1 :
けんすう :
05/02/01 23:47:21 ID:5fvdsG75 BE:11539744-# 何か揉め事があったときに、 司法の判断に任せるっていうのは ある意味すごく合理的な気がします。 でも、いまだに、裁判をするというと びっくりした顔をする人がいます。 そんなに裁判って一般の人から見ると 遠い存在なのでしょうか?
日本の司法制度と他国の司法制度ではまた事情が違いますからね。 アメリカでは陪審員制度でやっえますな。 あれは裁判としては比較的不公平で、企業VS個人だと、陪審員が個人に味方しがちなので 個人側が勝ちやすい傾向にありますね。 クリントン政権時代に、議会で問題に上がった事もあるとか。 日本の場合は裁判官が審理を経て判決を下します。 公平かと思われがちで、裁判官にまかせてしまうので、たまにトンでもないような判決が出てしまう事も。 以上のような点から、国内においてはできるだけ裁判は避けて通った方がいいかななんて思いますなぁ。 裁判費用もやたらかかるしね、、
ひろゆきがおこまりです
4 :
東京kitty ◆a1GNWHiwwM :05/02/02 00:18:47 ID:2I5LkVx8 BE:4442832-##
訴訟社会とは立法と行政の敗北だよ(@wぷ
費用も掛かりそうなのもありますけど、普通に仕事をしてる人は時間が取れないし裁判の 資料を集めるのもタイヘンで躊躇してしまうのでは? 裁判の為に頻繁に会社を休むなんてことは出来ないし、裁判してると言うこと自体周りにいい 印象を持たれないし・・・ 後は、弁護士の敷居が高いと言うのもあるかな?
6 :
ひろゆき :05/02/02 01:31:28 ID:AKXxn7a9 BE:151283-##
裁判所って便利だから、今後も利用は増えていくんじゃないかなぁ? ビルゲイツの言葉ですが、 "If people had understood how patents would be granted when most of today's ideas were invented and had taken out patents, the industry would be at a complete standstill today."
7 :
ちょっと待て名無しが今何か言った :05/02/02 05:12:04 ID:5Z5MJFro BE:32198459-
>>4 行政指導と家システムそして世間システムの崩壊でしょう。
それぞれ、対企業、家事裁判、隣人訴訟と。
8 :
けんすう :05/02/02 09:00:08 ID:DMeA1KIF BE:34617986-#
>>2 >公平かと思われがちで、裁判官にまかせてしまうので、たまにトンもないような判決が出てしまう事も。
感情に動かされる陪審員よりかはマシなんじゃないかなぁ、と。
そして、3回のチャンスがあるわけで、
明らかに偏った判決というのは出にくいわけです。
>裁判費用もやたらかかるしね、、
自分でやればそんなに費用がかかるわけでもないですし、
一つの揉め事を解決するのに
そんな信じられないほど高いわけでもないと思うんですよね。
>>5 >普通に仕事をしてる人は時間が取れないし裁判の
>資料を集めるのもタイヘンで躊躇してしまうのでは?
一日何時間もとられるわけでもないですし、
自分の身を守るためだったらそんなに苦でもない気がするのですよ。
医者にいったりするのだって、時間もお金もかかりますし、
頻繁に会社を休むことだってできないのに
みんな折り合いをつけてうまく通っているわけです。
弁護士をつければ裁判自体に出席する必要もないわけで、、
>>8 >医者にいったりするのだって、時間もお金もかかりますし、
>頻繁に会社を休むことだってできないのに
「病欠」なら社会的に広く認知されているが、裁判で言わば「争欠」と
なると理解され難い。弁護士をつけるにも費用が掛かるという問題が
あり、この際、訴訟に関しても「医療における健康保険」に相当する
国民皆保険制度でもなければ広まらないと思われ。
例の会社について、ヒステリックに不買運動始めるとか裁判官を中傷するとか、 中身を知らずに反射的に暴れるアホが多いようでは、まだまだ日本人は成熟が 足りないと思われ。 証拠を示すよりも感情で勝つか負けるか決める方がいいのかね。
ヤミチクロ 米国では、映画の中で 弁護士という職だけは堂々とこき下ろして叩いてもいいらしい もうひとつ叩き公認の職業があったような・・・
>>8 >明らかに偏った判決は出にくい
地裁判決なんかは常識外れな判例がんがん出てくると思いますね。
高裁→最高裁へ進むにつれより正確な判決が出るとされてはいますが、そこまで進むには相当な年月を要します。
訴訟社会というと真っ先に米国を思い浮かべるんですが、
あれは、
>>2 で書いたようなシステムの為、個人側が勝ちやすいわけですね。
であるので、一攫千金を得るような感覚で訴えを起こしたりとかギャンブル的な意味で裁判始めちゃったりするそうです。
弁護士もそれを唆してたりして。スーパートンデモ判決が出る国だからできる事じゃないかと。
そういう意味じゃ日本では比較的正確な判決を得やすいので、
訴訟起こしても利益は得にくいし、やる意味が無い気がしますな。
>自分でやればそんなに費用がかかるわけでもない
そんなたって、弁護士には着手金で数万は払わなければならないし、裁判が長引けば長引くほど双方使う費用がかさみます。
弁護士を通じて和解を得るのが上策じゃないですかなぁ。
訴訟を起こすよりは現実的だし、費用もかさまないし、うまくいけば金も入る。
裁判と言うと大掛かり過ぎるので、やはり もうちょっと身近な紛争解決施設があった方が いいでしょうね。法よりも倫理、常識を大切に するようなところでいいと思います。 例えば隣の家の敷地に植木の枝がどうだらこうたら、 とかいう問題です。ただ、判決に法的拘束力は 持たせない方がいいとは思いますが、第三者が 争いの仲裁をする制度というのはもっと裁判よりも 手近なところで必要だと思います。もうあるかもしれませんが…。
14 :
段造 ◆b5w5DanzOU :05/02/11 21:16:48 ID:WukHrInj BE:16128454-
元来裁判制度というのは、公平な立場にある専門家に判断してもらう、という 理念的には非常に良い制度なんだが、現実はね。 銭と時間がかかるし、やたら専門化してしまったし、常識はずれの判決を出す裁判官もいるし。 かつては地域共同体内で解決していた問題なんだろうが、こうも生活が原子化すると 米国並の訴訟社会になるのも時間の問題かもしれない。
15 :
ちょっと待て名無しが今何か言った :05/02/11 21:33:09 ID:mqRLregO BE:100210368-
アメリカのような懲罰的な高額賠償が始まったら、いよいよって感じにもなりますが、 まぁそーはならないでしょうね。
>>8 自分でやればって弁護士たてずにってこと?
特別な理由も無いのにんなことやったら露骨に裁判官に嫌悪されるだけですよ。
法曹出身とかならともかく。
17 :
処刑人 ◆CG9Z/ZFOQU :05/02/12 00:03:50 ID:vfSHFwRS BE:13257252-#
裁判費用が結構 高いからね。その点であまり 身近に感じられないのかも。 まぁ、アメリカみたいになっちゃうのも 困るけど
裁判員制度で裁判沙汰が少しでも敷居低くなって事なかれ主義が中和されると好ましいね 特に対外政策において
19 :
ちょっと待て名無しが今何か言った :05/02/13 12:18:07 ID:ZIj47KOF BE:24365388-#
隣人訴訟事件 近所の子供が自宅に遊びにきたところ、誤って隣接する溜池に転落・溺死してしまい、 溺死した子供の親が隣人と国・三重県(公物である溜池の管理者)に対して損害賠償を請求したもので、 一審の津地方裁判所は「遊びに来られた側の親(隣人)に注意義務がある」として 500万円あまりの損害賠償を認めた。 しかし、これに対して新聞等の報道機関が「隣人の好意に辛い裁き」等と書き立てた為、 この事件を訴訟で処理しようとした原告に嫌がらせや脅迫まがいの非難が集中し、 結果訴訟を取下げざるを得なくなってしまったのである。 この事件なんかは裁判にせずに、調停や示談交渉で済ますべき事件だったと 思うんだよね。 なんつーか、白黒はっきりと付けなければならない問題もあれば、 灰色で済ませるべき問題もあると思うんだよね。
20 :
ちょっと待て名無しが今何か言った :05/02/13 13:56:55 ID:vX71xDxi BE:30024386-
訴訟しよう! そうだ!そうだ!そーしょー!
21 :
20 :05/02/13 23:51:15 ID:??? BE:28148459-#
止める気は無かった・・・正直スマソカッタ
22 :
段造 ◆b5w5DanzOU :05/02/20 09:52:11 ID:y6FAdnvA BE:9677726-
>>15 米国は多民族国家で、国民間を契約て規律せざるを得ないんでしょうね。
日本とは根本的に異なるようだが、外国人が増えて来るとどうなるかな。
>>16 高裁以上は弁護士でないと訴訟できない。
23 :
ちょっと待て名無しが今何か言った :05/03/05 05:50:34 ID:eZcVKczj BE:88914757-
>>2 アメリカの教科書によれば、結構陪審員ってのは検察の”言いなり”とは
言わないまでも、かなりの割合で検察の勧めに従ってるって書いてあるよ。
んで、さらに言えば、アメリカは一時期、かなりリベラルな風潮が強くなったから
個人でもその様な裁判に勝ちえたりするけど、それがすべて陪審員制度からくるのか
っていうと全くその様な感じは受けない。しかも個人にはできないロビー活動ができる分、
企業の方がダイレクトに法律を作る事さえ容易な訳だから全体見ていくと
アメリカ不公平で日本が比較的公平かって言えるのかなぁ。
アメリカも何だかんだ言いつつも、みな訴訟は避けたいってのも統計でててるよ。
それでも訴訟が多いのは時代の趨勢?なのかな。
24 :
海 ◆Kveoxyl9RE :05/03/19 08:24:53 ID:u+vpYsTZ BE:77004195-#
>>23 亀レスですが、
>検察の薦めにしたがっている
これはつまり、リベラルとは言えない感じですね。
先日のマイケル裁判を報じた報道番組を見ていたのですが、
陪審員に黒人がいないそうです。
陪審員を決めるのは専門の機関があり、公平の名の下に設定がなされるようですが。。
他にも、レイプ裁判の場合には女性の陪審員はその事実は別に検察側につく事も多くあるとか。
教科書はあくまでも概要を伝えるだけのもので、実際のものとは多少なりともずれがあるだろうと感じますね。
国の機関、個人共に流動的なものと思えるので、陪審員からくる不公平(言い換えれば適当)な感じは否定できないと思います。
ただ、全てが陪審員制度から問題が出てくるのかというと、確かにそうでもなさそうですけどね。
たばこ裁判なんてのもあったなぁ。
喫煙者が「我々が健康を害したのはたばこのパッケージの健康被害を促す広告が小さかったからだ」
として訴えた。すごい論法だと感心してしまいました。
この手の言いがかり裁判を専門に扱う弁護士なんかもいるようです。
>>24 たばことかについては、アメリカは
個人の言いがかりがどうこうよりも、企業責任を重視しているからああいうことが起こる。
マクドナルドの火傷裁判でも、マクドナルドの対応があまりに悪かったために懲罰的にあのような判決になった。
日本では、個人の被害の範囲内でしか認められないために、ときに企業責任を追及するのが非常に困難になる。
まあ一長一短。
金もそうだけど裁く人が信用できないとイマイチ訴える気にならんなぁ、俺は。 一度、何かの参考にと思って裁判傍聴してきた事あるけど真剣味に欠けるね、奴らw まぁ、あの人達は毎日の事なんだからある程度しかたないのだろうが・・・・