845 :
山崎渉:03/04/17 11:12 ID:???
(^^)
横浜よ、私は帰って来たぁぁぁ!!」
「叫ばなくても、分かっておりますので結構です」
「……いいじゃないか、これくらい」
「そもそも閣下の仙台行きは極秘事項です」
「そりゃあ、そうだが、やっと帰って来れたんでな」
「何日政務をほったらかしにしたとお思いですか。影武者が7人もダウンしたん
ですよ?」
「そう言うなって。こちらも事情だ……やれやれ」
「くつろぎイベントや仙台のお話は後日ということで。それどころではありません」
「……長野か」
「は」
「戦況は」
「政府軍、劣勢です」
「保たないか?」
「いえ、しばらくは膠着が続くでしょう。南長野連合はいささか戦線を展開し過ぎています。政府軍の反撃も考えられます」
「……ふむ」
「山梨の諸軍は既に事前協約に基づき、既に我が方の編成下に置かれております。不足の事態に備え、小淵沢・韮崎に国内部隊の大半を展開させました」
「上出来だ。難民は?」
「すでに山梨・長野国境より流入が始まっています。山梨政府が場当たり的に対処していますが、色々と問題も起こっているようです」
「小淵沢・大泉・白州の各地区での難民キャンプの設置を急がせろ。甲府に混乱を波及させるな。場合によっては『神奈川建設十社』を派遣しても構わない」
「早急に対処します」
「山梨に軍を展開していらい、我が国の山梨への資本投下はかなり増えた。甲府が荒れれば商工会議所の連中が何を言い出すか分かったものではない」
「仰る通りです」
「なんで、こう、色々と面倒事が……」
「面倒といえば、他にも」
「何だ」
「肝心の、山梨政府なのですが」
「……またか」
「は」
「まったく連中は何を考えているのだ」
「山梨は武田系諸族の発言力がまだまだ強いので……。武田系議員が特に『治安出動』を
熱心に主張しているようです。議員総数ではまだまだ少数派ですが、どう転ぶか分かりません」
「まったく……」
「実権はこちらにあるとはいえ、山梨の『民意』が暴走すると厄介です」
「ああ」
「さらに厄介なのが、南信州の住民が、武田に好意的なことで……」
「……なるほど」
「SSICとSPRFは一枚板ではありませんし、伝統派の市民はまだまだ多い。『武田ノ国』の復活を望む者も少なくないのです」
「……武田騎馬隊を相模原に展開させろ」
「完全に我が方の自由になるのは7割が限度です。それ以上は政治的に、問題が」
「それでいい。旧東京諸軍への援護にもなる」
「……正直、3割でもかなり不安ではありますが」
「血の気の多い連中をまとめて移動させろ。残る連中は甲府に留め置いておけ。連中はあくまで
完全に指揮下においておけ。独立行動を許すな」
「は」
「それと……協定37号に基づく山梨政府直属部隊の一部指揮権委譲を至急要請しろ」
「直属、ですか?」
「『歩き巫女』だ」
「……なるほど」
「『赤い靴』は神奈川の防備と東北への備えに使う。手駒は手元に残しておきたい。
山梨の防諜と、長野動乱への対処は連中を使う。山岳諜報ならトップレベルだ」
「手配します」
「……それと、気になる話を聞いているが」
「旧東京諸軍。それに、さいたま人民軍」
「事実なのか」
「我々は、旧東京諸軍の92.5%を完全に掌握しております」
「残りは、行方不明、か」
「周辺国土を制圧し、そこから東京への再進出を提唱する過激分子が居た、と
聞いております」
「……厄介だな」
「恐らく、流入したのは5%にも満たないと思われますが……」
「均衡を崩すには十分、か」
「御意」
「……旧東京諸軍から採用した諜報官を長野に浸透させろ。面倒が起こる前に、可能な限り
呼び戻せ」
「成功率は、あまり高くないでしょうが」
「しないより、マシだ」
「手配します。……さいたま人民軍の話も事実でしょう。彼らもまた、さいたま人民政府復活を
至上命題にする連中ですから」
「頭が痛いな……」
「それと、行方不明、の旧東京諸軍について、さらに気に掛かることが」
「……何だ」
「行方不明の部隊の中に、羽田エア・フォース、及び羽田空挺突撃隊の各一割が含まれています」
「……なんだと」
「まだ、長野にそれらの部隊が現れた、という情報こそありませんが……」
「行き先の探索を急がせろ。最新鋭部隊が加わるとなれば、それが南北どちらにしろ
混乱は一気に深まるぞ」
「空軍を手に入れる、さらには空挺部隊を手に入れる。意味は言うまでもありません」
「ああ」
「……それと」
「まだ、あるのか」
「むしろ、これこそが本題、です」
副官は、一通の信書を差し出した。
「……なるほど」
「諏訪大社の、山梨政府への『治安出動』要請。問題は、ありません」
「文書上は、か」
「諏訪大社は長野に於いて完全に自治を認められております。それこそ、かつての我ら同様の」
「外交特権に基づき締結された協定の発動を求める。ご丁寧に、実質上の宗主国たる我が国への
信書を付加するほどの用意周到さ。見事なものだな」
「問題は、その間にSSICの領土が存在すること」
「富士見の状況は」
「紛争開始からこのかた、交通路は実質遮断状態です。……もともと、そんなに使われては
いないラインでしたが」
「通れるかどうかは?」
「まったくの、不明です。諏訪大社領の茅野は、完全に維持されているようですが」
「茅野。茅野まで、か。遠いな」
「……SSICは近々、諏訪を陥落させるつもりです。自治政府など、彼らにとっては目障り以外の
何物でもありませんから」
「山梨の、或いは横浜の勢力が居れば、とりあえず手出しは出来ない、か」
「恐らく。SSICが自暴自棄にならない限りは。国際法上、諏訪大社の要請には
何の問題もありませんから。……あくまで、国際法上は」
「……」
「如何、されますか」
「……この文書、泣かせるじゃないか、なかなか」
「……は」
「彼らの言うとおり、山梨と諏訪の関係は深い。そして、我が神奈川の、鎌倉との関係も」
「……」
「鎌倉武士団にとって、諏訪大社を見捨てることは、彼らの信義に反する。そして、我らの、
神奈川全体の信義に於いても」
「……は」
「長野に展開した流鏑馬支隊を、命令があり次第、動かせるようにしておけ。あくまで今は
『準備』だが」
「は」
「いずれにせよ、要請に従い、長野領内を通過し、茅野から諏訪に入るだけだ。本来、SSIC
にはむしろ我らの通行を保証する義務がある」
「は」
「それと、諏訪大社と交渉させて、諏訪に『神奈川』の臨時領事館を設立する準備をさせろ。領事館人員は
ヘリで送る。非武装部隊ならば、連中を刺激することも無い」
「手配します」
「非武装人員の派遣が今は精一杯、だ」
「は」
「それ以上の『必要』が生じないことを祈るよ」
交渉関連・その他イベントはまた、後日……。
(裁定人殿、イベントの採用・不採用は裁定人殿にお任せします。あくまで、裁定人ルールに従いますので)
追記:
つまり、裁定人殿の判断で当方のカキコは任意に「無かったこと」にして
下さい。裁定人殿としてのシナリオ予定もあると思いますので……。
こちらは、こんなのありかな、と思いつつ「諏訪大社」というネタを考えてみた
だけですので。
「同志最高会議議長!角田航空宇宙軍団より連絡です。」
「長野で何か動きがあったのか?」
「偵察衛星『コスモスマサムネ1600』の光学/電波収集情報で、横浜と山梨が動きはじめたと」
「何だと・・・?思ったより早かったな」
「我々も早く手を打ちましょう」
「うむ。もっとも火事場泥棒的ではあるがな」
「閣下、あと、関東諸国に」
「そうだったな」
宛:関東各国代表
発:横浜自治区総統・神奈川県庁(連名)
長野問題の協議に賛成する。
>>844の停戦勧告案に基本的に同意する。
「共同の停戦監視団、か……なるほど」
「閣下?」
「武田の暴走を排除するという意味でも、先に各国共同で停戦監視団を
派遣してしまうのもなかなか効果的かも知れん」
「は」
「停戦監視団の派遣に必要な予算・物資及び候補兵員ををリストアップしておけ。
必要になる可能性がある。単に停戦監視団を派遣する場合と、強制的に『停戦』
させる場合に分けて、な」
「手配します」
発:東栃木人民共和国政府
茨城人民共和国政府
宛:関係各位
歴史的に長い間関東に属してきたわが国土は、旧東京皇国による暴虐無人な戦乱によって荒廃したが、かの国が滅ぶに当たっては隣国群「東北同盟」諸国の同志の助けによって復興を果たした。
ここに、新国家「東栃木人民共和国」並びに「茨城人民共和国」の建国と、東北同盟への加盟を宣言するものとする。
新国家の首都は、東栃木が「大田原」茨城が「水戸」。
我々は、東北同盟の同志諸君と手を繋ぎ、政府軍人民手を携えて未来永劫の発展に尽くすであろう!新たな国家万歳!!
なお、旧栃木国軍のうち新たに東栃木人民共和国領内に駐屯する軍部隊は東栃木人民共和国軍に、旧茨城国軍は全て茨城人民共和国軍に即日編入される。
治安維持及び新国軍の顧問団として東北同盟諸国軍の同志がわが領内に駐屯するが、我らは戦乱を好まない。
我らが侵略の危機にありし時はわが新国軍と共に勇躍立ち向かう時を除き、これをもって隣国への侵略的驚異とする事はありえぬであろう。
新しき国家と東北同盟諸国、そして全ての国家人民に万歳!!
発:東北同盟代表委員会
宛:関係各位
本日誕生した新しき国家「東栃木人民共和国」「茨城人民共和国」のニ国を、同盟として即日承認。
両国政府の同志の申し入れにより、東北同盟加盟を受け入れるものとする。
横浜講和条約における同意事項の通り、両国と東北同盟諸国以外の国境線を中心に幅10kmのラインを非武装地帯として、関東諸国との緩衝地帯とすると共に、国境には文民警察官を配置する。
また、同日をもって福島国太平洋沿岸部に残存していた旧福島国いわき政府領域は宮城共和国に編入、福島郡山政府は新「福島国」として正式に東北同盟に加盟した。
これによる現在の東北同盟領域は
青森国(旧岩手国東部を含む)
秋田国(旧岩手国西部を含む)
山形国
宮城共和国(福島県沿岸部を含む)
福島国(首都は郡山に移転)
東栃木人民共和国(主に鬼怒川を国境とする旧栃木国東部。首都は大田原)
茨城人民共和国
の7カ国となる。
「同志最高会議議長、ついにこの日が来ましたね・・」
「誰もが忘れていた旧福島国いわき政府を今まで囲っていた甲斐があったというものだな。」
「しかもこれで東京にも同盟領域内のみを通って直接流通が可能になりました。経済的成果も満点です!」
「あとはこれ以上関東に覇権を及ぼさない事を示し続ければ、同盟領域内は磐石だな。」
「今更ですが横浜は納得しましたかね?」
「横浜の目は既に長野に向いている。仮に経済制裁を試みても、我々には・・」
「エネルギーがありますな」
「そういう事だ。そして次期計画としてようやく北海道侵攻作戦を開始できる」
「そして樺太・北方四島・カムチャツカ・沿海州・・・偉大なる人民の指導者と、東北同盟万歳!」
しかしこの後、長野での戦乱がまたもや暗い影を落とす事になるとは誰も気が付かないのであった・・
「……東北ぅ」
「閣下、気をたしかに」
「こっちが条約案を再検討していたところだったのだが、ナゼ我々が
栃木からの全面撤退を主張していたのか、わかっていないのか……。
旧東京諸軍には、過激分子も居るのだぞ……」
「我々も条約への対応までに時間をかけすぎました。こちらにも落ち度はありました」
「そりゃあ、そうだが」
「出張が長すぎます」
「……しかし、性急な行動は何も特にもならんのに。おい」
「……旧東京軍の栃木・茨城派、即ち旧東京諸軍の一割が、既に連絡が取れません」
「指揮権は掌握していたのではないのか!」
「過激な連中はどこにでも居るもので」
「……呼び戻せ! まだ東北とは交渉中なのだ!」
「可能な限り対処させますが……」
TVK:
『臨時ニュースです。東栃木及び茨城に於いて、東北側が一方的に国家設立を
宣言したことに対し、「栃木・茨城解放戦線」と名乗る詳細不明の一団が蜂起を宣言した
模様です。本格戦闘はまだ確認されていませんが、事実、そのような武装集団
の姿を両地域内で目撃した、という報告が届いております。同戦闘集団は
我々に送付してきた宣言文の中で、「たとえゲリラとなろうとも両地域の
赤化を防止するために、最後の一兵まで戦う」と主張しております。
また、未確認情報ですが、彼らの編成の半数は地元住民であった、もう半分は
旧東京諸軍の装備・制服の集団であった、との情報が……』
「……遅かったか」
「彼らは『関東の兵』ですから……」
「今からでも構わん。なるだけ呼び戻させろ」
「マスコミには」
「我が国は今回の事態には無関係だ。無関係なのだ。何を聞かれてもそう答えさせろ。
我が国としては東栃木・茨城問題はいまだ未解決の立場。しかし武力に一方的に
訴える意図は持っていない。そこも強調しておけ」
「は」
「残りの諸軍は大丈夫だな」
「は。事実上、横浜への忠誠を誓う者たちです」
「よし。それはまだ西栃木及び茨城に留め置け。軍を動かすなよ。我々はまだ
『軍事行動』の意図は無いのだ。そうマスコミにも示さねばならん。ただ、
千葉からの兵站だけは絶やすな」
「羽田エア・フォース、及び成田空軍の警戒レベルを上げさせます」
「確かに、我が国は東北諸国が関東に物理的に勢力を伸ばすことを好ましく
思っている訳ではない。しかし、性急に軍事に訴えて何の意味があるというのだ。
……まったく」
「実質的な利得を提供する方向で条約を纏めるつもりでしたが」
「彼らはやはり東栃木がどうしても欲しかった、か。さらには茨城全土も」
「……は」
「まったく、問題が多すぎる」
「東北に宣言の再検討及び一次凍結の非公式妥協打診について、関係部署に提案を
作成させます」
「東北にも面子があるだろうから、すぐには引っ込められないだろうがな」
「は」
「まぁ、いい。なるべく誰の顔も潰さない方向で検討させておけ。急がせろ。
状況は待ってくれない」
「御意」
「とにかく、我々は無関係だ。無関係なのだ。マスコミに繰り返し言っておけ。
……事実、無関係なのだから」
「は」
「それはそうと、観艦式だが」
「……それはそれ、これはこれ、ですか」
「ああ。友好は大事だぞ。明治連合艦隊、及びマルハ捕鯨艦隊の横浜本隊が参加しているの
だったな?」
「明治連合艦隊は、戦艦・旗艦三笠以下、敷島、朝日、富士、装甲巡洋艦・春日、日進、
防禦巡洋艦・笠置、千歳、音羽、新高、及び駆逐艦10隻、水雷艇2隻が参加しております。
それと、マルハ下関派遣捕鯨艦隊も呼び戻させました。私の判断で、情報収集艦・氷川丸も参加させています」
「上出来だ。……やっと、やっと見れる」
「嬉しそうですね、閣下」
「いいじゃないか、このときくらい逃避させてくれ」
「ですが、東北側の編成の一部に不審な動きが……」
「陸兵か?」
「は」
「まぁ、今の段階では気にするな。演習後に色々と考えれば良い」
「御意」
「楽しみだ。純粋に楽しみだな。影武者だけに見せるのでは
勿体無すぎる」
「……閣下、それと、独立宣言ですが、そもそも茨城域内の
旧東京諸国軍の駐留部隊は如何されますか」
「南茨城は一応こちらの影響下、だったのだな」
「は。国境付近に撤退は行いましたが。もっとも裁定による
修正の可能性もありますが、それは裁定人殿の判断ということで」
「まだ、彼らからの攻撃等は無いな?」
「東北諸国軍は東海村及び水戸の制圧が主題になっているようですので」
「霞ヶ浦・土浦・つくばは」
「恐らく、まだ、こちらに。五霞町には埼玉軍が浸透している模様ですが」
「五霞町は無視だ。そこまで対処している暇は無い」
「は」
「……我々は、『治安悪化を懸念する現地住民の要請に従い』南茨城に『留まる』」
「手配します。裁定人判断待ちですが、事実上の『南北分割』となる可能性もあります」
「仕方ないな」
時間が無くなったので、公式宣言及び交渉再提案はまた、後日。
864 :
東京国民共和国大統領@シンフォニー上 ◆uIlTGPixC6 :03/04/18 20:12 ID:g3Uy2bUg
「協議はだいたい賛成のようだな」
「しかし予想外のことも」
「ああ、まさか諏訪大社が動くか・・・」
「鎌倉武士団、及び武田武士団との関係を軽視しすぎておりました。私の失態です」
「まあいい。それよりも戦況予測は?」
「このままですと、一週間以内に更埴は抜かれます。横浜が介入してもさほど変らないでしょう」
「協議の席で停戦勧告を出した場合には?」
「止まりません。場合によっては強制停戦させる必要性も・・・」
「栃木はどうなっている?旧東京軍兵士がいたというのは?」
「分かりません。横浜のデマの恐れもあります。それでなくとも戦場では情報が混乱します」
「長野にもそんな情報があったな。国内の警備を強めろ。反乱分子は見逃すな」
「大変です。大町が落ちました。政府軍は現在白馬方面へ向けて敗走中!」
「予測に変化は?」
「あまり変化はありません。しかし一気に士気が下がってもおかしくはありません」
「そうか。羽田エアフォースの部隊が行方不明となっていたのは事実か?」
「事実ではあります。しかし、あの当時羽田に展開していたのは爆撃群と輸送群です」
「戦闘機では、ないのだな?」
「それは全く有りません。戦闘機はすべて横田及び調布におります」
「・・・埼玉との一戦の時、危なかったんではないか?」
「実は。しかしあの時の埼玉は国内のみを戦場にしようとしていましたから」
「しかし、これで読めたぞ。この急激な進軍の訳が」
「は?」「奴ら、輸送機から可能な限り物資を輸送してもらっている。それでこの進軍の早さだ」
「なるほど。ですが、それだけですべての輸送機を投入するでしょうか?」
「・・・・・しまった!羽田、調布、横田他、各空軍基地に連絡!対空警戒厳に!空挺もいなくなったといったな?」
「まさか、空挺降下!?そんな馬鹿な!」
「有るかどうか分からん。しかし、しかしあってからでは遅いのだ!」
「ですが国際的に出す時は・・・」「いいからやれ!君は無能者になりたいのか?!」
「すぐ、手配します!!」
発:東京国民大統領
宛:協議参加国全指導部
埼玉殿提案の停戦勧告に同意する
発:東京国民共和国大統領
宛:横浜自治区総統
(私的苦情電)
「羽田エアフォースの警戒レベルを上げる」って、困りますようちの部隊勝手に動かしてもらっちゃ。
羽田空港は「東京都大田区」ですからね。忘れないでくださいよ!
時間無いので私信モード……
>>865 >「羽田エアフォースの警戒レベルを上げる」って、困りますようちの部隊勝手に動かしてもらっちゃ。
>羽田空港は「東京都大田区」ですからね。忘れないでくださいよ!
いや、旧東京諸軍展開時に羽田エアフォースも参加していたという設定ですた。
旧東京諸軍羽田派、と。
(現在は成田に引き取っているという設定。)
説明不足スマンです〜。
>>866つづき。
こちらが旧軍、そちらが新設(正統)羽田エア・フォースということでどうでしょうか。
>>851訂正
× 「長野に展開した流鏑馬支隊を、
○ 「山梨に展開した流鏑馬支隊を、
あと、ついでに説明補足
>>847の武田騎馬隊相模原展開(というか移動)の主目的は
長野から血の気の多い武田騎馬隊を引き離すこと。
(勝手に侵攻してしまう危険を減らす為)
我々〜、相模原・津久井住民は〜、横浜の横暴に対して〜、蜂起することを宣言する!
元々我々は神奈川都民である。横浜に税金を絞られるのはもうごめんだ!全然我々に還元されてないぞ!
しかも神奈川の水がめ(相模川水系)は、我々のものだ!横浜にはもうやれん。
さっそく元東海大相模の原将軍に、代表に就任して頂く。
さあ、重工で戦車を増産しろ!宇宙兵器も開発だ!
戦前軍都として開発された相模原シティを、再び要塞都市に構築するのだ。
市民代表「原将軍、我らの代表にご就任頂きありがとうございます。」
原将軍「うむ、横浜ベイなんぞに大きな顔をされては、Gフォースとしてはおもしろくないからね。」
市民代表「さっそく今後の方針なんですが、まず重工で増産中の90式戦車を国道16号線、129号線の国境付近に配備します。
キャタピラー特科車両隊で防御線も構築します。米軍の補給廠から武器を入手できましたので、民兵に支給します。
あと外交政策としては、宇宙科学研究所の施設がある縁で結成された『銀河連邦』のコネクションを使って、
「サンリクオオフナト共和国」(岩手県大船渡市)、「ノシロ共和国」(秋田県能代市)、「ウスダ共和国」(長野県臼田町)、
「ウチノウラ共和国」(鹿児島県内之浦町)と連携を強化しようと思います。」
原将軍「宇宙平和のために結成された姉妹都市なんだが、この際いいだろう。進めてくれ。
それから君を参謀長に任命する。Gフォースの篠塚参謀や吉村参謀と協力して、事にあたってほしい。
相模の平和と繁栄のため、諸君の奮闘努力に期待する!」
市民代表「軍歌斉唱! ♪闘魂こめ〜て〜 ・・・」
原将軍の独立宣言(抜粋)
「全国のGフォースを愛する諸君! 我が故郷相模を守るため、義勇兵を募集する。
猛虎軍、恐竜軍など、全国に我が敵はいるが、横浜ベイを倒すため、
我らは諸君の協力を必要としている。来たれGフォース義勇軍へ!」
「同志最高会議議長、横浜が慌てふためいております・・・見苦しいほどですな。」
「ふン、東北同盟そのものは多種多様な政治勢力の集まりだが、中核となるわが宮城共和国が共産国家である事を失念していたようだな。」
「彼らは結局、かつてのポーランドやドイツ、朝鮮から何も学ばなかった事になります。」
「自業自得だよ・・・・とはいえ彼らは一つカン違いしている。我々はまだ『軍事的行動』を起こしていない。」
「我々はあくまで新国家樹立を支援したのみですからね。」
「しかも統治は全て新国家が行う。我々はその要請に応じて支援するのみだ。」
「我々はこの件に関して主張を行う必要すら無いのが実情です。むしろ戦争に一切軍事的に関与しない姿勢を見せつつ、旧東京軍を操る横浜の方が今回は分が悪いかと。」
「ふン。ところで新国家はどこまで領内を掌握したのだ?」
「東栃木は元々わが同盟で掌握しておりましたので大きな混乱はありません。旧栃木軍も共同で治安維持活動を行っていた経緯もあり、少なくとも東栃木においては新政府のコントロール下にあります。」
「西栃木はどうだ?」
「西栃木は開戦後程無くして旧政府が離散、行政機構が麻痺同然の状態で旧栃木軍のモラルも一定ではありません。治安の悪化を恐れて東栃木に難民の流入があったほどで・・」
「旧東京軍の一部が住民を抱きこんで解放戦線を組織したらしいが」
「国境付近で不穏な動きがあるようです。しかし旧東京軍に関しては正規軍である限り非武装地帯からの撤退を要求する事が可能です。残る解放戦線に関してはハーグ陸戦協定における戦闘員と見なされませんので、むしろ非武装地帯突破後に積極的な対応が可能かと。」
事務員A「うう、仕事キツイ〜」
事務員B「キツイな」
事務員A「眠いし」
事務員B「ああ」
事務員A「というか、土曜日だし」
事務員B「ああ」
事務員A「というか、なんか相模原が独立という噂が……」
事務員B「デマかもね」
事務員A「裁定人さんの判断待ちだけれど」
事務員B「まぁ、まだ情報が少ないし……」
事務員A「うーん」
事務員B「相模原っていうと、現在武田騎馬隊が展開中だったな」
事務員A「ん、そう」
事務員B「まぁ、いずれにせよ、対応はまた後日、じゃないかな」
事務員A「だね」
事務員B「という訳で」
事務員A「裁定人判断待ちます」
事務員B「待ちます」
コメントモード:
という訳で、相模イベントについては当方は行動を保留します。
事実ならば、色々と動かなければならなくなりそうです。
武田騎馬隊も早く別の地域に移動させないと、勝手に戦争始めかねないし(笑)
なるべく穏便に動くつもりですが。一応商業国家なので(笑)
>>872 >>彼らは一つカン違いしている。我々はまだ『軍事的行動』を起こしていない。
やぁ、自分が言った性急に軍事、とは旧東京諸軍が動いてしまったことについて、
という意味ですた〜。
「・・・栃木の状況に関してはよくわかった。白河要塞の秋田軍から竿灯軍を矢板に、なまはげ機甲師団を真岡に展開させる旨、東栃木政府に通達するのだ。」
「宮城共和国軍はどうします?」
「親衛戦闘工兵師団『七夕』と親衛防空師団「8月5日」を首都大田原に送れ。総予備だ。それと比内鶏戦術爆撃飛行隊が雀宮にいたままではまずいな。茨城の百里飛行場は抑えているか?」
「はッ!即時移動、待機させます。」
「いや、移動後、ササニシキ大艇隊とともにすぐに監視飛行を行わせる。」
「はッ!して茨城ですが・・」
「やはりひと悶着ありそうか。」
「霞ヶ浦・つくばなど茨城南部に旧東京軍が『留まる』そうです。」
「『留まる』ね・・茨城には治安維持部隊以外はいない筈だったが・・」
「ウチも騎兵師団『相馬野馬追い』などは茨城領内から撤兵していたというのに、設定にちょっと問題が・・」
「まあいい。既に非武装地帯の宣言も出されている。講和条約に従って、だ。」
「東京国民共和国は旧東京皇国の領土を放棄した事は裁定人も認めています。むしろ筋道が通っていないのは横浜が操る旧東京軍なのです。」
「横浜にしろ旧東京軍にしろ、すぐに付き合いきれなくなる。長野の件もあるしな。」
「横浜は商業国家と言いつつ、旧東京・千葉軍を抱えこみすぎて扱いかねる軍事力を保有していますな。」
「なんだかんだで軍事力に頼る場面が多いと思うよ。どのみち戦争状態の継続は商業国家横浜の喉元を締め上げる。強大過ぎる軍事力の維持にいずれ音を上げると思うね。」
「同志最高会議議長・・・そこまでの読んでいましたか。」
「戦争とは経済行為の一形式にすぎんのだ。茨城に関しても直接対処するのは解放戦線のみで構わん。旧東京・千葉軍に対しては、同盟と茨城人民共和国の連名で撤兵を要求するのだ。」
「はッ!偉大なる指導者と人民に万歳!」
発:東栃木人民共和国・茨城人民共和国・東北同盟(連名)
宛:横浜自治区他関係各部署
先日建国を果たした東栃木・茨城両国内にて、建国宣言に明記の通り東北同盟諸国との部分を除く国境地帯を中心とした幅10kmの非武装地帯より軍事的勢力の撤兵と、国境への文民警察の派遣を開始した。
しかし誠に遺憾な事に、非武装地帯より東栃木・茨城領内に所在していた外部軍事勢力の一部が撤兵を拒否している。
我々は、断固としてこれら国家の主権を脅かす非友好的軍事勢力の撤兵を要求する。
また、東栃木・茨城両国で「栃木・茨城解放戦線」なる武装組織が結成されたとの報道があるが、事実であった場合東栃木・茨城両国はこの問題を純粋に『国内問題』として、東北同盟諸国より軍事的支援を受けつつこれに厳重な取締りを行う。
この問題に関して外部勢力からの物理的援助などが行われた場合、『内政干渉』として対応するので留意されたし。
「同志最高会議議長、横浜よりホットラインです。
>>874に関してだそうで。」
「何?ふむ・・ふむ・・・わかった。」
「どうしました?」
「この件は旧東京軍の暴走と言う事らしい。」
「旧東京軍が横浜のコントロール下から離れつつあるという事ですか。」
「
>>875での危惧が早くも現実となったな・・・最悪、横浜がコントロールを取り戻さない限り、我らで殲滅しないといけないかもしれん。」
「統制下に無い軍隊など、山賊と同じですからな・・・」
「それはそうと、観艦式の話も出たぞ?」
「?こないだのはリハーサルでしたか?」
「明治連合艦隊全力らしい・・・・・のはいいんだが、ウチの『長門』や向こうでも『三笠』みたいに由来のあるのはともかく、とっくに解体したフネまで出てくるのは裁定人的にどうなのかな・・」
「眺めはいいんですけどね。」
「まあそのへんは裁定人に任せるとして、横浜主催でもう一度観閲式をやるか。」
「どこからか『横浜必死だな』という声が聞こえてきた気がするのですが」
「そーか?」
「あと、『いい加減軍事抱えすぎじゃないの? プ』という幻聴も」
「そっちは事実だなぁ……」
「というか、株は下がってます」
「暴落イベントを計画していたが、突っ込まれた後だと格好悪いしな」
「……何の話ですか」
「いや、別次元の話だ」
「別のイベントを考えるかなー」
「だから、何の話ですか」
「いや、何でもない」
「?」
「で、どうなんだ」
「維持費ですか?」
「ああ」
「厳しいですね。長野に本格対応となると、尚、厳しいでしょう」
「ん〜」
「生産施設の一部を装備強化・要塞構築の為に転用してしまっている影響で、
海外貿易が赤字傾向なのも問題です。……まだ商工会議所は騒いでいませんが」
「軍事関連産業は好調だからな。……ありがたくない話だが」
「それはそうと、長野の動きです。偵察衛星でも確認しましたが、首都長野の西にある大町市が反政府軍に陥落、政府軍は白馬村に撤退したようで・・」
「首都の戦況はどうだ?」
「政府軍は辛うじて更科−真田ラインを維持していますが、このままでは大町から東進してくる反政府軍から圧迫を受けます。非常に重大な局面を迎えていると言わざるを得ません。」
「まだ反政府軍に息切れする兆候は無しか・・」
「旧東京軍が展開する時に軍需物資を根こそぎ持っていったという情報もあります。」
「また旧東京軍か・・困ったな。そろそろ長野国政府軍を支援しないとアッサリ片がついてしまいかねない。今はちょっと困る。」
「新潟との国境付近の野尻湖なら何とかササニシキ大艇でも離着水可能です。山間部ですから山形の南陽白竜湖ハンググライダ団、宮城の七ヶ宿パラグライダ空挺歩兵も展開可能です。」
「即時待機命令を出しておけ。」
「はッ!それともう一つ気になる情報が・・・神奈川の相模原ですが」
「うむ・・・設定は悪くないんだが。」
「神奈川国民は横浜自治区の統治はともかく横浜ベイスターズを愛しています。国民の支持を受けられるのかが微妙です。」
「裁定人次第では面白い事になりそうだが・・・横浜の中の人も大変だなw」
「湾岸一帯の工業地帯から、兵器の対外輸出の一層の緩和を求められていますが」
「そして、密輸も、か」
「は」
「商工会議所の連中は何をしているか分かっているのか」
「神奈川・千葉の重工業にとって、茨城・栃木の脅威など所詮は他人事、ということなのでしょう」
「関東への脅威に対処しようとしている国家の産業が、その脅威の為の兵器を生産する。
たちの悪い冗談だ」
「しかし、多分、事実です」
「……」
「いかが、されますか」
「禁輸はどうせ効果は出ない。事実、それで維持されている産業もあるのだろう。今は黙認だ。
それより、兵站が維持できないのなら旧東京諸軍の大半は千葉に引っ込めるしかないな。経済
建て直しのためにも」
「その可能性も含めて対応を準備させます」
「それから、東北は既に解放戦線への対応を始めた模様です。解放戦線は、
『栃木・茨城解放機構』(TILO)と名乗っているという噂も。まぁ、裁定無しの噂、ですが」
「我々は無関係ということになっている。見守るしか無いさ」
「我々は、彼らのようにポーランドやドイツ、朝鮮から何かを学んだわけではありませんからね」
「無論、彼らがソ連のアフガン侵攻から何かを学んだのかも気になるところだがな(ニヤリ)」
「は」
ひとりごと
>>876 フネは折角なので全力にしてみましたが、解体扱いのフネは解体扱いでもOKです。
その方がフェアかな?
まぁ、主力はむしろマルハ艦隊か。
観艦式については時系列の認識が間違ってたかも。間違いならスマソです。
発:東北同盟代表委員会委員長(宮城共和国最高会議議長)
宛:横浜自治区総裁
(私信)
>>877>>888を見てる限り、お互いボチボチ腹の内が読めてきたようでw
ところでこの辺で間もなく登場すると思われる裁定人様のために一つ状況の整理をば。
@東北・東京戦争講和会議(横浜パシフィコ会議)
続行か条約発効か裁定人様の判断が無いと、「なし崩し発効」になると思います。
A長野内戦
反政府軍は旧東京軍が持ち込んだ大量の軍需物資を投入して首都長野に南と西から圧迫を強めつつあります。
裁定人様におかれましては、軍事的諸問題のみならず難民問題や政府疎開の点についても詳細をいただければ・・
あと、内戦の原因や両勢力の主義主張が無いと、外部からの心情的な介入は起こしにくいです。
(政治的原因によって介入の動きはありますが)
B東栃木・茨城の新国家樹立
裁定人様の「東京は旧東京の外部領土・権益を放棄していて実質的に承諾」という点を大義名分にして東北同盟は横浜を差し置いて動いてしまいましたが・・・以前もお伝えしました通り我々は「東側」ですのでw
陰謀策謀横暴で領土拡張を行う事には何のためらいもありませんです。
両国内はあくまで「新たに樹立された政権による新国家」でありその政府(もちろん傀儡政権ですw)の意思で東北同盟に加盟したという事で。これは講和会議が破綻したと裁定された時の保険ですw
東北同盟は横浜自治区と違って軍事力の大半が未動員または復員させているので、余剰労働力・経済力で両国の建国と領土内の復興を行い、旧福島いわき政府幹部によって政治・行政を掌握するという設定です。
C相模原・津久井動乱
横浜自治区による神奈川国掌握に不満を持っていた勢力による反乱という事で・・・
個人的には継続してくれる方のカキコミだと今後の展開に深みが出て(横浜サンすいませんw)いいと思うのですが。
ただし、90式戦車等実在兵器を登場させるには設定・解説にもう一ひねり欲しいとこです。
(このへんが「各県独立スレ」との違いですね〜)
いずれにしても裁定人様からの裁定待ちで、東北同盟も横浜も対処が決まると思います。
我らの相模はかつて後北条氏の領国であった。武田騎馬隊なんぞに蹂躙されるのは、不快至極。
すぐ撤退してもらいたい。とは言え、北条と武田はかつて同盟関係にあったことだし、協力してもらえるなら厚遇いたそう。
それと神奈川県民は、横浜ベイの信奉者ではない! 圧倒的にG党の方が多いのですぞ。
兵庫県民がブルーウェブ党より、猛虎党の方が多いのと一緒ですな。
湘南や、横須賀、厚木、小田原の諸君も、横浜の横暴に対して立ち上がっていただきたい。
(ホットライン)
横浜自治区総裁殿
明治連合艦隊は全力でもよろしいですよ〜。
フェアじゃないといえばそれまでですが、ウチも『長門』は現実の歴史をいじくり回して登場させてるので、なんで『敷島」だのがそこにあるのか設定作るのもまた一興かも。
というより、個人的に小官もフネは大好きです。小官の心は防護巡洋艦まで出してきた横浜殿の熱意と共に有り!
それと茨城ですが・・・ベトナム・アフガンとは民意の違い(文明レベルの違いと言ってもいいかもしれません)を反映して、治安維持と行政サービスの充実を統治の柱にする事によって泥沼化を防げるという思惑です。とはいえお互い歴史に学ぶ所は多いですね・・
相模原の三菱重工と新キャタピラー三菱で、90式戦車を製造しているのは、事実です。
相模原が戦前軍都として開発されたのも事実です。相模原市はそのために町村合併して誕生しました。
現に相模原中心部は戦前より、碁盤目状に道路区画されており、戦車が通行しやすいように、
米軍補給廠入り口から、市内の国道16号線は片側3車線の広い道路となっております。
市内には米軍のキャンプ座間(旧陸軍施設)や、返還されましたがキャンプ淵野辺(旧陸軍戦車演習場)があります。
今では東京のベットタウンですが、本当は旧陸軍の軍需工場地域でありました。
(ホットライン)
>>883 >予備政治士官殿
どもです〜。
まぁ、艦隊規模については、話のバランスを崩さない方向で適当に加減出来れば、と
思ってます。
話のバランスを崩さなければ良いな、と。
まぁ、名物の兵器化がこのスレの基本ですしね。
横浜パシフィコ会議については、隠し玉一つ、とおまけイベント一つ(w)を
用意しているのですが、一回裁定人さんが降臨しないと収拾がつかなくなるか
と考えてひとまず保留している状況です。場合によっては無かったことになってしまうかも
知れませんがまぁそれはそれで仕方ないか、と。
茨城については旧東京軍の侵攻停止線が南北の真中くらいかな、と考えて、
最悪の場合、せめて南茨城を防共の砦(w)にしようという思惑も持っています。
まぁ、一回国境ラインまで撤退していますので、浸透するなら真中までが
限度かな、と。
裁定人解釈待ちですが。
さいたま軍が浸透していた五霞町を埼玉領とすることを黙認することで、彼らも
混乱に巻き込めるかな、などという打算も横浜自治区には働いています(w
で、茨城・栃木のアフガン化問題(住民抵抗運動/インテファーダ?)については、
栃木・茨城がそもそも関東であることから、「一都六県主義」が住民達の意識の根底にあり、
赤い北の傀儡には心理的抵抗がある、という風に横浜側は『考えて』います。
栃木は旧東京側だったこともあり。
というよりも、旧東京諸軍過激派の侵入をもっけの幸いとして、「奪われるなら
せめてアフガン化してしまえ」という思惑も指導部は抱きつつあるようです(w
いずれにせよ、まさに歴史がすべて、ですね……
相模問題については、とりあえず裁定人さんの判断を待ちたいと思います。
「同時最高会議議長、どうされました?」
「いやね、さっきも横浜の総統とホットラインで話したんだが・・」
「芳しくありませんでしたか。」
「いや、まだ講和会議は続行中という事で話も弾んだんだが・・茨城の旧東京軍についてだけはちょっと、ね。」
「ああ、この資料が何か・・・。
>>640参照
栃木・茨城の旧東京勢力地に展開していた旧東京軍派各部隊は我が国が監督下に置いた。
『千葉指揮所』からの指示という形で、すでに千葉−茨城国境までの撤退命令を発した。
・・・・・・確かに我々はこれを前提にして行動していたわけですが。」
「であろう?非公式通信とはいえ確かに撤兵していたはずだが。」
「残余がいたというわけですね。」
「総統自らの通信だったのにブツブツ」
「まあ指示に従わなかった部隊がいたと解釈する他無いでしょうね。」
「もう一つある。」
「はあ」
「『一都六県主義』などというが、ワシはこれでも栃木の生まれだ。神奈川ではどう思ってるか知らんが、少なくとも栃木・群馬・茨城は『北関東』として東京・神奈川・埼玉とは別に扱われているという印象が強かった。」
「つまりは田舎と首都圏の違いですか。ところで千葉は・・?」
「また別だ」
「はあ」
(ホットライン続き)
>>887 ええ。撤兵していた、という前提なのですが、
東北もその『空白』に侵攻することは無かったろうと考えていたのですが、
違ったのかな? 撤退地域に侵攻したら流石に目立つだろう、と。
で、反古にされたら空白は保全、みたいな。
……はっ。もう占領されていたのかッ?
(執務室)
「『北関東』主義、か、なるほど」
「そうすると違う意味で厄介になるかも知れませんね……尚更」
「TILOは群馬に連携強化を求めるかも知れん」
「今度は群馬が巻き込まれるということですか」
「かえって、それこそ他勢力にとってはやっかいな地域となってしまう可能性もある」
「なまじ、独立心は南関東より強そうな雰囲気はありますね」
「……ますます、そもそも東北がそんな地域を押さえられるのか不安が出てくるぞ」
「大『北関東』運動ですか」
「……まぁ、防共の為にはそれも悪い話ではないかも知れないが」
「やっかいであることには変わりありませんね……」
「閣下、我が国の通信の途絶が回復しました。新兵器『かちゅ〜しゃ』の威力は絶大です!」
「各国からいまさらか・・・などと言われそうではあるがな」
「それと、その間に大きな動きがあったよです」
「その様だな。ところで、北関東に連帯はあったかな?」
「まあ、南関東・・・とくに神奈川、東京辺りからは『田舎者』呼ばわりされていましたが、我が国と栃木の関係は『敵の敵は味方』
と言うわけにはいかなかった様ですが。
むしろ、競争相手として敵視していた感がありますね。まちBBS分遣隊からもそのような報告が入っています」
「では、動くか・・・。まずは、西栃木だな。機甲師団『すばる』を鬼怒川以西に展開させろ。目標は宇都宮だ。
ああ、もちろん、名目は治安回復と人道援助だ。医療チームもつけろ」
「了解しました」
「長野はしばらく後回しだな。とりあえず国境付近の都市に民需物資を援助しておこう」
宛:横浜会議参加各国
発:群馬国棟梁
講和会議もおおむねまとまった様で喜ばしい限りである。各国代表が集まっているこの場で、我が国から一つ提案を行いたい。
それは、利根川の国際河川化である。
宛:関東各国
発:群馬国棟梁
長野国内の騒乱にて、我が国は大変に不安を抱いている。至急、平和維持軍の編成を提案する。
「群馬が動きました」
「早いな」
「栃木に入ってきています」
「TILOからもう、群馬に要請が?」
「不明です。少なくとも、東側に侵攻する意図はまだ見受けられません」
「声明は?」
「公式声明はまだですね。治安維持という声明は出ている模様ですが」
「なるほど」
「本来、中立国である彼らの進駐には法解釈面で難しい部分もありますが」
「つまり、中立国でなくなった、と?」
「そう見るのが自然でしょう」
「東北に対しても」
「そう、宣言したものと同義かと」
「……よし。旧東京諸軍責任者に、丁重に出迎えるように伝えろ。どうせ、関東各国による
共同管理化をするつもりだったのだ。あくまで栃木政府の独立は維持させるつもりだが。
むしろ要請の手間がはぶけた」
「は」
「ただ、政治的な動きは起こらないよう、手配しておけ。東はともかく、
西での混乱は今の段階では困る。『栃木』として独立してもらうのが理想なのだ」
「……もっとも、これで彼らも面倒に足を突っ込んだことになりますね」
「ああ」
宛:群馬国
発:横浜自治区総統・神奈川県庁(連名)
貴国が西栃木の安全保障に行動を開始したことを歓迎したい。出来れば事前通告
は欲しかったが。
西栃木は旧東京諸軍が実質的に駐留しているが、彼らが貴国の軍を歓迎するよう、
既に手配を行った。無用の混乱を避けるよう要請したい。了解されたし。
宛:関東諸国
発:横浜自治区総統・神奈川県庁(連名)
長野へはまず共同の公式声明の発表をすべきかと思う。その後、軍を送ることも
考えればよいと思うが如何だろうか。
具体的には『即時停戦要請』及び『停戦しない場合の警告』の2点である。
「なぜ一日でこんなにスレが延びるのだ・・・介入の時を逃したではないかブツブツ」
「ええと、いろいろありますがまずは長野からかたづけちゃいましょうか」
「近頃使ってもいなかったLive2chを使う羽目になるとはブツブツ」
「首相、まじめにやってくださいよ」
「え〜と、長野の件だがぁ〜」
「ここに一通の親書がありますが」
「それを早く言わんかい!えーと、西武公国大公殿下か。何を言ってきた?」
「軽井沢と志賀、野尻と妙高の西武権益の保護要請です。特に軽井沢を第一に挙げていますが」
「・・・分かった。外国資本に攻撃はしないと思うが、やらねばならないだろうな」
「しかし、武装兵を送り込むのはまずいですよ。もしもの事があれば・・・」
「そのときは大義名分ができる訳だ。出兵のためのな。それに西武権益のある所は今の交戦域からは離れている」
「あまり心配はないと?」「そのとおり」
「では次に栃木ですが」
「現在北部国境に展開している鴻巣自動車化連隊、加須「むさしの村」歩兵師団、および菖蒲「ラベンダー」歩兵師団に
警戒態勢をとらせるように。五霞の32連隊分遣隊にも同じように伝えろ」
「それだけですか?」「今は栃木より長野だ」
「分かりました。あと相模原ですが」
「無視だ。大体言うじゃないか、「コミューンと名のついた組織で成功したものはない」と」
「すっごく怪しい言い回しですが」
「とにかく奴らがこちらに来ない限り、そんなものほうっておけ」「分かりました」
「しかし公国軍からも出して貰う訳には行かんかな」
「というより、ある程度自衛戦力を持っていたはずですが」
「入間の輸送ヘリでくすのき「古本骨董」歩兵師団から軽井沢に二個、その他各地に一個中隊づつ、計六個中隊出せ」
「あと長野でもう一つ。群馬より呼びかけです」
「平和維持軍の派遣か・・・その前にまずは停戦勧告だろう。その点では横浜に賛成だよ。ただしー」
「停戦しない場合、ですね」
「そのための兵力は残しておかんとな」
発:埼玉共和連邦首相
宛:協議参加関東各国
『即時停戦要請』及び『停戦しない場合の警告』を中心とした共同声明の発表に賛成する
まだ、平和維持軍や停戦軍への部隊の派遣も賛成する
またわが国は連邦構成国家のうちのひとつ、西武公国からの要請を受け
軽井沢、志賀、妙高、野尻に各一個から二個中隊の兵力を展開する。
目的は西武公国権益の保護と治安の維持である。これは、公国大公殿下の
正式な要請によるものである。よってこの展開部隊への攻撃はその相手を問わず
埼玉共和連邦への攻撃とみなす。 埼玉共和連邦首相
「閣下、機甲師団『すばる』行動開始準備整いました」
「よろしい。声明をだせ」
宛:各国代表
発:群馬国棟梁
現在、栃木国宇都宮よりわが国領域内へ避難中の民間人が所属不明の武装集団から攻撃を受けた。
避難中の民間人には、我が国の部隊と東北同盟の武官が護衛としてついていた。これは栃木国内が
現在無政府状態に起因するものである。この状況が続けば、いづれ我が国内の治安も悪化すると思われる。
この状況を打破するために我が国は鬼怒川以西の治安悪化を防ぐために同領域内に部隊を展開させる。
あくまで、目的は治安維持と虐げられている住民の保護である。
宛:東北同盟参加各国代表
発:群馬国棟梁
我が国の栃木国内展開は貴同盟との開戦を意味しない。あくまで、鬼怒川以西領域の安定化のためである。
宛:横浜自治区総統・神奈川県庁(連名)
発:群馬国棟梁
栃木国内領域への我軍の展開が事後承諾になってしまい、申し訳ない。なにぶん、我が国を頼ってきた民間人の保護を第一に考えて迅速な対応を行った為と理解していただきたい。
また、栃木国内の旧東京軍に対する配慮に対して多大な感謝をささげる。
長野国に関しては、停戦要請の声明を出すことに同意する。
また、我が国のNGO組織が既に長野国内で活動を開始した旨を通告してきた。この行動に対し、便宜を図ることにした。