イラク国防相です。アメリカに負けた理由は Part 7
イラクで戦闘しにいく?歩兵中隊長の戦訓 Daniel Morgan大尉
編集者より Morgan大尉は第101空挺師団(空中強襲)第502歩兵連隊第3大隊本部および本部中隊の
前中隊長
私はイラクで11ヶ月間、この戦争を中隊長として戦い過ごした。Kuwaitの砂堤に始まりイラクのモスル
まで行った。部下と私は多くの戦訓を学び、多くの成功を分かち、戦友が負傷するのを見てきた。作戦
が成功しようと、失敗であろうと、負傷者が出ようと必ず事後検討と洗い出しを行った。戦術、戦技、手順と
標準手順をあたう限り分かち合いたいと思う。戦闘は短い、衝撃的な暴力の繰返しであり、”常に備えよ”
は単なる決まり文句ではない。攻撃を受けるとはどういうことかけして分かりはしない。
それはまさに起こるのである。
目の前の車両が爆発で揺れ、道路に兵を投げ出す。車両の片側の車輪は浮き上がり、ついで着地して揺れ
ながら停止する。Ak-47の射撃とRPGの発射音が同時に聞こえる。兵はよろめき、衝撃効果を振り払おうと
する。建物にAk-47の発射音が反響するので発射地点が特定できずに見当違いの方向に射撃する者がいる。
戦闘訓練ではキルゾーンから離れろというが、先を争うことが幾つかある。
まず、負傷者を確保し、調べて容態を安定させることもしなくてはならない。次に逃げると敵を殺すことも
抑止することもできなくなる。それではキルゾーンに留まり戦闘するべきか?
これは部下と私に起きたことである。酷いことには我が中隊と私には何度か様々な形で起きた。
あるときは、小隊軍曹を喪い、兵の多くにとっては絶え難い経験となった。私がトラックに着いた
とき彼は生きてはいたが、血と肉の塊であった。足は切り飛ばされており、全身に破片による傷を
負っていた。我々が周囲を確保している間、彼はそこからなおも兵を導こうとしていた。我々は
その日の反撃で敵容疑者1名を殺害、2名を拘束した。反撃できたのは事前予行と、事後検討と、各
級での積極性と規律の賜物である。
私の予感ではイラクでの日常はこれから数ヶ月か数年に渡り大きくは変わらないだろう。
作戦は基本的に4つの分野に分けられる。第一に、主補給路から仕掛け爆弾(IED)を除去する。
第二に小隊は包囲捜索を街区、店舗、市場、家屋で行う。第三に部隊は地域での存在を示し、安全
を確保するため巡回を行う。最後に部隊は民政-軍事作戦を上記三つと同時に行う。これらの作戦では
乗車あるいは下車しての市街地巡回が必須であり、市街地巡回は危険である。
常に攻撃精神でなければならない。警戒示威巡回をしていると思ってはならない。常に接敵移動だと
思うこと。中隊長は巡回をこの心構えで計画、全体の任務を達成するためのそれぞれの任務を付与
しなくてはならない。例えば、大変混雑している市場通りで広報のため巡回を行うとする。
接敵移動とみなして、攻撃精神でいくこと。配下のある部隊には広報紙やチラシを配布する任務を
与え、残りの部隊は警戒をするのではなく、戦闘に備えさせること。この攻撃精神は部隊保全を
増幅させ、接敵に際して直ちに主導権を握る用意となる。
イラク、アフガニスタン、或いは将来にその他の土地にいく指揮官にこのような環境での戦闘に
対する訓練と準備について伝えておきたいことがある。この環境は二つ要素がある。市街戦闘と
民政-軍事作戦である。中隊級戦闘は技術と能力をともに必要とする。制御することが不可能な
要因が多く、安定支援作戦に必要な資産が師団や旅団の戦力には含まれて居ない、大隊については
いわずもがなである。そこでやれることをやるのである。それが市街地巡回、部隊保全、中隊級
情報作戦、原駐屯地での訓練である。
市街地巡回
テロリストが米国兵士を負傷させ、殺害することに成功すればするほど、大胆になり再び行おうとする。
伏撃には反撃することを兵に教え込まねばならない。99%の時間は既に火力で優位である。直ちに
火力を発揮せよ。屋根上を見渡し、開けた土地を見遥かし、(敵は距離をある程度置き、逃走できよう
にしたがる)常時警戒するよう兵を訓練する。この3つは乗車巡回であろうと、下車巡回であろうと
枢要である。門を出る前には巡回の要点を伝え、絶えず通信し、互いに連絡を取り合うこと。
市街地巡回で重要な要素は脅威である。密集と人口過剰のため、常に米軍の巡回は毎回脅威下にある。
歩兵の数が不足すると、怒り狂う暴徒に圧倒され苦境に追い込まれる羽目になる。例えば、
市街地中心で1個分隊で3両のみの車列を率いているとする。敵3名がAK-47を撃ってきた。あなたは
撃ち返し、攻撃してきた者を殺害するか負傷させた。分隊が下車して地域を確保する。しかし、
あなたの反撃の銃撃で多くの市民が怒り今や囲まれている。これは板ばさみである。巡回を軽くみる
ことはできない。
下車巡回であれ、乗車巡回であれ、市街地巡回は、負傷者を確保し援護/支援射撃陣地を確立し、
機動するには下車した兵が十分でなければならない。巡回における課題は、攻撃方向と巡回隊内での
自位置に応じて各部隊が任務を分担するよう備えることにある。指揮官は射界を割り当てた
標準隊形を定めること。乗車していた場合は360度全周に顔を向けさせること(他の兵士越しに
体を捻らせて見張らせることはない、車両改造について触れたところを読むこと)
兵にはそれぞれの射界の上下をみるよう徹底し、敵を殺害するか拘束するつもりで攻撃すること。
仕掛け爆弾捜索巡回は下車した兵が必要である。乗車巡回では仕掛け爆弾らしきものを
発見する能力が限られ、車両がゆっくり進むので良い標的となる。車両は巡回隊に後続して
必要に応じて迅速な対応を行うことができる。目的は仕掛け爆弾を発見して敵の目標となることを
なくし、その場で仕掛け爆弾を処理する事である。仕掛け爆弾捜索は主補給路、大隊及び中隊指揮所
への経路、補給物資輸送路(LOGPAC route)を中心に行う。これら3つの経路はあらゆる移動に
先立ち捜索をすませばならず、中隊にとって仕掛け爆弾捜索は重要である。
仕掛け爆弾捜索では先導隊の下車した兵士は双眼鏡、照準スコープ、その他光学機器を用いること。
視界が狭まる時間帯には、高出力の手持ち照明が必要である。捜索の先導隊は捜索域を重なり合う
ようにし、不審物が合った場合は直ちに停止すること。後続の隊は第一に援護を提供して、先導隊
が仕掛け爆弾の捜索ができるようにする。次に後続隊は敵部隊に対して機動するか、その街区で
包囲捜索を行う。巡回は事前予行しなければならない。兵の生命を救うのに最も効果がある。
定期下車巡回は担任区域毎に行うこと、実行にあたり指揮官は危険があると思ってもそうすること。
複数区域を通り抜ける乗車巡回は適切な示威とならず、地域住民の支持を獲得する役に立たない。
危険を最小にするには下車した兵の数を増やす事、つまり1個小隊以下では巡回しないことである。
下車巡回では十分な観察と準備が必要である。車両は攻撃や拡張するのに巡回隊を増援するのに
備えねばならない。環境を安全にし担任区域の一体感と協力を増進させるため週に2,3回、一日の
特定時間に巡回すること。
下車巡回には示威以外の目的をもって行わねばならない。小隊長や分隊長は情報を収集するには
投石者、傍観者、その他と関わらねばならない。巡回は中隊担任区域を安定させ協力的にする
最良の方法である。が、防護措置は部隊保全のために欠かせない。第一に立体的監視は絶えず
行われねばならない。第二に、指揮官、車両、中隊指揮所間での通信を軽んじてはならない。現在位置
を自他に伝えることは必要である。第三に、住民らと話し合いに出向く時でも接敵前進と考えること。
いつ、手榴弾が屋根から落ちてきて、迅速に行動して実力を持って敵を追跡しなければならないとも
限らない。
指揮官は、左右正面背後上といかなる方向での接敵にも備えねばならない。市街地は注意を逸らす
物で一杯である。美人、ソーダやアイスクリーム売りの屋台、通行車、屋台に群がる沢山の人々、
などなど。このような脅威環境では敵は攻撃の時、場所、種類を選べる。敵は短時間攻撃後逃走する。
素早く反応し敵を殺害または拘束できかは指揮官次第である。指揮官は直ちに敵に対して機動し、
同時に一帯を孤立化させて、機動する部隊と負傷者を援護しなければならない。負傷者後送のために
人員が必要なときは指揮官に従い撤退すること。
担任区域の下車巡回を行うときも、地域の重要人物との会合に出席するときも、乗車巡回は毎日
行う。乗車巡回では各兵が常に油断しないこと。指揮官は接敵の際の標準手順を確立しておくこと。
攻撃を防ごうとするならば、状況が許す場合は、下車して戦闘するか機動することである。ここでも
とりうる行動は下車する兵の数で決まる。仮に3両編成で各3名の兵が乗り組んだ車列の場合、攻撃
を受け負傷者が出るとキルゾーンから出て、位置と接敵を報告することになるだろう。が、撤退して
反撃しなければ、敵はますます攻撃してくる。大胆さにこそ、安全がある。
私はボタン掛けと呼ぶ標準手順を編み出した。これは部隊が狙撃者を拘束するか殺害しようとした
ときの行動から生まれた。乗車巡回が機銃射撃やRPGを受けた。”ボタン掛け”の指令により、
直ちに不審な地域を、街区を車両で囲み、敵の逃走経路を塞ぐことで包囲する。同時に車列指揮官は
OH-58Dカイオワに包囲を増強し逃走する人物や不審車両を見張るため呼ぶ。車列指揮官に戦力が
ある場合は、地域を可能性のありそうな目標から可能性の低い目標へと捜索していく。戦力がない
場合は、包囲を維持しつつ即応部隊の歩兵を呼ぶ。この一連の行動により攻撃者を拘束できるか、
何らかの情報を得られる。
乗車巡回中は緊張を緩めてはならない。4両編成の巡回の場合、指揮官が先頭車両にで先導する。
二両目と最後尾車両は分隊機関銃を車上に据える。3両目は目的と車両により様々である。先導車
は速度と経路を定める。航法と仕掛け爆弾らしき物の捜索を第一にこなすこと。橋の下を通過する
ときは、銃手は接近するとき、下から出るとき警戒しなくてはならない。各自は分担があり、接敵
したらすべきことを分かっていなくてはならない。
市街地を通り抜けるとい困難な課題が先導車にはある。指揮官はこの責任を委譲してはならない。
例えば、夕方は伏撃と仕掛け爆弾がよくある時間帯であるが、私は車列を率いていた。運転手が中に
いる車両に我々が近づくと、運転手は電話で話しているのが後窓越し見え、おり我々が通過する前に
走り去った。私は直ちに経路を変更し、近くで右折して交差点をさけた。仕掛け爆弾による伏撃を回避
したことになるのかどうかは分からないが、車と運転手は伏撃の前兆とみなして対応するほうが
良いだろう。
敵は仕掛け爆弾を主要交差点、我々の車両が速度を落とし固まるところに設置する。先導車は
車列が民間車両に囲まれ、車列に他の車が割り込むのを認めること。この戦術により、敵が車列を
目標とするのを妨げる。付け加えると移動速度は味方となる。指揮官は移動の際は、速度と安全
の釣り合いを取ること。イラク人の歩行者や車両と事故を起こしてはならないし、わが車両が衝突
するのもだめである。けれども、拘束で移動する車列は攻撃し難い。
指揮官には仕掛け爆弾とキルゾーンとなりうる箇所をさける戦術、戦技、手順があるが、避けられぬ
地点もある。例えば、右折する交差点へと車列を先導していたとき、無線手はできる限り外回り
するようにした。曲がり角では、仕掛け爆弾は大抵内側に設置される。外回りすることで
仕掛け爆弾がありうる位置と車両との間隔を開けることができる。さらには右に曲がっているときは、
道路左側をよく観察してIEDらしきものを発見できる。右側は手遅れにならぬうちに見ることはできない。
曲がり角に入るときは、無線手は車の流れをよく見て、速度をあげて流れに割り込んだ。速度を
あげた大回りが部隊保全に繋がる。
最後に、部隊は何百回と包囲捜索を行うだろう、毎回突入方法の積極さは異なるだろう。
包囲捜索は、特定の目標に関する人員提供情報によることもあるし、一帯捜索の場合もある。
一帯捜索とは、兵士をある地域に溢れさせ、許可のある無しに関わらず家庭を捜索することである。
どの程度積極に行うかは指揮官次第である。軍学校で各指揮官が学ぶ基本的任務編成は適切である。
注意すべきは、隔離は必ず行うこと。目標の隔離はとりわけ都市環境に置いて作戦を計画する
上で常に最大に考慮しなければならない。
都市環境では沢山の脅威がある。屋根上からの銃撃、通りすがりの銃撃、包囲捜索に反対する市民騒擾
までと様々である。包囲捜索作戦では、指揮官は目標および二次目標を隔離しなくてはならない。
隔離とは、目標の家のある街区のみで行うのではない。家で、正面玄関で、家の各室でも行う。
目標の各部を隔離するのが兵の安全に繋がり、捜索中のいかなる不測にも対応できるようになる。
隔離には部隊がいるが、妨害と兵への脅威を減少させることで作戦が円滑に遂行できる。
原駐屯地での訓練
到着に先立ち、兵を先頭教練で鍛え、必要な準備をしておかねばならない。我々は日々過ごしつつ
も学んだ。事後検討と洗い出しを毎回行うのが成功の秘訣である。が、原駐屯地や初期展開基地(ISB)
での訓練は成功と生き延びる可能性を大きくしてくれる。次に巡回と停止位置での部隊防護ができる
よう車両を改造しなければならない。第三に、戦場での行動を改め、向上するために各自が自分と
部隊を評価する必要がある。
この脅威環境に対応する訓練はかなり標準的である。多くの訓練手順にはない不正規な状況も
ある程度あるが。イラクの都市環境はどの基地の都市訓練設備でも再現できる。訓練では次の4つを
重視した。1、射撃、2、負傷者後送、航空救急を含む、3、建物への突入と室内掃討、4、接敵に
車両で対応すること、これは標準でないが下車する。これらの訓練は難易度に応じて配列し、都市環境
で行われねばならない。これらの訓練を弛まぬ集中と規律で行った部隊はこの環境で成功するだろう。
射撃は歩兵の中核の精髄である。歩兵が射撃に熟達していることで戦闘に勝利する。敵を殺傷せず
制圧するのみでは、敵はさらに大胆に攻撃してくる。兵を、狙いをつけ、射撃し、殺すように訓練する
必要がある。大抵の敵はAK-47で狙いをつけず撃ってくるが、その場合、M-68光学機器の赤い照準点
を敵の胸に冷静に合わせて、一発で殺すこと。そうすれば、残りは逃げて恐らくは戻らない。これが
できるようになるには、訓練と忍耐と遺憾ではあるが、経験が必要である。
部隊は大隊内の全兵器に習熟しなくてはならない。兵は装填、射撃、清掃の方法と知り、
各分隊自動火器の不発と作動不良を減らさねばならない。戦闘時には、交替の関係で
兵はいついかなるときに車上の12.7mm機関銃やM240機関銃につかぬとも限らぬ。資格を持つ
必要はないが、武器操作法は知っている必要がある。部隊は全射程で、全武器を用いる同時訓練を
行う必要がある。指揮官はまた兵がAk-47、RPK、RPGと弾頭、PKMとった外国武器に実地訓練で
慣れさせておくべきである。兵はこれらの武器を日常的に扱う事になる。
兵は反射的かつ素早い射撃をバーストでできるよう訓練する必要がある。9mm短銃、M249分隊
自動火器、ショットガンも無視してはならない。市街戦で成功するには最も実際的な訓練である。
兵が熟達するに従い、指揮官はコンピューター制御の射場での目標露出を減少させる。敵内乱者は
屋根上から射撃しては身を隠す、出ては隠れる。第二に逆手での射撃、弾倉交換を反射的射撃訓練場
で行うこと。第三に、エンジン部、車両のドア、コンクリート、様々な素材に対してFM3-06.11を
手引きとして破壊効果を実地に見せること。実地に見せることで指揮官が適した武器を選択し、
戦闘での意思決定を可能ならしめることができる。最後に、兵士に射場内で動き回らせること。
零距離から規定距離まで、実弾を装填した武器を持たせることで、銃口の向きと安全に注意する
ようになる。
負傷者後送は各級での訓練が必要である。第一に負傷者に気を取られすぎて戦闘状況把握を疎かに
してはならない。目的は戦闘し勝利することにある。一等軍曹に負傷者後送を指示させ指揮をとらせる
こと。指揮官が負傷者後送を訓練するのは三つ目的がある。第一に戦闘衛生兵は出来る限り現実的な
想定状況で訓練を受ける必要がある、想定や任務遂行に影響ある症状を用いること。この分野では
多くの技術があり、探して活用すること。第二に、負傷を全体に組み合わせること、焦点は敵との
戦闘の継続にある。第三に、治療順位評価、止血帯使用法、簡易(4行)衛生救急要請の仕方を各兵に
訓練すること。
戦闘衛生兵は救いの恩寵であり、指揮官のもっとも価値を置く兵となる。残念なことには、
任務に対して衛生兵は適切でなく、各兵毎での訓練が必要である。戦闘救難員は大隊で最大限に
活用せねばならず、指揮官は支援小隊をいかすべきである。大隊の誰よりも運転をしている。
各衛生兵には止血帯4個と各兵に1個を支給すること。1インチ幅の鉤止めが付き、太腿を巻ける
だけの長さの物を用いた。失血をとめるには最も手早い方法である。これで部下4名の命と、
大隊の十数名の生命を救った。
接敵に対する乗車対応訓練は市街接敵では必須である。任務の為ある場所に向かったり、戻ったりする
部隊は、車上では損害を受けやすい。指揮官はこの訓練では三つのことに集中する。第一に
兵は360度警戒し、上と下とを適宜みること。第二に、指揮官は接敵の際の下車訓練を欠かさぬこと。
最後に、不正確でしかなくとも、兵は走行間の乗車射撃を訓練すること。これら三つは接敵の対する
乗車対応での成功の鍵である。指揮官は車列内の車上据付武器の配置も考慮すること。重火器は
車列の戦闘では役に立たないことを忘れないこと。
上 最終行訂正 車列の戦闘では役に立たない→車列の先頭では役に立たない
中隊における民政-軍事作戦と情報作戦
この問題は上級指揮官が真剣に考慮すべきものである。我々には経験、訓練、資源が旅団以下で
不足している。我々は全様相作戦の概念を陸軍の教育体系にさらに組み込み、下車している兵に
可能ならしめる装備を与える必要がある。けれども、これらが十分でないからとって中隊が情報
作戦及び民政-軍事作戦を怠ってよい理由にはならない。中隊長の創意と工夫の発揮で違いを
もたらせる。
民政-軍事作戦及び情報作戦は相互排他ではない。指揮官自身がこれらの遂行に責任を持たねば
ならない。CMO/IO(Civil-military and information operations)は互いの遂行の成功を高めあう。
民政-軍事作戦に担任区域で成功するにつれて、情報作戦の結果も向上する。旅団はCMOを
中隊毎に優先付ける。つまり、地域共同体のための特定の計画に集中するよう指示されることになる。
計画は、学校、公共事業、消毒、再建と多岐にわたる。情報作戦は、地域の重要人物や住民の
尊敬を獲得することで、中隊長に担任区域を統制する可能性をもたらす。
情報作戦は中隊段階では単純である。情報作戦には二つ目的がある。第一に、人々に情報を伝達
する。我々が戦争で服従させたばかりの国の、情報を持たぬ市民は示威行動をしたり、暴動を起こす
可能性がある。市民に我々の目的と行動を伝達せねばならない。第二に、情報作戦は情報を伝える
のみでなく、情報収集をも含む。情報を得る人口が増加し、指揮官と地域共同体指導者が関係する
ことで、敵対脅威と慈善計画の情報が得られるようになる。
民政-軍事作戦及び情報作戦の第1段階は優先分野を明らかにして民政作戦に支出すること。
同時に指揮官は担任区域の態度について状況理解する必要がある。この評価を行うには様々な
戦術、戦技、手順が助けとなる。第一に、指揮官は彼を援助してくれる人物を特定すること。
実業、教育、政治、宗教に問題対応集団を分けた。我々はイラクのモスル入りした最初の部隊だった
ので、兵も私も通りに出て人々とあった。実力者の一覧をまとめて関係を確立し始めた。
2003年9月13日に、小隊の一つが伏撃を受け、部下3名が負傷した。伏撃を受けたのは狭い路地の密集
した市街だった。伏撃を受けた小隊と連絡を確立して航空救急後送を行ったあとで、あるイラク政党
員が連絡してきて伏撃を目撃し、攻撃者を知っていると伝えてきた。攻撃者は家にいなかった。
が、彼らは48時間攻撃者の家を監視した。0200時に攻撃者が家にいると連絡があった。旅団長は
包囲捜索を行う許可を与えた。我々は一帯に侵透し、情報提供者と連絡を確立し、攻撃者を拘束した。
この伏撃で部下の一人は脚を失ったが、地元との関係のおかげで下手人を捕まえられた。
指揮官は闇雲に民政-軍事作戦計画に関与せずに状況を把握しなければならない。担任区域の
住民の態度について深く理解すること。付け加えると、我々の努力の成功度合いを測定する物指しは
存在しなかった。そこで、態度調査を開始、私の担任区域では広く使われているアラビア語が必要と
なった。部下はこれを最初は嫌ったが、結果として我々が必要とされている場所と必要とされる事項が
分かるようになった。状況認識は民政-軍事作戦及び情報作戦にとって生命である。効果測定により
努力の浪費を避け、資源を有効に配分し、中隊を正しい、適切な順位で集中させられる。
部隊防護
部隊防護は各指揮官の心構えの前面に置かねばならない。兵を防護するとは、兵の安全と任務での
必要性との厳しい釣り合いをとることである。多くの場合、この環境では指揮官は兵を防護する為に
任務を回避することがある。この悪習は部隊防護ではない。兵を防護するのは任務達成のために
戦闘力を維持し本国まで連れて帰るためである。部隊防護はここまでの議論で軽く触れるにとどめて
きたが、二点、とりわけ注意すべきことがある。車両改造と陣地の警備である。
現地入りする前に車両改造をしておけば生命を救う。モスルでの任務を最初に行う部隊として、
我々は実地に学ばざるを得なかった。車両を弾片と小銃/機関銃射撃から兵を防御するよう改造
しなければならない。車両に砂嚢を積むのについては厳しい決断に迫られる。M998ハマーは
数千マイルも走ることになる。戦闘装備した歩兵分隊と砂嚢50個の重さはM998をあっという間に
疲労させる。砂嚢は兵の生命を救うがM998を守らない。
M998の運転手席ドア、後部席ドア、後部座席背中に装甲を施すと兵士を守れる。2003年12月26日
交差点で仕掛け爆弾を除去している際に伏撃にあった。爆発が1回と敵機関銃2丁から射撃を受けた。
後に車両を調べてみるとドアと座席背中の装甲板が爆発と機銃弾に堪えたことが分かった。10名の
兵の生命を守ったのである。装甲は最低限7.62mm弾に堪えねばならない。直ちに車両に装甲を
取り付けること。
軍事作戦では警戒は常時行う。市街環境で乗車移動している最中は、車両は3次元方向に警戒
すること。脅威はいつなんどきどこかにでも生じる。指揮官は車両が360度警戒するように備えさせ
ねばならない。ハマーとLMTV(#軽級、中級戦術車両、トラックのこと)各車に座席を設けた。
我々が最初に始めたことかどうかは分からないが、兵の事後検討での発言で早期に気づく事が出来た。
RPGはあっという間に命中するので兵が適切な警戒配置についていないと射撃位置が分からない。
単純な木の座席で兵士は背中合わせに座って警戒し、攻撃能力が向上し、部隊が素早く主導権を獲得
できるようになる。
定点陣地警備は戦場の常である。指揮官は中隊指揮所や大隊戦術作戦センターの防護と任務達成
との釣り合いをとらねばならない。各陣地は道路に面し、車両で行くことが可能である。民間車両
を締め出せる位置もあるが、そうでない場合もある。成功している、のと”単に生き延びている”
だけの陣地との違いは部隊が積極策をとるか、受身的な方法を取るかの違いである。
敵部隊は特定部隊に通りすがりの銃撃を多数回仕掛けた。敵の通行は同じ道路の2方向のみから
だった。部隊は道路を無期限に封鎖することはできず、指揮官の選択肢は限られていた。道路の
両方向に検問所を設けることもできたが、さらに1個小隊が必要となる。これまでの通りすがりの
銃撃が行われた時間帯に道路の両方向ともに伏撃を仕掛けたることもできた。仮に検問所設置を
選んでいたら、機動に使える小隊を定点警備で使うことになり、柔軟性がその分喪われ、担任地域
での存在感も小さくなる。部隊は伏撃を選択して、敵部隊を殺害し車両を破壊した。その結果、
その地域での通りすがりの銃撃は劇的に減少した。
市街地内の定点警備は屋外での示威が必要である。指揮官は巡回を出発する時間を一定させず、
仕掛け爆弾を除去するだけでなく、無人建物を調べ、戦闘陣地を捜索し、観測所を占領するなどする。
行動的、積極的な手段を陣地外で行うことで安全な地帯が広がり、兵を防護し、安全に休息し
計画を立てられるようにある。指揮官は中隊陣地をあたう限り隔離するために、積極的、受身的手段
を組み合わせて実行する必要がある。
結論
米国兵士は、片手に携帯電話、もう片手にRPGを持ち心に深い憎悪を抱いた人々と対決している。
この敵は予測つかない方法で非対称的である。米軍はこの脅威とイラクで、これからの月々、或いは
年々対決する事になる。技術は敵を殺害し同時に人心を獲得する能力を増大させるのみである。結局、
米国兵士が敵と対決せねばならない。とりわけテロリストと面と向かって、自らの手で殺害
しなければならない。中隊長は創意、積極性、攻撃精神で敵の意志を挫かねばならない。言い換える
と、敵目標の情報を収集し、目標を絞って圧倒的な戦闘力で狙わねばならない。
この紛争を通じて、私が発見したのは軍学校の教育で得た知識は大抵適切であり、意志決定過程で
用いる価値があるということである。ここで論じてきた全事項にあてはまる最も重要なことと私が
確信するのは、毎巡回後に接敵の有無に関わらず戦闘事後検討を行うことである。
第二に、部隊指揮手順は重要であり、とりわけ偵察を遂行する際は事前予行と地形模型を作ること、
そして小隊の指揮と作戦命令と事前予行を監督することである。第三に最も重要な事は
常時攻撃精神を保つこと。撃ち掛けてくる敵を探し、撃ち返し、敵を殺害するか拘束する。
大胆な指揮官は攻撃的であり、それこそがこの戦闘を戦うにあたり求められているのである。
以上です。ハイチで大規模な暴動あり、いくつか都市が占拠され
警察署が襲撃され、死者が出ています。アリスティド大統領は陸軍を
解体してしまっているのですが。1994年には米軍の支援で政権復帰するも
その後は人権問題などで辛い立場に。
NYタイムズではイラク人への政権移譲が視野に入るに従い
民族、宗派分裂を懸念する記事が掲載。インタビューはスンニ派アラブ人に
しています。内戦の可能性があるとしていますが。政権移譲日程の延期の
話が出ていますが、シーア派は早期直接選挙を求め続けている模様。
ウホッ、いい翻訳…乙です。
>>826 毎度の記事紹介、乙です。
ちと翻訳ミスを見付けたのですが、拘束された州兵が
軍事史を専攻してたという記述が文中に見当たりませんでした。
一応ご指摘までに。
ttp://www.reuters.co.uk/newsPackageArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=457276§ion=news
U.S. accuses Iran of still seeking nukes
ロイター:ボルトン国務次官、イランの未申告ウラン濃縮装置発見でイランを非難
ベルリンの安全保障カンファレンスに出席していた米国のボルトン国務次官はイランで
未申告の先進的なウラン濃縮装置が発見されたとの報道に接し、イランへの非難を行った
「我々の眼から見て、イランが核爆弾開発の意図を捨てていないことは明確だ」とした。
「イランは昨年10月におこなった(IAEA追加議定書への合意で)ウラン濃縮を中止すると
のコミットメントさえ守っていない。ウラン濃縮装置を稼動させていなくとも、その計画
を継続しているということだ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ちなみに、この「先進的なウラン濃縮装置」が、パキスタンのカーン博士が
リビアに渡したものと同型であった、などということは絶対にない!
>>826 我が国にも米軍情報を流してくれる人大募集!
>>824 >最後の牛丼騒動を紹介
牛丼が食べられないのなら、シシカバーブを食べればいいじゃない
>827 失礼しました。軍事史というくだりもワシントンポストからでした。
その後、地元紙によると、戦車やハマーの描画などを渡したそうですが、
特技兵という立場上機密に接することはなかったとか、
地元のムスリムによると、2年程前に突然モスクに現れては自動小銃やらの
撃ち方について話そうとするなど多少、驚きをもって見られていた人物だったと
いうことです。グアンタナモみたいなスパイ網摘発の嚆矢ということはなさそうです。
血も涙もないとはこのことだな。
http://www.asahi.com/international/update/0217/005.html ヨルダン川西岸パレスチナ地区にあるユダヤ人入植地向けに新たに9600万シェケル
(約24億円)を投じる方針が16日、イスラエル国会の財政委員会で決まった。財源は
ホームレス支援予算や公共住宅建設予算の削減でひねり出す。野党は「弱者より入植者を
優先するゆがんだ政策」と批判している。
ところで、今まで隠していたが、我輩は実は保守派だったのだ。隠していて御免ね。
やっぱ、宗教って大事やん?
これからもシーア派の権益保護のため、イラク南部とヘラートへの影響力拡大めざして
ついでに打倒イスラエルのため、がんばりまーす。
改革への失望で保守派優勢 イラン総選挙、20日投票
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【テヘラン18日共同】イランで20日、総選挙の投票が行われる。ハタミ大統領の改革路線に国民の審判が下され、来年の大統領選挙の行方を占う上でも重要な選挙となる。
保守派の護憲評議会による多数の改革派立候補申請者の出馬不承認問題や、保守派の抵抗で進まない民主改革に対する失望感から、これまで改革派に投票した多くの国民の選挙離れも指摘され、保守派が優勢。
4年前の前回選挙で圧勝した改革派が国会内で少数派に転落すれば、ハタミ大統領率いる改革派はいっそう窮地に追い込まれ、同大統領の進めてきた穏健外交路線に影響が出る可能性もある。
>某国外相
アザデガン油田の件はおおきに。大悪魔アメリカなんか無視してうまいことやりまひょ。
Iraqis Say Deal on U.S. Troops Must Be Put Off
http://www.nytimes.com/2004/02/23/international/middleeast/23IRAQ.html イラクへの統治移行は当初予定通りには進んでいない
・米軍の駐留に関する合意は暫定統治評議会とは行わない見込み
・地方集会による選挙案も既に放棄しているが、6月30日の期限については米側は拘っている
・アナン国連事務総長は選挙に関して新たな報告書を発表する月曜に発表する見込み
(# 訪日中ですね)
・協定なしでサウジアラビアに米軍が駐留していた例もある、正式の協定がなければ
正当な裏づけを与える必要もないという案をシスタニ師の要求への対案として語る
暫定評議員も登場
#ハイチ共和国では動乱が進行 和平案に大統領は合意したものの大都市が内乱側
に制圧されています。
さて、どこまで本気やら。
パキスタンの二枚舌はつとに知れ渡ったところであるからな。
パキスタン軍、北西部で大規模作戦か アルカイダ掃討へ
http://www.cnn.co.jp/world/CNN200402230019.html >843
>世俗的民主的イスラム国家の誕生は幻想なのか。
それは単なる堕落であーる。保守派である我輩が言うのだから間違いない。
>バビロン作戦ふたたび…じゃなくて、そりゃ被害妄想だから。
ほほう?
「核攻撃もありふる」とどこかのユダヤ人国家の国防相が記者会見で述べていたのは、
あれは幻だったのかな?
>スレによって人格を使い分けてたりするが
某FAQ検討板にて、猫のようにおとなしい某国国防相はっけーん!w
Army Scraps $39 Billion Helicopter
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A702-2004Feb23.html 陸軍 コマンチ偵察ヘリ計画をキャンセル
・予算をアパッチやブラックホーク購入、1400機のヘリ近代化
陸軍ヘリの新たな計画三つに充てる意向
・生産する予定の工場のあるコネチカット州の議員は共和党も民主党も反発
・UAVの発展とコマンチの構想が21年前の冷戦時代に適合したものだったこと
計画の遅延と見直し、それにも関わらず期待されるほどの能力がないことなどが
原因
・昨年の時点で生産予定機数は1213機から半減されて650機とされていた
#イラク戦争とその後の駐留から昨年帰還した第3歩兵師団は改編中
師団下に旅団相当部隊が5つになる。この旅団相当部隊のうち一つが
この3月にNTCにて演習の見込み
#続いて第101空挺師団(空中強襲)も同様の改編の予定
#シューメーカー陸軍参謀長の掲げる16の関心領域の一つが陸軍航空であり、
師団改編は規格性の領域の改革。
#陸軍の主導で決断したことであり、クルーセーダーのときのように
陸軍参謀長が議会に復活を働きかけることはないと各紙
>847 訂正
(誤) 一等准士官 → (正)一等兵曹
>>844 確認して欲しいのだけど!!
イランでの報道で、ラディンが捕まったとかいってるけど。
#なんでTVの速報が第一報なのかしらん
British troops hurt in firefight
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/3538567.stm 英軍とバドル軍団民兵が交戦 英軍には負傷者
・MoDはイラク人死傷者と戦闘の性格については確認せず
・アルジャジーラは イラク人死者は2名 戦闘に民兵が関与と報道
・AFP報道によると、戦闘の起きた地域の警察の長はバドル軍団事務所前に
いた民兵が英軍巡回に銃を撃ち、その後事務所の中に逃げ込んだ
・英軍は事務所内に入り、居た人々を逮捕、武器を押収
・その後、シーア派イラク人は英軍を攻撃し、英軍車両を破壊
MoD報道官によると
その後即応部隊により巡回は脱出した 英兵4名が負傷したが生命に別状はない
#英軍の武器押収の一環だったのでしょうか?英軍の衝突というのは
珍しいです。
US, Afghan forces kill 9 militants in gun battle
http://www.navhindtimes.com/stories.php?part=news&Story_ID=03078 米軍が30名〜40名のタリバンと見られる武装集団と交戦し9名を殺害 他は逃走
・少なくとも10名の米軍特殊任務部隊狙撃手がカブールから170kmのOrgun-Eで狙撃陣地脇を
通過する武装集団を攻撃し、ついでアフガン国軍の1個大隊とともに追撃
#New YorkerでもC-17がパキスタン領内の基地に物資集積をしていると
言ってましたし、BBCでもパキスタン軍の作戦をビン・ラディンが潜り抜けたと
言っていました。米軍がタリバンをあいてに軍事作戦をしているみたいです。
なんだか我が国と北朝鮮とを結びつけようとする論調の記事が増えてきたような……。
我が国の宣伝担当部門は何をしておる!
ttp://www.reuters.com/newsArticle.jhtml?type=worldNews&storyID=4532752 Iran Moves Uranium Enrichment to Secret Plants -Exile
ロイター:イランはウラン濃縮施設を秘密工場に移動と亡命者が明かす
2002年にイランのナタンザとアラクで秘密の核開発計画が進められてると暴露したことで
しられている亡命者のAlireza Jafarzadehが、新たに「イラン内部の情報筋」からの核開
発に関連する秘密情報をメディアに開示した。
それによれば、パキスタンのカーン博士の告白などにより核拡散の実態やイラン、リビア
北朝鮮の関与が明らかになったあとで、イランの最高指導部は会議を開き、イランが全力
をかけて核爆弾を2005年までに開発すること、核爆弾開発が国の存続にかかわるので死守
すべきこと、そのために秘密施設でのウラン濃縮を進めることなど決めた。この決定には
最高指導者のハメイニ師も含まれる。
よう、モファズだ。
イラク基本法も成立とのことでなにより。
★Palestinian group says U.S. killed Abul Abbas
http://www.haaretzdaily.com/hasen/spages/403425.html >PLFのアブ・アッバスことムハンマド・アッバスが、拘束されていたバグダッドで死亡。
米軍当局は自然死と発表したが、それにPLFが反発といったところ。
伊客船アチール・ラウロ号乗っ取り事件(1985年)を指揮したとされる男だが、
もはや過去の人物だったからなあ…今さら拷問うんぬんはなかろうよ。
>>877 _| ̄|○
_| ̄|○
核査察受け入れ無期限凍結 イラン
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=SBS&PG=FLASH 【01:34】
【テヘラン13日AP=共同】
イランの最高安全保障委員会のロウハニ事務局長は13日、国
際原子力機関(IAEA)で採択されたイラン非難決議は不当だ
として、IAEAによる核査察受け入れを無期限凍結すると述べ
た。
イランが決議批判 IAEA
【22:56】
【ウィーン13日共同】
イランのフセイニ・ウィーン国連代表部大使は13日、国際原子力機
関(IAEA)理事会で採択されたイラン非難決議について「一国から
押しつけられたものだ」と強硬派の米国を批判、IAEAとの協力関係
の見直しもあり得ることを示唆した。
対イラン非難決議採択 IAEA理事会
【21:35】 【ウィーン13日共同】
国際原子力機関(IAEA)の定例理事会は13日、対イラン非難決
議を正式採択した。
スペインの新政権は撤兵できるのでしょうか。
世界史板でイラン国防相の意外な素顔が明らかに…(プ
それはそうとイスラエルスレが落ちちゃったYO! (泣
やっぱり我が国単独では無理か…
>>887 あのデマはやはりモサドによる陰謀であったか!
>>888 こちらもモサドの欺瞞情報かと思えば、ほんとになくなっておったとは。
1ヶ月ルールには抵触しておらぬはずであるから、
中東スレとの重複スレと判断されたのかも知れぬ。
閣下…遂に殺っちゃいましたな…あわわ。
899 :
iwsjnf[Vice Admiral]:04/03/22 20:09 ID:Iij5M8IJ
いくら有名な奴だからって、小泉総理みたいに日々の同行が伝えられるわけでもないし、ある程度は情報管理をしていたハズ。
相変わらず、モサドは優秀だな。
そえに比べて日本は。。。。。。
900
>899
早朝の礼拝を終えて車に乗り込んだところをミサイル3発と報道されています。
自宅の近くのモスクという話もあったので、つまり、日常繰り返す行動を
調べられていたということだと。昨年の9月にも自宅に爆弾を投下して
軽傷を負わせていたはず。ちなみにイスラエルではアパッチは空軍所属みたい
です。IAFといつも言っています。
モファズ閣下ノリノリだなあ(泣
Israel 'targeting entire Hamas leadership'
http://www.guardian.co.uk/israel/Story/0,2763,1175986,00.html AP通信にイスラエル治安筋が語った情報によると
モファズ閣下はテルアビブの国防省にて5時間協議しハマス指導部暗殺の
方針を再確認
・
>>893の海港での自爆テロを契機とする報復作戦を継続し、機会あり次第
ハマス幹部を暗殺することで合意
・イスラエル国内の主要都市周辺には検問所が設けられる
・ガザ地区およびヨルダン川西岸地区の封鎖は継続
・パレスチナのクレア首相 ガザ訪問、ヤシン師追悼集会に出席の予定
・PA(パレスチナ統治機構)は3日間の服喪を宣言 本日はガザと西岸の店舗は休店
・The Yediot Ahronotの世論調査によるとイスラエル国民のうち60%がヤシン師
殺害は正しいとし、30%が間違っているとしている。
・ヤシン師後継としていまのところ目されるのは強硬派のランティシ氏
・アルカイダと繋がるテロ組織が米国とその同盟国に対して
報復を宣言したとあるイスラム系ウェブが伝える
>904 デモの群集はヤシン師のことを叫んでいたそうですね。
なじゃー俺達は、硫黄島の日本軍以下かよ( ゚Д゚)ゴルァ!!
>>917 すいません、ちょっと今は仕事の方がたてこんでまして、
ろくにレスが付けられない状態です…
来週の月火は休みですので、そのへんでなんとかしたいかなと。
FAQにありましたヤシン師についても、それまでにまとめておきますです。
>来週の月火は休み
土日に次のターゲットを暗殺ですか・・・
((((((;゚Д゚))))))ガクガクブルブル
>>921 ヤシン暗殺の真相まで、ここで読めるのか。期待してまつ。
Clerics refuse to condemn Fallujah killings
http://www.telegraph.co.uk/news/ main.jhtml;$sessionid$M25SK342RERKPQFIQMFCFGGAVCBQYIV0?
xml=/news/2004/04/03/wirq03.xml&sSheet=/portal/2004/04/03/
ixportaltop.html
ファルージャの警備会社米国人従業員殺害事件について続報
・ファルージャの宗教指導者は遺体損壊を非難するも殺害自体は非難せず
・殺害されたうち3人の氏名が発表される。うち一人はGIジェーン、フェイスオフ
の映画で技術顧問を務めた元シールズ
Iraqi Cleric Urges Action Against U.S.
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A46467-2004Apr2.html 新聞発禁をうけたサドル師、クーファの礼拝説教にて連合軍への攻撃を呼び掛ける
・クーファでイラク警察署長が戦闘により死亡とロイター通信は引用で報道
・現地のスペイン軍が戦闘に介入したが晩まで戦闘は継続 サドル師の説教との関連は不明
・サドル師は30歳、父はフセイン政権治安部隊により1999年に暗殺されたとされる
都市部のシーア派貧困層が支持
・民兵部隊the Mahdi Army(数千人規模)を抱えている
・サドル師のal-Hawza紙は60日間の発禁を先週日曜に受け、サドル師支持者は
デモを3回行った。デモは平和裡であったが、スローガンの内容は
武器を取ることも含んでいた。
・説教にはクルド人に、占領軍と西洋に協力するなと警告するくだりがあった
7 U.S. Soldiers Killed, 24 Wounded in Baghdad
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A49405-2004Apr4.html バグダッドのサドルシティで米軍とサドル師支持者が衝突 米軍兵士7名死亡24名以上が負傷
クーファでの連合軍と支持者の衝突の数時間後に発生
・クーファの衝突はサドル師の腹心拘束に対する抗議にはじまる
米軍兵士1名、エルサルバドル軍兵士1名が死亡 デモ参加者20名以上死亡100名以上負傷
目撃者によると銃撃あり、迫撃砲、AH-64が投入された
(スペイン国防省が当初発表していたエルサルバドル兵士4名死亡は訂正)
・サドルシティでの衝突はサドル師の民兵が警察署と政府機関を占拠しようと
したことが発端と米軍の第1機甲師団は声明で発表
一年前、パトリオットミサイルによって英空軍機が撃墜されたのは、英空軍機側の
IDシステムではなく、米軍のミサイル認識システムに問題があったためだと結論され
たようです。
やあ、ハンニバルだよ。
日本の小泉というおっさんに呼ばれたんだけどさ、
なんでも「誘拐事件が起きて、監禁されてる奴を
救出して欲しい」というんだが、
「人道上、被害者を見殺しにはできないが、犯人の要求する自衛隊の撤退は
人道のために派遣したのだから引っ込められない」というんだ。
なんだか俺には訳がわからん。
要するに人道上、どっちもできないってことか?
中東・極東の考えは複雑怪奇だな。
中東・極東の中の人、解説してたもれ。
インシャラー
スンニ派とシーア派の対立がイラクという国を一つにまとめる障害になることが危惧されていましたが、
アメリカ軍はイラク人のナショナリズムを育てる事に成功しつつあります。
某国外相はここに書き込む暇も無いだろうなぁ。。。健康には
十分留意して欲しい。
(せめて家族と会ってくれたら、悪態つかれても少しは収められると思うに、、、
少しは他人の気持ちってものを・・・・・・まぁ別れた実の息子にも会おうとしないって人だからねぇ・・・・)
>>934 お気遣いどうも
実は職責としてはこの事件だけじゃすまないのです。
不明になったラオス大使館員の事件もありましてね・・・・・
イギリス統治時代も、スンニ派シーア派はイギリスに反抗する際は協同
歩調が取れていたというからなあ。
スレが7まで行ったところでイラクに勝ちが見えてきた
ナニをもって勝ちと言うのだろーか。
大統領選までに民政移管が終わらない、とかか?
ブッシュが選挙に勝つか負けるかでしょう。本人もWar Presidentを名乗っている以上。
勝ちを宣言するなら選挙が終わってから
ベトナムみたく民主党に政権交代してからズブズブはまったりして
何の脈絡もなくイラン米大使館人質事件を思い出します。
米軍の軽歩兵師団は最初はイランとソヴィエトとの国境山岳地帯に展開する
ことなどを考えていたという話ですが。
さっき、報捨てで、米国がイランに仲介を依頼したってニュースが流れてたけど、捏造?
>>950 関連しているかどうかわかりませんが、イランの外交官がバグダッドで殺害されました。
BBC
>949
まあ我が国はサドル師のスポンサーだしな。
(しかし、なんでこんなプチ・ビンラディンみたいな奴を選んだんだ?
我が国の工作機関は何を考えておるんだ。ブツブツ……)
>952
ええと、とりあえず「大悪魔アメリカの仕業」と言うことにしておこう。
(実際、一連の誘拐人質事件の影にシーア派過激派が関与しておるなら、
報復ということはじゅうぶん考えられる)
余談だが、某国外相の神妙な顔がアルジャジーラに映っていたのをみると、
なんだか笑えてしまうのは、我輩だけだろうか。
>余談だが、某国外相の神妙な顔がアルジャジーラに映っていたのをみると、
>なんだか笑えてしまうのは、我輩だけだろうか。
日本っぽさを、必死に醸し出そうと苦心したであろう、あの「背景」。
非常にいい味を出していると思う。
次スレはあるんだろうか。。。
ここってもともとネタスレだよね?
何を今更
ログが流れにくいからそれなりに重宝してるけど
>957
ネタ師が数えるほどしかおらんし、しかも登場が希だし。
そんなわけだから、貴公もどこかの国防相を名乗れ。
職人さんが貼ってくれる中東ニュースのヲチには重宝しているが…
本来のスレの目的とはズレてるよな(w
>>959 俺の知識量では、国防相名乗るのは無理だな。
つーか、ネタ師……元へ、各国国防相の方々、海外のニュースサイト、ひたすらヲチしてるのか?
その旺盛な知識欲にマジで感動。
要するに、ネタスレを装った仮装巡洋艦なのだな。
イラク関係の被害担当艦は、今は他にあるしな。
すいませんねぇ、一人だけ国防相じゃなくて
初出が愚痴担当なものでねぇ(スレ1参照ね)
いやホント一時はどうなるかと思いましたがどうにか件の事件は解決いたしましたよ。
まぁ言いたいことや言ってやりたいことは彼方こちらに山ほどあるのですけど
短 絡 的 な 言 動 は 止 め て 欲 し い 訳 よ
え?誰が??
今回の出演者現地と当地の観客から某国最高指揮官含めて全員がね。
こっちの身にも少しはなって欲しいと小一(ry
あぁっとクベイシさんは除きますアンタが正しいっと。(また嫌み言われたらかなわないわ)
渡航制限で談話発表しましたが、(中の人的な)本音と建て前をわけちゃうと
流行り言葉の感がある自己責任という言葉でかたづけたくないけど
真に覚悟を持って行くなら仕方ないとも思いますよ、
有る意味、渡航制限に反対するジャーナリスト団体の言い分も否定できないのよ、
だってさ、ぶっちゃけた話し爆撃受けるバグダッドにCNNがいなけりゃ
当局すらあの時現地の情報をろくに掴めていなかった訳で。
某国どころかトマホーク撃ってた当事者すら怪しいし。
いや現地報道否定したらさそもそもこのスレが成り立たないって話しもあるんですが。
そういった意味では、某国で台風が来ていて中洲でキャンプをしていて、、、って事件とは
避難勧告無視で被害」と同じように見えるけど本質的に違うとは思いますよ。
まぁ当事者らの危機認識力がどう見ても欠如していたことには違いないのだけどね、
当事者の信条やら家族の言動槍玉に挙げてどーすんのさ。
遺書書いてまで覚悟していたって拉致されるときは拉致されるし、家族は嘆く訳よ。
派遣部隊員の家族が全員が覚悟をもっているとも限らないしね、
拉致事件の直前に迫撃弾撃たれているんだからさ、撤退要求突っぱねたこの後が
正念場なんだけど、なにかあって外野で騒がないでね。
フライデーなんて、ジサクジエーンは官邸からなんて書いて頭痛いわけよ、んとに。
・・・・・ってアク禁ってなに?陰謀?
>>966 さすが、外相。いいこと言うな。私は、未成年の彼を連れて入国したことだけは、2人の大人が
責任を大いに感じるべきことだと思うが、それ以外のことで彼らが責められるべきだとは思えな
い。
モファズ閣下、またやらかしたんですか…(涙
やらかしちゃいました…
次スレからここは、「イスラエル国防相です。過激派を殲滅できません」にタイトルが変わります。
お楽しみに!
さて原稿を書き直さなくっちゃ…_| ̄|○
いやはや次から次へやりたい放題ですなぁ。
流石にこれでハマスの活動が終わるとは思えませんが、
後に残るターゲットはアラファトくらいしか居ないんじゃ…
>>969 おー、頑張ってますなあ。よーし俺たちもいっちょ張りきるか!
ヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノヽ(`Д´)ノ
血も肉もアッラーに捧げるぞゴルア!イスラエルと戦うぞゴルア!
ジャーナリストが誘拐されているのに、愚を繰り返すなというタイトルの社説で
「甘かったのではないか」、などと書いてる某国の大新聞もなんだかなあ。
自分たちはそういう危険を冒すフリージャーナリストをピンハネして紙面を作っ
てるわけだろ。
某国外相、イスラエルの行動を非難しなくても大丈夫?某国の石油権益にひびかないか心配。
>975
国内報道だと、ヨルダン人の警官の発言がきっかけとなって〜みたいな感じで、
どっちかというとアメリカ人が始めた印象を持ちそうな記事になってるな。
そうだったらアメリカ人ばかりが三人死ぬって事はないだろうに。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040418-00000086-kyodo-int ホワイトハウスの大統領執務室で大統領からイラク攻撃を決断
したことを告げられた長官は「本当ですか。戦争の結果を理解
していますよね。この場所を支配することに
なることを分かっていますよね」と半ば質問するように応じた。
長官は2002年夏にも大統領に「(イラクの)2500万人
支配者として、彼らの望み、願いや問題すべてを背負うことになる」と
警告していた。(共同通信)
>
ブッシュは最初から2500万人の征服者になる腹だった!
しかもその支配は今回のファルージャのように大虐殺をするものだった。
まさしくブッシュ本人が明言したようにこれは十字軍!
何をやってもいいやふふんというものだ!
980 :
名無し三等兵:04/04/19 00:40 ID:8KEVpvsA
>979
いや、
2500万人の支配者=彼らの望み、願いや問題すべてを背負うことになる
てのをブッシュは理解、つか実感してなかったのだとオモワレ
占領のモデルケースが日本とドイツつーのがアホだとオモタけどねぇ
>>980 まあ、両国とも生真面目では世界で一、二を争っていたからなあ。
占領されたなりに、真面目に復興してしまった、と(w
> いやはや次から次へやりたい放題
戦闘攻撃ヘリで暗殺作戦を行うなんて、普通は、単なる軍オタの妄想なんですがねえ。
>>983 乙!
国防省閣下おつかれさまです!お待ちしておりました!
つか、あんたもたいへんやねえ。ヽ(^^ ) ヨシヨシ
>>「本当ですか。戦争の結果を理解していますよね。
>>この場所を支配することになることを分かっていますよね」
こうまで、警告して反対していたパウエルたんのみが現地入り。
あの記者会見ボイコットの時何をオモテタんでしょね。
何処も宮仕えとは厳しいものですなあ。
>>982 でも同じヒットマンを送り込むとして成功しても護衛や群集にミンチ確定の地上での攻撃より
アウトレンジできる分遥かにリスクの少ない手段かと。
まさか突然目の前にヘリが現れたところで護衛がガードする人物の至近距離で
対空ミサイルやRPGをぶっ放すわけにもいかないだろうし。
>>986 逆に、ヘリが飛んでいるときには、移動しないらすい。
>>981 最初から、誰を相手に戦争を始めたのかよくわからないから、終わりもわからない。
傀儡を立てて支配するつもりなら、軍事力でまず治安を完全に確保するしかないのに、
それはしない。
日本でもドイツでも、一応責任を持って降伏する政府の軍隊と警察があったので、戦
後統治の体制がCPA+IGCとは違い過ぎです。
日本が中国で汪兆銘政権を立てたときに似ている点はないですか?
イラク国防相は投降後はどこにいっちゃったんだろう。
Sultan Hashim Ahmad al-Jabburi Taiさん!みなさん心配して
いますよー