「日本の次世代艦隊のあるべき姿 六番艦」

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790Mk-46 ◆5q0DNcO7r. :02/10/29 04:00 ID:???
>>757 対潜臼砲さん
>「新しい戦争」にあっては、軍事的対応は対症療法に過ぎない面が在りますねぇ。
だねだね。
暴力装置としての軍の性格が、情報RMAとはまた異なるカタチで
変化していく、というか変化を強いられると思うよ〜。
もちろん全部が全部というワケにもいかないし、時間がかかるだろうけれどね。

>その効率的手段として在来戦力−重装備の−を重視しているんだ、と
そういう事を言ってるに過ぎないんですね、私も。

どの程度、抑止用の「古い」戦力を維持すべきなのか?
どの程度、外征能力や非在来戦力を向上させるべきなのか?
このあたりのバランスは難しいなあ。
米を中心とする連合軍事行動というか
戦力の国際分業化が、さらにハナシを難しくしているなあ。

ところでこれはどうでも良いハナシだが
「RIMPACに陸自を参加させたら?」とアッサリ言いのける人がいた。
ソコまで自衛隊は変わるのかなあ。
791海の人●海の砒素:02/10/29 07:03 ID:???
>クラウゼウィッツ
 これはひどく乱暴な言い方ではあると思うんですが、いわばクラウゼウィッツは、ニュートンが
墜ちる林檎(それまで何万年も人間は見ており「林檎は墜ちるもの」というのは誰でも知っていた)
を見て万有引力の法則を発見したのと同様ではないかと。

 つまりクラウゼウィッツ以前にも「戦争」は存在したが、彼は唯一、「それ」は「戦争」とつづる
のであると発見したに等しく、その後のリデルハート等に関しては、すべて、その綴りを
どのように上手に書いたかという習字の練習なんではないかなぁ、と漠然と思ってますです。

 そして人類が、自分自身の足で踏みしめることができる陸地から、海という尋常では人間が
生活できない空間へ踏み出した時に、はじめて戦争論に新たな概念を加えうる海上権力史論
が現れた・・・っつーのは、ちと予定調和過ぎますけど:-p

>RIMPACに陸自
 かな〜りしつこいですけど、湾岸戦争の時に米軍のDESRONが陸軍の観測ヘリを載っけて
運用してたことがありますから、一度やるだけやってみてはどうかとおもうんですけどね〜
792名無し三等兵:02/10/29 11:41 ID:???
RMAへの対応を怠ってはいけないが、
冷戦後増加しているのは国際ルールを破った国家に対する
多国籍軍による共同介入。日本も参加の程度が増しているので
情報戦に特化した戦略だけでは役に立たない。
793厨佐:02/10/29 12:03 ID:SDmJFICR
>整合性
反論では無いよ。
多方向から論を進めているだけ。
表現が説得っぽく感じるかもしれないが、それは、おやじの特徴なのさ。(笑
最近、ディベートっぽい概念持ち出すやつが多く、かったるいね。
一般に最近の若い子はキレる(キレがいい、の意味)子が多いけどね。

>RMA
マヒして終わり、と言うのでは、無いと思う。
マヒをめざした打撃を加えれば、部分的なマヒでも機能障害を起こし、
効果的に敵戦力の重心を破壊できる、
その側面は実に大きいと思ってきたね。81とか過去戦例思い出して、ね。
過去の戦例として、独ソ戦をあげる。
マヒしようとも、生き残れば、それは戦力として復活する。
マヒ自体が目的じゃ無いってこと。

そして、部分的な機能低下に追い込んだとしても、
重戦力ってのは、破壊するのに困難な目標だってことだ。
ヘリ歩兵では破壊できない。

すなわち、だな。
センタービルでさえ、究極的な目標にはなりえない、対抗手段(分散)もある
ってことなんだよ。(説得してるわけでは無い。そおいう意味だ。)
究極的には、空母を破壊しないと。
爆弾でも仕掛けてみるかい?(笑
真珠湾潜航艇は、中略、
軍事的な有効性は無かった、ってこと。
794厨佐:02/10/29 12:17 ID:???
まあ、空母なんてちょー戦力集中システムを運用しながら、
よくもRMAなんて言うもんだよ。(笑

心理戦の一環も入ってるんじゃねーのか?

なんとも露骨で集中防御。
打ち破られるまで続くだろう。
言ってることとやってることが、ぜんぜん違う。

海自・自身にしたって、集中防御の一環じゃないか。
イージス艦の存在意義の一は、米空母艦隊を守ること。
その2は米揚陸艦を守ること。
それは、それでいいんだ。政治の手段なんだから。
俺が言いたいのはだなあ、汎用的な重い能力があるんだから
他の用途(作戦の創造性)にも使える、
自分は重くて他用途高能力、他人(陸)は軽くて単能、
それの根拠がRMAってのが、おかしい、ってことなんだよ。
RMAなんて言いなさんな、ってとこ。

なぜなら、統合軍厨佐にとっては、陸も海も無く、
みな、俺様の手下、子供みたいなもんだから、な。
795厨佐:02/10/29 13:03 ID:???
と言うわけで、具体的作業に入ろうと思う。
ロット購入による、生産ライン維持への影響の指摘が出たので
そこを考えてみた。(ほとんどうそ)
原資は主に海、そして空の装備費。

とりあえず、

2004年度
90式改40輌(7x40=280億円)三交代制小規模ライン
89式中MATタイプ150輌(4x150=600億円)三交代制中規模ライン
安い!安すぎる!次年度から少し増やそう。(ロットの一部だが)

2005,6,7年度
90式改50輌(6x50=300)
89式中MATタイプ200輌(3.5x200=700)

さて、これで90式改190輌、89改750輌の4ヵ年ロット生産完了。
ここで少し休む。ぐうぐう。予算は海と空へ。どちらかと言えば空へ。
なんだったらライン維持小規模生産は続けても良い。(ってーかそんなとこ)
796厨佐:02/10/29 13:05 ID:???
次のロット生産は、重装甲歩兵戦闘車、こなれ型40T戦車、(ほんとは49トン)
シャーシ共通だ!

2015,16,17年度
重IFV300輌(3x300=900)三交代制大規模ライン

シャーシラインのほとんどが79T用にちぇーんじ!(ほんとかよ?)

2017,18,19年度
40T300輌(5x300=1500)

小手先程度の話しだよな。
それで、これだけ揃う。
実直新型40Tx900,重IFVx900
最先端より、実効性と安価を考えてみました♪

2020年度以降は、同シャーシで、自走砲と対空車輌でも作るか。
数はぐっと減るけど。そこで予算を他に(海空)回す。
まあ、生産ラインは、わからんけど、ね。
79781式●VNMI ◆TYPE81/oDg :02/10/29 14:18 ID:???
>>787

確かに、殲滅だけが戦争じゃないデス。だから、ボクは無力化という言葉を使っ
ているデス。

ボクは、クラウゼヴィッツのそういった正規軍重視は、どうしても国民総武装といっ
た方式が烏合の衆になってしまう、つまり決戦が強要しがたいという点において
の批判だと思うデス。でも、クラウゼヴィッツは「国民戦争と正規軍の戦争を結び
つけて考え、この両方を総合的な計画の中で統一する事が必要である。」と、述
べているデス。コンバインド・アームズと考え方としては同じだと思うデスね。
戦闘の経過を単純に模式化すれば防衛側のフローは遅退(後退)>防御>攻撃
という経過をたどるデス。諸々のゲリラ戦を見れば分かるように、方法としては敵
が出血に堪え切れなくなるか、もしくは敵をゲリラ戦で十分に弱らせてから正規軍
に進化したゲリラ軍がこれを決戦によって捕捉撃滅するかのどちらかになると考え
るデス。その代表とも言えるインドシナ戦争では、最終的にディエン・ビエン・フーに
決勝点が至った事を想起して下さいデス。
79881式●VNMI ◆TYPE81/oDg :02/10/29 14:36 ID:???
>>788

じゃぁ、戦争とそれ以外の暴力行為の差異は何かというと、「敵にわが方の意思
を強要する為の(ひとつの)暴力行為」をさらに精細に分析すると分かると思うデ
ス。まず、わが方の意思とは何かというと、それは政治的な意思デス。戦争は政
治の延長という定義を用いればそうなるデスね。では、それを強要する為の暴力
行為とは何かというと、それは敵を屈伏させて言うことを聞かせるという事デス。
ここで、屈伏させるとは敵の抵抗力を奪う事、つまり敵戦闘力の無力化なのデス。
なんか、デカルトの神の証明みたいな感じデスね(笑)
クラウゼヴィッツはそんな風に定義しているのだと考えるデス。

政治の延長というのは、蓋然的な定義デス。テロリズムにしろ、それは政治の延長
なのデスから。もちろん、それは政府と国民だけに帰する問題ではないデス。非政
府組織によるそれも十分に政治的意図と呼べると考えるデス。
799厨佐:02/10/29 14:42 ID:???
>ディエン・ビエン・フー
軽装ハイテク高機動部隊のなれのはて→包囲され全滅

包囲した北軍は、けっしてゲリラでもなんでもない。
堂々たる正規軍だ。
彼らにとって、貴重な重砲を多大の努力で展開させ、(重火力戦)
ベテラン兵は射撃をさせ新兵を突撃させる(正規軍基幹の極端までの保存戦術)
ようなことまでやったんだ。

ってーか、みんなが言うようなタイプのRMA軍が
少し前時代的な重部隊に負けた戦例だ。

すなわち、RMA(結束点打撃、マヒ戦)とは、戦法であって、
けっしてヘリ軽装部隊がいいとか、軍の装備や組織とは、
別のもの(俺のような手練れはひそかにしのばせるけどね。うそ)
と考えた方がいい。

ヒントを言うと、
陸自は数が減ってもだいじょうぶ、趣味的な1輌購入はやめてもだいじょうぶ、
だが、必要なのは、
輸送ヘリや装輪ファミリーや進歩したRMAデータリンクやらコマンドーで無く、
(コマンド度は既にじゅうぶん)
戦車、歩兵戦闘車、対戦車装備
です。
ほら、どんどん増えるぞ。(笑
800厨佐:02/10/29 14:45 ID:???
仮に戦力を(実際の効率を含めた強さで)数値化するとしたら
どんな感じになる?

米太平洋軍
陸軍海兵隊:150、海軍:600、空軍:200

日本
陸:200、海:250、空:200

韓国
陸:300、海:30、空:60

台湾
陸:120、海:50、空:80
801厨佐:02/10/29 14:46 ID:???
北朝鮮
陸:100、海:5、空:15

中国
陸:400、海:15、空:70

ロシア極東
陸:100、海:60、空:60

たとえば、こんな数字を上げてみよう。根拠は無い。が、
韓国艦隊全部と1個88艦隊は、どちらが強いのか?
もし、米人に数値分析させると、(彼らはそおいうことをやってる。
君らが見て無いだけだ)
韓国の陸はもっと強く分析するだろう。

日本の海の戦力250を倍にするのは、大変な資本投資だ。無理。
だが、陸の200を300にするのは、そうむつかしいことでは無い。
良く言えばタカラの持ち腐れだし、
悪く言えば高投資高ポテンシャル実戦力低の陸軍だ。
それならば、いっそのこと解体するのもいいだろう。
だが、それは間違っている。

戦争は必ず起こる。
大規模陸上戦だって、ね。
それが20年先か500年先か読めない、ってだけの話しだ。
802名無し三等兵:02/10/29 19:36 ID:8fM+DlMl
>>795
戦車は、どのようなケースで使用するんでしょうか?
803_:02/10/29 19:58 ID:fejUdCmg
海自艦隊、次世代艦隊の話がぜんぜんでてこない話が
延々と続くのは超ツマラン。なんなんだ最近のは。身内話所か・・
804名無し三等兵:02/10/29 20:44 ID:???
難しくて理解できない人が増えてきたみたいですね。
805名無し三等兵:02/10/29 20:48 ID:???
しかしスレ違いではあるな。
80688式 ◆8U./Lb8Pi6 :02/10/29 20:50 ID:nw4qZi9u
>>755 >対潜臼砲 ◆embTH1EblY殿
 再編案として、航空のみの独立した部門は必要ニダか?
 組織として考えた場合、航空部隊のみが投入される状況とは想定しにくいニダし、
又、遠隔地への航空部隊の投入を行うには当然、後方支援部隊も必要であり、この視点
から考えれば海外での運用を前提とする部隊は【機動自衛隊】とでも命名して(或いは、
国家の対外戦略に則って運用される事から【戦略自衛隊】と命名するのも、ある種の
人間に対してはなかなかの意味を持つニダ:笑 【特務自衛隊】の場合、何と言うか、
語感の持つ規模が相応しくないとか電波が告げるニダがね(自爆)、後方支援等の組織を
統一した方が効率的だと思うニダ。

 又、海の人殿のユニット構想に関しては、部隊の持つ自己完結性その他を考えた場合、
大隊規模を基幹とするのは少しばかり乱暴では無いかと思うニダ。
 RMAの推進で、前線と後方の距離は縮まるニダ。
 意思伝達の速度は向上し、部隊運用に於いては極めて効率的な状況で在るとウリも
認識するニダ。
 だがしかし、此は逆に組織としての生残性は低下してしまう危険が無いかと危惧するが
如何なものか?
 万が一、前線と後方の通信ラインを分断されたら?
 或いは多方面にて同時攻勢を受け、後方の部隊指揮能力が飽和してしまった場合には
誰が如何なる権限を持って前線に対して支援を立案、指揮するのか?

 何が発生するのか判らぬ以上、最悪の事態を想定するのが軍事であり、であるならば
徒に部隊規模の縮小はすべきでは無いと愚考するが如何なものか?

>何年先の話やねん、てコトでもありますが。
 旧来の自衛艦隊像が将来に渡って維持される事が困難であると、このスレッドの参加諸氏
は認識しているので、国家戦略レベルから、次世代の海軍像を模索するのも良いと思う
ニダが如何なものか?
 単に、ウリがデカイ話が好きなだけかもしれないニダがね(笑
807名無し三等兵:02/10/29 20:51 ID:???
まあそれはそうなんだけど、主要な海鮮は全て陸の戦いにリンクしていた!!
と、知ったかぶりしてみるテスト。
808バキャベッリ:02/10/29 21:45 ID:???
 クラウゼヴィッツは、そもそも殲滅「戦闘」を否定する所から始まってると
思います。ナポレオンの大陸軍にケチョンケチョンにされて「これではイカン」
って事で始まった思想ですから。それと、正面決戦では無敵のナポレオン=
フランス軍が、幾ら勝利を重ねても最終的な結果(フランスの覇権による恒久
平和)を出せない点について考察しての事ですから。
 つまり「戦争とは正面決戦だけじゃ無いよ」「利益が欲しくて戦うんでしょ?」
という大前提を定義した上で、政治・戦略・戦術を個々に解析したものかと。

 実際にナポレオンに対して列強が取った方法は、単にナポレオンと大軍との
決戦を避けて、それ以外の戦線で地道に勝利を重ねて(ボディーブローです)
充分に勝てる状態で決戦を行うと言う物で、これはハンニバルに対してローマ
が行った戦略に近い物が有りますし。
809バキャベッリ:02/10/29 21:56 ID:???
 問題はそれまでは無自覚に戦争と政治目的の達成をリンクしていたのに対し、
意図的に政治目的の為にはどうすれば良いか?を考えるよう提唱したのが戦争論
だと思います。実際ビスマルクの時代には、モルトケが意図的にパリへの進行を
控えて政治目的を達成してますし(モルトケはクラウゼヴィッツを信望していま
した)、勝利=目標では無い事をはっきり自覚していたようですから。
 ただし、クラウゼヴィッツの戦争論は当のドイツでさえキチンと受け入れられた
訳ではなく、その後は強いけれど政治目的は達成出来ず、最終的には複数を敵に
回して破れると言うWWT・WWUのドイツの様に成り、これはもうナポレオンと
同じ過ちを繰り返す事に成る訳です。
810対潜臼砲 ◆embTH1EblY :02/10/29 22:32 ID:???
>>790
>Mk-46さん
>どの程度、抑止用の「古い」戦力を維持すべきなのか?
>どの程度、外征能力や非在来戦力を向上させるべきなのか?
>このあたりのバランスは難しいなあ。
皮肉なのは、正規戦争の抑止は比較的単純で容易な事でしょうね。
先進国、殊に日米英海軍の正規戦力は、効果的に抑止力を発揮してるんですが、
それが為に実際行動はLICだのMOOTWに限定されてしまうわけでして。
底値は、なかなか見え難いです。
対潜臼砲は、外洋戦力=自衛艦隊は現能力を「当面」維持と考えています。
地方隊(今や方面統合自衛隊に話が進んでますが)はまた別ですが。
811対潜臼砲 ◆embTH1EblY :02/10/29 22:36 ID:???
>>798
>81式さん
>非政府組織によるそれも十分に政治的意図と呼べると考えるデス。
難しいですね。「新しい戦争」と呼ばれるものの対象は、もっと茫漠と
していませんか?
デモクラシィだったりメンタリティだったり。国境超えたり、民族跨ったり。
その無力化は、例えばアルカイダなりアブ・サヤフなりの一組織に限定すれば
可能なんでしょうが、その根絶は、軍事的手段では果たせないでしょう。
812対潜臼砲 ◆embTH1EblY :02/10/29 22:37 ID:???
>>806
>88式さん
その3つの上には統幕があるわけですが(^^;
まぁ自衛艦隊と航空総隊の読替えは御任せします。
航空総隊を分けてるのは、ですね。方面統自が想定戦域に対応して設けられる
のであれば、さらに行動半径の大きい航空兵力を「方面」に縛るのはマズーと
思ったからなんですけどね。
海外派遣だったら、ベルリン空輸のような作戦もアリではないですかね。
その際は、警備の陸自普通科部隊等を指揮下に入れてタスク・フォース組むと。
813270式 ◆3rppPq3YvU :02/10/29 22:46 ID:yQWN5EKV
クラウゼヴィッツまで出さなくとも良いんだけど…戦争が単純な国家利益と野心のものから
実利のない武力の行使、麻痺戦、心理戦に移行してきているんです。
それを総称してアメリカは「テロ」と一言で片付けた、そうしないとアメリカでさえ対処不能な
戦いだからです。
戦争の目的は旧来の基本を大きく逸脱し始めた、そして戦争は単なる長年の憎しみや、嫉妬、
からでも発動される時代になった、現実の世界がそうですが、それを戦争と認識しないのは
旧来からの戦争という概念が沁みついているからです。
新時代の戦争はバトルオブブリテン的な国土防衛戦で勝利しうるおのではない、と私は思います。
814270式 ◆3rppPq3YvU :02/10/29 22:56 ID:yQWN5EKV
大艦隊や爆撃機が長期間発生する国内麻痺戦には対応できない、国家として戦争を発動するには
むずかしい時期、刑事事件だとして警察が対応捜査を続けまた破壊や殺傷が起こる。
この期間がたいへん長いんです。
被疑者を特定できないまま被疑者はさっさと出国する、また別なチームが入る、また活動する。
これを戦争と認定できない以上早期警戒機もイージス艦もなんの抑止も生み出さない。
敵は定期便の飛行機で旅行者のごとく入国し出国するのですから。
この成果によりはじめて武力の発動が比較的大規模におこなわれる、そのときにはこの国の
とくに先進的防衛機能の一部は崩壊しているでしょう

これが「非在来型戦争」です。
815270式 ◆3rppPq3YvU :02/10/29 23:04 ID:yQWN5EKV

大海原に軍艦旗はためかせて艦隊を颯爽と活動させてる場合じゃないということです。
敵は端からそんなものは眼中にない。
無防備に停泊している場合は武器機能も停止してますから狙われるでしょうが…活きた軍艦に
敵は興味はない。それよりこの国土のなかの脆弱な部分を繰り返し狙う、テロといわれていれば
敵は都合がいい、日本が重い腰をあげるまで狙うだけ狙う
81688式 ◆8U./Lb8Pi6 :02/10/29 23:08 ID:nw4qZi9u
>>812 >対潜臼砲 ◆embTH1EblY殿
>その3つの上には統幕があるわけですが(^^;
 統幕を否定するつもりは無いニダが、解釈よりも改定を良しとするウリとしては、
法的、組織的にも、解釈の余地の無い状況で、自衛官に対しては純粋に己の職務を
遂行する事だけに集中出来る環境を提供する必要が在ると思うニダ。
 要するに、シンプルイズベストと云う訳で(笑

>航空総隊を分けてるのは、ですね。方面統自が想定戦域に対応して設けられる
>のであれば、さらに行動半径の大きい航空兵力を「方面」に縛るのはマズーと
>思ったからなんですけどね。
 ニダ?
 そゆう目的の部隊であれば第一ヘリコプター団の如く長官直轄か、機動投入部隊内に
設立した方が良くは無いニダか?
 後方組織その他で無駄も少ないと思うニダし、指揮権に関して言えば統幕が方面自衛隊
の上部組織として完全に機能し調整を果たせるのであれば問題は無いと思うニダが如何な
ものか。
 つか、抑もその為の統幕では無いニダか?(笑
817270式 ◆3rppPq3YvU :02/10/29 23:11 ID:yQWN5EKV

敵は、多額の金を投入して整備した我が国の最新鋭戦闘機や対潜哨戒機や艦艇が役に立たなくて
歯軋りする日本を嘲笑しながら我国土で戦う…。世界なんかみている場合じゃない、国土の防衛装置が
そもそも機能していない、整備されていない、シンボリティックな意味でのイージスを持ってしてなにを
するのか?弾道弾監視?国土外周に配置して防空補完?
いやいや違うでしょう…考えてることは…。
戦車がいらないとしたらイージスもいらないですよ、今後の「非在来型戦争」にいち早く対応するという
話ならね(笑)
81888式 ◆8U./Lb8Pi6 :02/10/29 23:22 ID:nw4qZi9u
>>814 >270式 ◆3rppPq3YvU殿
>これが「非在来型戦争」です。
 であるならば、増強すべきは警察及び海上保安庁の捜査能力と、交戦発生時に於ける
自衛隊と諸治安維持組織を統括指揮するシステムの構築に帰結するニダ。

 だが此は、在来型部隊(装備)の否定は意味しないと愚考するニダ。
 何故なら非在来型戦争を仕掛けてくる相手は、在来型戦争では勝利し得ない事を理解し
たが故に、非在来型戦争を仕掛けて来る訳であり、故に在来型部隊は、より大規模な被害
を発生させてしまう在来型戦争を抑止力としての役割を十二分に発揮していると思うニダ
が如何なものか?
819名無し三等兵:02/10/29 23:25 ID:CM61WrGS
>>818
あたまパーですか?
820名無し三等兵:02/10/29 23:27 ID:???
>>818
あたまパーですか?
82188式 ◆8U./Lb8Pi6 :02/10/29 23:36 ID:nw4qZi9u
 結局の所、欧州が大規模な正面装備の削減を打ち出してこれた理由の根幹は、欧州と
云う地域が一括して大規模な軍縮を実施しているからであり、軍と云う組織に対する
評価が相対的なものである以上、日本が相対せねばならぬ極東諸国の政治的、軍事的な
動向を抜きにして「非在来型戦争への対応」を錦の御旗とした自衛隊の改革は現実に
即していないと愚考するニダ。


 しかしまぁ、何とも頭の痛い時代ニダが(笑
822270式 ◆3rppPq3YvU :02/10/29 23:37 ID:yQWN5EKV
>>816

民間防衛組織や予備役拡充、国家捜査警察と比較的強武装の警察部隊の創設などは
必要だとおもいます。
823名無し三等兵:02/10/29 23:51 ID:???
けっきょくMK-46氏の意見に戻るのか・・・。
824名無し三等兵:02/10/30 00:44 ID:???
>818
その通りだとは思うけれど、それって形を変えた2正面作戦に成りかねない。
まあ現状では、日本を巻き込んだ形の在来型戦争は起きそうに無いけれど。
825名無し三等兵:02/10/30 11:31 ID:???
>>824

両睨みじゃないとだめだろう、
起きるか起きないかなんてifで
片付けられるもんでも無し
826名無し三等兵:02/10/30 11:57 ID:???
たとえ正規戦が起きても陸や海は対遊激戦を無視はできない。しかし、予算がないから無視してきたわけだ。
それがエスカレートしてしまって、バランスが悪い編制になってしまった。
827名無し三等兵:02/10/30 17:26 ID:???
米のDD-Xはノースロップのゴールドチームか。
DD-21より艦橋が高くなってるが何か理由が?
828名無し三等兵:02/10/30 18:28 ID:???
>厨佐殿

先ずはメーカー(軍事部門だけでも(・∀・)イイ)の統合(合併)から
逝きましょうよ。日本はメーカー多すぎ。

造船は放置するとして(合併したら安くなる訳じゃないから)

それと、戦車と歩兵先頭車のシャーシが同じだとえらく効率が悪
い気がするんですが
829名無し三等兵:02/10/30 18:35 ID:???
非対称戦って考えてみたらたしかに海軍力を強化したって
意味のないものだよな。イメージを誘導されていたような気がする。
830名無し三等兵:02/10/30 18:43 ID:???
外洋艦隊を持つと言ったって自衛権の及ぶ範囲は
日本の領土と領海でしょ?外洋でPKO以外で武力行使したら
憲法違反だよね?
831名無し三等兵:02/10/30 18:54 ID:???
270氏の意見を除いて憲法も現行法も無視したもの
ばかりじゃん。軍隊ってのは治世下に存在するんじゃないの?
法に則って運用する範疇で話さなきゃ意味ないし、法を逸脱した
考えで装備買ったら税金の無駄遣いだよ、どうせ使えないんだから。
832名無し三等兵:02/10/30 18:58 ID:???
海外でアメリカの反テロ戦争に後方支援で関わるなら、必要な装備は
大型補給艦とか輸送艦でしょ?補給と輸送以外は憲法違反だと言われて
特措法ができたんだからさ・・・・・・
何したいの?あんたら
833名無し三等兵:02/10/30 19:11 ID:???
日本は武力行使を目的として海外に部隊を出せない。
これはほぼ改正されることがない現実じゃないのか?
海自にしても陸自にしてもこの前提で装備や組織を作って
いざというときに生存権のための自衛戦闘をするんだろう?
それとも海自は海外で戦争でもしたいの?
834829〜833:02/10/30 19:15 ID:???
これマジに回答してくれよ、自衛隊問題だぞ、法の範囲を
勝手に超えて域外活動に視点を持ってって、定められたものを
超越した考えが支配してるとしたら・・・・・・・とくに海、ちゃんと答えろよ!
83588式 ◆8U./Lb8Pi6 :02/10/30 19:42 ID:1OK9/0Qe
>>822 >270式 ◆3rppPq3YvU殿
 自衛隊の方が警察の権限拡大を望んでいると知ったら彼等はどう感じるのか、なかなかに
愉快ニダね(笑
 ………或いは旧内務省的な組織の復活ニダか?
 個人的には警察に対する指揮権の付与、及び権限の強化による治安維持態勢の確立は
余り好ましからざると認識するニダが如何なものか。

>>824 >名無し三等兵殿
>それって形を変えた2正面作戦に成りかねない。
 ん〜二正面作戦に対する忌避は、極めて乱暴に表現すれば戦力の集中を阻害するからニダ。
 だが在来型戦争と非在来型戦争への対応に求められるものは極めて異なっており、
テロを象徴とする非在来型戦争の大部分(国内不審者の動向調査やテロ目的の入国阻止etc)
は軍事に関わらぬ部分が重要な意味、役割を持つものであり、極論すれば非在来型戦争とは
軍事と云う国家の一部門が対処するのでは無く、国家の様々な部門が統合的に対処すべき
問題であると認識する次第ニダ。
 そゆう面でウリは非在来型戦争への対応を、自衛隊に求める事は筋違いでは無いかと
愚考するニダ。

>>834 >829〜833殿
>定められたものを超越した考えが支配してるとしたら・・・・・・・
 何を心配しているか知らないニダが、270式殿や81式殿以外は全て権限も責任も
何も持たない民間人ニダよ?
 そして同時に、何の制約も持たないが故に自由な視点で日本の国益のみを軸に於いた
議論をしていると思うニダ。
>法の範囲
 えっと法を乗り越えて行動するのはある意味で問題ニダが、同時に諸般の議論によって
法の持つ限界を認識し、現状や目的に即した形での改正を施す事は重要な事、否、国家の
国民に対する義務であると認識するが如何なものか?
836270式 ◆3rppPq3YvU :02/10/30 20:15 ID:/3lHrqQ9
>>834

あなたが言っていることは基本的に自衛隊の任務を的確に表現しています。
おっしゃる通り自衛隊は【外国により武力を用いた不正な侵略行為が発生した
場合、民族の生存権を確保するために、自国の領域において自衛戦闘を実施する
ように】組織されています。
本来なら市民が自衛戦闘をおこなうのが筋ですが、複雑化する軍事状況下で有効に
自衛戦闘を実施するためには【自衛権で許容しうる範囲】において専従の組織を有する
ことが現行の憲法によりぎりぎり認められているという解釈により、自衛権を域内で
行使する機関として自衛隊が存在しています。

海外で活動する例としては、1,国際緊急援助活動、2,国連平和維持活動、3,国際協調に
よる国際部隊活動ですが、自衛による武器の活用が認められているのは2番と3番で、
2番の場合はPKO活動軍事部門規定自衛戦闘の範囲においてさらに正当防衛に基づく
武器使用、3番の場合は自ら(艦)(集団)に生存権の危険が及んだ場合、ほかにとる
べき手段がない場合の武器使用です。
領域外での戦闘部隊による武力の行使はいずれの場合も憲法違反と内閣法制局
解釈がありますので、法令はそれをもとに制定されます。海外で戦闘活動に参加する
ようなことは憲法を改正しない限り無理ですし、おっしゃる通り我々は匪賊山賊の
類ではないのであくまで法令を遵守して業務を実施します。
837824:02/10/30 20:16 ID:???
正しく正論せすね、事実として現在の日本では公安と警察との協力関係が
進んでおり、一時代前の様な対立は減りつつあるそうです。問題は国内より
海外の情報をどうするかに有りますが、取り敢えずはインターポールや米英
との協力関係に依存せざるを得ないでしょうね。JCIAの設立なんて問題
山積みでちと怖い。
ところで海の人の発言って>791までなんだけれど、対テロ戦に付いて語った
訳では無いでしょう?。一体何故ヒステリックに釈明を求めてるの?。
838270式 ◆3rppPq3YvU :02/10/30 20:21 ID:/3lHrqQ9

ただし…自国の領土領域内で自衛戦闘を実施する際に「生存権」と「法」とどちらが重いのか、という
問題もあります。国家と民族の生存というギリギリの事態において…
839270式 ◆3rppPq3YvU
>>837

海の人さんが書いてるものは別に逸脱したものではないと私もおもいます。834氏はどの文を
指しているのでしょう…?