>>676 これからのわしの行動を予想してやろう。
湾岸戦争のときわしは在留外国人を人質を取って人間の盾にしたり、クウェートからの
撤退の条件はイスラエルの占領地からの撤退とのリンケージだとか、今考えると非常識
極まることをさんざんやってゴネ続けたな。国防相あたりはきっと恥ずかしいと思って
たろう。でも、結局は開戦。
それでも、あの時は腐ってもわが軍は100万。イラン・イラク戦争の感覚で塹壕を掘
って粘れば粘れると思ってたんよ。ところが結果は想像を絶する史上最大の大惨敗。
わが軍が総崩れの大混乱になって、慌ててわしは国連決議を全面的に受諾するだの、
クウェートから撤退するだの領有権を放棄するだのとにかく攻撃を止めてくれと泣き喚
き始めたな。
そもそも湾岸戦争はわしの国際感覚の欠如(中東の覇者になるという大時代的なことを
真面目に妄想しておった)と米国の意思を読み違えたことから始まったのだから、大負
けして泣き喚く結果になる戦争をするぐらいなら恥を忍んでとっとと撤退しておけば良
かったのだが、それができんのがわしという人間なのだな。
大負けに負けて本格的にどうにもならないぐらいに完璧に追い詰められないと「退く」
という決断ができんのだよ。本人も馬鹿じゃないから負けるかもしんねぇな、このまま
じゃ大変なことになるぞとは感じてはいるのだが、でも「退く」という選択がどうにも
できんのよ。