1 :
名無し三等兵:
お前ら、結局 秋月は何で沈んだのか教えてください。
・必中魚雷体当たり自爆説
・航空爆弾による魚雷誘爆説
・対空射撃弾の空中衝突による魚雷誘爆説
厨房の自分には分からないであります!
3 :
名無し三等兵:02/11/22 18:53 ID:/I1DkXvd
俺の持ってる本では米潜水艦ハリバットの雷撃が原因だそうだ。
4 :
名無し三等兵:02/11/22 18:56 ID:tdY2Bea9
防空駆逐艦「秋月」爆沈す(光人社NF文庫)によると爆弾らしい。
結局本は当てにならぬということか?
5 :
名無し三等兵:02/11/22 19:59 ID:imf38KIR
同じく光人社NF文庫「駆逐艦入門」では、弾幕が魚雷に落ちて爆発したと艦長が語った、と書いてある。
戦闘詳報の信憑性すら疑わしいんじゃ確かめようもないな。
>>1 「艦長達の太平洋戦争」という本で、爆沈時の艦長が語ってるよ…
誘爆場所は予備魚雷格納庫
当日、魚雷による被雷はない
爆弾も喰らっていない(正確には敵機は相手にしてくれなかった)
本人曰く「瑞鶴の高角砲が命中したのじゃないかなあ?」
>>4>>5 両本の原典は本人の談話で上記の本です
7 :
名無し三等兵:02/11/22 20:22 ID:tdY2Bea9
自分も 『空中衝突した砲弾の弾片が予備魚雷を誘爆発させた』
と思ってたのだが、読む本 読む本で結論が違うので、実際のところ謎…。
駆逐艦の沈没など構っていられるか!というのが当時の本音だろうか…。
8 :
6:02/11/22 20:32 ID:???
原典より(昭和55年8月25日インタビュー)
爆発を起こしたのは8時50分と記録されていますね。つまり第一次空襲の
終わりごろです。ところが、「秋月」には1機も襲ってきていないんですよ。
みんな「瑞鶴」めがけて突っこんで行くばかりでね。…略
…後ろから二機ばかり来よったというんですが、これは爆弾を落としていな
い・機銃掃射をしただけですね。かりに爆弾が命中したんなら、大穴が開く
んじゃないですかなあ。なにしろ、後ろを見たときには発射菅はそのままで、
少し盛り上がっているだけで、形はそのままでしたからねえ…略
…私はこれまで防弾頭巾というのをかぶったことがなかったですがね。
とにかくひどい状態で、思わずかぶってしまいましたね。…略
…予備魚雷は、発射菅のそばに格納されています。ちょうど爆発した
位置の上甲板にあるわけですね。ですから、爆発の原因は、味方の弾
片が予備魚雷に命中して誘爆させたと、いまではそうとしか思えませ
んなあ。爆弾が当たったという気がせんですもんねえ。あのときも、
ふとそう考えたんですが、しかし、味方の弾の破片にやられた、なん
て言うと怒られるから、黙っちゃったんだけど、それが真実のように
思えますなあ。
これが緒方艦長のインタビュー内容
10 :
名無し三等兵:02/11/22 21:55 ID:tdY2Bea9
>>9 画像感謝。
防空駆逐艦「秋月」爆沈す(光人社NF文庫)では
あのとき、敵機は左舷高空から急降下して右舷側へ、煙突の陽炎の死角を
利用して水平飛行で忍びより、見張りは空母の警戒ばかりに気を取られて
いる隙を狙い、艦中央の四番機銃台付近に向かって爆弾を投下、魚雷の誘
爆を起こさせた。敵機は空母に対し、急降下爆撃後は、空母と駆逐艦の死
角をついて海面すれすれに退避する方法をとっていた。(主計員)
を爆撃の根拠としていますが、実際はこれのみで爆撃説を確定するのは
なかなか難しいですよね…とりあえず必中魚雷の線は外していいですよね?
大鳳の沈没の原因になった魚雷に 搭載機が突っ込んで救おうとしたという伝説といい
日本海軍ヲタは こういう話をでっち上げるのが大好きと見える
>お前ら、結局 秋月は何で沈んだのか教えてください。
>必中魚雷体当たり自爆説
浸水したから
13 :
名無し三等兵:02/11/23 00:07 ID:br39/CQn
14 :
名無し三等兵:02/11/23 00:26 ID:Gplpd8V1
機銃掃射での12.7mmが魚雷の弾頭にあたってあぼん、て可能性はあるのですか。
予備魚雷の格納庫もスプリンター防御くらいはしていたと思うけど。
15 :
名無し三等兵:02/11/23 00:39 ID:uErFQ36x
16 :
名無し三等兵:02/11/23 00:49 ID:br39/CQn
>>14 機銃掃射かぁ。考えなかったけどありそうですね。
>>15 伊勢か日向か、航空戦艦であるのは間違いなさそうですね。
17 :
名無し三等兵:02/11/23 00:50 ID:XxFjWlh7
今月の歴史群像に書いてあったような
>>10 軍隊の常識で言えば、主目標以外に対し任務完了前に攻撃を行うとは思えない。
また、米海軍では秋月級に対しては近付くなという命令が43年2月以来存在
している。
19 :
名無し三等兵:02/11/23 18:18 ID:br39/CQn
>>18 私も空母・戦艦が健在な状態で、わざわざ『うかつに近付くな』
と言われる危険な秋月に対して攻撃するとは思えないのです…。
命令はどうあれ、上空から、秋月型と他の駆逐艦型とが
そう簡単に見分けられたかは疑問だけどな(藁
秋月型なら識別容易と思われ。
それに近くに伊勢?がいるのに、何でわざわざ秋月を爆撃するのか?絶対とは言わないが。
秋月型はソロモンで実戦初投入で優秀な対空能力に「爆撃禁止」の通達が
出ていた気がするが、その後もそうだったかどうか。
23 :
名無し三等兵:02/11/23 22:18 ID:QPIYfrZc
アゲ
24 :
名無し三等兵:02/11/23 22:28 ID:SMuvbz+y
畝傍はどこへ逝ったんですか?
対空戦闘をしてる駆逐艦を潜水艦が雷撃するとは思えないし
>21 の理由で爆撃説はないだろう
26 :
名無し三等兵:02/11/24 02:39 ID:JKyDV57d
あの戦艦、伊勢か日向かわからないのかな?
戦闘詳報に判断材料が載ってないのだろうか。
小沢囮艦隊の戦闘詳報は、けっこうな量が公開されてるでし。
瑞鶴・伊勢・千歳・瑞鳳ら主力艦は確かに見たが、秋月はどうだか…。
ただ詳報の正確さは保障できないでし。
千歳は致命傷を負った5分間を1ページ半にわたって克明に記録してるのに、
伊勢は略図に被弾・被雷箇所を書き足しただけでし。
ま、戦闘前の輪形陣が記録してあるから、
つらつら読んでれば伊勢か日向かは明らかになると思うでし。
けど秋月の沈没原因は読み取れないでしね。主計長さんの書き方次第でし。
>>22 出っぱなしだと思いますよ…長10cm高角砲の射撃装置より優れた射撃装置は
1947年まで存在していません。秋月型の対空砲で17機が纏めて叩き落され
た記録があるのです。
ちなみにこれに優る高角砲は護衛艦「はるな」とかに積まれていた12.7cm砲
良スレですね。。。
漏れには知識が無くて秋月級の優美な姿にマンセイするのみです。
32 :
名無し三等兵:02/11/26 22:35 ID:vKn6DKA+
>>22 >秋月型はソロモンで実戦初投入で優秀な対空能力に「爆撃禁止」の通達が
>出ていた気がするが
この話は有名だが ソースを見たことがない
常識的に考えれば「攻撃するな」などという命令を米軍が発するはずがない
せいぜい「従来の日本艦にくらべて 対空砲火が強力なので接近する時は注意して」
だろう
ソースを知っている人がいたら 提示してほしい
33 :
名無し三等兵:02/11/26 23:48 ID:ejA5x+Is
>>32 激しく同意。『うかつに近付くな』という話があった、
とは聞いても明確なソースは見たことがないですねぇ…。
>>26 仕事帰りに図書館で戦闘詳報メモってきたでし。
第4警戒航行序列案(伊勢戦闘詳報)
←−多摩 ←−初月 ←−杉 ←−槙
←−若月
←−瑞鶴 ←−千歳
←−大淀 ←−伊勢 ←−五十鈴 ←−日向
←−瑞鳳 ←−千代田
←−秋月 ←−桑? ←−霜月 ←−桐
*実際は、多摩が第2群に移り、桑が右翼に回るよう司令があったようでし。
ついでに、実際の序列の図から、五十鈴が抜けているでし。
てことで、あの写真は伊勢でし。
ところで、やっぱり敵機は、瑞鳳の左後方(230度)から侵入してるでし。
桑(詳報には艦名記載なし)が抜けた穴に若月を回した形跡ないので、秋月だけが対応しているでし。
真っ先に沈められた千歳には、やっぱり秋月型の援護はないでしね。
ちなみに対空戦闘のスタートは、伊勢8時20分、瑞鶴21分、瑞鳳25分。
秋月の詳報は、ないのか未公開なのか不明でし。
30分しか読めなかったんでミスがあるかも。このスレ生きてたら土曜に詳細・訂正カキコするでし。
35 :
名無し三等兵:02/11/27 07:59 ID:Y4qOiK9V
>>34 図書館感謝なり。
これを見ると、写真の秋月の後ろの航空戦艦は伊勢だと言えそうですね。
36 :
亀ヲタ:02/11/28 09:50 ID:6L+VO2Ov
37 :
名無し三等兵:02/11/28 10:02 ID:2Nb/xjqn
38 :
名無し三脚:02/11/28 11:44 ID:t72Sk9VL
戦闘詳報ってどこの図書館にあるんでしょう
いや、家が田舎なんで置いてないみたいで・
↑
>>34の元ネタは、鎮守府所在都市の某市立図書館にあった復刻版でし。
確率1/4 さあどれかなぁ?
>>40 佐世保かな?
海自資料館があったよな。
資料館所蔵の資料からの復刻とか?
佐世保の資料館には、たぶん詳報ないでし。
復刻版の元ネタは、進駐軍が盗み出したトラック×台分のうち、
返還されたもの…のほんの一部、と解説に書いてあったでし。
原本は防衛庁戦史資料室にあると思うでし。
だから、復刻版が詳報のすべてでない以上、秋月自身の詳報の有無は不明でし。
瑞鶴・瑞鳳・伊勢・大淀の詳報から探るしかないでしね。
連続カキコスマソ
>>41 でも正解でし。
佐世保市立図書館の一番奥、郷土資料室の左側、一番奥の列の棚の真ん中らへん一番下に
戦闘詳報復刻版集があるでし。
サセちん近辺の海系ミリヲタは必見でし。
でも海軍遺産にいちばん無理解な佐世保にもあるからには、
横須賀・呉・舞鶴にもきっとあると思われ。
復刻版って6〜7年前にアテネ書房からでたやつのことでしょうか?
それなら一式入った段ボールには198,000円(税込み)の文字が・・・。
今では一部ばら売りしてますよ。
↑そうでし。
今日は月末なので図書館お休みでした