架空戦記総合スレ第6巻 仮想も火葬も乗り越えて

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220名無し三等兵
>>199
「屋根裏の遠い旅」の時代背景。

1941年にヒトラーが暗殺され、新体制となったナチスは対ソ戦を行うことなく1942年
8月にヨーロッパで勝利を収める。

太平洋戦線は1942年6月のミッドウェイ海戦で日本が勝利(ヨークタウン、ホーネット
沈没、エンタープライズ大破)。8月のナチス勝利を受け9月には日本有利のまま戦争
は終了。

1946年に満州で中国人の反乱勃発(満州動乱)、満州国の大部分を反乱軍が支配、
遼東半島を日本が支配という条件で休戦。しかし1957年に反乱軍が新政府を宣言、
旧中国政府を援助する日本軍と衝突(第二次シナ事変)。その後東南アジアの日本
支配地域でも武装蜂起が相次ぎ、アジア全体に紛争が広がり、今作の舞台となる19
75年に至る。ただし、この世界では核兵器はまだ実用段階に達していないようですが、
実用化は間近で、このことが登場人物の一人に大きな影響を与えます。

また劇中では近代化改装された大和も登場するが、1975年時点ではもはや旧式で武
蔵は既に退役、廃棄済みで大和も近々スクラップにされるという設定もなかなかリアル
ですな。ちなみにこの大和、副砲を廃して対空ミサイルランチャー「アカツキ」が装備され、
無人戦闘機カゲロウを搭載可能、といった改装が施されているようです。劇中では後半
この無人戦闘機カゲロウが大事件を引き起こします。

…これが「30年近く前」で「児童向け」の作品の設定てのは素直に驚きだと思うがどうだろうか?