阿川弘之の作品

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1名無し三等兵
「山本五十六」「米内光政」「井上成美」、どれもいいですね。
今日、多磨霊園に参拝にいってきたよ。
2名無し三等兵:02/01/01 21:18
えっ? 阿川弘之さん亡くなったの?
3名無し三等兵:02/01/01 21:21
英霊参拝ではなかろうか。
でもそうだったら靖国か。
4名無し三等兵:02/01/01 21:24
「山本五十六」は傑作。
「井上成美」は力作。
「米内光政」は…(^^;
5杉浦日向子:02/01/01 21:24
 娘のほうが、文才あるよ。(藁
佐和子タンのスレもあるしな。
6名無し三等兵:02/01/01 21:26
日本海軍に捧ぐはいいっす。アソコにしか書いていない資料多し。
7フェチ:02/01/01 21:26
昔珈琲のCMに出てたなあ。
代表作・一番有名な作品は、軍事物ではないだろう。
8  :02/01/01 21:33
海軍提督3部作はおもしろかったね。
まあ、主人公に都合の悪いところが多少カットされているのが気になるけど、
まあ、それくらいはご愛嬌でしょう。
9杉浦日向子:02/01/01 21:34
機関車ヤエモンだよ。
10名無し三等兵:02/01/01 22:01
個人的には「暗い波濤」が大好き。
11名無し三等兵:02/01/01 23:22
軍艦長門の生涯が好き
12 :02/01/01 23:31
「アヒル飛びなさい」は面白いよ。
13フェチ:02/01/01 23:33
>9
どうしても、それになっちゃうもんなあ(笑)。
まあ彼は「乗り物系」と「軍事系」の二本立ての人やから。
カレーライスの歌 とか アヒル飛びなさい とか ぽんこつ の系は、
間違って買ったのだけど結局楽しく読めたなあ。
141:02/01/01 23:37
2,3さん、そうではなく、「井上成美」「山本五十六」のお墓参りに行ってきた
のです。山本五十六はともかく、井上成美のお墓は以外に地味でしたね。
また、古賀峯一長官のお墓は、並んでいる「山本」「東郷」の墳墓に比べて、非常
に寂しい感じがしました。今度はせめて花でも手向けようと思っています。
15名無し三等兵:02/01/01 23:52
>>9>>13
「南蛮阿房列車」読みました
16名無し三等兵:02/01/02 02:08
古賀の墓はやっぱり墓石だけなのかな
17名無し三等兵:02/01/02 20:45
阿川と言えば、「雲の墓標」だろう。
あの精神を忘れ、今やドキュソ惚け老人。
18杉浦日向子:02/01/05 18:18
阿川タンは、終戦時、中支の砲艦かなんかのローカル海軍出だろう。中曽根の台湾勤務と変わらんわい。
苦渋を味わった海戦生き残りは、生々しくてあまり書けんだろう。
亡くなった豊田穣より、良く調べて書いてんだろうが、間違い思い違いであんまり好きではないね。
老朽ポケット戦艦の巨乳の佐和子タンのほうが、ずーっと好きだね。(藁
19海の人:02/01/05 18:27
>18
>間違い思い違いであんまり好きではないね。

 うはは、そうなんですか?

 実を言うと海の人、雲の墓標以外では阿川さんの著作は「国を愛して何が悪い」とか
「帝国海軍に捧ぐ」とか、エッセイものしか読んでなかったり:-p
20名無し三等兵:02/01/05 18:30
>18
そうか?苦渋を味わった海戦生き残りは、書いてないか?
大体、阿川が激戦くぐってないことがそんなに問題か?

まー、好き嫌いの根拠がソレだというならしゃーないけど。
愛読書と好きな作家を教えてプリーズ。
21名無し三等兵:02/01/05 18:33
>19
「軍艦長門の生涯」は海軍ものの入門にはいいと思います
22フェチ:02/01/05 18:53
>18
通信科の促成栽培士官で、中国課で暗号解読をやってた所までは読んだ
覚えがあるが・・・。
23名無し三等兵:02/01/05 19:05
雲の墓標を読んで、「パイロットはいいもの食べてるな」と思った人、手をあげて。
24杉浦日向子:02/01/05 19:16
 いやもう鶴田さんや豊田さんらと同じで、演じたものや書いたもんが戦歴とごっちやになって自分でもわからないお年になってきたよね。(藁

 作家なら高木さんのドロドロインパール戦3部作とかいい味だしてるが。
奥さんのアナキー活動もある意味ニユーギニアの苦戦が判るが。(笑
 海軍系なら、淵田氏とか大井さんの著書、和辻さんの随筆「船」で戦後、海軍主流から離れた人たちのオ話は、好みだが、
文学的ではないよね。(笑
 小学生の頃、栗林兵団の壮年徴兵兵隊さんの硫黄島でのマリーンを迎えうつ活躍に涙した伊藤正徳さんの例の帝国陸軍の最後シリーズは、読み物として血湧き肉踊ろうが、自分自体がそんな年になってしまいました。
鬱だね。
2520:02/01/05 19:57
>24

すまぬが、よくわからない。申し訳ない。
26海の人:02/01/05 20:00
 読みもしないで、他人の評価だけ聞いててもなんなんで、とりあえず「軍艦長門の生涯」
と「井上成美」を発注(笑)
 在庫があれば明日到着とは、良い世の中になりましたなぁ。
27名無し三等兵:02/01/06 03:34
>>26
>「井上成美」

海軍左派トリオの作品群としては一番評価が曖昧(というより放置?)なんだが...。
どちらかといえば「米内光政」から入った方がよいのでは?
「山本五十六」はできれば新版ではなく、できるだけ初版に近いところから入る、と。
28名無し三等兵:02/01/06 04:37
阿川たんの息子はアメリカで弁護士をやっているんだよね。
29名無し三等兵:02/01/06 05:09
お?
阿川氏亡くなったのか?
30名無し三等兵:02/01/06 05:14
>>29
じゃ、ないらしいな。
31名無し三水:02/01/06 05:40
>>18、22
22が正解。彼自身は直接的な意味での戦場の経験はないようです。
でも、エッセイとか読む限り、彼の書きたいのは生々しい戦闘などではなく、
「海軍とゆう社会の持っていた文化とそれを受け継いでいった人間」といったこと
について書きたかったんじゃないだろうか。
ある意味「海軍の美点」ってヤツに思い込みが強いってのはあるにせよ・・・。
32名無し三等兵:02/01/06 09:18
戦争に行った人間より行ってない人間が、前線で戦闘に参加した人間より後方にいた人間が、
戦争や軍を賛美する傾向にあるのはなぜだろう。(w
33名無し三等兵:02/01/06 10:57
>32
別に阿川氏は戦争や軍隊は賛美していないが…。
海軍のよかったところを強調しすぎている面はあるが(それでも悪しき
面は触れられている)。

それと実戦の描写が生々しくなく、さらっとしているのはやはり実戦の
体験がないことも関係していると思う。もっとも、これは仕方がないけ
れど。>32のいうとおり、戦争そのものを書いたのではなく、海軍とそれ
に関わった人々を描きたかったわけだから。
3433:02/01/06 10:58
訂正
>32のいうとおり→>31のいうとおり

スマソ
35名無し三等兵:02/01/06 10:59
>>1
漏れも亡くなったのかとビク―リしたヨ
大正9年生れでいつお迎えがきても不思議でないもんナー

落語のねたを題材にした「あくび指南書」はおもしろかった
お友達の町田の大家さんも上野毛のご隠居も亡くなられてずいぶん経ちましたが、
阿川氏のご健康をお祈りしております。
36ばばぼん♪:02/01/06 11:38
>>26 >>27
ワタシもいきなり「井上成美」から入るのはお勧めできないなぁ。
あの人の話はわかりづらい。やはり「米内光政」か「軍艦長門の生涯」からがお勧め。
つ〜か、酒もやらないし、おもしろいエピソードが少ないから、取っ付きにくいよ。
自分でも読んだけど、隠居後の方が親しみやすい話が多い印象がある(笑)。

>>28
アメリカでのロースクールを出て法律事務所に勤めたが、
今は慶応で法学部か総合政策学部で教授のはず。
37海の人:02/01/06 11:48
>27
 うはは、どうやら昔っから「引き」が悪いんですが今回も裏目ったみたいですね(笑)
 というわけで追加注文〜♪
 それにしても、海の人みたいなビンボー人でも欲しい本が買いととのえられるとは
よい時代になりましたなぁ


>そのへん
 阿川さん本人は、一度は海軍に置いた身ゆえ、戦後手のひらを返したように帝国海軍
と、そこに所属した人々を非難するのもおかしいし、かといって帝国海軍には改められる
べき点も数多あったから、その「清濁」の「清」の部分を後世に伝えたいということを言って
おられるですね。
 まぁ「once marine, always marine」ということなのかもしれませんね:-)
38名無し三等兵:02/01/06 11:50
> 37

つまらない質問でわるいですが、「once marine, always marine」だと海兵隊になってしまいませんか。
39海の人:02/01/06 11:54
>38
 うはは、おっしゃるとおりです(笑)
 語呂がいいのでつかってますが、とりあえずU.S.Army退役のじじぃ(失礼)にも通じた
ので、まぁよかろうと思ってつかってます:-p

 語感と語彙的にちょうどいい言い換えって、どんなのがあるかなぁ。
40名無し三等兵:02/01/06 12:06
>>37
しかし、その「清」によって「濁」が覆い隠されるようなことがあるのは
本人も本意なのかどうか?
41海の人:02/01/06 13:20
>40
 まぁ本意ではないでしょうが、自由主義者という観点からすれば、それはそれで
読んだ人の解釈ということじゃないでしょか。
42フェチ:02/01/06 13:45
彼が海軍に合格したときの事を書いているが、
「人も嫌がる軍隊に、志願して来る馬鹿もいる・・・って言う言葉もあるが、嬉しかったんだからしょうがない。」

 ある意味、いまだに初心を忘れてない人やなあ(笑)。
43名無し三水:02/01/06 13:48
>>40
ご本人なら、「私の本だけ読んで、海軍を知ったようなこと
言われてもそりゃアンタ間違いですよ。いろんな人がいろんな本
書いてるんだから、反対の立場の人の本も読んでごらんなさい。」
・・・なんて言うんじゃないかな。
44名無し三等兵:02/01/06 14:08
昔のエッセイで読んだのですが、
「阿川が書いてるのはあれ、にせ海軍だよ」と
同じ海軍関係者に言われて、がっくりされてましたね(藁
私は大好きな作家です。
45名無し三等兵:02/01/06 14:11
軍マニアじゃない漏れとしては
エピソード満載の「軍艦長門の生涯」と娯楽小説スタイルの「暗い波涛」が
読みやすくて面白かった。

海軍提督三部作の各々の人物について、ある経営者曰く
米内光政・・・会長、社長の器
山本五十六・・・有能な専務だな
井上成美・・・経理課長......
46名無し三等兵:02/01/06 14:11
「暗い波濤」オススメ。
47フェチ:02/01/07 16:55
>45
 ・・・・なるほど。イイエテミョー!
48名無し三等兵:02/01/07 18:37
氏の小説は個人的には大好き。
米内光政など擦り切れるくらい読んでしまっている。

文筆家としての文章力はどうなのだろうか?
氏独特の言い回し?がとても好きなのですが。
49名無し三等兵:02/01/07 18:44
>45
経理課長には藁多。
50名無し三等兵:02/01/07 19:44
そういや佐藤御大の初期作品に登場してたっけ>阿川氏。
51名無し三水:02/01/07 23:21
>>50
「逆転・太平洋戦史2」じゃ、アメリカに変わって日本が戦うベトナム戦争で
フエの旧王城を艦砲射撃する大和の艦長として登場。
でも、その後、徳間文庫で「戦艦大和夜襲命令」として再販されたら
吉田満に替わってた・・・。福田定一(司馬遼太郎)とか他の人物は、
まんまなのにナゼ・・・。事情通いないかな?
52名無し三等兵:02/01/07 23:45
坂井三郎(特務士官)と阿川弘之(予備学生出身)の海軍に対する意識のずれがだいぶあるね。
坂井に言わせれば阿川は表面(夜中の私的制裁とか経験していない)しかかじっていないように見えたようだ。
53海の人:02/01/07 23:54
>52
 う〜ん、坂井さんそんな批判をされていたんですか?
 それはあんまりにも表層的かつ浅はかな見方ですねぇ

 坂井さんの帝国海軍に対する批判的な視点は知っていますし概ね海の人も同じことを
感じていますが、だからといってきちんとしたコンセプトで帝国海軍を語ろうとする元は
同じ海軍軍人である阿川さんを、そのようにけさ切りにするのは、はっきり言って単なる
八つ当たりのように思えますが。
54名無し三等兵:02/01/07 23:58
坂井氏の海軍批判は戦後の後づけの傾向が限りなく高いのでそれほど気にしなくて良いですよ。
55名無し三等兵:02/01/08 00:13
>52
そこらへんは立場の違いで仕方がないでしょう。

兵学校出身者…一生海軍に奉職するエリート候補
下士官出身者…一生海軍に奉職するけれども下積み
予備学生出身者…戦争が終わるか満期までしか海軍にいないけれど
        いきなり士官

同じ海軍さんといっても出身によって立場も経験も変わってくるで
しょう。自分の経験したことを題材にするのであれば在籍した人の
数だけその人の海軍像があるわけで、一方的に表面的といってしま
うのは海の人氏がおっしゃるようにちょっと違うんじゃないかと思
います。

個人的にはそういった感じ方の違いなんかをみるのも興味深いので
すが。
56名無しカラスさん:02/01/08 00:40
だから娘が行き遅(以下自粛)
57名無し三等兵:02/01/08 00:56
>56
佐和子タン・・・(;´д`)ハァハァ
58名無し三等兵:02/01/08 01:03
予備学生士官はある意味一番愛国心が高く純真だったのでは?
下士官の場合は、若い頃の苦労が報われなかった的な視点だと思う。

パイロットに関しては、下士官は兎も角、やっぱり兵からは取るべきでは
なかった。取っても、すぐ下士官(甲飛ぐらいの進級スピード)
にさせるべきだった。
59名無し三等兵:02/01/08 01:08
別の見方をすると、
学生は育ちが良くってお勉強も出来て、いい暮らししてた奴が
多いから、ずっと苦労してきた兵、下士官に比べると高慢ちき
で理屈っぽく、現実を知らないのだよ。純真に見えるのはその
せい。
>>パイロットに関しては
取れるものは全部取って、ひたすら鍛えて飛ばせるのが正しい。
人手が足りないときに、ぜいたくいっちゃいかん。
60名無し三等兵:02/01/08 01:08
阿川氏の海軍在籍はごく短期間で、
戦後の著作の数々は当時在籍中の郷愁めいたものがベースにあるわけではない。
昭和40年代のインタビュー記事にもあった事だが、氏自身が在籍していた海軍という
ものを調べていく段階で氏自身が海軍贔屓になっていった。
それは裏を返せば取材に応じた海軍関係者の認識といっても差し支えない。
61海の人:02/01/08 01:48
>60
 そのあたりが「ニセ海軍」と言われるゆえんですね(笑)
 阿川さん、自分で言ってるくらいだから、重々自覚はしてるんでしょうけど(^_^;

>58-59
>兵、下士官に比べると高慢ちきで理屈っぽく、現実を知らないのだよ。

 ぎくぅっ、2年で促成栽培の海の人も思い当たるフシが・・・って、わしだけだな
きっと_(__;)_ばったり

>56-57
 有吉佐和子?:-p

 冗談はともかく、あんなにきれいで頭の回転も速い人が嫁き遅れたのは、やはり
父上の薫陶よろしきを得たのと、厳しい面接の賜物なのかなぁ(笑)
62名無し三等兵:02/01/08 02:53
>あんなにきれいで頭の回転も速い人が

わりと小さいころから好きだった男性がいて、成人してからも気持ちは変わらなかったそうな。
なんでも自然といつか結ばれるんだと信じていたらしいのだが、そうはならなかった、
という意味のことを対談番組だったか、記事でみたよ。
もういくつなんだろね?
63 :02/01/08 04:38
佐和子さんはレンズ映えする方です。テレビや写真に映ってる佐和子さんのイメージで
ご本人にお会いすると愕然とします。「ああ、やっぱりそれなりのお年…」
もう随分前に、某女性誌のインタビューでお会いした事がありますが、初対面の者にも
親しく接してくださいます。ところが、その人あたりの良さに油断していると、バシッ!
と来るあたりは、お父様譲りなのかも知れません。
64フェチ:02/01/08 16:04
>48
>文筆家としての文章力はどうなのだろうか?
氏独特の言い回し?がとても好きなのですが。

 失礼だが、俺は特徴のない文体っだという印象をもっている。
 言い換えると、誰でも書けそうな・・・
 ただ、ああいった綺麗な文章は書けそうで並大抵では書けないと思うが。
 ○○節という名が着くタイプでは、無いと思う。

 文章力という点では、プロ意識を持った整然としたものだと思う。
 読んでいて非常に判り易い。

雑誌で読んだ覚えがあるのだが・・・
 たいそう娘を可愛がって居たそうだが、娘が30の大台にのったとたん、
  「ズボンを穿いていれば誰でも良いから、嫁にいけ・・・。」
  と手のひらを返したそうだ(笑)。
65名無し三等兵:02/01/08 16:21
>>56>>61 佐和子の逝き遅れ

阿川氏はエッセイで「佐和子の結婚式には海軍中将の仮装をし、軍服で出席する!」と宣言しております。
それを聞いた氏の友人も仮装の結婚式に次々と賛同し、
海軍時代の同期は皆海軍中将の軍装で出席の予定
北杜夫氏は、ごひいき阪神タイガースのユニホームを着て出席し
故遠藤周作氏は、オペラカルメンの闘牛士エスカミーリオの扮装で
故吉行淳之介氏は、たいこもちの扮装でキャンドルサービスで各テーブルを回る佐和子の横に立ち、
「旦那!!初見せですぜ!」と佐和子を紹介する役を買って出ていたのに・・・・・・

夢のような結婚式が見られなくて残念・・・・・・・・・・・
66名無し三等兵:02/01/08 18:26
ここで「軍艦ポルカ」が最高ってカキコむとどんな反応があるんだろう?
67名無し三等兵:02/01/08 18:39
司馬遼太郎

甲種幹部候補生
中国大陸で戦車兵。実戦経験ほとんど無し
陸軍少尉

阿川弘之

第二期予備学生
中国大陸で通信兵。実戦経験ほとんどなし
海軍大尉

山本七平

甲種幹部候補生
フィリピンで砲兵。師団全滅の敗戦を経験
陸軍少尉
68名無し三等兵:02/01/08 18:40
激戦を経験している作家で
右派の人って山本以外にいましたっけ?
69名無し三等兵:02/01/08 18:45
大岡昇平と比べれば、その脳天気さは明らかだと思うが。>阿川弘之
70名無し三等兵:02/01/08 19:04
>68
右派かどうかはしらんが
豊田穣(海兵68期)
艦爆の搭乗員で捕虜経験者
71杉浦日向子:02/01/08 19:13
 豊田穣さん著作は、なんかねぇ資料的価値が。(笑
ソロモンで撃墜された艦爆乗りで、米軍捕虜。
 エースの坂井は、目を負傷。 戦後の「大空のサムライ」は、あまりにも有名・


伊藤正徳 海軍報道員の記者だっけで、海軍の良さを戦後伝える。>高木俊朗 陸軍報道部員だっけ 戦中とは、裏腹にドロドロインパール負け戦の某閣下と参謀の罵詈雑言を書きつづける。

 
72名無し三等兵:02/01/08 20:47
>>68
久米宏を男芸者呼ばわりした、古山高麗雄はどうだろう?
激戦を戦ったかどうかわからないが、戦犯として禁固8ヶ月の刑を受けている。

詳細はこちら→http://www.pref.miyagi.jp/shichikashuku/water/furuyama/nenpu.htm
73名無し三等兵:02/01/09 00:04
豊田さんは、飛鷹か隼鷹の艦爆隊(操縦)でい号作戦時に撃墜され捕虜となる。
74名無し三等兵:02/01/09 01:03
>>73
瑞鶴じゃなかったかな?

豊田氏の著作では「蒼空の器」が海兵生活の描写が豊富で面白かったな。
氏の他の著作も結構読んだと思うのだが、なぜか記憶が薄い。(笑)
75名無し三等兵:02/01/09 01:33
文芸春秋の巻頭執筆者

毎号開いて、巻頭の氏のお名前を見る度に
「ああ、今月もまだお元気なんだ」と思うのは、いささか失礼かな。
中学の時、長門の生涯見て以来結構ハマってます。
76名無し三等兵:02/01/09 01:43
>68
山本は右派という決め付けは不適当
あの人は、旧日本軍的なものが嫌いなだけだろ

旧日本軍的なもの = 戦後の左翼(事大主義・形式主義・現実無視)
77名無し三等兵:02/01/09 01:48
>>76

はげDO!
78名無し三等兵:02/01/09 06:33
海軍系の作家って陸軍に責任を押し付けてるやつ多いよね。
79阿川弘之:02/01/09 06:46
>>78
だってそうなんだもん!
80名無し三等兵:02/01/09 23:58
豊田氏死亡の記事を見て何気に近所に住んでいることに
気がついた。「あの豊田さんか!」って感じで。
もちろん生前見かけたことはなかったが、葬式の際たまたま
通りかかったので、耳をすますと、海兵の同期にならんで
井上ひさし氏も弔辞を読んでいた。

横浜在住でした。
81名無し三等兵:02/01/10 00:20
棺は旭日旗に包まれて「海ゆかば」の演奏の中
運ばれていったそうだね。
82名無し三等兵:02/01/10 00:20
「論語知らずの論語読み」もよかった。ただ、海軍系はともかく、結構絶版になっているような。図書館にあっても、本屋にはない。
83名無し三等兵:02/01/10 01:00
多磨霊園って水木しげるの墓(10年以上前に作った本人が入る予定)もあるんだよね。
84名無し三等兵:02/01/10 03:42
「山本五十六」は連載のものと刊行されたものとは随分違うんだよね。
山本家の遺族のクレームがかなり厳しかったとか。
しかも版を重ねるごとに手が加えられていく、と。
85名無し三等兵:02/01/10 04:47
「軍艦長門の生涯」は漏れも擦り切れるほど読んだ。
ラストの長門が沈んだあと、ビキニ環礁にある航空兵(?)の
碑の話になって終わるところに一抹の寂しさがありヨカータ。

あと、昭和30年代の新聞連載小説「カレーライス」
(昭和50年代に講談社文庫から「カレーライスの唄」として再版−当然今は絶版)
は青春恋愛小説で、あのオッサン(海軍ヲタ)が書いたものとは
思えないが、なかなか良かった。
86名無し三等兵:02/01/10 09:43
>84
遺族から訴えられたんだっけ?
87名無し三等兵:02/01/10 15:05
>>86
訴えられたみたいです。
「山本五十六」の後書きに書いてありました。
山本長官の私生活は愛人とべったりで、家族を返りみなかっつた様に書いた
のが問題だったみたいです。
その後あわててご子息の出版された「山本五十六」を読んだのを覚えてます。
88名無し三等兵:02/01/11 16:24
>51
亀レスでスマソが、以前佐藤作品で吉田俊夫が同じような状態になったことがある。
(RSBC外伝1『戦艦ヒンデンブルグの最期』初出は奇想艦隊。こっちではしっかり
「戦隊司令吉田俊夫大佐」となっているが外伝では戦隊司令としか書かれていない。)
恐らくはまだ存命中だからなのかも。
福田定一=司馬遼太郎の場合はPNは知っていても本名を知ってる者が比較的少ない
からだと思われ。
分かるヤツが見たら「ニヤリ」とするようなギャグではないかと。
89名無し三水:02/01/12 02:35
>>88
レスありがと
なるほどね。大ちゃん側の都合か・・・。ご本人が苦情言ったのかと
すこし気がかりだったんだ。
海軍中尉の制服着たくてオペラ出たり、娘のケコーン式に海軍中将の
カッコしようとしたりする人が、大和艦長の待遇に文句言うわけないか。(w
90名無し海兵団:02/01/12 13:29
提督三部作は資料価値はともかく、読み物としては面白いと思う。
試しに宮野澄の「最後の海軍大将 井上成美」を読んでみるといい。
頭が痛くなってくるから(w。
生出寿も・・・最初は面白がって読んでたが、今ではさっぱり読んでない。
時々阿川作品に対して皮肉みたいなところもあるが、それは兵科2期のスぺ公に
対する海兵74期の嫌がらせなんだろうか・・・と邪推してみるテスト。
91名無し三等兵:02/01/12 14:03
>>68,72,76
作家ではないが京大教授の故会田雄次もいるしかもビルマで一兵卒。
右派とは決め付けられないが、戦後民主主義マンセーじゃないのは確か。
捕虜になって英軍のやり口を見せ付けられたせいだね。
92U-七試さん ◆aDZignNE :02/01/12 16:24
>91
「アーロン収容所(?)」の著者でしたっけ。
93名無し三等兵:02/01/13 23:51
>会田雄次
会田雄次=沼昭三、「家畜人ヤプー」の作者というのは本当なんだろうか。
英国海軍を手本にした、帝国海軍の兵学校での将校の下士官、兵に対する振る舞い、見方は奴隷に対するマスターそのものだったみたかったようだけど。
94フェチ:02/01/14 06:43
>92
そうです。軍板的には其の本しか絡んでこない人。
他に「表の真理 裏の真理」とかも俺は好きでした。

>93
俺もやぷーは読んだが・・・・ドイツ語でギャグを飛ばすとか、西洋貴族の
思想(肉食の思想?)を理解している、等
確かに性癖さえあれば彼にこそ書けそうだな(笑)。

ただ、俺の感じでは違うような気がする。その、文体とか「ねちっこさ」とか、
俺が受ける感覚的なところで。
95  :02/01/14 07:33
小説はともかくエッセイなんか読んで見ると、やっぱり阿川は戦前の金持ちのボンボン。
普通の人間とは微妙に感覚がズレていて「こんな年になってんのになぁ」と苦笑を誘う
ところもある。また皇族や有名人との個人的な付き合いを事を書く時の、手放しのハシャ
ギップリを読むと、アホくさくなって萎える。
96ソルジャー陸介:02/01/14 08:53
「雲の墓標」あれに書かれていた海兵への露骨なネガティブ・イメージ、同じ予備学生出身者も言っていたよ。
もっとも、海兵も「予備学生なんてだらしない奴ら、使い物にならん」と言っていたからあいこか。
国内でこれだから、米軍に勝てるわけないよなぁ。
97山チャン:02/01/14 11:27
本人は海軍士官気取りだけど本チャンからみたら素人の臨時雇い。
それでも戦後、海軍のPRになったから許されるか。しかし、軍事知識も半可通。
作家吉村昭が戦艦武蔵を書いたとき正規(式)空母を制式とせよとイチャモンつけて
きた。
98名無し三等兵:02/01/16 13:02
age
99名無し三等兵:02/01/24 04:47
墜としはしない!!age
100名無し三等兵:02/01/24 06:43
通りすがりだが、>>99に敬意を表して。
「山本五十六」と「軍艦長門の生涯」を読んだ。
日本海軍入門としてはなかなか良いが、資料的には疑問点がある。
101名無し三等兵:02/01/24 08:17
>>100
あの作品執筆の背後にあるとてつもない取材資料が見たひ。
102名無し三等兵:02/01/24 08:31
山元五十六は初版本しか読んでいないが、あの中で、撃墜の原因
になった海軍の暗号は小部隊の電報のせいにしているが、秦郁彦
の研究では南東艦隊司令部のものと判明している
10399:02/01/24 09:08
>>100ありがとう!!
英霊たちがみんなで、このスレを船底から支えてるんですよ・・・
104名無し三等兵:02/01/24 09:09
>>103
長門。
105名無し三等兵:02/01/24 16:42
志賀直哉、いいぜ。25日には北杜夫とのギャグ対談集がでるよ
106100:02/01/24 22:39
100getを書き忘れたのを思い出したので、再度立ち寄ってみたら、
99がいたく感動しているようなので、もう一度上げてみる。
「山本五十六」の場合、阿川氏がこの作で彼のイメージを
固着させてしまった感があり、ちょっと考えさせられる。
もっとも人物伝としては、それは成功と言えるのだが。
ところで、99は話題もないのに、このスレに固執するのは?
10799:02/01/25 02:02
>>100
いや、「敬意を表して〜」に感謝したんだが・・・>いたく感動
ほんなら話題を一つ。
10年ぐらい前に井上成美のドラマやってたんだが(終戦まで中井貴一、戦後は小林桂樹
の二人一役)、あれの原作は誰だ?スレ違いかも知れんがage
108100:02/01/25 18:09
>>107
気を悪くしたなら、申し訳ない。お詫びにもう一度上げる。
ただ、無意味に上げても話題を振ってもらわないと板荒らしと変わらないので。
もちろん、99がそんな不遜な意志を持っているとは思ってないが。

「山本五十六」についてもう少し述べれば、もっと彼の心理分析を細密にやって
欲しかった。つまり、この作品では硬軟取り混ぜた五十六の姿が描写されているが、
その時の彼の心根はどうだったかを、たとえ著者の主観でもよいからもっと書いて
あるとよいと感じた。
 この本はかなり前に一読しただけなので、思い違いがあればご指摘いただきたい。
その部分を再読してみる。誤解のないよう付け加えれば、>>100で述べたように本書
が、なかなかの良書であるとの認識は持っている。

 >>107のドラマについては、申し訳ないが知らない。
10999:02/01/25 22:39
>>108
別に気を悪くしたわけではないので気になさらずに。
>>107のドラマについてもう少し補足。
井上成美役は前述のとおりだが、娘の静子(辞書登録出来ない・・・)が有森也美、
後妻の富士子が倍賞美津子だった。
日テレの2時間ドラマでやってたのだけど・・・。
110名無し三等兵:02/01/26 04:12
阿川の提督3部作は、末次信正を過剰に悪玉扱いしている印象を受ける。
米内−山本−井上ラインの政治将校だった高木惣吉は、
『私観 太平洋戦争』で末次を非常に高く評価していて、
阿川の本とのギャップに驚いた。
111100:02/01/26 06:42
>>110
こういった作品は、どうしても作家の一方的な人物評に偏りがちなのは仕方がない
が、読者は常にそのことを念頭に置くべきだと思う。
阿川氏の場合、淡々とした記述の中に突然過激な人物評が入るのに驚かされる。
1121:02/01/26 08:09
各作品には作者・阿川の好みが入っているため、史実としてみるべきでない。
昭和50年代に旧少将、大佐クラス(小島秀雄、松田千秋、野元為輝、横山一郎、
黛治夫など)による座談では山本五十六の評価はかなり低い
113名無し三等兵:02/01/26 08:12
>>112
その連中、ほとんど大砲屋じゃん。
114名無し三等兵:02/01/26 08:51
真珠湾作戦の成功で落ち込んだ海軍大学組だね、その人たち。
叩き込まれた戦い方を反古にされて生き方を見失った融通の利かない人たち。
1151:02/01/26 09:07
松田、黛といった人たちはそうかもしれないが他は必ずしも
そうじゃない。
1161:02/01/26 09:24
一つだけ、先の座談の批判例を挙げてみる
小島秀雄少将 「僕の長官だった小沢さんは、ミッドウェイ作戦には、
何のために行くんだろうって最初から反対だった・・・」
横山少将など作品中にもでてくる駐米武官だったが、やはり・・・
117100:02/01/27 00:01
公的な活動については山本擁護派なので、その意味では「山本五十六」は
阿川氏の主観を感じつつも面白かった。
118名無し三等兵:02/01/27 00:09
http://ton.2ch.net/test/read.cgi/taiwan/1009003011/-100

このスレッドにてなぜか佐和子たんのプライベートが!
119名無し三等兵:02/01/27 00:27
>>118
ビビアンスーと阿川佐和子が同列ですか?
いいですねぇー
120名無し三等兵:02/01/27 00:37
「海軍善玉・陸軍悪玉」という腐れ史観を定着させた戦犯の一人だろう。
その罪は万死に値するってもんだ。何が佐和子の乳首はエレクトすると
縦長だ、ふざけんな!

121名無し三等兵:02/01/27 00:42
>120
誰に対して怒ってんだよ(w
122名無し三等兵:02/01/27 00:58
118です。
他の板において佐和子たんがセックスの対象として
捉えられているという事実にたいへん驚きました。

ここの人たちの趣味なら理解できますけど。
123名無し三等兵:02/01/27 01:02
弘之は好きだけど佐和子は嫌い。
あいつ頭空っぽじゃんか。
124名無し三等兵:02/01/27 05:11
>>122
そんなに驚くことか?
125名無し三等兵:02/01/27 06:22
そりゃ驚くんじゃないの。
やっぱり永遠の少女ってイメージあるし(って俺もヤバ)
126名無し海兵団:02/02/02 17:37
第53回読売文学賞「食味風々録」随筆・紀行賞受賞記念age
127鉄板のリンクから来ました:02/02/06 21:38
山本元帥!阿川大尉が参りました

題名が激ウマ
128名無し三等兵:02/02/09 08:50
阿川弘之は佐和子を育てた、というだけでも俺の中の評価は高い。
129あびき:02/02/09 22:28
今から十数年前にでた
「国を愛して何が悪い」はわしが
朝日的・戦後民主主義的思想から脱却するキッカケとなった本。
130名無し三等兵:02/02/16 03:58
>129
俺は当時右よりの中学生だったが、あれを立ち読みして
阿川ってバカか? と思った。
あの本のせいで阿川の価値を見出すのが遅れた。

海軍ものなら『軍艦長門の生涯』
あと『志賀直哉』の「『暗夜行路』重箱帖」の章が最高かな?
そうでなくとも、文章力・構成力が抜群!
131杉浦日向子:02/02/19 10:22
佐和子タンが3月3日〈日)ひな祭りに、池袋西武において新刊本購入者にサイン会とか。生でお会いすべしと
スレ違いデスガ〈藁
132阿川弓ム之   :02/02/20 03:17
自分は3部作の中では井上がいちばん面白かった。
米内は阿川の力量というより、米内自身に逸話が多いのでうまくまとめた感じ
山本はどちらにしろ途中で戦死して戦後まで生き残れなかったし、なるべく
虚像をはごうとしてるが、やはり難しいんだろうと思った。

だけど、この人、鉄ヲタ作家の開拓者のひとりなんだよなー
南蛮阿房列車とかを読んだよ。あのころから外務省は・・・
133Val ◆ddESslXk :02/02/21 15:31
野村耕平シリーズなんかは私小説的ですな。
「末の末っ子」は佐和子フェチならハァハァの表現が…。
134名無し三等兵:02/02/21 20:17
>自分は3部作の中では井上がいちばん面白かった。
どうせ読むならネタ本である伝記刊行会が出した『井上成美』を読め。
135ななしちゃん:02/02/21 21:33
「山本五十六」には感謝してるyo!
厨房の時に受験対策も兼ねて読んで高校受験の面接の時に尊敬する人物の
話題になったときに山本五十六を軍人にしてリベラリストと答えたのが
すでに希少種だったサヨ先の面接官に非常に受けて、担当教科の評定はいつも満点だった。
136ジミー:02/02/21 22:06
御子息尚之氏著の「海の友情」(中公新書)も
オススメです。
生きた海自の歴史を読める数少ない書です。
137ジミー:02/02/22 21:57
失礼ながら海の人氏へ質問です。

>ぎくぅっ、2年で促成栽培の海の人も思い当たるフシが

2年と言うと曹候ですか?それともA幹かB幹ですか?
自分はずっと海の人氏は海曹で退職とばかり思っていたのですが・・・。
ちなみに自分は曹候出身です。15期でした。
スレと関係無い詮索レス、申し訳ありませんsage
138海の人:02/02/22 22:35
>137
 へ〜い、海曹候12期(舞鶴)で〜す。
 仕事ができない&ヘラズ口が多いせいで退職時階級も3曹です_(__;)_ばったり
139ジミー:02/02/23 17:30
>>138
詮索質問にレスいただき、ありがとうございます。
自衛隊板の阪神大震災スレでも思ったんですが、お互いにけっこう近い場所で
仕事をしていたみたですね(たぶん同じ隊だったかも)。
自分は新鋭艦からポンコツ艦まで何隻か勤務しましたが、機関科の仕事が最後まで
馴染めずシンドかったです。
2分隊なんかが術科競技で艦型識別の練習やってる時に、横で見ていた自分が
ミリヲタぶりを発揮して全問正解。機関科の術科競技でなかなか良い成績が出せなかった
自分は「職種の適正検査ってなんなの?」と思いました。
曹候制度も来年度で27期。自分らも年をとったもんです。
ますますスレとは関係無いのでsage
140名無し三等兵:02/02/27 12:29
軍艦長門の生涯のなかに、新造当時の長門41センチ主砲の尾栓が
数発撃つとすぐに焼きつく、というような話があったと記憶して
いるのですが、こりゃあどの程度確かな話なんでしょうか?
また、それが事実とするなら、長門級はこの欠陥をいつ改修した
んでしょうか?
141名無し算:02/02/27 14:38
>>140
新造艦だから不具合はどんどん出していった方がええ、と艦長だか砲術長だか
の言葉も載ってましたね。
142名無し三等兵:02/02/27 14:55
>>140
最初から完璧な物など有りません。少しづつ熟成されていくのです。
143名無し三等兵:02/02/27 17:04
>>138
>>139
地震の時の自衛隊の方には感謝の言葉もありません。
144海の人:02/02/27 20:30
>143
 いえいえ、あれは任務ですから、やはり一番大変だったのは被災された方
だと思います。
 色々と問題があって自衛隊本来の機動力発揮ができず、心残りでは
ありましたが、少なくともお役に立てたようで幸いでした:-)

>139
 うはは〜、37の「によど」ですが、ちとせに派遣で行ったり、例の秘文書
シュレッダー事件であやせで極秘作業(笑)に従事したりしてたので
あんがい顔を合わせてるかもしれないですね〜
 あの当時から、さらに腹が出て頭も薄くなり、すっかり典型的な油デブ
軍ヲタになってしまいました、とほほ。

 機関科の術科競技っつーと思い浮かぶのはやはり手信号かなぁ。
 あれ、やっぱり名人芸ですよね〜

 それにしても27期ですか〜、都合7年、そのうちフネに乗ってたのは
ちくご型のおんぼろに5年ですが、なんともはや遠くにきちまったなぁ、
と最近時々思います(笑)
145ジミー:02/02/27 21:07
>143
自衛隊板阪神大震災スレでの自分のカキコをお読みいただければ
分かると思いますが、大したことはしていません。
やはり主役は陸自ですね。あーゆー場合は。
正直なところ、もっといろいろ出来ればと、今でも悔やんでます。

>144
いや〜海の人氏は「によど」でしたか〜。懐かしいですね〜。
自分は「よしの」でした(94年3月〜95年2月)。
「ちくご」型DEがメザシ状態になっていたF10&F11。
今では見ることができない光景っすね。
自分もすっかりデブメガネの典型的な軍ヲタになってしまいました。
ケツをヒリヒリさせながら短艇を漕いでいた基礎課程時代がウソのような
体型になってしまいました(苦笑&涙

手先信号ですか〜。ほとんど忘れましたね〜。
術科競技前に鹿児島に入港し、岸壁で練習をした事がありますが、一般の
人が大勢見ていて、「ナニやっとるんだ?」と奇異の眼差しを浴びせていました。
今から考えると恥ずかしい・・・。

ところで今月の「世界の艦船」で呉の岸壁に保存されている「よしの」の
写真が載っていました。艦番号もそのままで保存状態は良いようです。
解体までの一時的な保存だそうですが、できれば長期保存してほしい
ですね。
小所帯なフネだっただけにいろんな思い出があります。

たびたびスレとは関係無い話題を書いてしまい申し訳ございませんsage。
146名無し三等兵:02/02/28 02:14
『〜長門〜』とか読んでると登場する食い物が美味そうに思える。
麦飯に油揚げを細かく刻んだのをのっけて、福神漬けと醤油をまぶして食う
朝飯前の朝飯とか、巡検後のガンルームでの7つ目玉とか・・・
147名無し三等兵:02/02/28 09:06
>>142
おっしゃる通りです。ただ、その欠陥が事実なら、いつどの時点で
改修したのかが気になって。まさか放置じゃないでしょうし。
加賀級の砲塔に換装したときかな?
148名無し三等兵:02/02/28 11:15
>>147
技術的な事は分りませんが、何かの変更で劇的に改善されたと言う物ではなく
てデーターを蓄積してなんでもない改造の積み重ねじゃないですか。
149.:02/02/28 12:44
こうゆう戦記本て不思議な事に元軍人が書く場合評価が甘くなるんだよなあ
レイテ沖海戦など何を血迷ってるのか突入しても輸送船団にたどり着けない
とか腰抜け栗田を擁護するんだから不思議だ。
150名無し三等兵:02/02/28 14:59
司馬遼太郎にスキューバーダイビングの誘いを断られて、
「リクさんは駄目だなぁ」と真顔でくさしたそうだ。
151フェチ:02/02/28 16:04
 そういえば阿川の本に、彼が手旗信号を使うのが載って無かったっけ?
違う人のエッセイだったっけかな?
152名無し三等兵:02/02/28 16:20

絵本コーナーに行ったら、絵本があったぞ
153名無し三等兵:02/02/28 17:25
>>151
確か黒鉄ヒロシなんかと一緒にハワイで「飛鳥」にやったって話があるね。
漏れも読んだけど・・・忘れた。スマソ
>>152
きかんしゃやえもん?
154名無し三等兵:02/02/28 17:32
スペアのお坊ちゃんでしょ?
所詮。
155名無し三等兵:02/03/01 01:53
>>154
生出寿ハケーン
とか言ってみたりする(w
156フェチ:02/03/01 12:29
>153
 そんな感じの話だったような・・・。
 5分程だけ本箱を漁ったが・・・諦めた。
157吾輩は名無しである :02/03/08 23:00
文学板のスレより飛んできました
北杜夫氏や宮脇俊三氏を読んで阿川氏の作品を好きになりました
日本語の美しさについては筆頭だと個人的に思います

海軍物もいいですね
山本五十六は映画も見ました、満開の桜の下で小船の上で逆立ちするシーンが印象的です

鉄道物では南蛮阿呆列車と日本語訳の鉄道大バザールがいいです

阿川佐和子さんと斎藤由香(北杜夫の一人っ子、斎藤茂吉の孫の一人)の各父親についての対談が新潮から出ています
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/300417-7.html
158名無し募集中。。。:02/03/14 17:55
特攻隊って予備学生出身者がほとんどだったんだろ
旧帝国陸軍が劣ってるというのは司馬の影響が強いんだろうな
もっとも海軍より勝って他とは思わないがね
159名無し三等兵 :02/03/17 12:35
>>72
古山さん亡くなっちゃったねぇー
160名無し三等兵:02/03/26 09:39
あぎぇ
161名無し三等兵:02/03/26 11:17
阿川佐和子はエロいね。
ばばあだけどやりてー。
162名無し三等兵:02/03/28 12:31
【プロフィール】
大和龍門(やまと りゅうもん)
1956年11月26日生まれ。鹿児島県出身。
無雙直伝英信流正伝第22代宗家の長男として生まれる。
3歳より古武道を学び、18歳で居合道六段を歴代最年少で取得。
1991年、ニューヨークおよびサンフランシスコにて古武道
パフォーマンスを披露、大好評を博す。
以後、独自の古武道体系を追求し、1994年、無双館設立。
実戦的刀剣武道を追求、ノックアウト剣試合「闘剣」を創始。
また、武道とハードビートをクロスしたパフォーマンス「たのもう」では、
パワフルで華麗なステージ展開で古武道の新たな魅力を発信する。
2001年よりTBS「ガチンコ!」に出演、筋金入りの侍魂で、若者に
圧倒的支持を得る。
現在、居合道教士7段。
163名無し三等兵:02/03/29 05:21
「暗い波濤」の翁中尉と中●指令のやり取りが好きだ。
特に、特攻出撃の際の。
164名無し三等兵:02/03/29 12:38
>無雙直伝英信流正伝第22代宗家

剣道の流派?
165名無し三等兵:02/03/29 12:51
>>163
隊に戻ってきたらすっかり死んだもの扱いされてたアレね
翁中尉はまた出撃したのかなあ・・・
166名無し三等兵:02/03/30 05:03
あの小説のせりふで翁中尉のだけが、妙に
生き生きしているのね。
「坊さんが、人殺しの練習や」
「800キロの爆弾抱いてて、他になんか武器がいるか。
素手で行ったらいいんや。素手で。」
「ペラのないのッて、なんですか」
167名無し三等兵:02/03/31 23:26
只今友人に布教中、麻カーの気分が分かってきた。
168「後席、覚悟してくれ」:02/04/01 18:15
>165
その後は出撃機会はなくて、終戦を迎える。
降伏を不服として、航空機の機銃を持って山に籠って徹底抗戦の
構えを見せたらしい。

その後はどっかの村長だか町長だかになった。
阿川氏が講演など頼まれて訪問すると、翁(本名失念)氏の
執務室には帝國海軍時代の士官制帽と短剣が飾られており、
それがひどく印象的だったとのこと。
だいぶ前に亡くなられている。

山に籠って云々は光人社の「空母艦爆隊」、執務室の話は
阿川氏の「海軍こぼれ話」に載っていた記憶がある。
169 :02/04/11 10:56
ヽ(‘Д´)ノボッキアゲ
170名無し三等兵:02/04/14 10:31
女の子がやってる軍事本サイト、作りが丁寧で好感度最大値
http://www7.ocn.ne.jp/~zerosiki/
171ばばぼん♪:02/04/14 11:01
>>166
あの翁中尉、モデルがいます。
なんだったっけかな? 阿川のエッセイの中で出てきます。
学生時代、散々配属将校をこけにしたあげく、海軍に志願したもんだから当の配属将校が
「あいつが海軍受かったら、校庭を逆立ちして○周(「○」の中が思い出せない)してやる!」と言ったそうです。
当の本人もまさか本当に受かるとは思ってなかったらしく、その後、
「海軍はみどころあるやないか」と艦爆隊員としての訓練に励むことになります。

モデルの本人は終戦ので生き延び(最後まで部下を含めて特攻を拒否したらしい)、
戦後、郷里(奈良県、だったかな?)で村長になったそうです。
ちなみに村長選の際、阿川が選挙の応援に駆り出されたそうです(笑)
172ばばぼん♪:02/04/14 11:02
あ、「海軍こぼれ話」に集録されてる話だ。
173ばばぼん♪:02/04/14 11:04
スマソ、168氏と思いっきり被った(+_+)
朝酒中だったから、ゆるして卓袱台。
174名無し三等兵:02/04/17 21:25
春風落月age
175Val ◆ddESslXk :02/04/18 21:41
>>174
今日、買って来たよ。
176名無し三等兵
沈没の「財宝船」 調査足踏み 仙台の企業
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20020420-00000017-khk-toh

この「オプテンノール号」って「米内光政」の最後のほうに出てくる奴だよね。
財宝うんぬんの話は全然出てこないけど。