私事で申し訳無いが、カキコ。
鼻血が止まらん!
良い具合に赤い血が漏れまくり!
錆っぽい味が口の中に広がり、鼻からは酸化鉄の臭いが…おまけに、なんかしょっぱい。
血ってこんなにも、しょっぱかったかなぁ?
塩分取り過ぎ?
>>952 無暗に鼻血出し歴20年の漏れが言うには、普通です。
因みにテッシュ箱2箱出した時は味なんぞわからなくなっていた・・・(微妙にスプラッタ?
いい機会だからその血で色紙に絵でも描いてみろ
キーボードは赤く塗れ!
956 :
名無し三等兵:03/06/11 02:03 ID:6LQVFcqw
>>953 ティッシュ2箱…スゲェでつね。
とりあえず止まりますた、いや寝てたら(血で)息が詰まって起きたんで動転しちゃいましたよ。(笑
>>954 フトンに赤いまだら模様の絵を描きました…ええ、もちろん不可効力で、です。(笑
957 :
952:03/06/11 02:07 ID:???
>956は漏れです。
>>959 スマン、携帯から今カキコしてるから、無理ぼ。
958 :
952:03/06/11 02:10 ID:???
>959じゃなくて
>>955ですた。
あと>956でsage忘れスマソ。
(前文略)
かような次第で、呉市の中でも知られざる著名人であったこの老人は、その生涯の終わりまで
常に現役の運用員長であった。
ただし、人の生命というのは、本人が望むように永遠に与えられるものではなく、彼もまたその
例外ではなかった。
読者にとっては遥か昔に思われるかもしれないが、彼が息を引き取ったのは、筆者がこの話を
取材してから数年後―第四次世界大戦が発生し、そしてあっという間に終結することで迎えた
日独冷戦の終わり、その少し前だった。
彼の葬儀は、その晩年の境遇を思うならば、異例中の異例とも断言できるほどの規模で執り行われた。
どこかで彼の逝去を聞き知った市民の有志が、誰も音頭を取らないにも関わらず、各々の経済
状態に相応しい浄財を、彼の魂を慰めるべく持ち寄ったためである。
読者が聞けば驚くほどであろうその浄財を惜しみなく投入された葬儀には、どこからともなく、あらゆる
階層の人々が参列した。彼の職業に縁のあった人間も、そうでない人間も。
人の善意、その具現ともいうべきその葬儀がしめやかに執り行われた後、数ヶ月経過してから、
街に奇妙な噂が流れた。
―運用員長は、死んでなどいない。彼は今も呉の街で、最後の一人まで救おうとしている―
これだけならば、よくある話―人の願望を奇妙な形で表した話にも聞こえるが、この話に限ってそうした
解釈が正しくない可能性を指摘するためにも、ここで一つの事例を挙げねばならない。
199X年夏、日本各地で猛威を振るった台風X号。
呉市がその進路上にあり、当然の帰結として様々な被害をこの街が蒙ったことは記憶に新しいだろう。
その台風によって、呉市某所の住宅街が土砂崩れに見舞われたとき、幾人かの住民が行方不明となった。
消防、警察、軍の決死の活動により、殆どの住民は救助されたものの、たった一人、このとき6歳だった在日
ユダヤ人の少女の消息だけがなおも不明であった。
台風はますます猛威を振るい、河川の氾濫も今や危険を覚えるレベルにまでなりつつある。
救助部隊の隊員は、絶望的な気分を抱きつつ、いつ発令されるやも知れぬ撤退命令を覚悟しながらも、
なお諦めずに救助活動を継続していた。
>>960 と、そのとき。
救助活動に当たっていた一人の隊員―海軍から派遣された2等水兵だった―が、いきなり持ち場を
離れて駆け出し、当初の判断では「そこに要救助者がいる可能性はきわめて低い」とされていた
地点を猛然と掘り返したのだ。
明確極まりない命令違反。水兵の上官は、叱責すべく彼のもとに駈けより、一喝した。
貴様、なにをしている。そこには誰も。
だが、水兵は必死の形相で、あろうことか上官に怒鳴り返したのだ。
ここです。ここに女の子はいます。間違いありません。
そのあまりの決意を秘めた顔に上官がたじろぐ間にも、彼は一層熱心に土砂の山を掘り返す。
そして、彼はついに少女を発見した。土砂の中に、頑丈極まりないシェルター―洋服箪笥の中に身体を
折り曲げて。
あとでわかったことだが、少女は土砂崩れが発生したとき、咄嗟に部屋の中にあった洋服箪笥に
飛び込み、そのまま箪笥ごと家から押し流され、当初の見積もりと遥かにかけ離れた地点に生き埋め
となっていたのだ。
かくして最後の一人は助け出され、水兵は些細な叱責だけを請けることとなった。
事実関係だけを述べるならば、この話は以上で終わりである。
だが、最後に、水兵と少女の証言を要約しておく。これを読まれた貴方に、不可思議な存在について
ほんの少しでも思いを馳せてもらえるだろうか。
某2等水兵
「作業中、突然耳元で誰かが怒鳴ったのであります。
『バカモノ、子供はそっちにはおらん。こっちだ!貴様も水兵なら、さっさと助けださんか!』と。
それから先は、正直何がなんだか、自分にもわかりません・・・・・・」
在日ユダヤ人少女
「もうだめかな、と何回もおもったけれど、そのたびに耳元で優しいおじいさんの声がしたの。
『おじょうちゃん。もう少しだ。おじょうちゃんが最後の一人。もうすぐ助けがくるからね』
見たことのないおじいさんだったけど・・・・すごく、優しくて、頼りになる声だった」
即興で書いてみました。矛盾がちらほら目につきますが、ご勘弁を。
運用員長・・・。・゚・(ノД`)・゚・。。
馬鹿野郎! 夜中にマジ泣かせんじゃねえよ!
(。´Д⊂) ウワァァァン!!
朝っぱらから運用員長で・・・ゴ,ゴルァ(´Д⊂
ボートを漕ぐ音じゃなくて良かったね。
ふと思ったが、現実のアメリカみたいに、
退役戦艦がそれぞれの土地にちなんだ場所に記念艦として
繋留されるとかあるんだろうか。
高千穂・穂高はまだ保管艦かもしれないけど、
土佐とか尾張とかは保存されてるような気がする‥
湾岸新区征独町の征独公園に繋留されてるのはなんだったっけ?
武蔵タン
畝傍。サイゴーさんと一緒に帰ってくる。
シグアッコーの旗艦ウナ・ハーマ
>>972 シグァ・クォーじゃなかったか?
ナンシーゴードンだろ
スマンうろ覚えでかいちゃった。・゚・(ノД`)・゚・。。
でも、アレを知ってる人がいたとは・・・
個人的には、あの脳みそ戦艦が好きなんだが
(前文略)
ところで、筆者は数多の都市伝説を取材し、あるいは見聞してきたが、その過程は常に第3者的
視点からではなく、時に筆者がまさにその当事者としてかかわりを持ったものも少なからずあった。
本書の新書版を上梓したときは、それらの体験談は紙面の都合上割愛せざるを得なかったが、
このたび文庫版の出版というまたとない機会を得たため、その中でも特に印象深い後日談という
べきエピソードについてご紹介させていただこう。
201X年、筆者がとある出版社からの依頼によって瀬戸内海の市町村を取材していたときの話である。
筆者は、取材旅行の一環として呉市に赴き、ひととおりなすべきことを終えた後、ふと思い立って
同市某所にある墓地へと足を向けた。
その墓所の片隅、よく手入れされた一角に、本書の登場人物の一人である"運用員長"が眠っている
ためである。(「最後の一人まで―ある海軍軍人の決意―(本書150頁)」参照)
私が著述家として世に出るきっかけとなった本書、その中でも特に印象深かった彼のことが、あれから
何十年と経ったこの時、ふと思い出されたからである。
見晴らしはよいが、それゆえたどり着くことが極めて困難な―少なくとも、都会育ちの筆者にとっては―
山地にある墓所にたどり着いたとき、運用員長の眠る場所に一人のうら若き女性が立ち尽くしているのを
筆者は目撃した。
年のころは20代始めだろうか。今時の若者らしく金色に染めた髪に、絶滅した装いともいうべき白い
ブラウスと紺のスカートのその女性は、筆者が近づくのも気にとめず、ただひたすらに運用員長の墓石に
向かってじっと手を合わせ、瞑目していた。
近寄ってみると、その女性は髪を金髪に染めていたのではなく、地毛が金髪―つまり、外国人女性であると
わかった。
「失礼ですが・・・・・」
筆者が思わずその女性に声をかけた理由は、まさに彼女が外国人―白人であったためだ。
>>976 運用員長の生涯と、外国人女性。それだけで、筆者の心には閃くものがあった。もしや、この女性は。
黙祷を破られ、訝る彼女に名刺を渡して自己紹介し、ここに来た経緯を説明すると、彼女はわずかに
目を見開いた。筆者は尋ねた。
「もしかすると、あなたは台風X号が呉を襲ったとき、生き埋めになりかけた?」
女性は、いくらかためらいがちに、しかしはっきりと首を縦に振った。
私が彼女―ファイナから聞いた話をここでくどくどしく再現する必要はあるまい。
よって、簡単に纏めることとしよう。
ファイナは、運用員長によって(そう表現しても誤りではあるまい)九死に一生を得た後、刻苦勉励に励み、
このたびめでたく消防士試験に合格し、呉市消防局に配属となったのだという。
我が祖国が、しばらく前から実施していた在日外国人に対する公務員試験受験資格の付与、その恩恵を
うけた形の彼女は、念願かなって呉市の安寧を保つ職を拝命した後、ここに訪れたのだという。
「なぜ、ここに?」
尋ねる私に、ファイナは元気な笑みと共に答えた。
「私を助けてくれたのは、勇敢な水兵さんと、優しくて頼りになる運用員長さんですから。
水兵さん―今は海曹さんでしたけど―と、運用員長さんにお礼を言うのは当然じゃないですか」
彼女が生まれて間もないころにこの世を去った運用員長の話は、両親から何度も聞かされたという。
だが、ファイナ自身は、運用員長に対する感謝を一日足りとも忘れたことはなかったにも関わらず、
今日、初めて運用員長の墓前に来たのだという。
「だって、運用員長さんにお会いするのは、私がその恩返しをできる人間だってことを証明できる
ようになってからだと思ってましたから」
本書にも収録した通り、運用員長の"声"によって命を救われた呉市民の数は何十人にも登る。
その中で、こうして彼の遺志―最後の一人まで、必ず助け出す―を受け継ぎ、現実のものと
するべく日夜研鑚をたゆまないファイナのような人間もいる。
60年以上前にたった一人のユダヤ人少女を助けそこなったことから、永遠の任務に精励すること
となった運用員長。もしも彼がファイナのことを知れば、きっと心から満足することだろう。
978 :
名無し三等兵:03/06/11 22:44 ID:bMaMhFJz
979 :
名無し三等兵:03/06/11 22:52 ID:NXcS5B45
運用員長━━━━━━━━━━━━。
>>960-
>>991 わしも涙ぐんでしまった
ほんのちょっぴりなんだけどね
まいるなあ
運用長ものは悲しいので
ここらへんで
「ボートを漕ぐ音」
で書いてくれないか?
皆様こんばんは。
先日と本日に分けて運用員長ものをアップさせていただきました者でございます。
次スレがたったことにより、このスレは役目を終えたものと判断させていただきましたので、
即興でRSBC世界のサイドストーリーをアップさせていただきました。
個人的には、いくつかの表記間違いと矛盾が気になるところではありますが、
何人かの方にはお気に召していただいたようで、こちらもほっと胸をなでおろしております。
また、次スレが950を超えたときに何かしらアップさせていただきたく思いますので、
どうかよろしくお願いいたします。
(ちなみに、普段は別板で妄想ヨタ話をアップさせて頂いております)
>>981さん
うーん・・・・・それはなかなか難しいですね。
ですが、何かしら考えてみたいと思います。
(このスレでアップさせていただけるかどうかはわかりませんが)
983 :
名無し三等兵:03/06/12 00:00 ID:Iot7vt2J
>>972,973
ナンシー・サイ・ゴードンでは?
漏れは、アナーキーな弘法大師様のファンです。
地球連邦の弘法も筆の誤り
>>982 もしかしてAC04のSSとか書いてませんでした?
>>982 まさかとは思いますが・・・・某日記スレの職人さんですか?
>>985さん、
>>986さん
いえ、その2つに心当たりはございません。
普段出入りしております板は漫画サロン板ですので。
あと、軍事板でもいくつかのスレで長めの話をアップさせて頂いておりました。
(いずれも未完のままですが・・・・・・いずれはなんとかして完結にもってい
きたいものです)
それでは、このスレもまもなく1000になるかと思われますので、ここらで
私は消えることといたします。
ではまた、次のスレで950を超えたあたりに。
マタネ(・∀・)シ
征途の文庫版
クロコダイル
皇国
と立て続けに出るに「違い無い」からシバシの別れですなななななんあなんあんsdfk
(PAM!PAM!PAM!
989 :
973:03/06/12 00:51 ID:???
>983
フルネームだと、 ナンシー・サイモン・ゴードン
通常ミドルネームは省略されるっことも多いし、その略だとネタがすぐばれそうだったから。
991 :
985:03/06/12 01:24 ID:???
>>987 そうですか、人違いをしてしまったようで失礼致しました。
とりあえずは、次回作を心から楽しみにしております。
>>990 恥ずかしながら、実はアレ(「最○○務」)書いたのはマジで俺です。
ご存じかとは思いますが、あのあと該当スレから逃げちゃったんで、
すっかりあちらはご無沙汰なんですが。
今スレの"外伝担当"氏は、あのスレでインタビュー風の作品を何作も
アップしておられた方かと思ったんですが、人違いでした……。
まさか筆の誤りを読んだ人がこんなにいるとは・・・・
1000
そろそろ梅るか。
梅
梅梅
梅梅梅
1000取ったのはじめて。
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。