今の「オタク」について

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7814 ◆6ORDQNVoZw
現代のオタクの代表者と言えばこの二人だが・・・・・
底辺だけでは無く上層部にこういう人間がいることも考えてほしい
庵野秀明
ttp://www.gainax.co.jp/hills/anno/
日産のCMに出ていたりする。
ttp://www.gainax.co.jp/hills/anno/img/news/tiida1.jpg

岡田斗司夫
ttp://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/
ttp://members.at.infoseek.co.jp/toumyoujisourin/jiten-okada.htm
「身なりを気にしない」「作品を愛しながらも醒めた側面を持つ」「だがその反面ひいきのひきたおしに成り易い」・・・
こういった「オタク」特有の「生態」をオタキングは半ば自虐的に、
そして優れた「笑い話」をまぶしながら饒舌な筆致で語って行く。
 その姿は一部のオタクたちには痛かったかもしれないが、多くのオタクたちにも、
一般人にも広く受け入れられ、岡田の存在をゆるぎないものとしている。
 この「オタクであること」を逆手に取った「広さ」は、「言いたいことを適切で分かりやすい言葉で表現してくれる人」
というBSマンガ夜話での視聴者層の岡田への評価によく現れていると言えるだろう。
 もっとも当の岡田はそんな視聴者をバカにしきっているのだが。
 (私は何度かこのBSマンガ夜話のライブに行っているが、
収録後のトークライブでかならず岡田は「視聴者からのファックスってなんでこんなに頭が悪いんだろう」とこぼしていた)

 こうしたオタキングの「オタクの生態」研究はやがて「オタク」最大の難敵「恋愛」へとシフトしてゆく。
 実は正確には岡田の評論家としてのデビューは「ぼくたちの洗脳社会」という一種のコミュニケーション論だった。
 「オタク」研究は多くの場合最終的にはコミュニケーション論となることが多い、
それはオタクたちの大半が自分たちの「オタク的教養」を最大のコミュニケーション・ツールとして使用するところに
その特徴があるからだ(このサイトみたいにね)
 そして、現代社会でもっともこの「コミュニケーションの形態」の問題が先鋭化するのがこの「恋愛」なのだ。
 岡田が「フロン」「恋愛の取説」などの近著で積極的に恋愛論・家族論などを語り出したことに
違和感を唱える者もすくなくないが、個人的には当然の成り行きではないかという感想を抱いている。

 世間一般の「オタク」に関するイメージはなんろうか?
 「モテない恨みをアニメやゲームにぶつけている」・・・・この一言だろう。

 そこで岡田は考える、多くのオタクたちが自問自答したように。
 「モテないからオタクになったのか、オタクだからモテないのか」と・・・。