東電OL殺人事件【再審】

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489名無しさん@お腹いっぱい。
■「週刊新潮」2007年3月22日号に掲載された元大学教授の述懐

松田美智子(作家)が東電OL馴染みの元大学教授(経済学)から聞いた話が
「週刊新潮」に掲載された。東電OLが殺害されて10年後である。
印象に残った箇所を列記する。

@事件の3年前の夜、道元坂地蔵近くの路地で声をかけられ、最後に会ったのは
  事件前日の3月7日。3年間で彼女に支払った金の総額は168万円。
Aコンサートや美術館、京都で仏像巡りをなんども誘ったが、実現しなかった。
B「私なんかリストラでいつ飛ばされるか分らない。あそこ以外では使い物に
  ならないから」と言うので、経済調査室は情報の中枢をなす部署なんだから、
  無くなったりしないよ、と慰めた。
(註・『東電OL症候群』によると、泰子がつとめていた「経営企画室」は、組織改革されてなくなった)
C僕がなによりひかれたのは彼女のクレバーさ、上品さ、気持ちのよさ。職業柄、
  ドクターコースの女性を大勢知っているが、きちんと理論が整理されているのは、
  彼女がトップ。
D叶うことなら、彼女のお骨の前で懺悔したい。ご家族にもお詫びしたい。
E事件から数ヵ月後、30年近く奉職していた大学を定年退職。彼女の冥福を祈りながら、
  余生を過ごしたい。
F約1年後、彼女が葬られている墓地を見つけ、やっとお参りができた。大好きだった
  お父さんと同じお墓で、本当によかった。