人工衛星を語る Part 2

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779True/False ◆ItgMVQehA6
>778
とりあえず参考情報として、
同じバスを使った衛星であるUSERSの
公式サイト(つか、運用者によるサイト)
ttp://www.usef.or.jp/f3_project/users/f3_users.html
などご覧下さい。
本体サイズ:1.6m×1.5m×1.2mです。

次いで、しばしば対比されるイコノス
ttp://www.spaceimaging.co.jp/profile/eisei.html
が、用いているロッキードマーティンLM900バス。

ttp://rsdo.gsfc.nasa.gov/rapidii/Specs/lm900sp_020700.pdf
ゴーグルによるHTMLバージョンはこちら。
ttp://www.google.co.jp/search?q=cache:S42qVWLbLDAC:rsdo.gsfc.nasa.gov/rapidii/Specs/lm900sp_020700.pdf+LM900+Bus&hl=ja&ie=UTF-8

イコノス衛星はこのバスの2.2m(直径)×1.7mのミッション機材搭載スペースに
口径28インチの光学系(望遠鏡ですな)を搭載し、0,8mの分解能を得ています。

それらを踏まえて、USERSバスに押し込める光学系の口径を考えてみます…。
詳しくは天文板かカメラ板にでも出かけて聞いてみるとしても、
イコノス並みの口径では「ありえない」ことは確実です。

にも関わらず分解能1mというのですから、撮影条件の方を固定して
データを「積んで」分解能を上げる、または光学系をほぼ固定に近いような構成にして
(イコノスを戦車とすれば、突撃砲みたいな構成にして)大口径光学系を押し込むか。

どちらにせよ、軌道変更は許されない衛星となりましょう。

どなたか補足いただければ幸いです。
780True/False ◆ItgMVQehA6 :03/04/02 18:34 ID:???
補足:USERSバスには23N(だったかな)のヒドラジン・スラスタがあって一応は
軌道変更能力があります。

02年09月打ち上げされたUSERSは126kg(うろ覚え)のヒドラジンを積載して
打ち上げられ、H−2Aからの分離後に運用軌道への上昇(70kmくらいだった)
を行いました。

現在運用中ですが、今の軌道に入るまでの消費量、その後の軌道保持の為の消費は
どの程度か、私はまだ確認していません。