WWU最優秀ジェット機はMe262A-1aです

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横からレス。
規模の近い富士T−1を例にとって説明しましょう。

航空学会誌第6巻第57号より抜粋。
(機首インテーク、サイドインテークを比較したとき)
1)同一出口管に対する出口の速度分布および、流量係数は両者であまり差が無い
2)横滑り角=0のときの風路出口での総圧損失は横取入れ口の方が多いが
 片揺レを取るとその差は小さくなる
3)全抵抗係数は横取入れ口形の方が頭部取入れ口形よりも遥かに大。その差は
 流量係数が小さいほど大きい。
4)全抵抗係数の差は片揺レによってほとんど影響を受けない。
5)横取入れ口付近での境界層厚サは片揺レによって相当増減する。しかしブリードオフを
 付けることにより風路に対する境界層の悪い影響を避けられる。

特に3)に注目してください。
エンジン性能への悪影響を607氏は強調なされていますが、上述したとおりです。
「空気抵抗の増大」こちらの影響の方が実際には大きかったものと思います。

T−33AとT−1A/Bとの燃料消費を初めとする差異は、エンジンの違いだけでは
説明できないものがあるのもこれを念頭においてデータを見れば納得されるでしょう。