525です。
色々調べており、皆様のお知恵を貸して頂きたくお願いします。
先ず生年から。平澤は1892年、歯科医は1904年、
歯科医の従軍は早くて1936年中途から1939年、外地、恐らく朝鮮軍
でよいでしょうか。だとすると、盧溝橋前後。
柳条湖以降朝鮮軍の満州越境はあった事は押さえておきたい。
1940年になって漸く歯科医将校制度が敷かれる。
しかしその前から、歯科医師会からの要望は強かった、ということは
歯科医の従軍は一般的だったと考え得る。
歯科医はこの外地従軍中、巡回歯科医の経験を積んだのではないか。
当該衛戍地部隊の歯科患者を巡回治療せしむ、
と歯科軍医設置請願に関する意見にあります。
新潟県で別の医師から巡回なんて下駄やのようだ、
と軽蔑されたとあります。歯科巡回治療が内地では
一般的ではなかった事がこの事から知られる。
包装紙の言う通り、ハルビンの731施設完成は1940年で
歯科医従軍期間を過ぎている。しかし、あれだけの施設建設は
数年かかる。申し上げたい事はもうお分かりになるかと。
この事件について書いてみたいと思っております。
的外れな事は書きたくない。ここの専門家、
そういって差し支えないでしょう、の方も納得するような
物を描きたい。包装さんとは意見が分かれるかもしれないですが、
GHQ、731と全く切り離し、平澤の脳内に発し、そこで完結した
とは思われない。そこではやはり想像の羽を広げる必要があるかも知れぬ。
しかし素っ頓狂な拡げ方はしたくない。それが文学的であっても。
これからもご教示お願い申しあげます。
平塚八兵衛氏は「テンペラ画では虫がつかないように
絵の具に青酸を混ぜることがあり、
テンペラ画家の平沢も青酸については良く知っていた」
と語っていたようですが、この証言ついての評価は
現在では定まっていますでしょうか?
>>526 こちらこそ宜しくお願いします。生年はその通りです。戦後史(占領/東京裁判史)
の中でこの事件を捉えるというのは面白いですね。そういう見識が私にはないので
読んでみたいです。私もこの事件が平沢氏で完結しているとは思っていません。
一番的外れなのは原判決、つまり平沢氏完全単独犯だと考えています。
私からすると、検裁は分かっていてわざと外したのではないかと。
佐伯氏は最後の著書で、T検事は歯科医の指紋も確認して歯科医が犯人だ
と分かっていたのに放免した、その後の捜査は茶番だ、と書くのですが、
そこまではないと思います。そこまではないけれども、平沢氏独りで
できるわけがない,検察はそれは分かっていたのに平沢氏で止めってしまった。
従軍巡回歯科医のお話、なるほど、そこまで気がつきませんでした。
従軍記録がないのは不思議で、佐伯さんは想像の羽?を伸ばして、
中野学校だと断定しています。しかし、中野学校とはいえ軍隊(陸軍)
ですから歯科医を開業しながら片手間でできるわけではない、
つまり時期が合わない。それより私は歯科医が1940年から1945年まで
開業していた場所(牛込)に注目します。
>>526さんの仰る通り、歯科医が大陸、満州に渡った可能性はあるでしょうし、
その頃既に準備の為に人が入っていたとは思います。しかし、青酸化合物を
使った人体実験は最低でも1941年まで待たないといけない。歯科医がその実験
に立ち会った人間の一人である可能性は低いのではないでしょうか?上
記の<落合、中井は染めの町>に準えて言えば、<牛込戸山、若松は陸軍の町、字余り>と。
椎名町、中井、牛込、土地勘は皆あったのですね。石井中将が贈収賄の疑いを持たれた金で
お大尽遊びをしていた(神楽坂)のも、戦後旅館をやっていた(若松町)のも自宅も、
人骨騒ぎが最近あった(戸山、旧陸軍病院)のも、全部牛込です。そして歯科医が
昭和15年位から20年まで開業していたのも牛込。
以前誰かが(193さんかな)書いていたように、私にはむしろ731、GHQなどに
反感を持つものの仕業であるという方が、731直接関与説より説得力があると思えます。
あいつらになすりつけてやれと。よしんば帝銀で全員殺害できたとしても、
荏原の線から松井名刺が出てくる事は犯人(達)には分かっていたのだから。
530 :
526:2012/10/12(金) 01:58:59.13 ID:???
526です。返信有難うございます。
東電社員殺害事件は包装さんが
>>486で推理していた通りだった事が判明。
ゴビンダ完全無実。検察が再審で無罪主張という顛末と相成りました。
包装さんの洞察力は信頼できます。
私が恐れている的外れは、救う会、松本清張から最近の「帝の毒薬」まで
綿々と続く平澤無実説、これが真相である可能性はないのかという事です。
佐伯氏や科学捜査氏の本は自費出版でしか出されなかった。
後者は逆に平澤単独犯で逆ではあるが。平澤無実がジャーナリズムの主流。
これに抗するのが真相に近づく事だ、とは思っています、が、
実際の事件に纏わる物語を書く場合、真相から遠いと陳腐化してしまいます。
包装さんは東電事件に関しては、
『東電OL事件は下記のような機序で 起こったとしか考えられない』
とまで言い切って、真犯人は別に居ると述べられた。これと同じ確信度で
平澤は共犯者の一人であると言い得るものでしょうか。
また何かお奨めの文献はありますか。市販されていて手に入るものは全て
上記自費出版物も含め目を通しました。公判資料は閲覧の労を取る価値が
ありますでしょうか。
531 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/23(火) 06:52:47.80 ID:/PLA4DOZ
良スレなんで 主要人物戻ってくるまであげときましょかね
532 :
偽仮装:2012/10/23(火) 07:53:44.05 ID:???
梅干し大です!
オキシフルです!
平沢です!
本売れません(>_<)
最近、帝銀事件に興味を持ちまして、ここにたどり着いたのですが、
なかなか濃い〜内容のスレですね。
詳しい皆さんにお尋ねしたいのですが、平沢はテンペラ画家なので、
テンペラ絵の具を調合する時に必要な、ビーカーやピペット(もしくはスポイト)、
撹拌棒、アルコールなどを当然所有しててしかるべきなのですが、
家宅捜査でこういったものは押収されたのでしょうか?
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/25(木) 03:21:32.68 ID:TiVVuJ/Y
科捜さんていなくなったの?
ご無沙汰しております。また時差のある所に来てまして、おはようございますなのか
こんにちはなのか分からなくなってます。
>>530 お返事が遅れすいません。東電OL事件は単発かつ単純ですが、帝銀は
ちょっと違います。東電OLとほぼ同じ確信度で帝銀について言えるのは、
平沢氏の完全単独犯行ではないこと。それよりやや低い確信度で言えるのは、
平沢氏は全く無関係であることはほぼあり得ないということです。
ですから少なくとも、
>>530さんがやろう(書こう)とされている事が的外れである
事はないと思います。あるいは、それが的外れであるかどうかを誰かと議論して
形勢が不利になることはないと思います。
>>530さんは検事聴取書と検事論告は既に読まれていると推測します。公判資料を
請求するより、遠藤誠さんの「帝銀事件の真相と平沢貞道」という本の資料編に
高裁判決文が載っています。これは原審もカバーしているので、これをじっくりと
読まれたいいです。(読みやすいし)ただ、読む際に、これは主文死刑の判決を
裏付ける証拠列挙になっていますから、それを前提に読む必要があります。
例えば、細かい話しでいうと、相田宅の実況検分が4月の日付(事件発生は1月)
になっています。それで通りから表札は見えた、などと寝ぼけた事を言ってます。
おかしいですよね?あんな大事件で、相田宅に犯人が現場で言及した事は、
事件発生当日に証人が言っている(この証言は証拠採用されている)のだから、
遅くとも翌日には捜査陣(T検事陣頭指揮)はやっているに違いないのです。
やったのですよ、でも見えなかった、だから証拠提出しなかった。そりゃ3ヶ月近くも
経っていれば、縄も取られていて、通りから入っていけだでしょう。しかし、
事件当日は違った、縄が張ってあって入れなかったし、見えなかった、最後の証人
のおばあさんまで出てきている。(これは武彦さんのお手柄だと思います)
東電OLでも分かる通り、検察はそういう事をするのだという前提で読まれた方が
良いです。見えない表札(名前)と<共同>井戸を、平沢氏があてずっぽうで
言い当てた、全くあり得ない、そんな事は。だから、平沢氏が全くの単独で
この事件をやってのけたということは全くあり得ないと言ってよいと思います。
>>533さんはお詳しそうだから、こちらからお伺いしたいのですが、テンペラ
絵の具を作るのにスポイト(ピペット)が必要でしょうか?私が調べたのは
随分前で、その時の記憶では、瓶、皿、茶碗(と水を入れておくもの、かつ分量が計れれ
ばよい、ということで言えばビーカーは最適かもしれません)は必要かも
しれませんが、スポイトは必要でしょうか?
今調べてみたら、こんなサイトがありますね。
http://www.dcns.ne.jp/~ogi/temperagihou.2.html 平沢氏の装備もこんなものだったのではないでしょうか?
ご質問に直接お答えすると、スポイト、ビーカーなどは押収されていません。
押収されていたらですね、それを使って調合した、練習した、と検察が躍起
になっていた筈です。私が検事ならそうしますから(笑)
>>527さんの書き込みもこれに関連しています。T検事のテンペラで青酸は使わ
ないのかという質問に対して、平沢氏は使わないと二つ返事で答えています。
こういう場合、すぐ検事は裏を取ります。平沢氏が画材関連で青酸を使っていたか
どうかについて。何故かと言うと、嘘をついた事を明白にする(証言で裏付ける)
のが否認中の被疑者(被告)と対峙した時の彼らの仕事だからです。そして、
そういう裏づけは取れなかった。青酸カリをどこから入手したのも分からなかった。
そもそも甲斐メモによれば、事件の3ヵ月後の4月28日に陸軍登戸研のB,Tなどが
青酸ニトリル(ACH)でないとこの事件はできないと証言しているのを
T検事も聴いている。T検事からして、平沢一人じゃできないと思っていた
のではないでしょうか。
なんで一人の犯行だと考えるのか、松井名刺を手に入れた平沢氏+アルファで
完遂できたと考えるのが自然でしょう。訴因(原判決)がこうだから、単純に
平沢氏は無実だという反対勢力が現れ、延々と論議が続き、執行は行われない。
ずっと経って、科学捜査さんが新著を書かれ、青酸カリでも犯行は可能だから、
<これまた>平沢単独犯だと仰る。青酸カリだったら誰でもできるだけの事です。
537 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/26(金) 11:47:36.44 ID:C91bCmto
久々に帝銀スレ来てみた。
平沢翁が真犯人+コルサコフだった場合
刑事責任能力はどうなりますか?
538 :
530:2012/10/27(土) 01:19:45.58 ID:???
ご親切に有難うございました。
平澤無関係説は平澤単独説の次にあり得ないとは分かりました。
法曹さんにとっての平澤無関係説否定の決め手は
自白中の未遂に関する秘密の暴露でしょうか?
横道に逸れるようで申し訳ありません。一つ下らないことを。
某音楽プロデュサー平澤の実子である
という話の信憑性はいかがでしょうか?
実行犯と平沢の関係はどうなの
>>536 返信ありがとうございます。
>>533です。
絵の具を作るときに、スポイトの類は必須というわけではありませんが、
あると便利で重宝します。
私も学生の頃に美術部で少々かじった程度なので、さほど詳しいわけでは
ないのですが、普通それくらい持ってるでしょ?という感じです。
但し、なくてもなんとかなります。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/yumegazai/kk-oil4.html このサイトの真ん中あたりの図に、スポイトがちらっとでてます。
なので、
平澤ほどの画家なら使っていただろう、いや使ってたはずだ!!
家宅捜査で押収されなかったとしたら、逆に不自然だっ!
と全く根拠のない想像をたくましくしたわけです(笑)
今となってはなんとも言えないことですよね〜
歯医者説の本さらっと読んだが
ただの妄想本だな
証拠もないのに誰だかわからない人達の証言で
「確信した」を繰り返すだけ
でも読み物としては面白い部類なのかな
奇書だね
>>431 細かい指摘になるが一事不再理の原則で保護されるのは
あくまで被告人であった平沢氏のみであって
真犯人や主犯(がいた場合)は別途訴追の対象となり得る。
ただ平成7年(1995)以前の事件は
刑訴法改定にともなう殺人の公訴時効撤廃の範囲外なので
国外逃亡の期間でもない限り罪には問えない。
まぁ例の歯科医も84才で天寿を全うしたし
再審運動を除くと既に歴史学の分野となりつつあるな帝銀は・・・
---
【東電OL殺害】警視庁、異例の再捜査 再審事件で
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/121027/crm12102706310001-n1.htm 平成9年の東京電力女性社員殺害事件で強盗殺人罪に問われ、無期懲役が確定した
ネパール人、ゴビンダ・プラサド・マイナリ元被告(46)の再審無罪が確実となったことを
受け、警視庁捜査1課が真犯人の特定・逮捕に向けた異例の再捜査・・・
佐伯省という人の本を10ページでも読めばわかるが、この人は狂人だよ
狂人の妄想日記みたいな本だ
>>529 甲斐警部の捜査手記って著作権保護の対象なのでしょうか?
伴少佐の供述内容を全文確認したくなったのですが・・・
―――
http://nobu051.seesaa.net/article/292318724.html ・・・C人体実験をする科学者の心理はどのようなものか。通常の倫理観を持った科学者が悪魔の科学者に変身する。第2科で生物化学兵器研究の中心にいた伴繁雄(終戦時、陸軍少佐)は、帝銀事件の捜査で警察の事情調査を受けた時、次のように供述している。
「実験を始めた。最初は厭であったが、馴れると1つの趣味になった(自分の薬の効果をためすために)。相手は支那の捕虜を使った。相手が試験官を疑うので偽装して行なった。たとえば・・・・。」(帝銀毒殺事件捜査手記第5巻より。昭和22年4月26日)
545 :
527:2012/10/29(月) 00:03:44.13 ID:???
>>540 はじめまして、こんにちは。
一般論としてテンペラ画の絵の具に青酸を混ぜる
可能性についてどのようにどのようにお考えでしょうか?
テンペラの絵の具には卵黄を使用するようですので
虫が付く可能性はありそうですし、それを防ぐために
絵の具に何かを混ぜる、ということはあり得るのかな、
と思っています。
よろしければ是非ご意見をお聞かせください。
これか、図書館の蔵書でヒットしたから
今度確認しに行ってみます。
―――
謀略のクロスロード 帝銀事件捜査と731部隊
常石 敬一 著
序 章 甲斐手記[陽の目を見た帝銀事件捜査日誌]
帝銀事件─犯人は731部隊員?
甲斐手記─難航する捜査の歩み
>>541、
>>543 過去レスを読むと、仮想や自称歯医者など何人かが、佐伯本は怪しい
ということを書いているが、いずれも袋叩きにあっている。
ここでは、佐伯本はバイブル、コーラン、憲法9条なんだよ。
普通に麻薬中毒だった元731部隊の諏訪って奴が犯人だろ
自殺したらしいがGHQに殺されたかもしれんし
>>540 有難うございます。スポイトは押収されておらず、自供中の平沢氏は万年筆の
スポイトを犯行に使ったと言っています。但し、私は平沢氏は器用ではないから
できないという風には考えません。そこそこ薬(なり画材なり)の調合などの器用さ
はあったのではないでしょうか・ですからこの点で平沢氏を除外はしません。
実際に荏原ではどうにか全員に薬を分けていますから。ただ、その間、全く行員達を
掌握していなかった。恐らく時間がかかりすぎたのでしょう。
それからもう一点。押収されなかったのは当然で、犯行が完遂した後、使用した凶器を
自宅においてある方が尋常ではないので。そういう意味でも押収されなかった
事それ自体によって、平沢氏を除外して考えてよいとは思えません。
>>542 仰る通りです。
>>537 ここまで犯行が計画的だとK病による心神耗弱(喪失)は俎上には
登ってきません。弁護団が提出したのは、K病による自白の信憑性を問うという
ものでした。自白が殆ど唯一の証拠だったので、それが崩れてしまえば終わるから。
しかし、弁護団には申し訳ないですが、自供の中に、秘密の暴露に近いものが散見
されます。そして、それが未遂現場に関してのものだけなのです。ということで
以下、
>>538さんに対する回答に続きます。
>>538さん、
そうですね、私の前回の回答は「的を外して」いました。>平澤無関係説否定の決め手
を問われていたのでした。仰る通り、自白中の秘密の暴露:荏原、中井現場と、中井支店長
(及び高田馬場支店長)の証言、及びよく平沢氏有罪の根拠とされる事件後の金、
以上の3つです。特に腕章の東京都マーク(三菱何号館と場所まで特定している)は検事の作文ではできない。
これは前述しましたので省略しますが、これに気づいた時、私は半ばほっとして(平沢氏単独で決まりかと)、
検事聴取書と判決文を読み返しました。しかし、残念ながらこれを作ったのは中井の
前なのです。最初、中井の後と言った平沢氏が言い直し、I検事が<書き上げた>聴取書でも
そのように訂正してある。つじつまが合わないと検察にとって致命傷なので。
そして公判を通しての中井行員証言でも、恐らくは同じマークがついていた。
荏原証言にはこれが登場しない。ということは、平沢氏が丸の内の三菱X号館の
止水栓からかたどった(これこそ画家ならお手の物でしょう)という証言、そして、
よく考えたら中井の前でしたという平沢氏による訂正証言、そして、検察が現地に
行ったらそれと同じものと思われるものが(平沢氏が言ったやりかたでかたどると)
取れたという事実、これらを総合するとほぼまちがいのない秘密の暴露でしょう。
<<ただし>>
これは中井の前なのです。残念ながら。
これで分かることは、もし、帝銀実行犯が平沢氏でない場合でも、この腕章は
その実行犯に平沢氏から<引き継がれなければ>この犯罪は成立しなかったのです。
佐伯さんの言う、平沢氏は嵌められた、実行を知らなかった、というのは、
この点において無理があります。唯一考えられる可能性は、平沢氏が中井などの
アジトにおいておいた、帝銀七つ道具を実行犯が<無断>で使う事だけですが、
これは可能性が低いと思います。
>>5私は佐伯さんの本をバイブルだなどとは思っていません。論理の飛躍と
想像の羽の伸ばし方が激しすぎるなど、同意できない点がいくつもあります。
しかし、この方の調査の結果、非常に重たい事実がいくつか判明しています。しかも、
証言者、法曹資格者、大手報道機関/調査機関の証明つきで。そこが同じ自費出版でも
科学捜査さんの本との相違点です。(但し、私は科学捜査さんのご本を奇書だとも
ご著者を○人、こういう言い方は差し控えた方が宜しいかと思いますが、だなどとも
思っておらず、一読の価値があると考えています。
>>538さんが何かお書きになるなら
科学捜査さんのご意見もお伺いすればよいと思っています。
佐伯さんは、すぐ近所に住む方を重大事件の真犯人と名指しして、特にお父さんからは
オマエは変だと言われていたそうです。だから(これが私達には幸いしましたが)、要所で
しかるべき人から確認書をもらっています。特に重要なのは、後に帝銀弁護団にも
加わるK弁護士と<同行>して、T検事に会いに行き、歯科医を取り調べた事がある
という言質をT検事より取っていて、それについての念書をK弁護士から取っている。
佐伯さんは歴代の平沢弁護団長の殆ど全員(検事聴取書の共著者とは和多田さんを
通して間接的にですが、遠藤弁護士には甲斐メモを渡してます)と、甲斐氏、成智氏
などの当時の取調官と連絡を取り、平沢氏遺族とも交通をしていて、なおかつ
平沢氏と彼らを通して連絡を取っていた、非常に重要な著書群だと思います。
書き方に奇矯な所があるということと事実とかけ離れているということとは
別問題です。事実の裏づけがあるのだから。
>>538 さん、
一つ漏れていました。音楽プロヂュサーの件、私にはよくわかりません。
が、女性週間誌はともかく救う会の方がこの方と接触し、協力するという
ような事をこの方が仰られてはいますね。非常に大人の対応をされていました。
私が知っているのは、その位です。
昭和18年10月にハルピンではなくて上海で中国人捕虜を使った、青酸ニトリル
実験をしています。今、日本に居ないので資料が手元にありません。
このやり方が帝銀そのもので、実際には731というより第9研でしょうか。
9研の実験機関が731だったと言ってもよいと思います。犯人たちはこの
やり方を聞き及んでいたはずと考えるのが少なくとも合理的。
ここを意識的に避けて、平沢氏だけでまとめようとしたのが原判決でしょう。
私は仮に毒物が青酸ニトリルでなかったとしても、この実験要領は犯人は知っていた
んじょではないかと<推測>しています。
長々と失礼しました。終わります。
包装さんて佐伯氏本人だよね?
あの本を評価するなんてありえないから
佐伯本の内容に僅かながらも信憑性があるならもっと大きな出版社で再刊されてるだろう
例えば小説と考えれば出来はいいんだから
それがないということは、関係者の中ではただの妄言と受け取られているのだろう
554 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/30(火) 17:59:05.92 ID:M+QLshn5
>>549 >ここまで犯行が計画的だとK病による心神耗弱(喪失)は俎上には登ってきません。
>弁護団が提出したのは、K病による自白の信憑性を問うというものでした。
科捜さんのコルサコフ症に関する
>>36「病的なほど抑制が出来ない」性格があります。この病的な性格は、「大胆、残忍」
>という特性が出る脳の同じ箇所にあるのです。この部位に異常があったのです。
>これは、頭の善し悪しとは別のものです。
というレポが相違無ければ≪犯行の計画性≫と≪刑事責任能力≫は
別の論点になり得るような気もしますがどうでしょうか?
情状面で極刑回避を最も期待し得る
≪平沢翁は従犯かつ実行したのは未遂だった荏原・中井のみで
12人死亡の既遂となった椎名町は別の主犯が実行者だった。≫
このケースで量刑を再吟味願います。
>>553 二つの事実誤認がありますので、指摘させて頂きます。
1.佐伯さんはお亡くなりになっています。
大手出版社から著作が出ることイコール信頼できるという論法を取るのであれば、
2.佐伯さんの主張をそのまま本にした和多田氏の著作は筑摩書房により文庫されています。
なので佐伯さんの主張は信頼できることになってしまいます。。和多田さんは、そのあとがきで、
佐伯さんご夫婦の本名と岩井探偵事務所に勤めていた女性の名前を挙げ、ご自身(和多田氏)
はアンカーマンに過ぎないと書いています。更にその前に毒の告発という題名で、文芸春秋誌に
和多田氏と佐伯氏の実質的な共同執筆で記事を書かれています。これは前述のちくま文庫版では
第二部として、加筆訂正の上再収されています。更に、佐伯氏の最後の著作は
自費出版ではありません。出版社は左翼系の著作が多い所ではありますが。
念の為申し上げておきますと、私自身は大手出版社から出ているから、その本の主張が
信用でき、自費出版だから信用できないとは考えません。科学捜査さんのご本は
自費出版ですが、その事自体は全く同氏の主張の妥当性には無関係だと考えてます。
この事件に関する著作で最も大きな出版社からだされ、なおかつ最も売れた(であろう)
本は松本清張さんの本でしょうが、私は同氏が主張する、平沢氏無関係説はともかく
春画説は採りません。がしかし、松本氏の著作も読むに十分値するものと思います。
>>553さんがどういう意味で
{僅かながらも信憑性があるならもっと}
と仰られているのかは分かりませんが、少なくとも
動かしがたい事実として、T検事が歯科医を取り調べた事がある、
と、K弁護士立会いの元でT検事ご自信が認めています。
これは非常に重大で、僅かながらの信憑性という範疇をはるかに超えています。
私はここで、特に最初の方では、佐伯氏の著作よりも和多田氏の著作の方から
の抜粋を多くしました。それは、佐伯氏の著作にはやや奇矯である、というのが言い過ぎなら、
飛躍があるからです。和多田氏はそれをフィルターにかけています。その方が
<不要な>誤解(つまり、本質と関係のない所での信頼感あるいは不信感の醸成)を
避けられると思ったからです。その上で更に申し上げれば、私は和多田氏のフィルターに
かかった上での佐伯氏説にも、その結論部分において(平沢氏は嵌められた、
この事件はGHQが仕組んだものである、ETC)異議を唱える者です。歯科医は中野学校出身者
であるという佐伯氏の断定を和多田氏は取りません。裏が取れないからでしょう。
その辺にジャーナリストとしての抑制が効いている。そして、実際に中野学校が創設されて
から終戦まで歯科医は新宿区牛込で開業していましたから、これはあり得ないことに
なります。一部に瑕疵があるから、その著作(論説、主張)全体が全くのでたらめであり、
読む(聴く)に値しないとは私は考えないという事をご理解頂ければ幸いです。
>>554 犯行形態が大胆、残忍である(に見える)事は、刑法39条 心神喪失、耗弱
の適用を必ずしも妨げませんが、犯行の計画性を一方で認めつつ、39条が
適用された判例は、私の知る限りありません。更に言えば、犯行の計画性が
明らかでありなおかつ金銭奪取が目的であった事犯(例:帝銀)で、弁護人が心神耗弱を
理由に減刑主張をしたのを訊いたことがありません。心証が悪くなるだけですから。
付け加えますと、心神喪失及び耗弱は法律判断であるという最高裁判例があります。
簡単にいうと、医者の意見は聞くけれど、最終的には裁判所が決めるよということです。
念の為申し上げますと、刑事訴訟法にも同じ概念があります。但し、これは犯行後の取調べ、
起訴、公判における喪失状態についてです。簡単に言うと、公判の延期、中止です。
この場合は勿論、犯行がどんなに計画的であろうと関係ありません。
>>545 防虫剤というよりも、防カビ剤としてテンペラ画に限らず、絵画一般に昔は
使われていたようです。
テンペラは卵を使うので、防腐剤としての役割もあります。
いつ頃まで使われていたかは分かりません。
もし仮に戦後位まで使われていたとしても、正規のルートから仕入れたらすぐに
足がついてしまうので、毒の入手はそう簡単ではなかったのでは?
テンペラ画は絵の具やキャンバスをいちいち自分で作らなければいけないので、
非常に面倒くさいです。
それを仕事としていた平澤にしてみたら、行員達に毒を分ける練習をすること
なんて大した手間ではないと思うのですが、
それにしても、誰かが毒の作り方と飲ませ方をレクチャーしないとこの犯行は
ムリですよね〜。
当時の図書館とかに、こういった毒物に関する書籍はなかったのでしょうかね?
平澤は商売柄、調べものをしたりするために図書館に出入りしていた可能性は
少なからずあると思うのですが。
558 :
538:2012/10/31(水) 15:28:03.67 ID:???
包装さん ご丁寧に有難うございます。
2審判決文を読んでみました。
恥ずかしながら判決文を確りと読むのは初めてです。
やや面食らったのは主文に続き延々と証拠証言の羅列
その後唐突に、よって主文が支持されるとの結論づけ。
判決理由は裁判官による論理展開で構成されるもの
と予測していたので、拍子抜けの感が否めない。
もう一つ特記すべき事。
未遂現場は平澤の自供が長々と引用されているのに対し
既遂帝銀は銀行手前の角を曲がってジープを見たなどの
銀行に入る前の平澤自供しかなく、
現場の様子は生存者証言のみという点。
これで平澤の有罪が立証されたと言えるのか?
559 :
538:2012/10/31(水) 15:41:00.76 ID:???
実は私にはFBIに勤めていた知人がおります。
その彼に私の知る限りを詳細に話した所、彼曰く
青酸カリでは1分も立っていられない
立っていられたなら量が足りないので全員(体重、胃の酸度により)
は死なない。注:4人生存者が居た事実は知ったうえで、
彼らも生死の境をさまよったという事を彼は含意しております。
捜査陣は青酸カリ以外の毒物を疑うべきなのに何故?..と。
包装氏も毒物については化学捜査氏と同じ
青酸カリ説をとっていると考えて宜しいですか。
ここも分からないでは筋立てができないので
的外れでないほうを採用したいと思っております。
平沢は春画を売っていたんだよ
当時春画を見てるというのは今で言えばSMクラブに通っているぐらいの変態的な行為
平沢は自分が恥ずかしいとかじゃなく
顧客の秘密・名誉を守ったんだよ
本業そっちのけになってきましたが、海外にいたほうが時間が取れるので
また書き込みさせて頂きます。ここの皆様のお蔭で(科学捜査さんも含めて)
ひょっとすると真相に段々近づけてきた気がします。本腰を入れます。
>>554 >情状面で極刑回避を最も期待し得る
≪平沢翁は従犯かつ実行したのは未遂だった荏原・中井のみで
12人死亡の既遂となった椎名町は別の主犯が実行者だった。≫
>このケースで量刑を再吟味願います。
これは情状面で極刑を回避できるというより、罪状が違う(軽い)という
事になります。共犯関係の内実によって量刑が大きく違います。
帝銀実行を知っていて、金を受け取っていて、腕章を渡していたら、
(私はそう推理しています) 最良で無期、中井に持参したのが致死性の
毒物(青酸カリ、ニトリール)であったら死刑ではないでしょうか?
つまり12人を殺害した帝銀と平沢氏の行為との間に断絶がなければ
共同正犯で同じ量刑だと思います。救う会の方、ご遺族の方には
申し上げにくいのですが、腕章、金の授受を考えると完全な断絶はないと
考えます。和多田氏(佐伯氏)は、近々大金が入ると平沢氏が家族に言ったが
これはある種の画債として受け取ったのだという主張です。しかし、これを
和多田氏達がいうのは論理破綻です(平沢氏完全無実論者ならよいが)。
何故なら、彼らは平沢氏を未遂実行者としているわけです。(私もそうです)
事件当日のラジオ、翌朝の新聞であれだけ騒がれた事件、未遂をやった平沢氏なら
誰がこれをやったかはすぐ見当がつくはず。その人間から、ああ絵の代金ですね、
有難うと言って受け取るというのはあり得ない。これを言えるのは、平沢氏無実を
訴える人々(救う会など)だけです。和多田氏、佐伯氏が言うのは論理的に正しくない。
>>558 判決理由書は裁判官の腕の振るい所です。帝銀の2審は酷い。
東電OLの一審(無罪)の判決文は対照的にぺらぺら良く喋る判決だった。これは
主文でまず無罪と言っています。(死刑相当罪の判決では主文が後のこともある)
初めに無罪と聞いていなかったら、理由書はふらふらあっち(有罪方向)いったり、
こっち(無罪方向)いったりでかなり変でした。ただ、無罪判決はこれでもいいのです。
いやむしろこの方がいい。何故かと言うと、推定無罪原則がありますから。
だから、xxという事実、証拠は被告人の有罪を匂わせはする、一方○○は
無罪を、、とふらふらしておいて、しかし被告人が本件の犯人と断定するには合理的な
疑いが残るから無罪、と。つまり、裁判官は検弁の双方の証拠を吟味した上で、
(検察の顔も立てたうえで、ま仲間みたいなものなんです、ある意味)推定無罪
という大原則にたって、判決を下したとなるのです。私達はこの1審裁判長を眠り凶四郎
と(よく寝てたから)からかってたのですが、判決は、お凶四郎やるじゃん!
起きてたんだ、という感じでした。
話しがそれました。帝銀は有罪判決です、これは真っ直ぐでなければいけない。
つまり合理的疑いを差し挟む余地がないほどに(検察の)犯罪立証は為されている
という認定をすべきなのです。ですから、採用証拠は有罪方向のみ、それを羅列しておいて、
最後にだから有罪、あんた死刑と。
>>558さんは大変良い所に気がつかれたと思います。そうなのです。帝銀現場
の平沢証言はでたらめで、そのあとに生き残り証言を続けると矛盾してしまう
から、平沢氏の証言としては、回り道して相田宅を見てから(回り道ということが分からないように
してますが回り道です)銀行に行ったという所しか証拠採用しない。
こんなのは全くおかしいのです。だって、被告人はこう言った、証人はこう言っている、
二つの証言は概ね一致しているから、被告人が犯人であるというのが立証でしょう。
未遂事件ではそうなっています。平沢氏の供述が現実を反映しているからです。
帝銀は違う。なんで帝銀だけこうも違うのか、犯人の年齢も人相も説得力も、そして
未遂についてはほぼ完璧なリアリティをもっていた平沢氏の証言も。
私は答えは出ていると思います。実行者が違うからです。しかし、未遂から
受け継がれたものもある、口上、腕章、名刺(帝銀も山口名刺なら、ですが)。
だから帝銀現場に関する平沢氏の供述は乗せられない。判決というのは後世に
残ります。皆さんも判例時報やタイムスのバックナンバーを取り寄せれば
大きな裁判の判決文を読めます。帝銀の高裁判決は読む人が読めば、はああ、
自由心証主義を目いっぱい使って(有罪証拠だけを)矛盾ないように並べたな
という感想を持つはずです。
しかし、判決文の中に多くのヒントもあります。未遂のリアリティ、帝銀の
立証の苦しさ、実況検分の(違法ではないが、公平さを著しく欠いた)操作
などです。
毒物については、現在の私は以前と少し違った意見に傾いています。科学捜査
さんとは別の道筋で、私は青酸カリであるかもしれない、そちらの方が可能性と
しては高いと思ってきましたが、今は、結論だけ書きますと、アセトンシアン
ヒドリンではないかと考えています。ただ、これは今、同じ大学の化学専攻者に
最後の問い合わせをしています。(吉永さんと同じやりかたですね、これ)
もう少しお待ちください。
彼に読んでもらっているのは、吉永さんの「謎の毒薬」と佐伯さんの、
「疑惑?帝銀事件 最高機密の化学兵器」とこの2作に考察を与えた
遠藤浩良帝京大学薬学部教授(薬学部長)の論文(高裁への意見書)です。
http://www.gasho.net/teigin-case/documents/endo/endo.pdf (私はPDFで開けられず、htmlでDLしました)
誤解のないようにいいますと、アセトンシアン ヒドリンとは言っても、
九研が作ったアンプル入りの青酸ニトリールをそのまま使ったとは
考えていません。実はこれが最も的外れかもしれません。理由は次回詳述
します。また、毒物がアセトンシアン ヒドリンあっても、それだけで、
平沢氏が実行者である可能性を排除できるとは考えていません。
外部の(外国の)人の意見を聞くというのは良いと思います。
染まっていないから。トリプレットの本を読んで初めて、相田宅が
回り道だったことに私は気づきました。そして自分でもいって見た。
それから、彼がT検事の事務所に突撃取材してくれたおかげで、最後の
3回の調書が偽造であることにほぼ確信がもてました。
今回のFBIの方?のご意見も、言われてみれば忘れがちで重要なことです。
青酸カリがすぐ効かない場合もあるでしょう。しかし、それでほぼ必殺に
近いというのは確かに可能性は低い。
>>546さんが読まれる予定の本の中だったでしょうか、S18年10月に
九研が作った薬の人体実験を上海でしているのです。青酸ニトリル(ACH+α)
が完成したのが17年ですから、16年ではなく、18年の実験です。
犯人はこれを間接的に知っていたのではないか。そしてACHというのは
特別なものではないのですね。+αは特別でしょうが。化(薬)学の人間に
聞くと、ああ、あれねという感じなのです。次回書きます。
長々と失礼いたしました。
青酸コーラ事件では、
第一の被害者は五分程してから倒れてるのに、なんで青酸カリなら1分も立っていられないって断言できるの?
浦安の看護士殺人事件は被害者がマンションのエレベーター内で鍵を落としてしまい
それを偶然変質者のマンション住人が拾ったことから悲劇につながった
普通の人が拾っていたなら何事もなかっただろう
つまり平沢が落とした財布を拾った人間が精神異常者で
中に入っていた名刺を使って犯罪を起こすこともありうるわけだ
568 :
559:2012/11/02(金) 01:08:47.62 ID:???
私は以下のように書きました。
青酸カリでは1分も立っていられない
立っていられたなら量が足りないので全員(体重、胃の酸度により)
は死なない。注:4人生存者が居た事実…(略
さらに正確を期します。
7つの子供を含む16人全員が1分以上立っていて
なおかつ
その全員が水を呑んだ途端苦しみだし死或いは瀕死に陥る
この事からすると、毒物が青酸カリの可能性は非常に低い、よって
捜査陣は青酸カリ以外の毒物を疑うべきだのではないか
と元Fbiの知人が私に言った。
青酸コーラも調べました。
その都度一人ずつを遠隔で狙った犯罪と
多人数に眼前で一斉に毒物を飲ませる犯罪とは
区別されるべき。前者は何分で効こうが関係ない。
元731部隊のSが事件当時九州にいたというのは近親者や知り合いの証言だけだからね
しかも事件から数十年後の
当時の写真もないし、何の証明にもならない
開業医をしていたというなら当時の建物の写真なり、地域の資料に病院名などあるはずだが何もない
570 :
559:2012/11/02(金) 02:24:38.91 ID:???
包装さんありがとうございました。
毒に関してはここに挙げて頂いた3作読んでみます。
取り急ぎ御礼まで。
私は毒物特定は犯人特定に直接は結びつかないと考えています。ACHでも青酸カリでも
平沢氏実行あるいは不実行両方あり得る。いずれにしても単独犯の呪縛から逃れないと
この事件は正しく理解できないと私は考えます。極端な言い方をすれば、もし仮に単独犯が
真相だったにしても、共犯者が居たのかもしれないという前提で、ACHでも青酸カリでも
平沢氏も九研/GHQ(からの情報漏れ、GHQは相田宅)も除外してはいけないと思います。
しかし、
>>570さんはフィクションを書こうとされているのですよね?
(文学として、とあるから)そうなると、何か良く分からないが毒を持っていった
ではちょっとしまりがない(笑)
上記3つの説以外にこのスレッドの上(
>>75)にある科学捜査さんの書き込みと
http://kuranonaka.web.fc2.com/S_Hirasawa/Hirasawa_Sadamichi.html も吟味しています。特に2種類の死亡機序(正確には死斑の出方)があるのは青酸カリだけ、
という部分です。これは論理展開を見るだけでかなり怪しい。
来週にはお話できると思います。
単独犯だろうな
共犯でやる理由がない
単独犯なら元エリートの精神異常者で説明がつく
共犯なら金目当てしか理由がないから
帝銀内に多額の現金を残して立ち去るのはおかしい
574 :
570:2012/11/03(土) 08:43:55.25 ID:???
おはようございます。
571 ありがとうございました。
ご推察の通りです。
調べてみると著名な薬学者、遠藤浩良教授が
科学者の良心を賭けていう、青酸カリではない
と断言されておられます。
科学捜査氏はこれに関しどうお考えなのでしょうか。
また東大慶大医学部は毒物は青酸化合物である
と述べるに留まったと理解しておりますが、
違いましたか。申し上げたいのは、
青酸カリだとは言っていない。
私なりにただ今勉強中です。
これからもご教示頂ければ幸いです。
575 :
名無しさん@お腹いっぱい。:
以下のカキコしたお前
>541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/27(土) 23:42:25.69 ID:???
歯医者説の本さらっと読んだが
ただの妄想本だな
証拠もないのに誰だかわからない人達の証言で
「確信した」を繰り返すだけ
でも読み物としては面白い部類なのかな
奇書だね
>543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/28(日) 20:56:54.49 ID:???
佐伯省という人の本を10ページでも読めばわかるが、この人は狂人だよ
狂人の妄想日記みたいな本だ
>548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/29(月) 22:06:38.51 ID:???
普通に麻薬中毒だった元731部隊の諏訪って奴が犯人だろ
自殺したらしいがGHQに殺されたかもしれんし
>553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/30(火) 11:47:21.69 ID:???
包装さんて佐伯氏本人だよね?
あの本を評価するなんてありえないから
佐伯本の内容に僅かながらも信憑性があるならもっと大きな出版社で再刊されてるだろう
例えば小説と考えれば出来はいいんだから
それがないということは、関係者の中ではただの妄言と受け取られているのだろう
>560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/10/31(水) 19:32:59.70 ID:???
平沢は春画を売っていたんだよ
当時春画を見てるというのは今で言えばSMクラブに通っているぐらいの変態的な行為
平沢は自分が恥ずかしいとかじゃなく
顧客の秘密・名誉を守ったんだよ
>567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/02(金) 00:54:47.67 ID:???
浦安の看護士殺人事件は被害者がマンションのエレベーター内で鍵を落としてしまい
それを偶然変質者のマンション住人が拾ったことから悲劇につながった
普通の人が拾っていたなら何事もなかっただろう
つまり平沢が落とした財布を拾った人間が精神異常者で
中に入っていた名刺を使って犯罪を起こすこともありうるわけだ
>569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/02(金) 01:42:06.17 ID:???
元731部隊のSが事件当時九州にいたというのは近親者や知り合いの証言だけだからね
しかも事件から数十年後の
当時の写真もないし、何の証明にもならない
開業医をしていたというなら当時の建物の写真なり、地域の資料に病院名などあるはずだが何もない
>572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2012/11/02(金) 11:38:20.82 ID:???
単独犯だろうな
共犯でやる理由がない
単独犯なら元エリートの精神異常者で説明がつく
共犯なら金目当てしか理由がないから
帝銀内に多額の現金を残して立ち去るのはおかしい
ここにはもう来るな。ここはまれに見る良スレだ。
お前の妄想は議論の邪魔だ。空に向かってでも一人で吠えてろ。