スピルバーグ新作は、日本軍の捕虜収容所

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無し
大作映画「ゴースト・ソルジャーズ」
http://www.nikkansports.com/news/entert/p-et-tp0-020127-05.html
2なな:02/01/28 22:05
日本人役は日本人を使って欲しいですな
3名無し三等兵:02/01/29 19:10
収容所所長役に藤原新太郎氏をきぼん
4名無し三等兵:02/02/07 10:00
よいね
5名無し三等兵:02/02/07 10:09
日本人の捕虜虐待を過剰に描くジャパニーズバッシング映画にならないことを
心から祈るのみ
6名無し三等兵:02/02/07 10:14
スピルバーグの今までの作品を見る限りそんなに偏った表現にはならないと思うのだが。
しかし最近のユダヤ業界は反日華僑とやけに仲がいいから何か不安だな…。
7名無し三等兵:02/02/07 10:22
草の根を食わされるが、我慢するトムクルーズの図…
8名無し三等兵:02/02/07 10:29
シンドラー作ったんだから、スピルバーグにセンポ杉原の映画化もキボンヌ
9名無し三等兵:02/02/07 10:34
証人席で草の根を食わされたと糾弾するトムクルーズの図…。
それを聞いてうな垂れる被告席の日本兵。
10名無し三等兵:02/02/07 10:37
日本兵に無理やり掘られるトム・クルーズの図・・・
11名無し三等兵:02/02/07 10:50
ごぼうを食わされてお腹の具合が良くなったトムクルーズ
12名無し三等兵:02/02/07 10:53
お灸で腰痛を治してもらったのに火をつけられて拷問されたと主張するトム
13名無し三等兵:02/02/07 11:01
・「ノー・スピーコ!」とわめく日本兵
・味噌汁食わされて怒るトム
・正座させられて泣くトム
・ゴボウ(がいしゅつ)
・氏名、階級、兵籍番号しか言わずに殴られるトム
・英語に堪能でニヒルな予備士官との交流
・敗戦後、捕虜虐待容疑で処刑される予備士官

14ネオこぶ茶:02/02/07 11:17
ギバちゃん
陸士出の冷血な収容所長。
15 :02/02/07 12:51
腐った煮豆をライスにかけられて食わされる朝飯。
16名無し三等兵:02/02/07 12:57
なんかさぁ、「戦場のメリークリスマス」のパクリのような気がするんだけど…
17名無し三等兵:02/02/07 13:15
スピルバーグ、やっぱり「さゆり」は断念

http://www.eiga.com/buzz/020129/02.shtml
18某研究者:02/02/07 13:43
まあ捕虜生活が3年も有り戦闘シーンは最後だけと言うなら
単純な(独を悪役とした彼の作品の様な)作品とは成らぬのではないのか
19某研究者:02/02/07 13:45
大体捕虜生活が3年も有るならアクション映画では無いのではないのか
20名無し三等兵:02/02/07 13:45
>>16
そんな身も蓋もない。
スピルバーグには広島でも撮っていただきたい。
21某研究者:02/02/07 13:48
まあ捕虜脱走物でも無いしアクション映画でも無いなら
単に米国的正義を強調する様な作品と成り得る訳なのだろうか
22名無し三等兵:02/02/07 13:49
>20
いや、広島よりも尾道で…
23名無し三等兵:02/02/07 13:51
捕虜収容所ならシベリア抑留の日本兵捕虜を映画にしろ!<スピルバーグ

アメリカ公開時に「パールハーバー(完全版)」と2本立てだと鬱
なんか最近反日映画が多いな
24名無し三等兵:02/02/07 13:53
つか、最近ハリウッドは日本アニメとか漫画のパクリが目立つ
25名無し三等兵:02/02/07 13:53
アメリカ兵捕虜と言う事はバータン死の行進がメインになるのか?
26名無し三等兵:02/02/07 13:54
パールハーバーの時みたいに厨房コヴァが騒ぐんだろうな。
27某研究者:02/02/07 13:55
まあライアンよりは派手な戦闘シーンも少ないだろうし
余り一般受けする作品とは成らぬのではないのか
28USS Virginia SSN774:02/02/07 13:57
>>22
なに、じゃ三部作か?
29  :02/02/07 13:58
「太陽の帝国」はわりと好きだったよ。なんとなく期待できそう。
太陽の帝国も捕虜?収容所がメインだから、
そんなに偏った作品にはならないんじゃない?
30USS Virginia SSN774:02/02/07 14:00
>>25
じゃ、ドイツにアイゼンハワーが管轄してたドイツ捕虜収容所の
実態暴露映画を作らせよう。アメリカ軍はドイツ捕虜を100万
も殺したんだと。
31名無し三等兵:02/02/07 14:08
大陸打通作戦の映画を作るべきだ
小道具・大道具は北京の軍事博物館に
腐るほど有る筈だ
32名無し三等兵:02/02/07 14:10
>>30
実話?100万人殺すのは大変な仕事だが…
33名無し三等兵:02/02/07 14:12
>>30
妄想はヤメレ。
34某研究者:02/02/07 14:14
まあ単なるアクション映画ならBoB・ミッドウェーやクルスク・アルデンヌ等を選べば
良い訳だろうが
(最新技術で未だ此れ等は映画化されておらぬのではないのか)
35名無し三等兵:02/02/07 14:15
レイテを映画化せんかな?
36名無し三等兵:02/02/07 14:16
レニングラードで捕虜になった30万のドイツ捕虜で戦後生還したのは
2〜3千人だとか。
37某研究者:02/02/07 14:18
上まあアフリカ戦線等もキャラクターが揃っているので良いだろうが
アルデンヌの様に片方が圧倒的に優勢と言うのではつまらないのではないのか
(故にアフリカ戦線・クルスク・ミッドウェー・BoBと言う所か)
38名無し三等兵:02/02/07 14:22
>>34
そうっすねー。最新のCG技術等を使った戦争映画ブームが巻き起こると
面白いんですがねー。南北戦線の全容を網羅した城塞作戦見たい。
もちろんT34/85がフライングで登場するお約束は抜きで。
39某研究者:02/02/07 14:24
ミッドウェーも結末は余りにも呆気無い様な気もするし
単純なアクション映画化する意味が有るのはアフリカ戦線・BoB・クルスクの順辺りだろうか
40名無し三等兵:02/02/07 14:34
パターン1・捕虜が屈辱的な虐待を受けてるところに「正義の味方」として米軍がさっそうと登場!で観客をスカッとさせる。
パターン2・やがて日本兵と打ち解け始めた頃に米軍がやってきて、助けられて嬉しいんだけど仲のいい日本兵が殺されて悩む。
パターン3・トムクルーズと日本兵が「所内恋愛」(わら
41名無し三等兵:02/02/07 14:38
>40
なんか情報を集めれば集めるほど
「戦メリ」っぽいんで、きっと3だと思ふ
42名無し三等兵:02/02/07 14:39
パターン2に50¢。
43名無し三等兵:02/02/07 14:43
パターン4
脱走計画を立てるが最後は結局見つかって撃たれ、仲間に後を託して息絶える。。
44某研究者:02/02/07 14:43
まあ虐待描写が結末近く迄続いて最後で戦闘と言うパターンでは無い訳だろうし
矢張り2辺りのパターンではないのかと思うが
しかし米の捕虜が全て虐待されていないと言うのも又現実的では無い話だろうが
45名無し三等兵:02/02/07 14:44
実際には、日本人の女を口説き落として一緒に逃げ回る、という話なんだが…
46名無し三等兵:02/02/07 14:45
よっ!某研 久しぶり!
47名無し三等兵:02/02/07 14:50
パターン5
捕虜が日本兵にサッカーの試合を申し出て日本兵vs米捕虜のサッカーが始る
前半日本リードで降り返し後半のロスタイムに奇跡の逆転ゴール
終了後ピッチになだれ込んだフィリピン人観衆に紛れて脱走。(W)
48名無し三等兵:02/02/07 14:56
パターン5の場合、主演はスタローンに変更。
49名無し三等兵:02/02/07 14:59
シュワちゃんを激しく希望
50名無し三等兵:02/02/07 15:00
主人公は最後に死ぬのだろうか?
それとも、生き残るのだろうか?
51名無し三等兵:02/02/07 15:01
日本兵役(下士官)はたけし?
52名無し三等兵:02/02/07 15:11
>>36
スターリングラードでは?
53名無し三等兵:02/02/07 15:17
>>45
女と接することができる南の島の収容所か…いったい何処が舞台なんだろう?
54名無し三等兵:02/02/07 15:22
>>53
あれ?おれは日本国内の収容所だと思ってるんだが?
B25で本土初空襲に来て、撃墜されて捕虜になるというストーリーだと…
勘違いかな?
55名無し三等兵:02/02/07 15:22
パターン6
日本軍捕虜収容所が原住民に3年間襲われ続ける。
兵士捕虜共同で収容所を守るダイナミックな戦争アクション。
56名無し三等兵:02/02/07 15:23
>>54
まさか・・・・最後は生きたまま解体・・・・ってことはないだろうな(怖
5736:02/02/07 15:24
>>52
現サンクトペテルブルグ市(旧レニングラード市)
現ボルコグラード市(旧スターリングラード)

偉大なる同志スターリンの名を冠した町の名前を間違えるとは・・・
懲罰大隊逝きは免れない(藁)
58名無し三等兵:02/02/07 15:24
>>55
あ、それいい。
ラストシーンは敗戦の日、立場が逆になった男たちが握手と敬礼をかわて別れる・・・と。
59名無し三等兵:02/02/07 15:24
>>55
後の人はそれを「OOの55日」と呼ぶ・・・・だろ。
60名無し三等兵:02/02/07 15:27
パターン7(舞台は日本)
逃げた捕虜(トム)をかくまった日本少年。
軍隊から必死になって捕虜を守る。
最後は自転車で逃げて満月をバックに空を飛ぶ。
「ワタシ・クニニ・デンワスル」が名ぜりふに。
61名無し三等兵 :02/02/07 15:29
パターン7
日本初空襲で飛来し激墜されて捕虜となったB−25爆撃隊は
東京での取り調べ後広島の収容所に送られた。
そして運命の日がやって来た・・・
62名無し三等兵:02/02/07 15:29
>>60
不覚にもワロタ
63名無し三等兵:02/02/07 15:32
プラン8
「鬼戦車M3」
内容はタイトルから予想してください。
64名無し三等兵:02/02/07 15:33
パターン8
捕虜ばかりを集めた施設、「捕虜公園」
そこで繰り広げられる冒険と、サバイバル。
最後は公園を囲む塀に電流が流されるも、無事に脱出に成功する。
65名無し三等兵:02/02/07 15:37
パターン9
「脱出大作戦」
想像に難くないと・・・
66名無し三等兵:02/02/07 15:47
やっぱり、脱走したトム・クルーズがバイクで鉄条網を
超えようとするシーンは、はずせないよね。

でも、日本軍の軍用バイクっつうと、くろがね?陸王?
67名無し三等兵:02/02/07 15:49
ま、太陽の帝国そのまんまでしょ。
68USS Virginia SSN774:02/02/07 16:07
>>32
漏れも最初はネタか数字の誤植と思ったけどこの本で日下公人が
リーダイで見たと言っておったよ。

>アメリカの落日ー戦争と正義の正体(廣済堂)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4331508625/ref=sr_aps_d_1_2/249-2906375-3617941

なお、対談相手は清谷信一(藁
69名無し三等兵:02/02/07 16:11
ジャニーズ総出演。

長髪、茶髪の日本兵満載!

稲垣メンバー映画復帰話題作。
70名無し三等兵:02/02/07 16:12
>>66
別働隊は飛行機をかっぱらって中国奥地に逃げ込もうとするがあえなく墜落。これも萌える。
で、やっぱり乗るのは赤とんぼ?意外なところで一式双発高練とか?
71名無し三等兵:02/02/07 16:21
>>70
すると、脱走用トンネルが発覚するのは、番茶の入った急須をひっくり返して・・・
72名無し三等兵:02/02/07 17:34
トムクルーズには三人の兄がいた。弟が捕虜になったことを知った兄弟は、弟を救うため自ら危険な救助作戦に志願する・・・
三人の兄の名は、長男・ノリス、次男・スタローン、三男・シュワルツェネガーであった。
73名無し三等兵:02/02/07 17:38
シュワルツェネッガーを捕虜にできる日本軍てなんて偉大なんだらう
ススメススメ兵隊サンススメ
74名無し三等兵:02/02/07 17:46
スケジュール的には、○村一八や田白まさし、死に水健太郎といったアクターに限定されるのではないだろうか。
拘束長いよ。
75名無し三等兵:02/02/07 17:52
たぶんおじゃんになるね。

メモリーオブゲイシャも作成中止になったしね

監督関係無いけど
ブラピの脱走ものも死んだ
76名無し三等兵:02/02/07 17:57
スピルバーグとトムクルーズが組んだ映画って、未来の警察モノじゃなかったっけ
77名無し三等兵:02/02/07 18:05
関係ないがシンレッドラインで、米軍に急襲された野戦病院の日本兵は
みんな健康そうに太っていたな。
78名無し三等兵:02/02/07 21:38
http://www.npr.org/programs/wesat/features/2001/010526.bataan.html
これかな。戦争アクションにはならなさそうな…。
79名無し三等兵:02/02/07 22:18
>>32>>33
30ではないが、米軍管轄下のドイツ兵捕虜100万人死亡は実話。
しかも欧州戦線終結後に起きた悲劇。
アイゼンハワーには、意図的に殺したのではないかとの疑惑がある。

史上最大級の捕虜虐待だが、戦敗国ゆえ封印されてきたハナシ。
80USS Virginia SSN774:02/02/08 03:21
>>79
それ、英語のサイトでどっか載ってます?

日下公人がリーダーズダイジェストで読んだと言ってるだけじゃ
ちょっとソースとして弱いと思ったんで、検索かけてみたんだが
POW虐待で検索するとほとんど日本かドイツかベトナム以後の
米軍の話しかひっかからんのですよ。
81USS Virginia SSN774:02/02/08 03:32
>>80
いま 68 の本読み返してたらフランスで問題になったようですね。
フランス語のサイトを検索しなかったのが失敗か・・・
82  :02/02/08 09:35
「1941」「太陽の帝国」で日本人には信用があるのかな。
アホな日本人。もっとアホな白人。みたいな構造が多いような。
どうでも良いがアイゼンハワーもスピルバーグもドイツ系だな。
この手の問題は業が深いというべきか。スピの先祖はドイツ系ユダヤ人だが。
83USS Virginia SSN774:02/02/08 09:54
>>82
アメリカ陸軍はもともとドイツ系が中心だったからね。
だから海軍は日米共に英の影響が強く、陸軍も日米共に
プロシア系統なのか。

そして戦前の日本の愛国心高揚はアメリカの真似(藁
84名無し三等兵:02/02/08 10:22
>>66
おおっ、陸王で逃走するクルーズ萌え!

しかし、捕まり九州帝大病院へ・・怖
85名無し三等兵:02/02/08 10:58
南方特攻隊基地に併設された捕虜収容所にぶち込まれるクルーズ
そこで明日の命かもしれない特攻隊員達との心の交流を描く
当然最初は荒くれてた連中をクルーズが更正させ、出撃前にキャッチボール
86名無し三等兵:02/02/08 11:02
安心しなさい

製作中止は目に見えてる。
87名無し三等兵:02/02/08 17:10
まあ当然、日本での興行も考えているであろうから、パールハーバーほど酷くはならんと思う。
88名無し三等兵:02/02/08 17:50
俺も政策中止に一票
89愚考:02/02/08 18:16
>>80
> POW虐待で検索すると
 私の記憶では、
米国は、このドイツ降伏後に捕虜にしたドイツ兵への
虐待行為を正当化するための屁理屈として、
戦争後の捕虜だから、
POW(Prisoners of War)ではでく、
戦時国際法の適用外だと弁解していた。

したがって、POWで検索してもあたる率は低いのではないでしょうか?
「自国の犯罪」のため隠す、という面もあるでしょうし。
90名無し三等兵:02/02/08 19:43
スピルバーグは黒沢のことを師匠のように思ってたから
日本人を変に描くことはないと思うよ。
91名無し三等兵:02/02/08 19:55
日本兵と捕虜が聖杯を探して旅をする映画なんだろうな。
92某研究者:02/02/08 19:58
>長髪、茶髪の日本兵満載!

まあ此れに関していえば長髪の日本兵は多少存在した様であるし
潮焼けで髪の色も場所に依っては多少変化する可能性も有るのではないのか
(まあ只殆ど巨人の清原の様な状態だろうし長髪での色変化と言うパターンは殆ど無い訳だろうが)
93某研究者:02/02/08 20:01
>潮焼けで髪の色も場所に依っては多少変化する可能性も有るのではないのか

まあ場合に拠っては金色迄退色する場合も有る様であるが
米兵に化ける事は流石に遠距離からでも無いと困難だろうが
94某研究者:02/02/08 20:05
まあ潮焼けと言うのは海水の塩分に拠る脱色であるから
長期間海或いは沿岸に居る兵士で無いと起こり得ない訳なのか
95名無し三等兵:02/02/08 21:08
パターン10:みんなの期待を裏切って北海道の収容所。
       温厚な所長がソ連の参戦直前に
       樺太に転属となり、生き残る者と
       死地に旅立つ者との涙の結末となる。
96名無し三等兵:02/02/08 21:53
パターン11:北海道の収容所で看守の893の広能と知り合う。
        トムはなぜか広能と意気投合。帰国を拒否し
        広能と共に広島へ・・・
97名無し三等兵 :02/02/08 21:59
日本軍の看守が皆、北斗の拳の雑魚敵(モヒカン、スキンヘッド)みたいになったりして。

98阿波人:02/02/08 22:06
第一次大戦時の板東俘虜収容所きぼーん(藁
ちなみにウチの近所
99阿波人:02/02/08 22:08
板東俘虜収容所を描いた映画だったら・・・
ラストシーンはベートーヴェン第九の大合唱か?
100名無し三等兵:02/02/08 22:08
>>98
トム・クルーズに第九を歌わせるんかい!(w
101名無し三等兵:02/02/08 22:11
おいおいスピルバーグは1941を作った監督だよ。
空の桃太郎を見みながら涙する山本朝刊キボンヌ!
102名無し三等兵:02/02/08 22:38
ガッツ石松の再登場はあるのか?
103名無し三等兵:02/02/08 22:50
松山収容所の話じゃないの?
104名無し三等兵:02/02/09 00:01
>>80
79ですが、私がこの話を知ったのはジェームズ・バクーの「消えた百万人」という本。
ご存知かもしれませんが。

89氏指摘のごとく、米軍は独軍捕虜(多数の民間人を含む)をPOW(戦時捕虜)の
資格から、新たに設けた概念、DEF(武装解除敵軍)に変更。
これはジュネーブ条約の適用をすり抜けるため。

米軍管轄下の捕虜収容所で死亡したドイツ人捕虜は601,533人と推定されるそうです。
また、米軍から仏軍へ移送されたドイツ人捕虜の死亡数は、最大で31万人以上。
一方、英軍管理下のドイツ人捕虜の死亡率はほとんど無視できる数字、つまり平時と
さほど変わりない数字だったとか。

敗戦時に生存が確認されていたにもかかわらず帰還しなかったドイツ兵が140万人以上
いたらしいのですが、冷戦下、この人たちはソ連の捕虜収容所で行方不明になったこと
にされていたそうです。
が、実は・・・ということで。
まあソ連の捕虜収容所でも、実際100万人が亡くなっているのですが。

これらの数字は、英国など欧州でも知られているようです。
リチャード・オウヴァリー(ロンドン大学キングス・カレッジ教授)の「ヒトラーと第三帝国」
によれば、アメリカ管轄下の独兵捕虜死亡数は79万、フランス管轄下のそれは31万。

以上、スレ違いで済みません。
105名無し三等兵:02/02/09 00:13
>>104
主要な死因は何ですか?
病死?
飢餓?
それとも・・・
106名無し三等兵:02/02/09 00:18
104の続きで、1939年9月〜1945年5月までの西部戦線におけるドイツ軍戦死者は
12万人(9万人とも)。
捕虜収容所における戦後の死者の数の凄まじさが分かります。
連合軍も、1944年6月〜1945年5月の間に、地上戦だけで16万の死者(米軍は11万)
を出しているので、戦場での復讐を捕虜に対してしたのかもしれませんが。

バクーの本を読んだ限りでは、米軍と仏軍上層部(一部)の悪意と、現場の無関心と
非能率が生んだ複合悲劇のように思えました。
107USS Virginia SSN774:02/02/09 00:25
>>105
なんか医療もろくに受けさせなかったとか、屋根もないところに
野ざらしで掘っておいたとか、ユダヤ人のリンチを見て見ぬ振り
したとか・・・

ドイツじゃないけど、会田雄次のアーロン収容所にも日本軍捕虜
に食料を十分与えずに、捕虜が餓えて病原虫に汚染された沢蟹に
手を出すのを、あえて放置した英軍の所行なんかが出てくるし。

米軍で言えば、太平洋戦線では日本軍が捕虜になる前に殺戮して
しまたという話もリンドバーグの日記とかジョンダワーの著書に
出てますな。

こうしてみると、連合軍の方が遥かに凄まじいねぇ。
108USS Virginia SSN774:02/02/09 00:27
>>107
>野ざらしで掘っておいた

野ざらしで放っておいた、の間違い
109名無し三等兵:02/02/09 00:31
>>105
両方ですね。
食料輸送は故意に遅らされた疑いがあるそうです。
ドイツ側の証言も多々あったようですが、正面切って批判するところまでいかなかった
ようで。
ブラント政権時代の旧西独政府捕虜史委員会も、この問題は避けたとか。
敗戦国の悲哀と戦争責任ゆえでしょうか。ユダヤ人虐殺と相対化するな、との批判も
あったようですね。

まあ日本兵捕虜も同じような目に遭った人たちは多いわけで、他人事ではないような気が
するんですよ。
スピの新作も偏見なしだったらいいのですけどね。
最近のアメリカの風潮をみるとちと不安。
どちらかというと作って欲しくないなあ。
WW2をめぐる価値観の争いは難しい問題ですから。
110名無し三等兵:02/02/09 00:39
>>107
河の中洲に放って置いてゆっくり殺す話でしたね。
あれは鬱な話でした。会田さんのお怒りもよく分かります。
ダワーのは「容赦なき戦争」でしたっけ。
捕虜を捕らない豪軍とか米軍師団のエピソ−ドも出てきましたね。

まあ残虐行為は連合軍、枢軸軍問わずあったわけで、正義の専売特許は我にあり
みたいな感じの映画は御免蒙りたいですな。
111名無し三等兵:02/02/09 09:35
新聞にアメリカで戦争映画の興行成績が伸びているという記事があった。
もちろんテロの影響なのだが、愛国心を煽って儲けるために繰り上げ上映する映画館もあるそうで、このような状況ではスポンサーが「アメリカマンセー映画にしろ」と圧力をかける可能性もあるのではないか。
あるいは、穿った見方ではあるが、このスレで出ているような米軍による捕虜虐待を世論から隠すために「日本軍による捕虜虐待」のイメージを盛り込むという可能性もあるのではないだろうか。
112名無し三等兵:02/02/09 09:57
やはり
捕虜の強制労働による橋の建設

最後は米特殊部隊によりアボーンというパターンなのか?
113名無し三等兵:02/02/09 10:01
お灸と牛蒡のエピソードは必須です。
114名無し三等兵:02/02/09 11:05
時節柄米特殊部隊ははずせない
115名無し三等兵:02/02/09 11:17
パターン12
日本兵役の俳優は全部「猿の惑星」のメイクを施された「ジャップの収容所」
116名無し三等兵:02/02/09 11:21
ジャーナリストのハンプトン・サイズ著の「Ghost Soldiers」
(ダブルディ出版・342ページ)は、第2次世界大戦中、フィリピン
のバターン島で日本軍の捕虜になった米兵をレンジャー(第2次
世界対戦中、敵領内への奇襲攻撃のため、特別に訓練を受けた
米国の特別奇襲隊員。現在は陸軍特殊作戦部隊の一つ)が捕虜
を救出するストーリー。
ttp://www.zakzak.co.jp/midnight/hollywood/backnumber/S/020130-S.html
117某研究者:02/02/09 18:37
上まあ捕虜が主役か特殊部隊が主役かで内容も変わるだろうが
しかし特殊部隊が主役の場合は日本が単純な悪役とされる可能性も無いとは言えぬ訳だろうが
118倭寇:02/02/09 19:30
>>ALL
で話をまとめるとどんなのになるの?
119名無し三等兵:02/02/09 20:05
南の島で日本軍に捕まって収容所に入ったトムが不思議な力を持った死刑囚の大男と仲良しになって日本兵と
仲良くなり所長の予算使い込みを暴いて壁に穴を掘って下水道から脱出して架空の人物になりすまし、銀行から
莫大な預金をおろして船で日本に向かう途中で船上で上流階級の令嬢と恋に落ち氷山に衝突してあぼーんした
船から脱出するも力尽き海の底へ沈んでいきアトランティスを発見するもポセイドンの眠りを覚ましてしまい
最後は愛用のバギーがポセイドンに突っ込んでポセイドンを倒しトムが昔助けた亀の背中に乗って日本に着くと
そこは平安時代の日本でした さあトムの運命やいかに
120名無し三等兵:02/02/09 21:29
もはや、「とら・とら・とら」の時代のような馴れ合いはできなくなってしまったのだろうか・・・。
121某研究者:02/02/09 21:38
まあ只割りに地味な部分も有る捕虜救出作戦等を延々と何時間も続けるとは考え難く
矢張り捕虜側が基本的に主役と見て良い訳なのか
122名無し三等兵:02/02/09 21:50
>>121
その場合、捕虜解放シーンを盛り上げるために、日本兵の看守は
悪逆非道なんだろうなぁ。(鬱
123 :02/02/09 22:20
日本兵の褌シーンは出ると思われ・・・
124名無し三等兵:02/02/09 22:23
米兵の捕虜に、木の根っこ食わしたり。火あぶりにしたりする日本兵を
特殊部隊が叩きのめすのですな。
125名無し三等兵:02/02/09 22:25
>>123
従軍看護婦のズロースシーンは?
126名無し三等兵:02/02/10 00:13
所長は裏庭の竹林!?で居合ギリして
茶室持っててそのなかで囲碁してるんだろうな・・・
127名無し三等兵:02/02/11 01:32
所詮反日ユダヤのオナニー映画の路線からは大きく離れないだろう
128名無し三等兵:02/02/11 01:36
>>119
ジェリーは出ないんですか?
129名無し三等兵:02/02/11 02:23
けどさ、「死んどらー」とかおれも嫌いだけど、「1941」は面白かったよ。「太陽の帝国」もね。
はっきり言って、ギャグセンスはいい人なんだけど、良くない教育受けてるって感じだね。
上陸した潜水艦乗りにとっつかまる配管屋かなんかのオヤジなんて最高じゃん。あのシーンは「アメリカ上陸作戦」のぱくりと見た。
130名無し三等兵:02/02/11 02:24
何だか出演してみたくなった。どこに履歴書送れば良いんだろう? 誰か教えてちょ。
131名無し三等兵:02/02/11 04:12
劇団「四季」まで。
132名無し三等兵:02/02/11 06:29
>>129
「太陽の帝国」ってギャグ映画じゃないと思うが。
「きゃでらっく・おぶ・ざ・すかいっ!」のシーンでは泣いたよ。
結構いい映画だと思うよ、俺は。
しかし、J.G.バラード(イギリスのSF作家で、あの男の子は本人らしい)って
本当にあんな目にあったんだろうかね?

にしても、また日本軍捕虜収容所絡みの映画か。ディカプリオのヴァカが
出るアクション映画という話だけで駄作決定って感じ。
>>132
ディカプリオは正直どうでもよいが、君は先ず読解力をつけたまえ。
134愚考:02/02/11 20:05
>>129
同意。
「1941」が多くの人に受け入れられず、興行でこけてからのスピルバーグは、
大衆にうける=当たりねらいを最重視した作品ばかり撮るようになった。

方針を変え「あたる作品」を量産できるというのが大変なことは間違いないが、、、

米国では試写会の反応でストーリーや結末を返るのが当たり前だから、
スピルバーグがどう考えるかと共に、米国大衆が今、どういうものに大きく反応、
話題になりそうなのか、も作品の内容にとっては重要でしょう。

 もっとも、「映画」の制作やその内容の決定に、
製作者の趣味・考えと、
観客・大衆の反応(への予想)以外のものが関わることも多いようで、、、


「パールハーバー」の制作には、
中共政府がディズニーランドを餌・脅しの材料にして、
反日作品を撮らせたという説がありますね。

今回はそういった話は どうなんでしょう?
135名無し三等兵:02/02/11 20:17
ブラッドピットが主演のB-29の搭乗員として東京の夜間空襲に出撃して、撃墜されて捕虜になり
北海道の捕虜収容所から脱出してアイヌや朝鮮人、内部通報者の援助で千島諸島、
アリューシャンを経てアラスカに帰還する、っていう映画が予定されてると聞いたけど

本当?
136名無し三等兵:02/02/11 20:19
ブラッド・ピット 新作映画の舞台は日本

 米俳優ブラッド・ピット(36)の新作映画が来年春に日本で撮影される。

 脚本の原題は『白の海へ』。ピットは東京大空襲に参加した米軍パイロット役で関東上空で撃墜され、パラシュートで脱出、日本
からアラスカを目指すというストーリー。撮影地は東京、京都、北海道で行われる。監督・制作は『ファーゴ』のコーエン兄弟。
137 :02/02/11 20:20
>>136
アイヌはともかく、朝鮮人はヤメテ!!!

アリューシャン列島では白熊との格闘が予定されています。
138名無し三等兵:02/02/11 20:21
アメちゃんはナショナリズム昂揚ごっこに必死だな。
139  :02/02/11 20:21
>>135
への間違い。
140名無し上飛曹:02/02/11 20:46
わしは、その『白の海へ』に出演したいぞ。主役の
B-29を撃墜する操縦員役ー。月光で出撃ー。
141名無し三等兵:02/02/11 22:08
『白の海へ』そのストーリーまじかよ? アイヌ差別のきっかけにならなければ良いがな。
142名無し三等兵:02/02/11 22:13
お返しに、米本土に抑留されていた日本人がインディアンに手引きされて
ベーリング海峡を渡り、千島に帰り着く話をやろうじゃないか。
敵中横断400里くらいで収まるかな?
143名無し三等兵:02/02/11 22:14
つーか、「白の海」おもくそデマくせえ(藁
144名無し三等兵:02/02/11 22:30
 それなら「アラスカ戦線」を映画化した方が当たるような気が
145名無し三等兵:02/02/11 22:30
>142
「あめりか国酔夢譯」ですな。
146名無し三等兵:02/02/12 02:08
>>135
中止という話もあるようだけど、ホントに作るのかね?
北へ逃走、味方は内部通報者と朝鮮人にアイヌ人か。
「エトロフ発緊急電」みたいだな。あれはアイヌ人の代わりにクリル人が出てきたけど。


147      :02/02/12 06:16
アイヌって世界的に知られているのかな?
148名無し三等兵:02/02/12 06:34
弓矢とトマホークで追手の憲兵か何かを撃退して、日本人の頭皮を剥ぐ
アイヌが拝めるかも知れん。
149名無し三等兵:02/02/12 06:58
三国同盟以降のナチスの教義では、「アイヌは日本人の祖先」「アイヌは白人」
「よって日本人は白人」という誠に珍妙な説により、日本人も支配民族の中に入
れられていたので、非常に有名です。
知り合いの英語教師がアメリカ留学したとき、インディアンの権利回復運動を
しているアメリカ人と知り合いになり、「日本人は何故アイヌを差別している
のだ」と語気強く抗議されて戸惑ったそうであります。
「日本国は一般通念とは異なり、単一民族ではない」という事実の証明として
かなり文献にも載っているようで。
150USS Virginia SSN774:02/02/12 11:27
ネタは・・・もしかして、カムイの剣かよ。
151名無し三等兵:02/02/12 20:11
白い海、

見たい
152名無し三等兵:02/02/12 20:26
おまえら映画に疎いな

ブラピの映画は撮影中止になったよ〜
153名無し三等兵:02/02/12 20:55
>>106
>1939年9月〜1945年5月までの西部戦線におけるドイツ軍戦死者は
>12万人(9万人とも)。
>捕虜収容所における戦後の死者の数の凄まじさが分かります。
>連合軍も、1944年6月〜1945年5月の間に、地上戦だけで16万の死者(米軍は11万)
>を出しているので、戦場での復讐を捕虜に対してしたのかもしれませんが。

これ知りませんでしたが、ドイツ軍の死者の数が少なすぎやしませんか?(西部戦線)
事実だとしたら、独軍は西部戦線でも1:5位の割合で相手に損害を与えている。
コンバットなんかでみるのと戦闘の様相はガラリと変わる。
154>152:02/02/12 21:23
原作をどっかで読めないか?
155名無し三等兵:02/02/12 21:24
>>153
皆さんぞろぞろとガス室へ進軍していたりして・・・。
156名無し三等兵:02/02/13 00:06
>>153
あれ?1:5ですかね。12万の数字をとると1:1.3くらいかと。
90年代にアメリカで出版された資料に載ってた数字で、9万のほうは60年代の米軍調査だった
と記憶。
ノルマンディー以降、低地地帯やヒュルトゲンバルトなどでも結構巧みに戦っていたようなんですよ、
ドイツ軍は。全般的状況は勿論落ち目ですが。
史実においては「コンバット」の世界は逆だった、と書いてた人もいましたけど、
まあケースバイケースなんでしょう。某軍曹のような優秀な下士官は、どちらの側にも
いたでしょうし。

ちなみに、トレヴァー・デュピュイ米陸軍大佐(退役)が、国防総省や米軍事研究所で
第二次大戦の西部戦線の戦闘を分析したところ、独軍は常に米軍や英軍に対して2割ほど
多い被害を与えていた、との結果が出たとか。
ま、こんな数字もあるということで。
157名無し三等兵:02/02/13 02:08
>>153
すみません、ちょっと訂正。
独軍戦死者12万のほうは、1944.6〜1945.5の数字です。
この数字でみた場合、独・連合軍の彼我の損害は1:1.3くらいになるということです。
混乱させて申し訳無し。
この場合、開戦以来の損害をみようとすると、1940年の電撃戦における43,000人が加わる
ことになります。

で、カッコで書いた9万という数字は、何故か1939〜開戦以来からの損害だそうです。
この根拠はよく分からないのですが、暫定的なものなんでしょうかね。
こいつも米軍出所とのことなんですが。
12万のほうが信憑性があると思いますけど。ご参考まで。
158名無し三等兵:02/02/13 02:33
>>149
 北方系アーリア人説のことですか?
159名無し三等兵:02/02/13 13:00
>>157
それで納得しました。
修正前の数字だと、イタリア戦線その他も含まれることになりますから、
概算1:5にはなると思いました。
いずれにせよ、コンバット映画はウソですね。
あれは10:1くらいで独軍が死んでます。
160名無し三等兵:02/02/13 13:05
本論からずれて申訳ないですが、

結局、なんですか、
独軍の西部戦線全体の死者(終戦まで)は、
ポーランド〜フランス降伏、アフリカ戦線、イタリア戦線、
ノルマンジー以降を含めてどのくらいなんでしょうか。
上記の数字はノルマンジー以降ですよね。
東部戦線との比較も知りたいし、
また、上のほうに出ていた終戦後の捕虜虐殺との対比でも
知っておきたいところです。
161ナゾベーム-鼻行類の島-:02/02/13 15:02
南洋諸島で日本軍の捕虜となったブラピ。
単身収容所を脱出し、いかだを組んで海を渡る。
漂流とサバイバルの末に漂着した島は未知の原住民と鼻で歩行する奇妙な動物の住む
楽園だった。
原住民や奇妙な動物とのつかの間の交流、そして訪れる惨劇。息をのむラスト。
鼻行類の姿・動きと生態ををCGで完全に再現。
自然とは・・・人間とは・・・
近代における西洋文明のあり方を鋭く問う問題作。

って、だれかつくらないかな。
162名無し三等兵:02/02/14 00:19
おいおい、鼻行類ねたかよ。ここでやるの?
163q:02/02/14 00:27
>>156

ダニガン先生もにたようなことかかれてますね。つーか、その
研究をもとにしたのかもしれませんが。

鉄のカーテンの両側を通じてドイツ人こそ最強の戦士であるって戦争のテクノロジーにかいてたような。
164名無し三等兵:02/02/14 00:39
シンドラーのリストってあったろ?
あんな風に日本人極悪って内容になるんだよ。
165名無し三等兵:02/02/14 01:49
>>160
あれだけの規模の戦争となると、米・英・独ですら戦没者については確たる数字は
出せないようで、この点我が国も同様です。シベリア抑留者については諸説ありま
すしね。
ということで、下記のデータも確定的なものとはいえないと思いますが、再掲にな
るものも含めて知る限りをご紹介します。

まず、米軍による捕虜虐待を世に知らしめた一人である、ジェームズ・バクーによ
ると、1941.6〜1945.4の間に北西ヨーロッパの西部戦線(イタリアを除く)で戦死
したドイツ兵は(80,719人)だそうです。
この期間であれば、ほぼノルマンディー以降の損害と考えていいのでしょう。
ディエップ戦は入るのでしょうが、数字的にそれほど大きくはないでしょうし。
彼の推定によると、戦後の米・仏管理下の捕虜収容所ではその10倍以上のドイツ人
が死亡したとのことです。
一方、英管理下の収容所では、適切な対応がなされたため死亡率は問題にならなか
ったそうです。

次に、1993年にジョン・エリスが著した「第二次世界大戦 統計的概観」によると、
北西・西部ヨーロッパにおける地上戦(1944.6〜1945.5)でのドイツ軍の戦死・
行方不明者は(128,030人)。
以下、各戦域ごとにみると、1939年のポーランド戦(13,110人)、1940年のデンマ
ーク・ノルウェー戦(3,692人)、同年のフランス戦(43,110人)、1941年のバル
カン半島戦(3,674人)、北アフリカ戦(12,810人)、イタリア戦(59,940人)と
なります。最大の損害を出したのは対ソ連の東部戦線で(2,415,690人)。
これらを総計すると約268万人となります。

問題は、1950年に当時のアデナウアー旧西独首相が連邦議会で報告した、終戦時点
で生存していたにもかかわらず帰還しなかった140万人以上もの兵士たちです。
第二次大戦におけるドイツ軍の未帰還兵士は約400万人(独アトラス社の世界史百科
による)とのことですが、上記の戦時中の戦場における戦死者約268万人との差が、
その140万人なのでしょう。
この人たちが、果たしてソ連の収容所で犠牲になったのか、本当はアメリカの収容
所で亡くなったのかが、バクーが提起した争点になると思います。

こんなところですが、よろしいでしょうか?
なお、行方不明者の追跡調査は、現在もドイツ赤十字及び戦没者墓地団体により行
われているそうです。
166名無し三等兵:02/02/14 01:50
やっぱゲルマン民族って戦闘民族だな
サ○ヤ人みたいでカコイイ!
167名無し三等兵:02/02/14 01:59
>165
ありがとうございます。
いや、大変参考になりました。
別スレでこの数字に関しては議論してみたいものです。
168名無し三等兵:02/02/14 02:09
>>163
ダニガン先生、懐かしいですねえ。
「テクノロジー」は持ってないのですが、姉妹編の「戦争回避のテクノロジー」は
持っています。
巻末の過去200年の戦争のデータが凄いですね。
1807年のズールー戦争、ズールー族対バンツー族で死傷者85,000人。
1810年のパンジャブ戦争、アフガニスタン対パンジャブ族で死傷者65,000人。
どうやって調べたんだ、ダニガン先生。

スレ趣旨に話を戻すと、スピの新作、脚本は誰が書くのでしょうね。
もう出来ているのでしょうけど、日本に配慮してシンタロー・イシハラ氏に
めて依頼、とかなるわけないか・・・。
169名無し三等兵:02/02/14 02:14
>>167
恐縮です。

>>168中、
「シンタロー・イシハラ氏にめて依頼」は、
「シンタロー・イシハラ氏に改めて依頼」
の書き損じです。乱文ご容赦を。
個人的に興味深いネタなんでちょっと検索してみたよ。>虐げられた独軍捕虜
ジェームズ・バクー = James Bacque 、 DEF - "disarmed enemy forces" で良いのかな?
ネオ那智っぽいのHPも混ざってるが、まぁトリアーエズ。
でもアイゼンハワーが“スウェーデン系ユダヤ”だとは知らなんだ。

many of the captured Germans were surprised to discover that the Americans and French had slated them for extermination:
http://www.ukar.org/mclell24.shtml
WAR CRIMES - U.S.A.
http://www.scripturesforamerica.org/html2/jm0053.htm
Gotha
http://www.scrapbookpages.com/EasternGermany/Gotha/
ねおなちですか?
http://www.nidlink.com/~aryanvic/ikekike.html

グーグル(最初のページしか見てないけど、、)
http://www.google.com/search?hl=ja&q=pow+def+german+Eisenhower&btnG=Google+%8C%9F%8D%F5&lr=

しかし便利な言葉だね>DEF
171名無し三等兵:02/02/14 07:31
パール・ハーバー」 が「最低」候補に
 2001年の「最低の映画」を決める第22回「ラジー賞」の候補が11日発表され、旧日本軍の真珠湾攻撃をテーマにした「パール・ハーバー」が最低映画、最低脚本など6部門でノミネートされた。
 出演したベン・アフレックは最低主演男優の、監督のマイケル・ベイは最低監督のそれぞれ有力候補になっている。

 最低映画候補は全部で5作。マライア・キャリー主演の「グリッター きらめきの向こうに」やシルベスター・スタローン主演の「ドリヴン」などが入っているが、喜劇俳優トム・グリーンが監督・主演の「フレディ・ガット・フィンガード」がもっとも有力という。
 受賞作はアカデミー賞発表前日の3月23日に発表される。(共同)

http://www.nikkansports.com/news/flash/f-et-tp0-020212-12.html
172名無し三等兵:02/02/14 14:54
>>171
 最低リメイク・続編賞 にもノミネートだけど元の映画って何なんでしょ
173名無し三等兵:02/02/14 19:08
言うまでもなく日米合作のアレでしょ?
とりあえずせっかくの賞を総なめ出来るように応援しとこ(w
http://www.razzies.com/asp/directory/XcDirectory.asp
174名無し三等兵:02/02/16 02:13
パールハーバーが最低映画候補とはめでたいですなあ。

>>170
>ジェームズ・バクー = James Bacque 、 DEF - "disarmed enemy forces"
これでOKです。
DEFについては、東南アジアでも英軍が日本軍捕虜に対して適用したとの記述も
見たことあるのですが、真偽についてはちょっと自信なし。

最近どんな戦争映画が撮影又は企画されているのかなと調べてみたら、いささか
気がかりなものがちらほら。
既出なんでしょうけど、フライングタイガース関係とか、豪軍のニューギニア戦
ものなど。
いずれも要注意ですね。
175ラジー賞:02/02/18 09:08
今週の土曜日だな
176某研究者:02/02/18 09:19
>既出なんでしょうけど、フライングタイガース関係とか、豪軍のニューギニア戦
>ものなど。 いずれも要注意ですね。

まあ其れ等も単なる勧善懲悪映画に成るなら大衆レベルは兎も角
評論家は余り良い評価を出さないのではないのか
177名無し一飛曹:02/02/18 09:44
まあ評論家は評論家で大衆受けしなければ仕事が
無くなるのではないのか
178USS Virginia SSN774:02/02/18 09:56
>>174
ハリウッドはWTO加盟後の中国市場進出を睨んで、
中国市場に受け入れられそうな日本叩きの映画を量産
しようとしてるという話がある。
179名無し三等兵:02/02/18 10:15
http://www.oscar.com/nominees/nominees_index.html
ぱーるばーかー…やっかいな事にアカデミーでもノミネートされている…
ガンバレ「ロードオブザリング」&「モンスターズ」君らが頑張らないと
昨年度最低映画ナンバー1候補筆頭がアカデミー賞も受賞になってしまう
180名無し三等兵:02/02/18 10:18
ぱーるばーか。見てみたい…
181某研究者:02/02/18 10:23
>ハリウッドはWTO加盟後の中国市場進出を睨んで、
>中国市場に受け入れられそうな日本叩きの映画を量産
>しようとしてるという話がある。

まあ中国は兎も角米国が日本を叩き救世主扱いされると言う内容では
中国政府は受け入れる訳なのだろうか
182名無し三等兵:02/02/19 05:09
>>179
同じカテゴリーのTHE LORD OF THE RINGSや、MONSTERS, INC.等の方が
どう考えても大衆受けするだろうから大丈夫でしょ、、、多分。

、、と、ここまで書き込んで>>179を読み返してみた。考えてる事は同じだったか・・。
183名無し三等兵:02/02/19 15:59
もしTVでパールハーバーが放映されたら?
http://yasai.2ch.net/test/read.cgi/army/1012546608/
184名無し三等兵:02/02/19 16:04
>>180
ぱるまげ丼はいかが?
http://www.pearlharborii.com/
185名無し三等兵:02/02/20 02:25
保守age
186名無し三等兵:02/02/24 03:14
あと1ヶ月
187名無し三等兵:02/02/24 03:55
1945年、敗戦に向かう日本ではB-29が我が物顔で飛んでいた。
対空砲の射手である主人公の目に映るのは敵の航空機ばかり。
戦争という状況に置かれた若者達を主人公に、昭和が蘇る。
戦艦や航空機の姿・動きと構造をCGで完全に再現。
燃え上がる家屋、墜落する零戦、雲の切れ目から現われるB-29、
曳光弾の軌跡・・・プライベートライアンを超える迫力の映像。
戦争とは・・・そして日本人とは・・・?
現代の日本人に鋭く問う問題作。
日本人独特の不気味な精神をテーマに壮大なスケールで展開。
総制作費300億円、製作期間2年。8月15日公開その日から日本全国の映画館で
賛美の拍手が鳴り止むことはなかった。
韓国、ドイツ、イギリスなど世界中でも大反響を呼び、アカデミー賞外国語部門受賞。
日本映画史上最高傑作との呼び声も多い不屈の名作が遂にテレビに登場。
日曜洋画劇場特別企画「大和」ノーカットでお送りします。
それではごゆっくりお楽しみください・・・(声・大塚明夫)

ってのが現実になるのはいつなのだろうか。
188名無し三等兵:02/02/24 10:20
糞映画の予感
189名無し三等兵:02/03/03 03:16
AGE
190名無し三等兵:02/03/03 03:28
1941年、決戦に望む日本では海軍航空兵が命を懸けた猛訓練を受けていた。
艦上攻撃機の搭乗員である主人公の目に映るのは日本の未来。
欧米列強の帝国主義という状況に置かれた若者達を主人公に、昭和が蘇る。
戦艦や航空機の姿・動きと構造をCGで完全に再現。
燃え上がる戦艦群、墜落するP40、雲の切れ目から現われる艦上爆撃機、
曳光弾の軌跡・・・パールハーバーを超える迫力の映像と真実。
戦争とは・・・そして日本人とは・・・?
現代の日本人に鋭く問う問題作。
日本人独特の不気味な精神をテーマに壮大なスケールで展開。
総制作費300億円、製作期間2年。8月15日公開その日から日本全国の映画館で
賛美の拍手が鳴り止むことはなかった。
韓国、ドイツ、イギリスなど世界中でも大反響を呼び、アカデミー賞外国語部門受賞。
日本映画史上最高傑作との呼び声も多い不屈の名作が遂にテレビに登場。
日曜洋画劇場特別企画「ハワイ・マレー沖海戦」ノーカットでお送りします。
それではごゆっくりお楽しみください・・・(声・大塚明夫)

191名無し三等兵:02/03/03 03:34
その映画の場合は永井一郎の方が良いと思うのでsage
192名無し三等兵 :02/03/03 04:00
>>172
トラトラトラ では?
193こっちのほうが面白そう:02/03/03 04:06
戊辰戦争とかミニエ銃とか
迫力ありそう。

南北戦争映画の傑作「グローリー」の監督ですよ?
http://www.zakzak.co.jp/midnight/hollywood/backnumber/C/020226-C.html

http://www.13thstreet.com/site/common/view-content.jsp?section=Features&id=e122a-bc4e3-cafdb-c80fa&C_N=1700&R_N=9900
194名無し三等兵:02/03/03 04:28
あら?イオージマじゃなかったのか?>スピルバーグ新作
195名無し三等兵:02/03/03 10:18
>>193
西南戦争にブラピが出征する映画?
196西郷隆盛:02/03/03 13:19
>>195
らしいでごわす。いや、主演はトム・クルーズでごわすが、南北戦争の激戦地サッターヒルの英雄が
ウィンチェスター社の代理人となって三井の御曹司とともに明治天皇の軍事アドヴァイザーとなって
維新直後の国軍建設にかかわる。

が、頻発する不平士族の反乱の鎮圧のなかで、日本古来の伝統をはぐくむSAMURAIカツモトいう人物と知り合い、
天子様の政府からお給金を貰う身でありながら、次第に滅び行く武士階級に肩入れしてしまう物語でごわす。

合戦シーンは3つで、むろん西南戦争とか神風連の乱とかからみそうでごわす。
監督は「グローリー」こさえた人なので、おいどんは割りと期待してるでごわす
197名無し三等兵:02/03/03 14:53
>>196
あまり期待しない方が・・・

サムライ反乱の主導者は「Katsumoto」だそうです。
ざっと読んだところでは、エンペラー明治が米国に派遣したプリンス三井(!)に
リクルートされて日本に来るトムちゃん。エンペラー明治は近代化したいと。で、
サムライはエンペラー明治をGodと信じている(!)けど、近代化した軍隊には用済み。
でもって、伝説的英雄のKatsumoto以下500人のサムライはエンペラー明治の命令に
背いて反乱したけど、最後にエンペラーに会いに東京へ行く(!)と。

結構すごい展開・・・
198名無し三等兵:02/03/03 15:57
どうせアメリカ映画だろ、無茶苦茶な設定なんだろうな・・・
何も分らない東洋の猿に、アメリカから来たかっこ良いトムが、
野蛮で原始的なサムライ供を配下に従えて猿の王(天皇)に会いに行くってなスト―リなんだろ?見る価値ねえよ!


199名無し三等兵:02/03/03 16:25
「1941」とどっちがひどいかな?
200名無し三等兵:02/03/03 16:47
弥七が出るから1941の勝ち
201名無し三等兵:02/03/04 00:13
考証がかなり正確な1941が勝ち
202西郷隆盛
ただいまでごわす
>>197殿
おいどんもPrince Mitsui of Japan(三井公爵) には頭をかかえたでごわす(笑)
Prince of Mitsui ならまだ三井の御曹司とか誤魔化しようがあるのですが・・・。

やはり明治天皇に会いに行くいうと西欧人の好きな「神に反逆するルシフェル」みたいな題材
(ブレードランナーのロイ・バッティのような)パターンに最大公約数化するのでしょうか。
困ったものです。