NHK自衛隊は何をするのか

見てみて。

いやだ。

ブラザーみてるＹＯ！

今、耳がでかい人がうつっている。
小学校のときのあだ名は”アイアイ”で決まりだな

ルワンダ派遣隊の実状を見せているという一点だけも見る価値あり。
よってage.

隊長かわいそう・・・

ＮＨＫスペシャル「自衛隊は何をするのか」
実況してます
▼NHKを常に実況し続けるスレ▼part5 （実況板）
http://choco.2ch.net/test/read.cgi/dancesite/1004872124/

完全に↑へ誘導完了終了って感じ

匍匐の後にズボンについた泥を払ったドキュソ発見

見逃したけど、1ヶ月以内に深夜に再放送するよね、多分。

なんかNHK派遣に肯定的？
でも現場の隊長、隊員は大変だった。
新聞記者に批判されているなんていう話は知らなかった。

いや、正直この番組良かったと思うけど。
見逃した人は再放送見るべきだよ。

>>11

そこの話（新聞記者に批判される）を見逃してしまった。
詳細キボンヌ。

>>13

自衛隊がルワンダに出動したときの話。
日本のNGOが、武装した難民の襲撃を受けたんだって。
で、それを聞いた隊長さんが、すぐに武装した自衛官を現場に派遣して救助したんだよ。
そしたら、その隊長さんは、新聞記者に「武装した自衛官を出して良いのか？　これは法律に違反してるんじゃない
か」と責められてしまった。
隊長さん、悔しそうだったよ。
頬を震わせて、ワナワナと「日本人を助けるために出動したのに、日本人の新聞記者に責められて悔しかった・・・」と
語っていた。
本当にかわいそうだった。
自衛隊は法律に縛られて、自由に行動できないからね。
訓練の帰りに火事に遭遇、隊員総出で消火したら、「法的に根拠がないのに軍事行動をした」と叩かれたこともあった
らしいよ（これは雑誌『丸』で読んだ。今回の番組の内容ではないので、あしからず）。
ところで、この番組を見逃した人は、再放送を見た方がいいと思う。
ルワンダでの自衛隊の活動を、今さらながら知ることができる。
こんなに緊迫してただなんて、知らなかったよ。
当時のマスコミは、自衛隊海外派遣の是非に終始した挙げ句、肝心の「最前線」の様子は一切報道しなかったからね。
良質の番組だった。

再放送ってもうやるの決まってるんですか？

そう言えば湾岸戦争後の掃海艇派遣のおり、かって朝鮮戦争で活動した
掃海艇部隊の指揮官をしていた人のところに朝日の記者がやってきて、
「当時、講和条約締結間近だったのに何で毅然と拒否しなかったんだ！」
と責めたてたんで、怒って追い返したそうだ。
その記者はホントのアホだと思ったよ。

>>15
さあて・・？
でも日曜のNHKスペシャルは割りと早く再放送するよ。
（特に反響が大きかったら）

今時まともな奴はマスコミになんかならないんでしょうな・・・
では何になっているのか？自衛隊員か？（＾＾；

ルワンダの新聞記者もどうせ朝日だろ。

世論を形成してるって自負があるからね。頼んでもおらんのに・

「反骨精神」って奴か。

>>19
「赤旗」かもよ？

俺は素人だが
あのルワンダの状況を見てて思ったよ。
法整備にしろ、武器装備にしろ、
もっときちんと揃えてやれって

今のままじゃ何かあっても隊員を見殺しにしろ言ってる
としか考えられない。

共産党や社会党は、戦場に送り込んで隊員が死んで
しまっても良いのか見たいなこといってるらしいけど、
共産党、社会党(プラス公明党）の主張が一番
隊員を危険にさらしている気がする。

＞２３
そんなこと言ったってヤツらが聞くわけないじゃん。
アレはそれ系の人に対する人気取りだから。自民党の農地優遇発言と一緒。
違うのは自民党は税金を無駄遣いするけど、社民・共産は自衛隊員の命を無駄遣い。
どっちが悪いってわけじゃなくどっちも悪いんだけどね。

あるいは自分の理想と現実の差に気づいたヤツらのオナニーだよ。
そのオナニーで命の危険にさらされる隊員ほど哀れなものはないけど。

>>23
共産・社民はそもそも派兵反対だからどうだろ。自衛隊員とその家族は
意外にこの２党に近い気分なんじゃない(W

実質的に危険にさらしているのは政治的配慮で武器の使用制限を思い
つく自民党の執行部。派兵すると決めたら現地に出向く人達にとって最善
の選択をしてやろうとは思わない。現場の人間がどうなろうと国内の政治
動向優先になってしまう。

特定の政治家が悪いというよりも今の日本の政治全体の悪弊かな。

NHKエライ！
こおゆう番組なら受信料払いましょう。

でね、今日見てて驚いたのはＰＫＯで派遣された指揮官さんが
�@戦闘になったら撤退する覚悟をしていたこと
�Aでも撤退して良いかどうかは本国に確認をとらなければならなかった事
�B戦闘が起こって日本人が危なくなれそれでも出動しちゃったこと
兵隊としてと言うよりは人間として当たりまえの事なんだが
これがＰＫＯではなくてテロ対策としての派兵の場合判断は難しく
なるだろうな。逃げろったって友軍（アメリカ）がドンパチやってる時に
一人で逃げられるだろうか？そんなことになったらそれこそ世界中の笑いもんだ
そんな判断が出来るかな？（個人的には逃げてほしいが）
海自は自信満々だけどその立場にたたされたらかなり厳しいだろうな

俺もこれ見ました。
国会で話し合っていることが茶番に思えた。
いくら「憲法違反」と言っても結局はそういう法ができたんなら
「派遣隊員」の身になって装備品の制限を決めて欲しいと思う。
一番手っ取り早いのは、「奇麗事」を言っている政治家を現地に派遣して
現状を肌で感じてもらうこと。
勿論「どんなことがあっても」丸腰で。
そうすれば、自分達がいかに現実を無視した理想論を唱えていたかが
解かることだろう・・・

>14
その新聞記者は、自分が危険な状況になって自衛隊に助けて貰っても
同じ台詞を自衛隊に向かって吐くんでしょうかねぇ？
…朝日の記者なら吐きかねんな…。

＞一人で逃げられるだろうか？そんなことになったらそれこそ世界中の笑いもんだ

そう言う時に撤退する覚悟を語っていたと理解したが

>>28
ある意味物凄く冷静な記者だね。人間として間違ってるけど。

社民、共産は派遣自衛隊員が悲惨な死に方をすることを期待しているのでしょう。
で、自分たちで反撃を禁じておきながら、それを守って隊員が死ねば、すかさず
「無謀な派兵を許すな！」
とやるわけだ。確信犯なだけにタチが悪いな。

社民、共産の人たちは手前勝手な理想を考え妄想するのは勝手だとおもうが
それを俺らに当てはめ巻き込んでほしくないね・・・・

>>28
ある意味正論だと思って見てた。
やっぱり禁止事項を個人差のある正義感で乗り越えるのは
帝国陸軍の現場の拡大解釈と変わらないわけだしね・・・。
でも、そのあとにこれを問題視して
法律を変えようとどうして思わないんだろう？

こういう人は自分が危険な目に合うと
自分勝手な理屈まで言い出して自分だけ助けろって言い出すよ。きっと。

>>33
カンボジアでは朝日の記者の車が事故った時、自衛隊員が助けたらしいよ。
でも、そのことは一行も新聞に載らなかったみたい。

いやあ！かなり含蓄のある優良番組でしたね。
私は、外国の交戦規定（ROE）と日本のそれのギャップという話に
注目したわ。確かに今回、他国の軍隊と危険な地域に行くわけだから
詳細な法整備が必要ですな。
（今やってる最中とのことですが）

あれ見て思ったね〜自衛隊を派遣するなら、与党と野党からそれぞれ二人と
外務省のキャリアー一人を自衛隊の身分としてオブザーバーとして派遣。
自分の事は自分で面倒を見ること（随行員は無し）。
首相・参衆院議長以外が全員対象。与党の候補を野党が、野党候補を与党が選出。
任期は３ヵ月（交代で派遣期間終了まで）で宿泊先は隊員と一緒。
なお外務省は派遣期間終了まで。
拒否したら即刻懲戒免職、議員および非選挙権の剥奪（永久）。
死亡の場合は自衛隊員に準拠。
病気の場合でも任期中は地元の病院で治療。
オブザーバーへの物資は自衛隊が窓口（ズルは無し他の隊員と一緒）
海外派遣の法律を作った以上、その責任もとって貰う。
これくらいやらないと、真剣に考えないぞ〜（怒）

>>36
禿同！。

>36,37
PKO法も対テロ法も廃止になると思われ・・・

>>34
そうらしいね。
不肖宮嶋の本で読んだ。
全く笑ってしまう話だ。

>>24
社共は人気取り以前に公然とテロリストを支持して支援してる腐れがいるね

>>36
読んでて、なんとなーくだけど

昔のギリシアで
国を守る戦士に選挙権と被選挙権を与えていた事を思い出した。

実現は無理だろうが
それくらいの覚悟でやって欲しいと思う今日この頃

>>35
日本で交戦規定を考えようものなら
「戦争への下準備」「戦争に巻き込まれる」
と言われます・・・
言霊の国マンセー（泣

ま、法整備が急務ですな。
ＲＯＥが整備されてないと、それこそ超法規的活動になっちまう状況もありうるわけで…

>14,1６の浅卑の記者なんて、まんま「いぢめ」の発想だよね。
意思表示をしてはいけない現場の人間、その人の人間性に関わる部分に対して
答えの出せないない質問で攻め立てるなんて。

良番組に良スレage

>41
どっかのレスで見たけど、民主国家の場合は国民主権だから国家を守のが国民の義務
だ〜ってあって妙に納得。いや本当に納税だけじゃないのよね・・。

そういやハインライン「宇宙の戦士」もそんな話でしたな。

◆11月4日(日)に放送しました
　「自衛隊は何をするのか　〜対テロ支援・現場からの報告〜」
　==>11月14日(水)午前0:15〜〈13日(火)深夜の放送です。〉
前回は見逃したけど、今回は見るぞ

>>48
ビデオセットしました。サンクス！！

おお〜ありがとう！
深夜はタリバン戦で滅茶苦茶になるかもしれないけども・・・

いや、夏に「最後の特攻（だっけか？城島三郎のアレ）」の深夜再放送が、
貿易センタービルへのテロで見事に吹っ飛んだのを思い出してさ・・・。

いい番組だったね。こういうのをＮＨＫ以外はやらないところが結局この国の病んでるところだよなあ。
日本は北部同盟から感謝状貰いたいわけだから、むしろ自衛隊員が犠牲になったほうが
いいと思ってるんじゃないか？そうすれば「日本は金だけ出して血を流していない」という
湾岸戦争のときの痛い批判に対して「いや、おれらも犠牲は出したyo！」って言えるから。

＞51
アフガンの親日感情を踏みにじってどうするのか？

＞アフガンの親日感情
派遣の是非はともかく、そんなものは存在しないです。
現在、アフガンは派閥・利害が入り乱れ、おまけに日本がどんな国
か知っている人間すら数少ない。

>>53
ソ連侵攻前は結構日本は援助してたらしい。
結構稲作が盛んだとか。

※当初予定されていた「自衛隊は何をするのか〜対テロ支援・現場からの報告〜」は
11月21日（水）午前0：15〜〈20日（火）深夜の放送です。〉に変更となりました。

>53
しったか厨房が調子こいてんじゃねぇぞｺﾞﾙｧ!!(ﾟДﾟ)

食料等の援助額ではテロ以前からアメリカが一番。

一様今日だからね
よっこいしょ

今やってまーす。見てね。

責めた新聞記者ってどうせアカ日だろ？

みたよ。良かった。ありがとう。
しかしＮ坂センセにかかるとＮＨＫも自衛隊の応援団とやらになってしまうんでしょうな。

さっきまで再放送見てました。湾岸戦争の掃海艇派遣の時の出港の時の
軍艦マーチは萌えました。

くそ、２ｃｈなんかやってないでみときゃよかった。

私もチラッと見たのだが、
担架で怪我人を運んでいるシーンなんだが、
小銃を持っているのは？お約束で追及されていたはいいとして、
紐で袈裟懸けに背負ってマガジンはずした状態で持っていては
あまり意味が無いのではと思った。しかも４人で運んでいるのに、
全員で担架を運んではいざ襲われた時にどうするんだと心配になった。
TV向けに波風を立てないように苦労しているのが伺えるのだが、
その為に隊員の安全を犠牲にしてどうするのだと言うのが私の意見なんですが…
この考えは間違っているのでしょうか。

担架担ぎながら走るにのにどうやって銃構えて走れっちゅうんじゃ

あのショーで隊員へ実弾が支給されたとも思えん

しまった見逃した！

今日再放送あるね

>>67
今日もあんの？ ヤッホイ！

歴史は動いた！のスレあったっけ？探してみよっと

本日は「満州事変」です

>>70

ビデオセット完了！

わざわざ別スレ立てることもないから、ここを『満州事変』スレということで。

統帥権暴走ですな

満州バンザーイ！
って俺の爺さん関東軍。戦死しましたあ。

陛下の兵を私に動かしたんだから、銃殺もんだよなぁ。

関東軍の由来初めて知った。
山海閣に関係してたのね

>>74
二階級特進
英霊として靖国で安らかにお眠り下され・・

このカンジって、「ねえセックスしよ！」じゃなくて、
「ジパング」の人ね。馬鹿なカキコでスマン。

それはカンチ

>>77
あ、ご丁寧にどうも。
でも中佐だったので、二階級特進はしませんでした。
大佐になって、葬式の時には昭和天皇から花が届いた、そうであります。

数年前に、シェンヤン（旧奉天）行きましたよ。広いところだった。
平頂山（関東軍による住民虐殺の骨がたくさん展示）とか、
フーシュンのくそでかい炭坑とかも行きました。なかなか味のある旅でした。

おお！マン鉄亜細亜号

奉天

そんなことで決めるんかい！

一国の運命がくじ引きかい！
おまけにその決定を無視たあ…ｺﾞﾙｧ！

ｼﾞｻｸｼﾞｴ-ﾝ

日本国民に対する責任という意味で、板垣征四郎は絞首刑にされても当然だな。

統帥権をよくよく考えてみれば、天皇は田中首相ではなく、
参謀総長とかを直接叱責すればよかったのでは、と思うが。

>>85
なんか、今世界で起きている事象とダブるな・・・

・・・呆れて物が言えん。
こんなカンヂマンセーなかいじっていったい…

>>88
世界の警察はもっと上手くやるのでダブりません。

NHKは「人狼」のサントラ好きだな〜

内閣否決→当時の閣議は全員一致原則→総辞職
だから現場判断追認やむなし
浜口内閣もそうだったが、軍部のいつもの手だな

>>90
仰るとおりですな（＾＾；

>>87
天皇無答責を維持するために、天皇には実際には指揮権はないんだよ。
それとなく、「お言葉」や「御下問」するだけ。
だから、統帥権というのはむちゃくちゃな制度なんだよ。

つーか、晩年はイッちゃってたのか……。

町中でクラクションか〜うちの国にはこういう習慣無いな〜
ときに皆さんならあの寄せ書きに何を書き込む・
わたしなら「正直すまなかった。」

わてなら
半島挟撃同盟どうよ

>>95
「勝てば官軍」

>>93
うん、俺もそう思うんだな。
だから、統帥権を輔翼する立場にある人間を、田中首相に叱責したのと
同じくらいの勢いで叱責（２・２６事件の時みたいに）すれば、
同じように真っ青になって、なんとしても関東軍の独走を止めたのでは？
と、ふと思ったものだから。

>>98
そういう意味では、天皇にも事態の深刻さというか、その後の展開がまったく
理解できていなかったんだろうね。

>>99
俺もそう思うんだよ。
軍令に関しては、直接には上奏できない（と思う）立場にある田中首相を叱責して
辞めさせてしまったのは、その後の日本の歩みの最初のボタンの掛け違え、
という気がして、２・２６事件の天皇の英明な判断に比べて、すごく惜しい気がする。
まあ、一番の原因は、統帥権の独立という、当時の日本のシステムにあるのだと思うのだが。

統帥権の話って、西南戦争の戦訓にさかのぼるんだけど、前の堂々日本史で触れてた。

しかし、あの石原莞爾が戦後に「国が蹂躙されてもいいから戦争は放棄すべきだ。」
なんて社民党のD井Tか子みたいなことを言ってたなんてはじめて知った。

>102
軍部の独走（暴走）を嫌ったんだよ、彼は
だから「軍隊なんて要らない」って考えになった
あの天才を社民の電波と一緒にするな

>>103
その独走とやらの見本を見せたのは何処のどいつだ

最初に暴走したのが石原本人だろ？(w
自分が転がし始めた歯車が誰にも止められないイキオイで回って
しまったのを後になって悔やみ怖れたって事か？>>103

しかし実際のところ、昭和天皇に権限があったら、少なくとも負ける戦
はしなかったと思うなあ。立憲君主制とは言うものの、戦前の日本では
むしろ政治に口を出してくれた方が良かったかも。

陛下ご自身はイギリス王室と議会の関係を手本にしたいと考えられて
居たらしいが……イギリス議会と日本の国会比べたらねえ(嘆息
チャーチルやルーズベルトと伍してなお上回る人材と言うと、戦前の
日本では非常に限られて居た訳で、頼りない内閣や責任取らない軍部
に比べたらよほどまともな判断をしてくれたように思う。

まあ、動いてしまった事態の責任を誰も取らない、という体質は今の官僚
制度にも残ってる訳だけど、もう敗戦の詔を出してくれる人は居ない(鬱

　軍事情報というMLでも、ついこないだまで延々と石原完爾まんせーな記事が載ってた
んだけど、口で言ってることだけなら東条だって立派なことは言ってるんであって、この種
の人たちって、口で言ってることと全く裏腹ないい加減で、むしろ売国奴的な関東軍の
独走についてはどう思ってるのかなぁ、まともに考えれば、よっぽどこっちの方が悪質で
詐欺師的だと思うけど。

>105
スレの本題とは違うけど、誰か昭和天皇について客観的に見た本を書かないかな？
昭和天皇について書かれた本ってのは結構あるけど、主義主張が入ってるせいで
１冊ごとにまるで別人。多重人格じゃないかと疑いたくなってくるよ。

面白い人物なんだけど、それだけに複雑で、それにｳﾖｻﾖ主観が油を注いで・・・。
なんかいい本あったら教えてくれ。
スレ違いなのでsage

「統帥権干犯」の一言で済まされそうな・・・。

>>107
難しいよな、国内のものじゃどうしても個人の主観が入ってしまうし
海外のモノになると心理的な所での理解が浅すぎたりするし

>>107
「張作霖爆殺 昭和天皇の統帥」（中公新書、大江志乃夫/著）は
なかなかおもしろかったよ。今回の番組ともタイムリーな内容でもあるし。
当時の天皇-政府-統帥部の関係と明治憲法について、かなり客観的に詳しく
書いてあると思う。
俺はこの本を読んで、自分の知識や渡部昇一あたりが書いていることが
相当いいかげんだったことに気がついて、目からウロコが落ちた感じがしたよ。

あと、やはり同じ人が書いた本で、「日本の参謀本部」（中公新書）もよかったな。
参謀本部の編成・人事の歴史が詳しく載っていて、日本のエリート陸軍参謀を
相当に批判している。

大江さんの本はホント凄い。
しかし「日本植民地探報」（新潮選書）では金日成のハクセイに感激して
しまっていてビックリしたけどね。

>98
有名なところでは開戦前に杉山参謀総長が叱責されていますし、三国同盟を
締結すべきかで議論がされているときに当時の板垣陸相がこれまた手ひどく
叱責されていますが。

>>98
昭和天皇が参謀総長をものすごい勢いで叱責する画像ｷﾎﾞﾝ！


・・・ごめん。


議会を役人（軍人）がないがしろにする構造は未だにかわってないってことは、
今の日本にも戦前の軍部と同じ欠陥がそのまま残ってるんだろうなあ。


やっぱキャリアシステムがいかんのだよなあ。
別にアメリカマンセーを言うわけじゃないが、あちらじゃ（今は知らんが）
社会的に成功した有能な人々が祖国への奉仕の為にワシントンに
向かってた。こちらじゃ最初から立身出世が目当てだもんな。勝てるわけ無いよ・・・。

映画『東京裁判』で印象に残ったセリフ。

彼ら（被告）は、将来を嘱望されたエリートであり、家庭では良き夫・良き父親であった。
ナチスのような異常者ではないのである。
だからこそ、そのような彼らが、なぜかかる行為をなしたかが問題なのである。
（うろおぼえだけど）

国家制度を含む社会システム自体に、問題があったということだろうか。

右へ倣えというか盲従しやすい性質だから。

スレと関係ないけどこの国は過去の失敗を研究して反省したりしてるのか？