ニートは働く必要ないし、気にする必要もない。

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927 ◆ttDN1PIvWc
>>926
まさに「普通とは違う人」とか「夢見てんじゃねぇよ」という理由だけで蔑まされる状態ですね。

さてさて。
たまたま読んだ朝日新聞で英国のコネクションズ政策について読んだので戯れ言を。
↓はその実務機関である"コネクション・サービス"。
ttp://www.connexions.gov.uk/
英国のNEET対策は関係機関が全て横並びで連携、日本では厚労省主導で規制が多いらしいです。

日本の内閣府がまとめた(著者は英国のNEET政策を持ち込んだ張本人)NEET問題の報告書
ttp://www8.cao.go.jp/youth/suisin/jiritu/04/siryo04-2.pdf
↓には支援機関の実態調査と最後のまとめで英国のNEET政策について書いてあります。
ttp://www.jil.go.jp/seika/dis_p/dps_03_001.pdf

英国でのNEET像とはいわゆる"不良学生"のことらしく、2002年の推定で約18万人いるとのこと。
支援対象は13歳から(義務教育は16歳まで)から19歳までの全ての若者になっており、
コネクションズ・サービスでは職業訓練の他に社会更生の要素も含んでいるようです。
つまり「働かないと間違いなく犯罪に走る可能性のある若者たちへの施設」ということです。

日本でのNEET像は不登校者と引きこもりに加えて比較的裕福で高学歴(大卒以上)の無業者も含み、
対象年齢も15歳〜34歳と広範囲で設定されているため、
「階級社会でエリート意識が強い」という共通点を除けば英国の場合と大きく違うのが特徴だそうです。

まぁ散々既出ながら、日本の政府見解では「NEET=働かないなら十把一絡げ」って事です。
...あんまり情報に踊らされない方が良いかもね。