アイオワが無理した設計なのは、
建前上ロンドン条約上限の4万5000トンにおさめようとしたのもあるのかな。
>>512 >砲塔側の錬度は関係なし
関係有りますって。
○下手・不慣れだと針を追えず発砲できない
○発砲出来ても、急激な操作を行うと誤差が大きくなる(砲身がぶれる為)。
>>517 もっと言えば、人の手が関わる部位には必ず錬度の影響がある、と言い切れますね
>>516 まあ全くの素人が訓練もせずにやるわけではないですから・・・。
艦砲の射撃システムは当時としてはけっこう優れたヒューマンインターフェース
だと思うのですが。
>516
>発砲出来ても、急激な操作を行うと誤差が大きくなる(砲身がぶれる為)。
残念ながらぶれないよ。ずれたら電路が解放されず発砲できないだけ。
まあ射撃算定盤側の錬度は問われるんだろうが。
……わかってないな
521 :
69式:03/01/20 19:51 ID:???
素人が多いな
パチモンは消えろ
訓練のとき、針の接触範囲を大きくして成績よく見せるという不正が行われていた
と、黛氏も嘆いていた。
524 :
名無し三等兵:03/01/20 20:57 ID:IjkyT87m
>521
水雷マンセーオタは消えてください
亀レススマソ
>>492 確か俺もそれ見た記憶がある。
ただ正確には、アイオワ級の主砲散布界の「異常な広さ」というより、
一定しない事が問題だったような。
どの艦も色々な癖があったりするものだが(そしてそれを訓練等でカバー
するのだが)、アイオワ級の主砲はいつもてんでバラバラ。散布界が一定しない。
「いくらレーダー照準しても、これでは命中弾なんかまぐれ当たり以外
出ねーYO!」
と現場から言われ、対策を講じたが、解決に至らず。
あとは492氏の言ったとおりの末路…
>>525 >>492 >真面目な話だが「アイオワ級の散布界が広い」とか「プラットホームとして欠陥がある」
>との説のソースを教えて欲しい
この質問に対する回答はいずれも伝聞ですね しかもソースは不明のまま
これでは肯定するにせよ 反論するにせよ まともな論議はできそうにありません
さらに そのサイト自体の信頼性も確認する必要がありますし
>>511 >でも日本の場合砲身の制御は手動でそ?
大戦当時は、どこの戦艦も手動だよ。戦後改装されたのならともかく。
528 :
名無し三等兵:03/01/21 12:04 ID:ZQQmyzow
>526
アイオワ型の散布界は戦後調査した所、かなりばらついてたと報告された。
雑誌「丸」平成2年9月号 石橋孝夫氏の記事から。
射距離 22000m 左右散布界 250m 遠近散布界 600m
射距離 32000m 左右散布界 310m 遠近散布界 800m
他のアメリカ戦艦の散布界は、歴史群像 2001年10月号の記事から。
40cmL45砲 射距離 17700m 遠近散布界 630m ;コロラド型
36cmL50砲 射距離 17600m 遠近散布界 660m ;カルフォルニア型
36cmL45砲 射距離 17300m 遠近散布界 800m ;アリゾナ型
36cmL45砲 射距離 17300m 遠近散布界 830m ;ネバダ型
36cmL45砲 射距離 11600m 遠近散布界 525m ;テキサス型
米戦艦の散布界や命中率は全般に良くない。精度不良です。
太平洋戦争直前の米戦艦の散布界・命中率は、第一次大戦当時のドイツ戦艦以下だった。
『ジュットランド海戦』ホローウェイ・H・フロストアメリカ海軍中佐。
原因は幾つか考えられるが、装薬の質に問題が有るらしい。初速にばらつきが生じ
易く、弾着パターンが広がった。
つまり、米国艦としては標準レベル?
530 :
516:03/01/21 12:12 ID:???
>残念ながらぶれないよ。ずれたら電路が解放されず発砲できないだけ。
ぶれますって。正確には砲身が「しなる」んです。ゴルフスイングを思って
下さい。早く振る程クラブのしなりが大きくなるでしょ?それと同じ事が砲身
にも発生します。この「しなり」はわずかな物ですが、遠距離砲戦では致命的
なものとなります。
旋回手はこのしなりを最小限にするため、なるべくゆっくりな速度で、時に
急激に動く針を追うことを求められました(つまり常に針が大きく外れる事は
許されない訳です)。これが練度です。
531 :
516:03/01/21 12:13 ID:???
>528
距離が伸びてる所から見ると、米戦艦としてはむしろ良いのかな?
しかし、3万にもなると前後で約1キロばらつくのね・・・・
>>528 サンクス もし資料をお持ちでしたら 英・独・日の散布界のデータもご教示を
この数字が どの程度良いのか悪いのか解らないので
それと少し気になるのは 散布界が広い原因の最大のものが 装薬の威力のバラツキと
されていること これまでは船体の振動や 強度不足による船体のねじれとの説が
多かったようだが
>>528 提示された資料では米戦艦の中で、むしろアイオワ級の散布界が小さいと言えますね。
やはり「アイオワ級がプラットホームとして最悪」という説は否定すべきではない
でしょうか。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~eeg/read/88.html >>特に「アイオワ」級では対艦射撃用に強装薬を使用した場合、
>>「大和」級のそれに匹敵するエネルギーが発生します。
>>しかし、船型が『大和』級に比べるとはるかに痩せているために、
>>例えば一方の舷側への斉射を行った場合に発生する船体の動揺・捩れはより
>>大きくなるはずです。
>>結果として弾着散布界は大となり、有効な次弾を送るためにはその動揺・捩れの鎮静を待たねばならず
冷静にアイオワの命中率の問題をまとめてみる
散布界が広い(狭すぎても問題があるらしいからこれぐらいいいだろ!勘弁してちょ!)
散布界がバラバラで一定しない(特にこれやべぇ)
SHSを使うと命中率が低くなる(その代わり威力が上がる!!)
こんな感じかな?
>>537 荒天下だとひどくがぶる
ってのもあったな。
アイオワってビスマルク以下じゃ・・・・
>533
大和の散布界についてはyasai時代のスレのほうで出てたと思うが、
公試の結果とタウイタウイでの訓練で2倍近く差が出たりと
かなり揉めていた記憶がある。たしか、狭いといわれていた散布界が
実はアイオワ並の結果にしかならなかったとソース付きで言われてた。
>>540 大和にしろアイオワにしろ散布界が広いな
でもまあこれは狭すぎても困るしまあいいだろ。
散布界内にどのような分布で着弾するかが問題では?
>>525 それ凄い欠陥だな。それじゃあ戦艦として成り立たない。
当然砲撃戦ではダコダ、ビスマルク、長門に劣る。
癖が無くばらばらでは話にならない。
まあ砲撃戦の為に作られた戦艦じゃ無いけどな。
>>542 そうだね。アイオワの主砲は使い物にならんな
まあ高速防空巡洋戦艦のアイオワにとって主砲はおまけに過ぎん訳だ
主役は対空武装
質問スマソ。
South Dakotaは、「サウスダコだ」って発音するの?
英語あまり得意じゃないもんで・・・
>>546 日本語と英語には100%の互換性はないので
どうでもいい
taを「だ」とは読まんから日本語表記でダコダは間違いとは言えるが
単語の最後とか強勢じゃないtとdは区別がつきにくいからある意味アリともいえるか
>544
それは後知恵だ。
アイオワは金剛キラーとして計画されたフネだぞ。
551 :
名無し三等兵:03/01/21 22:32 ID:4FgO3rY1
552 :
名無し三等兵:03/01/21 22:40 ID:q/cDudDI
25000位で甲板抜かれてビスマルクがお家に帰っておしまい。
久しぶりに来てみれば、いつの間にやら「説」にランク下げたり、自沈がどうのとか
言い始めたり、あげくのはてには戦闘詳報は載ってるんだろうな、と痛いほど
繰り返し始めてたり。論点のすり替えを計る意図がみえみえだな・・・いや、
自己防衛のための無意識のうちの行動か?なかなか興味深いがあはれをさそふ。
そのうち、戦闘詳報が出てなかったからこんなんあてにならんとか言い出すに
違いないし、もはや揚げ足とりと、絡み系の技しかつかえなくなってきているし。
つける薬無しかと。
・・・これだけではただの煽りだな、一同すまん。sageる。
10000ヤード付近で、アイオワが舷側抜かれて火薬庫直撃アボーン
軍事板
厨房ばかりで
もうだめぽ
おっと板違いだw
556 :
名無し三等兵:03/01/21 22:57 ID:dk6Szrsb
>>552 アイオワは命中率が非常に悪い上に防御に欠陥がある
よってビスマルクに軍配が上がる
557 :
名無し三等兵:03/01/21 23:11 ID:h/fo+SOK
551は543にアイオワVSビスマルクを語って貰いたいんだろう。
当てられたら逃げる、勝負なんてつかない。
(特に日、米、英以外の艦は)
559 :
名無し三等兵:03/01/22 10:23 ID:1zpT6NU1
>当てられたら逃げる、勝負なんてつかない。
>(特に日、米、英以外の艦は)
WW2当時、本格的に艦隊決戦ができるのは日・米・英の3ヶ国しかないよ。
この3ヶ国相手じゃ、その他の国々は損害を避ける為に、逃げるしかないね。>そして制海権を失う。
560 :
山崎渉:03/01/22 11:12 ID:???
(^^;
>533
>もし資料をお持ちでしたら 英・独・日の散布界のデータもご教示を
英・独の資料は持ってません。国内産の資料は多分無く、洋書か海外のHPでしょうね。
日本戦艦の砲撃精度。昭和15年度記録
40cmL45砲 射距離 30800m 遠近散布界 383m 左右散布界 144m ;長門
40cmL45砲 射距離 30840m 遠近散布界 413m 左右散布界 093m ;陸奥
36cmL45砲 射距離 27070m 遠近散布界 293m 左右散布界 090m ;伊勢
36cmL45砲 射距離 27380m 遠近散布界 392m 左右散布界 128m ;山城
36cmL45砲 射距離 31070m 遠近散布界 266m 左右散布界 059m ;金剛
36cmL45砲 射距離 31330m 遠近散布界 305m 左右散布界 074m ;榛名
砲齢等に拠り、各戦艦の精度にばらつきが有ります。
長門型は昭和16年に砲身換装。山城型は昭和17年砲身換装。
>533
>それと少し気になるのは 散布界が広い原因の最大のものが 装薬の威力のバラツキと
>されていること これまでは船体の振動や 強度不足による船体のねじれとの説が
>多かったようだが
例えば射的競技などで使う標的は、普通黒丸を中心に円で幾つも囲った物を使います。
弾痕が中心に近ければ、高得点。全弾黒丸に当たれば満点。
これはつまり散布界の小ささを競ってる訳です。散布界が大きくなる原因は幾つも有って
ひとつに絞る事は出来ません。
米海軍は装薬に多孔式(蓮根形)形状の装薬を使っていた。これは燃焼が進むにつれて
表面積が大きくなり、尻上がりに発生ガス量が増す。
すると砲弾をマイルドに加速する事が出来る。これにより砲身を肉薄に出来軽量化が可能。
しかしこの装薬は砕け易く、結果発生ガス量が変わり、砲弾初速が不整になり易い。
>>535 >提示された資料では米戦艦の中で、むしろアイオワ級の散布界が小さいと言えますね。
>やはり「アイオワ級がプラットホームとして最悪」という説は否定すべきではない
>でしょうか。
しかし米新戦艦特有の問題点として、ノースカロライナは高速を出すと船体に猛烈な
振動が発生したそうです。(世界の艦船)
その為カタログ上28ノット出るが、実際の砲戦では最高速度が23ノットに抑えられていた。
サウスダコダには、その問題は発生していなかったが、アイオワでは一定の速度域で、
振動問題が再発してます。
大きな運動エネルギーを持ってる砲弾は、弾道が安定する。>528で口径の大きな砲ほど
多少散布界が小さいのは、この影響が多分最も大きい。