〈i
| 〈 < / ゝ^-'"
| \i"ヽ、 \\ //
| ├ i\i カ ,、
| |_,,i ノ_ソ ) ゝ
| ノ_/〉 ⌒ `
↓
>823-825
>教導団
名称こそは教導であり、いかにも学校な感じですが、
この意味するところは、教育隊という意味よりも、
陸戦技術研究組織としての教導の意味があるようです。
(実際、教育隊は別にありますし…)
よって、教導団は方面隊の枠を超えた、全自衛隊にとっての
機甲予備部隊として活用可能。
のような事を、政治委員殿が言っておりますた。
Lans個人的には配置から考えて
東部方面隊&中部方面隊を支援補強する機甲予備部隊として
最適な位置にいるとか思ったりもします。
ちょうど、東部方面隊や中部方面隊は機甲戦力が低い為、
非常にありがたい存在ではないかとも思ったりして…
ただ、教導団として動くより、増派戦力として派遣される可能性が高いのではないか?という825のご意見にも賛成。
(また825の意見と逆に、教導団を基幹として、多部隊の正規部隊を組み込み戦闘団化もありえそうとも思います。)
>821
は某所の誤読。コア連隊は戦車が半分じゃなくて90式が半分だと思われ。
即応予備呼んでから戦車生産するわけにもいかんだろ。
>SBCT
今月の軍事研究みましたが…
SBCTの運用教義とやらが…
索敵行動に関しても、阻止線構築においても、
なんかヘリとの共同が前提視されてたり…
しかも、今後はコマンチが配備の方向だとか…
まったく贅沢さんですな。とてもじゃないですが真似できませんて…
また、阻止線においては、哨戒線はあくまでもヘリ前提、
ストライカー中隊は後方の阻止線にのみ配置され
しかもMGSはストライカーAPC小隊毎に1輌づつ分散し配備されてたりして…
これでMGS小隊が3輌編成の理由が判明ですが…
あくまでもMGS小隊としての運用ではなく、
各小隊に増派し、その直接火力支援に特化するようですね。
さて、うまくいくですかねぇ
保守しときます。
しかし、膝を痛めたようです。
膝をまげるだけで、すげー痛いでつ。
明日、病院逝ってきまつ。
なにごとも足廻りは強いほうがいいですな。
>831
お、お大事に(^_^;
うむ。もしや過剰な増加装甲の装着が負担になっているのかも知れぬ。
いやっほーうストライカー最高ー!!にならぬよう、重々御気を付けあそばせですわ
お姉様。
みなさん、ご心配して頂きすいません。
診察の結果、膝自体に問題はなく、足の筋肉疲労からきた
側靱帯の炎症だそうです。
昨日は、初めて「鍼治療」を体験しますた。
自分の足に、痛みもなく、針がぷつぷつと刺さっている光景は不思議なものです。
ちなみに、私の体重は52Kg前後なので、重装甲の重量過多によるものではないです(w
多分、整備なし(休息ほとんどなし)での長距離行軍(連続16時間のマニュアル車運)、
ならびに普段の通勤疲労の重積が原因と思われまつ(汗
まあ、とりあえず湿布と薬と鍼のおかげで、かなり痛みは低減し、今日は出勤も可能になりますた。
もしかしてトラッカーの方だったんですか?
お仕事お疲れ様です。
>>835 をををっ大変でしたな。働きすぎに注意っといっても、どうにもできない(苦笑
>835 Lansさん 大事でなくて良かったです。
ところで、師団と軍団の関係についてですが、師団に旅団を配属させたり、
直接支援させたりするものなんでしょうか。
それとも、軍団下の独立旅団というのは大隊毎に切り分けられて
師団内の旅団に増援されるものなんでしょうか。
>トラッカー
という訳ではないでつ。
ただの趣味で強行軍ドライブしてるだけ=馬鹿なだけでつ(w
>838
>師団に旅団
通常の旅団であれば、それ自体が師団の配下にある場合が多いです。
例として現用米重師団は3個旅団(+1個航空旅団)を基幹とします。
また現用独装甲師団も3個旅団を基幹にしています。
また独立旅団は、様々なタイプがあり、米SBTC=もと中旅団などは、それ単独が機動旅団として独立的に運用される事も考慮されているようです。
さらに。この旅団は支援を増派し部隊規模を調整するタイプではないかと思われる節があるように見えます。
また、第2次大戦中に各歩兵師団に増派されていたような米軍の独立戦車大隊や独立戦車駆逐大隊などは
軍団や軍の直下に「郡」=「グループ」という形で数個大隊が配属され、そこから各師団へ増派されていたと思いました。
また、旧独軍の装甲旅団なんかも、旅団を分割しないで、旅団を基幹として、
そこに他部隊を編合させ準師団規模の戦闘部隊として再編成などもしてるので、
一般的には「旅団」は部隊編成の基幹とされる場合が多く、
分割して他部隊の増派に用いられる事は少ないのではないかと思います。
それに、WW2ソ連でも、独立重戦車旅団などでも、
分割せずに、そのまま師団や軍団の先鋒として投入してたりしますし。
しかしWW2の独突撃砲旅団などは、大隊毎に分割し、他部隊の増援として派遣するのが通常だったようですし
一概に旅団=部隊基幹とは決め付けられません。
また独立砲兵旅団なんかだと、あくまでも軍団や軍の直轄として運用する場合が一般ですし…
まあ、その旅団の特性次第のようですね。
丁寧なレスありがとうございます。
すると、戦線全体に薄く広く旅団の各部隊がばら撒かれるということも
あるのですね。カリウスの戦記にも中隊長のほうが大隊長よりよく出て来る
ような気がするのもこのせいなのかもと思い当たりました。
むう。52kgとは軽量ですな。しかも足回りが脆弱。そして長距離外征が趣味。
ストライカースレにカエレ!!(・▽・
臼砲も入り浸りですが(笑)
どうでも良いですが
>また独立旅団は、様々なタイプがあり、米SBTC=もと中旅団などは
SBCT。また書き取りですねぇ( ̄▽ ̄yーoO
842 :
名無し三等兵:04/01/26 22:07 ID:Qkd8IfY9
ちと質問。
よく陸自の歩兵師団(6000名〜9000名)は諸外国の師団(12000名以上)
に比べて小さく、完結能力や経戦能力において大きく劣るといわれてます。
これを解消するために、既存の師団・旅団を再統合して、12000名規模の師団
数個に改編したらどうなんでしょう?
>>842 そうすると14の地域に張り付けることができなくなりますね。
かつては連隊が3個大隊と戦車1個中隊で編成されていましたが、
14に地域に配備するため大隊編成を止めたと軍研に書いてました。
844 :
名無し三等兵:04/01/26 22:23 ID:Qkd8IfY9
>>843 早速のレス、どうもです。
私的には、中途半端な師団を中途半端に貼り付けるより、要所々々に
完全な完結能力をもつ師団を置いた方がいいかと思ったのですが…
12000名規模の「完全な師団」を北海道、北東北、関東、東海、近畿、北九州
に6個置く。
間欠を埋めるために北海道、南東北、北陸、中国、南九州、沖縄に6個の4000名
規模の貼り付け旅団を置く。
さらに甲信越に空中機動旅団、四国に海上機動旅団、関東に空挺団・ヘリ団・
特殊作戦群・NBC部隊からなる中央機動集団を置く。
てな感じの方がいいんのはないかと。
駄目?
陸自そのものが要らない
再び警察予備隊にもどすべき
>>844 北海道は宗谷と津軽海峡、北方四島に近い根室、上陸適地の石狩湾等
離れている割りに張り付けなければ成らないところが多いです。
一個師団+旅団では・・・
東北といっても津軽海峡のある青森から新潟までがこれまた広い(w
オイラも「完全な師団」は賛成なんですが(w
他はまぁいいのでは。
それと「防衛出動」の問題もありますね。
「防衛出動」は遅れると思われるし、できるだけ海岸線に近いほうがいいですね。
そして駐屯地の都合もありますから。
>>846 あ、書き忘れましたが、「機甲師団」は6個師団とは別に
北海道に貼り付けです。
よって北海道は
歩兵師団(12000名)×1
機甲師団(7000名)×1
歩兵旅団(4000名)×1
になるのですが、やはり白熊相手では少なすぎますか…
陸自の編成ってやはりプロが考えた末のもので、素人考え
では駄目ですねえ。
>>847 いやいや、改変当時は反対意見もあったみたい。
でも数が足りないので泣く泣く14分割に(w
>840
>カリウスの戦記
カリウスと言う事は、重戦車大隊ですね。
この重戦車大隊は大隊として活動する事は少なく、中隊規模に分割され投入されていた場合が多いようです。
よって、その戦記で中隊長の出番が多いのは当然と思われます。
また、個々の戦車に直接命令を下すのは、いいとこ中隊長あたりまでしょう。
このような意味からも、ティーガーの騎士などでは大隊長よりも中隊長の出番が多くなると…
>SBCT
いやぁー、またやってしまいますた(w
ははは
ちょいと其処の名無しさん。
臼砲案が、13000名規模の3単位師団7個と軽/空挺歩兵旅団3個なのは
御存知ですこと?
合計24個旅団ですわ。現役18万人いないと、予備自だらけになりますが(苦笑)
>>838 >>839氏が詳しく書いておられますので、ちょっと補足だけ。
第二次大戦後期の英陸軍は独立戦車旅団を数多く編成し、それぞれを歩兵師団に配属して運用していました。
歩兵師団は3個の歩兵旅団を有し、戦車旅団は大隊毎に各旅団に分散配備されました。
しかし大戦初期では、いくつかの戦車および歩兵旅団をまとめて、
戦場で機甲師団編成にするようなことも行われています。
結局、
>>840氏がおっしゃっているように、
ひとくちに旅団といっても、その用法は時代や装備によって大きく異なるようです。
なお、第二次大戦時のドイツ軍装甲旅団は諸兵科連合の編成で、独立して作戦を行いましたが、
これはより規模の大きい装甲師団も、戦闘時には旅団規模の戦闘団を臨時編成するため、
「それならばはじめから旅団編成にして部隊数を増やそう」という
ヒトラーの発想から生まれたものだ、とされています。