日本陸海軍機の防弾防火装置

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1名無し三等兵
 第二次大戦の戦闘機の本を読んでいると、
日本軍の爆撃機、戦闘機には防弾が十分に
されていないという記述がめだちます。
 日本陸海軍機の防弾について語ってみま
しょう。
 連合軍とドイツ軍の防弾もついでに語って
みましょう。
 
2名無し三等兵:02/01/30 14:23
取り合えずBf109はバトルオブブリテンの頃には
防弾がしてあったようだけど。
3名無し三等兵:02/01/30 16:09
陸上攻撃機「銀河」の燃料タンクには、二酸化炭素による消化装置が付いていた、と前にどこかで読んだ記憶が…
4名無し三等兵:02/01/31 14:23
確か一式陸上攻撃機に取り付けることになったセルフシーリング燃料タンクは30mm厚の
スポンジゴムを燃料タンクに貼り付けただけだけど米軍の12.7mm銃で穴を開けられても
ガソリン漏れでの火災による撃墜は少なくなったけど、操縦者の防弾鋼板がないから操縦者
の機上戦死で撃墜されてしまう。
5名無し三等兵:02/01/31 14:25
つか、末期には「消火装置の方が有効」とか根拠のないことを言って
防弾をドンドン取り外していたね
6名無し三等兵:02/01/31 15:04
>>05
 それだと火災は防げてもガソリン漏れが激しくてガソリン切れで基地に戻れず、墜落
してしまうよ。
 日本軍てアホ??
7某研究者:02/01/31 15:32
零戦52型は防漏タンク完備で6000機程度
零戦52型甲は防漏タンク・防弾ガラス・操縦席後方防弾板装備だが
数は400にも満たない訳だろうか
防弾板は兎も角防漏タンクの装備は日米欧同時期のとの事だがどうだろうか
疾風・飛燕・紫電改は防弾板・防弾タンク完備であり(防弾ガラスはどうだったか忘れたが)
2式戦は防弾板は装備されていたが隼・雷電は防弾板も防漏タンクも一部の機体しか
無かった訳だろうか

米軍機・欧州機も戦闘機は自動消化装置は無く
日本の紫電改のみが装備している物だろうか
(零戦64型は防漏タンクは無いが消化装置のみは装備されている訳だろうか)

米軍や独軍の防漏タンクも日本と同様の構造だが
ゴムが日本の様にタンクの外に有るのでは無く内側に張られているとの事だが
20mmを打ち込まれればタンクは火で溶けても塞がらず破れ続けるのではないのか
8某研究者:02/01/31 15:43
矢張り疾風・飛燕は兎も角主力機の零戦・隼の防弾板・防漏タンクの
装備率の低さが問題であると言う事だろうか
9某研究者:02/01/31 15:52
P−51も日本機の20mmを受けたら
燃料タンクの炎上を食い止める為に燃料を放出するしか無い訳であり
其れでは硫黄島に戻れない可能性も有るから消化装置を用いれば防漏タンクも延焼せず
破れた防漏タンクの燃料の漏れは其れ程で無ければ
硫黄島に帰れた可能性も有る訳なのか
(まあ燃料が漏れている訳なら一発20mmがタンクに被弾すれば
 即基地に戻る必要は有ったと言う事なのか)
10名無し三等兵:02/01/31 15:59
 ≫06
 確か米軍の燃料タンクのゴムは数種類のゴムを使った信頼できる物だけど20mm炸裂弾が
セルフシーリングタンクのゴムで爆発してしまうと(穴が大きいとシールド不能)ガソリン漏れで発火。  
11某研究者:02/01/31 16:02
まあ只増加タンクを装備すれば翼の燃料を捨てても
硫黄島に帰れるのかも知れないが
(防漏ゴムの無い)増加タンクに被弾しても燃料は漏れなかったと言うが実際はどうだろうか
12某研究者:02/01/31 16:05
まあバランス上問題の有る胴体内タンクを先に使用し
空戦中にも増加タンクを装備すると言う方向だろうか
13名無し三等兵:02/01/31 17:10
 >>06
 当時の日本は合成ゴムの技術が乏しかったから内側にゴムを貼るのは難しかった〔内張り式
のタンクのゴムはガソリンに溶けない合成ゴムと、ガソリンに溶けて膨らむ(シールド)する
スポンジゴムと、硫化ゴム、補強ゴムをアルミ外皮で包む。
 こんな工作の難しいタンクは当時の日本軍には無理かな。
 
 しかもタンクに使うゴムは貴重な資源だし、、
14名無し三等兵:02/01/31 17:18
 >>07
 零戦52型と52甲型は防弾がしっかりしてるけどエンジンのパワーが弱いから重そう、、
15名無し三等兵:02/01/31 23:24
隼には風防前面に40ミリの防弾ガラス
燃料タンクに13ミリのゴム張りをしたというけど
効果は無かったのかな
16名無し三等兵:02/02/01 09:39
 >>15
 隼にも防弾ガラスあったの? 隼2型?
 
17名無し三等兵:02/02/01 15:54
ごめん風防前面40ミリは2式単戦だった
ゴム防弾はU型から
18某研究者:02/02/01 18:53
まあ操縦席後部防弾板への命中率と
翼内タンクへの命中率とでは
矢張り後者が高かった訳なのだろうか
19名無し三党兵:02/02/01 23:09
 <<18
 一式陸上攻撃機の初期型はインテグラル翼内燃料タンクで、しかもゴム防弾も
自動消火装置もないから敵弾が当たるとすぐに火だるまになる。
 ワンショットライター
20名無し三等兵:02/02/01 23:24
防弾といえば30mmの装甲を持ってた空飛ぶ装甲車シュツルモビク。これ最強。
21名無し三等兵:02/02/01 23:40
搭乗員の帰還率で考えたら、パラシュート装備の義務付けと、
「貴様等は一億国民の血税をもって作られた飛行機の操縦装置だ!
死に場所を選ぶ自由は無い!
被弾時に自爆等の軽挙を行った者は家族に至るまで国賊とする!」
みたいな教育をするだけでも随分違っただろうなぁ
2296式陸攻:02/02/02 02:09
アメリカでは、戦訓で翼内には、燃料タンクを設置しないようになった。

自動消火装置は、0.3秒以内に作動すれば消火の確率が高いらしく、
すぐに発火を探知するシステムを作るのが面倒だったらしい。


23名無し三等兵:02/02/02 13:21
 >>21
 確か戦争の最初の頃は敵弾で飛行不能になったら、パラシュート脱出
せず、自爆をすすめていたような
24名無し三等兵:02/02/02 13:51
>>22
P-51は翼内タンクないんだ?
25名無し三等兵:02/02/02 13:59
被弾時(帰還不能時)自爆はアメリカ軍もやってるよ。
26名無し三等兵:02/02/02 14:31
>>23
どこかに不時着されて、機体が敵に
渡るのを恐れてたんでは?
27名無し三等兵:02/02/02 14:36
>>26
 どこかの島にゼロ戦が不時着して米軍にゼロの秘密がバレタ
28名無し三等兵:02/02/02 14:51
アラスカのダッチハーバー襲撃した時だよな
間も無くポートモレスビーの方でも陸攻を護衛してた零戦がほぼ無傷で
捕獲されたそうだ
29名無し三等兵:02/02/02 14:58
バレバレです。
20mmは弾数が少なくほぼ当らない。
主武装の7.7mmを防げばよい。
相手は防弾が無いので大口径武装はいらない。どこに当てても良い。
上昇は鋭いが急降下時が操縦しづらく遅い。高空での性能低下が激しい。

結果F6Fあたりはゼロ戦の弱点をことごとく突き
かなりの場面で対抗不能になってしまいました。
30名無し三等兵:02/02/02 22:57
>>24
スカイレーダーあたりから翼内タンクがなくなってます。
31名無し三等兵:02/02/02 23:15
> 24

P-51 はあるよ。
32名無し三等兵:02/02/02 23:45
>>27
アリューシャン列島のアムチトカ島でしょ。
>>29
松山航空隊で紫電改に乗り、豊予海峡でグラマンを撃墜した人に話しを聞いたこと
があるが、グラマンにかなり近づき、20ミリ機関砲を発射したそうだが、
20ミリはすごい振動で機体が反動したという。
遠くからだと無理らしい。7・7ミリではアメリカ軍機はかすり傷程度だった
らしい。
33名無し三等兵:02/02/02 23:52
>>29
しかしF6Fの設計には零戦捕獲時に得たデータは反映されていなかったんでしょ?
結局捕獲されてもされなくてもF6Fには敵わなかったわけだ。(捕獲データが役に立った
のは戦法くらいか・・・それにいずれ捕獲されてただろうしね。)
3496式陸攻:02/02/03 00:04
当初F6は、1600馬力のエンジンを搭載予定であった。
捕獲調査の結果、性能不足が明らかになり、
急遽設計変更。
35名無し三等兵:02/02/03 13:57
>30
スカイレーダー以降の機体には翼内タンクはないの?
ジェット機は初期から翼内タンクがあったと思うけど。
36名無し三等兵:02/02/03 14:12
F6Fのエンジン変更は零戦を調査したからではないよ。
37名無し三等兵:02/02/04 11:38
スカイレーダーなどの艦載機は、空母に搭載するために
主翼を折り畳みにしていたので翼内タンクがないだけ。
戦訓が反映されていたわけではない。
38名無し三等兵:02/02/04 16:56
 >>01  現在の戦闘ヘリにもセルフシーリング燃料タンクは使用してます。
39名無し三等兵:02/02/06 00:22
 第二次大戦中にセラミック防弾はなかったの?
40名無し三等兵:02/02/06 01:20
99襲撃/軍偵は6o鋼鈑で装甲してあるんだよね
実際どの程度の効果があったんだろう
41名無し三等兵:02/02/06 01:23


     ____
    /∵∴∵∴\
   /∵∴∵∴∵∴\
  /∵∴∴,(・)(・)∴|
  |∵∵/   ○ \|
  |∵ /  三 | 三 |  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |∵ |   __|__  | < 兮冂冏匸彑宀乂井亟些亠亢仆兮囘丐夬艾囘
   \|   \_/ /  \_____
     \____/
42名無し三等兵:02/02/06 02:01
 >>40  敵が地上から撃ってくる小銃弾くらいなら防げそう
 さすがに20mm、40mm対空砲弾は防げないと思う。
43名無し三等兵:02/02/06 22:11
>>40
胴体下面に張ってあったらしいね。
7.7ミリまででは。
44名無し三等兵 :02/02/07 00:22
ブローニングM2から搭乗員を守るためにはどの程度の
防御装備が必要かな
45名無し三等兵:02/02/12 16:08
確かゼロ戦の防弾鋼板が8mmだったけどM2の12.7mm弾で貫通しそう。
 8mm鋼板ならだいたい400メートル離れていれば12.7mm弾を防げるはず。
46名無し三等兵:02/02/12 16:10
>>45
零戦に防弾鋼板なんてあったの?知らなかったよ
47名無し三等兵:02/02/12 16:23
>>46
52型から装備されました。
48軍オタ:02/02/12 16:29
>>44
背部防弾板としては13mm厚ぐらいが適当。(実際に陸軍の小林少佐らが
研究して出した数値)
>>47
正確には52型甲からじゃなかった?
4947:02/02/12 16:33
>>48
そうです。資料取に行くのが面倒だったので。
50名無し三等兵:02/02/12 17:11
操縦席の防弾鋼板も大切だけど、やはり燃料タンクへの防弾・防漏装置のほうが
不可欠だと思うんだが
51名無し三等兵:02/02/12 17:15
自動消火装置と防漏タンクのセットが不可欠。
ただ、これだって耐えられるのは最初の一撃だけ。そっから反撃に移るか
いったん不利な態勢を離脱出来ないと、そのまま二度三度と撃たれる機体
(&搭乗員)だと多少の防弾があっても無駄だけどね。
多少防弾を増しただけでは焼け石に水の大戦後半の日本機のジレンマが
ここにある。
52名無し三等兵:02/02/12 18:08
F6Fヘルキャットのガンカメラ画像。
 
 http://homepage2.nifty.com/struck/zero/hellcat.htm
 ゼロ戦52型は撃たれても火を噴いていない。(画像左)
 翼内燃料タンクに防弾防火装置がないと12.7mm弾で炎上墜落(画像中央)
53名無し三等兵:02/02/12 18:14
それにしてもよく燃えるなー
パイロットは軽いやけどじゃ済まんぞこれは
54名無し三等兵:02/02/12 18:16
確か米軍はゼロ戦のことをゼロライターと呼んでいた。
55名無し三等兵:02/02/12 18:20
>>54
呼んでいません。

ちなみに一式陸攻をワンショットライターと呼ぶのも日本人だけ。
56名無し三等兵:02/02/12 18:44
 ゼロ戦のエンジンをディーゼルエンジンに変えれば火災は起こりにくいが、、
無理な話。
57名無し三等兵:02/02/12 18:48
ブロム・ウント・フォスからエンジンでも貰おうかw
58名無し三等兵:02/02/12 18:51
F6Fヘルキャットのガンカメラ画像。
 
 http://homepage2.nifty.com/struck/zero/hellcat.htm
 ゼロ戦52型は撃たれても火を噴いていない。(画像左)
 翼内燃料タンクに防弾防火装置がないと12.7mm弾で炎上墜落(画像中央)
59名無し三等兵:02/02/12 19:16
>>58
この映像だけじゃ判断できないでしょう。
実際、燃料タンクに数発当たっても即発火ではないのです。
6059:02/02/12 19:20
ただ52型も途中から翼内燃料タンクに自動消化装置を持つ筈なので
初期消火は出来た筈。(それでも消せるのは最初の発火だけ、二度目
はダメだけど)
61名無し三等兵:02/02/12 19:26
自動消化装置しかなくて防漏タンクになってないと、最初にパッっと火が出てた時は
消せるけど、その後に漏れたガソリンに再引火するともうお手上げ。
だから自動消化装置と防漏タンクはセットじゃないと有効じゃない。
ただその防漏にも限度があるけどね。
62名無し三等兵:02/02/13 17:28
 現在の化学消火剤なら何度でも消火可能だが当時の自動消火装置は一度しか消火できない
炭酸ガス式。
63名無し三等兵:02/02/13 22:54
発火後0.3秒以内に消さないと駄目だったららしい。
日本海軍では白金線だかを使い、すばやく火災を探知しようとした。

21型でもエンジン周辺には消火装置がついていた。
エンジン故障で火が出る事もあるわけで。
52型からは、重量軽減の為と、エンジンより燃料タンクの火災の方が
頻度が高い為、エンジンの消火装置は廃止。
64名無し三等兵:02/02/13 23:02
>55
関係無い話になるけど、漫画家の水木しげる氏によると
彼の居た部隊では日本機をマッチと呼んでいたそうな。
65某研究者:02/02/13 23:10
>翼内燃料タンクに防弾防火装置がないと12.7mm弾で炎上墜落(画像中央)

まあ此れは防漏タンクを装備する52型では無く21・31型系統である可能性が高い訳なのか
66名無し三等兵:02/02/13 23:13
52型は防漏タンクではないので、多数被弾したら火災は防げないと思われ。。
67名無し三等兵:02/02/13 23:16
>>58
をみて思ったんだがなぜに零戦は緑色なのだらう…
青の背景にくっきり浮かんで視認が容易。
艦上機はやはり青が合理的だな。
68某研究者:02/02/13 23:19
>52型は防漏タンクではないので、多数被弾したら火災は防げないと思われ。。

翼内防漏タンク装備と聞いたが
52型は胴体内だけな訳だろうか
69名無し三等兵:02/02/13 23:44
>>58
をみて思ったんだがなぜに零戦は緑色なのだらう…
青の背景にくっきり浮かんで視認が容易。
艦上機はやはり青が合理的だな。
70名無し三等兵:02/02/14 00:20
地上で偽装しやすいように。
71名無し三等兵:02/02/14 15:19
確か日本軍の急降下爆撃機、雷撃機は最後まで防弾防火装置なし。(空冷エンジン
彗星のみ防弾鋼板、防漏タンク)
 戦闘機は防弾がなくても敵の攻撃を回避できるが、、、艦爆、雷撃機には防弾は
絶対必要なわけだがなぜ防弾しなかったのか???
 わずかな被弾で火を吹き南海の空に散ることはないんだが、、
72名無し三等兵:02/02/14 15:56
>>68
 ゼロ戦52型甲?丙?には、翼内タンクに自動消火装置装備。
73名無し三等兵:02/02/15 00:55
>>71
天山とかは、一時ゴムタンクを搭載したが、沖縄戦等で航続力が求められ、
容積の大きい、通常型に戻ると聞いた事がある。
ほんとかどうかは確信がないが。




74名無し三等兵:02/02/15 15:50
 日本海軍の空母にはカタパルトが装備されてないので防弾装備による重量増加で
重い魚雷を抱えた雷撃機は特に空母から発艦が難しくなるのもある。
75名無し三等兵:02/02/15 17:08
>>1
米軍のB29だが防弾対策していても1/3は帰還してないよ…
1200機中400機が未帰還です。
76名無し三等兵:02/02/15 18:54
B29の低空飛行で高射砲弾をまともに食らったら防弾は無意味になるが、、
77名無し三等兵:02/02/15 18:57
ttp://www.bunmeisha.co.jp/eizo/video/151.ram
これ何て戦闘機かね?
78名無し三等兵:02/02/15 18:58
零戦か?
79名無し三等兵:02/02/15 19:04
>>75
損害率はソーティ数を考慮した方が良いよ(出撃の延べ機数ね)
あと機体トラブルと戦闘損失も分けてね。
80 :02/02/15 22:24
>>75
んがっ?
ソース激烈にきぼん
81某研究者:02/02/15 22:39
>確か日本軍の急降下爆撃機、雷撃機は最後まで防弾防火装置なし。(空冷エンジン
>彗星のみ防弾鋼板、防漏タンク)
> 戦闘機は防弾がなくても敵の攻撃を回避できるが、、、艦爆、雷撃機には防弾は
>絶対必要なわけだがなぜ防弾しなかったのか???

上まあ艦艇の20mm等の直撃を受ければ防漏タンクは役立たずであるだろうが
航空機の12.7mmに対し対策は無用な訳だろうか
(127mmVT榴弾の至近弾に対しても防漏タンクは効果は有る訳だろうか)
82名無し三等兵:02/02/15 22:40
>>80
今月号の軍研(2002/3)より
−−−−
B-29マリアナ配備機数 1056機(45/8)
B-29延べ出撃数3万3041機
B-29損失機数485機、損傷機数2,707機
B-29搭乗員の戦死者・未帰還者数3,041人
B-29総爆弾投下量14.7万トン
B-29最大出撃数836機/日(45/8/1)
B-29最大損失26機/日(45/5/25)
B-29空襲の被害/死者26万人・破壊家屋221万戸
(第20航空軍B-29の作戦データ)
83名無し三等兵:02/02/15 22:43
>>75
33,041機出撃して485機(故障・事故機含む)だから単純計算的には
損害は3割じゃなくて出撃機数に対して0.014%ですよ。
84名無し三等兵:02/02/15 22:46
>>82
米軍WW2の戦死者の1%に当たる被害が出てるんだね…
作戦的には非効率だな…日本軍の方がもっと非効率だけど…
85某研究者:02/02/15 22:47
>米軍WW2の戦死者の1%に当たる被害が出てるんだね…
>作戦的には非効率だな…日本軍の方がもっと非効率だけど…

まあ原爆完成迄夜間爆撃のみに止めておくと言う方向も有り得た訳だろうか
86ごっぐ ◆Cs6PCFec :02/02/15 22:51
防弾装備、消火装置、防漏タンクについては文庫の『航空テクノロジーの戦い』に詳しく載っていたと
思うが、紛失してしまって手元にない(T_T)。
87名無し三等兵:02/02/15 22:51
>>84
そもそも米軍のWW2の戦死者が根本的に少ないのだがな。
まあ、B-29の場合は欧州のB-17と違って長躯の洋上飛行+
逃げ場の無い島国の敵地だからねえ。
8882:02/02/15 22:53
>>86
持ってます、過去ログ捜せばあれに載ってたB-17の防弾タンクの構造の
話を書いたスレがある筈。(確か一式陸攻のスレだったような)

あれは良書ですな、もう何回読み返したことか。
89名無し三等兵:02/02/15 23:13
>83
どっちが妥当かは立場で変わるような。
乗員とか、人/機体の補充を考える立場から見れば、損失/延べ数
よりも、損失/総数の方が実感に近いだろうし、純粋に効率で考え
るなら、延べ数で割る方が正しいでしょう。

しかし、戦死者1人あたりの死者が約85人、破壊家屋が約727戸です
か…。
90参照:02/02/15 23:17
「もしも一式陸攻の防弾性能が高かったなら」
http://yasai.2ch.net/army/kako/994/994822149.html
91 :02/02/15 23:20
>>89
リスクと損害、効果の計測では間違いなく後者ですよ。
廃車になった車の数で事故率の推測はしないでしょ。
9283:02/02/15 23:25
ゴメン、計算間違えた。
出撃機数に対する損失は1.4%だよ。
それから日本側の死者は渡辺洋二氏の「本土防空戦」だと30〜50万人だね。
9383:02/02/15 23:28
あと、個人的には割と頑張った数字だと思っている。
9489:02/02/15 23:47
>91

89は、測りたい事柄によっては前者の方が有用な場合もある、
と言いたかっただけで、79、91に異論はないです。
だから、
>純粋に効率で考えるなら、延べ数で割る方が正しいでしょう
と書いたんですが。
95名無し三等兵:02/02/15 23:49
>>85
被害の大半は45/3までの夜間爆撃だった筈だよ…
あまりにも甚大な被害が出ていたから硫黄島を攻撃した…
そしたら海兵隊に莫大な被害が出た…
96名無し三等兵:02/02/16 09:28
ただ本土空襲って割にはやっぱ少ないかもしれないね、損失500機以内ってのは。
しかも戦闘機の護衛が付くようになってからはずっと減るしね。

97名無し三等兵:02/02/16 09:40
事故も入っているのでしょう?
純粋な撃墜はもっと少ないはず。
98名無し三等兵:02/02/16 09:51
B−29は初期の頃はエンジントラブル(過熱による発火)の持病があったからね。
99某研究者:02/02/16 10:00
まあ独のウルツブルグ4000機等の中に飛び込めばB−29とて
全体の1/3が破壊されたB17・B24と殆ど同じ運命だった訳だろうか
100YUKI様萌え:02/02/16 10:05
>>98
だからこそぃぉぅ島を獲るのにやっきになったのでしょう。あと、戦闘機の
航続距離の問題もあったでしょうが。
101名無し三等兵:02/02/16 15:45
確かB25の翼内燃料タンクは火災が起きても火のついたタンクを
捨てれる構造になってたらしいがほんと?
102名無し三等兵:02/02/16 23:29
米軍も対日戦略攻撃部隊であった第20戦略爆撃航空兵団は44/11には
本土帰還になる程だからここまでにかなりの被害が出ていたのじゃないかな
あ…
103名無し三等兵:02/02/17 03:08
>>101
そういう話は聞いたことないね〜。
でも、B-25は防御にはかなり力を注いだ設計だったみたい。
少々の性能低下には目をつぶって、装甲板と機関銃をセッセと積んでたよ。
104名無し三等兵:02/02/18 00:37
 一式陸攻のエンジンをディーゼルエンジンにすれば燃料が軽油で
発火しにくくなる。
 ドイツ軍にディーゼルエンジンの偵察機があったが当時の日本の技術
じゃむりか、、
105名無し三等兵:02/02/18 01:18
>104
つーか、大戦初期には爆撃機として使ってなかった?。ユンカースJu86
106名無し三等兵:02/02/18 01:41
>>105
日本軍の戦車がディーゼルエンジンで発火しにくいとおなじで
一式陸攻もディーゼルならライターにならなかったのに、、、
107名無し三等兵 :02/02/25 16:43
一式陸攻にもソ連軍が使った(エンジンの排気ガス(不燃ガス)を冷却し、燃料タンクの
周りを不燃ガスで充満させる。)なら重量も増加せず火災防止できるけど、、、
108名無し三等兵:02/02/25 17:23
>>104
ディーゼルエンジンって重たいって知ってるか?Ju86が初期にしか使われなかった
のも実用性がないからだよ…ハイブリッドと同じ
109名無し三等兵:02/02/26 15:17
精神力で燃料タンクの火を消す。
110名無し三等兵:02/02/26 15:40
>>109
とりあえずお手本を!
111名無し三等兵:02/02/26 15:46
おれの情熱の炎は既に燃え尽きている…
112名無し三等兵:02/02/26 16:09
 >>110
神風を吹かせ、風で消火。
大和魂があればできる!
113名無し三等兵:02/02/26 16:18
>>105
大戦中(41年〜44年)Ju86P・Rは高高度偵察機(12000m)
114名無し三等兵:02/02/26 16:20
一式ライター2機しか落とせなかったイギリス高射砲はボロ兵器。
115名無し三等兵:02/02/26 16:28
>>114
大和特攻は10機も落とせていませんよ
25mm機関砲の方がヘボスギ
116名無し三等兵:02/02/27 17:58
燃料タンクに紙おむつの吸収素材を貼り付ける
燃料漏れても吸収してくれる。
117名無し三等兵:02/02/27 18:05
昔は布おむつしかないよ、、、
118名無し三等兵:02/02/27 18:39
>>114
96式では?
119名無し三等兵:02/02/28 00:53
一式の雷撃隊で2機落としてます。
600メートルまで接近して魚雷を投下した壱岐大尉の小隊で
2番機,3番機が相次いでやられた。
120名無し募集中。。。:02/03/08 15:51
ゼロ戦の20mm機関砲は米軍戦闘機の防弾鋼板を何メートルで
貫通できる??
 ↑知ってる人いる?
121名無し三等兵:02/03/08 16:17
具体的にその米軍機の機種は?
122名無し募集中。。。:02/03/08 16:53
 >>120
 例えばF6F
123名無し募集中。。。:02/03/08 17:27
たしかB17の16ミリ防弾板をゼロ戦21型の機関砲なら
徹甲弾で200メートル以内で撃てば貫通できる。
ただし20mm機関砲は当てるのが難しい。

124名無し三等兵:02/03/12 15:58
戦闘機は防弾がなくてもベテランパイロットがいればよい。
ベテランなら敵弾をかわせる。
125名無し三等兵:02/03/12 18:08
厨房ハッケーン
126Mr.ダイオキシン ◆kmNaURZ6 :02/03/14 20:53
もしもし、124サン
その”ベテランパイロット”になるまでどれだけかかるの?
127試供品:02/03/14 20:55
何だっけ?どんな名パイロットもドッグファイトででは5回に1回は撃墜される。
って言ってたの。
128名無し四等陸士:02/03/14 21:32
故坂井さんは、20ミリは役に立たなくて7.7ミリを撃ちこんで
撃墜した敵機が大半だと言う事を書かれていたと思います。

幾ら威力があっても小便弾じゃあ仕方が無かった…。
129名無し三等兵:02/03/14 22:35
そういえば日本最初の国産ガムは戦時中の「防弾タンク」のゴムを再利用したものであったらしい。
130名無し三等兵:02/03/14 23:06
被弾した経験のないエースなんているか?
131名無し三等兵:02/03/15 00:39
坂井さんは、怪我したとき以外は、被弾してないのでは?

銀河の尾輪は、そのままバイクの車輪へ。
132名無し三等兵:02/03/15 08:38
だから被弾した経験があるんでしょ?
133名無し三等兵:02/03/15 08:44
英空軍のジョニージョンソンは被弾ゼロだか1だか。
ユーティライネンも被弾したことはなかったのでは?
135名無し三等兵:02/03/15 09:26
42年頃、独空軍では7.9mmをドアノッカーと言ったそうな>128
136名無し三等兵:02/03/15 15:51
ゼロ戦の7.7ミリ機銃でも50メートル以内の至近距離なら
米軍戦闘機の防弾鋼板を貫通できるらしい。
137名無し三等兵:02/03/15 15:57
>>135
防弾鋼板をたたいて音を鳴らすことしかできない機銃。
138名無し三等兵:02/03/15 16:00
>>136
その50m以内って数字に疑問を感じないか?
139名無し三等兵:02/03/15 17:13
50mも敵機に接近したら衝突しないか?
体当たりでも撃墜できるけど。
140名無し三等兵:02/03/15 19:53
高速道路(首都高がよい)のコーナーで車間距離を50mにしてみろ。
お前がどんだけ無茶な要求をしているかわかる。
141名無し三等兵:02/03/15 22:15
>>140
空中とは速度が違うし、高速で車間距離50mはコーナーでもなんでも
全然問題ないよ。
お前、車持ってないだろう?(笑)
142名無し三等兵:02/03/15 23:30
大半の撃墜王は被弾したことがあるだろう。
200人を越す撃墜王の1,2人で全てを語るな!
143名無し三等兵:02/03/15 23:35
↑200人じゃなくて、数百人でした。
やっぱ、オレってバカだなぁ。(w
144名無し三等兵:02/03/16 00:08
>>140
車で車間距離50mなんて全然問題ないぞ?
145名無し三等兵:02/03/16 20:10
140は時速200〜300kmの世界の住人と思われ
146名無し三等兵:02/03/17 17:31
カネビヤ〜ン
147.:02/03/18 11:49
紫電改確か消火装置あったよなあでも火は消えても防弾が甘いからあんまし
意味ないんだけど烈風よりましだってあれ燃料タンク防弾も消火装置もないん
だもんエンジンはいいけど。
148富嶽改:02/03/18 13:29
>>144
まあ、ここは200kmで車間10〜20と考えてあげましょう。
149名無し三等兵 :02/03/18 14:30
>>147
無防弾烈風が実戦に登場してたら烈風ライターになってた、、ほんと
150名無し三等兵:02/03/19 15:02
>>147
烈風には自動消火装置くらいあるだろ
151名無し三等兵:02/03/19 15:11
問題は相対速度だろう。
152名無し三等兵:02/03/19 16:14
>>140
たとえ2次元機動でも、不規則に動き回る物体を50mまで追い詰めるのは難しいって事を言いたいんじゃないの?
ウィンカー・ブレーキランプもないし、ましてや同じ速度・同じ位置を維持してるわけじゃないんだから。
153名無し三等兵:02/03/20 01:02
少なくとも大戦後半の戦闘機で防弾を考慮しないのは、それだけで失格だね。
154名無し三等兵:02/03/20 16:30
無防弾烈風ライター大戦後半の戦闘機として失格
155名無し三等兵:02/03/20 19:46
>151が良いこと言った・・か?
 巴戦の背面攻撃なら相対速度小
 一撃離脱/正面攻撃なら相対速度大だろう
156名無し三等兵:02/03/23 17:52
烈風が実戦で使われていたらゼロ戦と同じ運命。
157名無し三等兵:02/03/23 17:58
>>156
実戦で使う為のガソリンもパイロットも枯渇して語る以前の問題と思う
が。
158名無し三等兵:02/03/27 18:20
彗星43型は防弾が考慮されていたけど登場が遅すぎ。
天山は最後まで無防弾。
159名無し三等兵 :02/04/02 16:12
日本軍には防弾に予算がでない?
160名無し三等兵:02/04/04 19:09
三八銃も兵士全員に支給できないんだから
当然防弾は省略。
161名無し三等兵:02/04/12 22:08
被弾して漏れ出した燃料が発火したら、急降下して風圧で消火する。コレ最強(w
162名無し三等兵:02/04/13 09:18
>>159-160
出てるよアホ。
163名無し三等兵:02/04/15 17:28
>>161
一歩間違えるとかえって火の勢いが増す危険もある。
164名無し三等兵:02/04/22 14:47
 防弾をしても重量が重くならないように 
被弾で火災が起きた燃料タンクを捨てれる
構造に出来ないのかな?
165名無し三等兵:02/04/22 14:49
>>164
燃料なしで、どうやって飛ぶのだ?
166名無し三等兵:02/04/22 14:59
>>165
燃料タンクを何個か取り付け、火災が起きた燃料タンクのみ捨てる。
167名無し三等兵:02/04/22 15:52
そりゃ構造的に面倒すぎる。
168>166:02/04/22 16:03
増漕だけではなく機内タンクも?
そんな贅肉構造を作る余裕があるならその重量を装甲や防火機構に
突っ込んだほうがよほど有益(笑
169名無し三等兵:02/04/22 16:19
大戦後半における日本やドイツの戦闘機はおおむね「重火力、低機動
性の対爆撃機戦闘機」「中程度の火力で機動性を維持した対戦闘機用
戦闘機」に分かれました。
前者は基本的には敵の戦闘機と戦ってしまうとカモ同然。
翻って英米の戦闘機(特に米軍)はおおむね重火力を搭載せず、機動性
を維持したものが主力でした。
どう考えても戦闘機は対爆、対戦闘機を兼ねているほうが生産や戦力
運用の効率からいってもいいはずですよね。
で、日独が「対爆撃機戦闘機」等というゲテモノにリソースを割くこ
とを強制され、英米にはその必要性が薄かった理由はというと…
これは爆撃機、攻撃機の装甲、防火機構の差に起因するのではないで
しょうか。

つまり英米(特に米)は爆撃機をタフに作ることによって日独の戦闘機
生産を非効率的にすることを強制し、日独はヤワな爆撃機の運用によ
って英米に戦闘機生産を絞り込ませることを許した…と。
結果論からすればこういう考え方もできるかと、もちろん最初からそ
んなことを意識していたとは思いませんが…
170名無し三等兵:02/04/23 00:11
火災が発生したら、燃料タンクを捨ててしまう機体は、
第一次世界大戦頃には実在した。

最初に防弾タンクを考えた人って凄いね。
中身のガソリンに触れると、ゴムが膨張して自然に穴が塞がるしくみ。
171名無し三等兵:02/04/24 19:39
>>170
確かドイツ軍が最初に数種類のゴムを使ったセルフシーリング燃料タンク(防漏タンク)
を作ったらしい?
172名無し三等兵:02/04/24 19:43
防弾鋼板で燃料タンクを囲む防弾もある。
173名無し三等兵:02/04/29 07:57
>防弾鋼板で燃料タンクを囲む防弾もある。

ソ連のだっけ?
重くなるだろうに。
174名無し三等兵:02/04/29 18:37
防弾といえば30mmの装甲を持ってた空飛ぶ装甲車シュツルモビク。
175名無し三等兵:02/04/29 19:06
http://shopping.yahoo.co.jp/shop?d=jb&id=19992634 P231
 ドイツ軍は爆撃機に防護装置を施していないので、イギリス空軍は
ドイツ空軍のはげしい攻撃に、じゅうぶん対抗できる、とハリス将軍
は話した。イーカー将軍が、それではまるで<うずくまったアヒル>
を撃つようなものではないかというと、まさに「そのとおり」とハリス
中将はうなずいた。ドイツの爆撃機は、爆撃機に相応した防弾鈑さえ
つけていなかった。ドイツがもあと数日、まずあと一週間も、空襲を
続行するだけの爆撃機を保有していたならば、ドイツ空軍はロンドン
を破壊し去っていたかもしれなかった、とハリス中将は付け加えた。
176名無し三等兵:02/04/29 19:35
>>175
「ドイツ爆撃機のこの高い抗甚性の秘密は、総張殻構造で内部に張線や支柱の類がいっさいないため
ばかりではなかった。全金属製応力外皮構造のこれら爆撃機は、防御装甲をもっていたのである。
それも重要機能部は二重に装甲をほどこされて防護されていたのであった」

「そうした構造法や装甲などよりもずっと大きな効果を発揮したものに、その耐弾タンクがあった。
・・・被弾によってタンクに破孔が開くと、そこから漏れる燃料が天然ゴムを湿らして膨張させ、
それで自動的に破孔がふさがるのであった」

レン・デイトン「戦闘機」より(p251)

177名無し三等兵:02/04/29 20:03
175はJU87、176はHS129のことを言ってると思われる。

スツーカ(JU87)の脆弱性は有名で、制空権がとりにくくなってきた後半、
FW190やHS129への機種変更や夜間戦闘機への改造が進んだ。
178ヒ連送:02/04/29 20:22
大戦後期には日本機の装甲もそこそこの線までいってたのではないでしょうか?
私のおじさんは元零戦乗りで、52型に乗っていたそうですが
装甲・防弾のおかげで2度程助かったと言ってましたよ。

桜花を抱いた一式陸攻の護衛についた時、F6Fのダイブ&ズーム反復にさらされ
被弾し、胴体タンクを撃ち抜かれたそうですが、火は噴かず助かったそうです。
でも燃料が足りなくて、陸軍の不時着場か何かにすべりこんで
何日後かに基地に戻ると、ナント自分の葬式の最中だったそうです!

被弾時の音は意外と聞こえない(記憶に無いだけかも?)が、衝撃は
かなりのものだったとか。

F6Fのダイブ&ズーム、そして護衛機を離れられない自分たち・・・
格闘戦に持ち込めればと、今でも悔しそうに話してました。

21型に乗っていたら火を噴いていただろうと言ってましたね。
179名無し三等兵:02/04/29 20:32
基本設計原則。日本軍の飛行機は、主として大きな機動性を得ることを目的として
作られている。そのため、防弾、火力および頑丈さを犠牲にしている。しかし、現在
では燃料タンクの軽微な漏洩防止装置と同様、防弾板がますます多くの飛行機に見受
けられる。手遅れではあるが、飛行機に多くの防御装置を取り付けようとする努力は、
日本軍が操縦士保護の重要性に気づきはじめたことを示しているのかもしれない。

(日本陸軍便覧 米陸軍省テクニカル・マニュアル1944 米陸軍省編 菅原実訳)P63
180名無し三等兵:02/04/29 20:34
>>177
175の本ではJu87に特定した話とはなっていない。
176のケースは当時既に旧式化していたDo17。
Hs129は1940年秋に先行量産型が生産開始、BoBには参加せず。
181名無し三等兵:02/04/29 20:38
>>177
Ju87は「夜間戦闘機」には改造されていない。
地上襲撃機なんだが大丈夫かヤフーの君よ。

182名無し三等兵:02/04/29 20:42
>181
夜間攻撃機と書き間違えたのでは。
D型の一部が夜間仕様に改装されていたはず。
183名無し三等兵:02/04/29 20:45
>182
ヤフーの彼氏の思い込みでしょう。
俺様軍事論で凝り固まるから「戦闘機」がバトル・オブ・ブリテンの話だと気づかない。
いつものことだけど。
184175:02/04/29 20:52
をいをい俺は181のアフォとは別人だぞ。それと>>175は単なるコピペだ。
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/army/1015051923/101
185名無し三等兵:02/04/29 20:55
175=177がアフォ。
186名無し三等兵:02/04/29 20:57
>175=177

証拠あるのか?
187182:02/04/29 20:59
>183
つまり176は当時の脆弱なドイツ軍爆撃機すら落としきれないBoB当時
の英軍の豆鉄砲装備の問題点をイギリス人らしく敵の平気を誉める形
で表現してるわけですな(笑

177の人ってそういう人なんですか?
名無しなんでわからんがスレッド読み返せば浮いてくるのかな…
188名無し三等兵:02/04/29 20:59
見れば分かる。
なんで181と誤解されたと思ったの?
189175:02/04/29 21:01
>181のアフォ

訂正、177のアフォ。
190名無し三等兵:02/04/29 21:02
>>189
それなら分かった。
当方の誤解、謝罪します。

191名無し三等兵:02/04/29 21:07
マレー海戦で一式ライターも落せなかった英軍の火砲は、ホント豆鉄砲か。
192名無し三等兵:02/04/29 21:41
零戦52型って
兵装、装甲、最高速度では同時期の敵機には対抗できないだろうけど、
格闘能力はどうなんだろう…?


193名無し三等兵:02/04/29 21:52
そりゃ高いでしょそれなりに。
重くなったとはいってもやぱ「軽い戦闘機」には違いないわけだから。
というか重くしたくても出来なかったわけだが。
ただその格闘能力を生かせるパイロットは一握りだし生かせる状況と
なるとさらに少なくなってたのが52型登場時。
格闘能力が無意味とは言わないけど重要性は開戦当初と比べて著しく
低下していたからね…。
194名無し三等兵:02/04/30 00:18
>>191
>マレー海戦
ぽんぽん砲(40mm)で、しかもレーダー射撃。
195ヒ連送:02/04/30 02:33
52型は21型程ではないにせよ、かなりアクロに適した飛行機だったと思います。
同じ土俵でならそこそこ戦えたと思いますが、ハナから戦法が違うし機数も違うし
おまけにレーダーで先にキャッチして上から降ってくれば・・・。

空戦は高度と機数と先に相手を発見する事、が重要らしいですから。
>193さんの言う通りだと思います。

同高度・単機・同レベルパイロットでダイブ逃げなし(?)の格闘戦なら
52型でもP51以外には勝てたのでは?
196名無し三等兵:02/05/07 15:12
>>178
防弾があれば撃墜されないことはないが、防弾があると撃墜するのに敵も銃弾を多く
消費してしまうので敵も何機か撃墜するのが困難になる。
197名無し三等兵:02/05/08 01:04
結局、大戦後半は日米とも新米パイロットが増えて、まともに格闘戦ができる
パイロットが少なくなったしね。高高度からのズーム攻撃で全てが決まる感じですよね。
そうなると52型丙なども止む得ないのからという気になる。
52型乙以降は外板を厚くして、急降下制限速度も740キロでしたっけ?増強されて
ますしね。21型が640キロ。
198ヒ連送:02/05/08 02:20
↑零戦の急降下制限速度ってそんなに高かったとは!  意外でした。
でもパイロットの錬度は、全体として米軍の方が上だったのではないでしょうか?
十分な訓練を可能にする潤沢な資源がありましたからね。

一撃離脱は日米の機体の性格の差から生まれたリスクの少ない必然の戦法でしょうね。
零戦もデビュー直後の対中国機戦法は格闘戦より一撃離脱がベターとの戦陣訓に達したと記憶してます。
豪州軍は米軍の進言を聞かず、BOB経験組の自信過剰からスピットで零戦に格闘戦を挑み
惨敗を喫した例もあります。  BOBではメッサーに格闘戦で勝った自信が戦法を誤らせたのでしょう。
こんなの書いてたら「トラトラトラ」の空母発艦シーンを見たくなってきました、明日見ようっと♪
199名無し三等兵:02/05/08 11:15
P51と零戦52型が一緒に飛んだときのビデオを友達が映したんだが。
離陸滑走をする零戦をあたかも機銃掃射するように緩降下で突っ込んでくるP公。
離陸と同時に脚をしまうとオーバーシュートしたP公のケツについて、
さらにそのまま上昇し頭を抑えてしまった。

日本人向けの演出と解っていても感動したぞ
20015万トン千ヵん:02/05/10 17:16
零戦でもF6Fに対抗できるだろ。
後半押し切られたのは機数の不足やパイロットの錬度のよるのが大きい。
 
零戦の7.7ミリはせめて13ミリにできなかったのか?
 
201名無し三等兵:02/05/10 17:43
>>200
途中から機首の7.7ミリ2門を12.7ミリ1門に変更してるよ。
202名無し三等兵:02/05/10 17:52
13.2mm
203名無し三等兵:02/05/11 06:34
日本の自動消火装置のセンサーは作動の確実さと早さは優秀なものだったみたいだね。
204名無し三等兵:02/05/11 15:42
>>203
米軍機に自動消火装置ってあるの?
205名無し三等兵:02/05/12 00:03
あっぱりあるのでは?
>>203
白金かなにかで作ったセンサーみたいですね。
206名無し三等兵:02/05/13 18:00
F4Uコルセアの翼内燃料タンク(無防弾)に自動消火装置が
装備されていたらしい。
207名無し三等兵:02/05/13 18:09
対戦闘機戦に使えない20mm二門よりも13.2mm四門の方がよかったような・・・
208厨房:02/05/13 18:21
>>207
重量的にはどうなんでしょうか?
209名無し三等兵:02/05/13 18:49
局地戦闘機「紫電改」(海軍)とか四式重爆撃機「飛龍」(陸軍)なんかは、第2次世界大戦で実戦に参加した日本軍機の中では、燃料タンクなどの防弾が徹底していた方らしいけどね。
210名無し三等兵:02/05/13 18:52
米軍機が12.7mmで事足りてたのは相手が戦闘機とヤワな爆撃機だった
からです。
戦闘機だけが相手なら13mm級を数積んだ方が有利でしょうが日本機の
相手にする爆撃機はタフなのです。
211名無し三等兵:02/05/13 19:23
一式陸上攻撃機は12.7mm弾の一連射で炎上
212名無し三等兵:02/05/13 19:25
>対戦闘機戦に使えない20mm二門

それはs氏の話だろ?
s氏は他人以上の技量者かもしれないけど、戦闘機戦でも20粍頼りになった
って回想も結構多いぜ。1撃で火を吹かせられるって。
213名無し三等兵:02/05/13 19:31
「紫電改」の燃料タンクの防弾装備とか、自動消火装置は、どのようなものなんでしょうか。第2次世界大戦時の実戦に参加した日本陸海軍機の中では、かなり徹底した防弾対策だったらしいそうですが。
214ヒ連送:02/05/13 20:41
>>211
「一式陸攻も昭和18年6月30日のオーストラリア、ポートダーウィン空襲の時、
スピットの迎撃を受けて、被弾9機、不時着1機、機上戦死3名を出しながらも
被撃墜0だったのは戦訓を取り入れて急遽改造された自動消火装置のおかげであった。」
と言う記事が以前丸に載ってましたよ。   私も以外でした。

20ミリについては功罪色々有るとは思います。
ブナ上空でのB17の5機全機撃墜は20ミリによる所が大きいでしょうが
あれだけのテクニシャン揃いが、衝突寸前まで近接して撃つという戦法だったみたいですね。
つまりそこまで肉薄しないと命中しなかったのでは?と考えます。
大戦全般のパイロットの質を考えると、後落して当たらない携行弾数の少ない大砲よりも
低伸する携行弾数の多い13ミリの方が、良かったのでは?と私は思います。
215名無し三等兵:02/05/13 21:34
20mmでも99式2号ならいいんだけど。。。
216名無し三等兵:02/05/13 22:01
「紫電改」の20mm機銃も、99式2号なんですよね。確か、ベルト給弾方式だと聞きましたが。
217名無し三等兵:02/05/13 22:05
爆撃機には鹵獲機使って試験したら

20粍じゃないと駄目だったんですけど。

13粍じゃ致命部に当てないと無理なんですけど
218名無し三等兵:02/05/13 22:05
20mm2号銃の弾道は13.2mmよりも優れている。
とか、言ってみるてすと。
219質問:02/05/13 22:13
四式重爆で採用された「四塩化炭素液層」ってどんなの?
液層消化装置として絶大なる効力を発揮したそうなんだけど。
220名無し三等兵:02/05/13 22:14
>皆さんへ                 あの、「紫電改」の防弾装備なんかのことについて質問していますが、何か分かることはありますか。
221名無し三等兵:02/05/13 23:58
20ミリ機関銃自体はそんなに重くない。特に1号銃は12.7ミリ機銃と対して変わらない
重さが当時エリコン銃の採用の決め手となった。
弾薬が相当重いね。
222名無し三等兵:02/05/14 07:44
2号銃だって、あれだけのスペックで40kgを切る軽さだよ。
223名無し三等兵:02/05/16 17:54
>>219
四塩化炭素消火剤
http://www.secom.co.jp/fire/rekisi4.html
毒性があるので現在では使用されていない。
224名無し三等兵:02/05/16 19:02
>>220
紫電改は 防弾ガラス、防弾鋼板、ゴム製防漏タンク、自動消火装置 など防弾は完璧。
225名無し三等兵:02/05/16 22:02
>>224
防漏皮膜に関しては外装式なんで性能はいまいち。
(でも従来機よりはずっとマシだけど)
226呂号潜水艦:02/05/18 01:16
零戦だと  主な問題点
11 空母運用の不備
21エンジン出力不足 脆弱性
32タンク 細部変更
22制限速度

武装は通常 最高で 13mm×3 20mm×2だったような

防弾は零戦と対等に戦えるようになってからのこと
最初から言われてたのは機体の脆弱性

日本の爆撃機の防弾が余り無い  →護衛が殆ど付く
アメリカ機の防弾性能      →護衛機が余りつかない
227名無し三等兵
>>225
カネビアンを使った内袋式防漏燃料タンクが海軍で開発されたが
工作が難しく実戦で使われることはほとんどなかった。