大戦後期には日本機の装甲もそこそこの線までいってたのではないでしょうか?
私のおじさんは元零戦乗りで、52型に乗っていたそうですが
装甲・防弾のおかげで2度程助かったと言ってましたよ。
桜花を抱いた一式陸攻の護衛についた時、F6Fのダイブ&ズーム反復にさらされ
被弾し、胴体タンクを撃ち抜かれたそうですが、火は噴かず助かったそうです。
でも燃料が足りなくて、陸軍の不時着場か何かにすべりこんで
何日後かに基地に戻ると、ナント自分の葬式の最中だったそうです!
被弾時の音は意外と聞こえない(記憶に無いだけかも?)が、衝撃は
かなりのものだったとか。
F6Fのダイブ&ズーム、そして護衛機を離れられない自分たち・・・
格闘戦に持ち込めればと、今でも悔しそうに話してました。
21型に乗っていたら火を噴いていただろうと言ってましたね。
179 :
名無し三等兵:02/04/29 20:32
基本設計原則。日本軍の飛行機は、主として大きな機動性を得ることを目的として
作られている。そのため、防弾、火力および頑丈さを犠牲にしている。しかし、現在
では燃料タンクの軽微な漏洩防止装置と同様、防弾板がますます多くの飛行機に見受
けられる。手遅れではあるが、飛行機に多くの防御装置を取り付けようとする努力は、
日本軍が操縦士保護の重要性に気づきはじめたことを示しているのかもしれない。
(日本陸軍便覧 米陸軍省テクニカル・マニュアル1944 米陸軍省編 菅原実訳)P63
180 :
名無し三等兵:02/04/29 20:34
>>177 175の本ではJu87に特定した話とはなっていない。
176のケースは当時既に旧式化していたDo17。
Hs129は1940年秋に先行量産型が生産開始、BoBには参加せず。
181 :
名無し三等兵:02/04/29 20:38
>>177 Ju87は「夜間戦闘機」には改造されていない。
地上襲撃機なんだが大丈夫かヤフーの君よ。
>181
夜間攻撃機と書き間違えたのでは。
D型の一部が夜間仕様に改装されていたはず。
>182
ヤフーの彼氏の思い込みでしょう。
俺様軍事論で凝り固まるから「戦闘機」がバトル・オブ・ブリテンの話だと気づかない。
いつものことだけど。
185 :
名無し三等兵:02/04/29 20:55
175=177がアフォ。
186 :
名無し三等兵:02/04/29 20:57
>175=177
証拠あるのか?
>183
つまり176は当時の脆弱なドイツ軍爆撃機すら落としきれないBoB当時
の英軍の豆鉄砲装備の問題点をイギリス人らしく敵の平気を誉める形
で表現してるわけですな(笑
177の人ってそういう人なんですか?
名無しなんでわからんがスレッド読み返せば浮いてくるのかな…
188 :
名無し三等兵:02/04/29 20:59
見れば分かる。
なんで181と誤解されたと思ったの?
>181のアフォ
訂正、177のアフォ。
190 :
名無し三等兵:02/04/29 21:02
>>189 それなら分かった。
当方の誤解、謝罪します。
191 :
名無し三等兵:02/04/29 21:07
マレー海戦で一式ライターも落せなかった英軍の火砲は、ホント豆鉄砲か。
零戦52型って
兵装、装甲、最高速度では同時期の敵機には対抗できないだろうけど、
格闘能力はどうなんだろう…?
そりゃ高いでしょそれなりに。
重くなったとはいってもやぱ「軽い戦闘機」には違いないわけだから。
というか重くしたくても出来なかったわけだが。
ただその格闘能力を生かせるパイロットは一握りだし生かせる状況と
なるとさらに少なくなってたのが52型登場時。
格闘能力が無意味とは言わないけど重要性は開戦当初と比べて著しく
低下していたからね…。
194 :
名無し三等兵:02/04/30 00:18
>>191 >マレー海戦
ぽんぽん砲(40mm)で、しかもレーダー射撃。
52型は21型程ではないにせよ、かなりアクロに適した飛行機だったと思います。
同じ土俵でならそこそこ戦えたと思いますが、ハナから戦法が違うし機数も違うし
おまけにレーダーで先にキャッチして上から降ってくれば・・・。
空戦は高度と機数と先に相手を発見する事、が重要らしいですから。
>193さんの言う通りだと思います。
同高度・単機・同レベルパイロットでダイブ逃げなし(?)の格闘戦なら
52型でもP51以外には勝てたのでは?
196 :
名無し三等兵:02/05/07 15:12
>>178 防弾があれば撃墜されないことはないが、防弾があると撃墜するのに敵も銃弾を多く
消費してしまうので敵も何機か撃墜するのが困難になる。
197 :
名無し三等兵:02/05/08 01:04
結局、大戦後半は日米とも新米パイロットが増えて、まともに格闘戦ができる
パイロットが少なくなったしね。高高度からのズーム攻撃で全てが決まる感じですよね。
そうなると52型丙なども止む得ないのからという気になる。
52型乙以降は外板を厚くして、急降下制限速度も740キロでしたっけ?増強されて
ますしね。21型が640キロ。
↑零戦の急降下制限速度ってそんなに高かったとは! 意外でした。
でもパイロットの錬度は、全体として米軍の方が上だったのではないでしょうか?
十分な訓練を可能にする潤沢な資源がありましたからね。
一撃離脱は日米の機体の性格の差から生まれたリスクの少ない必然の戦法でしょうね。
零戦もデビュー直後の対中国機戦法は格闘戦より一撃離脱がベターとの戦陣訓に達したと記憶してます。
豪州軍は米軍の進言を聞かず、BOB経験組の自信過剰からスピットで零戦に格闘戦を挑み
惨敗を喫した例もあります。 BOBではメッサーに格闘戦で勝った自信が戦法を誤らせたのでしょう。
こんなの書いてたら「トラトラトラ」の空母発艦シーンを見たくなってきました、明日見ようっと♪
P51と零戦52型が一緒に飛んだときのビデオを友達が映したんだが。
離陸滑走をする零戦をあたかも機銃掃射するように緩降下で突っ込んでくるP公。
離陸と同時に脚をしまうとオーバーシュートしたP公のケツについて、
さらにそのまま上昇し頭を抑えてしまった。
日本人向けの演出と解っていても感動したぞ
200 :
15万トン千ヵん:02/05/10 17:16
零戦でもF6Fに対抗できるだろ。
後半押し切られたのは機数の不足やパイロットの錬度のよるのが大きい。
零戦の7.7ミリはせめて13ミリにできなかったのか?
201 :
名無し三等兵:02/05/10 17:43
>>200 途中から機首の7.7ミリ2門を12.7ミリ1門に変更してるよ。
202 :
名無し三等兵:02/05/10 17:52
13.2mm
203 :
名無し三等兵:02/05/11 06:34
日本の自動消火装置のセンサーは作動の確実さと早さは優秀なものだったみたいだね。
204 :
名無し三等兵:02/05/11 15:42
あっぱりあるのでは?
>>203
白金かなにかで作ったセンサーみたいですね。
206 :
名無し三等兵:02/05/13 18:00
F4Uコルセアの翼内燃料タンク(無防弾)に自動消火装置が
装備されていたらしい。
207 :
名無し三等兵:02/05/13 18:09
対戦闘機戦に使えない20mm二門よりも13.2mm四門の方がよかったような・・・
209 :
名無し三等兵:02/05/13 18:49
局地戦闘機「紫電改」(海軍)とか四式重爆撃機「飛龍」(陸軍)なんかは、第2次世界大戦で実戦に参加した日本軍機の中では、燃料タンクなどの防弾が徹底していた方らしいけどね。
210 :
名無し三等兵:02/05/13 18:52
米軍機が12.7mmで事足りてたのは相手が戦闘機とヤワな爆撃機だった
からです。
戦闘機だけが相手なら13mm級を数積んだ方が有利でしょうが日本機の
相手にする爆撃機はタフなのです。
211 :
名無し三等兵:02/05/13 19:23
一式陸上攻撃機は12.7mm弾の一連射で炎上
>対戦闘機戦に使えない20mm二門
それはs氏の話だろ?
s氏は他人以上の技量者かもしれないけど、戦闘機戦でも20粍頼りになった
って回想も結構多いぜ。1撃で火を吹かせられるって。
213 :
名無し三等兵:02/05/13 19:31
「紫電改」の燃料タンクの防弾装備とか、自動消火装置は、どのようなものなんでしょうか。第2次世界大戦時の実戦に参加した日本陸海軍機の中では、かなり徹底した防弾対策だったらしいそうですが。
>>211 「一式陸攻も昭和18年6月30日のオーストラリア、ポートダーウィン空襲の時、
スピットの迎撃を受けて、被弾9機、不時着1機、機上戦死3名を出しながらも
被撃墜0だったのは戦訓を取り入れて急遽改造された自動消火装置のおかげであった。」
と言う記事が以前丸に載ってましたよ。 私も以外でした。
20ミリについては功罪色々有るとは思います。
ブナ上空でのB17の5機全機撃墜は20ミリによる所が大きいでしょうが
あれだけのテクニシャン揃いが、衝突寸前まで近接して撃つという戦法だったみたいですね。
つまりそこまで肉薄しないと命中しなかったのでは?と考えます。
大戦全般のパイロットの質を考えると、後落して当たらない携行弾数の少ない大砲よりも
低伸する携行弾数の多い13ミリの方が、良かったのでは?と私は思います。
215 :
名無し三等兵:02/05/13 21:34
20mmでも99式2号ならいいんだけど。。。
216 :
名無し三等兵:02/05/13 22:01
「紫電改」の20mm機銃も、99式2号なんですよね。確か、ベルト給弾方式だと聞きましたが。
爆撃機には鹵獲機使って試験したら
20粍じゃないと駄目だったんですけど。
13粍じゃ致命部に当てないと無理なんですけど
218 :
名無し三等兵:02/05/13 22:05
20mm2号銃の弾道は13.2mmよりも優れている。
とか、言ってみるてすと。
四式重爆で採用された「四塩化炭素液層」ってどんなの?
液層消化装置として絶大なる効力を発揮したそうなんだけど。
220 :
名無し三等兵:02/05/13 22:14
>皆さんへ あの、「紫電改」の防弾装備なんかのことについて質問していますが、何か分かることはありますか。
20ミリ機関銃自体はそんなに重くない。特に1号銃は12.7ミリ機銃と対して変わらない
重さが当時エリコン銃の採用の決め手となった。
弾薬が相当重いね。
222 :
名無し三等兵:02/05/14 07:44
2号銃だって、あれだけのスペックで40kgを切る軽さだよ。
223 :
名無し三等兵:02/05/16 17:54
224 :
名無し三等兵:02/05/16 19:02
>>220 紫電改は 防弾ガラス、防弾鋼板、ゴム製防漏タンク、自動消火装置 など防弾は完璧。
>>224 防漏皮膜に関しては外装式なんで性能はいまいち。
(でも従来機よりはずっとマシだけど)
226 :
呂号潜水艦:02/05/18 01:16
零戦だと 主な問題点
11 空母運用の不備
21エンジン出力不足 脆弱性
32タンク 細部変更
22制限速度
武装は通常 最高で 13mm×3 20mm×2だったような
防弾は零戦と対等に戦えるようになってからのこと
最初から言われてたのは機体の脆弱性
日本の爆撃機の防弾が余り無い →護衛が殆ど付く
アメリカ機の防弾性能 →護衛機が余りつかない
227 :
名無し三等兵:
>>225 カネビアンを使った内袋式防漏燃料タンクが海軍で開発されたが
工作が難しく実戦で使われることはほとんどなかった。