AC-130Uってどうよ?

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742名無しさん@お腹いっぱい.:02/02/25 14:43
743ほんとですか?:02/02/26 12:05
http://www.janes.com/defence/air_forces/news/jalw/jalw001013_1_n.shtml
記事末尾で1999年4月セルビアとコソボ内の目標に対して
ヘルファイアを発射したとの未確認報告があるとのこと

ヘルファイアの射程は、型式により異なりますが、8km〜9kmです。
AC-130Uの砲は、105mmの場合、公開されているマニュアルには記載がありません。
載ってた気がしたのですが。
 ともかく、任務として監視や武装偵察にFAC(A)としてレーザー照射などが
載っているので武器の射程を越えたレンジをみることができるのでしょう。

プレデターの画像をリアルタイムで取得という話がでてくる記事がありましたが、
プレデターからのヘルファイアの発射もガンシップで制御できるのかもしれないなと
憶測しております。
744国軍建設かISAF拡大か:02/02/26 22:05
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A1646-2002Feb25.html
中央軍司令官フランクスは、先ほど帰還した将軍による
アフガン国軍建設に関する調査に基づいて国防長官に報告するとのこと
ISAFの拡大には賛成しない立場で、国務省とは姿勢が異なるとのこと

1月24日のカンダハル北方の襲撃について、参加した部隊、指揮官に対する処罰は
ないとのこと 先にアフガン人が発砲したことと爆撃でなく捜索という手段を
とったことをあげています。

http://www.nytimes.com/2002/02/26/international/asia/26MILI.html
NYタイムズの同じ事項を扱った記事

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A1754-2002Feb25.html
ケシの収穫期直前(3月後半から5月)に収穫を阻止しようという米国の取り組み
最後でイラン(アフガンとの長い国境線あり)と米国との関係に触れるところがあります。

http://www.nytimes.com/2002/02/26/international/asia/26FILI.html
バシラン島に展開する特殊作戦部隊のルポ
現地のフィリピン軍と合同パトロールをしているとのこと
745グルジアに展開?:02/02/28 03:12
http://www.nytimes.com/2002/02/27/international/europe/_27TROO.html
グルジアに特殊作戦部隊を200名展開 UH-1を10機供与
カウンターテロ訓練の支援 の計画あり
アルカイダとの関連やチェチェンとの関連あるゲリラが同国のロシア国境にて活動

http://www.nytimes.com/reuters/international/international-attack-military-russia.html
グルジアへの展開に対するロシアの反応
 イワノフ外相は反発 プーチン大統領は現在沈黙 プーチンの出方を観測

http://www.nytimes.com/2002/02/27/international/asia/27RAID.html
http://www.nytimes.com/2002/02/27/international/asia/27RAID.html?pagewanted=2
1月24日の襲撃続報
 先に発砲したのは、アメリカ人であり、アフガン人ではないとアフガン人主張
 死者数にも両者の主張に食い違いあり
 襲撃の過程を詳しくおい、現場の写真あり

 AC-130は、ヘリが去った後、武器庫を破壊するためにロケットと弾丸を打ち込んだが
 一方の現場の片方の武器庫だけを破壊したと2枚目に出てきます。
 このロケットというのが謎です。ヘルファイアを発射したのでしょうか。
ttp://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A14168-2002Feb27.html
フィリピンでの支援をモデルとしてイエメンに適用の可能性
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A14157-2002Feb27.html
アメリカのグルジア支援についてのロシアの反応
チェチェンゲリラとアルカイダとの関連を根拠としての支援
http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1847000/1847024.stm 
カブールの東65`の地区の学校 迫撃砲で攻撃され児童に死傷者出る
http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1846000/1846157.stm
カブールで英軍部隊 銃撃を受け 反撃 調査を行う予定

 事態が混沌として分らなくなりました。特殊作戦部隊のあるところ
 AC-130有りということから言うと、次はフィリピン、ソマリア、グルジア、イェメン
 なのですが。アフガン内での米軍、米国の役割も定まらないようです。
747ISAF:02/03/02 07:40
http://www.nytimes.com/2002/03/01/international/asia/01AFGH.html
ISAFを巡る論議
 国連のアナン事務総長は、ISAF(英、仏、独主体)の期限延長などを志向
 ハミッド・カルザイは、主要都市への駐留と規模拡大を志向

この他
イェメンへの部隊派遣についてブッシュや報道官、軍司令官、イェメン高官の発言を
まとめた記事がでています。部隊規模については不明。
 
そういえば、ソマリアへのガンシップはディエゴガルシアを使用していたの
でしょうか。湾岸後なのでサウジかバーレーン、クウェートに既に空軍が展開
していたような気もします。仮にイェメンでガンシップが作戦に参加すると
したら、どこからでしょう。
748大規模な戦闘:02/03/03 13:45
http://www.nytimes.com/2002/03/02/international/asia/02FILI.html
フィリピン バシラン島での作戦について
 訓練とされるが、実際には救出目的での戦闘であると伝える

http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1850000/1850219.stm
ガルデズ近郊でアルカイダ・タリバンに対して爆撃を含む攻勢
 FAEの一種 サーモバリック爆弾(2000ポンド)を2発投下
 米軍に戦闘による死者1名出る

http://www.nytimes.com/2002/03/03/international/asia/03MILI.html
 地上 アフガン勢力1500名 米軍特殊作戦部隊 同盟国部隊(特定されず)
 また、この地域に101空中強襲師団の部隊も展開

 米軍兵士に戦死者1名 少なくとも16名が負傷
 米軍ヘリ1機が被弾 基地に帰還できた
 ガルデズの病院の話では、アフガン人負傷者2名が搬送されてきたとのこと
 通常、負傷者はヘリで米軍野戦病院に搬送されるとのこと

 敵は、500名のアルカイダと非アフガン人タリバンと見積もられ
 この地域にここ数週間の間に集結していた
 
 ガルデズの目撃者の話では
 ガルデズ東15マイルにある標高6000フィートの峠から戦闘を望見できるとのこと
 旅行者は、B-52の爆撃、攻撃ヘリの射撃を目撃
 報道関係者はガルデズ市内で足止め

 ワシントン高官の話では
 B-1,B-52,F-15E、空母艦載機がレーザー誘導爆弾や、衛星誘導爆弾で攻撃
 AC-130も攻撃に参加
 
 サーモバリック爆弾(BLU-118B)の戦場での投下は初の出来事

 101空中強襲師団 カンダハル空港に2000名超 
 分遣隊がコーストから70マイル、戦闘地域から50マイルの空港に展開

 特殊作戦部隊もカンダハルとコーストに展開

 2月17,18日に アフガン人部隊がパトロール中 射撃を受けて
 FA-18やB-1が爆撃して以来、初の爆撃

 攻撃に参加しているアフガン人司令官3人のうち、一人についての噂

 http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A29515-2002Mar2.html
 アルカイダ・タリバン側は 砲兵、迫撃砲、重機関銃で反撃
 ニューヨークタイムズと事態の推移や攻勢に参加している人数などが違います。
 また、パキスタン側での国境封鎖の話を詳しくしています。

 
 
  
  


749攻勢3日目に:02/03/04 01:09
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A30808-2002Mar3.html
 攻勢参加人数には、各紙報道に違い有り また、ネット上の記事を
 書き換えては幾つも並べている状態

 こちらによると、米軍陸軍特殊作戦部隊、101空中強襲師団、カナダの
 部隊が攻勢に参加
 アフガン人部隊は米軍特殊作戦部隊に先導を受けているか、指揮を受けているか
 している表現あり

.S.-led force of 1,500 Afghan allies, U.S. special forces and troops
from the Army's 101st Airborne assault troops assembled for a battle.
Canadian troops also participated, but not in large numbers, Canadian
military spokesman Lt. Navy Luc Charron said.

投下されたパンフの内容紹介 アフガン人部隊の後退
ガルデズの病院でのアフガン人負傷兵へのインタビュー
 パキスタン側での国境封鎖

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A31146-2002Mar3.html
日曜の爆撃された地域は
  Shah-e-Kot mountain range 20 miles east of Surmad and
the Kharwar range to the west in Logar province とのこと

この記事ではオーストラリアの部隊も攻勢に参加
作戦の概要についてのガルデズのシューラ構成員の話
 ガルデズからの南下部隊が正面 背面にコーストから西進の部隊が回り込む
 というもの

作戦のこれまでの経緯
 金曜に作戦開始 
 金曜夜から土曜にかけて爆撃
 土曜午後の早い時間帯にアフガン人部隊攻勢を止めてガルデズに後退
 土曜夜から日曜午前にかけて爆撃

米軍人に死者が出た際の状況についての話
 乗っていたピックアップに迫撃砲弾が命中とのこと
750攻勢3日目に:02/03/04 01:09
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A29859-2002Mar2.html
米軍各地域軍の関与政策について
#地域軍とは、私訳です。太平洋軍、中央軍、奥州軍などを指しています。
対テロ戦争への米軍各地域軍の取り組み
本土軍の創設
ラムズフェルドの当初姿勢からの変化(軍の機構について改革の意向)か
暫定的に利用できるものを利用しているだけか
についての観測

http://www.nytimes.com/2002/03/03/international/asia/03ASSE.html
トラボラでのアフガン人部隊に頼りすぎた教訓があり、今回は地上軍をより
積極的に投入したと指摘
 101空中強襲師団のアパッチも参加しているとのペンタゴン高官の話
 アフガン国内の司令官は第10山岳師団師団長の少将であるとの記述有り

http://www.nytimes.com/2002/03/03/international/asia/03AFGH.html
国軍創設の続報 カブール東郊外のソヴィエト時代の兵舎に600名に基礎教練
NATO教官により開始
アフガンへの関与の方法についての話

http://www.nytimes.com/2002/03/03/international/americas/03COLO.html
コロンビア政府の反政府組織に対する作戦への援助について
アルカイダと同組織(FARC)との繋がりから対テロとして捉える
米連邦議会には、批判的な意見有り
751筑波線1号 ◆wlVwIusI :02/03/05 05:09
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A33286-2002Mar3.html
戦闘の焦点はShahikot村
一時、後退した局面は米軍関係者も確認
米軍人34名が負傷、生命に別状無し

B-52,F-15E,空母艦載機、AC-130による猛射、アパッチ

参加地上部隊には第101空中強襲師団、第10山岳師団
米軍の作戦参加人数は空中勤務者を含めて1000人
加えて、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、ノルウェイの部隊が参加

米軍特殊作戦部隊に指揮されたアフガン人部隊は、
各アフガン人指導者のもと同村を包囲

同村を目標とする戦闘の経緯 米軍兵士に戦死者がでた状況の詳細

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A35615-2002Mar4.html
MH-47撃墜され、少なくとも6名の戦死者が出た模様

 #MH-47は、フィリピンでも墜落してました
 #撃墜されたと公式に出てきたのは初めてです

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A35540-2002Mar4.html
コースト近郊の飛行場(米軍展開)が小火器により射撃を受け、航空機による
支援を要請

目標には、軍集結地、車両、迫撃砲陣地、洞窟、対空陣地があると
米軍スポークスマンは述べる

この記事では、目標は、村というより、高地であるということ
チヌークは、弾薬補給に少なくとも3機が使われているとのこと

http://www.nytimes.com/2002/03/04/international/04WIRE-COPTER.html
この記事では、墜落原因は不明で、情報源も明確になってません

http://www.nytimes.com/2002/03/04/international/asia/04AFGH.html
http://www.nytimes.com/2002/03/04/international/asia/04AFGH.html?pagewanted=2

サーモバリック爆弾の投下数は1発に訂正されています
戦闘の推移よりも地域とタリバン、アルカイダについての詳細 
なぜタリバンとアルカイダが集結できたのかについての現地の話
 
752戦闘続く:02/03/06 16:43
http://www.nytimes.com/2002/03/06/national/06TROO.html
米軍の戦死者の家族への取材
死者は、陸4名、海1名、空2名です。
陸軍第75レンジャー連隊第1大隊の4名
海軍 Petty Officer First Class (階級知らず訳せず) 1名
空軍のパラレスキュー1名
#空軍の後一名は記事中で階級のみでてきました。
陸軍第160特殊作戦航空連隊の航空整備員も陸の死者の中に含まれて居ます
AP通信の引用を交えて、全員の遺族を紹介しています。

http://www.nytimes.com/2002/03/05/international/asia/05AFGH.html
http://www.nytimes.com/2002/03/05/international/asia/05AFGH.html?pagewanted=2
MH-47が偵察チームを潜入させるため低空飛行中、ロケットグレネードが命中した
乗員の一人は命中の衝撃で機外に投げ出され、ヘリは半マイル離れた地点に不時着
同じ任務に当っていたMH-47が着地したヘリの部隊を乗せてから
落下した乗員の回収にあたる
死者は、ヘリから降りた後、敵の銃火を浴びて出たということですが、
どの機のどの時の着地でかは読み取れません。

作戦参加人数は
米軍900名 同盟国200名 うちフランスはキルギスタンから空軍が爆撃も行う
アフガン人900名
アフガン人は、後方でthe Shahi Kot Valleyからの撤退経路の切断を行っている

米軍の航空攻撃にはB-1とA-10も参加
フランス空軍機は、ミラージュ2000を含む

アルカイダ、タリバンは、ロケットグレネード、迫撃砲、重機関銃、対空砲
対空ミサイルが発射されたとの目撃談もあり

753戦闘の詳細:02/03/07 04:05
http://www.nytimes.com/2002/03/06/international/asia/06FIGH.html
戦死者の出た戦闘の経過

特殊作戦部隊を運ぶ任務についていた2機のMH-47が着地。(米国東部時間で日曜午後5時30分)
現地では、夜間

うち、1機にロケットグレネードが命中

両機とも直ちに離陸 約1マイル飛行した後、損害の確認のため着地
着地後、海軍シールズの隊員1名が搭乗していないことに気付く

司令官は、プレデターによりリアルタイムで状況を確認
同人が3名のアルカイダ兵士に捕らえらるのを見た(ここ、第10山岳師団司令官の話)

MH-47のうち、1機が取って返し、救助のため特殊作戦部隊を降ろす
また、特殊作戦部隊約30名から成る即応部隊も救助のため送られた

ESTで午後9時までにさらに2機のチヌークがシールズが最後に目撃された地点から
1マイル程度離れた地点に着地

両機、攻撃にあい、1機は部隊を降ろし、離脱。もう1機は、機関銃の射撃を受け、
グレネードが命中し、飛行できず

部隊は、反撃し、射撃位置を確保し、ジェット攻撃機とAC-130を要請。
AC-130は砲と機関銃で圧倒的な射撃

12時間後にヘリで救出されるまでに、6名死亡、11名が負傷
シールズ隊員の遺体は回収

 
また、第10山岳師団の部隊40名が、Marzakの町から射撃をうけて釘付けになる
ロケットグレネードと迫撃砲が15ヤード内に着弾し、13名が負傷

ボノム・リシャール(ワスプ級強襲揚陸艦)から増援としてコブラ5機が加わる
初日に攻撃に参加したアパッチは全機が被弾したが、作戦中の損失は無し

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A44241-2002Mar5.html
これまでの戦果 火曜日には、RPGと迫撃砲を携えた戦闘に向かう途中の部隊を捕捉
これまでに数百人を殺傷
 
アフガン人指導者の懐疑的な見解
パクティア州知事は、アルカイダは東部アフガニスタンの山岳地帯から徒歩と驢馬にて
武器、食料と増援を受けていると話す 増援の多くは、パキスタンの部族地域から

こちらの記事では、ボノム・リシャールからの増援は
コブラ5機とUH-53 2機となっています。  
754戦闘の詳細:02/03/07 13:08
航空ファンの1月号にMH-47の写真がでてます。
両側面にミニガンを付けて、機首前下面に暗視装置やレーダをついてます。

http://www.nationaldefensemagazine.org/article.cfm?Id=724
MH-47D,MH-47Eについて詳しい記述有り
160SOAR(160th Special Operations Aviation Regiment) に
MH-47D 11機 MH-47E 25機が所属

MH-47D 総重量50,000ポンド 50名輸送可能 戦闘時の潜入半径は約300nm 空中給油可能
(1nm=1.852km 海里とも表記)
1988年にアフリカの奥地から、ハインド1機を2機のMH-47Dが夜間に490nm飛行して回収

MH-47E 総重量54,000ポンド MH-47Dの2倍の燃料を積載 
戦闘時の潜入半径は415nm 空中給油可能 
ロッキードマーチン製の統合アヴィオニクスシステムはMH-60と同様のもの

両機種とも近代化が計画されているとのことで案がいくつか載せられています。

http://www.latimes.com/news/nationworld/nation/la-030602mili.story
戦闘の詳細は、ロスアンジェルスタイムスで少々異なることが判明。

現地時間 午前3時 シールズ隊員のMH-47が撃たれる。なんとかして離陸
半マイル飛行したが、機械故障のため飛行し続けることが困難となり着地
機上の人々がシールズ隊員が引きずられているのを見たかは不明

同行のチヌークが着地したチヌークの乗員と乗り組んでいた部隊とを救助
自身の部隊は降ろさずに離脱

後にシールズ隊員の遺体の回収とレンジャーの降下のため再び飛来

3時間半後、午前6時30分、2機のチヌークが最初の降着地から数マイル離れた地点に
別の部隊を降ろすため降下 1機に機関銃とロケットプロペラントグレネードが命中
同機は不時着

同行の機は、自身の部隊を降ろして離脱 ここで12時間後に救援が来るまでの
交戦で6名の死者と11名が負傷

総じて ブラックホークダウンを思わせる展開ですが、ラムズフェルド長官は
この見方を否定していました。
755攻撃ヘリ追加:02/03/09 11:41
http://www.nytimes.com/2002/03/07/international/asia/07AFGH.html
古めの記事。アパッチ16機とスーパーコブラ5機が増援で投入

タリバン、アルカイダ側は戦闘開始後、増援を送り込んでいることが確認される。
地元での聖戦の呼びかけやパキスタンの部族支配地域からの増援という話などがでる

これに絡めて、オサマ・ビン・ラディンもいるのではというアフガン知事談話を紹介

度々記事に登場するパクティア州知事は、ロスアンジェルズに10年以上住んでいた人物で
あることが判明

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A57880-2002Mar7.html
アフガン人部隊の増援 

当初投入されたアパッチ7機のうち5機は重機関銃とロケットプロペラントグレネード
により損傷 カブール北のバグラム空軍基地に飛行して戻り、修理と点検を受けるまで飛行不可

完全に包囲するには、さらに現在より人員が必要との見方

また、アメリカ人専門家の談話として、ほかに少なくとも2箇所の抵抗拠点が
あり、今回と同様の行動が必要とのこと

http://www.nytimes.com/2002/03/08/international/asia/08AFGH.html
当初の敵の規模の推定に誤りがあったとのこと
アフガン人部隊は戦車、APCをカブール近郊で南下させているとのこと

http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1863000/1863332.stm
南下している部隊の画像 悪天候を伝える
756悪天候:02/03/10 03:55
http://www.nytimes.com/2002/03/09/international/asia/09WOUN.html
ドイツ ラムシュタイン航空基地にある米軍の軍病院での負傷兵へのインタビュー
インタビューに出てくる負傷兵は第10山岳師団に所属

日曜午前6時にヘリで着地 ただちに銃撃を受け、続いて迫撃砲による砲火が
続き、掩護物を探して移動するうちに負傷
救援のヘリが来たが、満員で乗れず

AC-130は上方の尾根を粉砕
が、敵は、ジェットやプロペラ、ヘリの音が聞こえると直ぐに掩護物に隠れる

日中から夕方にかけて迫撃砲の射撃続き、救援、補給のヘリの着地はほぼ不可能
救援に着地したヘリは危うく命中するところだった

夜になり敵の迫撃砲は途絶えたたので、救援のヘリが着地
 
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A63914-2002Mar8.html
バグラム基地での負傷兵へのインタビュー
第10山岳師団の兵士 80名中27名が負傷 4名にパープルハートが授与されたとのこと

http://www.nytimes.com/aponline/international/AP-Afghan-Fighting.html
悪天候 カブールから南下してくるタジク人部隊に対するパシュトン人勢力の反応
7名が死亡した戦闘で、事態に打開にオーストラリア特殊部隊が活躍していた
とのオーストラリア特殊作戦部隊司令官の談話

http://www.nytimes.com/2002/03/09/international/asia/09AFGH.html
カブールから南下する部隊の話 T-55 BM-12ロケットランチャーを装備
米軍による敵の人的被害と敵の人員規模の推定について

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A63579-2002Mar8.html
今回の作戦の準備について 1月24日のガルデズでの知事とシューラとの戦闘
以前からガルデズ近郊に基地を設け、準備し居ていたとのこと
アフガン人を集め、米軍式の訓練
今回の戦闘でのタリバン司令官についての話
上記のオーストラリア特殊作戦部隊司令官Brig Duncan Lewisについて検索してみました。
http://www.defence.gov.au/news/armynews/editions/1029/story05.htm
http://www.globalpolicy.org/security/issues/etimor/000806.htm
同名異人の可能性もあるものの、東ティモールに展開していたPKOの司令官
だったようです。

http://www.dailytelegraph.news.com.au/common/story_page/0,5936,%203914635%20%255E16102,00.html
オーストラリア特殊作戦部隊の死者の出た戦闘への関与

問題の戦闘地域を上から見下ろす地点に2チームが監視所を設けていた

チヌークから落下した兵士がアルカイダ兵士に引きずられ、撃たれるのを目撃

救助のために送られた2番目のチヌークは砲火のため着地を余儀なくされ
激しい戦闘が起こる

GPSとレーザーレンジファインダーを使い、敵の位置を確認
無線で米軍の爆撃を誘導

晩遅くなって、敵の持続する砲火の中をSASの乗ったヘリが救助と遺体の回収のため
飛来

司令官Brig Duncan Lewisによると当該地域にいた部隊はオーストラリア部隊
のみであったとのこと

200名の同盟国軍のうち、100名はオーストラリア人部隊であるとのこと





758戦闘終結?:02/03/11 16:15
http://www.nytimes.com/2002/03/10/international/asia/10MILI.html
http://www.nytimes.com/2002/03/10/international/asia/10MILI.html?pagewanted=2
作戦の当初の展開予定案 アフガン人部隊が損害を受け後退したため、
米軍部隊が包囲網の穴を埋めに入る

同盟国軍は、包囲陣の中心から見て南から南西方向に展開、偵察と爆撃の誘導などを
していたとあります。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A5598-2002Mar10.html
バグラム基地に400名の部隊が帰還 作戦は続行 
帰還した兵士の談話

http://www.nytimes.com/2002/03/11/international/asia/11AFGH.html
http://www.nytimes.com/2002/03/11/international/asia/11AFGH.html?pagewanted=2
帰還は第10山岳師団の兵士が中心 作戦は終結へ
9月11日の事件の記憶の話が後半出てきます。

ワシントンポストとNYタイムズとでは、作戦の今後についての調子が
多少異なる感じがします。
http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1869000/1869153.stm
アフガン人司令官は、Shah-e-Kot Valley に抵抗を受けずに進出と語る
また、主要な洞窟は占領されたとのこと
但し、米軍、ペンタゴンの声明はないとのこと

http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1868000/1868327.stm
ロシアのスポークスマンの発表では、ロシアはアフガンの軍事力再建を考慮している
とのこと

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A13240-2002Mar12.html
こちらでは、最後の攻勢のためアフガン人部隊の戦車が集結地から前進
アメリカ人部隊は800名、同数程度のアフガン人部隊が作戦中という表現あり

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A10824-2002Mar11.html
攻勢の準備の話
glow-in-the-dark orange plasticの覆いがアフガン人のピックアップトラックに識別のため
付けられたとのこと


http://www.nytimes.com/2002/03/12/international/asia/12AFGH.html
バグラムに帰還した兵士数は600名 帰還ではなくローテーションとのこと
現在、アフガン人部隊2000名が中心となり戦闘
http://www.nytimes.com/2002/03/12/international/12OPIU.html
ケシ栽培の話 他に生計の手段がない農民などやアフガン内での流通網の各点を取材


760戦果に謎ありの報道:02/03/15 13:18
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A28817-2002Mar14.html
カンダハル近郊の村での誤爆とされる事例について(10月28日)
死亡者数は赤新月社、地元村人、タリバンなどそれぞれまちまちに出している

航空攻撃は、10月28日真夜中頃
      はじめ住居(8棟と中庭に池の伝統的な土作りのもの)に爆弾1発
      機銃掃射でパニックで逃走する村人を攻撃
      半ダースを超える爆弾を投下
 機銃掃射については、春の雨のような感じだったとも言っている箇所があります。
#AC-130が攻撃機と連携して攻撃していたのかもしれないです。
#カンダハルはこの時点ではまだ陥落していないです。カルザイと同行していた
 部隊の誤爆(カンダハル北方)が12月5日だったと思います。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A24088-2002Mar13.html
アルカイダ、タリバンに対する戦果が不明確であり戦果について論議あり
米軍指揮下のアフガン人司令官は逃走と発言、米軍は殺害したという感触を得ていると発言 
700名を殺害という米軍発表に見合う死体が現地に見当たらずと報道
米軍の訓練を受け、米軍から俸給を受けているアフガン人部隊の司令官とその副官が登場

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A23887-2002Mar13.html
第10山岳師団と第101空中強襲師団はほぼ帰還 
オーストラリアとカナダの部隊が米軍部隊を引継ぎ

http://www.nytimes.com/2002/03/14/international/asia/14MILI.html
戦火として死者数を数えることにつき、ラムズフェルド長官や米軍高官の話
ベトナムの失敗の教訓
殺害数の算定方法(アパッチの目視、ガンカメラや特殊作戦部隊の報告などを総合)

http://www.nytimes.com/2002/03/14/international/asia/14AFGH.html
現地からの報道 
あちこちで出てくる3名のアルカイダ兵士の遺体の目撃をした記者が書いてます

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A28391-2002Mar14.html
カナダ部隊は500名    
http://www.war-news.com/index.shtmlを見つけました
戦闘は継続していますが、NYタイムズ、ワシントンポストとも大きくは扱って
いないです。

http://www.canada.com/ottawa/story.asp?id={C20E4DEF-2A9E-4ACE-AAE7-4F4BDF324533}
カナダ部隊の話です。カナダ部隊は戦闘と捜索に従事 ハープ−ン作戦という名称がでてきます
ロケットを2発洞窟に打ち込んでから入ったところ、武器弾薬の集積と死体を2つ発見
カナダ人司令官はカナダ人500名とアメリカ人100名を指揮下に置く

オーストラリアSASが近接航空支援の地上管制をしたという話が以前あったので
カナダ部隊も同様のことをしていると思います。
ガンシップが支援をする相手は、様々であるいう印象を得ました。

http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1874000/1874888.stm
ドイツ部隊は850名がカブールに展開
アフガン警察建設支援のため支出を発表 一方ISAF任務拡大については否定的

http://www.atomic.net/~whitef/history.htm
以前 話の出た回転翼ガンシップ AACH-47のサイトを見つけました。
第一騎兵師団に4機いたことと、テト攻勢のフエが運用された最後の戦闘
ということが読めました。
陸軍もガンシップを持ちたかったのでしょうか?それとも、イロコイ護衛型の延長
で考えるべきなのでしょうか。
http://www.nytimes.com/2002/03/17/international/asia/17AFGH.html
アメリカ部隊とカナダ部隊とを指揮下におく将校の話
 20以下の遺体を発見
 バグラム基地に帰還した兵は戦闘終結後、移動するのを目撃された兵士は10名以下
 爆撃は継続

 理由として衛星誘導2000ポンド爆弾(1ポンドは453gなので1tに相当)が
 主として投下されたので、遺体は飛散、又は壕や洞窟に埋もれているため
 また、イスラムの慣習に従い、敵が自軍兵士の遺体を埋葬したため
 と説明
 
 死体数にはこだわらないとの姿勢を打ち出すような談話が載せられています

 戦場での捜索
 第10山岳師団の第2大隊とカナダのthe Princess Patricia's Light Infantry
 が9000フィートの稜線で
 アフガン人部隊が谷底の爆撃された3つの村を捜索
 
http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1877000/1877356.stm
パキスタン 首都イスラマバードの大使館街区の教会に手投げ弾 米人とその娘亡くなる
ブッシュ大統領の談話
犯行声明は無し
スリランカの駐パキスタン大使とその妻と子供が負傷

#パール記者殺害に続いて米人がパキスタン国内で被害にあった事件

http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1877000/1877606.stm
ネパールで政府が毛沢東主義者ゲリラを攻撃 60名を殺害
戒厳令下の報道規制のため詳細不明
イギリス、インド、アメリカは鎮圧のために訓練、補給、技術支援をしているとのこと

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A39113-2002Mar16.html
バグラム基地でのハーゲンベック司令官の談話

 悪天候のために作戦開始が2日遅れ、待機したこともあり
 戦術的奇襲は達成できずとのこと
 
戦果については
 ある日干し煉瓦造りの建造物に30名の敵兵がいたと情報分析者は確信
 2000ポンド衛星誘導爆弾3発で破壊
 爆撃評価の専門家がGPS諸元をもとに現地を見ると
 ”15フィートの泥の山から脚が1本突き出ているだけだった”
 
匿名の軍高官は新たなアルカイダとタリバンの動向を把握、攻勢を検討中と語る

 JDAMについてFASをもう一度見てみる必要を感じました。
2000ポンドを投下できるのはどの機種でしょう?
バーレーンからF-15Eが飛んでいるとの話がありましたし、B-52ならば沢山積めるだろうと
思います。AC-130は爆弾積んでいる話は今のところないです。

また、BBCにアメリカのアフガンへの民生援助の話が出てました。 
763作戦終結?:02/03/20 15:38
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A47232-2002Mar18.html
バグラム基地のレポ
 長距離電話、Eメール、朝食と夕食は温食、テントは暖房機あり
 コソボに建設された基地と比較すると劣るとのこと
 アフガン人が基地内で活動していることについての談話

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A51995-2002Mar19.html
 ペシャワル発AP パキスタン国内でタリバンと接触したとの報道
 パキスタン政府は報道を否定
 アナコンダ作戦の地域を基盤とするタリバン高官もパキスタン国内にいるとのこと
 ISI(パキスタンの情報機関 Inter-Services Intelligence )の関与
 帰還パキスタン人義勇兵の動向
 
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A47296-2002Mar18.html
 イギリスの王立海兵隊とその支援部隊1700名をアフガンに派遣
 ISAFへの派遣ではなく、アメリカ軍とともにタリバン、アルカイダに対する戦闘のため
 派遣部隊は 王立海兵隊、軽砲部隊、ヘリでバグラム基地にまず送られる
 HMSオーシャンのヘリ部隊から支援を受ける

http://www.nytimes.com/2002/03/19/international/asia/19BRIT.html
 こちらも同様の記事
 送られる部隊は山岳戦と極地戦に優れてるとのこと
 先遣隊はヘリ母艦オーシャンから近日中にバグラムへ送られる
 他の部隊は海峡沿岸のPlymouthとScotlandのArbroathで高い即応態勢にあり
 4月半ばまでには戦闘が可能となるとのこと

 派遣の決定までの米英政府、軍内の伝達経路も伝えています。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A47159-2002Mar18.html
フランクス司令官のバグラム基地での会見 作戦の終了と戦闘の継続
 ガルデズでの3台の車両への攻撃
  MH-47(複数)がガルデズ南西40マイルで3台の車列を発見 アナコンダの作戦地域から
  逃亡していると判断
  停止のため警告射撃をしたところ、反撃があり、攻撃 
  乗機していた特殊作戦部隊も攻撃
  車にはロケットプロペラントグレネードと他の武器、弾薬が積まれていたことが判明
  4両めがいたが、明らかに車列の一部でなく反撃もしなかったため攻撃せず
  米軍部隊が近づくと女性と子供を含む人々が手を挙げて出てくる
  その一行は車に戻り、旅を続けたとのこと

 カンダハル西40マイルでのアルカイダ兵と見られる31名の拘束
  詳細不明 急襲した部隊不明
  
 シャヒコット渓谷での洞窟捜索には500名が従事
 同地域では爆撃継続 40発を抵抗拠点に投下

 
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A52846-2002Mar19.html
アナコンダ作戦の戦場清掃の最後に同行したルポ。
DShK重機関銃を備えた壕や通信壕などがMH-47が攻撃された稜線上にあったとのこと。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A58972-2002Mar20.html
コーストの基地が1時間に渡り、攻撃を受け
101空中強襲師団の兵1名が腕に負傷。攻撃は小火器、迫撃砲、RPGの多方向からの
射撃
 B-1がフレアを落として、AC-130が攻撃


765記事では平穏状態:02/03/24 12:01
上の記事が正確であれば、ディエゴガルシア?からB-1はフレアを落とすために
飛んできたことになります。(墜落したB-1はディエゴガルシアから飛行してました)
 また、戦闘時間については記事により1時間説、数時間説とありました。
夜間でも全光量TVとIRSTで地上の目標を捜索し、独立した2つの目標を攻撃
というのが売りですが、フレアで照らしてくれたほうが何かと都合がいいことは
変わらないのでしょう。(地上部隊のためにフレアを落としたということもありえますが)

最近は、ネット記事で戦闘が直接見出しと要約のところに並ぶことがなくなりました。
新たな作戦が開始するか、英国王立海兵隊がアフガンで戦闘を開始するまで続くと思います。
その代わり、悪の枢軸関連の記事がぼちぼちでています。
イランとパレスティナとの関連、重火器の密輸についての記事など。
また、フィリピン展開で、演習参加している部隊も最近増員されたとのことです。

AC-130による夜間監視についての米陸軍の評価がgoogleでひっかかりました。
URLはh ttp://call.army.mil/products/newsltrs/96-5/sec4zosa.htm
この米軍のニュースレターはボスニア・ヘルツェゴビナでの戦訓によるもので、
緒言では、再転載可であり、奨励する!と最後に但し書きが付いております。
(が、直リンクは避けました。)

主題は、ボスニア・ヘルツェゴビナでこれまで戦闘してきた党派間に
分離地帯(ZOS)を確立するに当って得られた戦訓ということです。
(元々はドイツ、ホーヘンフェルスの戦闘機動訓練センターにて戦術と手順の
(作成を開始、現地で実地に練り上げたとのこと)
 
停戦線、党派間の交換地域、内部実体境界線が時間表に従い、相互の協定を順守しつつ
地雷と陣地の除去、部隊、武器の位置の通告などを保障する任務であり、監視が
重要な任務だったようです。

取り上げられている旅団の場合
担任区域は南北58キロ、東西66キロで3つの分離地帯が中にあります。
人口密集地域が7箇所、多数の小さな町があり、そこで、1036以上の陣地
713以上の地雷原、200キロ以上の塹壕線を処理しなければなりません。

旅団は、作戦地域と作戦支援地域に11の中隊展開地点、11の小隊規模哨所、
4箇所の恒久監視所、その他重要な結節点をいくつか確保しました。

実際に地雷の除去に当るのはこれまで戦闘してきた党派であり、米軍部隊は
一方に肩入れすることを避けつつも支援を与える必要があったとのこと。
また、党派間の会合の仲介が重要だったこと。

細部については大隊レベル、場合によっては中隊レベルで現地勢力と
協議、時間表管理をしたこと

任務の焦点は分離地帯内での主要道路を自由に文民が使用できるようにすること
哨所の設置(党派は自派の村の安全確保に利用とする)
主要道路の地雷除去の確認 
党派が、一旦引上げたはずの陣地や塹壕線に夜間に戻ることがありえた
地上の武器捜索チームやM3が受動的光学装置や熱線光学装置で監視
一方、航空機材も監視に使われた

旅団のAH-1やOH-58
塹壕線や陣地の位置の確定に使用された。
党派から提出された停戦線からの10km内の部隊や陣地位置は信頼が置けない場合があり
正確な座標がないため、これらの確定に使われた。

AC-130
夜間の党派の移動と協定違反を監視するため、大隊航空連絡将校が
1時間の滞空飛行を調整。
夜間暗視装置つきのF-18と地上部隊がAC-130からの視認に備え待機

 大隊航空連絡将校、大隊指揮官とS2参謀が中心に待機、IRストロボライトで自位置を示す
 AC-130はその地点の上空を通過、開始地点とする
 そこを中心としてとしてAC-130にチェックポイントの方位と距離を伝達
 
 チェックポイントの地上部隊もIRストロボライトを装備、車両のエンジンを切り
 熱源を出さぬように命じられた

 AC-130は地域を旋回、移動を探知 
  地上部隊は大隊指揮官を通じてAC-130の視認に備えて待機
  F-18は確認と示威に備え待機

 教訓として
  地上部隊はGLINTテープを備えていれば党派と地上部隊との識別に役立ったこと
  AC-130は点目標の探知に合わせて設計されていること
  旋回パターンを確定するのにAC-130は15分かかること
   このため、チェックポイント間の移動が遅いこと
  1時間では短く3時間の滞空を要請すべきであったこと
  AC-130に監視を要請するチェックポイントの数を絞ること

#AC-130はF-18とも組んで作戦をすることがある
#地上の点目標の探知には向いているが、その点目標がどこにあるかの把握が難しい模様
 つまり、面監視が課題
#これはIFORによるボスニア展開の話ですが、プレデターの話は出てきませんでした。
#アフガンでは第10山岳師団師団長(よく談話が出てくる人物)がプレデターの画像を
#リアルタイムで見ていると報道されています。
#AC-130の夜間監視はこのニュースレターの他のところで党派と緊張した時期があり
#監視地点の監視間隔を短縮したという話が出てくるのと関連するかもしれません  
768A-10 バグラムに到着:02/03/26 06:43
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A11743-2002Mar24.html
英国王立海兵隊の先遣隊とA-10、この週末にバグラム基地に到着

固定翼機のアフガン内への展開は初めて
Pope Air Force Base in North Carolinaに所属する部隊
機数は各紙とも少数とのみ伝える
(ビデオがNYタイムズにあり、バグラム基地発の報道であるので、規制がある模様)

王立海兵隊のスポークスマンは派遣期間は90日の予定と言明
第10山岳師団の歩兵大隊の1つを軍は帰還させるつもり
特殊作戦部隊はシャヒコット渓谷にて掃討作戦を展開

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A15159-2002Mar25.html
カブールで車爆弾発見
ISAFのパトロールを攻撃するためと思われる6台の車爆弾発見され、捜査中
泳がせていたが、フランス軍人がフランス報道機関にリークしたため発表したとのこと

http://www.nytimes.com/aponline/international/AP-Afghan-US-Military.html
アフガンの軍隊の訓練を特殊作戦部隊がまもなく開始

これまではISAFの英軍とドイツ軍が600名を訓練していただけ
他の候補者は食事のみで給料もなく、待機
士官は地元の経済人からのわずかな給与を受取っているものもいる
これまでのところ軍服は無し

http://www.nytimes.com/2002/03/25/international/asia/25STAN.html
パキスタンの部族自治区への越境攻撃の可能性が言明されたことについての
部族指導者らの反応は拒絶 個人名ありインタビューしたとのこと
パール記者の誘拐殺害と犯人逮捕がありましたが、ペシャワルでの記者活動はしている模様
769師団長の経歴:02/03/26 14:08
盛んに出てくる第10山岳師団長についてネットで検索しました。
ウエストポイント卒業は
http://defender.west-point.org/service/gradphp/display/1,1142,usma1971:alpha:H,00.html
それ以降は
http://1-14th.com/GenHagenbeck.htm
25師団の14連隊が振り出し、それから第10山岳師団と第101空中強襲師団でも勤めています。
マスターパラシュートの徽章を得ているとか
体育の教官みたいなのを務めたとか出てきます。

ちなみに
http://1-14th.com/GenShinseki.htm
シンセキも同じハワイの25師団から経歴が始まっています。
前線砲観測将校としてベトナム従軍して負傷 
で、経歴後半は参謀をあちこちのレベルでしてる感じです。
770地震発生:02/03/27 04:36
地震の規模は前回報道されたものより大規模であるようです
でも、まずは軍事ネタから
http://www.nytimes.com/2002/03/26/international/asia/26MILI.html
アフガン国軍訓練に現在アフガン内にいない特殊作戦部隊最大150名が就く

 第一段階(2ヵ月半)として
 大隊(ground combat battalion)600名を3個
 国境警備大隊(border patrol battalion)を2個 整備
 
 アフガン部隊を教官として育成、国軍建設に繋げる模様
 教官には退役米軍人を当てて特殊作戦部隊に交替させて行く計画あり
 問題は、軍隊への補給を含む資金の支援がどうなるか
 アフガン国軍の規模については専門家の観測のみ

#ベトナム戦争のゴーディンディエム政権や、南ベトナム軍などの話も
 比較のため探すといいかもしれないと思いました。
 米撤退後の南ベトナム政府はガンシップを運用していたのでしょうか?
 (その前に空軍あったのか知らないです)
              
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A18380-2002Mar26.html
アフガン北部で地震 詳報は無し ヘリで救援をカブールから送る

http://www.nytimes.com/aponline/international/AP-Afghan-Quake.html
バグラム基地から被害調査チームが現地に送らた
救助と回復作業を出来るか調査するとスポークスマンは言明

被害の大きい町としてNahrinが出てきます。
ソースとしてACTEDという団体が頻出 フランスの団体とのこと

http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1893000/1893867.stm
各国、各団体の救援を列記
イギリス主体のISAFはカブールからチヌークを1機、アフガンと各国の隊を乗せて送る

#王立海兵隊の先遣隊がオーシャンから乗ってきたヘリかもしれません
(イギリス海兵隊はチヌーク使ってましたっけ?オーシャンを探さないと。。。

ロシアの救助隊がIL-76でカブールに待機

最後に現地に居る人からコメントを寄せる欄が付いているのにが、面白いです。
現地の記者はネット経由で記事を送信しているのでしょうか?

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A16915-2002Mar25.html
カンダハル西方25マイル、カンダハル=ヘラート道路沿いの集落にある哨所にて
拘束されたアフガン人31名解放(アフガン人は拘束されたのは34名と主張)

3月17日午前3時に8〜10の戦車で包囲
降伏を求め、最後に武器(AK-47 24丁、ピストル、ロケットプロペラントグレネード)を押収

#戦車というのが気になります、LAV-25なら海兵隊かと思うのですが。
#時間が深夜だし、台数とヘリの役割もはっきりしないです。
771afgan展開:02/03/28 12:38
http://www.nytimes.com/2002/03/27/international/asia/27MILI.html
現在 アフガン展開の米軍は5200名
   英国王立海兵隊1700名は1週間以内に到着
バグラム基地展開のA-10は6機の模様(half dozenとあるため12機未満であることは確か)
AH-64と同様の目標を攻撃するのに当てられる

気候が暖かくなるにつれてタリバンとアルカイダの小規模ゲリラの活動が
活発化することを予測

アフガン、パキスタン国境の峠の雪が消え、小集団での往来が可能になること
また、東部アフガニスタンではタリバン、アルカイダが集結中であると考えられている。

772地雷?で死傷者:02/03/29 02:44
http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1899000/1899092.stm
カンダハル南方の米軍航空基地近くで地雷もしくはブービィートラップが爆発
特殊作戦部隊兵士1名が死亡 他1名が負傷
死亡した兵士は”敵の地上設置型弾薬”を踏んだとの声明あり
また、これまでの米軍の死傷者が出た事故、戦闘を振り返っています。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A28373-2002Mar27.html
特殊作戦部隊が軍服を着用せずに人道援助をしている話
道路建設、学校建設、井戸掘り、作物の植付けなどを支援

人道援助団体からは自分達の活動を危うくするとして批判

人道援助作戦部隊指揮官
Brig. Gen. David Kratzer(予備役、フロリダ大学の管理職?an administrator)


第一陣はクリスマスイブに到着
建設技術者複数、公衆衛生専門家複数、
水力学専門家1名、獣医1名、歯科医1名、軍事弁護士2名を含む

the Coalition Joint Civil Military Operations Task Force
は Chickmotifと略して呼称される
作戦の政治的な目的はカルザイの暫定政権を支えること
作戦の本部はカブールのタリバンが使用していた建物でTaliban House と呼ばれる
ヘラート、マザリシャリフ、クンドゥズ、コースト、バーミヤンといった都市を含む各地に
4から6名のチームが展開 Chickletsとチームは呼称される

米軍の爆撃による被害修復が作戦の目的ではない
(爆撃により被害を受けた建物の修復も計画案には含まれてはいる)
Maj. Greg Jicha, leader of the teams covering southern Afghanistan
は、爆撃調査隊ではないと言明

兵士はダリ語で軍事要員であることを示す文書を携行するよう指示されている
との情報 但し、アフガンの80%は文盲であるとのこと

アフガン暫定政府はアメリカの援助への期待と現実との落差に失望を語る
 作物植付けの例
 井戸掘り100本の例

軍事弁護士Capt. Greg Johnson
( A lawyer in the 3rd Army's judge advocate corps)は
援助内容が米国連邦法に順守するようにする困難さを語る
 児童労働
 民族、性別による分け隔てのない雇用等
773パナマでの事例:02/03/29 13:22
http://call.army.mil/products/newsltrs/92-4/vign4.htm
にパナマでノリエガ将軍を拘束する作戦で投入されたAC-130の対地支援の話

1989年12月20日から1990年1月12日までの作戦なので、機種はAC-130Hだと思います。

状況
 限定視界下で機械化歩兵部隊が微妙な目標を計画に基づいて攻撃
  軽部隊の主目標は、陣地で装甲車が居る可能性あり
  機械部隊の支援目標は、これと隣接し、外部にある周縁 
 AC-130 1機が次の統制手段により支援砲火を提供 
  自軍人員はヘルメットにGLINTテープを付ける
  自軍車両はGLINTテープ(赤外線で見える)を貼る
  航空支援は主目標内を抑圧射撃
  航空支援は目標内の車両は自由に攻撃
  火力支援チャンネルにより調整

経過
 濃密な事前射撃のため、目標と支援目標への機械化部隊の攻撃路が視界不良になり始めた。
 AC-130の砲手は主IRサイトを代替熱線画像サイトに切り替えた。
 これにより、目標捕捉は向上したが、赤外線で見えるGLINTテープは見えなくなった。
 目標を旋回するうちに、砲手は周縁の位置が分からなくなった
 GLINTテープは見えないため、目標の外の自軍車両を目標の内にいると報告
 火力支援調整により、発砲が許可され、砲手は射撃
 味方撃ちを敵の迫撃砲と勘違いし、地上部隊は被害がでたあと、警告を発した

GLINTテープには少なくとも2種類あることが分かりました。
これまでの報道でも、歩兵が黒い帽子を識別用にかぶっているといった記述が
あり、どういうことかわからなかったのですが意味がやっと分かりました。

パナマでの作戦を扱うこの文書ではあちこちにAC-130が顔を出します。
シェリダンも出てきます。敵に対戦車能力がないため、班で歩兵部隊に組み合わせられて
活躍したそうです。


774AC-130:02/03/30 07:11
775悲しいニュース(泣:02/03/31 00:11
↑のURLにある記事の最新版が
http://www.nytimes.com/2002/03/30/international/asia/30MILI.html
シャヒ=コット渓谷での作戦にため移動中の車列にAC-130が誤射し、
米軍特殊作戦部隊兵士1名が死亡した可能性を調査中
車列が攻撃を受けているのと同時刻にAC-130は車列を攻撃中であったとのこと

攻撃により(当初の報道では敵の迫撃砲によるもの)車両多数を失い
アフガン人部隊は後退し包囲網に穴があいたと批判された

パキスタンとのパキスタン領内での合同作戦の打診は今までのところしていない
とフランクス将軍は述べる

現在、アフガン内の米軍部隊は7000名以上

イラク攻撃とサウジとの関係 プリンススルタン航空基地から航空作戦センターを
移動する可能性についての言明の引用あり

http://www.nytimes.com/2002/03/30/international/asia/30AFGH.html
バグラム基地では英軍の工兵が地雷を処理、テントも張られ、来週中に
大半が到着する第3コマンドー旅団1700名の受け入れ準備が整いつつあり

英軍司令官は既に到着 スポークスマンは任務が付与されていることと
3ヶ月を超えても駐留を継続すると言明
任務の内容についての推測
 東部アフガン、パキスタン国境での山岳作戦

パキスタン政府高官はフランクス将軍から合同作戦の申し入れがあったと言明


バグラム基地ではA-10が離着陸する(streaked in and out)光景が見られるとのこと
#ISAFと米軍主導のタリバン、アルカイダに対する作戦の双方に
多数の兵力を投じる形に一時的に英国はなるようです。
トルコへのISAFの引継ぎはいつでしょうか。
776BHD:02/04/01 03:05
BHD
巷で噂のブラックホークダウン、AC-130に近接航空支援を頼もうとして
却下されるシーンが原作であるとの噂を聞きました。
確か、ケニア近くで飛行中、105mm砲弾が爆発し、失われた機体がこの時期でていた
と思います。時期は突き合せないと分かりませんが。
 映画ではベトナムものを見ていくとAC-130のご先祖、AC-47やAC-119に
会える可能性も高いと思います。 
 特に夜間の基地防御のシーンがでてきそうな映画をチェックするといいと思われます。 
小説化
 以前、江端謙介訳の小説があり、絶版になっているという話がありましたが、
英語で、4巻まで続いていたシリーズがあったようです(現在、入手困難)
欧米の出版事情は日本と異なるため、取次に在庫がない場合、本屋取り寄せは困難とのこと

http://www.nytimes.com/2002/03/31/weekinreview/31FILK.html
国軍建設まで、アメリカの関与が薄れた場合、どうするかについての記事
英国によると国軍は最初の500名が1年以内に初期作戦能力を獲得
米国によると2003年9月までに12,000名の軍隊ができる

http://www.nytimes.com/2002/03/31/international/asia/31FILI.html
フィリピン駐留は当初より長くなる見込み
現在、バシラン島に特殊作戦部隊160名 500名の米軍部隊がZamboangaのフィリピン軍基地で支援
ワシントン高官は、米軍特殊作戦部隊はフィリピン軍とともに巡察をしていないと言明
フィリピンの憲法に違反するとのこと

米軍の民生活動の紹介あり

http://www.nytimes.com/2002/03/31/international/asia/31CLIN.html
米軍の国土建設への関与についてと米軍の駐留先との交流についての記事

カンダハルには4000名を超える米軍にカナダ、ヨルダン、その他の同盟国部隊が
空港に、市中2箇所に特殊作戦部隊がいる

2週間前に日没から日の出までの夜間外出禁止令が基地周辺5マイルに
地方政府により出された

先月の3、4回の迫撃砲やロケットによる基地に対する攻撃とアフガン人兵士2名が
死亡した地雷が原因

カナダ軍部隊の巡察での出来事
夜間外出禁止令による村人の不満を受けて、代わりに援助の約束をし
基地を攻撃する存在と村人との間に楔を打ち込むことを狙う

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A41765-2002Mar31.html
フィリピン Zamboanga沖6マイルのところに
無人偵察機 不時着水 フィリピン海軍の援助を受けて米軍回収

地元の漁師6名がフィリピン基地に向けて曳航中に
米軍人6名が2艘の黒いゴムボートにライフルとフィリピン軍人を乗せて現われる

6艘の漁船と2機のホバリング中のヘリが見守る中、電気ケーブルを切断
いくつか部品を回収

機体は白く翼長は25〜30フィート
、機首が(rip off) 切り裂かれた?以外はそのままで車輪を上げた状態で浮いていた

#UAVはアフガニスタンでもグローバルホークをはじめ、落ちていました。
 パイロットが基地で遠隔操縦するのはまだまだ大変なのかもしれないです。
 将来はAC-130から操縦したりするのでしょうか?
 画像はリアルタイムでUAVから送られてくるのを見れるという話は有りましたが。
 次のガンシップは小型化し、乗員数も減らすということですが。
777サーモバリック爆弾:02/04/02 01:51
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A16892-2002Mar25.html
サーモバリック爆弾の開発の大まかな流れと投下
中東には10発が運ばれ、これまでにそのうち1発がF-15から投下されている

AC-130にプレデターの偵察ビデオ画像を送り、リアルタイムで目標捕捉を可能とする
技術開発を、チェックメイトと呼ばれるペンタゴンの特殊作戦部隊で空軍士官がしていた。
(Air Force officers working out of a special operational cell at the Pentagon
called Checkmate figured out how to feed surveillance video from a Predator
directly into an AC-130 gunship's computers for real-time targeting)

近接航空支援の例 昨年秋
 大規模なタリバンの守備隊と部隊集結地のある谷での機動を可能とするため
 北部同盟司令官が特殊作戦部隊兵士に援助を求めた

 衛星通信でサウジアラビアの空軍作戦センターに航空機を要請
 作戦センターは上空待機していたB-52に直ちに兵士と連絡を取るよう指示

 兵士はヴァイパー(Viper)と呼ばれる携帯レーザーレンジファインダーとデジタル地図表示機と
 GPS受信機を用いてタリバンの守備隊と部隊の位置諸元を算定 B-52に送信

 20分以内にB-52は目標地域を航過し、爆弾投下 

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A30288-2002Mar28.html
カンダハル空港近くの11月に放棄されたアルカイダの訓練基地Tarnac farmで
訓練中、地雷を踏み戦死 戦死した隊員の経歴と家族のこと
 他にも1名のシールズ隊員が負傷

http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1905000/1905257.stm
ネパール政府、毛沢東主義ゲリラとの戦闘についてアメリカの支援求めに訪米
観測では、軍事面では夜間作戦可能な攻撃ヘリを求めているとのこと
778manualから聞きかじり:02/04/03 02:43
昨日は1972年4月2日にAC-130が撃墜され、スティールタイガーでのトラック攻撃任務が
打ち切られた残念な日だそうです。(光文社刊 ”ガンシップ”のエピローグより)
 AC-130の攻撃高度は武器の有効射界とセンサーの有効高度、敵の対空兵器の有効射程の
相関関係で決まるという話がのっていました。小説にはブラッククロウ(電磁波放出探知装置)
が出てきますが、現在のHとUには積んでおりませぬ。

callから(googleで、army, call, FMで検索)AVIATION URBAN OPERATION
というマニュアルを引っ張ってきました。四軍統一マニュアルのようです。
(特殊作戦部隊のマニュアルもいくつか表題なら確認できます。
中には、駄載動物の扱い方のマニュアルもありました、特殊作戦部隊用の
近接航空支援のやり方はアフガンでの航空戦に重要ですが、当然鍵が掛けられております)

AC-130に関する記述を見てみます。

危険距離 AC-130の兵器の危険距離は105mmで200m、40mmと25mmで125mである。
これ以内への攻撃による自軍部隊への被害の増大は地上部隊司令官が負う。
都市環境での攻撃は、危険距離内であることが多い。実際のところ、多くは
50m以内である。

友軍部隊のマーキング
 CASで最も重要な手順は、友軍部隊の位置を示すこと。原則的には
 識別は航空機から視認出来るか、航空機のセンサーで見えるマーキングで行われる。
 が、都市環境では周囲の光源にマーキングが埋もれることがある。このため、
 IRセンサーや電波ビーコンといったマーキングの使用が必要となることがある。

目標の識別
 友軍部隊をまず発見し、その地点からの方位と距離により目標地域を把握。
 攻撃目標の詳細により、目標の捕捉を行う。都市環境では、参照点と攻撃目標の詳細を
 通信していては目標の捕捉が困難となる。このため、レーザーポインターといった
 IRターゲットデジグネーターを用いて目標の指示を行う。
 Hには、赤外線ズームレーザー照射器(infrared zoom laser illuminator designator)
があり、大きな広域帯赤外線を目標地域に照射できる。

#赤外線スポットライトのようなもので、光をある程度収束して当てられるのだと
思われます。(根拠無し)

役割
 低脅威の都市環境での火力支援に最適。限定的な状況では
 CASプライマリー、阻止攻撃、武装偵察、点防御、護衛、偵察、LZ、PZ、DZの確保
 空挺のC2(限定的)、捜索救難支援にも使える。
779昨日の記事:02/04/05 05:11
'Team 555' Shaped a New Way of War (ワシントンポスト
アフガンに最初に入った特殊作戦部隊の話 前にも同じチームを扱った記事が
あったと思いましたが、今回は詳しいです。
記事によれは、ケンタッキーのフォートキャンプベルにある第5特殊作戦群の
将校や兵30名以上にインタビューしたということです。

CIA要員は9月27日に隠密潜入し始めた
 任務は降下地点を指定 安全な隠れ家を確保 反タリバン司令官を調査
 武器、通信機材、医薬品、衣服を供与すること
 反タリバン司令官に約束していたうちには空軍力も含まれる

チーム555の話
 指揮官Diaz(38歳)の経歴 1987年にアフガンパキスタン国境で反ソヴィエトゲリラを
 CIAの任務で7ヶ月間訓練

MH-53 2機に12名が分乗してパンジシール渓谷を夜間低空飛行
10月19日の真夜中少し過ぎに着地 降着地点は誤りで2機は隔たっていたが
CIAの要員(前シールズ隊員)と無事接触
渓谷北部中央のAstana村のセーフハウスに部隊を再集結
もう1名のCIA要員(分析部門 ロシア語に堪能
行動をともにする反タリバン司令官との付き合いが長い模様)

北部同盟の司令官と会う
バグラム基地の前線での爆撃誘導の話
4名の偵察部隊がタリバン前線近くまで進出
 状況
 マスード暗殺後、それまでの5000名に加え2000名が増援
 裸眼で戦車、砲、部隊、指揮所、車両、弾薬庫が見えた 目標は50以上
前線から1000m離れている管制塔のDiazに連絡
DiazはTaqhmaのセーフハウスの1等軍曹に連絡し、CAS装備を持ってこさせる
 (双眼鏡、レーザーデジグネーター、GPS) 
コンバットコントローラーに爆撃途上にある航空機に指示を出すよう求める
装備は丁度間に合う 反タリバン司令官も管制塔に姿を見せる
 目標は対空砲座とアンテナが突き出ているのでそれと分かる指揮所
セオドアルーズベルトのFA-18に指示 命中する
タリバンの砲火が管制塔に集中 Diazは部隊を留まらせる
暗くなるまで7時間に渡り、使える航空機がなくなるまで爆撃を誘導

ほぼ1週間 チーム555はアフガン内のチーム2つのうちの1つであり
F-18、F-14、F-15、B-52、B-1、AC-130を誘導

 タリバンは夜間にカブールからバグラムの前線までトラック車列で戻り
 北部同盟の前線にしがみつくので爆撃するのが容易であった

そこから35マイル南のカブールでサーチアンドデストロイ(捜索殲滅)
北部同盟がカブールを獲得するのを支援
780昨日の記事:02/04/05 05:12
10月の後半には555の範例にならい、553がバーミヤン、585がクンドゥズ
595がDara-e Suf(ドスタムの拠点)で活動

ほとんどのAチームは3名ずつの小部隊4つに分かれて広い地域をカヴァーした

チーム595とポニーの話

アフガンを30のキルボックスに区分し、航空機を待機させた

チームの行動をサウジアラビア 首都リヤド郊外のプリンススルタン基地の
Combined Air Operations Center で特殊作戦部隊の兵士が追跡
この部隊は目標の画像や他の情報の分析も行う

後のアフガン内の特殊作戦部隊の陣容
 Aチーム18 中隊規模部隊4 大隊レベル指揮所3
 ウズベキスタンのKarshiにあるKhanabad Air Baseにある
 Joint Special Operations Task Force の指揮下にすべてあった

 ほとんど全てのチームにはCIA要員が1、2名と
 空軍特殊作戦戦闘統制員(Air Force Special Operations combat controller)
 がいた。

#後者が航空支援のスペシャリストと書かれています。ちなみにAC-130は
 他の航空機と違い、無線での伝達事項が5項目で済むようにできてます。
781領域内?:02/04/06 17:20
http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A4116-2002Apr5.html
サウジアラビアのプリンススルタン航空基地からカタールへの米軍移動の可能性

昨年秋以来、交信機材、情報機材、コンピューターなどを
Qatar's Al Udeid Air Baseに運び、代替司令センターを作る動きあり

クウェート、バーレーン、UAE、オマーンの飛行場の能力向上を
米軍の航空作戦の拡大に備えて図る動きあり
Efforts also are underway なので建設が始まっているのかどうか拙の英語力で読み取れず)

昨年稼働し始めたプリンスルタン基地を使い続けたいが、
空軍は遠征能力を重視しており、移動可能な指揮管制施設を持っており、
移動には自信ありとのこと

数日間で、新たな指揮所を開設し、かなりの作戦を指揮し続けることができるとのこと

Al Udeid 基地
 15,000フィートの滑走路があり、米軍大型輸送機、爆撃機も離着陸可能
 米軍は数年に渡り、物資の集積を図ってきた
 カタールが基地からの航空機の運用に制約をつけていないことも大きな魅力
 現在、F-16、KC-10、KC-135、JSTARSが展開
 アフガンの作戦では偵察と給油 イラク南部の飛行禁止区域では巡察をしている

 サウジアラビアには、数十機(Dozens of)の航空機とおよそ4000名の米軍人が
 展開

http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1913000/1913990.stm
 パキスタンで5月にレファレンダム ムシャラフ大統領は続投の正当化を狙う
 
#アフガンで作戦しているAC-130はパキスタンとウズベキスタン?に展開している
 はずです。司令部の移転はイラクがらみの報道です。
 交代要員を乗せて、長時間飛行した話(米国から韓国まで空中給油を受けて飛行)
 グレナダではハルバートフィールドから直接グレナダまで飛行し、長時間支援した話など
 あります。

http://news.bbc.co.uk/hi/english/world/south_asia/newsid_1912000/1912286.stm
 米軍部隊は東部アフガニスタンのコーストやガルデズに集中

 米軍スポークスマンの発表
 Several Afghan soldiers and dozens of US special forces were
 targeted but unharmed by five tube-launched rockets on Wednesday 
 とのこと 

#チューブランチだとRPG-7じゃないですね。カチューシャやネーベルベルファーの
 子孫でしょうか?RPG-18やLAWなどならチューブランチですが、
 この場合は、ロケットプロペラントグレネードと言いそうです。     
782名無し三等兵:02/04/06 17:46
あげ
783パレスチナでは大変っす:02/04/10 12:16
近接航空支援のネタを探しておりましたが、スレはまだ死んでなくよかったです。
782さん 大感謝です。

まず、パナマの事例でのGLINTテープについて
http://usmilitary.about.com/library/glossary/g/bldef02642.htm
gated laser intensifier これはLLTV(低光量テレビ)の機能の一つで、
IR照射の代わりになるもの。地上部隊のGLINTテープを輝かせることができる。
http://www.wpafb.af.mil/museum/research/attack/a6/a6-28.htm
プレデターとAC-130の連携について
AC-119とOV-1との連携でハンターキラー戦術が試みられたことがあった
がうまくいかず、単独で狩りができるAC-130の登場に従い、中止された

面白いのは、無線を使わず、地面にフレアポッドを並べて
目標を指示する方法がAC?119相手に行われていたとの記述です
 
#最近、スレを先頭から読み直してみて、話がループしているのに気付きました。気を付けます。 
784名無し三等兵:02/04/16 03:16
http://www.usatoday.com/news/world/2002/04/15/afghanistan.htm
コーストの航空基地で戦闘 AC-130が要請に応じ攻撃 敵に戦死者出る

土曜の夜(米国の局です)
アフガンと米軍の合同パトロールに対して攻撃 AC-130が反撃

#パレスチナ情勢が落ち着くまでは大規模な作戦はないし、
AC-130の登場もないだろうと思ってました。夜間の基地防御シナリオが
アフガンでも現実となりました。
コーストとこれまで書いてきましたが、ホストという新聞もあります。
785名無し三等兵:02/04/17 02:39
http://www.cnn.com/2002/WORLD/europe/04/16/ret.afghan.uk/index.html
英軍部隊 作戦開始の報 英軍が主体であり、米軍は支援とのこと
作戦名 Operation Ptarmigan(雷鳥)などが載っています
786名無し三等兵:02/04/26 17:55
久しぶりに書き込み。

http://www.washingtonpost.com/wp-dyn/articles/A12091-2002Apr18.html
州軍のF?16が夜間 カナダ部隊をカンダハル近郊にて誤爆
その後の話がワシントンポストに詳しく報道され続けています。

夜間の敵味方識別の難しさがわかる事例だと思います。
また、イラクやコソボと異なり、はっきりした爆撃目標が機上から
見えないというパイロットの話はこれまでも度々出てきていました。

AVIATION URBAN OPERATION
の読みに手間取ってます。40mmにトラックを焼き払うための弾が2種類開発
されているのが発見でした。

各型での武装と年代を把握するとより話しが膨らみそうです。
787名無し三等兵:02/04/30 03:30
緊急浮上保存

ガルデズで又戦闘ですね。
788名無し三等兵:02/05/04 00:01
アフタヌーン6月号の”なるたる”にて
次号から登場?な展開になりました。
自衛隊機としてA-10が登場、活躍した前科があるので期待がもてます。
789名無し三等兵:02/05/05 03:54
あげ
790名無し三等兵:02/05/05 04:00
以前、ヘルファイア搭載可能にした陸自AH-1Sプラスとか出てなかった?>なるたる
791茶飲みましーん
A10の機動力であっさりたたき落とされたのだから
こいつもすぐあぼーんじゃないの
あきらタンだったらへたれだから平気なのだろうか?
アニメスレで竜の子に勝つにはとかやりたいな