もし日本が勝っていたなら Part2.1

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15過去スレの大まかなまとめ
 日本は江戸末に長州戦争にて本州側と九州側からの挟み撃ちに成功した徳川慶喜は
奇兵隊による猛烈な反撃に遭いながらも、ぎりぎりで持ちこたえ、長州を屈服させることに成功する。
 
折りも折り。ロシアは蝦夷地が国際法的に独立国でないことに目をつけ、触手を伸ばそうとしていた。
 その後、徳川慶喜は「余は将軍後見職から征夷大将軍に就任するが、露西亜という夷敵を打たんが為
江戸及び日ノ本全ての領土と引き換えに蝦夷地をよこせ」という朝廷への要求・【上様御謀反】により大きく
歴史を変えた。
 徳川慶喜は一切の政権から身を引くことと引き換えに旧幕臣・旗本・武士・商人など望んだものを
引きつれて松前へと移転することを望んだ。
 この際、フランス型の大統領制をもくろむものの元首を天皇とし、大統領的内閣制度とする事で落ちついた・・・

 小栗上毛之介初代総理大臣のもと、徳川松前酋長家率いるアイヌ首長国連邦、薩摩の戦力を殺ぐ目的で
失脚した西郷隆盛の後ろ盾で独立が承認された琉球王国、そして大日本帝國。
 琉球の帰属を巡って争われた日清戦争、アイヌ首長国連邦陸軍が「北のベドウィン」として畏れられた
日露戦争を経て、大東亜・太平洋戦争は幕をあけた。
16過去スレの大まかなまとめ:03/05/21 22:33 ID:qBzy4+qW
開戦原因はハワイ王国における王制打倒クーデターに対する救出作戦、真珠湾奇襲であった。
 ミッドウェイで大惨敗を喫し、当時既に大日本連邦帝國の一部となっていたアイヌの呼びかけで
最高御前会議が開催。戦局は逆転していった。
 陸においては、東シナ連合義勇軍(ビルマ・タイなど)の後押しにより牟田口率いる連合陸軍が
インパール作戦を成功させベーリング海峡を島伝いに攻略していく「飛び石作戦」によって
アラスカを陥落させた。
 
 一方、ソ連はナチスドイツの侵攻を受けウラル以東にシベリア共和国を作るも更に惨敗。
 当時、既に立憲君主帝政を敷いていた満州合衆国とアイヌの肝煎りで作られたサハリンからアラスカを
望む千島・クリル列島・そしてアイヌシモリ本島を領土とする「ベーリンジア共和国」が建国された。
 チャーチルをして「海のカーテン」と呼ばせしめたベーリンジアは国民国家の概念を大きく塗り替えた。
 こうして、世界はベーリンジア委任統治領のアメリカ合衆国(亡命政府)・西アメリカ(日本委任統治)
東アメリカ(第三帝國→欧州帝國)、欧州帝國・共栄圏による冷戦時代へと入ったのである。
 近年、欧州帝国が崩壊、東西米国が統合されるなど激動が続いている。