2010年、中国の台湾奇襲は可能か? ・2

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490名無し三等兵
Taiwan-channel氏への反論の一つとして「俺もリアル厨房の頃は…」つーのが有っ
た。
酔っ払っていたせいも有って、涙が止まらなくなった。

軍オタにとって、かつて見た夢なんだ、接近するミサイルを「キレ」でヒラリとか
わす「闘牛回避」と言うのは。

・次々と轟沈する米機動部隊の中を主砲を咆哮させながら進む大和
・B29をバタバタと叩き落す改良型零戦
・迫り来るT34を血祭りに揚げ、見事に反撃に転じるタイガー戦車

そんな者と同じ様に。だけど、もう俺達はかつての様に夢見る軍国少年じゃな
い。
零戦や大和に震えてしまった心は、探求心を全開にして色々な事を学んだんだ。
時には世間体や女性関係という大事な物を犠牲にすらして。だって仕方ないじゃな
いか。僕はクラスのみんなが欲しがった撮り下ろしグラビアより、Bf109の新発見
エンジン写真の方が欲しかったんだから。

俺達は学んだ。
大和の主砲口径は世界一だったけど、そうなったのには長い砲身を作る技術が日本
に無かった事。大和があんな沈み方をしなければいけなかった旧軍の体質。
零戦が高機動性を実現する為に犠牲にした事。
そして、無敵のタイガー戦車だって弾と燃料が届かなければ、なんにも出来なかっ
たんだ!

だから俺達はTaiwan-channelや大和太郎、零戦太郎を許せない。彼等はかつての
最も愚かで純粋だった頃の自分だから。
俺達はもう知っている。
無敵の新兵器なんて物は無い事を。
戦略的劣勢を覆せる戦術的勝利なんか無い事を。
かつて、あれ程悔しかったアメリカを倒す方法は無いって事を!

だから俺達は書き続ける。Taiwan-channelへの反論を。どれ程に無駄だと判ってい
ても。

かつて俺達を学ばせてくれた「軍国主義的書籍」と侮蔑されながらも書き続けてく
れた顔も知らないおじさん達と同じ様に。

誰かが本当の事を学んでくれる事を信じて。