で、またも名無し土方氏の威を借りるような書込みをする漏れがいるわけだが(笑)
逆にいえば、装輪戦闘車が注目される由縁は、弾片降り注ぐ下での高烈度戦闘が
行われる可能性が減ったからに他ならない。
装輪スレで「消防スクーター」に喩えたんだけど、つまりボヤ程度の事態にしか
対応出来ない代わりに、早めに細めに立ち回って、大火事になるのを防いだり、
大型消防車(重装部隊)を受け入れるためのインフラを確保したり。
つまり、重装部隊が必要とされる戦場では、邪魔にすらなりかねない代物なんだな。
というわけで、装輪戦闘車輌としては、自動車化部隊のウエポン・キャリア的
役割を重視するのが正解だと思うんだ。自走榴とか、HI-MARSとかだな。
(これらも発射時アウトリガーやらスペードやらで車体を固定する必要が
あるなど、装軌の迅速な布陣・撤収能力には及ばない点があるし、射程・
精度の確保にも努力を要する)
ああ、それと普通科直協の火力支援車も良いだろう。戦車が方面隊に1個群
とかいう、お寒い状況になりかねない本州の師団/旅団には是非欲しいね。
漏れ的には105mmないし120mm低反動砲を推したかったんだが(ネタとしては、
305mmガンランチャーを提案した事がある。ウケだけは取れたようだが)
どうも大口径機関砲を望む声が強いようで。
間違っちゃいけないのは、これらの装備は、航空攻撃や長射程火器で周囲の
交通網が破壊されたりする事が無い、ゲリコマや空挺程度の脅威に対処するのが
主眼だという事。90式の代わりは出来ない(と言っておけばスレ違いにならない?)
高烈度戦闘にあっては、掩砲壕にでも入れておかなければ、怖くて使えないのだ。
>TK-X
師団/旅団の戦車部隊にTK-X、方面隊戦車群と7機甲に90式(改キボンヌ)、というのは
どうだろうか?(笑)