■ 宅間 守 ■

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355名無しさん@お腹いっぱい。
宅間守死刑囚は刑が執行される前に支援者のひとりである女性と獄中結婚した。
しかし、花嫁候補はもうひとりいた。彼女の名前は中沢かおりさん(37)(写真右下)。
彼女も宅間死刑囚にプロポーズしたいという気持ちを持っていたという。
そして、宅間死刑囚に自らの想いを伝えるため、愛知県から遠路はるばる大阪拘置所まで通い、
バレンタインデーのプレゼント、お菓子(チョコレート、キャンディ、あられ、クッキー、
ゼリーなど)、励ましの手紙を送り続けてきた(詳細は、本誌04年4月号72ページを参照)。
また、宅間死刑囚が獄中結婚した後も、一途に彼を想い続けていたという。
宅間死刑囚の刑が執行された今の中沢さんの心境とは?

――宅間死刑囚の死刑執行の知らせを聞いたとき、どう思いましたか?
最後に中沢さんが宅間死刑囚への想いを綴った手紙。「守、こう呼びたかった……」
という書き出しの手紙からは、本当に宅間死刑囚を愛している様子が伝わってくるが……。
中沢(以下、中):以前、取材を受けたことのある日経新聞の記者の方から
『言いにくいんですが……死刑が執行されました』との電話をもらいました。
死刑執行1時間後のことです。突然のことで、ものすごくショックを受けました。
でも、今は社会から冷たく扱われ続けて、一刻も早い死刑執行を望んでいた彼(宅間)
の気持ちを察して、「やっと楽になれたね」と声をかけてあげたいと思っています。
――どうして、そこまで宅間死刑囚を想っているんですか? 
中: 私は社会的にどこか問題がある男性を愛してしまうんです。私、小学校のとき
からいじめられていて、大人になってからも、疎外され続けてきました。だから、
同じように社会から疎外された犯罪者に強く惹かれてしまうんです。支えてあげたい
と思ってしまうんです。
――宅間死刑囚の奥さんになった方に対する嫉妬心は、今でも残っていますか?
中: 昔はありました。私は、彼と結婚できなかったという悔しさでいっぱいでした。
今はそんな気持ちも薄らいできています。ようやく彼女は彼女、私は私と切り離して
考えられるようになりました。
――これから先、宅間死刑囚以上の罪を犯す男性が出てきたら、また同じように愛して
しまいますか?
中: もう、この先どんな犯罪者が現れても、愛する気持ちはありません。この恋で、
私の犯罪者に対する想いは燃焼し切ってしまったので……。
――将来、好きな男性が出てきたとき、心の中にいる宅間死刑囚の存在は邪魔になりませんか?
中: ……実は私……結婚しているんです。
――ええっ!!(絶句)。でもそれならなぜ、これまでさまざまなメディアに出ていたのですか!?
中: 私はただ、世間に死刑囚を想い続ける人間もいるということを知ってもらいたかっただけなんです。
――それにしても……。ご主人は宅間死刑囚を想っていることを知っているんですか?
中: しぶしぶ認めています。前々から私が犯罪者に並々ならぬ関心を持っているということを知っているので……。
私の彼に対する想いを断ち切ることはできないと、もうあきらめているんです。
――ご主人と別れて、宅間死刑囚と結婚しようとは思わなかったんですか?
中: 結婚すれば、彼と面会できるというのであれば、私のほうから結婚を申し込みたい
という気持ちもありました。でも、結婚したからといって、面会できるとは限らないし、
いつ彼の死刑が執行されるかもわかりません。それに、主人は10年以上私を養ってくれた人。
そう、簡単に別れることはできません。結局、離婚に踏み切ることはできませんでした。
――どうして、今まで結婚していることを世間に隠していたんですか?
中: 本当のことを話したほうがいいかも……と考えたことはありました。でも、
打ち明けることで、彼に遊び半分の恋だと思われたくなかったんです。
それに「仲良く2人で暮らしたい」という手紙を送ってくれた彼の夢を壊したくなかった。
でも、もう彼の死刑が執行されたので、ここで告白することにします。みなさま、
本当に申し訳ありませんでした。

中沢かおりさん(37)
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