1 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:
戦前の日本では、陸軍(親独)と海軍(親英)の政治的対立がありました。
戦後の日本では、保守(親米)と革新(親ソ・親中)の対立がありました。
そして現在では、親米と親アジアで対立しています。
つまり、ここ100年の日本外交の争点は、海洋国家派と大陸国家派の対立である、と言えます。
果たして日本にとって、どちらを選択するのが望ましいのか、議論しましょう。
2 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:05/01/27 01:08:55 ID:Hu/6iCLS BE:10642234-#
3 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:05/01/27 20:33:43 ID:BOEDC5Oa BE:44369074-
対立も何も、日英同盟廃棄から敗戦までの暗黒時代を除けば
ほぼ一貫して海洋国家路線だったんじゃないの?
4 :
黄泉からの囁き:05/01/27 21:16:48 ID:??? BE:16309627-#
アメリカと中国か・・・
どちらをとっても、追従路線だろーなー
5 :
1:05/01/28 01:39:40 ID:ly6n9F/b BE:55797375-
>>3 結果的にどちらが主導権を握ったかはともかく、対立関係そのものはあった。
例えば、第一次桂内閣が日英同盟を締結した際にも、
伊藤博文は日露協商を締結しようと奔走していた。
>>4 今の日本には、追従路線以外の選択肢は無いように思う。
独自で核武装とかできる情勢じゃないし。
まあ、大陸派=親中とだけ捉えなくても、
イラク攻撃に反対した独仏と連携するのも大陸派と言えるわけで。
6 :
裏 ◆tR9ZGB/URA :05/01/29 23:58:21 ID:wFvHw728 BE:21957449-#
海を支配してる方につくしかないんじゃないの?
日本には油も食料も,すべてが海を通して入ってくる.
海上封鎖でもされたら三ヶ月も経たないうちに日本は崩壊してしまうんじゃない?
また,日本が交易で利益を上げていることを考えても,海を支配している勢力と緊
密な関係を保っておいた方がいい.
自らが海を支配しない限り,だけど.
7 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:05/01/30 05:46:57 ID:xLjZjMCl BE:25758094-
アメリカって大陸国家兼海洋国家だな。
8 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:05/02/06 08:46:29 ID:NNarXO61 BE:29043735-
偉そうな事を言う程の者ではありませんが、島国イギリスがルーツの
アメリカは、大陸国家的要素が少ないと思います。
アメリカ外部に対する無知無関心と外交能力の乏しさは、島国日本と
共通するところです。
一方、大陸国家である中国やEU諸国(特にフランス)の外交駆け引き
におけるしたたかさは周知の通りです。
また、世界の趨勢としては海洋国家のアメリカの影響力が低下する一方、
大陸国家の中国やEUの影響力が強まっている様に思われます。
日本としては、6が主張している様に海を媒介して外国と接している以上
アメリカを軽視する訳にはいきませんが、影響力を増している中国やEU
を軽視する訳にもいきません。
従って、どちらかにべったりと寄り添うのではなく、世界情勢を注視しな
がら、したたかに立ち振る舞うしかないと思います。(日本が苦手として
いる方法ですが…)
9 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:05/02/06 10:20:06 ID:ygKr0R5l BE:30699195-#
ランドパワーがシーパワーを支配する事はあまり考えられないけど、
シーパワーがランドパワーを支配する事は、
>>6氏が言うように海上封鎖すれば容易だろうな。
今のアメリカと北朝鮮みたいに。
そういう風に考えると、共産主義は資本主義に敗れたんじゃなく海洋国家に破れたように思える。
近隣諸国との対立は不可避と考えるなら、武力で戦うか経済政策で戦うかの違いに思える。
海洋国家は必ず他国との関係の上に成り立つ物だから、有事の際は協力を取り付けやすくなる。
第二次大戦の米英みたいに。
シーパワーがランドパワーに抑制されるのは、
例えばインド―パキスタンの対立のような、どっちも重要な石油輸送レーンに関わってくるが、
どちらか一方だけとの同盟が成り立たないような状況が、世界各地で起こる事だろうか?
あとは帝国主義時代のオランダのような状況とか。
アメリカの対中東石油依存度は結構低いけど、
そういう風にリスクの分散をしっかり行えば発展する可能性は飛躍的に高くなると思う。
日本はリスクの分散って考えがちょっと抜けてるんじゃないだろうか。
日本は中国やASEAN諸国を生産輸出拠点として利用してるが、
いつタイバーツの時のような通過危機が訪れるかわからない。
中国でいつ人民元が切り上げられるか、いつ政変が起こるかわからない。
石油や食料に関しても同様。
日本は内政と陸軍を大陸国家から学び、外交と海軍を海洋国家から学んだ事からか、
海洋国家派と大陸国家派の混在する珍しい国だけど、
もうちょっと海洋国家としてリスクの分散に主眼を置いてったほうが良いんじゃないかな。
インド(パキスタンとの関係悪化は懸念されるが)、ロシア、ブラジルなどとの関係とか。
21世紀にまでなった今、どちらとも仲良くするという
選択肢じゃダメなんですかね…。確かに政治的主義は
違いますが、現時点どちらとも敵対してないじゃないですか。
それにアメリカが「共産主義国の中国と縁を切れ!」
なんて要求してるって話は聞いたことありませんし、
どちらかに付かなくてはならない理由もないのでは…。
中国とアメリカの関係も決して今は悪くないようですし、
当分はどちらとも仲良くすれば良いと思いますよ。
中国は共産主義ですが経済的には日本以上に資本主義ですし。
11 :
裏 ◆tR9ZGB/URA :05/02/20 12:36:41 ID:bGgYIVp1 BE:12198454-#
「仲良くする」とか「縁を切る」とか情緒的で曖昧な表現はやめてくれ.
12 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:05/02/20 12:50:10 ID:W+sAOn2d BE:9939839-#
アメリカとしては、日本を失うつもりもないだろうし中国と敵対するつもりも
ないんじゃないかな?
アメリカとしては、中国という巨大な市場はどうあっても失いたくないだろう。
中国としても、イデオロギ−にこだわる国には思えない。
面子さえ立ててくれればアメリカと対立はしないだろうと思う。
その中で、日本はいかに自分の価値を高めていけるかが課題だと思う。
常任理事国入りも狙いはその辺なのかもしれない。
13 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:05/02/21 16:02:40 ID:G/OMQDcl BE:22890252-
海洋国家派と大陸国家派???
アメリカはどっちかって言うと
大陸国家の性格を持ってると思うが。
信奉しているイデオロギーが違うだけで
国民の性質は中国と変わらんようなやっかいな連中が多いと思われ。
14 :
2:05/02/21 20:41:44 ID:??? BE:35472858-#
戦前は半島、満州と大陸に領土や権益があったんだから
大陸国家、海洋国家どちらにも選択しえたんだけど、
まあ結局は両立さてようとして、無理がたたってアボーンしたわけだ。
現在は大陸に領土もなく日本にとって重要な輸入品であるエネルギー資源、食料、鉱物資源は主として
アメリカ、オーストラリア、中東、東南アジアから海を経てやってくる以上
海洋国家の道を歩むのは当然じゃないか。
>>1 >親米と親アジアで対立しています。
これはおかしい、
アジアといっても色々あるニダ、そしてアメリカとアジアは決して対立してるわけではない。
このような考えはアカヒなどが勝手に妄想してるだけだ。
16 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:05/02/24 12:07:56 ID:QV/ib+rC BE:127073096-
>>12 アメリカがもっとも重要視してるのは
パナマ→太平洋→日本→西南太平洋→マラッカ海峡→インド洋→バベルマンデブ海峡→スエズ運河→ジブラルタル海峡→大西洋→パナマ
という世界一周できる最短海上交通路だ。
シナが野心むき出しにして海軍力を増強し、シーパワーを増大させこれを冒そうとすると、
アメリカは敵対してでもこれを死守するよ。
逆に言うと、日本はどちらに付いた方が国益になるんだろう?
今は、どう考えてもアメリカだけど、将来的に経済的・政治的なブロック化が進めば
アメリカを中心としたブロックなのか、たぶん中国を中心とするであろうブロックなのか・・・
案外と、ロシア辺りと組んで見るのも面白いかな?
それとも、オ−ストラリア辺りと組んで・・・
まあ、「日和る」ってのが、一番国益になりそうな気も。
よく考えたら、スレ違いの様な気が。
18 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:05/02/25 20:10:42 ID:3GqThZuQ BE:38724454-
将来的な日本の国益と安全保障を共に考えると、どこかの国と強い同盟関係を結ぶより、
複数の周辺諸国と緩い同盟関係(醤油の貸し借りはしないが、挨拶は交わすご近所さんの様な関係)
を結ぶ方が良いと私は思います。
日本さえ良ければいいっていうのは時代遅れ。
戦争技術、工業が発展した今、何かあったら
日本だけの問題で済む話じゃない。
20 :
ちょっと待て名無しが今何か言った:2005/06/22(水) 14:20:48 ID:dUUks6vA BE:222932276-#
海洋か大陸かってのは随分と適当な区分けだよなあ
血液型相性診断並みに胡散臭い
揚げ足を取るわけじゃないけど、
スエズ運河及びパナマ運河は現代の機動艦隊が通過できるほど広くないよ。
すでに軍事的な重要性は失われている。
海峡交通の安全は今も昔も変わらず重要視されていて、
マラッカ海峡周辺国の政情問題は、
中東オイル依存症の日本にとっては死活問題。
資源問題に限定するなら、東シナの大陸国との友好云々よりも、
インドシナなどの海洋国家とのそれがより重要ですな。
日本の大陸派ってどどのつまり親中路線のことでしょ。
経済好調の勢いに乗じて、海底資源の強奪や反日政策を推進してくるあたり、
外交的なベストパートナーになりうる存在じゃない。
ソ連のウラジオストック潜水艦隊の津軽海峡、
対馬海峡突破が安全保障上脅威だったように、
中国も海軍力を増強している現状は大変な脅威。
中国の中華思想的な勢力拡大を水際で阻止できるのは米国なのだがら、
欧米諸国との遠交近攻政策的な路線の継続がベターかとおもう。
マラッカ海峡問題と対中問題も踏まえたら、海洋国家が望ましいんじゃないかな。
理想はアメリカ軍事力の依存を小さくした上での親米路線でしょう。
陸軍と海軍だと海軍の方が自由なイメージあるな
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