ジーク!ティーゲル!!
ライヒ!パンテル!!
>>951 >それに私、小心者なので・・・
90式仮面って名乗ってるくせにw
これからは逝く前に潰瘍堂のHP検索してから逝きなはれ
>953
旧スレをあげるなよ
アロー、戦友諸君。旧スレが埋まらないようなので、別に誰に頼まれた
わけでもないのだが、三号突撃砲の部隊編成の変遷について書き込んでみ
るぞ。スレ違いという気もするが、読みたくなくても読め。(w
独軍初の突撃砲部隊は1940年1月に陸軍砲兵教導連隊にて編成された
第640突撃砲中隊である。この年の4月までに更に3個中隊(659,660,
665)が設けられた。この中隊は各2両の三突を装備する三個小隊と支援
部隊から成っていた。
しかし中隊定数6両では如何にも貧弱なボーヤである。三突の生産も順調
に伸びていたことから、1941年には三個中隊を基幹とする大隊規模に
拡大された。(定数18両)
1942年に小隊の定数が3両となり、大隊定数は27両。
この後更に大隊本部、各中隊本部に指揮車輌として1両ずつ配備され、
1942年末には大隊定数は31両。
1943年には一部を除いて突撃砲大隊は旅団へと改編された。
装備車輌数は変わらないが、編成内に補給/整備を担当する部隊が組み
込まれ、自動車化擲弾兵三個小隊、工兵一個小隊が第四中隊として追加
された。
1944年には突撃砲旅団の一部は特例として45両編成(旅団本部
車輌3両、各中隊本部2両、各小隊4両)に改編された。ただし第三中隊
は42式突撃榴弾砲(105_榴弾砲搭載の三突)を装備していた模様。
以上、知ってても自慢ならんし、戦友諸君の実生活に何の影響も与えな
いおはなしでした。(爆)
おぉ、極一部の層にのみ有意義な内容な埋めですな(w
次は、突撃砲に4号ベースのSd.Kfz.163が
使用され始めた経緯とその配備状況についてお願いします
若しくは駆逐戦車と自走砲と突撃砲の違いについてでもいいです
イッヒはドイッチェの馬ナッハ!
>962
自走砲は文字通り、対戦車砲や対空砲の移動を容易ならしめんがために
主に旧式化した戦車、もしくは砲のサイズに合った戦車の車体を流用し
機動的な運用を可能にした兵器のこと。基本的には砲を車体上に
搭載しただけなので背が高く、オープントップであり、防御力に難があった。
突撃砲は@敵機関銃陣地など味方歩兵の攻撃の障害となるものの破壊
A味方砲兵の支援B対戦車戦闘−などを目的とした機動兵器であり
密閉式の戦闘室を有する。旋回砲塔を廃し、固定式の戦闘室としたため
コストダウンと生産性向上、同一車体へのより大口径砲搭載を可能とした。
>続き
突撃砲は本来、歩兵支援が主任務であったが、東部戦線にて
重装甲のソ連戦車と遭遇するに至って、37_対戦車砲の威力不足が
問題となり、以後、対戦車戦闘に用いられることが多くなった。
特に待ち伏せ戦闘においては、突撃砲は車体が低いため発見されにくく
時には戦車以上に対戦車戦闘を行うことが可能であった。
戦車不足を補うため、後には戦車大隊にも配備されるようになった。
>続き
駆逐戦車は、戦闘室を固定式とし、大口径砲を装備した車両であり
本質的には突撃砲との違いはないが、
突撃砲が砲兵科に属し、乗員が砲兵であったのに対し、
駆逐戦車は装甲兵科の管轄下にあり、乗員は戦車兵であった。
名称の違いは砲兵科と装甲兵科の権限争いから生じたもの。
当初から対戦車戦闘を主として開発されたため、重装甲の車両が多い。
補足すると、独国防軍は種別上3凸を「大砲」扱いとしていたのに対し
設立から間もないSSは早期から「戦車」として運用してます。
だから乗員も「戦車兵」じゃなくて「砲兵」。コスチュームが違うのよ。
ヴィットマンの初期の活躍も「戦車」として配置されていた為に、対戦車戦が多くて
スコアを伸ばす事が出来たのも有名。
国防軍が突撃砲を「戦車」として配置し始めたのは44年以降でしたっけ?
>>966
sage
hoge
hage
ngoge
koge
toge
noge
moge
mage
数年前、職場で体験した出来事です。
そのころ、ぼくの職場はトラブルつづきで、大変に荒れた雰囲気でした。普通
では考えられない発注ミスや、工場での人身事故があいつぎ、クレーム処理に追
われていました。朝出社して、夜中に退社するまで、電話に向かって頭を下げつ
づける日々です。当然、ぼくだけでなく、他の同僚のストレスも溜まりまくって
いました。
その日も、事務所のカギを閉めて、廊下に出たときには午前三時を回っていま
した。O所長とN係長、二人の同僚とぼくをあわせて五人です。みな疲労で青ざ
めた顔をして、黙りこくっていました。
ところが、その日は、さらに気を滅入らせるような出来事が待っていました。
廊下のエレベーターのボタンをいくら押しても、エレベーターが上がってこない
のです。なんでも、その夜だけエレベーターのメンテナンスのために、通電が止
められたらしく、ビル管理会社の手違いで、その通知がうちの事務所にだけ来て
いなかったのでした。
これには、ぼくも含めて、全員が切れました。ドアを叩く、蹴る、怒鳴り声を
あげる。まったく大人らしからぬ狼藉のあとで、みんなさらに疲弊してしまい、
同僚のSなど、床に座りこむ始末でした。
「しょうがない、非常階段から、おりよう」
O所長が、やがて意を決したように口を開きました。
うちのビルは、基本的にエレベーター以外の移動手段がありません。防災の目的
でつくられた外付けの非常階段があるにはあるのですが、浮浪者が侵入するのを防
ぐため、内部から厳重にカギがかけられ、滅多なことでは開けられることはありま
せん。ぼくもそのとき、はじめて階段につづく扉を開けることになったのです。
廊下のつきあたり、蛍光灯の明かりも届かない、薄暗さの極まった
あたりに、その扉はありました。非常口を表す緑の明かりが、ぼうっ
と輝いています。
オフィス街で働いたことのある方ならおわかりだと思いますが、ど
んなに雑居ビルが密集して立っているような場所でも、表路地からは
見えない、「死角」のような空間があるものです。
ビルの壁と壁に囲まれた谷間のようなその場所は、昼間でも薄暗く、
街灯の明かりも届かず、鳩と鴉のねどこになっていました。
うちの事務所は、ビルの7Fにあります。
気乗りしない気分で、ぼくがまず、扉を開きました。
重い扉が開いたとたん、なんともいえない異臭が鼻をつき、ぼくは
思わず咳き込みました。階段の手すりや、スチールの踊り場が、まる
で溶けた蝋のようなもので覆われていました。そしてそこから凄まじ
くイヤな匂いが立ち上っているのです。
「鳩の糞だよ、これ……」
N女史が泣きそうな声でいいました。ビルの裏側は、鳩の糞で覆い
尽くされていました。まともに鼻で呼吸をしていると、肺がつぶされ
そうです。もはや、暗闇への恐怖も後回しで、ぼくはスチールの階段
を降り始めました。
すぐ数メートル向こうには隣のビルの壁がある、まさに「谷間」の
ような場所です。足元が暗いのももちろんですが、手すりが腰のあた
りまでの高さしかなく、ものすごく危ない。足を踏み外したら、落ち
るならまだしも、壁にはさまって、宙吊りになるかもしれない……。
振り返って同僚たちをみると、みんな一様に暗い顔をしていました。
こんなついていないときに、微笑んでいられるヤツなんていないでし
ょう。自分も同じ顔をしているのかと思うと、悲しくなりました。
かん、かん、かん……。
靴底が金属に当たる、乾いた靴音を響かせながら、ぼくたちは階段を
下り始めました。
ぼくが先頭になって階段をおりました。すぐ後ろにN女史、S、
O所長、N係長の順番です。
足元にまったく光がないだけに、ゆっくりした足取りになりま
す。みんな疲れきって言葉もないまま、六階の踊り場を過ぎたあ
たりでした。
突然、背後からささやき声が聞こえたのです。
唸り声とか、うめき声とか、そんなものではありません。
よく、映画館なんかで隣の席の知り合いに話し掛けるときに、話
しかけるときのような、押し殺した小声で、ぼそぼそと誰かが喋
っている。
そのときは、後ろの誰か――所長と係長あたり――が会話して
いるのかと思いました。ですが、どうも様子がへんなのです。
ささやき声は一方的につづき、ぼくらが階段を降りているあい
だもやむことがありません。ところが、その呟きに対して、誰も
返事をかえす様子がないのです。そして……その声に耳を傾けて
いるうちに、ぼくはだんだん背筋が寒くなるような感じになりま
した。
この声をぼくは知っている。係長や所長やSの声ではない。
でも、それが誰の声か思い出せないのです。その声の、まるで
念仏をとなえているかのような一定のリズム。ぼそぼそとした陰
気な中年男の声。確かに、よく知っている相手のような気がする。
でも……それは決して、夜の三時に暗い非常階段で会って楽しい
人物でないことは確かです。ぼくの心臓の鼓動はだんだん早くなっ
てきました。
いちどだけ、足を止めて、うしろを振り返りました。
すぐ後ろにいるN女史が、きょとんとした顔をしています。その
すぐ後ろにS。所長と係長の姿は、暗闇にまぎれて見えません。
ふたたび、階段を下りはじめたぼくは、知らないうちに足をはやめていま
した。何度か、鳩の糞で足をすべらせ、あわてて手すりにしがみつくという
危うい場面もありました。が、とてもあの状況で、のんびり落ち着いていら
れるものではありません……。
五階を過ぎ、四階を過ぎました。そのあたりで……背後から、信じられな
い物音が聞こえてきたのです。
笑い声。
さっきの人物の声ではありません。さっきまで一緒にいた、N係長の声な
のです。超常現象とか、そういったものではありません。
なのに、その笑い声を聞いたとたん、まるでバケツで水をかぶったように、
どっと背中に汗が吹き出るのを感じました。
N係長は、こわもてで鳴る人物です。すごく弁がたつし、切れ者の営業マ
ンでなる人物なのですが、事務所ではいつもぶすっとしていて、笑った顔な
んて見たことがありません。その係長が笑っている。それも……すごくニュ
アンスが伝えにくいのですが……子供が笑っているような無邪気な笑い声な
のです。その合間に、さきほどの中年男が、ぼそぼそと語りかける声が聞こ
えました。中年男の声はほそぼそとして、陰気で、とても楽しいことを喋っ
ている雰囲気ではありません。なのに、それに答える係長の声は、とても楽
しそうなのです。
係長の笑い声と、中年男の囁き声がそのとき不意に途切れ、ぼくは思わず
足を止めました。
笑いを含んだN係長の声が、暗闇の中で異様なほどはっきり聞こえました。
「所長……」
「何?……さっきから、誰と話してるんだ?」
所長の声が答えます。その呑気な声に、ぼくは歯噛みしたいほ
ど悔しい思いをしました。所長は状況をわかっていない。答えて
はいけない。振り返ってもいけない。強く、そう思ったのです。
所長と、N係長はなにごとかぼそぼそと話し合いはじめました。
すぐうしろで、N女史がいらだって手すりをカンカンと叩くの
が、やけにはっきりと聞こえました。彼女もいらだっているので
しょう、ですが、ぼくと同じような恐怖を感じている雰囲気はあ
りませんでした。
しばらく、ぼくらは階段の真ん中で、立ち止まっていました。
そして、震えながらわずかな時間を過ごしたあと、ぼくはいち
ばん聞きたくない物音を耳にすることになったのです。
所長の笑い声。
なにか、楽しくて楽しくて仕方のないものを必死でこらえてい
る、子供のような華やいだ笑い声。
「なぁ、Sくん……」
所長の明るい声が響きます。
「Nさんも、Tくんも、ちょっと……」
Tくんというのはぼくのことです。背後で、N女史が躊躇する
気配がしました。振り返ってはいけない。警告の言葉は、乾いた
喉の奥からどうしてもでてきません。
(振り返っちゃいけない、振り返っちゃいけない……)
胸の中でくりかえしながら、ぼくはゆっくりと足を踏み出しま
した。甲高く響く靴音を、これほど恨めしく思ったことはありま
せん。背後で、N女史とSが何か相談しあっている気配がありま
す。もはやそちらに耳を傾ける余裕もなく、ぼくは階段をおりる
ことに意識を集中しました。
しばらく、ぼくらは階段の真ん中で、立ち止まっていました。
そして、震えながらわずかな時間を過ごしたあと、ぼくはいち
ばん聞きたくない物音を耳にすることになったのです。
所長の笑い声。
なにか、楽しくて楽しくて仕方のないものを必死でこらえてい
る、子供のような華やいだ笑い声。
「なぁ、Sくん……」
所長の明るい声が響きます。
「Nさんも、Tくんも、ちょっと……」
Tくんというのはぼくのことです。背後で、N女史が躊躇する
気配がしました。振り返ってはいけない。警告の言葉は、乾いた
喉の奥からどうしてもでてきません。
(振り返っちゃいけない、振り返っちゃいけない……)
胸の中でくりかえしながら、ぼくはゆっくりと足を踏み出しま
した。甲高く響く靴音を、これほど恨めしく思ったことはありま
せん。背後で、N女史とSが何か相談しあっている気配がありま
す。もはやそちらに耳を傾ける余裕もなく、ぼくは階段をおりる
ことに意識を集中しました。
ぼくの身体は隠しようがないほど震えていました。
同僚たちの……そして得体の知れない中年男のささやく声は
背後に遠ざかっていきます。四階を通り過ぎました……三階へ
……足のすすみは劇的に遅い。もはや、笑う膝をごまかしなが
ら前へすすむことすら、やっとです。
三階を通り過ぎ、眼下に、真っ暗な闇の底……地面の気配が
ありました。ほっとしたぼくは、さらに足をはやめました。同
僚たちを気遣う気持ちよりも、恐怖の方が先でした。
背後から近づいてくる気配に気づいたのはそのときでした。
複数の足音が……四人、五人?……足早に階段を降りてくる。
彼らは無口でした。何も言わず、ぼくの背中めがけて、一直
線に階段をおりてくる。
ぼくは、悲鳴をあげるのをこらえながら、あわてて階段をおり
ました。階段のつきあたりには、鉄柵で囲われたゴミの持ち出し
口があり、そこには簡単なナンバー鍵がかかっています。
気配は、すぐ真後ろにありました。振り返るのを必死でこらえ
ながら、ぼくは暗闇の中、わずかな指先の気配を頼りに、鍵をあ
けようとしました。
そのときです。
背後で、かすかな空気を流れを感じました。
すぅぅ……。
(何の音だろう?)
必死で、指先だけで鍵をあけようとしながら、ぼくは音の
正体を頭の中でさぐりました(とても背後を振り返る度胸は
ありませんでした)。
空気が、かすかに流れる音。
呼吸。
背後で、何人かの人間が、いっせいに、息を吸い込んだ。
そして……。
次の瞬間、ぼくのすぐ耳のうしろで、同僚たちが一斉に息
を吐き出しました……思いっきり明るい声とともに!
「なぁ、T、こっちむけよ! いいもんあるから」
「楽しいわよ、ね、Tくん、これがね……」
「Tくん、Tくん、Tくん、Tくん……」
「なぁ、悪いこといわんて、こっち向いてみ。楽しい」
「ふふふ……ねぇ、これ、これ、ほら」
悲鳴をこらえるのがやっとでした。
声は、どれもこれも、耳たぶのうしろ数センチのところか
ら聞こえてきます。なのに、誰もぼくの身体には触ろうとし
ないのです! ただ言葉だけで……圧倒的に明るい、楽しそ
うな声だけで、必死でぼくを振り向かせようとするのです。
悲鳴が聞こえました。
誰が叫んでいるのかとよく耳をすませば、ぼくが叫んでいる
のです。背後の声は、だんだんと狂躁的になってきて、ほとん
ど意味のない、笑い声だけです。
そのときてのひらに、がちゃんと何かが落ちてきました。
重くて、冷たいものでした。
鍵です。ぼくは、知らないうちに鍵をあけていたのでした。
うれしいよりも先に、鳥肌のたつような気分でした。やっと
出られる。闇の中に手を伸ばし、鉄格子を押します。ここをく
ぐれば、本の数メートル歩くだけで、表の道に出られる……。
一歩、足を踏み出した、そのとき。
背後の笑い声がぴたりと止まりました。
そして……最初に聞こえた中年男の声が、低い、はっきり通る
声で、ただ一声。
「 お い 」
おしまい
ある病院に残り三ヶ月の命と診断されている女の子がいました。
友達が二人お見舞いに来た時に、その子のお母さんはまだ、
その子の体がベットの上で起こせるうちに最後に写真を撮ろう
とおもい、病気の子を真ん中にして三人の写真を撮りました。
結局それから一週間ほどで急に容体が悪くなり、三ヶ月ともたずに
その子はなくなってしまいました。
葬式も終わり、多少落ち着きを取り戻したお母さんはある日、
病院で撮った写真の事を思い出しました。それを現像に出し取りにいって
見てみると、その写真が見つかりません。写真屋さんに聞いてみると、
「いや、現像に失敗して、、、」というそうです。不審に思ったお母さんは
娘の生前の最後の写真だからとしつこく写真屋さんに迫ったそうです。
写真屋さんもしぶしぶ写真をとりだし、「見ない方がいいと思いますけれど、
驚かないで下さいね。」と写真を見せてくれました。
そこには、三人の女の子が写ってましたが、真ん中の亡くなった女の子だけが
ミイラのような状態で写っていたそうです。
続きます。
続き
それを見たお母さんはとても驚きましたが、供養して
もらうといい写真を持ち帰りました。それにしても恐ろしい
写真だったため霊能者のところに供養してもらう時に
これは何かを暗示してしているのではないかとたずねました。
すると、霊能者は言いたがりません。やはり無理に頼み込んで
話を聞ける事になりました。その霊能者が言うには、
「残念ですが、あなたの娘さんは地獄に落ちました。」
今まで聞いた中で一番恐かった話です。
その晩は雨が強く降っていた。
現場に着き、トンネルの手前で車を脇に寄せ、一時停車。
その手の感覚は鈍いほうだが、不気味な雰囲気は感じた。
「恐い場所だ」という先行イメージのせいもあるだろうが。
しばらく休憩の後、ゆっくりと車を進めトンネルに進入開始。こういう体験は
始めてなので、ワクワクするような妙な高揚感を感じる。友人達も
いい年して遊園地の乗り物を前にした子供のような表情で目を輝かせていた。
それほど寂れた場所ではないとは思うのだが、後続の車は来なかった。
なので、スピードをかなり落として進んだ。何かが起こる事を期待しながら。
しかし、特に何もおこらずトンネルの終端まで着いてしまった。
トンネルの壁などを観察していた友人たちも、別に妙なモノを見たわけではなさそうだ。
もう1度いってみよう、と提案が出て、皆賛成した。車をトンネルの端でUターンさせた。
今度も、何も起こらなかった。不満なので(と言うか、暇なので)
何度が往復してみよう、という事になった。
雨が強くなってきたのか、雨粒が車を叩く音がうるさくなってきた。
3,4往復ほどしただろうか、友人の1人が、「おい、もう帰ろう」と言い出した。
何も変わった事も起こらず、飽きてきたのだろう、と思った。
だが、何か声の調子がおかしかった。トンネルの出口が見えるあたりで
一旦車を止め、後ろを振り向いた。
帰ろう、と言い出した友人は肩を縮め、寒さに震えるような格好をしている。
もう1人は、その様子を見てキョトンとしている。
「え、どうした?何か見えたのか?」と聞いたが、
「いいから、とにかくここを出よう」と言う。”何か”を見たのか?期待と不安で
動悸が激しくなってきた。雨は一層酷くなり、ボンネットを叩く音が耳ざわりに感じる。
とにかく、一旦ここを出て、どこか落ち着ける場所を探す事にした。
国道沿いのファミレスに寄り、ようやく一息ついた。
夏も近い季節だというのに凍えるように震えていた友人も、ようやく
落ち着いてきたようだ。
「なぁ、もう大丈夫だろ?何を見たんだよ」
「聞こえなかったのか?あれが」友人は怪訝そうな顔で僕達を見た。
妙な怪音の類か?それとも声?しかし、僕には心当たりはなかった。
もう1人の友人も、何が何やら、といった表情をしている。
「別になにも・・・まぁ、運転してたし、雨もうるさかったしなぁ。」
「聞こえてたじゃんか!」いきなり声を張り上げられて、驚いた。
深夜なのでファミレスにはほとんど人はいなかったが、バイトの店員が
目を丸くしてこちらを振り向いた。
しかし、彼がなにを言っているのか理解できない。
「何が聞こえてたって?はっきり言ってよ」
気恥ずかしさと苛立ちもあって、少し強い口調で言ってしまった。
しばらく重い沈黙が続いたあと、彼が口を開いた。
「雨だよ、雨の音。」
「俺達はずっとトンネルの中に居ただろ!なんで雨が車に当たるんだよ!」
若い男性四人ほどが、100階建ての超高層ホテルに泊まった。偶然な事に、
その男性らの部屋は100階だった。夜になり、「よし、めし食いに行くか」
という事になり、一階までおりて夕飯を食べに行った。
食べ終わりホテルへ戻ると、エレベーターが全て故障のため止まっていた。
すぐ直るかと四人はロビーのソファで少し待っていたが、どうも直りそうもない。
筋トレも兼ね、階段で行くかって事になった。四人は階段をかけのぼっていく。
ちょうど五十階まできたところだ。「ただのぼるだけじゃヒマだから、一階のぼる
ごとに怖い話をしていこう」と案が出た。そうする事にした。
怖い話をしながら、ついに九十九階まできた。あと一階だ。
怖い話をしながら、ついに九十九階まできた。あと一階だ。
「よし、俺が超とっておきの話をしよう。めちゃくちゃ怖い話だぞ。もしかしたら
トラウマになるかもしれん。・・・・よく聞けよ」
そこまで怖い話なのか。三人は期待した。
「一階に部屋の鍵を忘れた」
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。