わが国の宇宙防衛隊を考える -日本->宇宙-

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195名無し三等兵
12月11日 A新聞朝刊(要旨)

偵察衛星 軸は「安保」 来年2月 打ち上げ開始

○体制 ― 防衛・警察主導くっきり
 テポドン発射が導入のきっかけだった。政府は用途を@安保A災害対
策、としているが「内閣衛星情報センター」の職員構成は外交・防衛関
係出向がほとんどで、災害より安保に比重がかかっていることは明らか。
対北朝鮮が重視される。情報の中身はもちろん利用方法も分からないケ
ース多いだろう。省庁間での情報共有体制も十分なのか。
196名無し三等兵:02/12/11 20:21 ID:???
>>1続き

○性能 ― 米の商業衛生並み
 来年2月に光学衛星と合成開口衛星の2機打ち上げ、8月頃同じ組み合わ
せで打ち上げ、計4機体制で運用。地球を南北方向に1日15〜20回まわれ
ば24時間以内にどこでも撮影可能。総額2500億円プロジェクト。5年後に
は4期の寿命尽き解像度50cmの次世代衛星打ち上げ。今後も毎年700億円
かかる。
 実力は解像度1mだが完璧ではなく、不足は同15cmの衛星を持つ米に頼
る。解像度1mの商用イコノスと大体同じで運用も参考。分析官100人前後
必要で米国に養成委託。データ解析法確立まで数年かかるだろう。
197名無し三等兵:02/12/11 20:22 ID:???
>>196続き

○技術 ― 日本の追走 米警戒?
 日本は導入でブラックボックスを嫌い、海外調達部品を金額で1割に抑
えた。スーパー301条では研究開発と安保が例外なので、衛星メーカーに
は研究以外に安保の道開けた。しかし3世代先行する米衛星との差は大き
く、江畑謙介さんによると10t超で位置補正できる米衛星に比べ、2tの日
衛星では落下補正が精いっぱい。他にも姿勢制御、振動制御、高速伝送
など格差大きい。
 米社は日が解像度を3mから1mにすると部品納入渋ったため「日米経済戦
争」の側面も。米政府は当初反対するなど日の「自立」を警戒し、米との
駆け引きは続くだろう。
198名無し三等兵:02/12/11 20:22 ID:???
>>197続き

○各国の主な偵察衛星(解像度)
江畑謙介さんによると
米:発達型KH11(10〜15cm、赤外線60cm)×3、ラクロス(90cm)×3
中:ZY2(20cm)×2
仏:エリオス1(1m)
露:アルコン1後継のアラクス(2m)
イスラエル:オフェク5
独が1m、韓が10m衛星を計画中