204 :
超はずかピー:02/05/03 21:04
七年くらい前に光栄から出ていた架空戦記ガイドブックで田中芳樹を尊敬していると述べていたね。
205 :
名無し三等兵:02/05/04 09:29
さんざん、蒼海9にけち付けてて、ふと思った事。
もし、史実のレイテ沖海戦が無い世界で、
レイテ沖海戦のプロットをなぞった仮想戦記読をまされたら、
「現実に、そんな訳の分らない艦隊行動するはずがあるかぁ!ぼけぇ!!」
と言って、ぶちきれてると思う。
206 :
名無し三等兵:02/05/04 11:32
>205
ワラタ。
そういや以前「史実を火葬としてみる」ってスレがあったね。
ところで今回の元ネタのレイテでのオルデンドルフの徹甲弾不足は俗説だって
聞いたことあるけど、本当のとこはどーなんだろうね?
207 :
名無し三等兵:02/05/04 11:56
>207
そそ、これ。アリガd。
209 :
名無し三等兵:02/05/04 23:49
210 :
名無し三等兵:02/05/05 02:05
サトー某もネタがあそこまでシツコク濃いと引くし、興鮫。アニヲタなのは充分に分かったから、そろそろ控えて欲しい。もうお腹イッパイ
徳間は、横山,荒巻とかを切って、あかほりさとるとかに書かせるようになった見たいだね。
212 :
名無し三等兵:02/05/05 05:43
>211 殿。それは、作家名で捉えるべきではない のでは?
つまりは、辛気臭い仮想戦記を切って、文字アニメとも言うべき
ライトノベルに活路を見出した。とゆう事でしょう。
鮭となっちと過激が、見事にこの業界を食潰してくれたものです。
何故北スコットランドで戦っているんだ?戦略的に考えればフランス制圧だろう。
仏が落ちれば次は独本土。英で戦う必要は無い。
英は仏陥落の時点で独との連絡線を断たれるし、
仏戦線で独が不利になれば独の威信は失墜し、英を同盟に繋ぎ止める力は無くなる。
仏を潰せばUボートの出撃基地が半減するのも魅力。
ジェノバ−ミラノと攻めて独伊間に楔を打ち込めば伊の離反の密約も生きてくる。
仏の進撃ルートは2通り考えられる。
マルセイユから北上するルートと、ビスケー湾から東進するルート。
百歩譲って北スコットランド攻略に意味があるとしても、日本が参加する理由は無い。
Uボートの出撃基地はビスケー湾と南イングランド。
無意味に補給線を延ばしてUボートの攻撃に晒す必要がどこにある?
米が大西洋から英又は独、日が地中海からバルカンを攻める構えでいれば、
独は英仏バルカンの3方面に戦力を分散せざるを得ない。
第2戦線を張って敵戦力を分散させるのは同盟国の立派な役目だ。
「北の暴風」は、アイスランドを戦略爆撃機基地兼欧州奪回根拠地と位置付けていた。
WW2で言えば、マリアナとウルシーの役割を併せ持った拠点といっていい。
重要根拠地故に敵中突破して補給を続けるというのはマルタ補給戦に通じるものがあるし、
艦隊をすり潰してでも攻撃をかける価値がある。
ニューヘブリディーズには何の価値も無い。
「誰が」「どこで」「いかなる合理性に基づき」戦うのか。この点が「蒼海」は全然駄目。
>213 殿
「谷恒生」も、なかなか味のある作家ですね(いや、もう、タイトルがすごいし)。
仮想戦記業界の風化に、影響大であった事は、私にも察しがつきます。
しかっし、例の三羽烏と比肩するほどのタマではない、と見ます。
何より、地味ながらよほどマシな、「谷甲州」と混同されてしまうあたりが、弱い。
横山センセも、ライトノベルで、はじけてみる?
216 :
名無し三等兵:02/05/06 13:38
>>214 激しく胴衣。
なぜ、米国という強大な同盟国がありながら、ジブラルタルを突破したり、
大和・武蔵を喜望峰まわりで回航するのかは???
おっしゃるとおり、日本は地中海方面担当、米国が大西洋方面担当が妥当と思われる。
横山氏の作品全般に言えることだが、「合理性」に問題あることが少なくない。
傑作とされる八八でも、例えば、「弔鐘」で、
B24を改造した、特殊弾着観測機を登場させ、遠距離砲戦における命中率を
画期的に向上させたというアイディアは秀逸だと思うが、
なぜ、これを第一任務群しか用いていないのかは明らかでない。
どうして、オルデンドルフの第二任務群は、これを使わないのか?
まあ、例の三羽烏よりはずっとましだが、一流になりきれない所以だな。
217 :
バルカン太郎:02/05/07 00:38
>日が地中海からバルカンを攻める構えでいれば、
というわけで、こんなのはどうだろうか?バルカン上陸作戦を取り上げてみた。
第7巻『ギリシャ上陸』
クレタ島制圧によって「地球の輪(アーシアン・リング)」を完成させた日米軍。
米軍の英国本土上陸作戦が準備されアイスランドに米軍が集結するなか、
日本軍はバルカンに第二戦線を形成すべくギリシャ上陸を敢行する。
まずはエーゲ海の制海権確保。そしてサロニカへの上陸、一路アテネに向かう日本軍。
だが要衝テルモピレーにティーガー重戦車を装備したドイツ軍精鋭が。
日本軍は死闘の末ギリシャを制圧、それを見たブルガリアが連合軍に寝返る。
第8巻『ドナウ渡河作戦』
ドイツ軍はプロエスチ油田を確保するためルーマニアに部隊を集結させた。
日本軍はプロエスチ油田を占領すべく決死のドナウ河渡河作戦を敢行する。
その頃米軍が英本土上陸作戦を敢行。それを見たドイツ軍がルーマニアから後退し、
日本軍はプロエスチ油田を占領した。
以下ボスニア→スロベニア→イタリア・アルプス→フランスorドイツと攻め上っていく日本軍
(って「ペリーヌ物語」か?)
218 :
名無し三等兵:02/05/07 00:57
史実なら対ソ戦で消耗壊滅したドイツ軍がそっくり残ってるんだから、
直接欧州本土を突くのは難しいよ。
イタリア本土上陸さえ避けてるだろ。英国をスキップするなら上陸可能地点は
南仏かバルカンしかなくなるから、沿岸防御の布陣もかなり絞られる。
いきなり南仏に上がるのはどうぞ蹴落としてくださいと言っているようなものだし、
バルカンもドイツ本国への侵攻経路としては遠すぎる。助攻としてはまぁ適当だが。
そもそも日本軍単独で一戦線すべて支えるなんてできると思うか?
鮭はSF川から、架空戦記という海を回遊し、生まれたSF川に回帰してきた。
コーセーはおんみょうじ方面に逃亡。
ナッチは時代ものにシフトの希望ありらしいね。
カゲキは,そのときそのときの流行(鮭の追従したのが多いね)のものを、量で制圧する。
ノビーを含めて,架空戦記で作家業を始めた人ってこれからなに書くんだろうね。
220 :
名無し三等兵:02/05/07 05:10
>219 タニコーセーとタニコーシューが、混じってない?
>219 ごめんなさいっ!! 220はウソ!
>コーセーはおんみょうじ方面に逃亡。
とゆう文が、
#コーセーはおんなじ方面に逃亡。 → 鮭と同じ所に還る → SFに還る
に見えたんだよぉ。SFに還っていくなら、甲州かなって思ったんだよぉ。
なにげに読み返して、気がついてしまったんだよぉ。
・・・ 回線切って、逝ってきます。
>史実なら対ソ戦で消耗壊滅したドイツ軍がそっくり残ってるんだから
ん〜、そうなんだけど、独ソ戦がないから戦車の発展も史実よりスローテンポじゃないの?
と思ったけど、史実通りのテンポでティーガーやA4弾道弾出てくるし
作者な〜んも考えてない可能性もあるよね。
まだ登場してない5号戦車パンターが史実通りのデザインだったどうしよう。
>そもそも日本軍単独で一戦線すべて支えるなんてできると思うか?
確かにおっしゃる通りです。昨日のはブラフです(^^;
え〜、日本軍も日中戦争経験してないのでバルカンに10個師団程度は動員できるかと。
この場合、上陸はエーゲ海の島々とギリシャ(ペロポネソス半島)にとどめて、
ドイツ軍の兵力をバルカン戦線に拘束することを第一に考えて見ましょう。
山岳戦なら日本軍の浸透戦術や山砲が活用できるし。
ギリシャへの航空兵力展開は魅力的ですよ。サロニカやアテネの基地に
航空部隊を配備すれば東プロイセンまで爆撃圏内に入るので。
>>218 インド洋〜地中海戦線は海軍、空軍、補給用船舶が重要。
船と飛行機が優先で陸軍の優先順位は落とされる。陸戦に明け暮れた史実とは違うんだ。
地中海を取られる前はバルバロッサ直前以上の陸軍兵力は要らない。
アフリカ、中東、インド進出のため陸を減らして余力を海空軍に振り向ける。
密約があるから伊全土を戦場にするような史実の攻め方は下策。
伊軍と戦う羽目になるし、支援を口実に在伊独軍が増強されたら寝返りも出来なくなる。
史実の伊戦線では伊降伏後も在伊独軍が頑強に抵抗したことを忘れないように。
伊上陸は独伊を速やかに分断できる位置で無ければ面倒を起こすだけ。
仏の防御は確かに固かろうが、時間を与えたら更に強化される。
地中海を失い船の必要性が激減した反面で欧州本土上陸の可能性が出てきたわけだから、
船の優先順位が落とされて陸軍の急速整備が進む。
英国戦線で失われる時間と戦力は独に有利に働くだけ。
>>222 確かにバルカン半島で独戦力誘引が妥当ですな。
ポートサイドに1〜2個師団を上陸待機態勢で配備し、
アドリア海かエーゲ海経由で戦線背後に上陸する構えを見せておけばなお有効。
アテネ上陸→敵戦力誘引・持久→サロニカ上陸→補給戦切断・包囲殲滅。
モチーフは釜山橋頭堡と仁川上陸作戦ですが、日本軍の実力じゃ無理かな。
あと、B17かB24を買い込んでクレタからルーマニア油田を爆撃しましょう。
護衛戦闘機はアテネから出せばOKです。
米軍爆撃隊をサルジニア島、戦闘機隊をコルシカ島に進出させるのもよし。
独工業地帯に護衛付の戦略爆撃がかけられるようになります。
パンター出すのは禁止。T-34ショックが無ければ生まれなかった戦車ですから。
シャーマン相手は4号F2、4号H、4突で充分。タイガー1なら圧勝です。
機甲師団に4号H、独立重戦車大隊にタイガー1が妥当なところ。
シャーマン・ファイアフライも出せないんですよね。この世界。
タイガーへの対抗手段をどうするか。
米76mmじゃ威力不足。90mmじゃシャーマンに載らない。
阿賀野の76mm60口径高射砲でも積んでみるか?
224 :
名無し三等兵:02/05/08 05:36
>>223 B17かB24を買い込んでクレタからルーマニア油田を爆撃しましょう。
P&Wの過給機付きエンジンだけ買い込んで、連山くらい作りましょう。
三野正洋風に、主翼は二式大艇から、胴体を新設計なんちゃって。
225 :
名無し三等兵:02/05/08 07:03
トルコやスペインが中立、というのがいけない。
226 :
名無し三等兵:02/05/08 08:52
227 :
名無し三等兵:02/05/09 19:48
まぁ、正直、終わるんならそれで良かったと思う。
「蒼海」がデビュー作なら、「ちょっと真面目なしゃけ・なっち」で済むんだがなぁ。
228 :
名無し三等兵:02/05/09 20:42
>中公のサイトだと次巻で終わりだ
フランスで共産革命勃発!呼応してソビエト軍大侵攻!!ナチス政権瓦解!!
連合軍介入してなんとかフランス及び西ドイツ確保⇒終了ってパターンか?
・・・朝鮮と満州問題どーすんだ?(台湾除く)
>>226 >>228 もしかすると、蒼海続編の新シリーズがすぐに始まるかもよ。
何だかんだ言われながらも一応は売れっ子ですしね。
次は陸軍もので、ソ連と戦うに1アサヒ。
231 :
名無し三等兵:02/05/10 08:51
>蒼海9巻
西村艦隊は何処の艦隊だったんだ?
233 :
名無し三等兵:02/05/10 23:52
またアカ相手かいな…
>>231 第二次大戦を何とか勝利に持ち込んだ日米。
しかし、その平和は長くは続かなかった。
1946年8月、ソ連軍が大挙してドイツ国境を越え侵攻してきたのだ。
米軍装備で近代化されつつあるも日本軍の防衛線は、ソ連軍の
物量によって各所で分断されていった・・・
236 :
名無し三等兵:02/05/11 18:02
>>235 ところ変わって亜細亜中国大陸。
中共は遂に国民党支配地域へ大攻勢を開始、日満国境及びソ満国境は緊張状態へ。
そして遂に堤防は決壊し、満州は風前の灯火となる・・・。
反攻を図る連合軍、だが彼らの前にはソ連の保有する極秘兵器「X-3号=反応爆弾」が
立ちはだかるのだった・・・
あぼーん
238 :
名無し三等兵:02/05/12 08:55
239 :
名無し三等兵:02/05/12 10:47
>>238 ちゅうことは、プロットは沖縄特攻か。
旗艦フレデリック大王号、以下、巡洋艦1、駆逐艦だったら・・・・怒るぞ。
せめて、最初にスプルーアンスが命じたように、旧式戦艦部隊でお出迎えしてもらいたいが、
そうすると、パルパル艦隊や征途と同じになるしなあ。
結局は空母部隊で嬲り殺しか。
フレデリック大王号に護衛戦闘機はつくのかな?
240 :
名無し三等兵:02/05/12 11:48
>>239 >以下、巡洋艦1、駆逐艦だったら
ビスマルクは、何かの理由で、出撃せず、ビキニ送りなら・・・もっと怒るぞ。
>フレデリック大王号に護衛戦闘機はつくのかな?
ヴィースナーぢゃないっすか?
出たら買うとは思うが、早く出て欲しいとは思わない。
俺にとってはその程度の作家になっちまった。はぁ〜・・・。
242 :
名無し三等兵:02/05/12 14:33
史実をいじって、お見立てごっこするのは、もう充分だからぁ、
いっちょ、ぶわぁっと、艦隊戦を読ませて欲しいっす ・・・
243 :
名無し三等兵:02/05/12 14:36
>ビスマルクは、何かの理由で、出撃せず、ビキニ送りなら・・・もっと怒るぞ。
ビスマルクが原爆実験に使われるとどうなるかな?意外と艦尾は千切れ
るが平然と浮いてたりして。
>233
サンクス
蒼海はいいぞ。
なんせ、一時間電車に乗ってる間に全部読みきれるんだから。
246 :
某スレのマネをして:02/05/14 00:40
「火葬戦記作家の中で最後まで生き延びただけのことはあるな」
支援部隊に属する中央公論社「C★NOVELS]の編集長は売上帳簿の
「総会の煎餅」の姿を見て呟いた。
「ことによると、助かるかもしれん…」
だがこのとき、「ノビー」作家生命には、僅かな破孔が生じており、
そこから緩やかではあったが、破局が始まっていた。
当然のことながら読者は一人もノッておらず破局は食い止められる
こともないまま、徐々に「ノビー」の作家生命を侵していた。
それでも「ノビー」は、なお耐え続けた。
佐藤大輔などに負けてたまるか、絶対生き延びて見せるぞ―とでも
訴えかけるように、あるいは徳間時代の同僚―徳間のライトノベル
計画により沈んでいった多くの鮭や谷〇生やナッチといった英霊が、
渾身の力で支え続けているかのように、健全な姿を出版界にとどめ
続けた。
「ノビー」力尽きたのは「修羅の戦野」から主人公が分からなくな
った時からである。
「零の守護者」を書店で目撃した者はいない。
多くの同僚が沈没に際して童話やSF,時代劇で自らのかつての姿を
隠したように、「ノビー」もまたかつての鮭のように見られること
を嫌ったものか、「鋼鉄〜」シリーズで良作を残し沈んでいったのだ。
八八艦隊5巻P.266〜7
247 :
名無し三等兵:02/05/14 01:11
>246
藁タ。
>「修羅の戦野」から主人公が分からなくなった時からである。
波涛後半から・・・と本人が自白しているが・・・
その意味では、守護者は主旨一貫していたな・・・
248 :
名無し三等兵:02/05/18 00:37
保守。
249 :
名無し三等兵:02/05/18 00:38
やっぱり、終わっちゃった作家なんだなあ。
いや,「あと一皮むければ・・・」と思わせる作家ではあると思う。
問題は「鋼鉄のレヴァイアサン」のときからずっとその印象が
変わらないことだ。
>250
問題は、むしろ悪化していることではないのか。
「レヴァイアサン」のレベルで「蒼海」が書かれているとは、思えないんだが。
252 :
名無し三等兵:02/05/21 08:28
すると、彼が悪化してる理由って何?
掃海一通りクサした途端にレス激減。