771 :
名無し三等兵:02/05/18 12:59
772 :
名無し三等兵:02/05/18 13:05
>>765 戦前にもナチズムの「火の十字架団」っつーのがあったからね
ちなみに、イギリスやアメリカにもナチズムに基づいた組織が戦前にはあったらしい
773 :
名無し三等兵:02/05/19 22:55
>>772 アメリカのは品が悪いのでヒトラーが見捨てた。ドイツ向け献金までやってた。
イギリスのは取り締まられて終わり。
>>772 米英に限らず、欧州各国には大抵あったらしいぞ。
1)『自由からの逃走』(東京創元社)
2)『なぜヒトラーを阻止できなかったのか』(岩波書店)
3)『ヒトラーの金脈』(早川書店)
このあたり、ナチスの台頭から政権奪取までのプロセスを理解するのに
基本的な図書と言えるから、ちゃんと読んで議論した方がいい。
1)では、心理学上の観点から、なぜナチスが国民から支持され、
2)で、なぜ、他の政党(特に、対抗馬であった社会民主党)が、ナチスをあぼーんできず
3)で、どのようにして、まっとうな資金上の基盤を確保できたかを、
国際的なネットワークまで目を広げて、
それぞれ、検証しているから。
ヒトラーの人心掌握術が良く云々されるけど、
あの時代、あの場所だったからできた、というところは
きちんと抑えておくべきでは。不景気の続く今こそ、
我らの時代、とか思ってる逝っちゃった系政党(k産盗とか)
多いけど、支持は増えてない。
k産党は、ナチスが政権獲る直前まで、かなり強力な対抗馬だったんだよ。
何時の時代何処の場所でも、人々の不満をうまく受け止めて、わかりやすい言葉で
明確な行動を指し示す指導者に支持が集まるのは当然。
778 :
名無し三等兵:02/07/14 21:43 ID:86kboifz
卑近な例でね。階級闘争に惹かれて指示した例は極めて少ないだろ。
>>776 >あの時代、あの場所だったからできた〜
あと、ドイツ人の気質の問題もあるよね。
レーニン毛沢東カストロでは「極めて少数」か?
階級闘争ではないが、イランイスラム革命なんかもこの類だろ。
当時のドイツってことを言えば、「社会主義」を標榜していた大政党は3つある。
穏健な「社会民主党」
例によって例による「共産党」
そして、「国家社会主義労働者党」、すなわちナチスだ。
まあ、ワイマール共和国という非常に理想主義的なデモクラシー下においては、
マトモな状況であれば、社会民主党が支持を集めたところだろう。
しかし、状況はまともじゃない。
共産党と、革命を起こそうとするような武装勢力が一方にあって、
それに対して、ナショナリスト勢力がドンチャンとやってたわけだ。
で、議会もナショナリスティックな保守勢力と社会民主党に対して、
共産党が猛烈な追い上げをかけるっていうのが、ナチス台頭前だ。
特にルール出兵によるハイパー・インフレ状態のおかげで…
既成の政治勢力はクソだ…
特に社会民主党は許しがたい。
連中は理想的なことばっか言っていて、結果を出せやしねえ…
ロクに結果も出せない既成の政治勢力の存在を許しているワイマール体制もクソだ…、
と、特に労働者勢力と中間層がそう考えてしまっていたわけだ。
で、ナチスが台頭してきて状況が変わった。
何となく、ナショナルな主張を持っている連中が、まずなびく。
そして、中間層一般もなびく。
まあ、この辺は、何となくわかるな。
ナチスの強烈なイデオロギーに引かれるって感じでな。
とにかく、クソなワイマール体制をどうにかしなけりゃならんってことで、
ナチスに「期待」しちまった。
そして、これらに加えて、社会主義・共産主義から転向する奴が出始める。
現状を打破したい、しかし、何となく、全くの左翼思想にはなじめない、
あるいは左翼勢力からは、内部の権力闘争で弾かれてしまった、
そんな連中もナチスに合流する。
あるいは、ナチスの言う「革命」の方が、左翼の言う「革命」よりも、
力強く、面白そうだと。
そして、ヒトラーが組閣を命じられる直近の総選挙では、投票率70%超、
という状況で、ナチスをドイツ国民は押し上げたというわけだ。
そうそう、国家社会主義って、共産主義的な要素がカナーリ入ってる畸形児なんだよな。
ナチス上層部にも、共産党崩れが相当数混じってたとか。
独ソ戦って、近親憎悪だったんだよな。
783 :
:02/07/16 21:13 ID:???
下がりすぎ。age
784 :
名無し三等兵:02/07/16 21:16 ID:yBd/MuqP
何にせよ
「理想の社会は ゆ め」
785 :
:02/07/17 23:34 ID:???
意味不明
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790 :
名無し三等兵:02/09/02 04:27 ID:XnphR9zp
>>782 独ソ戦はイデオロギー対決ではなくて植民地もしくは人種戦争でしょ。
>>790 まあ、「我が闘争」以来、ロシアの支配地域を、アーリア人が確保すべき「生存圏」であるとしているし、スラブ民族に対する蔑視も確かにあって、植民地闘争・人種闘争の観が強いんだがな。
その一方で、国家社会主義は、スターリン・ソ連の掲げた「一国社会主義」に類似性がありながらも、イデオロギー的には一貫して「反共」を通してきた。
外交政策においては英米仏に防共協定締結を働きかけもしたし、最終的に三国同盟の前身として日独伊三国防共協定を結んだわけだしな。
イデオロギー対決の要素も、それなりにあるよ。
793 :
名無し三等兵:02/09/10 01:51 ID:FMA7a5Ak
チョコット脱線して本の話・
諸君らはヒットラーには、「わが闘争」
の他にもうひとつ「第2の書」(政治戦略、外交を書いた著作、未邦訳)
という本があるのを知ってた?
ヒットラーが最も絶賛していた地政学の書物は、ハウスホーファー
等々のそれではなく、スゥェーデンの有名な探検家ヘディンの書いた
「諸大陸の戦いにおけるアメリカ(アメリカ戦略論、未邦訳)」
という本だということを知っていた?
ヒットラーが最も絶賛した伝記はフリードリヒ大王のそれでも、
ビスマルクのそれでもなく、な、なんとL・トロツキー(!)の
「自伝」(岩波文庫より邦訳あり。)であったことを知ってた?
そのうち、「第3の書」とか「裏・我が闘争」「真・我が闘争」「我が闘争の逆襲」
「3大我が闘争・南海大決戦」とか出てきそうだな(笑)
いやスマン。別に疑ってるわけでは。
ちなみに私は決して共産主義者ではないが(ましてやトロツキスト!)
、L・トロツキーの「自伝」は読み物としてすばらしいと思う。是非一読
をおすすめする(総統も絶賛だ!?)。トロツキーには有名な一連
の「ドイツ・ファシズム(共産主義者はこういう言い方をする)論」がある。
当然ながら古色蒼然とした古典的マルクス主義からのそれであり今更、
学問的(?)価値も当然ない。現代の共産主義者でさえ見向きもしない。
でも私は、何故かこのトロツキーの「ナチズム論」を読むのが好きなのである。
何故だろう?おそらく同時代に生きた最高の頭脳をもつマルクス主義理論家
革命・戦略家が,今ここ、現在に急激に台頭しつつある恐るべき敵
に対し生存を賭けた戦いを挑んでいる、という最高度の緊張感にあふれているからだろう。
学問は日々進歩する。歴史学もそうである。古い歴史書は次々と新しい事実によって
乗り越えられ、その学問的価値は低下する。
しかし、トロツキーのナチス論のようにナチと同時代に書かれた本には
現代の学者先生が「昔々あるところに起こった事項」を「知的」に、暢気に「解釈」
している現代のその類の書物とは、全くちがった独特の強烈な緊迫感に満ち溢れている。
そう、彼らはお勉強をしていたのではない、ヲタク諸君がデータ的知識を誇って居たのでも決して
ない。彼らは世界の運命を賭けて「闘争」していたのである。
すまん、長々とくだらないことを書いてしまった。
私のすすめるナチス本は 1942年に米国で出版された本
「ビヒモス」ナチズムの構造と帰結F・ノイマン著(みすず書房)だ。
↑ありがとう。「ビヒモス」さっそくゲットします。
F・ノイマンって、あのノイマン効果の人?
トロツキーの自伝かぁ
読んでみたくなった。
802 :
名無し三等兵:02/09/19 22:02 ID:6lzb56ih
803 :
闘争者:02/09/19 22:08 ID:???
「ビヒモス」はもつているけどあまりすすめられない。
いや内容については798に禿同だ。
ただねぇ、要するにねぇ
値段がたけぇ〜んだよ!!!
804 :
闘争者:02/09/19 22:12 ID:???
あと、第2の書についてはオレもなんかで
読んだ記憶がある。なんでも1960年代
までドイツで極秘扱いされていたとか??
詳細!
807 :
:02/09/30 12:26 ID:sRKdVz5H
の
質問です
独裁者をランク独裁の度合いでランク付けするとどうなるでしょう?
金正日
ヒトラー
スターリン
ムッソリーニ
ルーズベルト
チャーチル
毛沢東
蒋介石
東条英機(参考)
日本は独裁者がいなかったなぁというのが実感です
アメリカと同じで世論の後押しだけだよね。
ヒトラーもポーランド侵攻前に死んでいれば、救国の英雄として歴史に名を残していただろうに。
いやいや、300年もたったら今と正反対の評価が下る可能性もある。
歴史というのは、常に変貌するからね。
811 :
名無し三等兵:02/10/20 06:52 ID:FTvL38H2
ちゅうか、ユダヤ人の虐殺さえなければ、ナポレオンと区別つかないぞヒトラー。
ドイツを不況から救うも最後は敗れた悲劇の英雄だな。
812 :
名無し三等兵:02/10/20 09:18 ID:xDgLJN/3
漏れがヒトラーだったら
バルト3国、白ロシア、ドニエプル以西のウクライナ
を割譲させてソ連と講和するな。
まあしかし外国のネオナチ極右つうのは露骨に人種政策を出すからなぁ
っていうかそこが主要な点になっているようにさえ感じる
逆に共産主義・マルクスレーニン系統社会主義のいわゆる”社会主義国”には
日本人が一般的に指す所の民族主義や愛国主義は無いか,,,?
なわけない、滅茶苦茶あるよ。
それも社会主義愛国心や社会主義道徳といったようにして強調してる。
(スターリン主義と”一水会”、マル礼の御題目と天皇以外何処が違うんだと最近思いますた)
あぼーん
戦局傾いてきてからは無茶な死守命令出すわ、末期には総てを破壊しろと言い出すわ、
どんどん支離滅裂になっていくアドルフ君ですが、実際「こら、あかん」って諦めが
ついたのっていつ頃だと思う?
>813
戦前の青年将校以来の伝統でそ
>>815 大戦後半は精神に異常をきたしていたらしい
>>812 イギリスに引き分け、あとは無敗のドイツ軍を率いてスラブ人相手にそんなことしたら
腰抜け呼ばわりされて人気無くなって独裁者の座を引き摺り下ろされてダンボール生活。
もう逝くしかヒトラーに選択の余地は無い。
820 :
名無し三等兵:
age