2 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/09(日) 17:04:27 ID:fiRz8TFZ
前スレ
>>769 そうではなく、一度自分が飲んでますよね(安全な状態で)
そのようなことが記憶力も弱く、衝動的な平沢がどうマスター
したんでしょうか? ミスなくできるようにするには普通の人でも3ヶ月は
かなりの訓練の必要がありますが。理工系の人ならわかると思うけど。
3 :
科学捜査:2009/08/09(日) 18:27:53 ID:RK/Sq2LM
>>2 平沢は、水を飲んだと自供しました。
水以外は、飲まないと思いますが・・・。
4 :
科学捜査:2009/08/09(日) 18:42:46 ID:RK/Sq2LM
>>778 裁判の証言では、証言の内容だけでなく、証言者の人間性や信頼性も問われます
:それなら、「熱烈なクリスチャンで、大東亜戦争末期に、憲兵と警察の批判を押し
切って、検事局に聴訴室を設置し、民衆の声を聞こうとした人」及び「人格は高邁
ともいえる」という評判の出射検事の調書も参考にされたらと考えます。
少なくとも、国家陰謀説はなかったと考える人は参考にするべきです。
5 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/09(日) 19:04:35 ID:fiRz8TFZ
>>3 そうだとしても手品師並みのトリックが要りますが。
6 :
科学捜査:2009/08/09(日) 19:54:16 ID:RK/Sq2LM
犯人が誰であれ、水しか飲まないと思います。
7 :
科学捜査:2009/08/09(日) 19:56:38 ID:RK/Sq2LM
>>778 裁判の証言では、証言の内容だけでなく、証言者の人間性や信頼性も問われます
:それなら、「熱烈なクリスチャンで、大東亜戦争末期に、憲兵と警察の批判を押し
切って、検事局に聴訴室を設置し、民衆の声を聞こうとした人」及び「人格は高邁
ともいえる」という評判の出射検事の調書も参考にされたらと考えます。
少なくとも、国家陰謀説はなかったと考える人は参考にするべきです。
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 07:32:36 ID:hGlItCeU
陰謀論(真相論)の好きな連中は
ケネディ暗殺も、オズワルドの仕業ではなく
兵器産業から仕向けられた三人のスナパーの仕業という説がいいのだろう
帝銀事件は、当時の占領軍にひれ伏している連中に腹をたてた右翼系が
「GHQのいうことなら毒でも飲むのか」とでもいいたくて事件を起こした
そんな説がいいのだろう
平沢はオズワルドみたいなものだと
9 :
>>756:2009/08/10(月) 08:52:26 ID:UgNtm7GE
>>773 >「そういくつものハードルを越えないものです」という
>>721の主張も
微妙な時間差を根拠しているものが多く、決定的証明にはならない。
勿論、決定的証明などにはなりません。そもそも起きた(あるいは起きなかった)
と問われ続けている事に対する決定的証明は無理でしょう。
この件は他の方からも指摘だあったと思いますが、平沢という人が、60年前に
椎名町の帝銀で12人の人を毒殺した実行犯で<ある事>を立証(決定
的証明より弱くても有罪認定される事があることを指摘しておきます)
するのが、起訴、裁判です。平沢氏がそこに居なかった決定的証明が
なければ、平沢氏が実行犯であるということでは全くないのです。
これは法廷論においてのみだけでなく、真相論においてもそうです。
そうしないと、分からない(これは先ず平沢氏が
実行犯であったことについて先ず分からないという意味です)
で終わってしまう。私が2004年に出てきた、当日相田宅の表札も井戸
も見えなかった、という証言に重きを置いているのは、この為です。
これも考慮に入れると微妙な時間差ではすまなくなってきますから。
よくお読みになってきた人にはもうお分かりだと思いますが、私は
冤罪論者ではありません。平沢氏のシロクロで言えば、クロです。
共同正犯であれ従犯であれ、有罪=クロなのですから。私が
言っているのは、しかし、帝銀実行犯は彼ではない、そう断じるに
十分な合理的な理由があるということです(しつこいようですが、それは決定的
証明ではない、但し、そうでなくても、有罪認定することがある、
その一番の例がまさに帝銀です)。そして私の興味は、平沢氏の関与がどの
くらい濃くて、司法はどういう間違いを犯したのか、ということです。
10 :
>>756:2009/08/10(月) 08:57:15 ID:UgNtm7GE
>>774 あっさりいうと、歯科医に限らず、この事件で調べられて、シロと認定
された人(実は平沢氏もそうだった)には、未遂事件に関してはっきりと
したアリバイがあった人が沢山いたはずです。平沢氏はこの逆。未遂時の
アリバイがあまりにはっきりして居る場合、かえって怪しいということになりますが、
これは勿論証拠でもなんでもない。先ず、実行犯持ち回りの複数犯だという前提に立たないと
間違えます、というより、間違えたんだと思います。
そして私にとってイヤなのは、途中からはわざと間違えた、あるいはそれで
押し通した(裁検弁がGHQの顔色を伺いながら)のではないかということです。
GHQの事件に対する組織的関与はないと思っていますが、事件が
あってからの干渉はあったと思います。(相田宅及びエリー証言)
吉永さんの著書で面白かったのはアーレン軍属へのインダビューです。相田宅
に行っていないというのですね。これなど端的にそれを表しています。それ以外
には、吉永さん達を歓待し、日本が大好きな彼をそう言わしめた何かがある
のは明らかです。
>>773さんのように、いや、それには決定的な証明はない、
と言うのは止めにしませんか、と私は言いたいのです(笑)それを言ったら、
この事件を考える意味がない。歯科医のアリバイを潰すのはもう無理です。
だから、法廷論的には彼は真っ白。再三申し上げている通り、平沢氏が椎名町帝銀の実行犯
であれば、歯科医の事は考えるだけ無駄なのです。
11 :
>>756:2009/08/10(月) 09:06:16 ID:UgNtm7GE
>>775 >帝銀事件において、私が証明した(あるいは証明したつもり)ことは、
歯科医が犯人ではないと言うことだけです。
そうなんですか?そうすると、科学捜査さんは本の結論は訂正されるべき
と言っている事になると思います。それはそれで、私にとっては喜ばしい
ことです。それは自説が通ったからではないのです。こういう所で揉まれて
進化するのはいいことだという意味です。私だって、どなたかが
(このスレでなくても)、平沢氏が帝銀実行犯であると思わせる合理的な
説明をしてくれて、ああ、やはり、単純に、ストンと、平沢氏が一連の
犯行を全部一人でやったんだ、相田宅もたまたま通りかかって、何を
思ったか急にある民家で塀によじ登ってみたら井戸らしきものを見たんだ、
。。。(それ以外にアリバイ、目撃証言とハードル越えが続く)、日本の
司法は占領中でもちゃんと独立を保ち立派な裁判をしたのた、それにしても、
平沢氏恐るべし、これだけの事を56歳にして一人でやってのけたとは、特に
帝銀当日の華麗な動きには感嘆するなあ、となれば私もすっきりします。
しかし残念ながら、20年近く、この事件に関して人から話しを聞き、
関連するほぼ全ての本を読み、検事調書を読み、裁判記録を読み、
その道のプロであるべき同業者を話して、一度も複数犯による実行犯持ち回り
という自分の確信が揺らいだことがないのです。H刑事の著書などは、そういう
期待を持って読みましたが、やはり、椎名町は平沢氏じゃないな、という思いを
強くするだけでした。
12 :
>>756:2009/08/10(月) 09:15:23 ID:UgNtm7GE
>今までの経過を見れば、裁判員制度では、歯科医能口氏が
実行犯と考える裁判員は 少ないと考えます。
何度も言っていますが、歯科医は逮捕さえされるべきではないので、これは論外
です。裁判は、どっちの料理ショーではないです。先ず、逮捕、起訴され、死刑
判決を受けた平沢氏がいるわけで、彼の関わりをどう考えるかでしょう。
厳しい言い方かもしれませんが、それが分からない、あるいは興味がない、関係ない
というなら、議論してもしょうがないような気がします。歯科医が犯人でない
事を証明する本というのは、変な例えですが、ワールドカップの予選が始まる
前に、次回のW杯の決勝で日本はブラジルに負けると言っているのと同じではないですか?
ちなみに、私は歯科医であれ、だれであれ、平沢氏が正直に供述し
(金の出所、共犯者)、共犯者も裁かれ、それぞれが適切な
量刑を受け、刑を執行されるというのがあるべき姿だったと思います。
そもそも、どちらが犯人と認定され得るかという問は全く無意味です。
平沢氏単独でないとしたら、共犯なのだから。(歯科医とは限りません)
この意味はお分かり頂けると思います。
13 :
科学捜査:2009/08/10(月) 09:47:02 ID:bUPBvArU
>>11 私は、精神分析等を含めると、はっきり言って平沢が犯人だと言うことです。
また、検事、弁護士等の事件に関したのプロでなく、素人の裁判員のような
ものから考えると、犯人としか考えられないと言うことです。
例えば、数学で言えば、次のようなものです。
・ 1,2,3,4,5,×,7
この×はいくつでしょう?
この質問と似ています。
当然入る数値は、6です。これが、一般的な考えです。
1:名刺を交換した中の人から選ばれた人。
2.名刺を盗まれたというアリバイ作りをしていた。(扇子の件より)
3:銀行を舞台とした犯罪を犯していた。
4:荏原支店で実行犯であった。(これは、法曹関係者殿も同意した)
5:中井支店で実行犯であった。(これも、法曹関係者殿は同意した)
6:帝銀事件?
平沢は犯人と似ていると言う証言もある。換金した人の人相が平沢に似ている。
有力と考えられた歯科医能口氏は事件に関係なさそう。また、国家陰謀も
なかったようなので、731部隊関係者も関係なさそうである。
ほうろう質、スポイトの持ち方も当初考えられていた医師関係とは関係なさそう
である。
7:事件後、説明のつかない大金を持っていた。
ここで、6の帝銀事件実行犯が平沢以外の人であるという証明が出来なければ、
犯人は、平沢としか考えられないと言うことです。
これが、一般的な考え方です。また、裁判員制度で裁かれるなら、明らかに
裁判員は平沢が犯人だと考えるはずです。
14 :
科学捜査:2009/08/10(月) 09:49:29 ID:bUPBvArU
数学で言えば・・・は、例えが強すぎたようです。
こんなに、厳密ではありません。
15 :
科学捜査:2009/08/10(月) 09:55:28 ID:bUPBvArU
平沢氏単独でないとしたら、共犯なのだから。
:平沢が帝銀事件も犯行に加わっていたという前提なら、共犯の人物の特定を
するべきです。これこそ、推測で物事を言っているにすぎません。
16 :
>>756:2009/08/10(月) 10:01:57 ID:UgNtm7GE
今日から休みなので、ご回答します。
今なら(新刑訴法)なら、そもそもこの事件は起訴に値しないというのが
私の考えです。もし起訴されて、裁判員制度で裁かれるなら、そして
それが原審の通り平沢氏単独犯を前提にするなら、平沢氏無罪となる
べきと信じています。それがあるべき裁判です。疑わしきは被告人の
有利にです。これが一番理解されにくい所です。ロス銃撃事件の控訴審
無罪判決は正しい判決なのです。
私は平沢氏クロ説(1~5には同意)ですが、それでも無罪です。科学捜査
さんが裁判の話しをしたのでこのように答えます。私が裁判長(員では
なく)なら、検察に未遂平沢実行犯、帝銀共同正犯に訴因変更を促すような
訴訟指揮をすると思います。それが真実への道です。ここではそれを語りあって
いるのだと思います。
>ここで、6の帝銀事件実行犯が平沢以外の人であるという証明が出来なければ、
犯人は、平沢としか考えられないと言うことです。
これは間違っています。とにかく、複数の事件(4件)が起きているわけですから、
誰が犯人という素朴な発想を改める必要があります。
17 :
>>756:2009/08/10(月) 10:06:49 ID:UgNtm7GE
補足します。
>ここで、6の帝銀事件実行犯が平沢以外の人であるという証明が出来なければ、
犯人は、平沢としか考えられないと言うことです。
これは間違っています。帝銀が平沢氏だと証明できなければ(法律的にできて
いない)と<椎名町帝銀については>平沢氏無罪なのです。何度も言いますが、
平沢氏で<ある>事の立証が有罪認定には必要なのです。
法曹関係者様
大変失礼ですが、アマゾンの件などの糾弾によって、ようやく「もうきません」と敗北宣言をさせ、
逃走に追い込んだ科学捜査氏が、またぞろ出て来てかくのごとき害毒説を流布し、スレッドの論争の
視点を再び妨害するようになったことには、あなたに責任の一端があります。
下層とギロンしてもむだ。
20 :
科学捜査:2009/08/10(月) 12:03:33 ID:bUPBvArU
つまり、法曹関係者殿は平沢が共犯だとお考えであるが、共同正犯ではないと
お考えですね。
なお、私のような素人の方に参考になるように「共同正犯」についてWikipediaから
調べたものを書きます。
共同正犯は、「すべて正犯」とされ、自ら実行しなかった行為から生じた結果に
ついても刑事責任を負う(同条)。たとえばAとBが結託して共に拳銃を使用して
Cを殺害した場合、Aの発射した弾丸が命中せず、Bの発射した弾丸でCが死亡した
場合であってもAは正犯としての罪責を負う。この共同正犯の効果を一部
実行・全部責任の原則という。
一部実行・全部責任の原則が認められる根拠は、有力学説によれば、特定の
犯罪実現に向けての相互利用補充関係があるためとされる。すなわち、二人
以上の者が、共同実行の意思に支えられ、特定の犯罪実現に向けて共同する
という相互利用補充関係によって法益侵害の危険性が増大した点が、全部
責任を負わすに値すると評価されるためとされる。
21 :
科学捜査:2009/08/10(月) 12:12:11 ID:bUPBvArU
法曹関係者殿には、次の点を確認したいのですが。
・検察側は単独犯と考えていた。
・今までの裁判では、弁護側も共犯説は主張していなかった。
・警察も単独犯と考えていた。
・「平沢氏を救う会」の初代会長森川氏も単独犯としか考えていなかった。
もし、法曹関係者殿が平沢の弁護士(過去からの一連の弁護士達)なら
ここに来て、毒物が青酸カリと言うこと、及び第1の事件及び第2の事件で
平沢実行犯だと認めたため、急遽共犯説を主張しだしたようなものです。
私は、裁判には詳しくないので分かりませんが、裁判ならこのようなことは
ありですか?
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 12:15:16 ID:E8ehcMcX
科学捜査様
自分で書いてないね。日本語ですぐ分かります。
弁護士でもやとったですか?
23 :
科学捜査:2009/08/10(月) 12:22:34 ID:bUPBvArU
法曹関係者殿には、次の点を確認したいのですが。
・検察側は単独犯と考えていた。
・今までの裁判では、弁護側も共犯説は主張していなかった。
・警察も単独犯と考えていた。
・「平沢氏を救う会」の初代会長森川氏も単独犯としか考えていなかった。
もし、法曹関係者殿が平沢の弁護士(過去からの一連の弁護士達)なら
ここに来て、毒物が青酸カリと言うこと、及び第1の事件及び第2の事件で
平沢実行犯だと認めたため、急遽共犯説を主張しだしたようなものです。
私は、裁判には詳しくないので分かりませんが、裁判ならこのようなことは
ありですか?
24 :
科学捜査:2009/08/10(月) 12:25:08 ID:bUPBvArU
すみません。また、2重に書き込んでしまいました。
>>22 弁護士でもやとったですか?
:そんなお金はありません。
だんだん、書き込みの文章に進歩があったようです。
ありがとうございます。
25 :
>>756:2009/08/10(月) 13:47:52 ID:UgNtm7GE
>>18 それは大変失礼しました。私は、前のスレッドの方のご質問(平沢氏は司法
関係者の犠牲になったのではないか?=実はこれが私のメインテーマ)に答えましたら、
自分からの書き込みは遠慮しますので、ご容赦ください。
科学捜査さんへ:
>平沢が帝銀事件も犯行に加わっていたという前提なら、共犯の人物の特定を
するべきです。これこそ、推測で物事を言っているにすぎません。
特定するべきの主語は平沢氏でしょうか?それならば、そうすべきでしょう。
しかし、複数犯を主張するなら、実行犯を特定してからにしろという意味なら
全く違います。平沢氏が帝銀をやらなかった、できなかった、そして未遂は
平沢氏であるということで十分です。
>>23 >もし、法曹関係者殿が平沢の弁護士(過去からの一連の弁護士達)なら
ここに来て、毒物が青酸カリと言うこと、及び第1の事件及び第2の事件で
平沢実行犯だと認めたため、急遽共犯説を主張しだしたようなものです。
この部分の意味がよくわかりません。何度も同じ事を書くようで気が引け
ますが、質問が実質的に同じようなことなので再度書きます。
平沢弁護団はよい仕事をしたと思います。検察の訴因が単独同一犯なら、
というより、それによってのみ、平沢氏は無罪を勝ち取れたかもしれない
からです。ですから、勿論私が弁護人であっても、被告人がそれを望まないなら
訴因に沿って弁護をします。平沢氏は95歳という天寿をまっとうしました。
皮肉なことにこの事件に関わった誰よりも長生きしたのでしょう。自由の身には
なれなかったが、特別待遇で絵も描けた。H刑事などはそれが気にいらない
ようです。これは最悪の事態は逃れた、というよりも、当然の結果(死刑
が確定してるのですから)を免れたのです。死刑囚の弁護団としては
最善の仕事をしました。(これは皮肉で言っているのでも何でもない)
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/10(月) 13:51:54 ID:hmt1XNbv
>法曹関係者さん
>私の推論をもう一度書きます。帝銀実行者は歯科医、未遂2件は平沢が実行、
あくまで印象だけど、歯科医の様なインテリが、素顔さらして16人も毒殺
しようとするでしょうか。
佐伯氏が歯科医にヒ素を盛られたというので、歯科医は薬殺マニアなのでは
と思ったけど、当時の治療薬にヒ素が使用されていたという事が分ったので、
薬殺マニアではという疑念も消滅。
帝銀事件の犯行の異常性を考えると、科学捜査氏の言うように、犯人は精神
疾患者というのが一番納得がいきます。
逮捕されれば死刑は確実だし、歯科医が金を奪っておいて、その金を全部平沢に
預けたというのも不自然。
金目当ての犯行なら、奪った金を平沢に預けたりしないだろうから、 金以外の
目的で歯科医が犯行したという事になるけど、佐伯氏のいう米軍の人体実験説
は荒唐無稽だし、国家的陰謀も旧軍関与もありえなさ杉。
佐伯説での、平沢は歯科医からスケープゴートにされたというのも、平沢が
逮捕後に共犯者を自白する可能性だって非常に高いでしょう。
むしろ平沢は未遂事件のみの犯行なら、被害者はいないのだから、共同正犯と
はいえ、共犯者を自白して捜査に協力した方が罪は軽くなると考えるのが自然
ではないでしょうか。
27 :
>>756:2009/08/10(月) 13:54:20 ID:UgNtm7GE
>私は、裁判には詳しくないので分かりませんが、裁判ならこのようなことは
ありですか?
この質問に直接答えると、被告人が供述を変えれば(それが弁護人との
協議の結果も含む)、そういうことは実際にありますし、検察が途中で
訴因を変えることもあります。そして、ロス銃撃のように、判決が突如
訴因変更したこともありました。(しかし、これは控訴審で違法として退け
られた)
>つまり、法曹関係者殿は平沢が共犯だとお考えであるが、共同正犯ではないと
お考えですね。
これも何度も書いています。私は共同正犯の疑いが非常に濃いと思っています。
荏原で殺意をもったかどうかが気になるというのもこの為です。共同正犯
は非常に難しい概念です。特に先行者と後行者という観点から言うと、
帝銀はもっとも複雑なケースでしょう。ここでそれを論じるのは、趣旨が
違うと思うので止めます。
28 :
科学捜査:2009/08/10(月) 13:57:53 ID:bUPBvArU
>>25 回答ありがとうございました。
また、同じようなことを言ってしまいましたら申し訳ありません。
(また、同じようなことを言ってしまう可能性もあります。裁判に関しては
素人ですので。)
29 :
科学捜査:2009/08/10(月) 14:40:42 ID:bUPBvArU
平沢のアリバイに関しての参考意見
(私は、アリバイに関しては今まで調べていませんでしたが・・。)
・当日、相田宅に寄る必要はなかった
:平沢がアリバイを作るなら、銀行までの時間の下調べをする必要があった。
そのため、前日にでも下調べを行っていたなら相田宅の状況が分かっていた。
「帝銀事件の全貌と平沢貞通」(遠藤誠著)によると、「1月21日相田小太郎
方で同人を検診した結果、疑似発疹チブスと分かったので、その日同人を入院させ
、22日までに付近一帯の500名位の人に予防接種をし、また患家を中心に
半径100m位までD.D.T.を散布したと思う。相田方玄関には、患家である
ことと、2週間出入り禁止の紙を張り、出入り禁止の紙を貼り、同時に露地の
入り口に網を張り、出入りを禁止し、網にも立ち入り禁止と書いた紙を下げておいた。
(補足:帝銀事件は1月26日に起きた。)
・アリバイに上野の松坂屋に寄ったとあるが、寄る必要は全くない。
30 :
科学捜査:2009/08/10(月) 14:47:12 ID:bUPBvArU
>>27 これも何度も書いています。私は共同正犯の疑いが非常に濃いと思っています。
:回答ありがとうございました。法曹関係者殿のお考えが、やっと理解できました。
31 :
>>756:2009/08/10(月) 15:08:13 ID:UgNtm7GE
>>26 歯科医に拘る必要はないというのが先ず一点。何度も書きますが、平沢氏が
帝銀実行犯であったかどうかが先決です。それを断った上で以下を書きます。
先ず、砒素の件。これはその書き込みがあった時に言おうと思っていまし
たが、砒素が歯科の治療に当時使われていた薬物であるという事と、それを
患者の体調に甚大な影響を及ぼす程使用することとは別問題です。通常、
使われるものだから、発覚せずに使えるという見方もできるわけです。
以前、佐伯氏について、歯科医の治療室で起きた事に関して誇張が
なかったかと問われれば、答えに窮すると私は書きました。佐伯氏に
よればその体調不良をきっかけとして、弁護士にも相談し、大学病院
でも検査をしたとあります。私に相談してくれれば(笑)、是非とも
その歯科医を業務上過失傷害で告発します。傷害罪(最近の例:銀座眼科医
れーシック)でもいけるのですが、業務上過失傷害はある意味結果責任ですから、
警察は十分取り合います。何故そうしなかったのか?これが私にとってはむしろ疑問です。
32 :
>>756:2009/08/10(月) 15:09:34 ID:UgNtm7GE
>帝銀事件の犯行の異常性を考えると、科学捜査氏の言うように、犯人は精神
疾患者というのが一番納得がいきます。
平沢氏が<その手>の精神異常者であったかどうかは一先ずおきます。しかし、
こういう演繹の仕方は、当初あんな美しい絵を書く平沢氏がこんなひどい
事をするはずがないと思って放してしまった小樽署の刑事及び安易に平沢氏
は無罪、というより無垢である、という考え(これは間違いだと思います)
の裏返しでしかないと思います。
金はプールされていたのだと思っています。例えば、平沢氏にそれで返した
とか、そういう事ですね。死刑になるくらいだったら云々は、前も書きましたが、
この発想自体が死刑確定判決を知っているからです。判決というのは、最後に
ポンとでてくるものです。旧刑訴法からの移行の問題も非常に微妙なのです。
長いので省略しますが、帝銀が新法で裁かれてもおかしくはなかった。また、
新憲法が発布され、それ以前のオイコラ特高警察に対する批判、反感を背に
人権に配慮した民主的捜査、裁判の気運が高まる中での裁判だったのです。
だから判決に対して批判が相次ぎ、それが綿々と伝わり、最後まで執行
できなかった。しつこいようですが、今なら不起訴です。死刑が確定し、
再審請求が次々棄却されていくにつれ、平沢氏は歯科医も含め、共犯グループ
らしきものについて、少しずつ漏らし始めます。しかし、一方で再審が
認められ、逆転無罪があるのなら、という希望は捨て切れなかったのでは
ないか?共犯者について述べても、共同正犯で未遂事件での殺意を受け継ぎ、
「犯罪収益の果実として得た財産」つまり帝銀で盗まれた金の多くが平沢氏に
流れているのであれば(恐らくそうでしょう)、米国式の司法取引でもない限りは、
彼が罪一等を減じられるということはありません。
33 :
>>756:2009/08/10(月) 15:12:31 ID:UgNtm7GE
ここからは私の推論です。
しかし、平沢氏は未遂事件を起こしていた、そして
恐らく先行して計画を練った、グループ内の空気としては主犯であった。
ここからはちょっと怖い話し。
>あくまで印象だけど、歯科医の様なインテリが、素顔さらして16人も毒殺
しようとするでしょうか。
帝銀実行犯にとって、生存者がいることは誤算だった。つまり、顔を晒して
いる積りはなかった。この事件にトリックというようなものがあるとしたら、
薬の飲ませ方を除けば一つだけだったのかもしれない。つまり、実行犯の
持ち回りです。未遂で顔を見られている平沢氏は帝銀当日に、船舶
運営会という会社を訪れ、確かなアリバイを作る。
そして、実行犯には未遂事件のアリバイがある、
そして彼の顔を見た全ての人は殺害される。。
前にご紹介した、法務委員会の議事録に、
当日のアリバイについて平沢氏が絶叫して主張したとあります。
また、帝銀のY支店長代理との面通しの時に、平沢氏が激昂し、さあ、私の顔
をいくらでもじっと見てくれと叫んだ(H刑事の一代記)とあります。こういう
のを読むと、平沢氏は帝銀当日だけは自信があったように受け取れます。彼の
ジレンマに押しつぶされそうになっていた心は、実は、帝銀<だけ>は俺じゃないんだ、
なんで分かってくれないんだ、と叫んでいたのではないか?
34 :
>>756:2009/08/10(月) 15:14:45 ID:UgNtm7GE
脱線ついでに。歯科医について知る人の話を聞いた限りでは、この人
はかなり、変わった人でした。だから、彼なら、という話が綿々と伝わっている
のだということを、<歯科医の様なインテリが>という書き込みに対して、
書いておきます。ただ、しつこいようですが、歯科医が実行犯でなくとも、
帝銀実行犯が平沢氏だったとはならないのです。
長々と失礼しました。終わります。
米軍人体実験説などという大層な陰謀説を称える必要など全くない。
主犯は歯科医で、共犯が平沢。
そして、GHQ内部に顔の利く従犯があと最低一人はいるはず。
問題は、平沢がどの程度まで関わったか(集団毒殺を認識していたか)、
という点につきる。
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 01:02:31 ID:TMVmsvyQ
26
>>756 法曹関係者さん
丁寧なご回答、どうもありがとうございます。
終りますなどど仰らず、これからも貴重な書き込みを
宜しくお願いします。
法曹関係者さんが来て下さったおかげで、このスレは
非常に充実したものとなりました。
平沢冤罪説のみならず、このスレでも妄想扱いされて
いた歯科医の可能性についても、検討の価値あるもの
と知り、大変有意義に思いました。
これからも宜しくお願いします。
37 :
科学捜査:2009/08/11(火) 02:04:42 ID:+5tcUHEo
法曹関係者殿の考えは、共同正犯×がいると言うことです。
誰だか分からないが・・・。
38 :
科学捜査:2009/08/11(火) 02:57:56 ID:+5tcUHEo
そして、「平沢氏は未遂事件を起こしていた、そして
恐らく先行して計画を練った、グループ内の空気としては主犯であった」(法曹関係者殿
推論)であり、「2件の未遂事件では殺意があった」(法曹関係者殿推論)という
ことです。これは、狂気と言える行動です。
さらに、帝銀事件の共犯は、子供も含め多数の人を震えることなく殺せる人であり、
これも狂気と言える行動です。
つまり、なかなかいない「狂気をいだいた人」が2人以上いたわけです。
私には、あまり納得できません。もちろん、この「あまり納得できない」と言う
ものは、裁判では採用されないかも知れませんが。
39 :
科学捜査:2009/08/11(火) 03:04:09 ID:+5tcUHEo
そして、その2人の人相はよく似ていたと言うことです。
40 :
科学捜査:2009/08/11(火) 03:15:49 ID:+5tcUHEo
さらに、誰だか分からないが、事件後小切手を換金した人がいたが、この人の
人相も平沢に似ていたと言うわけですので、この人も含め「平沢に似ていて、
狂気を持っていた人」が2〜3名いたと言うことになります。
私には、この考えについてあまり納得出来ませんが。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 06:10:40 ID:kqOrFV5/
>>9で
「平沢氏がそこに居なかった決定的証明がなければ、平沢氏が実行犯であるということでは全くないのです。 」
という指摘があるが、当然の話である
客観的事実に裏づけされていない証拠(証言)をもってして、「平沢に確固たるアリバイがある」と主張しても無理である、と指摘しただけであって
確固たるアリバイがないから有罪、という話は誰もしていない
証言がその人の記憶以外に客観的事実に裏づけされていないのであれば、
証明力は低く、そのような証明力の低い証拠をもってして、「十分な合理的な理由がある」と断ずる裁判官がいたら、それこそ「冤罪続出」である
最近、痴漢に関しては、被害者女性の「証言の裏を取る」行為が批判的に見られる傾向にあるため、痴漢の冤罪の可能性が以前より高くなっている
かりに痴漢の被害者女性の証言であっても、客観的事実に裏づけされていない限り、証明力は低く、それだけで有罪にすることがあってはならない
平沢が有罪となったのは、
「最近家を新築したこと、現金を4万5千円をもっていたこと、
また東京銀行には8万円を預金したことなどが明るみになり、強奪された金額に匹敵すること
また平沢には詐欺の前歴があったこと
青酸カリ(検察側は青酸カリと断定)については画家であり、テンペラ画の絵の具には虫除けとして青酸カリが使われたり、下塗りにも使っていること」
というような客観的事実が判明したからだ
捜査線上にあがった人物であり、なおかつ、このような事実があり、さらに
確固たるアリバイがない、金の出所が不明確、それゆえ有罪と判断された
アリバイがないだけで犯人と断定されたわけではない
客観的事実の積み重ねが確率論的に冤罪の可能性を限りなくゼロにしている
>>41 平沢クロ説、仮想やこのジジイみたいな奴の特徴
文章が古臭くていかめしい、が内容がなくて頭が悪い
客観的事実が積み上げられて冤罪の可能性が限りなくゼロに近いなら
何故ずっと冤罪が叫ばれ続けてるの?なんで死刑にできなかったの?
金の話は情証に過ぎないと何度言ったら…まじでバカなの?
てかなんでそんなに必死こいて、ここにいるの
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/11(火) 09:30:38 ID:nca2JwBO
>>35 GHQとしては、捜査が続けばそのうち731関係者とかにも(実際には関係なくても)
捜査や国民の関心が向かうことを恐れていたのは間違いないんでない?
>>42 年齢差別はよくないよ。古い事件のスレだし。
でも、
>証言がその人の記憶以外に客観的事実に裏づけされていないのであれば、
>証明力は低く、そのような証明力の低い証拠をもってして、
「十分な合理的な>理由がある」と断ずる裁判官がいたら、それこそ「冤罪続出」である
ここまでの意味不明さは、年齢に関係なくバカであることは間違いないが。あと、
>検察側は青酸カリと断定)
これはもうどうしようもない。検察が断定したから何なんだという話だろ。
最低でも判決が断定しなきゃ。法律用語ぽい言い方をしたくて墓穴を掘ってる。
年齢とは関係ない、単に
>>41の頭が足りないだけだ。俺も60近くになりつつあるが、
ここまでアホちゃうわw
仮装、「勘弁してください、もうスレにはきませんと言ってなかったか」
なんでそんな言ってる事がころころ変わるんだよ
小切手換金は平沢と雰囲気が全然違う奴だったというのは既出だぞ
自分は指摘には答えず、なんでそんなに必死なんだ、え?
同じことばっか言う奴にはコピペで十分
科学捜査氏は「平沢犯人説を唱える本は他にない」というような意味のことを言っているが、
そんなものは当たり前だ。「平沢が犯人である」という論は50年前に法廷でさんざん展開され、死刑判決
で既決している。誰もがその過程と判決に納得していないからこそ、帝銀事件はいまだに論争を呼んでいる
のだから、帝銀事件論とは「真相論/法廷論」の別を問わず、「平沢免罪論」か「共犯従犯論」か
「国家謀略その他諸説」の別もまた問わず、ともあれ「判決不当論」でない限り本質的に論じ合う意味がない。
それなのにいまさらなぜ「平沢犯人説」などをふっかけられて論争しなけりゃならないのか。
「平沢犯人説」など「説」でも「論」でもない。単なる50年前の司法判断の100%肯定支持だ。
単行本「科学捜査論文「帝銀事件」―法医学、精神分析学、脳科学、化学からの推理」の著者である
中村正明氏は、「1972年東京理科大学薬学部製薬学科卒業。1972年日本化薬株式会社医薬事業本部
医薬研究所。1984年株式会社ナック出向。2006年株式会社ナック代表取締役社長」とされている。
日本化薬株式会社(にっぽんかやく)は、東京都千代田区に本社を置く薬品メーカー。医薬品や農薬
などの薬品のほか火薬なども製造している。火薬事業から出発し、日本初のダイナマイトを製造した。
日本を代表する株価指数である日経225にも採用されている会社である。〈出典: フリー百科事典『ウィ
キペディア(Wikipedia)』〉
日本化薬株式会社とはようするに医療関係と厚生労働省べったりの会社である。
「平沢判決支持」なら、帝銀事件の真相およびその司法判断に対して世間一般に50年間もの間存在
してきた疑惑、すなわち帝銀事件に関する日米国家権力、あるいは旧陸軍関係者(技本、兵行本、
登戸、戸山軍医学校および同防疫給水部関係者他)、あるいは民間医療関係者などの組織的あるいは
個人的な関与への嫌疑は100%否定される。
科学捜査=中村氏がとりわけ反論の論調を強めたのは、佐伯氏の著述中にある歯科医真犯人疑惑説に
対してだった。歯科医師関与疑惑を記したさる歯科医のブログの件が出るや、いささかオーバーリアク
ションとも思える反論(連続レス)を展開し、「この2ちゃんねる『帝銀事件2』で、この歯科医を主犯と
考えている人が何人かいることに驚きました」とまで言及したことを想起されたい。
医療関係と厚生労働省べったりで35年間生きてた人間の、単なる医療業界名誉保身キャンペーンだ。
そんなもの絶対信用できないし、歯科医師疑惑がますます真実味を帯びるだけだ。
47 :
>>42:2009/08/11(火) 23:31:13 ID:???
>>41は前スレで冤罪論なんかいうより念仏を唱えろ、渇!とか薄気味の
悪い書き込みしてた奴でしょ。スレそのものを邪魔しようとしてるとしか
思えん。
仮想はこれに自分の本の自演宣伝まで兼ねてるからもっとタチが悪い。
ところで、科捜氏が「必死」かどうかはさておき、
戯れに、前スレで「必死」というキーワードで検索してみた。
↓以下その結果と抽出。
【キーワード抽出】
対象スレ: 帝銀事件2
キーワード: 必死
抽出レス数:11
>>395 >本当に信憑性があるのなら、自分で必死に宣伝などしなくても
>ベストセラーだろJK
>>568 >「無論、当時の警察以上の新情報が〔必要〕」とか説明責任がある、とか
>この必死さは何なんだw
>>614 >なぜ科学捜査はこれほど原判決支持に必死なのか。
>必死としかいいようがない。
>>636 >まさかと思ってたが、原判決で決まりと必死になる奴はほんとなんか匂うな
>>693 >「琺瑯質」の件の必死の連続書き込みだって
>おかしいですよ。いったいなぜでしょうか。
>この必死の歯科医犯人説否定。必死の誘導。
>ここまで必死で否定するなんて、どう考えても少しおかしいです。
>>699 >科学捜査氏とは「なにかある特定の利益にくみしている人間」と考えざるを得ません。
>別にトンデモ論ではないですよ。
>それが「なに」であって「どうして」なのかは分かりませんが、
>この必死さを見るとそうとしか思えないです。
>>724 >必死のとこみるとあんたの親戚じゃねw
>>760 >別にトンデモ論ではないですよ。
>それが「なに」であって「どうして」なのかは分かりませんが、
>この必死さを見るとそうとしか思えないです。
>それに今日一日、なぜかダンマリではありませんか。
>>776 >歯科医師犯人説を嘲笑愚弄するためなら
>あなたはどんなことだって繰り返し持ち出してきます。
>「琺瑯質」の件の必死の連続書き込みだっておかしいですよ。いったいなぜでしょうか。
>この必死の歯科医犯人説否定。必死の誘導。
>ここまで必死で否定するなんて、どう考えても少しおかしいです。
結論としていえること。
「科捜氏=必死」というイメージ作りに必死な方がいるようだ。
「***城様」って誰ですか?
議論の場では、「必死」を安易に使う人ほど「必死」だったりするんですね
51 :
>>42:2009/08/12(水) 09:11:44 ID:Gy3/ReOU
>>48 俺は
>>42で、アンタがコピペした書き込みの
>>636だけが俺のだ。
だから、636は外しておいてくれ。後は知らん。仮想はどうみても必死で、
だから複数の人間が必死だと書き込んだ。それだけでしょ。それより、夜中の2時に
前スレも含めキーワード検索して、えっちら貼り付けてるアンタの方がよっぽど
必死だろjk ↓そっくりそのまま、返してあげるよ
「結論としていえること。
「科捜氏=必死」というのを消すのに必死な方(
>>48)がいるようだ。
あ、それから、必死なんていう単語より、では、さようなら、のほうが特殊で
自演が匂うだろう。
なるほどこうゆうことか
>>36 終わります、は今回の陳述はこれで終わりますて意味、口癖wじゃないの。
化学捜査氏の話はどうでもいいよ、言ってることメチャクチャだし。
法曹氏に質問です。原審で平沢に共同正犯の判決を下す事は可能だったのでしょうか?
54 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/12(水) 19:17:54 ID:9MMiEXOB
平沢がいたとしても単独犯なの?
55 :
科学捜査:2009/08/13(木) 00:27:35 ID:/QRzoSFS
***城様
実は、あなたが誰だか分かっています。 申し訳ございません。
性格検査では、あきらめが早いとあります。この辺で勘弁して下さい。
あとは、他の人と議論して下さい。 では、失礼します。 すみませんでした。
ウザイことは確かです。
56 :
科学捜査:2009/08/13(木) 00:28:16 ID:/QRzoSFS
発言内容に問題がありました。訂正します。
削除の仕方が分かりません。私の立場はあくまでも中立で判断しています。 なかなかこんなことは出来ません。 話の内容で勝負できないときは、相手の性格を批判するしか出来ないようですね。
今までの記載から分かるように、私は歯科医能口氏が犯人ではないと考えます。
私は、一貫して帝銀事件の犯人は「平沢単独犯説」です。
本当に、「疑惑α」は面白い本です。おすすめします。 この辺で勘弁して下さい。
それでは、議論が長くなるようですのでご注意を!
しばらく休憩。
中村さん。
「勘弁してください、もうきません」と泣いて逃走したくせに、
いつもまにかしれっと居座っている現状の落とし前を
きちんとつけてから書き込まないと誰も相手してくれませんよ。
「尻尾を巻いて逃げ出したけど、やっぱりどうしてもくやしいので
名誉挽回のつもりでもう一度参加させてください。お願いします」
とでも言い訳しないと、このまま何事もなかったようにエラソーに
ほざきまくったところで、みんなにせせら笑われるだけだって。
58 :
科学捜査:2009/08/13(木) 00:31:54 ID:/QRzoSFS
申し訳ございません。
この辺で勘弁して下さい。 この2ちゃんねるより退室します。
以後、見ません。 すみませんでした。
59 :
科学捜査:2009/08/13(木) 00:37:59 ID:/QRzoSFS
訂正します。言葉が足りなかったようです。
とりあえず私が主張するのは、 次の点だけとします。
・毒液を作ったのは平沢である。
60 :
科学捜査:2009/08/13(木) 00:58:41 ID:/QRzoSFS
すみません。また、2重に書き込んでしまいました。
61 :
科学捜査:2009/08/13(木) 08:31:10 ID:cFbZDPFX
私の名をかたっての書き込(55-60)みが出ました。
本当に困りました。
よっぽど、私は嫌われたようです。
病的?
62 :
>>34:2009/08/13(木) 09:01:53 ID:???
>>36 有難うございます。「終わります」については
>>53さんの言う通りです。
ただ、ご指摘があったように確かに私と科学捜査さんの応酬でスレッドが
埋まってしまうのはよくないかなとは思います。今後は質問にお答えする
ような形で回数を減らしたいと思います。
4つの立場というか説に集約されると思います。
A. 平沢単独犯で有罪:単独犯(原判決を概ね支持)
A2 未遂平沢、椎名町X氏(平沢共同正犯or従犯):複数犯、私
B. 未遂平沢(殺意なし)、椎名町x氏(平沢氏は利用or踊らされた、旧軍,GHQ、陰謀):複数犯、和多田氏
C.平沢氏完全無実(無罪ではなく無実):単独犯 平沢氏弁護団、救う会
私の説をBとせずに敢えてA1としたのは、平沢氏の量刑=死刑は原判決と
結果的に同じだった<かもしれない>からです。
B.和多田氏は複数犯であれば平沢氏に死刑判決は下りなかったと明言されています。
私は、これは(少なくとも、そう断言するのは)間違いだと思います。
強いて言えば、未遂で殺意がなく、帝銀で奪われた金が平沢氏に渡っていなければ、
死刑は免れたかもしれない。しかし、その可能性は薄いのではないか。
それでは、このスレでも再三出てきた、何故平沢氏は金の出所、共犯者について言わないのか、
死刑よりましだろう、というある意味もっともな意見に反論できない。
63 :
>>34:2009/08/13(木) 09:06:55 ID:???
平沢氏が共同正犯という概念を理解していたか不明だが、
首謀者、共犯者、協力者という一般的な理解はもっていたであろう。
すっきり説明がつくのは、やはり、平沢氏が客観的にも、
自分自身の思いとしても、首謀者だったのではないか。
あくまで推測で確たる自信はありませんが、根拠は3つ。
@ 松井名刺盗難届けの際の扇子に関する供述:帝銀の3ヶ月前。
盗難届けが偽装であるなら、この時点で平沢氏は事件の用意を自らしていた。
A 先行する2件の未遂事件で平沢氏が実行犯であることが疑いが濃い:
和多田氏もこれは認めている。未遂事件は予行演習では有り得ない。
帝銀ともあまり離れていない場所で共犯者が居るのであるから(帝銀は別人)、
この時点での共犯者の役割は薬物の入手(東北大学で松井氏の名前をかたった人物)、
飲ませ方の指導、だったであろう。2回顔を見られ、中井では薬物を飲ます事も
できなかった平沢氏が降り、アリバイを作り、実行者は全員を殺害する積もりで
犯行に及んだ。船舶会に着いたのはどんなに早くても1時40分近く、
タバコを吸い話しをして、これまたどんなに早くても2時にそこを
出発するというのは、3時過ぎには息を整えて帝銀に着く必要が
あった犯人の足取りとしては不自然。
B 帝銀で奪われた金の多くが平沢氏に渡った疑いが濃く、なおかつ
事件後の入金について同氏が工作(偽の電報、架空名義)している。
これも平塚氏の本にあります。また、これは事件と直接関係ない
かもしれませんが、封鎖預金を解く為に必要だった町会長の印鑑
を偽造した跡も見られます。
つまり、事件に先駆けて準備を行い、先行した未遂事件を2件起こし、
奪われた金の多くを手に入れてる、という役回りの従犯、協力者
というのは有り得ないのではないか、ということです。だから、
複数犯であれば平沢氏に死刑判決はおりなかったであろうという
、和多田氏の明言は真相論としても正しくないと思うのです。
64 :
>>34:2009/08/13(木) 09:19:09 ID:???
実は私はここに書き込むようになって、C.の方々からの反発がかなりあるのではないかと覚悟していました。
前にも書きましたが、私は平沢氏の弁護団の献身的なご尽力に敬服していますので、気が引けるのです。
しかし、案に相違して、それはあまりなく、A.の方々からいくつか反論を頂きました。
やはり司法は、妙な信頼をされているのだな、と自嘲的な思いを禁じえません。
典型的なのは
>>41さんのような意見です。有罪を立証できる客観的な事実の積み上げがなかったから、
問題だったわけです。強いて言えば、H刑事のお手柄の扇子(名刺盗難の擬制)だけでしょう。
(私は薬物or名刺そのものよりもこちらに重きを置いています。
未遂事件の薬物は殺意認定においてのみ関心があります)
誰も否定できない確定的な客観的事実が3つあります。
@事件が起きた(12名が殺害された)。
A平沢氏の死刑判決が確定した。
Bしかし、刑はずっと執行されなかった。
私は自分の中で、平沢氏は椎名町の実行犯ではないとほぼ確信しています。
しかし、これでAを信じる人達を説得できるかどうかにはあまり関心がない。
私の興味は司法にあるからです。ひょっとしたら、平沢氏はアクロバティックな
活躍をして次々とハードルを乗り越え、全ての事件(詐欺も含む)を
一人でやってのけた可能性も、非常に低い可能性ですが、絶対ない
とは言えない。それならそれでいい。
この事件に関する司法の最終判断は平沢氏単独犯として有罪、
死刑判決だとお思いの人が多いでしょう。私は違うと思う。
平沢氏の死刑を執行しない、これが実質的には最終的な司法の判断でした。
司法は揺らいだ、この言い方が強すぎるなら、逡巡した。これは反論の余地がない。
65 :
>>34:2009/08/13(木) 09:24:21 ID:???
客観的な事実を積み上げられなかったから、逡巡したのです。執行しなかったのだから、
平沢氏は帝銀実行犯ではなかった、という転倒した考えが間違いであることは
勿論承知した上で言っています。平塚刑事のご本(刑事一代)がここであまり話題になりませんが、
帝銀の項は非常に興味深い。著者達が平沢氏を挙げて連行した
後、自分達は外され、翌日からT検事が取り調べた。こんな事は前代未聞
だと言っています。そして、31日にも及ぶ検事取調べの後自供。
それでも足らず、今度はI検事が拘置所で追加取り調べ。
これには調書偽造の疑いが持たれている。そして、判決文はアリバイ等の重要な点で
、このいずれの調書もそのまま採用しない。検事調書と判決文を合わせて読んで、
これはすっきりした判決だ、有罪判決は正しかったと思う人はいないでしょう。
すっきりと十分に有罪が立証できなければ無罪という事を知っている人であれば、ですが。
裁判は無罪を立証する場ではないのです。
猪突猛進でありつつ、扇子の偽証も突いてくる程鋭かった同刑事が平沢氏
を取り調べ、その矛盾を衝いていったら。。彼なら、3件に共通したGHQ
の動向、特に帝銀当日の相田邸の動き、を何故知っていたかに関して、
平沢氏を締め上げたでしょう。それを嫌がった人達が居た。だから、前代未聞の
即検事取り調べとなった。この事を裏付けるのが、ずっと後に吉永氏がその
著書の為にアーレン軍属(明らかに当日相田宅に行っている)にインタビューをした際に、
同氏が自分は相田宅に行っていないし、GHQも行っていない
と言い通した事です。GHQが事件そのものに組織的に係っていたという事
はないでしょう。しかし、事件後干渉があった、最低でもGHQは本件
と関わりあいになるのを嫌がった、それを検察が察知した(最低でも)とは言える。
明日は前のスレッドで質問のあった、平沢氏は裁検弁の犠牲に
なったのではないかに対する回答を貼ります。
>>65 八さんの本はてっきり平沢単純黒説だと思って読んでた。
どのあたりを読んだら平沢が実行してないと思えるのでせうか?
67 :
科学捜査:2009/08/13(木) 12:10:01 ID:cFbZDPFX
>>65 特に帝銀当日の相田邸の動き、を何故知っていたか
:平沢は相田氏宅で、赤痢(実際は疑似発疹チブス)が発生していたことだけを知っていたのです。
前の事件でも、「GHQのパーカー中尉と一緒にジープできた」と言っています。
これは、白い腕章と同じように演出です。
財布と一緒に盗まれたという名刺、白い腕章、よく練られた台詞・・・非常に計画的です。
そうすると、アリバイ作りも練られたものと考える。当然、下見をするはずである。
・平沢がアリバイを作るなら、銀行までの時間の下調べをする必要があった。
そのため、前日にでも下調べを行っていたなら相田宅の状況が分かっていた。
「帝銀事件の全貌と平沢貞通」(遠藤誠著)によると、「1月21日相田小太郎
方で同人を検診した結果、疑似発疹チブスと分かったので、その日同人を入院させ
、22日までに付近一帯の500名位の人に予防接種をし、また患家を中心に
半径100m位までD.D.T.を散布したと思う。相田方玄関には、患家である
ことと、2週間出入り禁止の紙を張り、出入り禁止の紙を貼り、同時に露地の
入り口に網を張り、出入りを禁止し、網にも立ち入り禁止と書いた紙を下げておいた。
(補足:帝銀事件は1月26日に起きた。) ・・・当日、相田宅に訪れたとは
考えられない。
また、過去に帝銀に金を預けたと言っているが、わざわざ「目白まで行き、そしてバスを
使っていった」と言うのはあまりにも不自然である。これは、下見に行ったときの
ことではないのだろうか。
そうすると、目白経由(徒歩・バス使用?)の可能性もある。
また、当日のアリバイ「上野を出てから松坂屋に行って地下食堂で
菓子とお茶を注文して大体の検討で40分位時間を潰して御徒町駅に
行きました」というのもあまりにも不自然である。
「その時ホームの時計が2時28分頃であったという記憶があります」(平沢供述)
・・・平沢がこんなに記憶力がよいとは、私は思いません。
なお、「やはり司法は、妙な信頼をされているのだな」とありますが、
私は、初めから信頼していたわけではありません。
刑事、検事、鑑識及び弁護士の性格も調べています。すべて
の方達の性格には問題はありません。
再度申しますが、すべて素晴らしい人格の方達です。
ただし、調書については私なりに調べています。
平沢と高木検事との間での調書には、問題があると考えていますので。
これは、偽造と言うより、平沢の供述に嘘があるからです。
平沢が言った、「嘘を言えばそのまま調書に書き、それを徐々に修正
して調書が出来上がったのです。つまり二人の合作です」という
ことを考えた上です。
68 :
科学捜査:2009/08/13(木) 12:13:16 ID:9O/6ipzx
>>67 私の名をかたっての書き込みが出ました。
すばらしい推理力ですね。これは、狂気と言える行動です。
前頭葉前野に障害があったことが分かります。
69 :
科学捜査:2009/08/13(木) 12:28:25 ID:9O/6ipzx
>>57 私はいつも「科学捜査」です。
宣伝が出来るチャンスがあったらまたやるよ。
ただし、「オッサン」はやめてくれ。
ついでに一言
本当に、私はウザイ存在ですね。
つまんねw偽者がいやならトリップつければいいんだよ
http://wstring.pos.to/guide/index.html#trip どっちが本物でもいいが、言ってる事は相変らず電波だな。
調書偽造は高木じゃないよ。当日相田方に寄ったというのは
判決なんだが。クロといいつつ判決を否定してどうすんの。
支離滅裂な新説でつか?
刑事、検事、鑑識及び弁護士の性格も調べています。って
オマエはいくつだw
アンカーつけて反論するなら、先ず元の文をよく嫁
71 :
科 ◆bDjY/vSkY2b7 :2009/08/13(木) 13:15:41 ID:cFbZDPFX
科学捜査
testです。
72 :
科 ◆bDjY/vSkY2b7 :2009/08/13(木) 13:18:15 ID:cFbZDPFX
文体がなぁ…
74 :
科 ◇bDjY/vSkY2b7:2009/08/13(木) 15:22:09 ID:xgz4ByZ9
私はいつも「科学捜査」です。
これだけはよろしいでしょうか? ありがとうございます。
では、さようなら。
訂正
精神に問題がない人なら、帝銀事件のような殺人は手が震えて出来ないでしょう。
ただし、これは私の推測です。チャンスがあったらまたやるよ。
病的? ウザイことは確かです。
ちなみに、Google で「ほうろう質 歯」で検索すると、13,300もヒットしました。
よっぽど、私は嫌われたようです。参りました。
75 :
科 ◇bDjY/vSkY2b7:2009/08/13(木) 15:40:20 ID:uPvge8f3
>>67 状況証拠と犯人しか知らないことも自白したので犯人とされた。
しかし、毒物が特殊毒物であるアセトンシアンヒドリンであるから、平沢は
犯人ではないという意見が出た。
科学捜査論文では、第1薬の性質と東大・慶大の検視結果から毒物は青酸カリだと
述べたのである。
当然、犯人は平沢となる。
平沢が犯人ではないというもうひとつの重要な意見は、平沢の人間性である。
遠藤弁護士は、平沢の手を握り、感動していた。
また、ある女性は一目で恋に陥った。
誰しもが、平沢をみて犯人ではないと考えたのだ。
それでは、日本の法医学の基礎を作った東大教授及び誰からも尊敬された検事が
嘘を吐いたのか。また、その東大教授の検視結果にも間違いがないと述べている
慶応の名教授、(この教授も同様に法医学に大きく貢献した)が嘘を吐いたのか。
帝銀事件を一番研究された佐伯氏も、平沢は青酸カリを入手しようとしていたことも
確認している。
平沢が帝銀事件に無関係なら、なぜ青酸カリを入手しようとしたのか。
答えは、平沢が犯人だからだ。
しかし、私が言いたいのは、死刑判決を受けた平沢は、犯行を忘れ罪の意識が
全くないのだ。言い換えれば、善良な人が死刑判決を受けたと言うことである。
そして、バラバラ事件を起こしたような人も、まるで自分が自分でないような感覚で
殺人を犯したと言うことである。一種の病気により殺人を犯したのである。
76 :
科 ◇bDjY/vSkY2b7:2009/08/13(木) 16:17:30 ID:sP+mJZK8
私に青酸カリ、ヒ素を扱ったかどうか聞かれれば、扱ったことがあると答える。
これは、製薬会社の実験室にいたためである。
学生時代はマウスに有機水銀を投与して、そのネズミを無残に殺し、研究していたのである。
また、私も高校時代は化学実験をまじめに受けていましたので、
ピペットの正確な使い方、そして、試薬瓶のふたの置き方を知っています。
さらに、佐伯氏は、平沢が売ったとされる「虎の金屏風」と能口氏との関連を調べて
いたが、私に「虎の絵の金屏風」を持っているかと聞かれれば、持っていると
答える。
さらに悪いことに、当時のアリバイは全くなく、また、育ったところは帝銀事件が
起きたところと非常に近い大塚である。
また、より悪いことに平沢を犯人扱いにしていることである。
これなどは、自分から目をそらすためだと言われそうである。
私の科学捜査論文「帝銀事件」を読まれて、私のことを右翼の回し者
と言っている方(帝銀事件を取り扱った本を書かれた方)がいる。
また、この考えに同調される方もいる。
これについては、反論する材料はなにもない。
私は、帝銀事件の犯人なのでしょうか。反論はなかなか出来ません。
77 :
科 ◆bDjY/vSkY2b7 :2009/08/13(木) 16:44:19 ID:cFbZDPFX
名前をまねしても、違って出てきていますね。
科学捜査のおっさんさ、せっかくトリップ学んだなら、
その上の方に書いてある「sage進行」も学べよ。
一回テストしてみりゃ分かるから。
79 :
科 ◇bDjY/vSkY2b7:2009/08/13(木) 17:53:16 ID:cjRnPIkl
>>77 申し訳ございません。
この辺で勘弁して下さい。 この2ちゃんねるより退室します。
以後、見ません。 すみませんでした。
80 :
科 ◇bDjY/vSkY2b7:2009/08/13(木) 18:04:32 ID:cjRnPIkl
もう見ないと言いながら、ついでに一言。
チャンスがあったらまたやるよ。
では、さようなら。
81 :
科 ◇bDjY/vSkY2b7:2009/08/13(木) 18:05:37 ID:cjRnPIkl
「では、さようなら」と言いながら、もう一言。
「オッサン」はやめてくれ。
本当に、私はウザイ存在ですね。
82 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/13(木) 23:04:54 ID:JG2L8x/z
36
>>63 >船舶会に着いたのはどんなに早くても1時40分近く、
>タバコを吸い話しをして、これまたどんなに早くても2時にそこを
>出発するというのは、3時過ぎには息を整えて帝銀に着く必要が
>あった犯人の足取りとしては不自然。
逆に、実行犯を交代して、未遂事件でのX(仮)のアリバイ、
椎名町での平沢のアリバイを並立する事で、捜査を逃れるには
平沢の椎名町でのアリバイは中途半端ではないでしょうか?
平日の日中に、大した用事もないのに娘婿の会社にわざわざ訪ねて
行き、椎名町での犯行にぎりぎり間に合う可能性もある時間まで、
そこに留まるというのは、アリバイ作りに船舶会まで行ったと考え
るのが自然ではないでしょうか。
私が以前、平沢のアリバイが弱いと言ったのは、平沢が椎名町の
実行犯ではなく、且つ又アリバイを作るのならば、上記の様な椎名町
での犯行の可能性が残る様な弱いアリバイではなく、それこそ午後3時
頃に娘婿を訪ねるなり、午後3時頃に船舶会を出て駅員と話すなりして、
完全なアリバイを作るのが自然と思えるのです。
タドンの件で娘を訪ねたというのも、肉親の証言ではアリバイ成立しない
事は、衝動的な犯行ではなく何ヶ月も前から準備をしていた犯人としては、
当然把握していたと考えられると思うのですが、どう思われますか。
このアリバイの弱さも含めて考えると、平沢は椎名町の実行犯であるか、
或いは椎名町支店近くで見張りをしていた等、椎名町での実行行為に深く
関与していた可能性が高く思われるのですが。
83 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/14(金) 01:38:32 ID:HhrptfqU
>>82 失礼ですが、思いついたことをすぐ聞かないで
まず前スレをよくお読みになったほうがよいのでは。
同じ質問に法曹関係者さんは前スレの622でこうおっしゃっています。
法曹関係者さんにはもっと別の話を伺いたいので、僭越ながら以下コピペします。
>3億円で取りざたされているようなアリバイを交互に意図的に作る、にして
は平沢氏のアリバイは弱すぎないか:
>これにはいくつかの説明が有り得ます。平沢氏としてはあれで十分(船舶
運営会という複数の目撃証人がいる所を選んだ)だと思っていたのに、認められなかった。
or意図的に作ったわけではなかった。平沢氏は帝銀実行を
知らなかったかもしれないという、和多田氏の
説(私はこれは指示できないのですが、確信はもてない)などはそうかも
しれない、平沢は帝銀(あるいは現場周辺=佐伯氏)に居た、これは私は
支持しません。
>>461さんの仰る通り、意図的にやるのであれば、もっと
鉄板のアリバイにすれば良かったとは思います。だから、私は以前意図的
かどうか、はっきりとは分からなかったと書きました。ただ、これが
分からないということは、、帝銀実行犯が平沢氏だったことを指し示してはいません。
引用終わり。
それに法曹氏は椎名町での実行行為に平沢は深く関与していると思うと
何度も書かれていますよ。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/14(金) 01:43:03 ID:HhrptfqU
引用の続きです。法曹関係者さんのカキコです。
前スレ645
>それから平沢が帝銀椎名町の実行犯でないとすると、『私も』やはり平沢のアリバイが脆弱すぎる印象が強く
あります。
鉄壁なアリバイでなくても、駅員と会話したとか、途中の店で買い物したとか、第三者との明確な接点が
有ればアリバイ成立するのに、娘の証言と、アリバイになりえるか微妙な船舶運営会を訪れた件しか無い
のが不自然です。
>『私も』、とあるのは、『私も
>>461さんと同じく』、平沢氏が帝銀実行犯では
なく、アリバイを意図的に作ったにしては、アリバイが、例えば3億円事件の
容疑者などに比べて、不十分(意図的に作るなら、もっとしっかりしたもの
にすればよかったではないか)、という意味でしょうか? そうだとすると、
私の考えは
>>622で述べた通りです。それから、>駅員と会話したとか、
途中の店で買い物<というより、どこかのオフィスに行って、タバコを
吸いながら話たほうが、確実ではないですか。実際に少なくとも平沢氏が
来社した事実をメモってくれた事務員が居たのですから。非常に沢山の人
と顔をあわせ会話をする駅員や店員では、覚えていないと言われる可能性
が高く、それで終わりになってしまう。事実、もっと重要な帝銀
証人の証言が認められなかったわけです。それからもう一点、娘だけ
ではなく、娘の友人(GHQ職員)の証言もありました。これだけあれば、
平沢氏が十分だろうと思ったとしても無理はありません。皆さん、親族
の、それどころがその友人の証言でもアリバイは認めれらない、ある会社
に行っていたというのもダメとなったら7ヶ月前のある日、どこでなにを
していたか証明できないから、お前は犯人だといわれて納得できますか?
むしろ、私は逆に考えています。平沢氏のアリバイははっきりしすぎていると。
つまり、帝銀がその日行われる事をやはり知っていたのではないか、と。
ずっと以前に起きた事件を私たちは、書物などでざっと俯瞰してしまいますが、
平沢氏逮捕は犯行日から7ヶ月経っている事を忘れるべきではないでしょう。
85 :
>>65:2009/08/14(金) 10:00:41 ID:???
>>53 >法曹氏に質問です。原審で平沢に共同正犯の判決を下す事は可能だったのでしょうか?
不可能というより違法です。(例:ロス銃撃1審判決=判決が違法だった)
先ず、手続きとして検察による訴因変更が必要。但し、自由に訴因を変えていいわけではなくて、
公訴事実の同一性を害しない限度において、という限定があります。(刑訴法312)
帝銀を共同正犯で裁くのはこの同一性を害しませんから、訴因変更はできます。
しかし、急にはできない。検察がこれでは公判を維持できないと思い(椎名町のアリバイが確定して
しまったとか)、それでは隠し玉ということで、訴因変更をする、被告人、
共犯者がいたのではないか、どうだ?と急にはやれないのです。
被告人に防御の為の準備期間を(公判を停止して)与えないといけない。
逆に平沢氏が実は私には共犯者が居たのです、と公判で急に発言した場合でも、
裁判長はそれを一旦遮り、検察に訴因変更をするかどうかを尋ねることになります。
弁護士の意向も聞く(準備期間について)。
裁判所は訴因以外の事実認定はできない。これを厳密に運用すると、どんどん
無罪になってしまう。それをさける意味でも訴因変更は日常的に行われます。
>>66 仰る通り平塚さんは単純クロ説ですね。船舶会のH女史を平塚さんが泣かせた件、
検事が事件を持っていってしまった件、平沢氏の長女の取調べの件、
(8万円の入金をあっさり認めた)、この辺りはむしろ私の結論をすっきりさせてくれました。
私がこの本を読んだのはずっと昔で、それまでうっかり気がつかなかった
検事の取調べ開始時期について知ったのは大きかった。
平塚さんが取り調べていたら違っていたでしょうね。
86 :
>>65:2009/08/14(金) 10:07:17 ID:???
>>78さんのご忠告を私も聞いてsageを入れましたがIDが消えてしまいますね。
>>67 科学捜査さんのと応酬は止めようと思っていましたが、ちょっと看過できない事を
書かれているので反論させてください。
>再度申しますが、すべて素晴らしい人格の方達です。
私は何も検事の人格が怪しいから信頼するななどと言ったことはありません。
N検事のご評判が良かった事もちゃんと書きました。人格とかそういう問題ではないのです。
どうも、科学捜査さんはこういう極端な物言い(そっくりさん、異常、妄想、気質、
性格精神など立証のしようはないが、インパクトはありそうなこと)が
多すぎるような気がします。それで強引に結論に持っていこうとされる。
以前はアリバイ、人相に興味がないと仰っていた。最近ご興味が出てきたの
かもしれませんが、あまりに自分の結論に引き寄せ過ぎで、浅薄です。
ここで遠藤氏のご著書を引用されていますが、本人が言いたかったのは
平沢氏が下見をしたということでは当然ない。H刑事を始め、沢山の
刑事が地取りをしているのです。それでも平沢氏については、
下見も含め何も出てこない。判決は苦肉の策だったのです。
当日はバスでとかいうのは、申し訳ありませんが、問題外です。
もっとも人相を覚えられやすい箱で、運行も不確か。
時刻表から調べなければいけないし、そういうのは当然調べた上の判決です。
87 :
>>65:2009/08/14(金) 10:13:06 ID:???
>>82 >アリバイ作りに船舶会まで行ったと考え るのが自然ではないでしょうか。
私もそのように書いているのですが。アリバイ作りと一口に言うから間違える
のであって、3つに分けた方がよいのでしょう。
@ アリバイ偽装、A意図的なアリバイ(私の説:犯行現場に行かない場合)
Bギリギリアリバイ(犯行時間が決まっていて、結局そこに行く場合
>>82さん?)
私が言いたいのは、@とAは意味をなすけれども、Bにどういう意味がありますかということです。
いずれにしても着くわけですから。
例えば、映画を見に行ってすぐに裏から抜け出し、その間に犯行を犯し、
また裏口から戻り、映画終了時に何か理由をつけて売店の女性と印象に残る会話をする。
推理小説にありがちなプロットで、これがアリバイの偽装=@です。もちろん、平沢氏の場合は違う。
偽装、あるいはちょっと思いつかない移動手段(*)=これも@の変形を使うのでなければ、
結局は犯行現場に時間に間に合うように出かける必要があるのなら、
ギリギリまで船舶会にいる意味はなく、かつ、当時の交通機関の不確かさ、
天候(足場)を考えると機会を逃す可能性が大であった。
『月曜で忙しいと言われてここで<時間潰しも>出来まいと思い』
(第四十五回調書)
こういう細かい言葉使いに真実が出ます。
平沢氏はもっと時間を潰したかったのです。
この日は新年会で出入りが激しく、Y氏も2時過ぎに帰ってきたと証言
してます。そしてH事務員はH刑事(落としのxベエさん)の追及に涙し、
その後の証言は2時には平沢氏はそこに居なかったとなった。
この辺の経緯が上手く纏められているのが、下記のサイトです。
http://www3.ocn.ne.jp/~izaki/hirasawa5.html
88 :
>>65:2009/08/14(金) 10:22:26 ID:???
(*)帝銀でありえるとしたらGHQ ジープです。丸の内は近いですから・
これをずっと前に考えたことがありました。陰謀説が好きそうな話です。
お断りしておきますが、私はこの方(平沢氏完全シロ説)と立場を異にしています。
ここに、この方が実際に同じルートを歩いてみたとありますが、私も実は
20年近く前ですが一度やっています。
雨の日選んで(足場の関係)丸の内のビルの7階から階段でおり(2時出発)、丸の内口の自動改札で切符を買い、
一つ電車を待って池袋、そこから椎名町と歩いてみました。(まだ二十代の頃、これじゃある種のオタクですね、笑)
気持ちゆっくり目に歩いて、帝銀現場についたのが、3時18分でした。これは着いて当たり前
(判決は逆算してるだけだから、但しギリギリ)、問題は体と気持ちの状態です。
ビルでも駅でも全て階段。池袋から約2km、ちょっと重めのショルダー(ペットボトル3本)を下げました。
私の感想は、このハードルはきついわ、でした。ここで(帝銀玄関)終わりではなくて、ここからが本番なのですから。
前口上の後、16名の行員を掌握し、自分が偽薬(?、私はスポイトに水を入れておいたと推測しますが、
この辺の確認も時間が要ります、それと服)を呑んで見せ、それから殺害
実行、現金を奪い、逃走。。このスレを読んでる方、特に50台後半の方、試してみたらよいと思います。
散歩ではなく、銀行強盗殺人です。私もちょっとした犯人気取りで歩いてみました。
うつむき加減で辺りを伺いながら。普通はもっと早く出て、用意をするはずです。
服も変えたようですし。繰り返しますが、意味がないのです。
それより、1時半まではエレベーターが止まっている事を知っていた平沢氏が、
その後(恐らく1時45分以降)に行き、1時間近く時間を潰す積もりだった
=つまり自分は帝銀には行く積もりがなかった、と考えるのがはるかに自然だと考えます。
89 :
>>65:2009/08/14(金) 10:28:14 ID:???
>タドンの件で娘を訪ねたというのも、肉親の証言ではアリバイ成立しない
事は、衝動的な犯行ではなく何ヶ月も前から準備をしていた犯人としては、
当然把握していたと考えられると思うのですが、どう思われますか。
把握もなにも、肉親の証言ではアリバイは成立しない、などという事自体がありません。
往々にしてそうということで、採用されることもある。
前のスレッドでも証拠能力に関して、どなたかが刑訴法を引用して説明していました。
間違いとは言いませんが、焦点があっていません。これは(裁判官の)自由
心証主義と呼ばれるもので、裁判官が証拠能力を判断できるというだけです。
但し、違法収集証拠排除法則の足かせはある。米国には毒樹の果実
という規定が刑訴法にあり、日本よりもずっと厳格。これは米国に比べて
日本の有罪率がはるかに高い理由の一つでしょう。話が横道にそれました。
つまり、むしろ逆の方向なのです、親族(肉親ではない)の特例(免除)が認められていて、刑法150条では親族に
よる犯人隠匿罪は免除され得るとあり、親族には証言拒絶権(こちらは刑訴法146)もあります。
家族(被告)に不利になると思われたら、証言しなくてもいいのです。
裏返せば、都合の悪い事は言わなくても良い人が、都合の良い事だけをいう可能性があるのだから、
往々にして証拠採用されないという事です。
捜査段階でもそう。謂わば、刑事自由心証主義でしょうか(笑)端的な例が3億円
(自殺して容疑者少年の母親の証言、しかしこれだけではない=アリバイが脅迫事件時に
あった=単独犯ならシロ)。いきなり起訴、裁判にはならないわけで、
平沢氏だって早い内に名前が出てても、それこそ親族の証言などを捜査陣が聞いた上で、
自由に暮らしていたわけです。
90 :
>>65:2009/08/14(金) 10:33:59 ID:???
帝銀の場合、これらの親族証言は(船舶会のY氏=平沢氏から見て娘婿のも含めて)
採用されるべきだったと私は思います。理由は娘の友人米国人E軍曹の証言と一致しているからです。
E軍曹はどうみても親族ではありませんから。許婚だったという説もどこからか出ていますが、
これも意図的な感じがする。直ぐ帰国命令が出てそれきりの許婚ってありますか?
許婚でも、親族ではないですが。推論ですが、平沢氏はこの軍曹が来る事を知っていた可能性が強い。
休暇届を出す必要があり事前に決まっていたはずですから。
長々と失礼しました。
当時は、衛生面にGHQが非常に強く関与していました。
前日にでも下見に行っていたら、相田宅のことは知っていたはずです。また、帝銀では、
適当なGHQの人の名前を言うでしょう。腕章、消毒、GHQについてはすべて演出と
思います。
92 :
82:2009/08/14(金) 12:57:40 ID:PDpiU1x2
>>83 ご指摘有難うございます。
もちろん前スレは読んでいましたが、納得のいかない面があり、
再度要点を述べて再質問した次第です。
気に障った点はお詫びいたします。
>>65 私が疑問を拭いきれなかったのが、下記のアリバイ作りです。
>Bギリギリアリバイ(犯行時間が決まっていて、結局そこに行く場合
>>82さん?)
平沢は椎名町の実行行為を控えているからこそ、大した用事も無いのに平日日中に娘婿の
会社を訪ね、犯行に間に合うようにギリギリまで粘って、ギリギリアリバイを作ったの
ではないだろうかという事です。
平沢は船舶会やその後での時間の経過次第では、ギリギリアリバイが正式なアリバイと認
められる可能性に期待したのではないでしょうか。
平沢が椎名町の実行犯ではないのならば、上記の様なギリギリアリバイではなく、
既述の様に当日の午後3時頃に娘婿を訪ねれば完璧なアリバイを作れるのに、
それをしなかった、或いは出来なかったのは、やはり平沢は犯行時に現場或いは
現場付近にいたのではないかという疑念が残ります。
娘とE軍曹の証言に関しては、私には肉親及びその親しい友人という前提から、
確証は有りませんが信憑性が低いと思えています。
93 :
83:2009/08/14(金) 13:11:00 ID:Fkk/p+6G
>>82 おっしゃる通りの再質問であることを、こちらも気がつきました。
こちらこそ失礼しました。
ぎりぎりアリバイ説はちょっと苦しいと思う。
ぎりぎりの度合いが難しい、と
>>87のとおり結局は間に合わないとダメで
息が切れるだけじゃないかな。長靴でハアハア歩く男は目立つんじゃ?
エリー証言も、現実的にアメ人にうちのパパがやばいから嘘ついて
と頼むかなあ。しかも英語で?旦那にだって言いずらい気がする。
看守サイトではupにも答えてるって話だし。頼まれてついてる嘘を
軍人が大手マスコミにもわざわざ言うとは思えない。
自分は元は普通に平沢シロ説だったからかもしれないけど
法曹氏の言う通りハードルが高すぎると思う。
同意。エリーの強制帰国は匂い過ぎ。
俺は綿だ本でこの事件を知って平沢を完全白とは考えてなかった
この本の新事実として娘の亭主が平沢が来て、
大金が入ると喋ったのを帳簿に書いてたのを
やばいと焼いたというとこ。5人の証言になるんで
家族会議で皆で嘘つことを決定しないとこうはならない。
それに、アメリカ人のしかも軍人にまで偽証を頼まないだろ。
今の基地と占領軍じゃあ地位が違う。
96 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/15(土) 00:42:01 ID:8ilDeXnI
包装紙説は帝銀当日の平沢アリバイ作り失敗説ということですね。
私もこの説は説得力あると思います。
というか包装紙さんの説は全部説得力があります。
本に書いて出版したらいいのでは?とさえ思います。
科学捜査さんのおっしゃっていることは、申し訳ないが、何度読み返しても
結論のところ以外よく分からない。
結論だけの連呼では誰も説得できないと思います。
97 :
>>90:2009/08/15(土) 09:10:20 ID:???
>>92 要するに何故3時ドンピシャにアリバイを作らなかったか?という事ですね?
それはごもっともです。私も同様の疑問をずっと以前に持ちました。しかし、
これは割りと簡単に説明可能だった。但し、複数犯実行犯持ち回りで未遂が
平沢氏という前提に立てばです。
>>92さんも一旦はその前提に立っていると
いうことで良いですね?そうするとこうです。先ず結論をざっくり言います。
2時位からのアリバイが(も)欲しかった。
(別の言い方をすれば)
犯人達の帝銀事件の開始時刻は2時だった。
>>67さんの相田宅の下見で十分、を浅薄と厳しい事を書いてしまいました。
理由は、@荏原での教訓、A犯人(達)が言ったGHQの人名が実在した、
この2点を考慮していないからです。Aは後に再審の中にも盛り込まれ、裁判所は
偶然の一致と逃げていますが、実在した事は認めています。
@はご承知の通り、GHQのジープが着ていると言ったはいいが、
お小使さんが交番に聞きにいってその事実がないと問い詰められ、
犯人は肝を冷やした筈。検事も犯人は回を重ねる毎に上手くなったのだろうと、
平沢氏の犯行能力に関する疑いを一蹴しています。上手く(口上、手つき)
なったのは、実行者が変わったからだと私は考えていますが、未遂事件の教訓を
犯人(達)は生かしている筈です。前週の水曜日に起きた病気の発生を知った犯人(達)は、
月曜日にあたりをつけた。その上で、ジープが来るのを2時頃から現場近くで見張っていた
というのが私の推論です。
98 :
>>90:2009/08/15(土) 09:14:58 ID:???
平沢氏(達)の立場になってみます。自分は未遂で顔を見られている。
帝銀実行犯はこんどはきっちり全員殺害する積もりでいるし、その能力もある。
つまり、銀行の中の目撃者は<消して>しまう。しかし、銀行の外、相田宅周辺
などでは彼を目撃した人は消せない。しかし、通りで見かけるだけだから、銀行
内部ほど人相はじっくり見られるわけではない。帝銀後、未遂2件も当然問題
になる。松井名刺は盗難届けを出してはいるものの、そこに
名刺が入っている事は立証できない。疑われる可能性は十分。帝銀実行犯Xと自分は背格好、
人相がそこそこ似ている。(私がよく例に出すのは、林隆一さんと古谷一行さん。
似ているけれど、そっくりさんではないですね)昼食の後、アーレンが来るとしたら2時前。
その時、誰かにX氏を見られたら。。複数犯説に立っていることを忘れないでください。
自分達は複数で犯行を犯している、という自覚が勿論あるわけですから、
下見役として自分が疑われる可能性も消したかった。
帝銀当日の捜査会議で複数犯という意見が大勢だった。しかし、
これは私(和多田氏)が言う、複数犯による実行者持ち回りではなく、
下調べ、見張りor薬物調達としてでしょう。では、2時頃帝銀周辺で目撃
される<かもしれない>背格好の似た男<も>自分でないことを証明する必要があった。
偵察者も自分ではない、自分は無関係と。3時ドンピシャだけだと、2時前に相田宅を下見してから、
3時丸の内は可能だろう(つまり逆ルート)となってしまう。理想は1時45分から2時半頃まで、
エレベーターの運行時間、事務員も居てメモまで取ってくれる船舶運営会に留まることだった、
ということです。何故もっと遠く(例:小樽の前にいった伊豆)に行かなかったか、
そうすれば丸一日のアリバイができるのに=金が無かった、首謀者として近く
には居たかった、金の分配に平沢氏として不安があった。
当日夜か翌日朝には犯人達は会っただろうと推測します。
99 :
>>90:2009/08/15(土) 09:17:55 ID:???
しつこいようですが、平沢氏のアリバイが不完全であった、
イコール平沢氏が椎名町に居た、ではない事には留意すべきです。
一旦確定判決が出ていると、どうしてもそれに引き摺られて考え
がちです。
>>94さんはハードルが高すぎる、と書かれていますが、
私はハードルが<多すぎる>と思うのです。高いハードル一つなら偽証、
思い違い等がある。経験上、刑事事件ではそんなに多くのハードルを越えません。
強行犯に賢い奴なんていないよ、賢けりゃそもそもそんな事しない、というの
が現場の刑事の実感でしょう。事実は小説よりも普通であり、ある意味間抜けです。
(犯人、被害者がいつも合理的に動くとは限らない。例;平沢氏の扇子)
ですから、上記の私の推測も平沢氏(達)を買い被り過ぎかもしれない。でも、
そうなら、平沢氏のアリバイの作り方が不十分であったから、帝銀は同氏が
実行犯ということにもならない理屈になります。単に抜けているだけ。
犯罪捜査で高いと思われたハードルを、捜査陣の努力で越えた(冤罪
ではなく)事はよくある。例:平塚刑事のヨシノブちゃん
事件のアリバイ崩し。この一つだけが高い(と思われた)ハードルでした。
他にもハードルがあったら平塚氏は諦めて福島にいかなかったと思います。
帝銀の場合、3つのレーン(荏原、中井、椎名町)があって、平沢氏
実行がゴールだとすると、始めの2つは殆どハードルがなく白いテープ
がくっきり見えるのに、椎名町だけずらっと並んでいる状態。
検察、判決はこれらを強引になぎ倒して行った、(法廷論では一つでもなぎ倒したら失格、
真相論でもせいぜい2つまで、しかもタイムが早かったら=他の部分が非常に硬ければ、
という感じでしょうか)だから、執行できなかった、と私は考えます。
弁護側は、ちょっと言い辛いですが、椎名町レーンに並んでいるハードルだけを言い立てて、
荏原、中井のすっきりさには言及しなかった。帝銀のY女史の目撃証言の確かさ(平沢氏は違う)をいうなら、
中井の支店長の確かさ(平沢氏だ)もいうべきです。=但しこれは真相論、法廷戦術としてはこれでよい。
100 :
>>90:2009/08/15(土) 09:21:18 ID:???
>>95 それは和多田氏の著書(筑摩文庫版)の97Pですね。これを忘れてました。
これを話したら、本当に種切れです(笑)裁検弁のまとめを今週末こそ
貼って終わりにします。
これが証拠開示されたら、パンドラの箱(共犯説)が開いたのにと思っています。
事件当日確かに平沢氏は家に来た、その時近い内に大金が入ると
話していたのを娘婿が帳簿にメモした、平沢氏が逮捕されて怖くなって焼いて
しまい、弁護士にも話さなかったという話し。論理的に考えれば、この時、
帳簿を焼きながらこの家族が思ったのは、お父さんが犯人かもしれない、
ではなく、お父さんは共犯者かもしれない、でしょう。何故なら、お父さん
は来た(椎名町には居なかった)のだから。彼らは最も早く複数犯に気づいた
人達であったはずです。和多田氏はこれを受けて、それは金屏風の金なのだから、
恐れる必要がなかったと続けています。これはおかしい。和多田氏は金屏風の金調達、
販売にも歯科医、ロッジオーナー(帝銀グループ)が噛んでいたと主張するわけだから、
ある種のプールであって、帝銀の金も混ざるはずです。
私の説で弱いのは実はここです。プールという言葉で逃げるしかない。実体がわからないから。
ある種の貸借(平沢氏が貸してた=検事調書に絵画仲間に恵んで
やっていた、名前はその人の為に、時には自分の為にというニュアンス
で、言えない、すいません、と供述している。それに金屏風
を描けるのは平沢氏なのだから、一番取り分が大きくてよいのは平沢氏)があり、
それが帝銀で奪った金で解決した、分配率は分からない。金屏風の値段次第でしょう。
それ次第では平沢氏と実行者が半々だったのかもしれない。
小切手はちょっと頭の弱いとされていたロッジオーナーに渡り、のこのこと
換金に行った?(ここは小説だと思って読んでください)
小切手は野次馬の可能性もかなりあります。年齢の問題(平沢氏が一番上)、
画会では先輩、これらも戦後直ぐという事を考えればあったかもしれない。平沢氏にもロッジオーナー
にも愛人(二号)が居て(ロッジオーナーは裕福だが、お金は奥さんに握られていた、
平沢氏はとにかく金がなかった)、待合や銀座のカフェで遊んだり、
一方で1000円程度の金を借金したり、詐欺事件を起こしたり、悪い仲間だった。
101 :
>>90:2009/08/15(土) 09:24:06 ID:???
私は高校時代、坂口安吾を全集まで買って読むフアンでした。
彼が帝銀に関して、その頃の空気が伝わる話しを書いてますので、貼っておきます。
犯人は前代未聞の凶悪犯、狂人、という科学捜査さんの主張の反証になっています。
時代ですね。(安吾は単純平沢クロ説)
≪私が帝銀事件に感じるものは、決して悪魔の姿ではない。
バタバタと倒れ去る十六名の姿の中で、冷然と注射器を処理し、札束をねじこみ、
靴をはき、おそらく腕章をはずして立ち去る犯人の姿。私は戦争を見るのである。≫
≪ 私は帝銀事件の犯人に、なお戦争という麻薬の悪夢の中に住む無感動な平凡人を考える。≫
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/42824_26495.html 同じく安吾が、首実検で違うと言ったって、そんなもの当てになるかよ、
と平沢クロ説の方々を勇気付けるような事を書いているのが以下です。
逮捕直後の雰囲気が伝わってくる、歯切れのいい安吾節です。
http://www.aozora.gr.jp/cards/001095/files/43142_31205.html 安吾フアンの私からの反論は、注射器なんていってる奴の意見なんか
あてになるかよです、というのは冗談で、人相については、
前のスレッドでかいたのと同じ、帝銀の二人の女性はハテナ、ではなく、違う、と言った、です。
安吾先生だって、お、いい女だなと思った女性がいて、誰かがこの人ですか、
と自分の好みではない別人を連れてきたら、馬鹿野郎違うよ、と確信もって
言う時があるでしょう。税務署員は他の事(金)が心配で顔どころじゃなかった
からかもしれませんよ。女性は異性の容姿、年齢には注意を払います。
特にY女史は同僚とその子供を無残に殺した犯人の顔は決して忘れない
という強い決意が伺われます。ヒロポン打ちの文士とは違う(笑)、と。
それ以外はほぼ同意します。私は変形平沢氏クロ説ですから。
102 :
>>90:2009/08/15(土) 09:27:07 ID:???
>>96 とんでもないです。私など、自動車論を戦わせる所にたまたま居合わせた修理屋の
古親父みたいな者です。書く(打つ)速さはコンクールに出たらと言われる位
早いけれど、同語反復が多すぎる自他共に認める悪文家で、本などとてもとても。
科学捜査さんを見ていると大変そうだし(笑)それより、どなたか文章の巧い
方(
>>46にコピーがある)が書かれたらどうでしょうか。この人は綺麗な判決文が
かけるでしょうね。悪文と論理的矛盾を直して頂いた上で本でもブログでも自由に使ってください。
色々な人の知恵が入って、自説を揉ませて、叩いていくうちに段々確かなものになっていくのだと思います。
一旦立てた自説が間違っていたって、命も財産も自由も毀損されないのですから。
命と言えば、今日はお盆です。突然の苦しみの中で殺されてしまった帝銀の方々、
平沢氏、物故された事件に関わった刑裁検弁の皆様に合掌して、終わります。
103 :
92:2009/08/15(土) 11:11:22 ID:W+zcLN1s
92>>包装紙さん
明晰なご推論、有難うございます。
平沢が3時からではなく、2時ごろからアリバイ工作を開始したであろう事の
合理的な説明を理解いたしました。
私が、娘とE軍曹の証言が信憑性が低いと思ったのは、平沢の娘が、
「お父さんがお金の出所を言わないのなら、私たちもお父さんが犯人と思わざる
を得なくなる」
と嘆いた事を読んだからです。
つまり、家族でさえ平沢の無実を信じきれていなかったと言う事。
しかし、それは平沢は椎名町実行犯ではないけども、共犯者かもしれないという思い
の可能性があるという事ですね。
>しつこいようですが、平沢氏のアリバイが不完全であった、
>イコール平沢氏が椎名町に居た、ではない事には留意すべきです。
この事は当然理解していますが、私は現在、単独犯=平沢の観点から考察して
いるので、未遂事件=平沢は固定し、椎名町=平沢or X(歯科医?)の検討
が課題であり、平沢のアリバイがなければ、次に考えるのは平沢は犯行時間帯
に椎名町にいた事を示唆する検察の調書に基づき、平沢は現場にいたか、或いは
現場付近にいたかという事を検討していっている次第です。
104 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/15(土) 13:17:41 ID:jFQ7ZZ7I
なんとか八平衛ってDQN捜査が多くないか?
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/16(日) 00:32:09 ID:aE4J8dpT
私は八平衛って、要するに(捜査にとってつごうのよい内容の)自白をさせる
落しの名人だったのだろうと思いますね。三億円犯人でも某青年を面接した
社長が証言に現れなかったら「事件は解決」していただろうと思うのです。
三億円事件で乗り捨てられて長らく団地に放置されていた犯行に用いられた
自動車も、だれかを犯人とするときに、自白調書に基づいて捜したら車が
発見されたという形を作るために温存してあったのではないかと思われて
なりません。
その(捜査にとってつごうのよい内容の)自白をさせる
落しの名人が、ヒロセっていうOLを泣かせて取った証言で、
値切りまくった判決でもぎりぎり。もう分かるよね。
吊るせるわけない。札内部で冤罪説は言うに及ばず
救う会にも強力する退職刑事まで出てくる始末。
証拠が積み上げられたとか、もうバカいうなと。
法曹関係者殿。
貴方様の仮説に沿ったうえでの質問です。
平沢氏は帝銀事件に関しては実行犯ではないが、
事件自体はその日に実施されることを知りうる立場であり、
また、念のため自身のアリバイを意図的に確保しようとしていたとします。
しかし、そうであるのならば、
なぜ、彼は、当初自らのアリバイを誤認していたのでしょうか?
彼が小樽で初めて刑事の訪問を受けた際、
予め用意していたと思われるほど澱みなく自らのアリバイを答えたとされますが、
しかし、その際に述べたのは船舶運営会立ち寄りの件ではなかったと思います。
また、逮捕後、検事の尋問を受けた際においても、
当初の供述では、まったく別のアリバイ(にもならない)行動履歴を述べていたようです。
法曹関係者殿の仮説のおけるトリック(実行犯交代説+アリバイ確保)を採用するのであれば、
なぜ、平沢氏は自らが意図的にこさえた真のアリバイを温存(?)していたのでしょうか?
カネの出所に関する、彼の二転三転する供述過程は
「共同正犯でも死刑だから」で説明可能かもしれませんが、
ことこのアリバイ供述過程に関しては、どのような解釈が可能でしょうか?
また、
>>95と関連しますが、自らのアリバイに利用するために会った娘婿に対して、
ポロリと「大金入手」のことを喋ってしまう点も間が抜けすぎている気がします。
(むろん、実際の犯罪者というのは、得てしてそういうものかもしれませんが)
船舶運営会の事務員のHが泣いた件についても、
オトシのH刑事のツッコミがきつかったとするほうが、
「お話」としては面白いんでしょうけど、
むしろ、佐伯氏が書いていた推測の方が当たってると思います。
(おそらく、警察側とY氏側のあいだで板挟みになったのでは?)
H刑事をことさら語りたがる方って、
賛美するにせよ批判するにせよ、どちらも買い被りすぎだと思います。
彼は典型的な「マスコミに作られたヒーロー」ではないか、と。
109 :
92:2009/08/16(日) 08:59:42 ID:ycRAhNJs
>>107 >彼が小樽で初めて刑事の訪問を受けた際、
>予め用意していたと思われるほど澱みなく自らのアリバイを答えたとされますが、
>しかし、その際に述べたのは船舶運営会立ち寄りの件ではなかったと思います。
>また、逮捕後、検事の尋問を受けた際においても、
>当初の供述では、まったく別のアリバイ(にもならない)行動履歴を述べていたようです。
そういう所が、平沢の虚言癖、コルサコフ症候群なのではないでしょうか。
平沢の虚言癖は、検事・弁護士泣かせで、担当していた弁護士でさえ
平沢擁護に動いている人に、平沢の言うことは嘘ばかりだから、係らな
い方が良いですよと言う位だったそうだし。
要は、平沢は病気だったのです。
荏原で警察官が一度呼ばれて銀行に来て、自分の素顔を警官に見られて
いるのに、行員達に液体を飲ませて犯行をそのまま続けるなど、常識で
は考えられないです。
或いは警官が来たので、自分が何もしないで銀行から立ち去ったら、警官が来た
ので逃げ去った様に思われて、行員達にその場で取り押さえられるかもしれないので、
行員達を信用させ、尚且つ自分が捕まっても大きな罪に捉われないように、医師のふり
を続けて行員たちに無害の水でも飲ませて信用させ、すぐに帰ると怪しまれるから、
その場に少し留まってから銀行を後にしたとも考えられますけど。
佐伯説では、行員達に青酸カリを飲ませようとしたけど、青酸カリがオキシフルで
中和されて無害になっていたという事ですけど。
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/16(日) 11:39:05 ID:60FMj1om
凶器が青酸化合物というだけで、
青酸カリかどうかも確定できていないんじゃないのか
>>108 語りたがってる奴なんかいないよ。前スレじゃ冤罪に加担したって話も
出てたはず。ただ、イキの良かった八が名刺班に入って一転平沢になったのは
事実。彼は帝銀と吉展チャンで警察の最高栄誉賞を貰ってる。
3億円放置車両を意図的に放置した(
>>105)というのは、八とは無関係。
奴が捜査本部に入ったのはこれが見つかる頃(発生から4ヵ月後)だからね。
知ったかで説教垂れてるのはムカつくんで書いとく。
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/16(日) 16:57:49 ID:aE4J8dpT
ひろのぶちゃん誘拐殺人事件も、「犯人」とされた男の決め手は
長期拘束取り調べによる自白だけだもんね。証言が二転したというのは
密室の取り調べの中でおきたこととされているだけであって
冤罪を被せられた疑いもあると考える。
113 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/16(日) 16:59:43 ID:aE4J8dpT
真犯人が米軍の協力者の元陸軍秘密研究所の所員・研究員であった場合には、
それが捕まって、裁判の過程でその者の経歴が明らかとなり、裁判の証言記録
として米軍に非人道研究の情報提供を行ったなどの経緯が公開されることは
ぜひとも避けねばならなかった。そのためであれば、別の似た容貌を持つ
第三者を真犯人に仕立てるのが都合が良かったのだと思う。犯人であることを
肯定する証人の類は、みな裏で繋がっているか、もしくは脅されるなどして
指令を受けてそれにしたがって証拠捏造に加担した可能性が高い。名刺とか。
お久し振りに陰謀論出た。2chはこうじゃなきゃw
でも誘拐事件の方は遺体も自白通りに出たし
裁判でもぜんぜん争わず、判決後も罪を反省した短歌詠んでた。
もう少しまともな陰謀論じゃないと相手にされない。
かえってエリーの口封じとか、マジな話まで同じと思われて
迷惑だよ。
ひろのぶチャンってだあれ?
よしのぶの間違い
相手にしないようにねw
117 :
92:2009/08/16(日) 19:09:22 ID:ycRAhNJs
>>109 >佐伯説では、行員達に青酸カリを飲ませようとしたけど、青酸カリがオキシフルで
>中和されて無害になっていたという事ですけど。
科学捜査氏説〜、に修正します。
書き間違えました。
そのオキシフル件。はっきりしているのは
オキシフルの瓶を使ったということだけでは?
>>111 「多摩五郎をあえて団地に放置していた説」に
マトモに反応するほうが馬鹿げているw
市販本で容易に得られるネタを
得意満面にカキコするあなたのほうが
「知ったか」だと思ってますよ、ROMってる人は。
スレ違いの内容でケンカすなw
121 :
>>102:2009/08/17(月) 09:17:28 ID:???
>>103 どういたしまして。頑張って下さい。
>>107さんは、平沢氏出し抜かれ説でしょうか?(和多田氏達も
そうですね)私もこれは<完全には>捨てきれない。だから、ほぼ
確信している、と書くのは平沢氏が椎名町実行犯でない、という
記述に限定しています。アリバイも意図的に作ったかどうか
は分からないと書きました。それに対して、<意図的に作ったと
したら>3時ドンピシャでないのはおかしいのではないか、という
質問があったので、それに答えたわけです。それにも、これは
買い被りかもしれないと留保をつけています。
起こったであろう事を考える際に、ここまでは<ほぼ>合理的な疑いを
差し入れる余地がない(裁判での有罪、無罪ではなくて有罪!、
立証にはここから<ほぼ>を取り去る事が必要)とした上で次にいきます。
そうでない仮説(例:アリバイを意図的に作った)は合理的な疑いをある程度
差し入れる余地はある、として留保をつけておきます。恐らく、こっちではないか、
ということですね。意図的に作ったかどうかを考える場合に3つの可能性を想定します。
122 :
>>102:2009/08/17(月) 09:21:07 ID:???
@平沢氏は帝銀実行を知らなかった。(和多田氏、断定はしていないが):意図的に作るわけがない。
A知っていたけど、あまり気にせずフラフラしていた。:
平沢氏ならあるかもしれない。
B知っていて、下見を始める2時くらいからのアリバイを
作ろうとした:私が、意図的にしては不十分ではないか、
という質問に対して答えた仮説。
@ が一番可能性が低いと思います。(金の関係)
A とBは確信はありませんが、1時45分頃から2時半頃まで
船舶会にいようとしたわけで、ほぼドンピシャだとも思えるの
でBの方が可能性が高い。なので、意図的な<感じがする>と
考えたわけです。
誤認というよりペラペラいい加減な事を話したのでしょう。
(小樽では)
扇子もそう。こんな馬鹿な何の意味も無いことをいうのか
理解に苦しむ。これを言わなければ、放免されていたかも
しれない。これは盗難届けを出した時に三河島の交番の警官を相手に
言ったのですが、平沢氏が喋りまくったそうです。盗難届けを
出す側、つまり被害者ですから、リラックスしていたのでしょう。
123 :
>>102:2009/08/17(月) 09:27:25 ID:???
私はH刑事を持ち上げる気もこき下ろす気もありませんが、
平沢氏の最大のミスは、この馬鹿げたおしゃべりと一緒に
扇子の実物まで同氏に差し出したことです。想像ですが、
一方的に喋る平沢氏に対して、お巡りさんが財布を抜かれて変な
(スカスカした)感じがしなかったですか?程度の事を訊き、
これに対していや、それが妙なスリでこれ(扇子)を代わりに入れていきまして、
位の話しだったのでしょう。それが運悪くH刑事に渡った。
この人は落としの八兵衛というより、物(留)の八兵衛とでも言うべき人。
ブツは嘘つかねえ、というわけです。平沢氏はあろうことか、
こんな人にブツを自ら差し出したすわけです。
しかも素っ頓狂な嘘のおまけまでつけて。これが命とりになった。
小樽署の前調べの結論は、あんな有名な<画家>が
そんなことをする筈がない、でした。その後、東京から二人の刑事が行ったのは
6月のある日、朝8時頃。この時は平沢氏を目指していったわけではなく、
東北、北海道周辺の名刺配布先回りの一環だった。すると、
早朝から絵を<描く振り=絵の具は乾いていた>をしていた
平沢氏が<訊かれもしないのに>帝銀当日は<三越の展覧会>に
行っていた、と言った。私がここで強調の印をつけたのは、平沢氏
は私は画家なんですよ、そんな事に興味もないし、やるはずもないと
言いたかったのではないかということです。訊きもしないのに、
ということは問い詰めもしなかった(ずばり訊きますが、3時頃は何してましたか、と)
わけで、あの日はですねえ、という曖昧な話しだったのでしょう。
荏原、中井について訊かれれば、家で絵をかいていました、としかいいようがないわけで
(これはずっとそうです)、全部<絵>で通したかったのだろうと私は考えます。
124 :
>>102:2009/08/17(月) 09:30:57 ID:???
次に検事調書。この中に三越も展覧会も出てきます。そして、勿論
船舶会も。後は、検事との、そんな遅くに行ってるわけがないだろ
う、え〜それじゃあ、という問答でしょう。冤罪(私は帝銀は
違うと思っていますが)事件は大体こうです。もう、とにかく
早く調書を作ってもらって、弁護士に会って裁判で、、
というわけです。平沢氏は一ヶ月以上の取調べで、自白重視の
旧刑訴法を引き摺っていた事を考えると、大変な苦痛でしょう。
ですから、私はアリバイに関して、平沢氏が誤認していたとも
温存していたとも思いません。作文が二転三転した挙句、エレベーターがどうしても
克服できないことが分かったので、判決文のアクロバティックな平沢氏の動きとなった。
もう一つ指摘しておきたいのは、家族によるアリバイ偽証の可能性です。
確か誰かが5人と書いていましたが、妻、長女、次女+その夫の船舶会Y氏、
三女、そのBFの米軍曹、この6人+平沢氏の7人が口裏を合わせないとできないのです。
私が帝銀実行犯(あるいは見張り)が平沢氏だろうという方に逆に
お伺いしたいのは2点。
@ いつどのようにアリバイの打ち合わせたか?(平沢氏は小樽に居た)
A Y氏と軍曹が一番重要な役割を果たしている事をどう思うか。
125 :
>>102:2009/08/17(月) 09:35:17 ID:???
@8月17日にH刑事が長女に別件で接触。(長女は8万円について話し、
父親が犯人として疑われている悩みを率直に話す)、翌18日、
長女からH刑事に電話があり再び会う、叔父さんが何故刑事が
高価な果物などくれるのだ、おかしいといわれて困ってるから
家に来て説明してくれと頼む、H刑事は3日後に行くと嘘をついた後、
大急ぎで書類をまとめ正に3日後の8月21日に平沢氏逮捕。
逮捕、拘留は証拠隠滅、改竄を防ぐ為に行うものですから、
この日以降、平沢氏も含めたアリバイ偽装工作を行うのは無理。
H刑事と長女の17日の接触は麻布の待合、女将まで入れてリラックスした中で
8万円の話しをしてH刑事に相談に乗ってもらっている長女。
これを考えれば、その前に7人でのアリバイ工作がある筈がない。
工作するとしたら、18〜20日の3日間しかない。家庭に電話のない時代、
手紙の往復も無理、さてどうやってしますか?それよりは、このざっくばらんな
(逮捕後H刑事に会った時、この嘘つき!といったそうです。確かにそうだ、笑)
長女は単純にH刑事が家に来て説明してくれると
思ってそれまで待っていようとしたというのが、どう考えても
合理的でしょう。
A当日の平沢氏の動き(アリバイ)を私はタドンリレーと呼んでいます。
船舶会でY氏が家によってタドンを持っていってくれと頼む、
言われた通り平沢氏が次女の家でタドンをもらう、
それをもって4時半から5時の間に家に帰った時、米軍曹がタドンをぶら下げて
平沢氏が帰ったきたと証言。ただ、帰ってきただけではダメなのです。
タドンがないと。このようなストーリーを考え、中々頼みにくい自分の娘の旦那や
BFに嘘の証言を頼みますか。しかも僅か3日間の間に。冷静に考えるとタドンの話しなしで、
次女が嘘をついて(平沢氏が帝銀実行犯なら、です)それが通ればよいだけです。
船舶会を出て、4時半以降に家に着くというだけではダメ、丸の内―椎名町帝銀―東中野の家
という判決ルートも可能になる。しかし、ここに日暮里の次女の家が入れば、判決ルートは崩れる。
家族の証言はダメというのを意識していたかどうかは分からない。しかし、僅か3日間なら、
次女が私がお父さんを守る、と決意するのが精一杯でしょう。
126 :
>>102:2009/08/17(月) 09:39:40 ID:???
そうではなく、タドンが登場した。何故?真実だったからだとしか、
私には思えません。家族の誰かが、親族の証言は証拠採用されない恐れがある、
じゃあ、xxさん(Y氏)船舶会でタドンを取りに寄ってくれとお父さんに頼んだことにして、
それからxx(三女)、xx軍曹にも頼んどいてね、ただ会ったじゃダメ、
ブラックボックスを持って帰ってきたといわなきゃダメなのよ!
と3日間の間に手配し、これを父にも電話で(それしか手段はない)納得させる。
有得ないでしょう、いくらなんでも。その上で、前回書いた通り、
ぬかるみ道を大急ぎでざくざく進み、未遂2件からは見違えるような能力を発揮し
あの犯行をやってのけ、しかも運良く、犯人の顔は絶対に忘れませんとまで言った
Y女史を含む生き残りの4人の証人全員が違うと言ってくれる。
こんな事は、どう考えても、私は起こらないと思います。
私が平沢氏が当日帝銀に居たというのは、駱駝が針の穴を抜けていくようなものだ、
というのはこういうことです。
>また、
>>95と関連しますが、自らのアリバイに利用するために会った娘婿に対して、
ポロリと「大金入手」のことを喋ってしまう点も間が抜けすぎている気がします。
(むろん、実際の犯罪者というのは、得てしてそういうものかもしれませんが)
この質問は2通りの解釈が可能です。@何故そんな事を平沢氏が言ったのか、A
娘婿が嘘をついているのではないか?どちらかは分かりませんが、私の思う
所を書きます。
@帝銀実行を知っていた場合:
今日の帝銀で首尾よくいけば、金屏風その他を含む貸借関係が解消され、
自分に金がはいると言いたかった。自らがこれからやる事ではなければ、
割と気軽に言えたかもしれない、という考え
<も>成り立つ。未遂2件で頓馬な失敗をしていた本人がやるなら、
こんな自信はもてないのではないか?知らなかった場合:帝銀実行者がいずれ
金は払うからと言っていた。これは可能性が低いと思います。
あるいは、例のペラペラ癖(笑)が出たかです。
A Y氏がここまで嘘をつく必然性が思いつきません。義理の父親の不利に
なる話ですから。
127 :
>>102:2009/08/17(月) 09:47:41 ID:???
平沢氏の家族にとっては金の出所だけが不信だったと思います。だから、
あの有名な「お金の出所が言えないという事は、お父さんが犯人と私達も
思ってもいいの?」という台詞があるのでしょう。これはお父さんも一味
ということだと思います。ここからは推測です。和多田氏(達)があそこまで自信を持って、
複数犯を主張できたか理由がこの辺にあると私は思っています。
先ず家族と話している。だから、逆に(推測ですよ)、
平沢氏は踊らされたという結論に持っていくしかなかった。
複数犯だったら、死刑判決は下りなかったという、
弁護士がついていればそうは言い切れませんよ、
と明らかに言われそうなことを和多田氏が書いたのは、
この辺の配慮が働いたのではないか。
>カネの出所に関する、彼の二転三転する供述過程は
「共同正犯<でも>死刑だから」で説明可能かもしれませんが、
ことこのアリバイ供述過程に関しては、どのような解釈が可能でしょうか?
細かい点をついて申し訳ありませんが、私が言いたいのは、<でも>
ではなく
「共同正犯<だったら>死刑だから」です。
正確には、「このまま、単独同一犯の起訴状で(平沢氏はそれが間違いであることを知っている)
争うなら、アリバイと目撃証言から自分に全面無罪判決が下りて即釈放となるかもしれないのに、
複数犯(共犯者)の存在及びそれに繋がる金の出所に関して真実を言ってしまうと、
この事件を先導し主導した自分は死刑を免れない」と平沢氏は考えた、
というのが私の考えです。
128 :
>>102:2009/08/17(月) 09:52:19 ID:???
最後の行のアリバイの供述過程に関する私の考えは上記の通りです。
コルサコフは厄介ですね。例えば、平沢氏の証言は病気のせいで滅茶苦茶と言う人が、
死刑になる位だったら、金の出所や共犯者について言えばいい、それが普通だろう、と言う。
これはそう言い立てている人がおかしい。だって、滅茶苦茶な人は普通じゃないでしょ(笑)
という話しです。なので、とりあえず私は、そこそこマトモだったという前提で話しを進めています。
これで私が平沢氏が帝銀の実行犯ではないと、<ほぼ>確信している事の
根拠の全てを書いたと思います。そして、<一部>で帝銀実行者ではないか
と囁かれている歯科医の方の犯人的確性に関しては敢えて書かなかった。
何故かと言うと、それには今となっては十分な根拠が与えられないからです。
そのことと、平沢氏が帝銀実行犯であることとは直結しないのですが、恐らく
今までのやり取りを見ていると、歯科医が実行者でなければ、平沢氏が実行者
というある種の議論の逆流が起こってしまいそうなので。科学捜査さんの、
歯科医が犯人ではないというのが結論、はおかしい、と書いたのはその為です。
それから薬物に関しても深入りしなかった。それは共犯者にそれらを入手し、
取り扱う犯人的確性があれば、ASHでも青酸カリでもよいからです。
帝銀薬物の特定がもし仮になされても、それは平沢氏の実行犯であるなしを直接肯定も
しなければ否定もしない=複数犯なら、のです。終わります。
129 :
>>102:2009/08/17(月) 10:28:25 ID:???
すいません。犯人的確性という表現は変ですね。
犯人としての適性、能力ということです。失礼しました。
凄いねこの人、長い間じっくり考えた人の強さがあるよ。
結論を先に決めてそっちに持っていこうとするんじゃなくて
色んな可能性を考えるわけか
この事件にそこまで興味をもったのはどうしてですか?
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/17(月) 20:42:45 ID:Txy9/PsK
仮に平沢が実行犯だとしても共犯者がいないとおかしくないか?
技術指導も含めれば。
平沢単独犯派から全く反論がない件...詰んだってことで桶?
今回のは圧倒的だった。平沢が死刑以下になる可能性は
歯医者(自分はそう思ってるんで)が帝銀をやるのを知らなかった
くらいしかないのでしょうかね。なら金はなんでよ、という事になる。
複数を前提に弁護しようとするとどんな手がありますか。
>>133 オッケーみたいだね。でもこれって凄くないか?60年論争してんだぞ
誰かなんか反論汁。しょうがないから白沢真っ白さんから一言どぞ
少なくとも仮装は詰んだ これはガチ
一言もないとはまさにこのことw
136 :
103:2009/08/19(水) 00:37:03 ID:ibtVlUrf
包装紙さん
いつもながら、明晰な推理をありがとうございます。
既述した様に、事実を明らかに出来るように、平沢単独犯の観点からも
考えて行きたいと思います。
>@ いつどのようにアリバイの打ち合わせたか?(平沢氏は小樽に居た)
当時の電話の普及状態は、まだ家庭電話は普及していなかったのでしょう。
荏原で支店長が使用人に交番まで警官を呼びに行かせたり、帝銀で村田さんが
警察へ110番するのではなく銀行外まで這い出て助けを求めたという事は、
事件当時は企業においてさえも、まだ電話は普及していなかったのでしょうか?
荏原で交番まで警官を呼びに云ったのは単に交番が近いと理由で、帝銀で村田
さんが外まで這い出たのは、電話をかけようにも起き上がれなかったという理由
で、銀行には電話はあったのならば、船舶会にも電話はあったとの前提で考えま
す。(防犯上、銀行に電話はあったと思いますが)
小樽に公衆電話はあったのでしょうか?
仮にあったとすると、小樽から平沢は娘婿に電話で、「自分が帝銀事件で疑われて
いるようだから、1948年(昭和23年)1月26日に君を訪ねた後に、日暮里の次女の
ところへ寄りタドンを受取って、その後に東中野の家に帰ったという様に、当日
その時間帯とルートで会ったであろう人全員と口裏あわせとしてくれ」と依頼して、
娘婿が自分達の今後の事を考えて口裏あわせを引き受ければ、時間的には可能だった
と思えます。
それは現実的には、否定も肯定も共に行える論拠はありませんが。
>A Y氏と軍曹が一番重要な役割を果たしている事をどう思うか。
Y氏も軍曹も平沢の肉親ではなく、その両名が平沢のアリバイが成立
するか、成立する可能性が高い証言をしているという事でしょうか。
>>136 >いつもながら、明晰な推理をありがとうございます。既述した様に、事実を明らかに出来るように、
平沢単独犯の観点からも考えて行きたいと思います。
あんたも分からん男だなあ。法曹氏は「事実を明らかに」するために「明晰な推理」であんたの
「平沢単独犯の観点」をすでに論破してるんだよ。タドンリレー、H刑事と長女の接触の件な。よく嫁よ。
どうも平沢単独犯説を繰り返す約数名に共通的な傾向=粘着気質、読解力不足、理解力不足、礼儀だけ正しいw
139 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/19(水) 04:27:16 ID:SLJilcio
犯人が誰であれ、個人が毒薬で数十人を殺せば殺人犯だが、
企業のトップを含む組織が、高度な毒物が排水に含まれている
ことを知りながらも十余年に渡ってそれを排出しつづけ、
狂人病人死人が多数出ている手ごたえを感じながらもそれを
すぐには止めずに多大な被害を出しつづけたのにも関わらず、
役所も捜査機関もそれを停めることも逮捕することもせず、
むしろそれに抗議する側を捕らえたり弾圧していたわけであります。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/19(水) 06:35:32 ID:xpj89DTm
7ヶ月前の出来事を時間まで正確に覚えている方が不自然である
平沢が「駅の電気時計で確認しました」というのは、むしろ不自然で
他の証言者が、何時どの時点で、どの時計で時間を確認したか説明していない方が自然である
夕方と記憶していることはあっても、4時なのか、5時なのか、6時なのか、正確に覚えていない方が真実めいている
それでも身内のため、4時頃でしたと証言しても、嘘の証言とはいえない
記憶の誤差の範囲内である
しかし平沢のアリバイを証明するには不十分である
時間を正確に特定する客観的事実が必要だ
>>136 帝銀と交番は徒歩1分くらいだから、
直接助けを求めに行ったんじゃないか?
>>140 忘れてた。このage親父もいたっけw
平沢単独犯説を繰り返す約数名に共通的な傾向=同じことを何度もいう、理解力不足の粘着気質
前も書いたが、エリーに偽証を頼むのは無理だって。兵士だぞ。軍法会議もある。
>>126を読んで気づいたけど、しかもタドンのおまけまでついてる。これがなければ
後になって、日にちを間違えたで済むかもしれないが、山口からの続きで
タドンとくれば言い逃れもできん。UP通信にまで嘘ついてたらアメ人として終了。
>>143 日にち勘違いもないよ。事前に休暇届けもでてて弁護が提出してる
gkbrになった裁判所がGHQに頼んで、本国に帰してもらった。
結論は同じ。偽証はありえん。
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/21(金) 12:45:25 ID:dqrlAbrM
お盆明けでみんな忙しいかな。一応上げとく。
146 :
103:2009/08/21(金) 20:09:06 ID:qxwgNZcB
>兵士だぞ。軍法会議もある。
軍規の厳しい軍隊でさえ、戦後直後も現在も、日本人に対して米兵による殺人やレイプ
があるのに、戦後からさほど年月の経っていない時期に、米兵に対するモラルを期待す
るのが歴史的事実と異なる。
平塚が次女の家からタドンを持ち帰ったのは、一度きりと言う事は無く、 過去に何度も
繰り返されていたのでしょう。
それ故、仮に平沢が帝銀実行犯だとしたら、電話の通じる娘婿に、次女の家から今までの
様にタドンを持ち帰ったように話しをあわせてくれと言うのは、決して不自然とは云えない
でしょう。
147 :
103:2009/08/21(金) 22:05:12 ID:qxwgNZcB
小樽からではなく、別の街に移動してから電話をかけるとか、
偽名でかけるとかしたのかもしれません。
きたなage粘w
>>146 船舶訪問やタドン持ち帰りが帝銀実行日以外にもあったという説は、それなりに本件を調べた人であれば常識の範囲ですね。
ただ、それらがタドンリレーという数珠繋ぎとして成立しえた回があったかどうか?
そしてそれがドンピシャで帝銀実行日だったのか?
過去、真相論を追求し、平沢関係者に直当たりした歴代の研究者やマニアのあいだでは、そこが議論になったことがあるようです。
ちなみに船舶のH事務員の裁判前の供述は、(平沢のアリバイの寄与にとって)非常に際どいものだったのも事実なんですよね。
ただ、平沢の親族による「事前の」口裏合わせ説は無いと思いますよ。あとは「事後の」それがあったかどうかですよね〜(^-^)
>>146 あほか。殺人やレイプのような衝動犯と大量殺人事件の偽証を
同列に語ってどうする。軍法会議などで偽証の重さを知ってる。
>>149 タドン持ち帰りは他の日にもあったかもだが、船舶訪問は実行日。
つ広瀬メモ。これはマニアじゃなくても常識。
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/21(金) 23:33:15 ID:UhQMC4dI
平沢のアリバイ証言で重要なのは時間に関する証言である
タドンの話だけ本当でも何の意味もない
その辺が理解できないため、無駄な推論をえんえんと展開するのだろう
時間を特定する客観的事実が判明しないかぎり平沢のアリバイ証明は不可能である
>>150 広瀬メモには、平沢の名前は無いのも常識。
153 :
128:2009/08/22(土) 08:57:04 ID:???
>>151 帝銀ではタドンが真実なら、アリバイは完全に、幅を持って、証明されます。
丸の内、椎名町(or日暮里=ここが問題)―東中野は十分離れていますから。
今の議論は偽証の可能性を云々していて良いですね。証拠採用、証拠能力と
書くと重々しいが単に裁判官の心証で、採用されなかった=偽証が証明されたではない。
偽証でなければ真相だったと考えるべき。厳密には、意図的な偽証ではないものの
思い違いだったというのもありますが、帝銀は複数の人によるリレーで一本の線になっているのだから、
偽証でない=平沢氏が実行犯でない、でいいと思います。
船舶会訪問はH女史メモ+新年会+I係長で事件当日でしょう。私の経験では冤罪の逆、
つまり本当は犯人なのに被疑者、被告が自分は違うと言い張る方が遥かに多い。
殆どが帝銀のように複雑ではなく、まあ嘘です。なので、私はそういう嘘を見破るプロです(笑)
家族の偽証もおまけで付いてくる事も多い。しかし、帝銀のような家族以外も含めた
一本線のリレー<偽証>はお目にかかったことがない。言い方を変えると、そういう場合は
自然な真相=偽証でない例しか知らない。ましてや、単純に『お父さんは3時頃家に
(タドンを取り)に来た』()内はなくてもいい、と次女が言えば、米軍軍曹も娘婿も
巻き込む必要はないわけであり、家族が逮捕されて動転している普通の人が咄嗟にできる偽証はここまでです。
こういう嘘ならしょっちゅう聞く。この前後を肉親ではないY氏と軍曹に固めてもらう?
軍曹には、せいぜい頼めて、お父さんが5時頃帰ってきた事にして、まででしょう。
>>149さんの仰る通り、アリバイ偽証打ち合わせがあるとしたら事後(逮捕後)である事はほぼ間違いない。
154 :
128:2009/08/22(土) 09:02:54 ID:???
そうするとそれをどう平沢氏に伝えるかが問題なのと、エリー氏が平沢氏は
犯人ではないと声を挙げたのが、逮捕の報を聞いた直後だった事を説明できません。
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/046/0488/04606050488041a.html この法務委員会議事録の中段から読んでください。
「そしてこの一月二十六日のエリー氏の米軍勤務カードが、特別休暇(略)
そして一月中旬から二月上旬にかけてエリー氏の休暇日はこの一月二十六日だけ(略)
この日が来遊の日であることが立証(略)。ですからエリー氏は、
平沢が帝銀犯人として逮捕されたとニュース放送のあったとき、
「違います。平沢さん犯人でありません。私証明します。帝銀の日私平沢宅にいました。
三時頃に山口さんで貰ったブラックボール(タドン)持って帰って来ました。
犯行の時間ありません。平沢さん犯人でないこと神様と正しい人信じるでしょう」
と立証、証言した由です。ですからこの国際公証のエリー氏の勤務カードを見た人も
このエリー氏の証明聴いた人も皆「平沢は犯人でない」ことを信じていた由です。
その証拠には「平沢が自白した」と高木検事が発表した翌朝米国の大通信社UP通信
東京支局長ホープライト氏は来訪し、高木検事と隣に座っている平沢に向って質問、
唯一句「いかなる拷問で犯人にされたか」
と犯人でないことを認識しての質問をしていることでも明瞭であります。
ここで分かる事がひとつ。同軍曹は多忙だった。
こういう人とアリバイの打ち合わせをどのようにして、しかもこんな詳細な、できますか?
それからもう一つ。帝銀M,I両女史。
二人の女性の如きは「ねえ、いくら何度見直したってねえ」「そうよ、そうよ、
いくら見直したって犯人と違うんですものねえ」
「犯人と言えないわ」「そりゃね、犯人と言えばお気に召すかも知れないけれど、
犯人でない人を犯人とは言えないわね」と語り合っていました。
後者については、ほぼ同じ語り口をM女史から直接聞いた方から私も聞きました。
だから、少なくとも赤松委員の作り話ではないです。
155 :
128:2009/08/22(土) 09:09:18 ID:???
最もすっきりする説明はこうではないですか?船舶会のY氏(次女の旦那)は、
新年会で忙しい時に、2時過ぎに会社に戻ると画家でいつもフラフラ出歩いている
(一日一度電車に乗らないと胃の具合が悪くなったそうです)義父が居て、
正直参ったなと思う。そこで、新年会で忙しいといいつつ、そうだ、
お父さんタドンがありますから、家に寄ってくださいよ、といい、
態の良い厄介払いをした。平沢氏はもっと長く居たかったが、
そういう別の用事があればまあいいかと思い、そこを辞し、次女宅に向かった。
平沢氏がベビーダンスを月賦で買った=金に困っていたというのが
警察の調べで分かっています。年齢から考えると、これは長女ではなく、
次女の子供であろう。Y氏から色々無理してもらってすいません、と話しがあり、
イヤイヤもう直ぐまとまった金(or大金)が入るからいいんだ、気にする事はないよ、
という流れです。私が弁護士だったら、そうだったんでしょう?
とY氏、平沢氏に水を向けますが、この件は次女夫婦が握りつぶしてしまったのですね。
それから、次女宅から帰宅したら軍曹が居て、アメリカでは見かけないタドンを見て、
彼がそれを覚えていた。これですっきり。偽証だと、こうはいかない。
どこかに綻びが出て、弁護人にさえ見破られる。
例えば軍曹の休日が別の日だった、とかです。しかし休暇届けとも一致する。
裁判に提出される証拠の多くは、基本的にというか事の成り立ちとして
検察のいいとこ取りです。出てこなかった証拠というのがありますね、当然。
例えば、平沢氏の当日の足取り、丸の内―池袋―(徒歩)椎名町(判決)の目撃者、物証
(例:平沢氏の指紋がついた東京―池袋の切符)は一つもでていない。
いや、それをいうなら、平沢氏サイドの丸の内―日暮里(次女宅)―東中野(平沢氏宅、妻、長女)
だってでていないではないか。然りです。が、この二つは同じ条件、可能性では起きない。
つまり、前者は検察が警察の捜査力を総動員して、平沢氏の逮捕以降必死に調べている筈です。
それに対して後者は、多くの場合何もしない(できない)。しかし、ある意味でこれは正しい。
つまり、「有罪の立証」責任は検察にあるから。一生懸命有罪に繋がる証拠を出そうとする、
これは間違いではない。しかし、何も出なかった。これが確定判決(実際には控訴審判決)が出た後、
逆転します。再審請求は判決に違法性及び違憲性がある場合を除けば、新証拠の提出がなければ認められないので、
弁護側が無罪を立証するような証拠を探す必要が出てくる。しかし、捜査権のない弁護側にできることは限られている。
156 :
128:2009/08/22(土) 09:19:07 ID:???
真相論を語る場合に最悪なのは、、<「有罪の立証」責任は検察にあるから
>有罪立証方向で捜査権を持った警察が必死になって証拠探しをした、それで
も何も(帝銀の場合は名刺、=荏原だけに係る、以外は何も)出てこなかったという事実を無視して
しまい、あたかも警察がフェアに両方向(有罪、無罪)で捜査したかのように
錯覚して、無罪(あるいは不在)の証明となる「時間を正確に特定する客観的事実」(
>>140)
がないから、犯人はxxであると推論する事です。逆なんです。
<時間を正確に特定する客観的事実が必要>なのは、平沢氏実行犯を証明すべき
側です。何故なら捜査権を持って必死に探したのですから。
>>140さんのような
議論が成り立つのは、捜査権を持つ弁護警察みたいなものが存在した場合のみ
です。そんなものは認められていない、何故か、弁護・被告側が無罪を証明
する必要はないからです。
>>136 電話でもなんでもいいのですが、家族以外の人間に一番キーになる部分の偽証
(タドン)を負わせますか?後は上記で述べた通りです。軍曹は即座に反応しています。
157 :
128:2009/08/22(土) 09:26:50 ID:???
もう一つだけ。
>>154に書いた帝銀女性証言者同志の会話は、警察からの情報です。こういうのがあって、
警察でも平沢シロ説があった。平塚刑事はこれを大きな事件では警察内部でも意見が割れるからという
一般論で説明しようとしてますが、それはおかしい。平沢氏シロ派の解釈ではなく、この会話は事実
ですから。それを外に漏らしてしまうほど、平沢氏は<椎名町帝銀に関しては>シロかったのです。
終わります。
158 :
103:2009/08/22(土) 09:38:18 ID:Lr8NCYLd
本来、中傷の入ったレスはスルーしますが、不快なのでかきこ。
>あほか。殺人やレイプのような衝動犯と大量殺人事件の偽証を
>同列に語ってどうする。
仰るとおりです。
同列に扱うべきでは無かったです。
罪の重さでは、
殺人やレイプのような衝動犯>大量殺人事件の偽証
と、後者の方が軽いですから(笑)
159 :
103:2009/08/22(土) 09:59:37 ID:Lr8NCYLd
包装紙さん。
いつも詳細なUP、有難うございます。
>例えば、平沢氏の当日の足取り、丸の内―池袋―(徒歩)椎名町(判決)の目撃者、物証
>(例:平沢氏の指紋がついた東京―池袋の切符)は一つもでていない
(略)
>つまり、前者は検察が警察の捜査力を総動員して、平沢氏の逮捕以降必死に調べている筈です。
平沢逮捕は椎名町事件後から7ヶ月も後ですので、使用済み切符は
破棄されていて当然でしょうから、捜すのは無理でしょうね。
それ以外に、平沢の事件後の当日足取りの目撃者がいないというのは、
残念です。
平沢が実行犯なら、丸の内から椎名町まで向かう途中に、誰にも認識され
ないように立ち振る舞うのは当然としても、平沢が実行犯で無いなら、移
動中に駅員に話しかけたり、店で何か買うとかしてたらアリバイ補強され
た可能性もあったのに、それも惜しいです。
ほんと読解力ないな。>平沢の事件後の当日足取りの目撃者がいない
は、ブクロー椎名は警察が一生懸命捜したけど見つからんかった
娘の家方面は探してないから見つからんかった、二つは同等じゃない
ってことでしょ。駅員は以前反論があったし
>>103 なんでいちいちageんの ばか?ひょっとして
暑いねー、暑い暑い!!
163 :
157:2009/08/23(日) 00:47:26 ID:???
>>149さんの、
>ただ、それらがタドンリレーという数珠繋ぎとして成立しえた回があったかどうか?
(略)過去、真相論を追求し、平沢関係者に直当たりした歴代の研究者やマニアのあいだでは、そこが議論になったことがあるようです。
これ私も考えた事があるんです。軍曹と平沢氏のお嬢さんが知り合うのは、どう考えてもS21年春以降。
家に呼ぶまでの仲になるのは、ついその前まで鬼畜米英だった=心理的抵抗を考えると22年の冬以降。
タドンは炭が出ないとできないので、12月中は先ずない。船舶会は平日だけ開いている。すると1月5日(月)から23(金)までの平日。
法務委員会議事録にある通り、軍曹は中々休みが取れなかった。(「一月中旬から二月上旬にかけてエリー氏の休暇日はこの一月二十六日だけ」
=一カ月に一度)そう考えていくと、船舶会―次女宅―自宅/軍曹は1月26(月)だけと考えるのが合理的。
これは一例ですが、考えを煮詰めていくと、殆ど全ての事が平沢氏が椎名町実行犯でないことを示すのです。
>>159 どういたしまして、下記、考えるヒントにしてみてください。
>平沢逮捕は椎名町事件後から7ヶ月も後ですので、使用済み切符は
破棄されていて当然でしょうから、捜すのは無理でしょうね。
<7ヶ月後に平沢氏逮捕>は関係がないです。私が捜査一課長だったら、事件発生後すぐ椎名町、
できれば池袋の改札を抜けた切符を保存するように命令します。犯人が逮捕された時、
指紋照合ができるようにです。東中野や日暮里、こちらの方は7ヵ月後だったから残念、という事になります。
更に言うと、これは事件翌日に平沢氏が挙げられていたとしても、やらなかったと思います。
無罪立証方向なので。私が言いたいのはそういうことです。
164 :
157:2009/08/23(日) 00:56:25 ID:???
>平沢が実行犯で無いなら、移 動中に駅員に話しかけたり、店で何か買うとかしてたらアリバイ補強され た可能性もあったのに、それも惜しいです。
いや、だからこそ(駅員に話しかけたりしなかったからこそ)平沢氏は椎名町に関して
<更に>無垢なのだという論も成り立つのです。和多田氏達の論です。
私が完全には否定できないと書いた、平沢氏は帝銀実行を知らなかった説です。
私が確信はないがアリバイを意図的に作ったのかもしれないと書く。
そうすると、意図的にしては3時でないのは何故?駅員にどうして言わないときかれ、
前述のように答える。逆に私が
@いつどのようにアリバイの打ち合わせたか?(平沢氏は小樽に居た)
A Y氏と軍曹が一番重要な役割を果たしている事をどう思うか。
と訊いても中々論理的な回答は頂けない。不満を言っている(笑)とか、
自らの無謬性を誇りたいのではなくて、平たく言うと
平沢実行犯説には事実が味方していないのです。
常にxxでなかったとは言い切れない、xxの可能性もないとは言えない。という話になってしまう。
私が、xxと考えざるを得ないでしょう、そう考えるのが合理的でしょう、と言っている事に対する
反論になっていません。あるべき反論は、いやこちらの方が合理的、蓋然性が高いというものであるべき
です。考えるコツは、自分の中で両方やってみる事です。つまり、(自ら)の無謬性へのこだわりを捨てて、
一旦出た結論を逆から叩いて見ることだと思います。
165 :
157:2009/08/23(日) 01:02:13 ID:???
弁護人にとって真相を知る事、被告人が嘘をついている事を見破るのは大事です。
検察に逆から叩かれればすぐ破綻してしまう(向こうは捜査権を行使して蓄積した、
隠し玉も含む、証拠をもっているわけですから=そういう意味で捜査資料の公判前開示は
非常に大きい変化、ちゃんと実施されればですが)ような、「私は無実」の抗弁は
被告人の利益(量刑面で)にならないからです。平沢氏が椎名町帝銀の実行犯ではないと言う説は、
いくら逆から叩いてみても、私の持っている情報と知力では、揺るがなかった。
(揺るぐ事があったって私としては全然構わないのです。本を出版しているわけでもないですから)
揉まれたいというのは、誰かこの考えを揺るがせて、お願い(笑)という意味です。
平沢実行説NO vs Yesで相撲をとらせると考えてみればと思うのです。
Yesはずっと土俵際を苦しい言い訳をしつつ、ぎりぎり堪えながら回っている感じ。でも、土俵を完全
に割る事はない。平沢氏が生き返って真相を語りだしてくれない限りは。しかし、
土俵を完全に割らないのだから、Yesにも一理あると考えるのはどうでしょうか?
私の場合は、そこでグルグル回るのではなく、一旦そこは結論をつけて、
未遂(の殺意)がどうであったか、司法は<本当は>どう考えていたのかを考える
という道筋で進みました。キリがないですから。 おやすみなさい。
>>160 〜二つは同等じゃない ってことでしょ。
そんな事は誰でも読めば分かってる。
いちいち得意げに、書き直さんで宜しい。
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/23(日) 06:50:51 ID:/qOtBmC7
手形が銀行から盗まれたものなんかではなかったらどうか?
手形が銀行から盗まれたものである、ということはいかに証明されるのか?
誰かが「この手形は銀行から盗まれたものだ」といいさえすればそうなるのか?
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/23(日) 07:03:34 ID:zr0mDKGq
>>153で
―帝銀ではタドンが真実なら、アリバイは完全に、幅を持って、証明されます。 ―
という指摘があるが、とりたてて偽証などしなくても、実際の帰宅時間より早めの時間を証言するだけでいい
時間の記憶に自信がない場合、アリバイ成立となるような時刻を証言したところで、「偽証」というほどのものではない
http://www3.ocn.ne.jp/~izaki/teiginnazo.html 一)平沢は次女の家にいた
理由(1) 山口伊豆夫の妻曄(平沢の次女)は、午後四時頃、日暮里の自宅に平沢が寄って、お茶を飲み、タドンをボストンバッグに入れて持って返ったと証言している。
理由(2) 平沢の妻マサ、三女窕子らは、平沢が午後五時頃、タドンをボストンバッグに入れて持って帰ってきた。その時、進駐軍のエリ−軍曹が来ており、平沢も夜九時過ぎまでトランプをして遊んだと証言している。
かりに、山口宅午後四時頃が偽証で、たとえば六時なら、その後平沢宅に七時に帰宅してもエリ−軍曹は夜九時過ぎまでいたわけであるから
タドンのことは知っていて口裏あわせの必要はない
帰宅時間に関してのみ他の人の主張に合わせるだけでいい
169 :
165:2009/08/23(日) 10:39:10 ID:???
>>168 いや、そうはいかないんです。ここにも一つ大きなハードルがあります。日没です。
午後2時を4時と間違えるのと5時を7時というのでは意味が違う。犯行日の1月26日は
冬至から1月後で、5時半には暗い。軍曹の証言はどうか?
《平沢が中野駅下車焼跡近道を宅の見える所迄進んだ侍、来遊中の米軍人エリー氏は
縁側から平沢を望見し、手を挙げて歓呼し、先に玄関に出て待ち、平沢が戸をあけて入ると、
「すぐタドン入りのボストンバックを受取ってくれ》夜5時半だとすでにこれはできない。
実際にかえってきたのが夜7時で、これを言ってしまったら、完全な偽証です。
裁判とか証言とかいうものはそんな甘いものじゃないです。真っ先に聞かれます。日が暮れていましたか?と。
>>168さんは文体からして、客観的な時間というものに拘っておられた方だと思います。推理小説などで
よく時計のアリバイ(狂わせたり)がありますが、今も昔ももっとも当てになる客観的で動かせない時間
的証明は日の出、日没です。平沢実行犯説に立って考えてみます。そうすると、
丸の内(確認済み)−椎名町帝銀―東中野でも間に合うわけなので、やはりタドン(日暮里)は重要です。
以上が時間に関しての反論。もう一つ、心理面での反論というか、賛同?を言わせてください。逆に
>>168 さんに聞きたいのは、タドンを持ち出さなくても問題ないと仰られているわけです。私もある意味でそう
思います。つまり、フラッと父は自分の家によってから、東中野の家に帰ったと次女が言えばよい訳で、
軍曹や娘婿にタドンという物付きの証言をさせる必要はない。(物が付帯する偽証というのは危険です。
その良い例が平沢氏の扇子)なのに何故それを(偽証ならば)言わせたとお思いですか?
170 :
165:2009/08/23(日) 10:40:32 ID:???
>>165(私が書いたもの)
大事な事を書くのを忘れていました。平沢氏の東中野の家は22年の春にできていますので
(それまでは他人の家に居候して絵を描いていた)、軍曹が平沢氏
の家(彼の証言に詳細に述べられている縁側がある家)に来た最初の冬は22年12月からの冬です。
ここで述べた二人の仲を詮索する必要もないですね(笑)
>>167 事件の翌日に帝銀本店の管理職が来て被害金額を計算しています。手形は台帳
と手形現物を照合して一枚足りない事が分かっています。但し、野次馬が持って
言って変装して換金に及んだ可能性も捨て切れません。
Age爺終了w 包装紙さんに質問です。
国会議事録読んだけど、あの頃の裁判はあんな酷かったの?
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/08/24(月) 07:48:21 ID:Iah0mWZM
占領中はサマータイムだったのかね?
1948年4がつに決定だから事件の後だね<サマータ
てか事件は冬だぞコラw 釣られたorz
しかし包装紙、よく反証してくるよなあ逐一。まったく感心する。
追求の深さも深いが、頭も相当良くないとこうまで即座の応酬はできない。
やっぱプロの弁護士(?)、こうでなきゃ法廷は勤まらないか・・・。
うちの顧問弁護士になってくんないかな。
とかいって実はホントにうちの顧問弁護士のOだったりして(似てるし)
それにしても仮装の逃げっぷりが笑える
トリップつけた途端に逃走する奴も珍しいw
仮想は初回刷った分が全部売れたんで来なくなったのかも試練
とんでもないやつだ
仮に歯科医が真犯人だとすると、犯行の動機と警察が徹底追及しな
かった理由はなんなのだろう。
例の731部隊への捜査、報道はGHQにより中止させられた
という事と関連しているのだろうか。
椎名町で犯人は行員等全員を殺害するつもりだったから、素顔を
晒しても構わなかったのだろうという書き込みがありましたが、
必ず全員を殺害できるとは限らないし、犯行前後に他者に目撃され
る可能性だってある。
実際、4人の生存者がいたし、犯行後に犯人らしき男が銀行から
出てくる所を目撃されている。
余程の強い動機がないと、捕まったら死刑確実な大量殺人など
犯す事はできないと思われるが、平沢には精神疾患という該当性
があるんですよね。
包装紙さんは歯科医については言及しないと書かれていたので、
他の方はどう思いますか?
178 :
170 :2009/08/29(土) 09:03:39 ID:???
>>171 裁判が酷かったというより旧刑訴法を後ろ盾に、あるいはそれに追い立てられて、
捜査検察が無茶することが多かったのでしょう。
戦中までは陪審員制度が日本でもあって、<理念としては>、<部分的>に
良かった。興味のある方は、下記をどうぞ。
http://www.nichibenren.or.jp/ja/citizen_judge/about/column2.html 大正デモクラシーを経ているので一直線に非民主化に進んだわけではないのですね。
むしろ戦中、戦後(占領下)で悪くなった。
この事件は占領下でしか起きなかった事件。GHQの威光を犯人が借りた、
そしてそれをGHQは嫌がった。1969年に法務大臣が、占領下で起訴され、
その後死刑確定判決が出た被告人の恩赦を検討してます。
厳密には再審特例法案が廃案になった後、恩赦検討という流れでしたが。理由は3つ。
1.GHQ統治下の政治的影響力により、手続きの公正が保障されていたとは限らない。
2.1949年の新刑事訴訟法施行前後で捜査当局による自白偏重の弊害が抜けきらず、
人権擁護の手続きに問題が残っていた。
3.上記のため物的証拠を欠く疑わしい事件があり、未執行死刑囚の多くが無実を主張している。
179 :
170 :2009/08/29(土) 09:06:25 ID:???
>>177 放送はヘタレではっきりかかないが、歯医者は黒。
警察が手放したのは東京に住んでなかったから。
名刺で平沢に繋がるの分かってたんで3件目は歯医者がやった。
歯医者は平沢以上に変な奴だったのは和多田佐伯本にある通り。
患者前で薬品使ったり練ったりはうがいさせる、歯医者は得意。
毒殺厨になる精神病なんてないよw仮想のトンデモ論は捨てた方がいい
ロッジ所有者も歯医者による毒殺 動機は垂れこまれそうになったから。
>>179 最高裁判事国民審査、全部Xかましてきましたw
× 竹ア博允(悪名高き裁判員制度を実現させた人)
× 竹内行夫(イラク戦争に反対した天木氏のクビを切った小泉内閣の外務次官)
× 近藤崇晴(植草一秀氏の「痴漢えん罪事件」の上告棄却をした人物)
× 那須弘平(国策操作で嵌められた佐藤優の上告棄却をした人物)
× 涌井紀夫(一票の格差を合憲とした人物、旧国籍法を違憲とした人物)
× 田原睦夫(旧国籍法を違憲とした人物)
>>180 歯科医の本名さらしてみせたら信じてもいいよ。
別に問題ないでしょ本人既死亡。
はっきり書かないなら、あんたもヘタレの同類やな。
あ、本名知らないんなら別にいいんだけどねw
あはは
age
包装紙は、平塚次女宅のタドンリレースタートで、物を伴う証言の重要性を
論じているが、平塚次女が父親をかばうために、平塚が次女の家に立ち寄
った理由を、今までのようにタドンを取りに来たという様に虚偽の証言を
したとも考える事は可能でしょう。
平塚が船舶会から椎名町に移動して犯行後に、アリバイ工作のために用意
しておいたタドンをいずれかから持って家に戻り、エリーの目に触れたと
も考えられるでしょう。
・金の出処について嘘をつき通したこと。
・事件後すぐに、北海道に行っていたこと。
・家族に「近く大金が入る」と漏らし、その旨を九星便に記入していたこと。
・松井名刺「紛失」の経緯が不透明なこと。
・北海道での刑事が撮った「記念写真」で表情を変えて写ったこと。
・知っているはずの元歯科医を「知らない」と言ったこと。
以上、平沢には事件の関与を疑われても仕方がない不審点が数多くある。
そしてなにより、彼を最もよく知る家族が完全に潔白とは考えておらず、
完全シロ説をとる「救う会」にも非協力的だったことが、そのことを裏付けている。
さらに、正木ひろしらが「平沢は怪しい」と弁護団を降りたことも他の冤罪事件
とは異なる様相を呈している。
平沢は、陰謀に嵌ったかわいそうで無垢な冤罪被害者などではないだろう。
彼は帝銀毒殺現場の見張り役兼現金強奪担当だったのではないか?
実行犯は毒を飲ませた直後に銀行を出た。
入替わりに実行犯と同じ扮装をした平沢が銀行店内に入る。
そしてカネを奪って逃げる―
という手順だったと思う。
実行犯はアリバイ工作のため、犯人では不可能と思われる時刻の
汽車に乗る必要性があった。
ところが、行内の地獄図を見て仰天した平沢は金庫の大金
には手をつけず、机上のカネだけをつかんで逃げた。
大金を手にすることができなかった仲間は、平沢を叱責すると
同時に彼が奪ったカネを「絵の代金」として平沢に所持しておく
ように指示し、同時に彼を単独犯として官憲に差し出すことに
決めたのだろう。
自演ツマンネ
>>185 歯科医の本名さらしてみせたら信じてもいいよ。
別に問題ないでしょ本人既死亡。
はっきり書かないなら、あんたもヘタレの同類やな。
あ、本名知らないんなら別にいいんだけどねw
↑何なのコイツ、何様?
誰もオマエに信じて貰いたくて考えてるわけじゃないからw
>>185 歯科医の本名さらしてみせたら信じてもいいよ。
別に問題ないでしょ本人既死亡。
はっきり書かないなら、あんたもヘタレの同類やな。
あ、本名知らないんなら別にいいんだけどねw
>>184 だからさあ
-したとも考える事は可能でしょう-とか
-とも考えられるでしょう-
じゃダメと既に論破されてるだろ。バカなの?
平沢一人でやった歯医者は関係ないってことにしたい奴らがいるね
共通点は理解力のなさ。反論されると逃げる。
仮想はどこ行ったんだw
>>190 それ以前に
>>184が言ってるのはメチャクチャだよ。
>アリバイ工作のために用意 しておいたタドンをいずれかから持って家に戻り
って事前に山口も含む家族を巻き込んでアリバイ仕込む筈がないだろjk
>事前に山口も含む家族を巻き込んでアリバイ仕込む筈がないだろjk
山口(男)にはアリバイ工作ではなく、平沢が訪ねて行った事でぎりぎり
アリバイ仕込めるし、次女以外の他の家族にはアリバイを仕込めていない。
夕方、実家に戻っただけではアリバイになってない。
平沢のアリバイは、犯行時間帯に次女の家にいたという事だけ。
次女に仕込むには、電話があるでしょ。
それよりも、疑わしきは疑うの2ch基準に従い、歯科医の検討をしたく思います。
ここでは、佐伯氏の妄想としか扱われていなかった歯科医の能口が、包装紙さんの
おかげて俄然論じる価値が出てきました。
以前、包装紙さんも歯科医が(椎名町の)実行犯だと思っているとの書き込みが
あったし。
>190
平沢が犯人と言う証拠はないが、アリバイもない。
-したとも考える事は可能でしょう-とか
-とも考えられるでしょう-
という事が可能なら、平沢が無実とはいえないんだよ。
バカなの?
>>190
196 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/04(金) 07:35:15 ID:AG/a77gE
>>169に
―いや、そうはいかないんです。ここにも一つ大きなハードルがあります―
という指摘があるが、当事者はそれほど大きなハードルを超える意識はないはずだ
ほとんど無意識のうちに、口裏あわせしないで、それぞれが平沢のためにアリバイ成立する方向の証言をした
そういうことだから、時間の証言に食い違いが出たのだろう
かたや
―山口伊豆夫の妻曄(平沢の次女)は、午後四時頃、日暮里の自宅に平沢が寄って、お茶を飲み、タドンをボストンバッグに入れて持って返ったと証言している。―
かたや
― エリー氏は「違います。平沢さん犯人でありません。私証明します。帝銀の日私平沢宅にいました。三時頃に山口さんで貰ったブラックボール(タドン)持って帰って来ました。犯行の時間ありません。平沢さん犯人でないこと神様と正しい人信じるでしょう」と立証、証言した
―
午後四時頃受け取ったタドンを三時頃に持って帰って来る
人間の記憶の曖昧さということだろうか
どちらかが嘘をついているということではなく、曖昧なだけなのかもしれない
いずれにしても時間に関する部分は、正確とはいえず、当然意図的に早めの時刻を証言している可能性もあるが、
意図的と断定するのは難しく、あまりのことで混乱していただけかもしれない
また
―米軍人エリー氏は縁側から平沢を望見し、手を挙げて歓呼し、先に玄関に出て待ち―
というような光景は、よくある光景であり、別な記憶と混同している可能性もある
「縁側から平沢を望見し、手を挙げて歓呼し」という描写から、縁側で過ごせるほど暖かい季節になったことを思わせるため
真冬の思い出ではないかもしれない
ただ、かりに事実と違っていても、すぐに偽証と断定できるものではない
時刻に関連した話に多少嘘があったとしても、思い違いという言い訳が通用する程度だ
偽証罪のリスクを背負うほどではないし、娘と親しかったという事実により同情の余地ありとして
かりに偽証と断定されても、起訴される可能性は極めて低いし、最悪執行猶予付き刑程度だろう
また、過去の出来事に関する記憶が多少ゴチャゴチャになることは、誰でも経験している
つまりタドンに関する話が事実であっても、時刻に関して事実と判断するには不十分であり、
これでアリバイ証明が為されたと断定するには無理がある
出た あげ爺さんw恥の上塗りになるだけだから止めときなよ
日没がハードルだと言われてることの反論にまったくなってないし。
とにかく読解力がなさすぎ。冬の縁側は暖かい場所。これ豆知識ね。
包装紙さんがこのお父さんに反論する必要はないと思う。
どうせ断定できない、も可能だで、堂々巡りだし。断定すべきは実行だと
何度言ったら..無駄と思う、この爺さんにはw
それより
>>194と同じく包装紙さんが歯医者が実行犯だと思った根拠がしりたい
>>195 そも、このスレには平沢が無実なんて言ってる奴はいない。
マジでバカなの?あ、俺は
>>190じゃないよ。
いまやこのおとぼけage爺がいるから、なんとかスレもあがってるってことで・・・
家相かんぺき遁走だしw
人相、アリバイ、筆跡については60年間論争され続けてきたのです。
私が、今更、アリバイについてこの議論に加わるより、趣味のオーディオを
やっている方がよっぽど生産的です。
あと、60年ぐらい論争を続けるつもりはあまりありません。
今では、共犯説が多いようですが、佐伯氏の疑惑αには、「今まで共犯が
いるという人は私以外ひとりもいない」と言っていましたが、この佐伯氏の
考えをぱくった和多田氏が出版したあと、だいぶ増えたのでしょうか。
犯人として疑われた医師、歯科医は多いと思いますが、佐伯氏が言う歯科医
能口氏については妄想から始まったことに間違いがないと思います。
↑こういうのを負け惜しみという。
薬物は青酸カリ、平沢氏は頭がおかしいから犯人、という本を自費出版
このスレ&アマゾンレビューでの自演&他本中傷がバレて勘弁してと逃走
放送が出てきて、複数犯だったら薬物は何であっても関係ないと論破される
平沢クロだった安吾ですら犯人は普通の奴だったと言っていてグウの根もでず
人相アリバイに興味なしと言ってた癖に自説に都合のよい古い説を持ち出す
また論破され、トリつけたばかりなのに再度逃走
逃げた逃げたと言われて、人相アリバイに興味なしと負け惜しみ←今ここ
それでは、帝銀事件で使われた瓶について述べます。
オキシドール(オキシフル:三共製薬の商品名)の瓶はガラス製。褐色
でコルク栓使用のものである。
また、青酸カリウム約16gの1/3が無毒化されるときオキシフル約90mL
を必要とする。
帝銀事件では約5mLの液を16人に飲ませたわけであるから、この時用
いた瓶は約80mL入るものでなければならない。
そのため、帝銀事件でオキシドールの瓶を用いたのなら、その瓶は「ガ
ラス製、褐色、コルク栓使用、容量100mL、口の形状は液体用であるため
広口ではない」となる。
第37回聴取書(昭和23年9月24日)
問 帝銀では青酸カリはどういう風にして使ったか
答 梅干し2つ分ぐらいを全部オキシフルの瓶1杯の水に溶かして持って
行きました
第46回聴取書(昭和23年9月28日)
問 青酸カリを溶いて持って行った瓶はこのような瓶ではないか
この時検事は警視庁鑑識課より類似品として提出せしめたる無色ガラス蓋
付き瓶1個を提出せるに
答 これによく似た形のもう少し肩が高く首の短いやつで蓋にはコルクの
やつでした。私の記憶ではそして薄茶の色が着いていたように思います。
問 水を入れていったのはこのような瓶と違うか
この時検事はうがい瓶2個を提示せるに被疑者はそのうち高さは12cm直
径6cmの薄青色中口肩丸型の瓶を提出したる上
答 そうです、これです、これと同じやつです
と称したるをもって右2瓶を後刻警視庁より任意提出せしめることとし
たり。
第49回聴取書(昭和23年9月29日)
荏原銀行について
答 自宅の外の物置の中の本箱の中からいろいろごたごた入っていた中か
ら青酸カリを入れるため褐色で確かオキシフルの空瓶と思う高さ3寸直径
1寸2、3分ぐらいのものを取り出しどうせ自分が飲むのではないからと
濯ぎもせず……。
(補足:1寸は3.03cm)
聴取書(昭和23年10月5日)
鑑識への質問
問 この瓶の名称はなんと言いますか
この時検事は長崎神社境内の捜査の結果、同境内埋め立てたるゴミ捨て場
より発掘せしめたる褐色の約100cc入り中口瓶を示したるに
答 それは褐色窯焼き丸剤50入り中口瓶と申します。水を一杯入れれ
ば100cc入ります。
普通はコルクの栓か木の栓を使います。
第046回国会 法務委員会 第35号 (昭和39年5月15日) 赤松委
員の発言
犯行に使用した毒薬について平沢は「梅干し大の青酸カリを3個持って
いて、その中から耳かき1杯ぐらいを100ccくらい入りのオキシフルの空
びんに入れて溶かして持参し、安田銀行荏原支店の全行員に飲ませて失敗
したので、帝銀では、残り全部を、約80ccの小児用薬びんに溶かしたも
のを行員16名に飲ませた」というように彼は自供している。
第046回国会 法務委員会 第41号 (昭和39年6月5日)
赤松委員の発言
ビンは高級な市販してないビン即ち「ビンはとても高級な薬か、医院で
ないとない高級なビンだったと言うじゃないか」と言った検事の言一果を
自ら訂正するために「オキシフルのようなビンだったんだろう」と言って
前言を変えてしまい、……
精神鑑定全文(東大名誉教授 秋元波留夫)
内村・吉益鑑定
全く記憶がありません。とに角"ごもっとも時代"でしたから、何でも檢
事のいうまゝを自白しました。…… 荏原の時の毒藥瓶もオキシフルの瓶
と言ったところ、"透明な瓶だろう"と言われて透明な瓶を示されたので、
"その通りです"と答えました。
平沢は帝銀事件で使用した瓶はオキシフル(三共製薬の商品名)の瓶と
言っている。
しかし、鑑識及び赤松委員は、オキシドールの瓶とは認識していないよ
うである。また、鑑識がオキシドールの瓶と認識していないので、高木検
事も同様と考える。
平沢以外、だれもオキシフルの瓶については言っていない。
しかし、オキシドールの瓶は鑑識が発言したとおりの形状である。
誰もオキシフルの瓶とは言っていないのです。
少なくとも瓶を捨てたのは平沢です???
共犯者が平沢に捨てに行かせたのかな???
>>200 >この佐伯氏の 考えをぱくった和多田氏が出版した
悔し紛れに書いたんだろうが、スレが終わる前に謝罪して訂正したほうがいい。
和多田は後書きで自分はアンカーマンに過ぎないとちゃんと断ってる。
法曹氏も彼の本に反論はするけれど、それは内容に限ってるし、
歯医者の名前はヘタレ呼ばわりされても絶対にださない。
分かるよね?パクる、つ盗作呼ばわり。作家にとっちゃ致命的。
和多田は松本清張ほどじゃないが何冊も本出してる。ここは帝銀スレだ。
関連本出してるから読んでる可能性高い。名誉毀損でマジやられるよ。
アマレビュの件もあるのに懲りないオッサンだな。
あらかじめ言っとくけど、佐伯自身が文句言ってるのは改版についてだから
それ以前は了解済みで情報提供してるはず、それに彼がいうのと
第3者しかも別の同テーマ本をずっと後に出してる仮想が言うのと
意味全然違うから。悪い事言わない。手遅れにならんうちに謝っとけ。
>>198 包装紙さんが登場してからの論争は、未遂2件は平沢で、
椎名町実行犯は(平沢ではない)Xか否かという事。
誰も平沢が無実だと言っているのではなく、椎名町の実行犯
は平沢か否かと言う事。
平沢が椎名町実行犯だという証拠は無いのだから、
-したとも考える事は可能でしょう-とか
-とも考えられるでしょう-
という状況がある限り、平沢=椎名町実行犯とはいえないんだよ。
確かな証拠があるのなら、平沢は極刑になってるよ。
マジ馬鹿
>>198
互いに言葉尻捉えてあれこれ言うより、椎名町実行犯は
不思議な歯科医、能口かについて語りたいです。
前スレで、精神病院に半年も強制入院させられた佐伯氏が、
生涯かけて追求した歯科医が椎名町実行犯説は妄想と却下
されていたが、本スレでは包装氏、及び包装氏の面識のある
包装関係者の間では歯科医が椎名町実行犯ではないかと囁かれ、
包装紙も「犯人は歯科医だと思う」と書かれていた。
包装氏は歯科医椎名町実行犯については語らないと言っていたの
で、他の者で語るしかないでしょう。
歯科医椎名町実行犯説の疑問:
1)歯科医の様な知的職業人が、捕まれば死刑確実な大量殺人を素顔晒して犯すか?
包装氏の推理@椎名町実行犯は椎名町支店全員を殺すつもりだったから、素顔を晒した。
反論@必ず椎名町行員全員を殺せるとは限らないし、犯行前後に行員以外に目撃される
可能性もあり、実際に4人が生存し、犯行後に椎名町支店から出る所を目撃されている。
2)捕まれば死刑確実な大量殺人を犯すには、余程強い動機が必要と思われるが、椎名町
実行犯が平沢以外のXとすれば、奪われた金額とほぼ同額を平沢が保持していたと思われるのは
何故か。銀行から盗まれたの金と小切手であり、犯人は金を盗み出すために行員を毒殺したとし考えられない。
包装氏の推理@椎名町から奪われた金額は、平沢にプールされたいた。
反論@平沢は椎名町事件後に身の危険を感じて小樽へ遁走したと思われるが、
歯科医?から預かった金なら、何故、状況証拠となってしまう金を使用したり、
偽名で預金したり、金をもって遁走したのか?
身の危険を感じたのに、状況証拠となる椎名町の被害金額とほぼ同額の金から
一部を使ったり、所有したままなのは一層危険を増すだけではないか。
3)歯科医が椎名町実行犯たる疑いが包装関係者の中で言い伝えられる位なら、
何故、警察は歯科医能口の徹底捜査を行わなかったのか?
歯科医は重要容疑者として、平沢より先に事情聴取されているそうではないか。
にも係らず歯科医が無罪放免となったのは、歯科医のアリバイが明確で無実だっ
たのではないか?
4)村田正子さんは、本当に歯科医の首実検を行い、
「今まで会った中で、一番犯人に似ている」
と言ったのは事実なのか?
小説、或いは佐伯氏の妄想ではないのか?
5)帝銀事件の犯行の異常性は、非常に際立っている。
平沢には精神疾患という、犯行の異常性を納得させる背景がある。
知的職業人の歯科医が、交番の近くで、日中に銀行員全員を毒殺するという
ような異常な犯行を行うだろうか?
参考)
容疑者の背景と犯行が当てはまらない場合、警察は「性格が良くない」
といって、それを否定的材料としてみる事は通常であり、証拠ではない
という理由で、容疑者の背景と犯行の傾向との関係の不一致を退けるも
のではない。
修正:
銀行から盗まれたのは金と小切手であり、犯人は金を盗み出すために行員を毒殺したとしか考えられない。
村田正子さんの夫は平沢冤罪説をとる新聞記者だったから、
村田正子さん本人が、歯科医は今まで会った容疑者の中で一番
犯人に似ていると言えば、新聞記者の夫は食いつきそうな気が
するけど、なんのリアクションも無いですよね。
修正します)
歯科医椎名町実行犯説の疑問:
1)歯科医の様な知的職業人が、捕まれば死刑確実な大量殺人を素顔晒して犯すだろうか?
包装氏の推理@椎名町実行犯は椎名町支店全員を殺すつもりだったから、素顔を晒して
も構わなかった。
反論@必ず椎名町行員全員を殺せるとは限らないし、犯行前後に行員以外に目撃される
可能性もあり、実際に4人が生存し、犯行後に犯人と思われる男が椎名町支店から出る
所を目撃されている。
2)捕まれば死刑確実な大量殺人を犯すには、余程強い動機が必要と思われるが、椎名町
実行犯が平沢以外のXとすれば、奪われた金額とほぼ同額を平沢が保持していたと思われるのは
何故か。銀行から盗まれたのは金と小切手であり、犯人は金目当てに行員を毒殺したとしか考えら
れない。
椎名町の犯行は米軍の人体実験説は荒唐無稽。
包装氏の推理@椎名町から奪われた金額は、平沢にプールされていた。
反論@平沢は椎名町事件後に身の危険を感じて小樽へ遁走したと思われるが、
歯科医?から預かった金なら、何故、状況証拠となってしまう金を使用したり、
偽名で預金したり、金をもって遁走したのか?
身の危険を感じて遁走する位なら、歯科医?から渡された金なら、歯科医?に返して
から逃げるのではないか?
状況証拠となる椎名町の被害金額とほぼ同額の金から一部を使ったり、自分で所有した
ままなのは一層危険を増すだけではないか。
平沢が金を誰にも返さずに所有し続けたのは、返す相手たる共犯者などは最初からおらず、
平沢が自分で椎名町から奪った金だからではないのか?
3)歯科医が椎名町実行犯たる疑いが包装関係者の中で言い伝えられる位なら、
何故、警察は歯科医能口の徹底捜査を行わなかったのか?
歯科医は重要容疑者として、平沢より先に事情聴取されていたそうではないか。
にも係らず歯科医が無罪放免となったのは、歯科医のアリバイが明確で無実だっ
たのではないか?
4)村田正子さんが歯科医の首実検を行い、
「今まで会った中で、一番犯人に似ている」
と言ったのは事実なのか?
小説、或いは佐伯氏の妄想ではないのか?
村田正子さんの夫は平沢冤罪説をとる新聞記者だったから、
村田正子さん本人が、
「歯科医は今まで会った中で一番犯人に似ている」
と 言えば、新聞記者の夫は食いつきそうな気がするが、なんのリアクションも無い
ではないか。
5)帝銀事件の犯行の異常性は、非常に際立っている。
平沢には精神疾患という、犯行の異常性を納得させる背景がある。
知的職業人の歯科医が、交番の近くで、日中に銀行員全員を毒殺しようとする
ような異常な犯行を行うだろうか?
参考)
容疑者の背景と犯行が当てはまらない場合、警察は「性格が良くない」
といって、それを否定的材料としてみる事は通常であり、証拠ではない
という理由で、容疑者の背景と犯行の傾向との関係の不一致を退けるも
のではない。
212>>
5)で、日中にと書いたのは不要でした。
銀行員全員を毒殺しようとするには、営業時間帯前後を含む日中しか有り得ないので。
214 :
>>179:2009/09/05(土) 08:52:40 ID:???
>>180 へタレ。。確かにそうだ。認めます(笑)。恐らく
>>179さんも私と同じ名前を
頭の中に持っているのでしょうが、伏字であっても書くのは止めませんか?
ヘタレといわれようと私はそれが(匿名掲示板とはいえ)最低限のルールだと思います。
本人が亡くなっていても遺族の方が居ます。(子供が居なくても同じ苗字
を持った血縁の方々が居ます)
>>185さんの、>別に問題ないでしょ本人既死亡、
には到底賛成できない。もの言わぬ死者の名誉こそ守られるべきです。
>>185 さんが刑法230条2をご存知でこう仰っているのかどうかは分かりませんが、
私は刑法の中でこの条文は好きではないです。罰せられないから(虚偽
であることを証明しないと)いいのだ、というのは私はとりたくないです。韓国
は死者に対する名誉毀損があります。姦通罪はどうかと思うけれど、こちらは
私は韓国の法律の方が好きですね。(意識的に好き嫌いという蓮っ葉な言葉を使っています。
勿論法律家として条文に従って仕事はしてます)
本名が分かると何か真相が分かるのでしょうか?
この事件を詳しく調べた方は名前を知っています。でもその事自体では、歯科医が犯人である、
とか平沢氏の単独実行ではない(逆も)とかの証明全くなりません。
歯科医の存在そのものが架空であれば話は別ですが、実在はしていました。
これは科学捜査さんも認めておられる。だからこそ名前は伏せるべきだと私は強く思います。
215 :
>>179:2009/09/05(土) 08:56:53 ID:???
>>181 竹崎氏(長官)は元々は裁判員制度(米国の陪審員制度)に反対でした。勿論
>>181さんが全員にバツをつけた事自体に対しては異議を差し挟む積もりは全く
ありません。情報がちゃんと与えられず、X以外は全部信任というやり方に
納得いかないから全員バツというのは分からないでもないです。この方は刑事畑で、
確か地高裁で無罪判決を1度ずつ出してますね。蛇足ですが。
>>184 それはまず有り得ない(タドンそのものが虚構よりも可能性は薄い)と思います。
理由は、事件前に<仕込まないと>(偽証もタドンも)いけないから。
つまり、事を起こす前に、実はお父さんはね(略)と次女に言う、しかも娘婿も事前に
巻き込む、それでいて事件後に同じ次女が金の出所で悩む、有り得ないでしょう。
中井から帝銀までは1週間しかない。相沢宅の情報がGHQに入ったのが木曜日、
すぐ平沢氏達の耳に入ったとしても仕込めるのは金曜日以降。タドンは作るもの
です。そうすると帝銀実行直前の土、日しかない。土、日はY氏は船舶会は休み、
平沢氏が取りに来たら会っている可能性が高い。それをすぐ後の月曜日に
タドンを取りにきてくれと父に頼みましたと捜査当局に話すというのは、
勘違いでは有り得ない。タドン<リレー>なのです。先ず娘婿が頼み、
次女が言う、ストンと事実でない以外はどう考えても辻褄が合わない。
216 :
>>179:2009/09/05(土) 09:02:58 ID:???
>>185 私もそれ(見張り)は考えました。私の当初の推測(捨てましたが)は、
見張り役が入っていって金を取る。その時に誰かに踏み込まれても、すぐ野次馬になり
すませばいい(単なる窃盗犯)というもので、ほぼ同じです。
実行犯とは人相が違うし薬品も持っていない。ただ、タドンの説明がつかないんです。
これは、どこから叩いてみても、揺るがない気がしますので。
あと、実行者が早めに切り上げて列車に乗るとは言っても、さしたる時間の節約にはならない。
むしろ、未遂と帝銀との犯人持ち回りで、人相、アリバイを混乱させる方が思いつきやすく、
効果的だと考えました。(勿論、犯罪者がいつも合理的な動きをするとは限りませんが)
実行者はその晩中井に泊まったような気がします。彼のアリバイは、平沢氏の荏原、中井のそれと同程度でしょう。
裏の絵の売買はここを根城にして、歯科医と2号さんが取り仕切っていた。それ以外は
>>185さんの考えとほぼ同じです。
ただ、>単独犯として官憲に差し出すことに 決めた、ということはないように思います。名刺班の必死の努力で平沢
氏が挙げられた、という普通の結果だと思います。
>>194、
>>197 私からすると歯科医の実在自体が妄想であるという<妄想>の方が不思議です。
@私は平沢氏が椎名町実行犯である可能性は限りなくゼロに近いと思っています。
A平沢氏が荏原、中井の実行犯である可能性は高いと考えます。
B平沢氏が帝銀実行を知らなかった可能性は低いと思います。
それぞれの理由は縷々述べましたので省略します。
上記3つの確信度を不等号の数で表すと大体以下の通りです。
@>A>>>>B
217 :
>>179:2009/09/05(土) 09:07:46 ID:???
@が誤であった場合、Aはほぼ完全に正、Bは設問自体が無意味。これは分かり易い。
逆に@が正であっても、AとBが正であることを保証しません。これが今まで私が言ってきた、
Bに確信はないということです。さて、ここで歯科医が帝銀実行犯であるをCにおいてみます。
@が誤であるとCは当然、誤。これは議論の余地なし。
では@が正であったら。。どう思いますか?
論理的には@が正であってもCが正であることを意味しません。
以前私もそう書きました。単発の事件の場合、単純にそうです。
しかし、帝銀はもう少し複雑です。そこで関係するのは、AとB(特にA)です。
結論を先に言いますと、
@とAが正だったら(私と和多田氏、但し和多田氏はBが誤)、Cも正と考えてほぼ間違いない、
というのが私の考えです。理由は、そうそう平沢氏の周りに犯人適格性
(薬物に関する知識、人相、利害/金の共有など)を持った人がいるとは考えにくいからです。
つまり、平沢氏の椎名町の非実行と未遂2件の実行がセットになると、歯科医の犯人適格性を
補強して歯科医実行説が強固になるということです。但し、当然これは
<大股>の真相論であって、法廷論的には歯科医は逮捕さえされるべきではないです。次に、
@が正であってAが誤である場合(冤罪派の主張=平沢氏は無垢)、
Cが正である可能性はかなり低くなります。つまり、
一連の帝銀事件は平沢氏グループではないということです。
218 :
>>179:2009/09/05(土) 09:14:47 ID:???
かように、この事件はアイロニカルかつパラドキシカルです。
複数犯(金)について話したら死刑(判決)と私は書いてきました。
もう少し突っ込んで書くと、全て話して共同正犯が認められても、られなくても(原判決通り)、
私は、判決が変わらず、しかも再審後死刑が
<執行>されてしまったと思うのです。いやな言い方ですが、心置きなく執行できる。
弁護人にとってこんなジレンマに陥る事件は稀です。
後は
>>209さんへの反論という形で明日にでも補強します。
(
>>32、
>>33、
>>34で書いた積もりですが、誤解があるようなので)
212
>>217 包装氏さん
ご登場、ありがとうございます。
包装紙さんの論拠は
>>209ではなく、
>>212へお願いします。(修正済みなので)
前スレで妄想と葬られた歯科医犯人説が、包装氏さんのおかげで語るに値する
ものとして浮上してきたのは喜ばしい限りです。
>>212の、2)については、平沢は椎名町の実行犯ではないが、帝銀事件全体の主導的
役割を果たしていた可能性、及び歯科医は虎の絵の代金等で平沢にまとまった金を渡す
事になっていた可能性について、包装紙さんは以前書き込みをされていたので、その件
について追記する必要が無いとお考えでしたら、むしろ2)の反論@の方についてを宜
しくお願いします。
私は佐伯氏説を読み、その説得力のある調査に関心と納得をしましたが、佐伯氏が著書の
冒頭で、いきなりなんの論拠もなく歯科医を帝銀事件犯人と断定したり、帝銀事件は米軍
の人体実験という荒唐無稽とも言える展開があるので、著者はどこか正常ではないと思え、
精神病院云々を知り納得がいった次第でした。
包装氏さんが素晴らしい平沢椎名町非実行犯説を展開して下さるので、前にも言い
ましたが真相を追究したいために、逆の考えから書き込みしているおり、歯科医
椎名町実行犯説についても同様のスタンスをとっていますので、宜しくお願いします。
212>>
書き込みしているおり>書き込みしており
でした。急いでて、修正多くて申し訳ありません。
>歯科医の様なインテリが
>歯科医の様な知的職業人が
単なる言い換えでしかないんだよね
212さんは
>>34のレスを読んだのかな
どんな人間であろうとその性格如何によっては異常な犯罪を起こしうる
というのは他ならぬ212さん自身が「精神疾患」という言葉で仰ってますよね
202,203,204
この意見は無視されているようです。
オキシドールの瓶について誰も分からないようです。検察、鑑識、赤松委員等です。
オキシドールの瓶については、平沢しか話していないのです。
そして、長崎神社のゴミ捨て場から見つかったのはオキシドールの瓶です。
誰も、見つかった瓶がオキシドールの瓶と気付いていないのです。
これが、平沢がオキシドールの瓶を捨てたという証拠です。
それと、妄想とは「歯科医が犯人に間違いない」という、けっして換えることの
出来ない考えを妄想と言っているのです。
神社から出てきたのは犯人が捨てたもんじゃないよ
指紋がついてた?そんな近くのしかもゴミ捨て場に捨てる?
物証が欲しかった検察がほっとくわけないし。
検察が示して質問した事に対する答えなんか盾にとっても意味なしでそ。
オキシフルって凄くポピュラーな薬だったよ。俺ですら知ってる。
だれでも知ってる、捨てる。だから却下されてるの。
それよか
>けっして換えることの 出来ない考えを妄想と言っているのです。
この意味フな断定の理由を説明しなきゃダメだよ。
ゴミ捨て場
:神社の「ゴミ捨て場」と言っているが、この場所はけっして生ゴミなどを
捨てるような場所でないと考える。ひな人形、熊手等のお祝い事、祭りごとなどの
品物を捨てる場所である。普通は、瓶などはないところである。
科捜は言いっ放しだから相手にされないんだよ
>>205には答えるべきだぞ。
本書いて宣伝の為に来ていると公言し、メジャー本を盗作呼ばわりはまずい
と指摘されたら、盗作は盗作だと答えるか謝るか、どっちかすべき
ある人の考えとしながら、歯科医の兼についてはすべて佐伯氏の体験談である。
佐伯氏によると、佐伯氏に何の断りもなく出版したとある。佐伯氏は、憤慨している。
また、和多田氏の本では、アセトンシアンヒドリン説を科学的に考察している点も佐伯氏でしか
出来ない内容である。どの本だか明確には出来ないが、佐伯氏より、出版社が
強く抗議を受けている。
アンカーとあるが、佐伯氏の了承を得ず、かってに書いたものである。そのため、
佐伯氏は、新たに「疑惑α」を書き、そのなかで抗議をしている。
ゴミ捨て場から、オキシドールの瓶が見つかった。
これは、誰かが捨てたというのなら、警察は、証拠捏造のため、神社のゴミ捨て場を
掘ったら、たまたまオキシドールの瓶がでてきたと言うことなのか?
そして、その瓶を捨てたと平沢に言わせたのか?
久し振りに出てきたと思ったら相変らずデタラメ言ってるな
本に書く事を前提に著者に話したら、それは著作者に帰属するだろJK
佐伯が文句を言ったのは出版社替えについてだよ。
そんなことも調べずに盗作呼ばわりすな。
ここでは佐伯の味方につけて和多田を悪者にしてるが
もう一方じゃ佐伯は精神病でその説も妄想とこきおろしてる。
大御所の清張本もダメとレビュに書き込む。いい加減にした方がいいぞマジで。
オキ瓶が平沢の自供に基づいて出てきたものでない限り全く意味ないだろ。
少しは考えてから物言え。
証拠捏造のため、掘ったらオキシドールの瓶がでてきたと言うことか?
>>231 掘ったらでてきたんじゃなくて、
>同境内埋め立てたるゴミ捨て場
>より発掘せしめたる褐色の約100cc入り中口瓶を示したるに
だよ。日本語読めないのか?
同境内埋め立てたるゴミ捨て場より発掘せしめたる
:つまり、ゴミ捨て場より掘って出てきたものである。
この瓶が、オキシドールの瓶なのだ。
検察も、鑑識も、赤松委員もこの瓶をオキシドールの瓶とは言っていない。
記録として言ったということが残っていないだけだよ。
誘導で書かれた調書に基づいて何言っても無駄と何度いったら。
赤松委員なんて関係ないだろ。ずっと後の国会議員だよ。
青酸反応が出た?指紋がでた?マジで自分が狂ってるんじゃないか?
他人(著者)を妄想とかパクったという以前に。
この瓶にはラベルが貼られていなかったため、誰もオキシドールの瓶とは
気づかなかったのです。
鑑識は、普通の瓶と言っているのです。また、鑑識も普通の瓶と言っている
くらいだから検事も気付かなかったのです。
赤松議員は、特殊な瓶だと言っているのです。
また、新聞でも単に毒瓶としか言っていないのです。
オキシドールの瓶だと言っているのは平沢だけです。そして、
それがオキシドール100mLの瓶と同じ形状です。
瓶はものすごく古いもので、到底帝銀で使われたものではない、
というのが定説。
知らないのかな?この事実。
知らないんだろうね。
板橋小切手の筆跡とか、この人はこの事件について驚く程知らない。
こんなんで本を一冊書いたってのに驚くよ。
それは本人の自由だけど、自分の結論に都合のよいとこだけ
つまみ食い曲解して、他の人のは妄想だと言うのに腹が立つ。
こいつが空気読めないオヤジとして、会社でウザがられている様が想像つくなあ
こんな上司にはなんないようにしようぜ
239 :
科学捜査:2009/09/08(火) 09:50:47 ID:TTo7IhKp
私の科学捜査論文「帝銀事件」を読まれて、私のことを右翼の回し者
と言っている方(帝銀事件を取り扱った本を書かれた方)がいる。
また、この考えに同調される方もいる。
これについては、反論する材料はなにもない。
とにかく、みんなで検討しましょう。
239
私ではありません。
反論できなくなると、個人攻撃が始まるようです。
トリ付けてるんだから偽者の心配する必要ないよ。
それより
>>236とか他の奴もちゃんと反論してるでしょ。
それにちゃんと反論できてないのは自分自身なのに
デマゴギーが酷すぎるよ、とにかく。
他人の本を盗作呼ばわりはおかしい。
瓶はものすごく古いもので、到底帝銀で使われたものではない。
次のことが考えられる。
:すべての神社がどうだか分からないが、神社のゴミ置き場は
1年ごとに燃やされ埋め立てられる。その影響か?
あるいは、地中に埋められたため古くなった様に見えるのか?
古美術の偽造では、地中に埋めて古さを出す。
神社の「ゴミ捨て場」は、ひな人形、熊手等のお祝い事、祭りごとなどの
品物を捨てる場所である。普通は、瓶などはないところである。
しかし、よりによってオキシドールの瓶と同じ形状のものが……。
こんなことってあるのか?
板橋小切手の筆跡とか、この人はこの事件について驚く程知らない。
:問題とされていた検視には、まったく問題がかったため、外部機関で行われた
筆跡鑑定にも問題がないと考えたわけである。
ただし、ここではその考えが通用しないことが分かった。
以下のように改める。
平沢犯人説の人たちが出した筆跡鑑定結果が平沢の筆跡と同一。
平沢冤罪説の人たちが出した筆跡鑑定結果(立教大学宇野義方名誉教授のもの)が平沢の筆跡と異なる。
ただし、この結果は、判定した方達の人数を考慮していない。
つまり、筆跡からではどちらとも言えない。
ただし、鑑定した人すべて(宇野義方名誉教授を含む6名)をあげると
・両者同一
・両者同一
・幾多の類似点があるが同一とは断定しがたい
・頗る類似していて、確実に同一とは断定できないが、7分は同一である
・両者同一
・異なる(宇野義方名誉教授)
鑑定した人すべてから考えると筆跡は非常に類似したものとなる。
また、換金した人の人相(平沢によく似ている)も考え合わせると、容疑は濃厚
すぎる。
全くの赤の他人が換金に行ったら、両方とも似ると言うことはほとんどない。
他人の本を盗作呼ばわりはおかしい
:
佐伯氏の話を以下にあげる。
・私は、帝銀事件については、最初から、ほかの方々とは違う
見方をしていまして、一連の未遂事件は平沢がやったが、
本番は別の人間がやったと考えております。この事件は、進駐軍がからんだ
謀略事件で、平沢の周辺には、彼に麻酔剤を使った未遂事件をやらせ、
犯人に仕立て上げようとした謀略部隊が存在したと考えています。
真犯人は、帝銀では全員を毒殺するつもりでしたが、生き残りが出てしまいました。
もし生き残りがいなかったとすると、平沢が実行犯とされ、それに疑いを
抱く人はいなかったでしょう。
和多田さんが「ドキュメント帝銀事件」を実名で出すとなると、こうした私の
説が、和多田さんの説だと言うことになってしまいます。
これは、困るんですね。そう思って私は、本を書き始めたのです。……
(佐伯氏の話 「帝銀事件はこうして終わった」佐伯省著)
・「ドキュメント帝銀事件」の第2部「毒の告発」は佐伯氏と和多田氏の
共著である。そして、佐伯氏によると「和多田さんは帝銀事件のことや
毒物のことは知りませんから,私がこれまで書いてきたものをもとに
教えてあげたのです」とある。つまり、第2部「毒の告発」は共著であるが、佐伯氏の調査研究
資料でもある。
・歯科医関連の調査も佐伯氏が行ったものである。
この2点が「ドキュメント帝銀事件」の主な内容である。
「ドキュメント帝銀事件」は少なくとも共著にするか、佐伯氏にことわりを入れるか
しない限りは、非常に問題があるものである。
佐伯氏の考えをほとんど盛り込んだものを和多田氏個人名義で出すとなると、
盗作と呼ばれても仕方がないのではないのか。
>>242、
>>243 反論しないとあ〜だこ〜だ言うから書いとく
神社のゴミ捨て場の解釈は苦しすぎる。話にならない。
検察ですら相手にしなかったものを持ち出してどうすんの。
あんたの言い方はいつも同じ、自説以外には極端な言い方
(妄想、そっくりさん、精神異常などなど)で形容しといて
こんな事ってあるのかとくるw。
板橋は一番人相風貌が平沢に似てない。筆跡は冤罪派が盾に取ってるほど。
検事ですらこれを別人が換金したものとしようとしたくらいなんだよ。
共著にするかどうかの相談は和多田、佐伯氏の間の事であって
アンタが口を出す問題ではない。少なくとも別の本を出しているアンタが
割って入って盗作呼ばわりはよくない、絶対に。自分の本が売れるように
清張本を誹謗した事を認めたよね。それより卑劣だぞ。
筆跡は冤罪派が盾に取ってるほど
:私はここで検事の意見を述べているわけでもなければ弁護側の意見を述べているわけでない。
私自身の考えを述べているのである。であるから、「検事ですらこれを別人が換金したものと
しようとしたくらい」という意見があるかも知れないが、私自身は、平沢が換金したと
考えている。大量殺人事件現場で、小切手を盗んで、翌日換金するという行動自体、まともな
人には出来ないはずである。
平沢は次のようなことを行っている。
・春画を制作して稼いでいた。
・浮気をして、妻子と別居した。浮気相手は妻マサが知っているだけで5人はいた。
・町会長の偽印を作り、封鎖預金をおろした。
・テンペラ画会会費60,000〜70,000円を使い込んだ。
・三越で茶碗を万引きした。
・三菱銀行丸の内支店で、落ちていた番号札を用いて預金通帳と現金10,000円を詐取した。
・詐取した預金通帳を利用して、金融業者より100,000円を詐取しようとして失敗した。
・詐取した預金通帳の金額を変造し、これを担保に金融業者より200,000円の小切手を詐取した。
・詐取した200,000円の小切手を利用して日本堂で宝石、時計等の詐取しようとして失敗した。
・林輝一の偽名を使って、80,000円を預金した。(偽名を使ったということ)
そして、さらにここで認められていると思うが
・青酸カリを用いて荏原銀行事件を起こした。(未遂)
・青酸カリを用いて中井銀行事件を起こした。(未遂)
こんなことを行っている人である。
これは、抑制がないため起きたと考える。
このような人が、事件の翌日、素顔で換金しに行くことが出来るのである。
これが、私の意見である。
犯罪者は皆抑制がきかない。そして犯罪者はたくさんいる。
帝銀は別の犯罪者がやったのではないかという話をしてる。
平沢が犯罪者だってことは皆認めた上で話してるわけ。
どうしようもないくらいヒドイね、この人。スルーでよろ。
筆跡は冤罪派が盾に取ってるほど
:私はここで検事の意見を述べているわけでもなければ弁護側の意見を述べているわけでない。
私自身の考えを述べているのである。であるから、「検事ですらこれを別人が換金したものと
しようとしたくらい」という意見があるかも知れないが、私自身は、平沢が換金したと
考えている。大量殺人事件現場で、小切手を盗んで、翌日換金するという行動自体、まともな
人には出来ないはずである。
平沢は次のようなことを行っている。
・春画を制作して稼いでいた。
・浮気をして、妻子と別居した。浮気相手は妻マサが知っているだけで5人はいた。
・町会長の偽印を作り、封鎖預金をおろした。
・テンペラ画会会費60,000〜70,000円を使い込んだ。
・三越で茶碗を万引きした。
・三菱銀行丸の内支店で、落ちていた番号札を用いて預金通帳と現金10,000円を詐取した。
・詐取した預金通帳を利用して、金融業者より100,000円を詐取しようとして失敗した。
・詐取した預金通帳の金額を変造し、これを担保に金融業者より200,000円の小切手を詐取した。
・詐取した200,000円の小切手を利用して日本堂で宝石、時計等の詐取しようとして失敗した。
・林輝一の偽名を使って、80,000円を預金した。(偽名を使ったということ)
そして、さらにここで認められていると思うが
・青酸カリを用いて荏原銀行事件を起こした。(未遂)
・青酸カリを用いて中井銀行事件を起こした。(未遂)
こんなことを行っている人である。
これは、抑制がないため起きたと考える。
このような人が、事件の翌日、素顔で換金しに行くことが出来るのである。
これが、私の意見である。
この事件の特徴は、非常に大胆であると言うこともひとつである。
帝銀及び小切手交換も非常に大胆すぎる。
なるほど。
抑制がきかない性格だと、
こういうひどい書込みになるわけか。
皮肉ではなく、これは勉強になった。
申し訳ない。
最後の2行だけを書いたつもりであったが、その前の文をまた書き込んでしまった。
たしかに詭弁術の手本にしたくなるような駄文だねぇ。
書いている本人が自己陶酔してるらしいのが微笑ましいが。
209 4)村田正子さんは、本当に歯科医の首実検を行い、
「今まで会った中で、一番犯人に似ている」
と言ったのは事実なのか?
小説、或いは佐伯氏の妄想ではないのか?
:佐伯氏の著書は調査研究書です。
以下に「疑惑α」から抜き書きしました。以前にも記載しましたが、I.E.を
使っているため読み込みが出来ないため再度書きました。
:事実です。しかし、実際に会ったのは佐伯氏が依頼した芹沢女子と一緒に
患者を装っての面通しがはじめてだと思います。
・初め、Nがマスクを着けて現れたときは、帝銀犯人で本当に驚いた。
・マスクをとったとき、唇の印象が自分の印象と違うように思った。
・しかしながら、今まで見た人物や写真の中で、Nが最も犯人に似ている。
・平沢にもよく似ている。
・平沢自身「歯科医Nとよく似ていて、展覧会の看守などに間違えられた」と
書簡に書いている。平沢も歯科医Nも、目鼻立ちの整った好男子で、二人は
顔が似ている。
なお、妄想は「歯科医Nが犯人だ」と言うことだけです。虎の金屏風を追い求める
ところもそうかも知れませんが。
佐伯氏の考えは、「この事件がわかりにくいのは、謀略が使われているからです。
米軍は、新しく手に入れた毒薬を使ってみたかったでしょう。そのために、
この毒薬の扱いに習熟した中野学校出身の特務機関員が必要だったわけです」
(疑惑α)、及び「歯科医Nは特務機関出身だったのではないか」というものです。
この考えに和多田氏は同調しています。
駄文のため、分かりづらいので補足します。
:事実です。→ : をとって下さい。
・平沢にもよく似ている。← ここまでが、村田正子さんの意見です。
>科学捜査さん
レス、ありがとうございます。
言葉尻だけ捉えて批判、中傷を繰り返す輩は気にせずに、
これからも科学的検証に基づいたUPを宜しくお願いします。
>村田正子さんの夫は平沢冤罪説をとる新聞記者だったから、
>村田正子さん本人が、
>「歯科医は今まで会った中で一番犯人に似ている」
>と 言えば、新聞記者の夫は食いつきそうな気がするが、なんのリアクションも無い
>ではないか。
上記の件は、どう思われますでしょうか。
>科学捜査さん
歯科医Nは、本当に中野学校出身だと思いますか?
言うまでも無く佐伯氏の説は、米軍及び中野学校と
いう、軍関与に傾倒しすぎている事が難点なのですが。
ここまであからさまな自演は久しぶりにみたwww
253
:分かりません。
254
:「犯人は旧軍の特務機関員、毒物はアセトンシアンヒドリン、と言われた
山田の言葉は、私の心に深く残った。私は前にもXX(歯科医N)が学校の
卒業者名簿から抹殺されていることを知ったときに、特務機関員では、とふと
思ったことがあるからである」(佐伯氏の話 「疑惑α」)
このくらいの情報しかありません。これから判断は難しいと思います。
佐伯氏の考えの根本は、
・帝銀事件の犯人は歯科医Nである。
・毒物はアセトンシアンヒドリンである。
・米軍が関わっている。
というものです。
毒物が青酸カリだと、米軍は関わっていないと思います。
また、事件当時、歯科医Nは新潟にいたため、米軍が関与しなければ
事件現場には来られないと佐伯氏は言っています。
つまり、毒物が青酸カリなら、歯科医Nは事件に関係ないと考えます。
ところでこのスレには例の検事聴取書を
アタマから目を通した人は何人くらいいるの?
問わず語らず語るに落ちる。
>>256には佐伯説をどうしても否定・排除したい心情が
ものの見事に吐露されている。
つまり、自分が「大発見」した青酸カリ=平沢単独犯説の
本を売りたいがためとオノレの名誉欲(?)のために、
自説に対し目障りな本をトンデモ本に貶めたいわけだ。
このような性格がねじ曲がった行為が、全くの逆効果だ
ということが、なぜ判らないのだろうか?
書けば書くほど泥沼にはまって行っているような気がするが。
長崎神社のゴミ捨て場に捨てられていたオキシフルの瓶の件ですが、追加記載します。
検事は第57回聴取書(昭和23年10月5日)で次のように言っています。
問 荏原の銀行へ青酸カリを入れて行ったのはオキシフルの空瓶に違いないか
答 オキシフル、オキシドールの小瓶の空瓶に間違いありませぬ
中略
問 その中井で青酸カリを入れていった瓶はこれと違うか
この時検事は長崎神社境内ゴミ捨て場より発掘したる褐色中口100cc入り
瓶を示したるに
答 ええこれです。これに間違いありませぬ。そういう風に口が短くて
少し広い色の着いたやつでした
この長崎神社境内で発掘された瓶がオキシドールの瓶です。
ここでは、検事、平沢ともにオキシドールの瓶と言っていません。
第37回聴取書(昭和23年9月24日)
問 帝銀では青酸カリはどういう風にして使ったか
答 梅干し2つ分ぐらいを全部オキシフルの瓶1杯の水に溶かして持って
行きました
疑惑の歯科医の名前は、なんと言うのでしょう。
知っている人は教えて下さるようお願いします。
>>262 とりあえずこのスレに書き込んでる人は誰も知らないですよ。
知ってるフリしてる人は数名いますがwww
疑惑の歯科医の名前は、なんと言うのでしょう。
知っている人は教えて下さるようお願いします。
前に野口博史と書かれたことがあったけど、それだと
佐伯本の能口博史のまんまです。
>>257 ほとんど読んでるヤツはいないと思われ。
>毒物が青酸カリだと、米軍は関わっていないと思います。
アセトンシアンヒドリンではなく、ありふれた青酸カリなら、
米軍が人体実験をする必要がないので、確かに米軍関与は無い
でしょう。
ただ、米軍から何かしらの情報を得ていた可能性は残るでしょう。
米兵や米軍基地勤務者と犯人は面識があったのかもしれません。
歯科医Nのアリバイ確認は、いい加減だったと佐伯本に書いて
ありましたが、どうなんでしょう?
ただ、米軍から何かしらの情報を得ていた可能性は残るでしょう。
米兵や米軍基地勤務者と犯人は面識があったのかもしれません。
:可能性否定することはは出来ませんが、直接の証拠は何一つありません。
歯科医Nのアリバイ確認は、いい加減だったと佐伯本に書いて
ありましたが、どうなんでしょう?
:たぶん、警察の取り調べのことを言われていると思いますが、
事件当時、新潟に住んでいたとなると、アリバイ確認などを
いちいち出来ないと思います。
佐伯氏の著書では、推測が多すぎます。
こんなことからも、佐伯氏の著書内容に問題を感じます。
(これについては、またおしかりをいただくと思いますが……)
佐伯氏及び和多田氏は、毒物はアセトンシアンヒドリンであり、帝銀事件の主犯は歯科医Nといっている。
また、二人とも著書で歯科医Nと「虎の絵の金屏風」について述べている。
平沢の言う金屏風について
佐伯氏は、帝銀事件から11年後自身の歯の治療で訪れ会った歯科医Nを帝銀事件の
犯人と直感で断定した。
そして、歯科医Nのことと、また関連した「虎の絵の金屏風」について調査した。
ただし、事件当時、歯科医Nは新潟に住んでいて、列車の関係で米軍の協力なし
では犯行は出来ないというものである。
この「虎の絵の金屏風」とは、佐伯氏が考えたものである。根底には、平沢氏を救う会の方々が言われる春画では大金を入手することが出来ないからである。
1.絵は歯科医Nに売ったと考えた。
・金の入手先は平沢が言うパトロン清水というのがいる。これは歯科医Nのことではないかと考えた。
「平沢さんは歯科医Nに絵を渡して売ってもらっていたのではないかと思う」(佐伯氏)
:これは根拠のないものであり、直感である。
2.平沢が以前、金粉の話をしたので金屏風と考えた。
・事件前年12月の日本堂における金側時計などの詐取未遂事件の理由を聞かれた
平沢は「かつて絵の具屋で二朱金と金粉を交換してもらったことがあるので、金側時計を潰しにして絵の具屋で金粉と交換してもらおうと考えた次第です」
3.それは虎の絵と考えた。
それは、佐伯氏が金屏風を探し求め新潟に行ったときのことである。
そこで、米軍が使用していたロッジに2種類の屏風があったことを突きとめた。
その2種類の屏風のひとつはアヤメであり、もうひとつは虎の絵である。
この虎の絵の屏風を平沢が描いた金屏風と直感したのである。
・平沢はパトロンと称していた清水の名前を奥さんのマキには言っていなかった。
しかし、警視庁や検事の調べには、虎之助とか虎二とか言っていた。
平沢が描いた絵は、虎の絵ではないだろうか。(佐伯氏)
:これは根拠のないものであり、直感である。
また、佐伯氏が、歯科医Nを犯人と考えた一番初めは、帝銀事件から11年後
に歯の治療に訪れたとき、直感で決めたからでもある。
もちろん、歯科医Nが事件に関係なくとも、平沢に共犯がいなかったという
証明にはならないが、私は、少なくとも佐伯氏及び和多田氏が言われる
歯科医Nが共犯とは思わない。
修正
平沢の言う金屏風について
→佐伯氏の言う金屏風について
267>>科学捜査さん
いつも合理的説明を、どうもありがとうございます。
>また、佐伯氏が、歯科医Nを犯人と考えた一番初めは、帝銀事件から11年後
>に歯の治療に訪れたとき、直感で決めたからでもある。
詳細に記述された佐伯本の中でも、際立って論拠不明な記載で、読む者が
著者の心身の状態をいぶかってしまう箇所と思えます。
この箇所と米軍人体実験の箇所以外は非常に詳細に述べられており、著者
の執念と調査に敬意を表したのですが。
271 :
鹿石:2009/09/12(土) 21:11:50 ID:???
その歯科医って東京歯科医専(現東京歯科大学)卒なのー?
手元に同窓会名簿があるんですけど。
続き
ここからが、面白いのです。
そして、虎の絵の金屏風のことをマキさんを通して、平沢に聞くのです。
初めは、歯科医Nとは付き合っていなかったといっていた平沢が、
「虎の絵2枚を描いた」、「能口がいくらでも金粉をくれた」というのです。
(補足:歯科医Nは平沢と同じ日本会会員)
これは、まるっきり誘導尋問です。ただし、検事による誘導尋問ではなく、
佐伯氏による誘導尋問です。
ここで、推測が確認に変わるのです。
そして、その考えを、和多田氏も同意していくのです。
そして、さらに成智、芹沢が、平沢と手紙のやりとりをして、
「虎の絵の金屏風」の詳細を聞き出すのです。
これも、誘導尋問と同じです。「夢は無限に広がる」というものです。
佐伯氏の著書は、根本に間違いがあるが、まじめに書かれた調査研究書です。
それも、執念を持ち、生涯かけて行ったものです。
しかし、少しずつ、ねじれていくことが特徴です。
これは、彼のアセトンシアンヒドリンの研究からも感じたものです。
同窓会名簿の件
先に、この2ちゃんねる「帝銀事件」で、同窓会名簿には載っていないとありました。
また、佐伯氏も確認し、同窓会名簿に載っていないのは、歯科医Nが特務機関員だと
考えたのです。
同窓会名簿の件
「帝銀事件はこうして終わった」(佐伯著)には、日本高等歯科専門学校
(現日本歯科大学)とあります。
同窓会名簿の件
一部訂正
同窓会名簿に載っていない→新しい名簿(とは言っても現在では古いのだが)には
載っているが、古い名簿では行方不明者になっている。
また、東京高等歯科医科専門学校(現東京医科歯科大学)に勤務したことが
あるとのことです。
275 :
>>218:2009/09/13(日) 07:35:10 ID:???
ご無沙汰してます。暫く覗かなかった間に色々な話がでているのですね。
取敢えず新しいものから。
>>272 >これは、まるっきり誘導尋問です。
いや、これは全く誘導尋問ではないです。誘導尋問というのは、例えば、
あの若者の年齢はいくつ位だったと思いますか?(年を若く言わせたい場合)と訊く。
こういうもので、金屏風について聞くのは単なる質問です。ましてや家族ですから。
むしろ平沢氏が最初知らないと言った事の方が気になります。金屏風の事まで知って
いるのだったらしょうがないかという感じですね。言いたくなかったということでしょう。
死刑囚の刑の執行は絞首刑の一点で、懲役受刑者と違い、拘置所員との接触以外、
他人と触れ合う機会も殆どない。平沢氏のように再審を支援者とともに絶え間なく
請求している死刑囚は既決であって未決であるような感覚もあるでしょう。
そこで無実だと思って支援してくれる人を裏切りたくないという心理が働く。
つまり、歯科医は平沢氏にとって無実を覆す存在(判決が有罪でも、支援者達は無実と
信じていてくれている事を想起してください、そしてほぼそれだけが平沢氏の他者との接触でした)
だったのでしょう。
科学捜査さんと佐伯さんの話(論の立て方)には共通点があります。先ずどうしても
動かしたくない結論(佐伯氏:歯科医実行、米軍関与、科学捜査さん:歯科医無関係)があって、
そちらに持っていく為に無理のある推論をする。米軍の力なしでは歯科医が東京に
これない(佐伯氏)科学捜査さんは、佐伯氏の本は妄想だといいつつ、
この部分だけは何故か採用し、青酸カリなら米軍は関係ないから、
歯科医は東京に来れなかったとなる。東京には来れますよ、電車が走ってますから。
平沢氏は小樽まで米軍と行きましたか?
米軍は事件の実行そのものには関与していないと私は思っているので
(捜査、公判に干渉はした、少なくとも無言の圧力はほぼ確実にあった=検察が始めから平沢氏を取り調べた)
佐伯氏のこの部分は取りません。それから、神社のオキシフルの瓶。あれは全く無関係でしょう。
私は調書のこの部分を読んだ時、もう何でもありだな、と苦笑した程です。
検察は初動で乗り出して大失策(小切手)をしている。逮捕後は可愛そうな程必死でした。
持って行きたい結論を決めてしまうのではなくて、事実に寄り添う形で考えないと、
どうしても無理がでてきて、真相から離れていってしまうと思います。
276 :
>>218:2009/09/13(日) 09:53:19 ID:???
>>212 平沢氏に手錠をかけたH刑事の本から引用します。
「平沢シロの根拠ってのは(略)テンペラ画の大家で(略)人格者が大量毒殺を
するはずがねえってんだ。(略)そんなことで簡単に決めつけられちゃ、話にもならねえ」
テンペラ画の大家で、を、知的職業人の歯科医に、置き換えただけではないか、
という反論を1)、5)及びその参考(1と5の違いが私には分かりませんが)に対して提示しておきます。
>包装氏の推理@椎名町実行犯は椎名町支店全員を殺すつもりだったから、素顔を晒した。
この要約は正確ではありません。
私は、ドジを踏んで沢山の人に素顔を未遂で晒してしまっている平沢氏との
比較において言っただけであって、全員絶対に殺せるから素顔を晒したという事ではないです。
実際生存者が居た事を私は知っているのですから、それで論を立てるのは弁護人として、さあ、
私のスカスカ話の矛盾点をついてくださいと言っているようなものです。
私はそこまで間抜けではない、と少なくとも思いたいです(笑)。
277 :
>>218:2009/09/13(日) 09:55:37 ID:???
>身の危険を感じたのに、状況証拠となる椎名町の被害金額とほぼ同額の金から
一部を使ったり、所有したままなのは一層危険を増すだけではないか。
これが歯科医が実行者でないこととどう関係するのか分かりかねます。
むしろ、自分(平沢氏)が実行者でないことの気安さからそうしたと
説明する方が合理的でしょう。そして一方、実行者のせめてもの気休めは
金を平沢氏にやったことと考えるのが合理的です。考えてみてください、
平沢氏の最大の問題(無実を信じてもらえなかった)は事件後金を持っていたことなんです。
金を使わずに(預金もせずに)持っていればよかった?この疑問には簡単に答えられます。
金が必要だったのでしょう。平沢氏は小樽に行く前に伊豆に行き、ラジオばかり聞いていたという話しもあります。
小樽や伊豆に逃げていった事が、平沢氏が帝銀実行者であった事を意味しないと考えます。
未遂2件は平沢氏だった。だから東京を離れて逃げた。そして、もとより歯科医は東京にはいない。。
278 :
>>218:2009/09/13(日) 09:59:30 ID:???
3)歯科医が椎名町実行犯たる疑いが包装関係者の中で言い伝えられる位なら、
何故、警察は歯科医能口の徹底捜査を行わなかったのか?
歯科医は重要容疑者として、平沢より先に事情聴取されているそうではないか。
にも係らず歯科医が無罪放免となったのは、歯科医のアリバイが明確で無実だっ
たのではないか?
そういう話が伝わったのはずっと後のことです。警察は起訴された事件の捜査は
しません。警察が捕まえなかったから犯人ではない、裁判で有罪判決が出たから
犯人である、というのは思考停止です。膨大な数の不明死体、迷宮入り事件、
冤罪事件の殆どが真犯人を放免しているのです。
私は帝銀は単純な冤罪ではないと思ってはいますが、ここでは冤罪事件として
広く、長く知られている事件について語りあっています。それなのに、警察が
手放したから、とか確定判決が出ているから、というのは議論の道筋として
おかしい。真相論を語るなら、この事件は冤罪が強く疑われている、
しかし、それは違う、何故なら、コレコレという起訴状、原判決では言われて
いなかったこういう事実があるから、あるいは、調書、判決をこう解釈すれば
冤罪といわれているxxが<実は、やはり>真犯人だという論を立ててください、
私はそれが聞きたいのです。平沢氏は頭がおかしかったからというのは、あん
まりです(笑)。H刑事が扇子の件を突き止めなかったら、平沢氏
も放免されていた可能性は高い。同刑事がヨシノブちゃん事件の犯人が日暮里
大火について口を滑らすのを聞きとがめなければ、あの事件も時間切れで
迷宮入りだった。しかし、犯人=実行者はO元死刑囚でした。上記の話しは、
Oは警察が手放したのだから(寸前でした)、無実と言っているのと同じです。
279 :
>>218:2009/09/13(日) 10:07:01 ID:???
4)村田正子さんは、本当に歯科医の首実検を行い、
「今まで会った中で、一番犯人に似ている」
と言ったのは事実なのか?
小説、或いは佐伯氏の妄想ではないのか?
事実と思います。私が同女史から直接聞いていないから、それは信用できない、
というなら反論のしようもありませんが、普通に考えて、私が伝聞
した状況を考えると、事実と言って差し支えないと思います。但し、
佐伯氏が歯科医の治療室で感じたある種の違和感や、面通しの際に同女史が
戦慄したようだったというような主観的な表現に誇張があるのではないか?
と訊かれれば、分からないと答えるしかありません。
それからY女史のご主人T氏はその頃既に定年退職されていたはずです。吉永さんの
著書に少しだけ登場している頃の話です。自分は731部隊を追求したいと話されています。
事件発生当時は731か医者かという説が主で(主任弁護士は医師説)、T氏は前者でした。
その後、731部隊関連でT氏が著書を出されたとは聞きません。退職した記者が書かないから
歯科医は関係ないというのには首を傾げざるを得ません。
280 :
>>218:2009/09/13(日) 10:22:23 ID:???
5)帝銀事件の犯行の異常性は、非常に際立っている。
平沢には精神疾患という、犯行の異常性を納得させる背景がある。
これはむしろ私がお聞きしたい。どういう背景でしょうか?
1行目に関しては、坂口安吾の文章を引き説明した通りです。
帝銀に関しては、裁判所、救う会 双方から精神医学の権威が鑑定書
を出しています。ただ、いずれも自白の信憑性に関してです。
精神鑑定の経験が全くない科学捜査さんが展開した、平沢氏の精神疾患
がなければこの犯罪は成立しなかったというのが論拠だとしたら、失礼ながら
論外です。
判決で採用された内村祐之東大教授の鑑定主文。「異常性格が誇張されていたものの、
平素の状態と大差ない精神状態だった」だから自白には信憑性が
ある、だから自白を補強するような物的証拠なしでも旧刑事訴訟法下では死刑が妥当。
こうした死刑判決が出ている事自体を論拠に、歯科医は無関係、平沢氏が実行犯という人が、
真相を考えるにあたって、今度は精神疾患を論拠にするのはおかしい、というかずるい(笑)。
異常性格は残酷な犯行は生み出すが、自供の信憑性は脅かさないのだという論法は通用しません。
>>32(私の書き込みです)
平沢氏が<その手>の精神異常者であったかどうかは一先ずおきます。しかし、
こういう演繹の仕方は、当初あんな美しい絵を書く平沢氏がこんなひどい
事をするはずがないと思って放してしまった小樽署の刑事及び安易に平沢氏
は無罪、というより無垢である、という考えの裏返しでしかないと思います。
どちらも犯罪事実の究明に決定的な役割を果たさないというべきでしょう。
275
私は何度も言っているように、佐伯氏の妄想は、「歯科医が犯人だ」という
1点である。あえて言うなら、「虎の絵の屏風」を追い求め続けたところもで
ある。
「歯科医は東京に来れなかったとなる。東京には来れますよ、電車が走ってますから。」
というのは、確かだと思うが、佐伯氏の考えである「米軍の関与がなければ東京に来られない」
を引用したのである。「歯科医、特務機関員、米軍の関与」が一連の流れである。
「歯科医が変装してきた」というものである。
つまり、電車で来られるなら、特務機関員説の根拠の半分から1/3は減るのである。
また、「米軍関与」という説は大幅になくなるのである。
「米軍閑与」はないという点で、全員一致するとこんなことは、こんなことは私は言わない。
つまり、佐伯氏の「米軍閑与」及び「アセトンシアンヒドリン説」は、全員が、完全に
否定したとしてよいのですか。
あと、「歯科医Nは特務機関員説」は、どうなんでしょうか?毒物は、アセトンシアンヒドリンでは
ないはずですが。
佐伯氏の「日帰りで東京に来た」、「米軍が関与していた」、「変装が出来る」
などは、発想の飛躍がありすぎます。
誘導尋問とは、「尋問者が自分の欲する供述を暗示して、それに誘導するような尋問」
とあるので、言い方に間違いがあるようです。
しかし、「尋問ではなく質問、及び手紙のやりとり」の後ですので
私は、その「質問、及び手紙のやりとり」で思いついたように考えるのです。
これは、ちょうど、冤罪説の方が言う「言いたくなかった」と同じ程度の
推測です。
また、「平沢が、警視庁や検事の調べには、虎之助とか虎二とか言っていた。
平沢が描いた絵は、虎の絵のではないだろうか」(佐伯氏)というのは
発想の飛躍がありすぎると考える。
この考えの後に、平沢との接触で、「虎の絵の屏風」が言われはじめたのである。
つまり、この「虎の絵の屏風」を次のうちのどちらかと考えるかである。
・言いたくなかった。(冤罪説の方の意見)
・「質問、及び手紙のやりとり」のあとで、思いついた。(私の意見)
「平沢が、警視庁や検事の調べには、虎之助とか虎二とか言っていた。
平沢が描いた絵は、虎の絵のではないだろうか」は、発想の飛躍がありすぎる。
212
>>218 明晰な回答、どうもありがとうございます。
>平沢が金を誰にも返さずに所有し続けたのは、返す相手たる共犯者などは最初からおらず、
>平沢が自分で椎名町から奪った金だからではないのか?
私は事件後の平沢の所持金については上記とも思っていたのですが、自分が椎名町実行犯
ではないので、その気安さから一部使ったり、残額を所有し続けたのではないかという事
ですね。
>退職した記者が書かないから 歯科医は関係ないというのには首を傾げざるを得ません。
その件は歯科医が関係ないというのではなく、平沢冤罪説をとり、村田さんの夫でもある
記者が、他ならぬ村田さんの歯科医の面通しの証言に、なんのリアクションもとらないのが
疑問だったので書いた次第です。
>警察は起訴された事件の捜査はしません。
歯科医が包装関係者達の間で連綿と語られるようになったのは、ずっと後の事
というのは理解しましたが、警察が平沢逮捕に至る前段階で歯科医を平沢より
先に事情聴取して、無罪放免したのは、歯科医に明確なアリバイがあり、
事件とは無関係だったからではないでしょうかという疑問です。
歯科医のアリバイについては、もはや検証できないというのは伺いましたが、
平沢が起訴される前に、歯科医を事情聴取した警察が歯科医を無罪放免した
のだから、やはり歯科医は事件とは無関係だった事実があったのではないか
という疑問が拭えなかったので。
>5)帝銀事件の犯行の異常性は、非常に際立っている。
>平沢には精神疾患という、犯行の異常性を納得させる背景がある。
私の疑問は、帝銀椎名町事件の犯人の動機です。
平沢には金に困っていたという動機と、平沢の精神疾患という背景があると
思っていたのですが、仮に歯科医が犯人だとするとその動機についてはどうお
考えでしょうか。
前にも書きましたが、捕まれば死刑確実であろう大量殺人を犯すには、よほど
強い動機が必要だと思われるのですが。
自分のレスからの引用と、他からがごちゃになっていたので修正します。
212
>>218 明晰な回答、どうもありがとうございます。
>平沢が金を誰にも返さずに所有し続けたのは、返す相手たる共犯者などは最初からおらず、
>平沢が自分で椎名町から奪った金だからではないのか?
私が上記の疑問を書いたのは、
私は事件後の平沢の所持金については上記とも思っていたのですが、自分が椎名町実行犯
ではないので、その気安さから一部使ったり、残額を所有し続けたのではないかという事
ですね。
>退職した記者が書かないから 歯科医は関係ないというのには首を傾げざるを得ません。
その件は歯科医が関係ないというのではなく、平沢冤罪説をとり、村田さんの夫でもある
記者が、他ならぬ村田さんの歯科医の面通しの証言に、なんのリアクションもとらないのが
疑問だったので書いた次第です。
>警察は起訴された事件の捜査はしません。
歯科医が包装関係者達の間で連綿と語られるようになったのは、ずっと後の事
というのは理解しましたが、警察が平沢逮捕に至る前段階で歯科医を平沢より
先に事情聴取して、無罪放免したのは、歯科医に明確なアリバイがあり、
事件とは無関係だったからではないでしょうかという疑問です。
歯科医のアリバイについては、もはや検証できないというのは伺いましたが、
平沢が起訴される前に、歯科医を事情聴取した警察が歯科医を無罪放免した
のだから、やはり歯科医は事件とは無関係だった事実があったのではないか
という疑問が拭えなかったので。
>5)帝銀事件の犯行の異常性は、非常に際立っている。
>平沢には精神疾患という、犯行の異常性を納得させる背景がある。
私が上記の疑問を書いたのは、帝銀椎名町事件の犯人の動機が不明瞭だった
からです。
平沢には金に困っていたという動機と、平沢の精神疾患という背景があると
思っていたのですが、仮に歯科医が犯人だとするとその動機についてはどうお
考えでしょうか。
前にも書きましたが、捕まれば死刑確実であろう大量殺人を犯すには、よほど
強い動機が必要だと思われるのですが。
284 :
>>218:2009/09/13(日) 12:16:41 ID:???
>>281 全員かは分かりませんが、私は佐伯氏の言う、日帰り、米軍はないと思います。
周辺者はともかく、特務員そのものの犯行もないと思います。
捕まえてくれと言っているようなものですから。私が言いたいのは、妄想だと
切って捨てないで(>佐伯氏の妄想は、「歯科医が犯人だ」という
1点である。というのは承知してます)、これこれだから違うと普通に発言され
てはどうか、という事です。精神疾患に繋がるような言葉を使って、その人の
言う事はダメ、頭がおかしいから犯人、という論法は、それこそ飛躍があるように思います。
>>283 犯罪者をずっと見ていると、殺したいから殺す、という人はいます。
営利誘拐殺人は死刑というのが相場でした。私が生まれる前の事件で、歯科医が愛人と
遊び金に困って、誘拐殺人を犯し、死刑になっています。この人は執行を逃れる
為に自分の排泄物を食べようとしたという話も残っています。ここで話題に登っている
歯科医と同じ学校です(前身、後身)。だから歯科医が実行者と私は類推しません。
逆(歯科医だからor絵描きだからやらない)もおかしい。要するに関係ないんです。
285 :
>>218:2009/09/13(日) 14:28:28 ID:???
>>281 >私は、その「質問、及び手紙のやりとり」で思いついたように考えるのです。
そもそも平沢氏は歯科医を知らないと言っていたわけで、思いついたも何も
ないと思いますが。自分はやっているのに否定する時の被疑者ははじめ判で押したように
知らないor記憶にないと言います。それで外堀をある程度埋められると、そう言えば。。と始まります。
典型的なパターンです。
もう一つ、佐伯氏が平沢氏の家族と連絡を取れる立場にあった事は重要でしょう。
平沢氏の家族は共犯説(かそれを疑っていた)だった筈です。論理的に考えて。
タドンリレーが米軍曹も巻き込んだ意図的な偽証でなければ成り立たない事は(日没)
説明しました。軍曹の偽証はないとほぼ確信します。考えてみてください。
GFに頼まれて捜査官や公判で嘘を述べるのでさえ気が重いのに、UP通信社にまで
進んで言いますか?すぐ上官にも分かってしまうのに。
さて、そうなると平沢氏の家族達はお父さんはやっぱり無実なのだと胸を撫で下ろす。
しかし、いつまで経っても金の出所を言わない。ひょっとすると。。帝銀の日は
居たけど、それ以外はと思うでしょう。特に夫人は荏原、中井で家に居たと証言してます。
私はこれは怪しいと思う。(荏原は道を教えるためにちょっと出て行った)
ひょっとすると未遂は...と思っても不思議ではない。佐伯、和多田両氏の推測と同じです。
法曹関係者殿は、長崎神社で発見された瓶をどのようにお考えですか?
検察の証拠捏造は別としてですが。
・オキシドールの瓶である。
・オキシドールの瓶ではない。
「平沢が、警視庁や検事の調べには、虎之助とか虎二とか言っていた。
平沢が描いた絵は、虎の絵のではないだろうか」(佐伯氏)というのは
発想の飛躍がありすぎると思います。
法曹関係者殿は歯科医から得た金は、「虎の絵の金屏風」の代金とお考えですか?
歯科医Nが米軍と関係ない、特務機関員でもないとなると、歯科医Nが帝銀事件と
関連することは何なのでしょうか?
歯科医Nが共犯と考えている方におたずねします。
そもそも、歯科医野口が重要参考人として警察の事情聴取を受けたのは、
平沢が松井名刺で捜査線上に浮かぶ前なのでしょうか?
前だとすると、野口の日水会での平沢とのつながりは、野口の事情聴取時
にはありえない事になる。
ホウロウ質と村田面通し証言ではないでしょうか?>288
>>288 おせっかい承知でコメント致しますが、
それに関しては、
>>216-217にて法曹関係者様が示されていると思いますよ。
それと、話は変わりますが、
科学捜査様と法曹関係者様は荏原・中井に関しては
「平沢実行犯説」で一致しておりますよね。
でも、検事聴取書や和多田(≒佐伯)本を深く読み込んでいない方にとっては、
そのこと自体が「ほんとかいな?」ってカンジだと思うんですね。
たとえば、これは科学捜査のご意見をお聞きしたい点ですが、
(平沢が実行したとする)荏原事件は、失敗したとはいえ、
計画そのものは帝銀の原型が出来上がっており、それなりに手の込んだ犯行ですよね。
(薬を飲ませたという点で「成功」の一歩手前まで行った訳ですから)
しかし、逆にいえば、彼が、そこまで手の込んだことを(自分ひとりの頭を絞って)、
実行しなければならない理由がよくワカランのですよ。
(カネが欲しいだけなら、彼が何度も当時そうしたように、人から借りればいいのでは?)
次に、法曹関係者様に教えて頂きたいのは、
中井事件と帝銀事件、この二つのあいだの時期に共犯グループ内で何が起きたかです。
和多田(≒佐伯)説による「平沢氏出し抜かれ説」を採らず、
しかし、平沢自身も実行せずとも帝銀に関与していたとする説を採るならば、
この一週間のあいだに平沢氏と帝銀実行犯(=X氏)のあいだで
何かしらの密議があり、結果として方向展開があったことになります。
そこで問題なのは、平沢氏がその一週間でそのような密議を持った形跡があったかどうかです。
(場合によっては、名刺や腕章含めた「引継ぎ」を行なう必要がある)
法曹関係者殿は、その辺りについて何かしら情報ならびに
ご考察をお持ちでしょうか?
289
歯科医野口が重要参考人として警察の事情聴取を受けたのは、
平沢が松井名刺で捜査線上に浮かぶ前なのでしょうか?
:佐伯氏の本によると、平沢逮捕前としか書かれていません。
290
カネが欲しいだけなら、彼が何度も当時そうしたように、人から借りればいいのでは?
:やはり大金を手に入れたいと考えたと思います。子供のものを支払いを何回かに分けて
支払ったこともあったくらいですから。いつでも、手軽に人から借りられるわけでは
ないと思います。平沢にはプライドがあったし、2号さんの前でもかっこよくしていたかったのでは
ないでしょうか。
佐伯氏が、歯科医Nを犯人と考えた理由は、以下の通りだと思います。
1.佐伯氏の歯に毒物ヒ素を詰め込んだ。
:歯科医Nは異常者だと感じたのではないのか。
2.犯人は、スポイトの扱い、「ほうろう質」の発言などから医師などである。
3.毒物はアセトンシアンヒドリンである。
:鑑定を行った東大は嘘を吐いている。国家陰謀があった。犯人は731部隊関係者
である。米軍も関与している。(歯科医Nは731部隊関係者ではないか)
4.歯科医Nは、名簿には行方不明者となっている。
:歯科医Nは特務機関員ではないのか。
5.村田さんの証言では、「歯科医Nは犯人とよく似ている」とある。
また、その後の面通しでも、芹沢さんの話によると「今まで観た
人物及び写真の中で歯科医Nがもっとも犯人に似ている」
これ以外にまだあるかも知れませんが、以上のことが主な理由と思います。
1:歯科医Nは、ヒ素が含まれているが歯科治療で用いる医薬品を用いた。
2:スポイトの扱い、「ほうろう質」は、高校理科程度の知識内容である。
3:毒物は青酸カリである。
4:私の高校卒業者名簿及び大学卒業者名簿にも住所が分からない人がいる。
昭和23年当時なら、今より住所が分からなかった人が多いのではないだろうか。
5:初め、Nがマスクを着けて現れたときは、帝銀犯人そっくりで本当に驚いた。
マスクをとったとき、唇の印象が自分の印象と違うように思った。しかしながら、
今まで見た人物や写真の中で、Nが最も犯人に似ている。平沢にもよく似ている。
こんなところです。これらからでは、歯科医Nが共犯と言うにはあまりにも
根拠に乏しいと思います。
佐伯氏及び和多田氏の本の内容は、主に次の2点です。
・毒物がアセトンシアンヒドリンである。
・犯人は歯科医Nである。
しかし、犯人が歯科医Nでないとしても、帝銀事件で共犯がいたという証明には
なりませんが。
誰だか分からないが、共犯がいたかも知れません。
平沢は、荏原事件では、銀行員全員を殺し、大金を奪おうとした。
これは、精神に問題のない普通の人ではなかなか出来ないことである。
平沢がコルサコフ病を患ってから、性格に変化があったことは確かです。
また、脳の病理組織の診断から、脳に多大な障害があったことも確かです。
そして、その誰だか分からない共犯、そしてそれは平沢と人相が似ている共犯は、
帝銀事件で、手を振るわすことなく、子供を含め全員を殺害しようとしたのです。
また、帝銀事件では、前の2件の事件での発言とほぼ同じ内容のことを
言っているのです。
なお、私は「有名画伯だからあのような凶悪な事件を起こさない」、「歯科医なら
あのような凶悪な事件を起こさない」とは、言っていません。地位、名声、金の有無
などは、「凶悪な事件」とは関係ありません。
しかし、異常とも言えるような事件は、精神に何らかの問題がないと出来ないと
言っているのです。そして、帝銀事件は、異常ともいえる凶悪な事件なのです。
これは、ある刑事が言った「有名画伯だからあのような凶悪な事件を起こさない」
と同じような考え方では、ありません。
この人は同じ事を繰り返し言うのが趣味なの?
>科学捜査さん
>4.歯科医Nは、名簿には行方不明者となっている。
歯科医Nは大学の名簿で、氏名は掲載されているけど、行方不明
と記載されていたのですか?
それとも、佐伯氏が歯科医Nの出身大学の名簿をチェックしたら、
該当年度にNは氏名も住所も記載されていなかったのでしょうか?
前者だと単に住所不明という事で、ごくありふれた事になります。
298 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/15(火) 00:46:13 ID:g6lnXrDp
上げないと、あんたの高説読んでもらえんよ
「帝銀事件はこうして終わった」(佐伯著)によると
・佐伯氏が精神病院を退院して、調査を再開したのが昭和37年の春からである。
つまり、名簿を調べたのは、それ以降である。
・日本高等歯科医専の校友会の係で聞いたところによると
「私が歯科医Nの名前を告げると、即座に、行方不明者ですと言って、
古びた綴じ込みを持ってきた。行方不明者と書いてあった。なるほど、
彼の名前が載っていた」
「私は、でも新しい卒業名簿では見たと言ったが……」
・「私は以前、陸軍中野学校のような謀略関係の特務機関員は、時に
本籍を抹消したり、学校の卒業者名簿から抹消する、と聞いたことが
あった」
「歯科医Nはことによると特殊任務を持って民間に潜り込んだ諜報者ではないか、
と初めて思った。あの校友会の係が見せた行方不明者の名簿はかなり古い
綴り込みだった。ということは、相当古くから行方不明者だったことを
示している」
以上の通りです。
先に、「昭和23年当時だった」と記載しましたが、これは間違いです。
年代は不明です。
ただし、戦争直後の名簿(相当古い名簿なので)なら、住所などが分から
なかった人は今より多いと思います。
歯科医Nが特務機関員でないとすると、佐伯氏の著書からでは、歯科医Nが帝銀事件の
犯人と考えられる理由は、村田さんの証言だけとなります。
次にあげるのが、実際の面通しのものです。
・初め、Nがマスクを着けて現れたときは、帝銀犯人そっくりで本当に驚いた。
マスクをとったとき、唇の印象が自分の印象と違うように思った。しかしながら、
今まで見た人物や写真の中で、Nが最も犯人に似ている。平沢にもよく似ている。
そして、事件当時、歯科医Nは新潟に住んでいたのです。
>包装氏殿
仮に歯科医能口が中野学校出身でないとすると、何故帝銀事件の最初の
重要容疑者として警察の事情聴取を受けたのでしょう?
能口が警察の事情聴取を受けたのが、平沢が松井名刺繋がりで走査線上
にのぼる前なら、平沢との日水会つながりで歯科医能口が走査線上にのぼ
る事は考えられないので、なにか他の理由があったのでしょう。
警察は、当初帝銀事件は731などの旧軍特殊部隊の関与が
あったのではないかと考えていたそうですから、歯科医能口
の事情聴取が平沢と日水会つながりでないとすると、警察は
能口が中野学校出身と把握してたのかもしれません。
或いは、能口は平沢に似てたそうだから、モンタージュ、似顔絵
から、通報があったのかもしれません。
ホウロウ質との言葉から、警察は犯人は歯科医ではないかとも
思っていたそうですから、モンタージュ等で通報のあった中から、
歯科医に該当する能口を事情聴取したのかもしれません。
或いは能口は、中野学校出身、モンタージュ、歯科医の3点が容疑者
として該当したとも考えられるでしょう。
佐伯氏及び和多田氏の本の内容は、主に次の2点です。
・毒物がアセトンシアンヒドリンである。
・犯人は歯科医Nである。
そして、歯科医Nを犯人として、歯科医Nが平沢より購入したとされる
「虎の絵の金屏風」に多くの紙面を割いています。
このことについては、
>>268 に書き込んであります。
すべて、想像及び直感です。
しかしまあ失礼なジジイだな。
佐伯も和多田も家族や弁護士を通して平沢とも連絡し
周辺も調べて書いてるだろ。>すべて、想像及び直感です。
それは言い過ぎだよ。あやまれ
自分の本はそれこそ妄想つかトンでもだという事に気づけよ。
>>303 >すべて、想像及び直感です。
佐伯本で、歯科医が帝銀事件実行犯たる証拠は全く無いぞ。
村田正子さんの言った、歯科医は犯人と平沢に似ているとい
うだけ。
年齢とか他にも書いてるけど、あくまで想像で証拠は一つも
ない。
しかも歯の治療に行った帰りに、なんの論拠も無く、
突然、この歯科医は帝銀事件の犯人だと直感している。
あのくだりを読んで、この著者は尋常じゃないと思わない
方が無理。
佐伯氏が帝銀事件を生涯かけて追求した事には大きな
敬意を払うけど、歯科医犯人、米軍人体実験、虎の絵
など証拠は皆無で、想像と直感でしかないのは事実。
帝銀事件は平沢犯人説も否も、証拠がないんだよ。
まあ自分の書いたクズ本を売りたいがために他人を誹謗中傷したうえ
妄想空想を書きなぐるヘンなおじさんより1億倍はマトモだけどな。
佐伯のおじいさんは。
つーか304ってもしかして科学特捜隊のおじ様じゃないの?
いろんな意見はあっていいと思いますが、
少なくとも佐伯さんが40年近く調査されてきた内容は
凡百のジャーナリスト以上に価値のある仕事ですよ。
このスレで例の歯医者の実在すら疑っている人がいましたが、
私が調べた範囲でもちゃんと佐伯さんの著作で語られている通りの人物だということは確認できました。
無論、それが即、帝銀実行犯である証拠だとは
言い切れないーーというのは法曹関係者殿もおっしゃる通りですが、
佐伯さんが事件関係者に直当たりして得たであろう情報は、
本にする時にいろいろな差し障りがあって盛り込めないものも結構あったと思いますよ。
私は、佐伯氏の著書を調査・研究書と初めから書いております。
佐伯氏の著書には、嘘は何一つありません。お金と時間をかけた調査研究成果です。
また、和多田氏の著書「ドキュメント 帝銀事件」の内容は、すべて佐伯氏の
著書「疑惑」、「疑惑α」、「帝銀事件はこうして終わった」に書かれています。
つまり、同じ内容のものが、2名の著者によって書かれたわけです。
和多田氏がアンカーと言われた方がいますが、同じ色のたすきを掛けたアンカーが
二人も走っているようです。
304
:同意してくれた方は、あなたが二人目です。一人目は270の方です。
推測では、あまりもの言わぬもうひとりの方がいるかも知れません。
なお、佐伯氏は調査前の、歯科医と会ってはじめて疑惑をいだいた時点で
「帝銀事件の犯人は、前の2つの事件とは別人である」と言っています。
(疑惑α p.15)
また、佐伯氏が治療後帰宅した時点(上記の2年後)で、妻は「戦後新潟の方に
疎開していたと言っていたけど、東京で犯行をやり、日帰りで帰ってしまったら、
警視庁はあの時犯人は東京付近に住んでいると言っていたし、分かりゃしないわ」
と言った。
つまり、退院後に行った調査以前に既におおもとの考えが出来上がっています。
また、面白いことに歯科医Nに強い疑惑(「その時のショックは私でなければ分からない。
他人にはとても分かりっこない、と思う」)をいだいたにもかかわらず、2年後に
歯の治療に行ったのです。
これって、「いだいた強い疑念」を忘れたということですかね。
アンカー
:確かに用語の使い方に勘違いがあったことは認める。
間違いそのものはいいんだよ。
そんな素っ頓狂な間違いをした上で
他の著者をからかいながら誹謗してるのが問題なの!
この人を”正論"で諭してもムダじゃねえ?
部下の人間は辛かっただろうな・・・
とぼけているのか、真正のトンデモおじさんなのか
どっちかよくワカランのが困るんだよな。
最初は全て判った上で冗談半分でやっているかと
思っていたが、どうやら違うようだ。
いやー、いるんだねぇ…
本物のトンデモ人間が。
とすると、前スレで泣いて逃走したのは
1%位残っていたトンデモではないマトモな
人格が現れたのかな?
で、今では100%完全なトンデモおじさんになったと…
それでは、引き続きトンデモ珍説をお楽しみください。
どうぞ↓
313
7月に退社した。いなくなってせいせいしたと感じる人もいたと思うが、泣いてくれた
人もいた。
私の意見に同意してくれた人もいることは確かです。
うれし泣きだろwww
「疑惑α」を読んで、歯科医Nの存在も幻覚だといった人がいます。
この方は、疑惑αなどを読んで、歯科医Nが佐伯氏の「庭に訪れたところ」、
「歯の治療のところ」、そして、「佐伯氏が精神病院に入院したところ」を
読んで、幻想的な感覚をいだいたものと思います。
そのため、「虎の絵の金屏風」を追い続けるところも幻想的に感じたのでは
ないでしょうか。
この方のこの受けた感じも、私も同様に感じる部分があります。そのため、
私は、先に、「虎の絵の金屏風」を追い続けるところも幻覚を伴うものでは
ないだろうかといったのです。
この方も含めると、私の考えに同調した方は3,4名はいるはずです。
なお、私が主張した、
・毒物は青酸カリだ
・オキシフルにより青酸カリは無毒化された
というようなものも、当初あまり見向きもされませんでしたが、徐々に
増えています。
皆さん、佐伯氏の著書「疑惑α」をぜひ読んで下さい。上面を滑るように読んだら
なにも分かりませんので、精読して下さい。
そしてから、私の意見「歯科医Nは、犯人と人相が似ている。それ以外は、まったく
犯人とつながるものはない」を批判して下さい。
で、帝銀で使われた青酸化合物が、
アセトンシアンヒドリンでは「ない」とする根拠はどうなんでしょ?
ていうか何で火葬はここまで同調者が居る事を強調したがるの?
よほど自分に自信がないんだね
自分(達)以外は推論でしか物言わないっていうけど
平沢はキ印だから犯人っていうのは推論以前の予断と偏見だろ
>>317 この人、ネタなの?本気だとしたらほんと致命的に頭悪いわ。
>私の意見「歯科医Nは、犯人と人相が似ている。それ以外は、まったく
>犯人とつながるものはない」を批判して下さい。
そんなの平沢つながりに決まってるでしょ。
平沢は未遂の疑い濃くて帝銀は別人、だったら仲間、だったら…
佐伯本精読しなくても分かるよフツウ。
321 :
318:2009/09/19(土) 22:28:28 ID:???
帝銀事件で使用された薬物が何であったかというのは、
この事件を語る上での「肝」の一つですよね。
科 ◆bDjY/vSkY2b7氏は、
「帝銀事件で使われた薬物は青酸カリウムである!(キリッ」ということを
著書「科学捜査」という形で世の中に発表したわけですよ。
(2ちゃんカキコみたいないい加減なレベルでなくて)
でしたら、帝銀で使われたのはアセトンシアンヒドリンでは「ない」ことを、
きちんと説明する必要があると思います。
日本化薬という一流かつ名門の化学会社の子会社のトップを務められたほどの方なら、
「帝銀事件で使われたのはアセトンシアンヒドリンでは『ない』」ことを説明するなんて、
屁でもないことだと思います。
是非ともご説明願います。
少々難解な語句を使用しても構いませんから。
まあトンデモおじさんの肩持つわけではないが、
自分の本で帝銀毒物は青酸カリと証明された(笑)
ので、即ちACH説は否定されたということだろう。
自説に自信があるのなら、なにも悪質な誹謗中傷
しなくても、清張説や佐伯説は消し飛んでしまうの
だから、泰然自若としていればいいだけの話。
それを、著者の人格攻撃をしてまで貶めようとする
のは、本当は自説に自信がない証拠ではないか?
しかし、自己チューの団塊オヤジって、本当に
手に負えないねぇ…
>>318 少しは勉強しろよ
ACH:目に入ると、少しの痛みを感じる。
帝銀事件の薬物:喉に焼きつくような痛み。
青酸カリ:喉に焼きつくような痛み。
まず、上記でACRは否定されたわけ。
あとは科学捜査本に、詳しく書かれてるよ。
遅行性が証明できないとダメなのに
火葬の証明ではこれができてない
青酸でも量の調節で可能、でも平沢にそれができた
ということだし
平沢の脳の欠陥の話もそう
異常な犯罪は異常な人しかできない、平沢は異常、よって平沢が犯人
というトンデモは科学に値しない
残酷な事をする奴は残酷だと言ってるだけじゃん、アホらし
>>318 修正
少しは勉強しろよ
ACH:無味無臭で、目に入ると少しの痛みを感じる。
帝銀事件の薬物:喉に焼きつくような痛み。
青酸カリ:喉に焼きつくような痛み。
まず、上記でACHは否定されたわけ。
あとは科学捜査本に、詳しく書かれてるよ。
仮想はトリップのつけ方を習った後自演覚えたね
やらしい奴だ
>>325 え?
これだけでアセトンシアンヒドリンであった可能性をを否定しているんですか?
・「喉に焼きつくような痛み」をもたらす性質は、青酸カリ特有のものではありませんよね?
青酸カリ以外で「喉に焼きつくような痛み」を与える物質が含まれていた可能性は全くないんですか?
いわゆる「苦扁桃臭」のような青酸カリ独特の臭気を感じた生存者はいませんでしたが、
そこはどう説明されますか?
・第一薬に青酸カリが含まれるとすれば、服用した直後に意識を失って
倒れこむ人がいてもおかしくないと思うんですが・・・
症状が出るのを遅らせるメカニズムはいったいどうなっているんでしょうか?
「科学捜査を読め」「科学捜査に書いてある」みたいな文言は入れずに説明をお願いします。
難解でも結構ですので、科 ◆bDjY/vSkY2b7さん、ご説明よろしくお願いします。
>>327 > え?
> これだけでアセトンシアンヒドリンであった可能性をを否定しているんですか?
まず、「これだけではACH説を否定できない」と、
アナタが思った理由を述べましょうね。
その後の質問は、すこし論点が摩り替わってるよ。
>>327 科学捜査本では、
ACH:無味無臭で、目に入ると少しの痛みを感じる。
帝銀事件の薬物:喉に焼きつくような痛み。
で、まず入り口としてACHを上記で否定して、その後、
薬物の特定にページの多くを割き、最終的に青酸カリと
特定している。
その過程においても、薬物はACHではなく青酸カリである
事が述べられているけど、とても、ここに手書きできる様な
記載量ではないと思います。
自分で読んだ方が良いよ。
著者名:中村正明/著
中村正明/著で検索
.書籍紹介: 帝銀事件は、戦後に起きたまれにみる凶悪事件であり、12名の銀行員等が毒殺された。
ほとんどの帝銀事件解説書は画家平沢冤罪説を採っている。
毒薬はアセトンシアンヒドリンという持殊なもの、また、犯人は731部隊関係者と考えられた。
そして、推理作家松本清張氏は国家陰謀説を主張した。
しかし、調査にある「オキシフル」という消毒薬から帝銀事件の全ての不可解なことが分かった。
そして、犯人は画家平沢であった。
..書籍を買う(Yahoo!ショッピング)
価格:1,470円
好評発売中
百万部突破
書籍名で検索すると中村さんの宣伝活動がたくさん出てくるなw
この流れは2chにしたってすげえ悪質じゃないか
定年退職してる位の年ならネットを弄る子供もいるだろうし
本を売りたい気持は分かるがこの宣伝(他著者の誹謗も含め)は悪質。
俺は
>>329じゃないが遅効性は根本的な問題だと思うぞ。
論点すりかわってない。記載量って今までの火葬の書いてきた量みてみろってw
>>332 http://shisly.cocolog-nifty.com/blog/2008/01/post_7fdf.html ↑
このブログにも「科学捜査」が出版されて間もない昨年の12月初めに、
「化学屋」なる人物が宣伝のコメントをつけていますねー。
で、一ヶ月ほど前に、平沢貞通氏の息子さんの平沢武彦氏がコメントしてます。
-----------------------------------------------------
どうも、平沢貞通の養子の平沢武彦と申します。犯行毒物について記させていただきます。
判決では青酸カリとされていますが、この無機の青酸化合物は、一息で苦しみだす即効性のもので、
八歳の子供を含め体重や体質が異なる個体差がある16人の人が、事件のように1分間、
毒の効力が出ず、第2薬を飲んでから苦しみだすということは、青酸カリではありえないことです。
書くと長くなりますので、詳しくは、祥伝社文庫刊「秘録・帝銀事件」を参照いただければ幸いです。
投稿: 平沢武彦 | 2009年8月23日 (日) 04時02分
-----------------------------------------------------
仮に青酸カリだとすると、「なぜ第二薬を飲み終えるまでの1分間以上、効果が出なかったのか?」
というのは平沢武彦氏に限らず、誰しもが考える疑問です。
平沢貞通氏のご子息から、ちゃんとした説明を求められているようなものですね。
>>334 これはひどい
一連の「平沢犯人説」の人物は、なぜかある本を読むことを熱心に推奨してますね(w
最近出版された 科学捜査論文「帝銀事件」では、毒物が青酸カリであり、犯人は平沢とあります。
化学の内容には間違いはありません。
2チャンネル 帝銀事件 では、この本のことが取り上げられています。2チャンネル 帝銀事件は
帝銀事件マニア?の掲示板です。そこで、この本の作者を推理力が素晴らしいと書かれていました。
確かに、松本清張「帝銀事件」より論理的です。
化学と精神分析の本です。
by 推理大好き (2008-12-05 20:07)
私もこの科学捜査論文帝銀事件を読み、その後佐伯氏の「不思議な歯科医」を読みましたが、
毒物がアセトンシアンヒドリンではないことが良くをかりました。
by 推理大好き (2008-12-07 09:40)
松本清張の国家陰謀説は誤りです。最近出版された 科学捜査論文「帝銀事件」を読めば
すぐに分かります。毒物が青酸カリです。平沢冤罪説は特殊毒物アセトンシアンヒドリンで
成り立っています。ただし、高校で化学をしっかり勉強していない人には理解できません。
2チャンネル 帝銀事件では、この本のことが取り上げられ絶賛されています。松本清張は
推理小説は書けても、推理で実際の事件は解決できなかったのです。でも、科学捜査論文
「帝銀事件」は理詰めそのものです。
2008/12/8(月) 午後 1:10 [ ana*ysi**301 ]
2ちゃんねる 帝銀事件では、発言している人ほぼ全員が、平沢犯人説です。
それは、最近出版された科学捜査論文「帝銀事件」(東京図書出版会、中村正明著)で、
犯人が特定されたとのことです。
毒物は、青酸カリに間違いはありません。
2ちゃんねる 帝銀事件 読者 | 2008/12/21 5:37 PM
Unknown (MN)
2009-01-10 01:49:18
最近出版された科学捜査論文「帝銀事件」(東京図書出版会、中村正明著)では、
毒物は青酸カリとありました。たしかに、読んでみますと青酸カリだと分かります。
そして、犯人は画家平沢とありました。
文系の友人に読ましたところ、何が書かれているのか少しも分からなかったとのことです。
話は変わりますが、うつ病には運動が良いとのことです。栄養・薬・運動です。
>松本清張「日本の黒い霧」を思い出す。
下山事件、帝銀事件、松川事件、などGHQ占領下日本でおきた一連の怪事件。
犯人は一体誰なのだろう?
2チャンネル 帝銀事件では、犯人は平沢ということになりました。最近出版された
科学捜査論文「帝銀事件」では、平沢が犯人だと明確に証明しています。ただし、
文系には分かりにくいものです。
投稿: 化学屋 | 2008年12月19日 (金) 17:41
>>336がコピペしてる中の、>犯人は平沢とあります。
これって、科装の書き癖だよ。他の名無しやヨイショ部隊(多分親戚)
サトハチ、包装紙、誰でもない。
科装は以前認めてるし<自演レビュー。
>>333の言う通り悪質すぐる。
ここまであからさまな自作自演と宣伝、荒らしに近い投稿を繰り返して、
よく恥ずかしくないものだ
平沢も、こんな非常識な人間から異常者よばわりされても納得いかんだろう
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科学捜査論文「帝銀事件」 法医学、精神分析学、脳科学、化学からの推理 /中村正明/著 [本]
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お客様コメント
論理的であり、また、非常にユニークな帝銀事件解説 2008年11月11日 登録
★★★★★
論理的に解説してあるので、化学の分かる人には平沢が犯人であるということが分かる。
また、精神分析学・脳科学の記載が非常におもしろい。
これから裁判員制度というものが導入されるが、この本の内容が裁判員になる人の何割に理解できるのだろうか。
法医学・精神分析学を学ぶ人の必読書 2008年12月16日 登録
★★★★★
法医学・精神分析学については、非常に単純明快な理論で成り立っている。
これらを研究する人たちの盲点をついたようなものである。
著者が研究所勤務であることから、このような論理的思考ができたと考える。
まさに、法医学・精神分析学を学ぶ人の必読書と言える。
あげたほうがイイんじゃね
科学操作氏の精神医学、法医学のバックグラウンドを教えてください
解剖、精神分析の経験はあるんでしょうね?
他人のブログ?のコメント欄だったのはいまいちだが、
平沢武彦氏にコメントもらえたのはすごいことではないか。
自演を詫びて、議論の相手になってもらえばよかったと思うのだが。
344 :
>>284:2009/09/22(火) 04:16:53 ID:???
時差ボケで深夜に時間が空いているのでまとめて書きます。このスレッドでは全員が
平沢氏が実行犯と思っていると思われてもいけないので科学捜査さんに確り反論します。先ず、重要な点から。
>>329 >科学捜査本では、
ACH:無味無臭で、目に入ると少しの痛みを感じる。
帝銀事件の薬物:喉に焼きつくような痛み。
で、まず入り口としてACHを上記で否定して、(以下略)>
科学捜査本のまとめとしてはこれで良いと思うのですが、ここに科学捜査さん
の説の最大の矛盾、弱点があります。法廷でこれをやったら、勝負あったと
いう位の矛盾です。話は単純。帝銀の薬物が喉に焼きつくような痛み、
だったと、は誰の供述でしょうか?当然Y女史をはじめとする生き
残り証人ですね。しかし、平沢氏は違うという目撃証言は採用しないの
ですよね。私が科学捜査さんは自説に都合の良い所だけ取るというのは
ここです。こんな矛盾した話はないでしょう。更に、決定的なのは、
何度も申し上げている通り、薬物がACHであっても青酸カリであっても、
平沢氏実行犯を裏付けません。単に、青酸カリなら平沢氏にも手に入れる事
ができる可能性が高くなるというだけです。凶器(薬物)の特定は何故必要か?
それは犯人がそれをどのように調達したかを証明する前段階として必要で
あるに過ぎません。青酸カリの入手は最後まで立証できなかった。それでは何
の意味もない。では、一方の「平沢氏は帝銀に来た人間とは違う」という証言はどうか。
これは決定的です。違うんですから。いや、それは薬物によって記憶が混濁して、
云々の言い訳はもう通用しません。自らが採用してしまっているのだから。
味覚というのは、人相以上に不確か、特に言葉に表すのは、なものです。人相
は面通しでそうだor違うという言い方ができます。薬物は青酸カリorASHを
もう一度舐めてみてというわけにはいかないでしょう。
345 :
>>284:2009/09/22(火) 04:19:27 ID:???
>>286 神社の瓶は関係ないと思っていますので、オキシフルでもビール瓶でも
なんでも構わないと思います。平沢氏がオキシフルの瓶を知っていた(
私も子供の頃家にあったのを覚えています)事は何も意味しません。
>>287 虎の絵、春画など歯科医、2号さん、ロッジオーナーなどが絡んだ表向きに
なっていない絵の売買、画材の調達絡みでプールされていた=
平沢氏と絵の買い手間で直接金銭、小切手がやり取りされる表向きの
取引以外の、があったと思っています。
>>288 歯科医が米軍、特務機関と全く無関係であったかどうかは知りません、という
か今となっては分からないでしょう。私が言いたいのは、米軍、特務機関が
組織的に係っていたということはない<だろう>、という事です。
特に米軍の手助けがなければ東京に来られなかったという事はない、という事。歯科医の
事を話すと、恐らく議論が逆流していまうだろうからしないと言ったのは
こういう意味です。つまり、米軍、旧軍絡みでなければ(だったら)、歯科医
が犯人ではない(ある)という話しはいずれ、それは分からないから歯科医は
関係ないという所に落ち着いてしまうのです。それよりも先に平沢氏が帝銀を
実行したかどうかです。
346 :
>>284:2009/09/22(火) 04:35:50 ID:???
>>317 >私の意見「歯科医Nは、犯人と人相が似ている。それ以外は、まったく
犯人とつながるものはない」を批判して下さい。(
>>317)
歯科医Nの犯人適格性(椎名町に関してのみで、平沢氏に比べて高いもの*)は4点あります。
@歯科医(薬物知識、器具取り扱いの巧緻性)のみならず教官であったこと=指図に説得力があった
A人相Bそして何より平沢氏と表向きでない絵の売買などにも関連して付き合いがあった。C年齢。
C年齢について今まで言わなかった事を書きます。平沢氏面通しでの証言。
A:帝銀Y女史:平沢氏は人相が違うし、犯人の年齢はもっと若かった。
B: 帝銀Y支店長代理:犯人は44歳位。(平沢氏は56歳)
ここで重要なのは、和多田氏は強調されていませんでしたが、BのY支店長ご自身の年齢です。
彼は事件当時44歳でした。つまり同い年だと思ったわけです。実は私もちょっと前までこの年齢でした。
私は自分よりも一回り上の人間を同い年とは見たことはありません。このスレッドにも同年齢の方がいらっしゃると思います。
一回り上となるとそろそろ還暦の方です。会社で自分が課長だったら、部長あるいは定年で辞めていく人の年齢です。
40台半ばの人がそういう人を自分と同じ位と思いますか?
以下のサイトで割りとはっきり平沢氏の顔を見る事ができます。
http://www.gasho.net/teigin-case/gallery/photo/photo_21.htm 44歳に見えますか?
公平を期す為に言うと、平塚刑事の本の中に三河駅近くの交番で平沢氏が
盗難届けの調書を取った警官がいます。この方が平沢氏の年齢を聞きそびれて、
調書に44歳と残しています。若く見えたということですね。平塚氏が何故
この部分を著者に話したのかは不明です。問題はこの警官がいくつだったか、
です。この方がY支店長代理と同じく44歳なら、平沢氏は本当に若く見えたの
でしょう。まだ若かった平塚刑事に敬語らしきもので話していたように読める
この警官はずっと若かったのではないでしょうか。それなら年配者の年は曖昧になるかもしれない。
科学捜査さんのご希望通り、私は上記のように反論しました。ですから、科学
捜査さんも反論してみてください。アリバイのタドンリレーも否定してみてください。
いや、それより以前に当時の平沢氏とさして変わらないお年のようですから、
大手町から階段を7階分降りて、東京ー池袋ー(徒歩)椎名町を雨の中長靴とショルダーバックで
1時間10分程で歩いてみてください。私が無理だという意味がお分かりになると
思います。そこで4人の人に酷いことをする。7ヵ月後全員が違うと言ってくれる、
そういう事が起こりうるか考えてみて頂きたいのです。
4人の記憶が混濁して言うのは、上記
>>344の通りルール違反です。
347 :
>>284:2009/09/22(火) 04:53:39 ID:???
コルサコフ氏病というのは、どちらかというと薬物でいえばダウナー系、
ボケ系(笑)と考えるべきではないですか。科学と銘うつのであれば、
過去において同じ病気にかかった多くの人が椎名町帝銀のような残忍でなお
かつボケ系ではない鋭利な犯罪を犯したという統計的な事実を挙げなければ
ならないと考えます。しかし、もしそういう事実があっても、
犯罪行為の実証なり推理に使えるものではないです。精神医学、
法医学の権威があれだけ長い鑑定書、救う会からは脳の分析まで出しながら、
焦点を自白の信憑性にのみ限定しているのは、せいぜいがその程度のものだからです。
田中看守の本から、平沢氏が天気を良くあてたから、科学に詳しい、
化学に詳しい、だから犯人というのは推論にすらなっていないと思いますが。。
348 :
>>284:2009/09/22(火) 05:40:48 ID:???
>>346で私は、>平沢氏に比べて高いもの*と書いて、*を打ちました。
本来はこういう論の立て方をすべきではないからです。犯人を特定するのは、
以前も書きましたが、どっちの料理ショーとは違います。比較の/相対的な問題ではない。
ただ、科学捜査さんも私も未遂は平沢氏が実行したのではないかと言っている訳です。恐らく、
それに対する確信度は、私の方がかなり低いと思います。それは、
>>290さん
の質問に対する答えという形で後で書きます。一方、椎名町はこれだけ平沢氏
ではないのではないか、という話しが出ている。そうなると、科学捜査さん
(私も)が向き合わなければいけないのは、犯人適格性において、平沢氏と
歯科医でどちらが高いかという問題です。私は歯科医の方が高いと思います。
これに対するお考え(あくまでどちらが適格性が高いかという事に絞って)
をお聞かせ頂ければ有難いです。ここ或いは本のレビューの書き込み
が科学捜査さんの自演によるものなのかどうかは私には分からないし、
あまり関心もありません。しかし、平沢氏が少なくとも大量毒殺行為そのもの
には加担していないという、60年間に亘る推理、つまり司法の過ち、が科学と
いう名前を付しているだけで(文系には分からないであろう、とか、裁判員に
なる人に理解できるのか、と言ったような、やや失礼な牽制には同意できま
せん)、実体としてはあまりに強引な牽強付会で否定されてしまうのは、救う
会を始めとする弁護団、ジャーナリスト達の努力に対する冒涜だと思うので。
恐らく、科学捜査さんの論拠は平沢氏の異常性という
ことだけではないですか?これは再三申し上げている通り、論拠としては無理があるし、
歯科医と平沢氏が親密だったので、同じ傾向を持っていたかもしれない、という
類推も成り立つのと、かなり変わった人であったことは間違いないようです。
私が歯科医の名前をイニシャルであれ言いたくないのはここです。歯科医の動機
を聞かせてくれと言われれば、私は「やってみたかったから」という答えなるからです。
しかし、私は歯科医が異常だからとは言わない。犯罪者にはそういう人が沢山います。
(凶悪)犯罪者の多くはそういう人だ、複数犯の犯行の場合、そういう人が集まるのだ、
と言っても構わないのですが、それは何も言っていないのに等しい。
火葬さん、宿題がいっぱい増えてよかったね!
350 :
329:2009/09/22(火) 08:45:19 ID:???
>いや、それは薬物によって記憶が混濁して、
>云々の言い訳はもう通用しません。自らが採用してしまっているのだから。
>味覚というのは、人相以上に不確か、特に言葉に表すのは、なものです。
いつも明晰なご回答、ありがとうございます。
しかし、上記の点だけは疑問が残ります。
無味無臭(ACH)と喉に焼け付くような刺激(青酸カリ?)では、
その違いが歴然としていて、むしろ人相が似ている、似ていない、違う、
同じなどの比較の方が、その違いは曖昧になると思います。
より具体的に言うと、被害者達は喉に焼け付くような刺激を感じ、
「水を飲んでいいですか?」
と聞いたうえで、水道へ殺到したという全員一致の行動が伴っており、
生存者の証言のみならず、死亡した被害者達の位置からも、被害者達が
水道に殺到したという事実確認が出来ている。
被害者が犯人と接したのは数分で、しかも椎名町の事件から7ヶ月も
経ってからの面通しあり、致死量の薬物のせいで記憶が混濁した云々
は別としても、7ヶ月の時間経過で記憶が曖昧となっていると考えられる
のは合理的と思われるので、薬物の味覚に関する証言(喉に焼け付く)を
採用しても、面通しの証言(平沢さんは犯人ではない)は採用しないとい
うのは、決定的矛盾にはならないと思えるのですが、法廷ではそうは思わ
れないのでしょうか?
なお、椎名町で使用された薬物がACHであっても青酸カリであっても、
平沢氏実行犯を裏付けませんという事は理解していますので、その件
とは別に上述の、
「被害者達の味覚証言は採用VS被害者達の目撃証言は不採用」
の矛盾についての包装氏さんの既述に関する疑問という意味です。
お手隙の時で宜しいので、ご回答頂ければ幸いです。
351 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/22(火) 09:08:38 ID:QoEffM1Q
出た上げ爺w
冬の縁側は家の中では暖かい場所と何度言ったら
エリ証言は4時半というのが一番多い
その日は朝までミゾレが降ってぬかるんで歩きにくかった
その中をブクロから椎名町まで歩くのは大変だったてのが定説だよ
どうも平沢クロに固執する人はいいとこ取りが過ぎるね
答えなければならないことが多いのに驚いています。
とりあえずは、「科学捜査論文 帝銀事件」の著者として、薬物について回答します。
私が、青酸カリであると言うことの証明の、一番のポイントは、誰しもが不思議に思う
2種類の検視結果です。
東大と慶大では、まったく異なった検視結果を出していることです。
この説明が、東大の法医学教授も、慶大の法医学教授も明確な回答がありません。
東大教授は、細胞死と呼吸停止による2種類の死亡機序があるとしか言っていません。
また、事件以前は青酸塩による死体の色は、鮮赤色と言われていたわけですから、
急に、慶大法医学教授が青酸塩による死体の色は、暗紫色〜鮮赤色があると言われても、
誰しもがいぶかしがります。
また、現在でも、青酸カリによる死因については、明確な解説がありません。
私の著書でのひとつのポイントは、青酸カリには胃液pHにより2種類の
死亡機序があることを説明したことです。
これが、毒物が青酸カリであることの証明です。
私は、法医学など習っていません。また、代謝についても素人です。
しかし、今まで明確な青酸カリの死斑の色について説明がなされてないが、
内呼吸、外呼吸(高校理科程度)の停止で説明が出来たことです。
つまり、少し大げさですが、これは法医学での新しい発見と言ってもよいものです。
毒物は、青酸カリだと私の著書で述べたが、毒物がアセトンシアンヒドリン
でないという観点から述べるように言われたので、以下に記載する。
佐伯氏によるアセトンシアンヒドリン説は、「第1液はアセトンシアンヒドリン
、エタノール、ルビジウム混合液、第2液は反応促進となる水」というものである。
第1液がアセトンシアンヒドリン単品だということは、味の点から考えると、
まったくの問題外であるのでここでは省略する。
帝銀事件は、下山事件と同様、国家の陰謀があり、それに東大法医学教室古畑教授
が加担したという説がある。この説を佐伯氏は採っている。
それは、東大の検視結果に問題があるというものである。
・東大
血液の色は、6体すべて赤色系(2体が濃赤色又は濃鮮赤色、4体が鮮赤色)である。
・慶大
血液の色は、6体すべて暗紫赤色である。
東大の検視結果は、従来言われている青酸塩によるものである。
つまり、東大の結果には嘘があるというものである。
しかし、帝銀事件では、証言を行った慶大法医学部及び警視庁鑑識課も
アセトンシアンヒドリン説を否定している。
つまり、東大法医学部、慶大法医学部及び警視庁鑑識課が陰謀に加担したことになる。
アセトンシアンヒドリンだとすると、次の証言(第1審第16回公判)に問題がある。
・血液、吐瀉物及び残飲物の分析を担当した警視庁鑑識課西山技官の証言
:「アセトンシアンヒドリンは粘膜から吸収され血液に入る。血液のpHは
7.35 から 7.45 の間にあるため急速に分解され青酸とアセトンになる。青酸は代謝
され、チオシアン酸になる。アンモニアにはならないと考える。また、
アセトンは代謝的に酢酸とギ酸に分解される。しかし、血液から酢酸は検出されなかったので、
毒物はアセトンシアンヒドリンではない。」
(注:西山証言について、弁護士等が分からなかったため、分かりやすいよう説明を加え、
表現を変えた。また、私なりの意見を加えてある。)
・検死体の色等の所見が、東大法医学教室古畑教授と大幅に異なったものを出した慶大法医学教室中館教授の証言
:「青酸塩による中毒死の徴候として、死斑が暗紫色、帯紫赤褐色、暗赤色ないしは鮮紅色を呈することが多い。」
……「これは、慶大の検視結果も東大のそれと同様、毒物が青酸カリであることで問題はない」ということである。
・4つの茶碗から集めた飲み残りの液について調べた警視庁鑑識課西山技官の証言
:「炎色反応を行ったところ、ナトリウム3に対しカリウム1の比率で現れました。
この結果から見てルビジュウムの量は微弱で、ないと言えるのです。」
……毒物にルビジュウムが含まれていたものなら、ナトリウムは醤油瓶で保存されたため
検出されるが、カリウムは含まれず、ルビジュウムは検出される。
もし、第1液がアセトンシアンヒドリンなら、これは、帝銀事件では国家による陰謀があり、
慶大法医学部及び警視庁鑑識課が加担したといえる。
また、佐伯氏は慶大の鑑定「アセトンシアンヒドリンは、胃中には入り、
分離して青酸とアセトンになる。発生したアセトンは有機溶剤で、揮発しやすく、
溶剤できわめて特異な臭気を有している。青酸臭と同様にこのアセトン臭を記載することは、
毒物がアセトンシアンヒドリンであることを特定することになる。したがって、
頭蓋腔、胃内などの臭いの記載を削除したものと考えられる」、
「毒物がアセトンシアンヒドリンでないと思わせるよう協力したものである」と言っている。
つまり、慶大も国家陰謀に加担したと言っている。
仮に、国家陰謀があったとしたら、東大が「6体すべて赤色系」、慶大が「6体すべて暗紫赤色」ということから
でも分かるように、まるで正反対な結果を出しながら、陰謀に加わったのである。
このようないい加減な陰謀の立案を行うはずはありません。
このうち、死斑の色については先に述べたとおりです。
佐伯氏によるアセトンシアンヒドリン説は、「第2液(水)を2分後に飲ませ、
第2液(水)によりアセトンシアンヒドリンを急激に分解させる」というものである。
佐伯氏は、水の役割をアセトンシアンヒドリンの解離を促進するためと言っている
第1液を飲ませたら、その液は胃液と混じる。胃液の中で一番多い成分は水である。
つまり、第2液(反応促進液)として水を飲ませたのは、胃液のpHを上げて
アセトンシアンヒドリンの分解を促進するためでしかない。
(補足:第1薬に水が存在すると、佐伯氏の説を採るなら、アセトンシアンヒドリンは
アセトンと青酸ルビジュウムになっている)
仮に、水を50mL、胃液を50mLとすると、胃液pHが2.0の人は、pH2.3となる。
この程度の量の水なら、胃液pHはほとんど変化しない。
つまり、水を飲ませたのは、毒物青酸カリウム説の私が言う意見と同じよう
に、反応には何の関わりがないもとなる。
青酸カリウムが比較的誰でも入手できたものであるが、ルビジウム(あるいは水酸化ルビジウム)
は非常に入手しにくいものである。
そのため、これを入手するためには、研究所、大学等につながりがなければならない。
佐伯氏は、このようなところからも犯人は特務機関員と言っているのだ。
しかし、胃液のpHを上げるのになにもルビジュウムを用いる必要は全くない。
塩酸1molを中和するのに、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム及び水酸化ルビジュウムの
どれでも1molあればよいのである。
そのうち、最も飲みにくい水酸化ルビジュウムも用いる必要はまったくない。
これなら、青酸カリウムの方がよっぽど飲みやすいのではないだろうか。
「SIDS INITIAL ASSESSMENT PROFILE」には、アセトンシアンヒドリンの水中での安定性として、
pH 4.9:T1/2 = 57分 pH 6.3:T1/2= 28 分 pH 6.8:T1/2= 8 分
と記載されてある。
胃液のpHがアルカリ側にあると、アセトンシアンヒドリンは分解後、青酸とアセトンになり、
青酸は直ちに青酸ルビジュウムになる。
つまり、胃液がアルカリ側だと、青酸ルビジュウムとなり、これは塩としてしか吸収されないため、
なかなか吸収されなくなる。
胃液のpHは低酸症の方も含めると、2から4ぐらいの領域にある。これは、塩酸量として100倍(補足:pH4の塩酸量を1としたとき)の範囲に相当する。
仮に、アセトンシアンヒドリンの分解を促進するためルビジウムを加えたというのなら、少なくともpH6.3からpH7.0の範囲にしなければならない。
これは塩酸量として12.9倍の領域となる。(ただし、pHが7付近の場合、この計算には狂いがある。)
ルビジウムの入った第1液を一定料5mL飲ませ、胃液を適度なpHにすることは無理である。
生き残った吉田支店長代理は、瓶に入った第1薬の下部1/3が白濁していた、と言っている。
これに対して、佐伯氏は「これは振盪すれば、アセトンシアンヒドリン水溶液は乳白色を呈する、
という伴供述と一致する」と言っているが、佐伯氏によるアセトンシアンヒドリン説である
「第1液はアセトンシアンヒドリン、エタノール、ルビジウム混合液」なら白濁することはない。
また、第1液に水が加わるとアセトンシアンヒドリンは分解して、アセトン
と青酸ルビジュウムになる。水が入っていれば、役に立たないものである。
アリバイについては、私は、次のことしか言えません。
・アリバイ作りに下見をした。この時、相田方のことを知っていた。
実際は、疑似チフスが発生したが、犯人は、いい加減に覚えて、赤痢と言った。
歯科医なら、こんな間違いを犯さない。
・事件前後のアリバイを作り、当然、帝銀には、最短距離で、また早足で行く。
また、当日、上野松坂屋には寄っていないと考える。
もしかしたら、「検事聴取書全62回p.478」にある、中井事件についての自白にある、
「目白で降りて、駅前からバスで椎名町交番前で下車し」とあるが、これが下見のことでは
ないだろうか?
356
誤:
これは塩酸量として12.9倍の領域となる。
(ただし、pHが7付近の場合、この計算には狂いがある。)
正:
:pH6.3からpH7.0の差0.7は、pHの低い領域では、12.9倍に相当する。
帝銀事件での実行犯と考えた理由のひとつ
・帝銀事件で使われた瓶の証言には、オキシフルの瓶と思われるような発言はない。
・帝銀事件で発見された瓶について、検事、鑑識等、だれひとりオキシフルの瓶と
考えていない。
・平沢は、自供でオキシフルの瓶で溶かしたと言っている箇所がある。
・発見された瓶は、オキシフルの瓶に該当する。
少なくとも、平沢が帝銀事件の毒薬を作ったと考える。
遅効性の説明ができてないのが致命的。
>第1液がアセトンシアンヒドリン単品だということは、味の点から考えると、
>まったくの問題外であるのでここでは省略する。
『アセトン』を市販の青酸かり、『味の点』を遅効性、に変えたらそれで終わり。
>私は、法医学など習っていません。また、代謝についても素人です。
>しかし、今まで明確な青酸カリの死斑の色について説明がなされてないが、
>内呼吸、外呼吸(高校理科程度)の停止で説明が出来たことです。
>つまり、少し大げさですが、これは法医学での新しい発見と言ってもよいものです。
大げさ以前に意味不明。文系には分からないのではなく、日本人には分からない。
内呼吸と外呼吸の停止なんて初歩的な解説のどこが法医学の新しい発見なの?
検事調書の自供は平沢自身の言葉ではない。自供を否認してから平沢が
毒薬を作ったという筈がない。検事や鑑識が考えていないんじゃなくて、
調書に残さなかっただけ。誘導が分かってしまうから。
つまり、こういう事でしょ。この人は法医学も法律もド素人。でも本を
書いちゃった。売れない、引っ込みもつかない。だからレビュで大発見だ
2chでは全員が自説に賛成と自分で書き込む。←実際には俺にも賛同者が
居るんだと泪目で訴えてるだけ
>>357 科相はただでさえトンデモなのに
もしかして、がつくと、もっと超ド級なヒドサだな
相田方が分かったのは中井の後だよ
ほんとアホなの?
ちょっと待って
化学操作氏にまずききたい。
>>336 >>337にコピペされてる文章は
あなたの文章としか思えない
自分で書いたんですか?
以前アマゾンレヴュー自演は認めたが
これも認める?
話はまずそれからだよ。
362
これも、私のものです。至る所に宣伝をしました。
申し訳ない。
360
内呼吸と外呼吸の停止なんて初歩的な解説のどこが法医学の新しい発見なの?
:
この2大学による検視結果の違いは、胃液のpHの違いから起きる。
(1)東大 胃液が通常のpH
胃液のpHが通常の人が青酸カリウムを飲むと、青酸カリウムは青酸となり
ガスは粘膜から吸収され、血液中には多量の青酸イオンができる。
そして、青酸イオンはヘモグロビン中のヘム鉄と結合し、全身にまわる。
細胞で、ヘモグロビン中のヘム鉄(U)と結合していた青酸イオンは
チトクロームオキシダーゼ中のヘム鉄(V)と結合する。
そのため、酸素の供給が絶え細胞の活動は急速に停止し、数分で死亡する。
胃の内部にはまだ吸収されない青酸があり、青酸中毒特有の青酸臭がある。
また、血液中にある多量の青酸イオンはヘモグロビンと結合し、全身に残る。
このときの血液の色は、鮮赤色〜鮮紅色となる。
従来言われている青酸カリウムによる死である。
このとき、青酸カリウムと胃液中の塩酸により生成された塩化カリウム
は吸収されず、胃の中に残る。
死因及び死亡機序は、「短時間・大量の青酸」による「急激な内呼吸の停止(ショック死)」である。
(2)慶大 低酸症及び無酸症で胃液としては高いpH
低酸症及び無酸症の人では青酸カリウムはほとんど青酸にならず、青酸カリウム
のまま腸で徐々に吸収される。そのため、血液中には青酸イオンは少ない。
その少ない青酸イオンはヘモグロビンのヘム鉄と結合し、各臓器に運ばれる。
その間、肝臓では青酸イオンは代謝される。ヘモグロビン中のヘム鉄と結合していた
青酸イオンは各種臓器の細胞でチトクロームオキシダーゼ中のヘム鉄と結合する。
そして、細胞の活動は停止し組織は壊れる。これが、少しずつ続く。
比較的早めに呼吸中枢の活動が不活発になり、肺での呼吸は減少し、酸素は減少する。
呼吸停止後も心臓はしばらくの間、拍動を続ける。数分から20分程度経過し
た後、心停止となる。その間、肝臓では引き続き青酸イオンの代謝は続く。
死亡時には、青酸イオンと結合したヘモグロビンはほとんどなく、全身の
血液の色は、暗紫赤色となる。
死因及び死亡機序は「長時間・少量持続の青酸カリウム」による
「徐々に起きる外呼吸の停止(窒息死)」である。
これは、胃液pHの違いにより起きる。
「Biol Pharm Bull. 2001; 24(3):313-5」には、
「日本人高齢者では無酸症の割合が多い(約 40%)が、米国人では高齢者でも
10%以下と言われている」とある。
また、「J.Pharmacobio-Dyn.7,656,1984」には、「日本人の低酸症は10代、
20代では余りないが、30代から増え始め、40代では40%弱、50代では60%を越え
ている」とある。
この日本人とアメリカ人の差は、食生活(主として肉食が多いかどうか)から
くる健康状態(漢方でいう実証と虚症)によるものと考える。
現在では日本人の平均寿命は飛躍的に延びた。これは、終戦直後と比較して、
食生活からくる健康状態は非常に改善されたからだ。
終戦直後はまだ日本人の栄養状態は悪く、体力はなく、無酸症の比率は
現在より高かったと考える。
また、2大学で、死体の色に偏りが出来たのは、12体を6体ずつ分けて
東大と慶大に振り分けたとき、赤い死体を東大に、暗紫色の死体を慶大に
送ったためと考える。
これを「宣伝」と言い切ることと、こういう欺瞞行為が
発覚しておきながら臆面もなく書込みを続けるところを
みても、真に反省しているとは思えないけどな。
361
相田方が分かったのは中井の後だよ
:「午後2時頃家を出て東中野から省線に乗り新宿で乗り換え、目白で降りて、
駅前からバスで椎名町交番前で下車し(p.478)」との自白は、中井銀行事件での自白中の
文章です。
椎名町交番と中井銀行事件とはつながりはないと思います。この点が、検事の
捏造ではないと考えるのです。捏造なら、支離滅裂です。
中井銀行に行くために、椎名町交番前を通ったということから、どのような
感じを受けるのでしょうか?
当時、青酸カリは、死亡まで1分以内と言われていた。
しかし、実際は3分以上である。
意識を喪失するまでの時間と、心停止するまでの時間を混同してねえか?
370 :
>>348:2009/09/23(水) 01:28:34 ID:???
科学捜査 さん、まだ起きていらっしゃるかな
>>368 これは頂けません。この程度の認識で60年に亘るという論争に終止符を
打ったと言われては故平沢氏も故E弁護士も浮かばれません。
絶命まで1分が3分以上などということは関係ないのですよ。
遅効性(私は帝銀薬物は緩即効的とでも呼ぶべきだと思っていますが)という時の
"効"は効き目=苦しみ始めるまでの時間で絶命ではない。青酸はそういう意味では超即効です。
科学捜査さんはもう少しこの辺の所を考えておられるのかと思っていたので
正直がっかりです。薬物の問題は敢えて今まで書きませんでしたが、ここまで
話しが出たので書きます。私は20年近くこの事件を考えており、薬物に関しても持論がありますので。
366
椎名町交番と中井銀行事件とはつながりはないと思います。
:訂正します。こんなに強い言葉ではありません。
実際に、中井銀行への通路として、椎名町交番前を通過したかも知れません。
こういうAAを貼りたくなっちゃうな〜
____
/ \ /\ キリッ
. / (ー) (ー)\
/ ⌒(__人__)⌒ \ <当時、青酸カリは、死亡まで1分以内と言われていた。
| |r┬-| | しかし、実際は3分以上である。
\ `ー'´ /
____
/ \ /\ キリッ
. +/ (●) (●)\
/ ⌒(__人__)⌒ \+
| | クスクス>
\ /
____
<クスクス / \ /\ キリッ
. / (●) (●)\
/ ⌒(__人__)⌒ \ +
| |
+ \ /
373 :
>>348:2009/09/23(水) 01:56:36 ID:???
>>350 昨日纏めて書けば良かったのですが、突然の睡魔に負けてしまいました、
何か罠に嵌めてしまったようで気が引けますが、悪く思わないでください。
>無味無臭(ACH)と喉に焼け付くような刺激(青酸カリ?)では、
その違いが歴然としていて、むしろ人相が似ている、似ていない、違う、
同じなどの比較の方が、その違いは曖昧になると思います。<
私はある種の職業病で言葉の使い方に慎重です。私の
>>344を良く読んでくだ
さい。似ているとは書いていません。
>一方の「平沢氏は帝銀に来た人間とは違う」という証言はどうか
と、
>そうだor違うという言い方、
と書いていて、似ている/いない、という言葉を使っていません。これでは
甘い、辛いという味覚の言葉と同じで程度の問題だからです。
言葉の曖昧さで言えば、実は無味無臭の方で、それを
>>350さんも科学捜査
さんも(>第1液がアセトンシアンヒドリン単品だということは、
味の点から考えると、 まったくの問題外であるのでここでは省略する。
>>355)
自ら誤解することで証明してしまっています。お二方とも(
>>350さんは科学捜査さんに
つられたのでしょうが)、無味無臭と無刺激を混同しています。
アセトンシアンヒドリンを舐めたことがありますか?私はありません。
覚せい剤と青酸カリならありますが。(仕事でです、笑)この事件を
調べた人で舐めた事のある勇気ある女性がいらっしゃいます。
謎の毒薬を書いた吉永春子さんです。
374 :
>>348:2009/09/23(水) 02:28:17 ID:???
吉永さんの感想はこうです。
「舌先に運ぶと苦い。舌先にピーンと刺激がくる、とても飲む気はしない」
(同書、198ページ)=うがいをしたくなるのは同じですね。
帝銀Y女史の感想。「ヒリッとした」。Y支店長代理「最初の薬は刺激が強く。。」
もうお分かりだと思います。”味の点か考えると問題外”は問題外
なのです。だからと言って、この事から私は薬物がASHだと言いません。
ただはっきりしているのは、ASHは無味無臭、胸に焼きつくような刺激は
青酸カリ、という恣意的な併記を先ずしておいて、無味無臭から無刺激を
誤って連想し、ASHを可能性から外すのは間違いだという事です。それよりは
この人ではありません!という声の方が曖昧さはないでしょう、というのが
私が言いたかったことです。
さて、私は
>>344で科学捜査さんの演繹の仕方を問題にしました。
同一人物の証言を部分的に採用する事は可能だし、よくあります。但し、理由を付さなければ
いけない。7ヶ月前で記憶が曖昧になっているであろうから、というのは通り
そうな理由です。しかし、ここで再三言われていたのは薬物の影響云々では
ないですか?そうであれば、それは通りませんよ、ということです。時系列で
言えば、薬物に関しての感想は事件直後で、平沢氏の面通しは7ヶ月後ですから。
しかし、薬物による記憶の混濁は両方に及びます。だから私は
>>344で
>それは薬物によって記憶が混濁して、 云々の言い訳はもう通用しません。
と限定した言い方をしたわけです。
では、原判決はどうだったか?両方採用しています。ここが問題なので
以下に詳しく説明します。
375 :
>>348:2009/09/23(水) 08:18:59 ID:???
失礼また寝てしまいました。
>>290さんの質問への答えで書こうと思っていましたが、ここで書きます。
私はこれはいい質問だと思います。私は、平沢氏が3件ともやった、
よりは、3件ともやっていないと言う方が可能性が高いと考えるので。だから
こそ法廷論では無罪、それだけ椎名町平沢氏実行がありえないということ。
私が未遂は平沢氏ではないかと思った根拠には中井の支店長の証言がかなりの比重を占めています。
(十分条件ではないですが)事件の数年後、事件当時は慎重な言い方をしたけれど、
<他の銀行はどうか知らないが>、自分の所(中井)に来たのは九分九厘平沢氏で間違いない
と言ったと和多田氏の本にあります。私が聞いている話では、検事にも、これに近い言い方
をしているらしいのです。この事件は有罪が認定されれば死刑は間違いない。
検察だって全くの無辜の人間を絞首台に送りたくはない。どこかに拠り所が
欲しい。それがこの人の証言でした。それで7ヶ月経っていてもこちらは採用した。
私はなるべく事実に寄り添う形で考えるようにしているので、Y女史
の証言を取るなら、中井支店長の証言も取ります。もちろん、これ(人相)だけ
ではいけないけれど。
検察にとって邪魔なのは、帝銀のY女史の証言です。ほぼ同時期に起きた本丸の
帝銀では違うと言われてしまっているわけです。Y女史のは勘違いで済ませたいでしょうが、
片方採用で片方は不採用は通らない。ただ、一つ中井支店長とY女史の間で違いが
あります。前者は薬物を飲んでおらず、後者は飲んでいる事です。強引にやれば
、意識の混濁があるかもしれないので、Y女史ら帝銀証人の証言は不採用!と
言えなくもなかった。しかし、それを躊躇うくらいに彼ら4人の証言は、(
特にY女史)現場状況などにおいてしっかりしていた。そこで登場しそうなのは、
>>350さんの論理=7ヶ月経ってるから、ですが、法律的な証拠採用の
可否判断上、厳密にいうと、この7ヶ月経ってるからだけではダメで
(中井支店長も同条件なので)、意識の混濁があった上7ヶ月経ってるから
といわないといけなくなる。そうすると何が起こると思いますか?現場の状況、犯人の
年恰好が未遂に似ている(とも言える)事、など全て採用できなくなります。
(意識の混濁があったのですから)
376 :
>>348:2009/09/23(水) 08:21:12 ID:???
そうすると立件できません。起訴までの間、こういう葛藤が検察にあった
はずです。そこで、旧刑訴法で押し通せなくもなかった
事を幸いに、調書偽造(or架空調書)を疑われてまで、上司の検事が平沢氏
の調書を作り上げたわけです。中井と帝銀での人相証言の食い違いは、あくまでも同一犯で押し通し、
平均値で行った。平沢独りで行っちまえ!というわけです。
しかし、私達はここではこうした足枷から自由です。複数犯で考えれば
すっきりすること(@平沢氏の金、A椎名町だけ妙に確かなアリバイ、B薬物の謎:
青酸であろうがASHであろうが、新薬(後で述べます)であろうが、共犯者に知識があればできる、
C中井、帝銀の目撃証言=人相年齢の食い違い、D中井の一月程前に松井氏の名を語り、
青酸カリを手に入れようとした男が平沢氏と別人だったこと;これは間違いないと思います。
平沢氏に少しでも似ていれば、検察が放っておくはずがない)がこれだけ沢山あるのだから、
平沢氏に近い歯科医の犯人適格性を考えるのは、妄想などではなく当然です。
377 :
>>348:2009/09/23(水) 08:27:21 ID:???
>>351 当日雨が降っていなかった事、朝の雪、長靴の件承知しています。前のスレッド
で書きましたが、ぬかるみ道を歩くイメージを持つために(当時は未舗装
の所が多かったので)長靴をはき私は歩いて見ました。電車も一本飛ばし(
当時は間隔が今より長かったでしょうから)、券をちゃんと買い、エスカレーターの類は一切使わず。
一時間10分がホントにギリギリです。その頃、私の父が事件時の平沢氏(56歳)と変わらない年でした。
家に帰って父の顔を見て、これが父に出来たら(殺人は勘弁ですけど)、ある意味凄いと思いました。
抑制が効かないとか異常とか言う前にアクロバティックです。大手町でタバコを2本吸って
(当時、喫茶店で中年の男性同士が入ってきてからタバコを2本吸うのに大体どのくらい時間をかけるかも
チェックしてたこともあります、笑、最低20分はかかりますね)、電車に乗り、
階段を含めた合計2キロをずんずん歩き、前口上、
16人分の茶碗に毒物をスポイトで振り分け、毒殺、現金を掴み逃走。
長靴に履き替える?服も変える?とてもとても。そうではなく、
犯人は余裕を見て現場に着き息を潜めて待ち、相田宅のジープに気を使い、
息を整えた筈。事によると事後服を着替えるか上から着るなりした可能性もある。
>>351さんは以前、具体的な時間が必要と仰っていた方でしょうか?その時も
述べましたが、日没の方が優先です。軍曹の平沢氏帰宅時間に関する供述は
ちゃんと調書が取れていないので、引用する人によってまちまちです。
日没が5時なら、4時半、そう考えるべきです。誰かが帰ってきた時に時計で
時間を確認する人はまれです。タドンと軍曹の休日と東中野の家が揃うのは、
恐らくこの日だけです。(前述)縁側は光を取るために大体透明ガラスで
、開け放つ必要はなく(空気の入れ替えはするでしょう)、
冬だから縁側から望見する事できないという事はない。
374
無味無臭から無刺激を誤って連想し、ASHを可能性から外すのは間違い
:「毒物及び劇物の事故時における応急措置に関する基準」(厚生労働省)には、
毒劇物の運搬事故が生じた場合にとるべき応急措置の具体的な方法を品目ごと
に定めている。
アセトンシアンヒドリンについて、「目に入った場合、わずかに刺激があり
、粘膜から吸収される」とある。
「目に入った場合、わずかに刺激」というのは、飲んでも気付かない程度になります。
刺激がないことが、登戸研究所で研究された、ひとつの理由です。
>>378 人の書き込みに文句つけるよりも、、青酸カリの「遅効性」について説明するのが
先じゃないの?
380 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/23(水) 09:11:19 ID:+oLgQrTN
みんな私情が入りすぎなんだよw
382 :
>>348:2009/09/23(水) 09:37:13 ID:???
>>378 いや違います。科学捜査さんはもう少しちゃんと調べないとダメですよ。
科学捜査さんは飲んだ、あるいは舐めましたか?ひりっとするんでですって。
これを研究し大臣賞を貰った九研T氏のインタビュー。
「アセトンシアンシアンヒドリンに無味無臭だ。青酸カリと違って飲みやすい。
しかし、それだけで飲めるかと聞くと、Tは首を傾げ、コーヒーなどに混ぜれば
と答えた」
もう一人。同じく九研の責任者Y。Tの上司。帝国大学理学部卒。(アセトンシアン
ヒドリンはすんなり飲めるものですか)いや、あんなものはそのままで、
すぐに飲めるもんじゃあないですよ。そんなものじゃない」Yは強く首を振った。
刺激はあるんです。青酸よりは軽い。飲んだ途端に喉を抑えるほどではないが、
うがいはしたくなるでしょうね。帝銀の薬物はこれに近いといえるかもしれませんよ。
誰も喉は掻き毟らなかったのだから。
しかし、科学捜査さん、私はこれをもってASHが帝銀薬物だとは言わないのです。
:「毒物及び劇物の事故時における応急措置に関する基準」(厚生労働省)
という一般的なガイドライン通りにはいかないのです。家庭の医学の通りに
病気の原因や予後が行かないのと同じです。私が言いたいのは、自説に都合の
良いものを引っ張り出しては行けない、ということです。先ずASHを舐めるか、
舐めた人の話を真摯に聞くかしなければ。少なくとも長年にわたる他の
人々の研鑽と追及を自らが一蹴したと豪語するならばです。
厳しい事を年配の方に言って申し訳ないですが、これは言わずにはいられないのですよ。
>>357 >実際は、疑似チフスが発生したが、犯人は、いい加減に覚えて、赤痢と言った。
>歯科医なら、こんな間違いを犯さない。
これは伝聞であろうから、元(or途中)が違っていたの可能性が大です。
歯科医というより医者が自分で診察はしないまでもカルテを見たのに、
覚え間違えたならまだしも、元の情報が間違っていれば、誰でも間違えます。
元の情報源は平沢氏かもしれません(笑)それよりも、ここで歯科医はこんな間違いを犯さない、
というのは、未遂2件とは打って変わって椎名町帝銀をやり遂げた鋭利な犯人の的確性は
平沢氏より歯科医にあると、科学捜査さんご自身がここで認めてはいませんか?
意地悪な言い方で申し訳ありませんが。
383 :
>>348:2009/09/23(水) 09:40:29 ID:???
>>378 いや違います。科学捜査さんはもう少しちゃんと調べないと。
科学捜査さんは飲んだ、あるいは舐めましたか?ひりっとするんですよ。
これを研究し大臣賞を貰った九研(T)のインタビューがあります。
「アセトンシアンシアンヒドリンに無味無臭だ。青酸カリと違って飲みやすい。
しかし、それだけで飲めるかと聞くと、Tは首を傾げ、コーヒーなどに混ぜれば
と答えた」
もう一人。同じく九研の責任者Y。Tの上司。帝国大学理学部卒。(アセトンシアン
ヒドリンはすんなり飲めるものですか)いや、あんなものはそのままで、
すぐに飲めるもんじゃあないですよ。そんなものじゃない」Yは強く首を振った。
刺激はあるんです。青酸よりは軽い。飲んだ途端に喉を抑えるほどではない。
うがいはしたくなるでしょうね。帝銀の薬物はこれに近いといえるかもしれない。
但し、科学捜査さん、私はこれをもってASHが帝銀薬物だとは言わないのです。
:「毒物及び劇物の事故時における応急措置に関する基準」(厚生労働省)
という一般的なガイドライン通りにはいかないのです。家庭の医学の通りに
病気の経過や予後が行かないのと同じです。私が言いたいのは、自説に都合の
良いものを引っ張り出しては行けない、ということです。先ずASHを舐めるか、
舐めた人の話を聞くかしなければ行けない。少なくとも長年にわたる他の
人々の研鑽と追及を自らが一蹴したと豪語するならです。
厳しい事を年配の方に言って申し訳ないですが、これは言わずにはいられない。
私が書いたのは、死亡時間についてです。
効果が現れ始める時間となると別な論議になるからです。
ホームページ「その他の事件における法医学鑑定」の「帝銀事件」には、
「青酸カリは速効性の毒物で、致死量も小さいため、厳密に量を加減しないと
即死してしまう。」と書かれています。
当時、青酸カリによる死亡時間は、即死〜1、2分以内と考えられていました。
そのため、東大法医学教授古畑氏は、「法医学ノート」で、青酸カリによる
死亡時間を述べているのです。
「3分で死んだもの2例、5分7例、10分2例、17分1例、20分4例、
25分1例、30分3例、40分2例、1時間1例……」
当時の青酸カリによる死は
・死亡時間:即死〜1,2分
・死体の色:鮮赤色、ピンク
というものです。
当然、慶応の検視結果(暗紫色〜)と死亡時間から考えると、青酸カリでは
ないことになります。これは、当時ではごく普通の考えです。
私も死体の色に暗紫色があるということを、この帝銀事件ではじめて知りました。
しかし、現在ではインターネットでこのような死体の色があることを、簡単に
知ることが出来ました。また、死亡時間も私の著書出版後、インターネットを
介して購入した「法医学ノート」で、実例を知ることが出来ました。
なお、アセトンシアンヒドリンだと考えられたのは、遅効性(実際は即効性と分類するかどうかは別として)
だからです。また、第2薬(反応促進薬)を飲ませてすぐに効果を出させた
からというものです。
佐伯氏の第2薬(水)には反応促進の役割はまったくありません。
慶応大学中館教授の証言では、
「症状には2つの型があって、極急性のものは、まず人事不祥になり次に全身
痙攣が来て、1,2分で死んでしまいます。もう1つの型は最初に眩暈きて
目の前が暗くなり、目が見えなくなって……」とあります。
ここでは、2つの型のうち、ひとつは症状がであるまでの時間を述べていますが、
私が議論しているのは、死亡時間についてです。2つの型のうちあとの型では、症状が
でるまでの時間が書かれていません。
ここで、アセトンシアンヒドリン単独説をとなえている方は、次の点をどのように
お考えですか?
・第2薬を飲ませた。その第2薬とはどのような成分なのか?
・第1薬の下部に白濁を生じていた。
387 :
350:2009/09/23(水) 10:46:36 ID:???
>包装氏さん
>長靴に履き替える?服も変える?とてもとても
これは電車の座席に座って移動中に行えば、時間もかからず、
両力も手間もかからず行えるのではないでしょうか?
ルーズソックスが流行してた頃、女子高生が良く電車の中で
靴下をルーズに履きかえていた行儀の悪い光景が見られたものです。
靴下を履きかえる手間に比べれば、長靴や上着をかえる手間は軽微です。
>ただ、一つ中井支店長とY女史の間で違いが あります。前者は薬物を飲んでおらず、
>後者は飲んでいる事です。
>強引にやれば 、意識の混濁があるかもしれないので、Y女史ら帝銀証人の証言は不採用!
>と 言えなくもなかった。
実際、検察の中で薬物による意識混濁により、椎名町の犯人の人相に関する記憶の錯誤の
可能性が検討されたり、検討までいかなくても話しにのぼったりしてた事はあるのでしょうか?
私は前スレで、
詐欺事件の証人達(薬物を飲んでいない):平沢が犯人と特定している。
未遂事件の証人達(薬物を飲んでいない):何人かが平沢が犯人と特定している。
帝銀事件の生存者達(薬物を飲んでいる):平沢が犯人と特定していない。
(以下、薬物による記憶混濁の可能性について、略)
と書いた者ですが、中井の支店長の証言は佐伯本で読んで知っていましたが、
中井を含む未遂事件の証言が分かれているのが、薬物のせいだけでは上手く
説明がつかないので困っていましたので修正します。
詐欺事件の証人達(薬物を飲んでいない+犯人と会っている時間が下記2件より長い):平沢が犯人と特定している。
未遂事件の証人達(薬物を飲んでいない+犯人と会っている時間は数分):何人かが平沢が犯人と特定している。
帝銀事件の生存者達(薬物を飲んでいる+犯人と会っている時間は数分):平沢が犯人と特定していない。
つまり、未遂事件では犯人と会っている時間が数分で、面通しは7ヶ月後なので証言が分かれた。
それから、椎名町では犯人と会っている時間が数分で、面通しは7ヶ月後なので、薬物による意識混濁も加わり記憶の錯誤がおきた。
という可能性があるのではないでしょうか。
>意識の混濁があった上7ヶ月経ってるからといわないといけなくなる。
>そうすると何が起こると思いますか?現場の状況、犯人の 年恰好が
>未遂に似ている(とも言える)事、など全て採用できなくなります。
>(意識の混濁があったのですから)
これについては以前にも書きましたが、初対面の人と会って数分話して、
話した内容、状況、およその人相(髪型、輪郭など)、服装は覚えている
けど、顔は覚えていない、思い出せないという事はよくあるものです。
商店に行って、買い物のやりとりを店員と数分したり、会社を訪ねてきた
営業と数分会話をしても、会話や状況は覚えていても、相手の顔は全然覚え
ていないという事は多いです。
商談などと、毒殺されかけたという酷い目にあった場合とは異なるという
意見もでましたが、先に酷い目にあってからなら相手の顔も目に焼きつくで
しょうけど、帝銀でも未遂でも犯行時において被害者達は無理やり飲ませられる
等の酷い目にあってからではなく、スムーズに飲んでから、椎名町では1分過ぎ位には
流し場へ駆け込んでるので、酷い目にあっているから商談の時とは印象の強さ
が異なるというのは違うと思います。
第1薬は、強烈な味がしているのです。
・第一薬の色は無色で、においはなく、味はウィスキーの強いのを飲むように感じ、咽の奥の方へ入っていくと焼け付くようであった。第二薬は水のように感じた。
・第一薬を飲むと、舌が焼けるように感じ、その感じが下に落ちていくように思われた。第二薬を飲んだが楽にはならなかった。
・第一薬は、咽が焼けるようで激しいものであった。第二薬を飲んだ。皆第二薬を飲んだが、なお飲みたい人は飲むように言ったの
で、私は注いでもらってまた飲んだ。
しかし、咽がかっかと激しく燃えるように感じられたので……。
・第一薬を皆が飲んで机におくと、その男は第二薬を注いでくれたのでそれを飲んだ。すると咽の奥がひりひりしていたが……。
味について
言葉の足らなかった点は反省します。
証人が言うような刺激性は、ガイドラインから考えると、アセトンシアンヒドリン単品は
そのようなものではない。
しかしまあ人の話をちゃんと読まないおっさんだな
大まかなガイドラインで考えたらxと言われてるのに
証人って素人じゃなくてアセryoを作った本人達が言ってるんだよ
それをそのようなものではないってどんだけ傲慢なんだ
wikipedaの「冤罪」の項目の参考文献にも、ご丁寧に強引に押し込んであるよ
帝銀事件は冤罪ではないという説もある。
科学捜査論文「帝銀事件」(中村正明、東京図書出版会)
価格: ¥ 1,470 1500 円以上で 配送料無料. 本は全品無料お届け. 詳細
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393 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/23(水) 15:17:12 ID:H+zuFsiv
青酸の毒で呼吸中枢がやられても、もしかすると低量ならば、人工呼吸などを
続ければ、蘇生できるかもしれないが、誰か試してみるか?
かがくの年代の人って
頑張れば報われると言う感じでやたらめったら
アピールするのよね。
390 素人じゃなくてアセryoを作った本人達が言ってる。
「刺激はあるんです。青酸よりは軽い。飲んだ途端に喉を抑えるほどではない。
うがいはしたくなるでしょうね。帝銀の薬物はこれに近いといえるかもしれない。」
:私は、制がん剤の研究をしましたが、その制がん剤について、味はまったく知りませんでした。
一度も味わったことがないからです。
九研の責任者は実際に飲んだのでしょうか?
アセトンシアンヒドリンは戦後化学会社でプラスチック原料として多量に作られました。
そして、情報は更新されていくのです。アセトンシアンヒドリンは、分解しなければ
臭いはありません。分解したときでる青酸やアセトンも微量なら刺激はほとんどない
はずです。
刺激性の試験は、その薬物を目に入れて行うのです。
アセトンシアンヒドリンは、
今回の仮装と放送の応酬を読んで分かった事
仮装は、化学は私立大学学部レベルつガイドラインレベル、文章読解力は中学レベル
仮装と議論してもムダ トンデモ本の宣伝に一役買ってるだけ
だから放送も相手にするのを止めるべき。以上。
>>395 この人ほんとどうしようもないね
毒物と制ガン剤を一緒にしてどうするの。
敵にすんなり飲ませるための研究を人体実験も含めしてるんだよ。
自分で舐めた、被験者に飲ませた事があるに決まってるでしょ。
そういう人が刺激があって簡単には呑めないと言ってるんだよ。
それに、青酸やアセトンも微量なら刺激はほとんどない
はずです。 って自分で青酸とアセが飲ませただけでは区別できないと
認めてんじゃん。ほんとムダ、議論しても。連投スマソ
ホームページ「謀略戦基地・登戸研究所」(和田一夫)には、アセトンシアンヒドリン
について、次のように書かれています。
開発された新製品は、青酸と溶剤のアセトンを主原料とした特殊の青酸化合物で、
無色・無臭・無味、水にもアルコールにも溶けやすく飲食物に混合しやすく、
注射用アンプルに封入すれば保存・運搬が容易で従来の青酸カリに比し、
謀略用に大変優れた性質を備えていることが各種動物実験で明らかになった。
「無味」とあります。もちろん、味と刺激サイトは違いますが、味について
書かれているなら、刺激性のある場合は記載します。
>って自分で青酸とアセが飲ませただけでは区別できないと
認めてんじゃん。
こういうイタイ矛盾をつかれた時は、今まで一度も反論したことがない。
開発者自身が刺激があると答えているんだよと指摘されてるのに
第3者が書いた文献調べて書いたブログ見つけてきて反論って
化学についても完全なアマチュア。
もう書かない、ゴメン。釣られてるだけかもと思えてきた。
本を書いたからには、自分の考えを世間に認めさせたい、
という純粋な気持ちがあるのは理解できる。
そして、自費出版では本の存在を広く知らしめることが
できないので、ネットを利用して宣伝したい心情もわかる。
しかし、理性あるモノ書きならばやっていいことと悪いこと
の分水嶺は当然知っているはずだし、たとえ知らなかった
としても、このスレで何度も指摘されているので判っているはず。
論旨の矛盾点を突かれてまともに答えず、はぐらかしの言説で
人を煙に巻こうとするレトリックはもうたくさん。
中村氏のいい加減さは、もうボロが出過ぎるほど出てしまっている
ので、これ以上続けるとせっかく書いた自分の本の価値をまた
さらに下げるだけ。
トンデモ論理は、自説に自信がない証拠なのかもしれないが、
もしかしたら毒物青酸カリ説が正しい可能性もないとはいえない
わけだから、しばらく静観しておいた方がよいのでは?
ちょっと、ブレイクタイムの意味でどうでもいい私の感想(笑)。
私が例の検事聴取書を読み、実に興味深いと思ったのは
不動産会社のO氏(中野の平沢氏の土地を分譲した方)の陳述の箇所でした。
この方は、おそらく、「中井〜帝銀」の2つの事件を包み込む時期に、
平沢氏から何度も訪問を受けているようでして、
「絵を買ってくれ」とか「(三越の)展覧会の絵を見に来い」とか、
何度もアプローチされてたようです。
で、最終的には根負け(?)したのか、2月に入ってから、
相当に値切って(二千円)で購入した――というようなエピソードを述べてるんですね。
これが事実だとした場合、結構、面白いと思うんです。
もし、平沢氏が何かしらのかたちで帝銀事件(ならびに予備的事件)に関係してた場合ですが、
彼は、あのような世間を大騒ぎさせた事件を実行(画策)したにも関わらず、
そして、それなりに大金をせしめた(であろう)にも関わらず、
事件前と変わらず、マイペースに自分の絵を売り込んでるんですよね。
(しかも、最後は二千円まで値切られほど、粘ってるしw)
彼が、事件の前と後で自らの態度や行動の変化が出ないように、
意識的にマイペースな自分を演出したんだとすれば大したタマだと思いますし、
そうでなくて単なる「天然」だとすればそれはそれで相当な奇人だと思いました。おわり。
医薬関係の研究職で興味あったからたまにROMてたが、びっくりして書きこ。
>>395の
>刺激性の試験は、その薬物を目に入れて行うのです。
らめ〜w これヤバイ 動物、ドーブツ!の目で検査する。
間違っても鵜呑みにしないように。しゃれにならない。それから
>微量なら刺激はほとんどない
これも変。量と刺激は関係ない。効力は関係あるけど。
極端な微量ならそうだけど、そこまで微量だったらそも効力がないわけで…
それから
>>378の「目に入った場合、わずかに刺激」というのは、飲んでも気付かない程度になります。
こんなことは厚労省の毒劇基準に書いてない筈。粘膜に刺激があれば飲んでも
気づく事もある。口腔粘膜はやや鈍感なので単に程度の問題。毒薬として開発してた
人が実験でそのままは飲めないと言ってるのなら、飲んでも気づかないって
ことはない、と思。(↓続く)
続き)
科学捜査というコテさん、トンデモまでは言わないけど、思い込みが激しすぎ。
どちらかというと
>>382の方が正しい。アセトンはすんなりとは飲めないはず。
>>388で>強烈な味と言ってるけど、>味はウィスキーの強いのを飲むように感じ、
というのもこれは味じゃなくむせる感じを言葉で表しているのでは?
それ以外には、
>>388には味という言葉ないし。
ひりひり、かっと、燃える、焼けるは全部刺激のこと。
だから無味無臭のアセとンじゃなくて青酸カリとは言えない。
どっちかというと飲んだ人の反応は青酸よりむしろアセトンに
近いようだけどはっきりとは言えない。
数値化されてない感覚的な言葉しか残ってないから。
薬物は今更特定不能かと。でも平沢は犯人ではないと考えます。
薬物そのものより、扱い計量飲ませ方(舌)アルコールを
使ったとしたらその知識とか平沢じゃ無理、
助言者がいたらどうにかできるかくらいの感じ。なんで犯人は平沢以外
(医歯薬化関係知識が有るもの)か平沢+そういう人間かと。
白黒はあまり自信はないんでまたROMるけど、
刺激試験、自分ので目でしちゃダメだよ〜w これが言いたかった。終わり。
あ、それから、青酸カリは必ずしも白濁しない。条件がある。全員が白濁
してたって言ってたのかな。確か一人だけじゃ。
401
そうでなくて単なる「天然」だとすればそれはそれで相当な奇人
:
帝銀事件の犯人は、非常に不可解な行動を取っている。それは、「衝動的行動
」、「抑制のきかない行動」、「大胆な行動(無謀な行動)」及び「感情的反
応がない」というものである。また、平沢の行動は「抑制のきかない行動」で
あり、「大胆な行動(無謀な行動)」もみられる。帝銀事件の犯人と平沢の行
動は共に「前頭前野にある眼窩前頭皮質における障害から起きる行動」である。
なお、荏原銀行事件及び中井銀行事件での犯人なら、「感情的反応がない」という
ものも該当するかも知れない。
ただし、これは裁判での有罪無罪を論議するものでもない。
また、共犯の有無を言うものでもない。
アセトンはすんなりとは飲めないはず。
:アセトンシアンヒドリンが何パーセント分解しているかによります。
20,30%(あるいは10%)分解していれば、そうかも知れませんが。
注釈 目刺激性試験について
ウサギを用いた眼刺激性試験というものがあります。
ウサギ3 匹を使用する。
ウサギの片目に検体を0.1ml点眼し他眼は無処置の対象とする。
点眼後1,24,48,72時間の観察を実施し、点眼後72 時間に刺激反応が見られた場合
は点眼後21 日を限度として観察を続ける。
観察結果から、平均合計評点を算出し評価する。
>>404 かがくを職業としてやってきたんだがら。
>帝銀事件の犯人と平沢の行
>動は共に「前頭前野にある眼窩前頭皮質における障害から起きる行動」である。
と断定口調で書くのは無理がないか?
そういう見方もできる、程度の論拠でしかないと思うけど。
精神医学的な分析は素人には難しいぞ。
私も素人だけど。
1)異常・正常の線引きが難しい、
なぜなら症状はスペクトラムであって、
どこか一点できれいに二分されるものではないから。
2)上とも関係するけど、症状の「記載」だけ読むと
専門家には正常と判断される人でも
自分を含む素人診断では、その症状に当てはまる人は意外と多いはず。
なぜなら、症状がスペクトラムであることを無視して
症状があるかないかだけで二分してしまえば
多くの人は症状ありになってしまうから。
だいたい、専門家でも見解が分かれるというのにだ。
異常・正常の線引きが難しい、
なぜなら症状はスペクトラムであって、
どこか一点できれいに二分されるものではないから。
:確かに線引きは難しいと思います。しかし、あくまでも個人的感想ですが、
平沢の抑制のない行動と、犯人の「感情的反応の欠如」は病的に思えます。
また、荏原事件、中井事件での犯人なら、この行動自体も病的に思います。
とりあえず、言い方を変えてます。
・平沢が行った荏原銀行事件、中井銀行事件は大金を盗むため
、顔を隠しもせず行ったのです。
ここでは、法曹関係者殿も平沢が実行犯だと言っています。
このようなことは普通の人には出来ないと思います。
・平沢の行動「そうでなくて単なる「天然」だとすればそれはそれで相当な奇人 」
も、共犯だとしても、普通でないと言うことです。
・また、帝銀事件で震えることなしに子供も含めて平然として殺すことが
出来ると言うことも、普通でないと考えます。
・小切手は、どさくさに紛れて盗む人もいるかも知れません。しかし、多数が殺された
恐ろしい事件の後、その小切手を素顔で交換に行けるものでしょうか。
私は、このことについても普通の人には出来ないと思います。
火葬氏は、このスレの書き込みを見てみると、普通の人ではありません。
帝銀事件の犯人も、普通の人ではありません。
よって、火葬氏は帝銀事件の犯人です。
こんなレベルの話、誰が真に受けるっつーの。
>>402です。自分で書き込みして実感したけど
科学捜査て人、他人のカキコ読まないわw
>>405の
>注釈 目刺激性試験について
>ウサギを用いた眼刺激性試験というものがあります。
、だから自分もど〜ぶつ!って言ってるのに...
こういう時って、そうだ動物(ウサギって動物だよねw)でした、ゴメン
てのがフツウのレスだと思うんだけど??
それから、
>:アセトンシアンヒドリンが何パーセント分解しているかによります。
>20,30%(あるいは10%)分解していれば、そうかも知れませんが。
これ、ここに書いてるだけで随分幅(3倍)があるのね。それだけわかんない
ってこと。だったら開発者、ま軍関係者が開発したってわけじゃなくて
前からある薬なんで、毒薬としての利用を検討してた人て意味だけど、
その人達が毒殺できるレベルならそのまますんなり飲めないと言ってるんで、
それを取るしかないでしょ、てこと。それが科学的てこと。違うかな?
>>411 > 、だから自分もど〜ぶつ!って言ってるのに...
> こういう時って、そうだ動物(ウサギって動物だよねw)でした、ゴメン
> てのがフツウのレスだと思うんだけど??
世代的な理由か、前職の地位からくる癖が抜けないか。。。
偏見かもしれないけど、
「ああ。昔から知ってたよ」って言いつくろう人が多いんだよね。
この世代というかこういう地位の人って
読まないんじゃなくて、読めない(文意が理解できない)のでは?
まさかとは思うけど、それしか考えようがない。
オウムにハマったのは理系の秀才が多かったらしいから、
このヒトも自説が絶対正しいと思い込んで、物事の客観視が
できないのかもしれない。
まあ、帝銀関係の本ならなんでも読んでみる主義の自分だから、
ネットの自己宣伝につられてこの方の本読んでみようと思ったけど、
ここのスレ覗いてみて買うのやめた。
その意味では、著者は確実にひとりお客さんを逃したことになるな。
余計な宣伝しなきゃよかったのに(笑)
>>414 >まあ、帝銀関係の本ならなんでも読んでみる主義の自分だから、
そうだね、なんかこの事件は魅力ある。何でだろ。
>>409 あのさあ銀行押し込み強盗じゃないんだから、顔は隠さないでしょ常考
誰かも言ってたけど意気込みとしちゃ全員殺すつもりだったんじゃないの?
普通の人が現れたからこそ行員も毒を飲んだわけだし。覆面してたら引くでそ。
同じとこをグルグル回ってる気がする。この科装と、きっちりした時刻大好きの
上げ爺さん(
>>380)、道がぬかるんでたてのは全ての本でそうなてるんだが
帝銀女子行員の記憶は人相に関してだけはぶっ飛んでたとひたすら言い続ける
>>387 この平沢クロ3人衆はどんな反論を貰っても同じ事言い続けてるだけなんだが。
平沢クロ3人衆 ワロタ
でもこの3人明らかに別人なんだよな。
ひょっとすると731、GHQの問題になってくるのは
何があっても避けるぞという勢力が今だに..
おやこんな時間に誰かが
別人なのか・・・てっきり同一人物かと思ってた
>>376で包装紙さんが仄めかしている「新薬」とは何だろな?
あとちょっと包装紙さんにお尋ねしたいのですが、
九研のトップであるS中将の、帝銀事件に関する何らかの証言をご存知でしょうか?
自分の調べた限りでは、この人物の証言ってないんですよね・・・
420 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/09/25(金) 23:09:39 ID:picCf0Vf
387>>
平沢クロ3人衆ですか。
私は
>>380さんとも科学捜査さんとも別人なので、たしかに3人存在しているようです。
このスレで真っ当にに書き込んでくださっているのは包装紙さんと科学捜査さんだと思って
いるので、お二方にはこれからも常駐して頂きたいです。
誤解があるようですが、私は平沢クロ説ではないです。
最初のスレ、2番目のスレで、平沢単独犯説の矛盾を箇条書きで複数回書いていたのは
私です。
3番目のスレを立てた時、スレタイに「帝銀事件3 犯人は平沢さんではありません@M女史」
という様な書きこをしたのは私です。そのスレは重複していたので、書き込みせずに落ちましたが。
このスレでは包装紙さんという強力な平沢非実行犯説の論客が現れたので、より真相に近づきたい
がために平沢クロ説の観点から書き込みしています。
要は中身のある検討をしたいだけです。
387>>
私は中身のある検討は中々できないので、包装紙さんと科学捜査さん
は、今後とも常駐のほど宜しくお願いします。
422 :
>>376:2009/09/26(土) 13:07:43 ID:???
う〜ん、やっぱり毒物の話をしなければいけないですかね。困った(笑)
長くなるんです。今日は家族が遊びに行っているので気を取り直して。
先ず、
>>419さんに。新薬と言うのは大袈裟すぎました。妙な期待を持たせて
すいません。酵素のことです。何で酵素が新薬だと笑われそうですが、帝銀が
起きた時点では、新薬というか新バイナリーでした。それが問題だという
人もいます。常石敬一さんとかですね。
青酸配糖体(1薬)+酵素(2薬)という組み合わせを考えた場合、というか
それでマウスで実験すると、帝銀での反応にほぼ似た経過を辿ります。科学
捜査さんはここまで書くと大体分かると思います。この辺を理解したい方は、
先ず以下の3つのサイトを見てください。(一つは買うか立ち読み)
1. 科学捜査さんの本、というと宣伝してると怒られそうなので(笑)
こちらのSiteでいいかな(本の売り上げに協力できずすいません)
http://www.bijutu.net/S_Hirasawa/Hirasawa%20Sadamichi.html 2.吉永さんの謎の毒薬、これも平等に宣伝になるので、立ち読みでもしてください。
195pから208pまでがこの本のハイライトでしょう。この本は大手出版社から出た本としては新しい。(1996年春)
マウスを使って4つの薬物を実験しています。Cつ目のシアン配糖体プラス酵素は、
帝銀の時とほぼ同じ経過(第2薬を飲んで異変が起きる)を辿ります。
これは国立の研究所に勤める方が吉永さんに促されて作った、謂わば
新薬、というのは大袈裟か(笑)。シアン配糖体そのものは戦前から研究されています。
みそは、第2薬の酵素で、HCNの発生を胃の中で促進させています。
この本の中には書いてありませんが、わざわざ酵素を飲まなくても、胃の中で
酵素と結びついて食中毒などを起こします。
http://www.pref.tottori.lg.jp/dd.aspx?menuid=88521 つまり、帝銀では第2薬で自然な食中毒を急激に促進させたのではというわけです。
423 :
>>376:2009/09/26(土) 13:37:57 ID:???
3.
http://www.gasho.net/teigin-case/documents/endo/endo.pdf これは再審弁護団が高裁に提出した、遠藤帝京大学薬学部長の意見書です。
簡単な意見書でASHと吉永さんの本にある青酸配糖体+酵素は基本的には
同じだという意見書です。佐伯氏の本もここで言及されてます。何故、これを
提出したかについて意見があるのですが、本題に関係ないので省きます。
先ず、皆さんがこれらを読んでるという前提で話しを進めます。そうでないと
果てしなく長くなってしまうので。
科学捜査さんは勿論この青酸配糖体+酵素は取らないわけです。理由は、ご本人
の言葉をそのまま引きます。
「アミグダリン:犯人を平沢か731部隊(日本軍化学兵器研究部隊)と考えると、
アミグダリンではありません。」(注:アミグダリンは青酸配糖体と考えて
ください)
さて、どう思いますか?科学捜査さんは言葉を不用意に使う傾向があるので、
揚げ足を取ろうと思えばいくらでも取れてしまいます(笑)この文章は、
犯人を731部隊でも平沢氏でもないと考えると(私です)、こう書き
換える事が可能です。
「アミグダリン:犯人を平沢か731部隊(日本軍化学兵器研究部隊)以外と
考えると、アミグダリンであると考えられる。」
これは意地悪な揚げ足取りだとしても、科学捜査さんがここで暗に認めて
しまっているのは、この通常では考えられない(これが言いすぎなら、考え
られにくい)影響を人体に及ぼした薬物と平沢氏とは結びつきにくいという
事です。私が
>>376で、
>複数犯で考えれば すっきりすること(@平沢氏の金、A椎名町だけ
妙に確かなアリバイ、B薬物の謎: 青酸であろうがASHであろうが、
新薬(後で述べます)であろうが(略)と書いたのはこういう意味です。
424 :
>>376:2009/09/26(土) 14:01:11 ID:???
揚げ足を取ってしまったので、今度は科学捜査さんの簡単には捨てがたい考察
も書いておきます。分子量から計算してアミダリンでは量が多くなりすぎる、
という点です。しかし、リナマリン(上記3の遠藤博士が言っている青酸
配糖体)ではどうか、ということになるとまた、「リナマリン等の青酸配糖体
は731部隊とは関係ないはずです」となってしまうのですね。演繹の仕方が
おかしいと思うのです。先ず、犯人を731部隊か平沢氏と決めてしまってから、
毒物の可能性を語ろうとする、これは逆で、毒物はあくまでも、生き残り証人
の証言を元にした反応から純粋に可能性を考え特定し(私はどなたかが書いて
いた通り特定できないと思っていますが)、そこから犯人適格性及び
入手ルートを割り出すべきです。
それから、「事件状況を見ますと第1液だけで非常に強い症状が出ています。
胃酸だけでアミグダリンが分解するなら、第2液の酵素液は必要がないのでは
ないでしょうか。」というのも、正しくないと思います。お酒を飲まない人が
ウイスキーを飲んだ時のような感じ、という証言は、お酒が好きな人だったら、
うん中々いけるね、もう一杯と言いそうで、やはり第2薬を飲んでから
効きだした(但し、それが第2薬による促進作用のせいなのか、時間の経過
のためかは断定できない)というべきです。
やはり長くなりますね。続きはまた後日。
事件の動機、背景を考察するうえで
一度ははっきりさせておきたいのは
進駐軍と平沢氏の繋がりですよね……。
むろん浅はかな謀略説は×ですが、
なにかしらの繋がりが契機で
あのような事件に発展してしまったというような……。
そういう「結果論としての進駐軍関係説」はありうると思うんですよね。
387>>
平沢が進駐軍の実在の軍人の氏名を語っていたり、
直接の関係はないかもしれないけど、近隣での米軍
の防疫出動を知ってたとか、平沢を単独犯としてあげ
るには、それらの検証が不十分だった印象があります。
虚言かもしれないけど、犯行直前の椎名町へ向かう時、
「あの(米軍の)ジープを見ろという事だなと思い」
という、もろに複数犯を思わせる平沢の供述は、やはり引っ
かかるんですよね。
包装氏さんも、謀略ではないが、犯人達のいずれかが、米軍の誰かしら
と知人レベルでの面識や情報の入手はあったとも思われるという様な事
は言っておられましたよね。
428 :
>>424:2009/09/28(月) 01:31:44 ID:???
>>旧軍、GHQは裁判論としては一番の核になりますが、、先ず424の薬物の話を終わらせます。
科学捜査さんの、第1液だけで十分効果が出ているので、第2液の酵素は必要なかった、
というのは間違いであるのと同時に、ご自分の説、第1液も2液も青酸カリ
というのと矛盾してしまいます。「第1液だけで十分効果が出ているので」
これは正しくありませんが、取敢えずこう科学捜査はこう前提をおいているわけです、
それなら、ご自身が言う第2液の青酸カリも同じく不要でしょう。
実は、意外に思われるかもしれませんが、私は結論として科学捜査さんの、
両方とも青酸カリはいい線いっていると私は思います。本命:両液とも青酸かり、
対抗:ASH、大穴:青酸配糖体+酵素というのが私の考えです。
ふざけた書き方をしましたが、つまり特定できないということです。
私の考えはこうです。第1益では極力致死量以下、軽い中毒あるいはその
前兆で済むような量、濃度の青酸カリを与え、第2液の多量の青酸カリ(自分は飲まない)でトドメをさしたと
考えるのが自然で割りと簡単であり、実際に起きた事と矛盾しない。2液を飲むまでは
8歳の子供も含め、そこに1分間立っていられたのは紛れもない事実ですから。
これはもっと推測ですが、M女史は自分以外の人は3杯目も飲んだが、
自分には犯人は注がなかった、と話しています。これは彼女が一番覚醒し通報したことの
決定的な理由になるかどうかはともかく、矛盾はしません。それからもう一つ、科学捜査
さんの言う「16人は、何の疑いもなく一斉に第1薬を飲んだ。そのとたん、
行員達はのどや胸が焼けるようにカッカしてたちまち苦しくなった。」これも事実とは違います。
せいぜいが科学捜査さんも例に出している、青酸コーラ事件の被害者と同じ程度の、
つまり「『このコーラ、腐っている』 明は口に含んだコーラを吐き出し、水道の水で口をすすいでいたが、
コーラを口にして5分ぐらいで、、倒れた」というのと同程度でしょう。私もこの事件を
知った時、帝銀と似ていると思いました。たちまち苦しくなった、という書き方
は、青酸カリに関して一般に持たれているイメージを喚起させます。しかし、
それは事実とは違う。私も薬物が青酸カリであった可能性は高いと思っていま
すが、そういう論の立て方はしません。自分はそうだと思った方に都合
の良い方に何でも考えると往々にして間違えるのです。更にもう一つ、
「犯人が用いた第2液は少量と考えますので、強塩基性溶液でなければなりません。」これも
事実と違う。第2液はドボドボと無造作に注がれたわけで、少量ではない。
429 :
>>424:2009/09/28(月) 01:44:57 ID:???
この事件に関わらず、断定できない事態に遭遇した時に私がとるのは、一番
可能性の低く、排除して差し支えない可能性と、被疑者・被告の犯人適格性を掏り合わせる事です。
一番可能性が低いのは青酸配糖体+酵素の組み合わせではなく、市販の青酸カリ、あるいは平沢氏の娘が外地から持って帰ってきた
(T検事が後年TVで語った)、どんな代物かも分からない梅干大の青酸カリを適当に
平沢氏が水溶液にして持っていって、スポイトで取り分けたら運のいい事に
第2薬を飲むまでは子供も含めたいして苦しみもせず、立っていてくれたという<事態>です。
小さな机の上に置かれた茶碗を16人が取り巻くわけです。会議室にある長テーブルではなく、
事務机の周りに16人が層になっている。現実的に123では飲まない。
他の人の様子を見てから飲む人もいるでしょう。たちまち苦しくなっては困るのです。
多少の違和感がある=良薬口に苦し、くらいでないと困る。このコーラは変だぞ、
位でないと困る。1薬でたちまち苦しくなってはダメです。青酸コーラ事件は愉快犯です。
すぐ苦しみだそうが、1時間後だろうが構わない。犯人は顔をさらしてそこにはいない。
しかし、帝銀では顔を晒して、16人に人間に囲まれているのです。
誰かが飲んだ途端に喉を抑えて蹲ったら、誰かが通報しすぐ傍の交番から警察が飛んできます。
青酸配糖体+酵素は最も帝銀に近い経過を辿ります。ただ、これは当時
思いつけたかどうかが疑問です。疑問ではあるけれども完全に可能性を否定
はできない。731部隊が開発しよとしていた毒物のリストの中にこれがなかった、
正確には、これを糾弾しよとして書かれた書物の中に書かれていなかった、
ということを根拠に排除するわけにはいかない。秘密部隊ですから、全てが明る
みに出ていると考える方が矛盾してます。私がこれを大穴として、期待感(?)
を込めて書いたのには理由があります。仮に当時はまだ判明していなかった、
部隊、研究所の誰かが酵素による青酸発生の促進を密かに研究していたとしたら、
その誰か、あるいはその人からそれを聞かされた、やはり薬物に興味のある誰か、
は金銭目的ではなくともその効果を見てみたいと強く思うかもしれないからです。
ASHは中国で人体実験をした事はほぼ間違いないので、これをもう一度やる
意義はあまりないですが、こちらはあるかもしれない、ということです。
430 :
>>424:2009/09/28(月) 02:17:46 ID:???
上記の通り毒物に関しては特定、断定できないというのが私の考えです。断定
できなくても、平沢氏有罪(椎名町実行犯)を補強できるものかどうかは、
考えられる可能性を挙げていけば、結論はでます。少なくともいえるのは、
平沢氏実行説を補強できるものではない、ということです。逆に、
一番ありえない可能性を考えれば、平沢氏が実行犯でないことの補強材料には
なりうるであろう、ということです。
431 :
>>424:2009/09/28(月) 02:19:28 ID:???
それ以外に飛ばしてしまった質問。
中井―椎名町の1週間の動き:実名が出ているので言いにくいのですが、ある
女性とロッジ経営者の親族が住んでいた中井がアジトのようなものだったと
考えます。この女性は交際関係をある程度知っていたのではないでしょうか。
事件後亡くなったS氏:人相が違うという話があります。複数言われて
いますが、両方とも違うというのが写真を見た人の意見だったそうです。
歯科医:この人が<重要>参考人だったかどうかは疑問が残ります。面通し
はしていないので。平沢氏は名刺班でしたが、この人は別のルートで、時期的
にはほぼ同じ時期だと思います。医師、歯科医を追っている過程ででてきたと
言われていると理解してます。
今でも保管されているであろう容疑者イロハ帳。とにかくこれが出ないと
甲斐メモだけでは全容は分からない。これは想像ですが、3件のうち1件でも
アリバイ、歯科医であれば、中井の日は地元で活動していたという確定的な
アリバイがあれば面通しなしで放免していたでしょうし、そうであれば帝銀
生き残り証人と面通しをしなかったことも説明がつきます。最重要、あるいは
重要参考人ではなかったと思います。
M女史の記憶の混濁が検察で言われていたか:言われていません。あれだけ
詳細に覚えていて、人相だけあてにならないという暴論はいくら検察でも
吐けなかった。だから、3件まとめて平均で逃げた。それは間違いない。
それから何度も言いますが、彼女は違うと言ったのです。これはドウ考えても
重い。これも疑ってしまうようなら、事件を考えるという事が成り立たない。
何も信用できなくなります。いや薬で混濁という話しの堂々巡りは意味がない、
そうしたら帝銀内部でナニが起きたのかも全く分からないことになります。
検事だってそんな考え方はしません。私達は被告、証人と話していて、
ああ、これをベースに考えないと間違えるなという証言、供述があります。
これは典型だと私は思っています。
432 :
>>424:2009/09/28(月) 02:26:22 ID:???
一つ付け加えます。人相は7ヶ月経っていた、然りです。しかし、中井も同じ
期間過ぎていた。ならば、人相そのものを採用してはダメです。また、年齢
の食い違いも中井、椎名町別人説を補強します。(特に椎名町Y支店長代理
の自分と同年齢という印象)
387>>
歯科医:(略)医師、歯科医を追っている過程ででてきたと言われていると理解してます。
歯科医Nが容疑者なり参考人として、捜査に浮上してきたいきさつを、もしご存知でしたら
もう少し詳しく伺いたいです。
医師、歯科医は山ほどいるので、Nが捜査に浮上したのが日水会つながりでないとすると、
モンタージュ+医療関係者=怪しいN、という通報ではないかと思っているのですが、何か情報
はありませんでしょうか?
例えば佐伯氏が思い込んだ様に、歯科医Nに治療を受けた後に体調を崩した患者が過去に
いて、Nは薬を盛る疑いが持たれていたとか。
今ほど、歯科医Nへの疑惑が高まっていた事はありません。
>M女史の記憶の混濁が検察で言われていたか:言われていません。
私の読んだ限りでも、薬物被害の意識混濁による記憶の錯誤については、
どこにも書かれていなかったので、その可能性は極めて低いという結論な
ようですね。
残念です。
第2液については、生き残った被害者が「水のようだった」と
証言しているんじゃなかった?
それだったら「第1液が薄く、第2液が濃い青酸カリ」という
推理は当たっていないと思うが…
いろんな説があるけれど、頭のおかしな画家の平沢が、どこからか
青酸カリを入手し、二度も間抜けな失敗を繰り返した挙句、三度目の
正直の帝銀で見事成功したというのに、急に怖気づいて開けっ放しの
金庫の大金は盗らずに逃走した、という説が最も信じがたい推理だ。
さらに、翌日ノコノコ小切手換金に銀行に現れるという念の入り様。
いくら、コルサなんちゃらとかいうビョーキだったからって、こんな
無茶苦茶なヨタ話、信じられますかって。
まじめにこの説を称えている人こそ、アタマ大丈夫なのか?
>>402カキコ者です。
>>434に.
>>428は多量と書いてて高濃度とは言ってない、
薄めたものを沢山飲ませたという意味では?
初めがブランデーストレート、二番目が薄い水割り,でも一つ目と併せると
致死量越えの青酸カリだたら、初めでカッと来て二番目は水っぽいと感じるかも。
ちょっと疑問。ある記録には中和剤として飲むのですとニ薬目を犯人が
言ったとあるけど、これは確かかな。だとするとよく考えられてると思う。
これなら薄め水割り青酸をガブ飲みするかも試練。
も一つ自分が平沢じゃないと思うのは青酸に油膜を作ったり、ニ薬目も
青酸なら空気に触れないようにとかの細工が必要なんで、急ぎ足で長距離
歩いてはムリと思うけど。
437 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/01(木) 04:21:16 ID:QFn85sTx
>も一つ自分が平沢じゃないと思うのは青酸に油膜を作ったり、ニ薬目も
>青酸なら空気に触れないようにとかの細工が必要なんで、急ぎ足で長距離
>歩いてはムリと思うけど。
平沢は薬物に油膜を張って上澄みを飲んだのではなく、スポイトに水を入れて先に自分で
飲んだと供述しています。
冷静に考えると、詐欺事件、未遂事件の証人達は犯人は平沢と証言してるが、
帝銀椎名町の証人達は犯人は平沢ではないと証言してるのだから、やはり
椎名町の実行犯は平沢ではないと考えた方が正しいのかもしれない。
平沢が共同正犯なら死刑になるから、完全無実を訴えるために共犯者を明かせ
なかったというのも理解できる。
妄想と却下されていた佐伯説が、米軍人体実験説以外は極めて事実に近い可能性
が高いとは意外でした。
しかし歯科医Nが真犯人だとすると、Nの近所の人達は帝銀事件の毒殺犯に長年
治療を受けていた事になるのでガクブルです。
近所で噂にならなかったでしょうか。
それでも疑問なのが、帝銀事件当日だけの臨時の置時計の置き場所を
平沢が証言しており、後に、
「置時計とは、そういう場所にあるものだと思った」
と説明していた事。
平沢が事件当日に椎名町支店に行っていないのならば、置時計
の位置は検察の誘導という事になるが、平沢は検察に誘導され
たとは言っていない。他の供述は検察官の催眠術によると言って
いるのに。
やはり平沢は事件当日、自分で置時計を見たのではないかという
疑問が残る。
それが犯人のみが知る秘密の暴露では無い事は、理解できますが。
村田正子さんは、存命なのでしょうか。
佐伯本に書かれている歯科医の面通しの件が、事実に間違いないかを
マスコミなどが確認してくれると良いのですが。
科捜がまた敗走してる件
↓
【政治】「死刑」どうなる、廃止論者・千葉法相就任で★2 [ニュース速報+]
死刑がなかったら平沢も無期懲役で、のんびり絵なんて書いてられなかった
死刑がなかったら逆に判決が荒くなるような気がする
死刑があるからこそ法曹界にもある意味緊張感があるんじゃないか
特に帝銀みたいに有罪だったらガチで死刑という事件の場合…
そだな。12人殺ってるんだから、ぱねす。この犯人を吊るさずに誰を吊るす?というね
放送歯の筋が通っているなと思うのは、高木検事も中井証言を頼りにしてたんでは?
とかいうとこだね。少なくとも平沢は全くの無関係ってことはないから。
逆に弁護士は帝銀の村田証言を頼りにした。そして平沢は共犯者について喋ったら
死刑台に直行かとgkbr。恩赦したりすると、死刑の恐怖から逃れた平沢がペロっと
共犯者のヒントでも出して731やGHQに繋がったりするのは不味いと思って
それもできず...こんなとこかもしれないと思えてきたよ。
443 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/05(月) 02:29:03 ID:qLOOnLHf
同意。どんどん執行のハンコを押してやるからシュチハタもてこい
て乗りの長なんとかっていう法務大臣も帝銀だけは
こりゃダメだ冤罪だ触らぬ神に祟り無しと言ったという話があるくらいだから
かといって再審やるとなんでGHQジープを知ってたとヤバイ話になるもんな。
そいから、沈みそうなんでとりあえずここらで上げとく。
444 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/05(月) 16:06:54 ID:RJLYkPKs
444
445 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/05(月) 23:02:00 ID:h5fn9wMF
437>>
ああ、ブン屋の前で次々サインした法務大臣の事ですか?
私が会った犯人は、平沢さんではありません!@村田正子さん
足利事件が典型だが真犯人を逃すと社会の治安が守れない
そういう意味で冤罪を引き起こす検察の罪は重いぞ
福島章は菅家さんを小児性愛者と鑑定して証拠採用されてるんだろ
科装も同じ理屈で平沢が犯人にしてるw
447 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/06(火) 20:53:25 ID:IjRGpOBz
私が会った犯人は、平沢さんではありません!@村田正子さん
448 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/06(火) 21:35:15 ID:IB2iItJH
銀行から盗まれたものは果たして現金と手形だけだったのだろうか?
実は死んでしまった銀行員達だけが把握していた何物かが持ち去られた
それが狙いであったのではないだろうか?
例えば、借金の証文とか、銀行の貸し金庫の中身とか。
>銀行の貸し金庫の中身とか。
馬鹿
>>448 貸し金庫はとんでもだとしてw
借金の証文ていうのも、他の銀行もやってるから違う。
>>446 犯人が歯医者なら、10年後に大森精一(和多田本の仮名)
を殺したくさいし、GHQロッジの支配人も毒殺されたっぽい
そういう意味じゃ確かに誤審の罪は重いかも試練。
>>431 法曹関係者殿。
お返事遅れました。
>中井―椎名町の1週間の動き:実名が出ているので言いにくいのですが、ある
>女性とロッジ経営者の親族が住んでいた中井がアジトのようなものだったと
>考えます。この女性は交際関係をある程度知っていたのではないでしょうか。
ご回答ありがとうございます。
ちなみに女性は二人いますが、うち一人は佐伯さんの著書に拠ると
平沢氏逮捕後にずいぶん怯えてたとのことですね。
いわく「自分らにも嫌疑がかかるかも?」と。
なお、これは単独犯でも複数犯でも同じことですけれど、
「犯人」は中井事件(19日)で失敗しておきながら、
僅か1週間で地理的にも近い椎名にて再度、犯行に及んでいますが、
私は、以前から、この点が腑に落ちなかったのです。
(期間をおいて、仕切り直しをしてもよいのでは?と)
ただ、「犯人」が偶然にも21日のA家の防疫騒動を知ったとすると、
これを千載一遇の好機(犯人心理においては)と考えたのかもしれませんね。
「やるなら、今だ」、というような……。(まったくの想像ですが)
それであるのならば、期間を置かずに椎名での決行に及んだこと、
そして、実行犯を交代したことも腑に落ちる気がしました。。
しかし、あれですね。
あくまでも平沢氏が事件関係者だとした場合ですが、
どのような仮説を唱えたとしても、一番のキモは、
「彼に”殺意”があったのかどうか?」だと思いました。。
横からゴメンなさい。
56歳で元画学生時代の愛人..確か一回結婚して戻ってきた。
魅力があったんじゃないかな。
そして銀行で全員毒殺して金を奪おうとする(未遂事件が平沢だとして)
殺意がなかったら何しに行ったか分かんないから、あったと思う。
3件ともたった一人で計画実行もないよね。そうだとしたら怪物だ。
この事件の凄いとこはさ、今で言えば千住博クラスの画家が毒薬もって
東京をうろついて3件の毒殺強盗(未遂2件含)をやった罪で
死刑判決喰らい、冤罪の可能性高すぎてどの法相もサインできず
40年近く死刑囚房で絵を描き続けたってとこだな。
こんな男ちょっといない←パルコ、懐かしす
平沢の執行停止は法務省内々の「申送り事項」だった。
しかも、これは米国筋からの要請によるもの。
執行しても再審開始しても、日米両国にとって、いろいろ
まずいことが発覚してしまう。
(ただし事実は、清張らの米軍人体実験説とは異なる)
一度、平沢の仮釈放がかなり現実味を帯びた時期があった。
ときの法相は、平沢が帝銀実行犯ではないことを確信していた
ので、再審が叶わないのはなら、無実の平沢を死ぬ前にシャバ
に出してやろうと本気で思っていたが、その動きを嗅ぎつけた
マスコミに「なぜか」それが早めに漏れてしまい、結局ぽしゃった。
その後法相には、ある法務省官僚から、平沢を「飼い殺し」にせねば
ならない理由が、事件の真相の一端と共に伝えられた。
それを聞いた法相は、その日から一切、帝銀と平沢の件について
口をつぐんだ。
>一度、平沢の仮釈放がかなり現実味を帯びた時期があった。
いつ頃?死刑の時効のこと?
>>454 これは包装紙さんに聞くべきかもしれないけど
>ある法務省官僚から
って法務省官僚は検事ですよね。
検事が判決とは別の真相を知ってたてことなの?
やっぱり戦争に行った人間の犯行だと思う.
12人ぬっ殺すのは狂ってるとか異常とかではなく
慣れてないとムリ
458 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/09(金) 20:32:25 ID:nCQqjOeB
御利用は計画的にね。
459 :
>>431:2009/10/10(土) 09:01:11 ID:???
ご無沙汰してます。
>>451 中井と椎名町は、池袋から椎名町まで迂回して歩くのとあまり変わらない位に
近いんですね。実行者が違うという、気休めかもしれないけれど、仕掛けが
ないと流石に同じ人間でははやりにくいと思います。平沢氏は丸の内に行き、
実行者は中井から徒歩というのが私の推測です。その女性はそういう動きを
知っていたか、感づいていたかはあったのではないでしょうか。
殺意認定は非常に難しいです。特に未遂。この事件は3度目に共犯者がきっちり
決めてしまったので益々複雑です。荏原の薬がどんなものであったかでしょう。
科学捜査さんの言う通り、青酸カリがオキシフルで無毒化されたとして、
それを平沢氏が知っていたかです。殺意がなければ
>>452さんの言う通り、
じゃあ何しに行ったのかという事もあるし、何故金の出所を最後まで
言えなかったのかという事もある。死には至らないが麻酔効果で行員を
動けなくしておいて現金を奪おうと思った、というのが、弁護の要点
でしょうが、強盗殺人未遂と強盗致傷未遂の違いよりも、椎名町帝銀の
共同正犯をどう扱うかの方がはるかに大きい。これに比べたら前2件の
どうでもいいと言っても良い位です。(強盗、殺人、致傷、全て未遂
なので)平沢氏が未遂をやっていたとして、荏原で警官に顔を見られてます。
伊豆、小樽と逃げている間(私は逃げていたと思います)の心理的圧迫は大きかったでしょう。
結果的にこの警官は声を大にして(M女史のように)断言せず
平均値の中に埋もれたけれど、それは結果論ですから。
460 :
>>431:2009/10/10(土) 09:02:48 ID:???
>>456、
>>454 法務省という役所は特殊です。「官僚達の夏」の旧通産省のように大臣と次官
が丁々発止とやりあいながら政策を作っていくという感じではない。
次官の上に検事総長を筆頭に4人(5人かな)居る、そもそも次官は検事
しかなれない。こんな話はつまらないので、質問に直接答えると、法務省
キャリア全員が検事ではないですが、大臣と直接死刑関連で話しができる
のは次官だとしたら検事でしょう。局長以上で検事出身以外は知らないです。
検事が別の検事のやった仕事を見て、不味いなこれはと思うことは
あるでしょう。ましてや、帝銀は大昔の事件だから。足利だって。。(関係ないんで止めておきます)
文書で申し送りされたわけではないでしょうが、綿々と伝わっているものは
あるでしょうね、省内で。それから平沢氏にとって、あるいは真相究明派に
とって不幸なのは、最高裁裁判長が大物過ぎました。再審を認めるというのは
この判決のケツを洗う(失礼)ことになりますから。皆さんが検索できるように、
実名で書きますと(本人を誹謗中傷するわけではないので)、田中耕太郎さん
という、「日本国憲法施行後、皇族と内閣総理大臣経験者を除いて、
唯一の大勲位菊花大綬章受章者」です。それから、以下のサイトで
上告棄却の判決文を読むことができます。連休で時間と興味のある方はどうぞ。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/3434CAD1DB65E80B49256A850030B0E2.pdf
461 :
>>431:2009/10/10(土) 09:07:56 ID:???
大先輩に畏れ多いですが、到底納得できません。特に、2ページ目後半の
第3点についての(四)。私なら、差し戻し判決として、以下のように書きます。
「原判決は、犯人と被告人との同一性に関する目撃証言を荏原、中井、椎名町、
3現場の証人を合計して40名と数え、その内過半を超える証人が犯人と被告人
との相似を認め、更に数名の証人は被告人を犯人と断定している事をもって
同一性が証明されたと主張する。しかし、被告人を犯人と断定する数名は、
中井現場に限られ、むしろ椎名町帝銀の承認は犯人と被告人が別人物であると
主張している事実、及び椎名町帝銀の証人は辛くも生存した4名に限られている事、
即ち過半数によって同一性、相似性を判断するには、凄惨な被害をもたらした
椎名町帝銀の証言数が少なすぎる事を考慮すれば、荏原、中井に於ける2件の
強盗致傷未遂事件と椎名町帝銀に於ける強盗殺人事件が単独犯によるものと
断定する事には合理的な疑いを差し入れる余地が十分にあるという所論(*)の主張は、
合理的であると思料される」
所論というのは弁護側が提出した上告趣意書の所論の事ですが、私が書いた
最後の所論(*)は、勿論帝銀弁護団が提出した所論にはないもので、私が
勝手に作ったものです。これが趣意書にあったら、中々否定し辛い。
要するにここなんですね。裁判というのは、実は真相究明の場ではなく、
訴因に基づいて有罪無罪認定をする場です。もし、こうやって差し戻すなら
訴因の変更を検察に促す必要があります。
この事件は、検弁裁そして被告も、真相に蓋をしていいとこ取りを狙った
のですね。それに加えて、GHQ及び上告審裁判長への気兼ねも多いにあった。
462 :
>>431:2009/10/10(土) 09:09:57 ID:???
上記
強盗致傷未遂事件と椎名町帝銀に於ける強盗殺人事件が単独犯によるものと
は、同一犯の間違いです。失礼しました。
法曹関係殿
復帰お疲れ様です。
申し訳有りませんが、
>>438について再度伺いたく思います。
(1)前回は、椎名町の当日の置時計の臨時の位置は、犯人のみが知る秘密の暴露には
ならず、検察の誘導の可能性も有るとのご返事でした。
(2)しかし平沢は犯行を認める他の供述は、後にそれを否定する理由として、
「検察官の催眠術による」
と言っているのに、置時計については、
「置時計とは、そういう場所にあるものだと思った」
と説明していた事。
上記の(2)について、宜しかったらお考えを伺いたく思います。
>>460 >>456です。レス有難う。最高裁の判決文って初めて読んだけど
こんな大事件なのに随分あっさりしてるんですね。これしかないのに
判決まで4年もかかるのかあ。くだらない感想ですんませんw
通りがかりだったけど、このスレ面白くて、半日熱中して読んだ。
(事件絡みのサイトも)
>>101の坂口安梧にもはまった。
(われわれ文学の徒は、人間をすべて罪の子と見、あらゆる人間が誰しも
同じだけ罪の因子をもつものと見て、その個人に加わる条件に犯罪の必然性を
認め、一キクの涙をそそぐ。かかる場合に、われわれは、罪を政治にぬりはせず、
人間の宿命のせつなさに思いを寄せ、無限の愛を寄せ、
せめても、その愛によって、高まりたいとこい希うものである。)
日本でもピストル強盗なんてのが流行った時期があったんだ。
>>460 足利事件は菅家さん逮捕後も同様の事件が起きたから、真犯人は
別にいると検察も恐れた?帝銀も初めのうち10年くらいはそういう事が
あったんでしょうか?死刑の後犯人が出てきたら取り返しがつかないと。
>>466 たしか千葉で同様な事件がおきてるけど、犯人は自殺。
ドキュメント帝銀事件を読むと、犯人グループの2名が
歯科医Nに毒殺された様にも書かれているけど、真相は不明。
468 :
>>461:2009/10/14(水) 02:12:10 ID:???
>>463 さんが仰るのは、置時計が@当日だけの臨時の場所にあった、にも拘らず、
A平沢氏がその場所を供述した(事になっている)、B他の供述は検察の催眠術にかかった
と言っているのに置時計は普通そういう所にあるものだと思ったと言っている事から任意性がある、
よって後でいくら自供全体を否定しても、この一件をもって、>やはり平沢は事件当日、
自分で置時計を見たのではないかという 疑問が残る(
>>438)ということですね。
まず、@は、秘密の暴露という観点では、殊更意味はないです。普段と違おうと同じだろうと、
一度だけ訪れた人にとっては、知っていた事自体が問題なだけです。
(但し他の観点では意味がある、これは後述します)次にA。7ヶ月前に一度訪れた場所の置時計の場所を<覚えて>
いるのは不自然だと思いませんか?コルサコフでぼーっとしていると評判の平沢氏にしてはできすぎだ。
>>463さんは、>(平沢氏は)自分で置時計を見たのではないか、と書かれていますが、
これでは十分ではない、見て位置を覚えていたということです。それでいて、事件前後の事をもっともよく記憶している、
相沢氏の名前を小耳に挟んだだけで伝票をめくる実務派のY女史の人相に関する証言<だけ>は信用できない
というのはおかしくないですか。置時計の位置より、犯人の人相の方が記憶に残るでしょう。
とにかく彼女(達)の証言を信じたら、それで決まりなのです。ここで覚えておいて欲しいのは、
>>463さんが、ぼおっとしてる平沢氏においてすら<7ヶ月という時間の経過による記憶違いはない=A>
と認めている事です。これを確認した上で、次に行きます。
469 :
>>461:2009/10/14(水) 02:16:22 ID:???
「@、当日だけの臨時の場所にあったにも拘らず」ですが、
>>463さんはこれを、
秘密の暴露と言い切れないまでも、それに近いもの言う為に、臨時の場所と強調されたのでしょうが、
(秘密の暴露としては意味がないことは前述した)むしろこれは平沢氏が実行犯ではない事の補強になります。
検察がこれを言ってくれたら、私は大喜びで席を立ちます。こういう事です。
単にここに置時計が置かれていたというのは、現場検証で分かります。
しかし、普段と違う場所にあったというのは検証では分からない、勿論犯人に分かる筈もない。
そう証言できるのは帝銀証人だけ。もうこれで十分だと思いますが、ダメ押ししておきます。
そうやって、有罪方向になりそうな証言をとってきた同一人物(達)の最も決定的な
(これに比べれば時計の場所などどうでもよいでしょう)証言、平沢氏は当日来てない、
だけ採用しないのは法廷論では採証法則としておかしいし、真相論としても、
とにかく平沢氏が実行犯だ!と思いこんでいる(or思い込みたい)人以外は説得できないと思います。
臨時の場所という帝銀証人の証言を信じるという事は、<薬による記憶の混濁もなかった=B>と
>>463さんが認めている事になります。つまり、時間の経過によっても(A)、薬の影響(B)によっても、
帝銀証言の信憑性が崩れないと自ら認めているわけだから、
平沢氏は犯人ではないという証言もそのまま容れなければおかしくなるということです。
要するに平沢氏が帝銀に来たと結論付けようとすると、判明している事実が味方してくれないのです。
470 :
>>461:2009/10/14(水) 02:19:31 ID:???
平沢氏帝銀実行犯説を押し通そうとすると、
こういう矛盾に次々ぶつかるのです。そういう矛盾、ハードルを
次々無理やり(こう考えれば不可能ではないと言いながら)乗り越えた所に真相は落ちていません。
普通にポトリと落ちているものです。長靴を女子高生がソックスを履き替える様に電車の中で替えれば、
時間は節約できる(
>>387)。これもそうです。時間の節約にはなるでしょうが、
昭和23年に50がらみの男が東京―池袋間の午後2時過ぎの電車でやっていれば、随分目立つでしょう。
しかし、これだけの大事件なのにそれを目撃した人間が誰も居ない。更に、替えの長靴はかなりの荷物です。
(熊井監督の映画で足元がクローズアップされます。あの大きさの長靴を持ち更に毒薬入り肩かけカバンをもって、
丸の内で7階分の階段の昇り降り?何の為に?どうしたって着く時間には着くのだからアリバイ作りにも何もならない
=事実ならなかった)早朝に雪が止んでいるのに、昼過ぎに長靴に履き替えるのは随分奇妙な行為です。
逆ならまだ自然ですが。。むしろ、朝早くから、あるいは前の日から(つまり雪が降っていた時から)、
長靴を履いて上京してきた男Xの方が長靴はしっくりきますね。
471 :
>>461:2009/10/14(水) 02:24:03 ID:???
置時計の件は、単純にこういう事だったと思います。置時計はここにあったよな(検事)、
そうですね、普通そういう所に置くでしょうな(平沢氏)。催眠術にかかったというのは、
否認から一転して自供に転じた事全体をさした、芝居がかった平沢語で、この部分は催眠術、
この部分は自ら進んでという話ではないでしょう。
ちなみに秘密の暴露となるのはこういう場合です:平沢氏が現場検証時の写真
の位置(X)と違う置時計の位置(Y)を供述し(その時計で第1薬から2薬を
飲むまでの1分間を測った等の記憶に焼きつく理由があった=実際には腕時計
で測った)、刑事(検事)はそれを無意識にただ書き留める。
暫くして、調書を一つずつ潰していた刑事(普通刑事がやるので)が、
現場写真と位置が違う事に気づく。捜査の結果、事件後現場に入って
茶碗を洗ったりした近所の人が、誰かがもがきながら払い落とした時計をXに置いた事が判明。
それを受けて、生き残り証人に聞いてみると(それまで時計の件は話題に登っていなかった)、
その時計は自分がその朝普段ある場所(Z)からYに置きなおした。
これならかなり信憑性があります。つまり、平沢氏があてずっぽうで言った場所が
たまたま当るという場合を除いて秘密の暴露でしょう。近所の人の第三者証言が効いてきます。
捜査側は調書を作る段階で事件発生時に時計がYにあった事を知りえず、誘導、作文の余地がないので。
472 :
>>461:2009/10/14(水) 02:42:23 ID:???
私は主にA帝銀証人の証言、Bアリバイ(特に軍曹によって完結するリレー、
補強としてUPへの証言=意図的な偽証と考にくい事+思い違いも考にくい事=東中野に移ってから始めての冬、
タドン、軍曹の休暇)、C平沢氏の犯行能力(百歩譲ってタドンリレーが思い違いだとしても、
船舶会―相田宅―帝銀、長靴には無理がある+薬物取り扱い能力)、
D平沢氏逮捕前後の状況補強証拠(捜査、法曹、執行、GHQ圧力)からして、
帝銀実行犯は平沢氏でないとほぼ確信しているので、検事調書の椎名町帝銀部分は
丸ごと検察の作文で、平沢氏は適当にあいずちを打っていたか、気が向いたら適当なことを喋るか
していただけだと思ってます。椎名町までのルートも勿論架空。船舶会のエレベーター休止が
動かせないと焦った検察そして何と裁判所までもが、最短ルートを割り
出して、早足で時間を計っただけ。とにかくインチキなんです。この裁判は。
それが私が一番言いたかったことです。日本の司法はアメリカの靴を舐めた。
>>466 不明指紋が一つだけありましたね。容疑者が出てきて、これと一致したら、、という恐れを法務は抱いていて、
これが執行できなかった理由の一つと聞いたことがあります。実はもっと指紋があったが、
そのどれもが勿論平沢氏と合致しなかったので、検察が抑えたという説もある。
素手で訪れたのに実に不思議です。
473 :
>>461:2009/10/14(水) 02:47:43 ID:???
>>464 上告審は法律審(原判決に憲法及び判例違反があるかどうかを原則調書公判等
の書類を精査する事によって審理する=刑訴法405条)なので、判決文の長さと
してはこんなもの、というよりむしろ長い方だと思います。というのは、2ページ
目の最後の段落に、「405条の適法な上告理由に当らないが、職権をもって考究
してみるに」とあってから、アリバイなどに関して言及しています。これは
ある種のサービスです。刑訴法の411条に、最高裁は、平たく言えば、
事実誤認があれば(憲法or判例違反がなくても)原判決を破棄<できる>とあって、
これに基づいて考究はしてみたが、それでもなお判決におかしい所はなかったというのが結論です。
同2ページ目の中断にある、「各犯行を実行したのが同一人であること」が「きわめて明らかである」
という前提(同一人或いはグループであることは犯行の様態から明らかではあるが、単独犯と断定する根拠はなく、
むしろ同一グループ内の別の人間が犯行を行ったと考える方が合理的)が間違っているから、結論を間違えるのは当然です。
平沢氏にとって不幸だったのは、磯部弁護士に手紙を書いたのが遅すぎた事です。
この上告棄却が昭和30年4月、I検事の調書偽造が疑われたのが、32年12月。
つまり上告審の時は明らかになっていなかった。
平沢氏は23年10月8日に拘置所入りし、膀胱結石及び貧血、出血及び疼痛があり、
投薬を受けると記録にあります。そして、I検事はその当日10月8日、9日の2日間で
なんと62枚の調書を取ったことになっています。これは偽造でなければ拷問だよ、
と膀胱結石を患った事のある弁護士から聞いた事があります。62枚の調書を膀胱結石患者から二日間で。。
どっち(偽造or実際に取調べ)にしても、これはやっちまったな、と専門家なら思います。
真っ当な取り調べ、裁判、判決でなかったことだけは確かです。
何故、こんな事が事件後10年間も分からなかったのか。
私は確定判決までの被告と弁護人との意思の疎通が巧くいってなかったと思います。
平沢氏が真実を言わ(え)なかったからでしょう。 おやすみなさい。
二)平沢はゴム長靴をはいていなかった
理由(1) 被害者は、犯人が赤いゴム長靴をはいていたと証言している。しかし平沢は、家には赤いゴム長靴があるが、次男の専用で、平沢自身は当日、短靴をはいていたと主張。次男も、当日の朝、雪が降っていたので、ゴム長靴をはいていったといっている。
理由(2) 船舶運営会を訪ねたときの平沢の服装ついて、山口は黒っぽいオ−バ−を着ていたと証言しているが、ゴム長靴については覚えていない。他の女子事務員は服装まで見ていなかった。赤いゴム長靴をはいておれば、当時でも、かなり目立ったはずである。
http://www3.ocn.ne.jp/~izaki/teiginnazo.html
>>464です。レス有難うございました。以前薬物の件で書きこした時も
言ったんですけど、16人に適量の薬をさっと分けて同時に飲ませると
いうのは、それらしいムードみたいのがないとできない
手際が悪かったら無理。だから平沢は違うかと。人前で薬を扱う事に
慣れた人、職業の人、医者とか研究者。仮に別人が薬物の配合は
してくれたにしても、人前でやったらすぐおかしいとばれる。
>>472, >日本の司法はアメリカの靴を舐めた。
ロッキード事件と同じだな。
東京裁判で平和に対する罪だの人道に対する罪だので戦犯の首吊っといて
731部隊の人体事件のデータはあとで自分達が使いたいから
この最悪の戦争犯罪グループ731号は無罪放免のみならず保護までしてやる
アメってどうよ その言いなりになったのが帝銀操作
↑久々に観た。平沢違う。こんな長靴持ち歩けない。
手つきも無理。失礼いたしました!
法曹氏さん、相変らずの明晰な推察さすがと思いますが
一つ解せない事があります。12人も殺して有罪が決まれば
極刑間違いなしの事件でも、検事は丸々作文するでしょうか。
罪の意識を←検事が、覚えないもんでしょうか?
481 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 23:18:28 ID:Cmxc6Nxg
>>480 そうそう。
法曹関係者の中で連綿と語り継がれる程の真犯人?歯科医能口
がいながら、それと平行して平沢は常に死刑執行の間際におかれた
まま。
日本の司法も法曹関係者も、無実?の人が死刑になる瀬戸際になり
つつもあるのに、一向に真相解明の動きをしなかったと言うのですか????
日本の司法は、そんなにも腐っていたのでしょうか。
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/15(木) 23:21:18 ID:Cmxc6Nxg
日本の司法も警察も、13人もの人を毒殺した真犯人を、
ずっと見過ごしていたのでしょうか?
>>477 仮に犯人が七三一部隊や登戸研究所など、
所属していた人物が誰一人戦争犯罪人として裁かれなかった組織に属していた人間だとすると、
犯行後に逮捕され起訴され、裁判という段階になって、
「日本の」(あえてかぎカッコ)法律に基づく法廷という公の場で、
「私は米国への資料や技術提供の見返りとして、戦争犯罪人としての訴追を免れました。」
と証言したらどうなるだろうか?
世論はひっくり返るよ。
「牛蒡を食わせたのに木の根っこを食わせた」みたいな言いがかりで、戦犯に仕立て上げられた人も大勢いるんだし。
そのような人々の家族はどう思う?「戦争犯罪人を裁く」なんてインチキだろと。
下手すりゃ占領政策は破綻するよ。
登戸なんて風船爆弾で米国本土を攻撃して、無辜の人間を殺傷してるし。戦犯の資格は充分だよ。
事件が発生した昭和23年1月26日は、未だ「東京裁判」は終結していなかった訳だしね。
帝銀事件の真犯人の目的は、金目当てみたいなチャチなものじゃないと思う。
東京裁判を始めとする、いわゆる「戦争犯罪人」に対する裁判を叩き潰すため。
484 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/16(金) 01:16:47 ID:xq5f/euL
そのために、無害の日本人を多数殺すのは、完全なテロだろ。
>>483 だけど裁判を叩き潰す為には自分が捕まって裁判受けないダメだろw
風船爆弾vs原爆だもんなあ
日本の司法はアメの靴舐めた
日本のパンパンはヤンキーのry
検事調べの時GHQが様子を見に来てたてのも読んだ事ある
そんなのありかよw
誰かが何度か書いているが、平沢への死刑執行ができなかったのは、
米国側から真相に関わる証拠が出てくる可能性があったからだろう。
ただし、平沢が帝銀事件に何らかの形で関わっていたのは間違いない
ので、結局「飼い殺し」という結果になった。
事件の点と線を追って、いつも不可解に思うのは「救う会」の
森川事務局長と平沢の関係。
森川は、数多くの著書やその活動で平沢の完全無罪を主張
し続けたが、彼が本当に平沢の完全潔白を信じていたのか、
疑問に思わざるを得ない。
平沢が執行されなかったのは、森川らの人道主義的活動の
成果ともいえるだろう。
ならば当局側にとって、「救う会」は誠に都合のいい団体だった
のではあるまいか?
通常の冤罪事件では考えられない立場の面々が「救う会」の
会員として活動していたととと、森川が下獄するに至ったあの
「偽証事件」の顛末などを考察すると、平沢は結局在野の
活動家と当局側の思惑が重なって「生かされ続けた」としか
思えない現実がある。
488 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/17(土) 03:17:54 ID:GhepQPKR
>米国側から真相に関わる証拠が出てくる可能性があったからだろう。
それはない。
米国が本件の捜査に圧力かけたのは、731部隊の隊員から人体実験の情報を
入手するかわりに、戦争犯罪を免罪しているという事実が表沙汰にな
るのを敬遠したという事で、米国と帝銀事件はなんの関係も無い。
佐伯氏の著書は詳細に渡って調べ上げられており、一市民の調査とし
ては出色の出来だが、本件と米軍関与だけはどう考えても妄想。
489 :
>>473:2009/10/17(土) 08:46:48 ID:???
>>480 私は<椎名町帝銀>の部分と限定した上で、丸々作文と言っている事を先ず
ご理解頂いた上で、一般論としてではなく、帝銀事件に限定して書きます。
結論から言うと、袴田事件や狭山事件のような単体の事件に比べて(これは警察
ですが)、検察にはさして罪の意識はなかったと思います。理由は下記。
1. 平沢氏が饒舌で嘘つきで取りとめがなかった
2. 平沢氏は未遂2件を実行していた(私の推測が正しければ)
3. 荏原は物証(名刺)があり隠蔽工作も疑われている(盗難届け、扇子)
4. 中井支店長証言。(平沢氏が中井に来た)
逮捕、連行されて、暫くして詐欺事件が発覚、これは平沢氏が認めている
(ただ、同じ仲間の関与も疑われる)。それでも調書は難航。(一連の)帝銀
は一貫して否認。その間に壁に激突するなどの自殺未遂。一月後に
(一連の)帝銀は私がやりましたと自供。順番として荏原(物証あり)から始めるが、
記憶違い、虚言などでこれも埒があかない。ほとほと手が焼けたと思います。
(この辺は最高裁判決文にもある)詐欺、荏原、中井(恐らく平沢氏実行)の部分でも
検事がある程度作文していかないと纏まりがつかなかった。それから本丸の椎名町。
これは行ってないのだから、益々埒があかない。だから丸々作文。
少なくとも平沢氏は事件と無関係ではないという検察には確信があった。「半落ち」と
いう言葉がありますね、平沢氏は半落ちのまま留まるしかなかったのだと思い
ます。椎名町の現場については何も知らないのだから。
490 :
>>473:2009/10/17(土) 08:49:11 ID:???
普通の人には理解できないかもしれませんが、小さな事件で、被疑者が犯人で
ある事が間違いのない場合、作文は往々にしてあります。逮捕、拘留、立件
には時間的制約があり、ある種の流れ作業です。また、再犯率が高いですから、
裁かれる方も、まあその線でお願いしますみたいな感じ。
>>481 結果的にそうだったかもしれません。第19次再審請求は棄却もされず、
20年間野ざらしにされています。私は救う会とは事件に関して違う推測を
していますが、これはおかしい。
>>488 だからその戦犯免責という事実から、真相の一端が判明してくる、
という意味だ。
米国側から旧日本軍関連の秘事が出てくると、そこから事件の
謎が解れていき、帝銀実行犯と平沢との関係などが明るみとなる。
これが死刑を執行していたあとだったら、当局は世間の批判に
さらされ、誰かが責任をとらなくてはならなくなる。
平沢は拘置所で「塀の中の大画伯」として、死刑囚としては
異例の「特別待遇」を享受し続けた。
このことは、当局側が平沢から共犯の存在を暴露されることを
恐れていたから、という指摘があるくらいだった。
その意味では、当局にとっても「救う会」の主張である
「平沢は完全潔白の冤罪被害者」とその活動が実に
都合がいいものであったろう。
平沢が会の活動を延命の拠りどころとしている限り、
平沢が真相を暴露することはあり得ず、権力側の
「平沢一生飼い殺し」策は無事遂行され続けるという
構図だったわけだ。
森川がこの構造に気付いていなかった、とはとても思えない
のだが…
>平沢が会の活動を延命の拠りどころとしている限り、
>平沢が真相を暴露することはあり得ず、
中身つか実体としては包装紙と同じか…やはりここに落ち着くのかな。
でも森川父はそこまで考えたかな。単に左翼なんじゃないの。和多田も。
包装紙は違う、多分保守。で
>>491はウヨ。こんな感じか。
ウヨサヨのイデオロギー思考でしか物事を見れない輩っていまだにいるんだな。
>>472 >不明指紋が一つだけありましたね。容疑者が出てきて、これと一致したら、、
台所に置かれていた湯飲みに付いていた指紋の事ですよね。
その件に関しては、帝銀を訪れた犯人にお茶が出されて、犯人が茶を飲んだという証言も無く、
犯行後に素手でお茶を飲んで帰ったという証言も無く、犯人が試し飲みした湯飲み
茶碗は犯人が持ち帰ったと思われ、現物が遺されていないので、その指紋と事件とは無関係
なのではないでしょうか。
救う会のHPによると、犯人は素手で銀行を訪れたのに実に不思議です。
それから犯人は当日手袋をしていたようですが、どうなんでしょうね。
指紋については前スレで、私は繰り返し指摘しましたが、指紋は考慮に値しない
という結論で押し切られました。
>>472 修正
>犯人は素手で銀行を訪れたのに実に不思議です。
救う会のHPの遠藤弁護士の扮装写真によると、犯人は当日手袋をしていたようですが、
どうなんでしょうね。
指紋については前スレで私は繰り返し指摘しましたが、指紋は考慮に値しない
という結論で押し切られました。
497 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/19(月) 13:40:25 ID:rogv+6+T
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 06:40:34 ID:zkoTa9Sx
罪刑法定主義とは完全に矛盾する制度として、恩赦もあることも問題だろう。
特に民主主義の根本を踏みにじる悪質な犯罪である選挙違反者など。
最近、平塚八部衛の本を読んだけど、複数犯を頭に入れた状態で読むと
小樽での平沢の慌てようとか、腑に落ちる点が多い。
500 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/20(火) 22:19:52 ID:CkUFaoEx
12人も毒殺した歯科医に、近所の患者は口を開けて
治療受けてたの!???
gkbr
一銭にもならない人殺しなんかやらんでしょ。
馬鹿じゃないんだから。
…と、書いて気がついた。
もし、歯科医が真犯人なら、彼が大量殺人を
やらかして得たメリットは果たして何?
銀行から奪ったカネは平沢に渡っているとすれば、
何のために彼は危険を犯したのかが分からない。
米軍が人体実験をやらせたのなら、米軍から
相当な大金が彼に渡ってなければおかしい理屈
になるが…
>>493 むしろ最近はその手の人間が増えてる気がする。
503 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/23(金) 03:49:45 ID:zkSF4u3m
>>501 佐伯氏は歯科医Nにヒ素を盛られたと主張してるんだよね。
その時点で、何故佐伯氏は歯科医Nを刑事告訴しなかったのかが謎。
当時の薬品にはヒ素が使われていたそうだけど。
毒入りカレー事件の時の話を思い出すと
林真須美夫妻は、知り合いにヒ素を盛りまくっていたけど
結局逮捕されたのは、全くそれとは別件のカレー事件。
その余罪として知り合いにヒ素盛った事件が出てきた。
ヒ素は即効性を期待した毒ではないから
因果関係を証明して告発するのは難しいんじゃないのかな。
あなたが思っているとおり、警察でもあなた頭おかしいよ
と言われそうな気がする、
>もし、歯科医が真犯人なら、彼が大量殺人を
>やらかして得たメリットは果たして何?
全く同意。
私も疑問に思って同様の疑問をここでUPしてるけど、包装紙からも
「ただ殺したくて殺す人もいます」
というレスしかない。
歯科医は巨額の設備投資がかかるから、動機が金目当てなら、金庫の金にも
手をつけず手元の金だけ持って逃げ去った事が解せない。
動機と犯行時の犯人の行動としては、
動機:平沢はコルサコフ症候群で精神疾患であり、犯行の異常性が納得できる。
行動:行員達がばたばたと倒れたので、平沢は慌てて手近の金だけ掴んで、行員達に手を
合わせて逃げた。(平沢の自供から)
の方が説得力がある。
507 :
>>490:2009/10/23(金) 23:21:14 ID:???
>>506 それこそ正に単独犯という発想に縛られていると思います。問題の建て方が
歯科医か平沢氏かという事になってしまっている。単独犯であればそれで
いいのですが、グループだとすればグループとしての共同意思のような
ものがあった筈です。そして、グループを構成する個々人の意思というか
参加動機もあるでしょう。何度も書きましたがその呪縛故に捜査、裁判そして
弁護も真相を逃してしまったのではないか、更に、もしかすると、途中から
は薄々気づいたけれども、それで押し通したのではないか、というのが私の
考えです。
何故犯人は金庫の大金に手をつけなかったか?これは元々冤罪派の人が
持ち出した論拠(731でないか)です。という事はどちらにも取れる。
私は、犯人はお金はそこそこ取ったと思っているので、冤罪派の主張にも
組みしません。普通の銀行強盗を考えてください。手近な現金を掻っ攫って
逃げていくのではないですか?帝銀だけ、この事が問題視されるのです。
それは、冤罪派の、犯人の目的は金ではなくてある種の人体実験だ云々
というあの説からです。16人の人がそこで苦しんでいる。全員が
絶命しているわけではない。事実、4人の生存者が居た。16人もの人を
掌握できる筈もない。苦しみにもがいている被害者達は一体なにが起きた
のか皆目分からない。しかし、犯人が現金に手をつけた時に全てを理解
する。紳士然とした犯人の本当の意図を。意識のしっかりした者がそこで
大声を上げるかもしれない。犯人もその事は当然肌で分かっている。
その方が余程自然で普通の強盗致傷、殺人はそうです。何しろ1対16です。
早く現場を離れたいという意識があって当然です。
508 :
>>490:2009/10/23(金) 23:27:00 ID:???
犯人グループの共同意思(動機)としては金だったと思います。いくら強奪
できるか事前には分からない。平沢氏の入手不明金より強奪金額の方が多かった。
それは実行者が取ったかもしれないし、平沢氏が旅費等で使ったかもしれ
ない、あるいは野次馬がもっていったかも知れない。それは分からない。
もっと盗めたら実行者がもっととっていたかもしれない。
「ただ殺したくて殺す人もいます」と歯科医の動機について訊かれて答えたのは、グループの一員
としての個人的な参加意思としてそういう側面があったのではないかという
事です。ただ、その前に金はグループ内でプールされていたのではないかと
何度も書きました。絵を描くのは平沢氏、売るのはグループ内の人間、
金が貰えなかったか、使ってしまったか、もっと必要だった、
それは分かりません。
>行員達がばたばたと倒れたので、平沢は慌てて手近の金だけ掴んで、
行員達に手を 合わせて逃げた。(平沢の自供から)
これは精神疾患というより、ごく普通の反応ではないですか?
強盗致傷(殺害)事件は大体こういった供述なので、
私にはむしろ作文のに匂いがプンプンしてしょうがないです。
ささっと現金を取って、慌てて逃げるものです。
509 :
>>490:2009/10/23(金) 23:34:06 ID:???
>歯科医は巨額の設備投資がかかるから
開業時にはかなりお金がかかると思いますが、当時既に開業していたと思い
ます。ただ、この事はあまり意味がないです。
>>506さんは
歯医者なら金が要るはずなのに、何故取らなかった、と仰りたいわけですね。
私は犯人は取っていると言っているわけなので。そして、<だから>歯科医が
犯人だとは言っていない。故に、あまり意味がないと思います。
以前、歯科医の話は敢えてしないと言いました。こういう議論になってしまう
からです。
>>496 そうですね。逆マル特無期だったかもしれません。蛇足ですが、仮釈放に
検察の意見も入りはしますが、絶対ではないです。それから死刑確定囚と
(無期)懲役囚では処遇が随分違います。私はこれは知っていましたが、
>>497さんのは知らなかった。2chはためになりますね(笑)おやすみなさい。
510 :
506:2009/10/24(土) 09:22:11 ID:???
包装紙さん
明晰な説明、どうもありがとうございます。
実行犯が平沢であれ、別人であれ、強盗殺人犯は一刻も早く逃げ出す
のは通常の行動という事ですね。
私は歯科医Nが冷静沈着に犯行を行ったので、動機が金目当てなら、その
<悪魔の様な冷静沈着>さで金庫内の金も奪い去ったのではないかという
考えがありました。
真珠湾攻撃を終えた機動部隊が、第二次攻撃を行わずに帰還した事を批判
された時、「泥棒でも帰り道は怖いものだ」と擁護されましたが、帝銀事件
の実行犯の様な異常人格者とも思える犯人でも、犯行後は慌てて逃げ去る
ものと考えられるのですね。
511 :
506:2009/10/24(土) 09:38:21 ID:???
>普通の銀行強盗を考えてください。手近な現金を掻っ攫って
>逃げていくのではないですか?帝銀だけ、この事が問題視されるのです。
これは銀行窓口で脅す銀行強盗と比べ、行員全員を殺害又は失神させて身動き
出来ない状態にした帝銀事件の場合、抵抗者がいないのに金庫の金に手をつけ
なかったからでしょう。
包装紙さん教えていただきたいのですが、帝銀で盗まれた小切手は、事件後に
行内に入り込んだ野次馬が、どさくさ紛れに持ち出した可能性があるとも考え
られる事は、本件の公判時には指摘されていたのでしょうか?
もう一つは、帝銀から僅か50mの距離に交番があったのに、帝銀を犯行現場に
選んだ事の無謀さを、歯科医Nが実行犯だと考えると私には強い疑問と抵抗感
があるのですが、どう思われますでしょうか?
これは以前伺った、歯科医のようなインテリが捕まったら死刑確実な大量殺人なん
てするかなと同様の質問なのですが、少し違うのが、捕まることを恐れるならば、
交番の近くで犯行は行わないだろうと思うので、帝銀を選んだのが精神疾患の平沢
なら納得いくのですが、インテリの歯科医なら、他の銀行を選ぶのではないかな
という点なので、申し訳有りませんが、包装紙さんのお考えを聞かせてくださるよう
お願いします。
512 :
>>509:2009/10/25(日) 00:53:20 ID:???
私は帝銀実行者は、<比較的>冷静に金銭も強奪したと考えています。
先ず以下のかなり引きで撮られた現場写真を見てください。
http://www.geocities.jp/t_shimizu2003/kiri_1.html 余談ですが、右側のページに表があり、実行者(犯人という言葉を私が使わ
ないのは、複数犯だと思ってるからです)の年齢に関する目撃証言は、荏原
/中井では52歳くらいが主流で、帝銀は44~45歳。平沢氏が前者の年齢、
歯科医が後者です。
次に寄りで撮られた現場写真でこれが一番鮮明。
http://yonago.life.coocan.jp/hanseiki/nenrin/s23teigin.jpg 雑然としているのが分かります。
犯人はここから16万5千円の現金を盗みました。さて、当時の高額紙幣は100
円札です。枚数にして1650枚。100枚/束だとして16束強。現在の最高額
紙幣10000円で単純に換算すると1650万円。冤罪派の方を始め、皆さんこれ
を少ないと仰る。お金持ちっていいな(笑)というか、額ではなくて、もっと
あったのに、というわけですね。でも、どうやって持ちますか?
銀行強盗をやった人の述懐を聞いた事があります。彼いわく、重くて
走れなかった。被害金額を検証しにきた帝銀本店の聴取書(和多田氏の筑摩文庫
版37P)をよく読んでください。結局<見える所>には約2100円強しか残って
いなかった。しかも、100円札は10円札の<束の下>に21枚、つまり束では
なくバラで、しかなかった。つまり犯人は高額紙幣の束は全て持っていった。
この状況下ではかなり落ち着いて丹念にやったと思いますが。残っていた金額
は『ところが、調べて見ると』あったのです。現場検証に来た銀行員が調べて
見たらあったものを、上記の写真の現場で16人がもがき苦しみ、動き回って
居る(後述します)中で実行者が探しあてて持っていかなかった(そもそも
持てない)から、これは金目当てではない、という推測は合理的ではないです。
513 :
>>509:2009/10/25(日) 01:50:07 ID:???
>>511 行員全員を殺害又は失神させて身動き 出来ない状態にした帝銀事件の場合、
抵抗者がいないのに金庫の金に手をつけ なかったからでしょう。
これは事実と違います。見落とされがちですが、被害者はかなり動き回って
いたし、外にも出た人間が少なくとも二人は居ました。
以下の現場見取り図を見てください。
http://www.geocities.jp/t_shimizu2003/kiri_1_2_photo.html これを見ながら、吉田支店長代理と村田証人の証言(和多田氏文庫、
32〜35p)を読んでください。吉田、村田、西村、内田、各氏の動き
が分かります。吉田氏は割と早い時期に井戸まで行っています。既に
この時点で行内は密室という感じではなくなっています。そして、もう
一人、秋山さん。この方はどうにか通用口、実行者が入ってきたくぐり戸
まで行って膝まずいているのが目撃されています。そして最終的には廊下で
亡くなられている。実行者が行員の頭を銃で打ち抜き即死させているのとは
訳が違います。
秋山さんですが、実行者が連れ戻した可能性は、私は低いと思っています。
何故かというと、そうだとすると土蔵金庫の前に倒れている、加藤さん、
田中さん(生存)の上、脇を引きずっていかなければいけない。そもそも、
単に中に引き入れるだけなら、入り口のカウンターの横、加藤さんの
前に放り出しておけば事は足りる、つまり廊下まで連れて行く必然性が
ない。しかも、この目撃証言は4時だと言っています。もう少し早かった
のではないかとは思いますが、いずれにしても随分生きて、しかも動いて
いた。これは間違いない。
514 :
>>509:2009/10/25(日) 02:11:22 ID:???
それから実行者が秋山さんの口に毒物を流し込みとどめを刺した、
という恐ろしい仮説も恐らくありえない。やはり最終的に倒れていた場所
の説明がつかないので。
実行者は全員が意識不明に陥るまでよく観察していたのではないか?
という反論がありそうですが、それにしても、金を取る作業はなるべく手短に
済ませたい筈です。初めは集団食中毒と思われた。実行者は東京都の防疫員
の腕章をつけている。恐らく、彼(等、未遂も同じ予定だったのでしょうから)は、
途中で誰かに踏み込まれても、中毒患者が出たので私は連絡に走るから
、君はここに居てくれと言って逃げられる。しかし、土蔵金庫の中に置かれた
箱の中(35万円)を物色している所を見つかったら、あるいは生存者
がこの人は強盗です、と叫んだら、そこでアウトです。周りを見渡し
手近の現金を呻いている人に気づかれないようにさっと奪って(恐らくそれだけでバッグ
とポケットは一杯になったと思われる)割と早めに犯人は立ち去ったのではないか
というのが、私の推測です。
515 :
>>509:2009/10/25(日) 02:30:48 ID:???
>もう一つは、帝銀から僅か50mの距離に交番があったのに、帝銀を犯行現場に
選んだ事の無謀さを、歯科医Nが実行犯だと考えると私には強い疑問と抵抗感
があるのですが、どう思われますでしょうか?
帝銀を選んだのは相田宅へのGHQの訪問という、無謀、異常とは正反対の
正確な情報に基いた冷静な計画だったのではないでしょうか?
歯科医=インテリ、平沢氏=(この犯罪に相応しい)精神異常者という主張に
対する反論は今まで、歯科医による営利誘拐殺人事件などを例に取り書いて
来ました。恐らく私は犯罪者と接する機会は多いからかもしれませんが、
この事件も大事件ではあるけれども、前代未聞の精神異常者による犯罪とは
思えません。時代もあります。安吾の文章もそれで以前引きました。
私の犯人像は(これは大雑把であまり根拠はないですが)、やはり従軍経験者
ではないかというものです。当時は国家の命によって、敵を殺して来いと言わ
れ、実際にそうした経験をしてきた人が巷に溢れていました。東京大空襲では
10万単位の死者が出て、死体の脇を通りぬけて生活していた人達が、預金封鎖
に端的に現れる、困窮生活を送っていた時代です。ある種虚無的で遵法精神を
欠いた(殺すな、というのがその最高位にあるものでしょうが、殺せと言われて
戦って来た人達が疲れ果てて復員してきた)者達が少なからず居たと思います
516 :
>>509:2009/10/25(日) 02:35:08 ID:???
公判記録をもう一度閲覧する気力はありませんが、野次馬が小切手を換金された
可能性が公判で指摘された事はなかったと思います。訴因の中に板橋も入って
いて、筆跡鑑定で平沢氏であるとなっているので、再審請求も含め、鑑定その
ものの信憑性を争っていますから、平沢氏であるないだけが争点だった筈です。
野次馬だった事を証明する事は無理だし、訴因と直接関係がない。
517 :
509:2009/10/25(日) 07:32:41 ID:???
包装紙さん
明快なご説明、どうもありがとうございます。
これからも常駐お願いします。
前スレで妄想扱いされていた佐伯説が、米軍の人体実験
及びASH以外は真相に迫っている可能性が高い事が俄然
説得力を持ち驚いています。
佐伯氏が近所の歯医者にいったら、そこはNの歯科医院
だったという偶然は、天網恢恢粗にしてもらさずな印象
があります。
Nが実行犯だとすると、司法はもらしてしまった事にな
りますが。
救う会とは別に、法曹関係者達が真相を究明するとか、
歯科医Nを追及するとかの動きがなかったのが残念です。
マスコミも歯科医Nにはノータッチでしたし、全く何を
してたのでしょう。
518 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/25(日) 14:42:10 ID:eNs9VA8o
多分、犯人は大陸で戦時中に、現地人を同じような手段で毒殺して
金品を奪うようなことをやっていた軍関係者か軍の御用商人などでは?
>>518 耳タコになるほど、旧軍特殊部隊関与説は話が出ています。
しかし該当する可能性のあるのは諏訪中佐しか残らず、その
諏訪氏は事件の時には九州に在住しており、人相も似ていない
事が分っています。
>>519 九研の所長だった篠田さん(陸軍中将で工学博士)がいるお。
篠田さんは、ACHの保管を担当してた北沢さんと終戦後いっしょに行動してたお。
九研の疎開先での篠田さんと北沢さんの住まいはすごく近かったお。徒歩で10〜15分くらいだお。
(ソース 「高校生が追う陸軍登戸研究所 ISBN4-87652-202-2 116ページ」と甲斐手記と520の実地調査)
篠田中将も容疑者の一人との話は知っていますが、
ACHも米軍も旧軍も組織的関与は無かった可能性が
高く、かつ篠田中将に関しては情報が少なさ過ぎる
んだよね。
篠田中将も容疑者の一人との話は知っていますが、
ACHも米軍も旧軍も組織的関与は無かった可能性が
高く、かつ篠田中将に関しては情報が少なさ過ぎる
んだよね。
523 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/26(月) 20:42:26 ID:S63cHAwc
緑志保
524 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/27(火) 00:30:27 ID:Fsm7pUjR
503の動画は、80年に放送された霧プロのTVドラマか
仲谷昇が、平沢役
TV版は冤罪説をとる内容だったが、平沢役の仲谷昇が犯人を演じたのが
違和感があったな。
あれではよく見ていない視聴者が平沢真犯人説に傾いてしまう可能性が
あるように思った。
その点、映画版の犯人役は、平沢役の信欣三ではなく、たしか加藤嘉が
演じていたと記憶する。
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 01:39:23 ID:NyPl3do9
ごく稀に、二重人格者という症状を持つ者が居り、二人(あるいはさらに多くの)
人格が一人の身体に同居していて、片方がもう片方の存在を知らない、
あるいは両者とももう片方の存在を知らないなどということがある。
これがそれに該当するかどうか、おそらく違うのだろうが。
法曹関係者殿。スレの流れからは逸れますが、
お手数でなければ、ご教授下さい。
単刀直入にお尋ねしますが、
なぜ、帝銀事件は再審が認められなかったのでしょうか?
例えば、@高度な政治判断(米国筋?)が影響したのか、
それともA役人(法務官僚)特有の保身体質ゆえでしょうか、
いや、実は、B法的にみても、単純に、再審請求の内容自体が不十分だったのか?
1番目、2番目は結局、ウラの取れない「お話」ですので一旦置きます。
(そういうことがあり得るとはいえ検証可能な説ではないので)
法律面に疎い私が教えて頂きたいのはBです。
私は、不勉強ゆえ過去のすべての再審請求の詳細を把握していないのですが、
法曹関係者殿からみて、「これは再審を認められてもよかった……」と、
思えるものはありましたでしょうか?
また、逆に、こうすればよかったという案はございますか?
再審には、いわゆる、明白にして新規性のある証拠というものが必要だそうですが、
平沢氏が裁判をやり直すためには、どういうレベルのものを用意すべきだったのでしょうか?
60歳。
去年までサラリーマンだったけど、帝銀で妄想本書いて
一年で著述家(笑)になった。一度やってみなよ。
最初の一人時点のみだけど、アマゾンで自作自演レビューすれば五つ星評価になる。
松本清張その他をけなして権威付けすることもできるし、2ちゃんでも
思い切って宣伝すれば、包装紙が出てこない限り注目の的になる。
ちゃねらーが怖けりゃ、他人のブログのコメントで宣伝すればいいだけ。
暇つぶしになる。
セブンアンドアイとかヤフオクとか色々あるのでマジでお勧め。
529 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/28(水) 05:25:48 ID:+U7OL0ug
で、謎の歯科医って誰ですか
あと、平沢を共犯に仕立てあげた一味って何者ですか
>>529 歯科医N
共犯に仕立て上げたというのは佐伯説(これはアリバイ工作に無理がある)
平沢は共同正犯というのが包装紙さんの考え
531 :
>>516:2009/10/31(土) 12:20:31 ID:???
同じく短刀直入にお答えすると、禄に証拠もなく有罪が確定してしまっている
から。証拠があればそれに対する反証ができて、それがある種の新証拠になって
再審が認められる。足利です。あれは被害者の衣服についていた体液のDNAを
有罪の決め手にしいた。それが検察にとって致命傷で、再審が始まる前に、検事正が
受刑者に謝罪するという訳の分からない事になってます。(あれは変ですよ)
判決は最高裁で確定します。私は最高裁の裁判長が大物過ぎたと思ってます。
だからAの変形、役人というより裁判所の保身体質ではないでしょうか。
日本は3審制ではあるのですが、実質的、事実関係の審理は2審で終わってます。
つまり争うなら高裁で頑張らないとダメです。それまで、どうも弁護士と被告が
一枚岩でなかった気がします。
Bですが、磯部弁護士になって、I検事の調書偽造問題の告発とセットになった
再審請求がありますね。あれがターニングポイントだった。
それ以前は平沢氏がせっせと六法を読みながら請求していた程度で問題外。
再審理由になるのは、新証拠以外には、違法証拠収集手続き、刑訴435条7です。
532 :
>>516:2009/10/31(土) 12:23:32 ID:???
「原判決の証拠となつた書面を作成し若しくは供述をした検察官、検察事務官
若しくは司法警察職員が被告事件について職務に関する罪を犯したことが確定
判決により証明されたとき」
これが遅すぎた。以前アップした国会法務委員会の議事録にもありましたが、
調書偽造が告発された時点で時効だった。時効でも、事実は変わらないだろうという反論が
国会でなされたけれども、上記の通り、先ず確定判決をもってこいというわけで、
これは厳しい。だから法務委員会では再審請求条件の緩和を主張していた。
帝銀のような大事件の場合はアリバイに幅を持たせろ(帝銀の場合、ギリギリ)とか。
逆に言えば、現状では再審請求が通るのは難しいと思っていたからでしょう。
調書偽造でやるなら確定までにやらないと、つまり最高裁。
533 :
>>516:2009/10/31(土) 13:01:25 ID:???
段々腹が立ってきたので、もう少し書かせてください(笑)実は確定までに一度
やってるのです。平沢氏が上告趣意書で、拘置所で調書を取られた事実はない、
と言ってる。確定判決をもう一度ここにアップします。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/3434CAD1DB65E80B49256A850030B0E2.pdf 最後にさらっと(目立たないように)こう書いてありますね。
「被告人のその他の書面は期間を著しく経過した後に提出したものであるから判断を与えない。」
これだけ読んでも何の事だか普通の人(法曹関係者も)には分からない。
しかし、私のようにじっくり読んできた人間には分かる。「判断を与えない。。」
素晴らしい逃げ口上なんです、これは。こういう事です。
「平沢氏が趣意書で言っている事が真実なら、調書偽造であり検事の犯罪で
あるが、公訴時効も過ぎていることでもあり、差し障りがあるので取り沙汰
したくない」
小さな事件ですが、昨日覚醒剤事犯でこんな無罪判決がでました。
http://news.biglobe.ne.jp/social/914/mai_091029_9149242581.html これも違法証拠収集手続きです。この被告は明らかに覚醒剤を使用して
いた。でも、弁護士に電話させなかっただけで無罪。それほど違法証拠収集は思い。
OJシンプソンもこれで無罪になった。毒樹の果実がアメリカは徹底しているから。
帝銀の61回、61回調書は、調書偽造か拷問(膀胱結石の投薬中の取調べ)
に近い取調べのどちらかであることは間違いない。私は、何で裁検はこんなに
必死だったのだろうか、と思うのです。何故、平沢氏の単独実行で強引に
押し切ろうとしたのだろうかと。。特にこの2回の調書ではアリバイが
焦点だった。T検事の調書では公判維持できないと考えたからです。
それでも裁判所は不安で結審後に独自に最短ルートを確認した。
534 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/10/31(土) 13:21:51 ID:iKMgR5PK
「もう少し早く手配できたら、犯人を捕まえられた」とか
「犯人の筆跡が手に入った」とか、
小切手の件を記している著書があるけど、
小切手を換金したのは、犯人じゃないだろ
535 :
>>516:2009/10/31(土) 13:56:23 ID:???
失礼しました。上の書き込みは
>>527さんに対する回答です。
残りの回答は以下です。
帝銀の再審請求は大きく分けると、@板橋の筆跡A毒物(ASHなら平沢氏で
は入手不可)、B精神鑑定(自白の信憑性)、C調書偽造、Dアリバイ(相田
宅井戸)、この五つです。@はどっちつかず、Aは決め手にかけるのと、
GHQ/米国に対する気兼ね、Bも@と同じ、Cは上記の通り刑訴435の7で
はねられる。私はDだと思ってます。特に死後再審(19次)の包括意見書に
ある新証人の証言です。
http://www.gasho.net/teigin-case/information/news/20041103/20041103.htm どうしてもっと早く、と思います。裁判ではGHQからの情報入手は平沢氏
では無理だから、偶然通りかかった(遠回りですが)という判断だった。
それがこの証言で覆ります。しかし何故か全く無視。執行も再審もしない、
最後の再審請求は20年近く棄却もされず野晒し。GHQは椎名町に
行った事すら認めない。確定判決を下した裁判長は司法界でただ一人、
皇族と首相しか貰えない勲章を受勲。GHQと特務部隊の毒物(少なくとも
飲ませ方)に関する情報がなければ成し得なかった犯罪である事は疑いよう
がないのに、捕らえ裁かれたのはシャープさのない初老の画家。その彼に
しても最後まで真実は語らなかった。少なくとも金の入手先は語らなかった、
支援者や作家が春画だろうと気を回したけれど、自分が無関係なら言う
でしょう。被告も共犯者も検事も731部隊も誰も断罪されなかった。。
そんな事件でした。
法曹関係者殿。
ご丁寧な回答ありがとうございました。
このようなレベルの高い解説を頂けることに感謝しております。
>>531 >Bですが、磯部弁護士になって、I検事の調書偽造問題の告発とセットになった
>再審請求がありますね。あれがターニングポイントだった。
白い輪のみえる拇印の件ですよね。
ポン、ポン、ポンっと捨印のように押させた疑いが濃いという……。
>帝銀の再審請求は大きく分けると、@板橋の筆跡A毒物(ASHなら平沢氏で
>は入手不可)、B精神鑑定(自白の信憑性)、C調書偽造、Dアリバイ(相田
>宅井戸)、この五つです。@はどっちつかず、Aは決め手にかけるのと、
>GHQ/米国に対する気兼ね、Bも@と同じ、Cは上記の通り刑訴435の7で
>はねられる。私はDだと思ってます。特に死後再審(19次)の包括意見書に
>ある新証人の証言です。
>
http://www.gasho.net/teigin-case/information/news/20041103/20041103.htm これが、野ざらしにされた再審請求だったんですね。
しかし、このA家の防疫騒動。
犯人がこれをどのように知りえたのかは本件のキモだと思うのですが、
なぜか、判決の認定においては「共同井戸」の件は触れていないんですよね。
実に周到だと思いました。
「表札」に関しては見ようと思えばなんとか見えるだろうと強弁できたとしても、
「共同井戸」は、さすがにその日に通りがかった者が知りうることは難しいですよね。
だから、検察も(裁判所も?)最終的にはヤバイとおもって取り下げたんですかね。
537 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/07(土) 04:51:56 ID:mGPW1oVh
犯行をやった人間が昔の特高とか大陸で外人スパイの拷問係だったものが、
内地に戻って来て例えば警官になってたが、金に困ってある困ったことを
したというようなことがあったとする。そういう場合には、事実を公表
すれば、信頼が崩れてしまうし責任問題にもなるから、少し頭が弱い
のを身代わりに引っ張ってきて犯人に仕立て上げてしまえばと考えたり
することがなかっただろうか?
どんだけ下手な文章だよ
539 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/15(日) 10:10:12 ID:OaAS0wvw
540 :
>>535:2009/11/15(日) 16:14:23 ID:???
>>536 どういたしまして。この事件の凶器は勿論薬物だったわけですが、もう二つ
あったと思うんです。1.GHQ、正確にはGHQが相田宅で発生した伝染病の
駆除の為にもうじきやってくるという口上。(実際には既に来ていた)
2.薬物の飲ませ方(旧軍特務機関の関与、少なくとも情報の提供ないし漏洩
を思わせる)。自分が飲んで見せる事と歯を痛めるからという如何にも
防疫・医学関係者を思わせる口上。この二つがなければ、行員達が一斉に毒を
飲んだかどうか。物理的な凶器(毒物)を含め、以上3つの凶器の入手先を
特定できないまま死刑判決を出した。毒はどこかからもってきたのだろう、
GHQと特務機関については触れたくないので、不問に付す、こんなことで
幕引きを図ったのですね。3億円事件、あれは白バイと制服、支店長宅の爆発
(脅迫に関する情報)、この3点セットで行員達は車を降りた。容疑者が捕まっても、
この3点とも入手先が分からないまま立件しようとしたら、バカ言うなという話になりますね。
帝銀はそのバカいうな、のまま死刑判決がでました。金銭目的で一箇所で12人殺害というのは、
最悪の犯罪でしょう。平沢氏の死刑確定後、一体何人の死刑囚が刑場に消えたか。
命が人にとって最も大切なものだとすると、法の下での平等が保たれているとはとても言い難い。
541 :
>>535:2009/11/15(日) 16:17:11 ID:???
後年、T検事がTVで青酸カリは平沢氏の娘が引き揚げの時に持ってきたもの
だったが、家族の名誉の為にそれは言わなかったと語ったらしい。(私は視て
いませんが)これは二重の意味でおかしいと思います。先ず、そんな事を
斟酌する必要はない。それから、後年、それをTVで話してしまうなら、名誉
を守った事には全くならない。単に自分が扱ったずっと執行できないままの事件
の起訴、判決が間違っていなかったという事を言いたいだけなのではないか、と
思います。検事調書偽造問題もそうです。(これはT検事の先輩)あれは明ら
かに偽造でなければ、拷問です。とにかく禄でもなかった、そうは思いますが、
調書偽造は、剥きになって検事を告発したりせず、単純に新証拠として拘置所、
医師の証言を再審請求として提出すればよかったのではないでしょうか。
新証拠か違法捜査どちらかが実質的な再審請求の条件なので、新証拠として出せば良かったと。
それを冤罪派弁護士らしく正攻法で検事に対する告発という形で行った。
あれがターニングポイントだったと
>>531で書いたのは、
あれで裁判所は意地になってしまったという意味でもあります。
検事を告発とはやりやがったな!というわけです。拘置所で調書を取ったI検事も大物でした。
あれが最初の有効な再審請求だった。そこで相手を不必要に意地にさせてしまった。
実を取ればよかったのではないかと思います。当時の法曹界の事は伝聞でしか分かりませが、
今でも実に微妙なバランスで成り立っています。
恐らく、弁護団は検事を告発するというスキャンダラスな挙に打って出ることで、
輿論の盛り上がりを期待したのかもしれませんが、裏目にでました。
542 :
>>535:2009/11/15(日) 17:54:40 ID:???
今まで書き忘れていた事を思い出しました。科学捜査さんが、佐伯氏が歯科医
に会うなどという偶然がそうそうあるものか?と言っていた事について。
もし、佐伯氏が帝銀事件関係者(被害者、その家族、救う会etc)ならば、それ
は土曜ワイド劇場並の(笑)偶然でしょうが、そうではないので普通にありそう
な話です。歯科医をしていれば患者さんに沢山会うわけで、その中の一人が
この平沢氏に似ていてしかも知り合いでもある歯科医を怪しいと思っても
不思議はないと思います。むしろ、確定判決が出た日にあって、佐伯氏が
次に来院するまで歯科医の存在を忘れていた事は自然。ワイド劇場並の偶然は
私は疑うし、実際の事件ではあっても一度まで。大体の場合それは嘘か作為です。
しかし、このケースは違います、もっと自然。強いて言えば、佐伯氏の探求心
が非常に旺盛で本まで書かれたという事ですが、それを言うなら、
科学捜査さんご自身も絵がご趣味で平沢氏の絵も所蔵?されネットで公開、
解説もされている。こういう偶然からこの事件を調べ、やはり探求心が旺盛で
本まで出されている。かくいう私も、この事件の新刊があれば買い求め、
科学捜査さんの本について、ネットで調べようとしたら、このスレッドが
一番初めにヒットした。これは驚く程の、つまり通常私達が疑ってかかる有得ない程の偶然ではない。
それより私は、@平沢氏と知り合いで、A歯科医で(歯の琺瑯質という口上)、
BGHQが接収したロッジに出入りしていた、C従軍経験がある事は分かっているが
所属がはっきりしない(機密)というこの歯科医が、上記に上げた目に見えない2つを含めて
3つの凶器がなければ成立しなかった帝銀事件と全く無関係であるという事の方が、
あまり起こり得ない偶然だと考えます。以前、ハードルの話をしました。
最大許容しても2つまでなんです、普通。
>>541 もし再審が行われていたとしたら真実が明るみに出たでしょうか?
それから、あの検事調書は偽造と思いますか?
言い辛いとは思うのでw 可能性としては、みたいな感じで構いません。
正直、検事とか刑事とかそこまでやって委員会!という気がしてなりません。
検事調書の偽造:出射検事による2日間計3回の取り調べ 署名拇印が同時刻に
行われたことが、拇印の押し方(白いくぼみ)で分かったというものである。
これは、2日間計3回の調書に後に同時刻拇印したことは間違いないものである。しかし、
後日、3回の調書を平沢が同時に確認し拇印したことが偽造と言うことなのか?
虎の絵の金屏風:結局、平沢が描いたという証拠は何一つないはずである。
清水虎治郎・・・。虎という言葉を使っていた。これは虎の絵と考える←
すごすぎる推理力です。
相沢宅井戸の件:平沢が犯行前後のアリバイ作りをしっかり作ったと考える。
また、池袋から犯行現場(帝銀)までの経路に相沢宅はない。事件当日、相沢宅で
チフス(赤痢でない)が発生したことは分からないはずである。ましてや、
毒物が青酸カリならGHQとは何ら関係ないはずである。平沢は名刺を数ヶ月前
に盗まれたと届け出している。また、白衣、名刺、演出などから考えると
非常に「計画性」を持って犯行に及んでいる。2,3日前に伝染病の発生、逃走経路
等を調べていたなら、じっくりと相沢宅のことは聞くことが出来る。これが
「計画性」である。
2,3日前からロープ、表示があったはずである。また、当日、GHQは相沢宅に行っていないと
言う証言がある。ジープが通りがかって相沢宅のことを知ったと言うことは
ない。
毒物は青酸カリ:青酸カリを塩酸に溶かすと青酸ガスが発生する。また、水に
溶かすと青酸ガスは発生しない。同様に、青酸カリ200mgをpH2の胃液300mL
に溶かすとほとんどが青酸ガスとなり急激に吸収されショック死する。また、
青酸カリ200mgをpH4の胃液300mLに溶かすとほとんどが青酸カリのままである。
この場合、腸からで徐々に吸収され窒息死する。これが、赤色系の死体(東大で検視)
と暗紫色系の死体(慶応で検視)の理由である。国家陰謀説の方がとなえる東大
の検視結果には嘘があるという理由である。何人もの人が見ている死体の
色を偽ることは無理である。
胃液の話、帝銀事件以外で実例があるといいのだが。
ググって出てくるのは、ラスプーチンの怪僧ぶり
(青酸化合物を飲ませても死ななかった)とか
ちょっとなというものだった記憶がある。
毒物がアセトンシアンヒドリン単品:アセトンシアンヒドリンの致死量は
1mLである。アセトンシアンヒドリンを5mLも飲んだら、全員が死ぬ。
また、第2液の理由が不明である。
毒物が青酸配糖体:これは、刺激性物質でないことは、局方(杏仁水?)の
箇所で描かれている。腸に行くまではまったく毒性はない。
はいはい。
んで、青酸カリの遅効性の説明をしておくんなまし。
9月下旬以降、火葬氏の書き込みがなかったんで、
中気にでもなっちまったのかと思ってた。
とりあえず御健在でよかったよかった。
科学捜査様。
なにはともあれ、本スレッドへの復帰有難うございますm(_ _)m
ほーそー氏が久々に名前出したから、戻ってきたんですね。分かります。
とんでもぶりも健在でなによりでつw
>また、当日、GHQは相沢宅に行っていないと
>言う証言がある。
ど〜転んだってこれはないよ。GHQの記録とか通訳、役所の証言もきっちり
あるんだから。こんな認識でよく本が書けるね。
550
:申し訳ない。なにを勘違いしたのだろうか・・・。
第三次再審請求では、弁護団は帝銀事件の真犯人として千葉県野田市在住の
医師張谷氏をあげている。しかし、再審は却下された。そして、現在は歯科医N
をあげている。
佐伯氏が歯科医Nが犯人だと言う前は、誰もこの歯科医Nが犯人だと言っていないのである。
「平沢の見方であるべき弁護団で、椎名町、荏原、中井三支店の犯行を違う
犯人のものと言っている人は私は知らない」(佐伯氏)(疑惑α p.182)
そして、歯科医Nについては、佐伯氏が一番調査をしたことは確かである。
疑惑αからその過程をかいつまんで記載する。
・事件から9年後、歯科医Nが佐伯氏の庭先にきて、世間話が始まった。
その第1日目で佐伯氏は、歯科医Nの態度から彼が帝銀事件の犯人と考えた。
「私の頭にふと恐ろしい想念が浮かんだのはその時だった。この男はおかしい、
初めから話がちぐはぐだし、ひょっとしたらこの男が平沢を利用したのでは
ないだろうか。」(P.16)・・・佐伯氏の結論が第1日目で出来上がる。ものすごい
直感力である。
・そのことを忘れて、2年後に歯の治療に歯科医Nのもとに訪れる。
何日かの治療後の帰り道に、「俺は、どういうわけか、あの歯科医が帝銀事件の
真犯人のような気がしてならないのだが・・・」(P.12)・・・事件のことは
一切話はしていないのだが、直感とは恐ろしいものである。そして、2年前の
出来事を忘れていたとは誠に???
・そのことを妻に話す。妻も同様に歯科医Nが怪しいと考えていたことを話す。
「あの男、私もおかしいとおかしな感じがするわ。・・・戦後新潟の方に疎開していた
と言っていたけれど、東京で犯行をやり、日帰りで帰ってしまったら・・・」
・・・妻の直感も、佐伯氏の結論となっていた。卒業名簿には歯科医Nの名前が
載っていないものがあった。歯科医Nは特務機関員である。
・義理の父と、精神病院の医師により6ヶ月間強制入院させられる。
電気ショック、インシュリン療法を受ける。・・・精神病が他人から指摘される
とは、非常に重傷であったと考える。しかし、佐伯氏は、医師が金儲けのために
行っていると考えた。精神病で他人から一番に分かるものは妄想ではないだろうか。
・平沢氏は、金の入手先を絵の代金として、清水虎之助、花田卯造、椎熊三郎
というように次から次へと嘘を吐いた。この絵の代金は歯科医Nが関係しているもので
あると考えた。・・・この直感から、退院後、膨大な時間と金をつぎ込んだ。
そして、佐伯氏の結論はその通りになった。
・絵は金屏風にだと考える。金時計を盗もうとした。また、金粉の値段も聞いていた。
・・・弁護団が言う春画で稼いだというものよりよほど説得力がある。春画では、
あのような大金は稼ぐことは出来ない。しかし、宝石のついたものとなると
女に貢ぐためと思うのだが・・。
・平沢が描いた絵を求め、新潟を調べまわった。米軍使用ロッジに虎の絵の
金屏風が掛けられていたことを知った。やはり、虎の絵の金屏風は存在したのだ。
・・・しかし、その金屏風には平沢のサインはなかったのだが。
・平沢は清水虎之助、虎二とか虎の字をやたらに使っている。屏風は虎の絵に間違いは
ない。・・・平沢は、卯のつく名前、熊のつく名前も言っているが、虎にこだわったのは
良い考えである。ここで、兎と熊と虎が描かれていたものが出てきたら面白いのだが。
しかし、私にはこのような思考は出来ない。
同じような考え方が、毒物アセトンシアンヒドリンについても言える。
佐伯氏が平沢冤罪説の背景に毒物がアセトンシアンヒドリンだからという
ものがある。(「疑惑」P.188)
・東大と慶大の検視結果が異なったものとなった。東大の検死体6体は色が赤い。
慶大の検死体6体は色が青黒い。東大の検視結果には嘘がある。
・・・松本清張は国家陰謀説を唱えていたので、この考え方に問題があるわけでは
ない)しかし、何人もの人が死体を見ているわけであるから捏造は難しいはずである。
東大の検視にたずさわった人だけでも6名はいる。6名全員が偽証である。
・慶大教授の発言「青酸カリによる死体の色は青黒から鮮赤色がある」。「この
発言は、東大教授をかばっている。」・・・慶大教授は偽証となる。国家陰謀は、東大
だけではなく慶大にも及んでいることとなる。しかし、現在では、インターネット
で調べれば、「青酸カリによる死体の色は青黒から鮮赤色がある」は研究者にとって
は、ひとつの常識とも言えるものである。
・「アセトンシアンヒドリンは分解して(代謝されと言うべきであった)、
酢酸とアンモニアが出来る。それらが検出されなかったので、毒物はアセトンシアンヒドリン
ではない。」(警視庁鑑識課西山技官) 「これは偽証である。分解すると青酸と
アセトンになる」(「疑惑」P.187)
・・・「分解して」と言ったところにも問題はあるが・・・。
つまり、毒物がアセトンシアンヒドリンなら、全員が偽証したことになる。
しかし、「ルビジュウムが問題ないくらいの量」と言われているのに、
ルビジュウムにこだわったり、あるいは別の反応促進剤にこだわっている
ところに問題を感じる。
つまり、毒物はアセトンシアンヒドリンであるという考え方に反するものは、
すべて、嘘と決めつけている。これが、思考方法に問題があると言うことである。
荏原銀行事件が予行演習だという考えも奇抜な考えである。
387>>
科学捜査さん
包装紙さん
お帰りなさい。
これからも常駐御願いします。
おいおい。何をどう勘違いしたら
「当日、GHQは相沢宅に行っていないと
言う証言がある」なんていうヨタ話が出てくるんだ?
とんでもない勘違いをした(実は意図的?)理由を
きちんと書かないと「申し訳ない」だけではすまんよ。
しかし、これが帝銀事件の本を書いたほどの人間がするただの
「勘違い」だろうか?
自分の本を売りたいがための理由だけでなく、佐伯説をなんとしても
否定しなければならないわけがありそうな気がしてならないのだが。
違うかな?
556
本当に勘違いです。資料からの引用を出来るだけそのまま利用することを
心がけていますが、資料が多すぎるので、どこかで混乱が生じたようです。
例えば、「コルサコフ病が犯罪に関係あるのかという事例があるのか」という
質問がありましたが、これは私にとって非常に重要なことなので、答えなければ
と考えていましたが、非常に忙しいため、ついおざなりにしてしまっています。
このGHQの件は、反対に確認せずうっかり書いてしまったものです。
ほんとうに、なにを勘違いしたのかと思っております。
佐伯説を否定する理由は、毒物アセトンシアンヒドリン説、帝銀事件の犯人複数説を否定するためです。
これは、佐伯説が和多田氏の著書の基本をなすものであり、多くの平沢冤罪説を採る
人たちのよりどころになっているからです。
法曹関係者殿が言われる「歯科医Nが帝銀事件と関係ない=平沢単独犯」は分かっております。
ここでは、毒物が青酸カリだと全員が納得されていませんが、3件の事件で
は非常に共通点がありすぎます。
歯科医Nが帝銀事件と関係ないとすれば、「盗まれた金額とほぼ同じ額を隠し持っていた」、
また、「素人でも比較的入手しやすい毒物青酸カリ」なら、平沢単独犯である可能性が大幅
に高まるからです。
これが、私が佐伯本(毒物がアセトンシアンヒドリン、帝銀事件は歯科医N)
を否定する理由です。
557
訂正
佐伯本を否定→佐伯説を否定
既出の突っ込みかもしれないけど、あんたがコルサコフ病なんじゃねえの?
実質実名とプロフ出して、醜い自作自演がばれて、完全に論破されて頭の悪さを晒して、
かつ平気で書き込み続けるって、健常者の枠を超えてるよ
科学捜査論文「帝銀事件」―法医学、精神分析学、脳科学、化学からの推理
中村 正明【著】
東京図書出版会 リフレ出版〔発売〕 (2008/11/23 出版)
164p / 21cm / A5判
ISBN: 9784862232755
NDC分類: 326.23
価格: ¥1,470 (税込)
在庫がございます。通常1-3日以内に発送致します。
>>557 いや、そういう言い訳は絶対に通らない。
相沢家に米兵が来たかどうかは、事件の真相を
推理するのにかなり重要な事項。
これが間違いだという証言を、断定的に書いた以上、
ただの勘違いなどではすまされない。
これが「本当に勘違いです」などと居直るのなら、
もう何を書こうと何を主張しようと、まともな人間なら
もう誰も信用しない。
だいたい自分の信用度をゼロにするほどの間違いを
犯すほど「非常に忙しい」のなら、ヒマになってから
ちゃんと推敲して投稿すべき。
あげ
ts
564 :
550:2009/11/20(金) 12:10:13 ID:???
>>550だけど、そこまで大問題にしなくてもいいかと...
言いだしっぺとしてはちょっと気になる。
仮想氏はさっと認めて誤ったり素直なとこもあるし
うん、中々憎めないおじちゃんではある。
でも、また毒の話をぶりかえすんだったら、
>>422〜
>>424、それと
>>428に
ほ〜そ紙が仮想を批判しつつも、毒物は仮想の推定が当り臭いって書いてるでそ。
これにどういう風に仮想が反論すんのかなと思ってたら、ぬっとでてきて
GHQは来てない(キリッ)とか言うから苛められちゃうじゃまいか。
書き込む事が宣伝になるという側面があるかも知らんけど
買わない人は買わないから(自分^^)いいんじゃないかな。
以前、味と刺激性については違い、その区別も出来ていないという意見が
ありましたが、私の著書ではその点はしっかり区別しています。
帝銀事件での生き残りの方の証言からは、第1薬は刺激性があり、第1薬を
飲んで苦しみだしたことが分かります。この点は、私も佐伯氏も同じ考えです。
味と刺激性は同時に考えなければならないものです。料理でもそうです。味と刺激性
は一体で述べられます。医薬品でも、刺激性のある物質は必ず、「味は苦く、
刺激性がある」と言うような記載となります。
佐伯氏の著書「帝銀事件はこうして終わった」(P.181)には、アセトンシアンヒドリン
開発者の言葉が載っています。
「これ(アセトンシアンヒドリン)を飲ませてみた。現地で、味がないというので、
本腰を入れて致死量を調べた」とあります。
このアセトンシアンヒドリンの長所は、味がなく、また刺激性がない点です。
味はないけど、刺激性が強いなら、軍の最高機密などにはなりません。
アミグダリンは、酵素または腸内細菌により反応が進むもので、腸にいくまでは
安定です。このことは局方(杏仁水?)のところに書かれています。
また、刺激性はないことには間違いがないものです。アメリカでは、多量ではないけれど、
少量はガンの治療として使われていた時もありました。局方はあらゆるところから
情報を入手し、味・刺激性程度のことなら間違いはないものと考えます。
また、これは参考にはあまいなりませんが、東大教授、慶大教授、
警視庁鑑識課西山氏、伴元少佐(毒物を開発していた第9研究所)等、毒物に
ついて証言した人全員が偽証となる。また、東大での検視を行った6名(?)
が、死体の色を偽ったことなる。
さらに、アセトンシアンヒドリン説、アミグダリン説なら、初めの2回の
事件は予行演習となる。凶悪事件で予行演習???
しかし、味、刺激性、証人などを除いて考えても、「死体の色が2種類」に
なるのは、青酸カリだけである。
566 :
>>542:2009/11/21(土) 17:58:56 ID:???
>>543 偽造の可能性が強いと思います。しつこいようですが、偽造でなければ
拷問に近い不適切な取調べです。膀胱結石の痛みを訴え、投薬の記録もあった。
枚数が62枚。平沢氏が拘置所に入所した日を含めて二日間。入所手続きも入れたら、実質一日半。
有得ない量。拘置所長は弁護士からの問い合わせに検事はその二日間来ていないと
最初は文書で答え,後に断定不能と変えた。矯正局は法務省矯正局です。圧力があったはず。
それでも、いや検事は来ましたと回答は変えない。断定できないと言っただけ。
拘置所所長の最後の良心でしょう。しかし、検事サイドには罪の意識は薄かった筈です。
平沢氏が普通の被告ではなかったから。虚言癖がありなおかつおしゃべり。
恐らくT検事から、どうにもならないという報告が上がってた筈です。
つまり、実際に行って平沢氏から聞いても、結局は作文することになるし
(T検事のも帝銀部分はほぼ作文)、それなら自分で書いても同じ。
今再審が行われたら平沢氏全面無罪。真相はでない。強いて言えば、これでは
無罪判決が出てしまうと危機感を覚えた検察が訴因を変更し、未遂平沢氏、帝銀は
実行犯氏名不詳のまま共同正犯、で争えば真相について論議がなされるかもしれませんが
(裁判所が訴因変更を認めればです)、恐らくそれでも無罪。
例:ロス疑惑。以前書いたので説明は省きます。
567 :
>>542:2009/11/21(土) 18:03:01 ID:???
科学捜査さんはコルサコフ氏病と犯罪の関係について調べられているとの事です。
私は以前、出身大学の医学部の同窓生から精神科医を紹介してもらい
コルサコフ氏病に関して尋ねた事があります。科学捜査さんの
研究の足しになるかどうか分かりませんが、それを書きます。
上の補足にもなるので。大体以下のような話でした。
一言一句は覚えていませんが、話言葉で書いてみます。
「平沢が犯人とは思えない。コルサコフの患者が犯罪に係われるとしたら、詐欺、
しかもその未遂くらいだろう。普通の人は彼の言う事を鵜呑みにしないだろう
から。健忘症とか虚言癖が合体したようなもの、
和服の平沢が裁判所で刑事かなにかに連れて行かれるときにっと笑ってる写真
があるでしょ。あの表情なんだな。完治はしていなかったんじゃないかと思う。
自白の信憑性?あるわけないですよ。裁判では否認したんでしょう?その
信憑性も同じくない。とにかく、コルサコフ病の人のいう事を真に受けてたら、
こっちがおかしくなるよ」
できたとしても、詐欺の未遂くらいのもの
というのは、ずばり(詐欺未遂も荏原、中井も)なんですが、
この医師は、帝銀事件は知っていたけれども、さほど中身には詳しくなかった。
(未遂事件は知らなかったか覚えていなかった)それから恐らくその時医師が言っていたのは
次の写真だと思います。
http://www.gasho.net/teigin-case/gallery/photo/photo_28.htm
568 :
>>542:2009/11/21(土) 18:09:18 ID:???
それからもう一つ、コルサコフに罹っている人の貴重な映像があります。(英国)
http://www.youtube.com/watch?v=wDcyBXJAZNM 先ず初めの部分は飛ばしてください。アル中の発作のような映像です。
2分20秒くらいから、コルサコフ患者が出てきます。48才。
5ヶ月入院しているんですよ、と言われると、まさかと答える。今日が初日だと思っている。
病院の名前は覚えていないと最初は答えるが、医師が最初Bで始まるというと思い出す。
123引く85は?ときかれると割りと早く38と答える。私が以前ダウナー系と言った意味が
お分かりになると思います。それから、荏原でも中井でも平沢氏のいう事が
真に受けられなかったのも頷ける気がします。このビデオでは出てきませんが、
これに虚言が加わるわけです。そりゃ検事だって匙を投げたくなります。
それから、きっかけ(Bという頭文字)を与えられると病院名を思い出す。
歯科医の事は知らないと初めは言ったのに、金屏風に使った金粉の事を妻が問いただすと、
歯科医の名前をすらすらと言う。私は対応しているように思います。ただ、断言はできない。
コルサコフ氏病が科学捜査さんの考えているような病気だとしても、平沢氏が帝銀実行犯とは断定できない。逆に私や上記の
医師のように考えたとしても、平沢氏が実行犯でないことを断言できません。
それは:毒物がASHであったとしても、複数犯ならば(あるいは平沢氏にそれを与える人間がいれば)
平沢氏が実行犯であったかもしれない、毒物が青酸カリでも平沢氏以外の共犯者がそれをうまく使い、
ぼ〜っとしていかにも信の置けない平沢氏に代わって、説得力のある口上と手さばきで
犯行に及んだ可能性を否定できない、というのと同じです。ASHであることを弁護団が必死に
証明しようとしたのは、訴因(単独犯)に基づけばそれで十分無罪を勝ち取れるという法廷戦術に過ぎず、
複数犯であれば一挙に意味を失います。だから、それ(ASHである事)を否定しても意味がありません。
569 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 21:40:00 ID:/vj9n4ck
>>524 これやったの俺が小五の時の冬、見た日の夜は事件のシーンが
頭に浮かび、眠れなかった。
遠藤弁護士は「限り無く黒に近いグレー」と表現してたらしいな
571 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/23(月) 23:59:08 ID:3rLHTQqF
昔、特に戦前の自白により犯人を作ることが大手を振るっていた時代には、
迷宮入りになりそうな事件があると、精神がおかしいのとか、犯歴のある
やつを別件で逮捕して後は拷問にかけて自白をさせて真犯人を作り、
犯人を逮捕し極刑に課することで悪人は必ず捕まるという形を作って
社会秩序維持のための生贄にすることが行われていたのだった。
あと、余談ですが、化学に弱い人のために補足しておくと、
シアンヒドリンは有機化合物で、ルビジウムのような金属元素は成分としては
含まれていない。またアセトンは尿中にも若干は含まれる。
酢酸は酒を飲んだ後には、血中に生成されるし、食酢を採っても濃度は出る。
青酸カリの効果を遅らせるためなら、まず1液目には炭酸ナトリウムか
炭酸水素ナトリウムの水溶液を飲ませる。濃度が高いと(特に炭酸ナトリウム
溶液の場合)ぬるっとした感じ、渋い喉が焼ける感じがするだろうし、不純物に
よってはアンモニアっぽい味と匂いもするかもしれない。これらのアルカリ
を胃液にまぜることにより、胃液のPHを上げることができる。そうして
次に青酸カリウムを溶かした液を与えたのかもしれない。
572 :
543:2009/11/24(火) 02:42:50 ID:???
>>566と
>>567 そうですか偽造ですか...裁判員制度が始まったばかりだけど
こういうのを聞くと気が重くなります。今ならという事は
最近は冤罪が減ってる(無罪になる)事が多いということですか。
>>570はどう思いますか?
これはたしかテレビで遠藤弁護士とお父さんが仲良かった人が
遠藤氏が酔った時にそうつぶやいたって話しです。
コルサコフビデオ面白かったです。英語はよく聞き取れなかったけど、
こんな人に何か指図されて従おうという気にはならない、ことは判ったw
読み返して見ると、仮想がレス連発、包装が反論、仮想沈黙、
ほとぼりが冷めたとこで仮想が反論にいさい答えず自説を復唱→以下同じ、
これが間歇的に繰り返されてるわけだがw
不思議なのは、仮想が本を出してて、帝銀でggruと先頭に出てきて
どうみてもこの事件をもっと詳細に調べてる(コル病のヨウツベとか)
包装の意見が本になってないことだ。ということはここの住民はただで
xx事件の真相を探る!の新版を読んでる事になる。何か得した気分w
>>568 怖いものみたさで最初のアル中禁断症状もみたけどちょっとびびった。
酒は脳を犯してくんだな。ほどほどにしよw
コルサコフは常に記憶を辿りながら話してる感じで説得力はないでしょうな。
平沢は酒は飲まず何かの注射の副作用でしょ。
今だったら国か医者が訴えられてる。そこでごそっと金が入ったのに。
考えてみると平沢の人生ってすごい。波乱万丈、真相霧中。
「まとめて書き込んだり、しばらく沈黙」という態度につきましては申し訳ありません。
いろいろ都合がありまして、時間に都合がつくときまとめて書きますので、このような
態度になります。
また、同じことを繰り返して述べているとありますが、少しずつ内容に変化を
もたらしたりしているつもりですが、あまり本質的な内容に変化がないので、繰り返す
ばかりです。
ホームページ帝銀事件精神鑑定には
・コルサコフ症状群の脳内機序については、これまでの神経病理学的研究で
海馬、乳頭体を含む大脳辺縁系の関与が知られている
・コルサコフ症に罹った頃からその性格にも変化を来したと判断すべき資料が多い
・(コルサコフ病の)回復期に入っても怒りやすく抑制力がなかつた(過敏情動性衰弱状態)
・当時の平沢の異常な精神状態(欲望の抑制困難などのコルサコフ症状群の遺残症状)によって説明できる異常行動である
・万事このように厚かましいところがあるので、同家ではポーカー・フェイスの名をつけられていたという
以上のような記載があります。
ここで、私は、平沢がコルサコフ病を患い、「眼窩前頭皮質」に障害を受けたための
犯行だと考えています。「眼窩前頭皮質」に関係することを次に上げます。
インターネットで記載されている文面の切り抜きです。
・この領域(眼窩前頭皮質)が情動や報酬系において役割を持っていることから、
眼窩前頭皮質を大脳辺縁系の一部とする研究者も存在する。
・抑制のない行動・・・自己抑制機能をつかさどる「眼窩前頭皮質」が関与することは
既に知られている。
・自制の決め手は、偏桃体から送出される怒りの衝動を抑制する眼窩前頭皮質の神経にある。
・犯罪を犯す人の脳や神経には、ある特徴的なパターンが
見られるという。特に、眼窩前頭皮質という部位の動きに明らかに
違いが見られ、ある種、自分の欲望や不安などにブレーキを
効かせることが苦手らしい。(ホームページ「人型ロボットの犯罪」)
・腹内側前頭前野(VMPFC [ventromedial prefrontal cortex])、とりわけその一
部である眼窩前頭皮質(OFC [orbitofrontal cortex])1、の損傷を受けた患者に
は、知能等については変化はないにもかかわらず、行動上の著しい変化、とりわけ
社会的行動上の異常性や日常的・社会的意思決定上の障害が見られることが報告さ
れてきた(Damasio, Tranel, and Damasio 1990; Eslinger and Damasio 1985; Saver
and Damasio 1991)。
・眼窩前頭皮質を損傷した患者は、自分の行動の結果に無感心になり、
有害な刺激に敏感ではあるが、 感情的反応がなくなる
・【秋葉原通り魔事件】暴発は脳の機能不全?
・眼窩前頭皮質を損傷した患者は、自分の行動の結果に無感心になり、有害な刺激に敏感ではあるが、
感情的反応がなくなる
「抑制のない行動」と「自分の行動の結果に無感心になり、有害な刺激に敏感ではあるが、
感情的反応がなくなる」とは、同じ脳の部位、眼窩前頭皮質の障害で起きるのです。
しかし、これは「歯科医Nが帝銀事件の犯人である」を否定しているものではありません。
法曹関係者殿が以前言われるたように、歯科医Nはモンスターかも知れません。
また帝銀事件では、平沢によく似た歯科医Nが同じ台本に基づき、同じような台詞を
言ったのかも知れません。
しかし、可能性は非常に低いものと思います。
佐伯氏は、
帝銀事件の犯行は、特務機関員であると考えた。(「帝銀事件はこうして終わった」P.155)
そして、歯科医Nは卒業名簿に名前がないので、特務機関員と考えた。(「疑惑α」)
佐伯氏は、平沢が持っていた大金は虎の絵の金屏風を売った代金として、帝銀事件後に歯科医Nから平沢に
渡したものと考えた。
「虎之助という名の人が、虎二という別名を持つことなどまず考えられない。
虎の字をやたらに使っているのはなにか虎に関係したことがあるとみていた。虎の金屏風は
金粉をたくさん使う。そこで私は、虎の絵の金屏風を描いたのではないか、
とも推定しているのである」(「帝銀事件はこうして終わった」p.63)
そして、
「昭和37年11月下旬(事件から約14年後)、マキに連絡し、仙台に行ってもらい、
私たちが調査した金屏風について平沢に聞いてもらった。
マキは初めのころ、平沢は動物の絵は描かないといっていた。だが、
平沢は案に相違して、愛人の鎌田リヨと能口の二人に勧められて虎の絵2枚を
描いたと言い出し、マキが「よくそんなに金粉が手に入ったものね」と反論
すると、「能口がいくらでも金粉をくれた」と言った。(帝銀事件はこうして終わった」P.69)
平沢は、金は絵を売った代金であるとし次から次と嘘の名前を述べていた。
この時点でも、「大金は歯科医Nに虎の絵の金屏風を売った代金ですか?」
と問われれば、明らかに、「平沢は『その通りだ』と答える」と考える方が、
普通の考え方と思います。
571
これらのアルカリを胃液にまぜることにより、胃液のPHを上げることができる。そうして
次に青酸カリウムを溶かした液を与えたのかもしれない。
・・・第2液は、無味・無刺激のものであり、毒物について述べている人は
水か酵素の液と言っている。
576
修正
普通の考え方 → 一般的な考え方
579 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/25(水) 19:50:42 ID:9LANXnfG
平沢サンは、振り込め詐欺集団における出し子のような役割だったかもね。
単に小切手の換金役。
マネロンの浄水器みたいな役目だったかもしれないですね。
581 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 00:04:20 ID:JbRT4ljl
実行犯たちとどこで接点があったのかはわからない。
大量殺人をして奪った小切手を換金するなんて全体像を事前に知ってた
ら、平沢は「私は降りる」ってなってたと思う。
科サンの論法を信じるのなら、コルサコフ症の人間が
他にも大胆不敵な凶悪犯罪を犯していないといけない
理屈になるが、そういう実例はあるのかな?
単純に考えて、この病気の症状が重ければ重いほど
凶悪犯罪とは無縁な状態になるとしか思えないのだが。
そうなんだよね。仮想は冤罪派の精神鑑定と最近の犯罪と脳に関する
ちょっとトンデモっぽい話しをつなぎ合わせて、脳損傷→抑制が効かない
→平沢黒と持っていく。でも抑制が効かないてのは、秋葉原みたいな
犯罪には当てはめられかもだが、帝銀は抑制を効かせてたんじゃ?
仮に眼窩前頭皮質の損傷が抑制を効かせなくさせるというのが本当だと
しても、それはもっと直情的犯行、つアキバとか池田小、に走らせる
てことでしょ。いわゆるキレルというやつ。
帝銀事件はキレタ結果起きた犯罪とは違う気がする。
583
「眼窩前頭皮質の損傷が抑制を効かせなくさせる」
:つまり、これはブレーキの壊れた車です。外からは、なにも分かりません。
ほとんどが、キレタ結果分かるのです。
平沢が、犯行前、証言では多くの人が普通の人と変わらなかったと証言して
います。しかし、すぐ直前のことを忘れたりしていることも確かです。
すぐ直前のことを忘れると言うことは、眼窩前頭皮質の部位に近い、海馬の
損傷があるからです。
585 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/11/26(木) 14:58:07 ID:Sh/y3egb
>>583 大脳生理学ってまだまだ分かんないことだらけなんだよね。
脳の特定部位が損傷して性格激変、これは結構な症例があるみたい。
ただ、そこまで脳自体が損傷を受けてると、
大脳新皮質もやられて論理的な思考力とかも相当低くなる。
その結果、社会のルールやモラル、マナーが守れなくなるんじゃないかな。
となると、こんな手の込んだ毒物の飲ませ方とかできるか疑問。
サイコパスとか言い出したらややこしいけど、
平澤がクロかシロかだけの話なら、
これで十分「合理的な疑いの余地」が残ると思うんだが…
論理的思考は大脳新脂質です。
しかし、コルサコフ病の特徴はもっと深い位置(適切な表現でないが)に
関係があります。コルサコフ病は知能(論理的思考)にあまり関係がないようです。
次の2点は私が言い出したものではありません。
1.当時の平沢の異常な精神状態(欲望の抑制困難などのコルサコフ症状群の遺残症状)によって
説明できる異常行動である。(帝銀事件に関した平沢の精神鑑定より)
2.前頭葉の眼窩前頭皮質の障害は「衝動的行為」、「抑制のきかない行動」、
「大胆な行動(無謀な行動)」及び「感情的反応がない」などを引き起こす。
(眼窩前頭皮質についての記載からまとめたもの)
私は、1が正しいなら、平沢は眼窩前頭皮質の障害を受けていると考えたわけです。
平沢には、数々の軽度の連続犯罪から、抑制がないことがよく分かります。
つまり、東大の精神科医が言っている「欲望の抑制困難」がないことが分かります。
これは、1で述べられているように、コルサコフ病からきたものと、私も思います。
また、この眼窩前頭皮質の障害は、その他の「大胆な行動(無謀な行動)」及び「感情的反応がない」を
引き起こす可能性が高いことが考えられます。あくまでも、可能性が高いということです。
しかし、法曹関係者がある程度認められている荏原銀行事件の犯人が平沢とすると、
・警官が近所で赤痢が発生していたかどうか確認に行ったわずかな時間に
毒物を飲ませようとした。
このようなことは、まともな人が行うとは考えられません。私は、この荏原銀行
事件でも、平沢は多くの人を殺そうとしたと考えています。
平沢には、「大胆な行動(無謀な行動)」及び「感情的反応がない」があると
考えます。
また、帝銀事件の犯人は
・震えることなしで、子供を含む16人にも毒物を飲ませた。
この行動にも、「大胆な行動(無謀な行動)」及び「感情的反応がない」がある
と考えます。
2件の事件は、ともに同じような特性がある人物だと言うことです。
ただし、法曹関係者殿が言われるように、歯科医Nもモンスターだとしたら、
荏原銀行事件の犯人と帝銀事件の犯人は異なるかも知れません。
ただし、私は、歯科医Nは犯行に無関係だと考えます。
前に述べたことの繰り返しで申し訳ありませんが、
この事件のひとつの特徴に「計画性」があります。
・数ヶ月も前から「名刺を盗まれた」、「白衣を準備する」、「腕章を準備する」、
「多くの人を騙せるような台詞を考える」、「毒物を準備する」・・・これらは計画的です。
2度の事件に失敗した平沢は、帝銀事件では「下見をした」と言うのが、私の意見です。
これ(「下見をした」)は、計画的です。
当日、「相沢宅を見に行った」ということは不可能であり、また、多くの証言では
それが不可能であることを示しています。
・相沢宅を訪れたら、犯行時間に到着することには無理がある。
・平沢冤罪説を採る方がいう、相沢宅近所のおばさんの証言「相沢宅の表札は
通りからは見えない」
また、佐伯氏は次のように言っています。
・「豊島区に犯行の日にしか来なかった進駐軍を、犯人はどうして利用できたのだろうか。
・「アメリカ進駐軍の査察は予定を立てずにその日その日でアトランダムに
行われていた、と多くの日本人関係者が証言している。帝銀事件の犯人は、
相田小太郎方の隠し井戸も知っているので、患者発生の時から調べていて、
あらかじめ相田方近辺の事情を知っていたと見られる。前項の患者発生と
査察の双方を知り得る立場にあったのは、マニトフ課長ではないか。常識的
にはアーレンの査察予定は、日本人関係者には分かったはずである。しかし、
犯人が患家犯人が患者相田小太郎方を名指しで指摘して、進駐軍がその通りに
来ているのは偶然とは考えられない。あらかじめ相田方近辺の事情を知って
いたと見られる。」
と延べ、進駐軍の閑与の可能性を言っています。
これは、佐伯氏が「毒物アセトンシアンヒドリン説」を採っているため、
進駐軍の閑与を言うのです。
私も、佐伯氏の言う「帝銀事件の犯人は、相田小太郎方の隠し井戸も知ってい
るので、患者発生の時から調べていて、・・・」という説を採ります。
ただし、進駐軍の閑与はないと考えます。これは、私が毒物青酸カリ説を
採っているからです。
数日前は相沢宅付近はお祭り騒ぎだったのです。(このような言い方をすると
またおしかりを受けそうですが・・・。)
相田小太郎氏の妻の証言では、
「同月(1月)21日から同年2月4日まで立ち入りを禁止された。その表示は玄関に向かって
左側の板塀に西洋紙1枚ぐらいの紙に「発疹チブス発生につき自1月21日
至2月4日間)立ち入りを禁ず」と書き発疹チブスという字の横に赤丸の印を
付けて終わりに「豊島区役所」と書いたのを貼り付けていた。玄関の表札の左側
鴨居のところには2寸角ぐらいの字で「患者」と白墨で書いておつた。そして
私の家の玄関の前を南北に通じる幅員3米ぐらいの道路から北方20米と南方15米
でそれぞれそれぞれ東西に通じる道とT字型に交わっているところに両方とも
縄を張って入ってくることを禁止するため、板塀に貼ったと同様の紙を綱に挟んで
下げてあった。同月21日には私方の周辺隣組14軒のほか、何軒か、D.D.Tを
撒かれ、その翌日には、もっと広く私方からT字型のところまでの距離2倍4方、
およそ100軒ぐらいD.D.T.を撒かれたと思う。D.D.T.を撒いた家にはD.D.T. OK
と書いてあるので1月26日当時その付近を通れば伝染病が出ていることは
分かった。(←つまり21日以降に下見をすれば分かると言うことである。)
また、表札の軒ですが、近所のおばさんは通りから見えないと証言していますが、
しかし、豊島区役所衛生課勤務の岡本氏の次のような証言もあります。
「その表札は通路からもはっきり見え、通りがかりの人でも容易に
判読することが出来る。」
つまり、近所のおばさんか、豊島区役所衛生課勤務の岡本氏のどちらかが
勘違いしていると言うことです。
しかし、このようなときは野次馬に紛れて聞いていたかも知れません。ただし、
これは想像です。たまたま、ジープが通りかかったので、3.5スパンも先まで、
ジープを追いかけて行ったこともないし、3.5スパンも先にジープが止まって
伝染病の対応をしているとも考えられません。考えられるとしたら、1,2スパン先に
ジープが走っているのを見て、目で追いかけて、止まっているところを確認して、
そこまで行ってということです。これは、ほんの一瞬の出来事となります。
前もって、銀行付近を調べていたと考えるのが、合理的だと思います。
586
追記 眼窩前頭皮質は、脳を脳幹、大脳辺縁系、大脳新皮質と分けたら
大脳新皮質に分類されると思いますが、大脳辺縁系に入れている考えもあります。
とにかく、論理的な思考力に関係ない部分です。
26>>
科学捜査さん、お帰りなさい。
包装紙さんは、アリバイの検証を中心に、弁護士としての
検分を主体に話されており、仮に公判に持ち込まれたとし
たら、論理的な強固さから平沢灰色無罪を勝ち取りそうな
勢いです。
・26>>
>警官が近所で赤痢が発生していたかどうか確認に行ったわずかな時間に
>毒物を飲ませようとした。
>このようなことは、まともな人が行うとは考えられません。
私も以前に上記を書きましたが、犯行直前に警官に顔を見られている
にも係らず、平然と犯行を継続するという異常さが理解できませんでした。
592 :
>>568:2009/11/28(土) 13:33:24 ID:???
>>572 まあそう仰らずに、裁判員が回ってきたら是非一度体験してみてください。
このスレッドを読んで思ったのは、やはり日本人の知的レベルは高いです。
こういう大昔の事件に興味を持たれるような方々だからかもしれませんが、皆さん鋭い。
アメリカの陪審員より日本の裁判員の方が高度な判断を要求されます(量刑判断があるので)。
科学捜査さんが論拠の一つとして出されている精神鑑定(秋本波留夫博士による)
で思い出しました。その中にこういう一文があります。
http://www.gasho.net/teigin-case/documents/akimoto/kanteisho.htm 『山田弁護人は(略)小管拘置所に移送されたその日(10月8日)、すぐ小管拘置所に赴いた。(略)
ところが、小菅拘置所の教育部長が今日の平沢は拘置所に移藍されたばかりだからでしょうか、
まるで精神錯乱の状態で、発狂状態ですから、お会いになっても無駄でしょうというので、面会はあきらめて帰った。』
もう決まりです。午前中に移送でしたから、弁護士が着いたのは午後でしょう。その時点でこれ。
弁護士の接見が断られた状態で、1日ちょっとで62枚の検事調書は絶対に無理。
教育部長が知っている事を所長が知らない筈がない。
ですから、検事は来ていないという所長の最初の回答が真実だと、ほぼ確信します。
593 :
>>568:2009/11/28(土) 13:43:04 ID:???
遠藤弁護士の件:これほど私利私欲を省みず、休みなく働いた方を私は知りません。
彼が本当の所どう思っていたかは分かりません。
ただ、佐伯氏の本は随分読みこまれたと聞いています。
未遂は平沢氏なのではないか、とお思いになられても不思議はないかもしれません。
しかし、これは断言しますが、原判決通り3件とも全て平沢氏がやった
とは絶対に思っていなかったはずです。そんな事を言ったら、
墓から這い出てきて、バカいうな!と一喝されるでしょう。
その位、平沢氏が「帝銀実行犯でない」確信はもっていたと思います。
(しかし、一方で検事達もまた平沢氏が「一連の帝銀事件」と無関係である筈がない
という確信を持っていた筈。だから、多少の無茶もやったのでしょう)
私も、平沢氏は椎名町帝銀の実行犯ではない、と「ほぼ」確信していますが、
遠藤先生の場合、ここから「ほぼ」が取れている。そうでなければあれだけ
献身的な活動はできない。付け加えますと、もう一人、いや少なくとも二人、
平沢氏が帝銀実行犯でないと、「ほぼ」の取れた確信をもっていた方が居ます。
帝銀生き残りの二人の女性行員の方々です。平沢氏実行犯説の人にお伺いしたい
のは、これをどう解釈されのかです。時間の経過或いは毒物による記憶の混濁?
原判決ですらこれはとっていないのです。判決は3件合算で逃げた。複数犯であれば
それだけで破綻します。私は、平沢氏クロ説を取っていて、遠藤氏、救う会の
人々に対して申し訳ないと感じています。せめてもの罪滅ぼしに少なくとも平沢氏は
実際には(結果として)誰一人として毒殺していないという事を、科学捜査さんへの反論という形で
もう一度じっくり説明したいと思います。(自分は今日から連休でもあるので)
594 :
>>568:2009/11/28(土) 14:03:54 ID:???
>>591 詳しくない人が読むと誤解するかもしれないので、確認しておきます。
警官が来たのに薬を飲ませたのは荏原です。異常というべきか、間抜けと
いうべきかはともかくとして、少なくともこの件は複数犯か3件とも
平沢氏による単独犯行であるかについて、何も語っていない。私は荏原は
平沢氏によるものと思っていますので。。(但し確信度は平沢氏は帝銀実行犯
ではない、事に比べれば低い)
>>588 お祭り騒ぎ、ですか?帝銀事件当日、相田宅の事を犯人が持ち出しても
誰も反応しなかった。M女史(行員)は相田さん『ていうのは』いないね、
とすぐ隣の同僚(同じく生き残りで平沢氏が帝銀に来た犯人ではないと
最後まで言った女性)に話しかけています。「お祭り」だったら、あの
相田さん、あるいは、それ以前に、ああ先週から騒ぎになっているあの件か
と思ったはずです。しかし、誰もそういう反応をしない。地元で働いている
人がしらず、よそ者(犯人)だけが知っている「祭り」などある筈がないです。
595 :
>>568:2009/11/28(土) 15:13:23 ID:???
科学捜査さんが主張したいのは、こういう事でしょうか?平沢氏は中井で失敗したすぐその後に、
次に襲う銀行として椎名町帝銀に目を付け(その理由はなんでしょうか)、
その辺りをうろついていたら、運のいい事に帝銀のすぐ近くでもなく、
経路でもない(科学捜査さんご自身が図らずもそう認めてしまっている)
相田宅での伝染病「祭り」を知った。これは使えると思い、犯行を計画した。
しかし、地元で働く帝銀職員の誰もそれを知らなかった。
それこそ、先ず起こりえない偶然ではないですか?やはり、GHQからの情報は漏れていたのです。
検裁ですら、この事前下調べ説を採らず、アリバイが成立してしまうかもしれない危険性のある
(今ならしていたでしょう、合理的疑いが残るというやつです)当日相田宅に
回り道した(これまた、どんな情報を頼りにという疑問が湧きますが)という
説を採り、結審後に実地で時間を計っています。何故だと思いますか?下見で
知っていたという方が、やはりGHQは無関係で押し通したかった検裁に
してみれば都合がよかったのに。恐らく理由は二つです。@平沢氏逮捕から
結審までの必死の聞き込みにもかかわらず、事件前に平沢氏らしき人を見た
という目撃証言が得られなかった。Aもし下見で、帝銀から十分離れていた
相田宅の状況を偶然犯人が「見かけた」にしても、翌週GHQのジープが来るという
所までは分からない。やはり、結局GHQから何らかの情報が漏れてしまって
いたという事に変わりなく意味がないから。科学捜査さんはジープの件は
どう説明されるのでしょうか?ここは説明がつかないはずです。検事、裁判官
というのは、中々頭の切れる方々です。こういう事は当然考えるのです。
考えるに留まらず、捜査権をもって調べます。でも何も出てこなかった。
状況証拠の更に外縁として、こういう事(有罪立証の為に調べても出てこなかった事)
は考慮されるべきです。責任能力、自白の信憑性判定にしか役立たない精神疾患などよりは、ずっと重く。
596 :
>>568:2009/11/28(土) 15:17:58 ID:???
>>544で科学捜査さんが、
>また、当日、GHQは相沢宅に行っていないと 言う証言がある。と書き、即座に
何人かの方からそんなバカな話があるかという反発があり(この辺が鋭い)、
科学捜査さんも勘違いでしたと仰られた。勿論、GHQはその日相田宅に行きました。
それは間違いない。しかし、行っていないという証言は、実はあった
のです。誰だと思いますか?その日相田宅に行った張本人のアーレン軍属、
本人です。吉永さんがずっと後年、アメリカまで行き彼を探し当てインタビュー
したら、彼はこれで言い通しました。自分だけではなく、GHQの誰も行って
いないと。実にふざけた話ですが、ここから読み取れるのは、逆に、GHQ自身
が情報を漏れている事を悟り、緘口令を引いたということです。
実は私と科学捜査さんの考えには多くの共通点があります。毒物は青酸カリで
ある可能性が高い、荏原は予行演習ではない、池袋、相田宅、帝銀というのが
犯人の足取りではない、などなど。そして、GHQ、旧軍の組織的関与はない、
これもそうです。しかし、私はGHQ、旧軍(戦犯として731を訴追しない)の
消極的な関与というより干渉が、裁判を歪めたばかりでなく、真相追究も歪めた
と思っています。
597 :
>>568:2009/11/28(土) 16:31:34 ID:???
>>595を補足します。
検裁はそのように(なるべく辻褄を合わせようと)考えたから、回り道をしてでも
ジープが来ているのを、井戸を、平沢氏が見たことにしたかった。(しかし、井戸は
見えず、ジープの時間も船舶会に寄ったのが事実なので合いませんが)
頭が痛い事件だったと思います。事実に寄り添わないで強弁しようとすると、
こういう矛盾に次々当たっていきます。科学捜査さんの説は、その前の
段階でジープについて説明できていません。
592
もう決まりです。午前中に移送でしたから、弁護士が着いたのは午後でしょう。その時点でこれ。
弁護士の接見が断られた状態で、1日ちょっとで62枚の検事調書は絶対に無理。
:私も同様に考えます。私の著書では、その点についても記載してありますが、
その記載は単なる単なる憶測と言われてもしょうがないものです。
この事件を混沌させた原因に、毒物アセトンシアンヒドリン説、G.H.Q.の関与、出射
検事の調書、佐伯氏の歯科医N説があります。また、森川哲郎氏の証拠捏造も
感情論に拍車を掛けたものと考えています。
出射検事の調書偽造も森川哲郎氏の証拠捏造も、両者の人格から考えてともに
間違いであると著書では述べておりますが、もちろん、人格から考えてと言う意見
はこの場では採用されないものと考えています。私の著書内容で非常に
弱い部分であることは確かです。森川氏の証拠偽造が間違いであるということを
私には証明できないのと同じように、出射検事のこの調書の日付に関してなにも
証明できません。
私の著書に記した「後日、清書したために日付に記載ミスがあった」、これは
あまりにも納得できない記載内容であることは確かです。
また、法曹関係者殿ご意見ありがとうございました。GHQのジープの件は、
記憶にはあったのですが、手元にあった資料からは見つけることが出来ませんでした。
しかし、ご意見をいただき、吉永さんの著書を読み直しましたところ、その
記載がありました。
また、「秘録 帝銀事件」(森川哲郎著 平成21年発刊のもの)には、都衛生局課長(元731部隊)も
同様の証言の記載があります。
その課長は、あるドキュメンタリーでのインタビューで「帝銀事件の日には
私とずっとジープで一緒にいたんだもの。相田宅なんかには行っていないですよ」
と不可思議な証言をしている。
とあります。
しかし、相田宅には来た(行った)という証言(3件?)もあります。
どちらかが、記憶違いをしているか、嘘を吐いていることになります。
先の表札の件も同様です。衛生課勤務の岡田しか、あるいは近所のおばさん
のどちらかが、記憶違いをしているか、嘘を吐いていることになります。
毒物が青酸カリなら、GHQの加担はないと考えます。
その他のご指摘については、来週中にはお答えするつもりでおります。
599 :
>>597:2009/11/29(日) 17:15:36 ID:???
余計な事を書いてしまったかもしれません。アーレン軍属は帝銀当日
相田宅に行っています。本人も当時はそのように言っています。
豊島区役所員も通訳もです。ですから、これはそういう事にして先に
進みましょうよ、お願いです、きりがないから(笑)吉永さん達も
、ここまでとぼけるアーレンにあきれてものが言えないという風でした。
ずっと後になって、とぼけただけです。
I検事の調書偽造を証明しろと言われればそれは無理でしょう。
というより60年前の事件の証明というのは、どう逆立ちしてもそもそも無理だと考えます。
明らかに蓋然性が高ければ、一旦結論をだして先にいくしかありません。
ただ、調書が偽造でないにしても(としたら)、拘置所移送直後2日間
(教育部長が被疑者は発狂に近い状態にあるといい、
膀胱結石で出血、投薬をしていた2日間)に取られたということになりますから、
違法情報収集であることは間違いありません。
しかし、この事は平沢氏の白、黒と直接関係がありません。私は、検事がそんな
事をするのか?というご質問があったので、した可能性が非常に高いとお答え
したに過ぎません。(残念ではありますが、ただ結果的には変わらないと考えたのでしょう)
600 :
>>597:2009/11/29(日) 17:17:47 ID:???
GHQと旧軍の(事件前の、そして組織的、意図的な)加担はなかったでしょうが、
捜査、裁判に落とした影は非常に大きい。それから犯行の手口、
ある種の凶器(GHQの威と特務部隊のノウハウ)はGHQ、旧軍から犯人(達)に
何らかの形で流れています。これは推理ではなく、事実としてです。口上に使われていて、
なおかつその通りGHQは来たわけですから。そして、これも平沢氏の白黒
とは関係ない。もっと言えば、歯科医も『取り敢えずは』関係ないです。
アリバイと目撃証言、犯人適格性この3点が問題です。
科学捜査さんは、帝銀の2人の女性の平沢氏ではない
という発言をどうお考えになりますか?タドンリレーは?
(E軍曹の証言は思い違いでは有得ない、休暇の問題と日没、
平沢氏が東中野に引っ越してから始めての冬)
UP通信にまで進んで発言したことは?
平塚氏の著作にある平沢氏の長女と同刑事の交流(?)から察するに、
明らかに平沢氏の逮捕は藪から棒でした。E軍曹の証言が偽造だとした
場合、どうやって家族と平沢氏が口裏を合わせられますか?合ったのは事実
だったからとお思いにはなりませんか?
601 :
>>597:2009/11/29(日) 17:26:03 ID:???
コルサコフ氏病の方と会ったことがありますか?あるいは、そういう人を診断した医師と
話をしたことがありますか?私が貼ったビデオをご覧になりましたか?
荏原、中井で誰も平沢氏のいう事を真に受けなかったのに、帝銀では皆が犯人に
素直に従ったのは何故だと思いますか、よく調べてみると平沢氏は詐欺におい
ても悉く失敗しています(番号札の幸運以外、あれは詐欺というよりある種の窃盗です)、
こういう事からして、帝銀だけまんまとやってのける可能性より、
実行者が変わったと考える方が、冷静に考えれば、合理的だと思いませんか?
こんなに沢山のハードルがあります。科学捜査さんは一つずつお答えになるかも
しれませんが、答えているうちにこれは無理があるな、と思われるので
はないでしょうか。複数犯の場合、こえるべきハードルは唯一つです。
それは、金の入手元です。だから、私は共同正犯だったのだろうな、と
考えたわけです。どなたがマネロンという言葉を使いました。実行者が
盗んだ金を持たない、使わない、というのは心理的に随分と楽なのです。
そしてそれが複数犯のメリットでもあります。但し、後で揉める事が多い。
帝銀の(『一連の帝銀事件』の)場合、単なる複数犯ではなく、実行者
持ち回りの複数犯でした(と私は考えます)。それが事態を複雑にはしていますが、
それによって説明のつく、というより、それによってしか説明のつかないことが
多いのです。
そろそろ決着をと思って書きました。じっくりお考え頂ければありがたいです。
別にどちらの説が正しいかという話ではないのです。
昭和23年1月26日の椎名町帝銀で起きた事には影響しませんから。
どちらが事実に沿っているかです。
602 :
>>597:2009/11/29(日) 17:50:42 ID:???
補足します。
中井支店長:『他の銀行に来た犯人の事は知らないが』うちの
に来たのは平沢に間違いない。
(取調べの過程で帝銀証人が平沢氏と違うと言っているという話を
検事から聞いての発言です)
帝銀の二人の女子行員:平沢氏を犯人と私達が言えば(警察の人は)満足する
のかもしれないけど、違うものは違うとしかいえないわよねえ
平沢氏:
部屋の壁に「祈清栄の父母 首実見の結果犯人にあらずとわかりけむ」
と自己の潔白を訴える血書があった(警視庁平沢貞通動静報告書による)。
(平沢氏が首実検に自信を持っていた事を示している)
私は竜ちゃん、帝銀のことに関しては、天地神明に誓って犯人じゃありません」
(帝銀に限っては、自分ではないと言っているように聞こえる。
この後、壁に激突して自殺を図った?とされている。椎名町帝銀以外は自分である、自分も一味
である、全ての疑いを晴らす事はできない絶望感を思わせる)
法曹関係者殿。
>そろそろ決着をと思って書きました。
ここでいう「決着」の意味が、「平沢氏が椎名町の実行犯ではない」ことであるというのであれば、
私もそれに関しては、そういう段階にきているということに同意いたします。
※もちろん、「それが”真実”だとは誰も言い切れるわけない」という前提のもとに。
しかし、荏原〜中井〜椎名〜板橋の「帝銀事件の全体像の解明」というテーマにおいては
少なくとも私にとっては未だ「決着」の手がかりすら見えていないのです。
たとえば、私は、「平沢共同正犯」説には(「真相論」において)、以下のような疑点がございます。
疑点@
なぜ、コルサコフ病者の平沢のような人物が従属的な共犯者ではなく
共同正犯者足りうる主導権を握れたのか?
疑点A
なぜ、平沢逮捕後の警察や検察は、
一連の裏づけ捜査のなかで共犯者の「影」や「痕跡」を発見、追跡しえなかったのか?
疑点B
なぜ、平沢は過酷な取調べを受け、自暴自棄な心的状態になりながらも、
自らが共同正犯だったという「真相」だけは死守しえたのか?
(なぜ、すべてをぶちまけなかったのか?)
とくに、私が疑問(というか不明)なのは、Aです。
平沢の検事聴取書は「椎名町の事件」の箇所は、
とても実際に事件を実行をしたと思えない平沢の支離滅裂な証言のオンパレードですが、
それ以外の部分(荏原・中井)の供述は、奇妙なほどリアリティに富んだ供述が記述されています。
さらに、直接的に事件とは関係の無い、検察側が誘導したと思えない平沢のエピソードも
「作文度合い」は低いと考えております。
そのなかで、特に、気になるのは”船底塗料”の箇所です。
ここは、真相論(=共犯者の影)において相当にキモな供述部分ではないかと思っていますが、
聴取書を読む限り、その後、結果的にT検事はスルーしてしまってるんですね。
これをT検事の鈍さと採るべきか? それとも、捜査側の意図的回避があったのかとするのか?
私自身は、過去に佐伯氏が跡付けた平沢周辺の「わるいやつら」の存在については、
当時の捜査本部の刑事も同様の情報を得ていたのではないかと思っています。
そして……、警察・検察は共犯者の影を知りつつも、
様々な事情から、意図的にその方面を追求しなかったのではないかと思っております。
これは、考えたくない想像ですが、上記の疑点をクリアするためには、
どうしても、このような妄想をしてしまう自分がいます(笑)。
↑で書いた内容は、ちょっと不適切な表現があったので訂正します。
まるで、平沢氏の周辺に「わるいやつら」がいたのが事実であるかのような印象を与えかねないですね……。
私が指しているのは、佐伯氏の著作で追跡調査された「平井の清水」とか「中井」の人たちの存在ですが、
こうした方たちが事実として「わるいやつら」だとするのは明らかに筆が滑りました。「興味深い交友関係者」に訂正しますm(_ _)m
私が言いたかったことは、佐伯氏の説に登場する、こうした方たちの興味深いエピソードを当時の捜査本部が入手しえなかったのは不思議ではないかーーという疑問です。
もしかしたら警察も同程度、もしくはさらに深いところまで調べていたが、事件とのつながりが何にも出てこなかった?
いや、それとも……という疑問です。
これって平沢逮捕に平塚八兵衛が関わってたんだよね?
あやふやなアリバイとか出所不明な金の存在があったらしいけど
毒物に関する知識がないところとかどう理屈づけたんだろう?
606 :
26:2009/12/02(水) 01:14:24 ID:???
>>603 横レスで申し訳有りませんが、包装紙さんが語られる前に、自分の考えを
暇つぶしにお読みください。
>疑点@
>なぜ、コルサコフ病者の平沢のような人物が従属的な共犯者ではなく
>共同正犯者足りうる主導権を握れたのか?
平沢が主導権を握っていたかは、確証がありません。
むしろ、計画立案は歯科医等の知能の高い人物が行い、頭のぼんやり
した、過去に詐欺等の犯罪を犯している平沢をたきつけたり、言いく
るめて犯行に及ばせたけど、荏原〜中井で失敗したために歯科医が金
がとにかく必要だったので、椎名町で実行に及んだと考えれば説明が
つきます。
>疑点A
>なぜ、平沢逮捕後の警察や検察は、
>一連の裏づけ捜査のなかで共犯者の「影」や「痕跡」を発見、追跡しえなかったのか?
この事は私も疑問に思い包装紙さんに訪ねたことがあるのですが、
@本件はGHQが犯行とは直接関係なくても、情報などで間接的に関与している
可能性があるので、検察は単独犯で平沢をあげてしまう事で、GHQまで事件や
捜査に巻き込むことを避けるという事で、GHQを捜査対象からはずせという、
政治的判断を優先せざるを得なかった。
A証拠が無いために共犯者を立件する事の困難が予想され、共犯者をあげると、
逆に平沢は帝銀事件無関係となるおそれがあり、平沢単独犯で押し切った。
疑点B は、過去に包装紙さんが繰り返しお答えになっています。
607 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/02(水) 02:59:45 ID:fCc1RYpK
ほんと、この事件は興味がつきない。
それとこのスレも。火葬も妙に味があるしw
てなわけで上げ!
荏原銀行事件:渡辺という家に避難してきた夫婦者が、赤痢にかかり、
そこから集団赤痢が発生。GHQのパーカー中尉と一緒にジープで来た。
中井銀行事件:新宿区下落合の井華鉱業落合寮で赤痢が発生していた。
進駐軍が車で消毒に来たが・・・。
帝銀事件:相田という家の前の井戸を使用しているところより四名の集団赤痢
が発生。GHQのホートク中尉に報告され、中尉はそれは大変だ直ぐ行くからお
前、ひと足先に行けと言われて来た。
つまり、赤痢、GHQ、ジープ、消毒というのは、ひとつのパターンです。
赤痢が発生したら、GHQがジープで調査に行くのです。
犯人が前もって近くの家を調べたところ、たまたま帝銀事件の場合、銀行付近に
実際に赤痢が発生していただけです。
毒物が青酸カリで、盗まれた金額とほぼ同じ額が平沢の手に渡っているのです。
GHQ関係には何のメリットもないはずです。GHQの誰が得するのですか?
604
「わるいやつら」だとするのは明らかに筆が滑りました。「興味深い交友関係者」に訂正します。
:その通りです。。「興味深い交友関係者」としか言うことは出来ないはずです。
「悪い仲間」に関しては、なかにはあまりにもひどい推理がどこかにありました。
日本堂から平沢が出て行くとき、2,3人同時に出て行った。彼等は仲間では
ないだろうか、と言うものです。
もし、平沢が出て行くときが閉店時であったなら、10人以上が仲間として疑われた
かも知れません。
606
歯科医が金がとにかく必要だったので、椎名町で実行に及んだ
:しかし、なぜ、ほぼ全額を平沢に渡したのですか?
604
サトーハチロー様
ところで、「虎の絵の金屏風」と平沢との関係は佐伯氏の調査では認められたのでしょうか?
これもたんに、「興味深い虎の絵の金屏風」が過去にあっただけです。
>>606 レスありがとうございます。
>>疑点@
>平沢が主導権を握っていたかは、確証がありません。
「主導権」というのは、ちょっと私の書き方に語弊がありましたね。
ただ、私が念頭に置いたのは、
>>63の法曹関係者様の書き込みでした。
「平沢氏が首謀者だったのでは?」と書いておられ、
それが私には少し意外な感じがしていたものですから。
>疑点B は、過去に包装紙さんが繰り返しお答えになっています。
そうですね。その点は私なりに理解していますし、
目から鱗の落ちた視点でした。
ただ、私が言いたかったのでは、さらに、大きく分けて2つです。
(↓続く)
(
>>612の続き)
1.共犯者(金の出所)を隠した?
これは、疑点A(
>>603)とセットで考えてみました。
つまり、法曹関係者殿の説(共同正犯)と佐伯氏の調査をミックスすると、
実は、平沢氏は、ほぼ共犯者(金の出所)を供述してたことになるんですね。
むろん、例の歯科医の件はかろうじて出てきませんが、
「平井の清水」からカネを貰った云々とはいうのは、早い聴取段階で出てきます。
そして、佐伯説における「平井の清水」は、「興味深い交友関係者」です(笑)。
2.自暴自棄な心的状態ではなかった?
一般的な説では、平沢氏は警察(検事)側に過酷な取調べを受け、
しかも、何度も自殺未遂をしたりするほど自暴自棄な心的状態となり、
ついには、「自白」したとされます。
一方、法曹関係者殿説では、「共犯者(カネの出所)」のことを話したら、
その時点で死刑確定だからその点は隠して、
あとは検事作文に付き合ったということ(でよいですか?法曹関係者殿)。
となると、夢に仏様が出てきて云々というエピソードも平沢氏の詐狂のようなもので、
平沢氏自身はかなり余裕があった?とも言える。。
(さらに続くw)
(
>>613の続き)
なぜ、こういう面倒くさいことを考えたかというと(笑)、
自暴自棄な心的状態に陥った人が、
ある一点の「事実」だけは死守し得たというのは、
なかなか奇跡的なことではないか……と思ったもんですから。
となると、やっぱり上で私が書いたことの繰り返しになりますが、
警察・検察は共犯者の影を知りつつも……(後略w)。
うーん、それとも、こういうことですかね。
ーーー
つまり、平沢氏は聴取当初は「共同正犯=死刑」ということを知らなかったため、
後から思うと、かなり際どい内容のことをベラベラ話してた。
その後、弁護士との接触をきっかけに「学習」して、方針変更。
「あのことだけは絶対にバラしたらいかんぞ…」と。
しかし、取調べがキツくなったんで、とりあえずラクになるために「自白」。
そこからは、本当に平沢氏も夢に仏が出てくるような状態となったが、
その時点では好都合にも、捜査側も平沢単独犯で立件する方針が固まりつつあり
「平井の清水」とかも氏の駄法螺扱い、共犯者の影もどこへ吹く風。
ある意味、双方の利害(?)が一致し、トドメに別の検事が一気に書き上げて終了、と。
ーーー
なお、誤解ないように言いますと、
これらは実は法曹関係者殿の仮説に対する批判というわけではなく、
佐伯氏の調査(特に平沢氏周辺関係者)をベースとして、
法曹関係者殿の仮説を重ね合わせたとして……ということです。
(以上、疲れたw)
>>611 おっ、ご指名頂きまして光栄です。
>ところで、「虎の絵の金屏風」と平沢との関係は佐伯氏の調査では認められたのでしょうか?
それはですね……、はっきり言ってよくワカランですね(笑)。
というか、それが分かればこんなところで……というのは冗談ですが、
まあ、その件に限らず、これは佐伯氏の帝銀事件本に対して、
どういうスタンスを採るか、という問題だと思います。
私はこう思います。
佐伯氏の著作の文字面だけを見て、
粗探ししたりツッコミどころを探したりしても仕方ない、かと。
というのも、あの方の著作のもっとも良質な部分は
正に事件周辺者への地道な追跡取材だと思いますし、
それを云々したい方は自らがその裏取り調査をする他ない、かと。
(むろん、事件発生して60年ですので、もはやそれもほぼ叶わないのも事実ですが)
これは推理する方が「書斎派」なのか「現場派」なのかという問題であり、
その双方が協力したり補完しあったりできないのであれば、
自らの領分のなかでしか語れないのではないか、と。
回りくどい言い方ですが、我々(とあえて書きますが)は、
佐伯氏含め、他の先人の事件研究者の方が収集・公開された情報がなければ、
このような議論も不可能だったわけですしね。
615
佐伯氏含め、他の先人の事件研究者の方が収集・公開された情報がなければ、
このような議論も不可能だったわけですしね。
:同感です。私は、佐伯氏の著書がなければ、まったく帝銀事件に関しては
述べることは出来ません。ですので、常に佐伯氏の著書を調査・研究書と述べており
ます。また、田中看守の死刑囚についての観察は、素晴らしいものだと思って
います。
私の著書で、一番面白い箇所だと自負しているところは、平沢が二重人格
だと言うことです。過去の犯罪を忘れて、よい人間になっていると言うことです。
また、とんでもないやつだと笑われることを承知していますが・・・。
これにより、田中看守による殺人犯観察結果に例外が生じたと考えています。
「二重人格」がこの事件を解く鍵のひとつだと思っております。
遠藤弁護士:平沢は普賢菩薩のなりかわり。
高木検事:平沢は蛇のようなやつだ。
平沢は、離人症を患っていたのです。
脳の異常により、神を見るということがあるのです。
ケタミンという解離性麻酔薬(現在は麻薬)を用いたとき神を
見ることがあるのです。平沢は神(普賢菩薩)を見ていたとあります。
双極性障害では、離人症を伴うことがあるのです。
この双極性障害と記憶喪失が二重人格をつくるひとつの症例です。
同様の症例を私の著書に記してあります。
佐伯氏によると、佐伯氏の著書が出版される以前は、共犯説を採るひとは
いないとあります。
佐伯氏が言い出した共犯者とは、歯科医Nです。
・虎の絵の金屏風」と平沢との関係は佐伯氏の調査では認められたのでしょうか
:よく分からない。
・歯科医以外の共犯(仲間)
:悪い奴ら→興味深い交友関係者
・歯科医N
:犯人に似ているので取り調べを受けたと考える。しかし、すぐに帰される。
→事件に関係がないからです。それ以外には考えられない。
金が欲しいから。しかし、ほぼ全額が平沢に渡っている。
→歯科医Nは事件に関係ないと考えるのが、一般的な考えである。
・GHQに関係者
:金が欲しいから???? ????
618 :
607:2009/12/03(木) 02:51:09 ID:???
出たw 火葬さんは確かに味があるけど
まずは
>>600と
>>601に答えないとダメじゃない?
歯医者のこともGHQのこともおいといて
(誰もGHQが自分の利益の為にやったなんていってないから)
これに答えないで平沢は二重人格、キリッって言ってもなあ、説得力ない
それから何故平沢に金が渡ったのかとサトハチさんに詰問してるけど
彼は平沢はマネロンの浄水器みたいなものだったのではと既に書いてる
原則、他人の書き込みは無視して突っ走る人なんだよね
ま、そこが面白くもあるんだがw
答えやすい質問から、大掃除、録画したものの鑑賞をぬってお答えします。
・コルサコフ氏病の方と会ったことがありますか?あるいは、そういう人を診断した医師と
話をしたことがありますか?私が貼ったビデオをご覧になりましたか?
:コルサコフ病と言ってもその病の進行状態には程度があります。発狂したようなものは
末期とも言えるものです。コルサコフ病については、ホームページ「神経学の歴史1」
に書かれています。ここでは、ウェルニッケ・コルサコフ脳症とし、初期には
眼球運動障害、失調、意識障害を上げています。これは、平沢にも見られた初期症状
です。また、コルサコフ病の症状として、失見当、作話、記銘力障害を上げています。
コルサコフ病については、誰から見ても精神障害があると考えられる「錯乱」という
症状を上げていません。
しかし、脳障害は深刻化していくことは多くの事例で分かりますので、錯乱までを
コルサコフ病として捉えても大きな問題はないと考えています。
「神経学の歴史1」に書かれている例をとりましても、「彼はまったく落ち着いて語り、
与えられた問題に正しい結論を出し、将棋やカードも簡単にやってのける。
彼はまったく健常人のごとく振る舞う。・・・・」とあります。
また、多くの書籍には知能(論理的思考、長期記憶等)にはあまり影響がないものとしています。
平沢については、特に親しい人は、記憶・作話についてあったと述べていますが、
何人かは普通の人と変わらないと証言しています。
↑相変わらずだなあ。
質問は
>・コルサコフ氏病の方と会ったことがありますか?あるいは、そういう人を診断した医師と
>話をしたことがありますか?私が貼ったビデオをご覧になりましたか?
なんだよね。
これに対する答えは、○会った(話した)事があるかxない、○ビデオは見た、X見てない
じゃないのかな。要するに病気を頭でっかちじゃなくて、ちゃんとイメージとして捉えてますかと
質問してるんでしょ多分。
実際に犯人のいう通りに行動しちゃったわけだから。それを文献からのコピペじゃ、???でしょ。
精神病は人それぞれだというなら、平沢は精神病だから犯人だという理屈がXになるし
科装は一貫してそうだからw
一切他の奴のカキコは読まない というより読解力皆無
きつい質問は沈黙逃げ ちょっとヨイショされる再登場して自説繰り返し
それが自分の本の宣伝になると思ってんでしょ
622 :
花:2009/12/04(金) 07:27:18 ID:F/cDXvbQ
冤罪事件の結末
結局、帝銀事件は、日本の言うこといを聞かないインド、パキスタンに対する見せしめの事件だった
コルサコフ氏病の方と会ったことがありますか?
:会ったことはありません。
あるいは、そういう人を診断した医師と話をしたことがありますか?
:話したことはありません。
私が貼ったビデオをご覧になりましたか?
:見ました。
私が言いたいことは、
お酒を飲み過ぎて裸になった人の話はたまに聞くことがありますが、お酒を
飲み過ぎたすべての人が、裸になるわけではないと言うことです。
・ウェルニッケ病の症状は、眼球運動障害、失調、意識障害です。コルサコフ病
の症状は、健忘、記銘力障害、見当識障害、作話です。この2つの病気を併せて
広義のコルサコフ病です。コルサコフ病の症状に関する記載は、ほとんどこのような
ものです。錯乱、発狂などの記載はありません。また、悪化して認知症に
なるようです。
・平沢は、コルサコフ病を患っていました。しかし、発狂・錯乱というような
状態は、小菅留置所に移されてから発狂・錯乱がありました。また、取調中は
だいぶおかしな挙動を示しました。しかし、平塚刑事に対する対応はまともで
した。また、弁護士らとの面会などもまともだったはずです。
帝銀の2人の女性の平沢氏ではないという発言をどうお考えになりますか?
:裁判では、二人の女性は次のように答えています。
・阿久澤さん「平沢貞通は全体的に、非常にその男に似ているが、その男であるとは
言えない。」
・竹内さん「薬を飲ませた男と平沢貞通とは、身長、恰好、顔の輪郭は似てい
ると思う。」
また、二人の男性は次のように答えています。
・田中氏「その男の頭髪は白毛混じりごま塩程度で、刈り上げて分けていなかった。
鼻筋が通っていたのが印象に残っている。その男と平沢貞通は大変よく似ていて、
同一人と断定してよい。」
・吉田支店長代理「鼻筋は通っており、眼が下が平らで、上がふくらみ、
唇は薄く、かなり大きな口で顔の左頬の耳の脇に親指の先ぐらいのシミが
あったと思う。平沢貞通は顔のシミや、鼻付、全体の感じから、その時の
男に、まづ間違いないと思う。」
男性2人は、犯人の顔の詳細について語っている。つまり、犯人をよく見ていた
ということである。その二人は平沢が犯人だと言っている。
盗まれた金とほぼ同額の金を隠し持っていたことなどを考えると、人相からしても、
帝銀事件犯人の可能性は非常に高いものと考える。
前々から気になっていたけど
引用する文章の方に引用マークをつける。
あなたの場合は、:マークね。>が多いけど。
普通の人と逆なんで読みづらい。
>>625 いやこれじゃ全然ダメだろ、吉田、田中の男二人が詐欺事件以後証言を
変えたのは常識だよ。だから冤罪説がずっと消えなかっただしさ。
一番初めの面通しは全員が違うと証言してる。女二人は警察の圧力があって
その後でも似ているまでしか言えなかった。二人の上司に気兼ねしてでも。
平沢と歯医者が似てるのは皆認める。こんなの盾に取ったってダメだって!
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/05(土) 06:46:20 ID:EQS6GO/P
630 :
606:2009/12/05(土) 11:05:43 ID:???
科学捜査さん
>・歯科医N
>:犯人に似ているので取り調べを受けたと考える。しかし、すぐに帰される。
>→事件に関係がないからです。それ以外には考えられない。
これは、私も以前包装紙さんに、
歯科医Nは村田さんの目撃証言やNの経歴等からすると、非常に興味深い存在
ですが、操作一課に平沢より先に事情聴取を受け、すぐに解放されているから、
Nには明確なアリバイ等の事件に無関係な証拠があったのではないでしょうか?
と質問したのですが、今となってはアリバイは検証不可能というようなお答えしか
無かったと思います。
本件ほどの大事件で、操作一課が仮に真犯人たる可能性もある容疑者や重要参考人
を手の内に入れておきながら、アリバイ確認が不十分だったなどで解放するとは考
えにくいです。
あ、でも誘拐事件の小原のアリバイ確認のミスもあったな。
あのアリバイを崩したのは、平沢刑事だった。
631 :
>>602:2009/12/05(土) 14:38:41 ID:???
ご無沙汰してます。科学捜査さんもお元気そうでなによりです。
サトーハチローさんの書き込みを読ませてもらって、聊か驚いています。
私と同じ所に疑問を感じている(船底塗料etc)からです。随分読み込まれている
んですね。手ごわいのでじっくり考えてから書きます。
私の説明の仕方が悪かったのかもしれませんが、誤解されているようなので、
まず
>>630さんの分から。
@この事件は3つ現場(メインの)がありました。この内二つアリバイが完璧
だと放すでしょうね。同一犯だと思っていましたから。
A他ならぬ平沢氏も殆ど放免されかかっていました。扇子の擬制が突き止められなければ、
恐らく彼は捕まりませんでした。禄にアリバイさえ調べられなかった。
Bヨシノブチャンに限らず、警察が真犯人を取り逃がす事は枚挙にいとまが
ありません。警察の捜査力を過信しないほうがよいです。この犯人、O元
死刑囚は、別件でずっと警察の手の届く所にいたにも係わらずです。皆さん
より少しは警察だの捜査だの裁判だのに詳しい私が言うのです。お願いだから
信じてください(笑)
632 :
>>602:2009/12/05(土) 14:43:56 ID:???
それから、
>→事件に関係がないからです。それ以外には考えられない。
ですが、ひょっとすると科学捜査さんはわざではないかと思われるほど、
妙な事を仰る。「事件に関係ないと警察がその時点では判断したからです。
それ以外の理由はないでしょう」、と書き換えられるべきです。
警察が、検察が、裁判所が、犯人であると認定したから平沢氏が犯人で
あるなら、冤罪事件(と言われているもの)について考える必要も
なければ、科学捜査さんが本を書く理由も、それを読む理由もないのです。
私は随分熱心に読みました、皮肉でもなんでもなく面白かったです。ご著書
の結論には到底賛成できませんが、それは松本清張、佐伯、和多田各氏の本も
程度の差こそあれ同じです。吉永さんの本も平塚刑事のものも、それぞれ参考になりました。
何故読むか、あるいは書くか、警察が犯人だと言った者が必ずしも犯人であるとは、
あるいは放免してしまったものが犯人ではないとは、限らないからではないでしょうか?
何度も言っていますが、むしろ逆なのです。捜査権を駆使し、威嚇しながら
(当時は特に)供述を引き出した上でなおかつ冤罪の疑いが根強く残る事件
は、「何か」あるのです。ましてや、この事件はずっと執行されなかった。
「それ以外に考えられない」という論理では到底割り切れないからです。
法曹関係者様。
お返事有難うございますm(_ _)m
私は、平日の会社帰りに新橋の立ち呑み屋で
クダ巻いてるようなサラリーマンですのので(笑)、
法曹関係者様や科学捜査様のような方と出会えるのは
こういうところでしかないんです。
本当に感謝しております。
それと、法曹関係者様、一つお願いがございます。
今度(もしくは近いうちに)、書き込みをされる際は、
一回だけで結構ですので
名前欄にトリップを使って頂けないでしょうか?
これは、なりすまし防止という意味もございますが、
もう一つ、少なくとも私にとっては
それよりも大事な意味があるのです。(前からお願いしたかったのです)
トリップは私も科学捜査様も使ってますが
「名前#*****」というやり方で作れます。
こういう場の良い所は職業、年齢関係なく皆好き勝手を言うことでしょうね。
私は同業者と帝銀事件の話をすることは先ずないです。今日は閑話休題で
、その珍しい例を書いてみます。サトーさんの疑問にも重なる部分が多分ある
と思うので。ロス銃撃事件の2審無罪判決が出た日、裁判官と話した事があります。
その事件の裁判官では勿論ないですが。ひとしきり、勇気ある判決であったこと、
共謀罪が日本になく実行者氏名不詳の共同正犯では難しい
などについて話した後、こういう話になりました。
私「帝銀も共同正犯に訴因変更するべきだったけど、そういう訴訟指揮は勇気
がいるでしょうね」
裁「自分なら、まず弁護人に打診するな。平沢は一旦自供したんだよね?」
私「ええ、2件の未遂があったので、その部分は割りと自然に進みました。
(注:私は荏原の薬物の供述は自然だと思います)帝銀は作文ですよ」
裁「まあ、作るしかないからね。でも、そこで、共犯を匂わすような供述は
全く無しのようだから、そこが困る。分かってると思うけど検察は当然訴因の変更はすぐ飲まない」
私「GHQの話が出てきたりするとイヤだから、平沢で纏めたかったでしょうね。
それは裁判所も同じでしょう」
裁「だよなあ。当時の雰囲気は分からないけど、霞ヶ関は歩き辛くなった
ろうね。被告が共犯を認め、氏名も明かす、公判中断、捜査とならないと厳しい。
検察が飲まず、被告も全面無罪主張だと収拾がつかない、というか、引っ込みが
つかないんだよね。一旦、訴因の変更を打診した後で、検察と被告にそっぽを
むかれて、後々冤罪弁護士に本でも出されたら溜まらない。(注:裁判は検察と
被告が争うもので、ここで彼が言っているのは、一旦共同正犯に訴因を
変更してはどうかと促して、両方が飲まず、元の訴因のまま、
つまり、単独同一犯で裁判を続行して最後に判決を出すのは、
今流行りの言葉でいえばぶれ過ぎてる、という意味)」
私「検裁弁(被告)三方の利害が一致しちゃうんですね」
裁「あれだけアリバイを値切りまくって上げてくる検察が悪いよ。
裁判は真相究明の場ではないんでね」
ということで、以前私が書いた『裁判は真相究明の場ではない』は私のオリジ
ナルではなく、この先輩のパクリであることを告白します(笑)
補足します。正確には「裁判はある事件の全体的な真相を究明する場ではなく、
あくまでも検察の被告に対する訴追/訴因が、合理的な疑いを差し入れる余地
なく有罪を証明できている、かどうかを認定する場である、(無罪を証明
する場ではない事はいうまでもない大前提)」という事です。
また私と先輩の会話は、
>>602さんに対するお答えでもあります。警検裁弁を
買い被らない方がいいという事です。
・ 歯科医N
>:犯人に似ているので取り調べを受けたと考える。しかし、すぐに帰される。
>→事件に関係がないからです。それ以外には考えられない。
というのは医者に絶対に誤診をしない、いや、どんな末期癌の患者でも魔法の
ように治して見せる事を要求するようなものです。警だけではあてにならない
から、検察が立件、起訴し検と弁がロールプレイを演じ、裁がそれを判定する。
警察が逮捕した=犯人、放免した=無関係なら、その先は不要です。そして、
その先だってご覧の通り当てにはできない。だから、推定無罪原則が要るのです。
637 :
630:2009/12/07(月) 00:37:35 ID:???
レス、ありがとうございます。
>@この事件は3つ現場(メインの)がありました。この内二つアリバイが完璧
?だと放すでしょうね。同一犯だと思っていましたから。
私の記憶では、警察は3件は同一犯によるものと思われるが、複数犯の可能性が有ると
されていたと思います。
Nは同一犯(複数)という観点からもアリバイが確認されたと思いますが、佐伯氏の
本では、歯科医Nの椎名町のアリバイ確認は曖昧なものだったと書かれています。
あっさりNが放された合理的理由は、なんだったとお考えになりますでしょうか?
やはり、未遂二つのアリバイが完璧だったと考えられますか?
Nが警察の事情聴取を受けた時期が不明なので、GHQ云々と繋がってはまずいという
判断が働いたかどうかも確認できないので思案にくれてしまいます。
すいません。私の書き方がよくなかったかもしれません。
2件のアリバイが硬いと警察が判断すれば、という風に書き換えます。
裁判は裁判官の、捜査は刑事の、自由心証及び裁量で証拠が取捨選択、解釈されます。
アリバイ確認が曖昧だったかどうかは分からないですが、
尋ねた事は尋ねたでしょう。それより
>>630さんは、
>アリバイ確認が不十分だったなどで解放するとは考
えにくいです。
とお考えのわけですね?だとすると、それは歯科医が犯人かどうかとは
無関係で、佐伯氏の情報確認が不十分だったことを意味するだけだと考えます。
歯科医が実行犯で、用心深い人で、なおかつ未遂事件の時点で自分も十分関与している
という自覚(薬物の飲ませ方や入手などで)があれば、未遂事件の際のアリバイは
確保していたと思います。私は未遂は予行演習だとは考えていないので、
中井で成功していれば帝銀はないわけですから、未遂の時点で関与していなければ
、関与していると本人が自覚していなければ、アリバイを用意する必要はないと思います。
という事は、逆に未遂時のアリバイがはっきりし過ぎ(特別な事をするとか)ている場合は、
そしてそれをスラスラ供述したりしていると私ならかえって怪しいと見ます。
私は警察、特に当時のオイコラ特高警察の名残を残した警察、が引っ張ってきた
から犯人、放免したから無関係とは考えません。付け加えますと、歯科医の父親は
刑事(オイコラ時代の)だったようですね。私はこの事を肥大化して考えませんが。
私は事件の中のなにか一つの要素を突出して肥大化、あるいは絶対視して捉えない
ようにしてます。コルサコフ氏病とか毒物がASHだったとかです。冤罪派は
ASHである可能性を過大に考えました。だから、科学捜査さんの毒物は青酸カリだ
と考えられるから、平沢氏が全て実行した、原判決は正しかったという本が
この事件に関する最新の(そして下手すると最後の)書物ということに
なるわけです。真相論としては、複数犯であれば青酸でもASHでも可能。
法廷論としては、毒物が何であろうと平沢氏は無罪です。
捜査開始当初は複数犯というよりは組織的な犯行と考えられていました。
見張り、下調べ、毒物の入手、飲ませ方の教唆、マネロンなどですね。
実行犯持ち回りとはあまり考えられていなかった。3現場の証言者の言葉で
表現されていた犯人の人相が似ていたからでしょう。しかし、年齢は違って
いました。よく読むとです。確かに若く(或いはフケテ)見える人も居るので、
これも絶対視してはいませんが。
私が主張していることについて(一部。また表現を変えて記載)
1.毒物は青酸カリだと言うことが、2種類の死体の色で解明できる。
2.荏原銀行事件は、予行演習でなく青酸カリがオキシフルにより酸化され、
無毒となり失敗した。犯人は全員を殺害しようとした。
3.荏原銀行事件も帝銀事件も、犯人の性格特性では一致している。
これは、眼窩(がんか)前頭皮質の障害から起こるものである。
4.佐伯氏の著書からは、歯科医Nは事件と関係はないとしか判断できない。
歯科医Nが犯人と考えられた理由は、帝銀事件の犯人の人相とよく似ている
ということと、歯科医ということからである。佐伯氏が、歯科医Nを犯人と
考えた訳のひとつに、「歯科医Nは帝銀事件の犯人である」という妄想から
生まれたものである。
つまり、4が正しいと判断したから、
・ 歯科医Nは犯人に似ているので取り調べを受けたと考える。
しかし、すぐに帰されたのは事件に関係がないからです。
となるのです。
1から4のうちで、ひとつでも間違いがあるなら、この取り調べに対する
私の見解は間違いである。
佐伯氏の考えには、毒物がアセトンシアンヒドリンであり、犯人は特務機関員
に違いないと考えたからである。
サトーハチロー氏の意見
・「虎の絵の金屏風」と平沢との関係は佐伯氏の調査では認められたのでしょうか
:よく分からない。
・歯科医以外の共犯(仲間)
:悪い奴ら→興味深い交友関係者
304の方の意見
・佐伯本で、歯科医が帝銀事件実行犯たる証拠は全く無いぞ。
村田正子さんの言った、歯科医は犯人と平沢に似ているというだけ。
・年齢とか他にも書いてるけど、あくまで想像で証拠は一つもない。
・しかも歯の治療に行った帰りに、なんの論拠も無く、突然、この歯科医は
帝銀事件の犯人だと直感している。あのくだりを読んで、この著者は尋常じゃないと思わない
方が無理。
・佐伯氏が帝銀事件を生涯かけて追求した事には大きな敬意を払うけど、
歯科医犯人、米軍人体実験、虎の絵など証拠は皆無で、想像と直感でしか
ないのは事実。
つまり、「歯科医Nが犯人だというのは、佐伯氏の妄想」からきた
可能性が高いものです。
けっして、佐伯氏の著書の揚げ足をとっているものではありません。
時間に都合がつきましたら、この「妄想」と言うことについて述べていくつもりです。
たんに、「精神病院に6ヶ月も入院していた」、「歯科医Nが犯人であると
確信した2年後に、そのことを忘れて、歯科医Nに治療を受けた」という
ことだけで「妄想」と言っているのではないのです。
>600 UP通信にまで進んで発言したことは?
UP通信の記事は、朝日新聞(昭和23年9月28日)に出ています。
約1時間に渡って対談した
・高木検事について、自ら英語で「あの方は最高級のゼントルマンである」と評した。
・彼が警察から手荒い取り扱いを受けた徴候はまったくなかった。
・それ以外に自白に関して記載されている。
こんなところが、UP記者と平沢との対談での客観的な事実である。
これはひどい 何度も横レススマソだが
>>600が聞いてるのは平沢がUP通信にどう答えたかじゃなくて
軍曹がUPに平沢じゃないと言ってることをどう思うかてことでしょ
>こんなところが、UP記者と平沢との対談での客観的な事実である。
キリっじゃないだろwとにかく他の書き込み嫁。
軍曹とUPの話は何度もでてるんだし
この人は結局議論をする知力がないんだよ
「俺は理系の知性を以て、この難事件に新境地を見いだした(キリツ)」と思ってる
みたいなんだけど、本質的な意味で頭が悪すぎる
確か田中伊佐次という法務大臣が記者を部屋に入れて
20人位死刑執行の判を押した時、帝銀は冤罪でダメと言った
この人は弁護士で法学博士でもあったらしい
当然この人は粛々と死刑は執行すべしという考えだったはずだから
やはり法曹界では平沢はやってない
疑わしきは罰せずというレベルではなくやってないというレベルと考えざるえない
放送氏に聞きたいのはこういう人達がそう思うポイントはなんだったのか
ということです。それを尋ねたほうが手っ取り場やいと思う
科学捜査さん
本スレ、復帰有難うございます。
薬物被害と記憶錯誤を指摘していた、本人304です。
これからも常駐お願いします。
646 :
304:2009/12/08(火) 22:50:40 ID:???
私は前にも言いましたが、真相を客観的見地から検証したく思っているだけです。
先入観に捉われず、客観的に捉えていきたく思っています。
>>644 その件は、何度も書き込まれているでしょ。
平沢の執行停止は法務省当局の申し送り事項だって。
歴代の法務大臣もそのことを知っているんだよ。
真相が米国から明らかにされる可能性がある以上、
いざというときは、官僚機構たる法務省には誰かが
責任を追及される。
その際、平沢が死刑執行済なのと未執行なのとでは
まさに天国と地獄以上の差がある。
当局としては、平沢に「完全無罪の冤罪」を主張し
続けてもらって(執行しないための良い口実になる)、
そのまま獄死してもらうのが、一番望ましかった。
そして、実際にその望みどおりになったわけだ。
おそらく10年以上前だと思いますが、平沢の執行命令書に関する、
新聞記事を読んだ記憶があります。
平沢氏の執行命令書は、「正式には」、一度も法務大臣の手元までこなかった、とか。
執行命令書自体は60年代初頭にすでに作成されていたようですが、
大臣含め三人分(たぶん、他2つは事務次官と秘書課長)の起案文書の決裁欄は、
その後、大臣や省内の職員が変わっても最後まで空欄のままだったようです。
たしか、一度だけ、正式に起案文書を回す前に、
当時の大臣に対して、事前の打診をしたことはあったようですが。
649 :
644:2009/12/09(水) 03:41:27 ID:???
>>647 既出なのはしってるが、田中という大臣は弁護士あがり法相だった
という意味できいてみた。wiki↓読むと気骨の人という感じがする。
夜間大学でて法学博士とか、翼賛選挙で推薦なし当選とか、
個人的に好きなタイプかなw
(wikiから抜粋)
法務大臣時の1967年10月13日、新聞記者の前で一度に23人分の死刑執行命令書に署名したと発表し、
記事にするよう要求した(産経新聞のみが写真つきで報じた)。
ただ、提出された命令書の中に平沢貞通の名を見つけた時には、
「これは冤罪だろ」として署名しなかったといわれている
645の方が記憶について言われましたので、記憶という点から考えました。
私は、GHP関係者の証言に対して2度ほど間違いを述べてしまいました。
>UP通信にまで進んで発言したことは?
に対して、主語がなくても「進んで」という記載から、「エリー」という
主語を考えなければなりません。しかし、この内容は覚えていましたが、
「UP通信に進んで証言した」ということを忘れていたのです。
これは、私の著書から「人相」、「アリバイ」という今まで議論の分かれていた
箇所を除いたためです。つまり、あまり眼が向いていない箇所については、
忘れてしまったのです。
私は、DVDを昨日借りましたが、店員の顔は忘れています。今日から1ヶ月前の
午後になにがあったかなどはまったく忘れています。
帝銀事件では、次の2つの出来事は、特異的なものだったので、多くの人たちが
人相を覚えていたと考えます。
・荏原銀行事件、中井銀行事件
しかし、GHQが消毒に行った場合、GHQ及び都職員は帝銀に行ったわけではないので
特異的なものと捉えられません。そのために、消毒に行ったGHP及び都職員が
日にちを間違えても不思議とは思いません。そのため、GHP及び都職員の証言に
ぶれが生じたものと考えます。
また、表札の件でも同様です。相田宅の表札が見えたかどうかは、都職員及び
近所のおばさんのどちらかに記憶違いがあったものと考えます。
平沢が盗まれたという届け出を受けた警官も顔を覚えていません。
「平沢さんではけっしてありません」と証言した事務員も、裁判では
「薬を飲ませた男と平沢とは身長、恰好、顔の輪郭は似ていると思う」、
また、歯科医Nを見せたときも歯科医Nはマスクをとると違うように感じる、
歯科医Nは平沢に似ていると行っています。
これは、記憶のぶれかも知れません。
「山口」名刺を作った名刺屋さんも平沢の顔を覚えていません。
炭団リレーの件は、
1.証言された時間は正確(平沢無罪)
2.曖昧な記憶による誤差
3.家族等による偽証→共犯
この3点が主なものですが、私は2と考えます。
例えば、3とすると
・金を受け取り、使ったのは新築をした家族である。(やや、物的証拠とも言える。
歯科医の開業資金ではという単なる憶測より具体的である。)
・平沢が日本堂からだまし取ろうとしたものには、女物である。
(佐伯氏は、金時計を盗んだのは虎の絵の金屏風を作るためと考えた。
この考え方と同じ考え方をすると、女物を盗んだのは、家族ではないかとなる。)
・平沢が三越で盗んだ茶碗も、家族のためである。
・はじめ、家族は「平沢では絶対ありません」と行っていたが、犯行が確信に近づくに
つれ、だんだん平沢から距離を置こうとしている。あくまでも自分たちの
身を守るためではないだろうか。(この程度の憶測は、佐伯氏の著書では
至るところに見られる。)
この2の考え方は、はじめに「家族が共犯」というものに向けられたものです。
これが違うと考えるのは、今まで私が述べた事件全体の流れからです。
修正
誤
私の著書から「人相」、「アリバイ」という今まで議論の分かれていた
箇所を除いたためです。
正
私は、著書で「人相」、「アリバイ」という今まで議論の分かれていた
箇所を除いて検討したからです。
法務大臣が誰も平沢の死刑執行命令書に署名しなかったのは、松本清張
「日本の黒い霧」の影響もあるのではないだろうか。
多くの人は、冤罪だ、国家権力の陰謀があった、と考えたはずである。
また、多くの文化人が集結して、平沢無罪をさけんだからと考える。
処刑をして、その後、無罪だと分かれば政治生命は終わりである。
どうでもいいが長文のときは適当に行を空けてくれよ。
読みにくくって仕方がない。
ただでさえ設問の意図を無視した肩透かしの駄文を
わざわざ読んでやってるんだから、少しは読む方の
身になって考えろ。この豚のケツ。
>>650 詳細な反論は週末にしますが、用語の訂正だけとりあえずさせてください。
見過ごしにできない事なので。
>・金を受け取り、使ったのは新築をした家族である。(やや、物的証拠とも言える。
こういうものは物的証拠では有得ないのみならず、状況証拠ですらない。
平沢氏が事件後、それまで持っていなかったような金額を持っていたという
事があれば、それは状況証拠。しかし、家族がそれを使って家の新築にあてた
のは状況証拠ですらありません。(事件前に家は新築されて居た事を
付け加えておきます)金が物的証拠になるのは紙幣番号或いはそれについた
(行員等の)指紋等が盗まれたものと一致した場合のみ。この事件における
物的証拠は唯一つ、松井名刺(それとて20枚の内の一枚)。だから、
多くの法律家が疑問を唱え、執行もできなかった。これは推理、推測の正しさ
以前の用語の問題です。このまま放って置くと何か物的証拠があるように
思われる方がいるかもしれないので書いておきます。
>3.家族等による偽証→共犯
もし家族による偽証があった場合でも、この12人もの人を殺害した事件の共犯ではありません。
別の犯罪、偽証罪を構成するだけです。なお刑法105条で、親族による犯人隠匿、
証拠隠滅、偽造の罪を犯人の親族が犯した場合は、その刑を免除できる、となっています。
私が知る限りにおいて、また捜査、公判、その後の再審請求、ジャーナリストの
方が書いた書物全てを通して、平沢氏のご家族が何らかの犯罪に加担したという
事実はない筈です。科学捜査さんは本も出されている方なので、ご自身がその説
を採らないにせよ、こういう不用意な言い方は避けるべきだと思います。
ご家族の名誉の為に書いておきます。平沢氏のご家族(ご遺族)は、十分な
社会的制裁を受けていると思います。少なくとも平沢氏が自らの手で本丸の犯行を
行っていない(可能性が非常に高い)事件によってです。
科学捜査さんが挙げるアリバイの3つの可能性
>1.証言された時間は正確(平沢無罪)
2.曖昧な記憶による誤差
3.家族等による偽証→共犯
の内、科学捜査さんが取る2、が一番有得ないのです。原判決ですらこれは
採らなかった。何故か?辻褄が合わないからです。@船舶会、A帝銀、B次女宅、
C東中野自宅は誤差の範囲を明らかに越えてしまうから。@、A、Cであったか、
@、B、Cであったかが問題なのです。時間的な幅を考えると、3つまでしか
入らないからです。判決は前者と採った。これに対して私は二つの疑問を呈しています。
一つは、@、Aに時間的な(この場合は細かい時間が必要です)無理が
ある事。もう一つはこれが成立する為には、家族+軍曹の証言が偽証で
なければならない。
どうやって原判決はこれを処理したか。家族のものは親族の証言として
これを証拠採用しなかった。否定したわけではなく採用しなかっただけです。
軍曹のものは、すっとぼけただけです。1.と3.しか可能性はない。但し3.であっても
共犯ではないのは前述の通り。それから、1.は時間が正確である必要はなく、
十分な幅を持って許容されます。そう断っておかないと、それではそれぞれ
の正確な時間を証明してみろ、できなければ、平沢氏は帝銀に居たのだ、と
いう本末転倒の話になってしまうので、予め言っておきます。
ですから、1.は正確には、軍曹という第3者も含めた4人(次女、三女、
軍曹、娘婿)の平沢氏が次女宅でタドンを受け取り、日没前には東中野に
帰ってきたというある種の合成によって成り立つ証言に偽りはない、
と書き換えられるべきです。また、もう一つ残っている可能性3ですが,
これにはE軍曹の偽証が必要で、家族に頼まれていやいや最小限の偽証を
するならまだ話はわかりますが、それをUP通信にまで進んで述べる必然がないこと、
もし彼がそういう変わった人であったにせよ、やぶから棒の平沢氏逮捕で
家族は唖然としていたのは、長女と平塚刑事とのやり取りで歴然としている。
平塚氏は平沢氏クロ説どころか逮捕の当事者。どうやって、いつ、
家族全員+軍曹+平沢氏のアリバイ偽証の口裏合わせができますか?
平沢氏は小樽で突然拘束されてから(これも不当逮捕の疑いが濃い、
家族から預かっているものか伝言だったかがあると言われて、署まで同行していますから。
通常、被疑者の身柄を警察署に移す場合には、任意同行を求めるか、
逮捕状を見せて被疑者としての権利を伝えた上で連行しなければならない)、
一切家族との話し合いはできていないのです。
前も書いたけど
軍人が駐留している国で女の為に
殺人事件の偽証をするのは致命的
しかもUPIにまで嘘をついたらアウト、ありえん
刑事や裁判なら言い逃げもできるのに
嘘つく時は、ばれたらどうしよ という気持ちが働く
国際マスコミにしゃべるわけない
日本語下手コンテストと上手コンテストの両会場になってきたな
これはヒドイ
法廷においでくださるなら、て表敬訪問じゃないんだからw
謝ったのはいいけど、そのあと
裁判官は釈明を終えると、何事もなかったように被告への説諭を始めた。
とはいやなやつだねどうも。被告もけっとか思ってたろう。
私は、587でこの事件の特徴のひとつに「計画性が非常に高い」ということを
述べました。
相田宅の情報については、下見をして事前に知り得たのではないかと言うことです。
第2の事件である中井銀行事件で、犯人は「井華鉱業大谷さん方から集団赤痢
が出た」と言っています。
また、「1月15日、・・・井華鉱業会社寮に犯人と思われる男が、区衛生係員
と称して現れ、管理人大谷さんに、便所の消毒にきたといい、腕章もつけず、
怪しまれて姿を消した事実があり、4日後には約300メートル離れた三井銀行
中井支店に現れたとき、この大谷方の名を使い、毒殺未遂事件を演じたものである」
とあります。
後日の大谷さんの話で、「来た男は、モンタージュ写真そっくりの男だが、
平沢より体格のよい、がっしりした男だ」というものがあります。
(「帝銀事件 秘録」森川哲郎著)
つまり、帝銀事件でも同様に事前に調べた可能性が高いものと思います。
また、事件当日では、相田宅の様子は分からないはずであるという考えを、
田中看守、佐伯氏は採用しています。
しかし、なぜ知り得たかという点では、GHQの閑与を上げています。
私は、事前に知り得たのは、中井銀行事件と同様、事前に下見したものと
考えます。
>>662 下見の件は既に上で反論されてる。
>>594・
>>595・
>>596・
>>597 自分はこの反論の方が説得力があると思う。だから先ずこれに答えないと...
特に
>次に襲う銀行として椎名町帝銀に目を付け(その理由はなんでしょうか)、
と
>もし下見で、帝銀から十分離れていた
>相田宅の状況を偶然犯人が「見かけた」にしても、翌週GHQのジープが来るという
>所までは分からない。やはり、結局GHQから何らかの情報が漏れてしまって
>いたという事に変わりなく意味がないから。科学捜査さんはジープの件は
>どう説明されるのでしょうか?
この二つ。説明つかないと思うけど...そういう点には一切答えず(肩すかし?)
自説を反復されても困るという意見が何度かでてる。
それから、なんでそこまで必死にGHQは無関係!情報も漏れてない!
と主張したいのかが解せない。放送さんを初め誰もGHQがやった関与した
とは言っていないのに。奥さんがアメ人でGHQの職員の娘だったとか?w
GHQから平沢に情報が漏れてたって、つ平沢犯人てことだってあるわけで
GHQ一切無関係!!と強弁する意図がわからないんで勘ぐりたくもなる。
新聞報道では、当日、近くの会社員が、三時半ごろ(公判廷での証言では「四十分に近い頃」に変わる)銀行の潜り戸を開けて出てくる、五十歳前後の男を目撃している
山口伊豆夫の妻曄(平沢の次女)は、午後四時頃、日暮里の自宅に平沢が寄って、お茶を飲み、タドンをボストンバッグに入れて持って返ったと証言している。
平沢の妻マサ、三女窕子らは、平沢が午後五時頃、タドンをボストンバッグに入れて持って帰ってきた。その時、進駐軍のエリ−軍曹が来ており、平沢も夜九時過ぎまでトランプをして遊んだと証言している。
http://www3.ocn.ne.jp/~izaki/teiginnazo.html ↑というふうに、平沢冤罪説を主張する人のホームページに記載されている
「午後四時頃、日暮里」というのが、正確には、四時四十分であったなら、
椎名町から日暮里まで移動可能である
この場合は、平沢帰宅午後五時頃は、正確には、午後五時四十分となろう
過去の出来事について「頃」という言葉をつけた場合、このくらいの誤差があっても
「偽証」と大騒ぎするほどのものでもない
まして、身内ならなおさらだし、占領軍時代の米国軍人は「歩く治外法権」みたいなものだったから
黒いものを白といいはっても、「はは、米国軍人様のおっしゃるとおりでございます」と言わねばならなかった
検察が敬遠するのは当然だ
身内の証言+歩く治外法権的米国軍人の証言では
採用されないとしても、検察あるいは裁判所の不当な対応とはいえない
平沢は憲兵の息子であり、子供の頃から権力と近いところにいる利点を知っていたはずで
娘が米兵と交際することを得なことと思っていただろうし、米軍の名前を出せば
無理が通ることも知っていたはずだ
665 :
名無しさん@お腹いっぱい。:2009/12/12(土) 08:22:47 ID:XvRMNyuG
戦争中の特高改めのような取り調べというよりは自白の強要拷問を
長期に渡って行えば、どのような自白でものぞみどおりに引き出せたというよ。
663
しっかりした、回答をしなければと思いますが、今日は忙しいので、しばらくお待ち下さい。
本日中に回答できればと考えております。
>>664 いやだから〜日没でひっかかると言われてるわけだよ。
午後5時40分(真っ暗)になるであろう(キリっ)といってもダメだろ。
傍で読んでるだけでもイラッとくるくらい、読解力ゼロの人多い。
特に平沢黒説のオヤジさん達。団塊云々で差別したくないけど
ちょっとひどいよ。
歩く治外法権の話しだって、それだけ権力あるならむしろ無視できないんじゃね?
法権の権は権力の権でしょ。そうじゃなくて、下っ端の真実の声より上の意思を
通したってことだろjk 偽証と大騒ぎしたいのではなくて、偽証するだけなら
ともかくそれを通信社に言うか?と法曹も
>>658も言ってるんだよ。
裁判所検察が不当かどうかとか全然問題にしてないから
>>603 よく調べられているようなので、サトーさんに分からない事で私に分かる事は
少ないと思いますが、できる限りの説明を試みます。
>疑点@
なぜ、コルサコフ病者の平沢のような人物が従属的な共犯者ではなく
共同正犯者足りうる主導権を握れたのか?
これが科学捜査さんからの質問だったら簡単に答えられます。
つまり。全部一人でやるより、はるかに楽でしょう、と。三つの可能性しかないわけです。
@平沢氏が全部一人でやった(原判決及び科学捜査さん)A平沢氏+共犯者
B平沢氏は全く無関係(冤罪派)。難易度で言えば@が一番高い。
Bは、コルサコフじゃ無理だよになります。取り敢えず結論らしきものを
出さないと先に進めないのは、@の平沢氏が一人でできたのか
(能力的にもアリバイ的にも)ということなので、Aは@よりは可能性が高い。
こういう疑点が成り立つという事自体がコルサコフでは無理なのではないか?
という共通理解が前提です。病気という観点に立った場合でも、やはり、平沢氏
単独というのが一番可能性が薄いのです。
サトーさんのご質問の趣旨が、共犯者の間で主導的な役割を平沢氏が果たせたのか、
という意味であろう事は理解しています。これに関しては、平沢氏が言いだしっぺ
だったのだろうと考えます。
その根拠は名刺の盗難届けがこの事件の口火を切っているからです。
(Bを採らないのであれば)未遂事件では誰も平沢氏の言う事を信用しなかった。
詐欺事件も。しかし、元々知り合いであれば予めの了解事項として、平沢氏は
こんな人物だというのを持っていて、それなりに付き合えますから。