1 :
秘めたる名無しさん:
「秘めたる空戦」で描かれているが、実在しないと言われる、
独立飛行103中隊は、実際はどの部隊だったのだろうか?
(飛行第78戦隊辺りが、戦歴と合致しそうに思う)
また、日野軍曹の行った飛燕への改造も信じがたい大改造だが、
作り話にしては、数値も出ているし、妙に説得力があるとも思える。
実際に行われた改造なのだろうか?
この2点について大いに語っていただきたい。
元ネタがよくわからないので語りようがありません。
3 :
秘めたる名無しさん :02/01/06 22:22
うっ面白いのに…
少し面白そうではあるが何処か紹介しているHPは無いのか?
5 :
秘めたる名無しさん :02/01/06 22:30
99式2号銃を飛燕に装備することは
可能だったのだろうか?
飛行第78戦隊のマウザー装備機が2機とゆうのも、秘めたる空戦に
合致するので、78戦隊である可能性が濃厚だと思う。
すると小沢隊長は高月戦隊長あたりが、モデルだろうか?
10 :
名無し三等兵:02/01/14 22:57
>>8 WarBirds HP では、無理との結論が出ているようですね
11 :
名無し三等兵:02/01/15 02:29
う〜ん漫画しか読んでいないので語る資格が有るかな?
12 :
名無し三等兵:02/01/15 02:54
でも空戦中に無線が使えたり実情と合わない点も少なくない。
松本氏が自分の体験と空想を程よく混ぜた読み物と考えた方
がいいかも。
知っているし、戦記物としては面白いと思うが
やっぱり現実をもとに書いたフィクション。
14 :
名無し三等兵:02/01/15 07:47
15 :
名無し三等兵1:02/01/15 22:59
>>11 もちろん、語ってくださってOK
でも、原作もお勧めします。(僕も漫画から入りました)
原作の方が判りやすいです。
>>13 私もそのように考えていますが、松本氏の配属されていた
部隊自体謎ですよね。経歴にも独立飛行103中隊と
ありますし…
そこで、この様なスレッドを立てさせていただいたのです。
16 :
名無し三等兵:02/01/15 23:20
冒頭のダンピール海峡の船団護衛作戦に出てきた「キ61増加試作機」は
燃料タンクの絹フェルト被覆や主翼の7.7o機銃からして、
三式戦一型甲の事じゃないかなーと思いました。
松本氏や日野氏の会話を読んでいると、「試作機」と「量産型の一型乙」は
運動性や上昇力でかなり差が有るように思えましたが、これはただ単に
重量増加のせいなのか、それともハ40エンジンの性能低下か当たりはずれ
による物なのか、色々考えてみると面白いです。
17 :
名無し三等兵:02/01/17 01:45
age
18 :
名無し三等兵:02/01/17 02:02
漫画を改めて読んでみると不思議な部分があるな。
冒頭、海軍の92オクタンの燃料を入れてるけど
一時的に海軍の指揮下にいたんだろうか。
>18
海軍の指揮下にいたかは原作読んでないのでわからないが
92オクタンのガソリンはボルネオのバリックパパンで処理した
ハイオクガソリンってのは実際有った。
兵頭二十八氏の「日本の海軍兵備再考」のP29に依ると
陸軍航空隊がオクタン価80台の航空ガソリンで戦っている時に
海軍航空隊はオクタン価90台のハイオクガソリンを調合しており、
しかもその技術を陸軍に対して絶対秘密としていたと
書かれている
ので現実には有り得ないのでは?。
浅学非才でわからないが、海軍の指揮下にいた陸軍の航空隊があったら
すみません。
空は疎いので詳しい人フォローお願いします。
千島やらラバウルやら、陸軍と海軍が同じ基地で共闘したことも
あったみたいだから、100%絶対間違いなく有り得ないとも言い
切れない・・・・・・と弱気な厨房レス。
>21さん
情報感謝!
分からない事は素直に分かりませんから
そういえば、一時期ラバウルで海軍指揮下に入った部隊が有ったていうのを
何かで読んだ覚えが有るけど、隼だったか飛燕だったか・・・。
>>20原作を半分程読んだところ、独立103中隊は海軍指揮下に入っていました。
燃料どころか給料も海軍から出てるとのことです。
飛燕のロール性能って問題あったのでしょうか?
2chの過去のスレッドで論議になっていましたが…
26 :
名無し三等兵:02/01/27 09:23
飛燕は不良品だらけなのが痛いのです。
27 :
名無し三等兵:02/01/27 09:25
Windows3.1よりエラーが発生します。
実用は厳しいでしょう。
28 :
名無し三等兵:02/01/27 21:41
あげ
悲しい考察すると、飛燕が役に立たなかったので、
こうやったら飛燕でも役に立ったのにって作った
フィクションが「秘めたる空戦」だったのかもしれない。
マウザーもつけてもらえず、贅肉がついて遅く、重くなった
飛燕で何とか生き延びたのが著者だったのかも…
30 :
名無し三等兵:02/01/28 12:21
なるほど・・・実話だと思って読んでいたが、題名が「秘めたる空戦」
だもんね。心の中での話だったのかな?
どちらにしても面白い話ではあったけど。
31 :
名無し三等兵:02/01/28 14:28
>>30 左向きの人達の圧力を恐れて、一時期わざと部隊名、名前等を意図的に架空に
して発表するケースも多かった様です。
32 :
名無し三等兵:02/01/29 23:00
>マウザーもつけてもらえず
途中から付けてるよ。
33 :
名無し三等兵:02/01/29 23:50
実話だと思って「陸さんの無線機は性能がええのぉ」とか思ってたよ・・・
34 :
名無し三等兵:02/01/29 23:55
>>33 部隊によってかなり能力に差が有るみたいよ。
少々、横レスですが
平成五年 丸12月号別冊 戦争と人物ーE「撃墜王と空戦」に松本氏の単行本から
割愛された手記からの記事が載っております。
全文掲載はむりですので、箇条書きしてみますと
昭和19年2月始めフィンシュハーヘン爆撃時に第一〇三中隊はウエワク基地から
迎撃機の露払いのために先行して出撃した。
小沢隊長の作戦説明の中で敵機はP-47、(「こいつは昨年末第78戦隊のキー61の12、7
ミリ4基であっさり墜ちた」との説明あり)そして状況如何により「巌流島戦法」を
おこなう。
「巌流島戦法」とは松本が隊長に空戦戦法の意見を求められて提案した戦法で
@高度6000mで索敵し、A中隊12機を一班2機、二班8機、三班2機に振り分け、
B高度差を利用して、この12機編隊で敵指揮官機のみを狙った一撃離脱を行う。
Cすなわち一班が目標を確認して急降下し、後方から二班全機でフォローし、三班が撃墜する
D隊長機は敵指揮官機、確認及び編隊の士気のため一班に配置し
Eスピードがありマウザー砲を装備した松本機を三班に配置する
敵指揮官機さえ撃墜すればその編隊は無力になるそうで、
後半は第一〇三中隊の巌流島戦法によるP-47を撃墜に続くのですが、
本文ではそれらしい理由付けがしてあって、読んでいて面白いのですが、
実際どんなもんでしょ?
36 :
名無し三等兵:02/01/30 01:48
>>35 中低空のP-47は性能的にはどうだったんだろう?
>>32 作中ではそうなっていますね。
が実際そうでなかったのかなぁと思いまして。
(単なる邪推ですが。)
>>31 こちらが実際には的を得ている真相かもしれませんね。
38 :
名無し三等兵:02/01/30 14:09
>>37 渡辺洋二著の飛燕本を見る限り18年の年末ごろから既成の機体への取り付け
が始まっているみたいですから、多分事実に即して描かれているのでしょう
。漫画と原作を読み比べてみると原作者と滝沢聖峰は何の打ち合わせもせず
にコミック化したような印象を受けます。
39 :
名無し三等兵:02/01/30 14:43
>>20 台湾沖航空戦に参加した98戦隊も海軍指揮下だったような。
>>38 コミック化の時点で、原作者が亡くなられていたからでは?
>>39 6年前に亡くなられてますね。多分「松本良夫」も偽名なんだろうな。
マウザー飛燕がやっぱり一番
漫画版・原作共に手元にあります。
完璧な負け戦となったダンピール沖ですが,
この戦いが漫画で出るのも珍しいかと。
私もこの本でキ−61に転んだタチです。
この時期に三式戦U型が登場していれば…(;´Д`)
43 :
名無し三等兵:
>この時期に三式戦U型が登場していれば…(;´Д`)
エンジン不調機続出で作戦遂行できず(涙)。