ログが巻き戻された状態となっていますがドイツ砲兵つながりで。
FAマガジンの5,6月号(隔月刊行の雑誌です。発行元は米陸軍の砲兵学校)に
ドイツ砲兵総監の寄稿が載ってます。それによると
・ドイツ軍には軽砲や牽引砲はない。砲は全てM109A3GかPzH2000のみ。
・偵察能力の強調
自軍部隊前縁から40km先までリアルタイムで目標捕捉
70km先までニアリアルタイムで指揮所、長距離砲部隊、後続部隊などを偵察
150km先までを偵察 予備、指揮統制施設、補給施設など
・動員をせずに、小〜中〜大規模作戦に対応できる組織
(増強機械化師団1個を用いる作戦でも砲兵は動員無しで部隊を出せる)
動員するのは大々規模作戦時のみ
組織改編
・現役砲兵大隊は17個に PzH2000装備大隊が7個 (4個砲兵中隊および火力支援中隊1個)24両編成
M109装備大隊が4個 目標捕捉大隊が6個
・第100砲兵旅団の創設
現役目標捕捉大隊6個 予備役目標捕捉大隊2個 予備役ロケット砲兵大隊2個
予備役砲兵大隊5個からなる
・目標捕捉機材は従来は砲兵大隊内の独立中隊にあったが大隊に纏めた
・ロケット砲兵大隊は24両編成(平時は3個編合砲兵中隊+1個即応砲兵中隊)
即応時は3個即応砲兵中隊3個からなるロケット砲兵大隊を編成して対応
・将来のドイツ陸軍は5個機械化師団(各2、3個機械化旅団)で
各機械化旅団に固有の砲兵大隊1個
(図表では4個砲兵中隊 本文記事では3個砲兵中隊編成となっています)