1 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :
親殺し子殺し等の親族の殺害事件が頻繁に起きている昨今
家族とは一体なんなのかもう一度考えなおす必要があるのでは無いかとよく考える。
私たちは何故、家庭を築こうとするのだろうか?
一般に家庭崩壊が社会現象となると離婚率が上がると言われるがそうではない。
誰でも結婚に失敗する可能性はあるが実家の家庭が崩壊していなければ
さっさと心の拠り所となる愛情を与えてくれる両親の元に帰れば良い。
しかし、家庭が崩壊しているとそうはいかない。
帰る場所を失い現在所属している家族という関係へ追い込まれる。
愛のない家族と言う閉鎖的環境で生きる事を強いられるために悲劇は起こるのでは無いだろうか?
1799年までの大名百家、旗本百家での女性の離婚率は約11%。再婚率も59%である。
現在、日本では離婚が増えたと言われているが、離婚率は平成14年でも約2.3%である。
これはいかに江戸時代、離婚、再婚に抵抗がなかったかを示している。
江戸時代の庶民の結婚の常識では、恋愛と結婚は別のものだった。
私たちの時代では、唯一無二の男女として恋をし、その結果結婚するのがいちばん幸せだ、と思っている。
しかし江戸時代では恋愛結婚のことを「浮気な結婚」と言った。
そして浮気な結婚は、してはならないわけではないが、いいかげんな結婚だと思われていた。
とは言っても結婚とは関係なく配偶者とは、別の人と恋愛する事は別に問題なかく
夫とは別の種から子供が生まれる事も往々にしてありうる事だったし農村部では祭りの後に乱交をする地域もあった。
元服を過ぎたくらいの男子の筆おろしは、だいたい近所の後家さんや奥さんがしていた。
現代の家族観は日露戦後の重工業化と都市化により、生まれた場所にいた者たちと死ぬまで一緒にいるが如き
ムラ的共同体が消滅し、都市部の住民に周囲が知らぬ者ばかりという環境が生まれ社会が混乱した事と
明治以降の民法や教育勅語によって造られた幻想である。
果たして自然な意味での家庭とは何なのだろうか?
2 :
NG74:2005/04/20(水) 11:31:36 ID:qAI+BXkv BE:19937063-
>>1 >果たして自然な意味での家庭とは何なのだろうか?
と問うているあなたはすでに結論を持っていると思う。
自然な意味での家庭なんてありはしないと。
3 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/04/20(水) 22:11:08 ID:9LDrncz8 BE:16358055-##
いや、犬や猫だって子供を育てるし
寂しいと言う感情は誰にでもある訳で自然現象的に人と人が寄り添うのが
家庭では?と思っている。
とは言っても延々とお互い傷つけあう人たちもいる訳で・・・・・
その結果、陰惨な事件が起きていたりする。
何かが不自然だからなんだろうけど何だろうね?
>>3 (以下引用)
人がこの世にあって、そんなにはしゃいで過ごせるわけがない。20世紀の後半、私たちはいつの間にか寂しさを抱えて生きるという苦痛を否認しようとしていた。
そして、目前の仕事や名誉やセックスや金儲けを追求してきた。
(中略)
人は少々ブルーな気分で、適度な寂しさを抱えながら生きるのがいい。
そんな日々の中でこそ、もう一人の人との出会いが何ものにも代えがたい温もりになるし、道端の緑の芽吹きに奇跡を感じることができるようになる。
家族に包まれることは恵みだが、家族の温もりに酔うのは危険である。
人は人の群れの中で、真の孤独を感じる。そしてその孤独の痛みが、他人との関係を大切にさせる
。家族の中で人は孤独を知り、他人を求める自己を知る。
家族という名の孤独
著者名: 斎藤 学 より
。。。。。。。。。。。
5 :
NG74:2005/04/21(木) 00:00:17 ID:EjORJBvA BE:53165568-
>>3 まず家庭というものが動物の本能的な生活単位(?)みたいなものだとすると、
人間にそれが認められるとすれば、授乳期かせいぜい10歳くらいまでの
母子関係しか無いんじゃないのかな?
あなたも言ってるとおり、家庭なんて文化的に規定され刷り込まれた幻想にすぎないわけで、
そこでの歪みはまさに文化の歪みであって、自然か不自然かという捉え方では解決しない。
自然に見えたり不自然に見えたりするのは、相対的にそう見えるだけだから。
じゃあどうすればいいかとなると、よく分からないけど、大きな問題の一つは、社会の変化に
人間の精神が追いついてないのではないか、とは思う。
それにはさらに二つの面があって、一つには、どの世代であれ時代の変化に追いついてない。
もう一つは、世代間の軋轢。
この二面が絡まりあって、もうぐちゃぐちゃになっちゃってると。
6 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/04/21(木) 00:16:19 ID:xmLuRIBx BE:23185038-#
今ある家族の問題点は、社会集団における「家庭」の価値の下落と
何時までたっても大人になれない団塊Jr.以降の擬似成人が
元凶なんではないだろうか。
様々なものの犠牲になる家族・家庭、擬似成人の無茶な要求を背負う子供たち。
俺も擬似成人・・・・しっかしりなきゃあ。
政教分離が宗教嫌いに転化して
宗教に替わり得る精神的支柱が無いに等しい
あったとしても多様な価値観云々でバラバラで相対的
朝顔は支柱が無いと真っ直ぐ育たない
8 :
段造 ◆b5w5DanzOU :2005/04/21(木) 19:11:06 ID:N99fLVRD BE:19353683-#
>>1 へー、昔の方が離婚率が高かったんですね。
それも圧倒的に。
それが現在みたいになった訳ですか。なるほど。
おそらく、西欧の影響ではないでしょうか?
一夫一妻制度なんてのもキリスト教価値観から来ているのでは。
9 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/04/22(金) 00:16:06 ID:GRdTew92 BE:6543825-##
>>5-6 >まず家庭というものが動物の本能的な生活単位(?)みたいなものだとすると、
本能とは少し違う様な・・・・・・
昔、夜のお仕事をしていたときに誰ともまともに話をしない状態が一週間続いたら段々鬱になってきた。
世界自体が無機質に感じてきて誰かとコミュニケーションを取っていないとかなりしんどいんですよ。
この無機質な感じが『リアル』で、それを直視しないためにすがりついた帰結が家庭という『幻想』では無いかと。
世代間の軋轢とかお互いが理解しあうとか飛び越して予定調和と御都合主義のサイクルを無意識に展開するのが家庭じゃあないかと。
西原理恵子の『ぼくんち』と言うマンガで「こういちくん」ってキャラが
「家族って理解しあわなくても良いと思うんだ」と言うのが印象的でした。
リアルと幻想に分ける意味が分からぬ
11 :
NG74:2005/04/22(金) 12:23:12 ID:PSzb/DrY BE:70886988-
>>9 >本能とは少し違う様な・・・・・・
いや
>>5は
>>3の
>いや、犬や猫だって子供を育てるし
>寂しいと言う感情は誰にでもある訳で自然現象的に人と人が寄り添うのが
>家庭では?と思っている。
を受けてのことなんだけど・・・
つまり俺は、あなたは「人間が家庭を作るのは自然現象(=本能)だ」と言いたいのかと
思ったわけ。
でもその一方であなたは「家庭は幻想だ」とも言ってるのでワケワカメ状態だですよ。
あなたが何を言いたいのかイマイチ分からないが、
>世界自体が無機質に感じてきて誰かとコミュニケーションを取っていないとかなりしんどいんですよ。
この辺は本来の意味での本能とは違うだろうけど、かなりの普遍性がありそうだから
「本能“的”」と言っていいかもしれないですね。
むしろ「強迫的」かな? 本能を失った人間が背負い込んだある種の病理。
>世代間の軋轢とかお互いが理解しあうとか飛び越して予定調和と御都合主義のサイクルを
>無意識に展開するのが家庭じゃあないかと。
なるほどねえ。そうかもですねえ。ちょっとスルドイ分析と思いました。
ある種絶対的な「絆」を前提にしなければそのようなことは不可能なわけだから、
家庭とは「絆があること」の意識共有された場と言ってもいいかもしれませんね。
しかしその共有された意識=幻想はかなり脆いわけで、『ぼくんち』は知らないけど、
『サザエさん』みたいな幻想上書き装置で日々上書きし続ける必要があるわけです。
だがしかし、今時『サザエさん』みたいな「絵に描いたような家庭」などあるはずもなく・・・
>>9 こういちくんが言っていたのは
こういちくんの子供はこういちくんを理解してくれない。
ということをこういちくんは理解している。
それでかまわない。
こういちくんはこういちくんの子供を理解しようとしている。
こういちくんの子供は、いつかこういちくんを理解してくれるかもしれない。
いつまでたっても理解してくれないかもしれない。
それでもかまわない。
ていうメッセージだと思うんですが。
泥臭くて必死でカッコワルイ普通の生活とひとの生き死にを描くのがサイバラ流だと。
無機質とか幻想とかはあんまり見たことないっス。
底流にあるのは絶対的な他者愛だと思います。
で、家族って無償の他者愛のカタマリなんじゃないかなぁ。
主に子供は受け取る側になってるわけですが。で、大人になりきれない親たちが
その無償の他者愛をケチりだしたりハダカにひん剥いて有償にしちゃったり
物を買い与えることで代償したり学校やら塾やらに責任転嫁したり
ていう形で崩壊していっちゃった。
13 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/04/23(土) 02:05:19 ID:Oe8ufuFN BE:36641478-##
>>12 いや、こういちくんが言っているのは子供にトラウマになるような暴力を振うような
親がいるっていう事実に直面して家族と言うものの虚構性が見えちゃったんだけど
そんなことはどうでも良いじゃないかって事。
もともと、まりあだって家に転がり込んできたうっとうしい野良猫だった訳なんだけど
それでもうれしいと思ってしまう。
「食いつめ女とチンピラ男のノミ取りしあうような御都合主義と予定調和」
クソな世の中を生きていくために必死になり生命を鼓舞する人を描くのがサイバラ流。
何かに向けて心身共に活発に活動させているためにどんな残酷な状況でもよけいな事を考えない
故に無機質でリアルな現実に直面する事も無いし自分の価値観の虚構性や幻想に対して無自覚でいられる
不幸で幸せな人たち。
それに対してクソな世の中で満たされているために生命を鼓舞する事の無い人を描くのがオカザキ流。
何かに向けて心身共に活動させることもなくどんなに豊かでもよけいな事を考えてしまう
故に無機質でリアルな現実に直面し自分の価値観の虚構性や幻想に対しても自覚的になってしまう
幸せで不幸な人たち。
>大人になりきれない親たちが
大人って何だろう?段階以前の親は大人になれた?
>>1に書いたけど家庭崩壊が始まったのは明治維新以降。
昔は親といっても家業の合間に乳をやる程度で皆忙しく家計を支えるのに必死で
子供との接点なんて殆ど無かったのでは?
それでも近所のオヤジ等の大人たちが世話をやき、近隣の原っぱには子供なりの社会があり
親は無くとも子は育つという環境だった。
現代にはどちらも殆ど残っていないが生活に余裕ができ親と子供に接点ができた。
が、社会との接点が無くなり家族は完全に閉じた空間になってしまう。
たった二人の両親で子供を育てるのは明らかに過重負担なんじゃないの?
で、物を買い与えることで代償したり学校やら塾やらに責任転嫁したりと。
14 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/04/23(土) 05:00:15 ID:AjZeOlUK BE:23185038-#
>>13 うーん、作品とかに対する意見を交えるのは話がそれそうな気がしないでもないんですが
>何かに向けて心身共に活発に活動させている
人が
>どんな残酷な状況でもよけいな事を考えない
>故に無機質でリアルな現実に直面する事も無いし自分の価値観の虚構性や幻想に対して無自覚でいられる
てのはありえないでしょう。
逆に、リアルな現実に直面しぶち当たってさらにひたすらに残酷な状況を見つめ、他者否定から他者肯定
他者肯定から自己肯定につないでいるのがサイバラ流ですよ。
>団塊以前の親は大人になれた?
これは脳内で整理がちゃんとついてないんですが、社会年齢と世代年齢の相対的なギャップの問題が
あるように考えています。
単純に知識や思想体系を考えた場合に昔と今とでどちらが大人か、という比較をした場合、
今の成人の方が長けている部分は往々にしてあるでしょう。
しかし、社会自体が成人に要求するレベルそのものがはるかに上回った成長を遂げてしまったのではないかと。
その負荷を咀嚼しないまま子供に掛けているのが今の状況ではないかと考えています。
昔は子供の世界と大人の世界に純然たる境界線が存在していた。
たとえ家計のために働いていても子供は子供。大人は大人。
接点の問題ではなく、階層構造の問題です。
大人の聖性が損なわれているがために、子供は早熟にならざるを得ず、それがさらに大人の価値を貶めている。
15 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/04/23(土) 19:11:01 ID:Oe8ufuFN BE:9815235-##
>>14 >逆に、リアルな現実に直面しぶち当たってさらにひたすらに残酷な状況を見つめ、他者否定から他者肯定
>他者肯定から自己肯定につないでいるのがサイバラ流ですよ。
あれ?キャラの視点で話してる? それとも読者の視点?
リアルで残酷な状況が見えるのは何かに向けて心身共に活発に活動させていた人が
大切な『何か』を失った時位だよ。
そうでない時はしんどいと言うだけ。
おねえちゃんが死んだ後に新しい大切な『何か』である女の子を拾ってきたでしょ。
もうそこで端的で残酷な現実はこういちくんには見えなくなっている。
後、他者否定から他者肯定、他者肯定から自己肯定につないでいるのでは無く
一貫して自己暫定、身内暫定、他者否定で話が進んでいく。
そして他者が身内になったり身内が他者になる時にドラマが始まる。
>しかし、社会自体が成人に要求するレベルそのものがはるかに上回った成長を遂げてしまったのではないかと。
>接点の問題ではなく、階層構造の問題です。
いや、アダルトチルドレン等の問題を考えるとそれはあまり関係ない。
ttp://www.09chan.com/~adultchild/acod/ 後、大人の聖性が損なわれたのは明治以降で当時の新聞を見れば解る。
ttp://www.yomiuri.co.jp/yomidas/meiji/meiji33d.htm 貧しい時代で両親がいなければ生きていけない時代でも大人の聖性はあまり関係ないのは
本田総一郎の自伝での小学生時代の悪道振りでも解る。
大人の聖性は『パパは何でも知っている』『うちのママは世界一』『奥様は魔女』等のテレビドラマが創った幻想。
家族は柱があればいい。
必要じゃなくなったら離れればいいと、思う。
抽象的にしか書けん...................
>>15 サイバラ・オカザキ論はちょっと横においておきますね。面白いんですが。
(確かにそういう見方もあるなぁと思いつつですんで誤解なきよう!)
アダルトチルドレンの話も含めて、階層構造の問題だと思うんですよね。
親を主とした「他者依存」の中から他者との関係性を生成し、共同性や関係性といった
本当の意味での「自立」が促されるのが一般的な「こころ」の成長です。
欧米では孤児に対して里親方式での養育が主になっていることも
家族の重要性をあらわしていると思います。ホスピタリズム。
明治で一つ区切るのは同意ですが、当たり前のお話のような。四民平等からなにから社会様式が変わった中で
ムラが崩壊しないわけが無い。明治維新以後については、小作人と地主、集落と家族という緊密なムラ体質が
根強く残っていたから、逆に家族性の崩壊に歯止めが掛かっていたとも考えられますよね。
それも接点というよりは流浪人になってしまったら食い詰める他無かった、という社会階層の問題と考えます。
価値観の変遷で考えた場合、明治維新・第二次世界大戦終戦・バブル崩壊
の都合三回のヤマがあったと考えます。
で、その中で前2回についてはなんとかやって来れたわけですよ。
「真面目に生きろ」とか「貯金しろ」とか「勉強していい大学に入れ」とかね。
大人が子供に生きる指針を示すことが出来た。この辺は明治以前からずぅっと変わらなかった。
バブル崩壊以降、現在に至るまでは大人が迷走していて子供に怒れない。
道を示すことができない。あいまいな表現でごまかすことしかできない。
早熟な子供を放置しておくことしかできない無力感に対して、親も子供も
DQN氏みたいに家族に対して空虚感をみちゃうんじゃないかと思いますが。
18 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/04/27(水) 11:13:28 ID:PJFuEVyQ BE:19629656-#
>>17 つまり接点の問題=階層構造の問題なんですよ。
「大人の聖性」がどう維持されていたかと考えると親に聖性があった訳では無くて
子供は親との接点が無かった故に江戸時代なら武士道、明治維新以降なら国体思想や教育勅語を真に受け
現実の親の人間臭さを成人するまで目前にする事は無かった。
だから、大人と子供の間に階層が出来ていた。
> 「士族の自殺は、息子による刺殺と判明/東京・芝浜松町」(1875年=明治8年9月5日)は14歳の犯行。
>父親が所蔵していた短刀「備前長船」を使い、自殺を偽装したもので、記事は「大胆な奴では有りませんか」
>とややあきれ気味に書いています。
> 「説教されて逆上の長男、出刃包丁手に両親を追い回す/東京」(1905年=明治38年8月8日)は、
>素行の改まらない15歳が、病床の父親にしかられた腹いせに父親と産後の母親に包丁で襲いかかり、
>警官に取り押さえられるまで大暴れした事件。
ttp://www.yomiuri.co.jp/yomidas/meiji/meiji33d.htm 大人と子供の間に接点が出来き、階層が消滅すると・・・
>親からの無理な要求等によるもの、そして、自分の意志に関係なく家族に大きな期待をかけられて育てられると、
>アダルトチルドレンになりやすく、現代社会では大きく取り上げられてきました。
> 親から「一流大学にいかないと駄目な人間になる!」と教養され、もし、好きでもない勉強をさせられた子供は、
>親のいうことを聞く“いい子”として育っていきます。
>親のいう事を聞かない子はダメな子と思わされて育てられ、他にやりたいことがあったとしても、それを言えないままの生活が続き、
>たとえ、言ったとしても否定され、その家庭内にて居づらくなってきても一緒に生活する事になります。
> 親は自分の言う事を聞かせようとした時、子供の自己主張や意見をまったく取り入れようとしない、
>接し方がわからない等、多々の原因があります。
> 子供は「意見を聞き入れてもらえないのであれば…」と心に“蓋(ふた)”をするようになり、一人でもないのに虚しくなったり、
>親からの違和感を感じながら育ってゆきます。
> そして、意見交換やコミュニケーションを上手く取れない等の支障をきたします。
http://www.09chan.com/~adultchild/acod/ そして、これが世代連鎖を起こす。
ttp://www.09chan.com/~adultchild/acod/02.html
19 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/04/27(水) 11:53:18 ID:PJFuEVyQ BE:26172285-#
>>17 >バブル崩壊以降、現在に至るまでは大人が迷走していて子供に怒れない。
最近の親殺しはなじられたのが原因でカッとなって殺したというものばかりだ。
ガンダムでアムロが「親にぶたれた事も無いのに。」と言っている様に昔からこんな事はあった。
仕事にかまけて「真面目に生きろ」とか「貯金しろ」とか「勉強していい大学に入れ」しか言わない
子供との接点が全く無い親なんて沢山いた。
>バブル崩壊以降、現在に至るまでは大人が迷走していて子供に怒れない。
少年の重大犯罪の実証的研究について
ttp://www.gks.co.jp/y_2001/s-data/ziken/01041901.html (3)家族の特徴
・幼少期から問題行動を頻発していたタイプ
ア 親自身に余裕がない
親自身が、育児への不安、サラ金からの借金、精神的障害などの問題を抱えて余裕がない場合が多く、
親が少年の問題行動に気付いていても、少年の性格や気持ちを考えずに体罰と叱責を加えるばかりで適切な対応ができていない。
イ 「しつけ」と「虐待」のはき違え
しつけの名の下に、親が少年にひどい体罰を行ったり、また、体罰とまでは言えないにしても、
親が支配的で押さえ込むようなしつけを行ったりして、少年にとっては、家庭が安全な場所になっていない。
普通は、人と握手できるくらいの距離は親密な関係を示すものだが、このような少年にとっては、親のパンチが届く距離であり、
そのような近さまで大人が近付いてくることに恐怖を感じ、積極的に人間関係を切り開いていくことができないと考えられる。
・思春期になって大きな挫折を体験したタイプ
ア 表面的には大きな問題がない(少年の良い面しか見ない)
このタイプの少年の家庭においては、表面的には大きな問題は見当たらない。
付き合いも良く、夫婦関係も円満で、近隣でも評判の良い家庭もあった。
しかし、少年の良い面だけを見て他の面を全く見ようとしていない点が特徴である。
イ 少年を過大評価する親
このタイプの少年の親は、少年をかわいがり大切に育てているが、少年に対する思い入れが強く、少年を過大に評価し、プラス面しか見ようとしなかった。
親から良い面だけしか見られていないことは、少年には、少年が弱い自分に対するマイナスの感情を持っているということ自体が
否定されていると感じられることになり、結果として、少年は、よい子の自分という一部分しか親に見せることができない。
ウ 少年の挫折に対応できない親
このタイプの少年が挫折したときの自尊心の傷付きは、周囲の想像を超えるもので、相当深刻な不適応状態に陥っている。
しかし、親は良い面しか見ないため軽く考え、必要なケアをしなかったことから、少年はますます情緒不安定になる。
また、少年が挫折し、どうにも立ち直れなくなったとき、親は自分の心の中で作り上げてきた「よい子」としての少年像が幻想であったことに気付き、
手のひらを返したように、少年を無視したり一方的に怒りをぶつけたりしていた。
このように、親が、挫折し傷付いている少年の心情を察して支えることができず、親子関係に深い亀裂が生じることが特徴的である。
20 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/04/27(水) 12:26:50 ID:E/UmQ4ES BE:34776094-#
DQN氏が言われている「親子の接点」と「階層構造の問題」とは明らかに違う。
階層構造の問題は、親子関係を包括した家族全体に掛かる問題であり、
家族という小集団内での階層の問題と取り違えている。
だから
>>19でも同じように
>子供との接点が全く無い親なんて沢山いた。
と仰られているのだと理解した。
そうではなくて、大人社会全体でのある意味「公式」といってもいい指針、
生活モデルが崩壊した事を指して階層構造の問題と捉えてください。
あと、大人大人と言ってますが子供に対する大人、という意味です。親とは限らない。DQN氏ご自身が
>>13で述べられていたように近所のオヤジなども含めです。
21 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/04/29(金) 09:26:07 ID:cnFnNPNl BE:23555366-#
>>20 アダルトチルドレンは、大人社会全体での「公式」的な指針を押し付ける事によっても出来上がるけど・・・
>>19より
イ 「しつけ」と「虐待」のはき違え
しつけの名の下に、親が少年にひどい体罰を行ったり、また、体罰とまでは言えないにしても、
親が支配的で押さえ込むようなしつけを行ったりして、少年にとっては、家庭が安全な場所になっていない。
普通は、人と握手できるくらいの距離は親密な関係を示すものだが、このような少年にとっては、親のパンチが届く距離であり、
そのような近さまで大人が近付いてくることに恐怖を感じ、積極的に人間関係を切り開いていくことができないと考えられる。
>あと、大人大人と言ってますが子供に対する大人、という意味です。親とは限らない。DQN氏ご自身が
>>13で述べられていたように近所のオヤジなども含めです。
とろちゃんとか鉄じいとかの事なんだけど・・・・
なんだろこの違和感
なんつーかなぁ・・・小難しいことはわかんねーんだけれども
子育て書なんかに割りとよく見られる言葉。
「子供にとって、最初に出会う社会が家庭です。」
つーことで。
家庭が崩壊するってことは、社会が崩壊してる気がしないでもない。
実際に子育てしてみればわかることなんだけれども、子育ては親育てだとか
親も子供に育てられるなんつーことをよく言われてて、まさにその通り。
アリストテレスが男性の理想的な結婚年齢は37歳だと言ったらしいけど
その頃のギリシャの平均寿命は50歳そこそこ。わずか死の13年前。
大人になるって、私たちが考えてるよりはるかに難しいことなのかも。
子供を大人にするのが子育てであり、家庭の意義であるとするなら
やる前から戦意喪失ってところかしら。
ま、私は子供にとって最低限の「生きる力」を与えてやることが子育てかしらと
思ってるけどね。
もう一つ。
動物でも、一生同じ相手と添い遂げるものも居るし(鳥などに多かったはず)
色んな相手の子供を産むものも居る(哺乳類に多いと記憶)
また、トドやセイウチ、猿なんかにも見られるハーレムもある。
倫理的には最初のほうの方が美徳とされてるけど、遺伝子学的に考えれば
後のほうが理に適ってるよね。
だからして、夫婦の離婚率と家庭崩壊とかとはあまり=で結んでも意味ナイ希ガス。
24 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/04/29(金) 23:35:44 ID:cnFnNPNl BE:7851762-#
>>23 >>1に家庭が崩壊すると離婚率が低くなると書いたけど読んだ?
ごめんごめん。
知識の豊富さに舌を巻いて、尚且つ長文のどの部分が主題なのかが
さっぱりわからなかったので、適当に読み流してた。
結婚や家族制度は文化的側面と本能的な側面があって
それを両方同時に論じようとすると収拾が付かなくなるんじゃないかなってのが
私の言いたいこと・・・かもしれない。
何か、難しく語ろうとしているようだけど
一番身近な他人だろ
家族なんて、政治とか宗教上のお約束でしかないんじゃないの
個を管理するよりも塊を管理する方が楽
>>26 夫婦は一番身近な他人だけど、家族ってそれだけじゃないからね。
血は水よりも濃いっていうしさ。
親子関係、特に動物にも見られる子供がひとり立ちする前の
家族形態には宗教や政治が介入する余地は無いと思うけど。
28 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2005/04/30(土) 11:40:40 ID:5EKtltYJ BE:106158454-
子を産み育てるシステムを構成する単位ってのが一般的な家族の定義なのか。
さらに家族は夫婦関係:種を仕込む段階と親子(母子)関係:産み育てる段階とに分けられる。
詳しくは知らないが、動物は夫婦関係と母子関係は明確に分かれていて、オスは種を仕込んだら
家族関係から離脱、あとは母が子を一人前になるまで育てて一サイクル終了ってのが普通じゃな
いのか。NHKで見たシロクマの生態はそんな感じだった。
夫婦関係と親子関係は不可分であるべし、ってのが今の日本の婚姻制度・家族制度なのか。
少なくとも法律はそんな感じになってたはず。一夫一婦制・重婚の禁止だとか離婚原因の法定だとか。
個人的には分けちゃっても良いんじゃないかって思うけど。少子化の歯止めにもなるし。
共同生活の結果である親子愛・家族愛と衝動的な性欲が根っ子にある男女愛は区別されるべきか。
もちろんどっちも下世話でみっともない人間関係の話だという点では共通だと思う。
だから痴話喧嘩が発端の恋人殺しと、親子関係のもつれから来る親殺し子殺しはおなじ視点で語られる
べき事柄だと思う。愛せるほど身近に居るから殺したいほどに憎めるってやつ。
どっちが崇高だとかってのは馬鹿馬鹿しい話で、人間の生命の維持に必要不可欠な食事と排泄みたいなもんか。
>>28 > 詳しくは知らないが、動物は夫婦関係と母子関係は明確に分かれていて、オスは種を仕込んだら
> 家族関係から離脱、あとは母が子を一人前になるまで育てて一サイクル終了ってのが普通じゃな
> いのか。NHKで見たシロクマの生態はそんな感じだった。
そういう動物もいるけど、一対一のつがいの場合、多くは子供がひとり立ちするまでの期間、
家族という形態を維持する。ワンシーズンが多いけどね。
メスが卵を産むと、オスが口の中にくわえ込んで孵化するまで面倒を見る
蛙だったか魚だったかもいる。
一匹のオスが群れ全体の家長である猿やセイウチなども。
様々ですよ。
人間のように、文化的(宗教的・政治的)なものを不可分なほど種の保存過程である
生殖行動に結び付けてるのは異例中の異例。
30 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/05/02(月) 20:45:22 ID:h82Qa1AP BE:78246599-#
一部のバカを除いて、どんな親でも自分の子供を大切に育てようと
思わないで産んでるやつはいないでしょう。
それに付け込むビジネスが横行して大人が迷走しているんですよ。
アダルトチルドレンにしようと思ってそういうしつけをしたわけではない。
虐待したくて虐待をしているわけでもない。
だがどこに正解がある?
31 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/05/02(月) 20:49:56 ID:h82Qa1AP BE:14490353-#
母親が悪いとかしつけが悪い学校が悪いと
悪者探しをしても始まらないことを理解しなければならないでしょう。
家庭崩壊している家の子供は非行に走りやすい?
じゃあ家庭崩壊しないようにするためには?
複合的な問題の解決に至るのは、社会的な「家庭」の地位向上しかないと考えます。
今の時代、大人が、子供に対して
自分の判断に任せられる範囲が広すぎて
またその結果が大きくなりすぎていて
まともに子供を育てられない。そんな社会はまともじゃないでしょう。
少子化の一因に「子供を育てることに対する不安」が近年増加していることも
あるわけですから。
32 :
養老 ◆UgY05YocbU :2005/05/02(月) 21:29:20 ID:fPjDcQPe BE:85686877-
よくわからないが、DQNさんは親殺し子殺しを、その他の殺人より大きな問
題と思っているんだろ。そして現在の家族制度を、より自然なものに変革す
れば、それは減るかもしれないと思っているんだろ。
まあおれは、15とか18とか、自分の生き方について、親と意見が対立す
る年頃になってきたら、子どもは新聞配達夫になるなりなんなりして、親と
は別の経済基盤を築くべきではないかと思う。アメリカと西ヨーロッパは、
そういう社会だし。
子どもが自分の意思で行動して失敗するのは、親の指示に従って失敗するよ
りも、百倍もいいことだと、おれは思う。親殺しのほうは、それでだいぶ少
なくなると思う。
なぜ日本社会がそうならないかというと、一つには住宅事情が悪すぎるから
だ。親と同居すれば、アパートで暮らすよりも、確実に月5万円はいい生活
ができるからね。
33 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/05/02(月) 22:20:01 ID:AbyWM67+ BE:36641287-#
>>31 >じゃあ家庭崩壊しないようにするためには?
いや、家庭が崩壊しても子供に居場所がある環境が必要なのでは?
タモリは養子で家庭には一切居場所は無かった。
家は完全に大人だけの空間であり独り言を言っているとボコボコにされた。
タモリに取って学校の子供社会が唯一の楽しみであり居場所だった。
ロンドンでは結婚しない人が多い。40〜45歳まで結婚しない人もけっこういる。
独身時代を楽しみたいという人もいるだろうし、子供ができてもシングル・マザーだと国から
手当がもらえるので、実はその方が経済的には楽だったりする。
父親はつかず離れず近所から通ったりしていたりするパターンが多い。
サイバラ家も典型的なこのパターンだが日本では特別裕福で無いとこれをやる
度胸は芽生えない・・・・・・・
>アダルトチルドレンにしようと思ってそういうしつけをしたわけではない。
>虐待したくて虐待をしているわけでもない。
なぜかと言えば
>今の時代、大人が、子供に対して
>自分の判断に任せられる範囲が広すぎて
>またその結果が大きくなりすぎていて
>まともに子供を育てられない。
そこで行き詰まって追い詰められ虐待してしまう。
日本ではホームパーティーを誰もがやる様な社交術の伝統も無いし・・・・
34 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/05/02(月) 23:51:26 ID:XdSh2+7B BE:9660825-#
>>33読む限りでは同じスタンスなんだけどなぁ
なんか話がすれ違ってしまうのは俺のせいか・・・・orz
隣人がどういう生業の人間かも知らず近所は言うに及ばず
公園に子供を遊ばせることも出来ない環境で、大人が、そして子供が
何ができるかというと「自衛」しかないわけです。今現在では。
そりゃ社会性のない子供ができるわなぁ。
それでいて親はソレが正しいとも思えていないわけですよ。
あるある大辞典やらおもいっきりテレビやら週刊ゲンダイとかで
「構いすぎはよくないがカマワナ過ぎもよくない」とか「叱らずほめて育てろ」とか
「幼児教育が肝心」とかいい加減なことを安易に煽るだけ煽って
社会不安を掻き立ててるわけで。答えを出さずに問題だけ挙げるのは傍観者の悪い癖。
社会階層云々と言ったのは、結局イチ家族の問題で解決できるお話ではないということです。
自治会ですよ。これからの家族問題の解決にまつわるキーワードとしては。自治会。たぶん。
自治体じゃなく、自治会にカネ出してでも自治会制度を濃度の高いものにしなきゃあならんと考えます。
35 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/05/03(火) 04:15:00 ID:zfzAjNIN BE:23555849-#
大丈夫、スタンスが同じと言う事は解っています。
ただ、「家庭の地位向上」とか「キーワードとしては。自治会。」とかいうと
ちょっと違うかも?と思えてくる。
きょうサイバラの毎日かあさんを買ってきた。
これを読んで安心する親は多いはずだ(w・・・・・・・いや心配に・・・
「家庭の地位向上」
↓
「家庭」という単語に貼られたネガティブなイメージをはがして、
もうちょい前向きなイメージを持たせましょう。
「キーワードは自治会」
↓
崩壊し尽くされたと言われる地域共同体(≒子育て互助支援装置)に
21世紀風アレンジを加えた再構築が必要なのかも。
…と言い換えたら、
>>35もすんなり飲み込めるんではなかろうかと。
この変換が
>>34の意図と離れていたらとっても申し訳ないんですが。
37 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/05/10(火) 02:15:17 ID:Uw69fLK5 BE:38640858-#
>>36 まさにそんな感じです。
現在「家庭」という小集団は優先順序がかなり後に位置しています。
仕事・受験・夜遊び・趣味などなど・・・
誤解を恐れずに言えば女性が家庭に入ることに対してNOと唱え始めたころから
その流れが加速したのではないかと考えます。
イメージ的には「家庭を顧みないこと」がストイックでかっこよく、
「家庭におさまること」を野暮ったく垢抜けないモノにされている状況をまずひっくり返したい。
そうでなければ「家庭」は常により優先順序の高い「何か」の犠牲になり続けるしか道がありません。
自治会については「破れ窓理論」や「少子高齢化社会」を踏まえ、「核家族」の存在を「イチ家族」から
「地域の中の家族」にすることでより義務と責任と権利を明確にすることができる最後の地域共同体だと
考えています。
組織自体がほぼ地域住民のカンパに近い形での維持費用でしか運営されていない為、いかんせん
やっつけ仕事になり勝ちではありますが、団塊世代〜ベビーブーマーのラインが急激に増大することを
考えれば今から「地方自治体の中の地域自治体」としての活動を官民合同で軌道に乗せるべきかと。
ちょっと聞きたいのだが、
「崩壊した家庭」ってどんな家庭の事を指すんですか?そして「崩壊してない家庭」とは?
39 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/05/10(火) 03:05:19 ID:Uw69fLK5 BE:5796432-#
>>38 全くの俺の私見ですが、崩壊している/していないの基準は
同じ家族内でも判断が分かれるところだと思いますが
相互に尊重し合える関係が無くなった時点が崩壊ポイントだと
考えます。
(ex.)オトンは浮気しながら、家庭はオカンが守ってくれてると勝手に解釈していたが
オカンのガマンが切れて家庭崩壊。しかし実はその前からギクシャクした両親に
嫌気がさしていた長女は家出同然の生活を送っており、長女の中ではずいぶん昔に
家庭は崩壊していた。
40 :
ヴァンダーブーフ:2005/05/10(火) 03:27:05 ID:JZElbTx2 BE:67637546-#
ううーん
ハウル見たのだ。
母性が育たないと父性は育たないのだ
物事には順番があるのだ。
41 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/05/11(水) 00:56:12 ID:g4Z/XO6D BE:23554894-#
>>37 >誤解を恐れずに言えば女性が家庭に入ることに対してNOと唱え始めたころから
>その流れが加速したのではないかと考えます。
いや女性が家庭に入り子供にべったりとくっつく「過保護」が話題になる様になって
家庭内暴力が話題にあがりだした訳で根本的な問題はそこでは無い。
女性が家庭に入りだしたのは戦中派から疎開世代までの多産少死世代から。
都市部に流出した家督を継げぬ次男三男がサラリーマンとなり婿養子を取れぬ次女三女が彼らを支える専業主婦となった。
それ以前、高級官僚や大学教授を除いて専業主婦は珍しかった。
だからそれ以前、養育責任が母親にあるという観念も乏しかった。家業の合間に乳をやる程度で、
近所の大人たちが世話をやき、近隣の原っぱには子供なりの社会があった。
親はなくとも子は育つ。
ところが農村余剰人口が都市に集った団地。当然近隣は知らない者同士だ。
米国郊外なら週末毎にパーティーを開いて仲良くなるが、こうした社交もない。
孤立した母親は育児マニュアルを頼るようになる。家族関係のメディア化が始まった。
>そうでなければ「家庭」は常により優先順序の高い「何か」の犠牲になり続けるしか道がありません。
これが元々あった家庭の姿であった訳です。
他人ばかりの地域社会化に伴う「家族への内閉化」は、専業主婦へ負担を転嫁した。
明らかな加重負担だが,当初耐えられたのも郊外家族のバラ色のメディアイメージがあったればこそ。
実際この種のイメージが風化するにつれ、過重負担に伴う問題が噴出する。
つまり
>「家庭におさまること」を野暮ったく垢抜けないモノにされている状況をまずひっくり返したい。
は現状を誤摩化す事しか出来ない訳です。
この頃から話題になったのが「母親がオカシイから子供がオカシクなる」という議論。
郊外家族のロマンが風化するに伴って顕在化してきた専業主婦の過重負担を、専業主婦の無能に責任転嫁しただけ。
実際、責任転嫁して済まない事態も起こり始めた。
例えば70年代半ばから家族も地域も、学校的な物差しで覆われ、子供は家に帰っても成績のことを言われ、
地元の塾でも成績を云々され、近隣の評判も進学の話ばかり。
専業主婦は、子供をいい学校に入れることが誰からも誉められる「家族にとって良きこと」だと考えた。
子供にとっては、学校での自己イメージを、下校しても引きずり続ける、「深刻な居場所の消滅」が生じた。
現に、79年以降「金属バット両親殺害事件」「開成高校生事件」と家庭内暴力から殺人に至る事件が連続する。
42 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/05/11(水) 01:14:32 ID:Q2DwcYbA BE:20286173-#
「女性が家庭に入ることに対してNOと唱えはじめたこと」が家庭崩壊に対する
根本的な問題であると俺が言ってるように勘違いされてませんか?
43 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/05/11(水) 01:18:02 ID:Q2DwcYbA BE:27048274-#
> 他人ばかりの地域社会化に伴う「家族への内閉化」は、専業主婦へ負担を転嫁した。
> 明らかな加重負担だが,当初耐えられたのも郊外家族のバラ色のメディアイメージがあったればこそ。
> 実際この種のイメージが風化するにつれ、過重負担に伴う問題が噴出する。
=女性が家庭に入ることに対してNOと唱え始めたころ
そしてばら色のイメージの風化によって「家庭・家族」に対するネガティブなイメージが広がる流れがさらに加速する。
両者のズレは年齢からくるもの?
あるいは地方育ち、都会育ちという差?
>>41からは「母原病」という単語がぱっと連想され、
>>37からは上野千鶴子系フェミニズムが連想される。
>>37の主題(あるいは問題意識)は「傍観者から参加者へ」で、
>>41の主題は「子供の居場所はどこに?」。
おそらく年齢は
>>41>
>>39。
でも
>>41は一貫して「子供」の視点で家庭を語ろうとする。
それに対し
>>39は「大人(≒親)としてなすべきこと」という視点で以下略。
「同じテーマを正反対の視点から語る」から
時にはかみ合うけど、時に反発するんじゃなかろうか…
とサイバラが怖くて読めない俺は無責任に混ぜっ返して以後静観。
45 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/05/11(水) 02:08:50 ID:g4Z/XO6D BE:13740473-#
>>43 >=女性が家庭に入ることに対してNOと唱え始めたころ
これは80年代後半の事で時代が違う。
46 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/05/11(水) 02:32:17 ID:Q2DwcYbA BE:54096487-#
モボ・モガとか女性解放とかって80年代後半のことでつか?
47 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/05/11(水) 02:57:30 ID:g4Z/XO6D BE:5889233-#
>>46 モガも女性解放も女性が家庭に入ることに対してNOと唱え始めた風潮を表す物では無い。
モガは不良少女のファッションを指してそう言っただけ。
女性解放は不当な抑圧からの解放。
48 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/05/11(水) 03:25:11 ID:Q2DwcYbA BE:28980465-#
あんまり拘泥するのもなんですが、もし面倒でなければ
「モダン ガール」でググってみてください・・・。
>>44 オイラはおっさんなんで、実年齢じゃなくて精神年齢かと。
人
( '∀')モヤスミナサイ
拝金主義スレのほうはまた明後日書きますです(介護の件)
49 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/05/12(木) 00:48:42 ID:ALUoE0q6 BE:26172858-#
>>49 妙に納得>最後の1行
核家族化・近所付き合いの希薄化に伴って育児の負担が父・母のみに限定されてきた時
負担の比重が母>父になってしまったこととか関係ありそう。(負担とは金銭面の事に非ず)
51 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/05/12(木) 12:50:07 ID:keREcAo3 BE:5796432-#
根本的な考え方として、家庭に対する不満があるから家庭不和になる、というだけではなく
家庭に対する社会的待遇が劣悪化していることがかなり大きいのではないかと。
「家族割引」とか実利的な面での厚遇があちこちでポピュラーに
なれば案外あっさり立ち代ってきそうなものだとも思います。
レディスデイやらカップル割引、子供料金などはもう充分でしょう。
ところで、キャリアウーマンのくだりは 「女性が家庭に入ることに対してNOと唱え」る人がかつてに比較して多数見受けられるようになったころ、でしょう。
NOと唱え始めた頃について80年代という認識は間違いですよねw
まぁスレ違いなので。
52 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2005/05/19(木) 03:37:52 ID:mgJQBuPY BE:57111825-#
いなくなったらわかるのではないかなぁ。その大事さが
53 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/06/04(土) 08:51:49 ID:Zl42IFkJ BE:17667239-##
サザエさんなんてナショナルスタンダードとして作られた虚構なんだろうな(w
54 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/07/20(水) 11:25:42 ID:Cw4tWHeD BE:36641287-##
こんなスレ見つけました。
【女こそ】日本の母の子殺しは世界最悪【凶悪な国】
http://society3.2ch.net/test/read.cgi/soc/1110036011/ ソース: 科学 岩波書店 2000年7月号
戦後日本の殺人の動向 とくに、嬰児殺しと男性による殺人について
抜粋:『日本は、殺人率全体では先進国では最低レベルにあるのに、こと嬰児殺し(母親による実子殺し)
に関しては欧米より郡を抜いて高い』
『とくに他の殺人率がコンスタントに減少した1970年代に、嬰児殺しは反対に増加傾向すら示した』
『別の角度からみると、日本人が一生のうちでもっとも殺されやすい時期は、出生直後ということでもあり、
1980年までのその率は現代アメリカの平均殺人率(100万人あたり約100件)にも匹敵していた』
この事実を知っていた人はいますか?
逆に、日本男性の殺人率は世界各国の男性と比べても最も少ない部類に入ります。
殺人率だけでなく、日本男性は性犯罪も暴力事件も他国と比べれば非常に少ない国なのです。
日本男性は他国の男性と比べても凶悪事件を起こすことが非常に少ないことはよく知られてることです。
しかし、日本女性は世界各国の女性と比べて嬰児殺しという凶悪殺人行為が非常に多いんですね。
日本という国は男女が逆転している国であるとも言えますが、この原因はなんでしょうか?
55 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2005/07/20(水) 13:29:50 ID:CxmA/EMg BE:410216696-#
>>54 夫の家事、育児への不参加じゃないだろうか
俺は結構参加してるほうだと自分では思っているが、ストレスめっちゃ貯まる
参加せずにゴルフだの、パチンコだの、飲みだのと言ってる男には腹が立つ
無論男は外で働いてるから半分は無理だろう。
1/10位から始めていって、徐々に出来る範囲で分かち合うべきだと考える
また核家族の問題も有る
お婆ちゃんが多少なりとも面倒を見てくれていた昔に比べ
今は育児を一人でこなさねばならない。
1970年と言うと、丁度進んでいった時期じゃなかろうか
56 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2005/07/20(水) 23:15:38 ID:33y1s0zL BE:13408463-#
ACの広告「子供を抱きしめてあげてください」
気持ち悪いね 覗かれてるみたいで 人の家庭に何言ってるって感じ
あとそもそも日本やその他の国の子供は 働けないけど飯は在る奴隷なんだから
家庭は崩壊した方が子供は自立できる社会が到来すると思うけど
57 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/07/21(木) 17:22:16 ID:fqtP678s BE:2617722-##
>>56 アダルトチルドレンって知ってる?
幼少時に親に抱き締めてもらえなかった子供は人格に問題を抱えるんだよ。
58 :
RICK.DQN ◆6ORDQNVoZw :2005/07/24(日) 17:03:54 ID:g22V0J0R BE:3926423-##
燃料になるかな?
ttp://www.miyadai.com/index.php?itemid=277 ■九〇年代末にスワッピング・サークルを取材した。自分が本誌に提案した。
幾つか驚くことがあった。
そのうち一つが、参入動機が極く少数のパターンに整理されることだった。
ネットのせいで有象無象が参入するようになる以前だったこともあるだろう。
■印象的だった参入動機がある。どちらかの浮気発覚から浮気合戦になる。
喧嘩が絶えない。そこで気付く。喧嘩するのはなぜか。嫉妬するからだ。
嫉妬するのはなぜか。(多くの場合)愛しているからだ。
嫉妬で別れるのは、愛ゆえに別れるのと同じ。これは逆説だ。
■愛ゆえに別れるという逆説。
この逆説を回避したがる賢明な夫婦が、嫉妬を、
愛の絆を強化するべく逆用しようとスワッピングに乗り出す。
そうした夫婦が集うサークルは、愛の濃密さと業のダルさが入り交じった独特の匂いを醸し出す。
そこには再帰的関係がある。
59 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2005/07/24(日) 18:16:12 ID:hB/i6JlO BE:52047427-#
>>56 餓鬼の頃に家庭が崩壊してしまうと、自立どころか
飯喰う事もできなくなるんじゃないか?
60 :
ちょっと待て名無しが何か言った:2005/08/14(日) 13:15:35 ID:OacqGm0w BE:402393986-#
きっとあれだな、心の病気だな
61 :
もぐりカウンセラー:2005/08/14(日) 17:26:28 ID:vK07GPDQ BE:47476883-#
心理学の教授は、よくこう言いますね。
家庭にもし問題がなかったら、
心理学の教科書は映画のパンフみたいに薄っぺらになるだろうな、って。
家庭は、人間を保護するようでありながら、一番問題も抱えている。
自然な意味での家族、というものは、
社会規範と照らし合わせたものが家族なので、
存在しないとさえいえる。
はっきり言ってしまえば、
被災地なんかで、見知らぬオバさんとオジさんと、
それに身寄りのない子供が出会ったとすれば、
彼らが運命共同体として行動を共にすることはありうる。
これは家族と言ってもおかしくないようなものなのでは。
逆に、「これが家族なんだ」ということを押し付けられて、
窮屈になったせいで反動的に崩壊していっているのが現代なのでは。
まあ、個人主義が曖昧な現代の日本では、
まだ家族の存在もあやふやなわけですね。
心理学者の河合隼雄がこう書いています。
戦前の父親はコワかった。
しかし、父親が人として厳格だったからそう見えたかと言ったら、
個人としては怪しかっただろう、制度が父親をコワくしていたんだ、と。
戦後個人主義的な家族のあり方が日本に入ってきたわけですが、
家族とは何かが未だに定義づけされておらず、
昔の家父長制などをノスタルジーやロマンとして追い求めてみたり、
アメリカのマネをしようとしてみたり、で状況は混沌としています。
アメリカ的な家庭も、家父長制的な家庭も混在しているのです。
まあ、どちらにしろ、「心のエネルギーを使わなければどちらも破綻する」
と河合隼雄は述べています。
ゴタゴタを避けていてはダメで、本気でぶつかって、
喧嘩するくらいの意気込みがないと、家族なんてすぐに崩壊するよ、
ということですね。
確かに、家庭は様式と言うよりは内部の人間がどれだけ、
地を出しているかで決まってくるような気もするのです。
なんにせよ、河合隼雄の本はいいですよ。
横レスすみませんでした。
62 :
スラ仏 ◆SLIMElnX8k :2005/08/15(月) 01:21:14 ID:4ZZQxj0B BE:11592443-#
お盆ですね。お墓参りには行かれました?
少子化が進むと、お墓の扱いはどうなってしまうんでしょうね。
昔みたいに多産で男中心だったら増える一方だったでしょうけど
一人娘とかのお家の場合、最終的には無縁仏になってしまうような。
>>63 いや、誤爆だとしても、そこそこテーマに沿ってるようなw
>>59
いや、それほど冷めた家庭ばかりになれば、脱家庭運動でも起こるかなと
66 :
運動か:2005/10/05(水) 22:06:09 ID:SvFiy5vS BE:95568252-
家族が果たしてきた役割という観点から、考えてみたらどうかと思ったんですけど、
私の考える、家族の役割とは、
A.家族でなければ、味わうことの出来ない愛情関係、人間関係によって、
各家族の成員が精神的な心の充足を得る、そういう場であること。
B.0歳から3歳または、8歳くらいまでは、人間の子供が健全に育つ上で、
絶対に欠かすことの出来ない愛情を受ける場として、また、モラル、道徳、哲学、文化を
伝達し養成する等、次世代教育、育成の場であること。
C.社会の基本単位として存在すると同時に、個人にとっては、向き合っていかな
ければならない社会・国家とを隔てながら、緩衝帯として、守ってくれるという役割。
C.については、まだ十分に、まとまっていない感じがして、どう思われるかアレですが、
これらの役割を、果たせなくなった家庭が、崩壊へ向かっていると考えられるように
思います。
あと、離婚を取り上げていましたが、欧米は離婚率よりも、婚外子率のほうが、はるかに
問題です。つまり、結婚せずに子供を生み育てる率が、米国で30%くらい、ヨーロッパ
はもっと多くて40%から50%にも昇るのです。(ヨーロッパは事実婚も多いが)
これに対して、日本は2%とか3%というレベルです。
欧米では、最初から両親がそろっていない子供が、日本の10倍20倍というレベルです。
※ヨーロッパの事実婚は、離婚を前提にしているようなものですから、−もちろん事実婚の
人たちの離婚は、統計に乗ってきません。(もともと結婚していない…)
67 :
rick:2005/10/06(木) 20:18:31 ID:ZMvvcnij BE:26172858-##
>>66 1を読んでいたらあり得ない書き込みのような・・・
>欧米は離婚率よりも、婚外子率のほうが、はるかに問題です。
問題にならないように環境や法の整備がわりとできている。
貧富の差によりその恩恵を受ける事ができない人がいるのが欧米の問題。
>ヨーロッパの事実婚は、離婚を前提にしているようなものですから
家庭崩壊を未然に防ぐために離婚するカップルが多いのでこれも根拠がない。
子供の親離れが済んでから結婚するパターンが多いらしい。
斎藤学(さいとう さとる)の本(上でも上がってるが)は禿げしく参考になる。
69 :
小六:2006/01/23(月) 20:09:23 ID:D8NMAXtO BE:161001735-
利害団体
70 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2006/06/11(日) 07:17:36 ID:jENCrI/W BE:601096267-
>>59 家庭崩壊っても子供が飯も食えない程悲惨なのは滅多に無いし、
飯が食えても問題がある場合もあるよ。
てか子供が飯も食べさせて貰えないのは虐待。犯罪では。
>>56 自立出来ても家庭崩壊は子供の精神、時には肉体にまでに重大な後遺症を残す物だよ。
家庭崩壊で不良になった子供とかが増えたら治安が悪化とかするのでは?
血縁関係にある者
呪縛
75 :
嗜好が安定しないボーダー:2011/09/21(水) 23:15:28.28 ID:JUYeic+m BE:2917127276-2BP(0)
なんだかんだいってどうにもならない物
諦めるしかない
76 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2011/09/23(金) 00:16:30.27 ID:Jw7XV5Yn BE:2391953257-2BP(7)
あ
ぐぐれ
78 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2013/02/13(水) 15:46:15.59 ID:4+/eMYs8 BE:13012782-2BP(7778)
_
|O\
| \ キリキリ
∧|∧ \ キリキリ
ググゥ>(;⌒ヽ \
∪ | (~)
∪∪ γ´⌒`ヽ
) ) {i:i:i:i:i:i:i:i:}
( ( ( ´・ω・)、
(O ⌒ )O
⊂_)∪
79 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2013/02/18(月) 23:18:52.41 ID:36JSY0uk BE:1227815472-2BP(0)
家庭とは、伝統を守るものだと思う。
親は子供を養い、祖父母は孫の成長を助け(※特に祝い事(冠婚葬祭)の費用)子供・孫は代々の墓を守っていく。
そして、親・祖父母は子供・孫に知識・経験を継承していく「小さな集団」としての面が強いと思う。
だから、専門知識は継承され強化されるはずなんだが・・・。
「家族」としての重要な意味を認知できていないから、家族が崩壊しているのではないだろうか?
一家離散と一家の集合を行なった事が有る者から言わせて貰うと
「家族」は単なる居場所にしか過ぎないのかな。
3昔前なら、核家族化でも親縁を大事にする習慣が有ったのかな。
今の家庭は「家族」の集まる場所と時間が少ないと思う。