>>938 逆に不釣合いに大きく抵抗になるのでは?と言う意見も
ありますね。
>>938 >強制吸出しファン
付いてるってばよ^^;
>冷却
シリンダへ行く空気は足りていたようだが、オイルクーラーへ行く分は
全然足りてなかったらしくて馬鹿でかいスリーブを追加してる。
941 :
名無し三等兵:01/12/15 18:29
一式戦隼では米英の一線級戦闘機に対抗できないのは、軍の上層部でも承知していたことである。
鍾馗が採用されたのは、Bf109Eとの模擬空戦で勝利したことが認められ、
隼で対抗できない戦闘機が現れた時の用心棒的な役割を期待されたのだろう。
実際、隼が予想外の勝利を収めたため、鍾馗の大量生産は見送られたわけだが。
942 :
名無し三等兵:01/12/15 18:53
飛燕の南方進出第一陣が、13機中11機墜落した時点で、
同機は不採用にするべきだった。
943 :
名無し三等兵:01/12/15 20:02
>>942 南方戦線には明らかに不向きでしたね。
五式戦があのとき開発されていればなぁ。(笑)
944 :
名無し三等兵:01/12/15 21:38
レイテ島航空決戦に5式戦があれば大幅な実戦力のアップにつながっていたであろう
と渡辺洋二さんも言っていたような・・・
945 :
名無し三等兵:01/12/15 21:48
レイテ島航空決戦に空から落下傘でフトン爆弾による対戦車
ファイナルアトミッククリティカルデンジャラスバーニング
ミラクルボンバーストライクを喰らわしてやれば良かったんだ。
946 :
名無し三等兵:01/12/15 22:19
>>945 必殺技名が長すぎて
技が発動する前にやられると思われ(笑
滝沢国電パンチか・・・
948 :
ベンゼン中尉:01/12/15 23:03
鍾馗が優秀だったのではなく、隼が扱いやすかった為だろうね。鍾馗の着陸時の速度は200キロ近く、これはジェット機並の速度。
加えて、主翼の幅が狭い為の安定性の悪さ。
あの貧弱な武装の隼よりも各段に強力な火力だったにも関わらず、使用されなかったのが分かる。
>>948 スパンが長いと方向安定は悪くなるよ。
安定性には基本となる3軸成分があり、さらにそのカップリングも
あることを……なんだ、ベンゼンか。説明するだけ無駄だな。
>>948 >着陸時の速度は200キロ近く、これはジェット機並
んなこたぁない
951 :
名無し三等兵:01/12/15 23:17
たしかキ44の着陸速度は150〜160くらいじゃなかったっけ?
952 :
名無し三等兵:01/12/15 23:22
F-15の着陸進入速度は260km/h、 接地速度は235km/h
942さんは第68戦隊の事件についてでしょうか?
ソースは 本なのですが、
航法ミスで誤った方向に隊長機が進んでしまったために
起きたそうです。陸軍機は大陸で地文航法というか地上の目標物を
参照してとぶのに慣れていたので 洋上飛行で失敗したということのようです。
また、このためニューギニアへの展開速度は海軍機と比べて
陸軍機は遅くなり勝ちだったということです。
954 :
名無し三等兵:01/12/15 23:24
次スレ建てるんすか?
955 :
名無し三等兵:01/12/15 23:40
鍾馗は隼とは比べ物にならない高性能を持った戦闘機であったが、
格闘性能至上主義が支配的な日本陸軍内においては、
鍾馗の高性能を生かした戦術を実践しようなどという空気はなかった。
世界の趨勢が、格闘戦から一撃離脱戦に移行していたのは、
ドイツ空軍に傾倒していた陸軍自身がよく知ってたはずなのに、
それを無視して隼に頼り続けたのは、実績のあるやり方を
変えたくない、もし失敗しても誰も責任を取りたくないという
役人体質が抜けなかったためであろう。
実際、鍾馗に乗って闘ったパイロットの多くは、隼よりも同機を好んだという。
956 :
名無し三等兵:01/12/15 23:42
>>955 97戦に乗って格闘至上主義のパイロットが
未だ多く健在だった(?)せいもあるかも??
>>956 それはあるでしょうけど、現実問題として日本軍の基地じゃあ運用困難だったことも
「守旧派」を後押ししたでしょうね。
さいきんパラメトリック・スタディをやってみたのですが、日本軍がまともに
運用できるレベルのエンジンを搭載し、日本軍が戦地に用意できる滑走路
から運用できる「欧米並みの高速戦闘機」はフラップに極端な配慮と工夫を
(空母艦載機よりはマシではあるものの)施さないとなりません。
主翼後縁をフラップと補助翼にどう割り振るかは今でも設計者の頭を悩ます
問題です。
一般に日本機の補助翼はスパンを大きく割り振られている反面コード長が
短く、小舵角から最大角までリニアな効きを追求していることが読み取れます。
これは高速でのロールレートを下げてしまうことにも繋がっています。
またこれによってフラップが極端に圧迫されるのが日本の戦闘機の通例で、
たとえばキ44と同時代の米海軍艦戦を比較してみるとそれが顕著です。
逆にいうとこれさえなければ、日本製エンジンと飛行場設営機材でも
欧米並みの高速機は作り得たと思います。
極端な話、キ44&キ84の主翼後縁を全てフラップに充てて横操縦は
スポイラーで行う(WW2でもP−61という例がある)ように改修すると
計算上、離着陸速度は1式戦と同等にまで下げられます。
しかし、操舵感覚を極端に追求する日本軍のパイロットにこんな機体を
提示しても受け入れないでしょうね。
となれば「空気抵抗の極端な削減」(キ44)
「実用性が怪しくてもカタログ数値の良いエンジンの搭載」(キ84)
に走るしかないわけで……。
インフラ(飛行場)・技術(エンジン)・慣習の全てが
「日本軍の実用高速制空戦闘機」の登場を阻んだと思います。
>953
この時の68戦隊の空中輸送では航法ミスや、先導役の100式司偵との空中集合の失敗など、
多くのトラブルが重なったことも事実だが、唯一目的地に到達した中川氏の話によると・・・
トラック島を出発したのは13機、うち2機はトラック島に引き返した。
戦隊長と中川機を含む4機のグループは、進路を間違えたまま四時間ほど飛行。
進路を間違えたことに気付いたらしい戦隊長は、何故か珊瑚礁に不時着してしまった。
戦隊長の無事を確認したのち、あらためてラバウルに向けて進路を取ったとき、
あと2機の姿は既になかった。
中川氏はラバウルに到着し、他の機はまだ一機も到着してないことを知らされる。
パイロットの多くは後に救出されるが、落ちた原因については記述がない。
引き返した2機は後日再出発したが、1機は墜落している。
また、別の日に同じコースで進出した隼隊は一機の落伍もなく、ラバウルに到着している。
959 :
名無し三等兵:01/12/16 00:20
太平洋の島嶼の戦いに陸軍が駆り出されたのは、
海軍の戦略的失敗の尻拭いをさせられたも同然で
ある。(元陸士のおっちゃんの本より)
960 :
名無し三等兵:01/12/16 00:22
結局全部国力の無さにつながってくる訳ね・・・
961 :
名無し三等兵:01/12/16 00:27
補助翼とフラップを兼用することは普通にやってることだが
>>961 艦載機やジェット機ならね。
ただしその場合、エルロン・フラップないしフラッペロンはプレーン・フラップに
ならざるを得ない。
ここで想定したのは「フルスパン・ファウラーフラップ」です。
963 :
名無し三等兵:01/12/16 00:37
>>961 純フラップとして設計され使用された動翼と、
補助翼として設計されフラップ的に兼用した動翼とでは
効率が全く違う物になります。
964 :
名無し三等兵:01/12/16 00:39
そういえば鍾馗は、プロペラピッチを反転させ、
着陸時のブレーキにするなんてこともやってる。
もちろん実用化されてないが。
965 :
名無し三等兵:01/12/16 00:47
鍾馗より重量過多で着陸速度も速い雷電はどうだったのだろう。
舗装された滑走路という救いはあったけど・・・
>>965 「週に一度は海軍葬」もっとも、前方視界はキ44やキ84よか
良いからそれが救いだったかも。
967 :
名無し三等兵:01/12/16 00:55
着陸速度が速すぎだの視界が悪いだの格闘戦やらせろだの
好き放題ならべるパイロットが腰抜けなんじゃねーの。
968 :
名無し三等兵:01/12/16 01:01
969 :
名無し三等兵:01/12/16 01:43
設計者がパイロットの言いなりだった国・・・日本、イタリア 嗚呼
970 :
名無し三等兵:01/12/16 01:54
>>965 えっ、雷電(21型、31型など)はキ44とかキ84よりも前方視界が良かったの?
972 :
名無し三等兵:01/12/16 01:59
968、970をみて
俺もなにか書き込んで「つまらん煽り」と言われようとしたが
何も思い浮かばん・・・無念!
973 :
名無し三等兵:01/12/16 02:00
キ-84の設計も追加要求てんこ盛りで、中途半端なものになってしまった。
>971
米軍レポートにもあるし、プラモ作るなり図面見るなり
すれば了解できると思う。
ただし、海軍の戦闘機乗りの視界の基準は陸軍とは
違うから……
(零戦は1式戦より視界が良い)
975 :
名無し三等兵:01/12/16 02:06
91戦など、もともと複葉のはずだったのだが、
下方視界を確保しろというパイロットの要求で、
パラソル型になってしまった。
しかし91戦は評判が悪く、次期戦闘機では複葉に戻している。
976 :
名無し三等兵:01/12/16 02:07
まあ欧州戦闘機の視界改善対策としては結局の所マルコム、
ガーランドキャノピーの如く頭部容積の拡大というわけだったのだろうか
977 :
名無し三等兵:01/12/16 02:08
冒険?ハンドル入れ忘れてるぞ
WWIIの日本の技術力は最低
979 :
名無し三等兵:01/12/16 02:09
日本のキャノピーはオーバーハングがないから、視界が悪そうだ。
しかも枠だらけ。
窓枠だらけの紫電改プップップー
981 :
名無し三等兵:01/12/16 02:12
キ-11は性能面で対抗馬のキ-10(後の95戦)を凌いだものの、
ワイヤから発する音が気持ち悪いなどという不条理な理由で没になった。
982 :
名無し三等兵:01/12/16 02:17
然し乍らマルコム、ガーランドキャノピーはファストバックスタイル
特有の物であってティアドロップスタイルが多数を占める日本機の全周
視界は矢張り米国艦上戦闘機では太刀打ちは難しかったというわけであろうか
(コルセアの戦後型の出現時に見られるティアドロップスタイルへの
発達は性能向上の証しとしてどのような評価が下されるべきものであろうか)
983 :
名無し三等兵:01/12/16 02:27
しかし海軍の三菱9試単戦が完全な低翼単葉で完成し、
画期的な高性能を発揮したのを見て陸軍は大慌て。
なにしろ9試より後に完成していながら、キ-10は複葉機だったのだ。
恥をかなぐり捨て、陸軍は三菱に9試単戦の陸軍版を作らせた。
984 :
名無し三等兵:01/12/16 02:37
>恥をかなぐり捨て、陸軍は三菱に9試単戦の陸軍版を作らせた。
そして採用しなかった。
985 :
名無し三等兵:01/12/16 02:37
9試単戦が成功したのは、用兵側が無理な性能要求をせず、
艦上機の装備さえ省いていいから、とりあえず高性能な機体を
設計することを許した為だろう。
986 :
名無し三等兵:01/12/16 02:39
F−84、B−47・・・戦後窓枠だらけになった米軍機も有るようだが。
987 :
名無し三等兵:01/12/16 02:40
採用はしなかったが、陸軍に与えた影響は大きく、
95戦を採用したばかりだというのに、同年の末には、
早くも次期主力戦闘機の試作コンペを計画している。
>986
与圧ありでの窓枠なし(P−80みたく)ってのはあの時代、怖いよ。