【逝ってよし】「荒し」とは何か【αβoon】

「荒し」に関する一般的な考え方としては
「批判に耐えられない消防や厨房が怒りを爆発させるからだ」
という見解が散見されますが、実際のところどうなのでしょうか。
これはもはや精神年齢の問題ではなく、
私には精神医学的病理が関わっているような気がします。

以前読んだ本で「家族と言う名の孤独」というものがあります。
このなかで、第八章P198に自尊心に関して短くまとめた記述があります。
要旨は
「共依存者の自尊心は低く、他人の批判を極度に恐れる」
というものです。実際に、
窮鼠猫を噛むといった状況に近い過激な「荒らし」を大量に見かけますが、
共依存という病理が関わっているように感じられないでしょうか。

※共依存とは
「親密さ」のように偽装されているために、そっくりである。
どこが違うかと言うと、
�@自己中心性
�A不誠実
�B支配の幻想
�C自己責任の放棄ないし他者からの非難への怖れ
また、上記の根拠になる
�D自尊心の欠如
などが挙げられる。
共依存と親密性の外見が似ているのは、
共依存者が親密性を偽装するのが得意だからである。
また、日本の文化は共依存的な権力使用を親密性の衣装のもとに
覆い隠そうとするたくらみに満ちている。
このような環境で暮らしている人は自己と他者の境界があいまいであり、
他人にも「他者への配慮」を求める。台詞として言ってしまえば、
「他人は私の仕事・役割に感謝し、少々問題があってもそれを表面に
出したりせずに、私の支配下にいなければならない」という状況。
このことは、親と子のような上位と下位の関係の中で露骨に表現される。
つまり、共依存的人間関係は必ず、
ワン・アップのものと、ワン・ダウンのものとをつくる。

以上の定義や文章などは、
斎藤学氏(精神科医・家族機能研究所代表)著「家族」という名の孤独　講談社
の第八章「家族の仮面」がはがれるとき　を参考にほぼ引用しました。

家庭病理に興味のある方には、とても参考になる本なので、
是非是非ご一読をお勧めします。

実際素人である私ごときが簡単に診断を下せる世界の話ではありませんが、
上記の特徴に素人目に「荒らし」だの「消防」だのと批判されている人と
何らかの共通性を感じないでしょうか。

私自身の自説として、以下のようなことを主張しておきたいと思います。

共依存という精神医学的病理は日本中に蔓延していて、
そうした人々が一般社会にもネット社会にも多数存在している。
一般社会では共依存による支配者・被支配者の関係が安定化している。
なぜなら、共依存とは自己と他者の境界を曖昧にして他者を取り込んでしまう
性質のものであり、一旦作られた共依存の関係は緊密で破壊されにくいからだ。
しかしながら、インターネット上ではこうした緊密な関係を築くことができない。
したがって、自己の意見を否定された共依存者は相手を取り込めず、
批判されたと言う恐怖のみが先走り、敵意を垂れ流す結果となってしまう。

特に日本では、大人でも共依存であることが多いと思われるので、
このことから推察されるのは、
大人が「消防」や「厨房」として荒らしをやっている可能性があること。
また、彼らを「厨」といって煽ると余計に過激化する可能性もあるということ。
こうしたことは
「２ｃｈガイドライン」
で既に指摘されていることではありますが、
「荒らす人間は精神年齢が低い」と言うよりは、
むしろ境界例とかACといった病理を抱えた人間と言う方が正しい気もします。

ということで、そろそろ「荒らし」に対する純粋な怒りは鞘に収めて、
「荒らし」という存在とは一体何なのか、論理的に議論してみませう。
そんなスレです。バシバシカキコしてください。ヨロシク。

そこまで深く考えるとは・・・唖然

＞以前読んだ本で「家族と言う名の孤独」というものがあります。
＞このなかで、第八章P198に自尊心に関して短くまとめた記述があります

「以前読んだ本」を「第八章P198」まで覚えているなんて
すごいなと思いました

深く考えすぎなんだよ

表ふもに賛成!