テスト
また狂者がテロを起こさねばよいが。糖尿ヒゲオヤジの取り巻きとか。
>>97 ◆[アルカイダ] カラチの米領事館に小型機テロ計画 米国内に警告
【ワシントン中島哲夫】2日のAP通信などによると、米国とパキスタンの
関係当局は最近、テロ組織「アルカイダ」がパキスタンのカラチにある米領事館を
小型航空機で自爆攻撃する計画を進めていたことを突き止めた。
米国土安全保障省は1日、米国内で同種の攻撃が起きる可能性があると警告を発した。
同通信によると、テロ計画は固定翼の小型飛行機かヘリコプターに爆弾を積み、
米領事館に突っ込むという内容。カラチで4月末、アルカイダのメンバー6人が
逮捕されたことから発覚。約150キロの爆薬や各種武器も押収された。
[毎日新聞5月3日]
99 :
533:03/05/04 22:08 ID:/vLh9GFV
アフガン:
タリバン幹部、米国への聖戦を強調
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030505k0000m030086000c.html 【イスラマバード西尾英之】01年の米軍によるアフガニスタン攻撃で
崩壊したタリバン政権の指導者オマル師の側近だった、モハメド・ハッサ
ン・ラフマニ元カンダハル州知事が4日、ロイター通信の電話インタビュ
ーに応じ、「米国とその手先に対するジハード(聖戦)を継続する」と強調
した。
ラフマニ氏は「聖戦を続けるのは、米軍がアフガンを占領しているから
だ」と主張。カルザイ大統領については「大統領ではなく、米国の官吏、
北部同盟のおもちゃに過ぎない」と強く非難した。
ラフマニ氏はタリバンの本拠地だったカンダハル州知事を政権崩壊ま
で務め、その後消息不明となっていた。インタビューは衛星電話によって
行われたが、元知事は現在の居場所は明かさなかった。
100 :
533:03/05/04 22:08 ID:/vLh9GFV
米国のラムズフェルド国防長官は1日、カブールを訪問しアフガンでの
大規模な戦闘の終結を宣言。しかしタリバンやウサマ・ビンラディン氏の
組織「アルカイダ」の残存勢力などは、米軍のアフガン駐留やイラク攻撃
に反発を強めており、米軍や外国人、アフガン政府軍に対するテロ攻撃
がひん発している。
[毎日新聞5月4日] ( 2003-05-04-21:35 )
#タリバンやアルカイダの攻撃目標はこれまでも主として駐留米軍や
ISAFなどの外国勢力ですが、一般アフガン人にとっては、言ってみれば
米軍は「避雷針」とも言えるのではないか。米軍が国境地帯でタリバンを
引き付け、両者が互いに戦っている間に、国の大部分では復興に邁進
するとか。
タリバンの声明に対するツッコミですが。
長倉洋海写真展&講演会
・写真展では「獅子よ瞑れ」の見本展示、およびビデオ上映。
ラバニ政権発足直後、ヘクマチアル派との内戦直後のカブールを長倉氏が
取材した、当時のNHKの番組のビデオ録画を見れたのはラッキー。
以下、ビデオ内容。
・文字通り不眠不休で陳情者と面会するマスード。
国防省の建物の前に、群れをなす陳情者。
殆ど流れ作業で陳情をこなすしかない状況が見て取れた。
以前、どこかのTV局で、カルザイ政権に陳情に訪れたのに、会って
もらえなかったと不満をこぼす長老の話を報じていたニュースがあったが、
このビデオを見ていると、「全部こなすのは無理だろう」と思えてしまう。
・ナジブラーの軍事パレード。民族衣装姿の女性兵士までが動員されている
様子が、サダム・フセインの軍事パレードそっくりだったので失笑。
・抗ソ戦時代の映像。トランシーバー(時代だなあ……)で最前線と
連絡を取るマスード。マスード軍の、たった1門の「スターリンの
オルガン」の砲撃。着弾観測班は、建物の影に隠れておっかなびっくり
様子を伺う、たった一人のムジャヒッディーン。
こういう映像を見ていると、RMAできる国が羨ましくなる。
・砲撃しながら、歩兵が前身しながら、アッラー・アクバル!を連呼する
マスード軍。
・地下豪で蝋燭の明かりを頼りに、書類に目を通すマスード(これは
写真集にも出てくる)。彼はその書類を見て、「この書類は
デタラメだ!」と怒り、使途不明金について司令官を問い質し、
ビンタを繰り返す。
・「イスラーム政権になってから、チャドリをつけるようになった」と
話す、カブールの女性。30歳くらい。
・うっじゃうっじゃ人がいる市場。抗ソ戦が終わって、値下がりする物価。
ここに後にヘクマチアール派が砲撃したのだと考えると……。
・モノクロの1969年頃のアフガン(カブール?)の映像。15秒ほどしか
なかったのが残念。
・マスードによる市街戦停戦の調停。市街戦の始まりは、軍閥の
司令官が、対立軍閥の権門所を無視して通りすぎようとし、検問所の
兵士がロケット弾(!)で威嚇射撃しようとしたところ、それが命中して
しまったことから、という些細なもの。
今日の軍閥同士の小競り合いの原因を彷彿とさせるようで、苦笑するしか
なし。
・ラバニ大統領が要人と昼食会をしている間も、市街戦の状況について
カブールと連絡をとるマスード(これ、停戦斡旋の前だったな……)。
長倉氏がラバニに不信感を抱いている様子が、氏の本に垣間見ることが
できるが、それはこうした光景を見たからかも。
・激務の合間に、長倉氏のインタビューに応じるマスード。
「戦争が終わったら、貿易の仕事をしたい」という例の発言も
このときに出てくる。
んで、やっと講演会の話↓
申し訳なし。時間がかかりそうなので、講演会自体の話はまた後刻ということで…。
メルマガ情報です。
軍 事 情 報 第118号
2003年5月5日
http://www51.tok2.com/home/okigunnji/ ●独立国家共同体(CIS)集団安全保障条約に加盟する、ロシア、カザフス
タン、タジキスタン、ベラルーシ、キルギス、アルメニアの6カ国は28日、
タジキスタンの首都ドゥシャンベで首脳会談を行い、国際テロの脅威に対抗す
る緊急展開部隊を創設する事で合意しました。
→04年初めまでに統合司令部を設立するということです。
#この地域での、最も有効なイスラーム過激原理主義テロ対策は、実は
民主化なんですけどね……。
おとといあたりインドかパキスタンでテロが起きたらしいのですが知ってる方いますか?
強固な意志を持って印パ和平を妨害しようとしている奴がいるのでしょうか。
で、長倉講演会の話です。やっと。
・白に黒ストライプのシャツ、ジーンズ、毛糸キャップという姿で登場。
ちょいとした、昔の囚人コントの登場人物ふう。
・不発弾を持ち返った毎日新聞の記者は、戦争は酷いものだという
頭の中での理解はあったが、皮膚感覚として戦争は痛みだと分かって
いなかったのではないか。
自分(長倉氏)も皮膚感覚で分かってはいなかった頃、マルコス追放直後の、
荒らされたマラカニアン宮殿で、ふと、未使用の弾丸を持ち帰ろうとした
ことがある。
・そういった痛みが分かってきたので、これまでは戦争を撮ろうと
してきたが、ここ4〜5年、アフガン人が本当に愛しているもの、
美しい国土や家族や子供達を撮るようになった。
・マスードは、アフガンのことは自分達で決めたいと言っていた。
外国勢力の介入の排除だけを望んでいた。
マスードについてはもちろん批判もある。時代が変わると共に
評価も様々に変わった。抗ソ戦のヒーロー、軍閥、戦いを長引かせた……。
しかしマスードは最初に知った頃から少しも変わっていない。
世の中のほうがコロコロ変わっただけだ。
以下、スライドを見ながらのトーク。
・アイスクリームが溶けるのも忘れ、インド映画に見入る子供。
・「それ以外で商売しようがない」と、地雷が埋まっているかもしれない
土地を、早くも耕し始めた農民。
・カブール、マクロヤン団地の壁一面の弾痕。
・ショモリー平原。タリバンはマスード軍支持者の多いこの土地で、
焦土戦を行い、難民がパンシール渓谷に押し寄せた。
最大10万人の難民がいた。このキャンプには援助は殆ど全く届かなかった。
タリバーンが封鎖して、援助がいかないようにしたからだ。
隙を縫って国連の援助が2回だけ来、それぞれ各世帯に40kgを配った。
3年間の間に届いた援助はその80kgだけだ。
今は難民キャンプには誰もいない。皆、ショモリーへ帰った。
学校は長い間難民宿舎になっていて使えなかったが、やっと再開された。
他に、壊れたレストランを使っている学校もある。
この学校は未公認なので、ユニセフの支援は受けられていない。
一切、教師の手弁当。
カブールのレストランで営業時間終了後、ただで食事させてもらっている
貧しい子供達。アフガンには、このように周りから助けてもらって
生き延びた子供が大勢いる。
医者になりたいという子供が多いのも、周りには医者がいない、だから
自分が医者になって助けたいというのが動機。それは、その子供も
誰かから助けてもらったことがあるから。
パンジールで難民を助けたのも、そうした助けるという精神。
・ショモリーを失った頃が、マスードの一番苦しかったときで、顔も一番
老けた。
死ぬ1年くらい前に、マスードは爆発で死ぬ夢を見たそうで、子供に、
1本の木を指し、自分が死んだら、パンジールを一望できるあの木の
根本に埋めてくれと言ったそうだ。
しかし、墓は現在そこにはない。墓参りしやすいよう、別の場所に
埋葬されている。
タリバーン戦争はよく民族対立が強調される。
しかしマスードは非レイシストだった。
・バーミヤンの写真。
「バーミヤン石仏は自ら崩れ落ちた」と言う人間がいるが、感傷的過ぎる。
そんな破壊活動をするグループが君臨していた下で生きる人のことにも
思いを寄せるべき。
・カルザイ政権はおおむね評価されている。
米軍が今なお戦闘を続けている南部では反米感情があるが、他の地域では
それほどでもない。
・緑が少ないので、それゆえにアフガン人は緑を愛している。
刺繍や車の飾りに花柄が多いのも、それゆえ。
・パンジールから徒歩で4日のところに市が立つ。週2回。
ここで日用雑貨品なども買っていく。
タリバーンがこの市場を爆撃し、50人が死んだことがある。
市場が立つ日を意図的に狙ったらしい。
アフガン人が同じアフガン人の、市場の人間を狙うなんて信じられない、
アフガン人ではなく、外国人兵の仕業だろう、とも。
抗ソ戦の頃、共産政府軍機は同じアフガン人を爆撃しようとせず、
山に投弾して帰ったということも何度かあった。
生活インフラが攻撃されるようになったのは、タリバーンに外国人兵士が
流入したせいではないか。
・表情にメリハリがあったマスード。
・珍しく、自分が写真を撮る側に回っているマスード。
マスードと一緒に写真に映りたがる者が多いので、マスードは撮られる側に
なることが多かった。
・MSF(国境のない医師団)は凄い。世界がアフガンに目を向けていない
ときも、ずっと活動していた。
NGOの中にも、メディアがスポットを当てている場所にしか行かない、
インチキなものも当然あるが、MSFは、
「アフガン政府がちゃんと自前で医療活動できるようになるまでは、
この地に留まる」という。
・質問コーナー。係員がではなく、自分でテーブルを動かして、望みの
位置に持ってくる長倉氏。
・質問「アフガンの治安は今、どうなっているのか?」
答え。長倉氏自身は、この1年は講演会回りのため、アフガンには
行っていないが、共同通信社の安井女史によると、イラク戦争の後は
悪化した、という。サウジやパキスタンは、「イラクの次は俺かも」と
恐れているから。これらの国がアルカイダを支援したことは明白。
そこで攻撃の矛先が自分達のほうへは向かないよう、アフガンの復興を
妨害している、とか。
赤十字職員が襲われ、1名が死亡したとき、テロリスト達は、アフガン人
職員に向かい、「外人とは仕事をするな」
南部以外では、再建はゆったり進んでいる。
内戦が収まるまでに実に22年かかった。同じくらいの時間が復興にかかる
だろう。
マスードはパキスタンに3年亡命していた時期があるが、その間に、
パキスタンは自分達を道具としてしか見ていないことを悟った。
そこで帰国後、彼はパキスタンとの距離を置いたので、抗ソ戦の間も
冷遇され続けた。
パキスタン治安諜報機関ISIは国家内国家を作っている。
その幹部は言った。
「アフガンの不安定は、パキスタンにとっての国益だ」と。
地政学的には「正しい」戦略だが。
パキスタンが何もしなければ、アフガンには平和は来る。
アフガン人は本当に誰もが平和を願っている。
彼らは戦争を痛みとして、皮膚感覚で捉えている。
世界が関心を持ってくれていることが、彼らの希望だ。
「日本が金を出す必要はない」などと言う人がいるが、
困っている人に肩を貸すような援助をして欲しい。
日本のゼネコンの人間を現地で見かけたが、
技術も金も現地に落ちない、ヒモツキ援助ではダメだ。
肩を貸すような援助をすれば、日本もそこから逆に学ぶことがあるだろう。
「貧しいからテロを起こした」という人がいるが(レス者注:あの医師だな…)、
貧しい人は懸命に生きており、人のせいにしたり、人の悪口を言ったりしても、
何も変わらないことを知っている。
人の助けがあって生きていけることも知っている。
人と一緒に生きている人は、他人を爆破したりはしない。
ジハードとは、自分の愚かなところと戦うということだ。
タリバーンは、自分の理想を力づくで押しつけた。
その点については間違っているとはっきり言える。
軍閥は10年間、自分がこの国をとってやろうと戦ってきた。
しかし誰もそれを果たせなかった。
現在の軍閥は、縄張り争いのために戦っている。
軍閥の戦闘理由に、そんな質的変化が起こっている。
武器を置いたというだけでも(これまでの戦いの連続だった歴史を考えれば)
凄い事だ。
・テヘランで、911犠牲者追悼の為の集会に五千人が集まった。
メディアの目線はそういうところへは向かない。
未来のない報道はしてほしくない。
コソボでも、口も聞きたくないと言っていた連中が、1年後には平気で話を
していた。
ハマスは、行政がやらない福祉をやるから支持されているので、テロを
やるからではない。
しかしメディアは反米デモを支持する人を探し出して記事を書く。
記者は、取材を短期間で終えなければならないため、出発前には既に記事を
作っており、その記事に合う人間なり事象なりを現地で探し出しているに
過ぎない。
デモの行われている路地裏では、普通に主婦が洗濯しており、そういう
人々は平和を望んでいる。
人が生きるということは多面的であり、メディアは単相的になる傾向がある。
115 :
終わり:03/05/05 23:00 ID:???
・イランの女性ジャーナリストが、マスードについての本を執筆中。
邦訳も出版される、とか。
#なお、上のレスには、順番が入れ替わっているところや、別々の
スライドや質問に関する発言を一つにまとめたところもあります。
また、短いメモと記憶とに頼って書いているので、間違っているところが
あれば御指摘ください。
>>106 うーん、インド国防ニュース・サイトを見れば、何か載ってるかも。
とりあえず、今日はもうご容赦ください。タイプ疲れ。
>>113 おお! Thanks!!
117 :
m:03/05/05 23:03 ID:YnrQ3YO6
118 :
533:03/05/06 19:40 ID:XELTe2RW
>>101 お疲れさまでした。
長倉さんの現状理解には同感です。とくに「未来のない報道はしてほしく
ない」と言うところには共感します。私もこの国の将来の発展の芽生えを
見つけていきたいと思います。
119 :
533:03/05/06 19:40 ID:XELTe2RW
120 :
533:03/05/06 19:41 ID:XELTe2RW
バジパイ氏の訪問に引き続いて、分離主義者による突然の暴力の大波
があったが、ここ数か月間は比較的平穏だっただけに鋭い対照をなした。
カシミール・ウォッチャーは、これらの攻撃はパキスタン政府がほとんど
制御できないグループが起こしたものだと述べている。
カシミールの主要な武装集団であるヒズブル・ムジャヒディンの内紛によ
って、他の集団にも活動の余地が開けたが、それらの多くはアルカイダ
などの汎イスラム主義集団と関係があると疑われている。
カシミールのジャーナリスト、ムザミル・ジャリールは、これらの集団は平
和にはほとんど興味がない、それは彼らがカシミールでの闘争を全地球
的な汎イスラム運動の一環と考えているからだと述べた。
(後略)
121 :
533:03/05/06 20:13 ID:XELTe2RW
イスラムはアフガニスタンの唯一の法源
http://www.afgha.com/?af=article&sid=32846 インデペンデント・バングラデシュ
2003年5月4日
5月3日、最高裁副長官のアーマド・マナウィは、アフガニスタンにおける
唯一の法源はイスラムのシャリア法であると宣言した。
「アフガニスタンの唯一の法の源はイスラムのシャリア法である」マナウィ
は先週の金曜、全国から集まった75名のイスラム指導者による評議会の
主要勧告書の概要についてこう述べた。
3日にわたる評議会またはシューラは最高裁が組織したもので、水曜に
終了した。
122 :
533:03/05/06 20:13 ID:XELTe2RW
1つの委員会が現在、先月に完成した新憲法の草案を吟味しているとこ
ろである。委員たちは新憲法に対する一般の意見を集めるための情報
周知と協議のキャンペーンも行っている。この新憲法は現在の1964年
憲法を置き換えることになっている。
西側の数か国はイスラム法にもとづいた憲法と法制度ができる見通し
であることに心配を表明している。「イスラムは女性の教育および政治
生活への参加を保証している。しかし女性たちはイスラムのマナーに
従った身なりをし、ヒジャブ(スカーフ)の着用を守らなければならない」
マナウィによれば評議会はこのように決定した。
女性たちはヒジャブの下は顔、手、足を除く体をすべて包まなければな
らない。
123 :
533:03/05/06 20:13 ID:XELTe2RW
打倒されたタリバン体制のもとでは、女性は全身を包む「ブルカ」の着用
を強制され、さもなければ宗教警察に罰せられる危険があった。テレビも
禁止され、メディアは厳しく検閲された。
「イスラムの価値観はメディアにおいても考慮されなければならない。も
し報道機関がイスラム法に照らして罪と考えられるものを公開したならば、
それは犯罪者とみなされ、尋問を受けるだろう」と彼は述べた。評議会は、
他の宗教の信者は法に従い自由に信仰活動を行うことができると述べ
た。
#最高裁は保守的ですが、今度できる新憲法がどのくらいイスラム的な
のかはまだよく判りません。以前の報道では4割ぐらいがシャリアに基づ
いていると言われていたように記憶しています。これについては、保守派
はもっと全面的にイスラム的であるべきだと主張したとか。
◆米、ミャンマー民主化の現状に強い不満(読売)
【ワシントン=菱沼隆雄】バウチャー米国務省報道官は6日、ミャンマーの民主化
運動指導者アウン・サン・スー・チーさんが自宅軟禁を解除され1年がたったことを
受けて談話を発表し、「ミャンマー軍政・国家平和発展評議会(SPDC)は
野党との国民和解に向けた実質的な対話を進める姿勢を示していない」とし、
民主化に後ろ向きなSPDCの対応に強い不満を表明した。
「SPDCは国民を不当に圧迫し続け、スー・チーさんの遊説や党活動も
制限している」とも批判した。
これに関し、パウエル国務長官は4月30日の上院外交問題小委員会の公聴会で、
6月にカンボジアで開かれる東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議で懸念を
伝える意向を示しているほか、マシュー・ディリー国務次官補代理(東アジア・
太平洋担当)も別の公聴会で、「(国民和解に向けた)実質的な進展がこれ以上
なければ、国際社会と協力し、追加制裁か、新たな方策を検討せざるをえなくなる
だろう」と述べた。
>>125 麻薬製造の大立者だったクンサーの逮捕以来、ミャンマーの軍事政権を積極的に支持し続ける必要が減ったからなあ…。
来るべき時が来たということだな。
上の長倉講演会の話の関連ですが、パキスタンISIが国家内国家を作っていると
いうのは、事実のようです。
http://www.netlaputa.ne.jp/~kagumi/articles01/0110-2.html >パキスタンの真の権力は、モハメド・アジズ将軍の掌中にある。
>ムシャラフ参謀総長の副官という肩書きでクーデタの鍵を握った人物だ。
>その後、彼はラホール地方の司令官に任じられた。インド出身でウルドゥー語を
>話すムシャラフ将軍は、パキスタン国内に何の民族的基盤も持っていない。
>一方、アジズ将軍は、パキスタンの有力地方の言語、パンジャブ語を話す。
>また、信仰心が厚く勇猛なことで知られ、人口7万5000人を数える部族スダンの
>指導者の一人でもある。カシミール地方のパキスタン側、プーンチ地区で実権を
>握っているのが、このスダンである。
また、タリバン秘密警察との繋がりや、カシミール和平の妨害などについても
述べられています。
しかし、インドもしたたかだね(最後の3行)
◆インドが初の国産空対空ミサイルの発射実験
【ブバネーシュワル(インド)9日】インド当局者によると、インドは
このほど東部のオリッサ州にあるチャンディプール実験場(ITR)で、
同国初の国産空対空戦術ミサイル「アストラ」の発射実験を行った。
ITR当局者によると、アストラは個体推進型で、射程は25キロから
40キロ。地上の固定発射機からブースターエンジンの助けを借りて
発射された。
同ミサイルはインドの統合誘導ミサイル開発計画の一部。
今回は初めての実験で、数日中に新たな実験が予定されている。
今回の実験は、インドとパキスタンの間で最近活発化している関係改善への
動きを協議するためアーミテージ米国務副長官がインドを訪れる数時間前に
行われた。〔AFP=時事〕
http://sports2.2ch.net/test/read.cgi/iraq/1050588391/179での拾い物 化学物質で5人死亡か アフガンでケシ畑に散布
【イスラマバード9日共同】アフガン・イスラム通信は9日、
アフガニスタン東部の農民の話として、
ケシ畑撲滅のため散布された化学物質に果物が汚染され、
これを食べた子ども4人を含む5人が死亡したと報じた。
ナンガルハル州のコギャニ地区でケシを栽培するアブドル・カディールさんによると、
数日前、ケシ畑の上空を黒い航空機が低空で飛び、刺激臭が漂った。
ケシと果樹園の果物が枯れ始め、その果物を食べた女性と、
別の村に住む子ども4人が死亡したという。
カディールさんは米国の航空機だったとし、
「搭乗員が地上の写真を撮っていた」と語った。
アフガン政府はケシを栽培する農家に対し、
「麻薬撲滅で政府に協力しなければケシ畑に化学物質を散布する」と警告していた。
(共同通信)
◆インド、パキスタンとの国交正常化に慎重姿勢(読売)
【ニューデリー=佐藤浅伸】米国のアーミテージ国務副長官は9日夜、
ニューデリー入りし、10日、インドのバジパイ首相、アドバニ副首相らと会談した。
副長官が一連の会談で、印パ関係正常化に向けた一層の取り組みを促したのに対し、
インド側は、パキスタンに拠点を置くイスラム過激派による「越境テロ」の終止と
軍事施設の解体が重要として慎重に関係修復を図る考えを伝えた。
#インド側の条件は、パキスタンにはどれも容易には飲めないものばかりなんですが……。
>>129 情報ありがとうございます。
さっそくそのサイトを見てみます。
133 :
533:03/05/11 15:14 ID:???
◆パキスタンのタリバーン化についての分析
http://www.ide.go.jp/Japanese/Publish/Topics/pdf/44_02syo.pdf ・ジアー将軍は民主化を抑える手段としてイスラーム化を促進、アフガンの
対ソ紛争がそれに拍車をかけた。
1980年代に軍人になった若者の多くは、イスラーム原理主義活動家となっている。
・パシュトゥーン・ベルトや都市に多く住む貧困層のパシュトゥーン人を通じ、
タリバーン思想が浸透している。
・パキスタン総人口1 億45 0 0 万の53 %以上を占め、パキスタンを種々の
面で主導してきたパンジャービー民族の青年達にも「ターリバーン化」している者が
少なくないという。
>>134 うわっ。毒を使いこなそうとして、毒にしっぺ返しを喰うか。
火遊びは火事の元だなあ。
◆チェチェンの役所に爆弾トラック、少なくとも30人死亡、70人以上負傷
【モスクワ12日】ロシア・チェチェン共和国で12日午前、首都グロズヌイの北に
あるズナメンスコエの村の役所のビルが爆弾を積んだ1台のトラックで爆破される
事件が発生、少なくとも30人が死亡し、70人以上が負傷した、と地元当局者が
RIAノーボスチ通信に語った。チェチェン共和国ナドテレチヌイ地区の
最高責任者であるスルタン・アフメトハノフ氏はチェチェンからの電話で同通信に
対し、救助隊が犠牲者の捜索を続けているところであり、死者数は増える可能性が
あると述べた。
インタファクス通信によれば、チェチェンのロシア派の政権を率いるアフマド・
カドイロフ氏は、役所のビルには地元警察やロシア連邦保安局(FSB)も入居して
おり、近くの少なくとも5つの建物も全壊したと語った。カドイロフ氏によれば、
少なくとも16人が死亡し、多数が負傷したという。
チェチェン共和国では先月、ミニバスが攻撃を受け、16人が死亡する事件が
発生している。この事件では、分離独立派の反政府組織が犯行を名乗り出ている。
昨年12月27日には反政府ゲリラが爆弾を満載した自動車2台でグロズヌイの
チェチェン政府ビルに突っ込み、約80人が死亡する事件が起きている。
〔AFP=時事〕
#ベイルートの米海兵隊駐屯地に突っ込んだ事件とそっくりなんですが……
◎パキスタンの核開発の父と接触か=アルカイダ第3の幹部−米誌
【ニューヨーク11日時事】12日発売の米誌タイム最新号は、3月に
パキスタンで逮捕されたテロ組織アルカイダの第3の最高幹部ハリド・
シェイク・モハメド容疑者が、パキスタンで「核開発の父」と呼ばれる
アブドル・カーン博士と接触していた可能性を示す情報を米情報機関が
つかんでいると報じた。
#こりゃ本当に、長倉氏が言っていた「イラクの次はパキスタンかも?と
パキスタンは恐れている」が現実になるかも……。
138 :
533:03/05/13 20:24 ID:0ikd2zqN
カルザイが一部タリバンへの特赦を発表、抗議デモあり(ロイター)
http://www.afgha.com/?af=article&sid=33085 数百名のアフガン人がカルザイ大統領のタリバン政策に抗議
ロイター 2003年5月11日
カブール(ロイター)―ハミド・カルザイ大統領がタリバンの一部メンバー
に特赦を行うと発表したのに抗議して、数百人のアフガン人がカブール
で日曜にデモを行った。
この特赦の申し出は先月に聖職者との会合の席上で行われたが、デモ
参加者はこれを「国家的裏切り」と呼んだ。カルザイはその席で、これは
23年におよぶ内戦をへたアフガニスタンを再統合するのが目的であり、
「アフガン人の血で手が汚れていない」タリバン構成員だけを対象とする
と述べた。特赦の対象には元外相のモハマド・ガウ師も含まれている。
139 :
533:03/05/13 20:24 ID:0ikd2zqN
抗議したのは主としてカブール北方ショマリ平原の住民で、ここは2001年
に至るまで、当時支配していたタリバンと北部同盟との熾烈な戦いの場
であった。
ショマリ平原では戦闘による破壊だけではなく、この地域の住民が北部
同盟を支援したことに対する報復としてタリバンが意図的に家や土地を
破壊した。北部同盟は2001年後半には米軍の大規模な空爆の助けを借
りて権力を握った。
ここ数か月、タリバンの残党は政府機関や米軍主導の連合軍に対して、
南部のパキスタン国境地帯で攻撃をしかけている。
日曜の抗議行動は、カルザイ政権で支配的な地位を占める北部同盟の
メンバーがすでにカルザイに言っていた不平をくりかえしたものである。
140 :
533:03/05/13 20:29 ID:0ikd2zqN
「タリバンは昔も今もアフガニスタンの敵だ」と若いデモ参加者は言った。
「カルザイの決定は大統領としての役割に疑問を抱かせるものだ」
他の参加者は、この特赦はアフガニスタンの多くの民族集団を統合しよ
うとするカルザイの努力に水を差すものだと言った。
カルザイはアフガニスタン最大の民族であるパシュトゥン人だが、この民
族はタリバンのほとんどを出した。北部同盟は少数民族からなる。
カブール中心部で行われたこのデモは平和的に解散した。これはこの1
週間足らずの間にカルザイに対して行われた3番目のデモだった。
#ショマリ平原の人たちなら抗議するのは当然ですが・・・。
カルザイに近い聖職者がカンダハル北方90マイルのデー・ダウード村で
暗殺されたとかで、地元当局者とカルザイはタリバンかアルカイダの仕業
だと非難した由。少なくともカルザイが意味もなく軟化したわけではないで
しょう。
http://www.afgha.com/?af=article&sid=33082
141 :
533:03/05/14 21:10 ID:CrEzJSAK
NATO:
ロシア、アフガニスタンでの治安維持協力の意向
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/kokusai/20030514k0000e030013000c.html 【モスクワ町田幸彦】ロシアを訪問した北大西洋条約機構(NATO)の
ロバートソン事務総長は13日、モスクワで開かれたNATOロシア理事
会に参加し、イワノフ露国防相らと会談した。イワノフ国防相は会談後の
記者会見で、「アフガニスタンでの治安維持に責任を負うとしたNATOの
決定を理事会は承認した」と言明し、ロシアがNATOによるアフガンの平
和維持活動に参加する可能性を強く示唆した。
NATOロシア理事会は昨年5月、NATO加盟国とロシアが安全保障問
題に共同対応するため創設され、ロシアはNATOの準加盟国的地位を
得た。
イワノフ国防相はアフガン情勢について「治安の確保からは程遠い状況
にある」と語った。アフガン国内に展開する国際治安支援部隊(ISAF)を
指揮するドイツ、オランダ軍は8月に撤退する予定。その後は、NATOが
同国の平和維持活動を引き継ぐ計画が進められている。実現すれば、欧
州域外で初のNATO軍展開になる。
[毎日新聞5月14日] ( 2003-05-14-10:09 )
#ロシア軍のアフガン展開!? 今はまだ刺激が強いかもしれませんが。
>>533 めちゃ刺激強すぎではないかと。
いちばん刺激が少ないと思われるアラブ諸国は、何で派兵しないんでしょう?
さて、以下はニューズウィークからの抜粋です。
▼India's Dangerous Identity Crisis 「出遅れた大国」の賭け
スディプ・マズムダル(ニューデリー)
インドも中国も、独立を達成した時期はほぼ同じだ――インドの政治家も
メディアも、むなしくそんな指摘を繰り返している。それなのに、なぜこれほど
中国に後れを取ってしまったのか。
少なくとも原因の一部は、国内に求められる。世界最大の民主国家とは言いながら、
国内は四分五裂で、ほとんど全身マヒだ。だから外資の対インド直接投資は、
わずか30億ドル。対する中国は500億ドルの投資を受け入れている。
ヒンドゥー教過激派は、国内各地で武装民兵を組織し、少数派(とりわけ
イスラム教徒)に対する憎悪をあおり、都合の悪いことは何でもパキスタンの
せいにする。住宅や保健、教育といった開発問題には目も向けない。「今すぐ
立ち上がり、党派政治を拒否しなければ大変なことになる」と、歴史家の
クシュワン・シンは言う。
巨大で社会主義的な官僚システムの合理化には10年前から取り組んできたが、
経済面の意思決定が速くなった気配はない。
対する中国は意思決定が速い。米国務次官からボーイングの副社長に転じた
トーマス・ピカリングが訪中したときは、10年で200機の購入という大口契約が
一発でまとまった。ところが次に訪れたインドでは、「ボーイングとエアバスの
どちらにするか、政府はまだ結論を出していない」という返事が返ってきたという。
生産現場のシステムも進化していない。インドを代表する大手製薬会社ドクター・
レディズ・ラボラトリーズは、抗生物質ノルフロキサシンで大きな利益を上げてきた。
ところが中国企業がほぼ半値で同じ薬品を売り出したため、同社は
ノルフロキサシンの製造停止に追い込まれている。
外交政策も、なかなか変わらない。東南アジア諸国は外交の軸を貿易と開発に
おいているが、インドは相変わらず、パキスタンへの対抗心で頭がいっぱいだ。
インドがパキスタンに攻め込むと脅せば、パキスタンは核兵器で反撃すると言い返す。
そんな繰り返しだ。
「まだ言い合いのレベルにとどまっているが、ともに核保有国である両者の不信感は
危険なレベルにまで高まりつつある」と、インド駐在の西側外交筋は言う。
実際、インドが軍事的野心を肥大させている兆しはある。98年には公然と核実験を
実施し、アジア地域では中国とパキスタンに並ぶ戦略的な地位を確保した。
パキスタン攻撃用の核ミサイルを開発する一方、長距離弾道ミサイル「アグニ3」
(射程3500キロ)の開発にも着手している。
過去半世紀、インドは常に国際社会の尊敬をかちえようと努めてきたが、殆ど
報われなかった。だから今度は、危険な方法で世界の注目を集めようと考え
はじめたのだろうか。
週刊少年マガジンで中村哲がマンガになったそうだ。