>最も、米陸軍の展開が間に合わぬ程に敵の着上陸部隊の集中と渡洋展開が早いと云う事は
それだけ敵の部隊規模の小さいと言う事になるので、まぁここら辺の兼ね合いは、仰る通りに
難しいとは思うニダ(笑
うんうん。分かるよ。
規模がでかくなると戦略的奇襲は難しいしなあ。
しかも国内には米軍の緊急展開用のインフラが整備されている上
弾薬その他の資材を大量に備蓄しているしなあ。
それに航空戦力の緊急展開能力も印象的だなあ。
グアムの海上事前備蓄も同様。
できることなら、日本本土にも機械化1個旅団分ぐらいの事前備蓄基地が
欲しいトコロだなあ。
まあ万が一、揚陸されてもイースター攻勢のようなかんじになるのかな。
イヤイヤ、コレはあまりに20世紀的すぎる発想か・・・・。
>>119 砲の必要性、能力を否定する訳では無いニダが、そゆう分野に於いては大口径砲を無理に装備する必要に関しては疑問を抱くニダ。
40ミリ前後の中口径砲の能力向上-MBTを除く地上車輌の尽くを撃破可能と云う事から鑑みてウリは、60式無反動砲的性格の車輌を整備するのでは無くIFV(APC)を整備する事で対処可能では無いかと愚考しているニダが如何なものか?
ストライカーMGSはウリも萌え萌えニダが、冷静に考えて歩兵に対する火力支援と云う観点では、IFVやAPCに解が求められると思うニダがいかがなものか。
>>121 >戦力水準を現状のまま維持というご指摘かな?それともさらに増強するのかな?
ウリとしては九州と北陸の防衛態勢は些か手薄では無いかと愚考している訳ニダ。
尤も、ここら辺は北方から西方への戦力シフトである程度は是正されると思うニダがね(笑
敵性国家が多方面に存在し、又、国土が広く部隊の素早い転用は難しいと云う国情から鑑みて機械化、機甲化を推し進めて
戦力の価値を向上させる必要が在ると愚考するニダ。
>戦力
RMAや技術進展もニダが、それよりも重要な事は相対的評価に置かれると云う事を忘れてはイケナイと思うニダ。
絶対評価は無く、仮想敵国の着上陸能力等から逆算し、阻止し得ると判断された戦力規模が最適で在ると愚考するニダ。
(尤も、政治的問題等から最適であっても最良、最高には成らないと思うニダが:笑)
>やはり冷戦期のモノとは姿を変えざるを得ない
最大の脅威であった極東ソ連軍が消滅した以上、ある程度の変容は当然ニダが、同時に日本を巡る状況はMADの崩壊から
米国による抑止力は低下し、以前よりも緊迫の度合いを増していると愚考するニダ。
欧州で劇的に進んだ軍縮の背景には、東西の緊張緩和があり、それがアジアでは訪れていない以上、容易に「冷戦崩壊後」
と云う形で言葉を括るのは如何なものかと思うニダが如何なものか。
>機械化1個旅団分ぐらいの事前備蓄基地
に頼らない陸自の展開能力等の拡張を推し進めて欲しいと思うニダ(笑
>揚陸されてもイースター攻勢のようなかんじになるのかな。
ハン板のネタスレで少々考察してみたニダが、どうにも周辺諸国の戦力では、軍事力を極めてすり潰さないと、
揚陸後の攻勢はおろか着上陸すらも危ういと云う結果が出たニダ。
そゆう意味で自衛隊は適正な能力を保有していると思うニダが、同時に、その為には他の方面を極めて手薄にせざる得ず、
実際に於いてそれが実施し得るのかウリ的には極めて疑問でも在ったニダ。
この視点からウリは更なる整備を推し進める必要が在ると判断しているニダが如何なものか?
米国にしろ地上戦力の削減は進めてるわけだし、そうそう同盟国陸軍の戦力に依存する
わけにもいかないなぁ。
陸自は、軍事的災厄と国民の間に「物理的に」割って入り得る、唯一の防壁だ。
それ故に、実証されてない戦術というかドクトリン、トレンドやらブランドやらに乗る
事は出来ない。
それは、あるいは100年に一度の洪水に備えた防波堤のように、古臭く、芸の無い存在
なのかもしれないのだけれど。
あるいは玄関にかけた鍵のように、見飽きた当り前の存在なのかも知れないけれど。
まぁそれにしても、今、陸自が憂いているのは非在来戦争への対処だ。
そして誤解されているのは、ゲリコマ対策は少数精鋭なハイテク部隊によって為し得る
モノでは無いという事だな。
これらは、まずはマン・パワーを必要とする事だ。
そして古臭い大型歩兵師団は、このマンパワーの効率的発揮という命題を負って
長い長い歴史の中で洗練されて来た存在だ。
これに少数のハイテク部隊が取って代わる事が出来ると思うのなら、それなりの
実例、あるいは高度なシミュレーションに基づく対案が無くてはならない。
まぁ重装師団による正規部隊の着上陸による侵攻の脅威は確かに減少した。
だからって、それを担保している現有戦力の評価を下げるのは、どうかと思う。
>>122 >Mk-46氏
>規模がでかくなると戦略的奇襲は難しいしなあ。
そう。つまり対抗部隊の「軍事的成功を達する為の、所要戦力見積り」を出来るだけ
大規模なものにする事が重要だと思う。(コストとの兼ね合いを十分に検討した上で)
貴方を始め、明晰な方々にとっては、固陋かつ頑迷に過ぎる考え方なのだろう。
だが、天才が運用しても、凡人が運用しても等価な成果を期待し得る事が大事なのだ。
トレンドやブランドには乗れない。陸自の背後に在るのは、国民の生命なのだから。
126 :
名無し三等兵:02/11/30 01:17 ID:QU1vnqn1
>>125 「そして誤解されているのは、ゲリコマ対策は少数精鋭なハイテク部隊によって為し得る
モノでは無いという事だな。
これらは、まずはマン・パワーを必要とする事だ。」
禿同。
確か、何年か前の韓国で北のゲリコマが進入したとき、わずか数十人を
拘束するのにどえらい人数を掛けて、(多くの死傷者も出して)
戦闘、追跡した事が有ったような・・・・。
>欧州で劇的に進んだ軍縮の背景には、東西の緊張緩和があり、それがアジアでは訪れていない以上、容易に「冷戦崩壊後」
>と云う形で言葉を括るのは如何なものかと思うニダが如何なものか。
コノご意見はもう少し立ち入った説明が必要ななのではないかな?
でもまあ冷戦の終結を、
欧州正面における軍事対峙状況のいわば「劇的解消」という事象のみ
から捕らえれば、
そうしたご意見もアリかなあ。
(機械化1個旅団分ぐらいの事前備蓄基地)
>に頼らない陸自の展開能力等の拡張を推し進めて欲しいと思うニダ(笑
政治外交的な意味が込められているのか、それとも純然軍事のオハナシなのか
チト、判定できないなあ。
さらなるご説明があるのだろう。
>ハン板のネタスレで少々考察してみたニダが、どうにも周辺諸国の戦力では、軍事力を極めてすり潰さないと、
揚陸後の攻勢はおろか着上陸すらも危ういと云う結果が出たニダ。
そゆう意味で自衛隊は適正な能力を保有していると思うニダが、同時に、その為には他の方面を極めて手薄にせざる得ず、
実際に於いてそれが実施し得るのかウリ的には極めて疑問でも在ったニダ。
抑止戦力としての陸自は概して適正に機能しているというコトで
早くも議論の決着をみてしまった・・・・。
まあ、冷戦期の陸自増強論は、社会主義と同じで、どこかリアリティを失っているかなあ。
80年代の防衛論争を目の当たりにしてきた私としては
ある種の寂しさを覚えるよ。
ところで「ウリ的」とは何かな?
>尤も、ここら辺は北方から西方への戦力シフトである程度は是正されると思うニダがね(笑
コリャそうなるのだろうね。
そういえばね、5〜6年ほどまえに、昭和30年代の陸幕三部に勤務していた
陸自OB(仮にX陸将としておこうか)にインタヴューしたことがある。
X氏によると当時、陸幕のなかでは西方重視と北方重視でかなり意見が
対立していたそうな。実際、プランも西方重視・北方重視の二つつくられ
喧々諤々の議論があったが、ある種政治的な裁定により北方重視が決まったそうな。
まあX氏の記憶違いも少々あるのだが・・・・。
そのうち暇になったら、陸自の西方重視論について、調べてみようかなあ
なんて思っているよ。
>敵性国家が多方面に存在し、又、国土が広く部隊の素早い転用は難しいと云う国情から鑑みて機械化、機甲化を推し進めて
戦力の価値を向上させる必要が在ると愚考するニダ。
ご意見はとても面白い。
ところで拒否的抑止からの分析にハナシがとどまっているようだが・・・・。
>>125 盆地おさむさん
おそらくね、私も、おさむさんも88式MBTさんも、
在来型な意味での陸自の抑止能力に、
総じていえば、ひじょうな不満を感じていないようだなあ。
(細かい点では色々皆さんご持論・コダワリをお持ちなのだけれども・・・・
まあこの辺りは軍事板らしくて良いなあ)
>陸自は、軍事的災厄と国民の間に「物理的に」割って入り得る、唯一の防壁だ。
>それ故に、実証されてない戦術というかドクトリン、トレンドやらブランドやらに乗る
>事は出来ない。
そのとうり!!(イイコトをおっしゃるなあ)
そしてtraial by fireを経なければ、新しいモノやトレンドは導入されにくく、
時に保守主義は守旧主義・懐古趣味へと堕落する。
まあ軍事における革新というモノは、ひじょうに大変なモノだなあ。
だからこそ、陸自にしても海自にしても、ひじょ〜に悩んでいるワケだなあ。
AT関係なら私的な研究会にまで勉強にくる幹部自衛官までいる。
そこまでに彼ら彼女らは悩んでいるよ・・・・。
しかし冷戦終結後、対テロ戦争、ゲリラ対策正面装備としてAFVは現行員
数じゃ足りないと思う。
それと貴重な歩兵戦力をランドウォーリアーのように質を向上させる必要が
生じて、特に正面装備、個人装備という区分けがなくなり、システムして融
合していくじゃないかな。
まあその前に陸海空の現場での統合作戦運用能力を高めるほうが先かな。
内容:
アッ・・・・ボタンを押してしまった・・・・。
盆地おさむさんには、お見苦しい点をお詫びする。
(まあ見苦しいのはいつものコトなのだが・・・・)
>まぁ重装師団による正規部隊の着上陸による侵攻の脅威は確かに減少した。
>だからって、それを担保している現有戦力の評価を下げるのは、どうかと思う。
在来的な脅威に対する抑止戦力としての陸自の役割は低下しつつあるなあ。
だがその反面、違う役割を求められるようになってきた。
「新しい脅威」への対応を陸自に求めてるか否かで、
陸自削減論と維持論は分かれるのかもしれないなあ。
>そして誤解されているのは、ゲリコマ対策は少数精鋭なハイテク部隊によって為し得る
モノでは無いという事だな。
申し訳ない。「少数精鋭なハイテク部隊」が何を指しているのか
ちょっとイメージできない。これは私の読解力の問題で君の問題ではないのだが
もしよければ、具体的な例をあげていただけないのかな?
ひょっとしてCIAのSAS要員のようなモノかな?
>これらは、まずはマン・パワーを必要とする事だ。
>そして古臭い大型歩兵師団は、このマンパワーの効率的発揮という命題を負って
>長い長い歴史の中で洗練されて来た存在だ。
そう、米軍でいえばそうした歩兵の歴史の過程で
歩兵のエッセンスとして生まれたのが、レンジャー大隊や特殊部隊
とみることもできようね。
しかもヴェトナムやグレナダといった戦火の試練を経てね。
犠牲者の血で書かれた歴史的教訓の一つは、在来部隊と特殊部隊の連携。
ヴェトナム戦では、マンパワーのある歩兵大隊の支援をうけながら
特殊部隊は活動していたが、連携がうまくいかないと・・・・。
また射撃規律がとれない歩兵部隊は投入できない、というモノも教訓の一つかな。
小規模ゲリラ部隊の捜索せん滅が、山岳、密林にあっては
マンパワーをもっても案外難しいというのも、あったかな。
いずれにせよ大型歩兵師団万能論も特殊部隊万能論も
おさむさんもお気づきのとうり、
どこかしら、ナンだなあ・・・・ドグマ化すると、どうも魅力が失せてしまう。
(しかしまあ陸自の小型師団は、どうも人気がないようだなあ。)
>>130 ランドウォリアー開発にみるような
歩兵のハイブリット化という発想をみるに思い出すのが
米の「全歩兵の特殊部隊化」のアイデア。
その要求される能力がきわめて高く、訓練水準も高度なことから
「特殊部隊要員はマスプロがきかない」とされる。
まあよほどの体力・知力・動機づけがないかぎり、特殊部隊の訓練に
ついていくことは、できないだろうなあ。
しかしランドウォリアーのようなモノが
ヒトに優しいシステムとして実現した場合、
ハナシは変わってくるのかも知れないなあ。
まだまだ先のハナシなのだけれどもね。
134 :
名無し三等兵:02/12/03 17:07 ID:xAH/TTAn
保守
なかなか壮絶に日が空いてのレス、ご容赦願いたいニダ。
>>127 >Mk-46 ◆5q0DNcO7r.殿
>コノご意見はもう少し立ち入った説明が必要ななのではないかな?
不勉強故にウリは基本的に、純軍事的側面からしか語っていないニダ(汗
>政治外交的な意味が込められているのか、それとも純然軍事のオハナシ
両方ニダね。
些か偽悪的に言えば、独立国家として諸外国と外交交渉を成すための体裁維持。
そしてもう一つ、如何に友好国との同盟であったとしても、国家の存続に関わる問題
に関して、手綱を渡すべきではないとの認識が在るニダ。
世界大戦の如き規模の戦争であった場合はまだしも、一国からの侵略を防衛する事に
おいては同盟の存在によって強固な防衛体制の構築が出来ているが、同盟軍が救援に来ず
とも撃退できるだけの戦力を整備する必要が在ると思っている訳ニダ。
つかね。
軍事が政治の延長である以上、その両者が不可分であるとウリは認識しているが如何な
ものか?
軍事とは政治の目標を達成する為の手段、その一つにしか過ぎないものであり、である
以上、戦略級以上のオハナシ(要するに、ウリ好みのデカイ話:笑)においては不可分で
あると思うニダ。
>ウリ的
今流行りの「俺的」、「私的」の意味ニダ。
ハングルで、自分を指す表現が「ウリ」と言う訳ニダ(笑
>陸自の西方重視論
昭和30年代の計画等が判られましたら、是非にご教授願いたいと思うニダ。
>ところで拒否的抑止からの分析にハナシがとどまっているようだが・・・・。
ニダ。
現在の陸上自衛隊の配備ペース等から鑑みて、ウリとしては第一に手薄であり、同時に
大規模な陸上戦力と輸送戦力を保有する韓国と相対する九州北部に重機械化師団を張り
付け(機械化師団への改編か:?)をしてほしいと思っているニダ。
そして同時に、首都東京を直接狙える北陸地方へも機械化された師団規模部隊を配置
すべきでは無いかと愚考する訳ニダが如何なものか。
日本国にとっての正面と言える北海道と九州、そして北陸に関しては敵の第一撃を受け
止め、その戦力を出来るだけ削らねばならぬ意味からも重機械化師団を充てるべきでは
無いかと愚考する訳ニダ。
後、部隊の機甲化や機械化を推し進めることを主張する理由は、部隊の生残性を高める
事と、機動力を向上させる事が目的ニダが如何なものか?
ああっと、すまん。こちらも同じく〜。
>今流行りの「俺的」、「私的」の意味ニダ。
正直言って、自分がまるでネット世間知らずであることを痛感したよ〜。
実は私は88式さんが外国人で、「我々」という意味で使っているのかなあ
と想像していたのだが・・・・大はずれだった・・・・。
>些か偽悪的に言えば、独立国家として諸外国と外交交渉を成すための体裁維持。
コレは基本的理解としては正しいと思うよ。
まず把握しておくべき古典的で常識的な理解、といっても差し支えないのではないかな。
ただね、今の世の中は文明史的な転換を遂げつつあるわけだから、
変革に対する余地を政策的にもたせる必要があるのではないかあと、
私は判断しているのだけれども。
おそらくは第二次世界大戦後から徐々に始まっていたのだけれども、
冷戦崩壊と世界的な市場統合の出現を契機に、伝統的な主権国家システムと
コレによって構築される国際政治システムは、かわりつつある。
(そうした変化が望ましいものであるかどうか、私にはわからない。
だが好むと好まざるとにかかわらず、わが国もこの世界史的な変革に
飲み込まれていくコトは、マチガイないと思うよ。)
欧州統合の流れなどは、古典的同盟関係からだけではチト解明しにくいしなあ。
>一国からの侵略を防衛する事に
おいては同盟の存在によって強固な防衛体制の構築が出来ているが、同盟軍が救援に来ず
とも撃退できるだけの戦力を整備する必要が在ると思っている訳ニダ。
ご指摘は基本的には正しいと思うよ。
ご指摘のような古典的な国家間関係から考える場合、
主権国家の主体性を維持するためには、たしかに自国を守軍事力も必要だろうなあ。
―集団的安全保障体制はやむをえないとしても、
そこにおいてわが国の主体性を維持し
かつ米との対等な関係を構築するために、
日本有事における自衛隊の役割拡大が必要である。
といったご意見が、88式さんの事前備蓄への抵抗感や
重機械化師団論の背景のあるのかな。
(勘違いだったらごめん)
ここでフト、現在存在する
日米安保という集団的自衛権にもとづく集団安保体制を振り返る。
わが国(というか日米安保)の場合、完全に防御的な在来戦力すなわち自衛隊による
拒否的抑止と米軍による懲罰的抑止を組み合わせている。
まあ後者の及ばざるところを前者が補完するというのが、基本的なタテマエだ。
(どうでも良いことだが
ココにゲリコマのハナシが登場する伏線があるわけだわなあ。)
まあまことに片務的で到底対等とはいいがたい安保体制だなあ。
在来戦力による日本有事がありえた時代ならば、
防衛的在来戦力による自主防衛努力の強化は、
日米対等化に、それなりの意味を持ちえたのだが・・・・。
在日米軍基地への攻撃は、本来禁止されている集団的自衛権発動の
ほとんど唯一のチャンスだったしなあ・・・・。
ちょいと中断。(いつも申し訳ないニダ)
レスに即して、若干述べさせていただく。
>大規模な陸上戦力と輸送戦力を保有する韓国と相対する九州北部に重機械化師団を張り
付け(機械化師団への改編か:?)をしてほしいと思っているニダ。
>そして同時に、首都東京を直接狙える北陸地方へも機械化された師団規模部隊を配置
すべきでは無いかと愚考する訳ニダが如何なものか。
現在の状況をみるかぎり、そうした大規模在来戦が起きる気配はまったくない。
さしあたり配備する必要はないし、
クライシス・スタビリティを不要に損なわせるべきではない。
しかし脅威の緊急性に応じて、
「重師団」のような在来戦力を配備できるような意思と能力そして
そうした意思と能力を平和時でも維持するための緊張感が必要だなあ。
やや乱暴な言い方をするとね、
イ)「重師団」は不要だが、必要に応じて「重師団」をつくる能力と意思は必要。
ロ)「重師団」がまったく不要と思われるような平和時でも、「作る能力」を
維持させるだけの緊張感が必要。
というコトかなあ。
もちろん最適な陸上在来戦力が「重師団」であると仮定のハナシだが。
88式MBTさんの重師団へのコダワリと盆地おさむさんの歩兵師団へのコダワリ。
どうでも良いコトなのかもしれないが、
私はこうした軍事板的コダワリが、大好きだ。
>>140 しかしながら、重師団という非常に扱うのが難しい部隊を編制し練成しその地域
に応じた作戦計画を作るのにはかなりの時間が必要デスよ。
現状で考えられうる最大の脅威が敵の重師団である以上、これに対処するのが
基本になると考えるデスけど。
よーやく正しいネット常接環境に復帰ニダ(涙
もー二度とソーテックだけは買うまい(藁
>>137 >Mk-46 ◆5q0DNcO7r.殿
>88式さんが外国人で、
アイアムザパニーズ(極大熱核爆
>欧州統合の流れなどは、古典的同盟関係からだけではチト解明しにくい
経済的、政治的側面から鑑みれば米国と云う欧州の理論に似て非なる基準を
持った覇権国家の興起や、植民地の喪失と旧植民地の経済的発展等による世界
に於ける地盤沈下等があり、正直に言えば彼ら欧州亜大陸に存在する諸国家は
今後、独力で世界と互していく、あるいは指導的立場を維持していく事が不可能
であると認識したのでは無いかと判断する次第ニダ。
>集団的安全保障体制はやむをえないとしても、
ウリとしては、わが国の置かれた地理的、経済他諸問題を鑑みれば集団的安全
保障体制はその創設を推進すべきだと認識しているニダ。
要するにNATOとソヴィエトの関係に、PATO(仮称/汎亜条約機構)と中国との関係
が成る事を希望する訳ニダ。
一国で抗するには難しすぎ、かと言って米国に頼ると(彼らが)喧し過ぎると
云う訳で、地域と云う括りでアメリカの軍事力を利用しようと考えている訳ニダ(笑
>背景のあるのかな。
真にその通りニダ。
そしてもう一つ、米軍を何処まで信用するかと云う問題もある訳ニダ。
彼らは大事な友好国ニダが、彼らは自国の権益を捨ててまで日本を助けてくれる
訳では無いニダ。
彼らは、日本が存在する事によって得られる利益(権益)を守る為に戦うのであり、
日本を護りたいからでは無いニダ。
であるが故にウリは自国の防衛、その根幹に居るべきは自国軍であると判断している
ニダが如何なものか。
>現在の状況をみるかぎり、そうした大規模在来戦が起きる気配はまったくない。
>さしあたり配備する必要はないし、
>クライシス・スタビリティを不要に損なわせるべきではない。
ここら辺、
>>141にて81式●VNMI ◆TYPE81/oDg殿が書かれていらっしゃるニダが、
少々補足を。
つかね、差出がましいかも知れないニダがMk-46 ◆5q0DNcO7r.殿は一つの事を忘れて
いると思うニダ。
それは、現代の装備が非常に高度化、専門的なものと化しておりその訓練には尋常
ではない予算と時間とを必要とすると云う事ニダ。
そして、であるならば国際的緊張感の醸成から、戦争状態に達するまでの時間
(それがどれだけに成るかは想定し得ないニダが)に成るまでの時間に信頼できる
戦力として練成する事が可能であるのか、ウリには甚だ疑問であるニダ。
無論、それは敵にも言える事ニダが、相手がその気であった場合、その様な想定
は無意味且つ無責任な想定であると断じ得ると思うニダが如何なものか。
不足よりは過剰を!
世界の何よりも不確定要素の大きな戦闘と云うモノを考える以上、「程よい」や
「必要最低限度」と云う表現は些か神学論にも似たものであると愚考するニダ。
それに、ウリとしても日本全土に重機械化師団配備とか云う無理無茶無謀な発想
を抱いている訳では無いニダよ?(笑
国家の存亡に直結し易い、或いは国土防衛に於いて敵大部隊の着上陸を阻止し辛い
地域に、先ずは敵の第一陣を食い止める(出来れば粉砕:笑)するだけの戦力を
配置すべきでは無いかと愚考している訳ニダ。
>古典的な国家間関係
少々神経質的かもしれないニダが一つ。
陳腐化と云う意図を含めないのであれば、古典的と云う表現を利用するのは
どうかと思うニダ。
基本的にアジアの情勢は、現在の国家間関係が古典的と評しえる程に進歩して
いる訳では無いと思うニダが如何なものか?
実は総論としては、私はMk-46氏の意見に近い。
相違点は多分、「まだチとばかし早い」という点と、「手段」としては
81式さんや88式さんに近いという点かな。
>Mk-46さん
先ずは御詫びしないといけないんだけど、前回のレスはスレッドタイトルに
絡めて話を進めようとするあまり、少なからず的外れかつ不明瞭なものに
なってしまった。
まぁ非在来戦争に対応するにはマンパワーが重要だって話に過ぎなかったわけで、
それには現行の小型師団よりコンベンショナルな大型師団の方が適してる、という
事を主張したわけなんだ。現在の選択肢から選んでいるので、こういう選択になる。
少数精鋭のハイテク部隊っていうのは、少数のエリート部隊と言い換えた方が
良いのかな? ちなみに大型師団=重師団でもないなぁ。というより、師団規模の
重装備部隊など、今は望むべくもないよね(泪)
重装備は方面隊レベルの直轄旅団・連隊規模で適宜組合わせ、これで在来・
非在来両面になんとかならないかと考えてるんだけど。
>81式さん
まぁそうなんだけど、海スレでの付き合いを通して見る限り、Mk-46さんは
無いところから再生する、みたいなアプローチを試みているとは思えない。
平時において重装備部隊の装備とスキルを維持出来る最小限の部隊。それを
急速に重師団に拡充出来る編制・運用。そのあたりを思索しておられるのでは
無いだろうか?
>88式さん
>不足より過剰を!
怖いコト言うなぁ。
一国が自らにとって万全と考える国防能力は、他国にとっては「こっちは手出し
出来ないが、向うはその気になれば」という恐怖感を煽る。
となればそれは、軍事的均衡を目的とした対立的同盟機構の成立を促すだろう。
孤立主義的な安全保障施策は、こうした意味でも損をするなぁ。
ところでPATOだが、なんていうか、私は日米英主体の海洋条約機構みたいなのを
推すね。
>>146 >盆地おさむ ◆KCqoBHBcB.殿
>軍事的均衡を目的とした対立的同盟機構の成立を促すだろう。
ん?
それは少し趣旨が違うニダ。
ウリとしては、軍事力の整備は予想される状況(非侵攻時)の敵戦力見積り
を最大値として実施すべきだと主張している訳ニダ。
要するに、1個師団以上の戦力が着上陸を実施するという様な状況も前提とした
戦力整備の必要性を主張しただけニダよ?
>PATOだが、なんていうか、私は日米英主体の海洋条約機構
嗜好としては激しく同意。
だがアジアを親日本として利用していく為には、ある意味で孤立しやすいSTO
(英国の欧州に於ける状況を見るニダ)にのみ軸足を置くのでは無く、アジア
諸国との連携も深める必要があると愚考する訳ニダが如何なものか。
>>147 ん。こっちも極論に走りすぎた。
しかしまぁ、日本において「最大5個師団相当の重装備部隊の着上陸侵攻」を
想定するというのは、天秤の片方に載せる試料とも言うべきモノなんだな。
もう片方に載せるべき試料については、もう少し勉強したみたいモノだ。
この点に関しては、Mk-46さんは、とても素敵な教師だと思うよ。
>PATO
地上部隊を派遣する気もないのに、相互安全保障条約など結びたくはないなぁ。
ここらへんは経済関係の発展で十分ではないだろうか?日本がアジアに対して
孤立主義政策でもとったら、地域経済はエライ事になるぞ。(勿論、その地位を
保持し続ける努力は重要だが)
日本だってアジアから孤立したくはないが、アジア諸国だって日本を孤立させる
つもりは無い。
ここらへんは英国とは違うよね。
>>148 >盆地おさむ ◆KCqoBHBcB.殿
>試料
ウリとしても正直、どこら辺が適正かは判断しかねているニダ。
只、こゆう事を言えばある意味でちゃぶ台返しみたいな真似ニダが、正直に
言って戦時の戦力転用や事前の国防計画等までを含めずに語るのも難しいと
感じる次第。
>Mk-46さんは、とても素敵な教師だと思うよ。
直感で考えていた事を深く、思索させてくれて有難いとウリも認識しているニダ。
>地上部隊を派遣する気もないのに、相互安全保障条約など結びたくはないなぁ。
認識の相違ニダね。
正直、ウリはこれからの日本は戦時における地上部隊の相互派遣等も含めた生臭い
同盟関係をアジア諸国と構築していく必要が在ると認識しているニダ。
憲法の改正と集団的自衛権行使に対する国家国民の合意など、その過程は険しい
と思うニダが、日本は最早孤立主義を選択出来ぬ状況であり(ウリは今の日本は、
ある種、WWT前夜の英国の如き立場だと認識しており、であるが故に自国への
慢心を理由に舵取りを誤れば凋落は必然と警戒している訳ニダ)要するに、
孤立主義は宜しくないと云う事で。
アジアの安全は日本の経済発展と安全保障に直結して来る地域であり、その
不安定化を阻止する事は重要ではあると思うニダ。
>アジア諸国だって日本を孤立させるつもりは無い。
それは中国が実施している対アジア外交を些か軽んじていると思うニダが
如何なものか?
経済的に日本は今、アジアの中心から外れつつあるニダ。
此れが限定的なものとして終わるか、永続的なものになるかは重要な事で
あると思うニダが如何なものか。
>>146 現状で既にカツカツの部隊数、人員、装備デス。軍事には余裕が必要デス、戦争
における摩擦、特にこれは規模が大きくなればなるほど必要になるデス。同時に
促成栽培では、練度の問題が残るデス。ソ連のように重厚な戦力をカテゴリ分け
して保有するとかなら現実的だと思うデスけど・・・
--
Mk-46たんへ
クラウゼヴィッツデスけど、抵抗力を奪う事により意思を強要する事が可能なのか
という問題があると考えたデス。蓋然的としか理由が無いデスから・・・ ここが、理
論のウィークポイントになるかと考えるデス。
本島に戦争する木なんだろうか、上の人達って?
上の人たちが戦争する木なんだろう。
尖閣を国が買い上げて国有化したね。
そしたら、さっそく機甲旅団でもおこうよ。
いまのままの丸裸だと軽歩兵部隊だけでも占領されちゃうよ。
155 :
名無し三等兵:03/01/04 17:09 ID:uYL0erYw
陸自は「存在する」ためだけに必要なんです。
重装備?張子でも「はったり」にはなるんです。たとえ不稼動でも・・。
もう、グダグダ!!
なんかあったときのために用意しておいたほうが
(・∀・)イイ!に決まってるじゃないか。
そして軍事は常に最悪の状況を想定するべきで。
158 :
山崎渉:03/01/12 21:26 ID:???
(^^)
159 :
名無し三等兵:03/01/16 22:21 ID:zkrxZ852
山地で戦車モナー
160 :
世直し一揆:03/01/16 22:38 ID:k2wzs+LW
<血液型A型の一般的な特徴>(見せかけの優しさ・もっともらしさ(偽善)に騙されるな!)
●とにかく気が小さい(神経質、臆病、二言目には「世間」、了見が狭い)
●他人に異常に干渉する(しかも好戦的・ファイト満々でキモイ、自己中心)
●自尊心が異常に強く、自分が馬鹿にされると怒るくせに平気で他人を馬鹿にしようとする
(ただし、相手を表面的・形式的にしか判断できず(早合点・誤解の名人)、実際にはたいてい、内面的・実質的に負けている)
●「常識、常識」と口うるさいが、実はA型の常識はピントがズレまくっている(日本の常識は世界の非常識)
●権力、強者(警察、暴走族…etc)に弱く、弱者には威張り散らす(強い者に弱く、弱い者には強い)
●あら探しだけは名人級(例え10の長所があってもほめることをせず、たった1つの短所を見つけてはけなす)
●基本的に悲観主義でマイナス思考に支配されているため、性格がうっとうしい(根暗)
●一人では何もできない(群れでしか行動できないヘタレ)
●少数派の異質、異文化を排斥する(差別主義者、狭量)
●集団によるいじめのパイオニア&天才(陰湿&陰険)
●悪口、陰口が大好き(A型が3人寄れば他人の悪口、裏表が激しい)
●他人からどう見られているか、体裁をいつも気にしている(「世間体命」、「〜みたい」とよく言う)
●自分の感情をうまく表現できず、コミュニケーション能力に乏しい(同じことを何度も言う、知障)
●表面上意気投合しているようでも、腹は各自バラバラで融通が利かず、頑固(本当は個性・アク強い)
●人を信じられず、疑い深い(自分自身裏表が激しいため、他人に対してもそう思う)
●自ら好んでストイックな生活をし、ストレスを溜めておきながら、他人に猛烈に嫉妬する(不合理な馬鹿)
●執念深く、粘着でしつこい(「一生恨みます」タイプ)
●自分に甘く他人に厳しい(自分のことは棚に上げてまず他人を責める。しかも冷酷)
●男は、女々しいあるいは女の腐ったみたいな考えのやつが多い(他人をけなして相対的に自分の立場を引き上げようとする等)
それと、O♀はエコヒイキきつくて、冷酷だからな。
A♂の異質排除×O♀の冷酷=差別・いじめ とあいなる。
海外に進出することを考えれば と う ぜ ん 必要だ。
上げるな。上げたら日蓮出てこないぞ。
163 :
山崎渉:03/01/22 11:29 ID:???
(^^;
韓国が本気になって攻めてきたら勝てないよ。
韓国が本気になっても海渡れないよな
ばかじゃねえの(W
装備よりも市街戦の訓練とかした方がいいんじゃない?
168 :
山崎渉:03/03/13 15:25 ID:???
(^^)
169 :
山崎渉:03/03/17 21:19 ID:???
グダグダー
171 :
某S :
バカだな、おまえらは。
日本に戦車が無ければ、朕が日本侵略するときには、戦車を持っていく。
日本が多数の戦車を持っていたら、歩兵に対戦車兵器を持たせて侵略する。