1 :
代行144 :
2006/02/13(月) 22:22:46 ID:tyiMQ0Tn 帝銀事件(ていぎんじけん)とは、1948年1月26日に東京都豊島区の帝国銀行
(後の三井銀行。現在の三井住友銀行)椎名町支店で発生した強盗殺人事件。
東京都衛生課員を名乗る男が「近くで赤痢が発生したので予防薬を飲んでもら
う」と偽って行員16人に青酸化合物を飲ませて殺害(12人死亡4人生還)、
現金16万円と小切手を奪って逃走した。
当初は青酸化合物の扱いに熟知した旧陸軍細菌部隊関係者を中心に捜査されて
いたが、その年の8月21日にテンペラ画家平沢貞通を北海道小樽市で逮捕、
1955年4月6日に死刑が確定した。しかし、審理に不審な点が多く、冤罪である
としてその後何度も再審請求が出された。平沢貞通は刑を執行されないまま
1987年に八王子医療刑務所で病死したが、その後も支援者が名誉回復の為の
再審請求を続けている。
この事件については松本清張が『小説帝銀事件』『日本の黒い霧』で旧陸軍
細菌部隊(731部隊)関係者の犯行を示唆している。また横溝正史の『悪魔が
来たりて笛を吹く』やエラリー・クイーンの『エラリー・クイーンの国際事件
簿』等多くの推理小説が、帝銀事件を題材にして書かれている。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%9D%E9%8A%80%E4%BA%8B%E4%BB%B6
2 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/13(月) 23:26:58 ID:bimKkbL0
2げっちよ
で?真犯人は?
元731でGHQが真相を揉み消したとか聞いた気ガス
7 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/22(水) 14:10:49 ID:/YYN2Mgm
8 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/22(水) 16:38:45 ID:QNhZUBs9
犯人は歯医者
10 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/02/27(月) 21:17:19 ID:ucspNc0Q
11 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/22(水) 23:17:36 ID:+WLcro/7
若い頃の平沢貞通はカッコイイね
12 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/23(木) 12:41:17 ID:Bz//FEpU
真犯人のS大佐は昭和24年に亡くなられたんだって
13 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/03/23(木) 20:06:58 ID:VYlC0yCQ
うん かなりの色男(死語)
14 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/02(日) 03:07:54 ID:hLELWHwA
おもいっきりテレビでやってた
15 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/02(日) 18:06:31 ID:t8GoEOCV
映画化されとる
16 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/02(日) 21:20:39 ID:IDlWBkRL
一審の東京地裁で死刑判決を出した江里口裁判長と、後年話す機会があった。平沢は間違いなく真犯人と自信をもって話していたのを思い出す。
17 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/02(日) 22:45:06 ID:QFan9zKk
紅林麻雄軍団が 次々と犯人をつくりますよ
18 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/28(金) 01:07:03 ID:k+13vQ2g
以前テレビ朝日かなんかでドラマ化されたような気がする。 平沢・・・仲谷昇 居木井警部補(ドラマでは別名)・・・田中邦衛 刑事部長・・・浜田寅彦 真犯人S中佐を追った刑事・・・中谷一郎 だったような・・・
いまや跡地はマンションと変わった。
20 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/28(金) 17:01:53 ID:k+13vQ2g
アセトンシアンヒドリン
21 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/04/30(日) 17:41:38 ID:I+ZdfPAy
疑惑αという本が面白かった。 真相にどれくらいちかいかはわからんが。
22 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/03(水) 13:47:52 ID:7qzYEKBC
初めてモンタージュ写真が捜査に使われた
実際、事件やらかして捕まった死刑囚は、 自分が殺した被害者の霊に悩まされ、 死刑の執行日に怯え、 日々、手を合わせて、その恐怖から逃れようとするのだそうな。 当然、日に日に神経衰弱するのだと。 が、しかし、この平沢はそれらの症状が一切見られず、 毎日キョトンとしていたらしい。 看守はその様子から、「こいつは白だな」と思ったらしい。
24 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/06(土) 19:03:49 ID:y3i+NUOg
ただし事件後平沢の金回りがよくなった真相は謎である。
同級生の平澤君に、サダミチって仇名つけた。スマソ。懺悔する。
26 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/07(日) 11:29:44 ID:iL9aoLp2
名刺捜査のきっかけとなった松井博士。 博士は几帳面にも名刺交換した日付を記録していた。
27 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/08(月) 12:01:38 ID:F5VdTGdg
当時の帝国銀行椎名町支店は質屋の建物を使用していた。
28 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/08(月) 21:28:54 ID:fRFi3r4r
帝銀事件、犯人平沢→×(?) ロッキード事件、犯人田中角栄→○(?)
29 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/08(月) 23:06:21 ID:A9uK1TDo
椎名町か。懐かしいな。
30 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/09(火) 02:17:25 ID:7tyN9Mqf
平沢は不運な人。 GHQの圧力により731部隊の残党の犯行を消すために犯人に仕立てあげられちゃって・・・ 当時は強要した自白だけで死刑までもっていけるんだから、トンでもない世の中だったんだな
31 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/10(水) 22:04:00 ID:eJ9EPesU
新刑事訴訟法が施行されていたら・・・
32 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/12(金) 10:42:19 ID:YtQdu0PE
帝銀事件で使用された毒物は登戸研究所で開発された青酸ニトリールである。 ただし、裁判上では単に青酸化合物とされた。
33 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/27(土) 17:29:54 ID:wEw7c3F0
犯人「東京都のものですが、支店長は?」 支店長は不在だったため、吉田支店長代理が応対した。 なお、支店長代理は事件の数少ない生存者の一人である。
34 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/28(日) 18:44:05 ID:201zb22T
>>26 その松井博士を真犯人とする説もある。
博士も捕虜の人体実験か何かに関与していた事実があるので。
35 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/05/30(火) 10:50:55 ID:PvHOOi2R
平澤と松井名刺の関係 青函連絡船上で名刺交換 三河島(?)駅でスリにあい盗難(確かに被害届はあった)
36 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/01(木) 23:49:01 ID:pnDRoXbS
確か住み込みで働いていた使用人の親戚(?)でたまたま遊びに来ていた子供も犠牲になったはず。
37 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/06/10(土) 15:32:23 ID:QIYFcEpk
跡地のマンション、賃貸なんだけど。借りてる人ってわかって借りてるのかな? うちの子供が自転車でそこを通るたびに気持ち悪いって言う。 神社の横だからかな?
>>37 そんな事言いだしたらここもあそこも・・・
>>18 懐かしいなあ。ビデオテープが擦り切れるほど観た記憶があるよ。
当時の捜査を指揮した高木一検事、名張毒ぶどう酒事件にも関わっていたみたいだけど、
同姓同名の他人なのかな。
41 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/07/31(月) 23:24:27 ID:+vO5UbSs
>>40 スレ違いだが、同様にもく星号墜落事件を題材にした松本清張の「風の息」もドラマ化された。
事件の真相を追いかける二人・・・栗原小巻、根津甚八
五色沼の男(もく星号のボイスレコーダーを拾う)・・・浜田寅彦
アイガー航空社長(元航空事故調査委員)・・・中谷一郎
だったような・・・
スレ違い失礼
42 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/07(月) 16:00:49 ID:6Qxi3Atm
ついでに中谷一郎は「謀殺下山事件」にも社会部デスク(?)役で出演している。 スレ違いスマン
43 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/14(月) 21:28:25 ID:Cetf5ZkB
諏訪さ〜ん
この事件の良い入門書ありますか?
45 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/28(月) 20:40:44 ID:eANvaZFH
劇画帝銀事件 佐藤まさあき著
46 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/08/28(月) 21:51:29 ID:wfX7sOrt
政界真相社の男「その中に毒が入っているかもしれませんよ。」
48 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/04(水) 16:08:58 ID:F4zbxcLM
数年前の「フラッシュ」だったか「フライデー」だったかに、 帝銀事件の生々しい写真がいくつか載って衝撃を受けた。 白目向いて股間濡らした死体が十数体横たわってるのとか、 吐瀉物の瓶詰めとか。
50 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/10/05(木) 18:05:36 ID:l+nSwCl5
>>49 吐瀉物の瓶詰めといえば・・・
吐瀉物をしょうゆ瓶に入れたために毒物の鑑定が困難になったそうだ
記憶違いならスマン
平和な椎名町で起こった事件。 これがきっかけか椎名町という地名はなくなった。
52 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/01(水) 11:45:45 ID:0h/vZXDQ
犯人は誰なのだろう。 他の人が犯人だったとしても、もうこの世にはいないはずだけど、 もしそうなら、何を思いながら事件後生きていたのか。
53 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/11/02(木) 03:11:49 ID:vBeRE4Om
真犯人ハ諏訪トイウ満731部隊ノ軍医中尉ダッタ男。
結局「日本の黒い霧」にある通り諏訪某が犯人なのか? この説に反証って出てないの?
あるサイトでは 「元中佐は、昭和29年に死亡。」 となってるな。
56 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2006/12/01(金) 00:21:56 ID:Yugc4Ty1
57 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/04(木) 10:45:47 ID:n+9nXq5e
前日から降り続いた雪は雨に変わり、 それも午後にはやんだ・・・ 泥水でぬかるんだ道を帝国銀行椎名町支店に向かう男が一人・・・
58 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/06(土) 18:34:25 ID:li9mDaa6
なぜ1年で最も寒冷な1月末を犯行の日に選んだのか? これは犯行に使用されたとされる、アセトン・シアン・ヒドリンの物性と 大きく関係ある。
59 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/06(土) 23:24:04 ID:fKodS2/p
「日本の黒い霧」の帝銀事件の表紙写真に 人の上半身みたいなのが写ってるのが怖い
62 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/26(金) 03:57:18 ID:swPPoxwu
冤罪
63 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/01/28(日) 15:54:53 ID:6A4VBIZ0
こえー
64 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/03(土) 07:49:31 ID:NoYvXA3w
平沢は詐欺を働いていたのが致命傷になったね
あれで証言が不自然になったからね。
66 :
勃起王子 :2007/02/05(月) 00:40:24 ID:oTMJFfvz
冤罪ってここ二・三年前に本読んだりして知った
67 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/02/09(金) 00:43:13 ID:wS3sG7kf
>>44 和多田本がいいよ
「ドキュメント帝銀事件」
犯人はO山さん?
錠剤配る変な事件が発生したらしいのでage
これも大量殺人事件だったわけだが。。。
だね。12人はすごいなあ。
72 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/06(日) 02:07:58 ID:FR44Idnr
>>18 みんなあのドラマ見てるんだなあ。俺も再放送された時ビデオに録ったよ
ラストシーンの平沢の自画像か何かがすごく気味悪かった
73 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/06(日) 04:38:41 ID:LWjG6HfX
『帝銀事件・死刑囚』は面白い映画だった。
75 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/11(金) 20:48:09 ID:FcpahgnR
>>49 見た。もう10年以上前、小学生ぐらいの時に見たけどあれは頭からこびりついて離れない…。
76 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/05/27(日) 09:37:04 ID:35buKarB
冤罪といえば、志布志町の事件は酷いな。 未だにあんなことが平然と行われていると言う美しい国ニッポンw
77 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/07/17(火) 14:05:07 ID:5bJQuXsE
この映画化での次々と人体実験をするシーンが虎馬
78 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/08(土) 22:43:08 ID:aRQn/KKd
コンビニで「凶悪犯罪ファイル」とやらを買ってみた。今回は世田谷一家殺害事件、グリ森、帝銀、下山、三億円だったんだけど、帝銀が1番せつなかったなぁ…
79 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/09/09(日) 03:16:33 ID:KkVQLmQY
おれ平沢と字は違うけど同じ名前。 うちの親は何考えてたんだ。
どうでもいいけど、帝銀事件の6年後に起きた精米業一家毒殺&放火事件(容疑者自殺)は 関係ないのだろうか。
>80 緑志保か。手口はそっくりだね。 彼が帝銀事件の真犯人だったのかも。
ui
83 :
新推理 :2007/09/30(日) 23:30:28 ID:U2OjBaYt
犯人は、その後、3億円事件をやらかす。 僕は、同一犯人と思う。それか、アメリカが仕組んだのか。 731の人間を命と引き換えによく、使ってる。 帝国銀行への脅しの為か・・。
84 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/03(水) 13:46:46 ID:QUPScFLt
85 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/07(日) 21:36:28 ID:MCQePL8R
不謹慎ながら帝銀跡地見てきました。つーか交番(たしか事件当時からあるはず)から 徒歩30秒ぐらいだし人通り多すぎ。あんなとこであんなことやらかすのはプロ以外ありえない。 偶然かも知れませんが見に行った晩は体調崩れました。タタリかも
86 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/10/07(日) 21:42:32 ID:MCQePL8R
あとちなみに平沢供述のように池袋から歩いて行きましたが結構遠いので 最低でも20分は見ないと無理です。
87 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/04(日) 02:51:49 ID:wtHBhLJN
ともかく平沢を逮捕した刑事は「俺は真犯人を捕まえた」と叫んだらしい その刑事は平沢の有罪になる証拠を探し集めた!(熱い中・寒い中歩き周って) ようやく証拠固めに持ち込み上司を説得(中々採用されなかった) それを知ってか知らずかある組織が動く その組織が平沢にクロに持ち込み警察当局に圧力をかける 次第に刑事の証拠が採用される そして平沢逮捕へ 逮捕した刑事は努力が報われたと言っても過言ではない ある意味幸せではないか
努力賞のために一人の男が一生を獄中で過ごしたのかよ。
89 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/19(月) 16:55:38 ID:AB/9RBd0
確か平沢を拷問したのが平塚八兵衛だっけ。 平塚は名刑事とか言われてるが、この事件含め 他のエピソードを聞くと甚だ疑問に感じるね。
90 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/21(水) 05:22:24 ID:9Ig9awz2
平沢は生活のために、止む無く春画を書いて売っていた事があった。 芸術家としての彼のプライドが、当時その事実を話す事をためらわせた。 これは後年、平沢本人から聞いた話であると、故 遠藤誠弁護士が生前語っていた。
91 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/21(水) 14:25:48 ID:ZRJ6Dwgg
いや平沢を取り調べたのは別の刑事だと聞く (名刺班の刑事) 平塚八兵衛は確かに帝銀事件に関わっていたけど 平沢を取り調べた話は聞かない
92 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/11/22(木) 15:31:16 ID:3jF75OvB
平塚はお茶くみ係
毎日毎日他人のお茶を次ぐばかりの繰り返し、その中で、 『ハっ、毒物を混入させたらいつもと違う刺激の有る展開がっ!』 ってのがこの事件の・・・、 おいっ!八兵衛を此処に呼べ!
94 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/02(日) 20:21:11 ID:9wbEM1oH
うっかりハチベエである
T豚Sで特集やってたね。 それほど目新しい情報はなかったけど、平沢貞道が獄中で松本清張の「小説帝銀事件」を読んで 本の余白にものすごい量の書込みをしていたというのは知らなかった。 本人コルサコフ病だからあまり当てにならないのかもしれないけど、どんなことが書いてあるのか 一度読んでみたいなあ。
俺も今日の番組みた。彼が持っていた金は春画を書いて得たもので、 銀行で奪ったものではない。 その事実を彼は裁判で言えなかった。(春画の件) と言うような内容があった。 少なくともコルサコフ病の元画家が薬物に詳しいとは思えない。
97 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/02(日) 23:46:06 ID:PTLWF1ka
犯人って諏訪中佐ですよ
冤罪だとは思うが、何で平沢氏に白羽の矢が立ったのかが疑問だ。 平沢氏は画家として身を立ててて、一応は名士だったんじゃないの? そんな人より身よりのない傷痍軍人でも犯人にしたてるほうが簡単だし、自分が捜査員なら そうするなぁ。別に政治的な思想のある絵を描いて睨まれてたってわけでもなさそうだし たまたまなのかねぇ。
99 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/03(月) 23:21:30 ID:rVxYvtIy
居木井のいんちき占いでたまたま当たっただけ
100 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/05(水) 00:18:58 ID:TBAycjL6
平沢氏は事件当日に帝国銀行の近辺にいてアリバイが無かったからかな。
101 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/05(水) 17:21:01 ID:hRlv0rw5
椎名町といえばトキワ荘と帝銀事件
>>100 そんな条件にあてはまる人ごまんといそうなのに、あえて社会的地位のある人を選んだ理由がちょっと
思い浮かばなくてさ。
>>99 説もいくら当時でも周囲を説得できたか?って考えると、ちょっと信じがた
いし。
103 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/05(水) 19:44:41 ID:1XasaARo
>>98 冤罪だとは思うが、何で身よりのない傷痍軍人に白羽の矢が立ったのかが疑問だ。
たまたまなのかねぇ。
最初に平沢氏が浮かんだのは名刺の線じゃなかったっけ?
105 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/06(木) 00:18:39 ID:VWtC6th4
その通り! 場所は忘れたが、平沢は医学博士と名刺交換している。
106 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/06(木) 07:37:51 ID:RxMY+m5i
そして紛失している
107 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/07(金) 12:37:06 ID:gK9mUVTr
事件当時(1948:昭和23年)に平沢が所持していた14万円。 大体昭和23年の貨幣価値は今の15〜20倍検討。 おおよそ300万円もの金を、 春画のギャラとして払うのだろうか。 当時の物書き・絵描きの収入はそれこそ乞食に毛が生えた程度だったそうだが 春画のギャラが300万円もあるのだろうか。 春画を描いた事を恥じ、どうしても隠したかったのも事実かもしれない。 しかし平沢が逮捕時に所持していた約14万円の出所は謎のままだ。
108 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/07(金) 14:06:03 ID:0pXyZlS1
春画を買った人間がいるはずでしょう そいつらは、何と言ってるんだ
そのころに売った春画は1枚だけじゃなかったっていう話もどっかにあったし、文展無鑑査の高名な画家が ウラで描いた春画なんだからそれなりの値段では売れただろう。いずれにしても、生活に困るほどでは なかったのは確か。
110 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/07(金) 14:33:13 ID:9aAd9Xi8
ただ、命にかけて隠す秘密じゃないんだよな。春画なんて。 もし冤罪だったとしてもかなりの部分、自業自得だよ。 金の出所だけは本当にはっきりしない。
112 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/08(土) 18:24:28 ID:wF5x7vKA
金の出所さえ話してしまえば、平沢は死刑にならなかったのでは?
>>107-112 この前の6チャンの特集によると春画を買ったのは小樽のお大尽らしい。
春画はポルノと言うより「蔵に入れておくと火事にならない」縁起ものだから。
そのお大尽に迷惑掛からないように売った相手の名前を出さなかったということも
考えられる。まあ命と引き換えにするほどの義理もないだろうし、買った相手なんて
警察が捜せばすぐ見つかったんだろうが、濡れ衣要員だしなによりコルサコフ病なんで
理不尽なこともそのままにしたんだろう。
弁護士や支援者にきちんと説明しなかったんだからやっぱ平沢が犯人なんでは。
115 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/16(日) 14:36:16 ID:RPBnvGFE
今日の「そこまで言って委員会」で帝銀事件が取り上げられたぞ。
116 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/16(日) 14:37:41 ID:AV6U2gT4
結局、詐欺師だったことははっきりしている。平沢。 平沢冤罪の意見で、やっていたら罪の意識のさいなまれたはずなのにそうじゃなかった全然平然としていたって話があるけど、 生まれつきのサイコパスで嘘や人を殺すことに罪悪感がなかったとすれば説明つく。 金をまともに説明しないのもそれなら当然。 冤罪を演じとおした役者だったかもしれない。
118 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/16(日) 17:55:54 ID:XS16spLO
主任弁護士遠藤が限りなく黒に近い灰色と話してたとファンタジー北芝が力説
そこまで言って委員会面白かったな。 実況にいたが、実況の連中はこの事件にほとんど反応してなかった。 話題が世田谷になったとき、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!だって。 俺は一人でwktkしてたというのにorz
みんな帝銀事件知らないゆとりなんだろうな・・こんなに魅力的な事件なのに。 遠藤とやらはコルサコフ氏病で脳がやられていたことを鑑みても平沢が黒だと思っていたのかなぁ?
121 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/18(火) 20:20:18 ID:8o5Ztaf5
平沢が持っていた15万円、今の金にして300万円の出所を彼が説明できなかった。 これが大きい。
122 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2007/12/18(火) 22:35:51 ID:8o5Ztaf5
平●のコルサコフ病なんて実際は大したことないんでは。 ただ、名刺を平●に渡した博士は、裏に住所を書いて渡した、しかし銀行に残された名刺の裏には何も書かれていなかった、とどこかにあった。それが本当なら、平●は冤罪。しかし博士の記憶違いの可能性もある。
このスレで伏字にせんでも・・・
本当に病気がひどくて自分の情況良くわからずにどうでもよくてちゃんと説明できなかった可能性 2割。 平気の嘘つきで稀代の殺人鬼だった可能性 8割。
125 :
彼だろうと疑っています。 :2007/12/28(金) 19:12:11 ID:/I8gkb+h
>124 賛成。 理由 1、実在の博士が配った名刺の内、回収できなかった約30枚の内の1枚を持っ ていた。 2、事件の同時間帯に現場から遠くない場所にいて、かつ、アリバイが不完全。 3、以前に銀行を相手の詐欺事件を起こしている。
126 :
彼だろうと疑っています。 :2007/12/28(金) 19:16:28 ID:/I8gkb+h
125に追加。 4、事件直後に被害金額とほぼ同じの約15万円を預金している。その金の出所を彼が説明できなかった。
127 :
彼だろうと疑っています。 :2007/12/28(金) 19:20:02 ID:/I8gkb+h
126に追加 預金した約15万円は現在の300万円に相当。しかし、終戦直後の貧しい日本で は皆貯金などなく、さらに数倍の価値になる。
128 :
124 :2007/12/29(土) 11:42:55 ID:???
だけど、3000万円だとしてもすごい安い金で殺人したもんだなあ。 誰がやったにしろ。
平沢がやったという物的証拠は?
130 :
彼だろうと疑っています。 :2007/12/30(日) 11:20:42 ID:ELnQkePp
自白がないカレー事件の林でも死刑判決。まして自白のある平沢は限りなく 怪しい。
131 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/02(水) 10:40:31 ID:FD4cDWmw
これは免罪だよ当時の731部隊の存在を知られるのが嫌で罪もない人を捕まえたんだろ?たしか731部隊の関係者の一人がアリバイがないし
平沢は今でいう エロ画を描いて 闇で売って儲けてた
平沢の養子にはいった人、まだ平沢名で活躍しているのかな。 彼も職業は弁護士なんだっけ?
134 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/08(火) 17:39:36 ID:SuF2B7pZ
今月号の「実話GONナックルズ」連載「ミステリーの交差点」 本橋信宏氏と苫米地英人氏の帝銀事件現場でのプロファイリング が載ってます。 苫米地説、洗脳学の第一人者ヒルガード博士が極秘に来日していた事実と 帝銀の関連性、当時のプロファイリングといまのプロファイリングの違いによる 推理が面白い。平沢黒説も紹介されてます。 獄中での元死刑囚から見た、平沢の当日のアリバイ記憶が詳しすぎる点、 取り調べた検事の、平沢のごく自然な自白過程など、リアルな回想記が 興味深かった。
135 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/08(火) 23:40:14 ID:xJ8iZs9F
>>134 読んでみたいけど「実話GONナックルズ」って18禁?w
136 :
彼だろうと疑っています。 :2008/01/09(水) 21:17:24 ID:bEYY65ye
死刑か否かの瀬戸際で、春画を売った金があの大金です、と言えないわけがない。 春画と発表すれば画家としては名声は大暴落するが、死刑回避されて命が助かるかも しれないんだから、名声を気になんかしてられないのが自然。 つまり、持っていた大金の出所が不明。しかもその大金を、事件の直後にどこかの 銀行に預金している。つまり、事件の前後に入手した大金である、と推測できる。
素人平沢に遅効性青酸兵器(?)は入手不可能って問題点どうなったのかな?
138 :
彼だろうと疑っています。 :2008/01/10(木) 21:38:50 ID:P3yQRNa7
物証があったら、死刑執行されてるがな。残された茶碗に指紋とか、自宅に 同じ毒物や器具とか。 帝銀の前に他の銀行で毒物飲ませて失敗している。つまり専門家ではない。 731と結び付けたい松本清張とかの反日左翼がくっつけているだけでっせ。
139 :
彼だろうと疑っています。 :2008/01/10(木) 21:46:04 ID:P3yQRNa7
>>118 大阪読売テレビ「たかじん委員会」より。北芝氏の父親が内科医で、遠藤誠弁
護士の主治医だった。その遠藤氏が、北芝氏の実家で酒を飲んで話したのが、
平沢はグレーの中でも黒に近い、というもの。
「実話GONナックルズ」では、平沢の弁護士がグレーとテレビで発言していた、
となっているが、間違い。黒に近いグレーが正しい。遠藤氏は事実上平沢を信じて
いなかった可能性がある。
140 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/10(木) 22:12:54 ID:SqOKj2ks
ようは遠藤はんは 検事や国とケンカしたかっただけやねん
141 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/11(金) 02:29:36 ID:1OT9C6xR
遠藤さんは その後 山口組の顧問弁護士になる
142 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/17(木) 21:20:46 ID:FQift27M
>>138 荏原の事件は失敗じゃないだろう
出て行った巡査がすぐに帰って来るのが分かっていたから
毒を飲ませられなかったんだよ
143 :
マリノスサポ :2008/01/17(木) 21:53:28 ID:cHkfG0n0
ャ、 i;;i ゙ヾッ、,_ |;;| `ヾッェ、,_ |;;| `ヾキュ、 i;;;| ,, `''пA i;;;{ ,シ ヾキッ、 {;;i ,;シ' ヾ、ハ, i;;;| /ソ ヽ /\___/ヽ ノ,,ノ ノ;ノ つ / ::::::::::::::::\ /;;;/ // わ .| ,,-‐‐ ‐‐-、 .:::| ノ;;;/ // ぁぁ | 、_(o)_,: _(o)_, :::| /シ _,,,ッ';r'´ ,,_ あぁ | ::< .::|/;;;;シ' _,,r;;'~ン'´ `''''≡ッ;、,,,_ ああ \ /( [三] )ヽ ::/ヾレ‐''~;;シ'~´ `''‐ニッュ-、,,,_ ぁあ `ー‐--‐‐r-´::::: ̄`ヾくソ‐'´ `''''‐-ニッッェ、,,,,,,,_,,,,,,,,,,,,r===┬{::::::::::;;;;;;;;ノ,)i'''''‐--、,,,,_ `''''──----------弋i,::::::;;;;;;//''‐-、'''''ヾ、,,;;゙~二二ニニニニ====─ ,,r'~シィミッr、く‐,:;;;メ;;;;;\  ̄ ,,,r‐'~,シ'″i:;;;;i⌒iバヾ,::;;;;;;;;ハ _,イ~;;シ''~ {;;;;;;| ヾ、\゙''‐-、,,,ノ _,,,r‐'~シ‐' |;;;;;| ゙ヾ;\ ,,,,r‐''~r-‐''~´ j;;;;ソ ヾ;゙i, ,,r‐'~,r‐''~´ /シ´ ヾ;;i! ,,,r-‐ニ-‐''~´ /シ ゙i,ハ ,rッニ‐''~´ // ゙iハ,_  ̄ // ゙i;;リ ,,;;;シ´ ゙i;;i, ィ‐' ゙i;;! /'~ ヾ!
144 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/18(金) 22:44:49 ID:QPUDy9C3
犯人は諏訪中佐というのが自然だな。 諏訪中佐は事件の翌年に死んでいる。
145 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/18(金) 22:48:41 ID:QPUDy9C3
諏訪中佐は病死ということになっているが真相は分からない。 自殺あるいは他殺ということも考えられる。
146 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/18(金) 23:16:27 ID:QPUDy9C3
しかし陸軍第9研究所(青酸ニトリールを開発した)が疎開した 伊那は平沢が6歳までいた故郷だった。これは偶然なのか? 平沢の絵が総理大臣官邸にあるのはなぜか? 本当に謎が多い事件だ。
147 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/18(金) 23:27:08 ID:QPUDy9C3
こういうのもついでだから。 昭和18年10月(1943)―上海特務機関の一室。相手は中国人捕虜。 3人づつ部屋に入れられ、白い手術衣の軍医(実は第9研究所員)が 「 いま伝染病がはやっている。もし発病したら日本軍も困るし、 君たちもつらい。それで、今日軍医が予防薬を持ってきた。 飲み方は @第一薬を飲み Aすぐあとで第二薬を飲む」と説明し、 軍医も衛生兵(憲兵)も茶碗へ注いだ薬を飲んだ。もちろん毒薬は 捕虜のみに飲ませた。結果は予想通りうまくいった。 5〜6分たつと激しく苦しみだし、四股を引きつらせ昏倒し、2〜3分 の後絶命した。青酸カリなら即死だが、5〜6分後に倒れるという この毒物の成果は、これで実験済みとなった。
148 :
◆Z4QuahB5rY :2008/01/19(土) 19:59:05 ID:UY3nhtIu
>>147 その「第9研究所(登戸研究所)員」ってのは、おそらく
伴繁雄
さんのことですね。
149 :
◆Z4QuahB5rY :2008/01/19(土) 20:03:42 ID:UY3nhtIu
平沢貞通氏の本籍は、現在の 「長野県伊那市西春近小出」です。 陸軍第九技術研究所(登戸研究所)の本部の疎開先は、現在の 「長野県駒ヶ根市中沢菅沼」です。 そんなに離れていません。
150 :
◆Z4QuahB5rY :2008/01/19(土) 20:11:23 ID:UY3nhtIu
私、◆Z4QuahB5rYは、登戸研究所が終戦間際に疎開していた 「長野県駒ヶ根市中沢」で生まれ育った者です。 帝銀事件が起きてから60年過ぎようとしている今、 この事件について調べたことをカキコしたいと思います。
151 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/20(日) 04:33:16 ID:PMth9prh
だれがやったにしても、金の出所の説明をしてほしいね。
152 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/20(日) 04:50:28 ID:PMth9prh
えん罪事件は狭山事件もあるよ
153 :
↑ :2008/01/20(日) 07:48:23 ID:???
本人が裁判で認めてるので冤罪とは違う
154 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/20(日) 09:19:54 ID:lqsTCsAB
155 :
彼だろう :2008/01/21(月) 22:07:57 ID:Jr1EY2ti
特務機関というプロなら、銀行に本物の松井博士の名刺を使わない。そこから 足がつくのは容易に分かるはず。事実、警視庁の平塚八兵衛刑事も名刺が配られた 先を70枚全て訪問して潰している。 >139 >「実話GONナックルズ」では、平沢の弁護士がグレーとテレビで発言していた、 となっているが すまん、書き間違えた。「平沢の弁護士が」ではなく、正しくは北芝氏が平沢の弁護士 から聞いた話として、その弁護士が実は黒に近いグレーと言っていた、と北芝氏がテレビで 発言したというもの。 まあいずれにしろ、遠藤弁護士は平沢の事を信用していなかったようだ。
156 :
彼だろう :2008/01/21(月) 22:28:25 ID:Jr1EY2ti
157 :
◆Z4QuahB5rY :2008/01/26(土) 22:29:11 ID:VmgI91oU
きょう1月26日は、帝銀事件が起きてからちょうど60年。 ということで、真犯人を発表します! 真犯人はですね・・・ 陸軍登戸研究所の所長だった 篠田鐐陸軍中将。
158 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/27(日) 07:29:30 ID:8NLEraZs
犯人はおまえだ
159 :
彼だろう :2008/01/30(水) 01:45:51 ID:gUdy1JMv
犯人は最高裁の判決通り、平○だ。
昨日の中日新聞に、平沢氏は狂犬病の予防接種の副作用で虚言癖が出た可能性ありという記事が出てた。 脳を調べたみたいだけど、保管してあったのか。
161 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/30(水) 15:12:11 ID:GI4SYrXa
帝銀事件については冤罪だと当初は思っていたが、 興味を持ち関係書籍を読み重ねたが、平沢冤罪説を主張する著書を読めば読むほど 彼が真犯人だったのでは?との思いが強まっていく。 特に印象が強かったのが、「死体は語る」の検死官上野正彦氏が 沢木井刑事と懇談した際に沢木井が語った、 『松井名刺を印刷屋に作らせた人物と椎名町支店に現れた犯人の顔の特徴が酷似している事』 (左頬の2つのあざが有った事) 『平沢を見た瞬間に真犯人に違いないとの確信を抱き、”興奮”して本部に叫ぶ様に電話を掛けた事』 左頬に特徴的(印刷業者がそれだけは記憶に残っていたと言う位の)な2つのあざ。 これが平沢にも見事に左頬に2つのあざが有り、 そして 「絶叫に近い」声で興奮して本部に真犯人発見の報を伝えた沢木井。 冤罪説にはこの沢木井を張本人と捉えて非難するものが数多くあるが、 警察が誰かをスケープゴートに仕立て上げる作業において 『歓喜の絶叫』に近い興奮をもって、本部に報せを送るだろうか? そして更に印象的なのが、沢木井刑事が”自腹”で小樽まで単独で向かった事。 平沢を犯人に無理やり仕立て上げるのが目的の場合、スケープゴート自体に逃亡される可能性を 当然考慮し、万全の体制で「スケープゴート確保」に臨むのではないだろうか? 一刑事が単独で自腹を切ってスケープゴートを確保しに行くだろうか?もし逃げられたら?
162 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/30(水) 15:33:04 ID:GI4SYrXa
ああ 訂正 沢木井→居木井
>>161 でも思い込みの激しい人、いつの時代にもいるからねw
164 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/31(木) 14:33:39 ID:v/IelTrM
ていうか、警視庁の当初の捜査方針では、犯人の毒を飲ませる手際の鮮やかさから 軍関係で医学・化学関連のの知識・経験を有する者って犯人像を推定していたわけでしょ? 顔が似てるとかなんとかってよりそちらのほうがよほど重要なんじゃないかと。 いくらコルサコフ氏病だったとはいえ経歴上医学がらみの知識経験が皆無だった平沢に あれだけの犯行をやってのける蓋然性があったとはとても思えないんだが。そのことに 関しての説明は検察の論告を読んでも判然としないし適当にごまかしてるようにしか 思えない。
自身の名誉のために春画のことを言わなかったのなら、冤罪を受け入れるつもりだったってことだろう。 言いたくないことは言わないが無実は証明してくれってのは甘えすぎ。 それ以前に、メンヘラ画家と呼ばれていたことを恥じるべきだった。
166 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/01/31(木) 16:57:15 ID:pTR+IO+p
>>165 春画は事実じゃなく推理だろ。
てゆーか銀行から盗んだ金、銀行に預けるかな?
167 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/01(金) 03:22:32 ID:Ol4LlMQF
う〜ん。。この事件だけは本当に難しい。 ・手際のよさ。堂々たる手際。(スポイトがまったく震えない等) ・銀行から盗んだ金を銀行に預けるか。 この2点は確かにそのとおりの様に思う。 731か平沢かって事だけは言えると思うんだけどなあ。。。難しい。 そこで俺が長年の推理の上に辿り着いた一つの結論。 それは 『731部隊出身者が実行犯。平沢はその731出身者の共犯もしくは何らかの理由で犯罪を知っていた。』 だ。 731部隊出身者が平沢と共謀し、松井博士の名刺や銀行詐欺の経験等有る平沢がサポート、 731が実行犯。もしくは、 731部隊出身者が犯罪を犯した事を知った平沢に、『口止め料』として15万渡した。 いずれにしろ731出身者と平沢は知人の間柄。 違うか。。。orz
168 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/01(金) 03:30:58 ID:Ol4LlMQF
当時、生活苦ではなかったにせよ、大金を実行犯の731者から渡された平沢。 平沢が逮捕され、平沢自身逮捕直後はすんなりと自供している。それは他でもない 平沢は紛れもない「共犯」だから観念して白状した。 しかし、「実行犯」自体ではなかった為、取調べ最中から一転して否認に転ずる。 なぜならその方法が731者を守る(ここに何らかの因縁がある気がする。「実行犯」の名前を隠し通さなければならなかった「理由」が。) 事にも繋がるしなにより決して実行犯ではない自分自身の刑を少しでも軽くする為。 自分が事件の実行犯だと決め付けられていくにつれ平沢には複雑なパラドックスがあったに違いない。 「実行犯は知っているがその名前を明かす事はできない。しかし自分は決して「実行犯」ではない。「共犯」なだけなんだ」 と言う複雑な。
169 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/01(金) 18:00:32 ID:FUkSY+Kc
サヨって何でも731に結び付けたいんだね。
731部隊の細菌戦研究、米が機密文書公開
> 3 名前: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 投稿日: 2007/01/18(木) 16:41:43 ID:KvwCSjmY
> 単なる防疫部隊
> 6 名前: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん [sage] 投稿日: 2007/01/18(木) 16:44:27 ID:1W5i84og
> 相変わらず、使った証拠が出てこないですね
> 13 名前: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 投稿日: 2007/01/18(木) 16:48:36 ID:OFemrHia
> 研究はしていた、だがそれ以上では無かった
> また従軍慰安婦の証拠は今回も見つからなかった
ズコー
ヽ(・ω・)/
\(.\ ノ
> 16 名前: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん [sage] 投稿日: 2007/01/18(木) 16:50:09 ID:KKEiDSM1
> >米側は日本の細菌兵器使用を終戦まで警戒していたほか
> 使ってないじゃん。
> これでもサヨは(ry
> 18 名前: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん [sage] 投稿日: 2007/01/18(木) 16:50:49 ID:kgwjPMEj
> これが731部隊は悪魔の部隊と主張してる連中が得意気に語ってた
> 「石井四郎が保身のためにアメリカに引き渡した人体実験の証拠」とやらか?
> 10万ページも調べたのにそれらしい証拠は見つからなかったようだが
> 25 名前: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん 投稿日: 2007/01/18(木) 16:53:33 ID:oAoYy8Yy
> これ結局、従軍慰安婦も、石井部隊の人体実験も、南京大虐殺も、証拠がない、
> と言う事でしょ。
> 全部中国の捏造。 韓国の捏造。
http://com-nika.osask.jp/bbs/bbs.php? http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1169106005/
>164,167,168 無理やりストーリー作らなくても平沢犯人、ただし物証がでなかったから、 死刑は執行されなかったでええやん。 本当に犯人じゃなかったら、金のことでもアリバイでもはっきりしたはず。 平沢が犯人。
171 :
彼だろう :2008/02/02(土) 15:11:50 ID:SKJgQlZc
1、731部隊は日本を守る部隊。それが日本人を大量に殺すには、よほどの理由 が必要だが、ただ金のためでは根拠が弱い。 2、犯人は、帝銀事件で奪った現金を持っているだけでは飽き足らず、小切手 を翌日に別の銀行で換金している。その場でばれて逮捕の可能性が十分あった のに、そんな事をしている。だから犯人は特務のようなプロでなく素人だよ。 よって、盗んだ金を直後に銀行に預けるという事も説明できる。平沢は極め て怪しい。 3、和○山カレー事件の犯人も、別に砒素の専門家でもなく、単にシロアリ駆 除に使っていただけ。そんな奴でも、多くの人に砒素入りカレーを食べさせ る事に成功し死に至らせている。帝銀事件も、犬でも使って練習すれば青酸の 必要量なども素人でもできただろう。 4、冤罪ヒーローが一転して、数年後自宅の庭から別の殺人事件の頭蓋骨が発 見された小○悦○の例もある。己の命欲しさに平気で多くの人の善意を裏切 るサイコ野郎がいるんだ。
172 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/04(月) 02:27:33 ID:3dDTHx3p
小○悦○や免田○は確かに(免○は無罪を勝ち取ったが) 「黒に《限りなく近い》グレー」だからなあ。 談志の免田発言も至極自然だったんだろう当事。 小○悦○は「支援事件に関しては絶対にやっていない」なんて ほざいているらしいが信用出来んわな当然。
173 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/05(火) 12:27:30 ID:EK0nQvhJ
社会復帰できなかった旧日本軍化学兵器部隊関係者いるはず。 そーゆー人物が真犯人だろうね。 医学知識なきゃ起こせない事件、常識あれば解るはずだけどね。
174 :
彼だろう :2008/02/17(日) 15:41:21 ID:Q+zi4FiZ
小○悦○は、数年後の別件で自宅から頭蓋骨がでて有罪決定。免○も殺人は無罪判決 だが、強盗では有罪が確定している。 平沢がどうして説明のできない大金を持っていたのか。 帝銀事件の犯人は素人だよ。翌日に小切手の換金をしたり、本物の名刺を 使ったり。特務機関のようなプロはそんな証拠を残す事はしない。
175 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/17(日) 18:18:42 ID:Gm5QSg6W
>>171 >>174 他の、いわゆる「冤罪事件」の例を持ち出されてもなぁ。例はあくまで例であって、
それが帝銀事件の平沢真犯人説の根拠にはならない。
和歌山カレー事件は、人々の目を盗んでカレー鍋に砒素を混入させただけで、
普通に素人だってやろうと思えばやれる。帝銀事件の犯人は十数人もの面前で
あれだけ堂々と、手先一つふるわさず自然に毒を飲ませることに成功した点が
大きく異なる。これはただの素人では絶対にできないこと。
それに特務機関のプロだなんて、誰も推定してないのでは? 警視庁が推理した
犯人像は「旧軍関係で医学・化学関連の知識・経験を有する者」。毒薬を扱うことに
ついてプロであっても、その他の手口で素人くささが露呈したとしても不思議では
ない。ともかく犯行当時の犯人の毒殺に至る態度・手際のよさと、平沢の経歴とが
どう考えても結びつかないのが平沢クロ説における致命的な点だと思う。
何度も何度も繰り返されている論点だとは思うけど。
176 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/18(月) 14:31:55 ID:faarWw2P
現実に日本では発覚しない殺人事件が素人により日常的に行なわれてるよ。 保険金殺人がそれ。警察によって殺人事件にされる事もなく、保険金が支払わ れてる。民事で殺人とされてから警察が動いた件もあった。 確かに毒物に慣れていた事が平沢の経歴とは一致しない。しかし経歴が必要 条件ではなく訓練・知識収集によって克服可能ではないとはいえない。 しかし、平沢がどうして説明のできない大金を持っていたのか。この点の説明 ができないのは致命的。 死刑になりたくないんなら大金の出所を説明するよ。 いくつか説明したが、全て虚偽だった。 サイコな詐欺師だよあいつは。痴漢の植○教授支援者と同じで、平気で支援 者を騙している。
177 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/18(月) 14:37:21 ID:faarWw2P
1960年代の3億円犯人も、白バイに詳しい犯人だとして、犯人=警官説が でていた。短絡的。
178 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/18(月) 17:38:33 ID:mz9Q7i0Z
しかしどれもこれも、状況証拠からの憶測。 直接証拠が無いんだからどうしようもない。
179 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/19(火) 08:49:46 ID:44VnBZXl
3億円事件は真犯人が結局逮捕されてないし、、犯人=警官説(現役と元含めて)が 100%否定されたわけじゃないでしょ。犯行の手口が専門的な知識・経験を要すると 考えられるなら、それに関係すると思われる人物に的を絞るのは至極当然の考え方で、 短絡的でもなんでもないと思うが。 大体毒物をあつかった経験が皆無の平沢が、わざわざ金を強奪するためだけに大汗 かいて自己訓練を重ねてたと想像するのがよほど不自然な気がする。実際平沢は 銀行で金を詐取した事実があったが、それは人の目を盗んだ類のやり方で、帝銀事件 の手口とは似ても似つかないもの。確か帝銀事件は平沢の詐取の後だったと思うが、 そんな窃盗程度のやり口に成功したからといって、その次に一念発起して毒物の訓練 を自らに施してリスクの遙かに高いことをやろうとするだろうか? 平沢の大金の出所が不明なのは確かに大きいが、逆に言えばそれしか平沢に対して 疑惑を濃厚にするポイントがないということでもある。それ以外の、人相やアリバイ、 専門的知識・経験の有無といったより事件に近い点では、平沢以上に疑わしい者が ほかにもいたようだし。
北沢が関西の番組で話したの話だと、父親が医者で担当した弁護士と 仲良くて酒に酔ったとき帝銀事件の話を聞いたが 反権力的志向の思想を満足させるにはいい事件ではあったが、弁護士 の心象としては「黒に近いグレー」であったそうだ
冤罪派は、名刺という物証、手がかりがあって、和歌山だとか素人でも毒殺している事件があるのに説得力はないわな。 あの当時の技術で厳密には何の毒か確定してはいないのにものすごい難しい事件にしたてているのは犯罪マニアだよ。 詐欺と毒殺は違うとかの素人プロファイリングは爆笑もの。こりかたまると怖いね。 普通に考えれば一生かけてまともな弁明しなかった平沢が犯人なことは動かない。 サイコパスの殺人者。ただ死刑執行できなかったのは妥当だろう。 直接の物証があの時代の技術では検出できなかったから仕方がない。 百歩譲って平沢が犯人じゃないにしても731部隊とか旧軍の関与とかは妄想もいいところ。 やったやつが別にいたとしたらまったく関係のない素人だよ。可能性は低いが。
182 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/21(木) 10:35:34 ID:YNaL6X7e
つまり、家で洗濯機に洗剤を入れるような感じで人の眼を盗んでカレー鍋に砒素を混入 させた和歌山事件と、 1.十数人が環視注視するなかで 2.堂々たる態度で、手先一つふるわさず 3.毒の入った薬瓶から自分は害を受けないように巧妙に偽装して飲み方を指導し 4.致死量に最小限にして必要十分な毒をスポイトで正確に量り分け 5.さらに第二薬と称して水のようなものを飲ませて、毒が効き始めるまで約1分間手元にひきつけておく といった帝銀事件の手口は、レベルとして全く同じもの(ずぶの素人でも我流の訓練で容易に 習得できるもの)と言いたいわけですね? 和歌山事件などは訓練の必要すらありませんが。仮に そうだとすると、帝銀事件の手口では独習ということはまず考えられないから、同じように衆人環視で 訓練を重ねねばならないが、不思議なことに平沢に関してそういう証言が出てきたことはないようだ。 未遂事件として1週間前に三菱銀行中井支店で同様に行員に飲ませており、これがそうだとも言える が、このときも十分に対人経験を積んだかと思われる落ち着いた態度で、行員もなんら不自然を覚え ず素直に飲んでいる。平沢が独習を重ねた後でいきなりここまで出来たのだとすれば、実に驚嘆すべき ことと言わねばなりません。もし自分が同様にやってできるだろうかと考えたらとてもとても無理と 思わざるを得ないが、非冤罪派の方は「いや、容易にできる」と。いや、化学薬品の取り扱いや、 衆人環視のなかでの飲み方の指導などは、十分な修練と経験が伴わなければ不可能だと思って きましたが、そんなにも容易なものだったのですね。実に感じ入りました。まあ、まさか「じゃあやって 見せてよ」とは言えませんから、これは結局水掛け論になりそうですが。 それから松井名刺はなにも平沢だけの手がかりではないし、松井名刺つながりで出所不明の大金を 持っていて、人相・アリバイ・専門的知識・経験の有無で平沢以上に事件に近い人物はほかにもいた ようですが。
183 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/21(木) 23:52:33 ID:8VAevdHw
で、事件に使われた薬品って何だったの? 青酸カリ? アセトン・シアン・ヒドリン?
184 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/02/23(土) 17:30:32 ID:c9l/w2KT
>182 頭大丈夫か? 量一定でないと効果ないからスポイト使うだろうし、毒が効くまで間を持たせるのも当たり前なんじゃない? 何か特別なことがあるのか?
>>184 お前まともな化学実験やったことないだろw
スポイトで正確に量り分けるって結構熟練が必要だぞ。
特に手が震えたりするとほとんどムリ。
毒をどうやって手に入れたかだ。 平沢が犯人だったとして。
結局あの時代の技術では、毒が何だったか、手に入れられたのか不明なんだよな。 逆にできなかったという証明もできない。本当に困難ならそれが争点になるがなっていない! 確かなことは平沢がまともな弁明しなかったことだね。 陰謀論は面白いけど全然説得力はないね。 帝銀事件では。ご苦労さまなことだ。 平沢が犯人だね。
同意ですが、裁判では無罪になるケースですね。 昔は警察も裁判所も厳しいっすね。
物理的に実証が難しいからアバウトなのは仕方がないんじゃない。 今の基準押し付けてもしょうがない。
190 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/07(金) 20:36:05 ID:AcQS0Su/
犯人は旧日本軍関係者でしょ。常識で考えればわかると思うよ。
>190 ダウト!
192 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/07(金) 21:12:57 ID:D+LFN9eR
>>187 久しぶりに書き込んだと思ったら、相変わらず思いこみの激しい人ですね。居木井警部補の親類縁者ですか?
弁護側が犯行の手口と被告の犯行適格性についてなぜ争点にしなかったのはわからないが、より直接的な
アリバイ証明のほうに力点を置く戦略をとったということなのかも知れない。「できる」「できない」の水掛け論に
陥る可能性があるから。しかしそれは出所不明の大金も同じこと。大体平沢は大金の出所については知人から
もらったと供述しているんだが、当時その知人は既に死去しており知人の妻がそれを裏付ける証言をしていない
ことから、これも「もらった」「もらってない」の水掛け論にしかならない。そんな曖昧な状況証拠と、拘禁ノイローゼ
で作成された自白調書だけで真犯人と決めつけるその神経が理解できないというのです。
>192 つまんない
194 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/07(金) 21:21:56 ID:D+LFN9eR
>>193 ネタレス期待されても困るんですがw
まあ帝銀事件は自白を最大の証拠にできる旧刑事訴訟法下の最後の事件だったらしいし、
平沢は供述に一貫性を欠くコルサコフ氏病だったし、検察側にとって非常に都合がよかったのは
確かですね。
弁護側にも信用されなかったからどうでもいい。 それはそれとして思い込みの激しい人ですね。
水掛論w、コルサコフ病w、拘禁ノイローゼw、検察に都合の良いw 冤罪w、伝聞なのにもっとアリバイも金ももっていた容疑者がいたw 弁護側の戦術はよくわかりませんがゲラ
旧日本軍w、毒の入手可能性w、731部隊w、国家がらみの陰謀w
198 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/07(金) 21:41:36 ID:D+LFN9eR
>>195 「どうでもいい」とは、こりゃまたw
こちらは別に平沢が無実だと盲信しているわけではないですよ。「平沢を真犯人と断定するには、
蓋然性を構成する諸要件にあまりにも疑問が多すぎる」と言っているのです。
>>196 >>197 そういうファビョり気味のレスは余裕のなさを露呈するだけですよ。
弁護側にも信用されない人間、まともな弁護戦術立てられなかった人間信用するのですか? 弁護側にも信用されない人間、まともな弁護戦術立てられなかった人間信用するのですか? 弁護側にも信用されない人間、まともな弁護戦術立てられなかった人間信用するのですか? 思い込みが激しいですね。思い込みが激しいですね。
200 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/07(金) 21:51:32 ID:D+LFN9eR
水掛け論になるから証明できないとは無理筋です。アリバイでも金でも。 冷静になってください。 証明できなかったのは証明できなかったからです。やっていたわけです。 平沢が犯人である可能性が一番高いです。
正義の皇軍に犯人がいる、なんてことになるから平沢が犯人。 というのはからかいすぎとして日本軍の防疫は世界最先端を行ってたし、 そもそも知能が高いのを集めてたんだから今更全否定しなくてもいいでしょう。
>203 誰が犯人にしろ、平沢でもそれ以外の人物でも過去の歴史の話。 歴史上の人物について制約取っ払って議論しているんであって、ここは法廷じゃないよ。
水掛論とか思考停止している冤罪論は話にならないだろ。 さすがにそれでは議論にはならない。 何故、弁護されなかったのか、まともな理由組み立ててからもってこいよ。
206 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/07(金) 22:15:45 ID:D+LFN9eR
>>201 ですから、それが平沢は真犯人だと断定する決め手にもなり得ないというのですよ。
それこそ無理筋というものです。「やったかも知れないし、やってないかも知れない」
の段階にとどまっていると解するべきです。
思考停止して無理やり筋のとおらないこと言い張るか、陰謀論が面白がられているだけだよ。 そんなに底がある事件じゃないだろう。 実際出てくる意見は192とか話にならないし。冷静に読めば弁護になっていない。
本当に絵を売ったんなら奥さん知らなくてもどっかで証明できるだろう。 家を探してもらうでも何でも。売った絵は一枚じゃなくその金とは別でも他の人間にだって売ったことあるだろう。 傍証にはなる。そういうものを積み上げて普通は証明するもの。 一生かけてまともな証明できなかった奴は、無実じゃないよ。
206の言い分だとそういうごく常識踏まなくてもいい。何でも、水掛論になってしまう。 そんなんじゃどんな犯罪者だって無実だよ。議論として意味をなさない。 まともな理由組み立ててからもってこいよ。 伝聞じゃなく、確かに平沢よりくさいという容疑者もってこいよ。 議論はそれからだ。
210 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/07(金) 22:41:39 ID:e2uiLD2A
陸軍登戸研究所の所長だった 篠田鐐陸軍中将 だと思うな。真犯人。
211 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/07(金) 22:44:01 ID:D+LFN9eR
>>207 弁護側のやり方についてこちらが勝手に推量しただけなんですから、それをもって「弁護」と
とられても困りますよw ただ犯行の手口と被告の相関関係について疑問が残るのは厳然とした
事実です。
>>208 だとしても、真犯人だという根拠としてはやはり弱いですね。状況証拠はあくまで状況証拠です。
>>209 平沢に直接結びつく物証が皆無である以上、断定できるものではないですよ。状況証拠と自白
だけで立件されて死刑判決までされるような社会のほうが恐ろしいですね。まあ現行刑事訴訟法
ではそういうことはあり得ないはずですが。
それから平沢が犯人たり得るかということについて話しているのであって、他の容疑者云々は
また別個の話ですよ。
刑事訴訟法どうこうの話しているんじゃないよ。あなたの正義感などどうでもいい。 状況証拠で否定できなけりゃそれで犯人だと思うしかないよ。 逆に直接的な証拠でわかるならはじめから問題になんざなっていない。 それは当然の前提だろう。法廷で訴訟しているわけじゃない。 こんなところで議論するんだ。議論の前提としてそれは当然だと思っていた。 それがわからないほどの馬鹿と議論していたのか。話がかみあわないわけだ。 俺が悪かった。
213 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/07(金) 22:52:52 ID:e2uiLD2A
アセトン・シアン・ヒドリンを製造した技術大尉だった方に 数年前にお会いしたことがある。 「甲斐手記」に名前が出てくる方。 ご健在かなあ。
208で書いたようなことまともに考えないで関係ないと言われちゃ議論になんかまったくならないよ。 211のレベルは低すぎる。それにつきあって馬鹿を見た俺も悪いが。
215 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/07(金) 23:08:53 ID:D+LFN9eR
>>212 なぜそこで正義感が出てくるのですか?
状況証拠で否定できないから犯人と断定するのはいかがなものでしょうかというだけなのですが。
それに平沢が立件されて死刑判決までいったのは、状況証拠だけでなく旧刑事訴訟法で「証拠の
女王」とされていた自白も併せてのことですよ。状況証拠だけだったらそこまでいったかどうか。
>>214 一方的に相手のレベルを決めつけて無理矢理幕引きする、って2chではお馴染みの手法ですねw
216 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/07(金) 23:20:21 ID:D+LFN9eR
あ、それから「状況証拠で否定でき」ないとおっしゃいましたが、裏返して言えば 「状況証拠では全き肯定もできない」です。検察側も自白(無理矢理のものだったか どうかは別にして)をもとに、犯行に使用したとされるスポイトやら筆跡やらをなんとか 直接の物証としてあげようとしてましたよね。
217 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/07(金) 23:25:39 ID:e2uiLD2A
前述の登戸研究所の所長の疎開先は うちから車で2分の所。
218 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/08(土) 16:41:03 ID:o4aOUuL0
216は頭おかしいですね。病院行った方がいいよ。 素人が思いつくような金やアリバイ、毒の入手の問題、詐欺はできても毒殺なんてできないとか人間性の問題。 論点になりそうなこと、プロがついていて一生まともに証明しようとしなかった。 弁護士に協力しなかった弁護士も匙をなげた男をなぜ信じるの? 状況証拠がひとつや二つならともかくまともな無実の証明せずに、努力もしない。 何でそんな奴無実と思えるの? 名刺や目撃証言や自白証言、アリバイの不在、金の出所。 やったんじゃねえのと思うよな。 こりかたまると怖いね。厳密な証明なんてしていないし、する必要もない。 何でこんなに怪しいのに冤罪だと他人に納得させようとするの? 自分で思うのは勝手だけど。せめて議論できるだけの根拠をもってこいよ。 毒が入手できなかった、取り扱えなかったのは、法廷で争点にされなかった、 証明されていないんだから、逆にまったく根拠にならないですね。 頭おかしいですね。 また馬鹿につきあってしまった。後悔。
219 :
カルカノではなくモーゼル :2008/03/08(土) 19:47:53 ID:0Jhi5NZ0
自白してるし、持ってた大金の出所の説明ができてないし。最高裁も再審請 求を認めなかったし。
220 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/08(土) 20:40:05 ID:U8UG3ChH
そもそもあの毒物が一体何だったのか? 犯人は「手慣れた手つきでスポイトで湯飲み茶碗に毒物を入れた」ということだが、平沢にこのような技術に長けていたか?
スポイトぐらい理科の実験でよく使ったからオレらでも扱えるだろ。
222 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/08(土) 21:43:45 ID:U8UG3ChH
(1)あの毒物は何だったのか? (2)仮に平沢が犯人だとしたら毒物をどこで入手したのか? (3)あれだけの極悪犯罪死刑囚として何故執行されなかったのか?(戦後獄死した唯一の死刑囚か)
看守に色目使ったからだろ、吊されなかったの。
224 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/08(土) 21:58:51 ID:U8UG3ChH
スポイトはオレらでも扱えるぞ。
>>221 >>225 香ばしいなあ。
スポイトで本当に正確に量り分けるには熟練が必要。
特にこの事件の場合、ただ殺せばいいってわけじゃなくて、ある程度の時間は生かして通報されないように
しないといけないから、多すぎてもダメ。必要量を高精度で測定しないといけない。極端な話、スポイトって、
ちょっと斜めにしたり震えたりするだけで滴定量が変わっちゃうんだよ。まともな化学実験をやったことがない
ゆとりな方々は知らないだろうけど。
一人だけにその量を量り分けているのであれば「偶然うまくいった」ってこともあるだろうが、複数の湯飲みに
きちんと量を量り分けているわけで、その可能性もない。
結論として、化学実験に慣れた犯人としか考えられないということになる。
227 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/09(日) 17:08:51 ID:VlFDrN88
ところであの毒物って一体何? 過去レスでもこれに言及したのは皆無なんだけど。
228 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/09(日) 17:20:12 ID:+hRSIL6n
ただの青酸カリでなく、特種な青酸化合物と言われてるよね。
229 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/09(日) 17:52:38 ID:MeKXSw40
>>228 アセトン・シアン・ヒドリンでしょ。無色無味無臭。
登戸研究所で研究開発してた物だよね。
230 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/09(日) 19:55:51 ID:VlFDrN88
>>228 そう、その「特種な青酸化合物」ってのが問題。
化学はド素人の平沢がそんなもの持っていたのかが疑問。
「化合物」というからには化学の知識が必要だし、様々な化学薬品を調合しなけりゃできるものではない。
231 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/10(月) 19:16:14 ID:Pylk3ySr
事件当時、平沢がお金に困っていて、孫に買うたんすも月賦だと聞いた。 平沢が銀行関連の詐欺の事件がありそこも大きなポイント。 日本の黒い霧の松本清張は詐欺と殺人は根本的に違うとあったけど 帝銀事件も行員を騙したと言う詐欺事件だと思う。 その毒物の入手先は気になるが銀行相手の詐欺事件を そうそう違う人の犯行なんだろうか・・と 思っている。
平沢がやった。 オレはそう思うね。
233 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/18(火) 21:23:31 ID:ZNcYm6H1
犯人は湯飲み茶碗に口をつけて飲んでいる。当然そこに唾液が微量なが ら付着している可能性がある。その唾液を使ってDNA鑑定すればはっきりす るのでは。そして再審請求すれば良い。 確か、先日のロス疑惑再燃で似たようなのがあった。ロス市警が、20年位 前の殺人事件で、事件現場そばの喫茶店で押収していたコーヒーカップの一 つから採取した微量のDNAと犯人のDNAが一致して逮捕できた、という件があ った。 日本でも先日、15年位前の関東での幼女殺人事件で有罪確定して刑務所に いる人の支援者が、最新のDNA検査をやってみたら一致しなかった事でもっ て再審請求していた。本人の自白ありDNA型も一致していたので有罪になっ たのだが、当時の初歩的なDNA検査では180人に一人は一致するアバウトなも の。再審請求は、このDNAが本人のものとする証拠はない、とかで再審却下 されたが、これは冤罪だね。 まあ、帝銀事件関係の物は保管期間が経過して、既に処分されているかな。 DNA鑑定ができればそれで白黒はっきりする。その手があるのに、支援者がし ようとしないのは…
その冤罪の幼女殺人事件ってどれよ?
>>233 帝銀事件は何年前の事件だと思ってるんだ?
DNA鑑定、有罪の証明にしか使えないでしょ、この事件では。
238 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/20(木) 21:18:27 ID:oB3R6qyQ
死刑制度の是非にかかっているから、国家権力は帝銀事件をあいまいな結末(被告獄死)にしたんだよ。
239 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/21(金) 01:00:38 ID:yPzWfapJ
240 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/21(金) 01:07:20 ID:yPzWfapJ
>帝銀事件は何年前の事件だと思ってるんだ? 既に証拠物は処分されてるだろうが、万が一残ってる可能性にかけて、支援者 が足利事件の支援者を見習うのも手。やぶ蛇の恐れも大だが。
湯飲み茶碗に平沢のDNA→有罪。 だけど 湯飲み茶碗に平沢のDNAなし→無罪、とは言えないでしょ。
242 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/22(土) 12:32:24 ID:o96Wphe8
大金の出所は実は世間に隠れて製作し売っていた春画だ、と支援者達は 今でもやっている。 しかし春画に説得力はないな。 >湯飲み茶碗に平沢のDNAなし→無罪、とは言えないでしょ。 確かに無罪にはならんね。しかし世間は無罪の心証に大きく傾く。 まあ、実際は茶碗が残ってたら、平沢のDNAがでるよ。
243 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/22(土) 13:37:27 ID:kgS4+uB1
相変わらず
>>218 氏は思い込みを続けているようですね。
裁判で出なかったからと言ってそれを検討に値しないなどというに至っては
呆れるほかない。物事に疑問を持つという態度を端から放棄している思考停止
状態と言わざるを得ません。さらにはアンチテーゼの提起者に向かって
「病院へ行け」だの「馬鹿」だのと陋劣な言辞を弄する下品さ。何をそんなに
頭に血を上らせているのでしょうか。議論にならないとはこちらが言いたいことです。
>>厳密な証明なんてしていないし、する必要もない。
恐ろしい発想ですね。直接証拠が皆無でも犯人と断定してよいという前近代的な
考え方。こういう人が司法関係者でないことを祈らざるを得ません。
>>何でこんなに怪しいのに冤罪だと他人に納得させようとするの?
有罪とする決め手に欠けるのではないか、と何度も述べているでしょうが。
あなたのように冤罪だ冤罪だと一方的に決めつけたつもりはありません。
まあ既に司法上終わった(死後再審請求が継続されているとはいえ)事件で
そこまで熱くなれるのは感心しますがね。もう少し議論の相手に対して心のゆとりを
持ってもらいたいものです。
244 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/29(土) 14:00:51 ID:0zg4l9Pu
直接的な物証があれば死刑は執行されているよね。 誰もここで平沢が100パーセント確実に犯人だと議論しているやつはいないよね。 皆を容疑者にしたうえで最有力な者の可能性を追求している。 否定派の言っている平沢は毒が扱えなかったということもただ勘にしかすぎない。 平沢が訓練して器具の操作に習熟していたかもしれない。 銀行詐欺しているやつだ。それぐらいしておかしくない。 名刺だ、目撃者の証言だ、アリバイだ、詐欺の前科だ、自白だ、もっていた金のでどころだ。 242のいうとおり金の出所を証明しなかったことは冤罪だという説得力を大きく失う。 208だよ。普通。 それらのものを一生かけてまともに証明しようとしなかったやつがいる。 せめてそれ以上に筋のよい、こう考えれば納得できるという容疑者像だせばいいのにそれもしない。 そういう議論が求められていることわかっていないの? 平沢が最有力な容疑者で、それを上回る可能性の高い容疑者だすなり、平沢黒を完全に崩す立論が求められているだけだよ。 243みたいな文章読めない馬鹿だと議論が成立しないから困る。 242とか直前のレスもまともに読めないでオナニー議論ばかりして病人はいやだね。
245 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/29(土) 15:30:30 ID:D4DFSUgE
帝国銀行が、三井住友銀行の前身だとは知らなかった。 帝銀事件は椎名支店が舞台らしいが、とても銀行とは思えない建物に驚いた。 あんなところで、14〜15名もの行員が働いていたとは考えも及ばん。 おそらく、空襲で焼け残った民家を利用したのだとは思うけど。 青酸カリが注がれた湯飲みもものすごい粗悪品。隔世の感がする。 俺の記憶のなかで、最初に登場する銀行は東海銀行○○支店 (現在の三菱東京UFJ銀行)である。 母親に連れらて行ったものだが、カウンターの上にはハーフの鉄格子が取り付けられていた。 通帳は米の通帳のようなもので、窓口の行員がインクをつけたペンで書き込む。 当然電卓などないので、算盤で計算する。 母親は間違っているといけないので、家に帰って検算をしていた。 当時は地元の商業高校を上位の成績で卒業すれば、男子でも銀行に就職できた。
246 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/29(土) 16:34:20 ID:pLIGlC6/
陸軍の731舞隊をはじめとする生物化学兵器の秘密軍事研究の成果は 米軍関係は欲しがっていたわけだ。しかし実際のテストを欲した。 旧軍の関係者で、戦後に訴追される可能性のあったものは、米軍に 言われれば、倫理的には犯罪であろうと、それをやらずには居られ なかったわけだ。(さもなければ自分が戦犯で処刑されてしまう 可能性が高い。)情報提供と引き換えに、免責にする約束で実験を 強いられた。もちろん実験には裏側で米軍は協力するが、表には 米軍関係者は出るわけには行かない。そこで日本人のほかに尻尾 をつかまれている人間や工作員の人的網が裏で協力して行った。 (下山総裁事件なども、すべてその手だった。) 実験の内容を真の犯人グループが決めたときには既に、平沢は、 彼らによって身替わりの犯人にするべくターゲットにされてい たのだろう。金も、予め別件で違法性のある話を持ちかけて渡 してあったか、あるいは逮捕されたときに証拠を作るべく工作 して本人とは関わり無く置かれたんだろな。 事件がおきたとき、警察は旧軍の秘密研究員が行った犯行とみて そういう筋の発表をしている。731舞隊という名前も当時の週刊 誌には警察からの話として出ていたぐらいだ。 当然、そういった人間の名簿をあたって潰しにかかったはずだが、 米軍・GHQにとっては司法取引を受けている旧軍関係者の話が表に 出てはまずいとなったはずだ。また731関係者は結構医学関係で 権力をもつ立場にもなっていたりしたのだろう。 それやこれやで突然に、捜査の方針が変更されて平沢が捕まった。 そのあたりのいきさつがどうにも怪しすぎる。記憶がはっきり しないのも、もしかすると拷問とか薬物、催眠術などによる洗脳 により、作られたのかもしれない。名刺交換の話も、偽証者では ないかと思えなくも無い。別人の犯行だとしても、似たような 風体の男がメークアップ付きでやったかもしれず、目撃者も偽証を 強いられていたりするかもしれない。小切手の現金化は誰がどう 行ったかは知らないが、この犯罪の実行犯は単独ではないと思える。
247 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/29(土) 19:02:32 ID:bv0pzMTo
犯人の使用した湯のみは持ち去られていた・・と聞いた。 だから、鑑定には当然ながら持っていくことはできない。 百恵ちゃんの当時プロディューサーであった 酒井政利さんのお母さんは平沢のモデルもしたことが あったらしい。 そのことで、酒井さんは平沢の隠し子?なんて 言われたこともありました。
248 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/30(日) 01:38:44 ID:2PBigqKM
椎名町にあった第一勧銀?
249 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/03/31(月) 16:03:21 ID:hiEwE9lU
>小切手の現金化は誰がどう行ったかは知らないが、 帝銀事件の翌日に、別の銀行で男が1人で換金している。これは、既に警察 からの情報がその銀行まで及んでいたら、その場で職員などによって準現行犯 逮捕の可能性もあった。素人だから、金が欲しいから、こんな危険な換金を やったんだな。 平沢だね。
246とか議論がおかしいよな。 米軍が日本の特殊部隊の研究おさえたい?そんな高級な研究していたとは思えん。 仮にそうだとしても帝銀みたいなちんけな個人犯罪をかばう理由はない。 ベクトルな逆の下山事件なんか、保護する理由なんて全くない。246の脳内でしか結びつかない。 一番可能性の高い人間考えようとしているのに、100%じゃない限り推定無罪だとか刑事訴訟法とかの寝言かます馬鹿とか。 平沢冤罪派にとってもこういうカスは迷惑だから出ていってほしいよ。 そういう妄想排除した上で議論しようよ。
>>247 愛人は鎌田りよ だったかな?
酒井氏はテレビで自身が平沢の息子であることを認めている。
インタビュアはたしか梨本だったように記憶している。
一見、平然とたいしたことではないように答えていたが、
顔には脂汗が浮かんでいた。
こういうことをテレビでダイレクトに聞く梨本も只者ではないな。
帝銀事件が「ちんけな個人犯罪」だなんてどういう認識してるのか? ・事件は米軍のある部門が起案した、日本軍開発の毒薬の人体実験。実行犯は元陸軍九研関係者。 ・真犯人カムフラージュのため、主犯部門とは別部門経由で未遂事件を起こす。 ・未遂事件に関わった日本人は、銀行員を麻酔薬で眠らせ、その隙に金を奪う計画と思い込まされた。 ・平沢も未遂事件の一味であり、平沢は彼を実行犯に仕立てるためのスケープゴート。 ・平沢は実行犯と知人関係、謀略に嵌りやすい性格、組織に属さない職業等、数々の適任要件を満たしていた。 ・平沢には金屏風他の絵の報酬として大金が渡っているが、その時期と金額が帝銀事件と同じ。 ・事件に関わった米軍関係者はすべて事件後に帰国。 ・事件後、米国政府はGHQ幹部関連という事件の真相を知るが、あまりのことの重大さに真相封印を決定。 ・米国政府筋は、真相に迫りかけた日本のマスコミへの圧力・もみ消しをGHQに指示。 ・平沢は大金出処の説明ができない上、事実暴露で余計に疑惑が高まるジレンマに悩み獄中で自殺未遂。 ・その後平沢は、彼の清廉潔白を妄信する「救う会」に祀り上げられ死刑回避のみを目標とし、真相暴露を断念。 なお、平時にこれだけの重大事件を起こした責任をマッカーサー元帥に問う声も米政府首脳の一部 には挙がったが、その時点での引責は反って疑念ももたれるとの声で見送られる。 しかしながら、帝銀事件がのちのマ元帥更迭劇の要因のひとつにもなっている、という説もあり。
253 :
妄想太郎 :2008/04/11(金) 21:35:47 ID:r7vNqeLq
もう一つ二つ抜けている。 ・やはり、ユダヤの世界的な陰謀で、平沢は利用された。 ・実は背後にマジェスティック12がいて、彼らは帝銀事件後に米国内のロズウェル でUFOと秘密裏にコンタクトをしている。これが世に言うロズウェル事件で ある。
254 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/11(金) 22:51:09 ID:iG/xJGQL
平沢犯人説の毒物入手の未解明、被害者への毒物 投与の手口の未解明等、疑問点は多いが、それらは 状況からの推理。 帝銀椎名町支店の被害者の中での生存者の女性が、 帝銀事件の全裁判を通し、 「私が会った犯人は、平沢さんではない!」 と一貫して証言している事。 これこそが歴代法部大臣が、平沢に死刑執行を 命じることが出来なかった理由なんだよ!
253を書いた奴はきっと自分では面白いギャグができたと 思ってるんだろうな。 どうせならもっと気の利いたジョークでも考えろよ。 おめでたい奴。
>>254 まあ「自分の在任中に書類が廻ってきたら判を押していた」
と言った元法相もいることはいるんだけどね。
平沢の場合、国民の多数が冤罪説に傾いていたので、
検察は法務大臣官房へ執行命令書を送らなかったんじゃないかな?
257 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 14:14:09 ID:SzaBAPh9
12年くらい前に、北海道で当時の平沢が書いた春画 が発見されたよね。 やはり平沢は隠れて春画を販売していたという事が判り、 帝銀事件後の謎の入金も説明がつきそうだということで 平沢冤罪説が高まった。 でも、自分が死刑になるかどうかの瀬戸際なんだから、 春画を描いて販売していたなんて、気にしてる場合で はないんだよね。 当時はみな生活苦で、春画を描いて売っていた事で 画家としての名誉を失墜するなんて事はないよ。 普通の未亡人や女性が、生活のために売春していた なんて事もよくあった位だったし。 俺の爺さんが戦中派なんだけど、知人の著名な日本 画家は親しい男の友人とかに、さらさらと春画を描 いてあげたりしていたとよく言っていた。 当時、平沢が春画を描いていたと自供したところで、 嘲笑する人間なんていないんじゃないかな。 日本中が貧しかったので、戦後の混乱期をどうやって 乗り切ったかは、お互いに聞かないのがマナーだった そうだし。 雪山に墜落したジェット機の生存した乗客が、事故死 した死体を食って生き延びた事が70年代にあったけ ど、死体を食った生存者は救助されてから、非難される どころか英雄視されるほどその勇気を讃えられていたよ。
258 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 15:56:38 ID:4wixaYqp
>でも、自分が死刑になるかどうかの瀬戸際なんだから、 春画を描いて販売していたなんて、気にしてる場合で はないんだよね。 その通り。 ケネディ暗殺は背後にテキサツ閥がからんだ陰謀だが、帝銀事件は陰謀でも なんでもない。 事件の翌日に、のこのこと小切手の換金に行ってる。そこで捕まる恐れも あったのに。素人の金目当ての事件。
259 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 17:24:23 ID:SzaBAPh9
平沢は何度も再審請求を出しているけど、 事件後に振り込んだ金の出所は、再審請求 ではどう説明していたのでしょうか?
平沢は銀行を舞台にした詐欺事件を起こしていて、盗んだ小切手は 早く換金しないと警察に手が廻って危ないことは重々承知していた。 したがって事件後に小切手換金のため銀行に現れた男は平沢では ないだろう。行員による証言の人相もだいぶ違っているし。 それに「素人の金目当ての事件」の割には強奪した現金が少なすぎる。 近くに大金が入った金庫があったのに、それには手をつけてない。 このことから、実行犯は、平沢に渡った金額と同額を奪う目的だった ことが分かる。 春画うんぬんは例の偽証事件に関わる謎を秘めている。 あの事件は、「救う会」が平沢が描いた絵を追っていて、いずれあの 金屏風の絵に行き着くことを危惧した連中が企図した策略では なかろうか?あの事件で「救う会」も大きなダメージを負った。 それにしても、「救う会」などの支援者の奮闘には敬意を表したいが、 あまりにも「平沢は一点の曇りもないシロ」という呪縛にとらわれ過ぎた のではなかろうか? 正木ひろし他、平沢の嘘に疑義を挟んだ人々の主張をもっと掘り下げて 事件の背景を追求していたなら、もっと違う展開もあったかもしれない。
261 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/12(土) 21:09:59 ID:SzaBAPh9
>>260 例の偽証事件って、自白調書(60回〜62回)の事ですか?
未遂事件に関しては、名刺の印刷屋の目撃証言からも平沢は関与し
ていた可能性は有ると思えるのが謎めいている。
>>18 のドラマは私も見たけど、記憶に鮮烈に残っています。
盗んだ小切手の件なのだけど、帝銀事件が発生した時、食中毒
と勘違いされて多くのやじうまが帝銀事件現場に入り込んだと
聞くけど、その中の事件とは無関係な誰かが持ち出した可能性
はないのだろうか。換金の遅れや、住所を書かなかった事からも
小切手の取り扱い経験のある平沢とは犯人像が異なり、素人臭い。
警官が先に銀行内に入ったはずだから、野次馬が小切手盗んで、
換金したは無理かな。
平沢は大金の出所を証明できなかったし、検察も特殊な毒物の入手
経路、およびその知識と取り扱いの専門性と平沢とを結び付けれな
かった。
とすると、実行犯はやはり諏訪とかになるとも思えるのだけれど、
そうだとすると平沢が何故未遂事件に関与していた様に思えるかが
判らないんだよね。
平沢冤罪を信じる人も、平沢が全く事件に関与していないとも
言い切れないというジレンマを抱える人も多いよ。
262 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/14(月) 10:41:49 ID:DaXLJty3
松本清張の本でいうと、毒物による銀行強盗と銀行の詐欺は 本質的に違うとある。 でもほぼ同時期に銀行を舞台にした事件が別々の犯人だったと 考えるのも無理があると思う。 毒物の入手先とか、ピペットの慣れた使い方が平沢とは結びつかない と言うけど銀行を舞台にした犯人が何人もいるとも思えない。 出所不明の金があるというのと、銀行の詐欺事件ということを 考えるとやっぱり平沢は犯人と言えるんじゃないかと 思います。
263 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/14(月) 22:14:05 ID:NWOZienm
>>262 未遂事件と銀行詐欺は全くの別件ですよ。
安田銀行荏原支店
三菱銀行中井支店
の2件が未遂事件です。
銀行詐欺は別件です。
264 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/15(火) 20:14:28 ID:yNl3Cryx
平沢はテンペル画を得意とする、日展にも入賞している、 まあかなりまともな画家だったんだよ。
テンペラ、な
まともな画家どころか、帝展無鑑査だよ。 大画伯といっていいランクだろう。
267 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/16(水) 13:28:30 ID:aF0IRB9V
首都のど真ん中での帝銀事件。 仮に米国の陰謀だとして、もしも発覚すれば日本人の暴動が起きて、GHQ の占領政策が揺らぐ。 そこまでの危険をおかすだろうか。 当時、アジア各地にはBC級戦犯が大勢拘留されていた。毒物の人体実験 なら、彼らを被験者にできた。
268 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/16(水) 21:02:03 ID:ZPwRFdhD
警察は、被害者、他銀行未遂事件の犯人目撃者に、 諏訪や9研究の重要容疑者(名前忘れた。教えてください) の写真を確認させたのでしょうか? 遠藤弁護士は、帝銀事件の平沢ではない真犯人を特定したと言っていたが、 証拠、及び人相等の状況証拠の有無は? やはり、 平沢=未遂犯 諏訪=実行犯 なのでしょうか???
未遂犯は平沢だろうが帝銀実行犯は諏訪氏ではないだろう。
270 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/18(金) 21:32:12 ID:l4KNrQiF
遠藤弁護士については、昨年、元警視庁警察官北芝健氏が「遠藤弁護士の 主治医が私の父だったので、よく家に来て酒を飲んでいた。その際、遠藤弁護士 は、酔った勢いだが、平沢を黒に近いグレーだと言っていた。主任弁護士を していても平沢のことを非常に疑っていた。」と発言していた。 北芝氏の発言は読売テレビ「たかじん委員会」でのもの。 弁護士の戦術と本音は別、ということか。
北芝ウソ癖え
ダケジャナイ帝銀
273 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/19(土) 15:33:16 ID:Le/ezMP5
未遂犯もピペットで薬品と思われるものを、行員に飲ませてるんだよね。 無害だったけど。 そして未遂犯は名刺屋の目撃証言から、顔に二つのあざがあり、平沢の特徴を 備えている。 ということは、平沢=未遂犯なら、平沢はピペットでの毒物の取り扱い 方法を把握していたという事になる。
274 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/19(土) 15:39:24 ID:Le/ezMP5
安田銀行では行員に無害の何かをのませている。 しかし、そのときの名刺は松井博士。 三菱銀行では何も飲ませていないが、その時の 名刺は山口博士。 山口博士の名刺を作った名刺屋は、依頼人の顔に ふたつのあざがあったと証言している。 未遂事件は、やむを得ず二つに分けて論じる必要 があるようです。 平沢=三菱銀行未遂犯なのだろうか。
平沢氏真犯人説の人は
>>254 の
>帝銀椎名町支店の被害者の中での生存者の女性が、
>帝銀事件の全裁判を通し、
>「私が会った犯人は、平沢さんではない!」
>と一貫して証言している事。
についてはどう説明しているのだ?
276 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/21(月) 20:21:14 ID:DKxQ7lYG
平沢氏真犯人説の人は犯人が使ったとされる毒物についてはどう思っているのか? あれは青酸カリではないのだ、青酸化合物だ、青酸カリを何かと化合しない限りできるものではない。 平沢には薬物の知識はない。
277 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/22(火) 04:52:53 ID:ser4BnMt
254
>>275 その件は、被害者の証言者が本件で致死量の毒物を飲ませられたので、
意識がとんで記憶が不正確になってしまったとも判断できます。
でも被害者のうちの生存者達は、他の事に関しても正確に証言してる
んだよね。
犯行手口は、生存者の証言によるものだし。
平沢が帝銀事件の単独犯だと本気で信じている人間なんているのか? いるとすれば馬鹿か無知に過ぎないので相手にする必要はない。
どんな背景があるかは別にして、平沢に薬品の取り扱い方を教え薬品を提供した第三者はいるような気がする。 ならば何故それを証言しないかがネックだけど。
薬品くらい取り扱えない平沢ってどんだけ馬鹿なんよ
>>279 それをゲロってしまったら最後、帝銀の犯人にされてしまうからだよ。
平沢は、真実を話せば話すほど真犯人にされてしまうという巧妙な罠に
見事に嵌ってしまった。
犯罪にGHQが絡んでいることは誰の眼にも明らか。 歴代法相が執行命令に捺印できなかったのは、 平沢真犯人に確信が持てなかったと言われているが、 過去には平沢以上に冤罪の可能性が高かった死刑囚が 執行されてしまった例がある。 歴代法相が執行命令しなかったのは、この事件が、 ひとえにGHQ絡みの事件だったから。 執行後に米国側から真相が暴露される可能性があり、 「無実の人間を死刑台に送った大臣」という汚名を 嫌ったのだろう。 なにより、平沢自身がそのことをよく知っていた。 だからこそ、彼は金の出処を言えなかった。 家族に懇願されようと、弁護士に説得されようと、 これだけは絶対に告白することができない。 それは、彼の完全潔白を信じる支援者達を裏切り、 彼が広義の帝銀事件に関与していた事実を暴露 する結果となるからだ。
283 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/23(水) 18:36:20 ID:S6PGU81n
あとこの事件は大日本帝国憲法下の刑法で取り調べられ裁かれた最後の事件というのは平沢の境遇を度壺にはまらせたな
284 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/23(水) 20:14:43 ID:0L9UE3JJ
だいぶ前だけど、平沢に薬物を渡した男が テレビで自供していた。 その男は半陰陽で、軍隊で苛められた経験を 語っていた。 誰か、そのテレビ見ていませんか?
あれはその筋では有名な暴露ネタマニアだよ。 取り上げたのはたしかテレ朝のトゥナイトだったかな? 1回目の放送後に、以前ロス疑惑事件でも 「真犯人につながる証拠を握っている」とかいうネタを マスコミに売り込んでいたことがばれて、 結局何の説明もないまま、2回目以降はお蔵。 事情を知らない視聴者は不審に思ったことだろう。
「トゥナイト」には小林久三と「追跡・帝銀事件」を上梓した ばかりの和多田進も出ていたね。 その後、小林は和多田に無断で同書を元ネタに月刊誌に 「マッカーサー暗殺計画」(笑)なるノンフィクションを発表。 それを読んだ和多田が激怒して訴訟をほのめかすも、 結局、小林が謝罪し、単行本化しないことを条件に和解。 その後、「追跡・帝銀事件」は佐伯省氏のレクチャーにより 書かれたことを佐伯氏が暴露。 佐伯氏は自分に何の相談もなく和多田氏が「追跡・帝銀事件」 の改訂版を出版し、しかも今度はペンネームでなく本名で 出したことに不快感を持っている旨、自書で公表するという なんとも複雑な人間関係・・・
287 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/24(木) 00:56:21 ID:mYz5iWx1
284
>>285 そうですね、トゥナイトでした。
うさんくさい証言者だなと思って見ていました。
小林大先生はオウム事件や連続幼女誘拐殺人事件でも 珍説を公表して失笑を買ったが、帝銀事件でも独自の トンデモ推理を展開していたね。 曰く「GHQ内部でマッカーサー暗殺計画があり、その計画から 眼をそらすために、帝銀事件は計画された・・・」 生活のためにいかがわしい売文家業をやっている人間は ゴマンといるが、大先生は自身の「推理」を本気で真実と サッカクしておられる節があって、なんとも痛々しい限り。
290 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/24(木) 22:31:08 ID:mYz5iWx1
小林久三氏は、昨年、病気で亡くなりました。 小林氏は推理作家としては面白いんだけど、 現実的な推理がトンデモなのが痛いです。 川崎の竹やぶ億単位の拾得物の推理も、思いっきり はずれてました。
小林はサリン事件のとき、オウムの連中に「あなたたちがやったとは思えない」とオウムが陥れられたような陰謀論を宣ってたな。
そうそう。公証役場事務長拉致事件や亀戸異臭事件では 某S学会の関与をほのめかしたりしていたし、坂本弁護士 事件では「EXテレビ」で「犯人はオウムではない」と断定 していたりした。なんとも罪深いお方。
293 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/27(日) 00:32:10 ID:VXOdhP4K
小林氏は東北大卒で教養があるから、歴史の 本もかいてるし、本人が病気で入院したりし てたので、健康の本も書いてるんだよね。 書名ではなかったかもしれないけど、 「亭主殺すに刃物はいらぬ。塩を多めに摂らせれば良い」 とかね。
294 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/27(日) 19:33:49 ID:neD3+DIs
素朴な疑問なんだが、なんで金銭目当ての犯罪で12人も殺したんだ? 万が一逮捕された時の事を考えると、リスクでかいだろ それとも逮捕されない自信があったのかな?
295 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/27(日) 22:37:33 ID:VXOdhP4K
254
>>294 確かに行員全員を気絶させるだけの薬物を準備できるなら、
殺さなかったかもしれませんね。
しかし731部隊も9研も、殺傷力のある生物化学兵器の
研究はしていても、昏倒させるだけの薬物は研究していな
かったのでしょう。
兵器は敵を殺すためのものであり、麻酔の様に意識を失わす
だけのものではないから、犯人は青酸化合物しか準備できな
かったのでしょう。
まして平沢氏は、医師でも化学者でも生物化学兵器の研究員
でもないしね。
平沢氏の真犯人説を唱える人は、この薬物の専門性と平沢氏の
関連性皆無な件をどう説明しているのでしょう?
296 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/04/27(日) 22:47:59 ID:dWVb1Jdp
297 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/02(金) 02:14:47 ID:qbZHeUqh
帝銀から奪われた金額とほぼ同じ金額を、平沢が事件直後に預金している。 その金の出所が説明できていない。 自白あり、大金の説明ができていない、アリバイが不完全、複数の目撃者が似ている と証言、数十人しか持っていない名刺の所有者、銀行相手の詐欺の前歴あり。 感じとしては、100%ではなくとも95%やってるという心証。
だからそれは未遂事件も含めすべて単独犯行と仮定した場合だろ。 単独犯でなければ簡単に崩れるよ、その推理は。 未遂事件の犯人と帝銀の犯人の人相には違いがある。
少なくとも直接毒盛って殺した実行犯でない証明にはなってる。 警察・検察は単独犯説なんだから平沢氏が共犯なら実行犯挙げずに何で捜査終了をするのか? 共犯なら実行犯挙げて共犯であることを証明しないと。
帝銀事件だと252とか電波がとびかうなあ。 毒物の効果なんて綿密な対照実験が必要で、首都の銀行で毒殺実験を行い効果を検証するなんて、 恥ずかしいからこのスレッド以外で口にしたり公表しちゃあ駄目だぞ。 帝銀事件陰謀説はこの一点で成立しっこない。何が731部隊だよ、GHQだよ、ばかばかしい。 254も根拠は薄い。人の記憶は容易に思い違いや変形をする。特殊な状況で命失いかけて見た状況で同一人物か否か。 あなたは確実なことが言えるのか。ましてや様々な流言がとびかった帝銀事件で影響されないほうがおかしい。 これだけの事件で目撃証言がすべて一致したらそのほうがありえない。 多くの証言からかなりの確度で平沢が犯人なら筋が通ると出た。尊重しないと議論は成立しない。 謀略説は論外だし、複数犯ならそれにたるだけの根拠証言が必要だ。 今まででてきていないし、平沢はそれをくつがえすだけのものを出していない。 毒物だって平沢が扱えなかったという証拠もない。 そもそも毒の種類だって謀略説がらみの推測でとても検証に耐えない。 陸軍とか、GHQの陰謀なんて妄想以外の何物でもないから。 事件のデータからは、素人の単独犯で下手に換金しようとしたりあらも多い。 複数の綿密なプロの犯行を否定する要因が多い。それすらも陰謀か。罠にはめる仕掛けするメリットは? 平沢が反論できなかった理由は?電波は控えめにね。
たしかに乱暴な「実験」ではあるが、そのほんの数年前に米軍は日本の民間人を 瞬時に「抹殺」するという人類史上かつてない「実験」をやったという事実を 忘れてはいけない。 広島・長崎もまた実験に実験を重ね続けた最後の「総仕上げ」でもあった。 毒物の効果について、いかに「綿密な対照実験」をしようとも、最後には「人体実験」を する以外に決定的な「効果」は検証できないだろう。 むろん、身寄りのない囚人や浮浪者を引っ張って来て「実験台」にすることは できただろうが、帝銀事件は毒物の人体実験と同時に「白昼堂々と多数の民間人を 騙して毒物を飲ませることが可能か否か」という、米軍には興味深い実験目的も あったのだろう。 ただし、この事件にはGHQ幹部連は絡んではいないように思える。 日本人を黄色い猿程度にしか考えていない軍内部のある部署のメンバーが 計画したものだろう。 それゆえに、米国側から真相が明かされる日が来る可能性が高い。 歴代法務大臣が死刑執行命令書に押印できなかった真の理由がそこにある。
303 :
254 :2008/05/04(日) 15:03:34 ID:2cCh6PL1
>>301 毒物実験については私も同意見ですが、731部隊や9研関係者の
関与の可能性は妄想では有りませんよ。
捜査一課も、帝銀事件の犯人は特殊な薬物の知識や取り扱い経験の
ある、旧陸軍関係者の可能性が高いと見なしていたり、上述の隊員
が中国人捕虜に毒物を飲ませる際の、薬を投与すると称してビンの
中からピペットで上澄みの油分と下層の毒物を分けて抽出して、自分
も先に飲んで見せるという手口が帝銀事件と一致していた事が捜査資
料から明らかになっています。
しかも、平沢氏には青酸化合物の入手経路も、その特殊な知識や取り扱い
の経験も全く無いのに、帝銀事件の犯人は薬物の取り扱いに不審な点が全
く見られないほど習熟していた。
そして、帝銀事件で使用された、犯人が持っていたピペットを入れていた
金属製のケースが上述の旧陸軍関係者が使用していたケースと酷似。
犯人の筆跡と平沢氏の筆跡は異なるとの、筆跡鑑定もでている。
別の詐欺事件では、目撃者は犯人を平沢氏と特定できているのに、
帝銀事件では、未遂事件も含めて平沢氏を犯人と誰も特定できて
いない。
しかも未遂事件の目撃者は毒物を飲まされていないのに、椎名町支店の
被害者同様に、犯人を平沢氏と特定できなかった。
お金が目的じゃなければ銀行に人知れず恨みを持ってる人で 平沢の口座に盗んだ金を勝手に入金した。
305 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/05(月) 14:13:29 ID:cOwRVkIo
平沢=未遂事件犯人 731者=帝銀事件真犯人 平沢は帝銀事件の犯人ではないが、奇しくも同種の銀行毒物(not致死性毒物)事件を 起してしまった。 そして平沢と731者に、「銀行員に毒物を飲ませ金を強奪」という手段を手ほどきした 『共通の人物』が居る。そしてそれは731部隊関係者。 平沢と手ほどき731者との関係がなぜあったかは、 画家として高名だった平沢と戦犯を免れ、経済的に余裕のあった731手ほどき者が 春画だかテンペラ画だかは詳細ではないが、絵画購入を平沢よりしていた為。 平沢の毒物の入手先は731手ほどき者。 または、 731者=未遂事件犯人 平沢=帝銀事件真犯人 のどちらか。 いずれにしろ731は関係している。
306 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/05(月) 17:44:32 ID:NUNLdd07
平沢犯人派は次のことをどう思っているのか? (1)この事件は平沢の単独犯か? (2)未遂事件も平沢の仕業か? (3)毒物は何だったのか? (4)平沢が犯人だとして毒物の入手経路は?(←捜査でもこれは全く明らかにされていない)
731じゃなくて九研だろ
309 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/09(金) 21:15:57 ID:t6piyI5f
中曽倉の杉山圭一さんが作り、 下割の北沢隆次さんが管理してたのを、 菅沼の篠田鐐さんが使った。 栗林の伴繁雄さんは、 菅沼の篠田鐐さんを守るため、 事実と違う証言をした。
陰謀論派は次のことをどう思っているのか? (1)全くあやふやで効果がないのに発覚すれば占領政策を危うくする毒物実験があったと本気で思うのか? (2)はねっかえりの個人が勝手にやったのなら、とっとと突き出さないと示しがつかないのにわざわざかくまったのか? (3)冤罪捏造する謂れも平沢がそれに乗り従う理由もない非論理性をどう思うのか? (4)こんな非現実的な陰謀論で毒物準備できたろうから九研なりの犯罪とするのは正気か? (5)こんな間違った根拠で平沢冤罪を主張して大丈夫か? 電波は控えめに。
312 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/12(月) 01:35:15 ID:Z2g0bG3o
平沢氏犯人説派は、次の事をどう思っているのか?? (1)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 未だに特定できていない特殊な青酸化合物をどこから入手できたのか? (2)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 事件で使用された青酸化合物の特殊な知識や取り扱い方法を何故知って いたのか? (3)椎名町支店での犯人は、薬物を被害者達に飲ませる手口に全く不自然さを 感じさせないほど薬物の取り扱いに習熟していたが、上述の如く平沢氏は 薬物の全くの素人であり、この犯人像の矛盾をどう説明するのか? (4)椎名町支店の被害者のうちの生存者が、「私が会った犯人は、平沢さんで はありません」と帝銀事件の全裁判を通して証言している事や、薬物被害 を受けなかった未遂事件の目撃者達も誰一人として、平沢氏を犯人と特定 出来なかった事をどう説明するのか? (5)捜査一課は犯人を特殊な薬物の知識と取り扱い経験のある、旧陸軍関係者 と推理し、その後、旧陸軍関係者が捕虜に薬品を投与すると称して、ビン に入った毒薬を上澄みの油分と下方の毒薬とをピペットで別々に抽出し、先 に自分で飲んでみせるという方法が、帝銀椎名町支店で犯人が犯行を行った 手口と完全に一致する事が捜査資料で確認されている事をどう説明するのか? (6)平沢氏は過去に銀行詐欺を働いており、小切手の取り扱い方法を知っている。 しかし帝銀事件の犯人は事件の翌日早朝ではなく、手配が回っている可能性の ある午後に小切手の換金に行っており、しかも小切手に住所、氏名を記入する 事を知らずに窓口の担当者から指摘されている。この換金犯人と平沢氏の犯人 象の違いをどう説明するのか? (7)換金犯と応対した担当者は、換金犯は平沢氏と人相が異なり、換金犯人を平沢 氏と特定出来なかった事をどう説明するのか? (8)筆跡鑑定は複数の鑑定者によってなされたが、犯人の残した筆跡は、平沢氏の 筆跡とは異なるとの鑑定がなされていることを、どう説明するのか?
313 :
平沢 :2008/05/12(月) 20:10:24 ID:???
うまくやったと思ったんだけどなあ。まさかあんなわずかな手掛かりから俺までたどりつけるなんて警察はすごいや。 名刺だとか、目撃証言とか。詐欺じゃつまらないから一生懸命勉強してせっかく毒殺成功させてもこれまでか。 ただし、直接証拠は処分しといて助かった。もう一生のらりくらりごまかして馬鹿な支援者が妄説はきだすのだけに期待しよう。 >312 頭悪い人がいるね。 政府がらみの実験も冤罪仕込みもありえない。それだけで熱弁悪いがたいていの論拠は崩れてる。 わざわざ冤罪仕込む必要がない。旧軍関係者ならとっととっつかまればいい。 そうでないのだから、別に素人でもできたんじゃない。 証言や鑑定結果があやふやだったり平沢も興奮して行動がおかしくなったり自然だ。 それでも多くの証拠証言が平沢クロを告げている。平沢自身の行動ももっとも雄弁に。 昔の調査や鑑定でどうにでも判断できるところで憶測たくましくしているだけじゃない。そんなやり方なら日本人誰でも疑える。 多くの証拠が平沢があやしいと告げているのに、それを無視して妄想ご苦労さま。 せめて事件前後の足取りがこうで、毒物をこう持っていたはずで、金をこう処分していて平沢より絶対あやしい、 という人物特定してから議論しようよ。時間の無駄だよ。
事件関連の本読んだのか? 真犯人はとっくに特定されているじゃないか。 ドタマ悪いのはお前だろが。
>314 妄想乙 へんなのわいてるな
すごいね。 歴史の難問をきちんと解いたんだ。凄いよ!凄いよ! 皆が納得して誰からも突っ込まれない真相316は知っているんだ。 是非披露してくださいよ。歴史的瞬間だ。おめでとう。
こりゃ図書館行くより病院行ったほうがいいかな・・・
真犯人というのは佐伯説だね。たぶん。 たしかに、数ある本の中では佐伯さんの推理が もっとも説得力があった。 ただ、事件の背景については、一個人が解明する にはやはり限界がある。 GHQの内部で、誰がどういう意図で企んだのかが 知りたいところだが。
どうでもいいが、遠藤サンは甲斐手記を佐伯サンに ちゃんと返して死んだのか?
321 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/20(火) 01:52:26 ID:VQAa2rUi
>>319 さん
佐伯さんの推理の書籍はなんですか?
教えて下さるようお願いします。
いま手に入るのは「帝銀事件はこうして終わった」かな? 「疑惑」と「疑惑α」をまとめた本だね。 「疑惑α」を読んで初めて佐伯さんが「追跡・帝銀事件」を 書いた(和多田進と共著)人だと知った。
疑惑シリーズは自費出版だったよね。 本屋に注文したらもう講談社は取り扱っていないので 本人に直接注文してくれということで連絡先を教えてくれた。 電話すると優しそうなおじいさんが出て応対してくれた。 1週間位して本が届き、中を開けてみたら、 便箋に「代金は要りません」の文字が。 お礼の電話をしたら逆に丁重にお礼を言われた。 その後、1年位して上京した際にお宅を訪問して いろいろ聞いてみようと思ったが、すでに連絡不能。 もう亡くなったのかもしれない。 奥さんも実に感じのいい方だったが・・・ 真犯人(?)も自宅の目と鼻の先に住んでいたらしいね。
陸軍兵器行政本部「第九技術研究所」の歯科医師、N。
>318 残念ですね。陰謀論はこれだから。待っててもまともな答えはでてこない。 警察じゃ手段持っていた旧軍関係者を調べるのは当たり前だから当然だ。 でも結局釈放された。 銀行で詐欺事件起こして、未遂事件の名刺を作成していたところを身体的特徴を記憶され、 アリバイもまともに答えず、金のありかも証明できないしようとしない平沢という犯人がいるからでした。 残念でした。 旧軍のちんけな医療関係者訴追しなくてもやることはGHQにはいくらでもあった。戦犯なんていくらでもいたから。 だからといってゴミみたいな旧軍の特殊部隊関係者を保護するいわれも一緒になって実験する必要もない。 佐伯説にしろ何にしろ、旧軍とGHQが共謀してああたらこうたらの妄想にはつきあえない。
平沢説否定を世間に届かせようとするなら真面目に考えてほしいんだな。 >GHQの内部で、誰がどういう意図で企んだのかが >知りたいところだが。 そんなこと100パーセントないよ。 こんな仮定に次ぐ、仮定だよりの妄想じゃ、何も証明したことにならないよ。 説得されないよ。 平沢がはめられた?何で?何でわざわざ犯人でっちあげるの? 詐欺事件や未遂事件起している平沢利用して見張っていながら実行した?そんな阿呆な。 平沢も組織が恐ろしく口をつぐんだ。あいた口がふさがらないね。馬鹿だね。 そんなありえない仮定を前提にしないと成立しないんだよ。 せめてもっと説得力のある仮説作ってから書き込んでね。 本当に平沢無実を考えるなら妄想ではない説得力のある仮説を作る必要があると真面目な人なら考える。 ふざせた陰謀論者はこないでくれよ。
327 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/25(日) 16:58:45 ID:hkGvxiMf
ソ連はアメリカに731などを始めとする大陸での戦犯の引渡しを強く 要求していたが、戦犯との裏取引をしたアメリカはこれを拒否。 日本軍の秘密研究の情報収集に努めた。 そういう事情があったから裏取引の事実がほころびを手繰って 表に出てくれては体面上大変に困る。それで、超法規措置が取られた。 別の銀行強盗犯を犯人ということに仕立てる代わりに、死刑には しないという裏取引が日本政府との間で口頭で結ばれたのであろう。
ただ残念ながら平沢単独犯説よりは説得力があるんだな、陰謀説は。 平沢一人であれだけの犯行ができるわけがない、と考えるのが 普通の人間の感覚で、米軍関与説をチンケな陰謀説と一蹴するのはどうか? 米軍が関与していなくとも、平沢一人でやれる犯行ではないだろう。 佐伯説が完璧に真実に迫っているかどうかは分からないが、 元中野学校出身者が日水会の会員で平沢と親しく、しかも人相も 平沢に似ていて重要参考人として取り調べられていた、という話は 単純に妄想とは片付けられないように思う。 それよりも、不思議に思うのは、少なくとも公には平沢単独犯で決着 している事件だから、それを信じている人にはすでに解決している 事件なはず。 だったらわざわざこんな掲示板覗いて事件の「真相」を期待する(?) のは矛盾しているように思うが? 今からどんな説が出て来ようと、捜査権もない一般人の推理など 「妄想」で片付けられるのは当り前の話なのでは?
326サンがGHQ関与説を100%ない、と断定している根拠が知りたいな。 旧731関係者の追及にGHQが圧力をかけたのは捜査関係者が 認めている歴史的事実。 まあGHQは捜査妨害しただけで事件自体には関わっていないという 理屈もなりたたなくはないが。 平沢が実行犯なら、なんで銀行の金を全部持って行かなかったのか、 という疑問がぬぐえない。 ここから、絵の代金として平沢に渡った同額だけを実行犯は奪った、 という説が出てくるわけだ。 翌日、小切手の換金に現れた男の人相も、平沢とは明らかに違っている。 断末魔のうめき声を挙げる被害者の頭を押さえ、 「don't speak!」と言ったという米兵の存在が怪文書にあるが、 案外真実の断片を伝えているように思える。
330 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 20:50:14 ID:l3z9Q7VE
331 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 20:54:06 ID:fZZrhSWB
>>328 >それよりも、不思議に思うのは、少なくとも公には平沢単独犯で決着
>している事件だから、それを信じている人にはすでに解決している
>事件なはず。
>だったらわざわざこんな掲示板覗いて事件の「真相」を期待する(?)
>のは矛盾しているように思うが?
そうそう、なんか最近、平沢単独犯説を必死になってここで唱える人の存在が気になっていた。
表向き、警察レベルではこの事件は平沢の単独犯で平沢があの世に真相を持っていったことで解決しているはずなのだ。
平沢単独犯説に異議を申し立てられると、今でも、とても困る勢力でもいるのか?・・とも思ってしまう。
それは陰惨な事件だった。銀行で多数の人間に毒を飲ませ金を奪う。 懸命な捜査の結果、過去に銀行で詐欺を働いた男が、事件で使われた名刺をもっていた。 さらに直前の未遂事件で使われた名刺も作成したことが目撃者の証言からわかった。 逮捕し、自白も得られた。出所を説明できない金も持っていた。 そこへ馬鹿な後輩刑事がやってくる。 327「先輩違うっすよ。GHQが戦犯かくまうための陰謀っすよ」 328「単独犯で決まりなんでしょ。それなのに疑うなんて本当は他に犯人いるんでしょ」 329「平沢に渡った額と同額の金を盗んで平沢はめたんですよ」 お前ら死ね。
333 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 20:56:23 ID:fZZrhSWB
平澤単独犯説をとる人は、 (1)毒物が何であったか? (2)毒物の入手経路は? についてどう考えておられるのか?
陰謀論者って馬鹿なの。 詐欺事件や未遂事件起している平沢利用して見張っていながら実行した?そんな阿呆な。 平沢も組織が恐ろしく口をつぐんだ。あいた口がふさがらないね。馬鹿だね。 毒殺の未遂事件準備した男がいて、その直後に毒殺事件が起こったらそいつが犯人だろう? 何で、そいつ以外の第三者がやったと思うの?陰謀論者は馬鹿なの? 何で、GHQや政府が犯人かばうと思うの?陰謀論者は妄想するの? 何で、その準備していた人間をはめるために、毒殺事件を起こし、同額の金を盗むの? トンデモな推理するの?病院から書いているの?
335 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/26(月) 21:18:27 ID:l3z9Q7VE
>>334 それはいいから早く偽証事件の背景を聞かせてくださいよ。
まさか平沢が獄中から指示したとか?
>>333 平沢はめられた人は、毒殺の未遂事件準備した男がいて、その直後に毒殺事件が起こって、
(1)そいつをはめるために陰謀準備などできたのか?
(2)そいつをはめるために陰謀する必要がいったいどこにあったのか?
についてどう考えておられるか?
電波は控えめに。
これは、青酸配糖体(アミグダリンなど)と その分解酵素(β-グルコシダーゼ)の作用を 戦後のどさくさにまぎれて人体実験したんでしょ アミグダリンはウメ、アンズなどに含まれ、これ自体は無毒だけど β-グルコシダーゼを作用させると、加水分解して猛毒の青酸が発生する 2薬剤を飲ませたらしいけど、片方がアミグダリンなどの青酸配糖体 もう一つがβ-グルコシダーゼ
計画は二重トラップ構成。 平沢は麻酔薬を使って行員を眠らせ金を奪う計画の一味。 平沢も、その仲間も毒殺するという意識はなかった。 2件の未遂事件は、結局行員が眠らずに失敗。 帝銀では平沢が勝手に単独で決行したと、仲間は思い込んだ。 ここが重要なポイント。 つまり平沢の仲間に、帝銀は平沢がやったと信じ込ませること。 帝銀当日、平沢を現場近くにおびき寄せ、アリバイを消失させる ことが第2のポイント。 これで平沢は絶対に真実を語ることができなくなってしまった。 (話せばよりいっそう真犯人らしくなってしまうというジレンマ)
339 :
312 :2008/05/26(月) 22:24:27 ID:???
互いに罵倒するのは、もういいから、下記を答えてください。 平沢氏犯人説派は、次の事をどう思っているのか?? (1)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 未だに特定できていない特殊な青酸化合物をどこから入手できたのか? (2)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 仮に16人全員に即効性の毒物を飲ませたら、最初の一人が薬物を飲んだ 直後に倒れる事で他の者はもう薬品を飲まなくなるので、遅効性の薬物 を全員に適量飲ませて、全員が飲んだ後に一斉に倒れる様に図ったという、 薬物の特殊性、適量の知識や取り扱い方法を何故知っていたのか? (3)椎名町支店での犯人は、薬物を被害者達に飲ませる手口に全く不自然さを 感じさせないほど薬物の取り扱いに習熟していたが、上述の如く平沢氏は 薬物の全くの素人であり、この犯人像の矛盾をどう説明するのか? (4)椎名町支店の被害者のうちの生存者が、帝銀事件の全裁判を通して、 「私が会った犯人は、平沢さんではありません!」 と帝銀事件の全裁判を通して証言している事や、薬物被害を受けなかった 未遂事件の目撃者達も誰一人として、平沢氏を犯人と特定 出来なかった事 をどう説明するのか? (5)捜査一課は犯人を特殊な薬物の知識と取り扱い経験のある、旧陸軍関係者 と推理し、その後、旧陸軍関係者が捕虜に薬品を投与すると称して、ビン に入った毒薬を上澄みの油分と下方の毒薬とをピペットで別々に抽出し、先 に自分で飲んでみせるという方法が、帝銀椎名町支店で犯人が犯行を行った 手口と完全に一致する事が捜査資料で確認されている事をどう説明するのか? (6)平沢氏は過去に銀行詐欺を働いており、小切手の取り扱い方法を知っている。 しかし帝銀事件の犯人は事件の翌日早朝ではなく、手配が回っている可能性の ある午後に小切手の換金に行っており、しかも小切手に住所、氏名を記入する 事を知らずに窓口の担当者から指摘されている。この換金犯人と平沢氏の犯人 象の違いをどう説明するのか? (7)換金犯と応対した担当者は、換金犯は平沢氏と人相が異なり、換金犯人を平沢 氏と特定出来なかった事をどう説明するのか? (8)筆跡鑑定は複数の鑑定者によってなされたが、その鑑定家の誰一人として犯人 の残した筆跡は平沢と同一の鑑定結果を出せず、鑑定家の一人は、犯人の鑑定と 平沢氏の筆跡とは異なるとの鑑定している事を、どう説明するのか?
>>339 (2)に関しては、
>>337 で書いたとおりです
薬剤は2種類、順番に飲ませてる
どちらが先かは捜査段階でGHQに待ったがかかった
薬剤単体では毒性はない
混ぜると青酸が発生する
ただ、β-グルコシダーゼは人体に含まれてるので
先に飲ませたのは、β-グルコシダーゼだと考えられます
341 :
312 :2008/05/26(月) 23:25:35 ID:???
互いに罵倒するのは、もういいから、下記を答えてください。 平沢氏犯人説派は、次の事をどう思っているのか?? (1)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 未だに特定できていない特殊な青酸化合物をどこから入手できたのか? (2)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 仮に16人全員に即効性の毒物を飲ませたら、最初の一人が薬物を飲んだ 直後に倒れる事で他の者はもう薬品を飲まなくなるので、遅効性の薬物 を全員に適量飲ませて、全員が飲んだ後に一斉に倒れる様に図ったという、 薬物の特殊性、適量の知識や取り扱い方法を何故知っていたのか? (3)椎名町支店での犯人は、薬物を被害者達に飲ませる手口に全く不自然さを 感じさせないほど薬物の取り扱いに習熟していたが、上述の如く平沢氏は 薬物の全くの素人であり、この犯人像の矛盾をどう説明するのか? (4)椎名町支店の被害者のうちの生存者が、帝銀事件の全裁判を通して、 「私が会った犯人は、平沢さんではありません!」 と証言している事や、薬物被害を受けなかった未遂事件の目撃者達も 誰一人として、平沢氏を犯人と特定 出来なかった事をどう説明するのか? (5)捜査一課は犯人を特殊な薬物の知識と取り扱い経験のある、旧陸軍関係者 と推理し、その後、旧陸軍関係者が捕虜に薬品を投与すると称して、ビン に入った毒薬を上澄みの油分と下方の毒薬とをピペットで別々に抽出し、先 に自分で飲んでみせるという方法が、帝銀椎名町支店で犯人が犯行を行った 手口と完全に一致する事が捜査資料で確認されている事をどう説明するのか? (6)平沢氏は過去に銀行詐欺を働いており、小切手の取り扱い方法を知っている。 しかし帝銀事件の犯人は事件の翌日早朝ではなく、手配が回っている可能性の ある午後に小切手の換金に行っており、しかも小切手に住所、氏名を記入する 事を知らずに窓口の担当者から指摘されている。この換金犯人と平沢氏の犯人 象の違いをどう説明するのか? (7)換金犯と応対した担当者は、換金犯は平沢氏と人相が異なり、換金犯人を平沢 氏と特定出来なかった事をどう説明するのか? (8)筆跡鑑定は複数の鑑定者によってなされたが、その鑑定家の誰一人として犯人 の残した筆跡は平沢と同一の鑑定結果を出せず、鑑定家の一人は、犯人の鑑定と 平沢氏の筆跡とは異なるとの鑑定している事を、どう説明するのか?
お前、人の話、聞いてないだろう・・・
343 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 08:37:54 ID:nSJI6Ier
ACHだろう。 アセトン・シアン・ヒドリン。 陸軍中野学校では、中国(上海)で捕虜を使って 帝銀と似たような毒殺実験をやっている。 その際の記録は遺棄されているので、進駐軍は 実際の人体実験記録を欲しかったのだろう。
終戦後だから捕虜は使えないので銀行強盗に見せかけて 一般人で人体実験したのか。 これが本当なら心底恐ろしいなぁ・・・
346 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/27(火) 23:58:06 ID:nSJI6Ier
GHQ関与説をユダヤ陰謀説と同次元に 見ている奴がいて、痛々しいな
348 :
312 :2008/05/28(水) 21:11:18 ID:???
同じ疑問点をUPしたのではなく、少しづつ更新、修正しています。
>>340 毒物の推測ではなく、その特殊な知識と取り扱い方法を、薬物の素人の
平沢氏が何故知っていたのかという事が疑問点です。
私も過去レスで書きましたが、未遂事件で使用された名刺の印刷屋が犯人の
人相と平沢氏の人相の特徴(顔の二つの老人斑)との一致をほぼ正確に記憶
している等、平沢氏が帝銀事件と全く無関係とも言い切れないという思いを
持っていますが、最近、このスレは平沢氏冤罪説が押し返してきている印象
があります。
349 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/28(水) 21:14:37 ID:IPmmODd0
歯医者が怪しい、とか言うのを図書館で読んだけれども、ほかの関連本で触れられてないのを見ると、いわゆる「電波」ないしは「トンデモ」本だったのかしら
他の本で触れられていないから信用できない、というのはちょっと短絡的かな。 電波だのトンデモだの、書かれている本の内容で判断すればいいだけのこと。 佐伯さんは、今までマスコミに全く登場していない民間人だから、余計そういう 目でみられるのだろうが、実際の取材は非常に綿密で、かなり説得力がある。 佐伯説で面白いと思ったのは、平沢が銀行を舞台にした詐欺事件の仲間と 2件の未遂事件を起こしたとの推理。 この未遂事件の実行犯が平沢だが、帝銀をやったのは別人で、その犯人を 仲間たちは平沢と思い込み、平沢自身は誰がやったのか見当がつかないという点。 これでは、平沢は事実を話せば2件もやったのなら当然帝銀もやっているはず、 と思われてしまうし、仲間の名を出せば彼らは口裏を合わせて平沢一人に 罪を着せるように仕組まれている。これでは平沢は絶対にに事実を明かせない。 平沢を含む詐欺仲間全員が帝銀実行犯の正体を掴めないという情況を 作り出したのが、計画の最大のポイントといえるだろう。
平沢は、逮捕直後は自殺を図ったりしていたが、死刑判決後は、真実には 一切口をつぐみながらも、再審請求を続けるとことで死刑執行だけは免れる ことに腐心し続けた。 判決後であっても、正木ひろしらが弁護人だった初期の段階で、平沢が事実 をありのままに告白してさえいれば、まだ別の展開があったかもしれない。 そうであったら、日本の戦後犯罪史は大きく塗り替えられていただろう。 日米関係にも、なんらかの影響があった可能性さえある。 「救う会」が、平沢を全くのシロ、完全な冤罪と断定して活動したがために、 彼らを頼るしかない平沢は、事実を告白することがいよいよできなくなって しまっていった。 いかに毒殺の実行犯ではないと主張したところで、2件もの未遂事件を やったのが自分となれば、世間がどう見るか。支援者にも見放されるだろう。 平沢は金の出処について嘘をつき続けるしかなかった。 「救う会」の活動は、平沢を死刑台に送ることは阻止したが、帝銀事件の真相を 闇に葬ることに結果的に手を貸したのは、なんとも皮肉なことだった。 これこそが、帝銀事件が他の冤罪事件とは根本的に性格を異にする所以である。
>>351 あ、わりと信憑性あるなあとは思ったのよ
ただ、ほかの本で触れられてないのが気になっただけ
それと、証言した人の念書みてーなのを載せてるところもなんか……
123便は撃墜された!みたいな珍説扱いされてるのかなーと思ってね
354 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/30(金) 23:03:09 ID:zlxVGizV
当時多くのBC級戦犯がいたが、連合軍からすれば憎むべき彼らを毒物の 実験台にしないで、何の罪もない多くの銀行員を餌食にした理由や如何? 平沢が帝銀事件直後にほぼ同額の大金を預けている。その大金の出所を 平沢が説明できていない。それが全て。
戦犯は戦争犯罪人として管理されているわけだから、謀殺するのは 一般人よりも難しいだろう。 平沢に渡った大金は、ずばり帝銀で奪われた金そのものだろう。 帝人実行犯は、平沢に渡すはずの絵の代金分と同額を奪って行き、 鍵が外れていて容易に持っていけるはずの大金庫の35万円には手を つけていない。 事件翌日、銀行に小切手を換金に行った男は、おそらく、事件発覚時に 食中毒事件と勘違いしてなだれ込み、混乱に紛れて盗んだ野次馬の一人 ではないかと思う。 銀行を舞台にした詐欺事件を行い、小切手の扱いにも慣れていた 平沢や、その仲間たちではないだろう。
356 :
341 :2008/05/31(土) 11:06:05 ID:gQa4Pa3V
>平沢が帝銀事件直後にほぼ同額の大金を預けている。
平沢が実行犯なら、状況証拠となる大金をわざわざ自分の口座に預けるだろうか?
どこかに隠すとか、貴金属に換えて隠すとか、分散して偽名口座に入れて隠し預金
とするとかの方が自然だと思えます。
わざわざ足のつくような自分の口座に事件直後に入金するから、平沢は嵌められた
とかの背景になるんですよね。平沢は脳の病気を患っていたから、正常な感覚を喪失
していたとかも有るかもしれませんが。
>その大金の出所を 平沢が説明できていない。それが全て。
判決後だったかどうか失念したけど、弁護士に春画を描いた報酬だと話してます。
でも春画の報酬と事件の被害金額が、ほぼ同額というのが偶然の一致にしては出来
過ぎているんですよね。
こういう点も、平沢が事件と全く無関係とも言い切れない点になっているんです。
ところで事件に詳しい方は、
>>341 の疑問点に答えて頂きたいのですが。
人間の記憶なんてあやふやな部分が多く、多くの思い込みが含まれノイズのない事件なんて存在しない。 注目集めた事件なんて報道合戦で色々すりこまれ、昔から、偽の犯人から何から面白おかしく作られる。 ちょっと現実を知っていればわかる。 れっきとした犯人がいるのに、ノイズにとらわれて真相を見逃す馬鹿が多いことに。 ノイズを取り除いて疑いのない事実。 未遂事件で目撃され、名刺も残し、アリバイもなく、自白して、説明できない金も持って。 実際に人を犯人にしたてようとするなら、動きを調べる、金を調べる、そうしたってうまくいくわけがない。 そんなに都合のいい平沢みたいな人間がいてくれて、それで犯人たちは成功したなんて本気で信じているの? そんなことないよね。平沢が犯人だよね。 理性があればそう考える。 それなのに、341みたいなどうでもいい枝葉末節から犯人じゃないなんて。病気は辛いの?
358 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/05/31(土) 17:45:03 ID:1aAD/pYj
元特務機関の者が企画して行った事件だとすれば、用意周到に仕組まれていても 当然だろう。
「救う会」にはイデオロギーや党派を超えて、各界から実に多くの有識者 が参加していた。 昔の会員名を見ると意外な人物が結構多くいる。 ほとんどは裁判結果に疑念を抱いたのが参加理由だったのだろうが、 ある政界の大物は、全く別の理由からこの「救う会」に参加していたという 疑念がある。
記憶のあやふやな人間の目撃証言を有罪の根拠に挙げるヴァカ発見!
>>357 偽の犯人から何から面白おかしく作られる文章は爆笑もの!
>>357
361 :
341 :2008/06/01(日) 15:14:25 ID:nT9ZCEri
双方で中傷し合うのはやめて、情報、意見交換に努めましょう。 私だって、平沢氏が全く事件に無関係とも言い切れないという思いがあります。
そうかなぁ? 全くの無関係か犯人もしくは共犯のどっちかだと思うが。 犯人じゃないのに無関係ではないって名刺の事か?
2件の未遂事件があるから話がややこしくなっているんだよ。 それと銀行詐欺事件もね。 平沢は銀行詐欺やった仲間から銀行員を眠らせて金を奪う 計画を持ちかけられ、それに乗った。 これが安田荏原、三菱中井、2件の奇妙な未遂事件。 その間に帝銀本番の毒殺人体実験の準備を進めてた連中が いて、その実行犯は平沢とも面識がある元陸軍登戸研究所 出身の男。この男は平沢に似せた変装を施して犯行を実行。 平沢は仲間に言葉巧みに事件現場付近におびき出され、 アリバイを消失させられた。 事件後は、遅れていた絵の代金を一括して平沢に送金。 このカネがずばり帝銀で奪ったカネそのものという周到さ。 金の出処を自供すると、2件の未遂事件も明るみとなり、 帝銀の実行犯ではないという言い訳ができなくなる平沢は どうすることもできず、獄中で自殺未遂。 あとはご存知のとおり。
364 :
341 :2008/06/02(月) 20:06:09 ID:0gOOjMXD
>>363 説得力の有る推理で概ね賛同できるのですが、疑問点として、
銀行詐欺事件の被害者は逮捕された平沢氏を見て、即座にそ
の時の犯人と断定できてるのに、未遂事件の行員達は平沢氏
を犯人と特定できていないんです。
未遂事件の行員達は毒物を飲まされていないので、椎名町支店で
の生存者の証言の様に、毒物の影響による意識混濁という理由付け
が通らないのです。
しかし、未遂事件で使用された名刺を作った名刺屋は、依頼人の
人相の特徴(顔の二つの老人斑)を正確に覚えており、その特徴
は平沢氏と一致する。
とすると、未遂事件における平沢氏の役割は、名刺を注文するだけ
の役割か、或いは名刺を注文したのも平沢氏に変装した別の男かも
しれない。
だとすると、平沢氏の帝銀事件における罪状は、未遂事件において
名刺を注文したという軽微な共犯になるので、それを隠す事で椎名町
支店での毒殺犯に仕立てあげられるのは割が合わないんです。
正直に、未遂事件で名刺を注文する役目をしましたが、椎名町支店での
毒殺は行っていませんと言った方が、目撃者達の証言とも一致するし、
平沢氏も死刑を免れる事ができるのは明白だと思えるんです。
今ある情報で、平沢氏の帝銀事件への関与が認められそうな証言は、
未遂事件の名刺注文者の人相との一致だけなんです。
繰り返し言いますが、銀行詐欺事件の被害者は平沢氏を犯人と特定
できているのに、椎名町支店の被害者の行員達だけでなく、毒物を
飲まされていない詐欺事件の行員達も平沢氏を犯人と特定できてい
ないんですよね。
未遂事件でも頬の特徴は見られたんじゃなかったっけ。 未遂事件名刺作っているのに犯人じゃないなんてとおらないな。 未遂事件に関与したのに。 事件で使われた、名刺持っているのに。 自白したのに。 アリバイないのに。 金を証明しなかったのに。 絵を売ったとかいうなら、一度や二度じゃないだろうし、周囲の人間に当たればおのずとわかる。 弁護士、救う会通じて証明なんていくらでもできた。 本当に売ってあの金を得ていたなら。そうじゃないからとぼけていた。常識。 陰謀論は妄想楽しいですね。 363とか、これだけの手がかりがあるのに、ありえない仮定、妄想でご苦労さまです。
「救う会」は平沢が一点の曇りもない無罪潔白であるとの立場で支援活動を進めていた。 この会の存在とその活動が、真犯人(グループ)にとって、実にありがたいものだった。 なぜなら「救う会」は平沢の死刑執行を阻止する唯一無二の存在であり、平沢はこの会に自分の命を 託していたといえる。 となれば平沢は、いまさら「2件の未遂は自分がやりました」などとはいまさら口が裂けても言えない。 従って、事件直後に入手した大金の出処も絶対に本当のことは告白できないわけだ。 「救う会」は、平沢が金の出処を言えないのは、狂犬病の予防接種の後遺症だとか、あの金は春画の 報酬だったので帝展無鑑査の画家というプライドから言えないのだとか、誰が聞いても苦しい言い訳 としか表現しようのない理由を持ち出している。 正木ひろしらが嘆いたように、金の出処さえ事実を話せば一発で無罪は確定するというのに。 (ただし、会員のほとんどは本当の金の出処は知らなかっただろう。) 「救う会」が平沢を完全無罪と信じる以上、頼るものが他にない平沢は事実を告白できないから、 真犯人たちはいつまでも安泰なわけだ。 この、真犯人(グループ)の意図を汲んで会の活動をしていた人物が、あの政界の大物だ。
すでに事件は解決してるというのにわざわざ陰謀妄想論を見るのを 日課にしているヒトが混じっていて、ほんとに楽しいな。このスレ(嘲笑
>未遂事件でも頬の特徴は見られたんじゃなかったっけ。 未遂事件でも椎名町支店でも頬のしみは見られていたかもしれないけど、 左顎に傷も見られてたと思います。 でも平沢には顎の傷はなかったんじゃなかったかな。 顎の傷については、はっきりした証言が無いので、頬のしみ の方が有効とされていたはず。 誰か、補足願います。
369 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/03(火) 19:54:21 ID:qFuYoSOI
>>367 完全に解決しているのならなんで歴代法相は処刑執行の判を押さなかったの?
この事件って当時の捜査では平沢単独犯ということで処理されたんだが、その辺が法務にも全く自信がなかったんだろ?
(1)平沢の単独犯か否か
(2)毒物は何だったか
(3)毒物の入手経路は
については全く不明瞭のまま事件の捜査は幕を引き、平沢が真相をあの世に持っていくことになった。
平沢単独犯にされたということで何か恩恵を被った個人あるいは勢力がいたはず。
>陰謀妄想論
GHQ関与説をユダヤ陰謀説みたいなのと同一視するのって・・?
よく読めよ。367は痛いレスを繰り返す約1名への皮肉だよ。 いまどき平沢単独犯説を信じてる人間なんかいないよ。 信じたい輩はいるだろうけどね。
@単なる青酸カリではなく青酸化合物をどのように入手し得たのか A毒物を行員に飲ませるまでの段取りのよさ B@およびAより薬物に知識がない人物にこのような犯罪がなしえるのか? C捜査方針の大転換 →当初は軍、医療関係者を主体に絞込み→いきなり画家の平沢? D平沢が得ていた大金の入手ルート →その気になれば捜査本部が明確にできたはずでは Eなぜ死刑が執行されなかったのか →アメリカから後年真相が出る恐れから?
373 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/05(木) 21:03:28 ID:BwurYxyj
>Eなぜ死刑が執行されなかったのか→アメリカから後年真相が出る恐れから? だとするとこの事件は戦後最大の冤罪事件か?
平沢は帝銀の実行犯ではないから、単純な冤罪事件ではないけどね。 平沢を他の冤罪被害者同様に見てしまうと、結果的に真犯人グループに 協力してしまうことになるのが、帝銀事件総体の最も奇怪で恐ろしいところ。 そういう意味では戦後最大級の事件とはいえるだろう。 平沢の死刑執行阻止のためには、多少の疑問点には眼をつむらねば ならなかったのは仕方ないかもしれないが、肝心の平沢の家族たちが 疑惑を口にしていて、完全無罪を唱える人々には賛同できないと言っていた わけだから、もっと事件全体に眼を向けた活動があってもよかったろう。 そういう視点があれば「左右を問わず幅広い層の人々を味方につける」と いいながら、真犯人グループに通じた人物が近くにいたことに気付いた かもしれない。今となっては繰言ではあるが・・・
341>> 真犯人を特定する証拠の無い事件だったので、 平沢:椎名町支店の被害金額とほぼ同額を事件後に預金しており、その金の合理的説明が出来なかった。 検察:薬物の素人の平沢氏が特殊な青酸化合物をどこから入手し、その特殊な知識と取り扱い方法を何故知っていたのかを説明できなかった。 の2点が、裁判の最終判決まで解決できなかった。 それ故に事件の真相が明らかにならず、平沢氏の冤罪の疑念が長く残る事となり、上述の椎名町支店の被害者で生存者の 3人の中の一人の女性が、警察での平沢氏の面通し、及び帝銀事件の全裁判を通じ、 「私が会った犯人は平沢さんではありません!」 と終始一貫して証言してた事が、歴代の法務大臣が平沢氏の死刑執行を命じる事が出来 なかった直接の理由となった。
376 :
341 :2008/06/05(木) 22:29:11 ID:9ssdPi2R
だから平沢単独犯説を真に受けている人間なんかいないって。 もしいたとしても、そいつらにとっては、もうとっくに終った事件だから、 こんな掲示板をわざわざ覗いたり書き込む必要など全く無い。 したがって、このスレの存在意義はひとえに確定判決の粗探しと、 真相を推理することにある。 平沢単独犯説をとなえているのは、ただの面白半分だろ。 相手にせずにいこうや。
だから毒殺未遂事件の実行犯の平沢が犯人じゃないなんて、(頬の特徴、二度も目撃され言い逃れできない) 事件をまじめに考えている調査分析している人間の中には誰もいないって。相手にされないって。 毒殺未遂犯人がはっきりしているのに、その後の事件が別の犯人だなんて、まともな理性のある人間なら思わないって。 したがってこのスレの存在意義は、ひとえに確定判決の粗探しと、 大嘘ぶっこいて無邪気な人をだまくらかして笑いものにすることにある。 未遂事件を起こしている平沢の動きを利用して本番の帝銀事件起こしたとか、 平沢も計画に参加していたが本番の事件は別の実行犯がいるとか、笑いながら珍説書き込んでいるだけだって。 このスレで平沢冤罪説をとなえている奴は、ただの面白半分だろ。 相手にせずにいこうや。
ほんと律儀な奴だな
380 :
341 :2008/06/08(日) 12:34:37 ID:s1QmIENy
平沢氏の家族は、私の記憶違いで無ければ事件後に平沢氏と絶縁 していたと思います。 平沢氏のアリバイは肉親の証言だから不採用になってるけど、 そのアリバイが事実ならば平沢氏は無実なのだから、肉親自身 が平沢氏の帝銀事件への関与を疑っていて、平沢氏と絶縁した という事と矛盾します。 平沢氏のアリバイを証言した、その他ならぬ家族が平沢氏と絶縁 するとは、そのアリバイは虚偽だった可能性が有りえるでしょう。 或いは、椎名町支店の事件の平沢氏のアリバイは事実でも、詐欺事件 を起こした事実や、未遂事件への関与の疑いから、家族は平沢氏を疑 っていたという事でしょうか? だとすると、やはり繰り返し指摘されているように、平沢氏は未遂事件 へは関与しているが、椎名町支店での犯行には関与していないという事 だと合理的に説明がつきます。
そこまで手の込んだことするかな。 平沢を嵌めるにしてもリスクが大きいような気がする。
平沢がいなければ、真犯人は旧陸軍関係者に絞られていたはず だから、いかに手間がかかろうと、替玉を作っておいた方が、 作らないよりはリスクが少なくなる。 帝銀本番では、全員を確実に殺害する計画だったから、本来は 替玉などいらないはずだが、万一生存者がいた場合を考えて、 スケープゴートを作っておく必要があったのだろう。 それで帝銀実行犯に似ている平沢を選び、未遂をやらせ、 帝銀の際にも銀行の近くにおびき寄せ、絵の代金として帝銀で 奪った金を渡しておいた。 平沢は自分がやった未遂事件を同じ犯行を誰かが挙行して しまったことに驚き、北海道に身を寄せる。 北海道で刑事と記念写真を撮った際にも表情を変え、刑事に 疑念を抱かせてしまう。
383 :
ガーデンハイツ :2008/06/10(火) 13:56:52 ID:qtWNlCVx
創価集団ストーカーのゴミは裏で妙な電波で大儲けしてないで即シネよ。コイツらは全国に拡がるターゲットを利用し、奴隷化計画の布石にしている。
384 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/10(火) 19:45:33 ID:0bFBYEnp
この事件は大日本帝国憲法下の旧刑法で裁かれた最後の刑事事件であった。 これ大きなポイント!
それ、よく言われるが、仮に現憲法下の事件であっても、 結果は同じだったと思うよ。 旧軍関係者の捜査はGHQの圧力でストップをかけられ、 かといって迷宮入りにするわけにはいかない。 他の容疑者は平沢以外にいなかったわけだから。
386 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/12(木) 10:09:07 ID:zGdceg/8
>>385 他の容疑者は、
731部隊の諏訪、
登戸研究所の名前忘れた、
中野学校の歯科医(名前知らない)、
の3人が重要容疑者と言われるよね。
登戸と歯科医の名前を教えてください。
387 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/12(木) 10:46:32 ID:zGdceg/8
篠田鐐陸軍中将。 で良いのかな?
歯科医は能口ヒロシとなってるが、 本名は野口博史じゃないかな? ひろしの漢字は違ってるかもしれない。
389 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/15(日) 19:13:37 ID:3JfGaYRe
白衣の男は、歯のホウロウ質にふれないようにして、 のどに流し込むようにして飲んでくださいといって 行内に居たものを指導して騙して殺した。 ここから犯人は歯科医あるいはそれに近い関係の者じゃないか という推測が起きた。
>>388 ほーっ
ソースと言うか根拠みたいなのあるの?煽りじゃなくて純粋に気になる
391 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/20(金) 06:24:55 ID:5kugmAiF
主権の無い時代にGHQの命令で捜査の方針を大転換させられたということが 歴代の法相には申し送り事項だったと言われるな。
721と関連づけたいだけの日本の外国、反日バサヨ脳
721ねぇ・・・
394 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/25(水) 23:06:15 ID:W7Yr5/YU
0721
395 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/06/28(土) 02:44:13 ID:g7BjESJV
ああ、テレビドラマ化されてたのですね。 あの毒殺シーンはトラウマ。 幼少期は、9時前には寝ていた。 ある晩のこと、寝入りばなに目が覚めたら、テレビがついていた。 画面には・・・ 男が皆を集めてなにかを飲ましてる。 舌を出してから飲むように指導していた。 飲む中には子供の姿も。 飲んだ途端に苦しみだす・・・ (捜査なのか取材なのか)転がった死体にカメラのフラッシュが。 この辺でまた眠りに落ちた。 あのドラマは1980年。 就学前に放送された土曜ワイド。 帝銀事件のことを知った時、その、幼い日に見た猛烈にコワい映像が真っ先に浮かんだ。
仲谷昇主演の長時間ドラマだね。 映画「帝銀事件 死刑囚」も結構面白いよ。 まあどちらも平沢完全無罪説だけど。 平沢関与説(ただし帝銀本番は別人)を ドキュメントドラマにしたら面白いかも。
397 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/04(金) 05:13:15 ID:Qq6ppX8f
仲谷昇主演の長時間ドラマ見てる人多いね。 平沢逮捕後の情報は、警察の誘導が入ってるから 全面的に信用できないけど、事件と無関係とは言 い難いな。 金の出所を説明できなかったのが命取り。 平沢をスケープゴートにした説が有るけど、平沢が 誰に犯行現場近くにおびき寄せられたとかを白状する 可能性だって十分あったと考えられるから、無理が有 る感じがする。 普通、凶悪犯罪でスケープゴートを仕立てた時は、その スケープゴートが口を割らないように、事件後に口封じ するんだけど、それもされていない。 難しい事件だ。 オズワルドは口封じで殺された可能性が高いよね。
「事件後に口封じ」というのは「ばらしたら殺す」という脅迫なのだろうが、 これは、一度捕まって当局の手の中に入ってしまうと逆効果となる。 「ばらさなければ俺一人が罪をかぶってしまう」という恐怖にかられ、 今度は取調べ官に迎合する心理状態に陥るわけだ。 帝銀事件の場合、平沢もその仲間も帝銀本番を決行した真犯人が 誰だか判っていない、というところが最大のポイント。 平沢は未遂事件を2件もやっている上、帝銀犯人が誰かはっきり 判らないので、未遂のことを話すと仲間たちの証言によって 自分が犯人に仕立てられてしまうことを最も恐れていた。 このような心理状態では検事の追及に辻褄合わせをすることも できす、ついに自殺未遂を図るに至ってしまった。 おそらく判決後、だいぶたってから事件の全容を掴んだだろうが、 「救う会」などによって「悲劇の冤罪事件」の主人公にまつり上げられ てしまい、ただ死刑にならないことだけを願っていたのだろう。
399 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/06(日) 08:44:12 ID:ukNj65FL
731部隊の諏訪 登戸研究所の篠田鐐陸軍中将 中野学校の歯科医、野口博史 事件後自殺した、諏訪の名前を教えてください。
松本清張とか嘘ばっかりとは聞いてましたが、それでも帝銀事件だけは陰謀があったと思ってました。 でもこのスレ読むと結局嘘だったんでつね。 398とかわけのわからない証拠も何もない憶測しかでてこないし。 平沢冤罪はこんな根拠のない話でスレを埋めるしかないんでつね。 こんな根拠で言っていたらどんな事件も全て陰謀であり、無罪になったしまいまつ。 平沢が犯人なんでつね。
401 :
341 :2008/07/12(土) 16:17:20 ID:gKdR88Z3
佐伯さんの本は説得力があるけど、米軍による人体実験説は同意しがたい。 もし露見したら、占領政策自体が崩壊しかねないし。 進駐軍は占領政策を順調に進めるために、天皇制でさえ容認したというのに。 人体実験するなら、他に無難な方法が有りえるのではないだろうか。 帝銀事件の様な大事件を起こさせなくても、中野学校の上海での人体実験の データを採用すれば大方済む事だし。
402 :
341 :2008/07/12(土) 16:36:50 ID:gKdR88Z3
731部隊の諏訪敬明(のりあき)軍医中佐 登戸研究所の篠田鐐陸軍中将 中野学校の歯科医、野口博史 この3人が候補者といろいろ言われてるけど、 登戸研究所の方面は、詳しい方がいたら教えて 下さるようお願いします。 諏訪は調査の結果、シロとされていますね。
人体実験説がアウト。 個人的犯罪なら、なぜ、犯人をかばったり、別人を逮捕したりしなくちゃいけないのか。 たかが、戦犯見逃してデータを押収したことを隠蔽するため? ナンセンスですね。 ますます、陰謀論は説得力がなくなりますね。
404 :
341 :2008/07/13(日) 17:34:05 ID:ieKMGN+8
未遂事件で残された、松井、山口の2枚の名刺から、 平沢の指紋は出ていないですよね。 犯人は素手で名刺を渡したのでしょうか? それとも手袋をしてたのでしょうか? その名刺に残されていた指紋こそが未遂犯を特定できる ブツなのに、意外と語られていないですよね。 私が知らないだけかもしれませんが。 それから、中野学校の上海での人体実験のデータは破棄 されていたようです。
諏訪中佐の顔は、犯人の似顔絵に全然似てないのだが
帝銀本番では全員殺害する計画だったが、生存者が出た場合を 考えて、実行犯によく似た平沢をアテ馬に使ったのだろう。 平沢が2件の未遂事件を自供すれば、帝銀だけはやっていない という言い逃れは通用しないだろうし、仲間たちの存在をばらした ところで、全員が平沢に罪をかぶせる証言をするだろうから、 いよいよ平沢には逃げ場が無くなる。 つまり、平沢の最大の弱点は2件の未遂事件をやってしまっている ことと、帝銀で盗まれた金を絵の代金として受け取ってしまったこと。 この2点があり、死刑回避を願う以上、平沢は絶対に真実を明かす ことができない。 「救う会」から「気の毒な冤罪被害者」として祭り上げられた以後は なおさらだったろう。 平沢が死刑になりたくないと願い、自分の助命のために東奔西走 してくれている支援者たちを裏切れない以上、死ぬまで貝になるしか 方法は無かったわけだ。
昔読んだ本で、事件で生き残った人をある歯科医の元へ連れて行って面通しさせたら 生き残った人がふるえだしてしまって、さりげなく治療を辞退して 歯科医を出てくるのにすごく苦労したなんていう下りがあった気がする。 歯科医がマスクをつけていたのが、(事件時もマスクをつけていた) 犯人の面相を判断するのに返って役立ったのではないかなんて。 あの下りを読んだときの恐ろしさが忘れられない。 作り話でないよね。。。
408 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/14(月) 23:53:24 ID:n11vyVWt
>平沢が2件の未遂事件を自供すれば、帝銀だけはやっていない >という言い逃れは通用しないだろう 警察は2件の未遂事件と帝銀事件を同一犯人の仕業と断定して いたから、平沢は未遂事件を自分がやったいえば、帝銀事件の 犯人と断定されてしまうから、自分が未遂事件の犯人である事 は口が裂けても言えなかったのは理解できる。 帝銀事件後に平沢は仲間達から、 「俺達の事を話したら、平沢が未遂事件をやったとばらす」 とか、 「帝銀事件も平沢がやったと全員揃って証言してやる」 とか脅されていたかもしれませんね。 >(事件時もマスクをつけていた) 帝銀事件では、犯人はマスクを付けていませんよ。 平沢が未遂事件の犯人ならば、残された松井、山口の 名刺から、何故平沢の指紋がでなかったのでしょう? ここに佐伯説の大きな弱点が有ります。 未遂事件の犯人が手袋をしていたというのは、聞いた事 がありません。
409 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/15(火) 01:32:49 ID:An1tDKaf
>>407 和多田進『ドキュメント帝銀事件』でしょ。
個人の印象に過ぎないけどね。
410 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/15(火) 07:21:43 ID:qaeb8mO4
洗脳・催眠術をかけられて 自分がやったように思い込まされていたらどうだろうか?
「ドキュメント帝銀事件」での面通しでは、歯科医が偶然マスクを かけて現れたので、目と鼻の上部だけを見ることになった。 いくらうまく変装しても両目と鼻の付け根部分だけは変えることは できないので、結果的にその部分を最初に見て犯人と確信した、 という内容だったと思う。 そして、興味深いのは、その帝銀生存者の女性が、歯科医を 「平沢にも似ている」と証言したこと。 さらに歯科医の指紋をとろうと色々やってみたがことごとく失敗 したという事実。 平沢に似た顔で同じ日水会会員で元中野学校出身の歯科医。 しかも重要参考人として取調べも受けた人物。 これがすべて事実なら、少なくとも平沢よりも何倍も帝銀犯人 にふさわしい人間であるとはいえるだろう。
412 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/16(水) 00:57:38 ID:tBg6i+40
歯科医の野口が、最初の重要参考人として調べられたなら、 帝銀事件は疑惑の大事件ではなく、早期解決も可能だった という事になります。 野口が指紋を取られる事を警戒して、指紋採取を成功させな かったという事は、警察が公表していたか未公表にしていた かは分からないが、犯人に直結する証拠として指紋を確保し てあるかもしれない事を非常に警戒していたという事ですよね。 それがいつの指紋なのか?? 帝銀で台所に残された茶碗の指紋なのかもしれないけど、知能犯 の真犯人が犯行前にお茶を飲んで指紋を残すとは思えない。 未遂事件でも、指紋が付いた名刺を残すような無用心な犯人とも 思えない。 だから仮に野口が真犯人だとしても、野口の指紋が物証になって 真犯人と特定されたかは分からないよね。 ただ野口が指紋を採取されるのを、非常に警戒していたという心象面での 疑惑は大きく残った。 しかし、佐伯氏の最初の本が出版された頃は、野口は存命だったの だから、マスコミが野口宅へ殺到して犯人あばきで大騒ぎになった と思えるのだけど、世間的には全く知られてないのは何故だろうか? 今からでも村田正子さんのインタビューを、マスコミが取ってくれ ないだろうか。 それから、平沢が帝銀事件の前年の日記を破棄していたとか、帝銀事件 の前日までの日記をインクで消していたという件は、平沢が事件と無関係 とはとても思えない印象を強くする。 しかし未遂事件で犯人が残した名刺から、平沢の指紋は出ていない。 いったい、平沢は事件とどう関わったんだ????
>>412 野口って歯科医今でも存命?
わかる奴いるかな?
>>413 とっくに亡くなっているよ。
この歯医者、佐伯氏(本名Tさん)の家の近所なんだよな。
「帝銀事件はこうして終った」の巻末インタビューに、その
いきさつが載っている。
帝銀の真相を本にして、なにかの脅迫はなかったとの
質問に、佐伯氏は特になかったと答えている。
佐伯氏が本を出版してマスコミが大騒ぎなどということは
なかった。
同インタビューでも佐伯氏自身が述べているように、そもそも
「疑惑」「疑惑α」は自費出版のせいかあまり売れていない。
自分は、「疑惑」が本屋に置いていないので佐伯氏に直接注文
したらすぐに届いて「代金は要りません」という書面が入っていた。
415 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/16(水) 22:08:31 ID:tBg6i+40
412=341>> あの世で野口、佐伯氏、平沢の3人が会って、 打ちあけ話ししてるかもね。 「実は、俺がやったんだよ」 「だろ、そうだと思ってたんだよ」 「なんで俺を嵌めたんだよ!おかげで、偉い迷惑だよ!」 「まあ、そう怒るな。あんただって先に2件やったんだから、似たようなもんだよ」 「台所の茶碗の指紋は、あんたのか?」 「気前よく約16万円も渡しやがって、知らずに預金しちまったじゃねえか」 「あんたの虎の絵は、それだけの価値があるからな」 「虎の絵は、やはりあんたが取り次いだのか」 「虎の絵なんか描くんじゃなかった。春画でも書いてた方が良かった」 な〜んちて。 マニアには分かる話でした。
んちて
>>414 サンクス! 和多田進『ドキュメント帝銀事件』の後で
『疑惑α』読んだけど、正直文章力が違うと思った。
『帝銀事件はこうして終った』は未読ですた。
帝銀の事件当日、平沢は仲間の手引きで、ずばり帝国銀行椎名町支店 に向かったのだろう。 ただし、彼に毒殺の目的意識はなく、あくまでも麻酔剤で行員を眠らせ、 大金を奪うことにあったのだと思う。 しかし、現場付近で仲間に計画中止を告げられ、そのまま帰宅した。 これで平沢のアリバイは消失し、その間に本番の毒殺が決行された。 平沢は日本堂その他の詐欺事件などを起こした仲間の誰かが実行し、 薬の量を間違えての犯行と思ったが、2件の未遂を自分がやっている上、 帝銀もやるつもりで出かけていったわけだから、どうしても真実を話す ことができない。 話しても仲間は口裏を合わせ、自分を犯人に仕立てるだろう。 おまけに、絵の代金として帝銀で奪われた金を受け取ってしまっている から、この金の出所も言うことができない。 真犯人にとっては、平沢がゲロしようがしまいが安泰だったわけだ。 しかも、自分の身は米軍の某機関が守ってくれている。 真犯人が重要参考人として取り調べを受けたがシロになったのは、 ひとえにこの機関の助力により、事件当日のアリバイが崩せなかった ことが最大の理由だろう。
換金するときタイフォされたらワロス
このスレは418や341の壊れた知障のレスで埋め尽くされるんですね。わかります。
>418 すごいですね。それだけの動きをしたグループの本人なり家族なりの証言があるのですね? 是非、教えてください。 それだけ印象的な動きをすれば漏れないはずがありません。そのときは言えなくても実はあの時みたいな。 アリバイ工作崩せなかった記録なり何なり手にしているのでしょう。楽しみです。 逆に証言がなければ、全くの妄想ですね。 まさかそんなことはないでしょうから期待しています。 404さんも教えてください。 なんらかの工作したグループの証言があるんですね? それをつかんでいるから自信があるんですよね?
確定判決で満足してる奴は、わざわざこんなスレ 覗きにくるなよ。 なんか心配事でもあるのか?
423 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/20(日) 12:02:33 ID:JI3uxTnM
マジで質問なんですけど、警察は未遂事件と帝銀事件は共に 平沢の犯行と結論づけていながら、未遂事件で残された山口、 松井の計2枚の名刺から平沢の指紋が出ていない事を、警察 や検察は捜査記録、裁判記録でどう説明しているのでしょうか? 紙面に付いた指紋は拭いにくいだろうから、名刺の保管状態が悪い から指紋が検出できなかったとかの理由なんて通らないでしょ。
平沢無罪。マジで
425 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/21(月) 10:37:59 ID:kuXGY84K
若干、疑問点を加筆します。 平沢氏犯人説派は、次の事をどう思っているのか?? (1)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 アセトン・シアン・ヒドリンと推測される特殊な青酸化合物をどこから 入手できたのか? (2)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 仮に16人全員に即効性の毒物を飲ませたら、最初の一人が薬物を飲んだ 直後に倒れる事で他の者はもう薬品を飲まなくなるので、遅効性の薬物 を全員に適量飲ませて全員が飲んだ後に一斉に倒れる様に図ったという、 アセトン・シアン・ヒドリンと推測される薬物の特殊性、適量の知識や取 り扱い方法を何故知っていたのか? (3)椎名町支店での犯人は、薬物を被害者達に飲ませる手口に全く不自然さを 感じさせないほど薬物の取り扱いに習熟していたが、上述の如く平沢氏は 薬物の全くの素人であり、この犯人像の矛盾をどう説明するのか? (4)椎名町支店の被害者のうちの生存者が、帝銀事件の全裁判を通して、 「私が会った犯人は、平沢さんではありません!」 と証言している事や、薬物被害を受けなかった未遂事件の目撃者達も 誰一人として平沢氏を犯人と特定 出来なかった事をどう説明するのか? (5)警察は安田荏原銀行、三菱中井銀行での未遂事件、及び帝銀事件は平沢氏 の犯行と断定していながら、その2件の未遂事件で犯人が遺した2枚の 名刺から、平沢氏の指紋が検出されていない事をどう説明するのか? (6)捜査一課は犯人を特殊な薬物の知識と取り扱い経験のある、旧陸軍関係者 と推理し、その後、旧陸軍関係者が捕虜に薬品を投与すると称して、ビン に入った毒薬を上澄みの油分と下方の毒薬とをピペットで別々に抽出し、先 に自分で飲んでみせ、第一薬を飲ませた後に、第二薬を飲ませる事でその場 に被験者を留まらせるという方法が、帝銀椎名町支店で犯人が犯行を行った 手口と完全に一致する事が捜査資料で確認されている事をどう説明するのか? (7)平沢氏は過去に銀行詐欺を働いており小切手の取り扱い方法を知っていたが、 帝銀事件の犯人は事件の翌日早朝ではなく、手配が回っている可能性のある翌 日の午後に小切手の換金に行っており、しかも小切手に住所、氏名を記入する 事を知らずに窓口の担当者から指摘されている。この換金犯と平沢氏の犯人像 の違いをどう説明するのか? (8)その換金犯が提出した小切手から、平沢氏の指紋が検出されていない事をどう 説明するのか? (9)換金犯と応対した担当者は、換金犯は平沢氏と人相が異なり、換金犯人を平沢 氏と特定出来なかった事をどう説明するのか? (10)筆跡鑑定は複数の鑑定者によってなされたが、その鑑定家の誰一人として犯人 の残した筆跡は平沢と同一の鑑定結果を出せず、鑑定家の一人は、犯人の鑑定と 平沢氏の筆跡とは異なるとの鑑定している事を、どう説明するのか?
426 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/21(月) 10:49:15 ID:kuXGY84K
マジで質問なんですけど、換金犯が提出した小切手から平沢氏の指紋が 検出されていない事を、警察や検察はどう説明していたのでしょうか? 小切手の紙面には犯人の皮脂が染み付くから、紙面に着いた指紋はそう 簡単には拭えないはずです。 色々調べてみたけど、未遂事件の2枚の名刺と換金された小切手の指紋 について言及している箇所が見当たらないんです。 私が知らないだけかもしれませんけど、遺留品の指紋は重要な証拠となる のに、意外と語られていないですよね。
>422 422のような馬鹿をおちゃくるためです。 悔しい?
428 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/21(月) 11:02:48 ID:kuXGY84K
帝銀事件翌日の小切手換金の際に、換金犯は手袋をしていた のならば、小切手の指紋の件は解決しますけど、手袋の有無 はどうなんでしょう?
429 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/22(火) 00:00:55 ID:p+4N4N4U
たぶん、指紋は強力な証拠になる事を犯人は知っていたんだろう。 まあ、平沢が事件直後に、奪われた金とほぼ同額の大金を持っていた。 この大金の出所を説明できていないのが致命傷。
平沢逮捕の名刑事w居木井警部補の伝記とかありますかね?
居木井と偽証事件の野村は知人関係か、 遠い親戚関係じゃなかったかな? 偽証事件は、平沢の絵の売買経路の調査の 課程からでてきた結果的にはデマ情報だったが、 証言者が居木井と知己の間柄だった事と、 この事件に関する、検察のあまりの手際のよさが どうしても引っかかる。 検察当局は、絵の経路をしつこく追及する森川らに、 決定的なマイナスのダメージを与えたかったのでは なかろうか? このことが逆に、平沢の描いた絵と帝銀事件がなんらか の形でリンクしていた事の証明に思えてならない。
歴代法相の何人かは、平沢の死刑執行命令書が上ってきたら 判を押していた、と言っている。 確かに、あれだけの残虐な大量殺人を犯した人間を執行せず して、何のための死刑制度か、という大儀に反論は難しい。 そこで、自民党の実力者のOが、平沢の死刑阻止に あれだけ懸命に活動していた意味が見えてくる。 Oは、まちがいなく米国筋の意向を受けて平沢を救う会の 活動に参加していたと思う。
433 :
◆Z4QuahB5rY :2008/07/22(火) 23:31:00 ID:mJOGmYHP
真犯人が陸軍登戸研究所の所長だった 篠田鐐陸軍中将だったって主張してるの、俺だけ? 結構、自信あるんだけどねえ。。。
434 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/23(水) 00:00:30 ID:KzdBcQhb
435 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/24(木) 00:46:23 ID:ViH1Muew
「オズワルドの単独犯ではない」ことが真実でも、 それでギャリソンの説が正しいと決まったワケではない 同様に、「731」が関わっていたことが事実でも 「真犯人は諏訪中佐」とか「占領軍の陰謀だ」とかいった説が正しいって決まったワケではない
当たり前の話をえらそうに言わなくてもよろしい
437 :
425 :2008/07/24(木) 21:38:37 ID:cyQ/rGH2
帝銀事件において、犯人は計4回姿を現している。 (1)安田銀行荏原支店にて未遂事件を起こし、@松井蔚の名刺を直接銀行員へ手渡して遺す。 (2)三菱銀行中井支店にて未遂事件を起こし、A山口二郎の名刺を直接銀行員へ手渡して遺す。 (3)帝国銀行椎名町支店にて、16人に青酸化合物を飲ませて12人を毒殺する。 (4)安田銀行板橋支店にて、C山口謙名義の小切手を直接銀行員へ手渡して遺す。 警察や検察は、上記4件を平沢氏の単独犯行と結論付けておきながら、上記@ACの 遺留品の名刺や小切手から、平沢氏の指紋が検出されていない事をどう説明するのか!?
438 :
◆Z4QuahB5rY :2008/07/24(木) 21:49:33 ID:CcYiSLXB
ゆっくりとカキコしていきます。 篠田鐐陸軍中将は、「死ぬ」ために事件を起こした。 但し、いわゆる「戦争犯罪人」としてではなく、 日本の法律に基づいて「死ぬ」ために。 恐らくね。
佐伯説では、平沢は替え玉として「キャスティング」され、未遂の2件は やったが帝銀本番は関与しておらず、2件の未遂も被害者がいない ので平沢は完全無罪という推理展開だった。 平沢が口を割らないのは、金の出所をばらすと未遂をやった仲間の 存在が明るみに出て、彼らから、平沢が真犯人であるとの集団偽証を やられてしまうから―という構造を述べている。 なるほど説得力のある推理ではあるが、平沢が帝銀本番に全く関係 ないのなら、どのみち死刑になるならと、仲間の存在を自白してしまう ように思える。 このことから、平沢は帝銀毒殺実行犯ではないが、毒殺計画にある 程度深く関わっていたのではないかという疑念が拭えない。 そして、帝銀当日も本番を決行するつもりで現場附近まで赴いた。 しかし直前に計画中止を告げられ、帰宅する。 このとき平沢に殺意があったのかなかったのか? 薬剤の分量によっては、命に関わるかもという認識つまり法廷用語で いう「未必の殺意」が平沢にあったのではないか? これがある故に平沢は真実を明かせないのではなかろうか? むろん、仲間から分け前として帝銀で奪われた金を受け取っている ことと、すでに2件の未遂事件を起こしている事実もあったろうが。
440 :
425 :2008/07/25(金) 20:12:46 ID:g9YGHFFA
>すでに2件の未遂事件を起こしている事実もあったろうが。 帝銀事件において、犯人は計4回姿を現している。 (1)安田銀行荏原支店にて未遂事件を起こし、@松井蔚の名刺を直接銀行員へ手渡して遺す。 (2)三菱銀行中井支店にて未遂事件を起こし、A山口二郎の名刺を直接銀行員へ手渡して遺す。 (3)帝国銀行椎名町支店にて、16人に青酸化合物を飲ませて12人を毒殺する。 (4)安田銀行板橋支店にて、C山口謙名義の小切手を直接銀行員へ手渡して遺す。 警察や検察は、上記4件を平沢氏の単独犯行と結論付けておきながら、上記@ACの 遺留品の名刺や小切手から、平沢氏の指紋が検出されていない事をどう説明するのか!?
銀行強盗をやろうとする人間が遺留品に指紋を残すような ヘマをするわけがない。 帝銀翌日の小切手換金をしたのは犯行一味ではないだろう。 金融機関を舞台にした詐欺を繰り返していた連中が、すでに 手配されている危ないブツを持ってノコノコ捕まりに行くような ことをするはずがないし、裏書を知らないこともありえない。 むろん平沢も同様。 安田板橋に現れたのは、事件発覚直後、帝銀になだれ込み、 どさくさに小切手をくすねた野次馬と考えるのが妥当だろう。 あるいは、犯人(一味)が操作かく乱目的で逃走中に捨てた ものを拾った一般人かもしれない。
442 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/26(土) 10:22:41 ID:e4gp4oho
安田銀行板橋支店で換金された小切手の裏書の筆跡と 平沢氏の筆跡が似ているのも、平沢有罪の理由の一つ となったので、もし換金犯が犯人達とは無関係ならば ずさんな捜査です。 遺留品3件の指紋こそが、平沢氏が事件に関与していた かどうかの決め手になるのに、何故語られていないのか 疑問です。 犯人が手袋をしていたという証言は無いですよね? あったら、その疑問は全て解決しますが・・
疑惑の歯医者は指紋を消しているんだったよね。 当時の技術(?)で指紋を消すなんてことができたんだろうか? 指紋はあるが、物に触っても検出されないような加工を指に 施していたのかもしれないね。
安田銀行では、犯人が名刺を回収していた。 未遂事件はそもそも被害が出ていなかったから碌に証拠保全されていない。 帝銀の大騒ぎの後で初めて発覚した話でその前は誰も気に留めていない。 事件でも何でもないから証拠がない。 帝銀事件では犯人は指紋残さなかった。 ちょっと調べればわかる事で大騒ぎする442は池沼。 いい加減スレ汚しということで自重しろ。 何で碌に調べもせずに糞レス連発できるの? 何で碌に調べもせずに糞レス連発できるの? 何でちゃんと常識考えてる441とかに対して馬鹿な442の方が偉そうなの? 何で馬鹿なの?
445 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/26(土) 20:23:03 ID:e4gp4oho
440と442は別人?
447 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/07/26(土) 20:42:35 ID:e4gp4oho
追記: 犯人が名刺回収したのは、安田銀行ではなく帝銀椎名町支店です。 より正確に言うと、帝銀での犯行後に犯人の渡した名刺が無くなって いたので、支店長代理が名刺を紛失したのか、犯人が回収したのかは 断定されてはいません。
448 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/10(日) 03:16:01 ID:4SoI0dHz
hoshu
449 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/16(土) 23:06:16 ID:JEQO+1Ym
保守
450 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/17(日) 19:11:19 ID:v4uoLUX+
平沢の家族が、名刺の皮脂のDNA鑑定を再審請求するのは可能でしょうか? あるいは、遺留物の犯人が口をつけた湯飲み茶碗のDNA鑑定は? 平沢が持っていた大金の出所を、春画を売った大金だったとして、再審請求 するよりも説得力があるのでは。 もちろん、やぶ蛇になる可能性も大いにあるのでしょうが。
古すぎて無理じゃないかな
452 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/25(月) 15:14:04 ID:QxTwgy7n
米軍の一部の秘密工作を行う部所の者が、秘密裏に人体実験を行う為に 暴走して、銀行強盗事件にかこつけて犯行を実施、GHQ内部でその ことが判明すると、国際的にも問題となるのでもみ消し工作を行った。 GHQは当時は超権力であって、日本側はだれもその指令に逆らえなか った。そういった経緯が口伝えで伝わって、歴代法相は死刑を先送りに したと噂されていた。
捜査段階でGHQの圧力があったことと、法相が死刑執行命令に判を 押さなかったことは事実その通りだと思う。 というか本当に平沢の単独犯行と信じている国民は昔も今も少ないだろう。 (頑迷な法曹関係者とこのスレにいる有罪論者くらい?)
454 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/08/30(土) 04:56:39 ID:SNz7uTA2
平沢の供述調書の中に、事件当日に平沢は明確に第三者の指示で現場に向かった 事を意味する供述をしてるんだけど、平沢は虚言が多かったから、その供述は信憑性 を疑われて審理されなかったんだろうな。
455 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/04(木) 22:16:42 ID:R75qIuAc
下記の遺留品の指紋について言及している資料が見つかりません。 誠に申し訳ありませんが、事件に詳しい方は下記について解説をお願いいたします。 帝銀事件において、犯人は計4回姿を現している。 (1)安田銀行荏原支店にて未遂事件を起こし、@松井蔚の名刺を直接銀行員へ手渡して遺す。 (2)三菱銀行中井支店にて未遂事件を起こし、A山口二郎の名刺を直接銀行員へ手渡して遺す。 (3)帝国銀行椎名町支店にて、16人に青酸化合物を飲ませて12人を毒殺する。 (4)安田銀行板橋支店にて、C山口謙名義の小切手を直接銀行員へ手渡して遺す。 警察や検察は、上記4件を平沢氏の単独犯行と結論付けておきながら、上記@ACの 遺留品の名刺や小切手から、平沢氏の指紋が検出されていない事をどう説明するのか!?
456 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/06(土) 12:43:17 ID:u1SqklNz
犯人が、指紋を残したらヤバイと感じるだけの知性をもっていたんだろう。
457 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/06(土) 15:07:23 ID:YHYeCgat
刑務者の中で68歳になった平沢さんは50年前の18歳当時の自分の自画像を書いたんです 絵の専門家によると、この絵の人物は仮面もしくは化粧をしていて本当の自分の素顔ではないとの評価です
20年ほどまえ、未解決事件や奇妙な事件、衝撃的な犯罪の特集がテレビでやってたが、 カツゼツが悪いナレーターだったせいか、ペンギン事件と聞き間違えた。
459 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/08(月) 19:02:45 ID:lvprF4gX
ペンギン事件は笑わしていただきました。
460 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/08(月) 20:25:39 ID:Oapwl0zF
帝銀事件における全国の平沢さんへの影響 ・「死刑囚」とか有り難くないあだ名をつけられた ・「じいさん画家だった?」と聞かれた ・現代史の授業で帝銀事件が出た時、一斉に視線が注がれた ・「じいさん気の毒だね」と同情された どれか1つは当てはまるはず
461 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/08(月) 22:33:07 ID:ohRM/peX
犯人は緑志保
462 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/13(土) 06:12:43 ID:d1xlDhIv
盗まれた金が、事情を知らない大物政治家に裏金として渡されていたりすると、 それを解明するわけに行かずに、別の犯人を仕立てる必要が生じることになる。
463 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/13(土) 22:41:46 ID:G5bUGU3X
生還した女子行員は担当していた新聞記者の一人と結婚した
464 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/14(日) 23:18:46 ID:zVTLIRHN
村田正子さん
>>463 「私が会った犯人は平沢さんではありません」
と全裁判を通じて首尾一貫して証言し、平沢の死刑執行
を阻んだ、検察の最大の難関となった弁護側証人。
夫となった新聞記者は平沢無罪を主張していたので、
村田さんは夫である新聞記者の考えの影響を受けた
とも言われていた。
村田さんは、それを否定している。
465 :
455 :2008/09/14(日) 23:26:00 ID:zVTLIRHN
最近、話題に広がりが見られないのが残念。
466 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/15(月) 04:25:39 ID:IALBlLOH
小切手換金したやつは、犯人ではないね
467 :
遠藤弁護士は感じていた。 :2008/09/15(月) 19:56:49 ID:4v3pg4mq
湯飲みに付いた唾液のDNAを鑑定してみろや。
468 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/15(月) 23:28:26 ID:YJsqoJ3n
>>467 帝銀事件で犯人が先に薬品の上澄みを飲んだ湯飲みは、
犯人が回収したらしく、遺されていません。
同じく帝銀の台所にあった湯のみは、犯人が使った物か
断定されていません。
帝銀事件の生き残り証人たちは、犯人が銀行に入ってきた
後、湯のみでお茶を飲んだとは証言していません。
だから台所に遺されていた使用者不明の湯飲みは、事件とは
無関係でしょう。
犯行前に素手でお茶を飲むような迂闊な犯人ではないし、仮に
犯行に使った湯飲みなら、わざわざ中を洗って台所に置いていく
様な事はしないでしょう。
俺は趣味でテンペラ画を描いたり補修するのだが、科学者とはいかないまでもある程度スポイト等で薬品を量ったりもする。 当然彼にもアマチュアの俺以上のスキルが有ったと思うのだが…
スポイトでなく駒込ピペットだよ。 両者は似て非なるもの。
471 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/18(木) 19:50:30 ID:b3lrDUyY
田中邦衛が丁寧だった態度を豹変させていきなり逮捕するシーンが 印象的>ドラマ版
画家もスポイト使うというので平沢に実演させてみたら 医者の持ち方とは全然違っていた、とかいう話だろ。 スポイト使うというだけでは状況証拠にもなにもならないよ。
474 :
テキサス閥 :2008/09/21(日) 14:11:47 ID:gsIIdaNa
ピペットとかの医療器具の取扱書を平沢が読んでいなかった、という証明はされて いない。
ようするに冤罪説の要は「検挙された容疑者(平沢)が当初の『見込捜査』の見込んだ犯人像と違う」という事なんだな。 この手の人間は日頃は「見込捜査は冤罪の温床」てなことを執拗に繰り返してるくせに、このご都合主義には開いた口 がふさがらん。 平沢は自供した後も青酸の出所については「レ・ミゼラブルの大僧正の御慈悲を」とか言って話そうとしなかったらしい。 だが当時の検事が平沢の死後、朝日新聞に語ったところによると捜査当局は、青酸は平沢の娘が自決用に配られた ものを満洲から持ち帰ったものであると突き止めていたという。 親族に累が及ぶのを恐れて語ろうとしない平沢の心情を慮って、あえて公判で出所を明らかにしなかった「温情」が仇に なったのかもしれないとの事。 一般にこの手の「冤罪」事件で出てくる情報は「冤罪」を主張する側からのものばかりであって、特に判決確定後に当局 サイドが何かを語るという事は再審請求法廷などを除いてまずありえない。 この元検事の話も平沢の死後になって初めて語られたものだからな。
そもそも青酸が犯行に使われたという警察・検察・裁判所の認定そのものが おかしいという話はスルーなんだね。
そもそも「青酸が犯行に使われたという警察・検察・裁判所の認定そのものが おかしい」などという話自体がおかしい。
取説読んだくらいであれだけ手際よく犯行できれば世話ないな。 画家なら青酸カリくらいは入手できたかもしれないが、帝銀で使われた毒物は 青酸カリではない。 旧軍関係者しかその存在を知らないはずの青酸化合物を使用し、致死量ぎりぎり の分量を手際よく分配するという行為を、ド素人の平沢が実際にやれたのかどうか?
旧軍関係者しか存在を知らないはずの青酸化合物とか、致死量ぎりぎりの分量を手際よく分配したとか そんなの全部妄想だよ。 単なる見込み捜査段階の根拠に乏しい想定が独り歩きして肥大化しただけのもの。 帝銀以前の未遂事件で致死量がわからず1人も殺せなかったので、帝銀では残り全部ぶちこんだらバタ バタ倒れたので、あわてふためいて目についた現金と小切手だけ奪って遁走しただけのこと。
みんなが証言してることとして 犯人が「消毒薬」を飲むのを実演して見せた、 ていうのがあるんだけど、伝え聞く平沢像とは結びつかない。 相当剛胆でないと、自分が死ぬかもしれない実演を トリックに気づかれないようにやりきるのはむずかしいと思う。 ここまで手をかけて犯罪を犯す動機というか意味がわからないんだよね。
>>480 もちろん犯人は被害者と同じものを飲むフリをしただけで、毒を飲んでなどいない。
これは単に相手を騙して毒を飲ませる詐術のテクニックであり、薬の専門知識なととは関係がない。
プロの詐欺師ならこのくらい造作もなくやってのけるだろう。
そして平沢が詐欺師であったのは明白な事実。
482 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/23(火) 08:26:04 ID:1ri49R1O
平沢は金に困っており、過去の銀行詐欺は金目当てだったのに、 帝銀では犯人はわずかな金額しか奪っていない。 ここに平沢の過去の銀行詐欺と、帝銀椎名町での犯行との、 犯人の動機の矛盾がある。 椎名町での犯人は金庫の金に手をつけずに立ち去った事からも、 犯人は金目当てでは無い事は間違いないだろう。 故に、帝銀椎名町での犯人は別の目的での犯行と考えられる。
483 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/23(火) 08:48:36 ID:1ri49R1O
>帝銀以前の未遂事件で致死量がわからず1人も殺せなかったので、 それは絶対に違う。 未遂事件で消毒薬を飲まされた行員達は、口内になんの刺激も無かった ので、飲まされたのは致死量以下の薬品ではなく、ただの水であろうと 思われ、未遂事件ではなく予行演習だと言われている。 致死量以下であっても、青酸化合物なら強い刺激がある。
484 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/23(火) 08:58:05 ID:1ri49R1O
>帝銀では残り全部ぶちこんだらバタ バタ倒れたので、 >あわてふためいて目についた現金と小切手だけ奪って >遁走しただけのこと。 これは真犯人が誰であれ、犯行後にあわてて逃げ去った 事は充分考えられるので、同意できる面もある。 いずれにしても、犯行に使用されたのは即効性の青酸カリ ではなく、遅効性の青酸化合物だったのは事実なので、 平沢の娘が自決用に持ち帰った物とは異なることは明白。 その遅効性の青酸化合物が旧陸軍の中野学校や登戸研究所 で開発、使用されていたものと効果や使用方法が一致する けど、それらと平沢との接点が無いんだよ。
485 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/23(火) 09:27:52 ID:1ri49R1O
>>475 >>479 最近、レスが復活してきたので、下記についてどう思われているのか、
ご意見を伺わせてください。
平沢氏犯人説派は、次の事をどう思っているのか??
(1)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、
アセトン・シアン・ヒドリンと推測される特殊な青酸化合物をどこから
入手できたのか?
(2)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、
仮に16人全員に即効性の毒物を飲ませたら、最初の一人が薬物を飲んだ
直後に倒れる事で他の者はもう薬品を飲まなくなるので、遅効性の薬物
を全員に適量飲ませて全員が飲んだ後に一斉に倒れる様に図ったという、
アセトン・シアン・ヒドリンと推測される薬物の特殊性、適量の知識や取
り扱い方法を何故知っていたのか?
(3)椎名町支店での犯人は、薬物を被害者達に飲ませる手口に全く不自然さを
感じさせないほど薬物の取り扱いに習熟していたが、上述の如く平沢氏は
薬物の全くの素人であり、この犯人像の矛盾をどう説明するのか?
(4)椎名町支店の被害者のうちの生存者が、帝銀事件の全裁判を通して、
「私が会った犯人は、平沢さんではありません!」
と証言している事や、薬物被害を受けなかった未遂事件の目撃者達も
誰一人として平沢氏を犯人と特定 出来なかった事をどう説明するのか?
(5)警察は安田荏原銀行、三菱中井銀行での未遂事件、及び帝銀事件は平沢氏
の犯行と断定していながら、その2件の未遂事件で犯人が遺した2枚の
名刺から、平沢氏の指紋が検出されていない事をどう説明するのか?
(6)捜査一課は犯人を特殊な薬物の知識と取り扱い経験のある、旧陸軍関係者
と推理し、その後、旧陸軍関係者が捕虜に薬品を投与すると称して、ビン
に入った毒薬を上澄みの油分と下方の毒薬とをピペットで別々に抽出し、先
に自分で飲んでみせ、第一薬を飲ませた後に、第二薬を飲ませる事でその場
に被験者を留まらせるという方法が、帝銀椎名町支店で犯人が犯行を行った
手口と完全に一致する事が捜査資料で確認されている事をどう説明するのか?
(7)平沢氏は過去に銀行詐欺を働いており小切手の取り扱い方法を知っていたが、
帝銀事件の犯人は事件の翌日早朝ではなく、手配が回っている可能性のある翌
日の午後に小切手の換金に行っており、しかも小切手に住所、氏名を記入する
事を知らずに窓口の担当者から指摘されている。この換金犯と平沢氏の犯人像
の違いをどう説明するのか?
(8)その換金犯が提出した小切手から、平沢氏の指紋が検出されていない事をどう
説明するのか?
(9)換金犯と応対した担当者は、換金犯は平沢氏と人相が異なり、換金犯人を平沢
氏と特定出来なかった事をどう説明するのか?
(10)筆跡鑑定は複数の鑑定者によってなされたが、その鑑定家の誰一人として犯人
の残した筆跡は平沢と同一の鑑定結果を出せず、鑑定家の一人は、犯人の鑑定と
平沢氏の筆跡とは異なるとの鑑定している事を、どう説明するのか?
青酸化合物による青酸中毒というのは、飲み込んだ青酸化合物が胃液と反応して発生する青酸ガスを 吸引したことによって起こるものであり、必ずタイムラグが発生する。 仮に第1液に青酸が仕込まれていたとして、第2液を飲むまでの1分足らずのタイムラグをもって遅効性の 青酸化合物というのなら、青酸カリであれ青酸ソーダであれ、どんな青酸化合物もすべて遅効性という事 になる。 犯行に使われたのは明らかに即効性の青酸化合物であり、「遅効性の青酸化合物」のなるものは、その 辺の誤解に基づく幻の存在にすぎない。
487 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/23(火) 10:13:30 ID:1ri49R1O
>仮に第1液に青酸が仕込まれていたとして、第2液を飲むまでの1分足らずのタイムラグをもって それは、事実誤認。 帝銀椎名町で使用された青酸化合物が遅効性と言われる最たる所以は、被害者全員が第一薬を飲み、 その後に強い刺激に戸惑いながらもその場に留まり第二薬を飲み、その後、被害者の一人が、 「うがいをしていいですか?」 と、むせかえりながらも犯人に聞き、 「いいですよ」 と回答をもらってから、全員が先を争うように流し場へ行き、うがいをし、その後に ばたばたと倒れ始め、人によっては自分の席に戻ってから椅子に座った状態で絶命して いる。 つまり、第一薬を飲んでから、その場に留まり第二薬を飲み、その後、犯人と会話したり、 うがいをしに先を争うように急いで台所に移動する運動能力と、延べ数分間の時間を確保で きていた事が、遅効性の薬物と言われている所以です。 それから倒れるまで数分を要している村田正子さんが、時々気絶しながらも外へ這い出て 助けを求めた症状の現れ方も、アセトンシアンヒドリンの症状の現れ方と一致する事が 確認されています。
>>485 (1)(2)(3)、そもそも「特殊な青酸化合物」など初めから存在していないし、犯行に薬物の専門知識など必要無い。
必要だったのは相手を騙して毒を飲ませる詐術だけ。
(4)、他の目撃者や生存者があらかた平沢が犯人であると証言し、特に名刺屋などは2つの痣という具体的な特徴
まで指摘して「平沢に間違いない」と証言しているのはどう見るのか。
なお、最後まで否定した生存者は夫がマスコミ関係者で、その報道姿勢に影響されたとの話もある。
(5)(8)、単に指紋から足がつく可能性を警戒しただけの事でしょ。
(6)、こんなもの相手を安心させ、騙して毒を飲ませるための詐術にすぎない。
軍と詐欺師が同じ詐術を使ったからとて、何の不思議もない。
そもそもこの手口が軍のオリジナルであったかどうかもわからない。
(7)、大量殺人を犯した後であり、動?してヘマをしただけ。
(9)、窓口対応で1日何百人も訪れる相手の人相を、貴方はいちいち克明に記憶していられるのか ?
私には無理だ。
(10)、そもそも犯人のものとされる筆跡資料が圧倒的に少ないのだから、同定できないのもやむを得ない。
>>487 かつて「青酸コーラ事件」というのがあった。
あの事件の最初の被害者はコーラを飲んですぐ吐き出し、その後水道水でうがいをしたのち突然倒れている。
飲んでから倒れるまで5分くらいのタイムラグがあった。
繰り返し書くが、青酸中毒は飲んだ青酸化合物が胃液と反応して発生する青酸ガスを吸入してやられるので
あって、必ずタイムラグが発生する。
青酸ニトリルが遅効性と言われるのはこれが胃酸中で安定で、その後水やアルカリ液を飲む事で反応が促進
されるトラップのような性質を持つからで、第1液を飲んで1分以内に第2液を飲ませるなどという使い方では青酸
ニトリルである意味がない。
いずれにしろこの事件での青酸化合物は速攻で効いているのであって、青酸ニトリル(アセトンシアンヒドリン)が
使われたとする根拠など全くない。
490 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/23(火) 12:44:17 ID:1ri49R1O
485
>>488 事実誤認が非常に多い。
>そもそも「特殊な青酸化合物」など初めから存在していないし
被害者の嘔吐物の保存状態が悪かった事もあり、毒薬が青酸系であった
事はわかるが、具体的に青酸カリなのか、他の青酸化合物なのかが鑑識
では特定されなかった。
それ故に、犯行開始後から自分の席で絶命している被害者までの推定
時間から、薬物の効果に数分間を要している事から、即効性の青酸カリ
(それでも1分間は要する)ではなく、遅効性の青酸化合物である事が
事後検証で明らかになっている。
後は、
>>487 を参照の事。
>名刺屋などは2つの痣という具体的な特徴
>まで指摘して「平沢に間違いない」と証言しているのはどう見るのか。
名刺屋の証言は犯人を特定するものではなく、似ているというもの。
しかも、名刺屋の作った名刺は未遂事件に使われたもので、帝銀椎名町
で使われたものではない。
未遂事件と椎名町支店とは別の犯人によるものとすれば、名刺屋の証言
は椎名町支店の傍証として成立しない。
491 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/23(火) 12:46:14 ID:1ri49R1O
485
>>488 >最後まで否定した生存者は夫がマスコミ関係者で、その報道姿勢に影響されたとの話もある。
村田正子さんは、将来夫となる新聞記者が平沢無罪説を展開する前の、平沢が重要容疑者として逮捕された
直後に警察で面通しを行った時の証言でも、「平沢さんは私が会った犯人ではありません」と否定している。
>(5)(8)、単に指紋から足がつく可能性を警戒しただけの事でしょ。
これこそ、最大の疑問。
犯人が、未遂事件を含め椎名町までの一連の犯行時に手袋をしていたとの証言は無い。
素手で名刺や小切手を手渡していながら、何故平沢の指紋が検出されないのか??
(素手に何かを塗って指紋をカモフラージュしていたなら、私の主張は取り下げます)
>(6)、こんなもの相手を安心させ、騙して毒を飲ませるための詐術にすぎない。
近くで伝染病が発生した。
消毒薬を飲んでください。
自分が薬物の上澄みだけ、先に飲む。
そこまで完全に一致する事を、作為無しの偶然だと言うのか???
>(7)、大量殺人を犯した後であり、動?してヘマをしただけ。
想像を絶する程の知能犯と思われる帝銀椎名町事件の真犯人が、
いかに動転していたとはいえ、手配の廻っている可能性の高い、
事件翌日午後に換金にいくか???
>(9)、窓口対応で1日何百人も訪れる相手の人相を、貴方はいちいち克明に記憶していられるのか ?
私には無理だ。
行員は、小切手換金に訪れた人物が、自分の住所、氏名を記載していなかったので、やりとりがあり、
犯人の容姿を記憶しており、その犯人の用紙が平沢とは異なっている。
>(10)、そもそも犯人のものとされる筆跡資料が圧倒的に少ないのだから、同定できないのもやむを得ない。
これも、事実誤認。
筆跡鑑定は、右利きの人物が筆跡をごまかすために左手で書いても、書いた人物を特定できる。
筆跡資料の多い、少ないとは関係なく、筆跡鑑定可能です。
492 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/23(火) 12:51:05 ID:1ri49R1O
>(9)、窓口対応で1日何百人も訪れる相手の人相を、貴方はいちいち克明に記憶していられるのか ? 私には無理だ。 行員は、小切手換金に訪れた人物が、自分の住所、氏名を記載していなかったので、やりとりがあり、 犯人の容姿を記憶しており、その犯人の用紙が平沢とは異なっている。 用紙→容姿に修正します。
>>490 全く反論になっていない。
何度も書いたが数分程度のタイムラグは通常の青酸化合物で起こりうるものであり、「特殊な青酸化合物」が
使われたとする根拠など全くない。
念のために書くが、平沢の冤罪を主張するなら主張する側が「犯行に使われたのは特殊な青酸化合物であり
通常の青酸化合物ではない」ことを証明する必要がある。
そしてそれを証明する論拠などどこにもないのだ。
名刺屋の名刺は未遂事件に使われたものではあるが、同じ手口の帝銀と同一犯である可能性が極めて高い
事件であり、傍証ながらその証言にはきわめて高い価値がある。
その他あまたの平沢が犯人であるとする証言があるのにその価値は認めず、それらすべてを差し置いて、ただ
1件の否定証言のみの価値を認める理由がどこにあるのか。
494 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/23(火) 14:04:35 ID:1ri49R1O
>犯行に使われたのは特殊な青酸化合物であり
>通常の青酸化合物ではない
この件は、複数の検証により詳細に説明されています。
私は薬学が専門ではないので、詳細の説明は単に受け売り
になるだけなので省略します。
ご自分で、詳細をお調べください。
>平沢が犯人であるとする証言があるのに
人相や筆跡が似ているとの証言はあっても、平沢が犯人であるとの証拠は一切ありません。
証拠があるのならば、とっくに刑が執行されている。
>それらすべてを差し置いて、ただ
>1件の否定証言のみの価値を認める理由がどこにあるのか。
私は
>>485 の10件の論拠において、平沢無罪を主張しておりますが。
495 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/23(火) 18:12:39 ID:1ri49R1O
若干、修正します。 >(6)、こんなもの相手を安心させ、騙して毒を飲ませるための詐術にすぎない。 近くで伝染病が発生した。 消毒薬を飲んでください。 自分が薬物の上澄みだけ、先に飲む。 被験者に第一薬を飲ませる。 その後、被験者に第二薬を飲ませる。 そこまで完全に一致する事を、作為無しの偶然だと言うのか???
496 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/23(火) 18:22:19 ID:1ri49R1O
若干、修正します。 >(5)(8)、単に指紋から足がつく可能性を警戒しただけの事でしょ。 これこそ、最大の疑問。 犯人が、未遂事件を含め安田板橋での小切手換金までの一連の犯行時に手袋をしていたとの証言は無い。(私が知る限りにおいては) 素手で名刺や小切手を手渡していながら、何故平沢の指紋が検出されないのか?? (素手に何かを塗って指紋をカモフラージュしていたなら、私の主張は取り下げます)
497 :
◆Z4QuahB5rY :2008/09/23(火) 19:19:11 ID:KTmUYEl4
青酸化合物が入っていたのは「第一薬」なのか?「第二薬」なのか? 一般的には「第一薬」と言われているが、私は「第二薬」だったのではないかと思う。
498 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/23(火) 20:55:35 ID:1ri49R1O
>それらすべてを差し置いて、ただ >1件の否定証言のみの価値を認める理由がどこにあるのか。 村田正子さんの否定証言が検察最大の難関となったのは、 平沢の人相、筆跡は帝銀事件の犯人のものと似ているが、 平沢が犯人であると言う証言、証拠が皆無なのに対し、 帝銀椎名町での薬物被害者の中で一番症状が軽く、自力 で外へ這い出て助けを求める事ができた村田さんが、裁判 で終始一貫して、 「私が会った犯人は平沢さんではありません」 「犯人は40代に見えたが平沢さんは50代」 「犯人と平沢さんは年齢が一回り違う」 と具体的な証言を続けたからです。 他の証言が、〜と思う、似ている等、曖昧なのに対し、事件の 直接の被害者で一番症状の軽かった最重要証人である村田さんが 具体的に否定し続けた事に重要な価値が見出されたのです。
>私は
>>485 の10件の論拠において、平沢無罪を主張しておりますが。
私がここで書いたのは平沢の面通しについての証言だけで、
>>485 の他の9件などは関係がないのですが
文脈をご理解いただけなかったかな。
>村田正子さんは、将来夫となる新聞記者が平沢無罪説を展開する前の、平沢が重要容疑者として逮捕された
>直後に警察で面通しを行った時の証言でも、「平沢さんは私が会った犯人ではありません」と否定している。
その時点で否定していたのは彼女ひとりではない。
後に多くの人間が前言を翻して平沢犯人説を肯定していく中で彼女のみ最後まで否定を貫いたが、この時は既
に夫の報道姿勢との関連が出来上がっていたからね。
そういう人間の証言は割り引いて考えざるを得ない。
目撃者がコロコロ証言を変えている事でもわかるように、人間の目撃証言などというものは非常に不確かで信用
のおけないものです。
漠然とした印象などまず証拠価値はないと言っていい。
「左頬の2つの痣」とか、そういう具体的な身体的特徴をもって初めてある程度の信用性が生まれる。
私見だが、この点では彼女の証言も他のコロコロ変わった証言と信用性の低さでは五十歩百歩です。
>筆跡資料の多い、少ないとは関係なく、筆跡鑑定可能です。 これこそが事実誤認。 筆跡鑑定にはある程度のサンプル数が必要で、サンプル数が極端に少なければある程度の傾向しか示せない。 相手が意図的に筆跡を誤魔化そうとしている可能性があればなおさらのこと。 特に重大な刑事裁判の証拠とする場合、極端に少ないサンプルでの同定など到底できるものではない。
>>496 事件当時は真冬です。
手袋をしている人間など山ほどいただろうし、手袋をしていたとて怪しまれる事はない。
むしろ手袋をしていない方が怪しまれたかもしれない。
手袋をしていたという証言が無かったとして何の不思議もない。
さらにもし手袋をはずして指紋を付けないようにしたいなら、ご指摘の通り指に接着剤でも塗って
薄皮1枚作っておけば済む事です。
>想像を絶する程の知能犯と思われる帝銀椎名町事件の真犯人が 単なる妄想と思いますが。
>>495 当時の状況を考えれば「疫病が発生した」というのは薬を飲ませる口実としては最も単純でポピュラーなものでしょ。
誰だって考えつきそうなことだ。
繰り返すが、そもそもこの手口の出典がどこなのか、旧軍特殊機関のオリジナルなのかどうかもわからない。
それ以前からあった手口を軍が流用しただけかもしれない。
捜査当局が知っている以上、この手口が旧軍特殊機関関係者だけしか知りえない極秘情報であったとも考えられない。
兵隊の訓練用冊子に書かれていたなんて話もあるが、もしそうなら半ば公開情報みたいなもんだ。
結局のところこれは「何年も前に旧軍特殊機関が似た手口を使っていた」というだけの話にすぎない。
まあ、これをもって「見込み捜査の重点を旧軍関係者に置く」という方針を取るのは別に間違ってはいないだろうが、これ
はもちろん犯人が旧軍特殊機関関係者である事など何ら保証しないし、実際の犯人がそれと何の関係もない人間であっ
たとしても不思議でもなんでもない。
実際に平沢は旧軍と何の関係もなかった。
単に「見込み捜査」の見込みが間違っていただけの話です。
>>497 >一般的には「第一薬」と言われているが、私は「第二薬」だったのではないかと思う。
それも十分あり得ると思う。
現場の保存が不十分で湯のみが洗われてしまったため当時の技術では毒が検出できなかった
だけかもしれない。
第二薬が毒だったなら例の「時間差」云々の問題など初めから存在していなかった事になる。
だが確実に飲ませるにはやはり第一薬の方がよいだろう。
第二薬が毒だと躊躇して全員が飲みきらないうちに倒れる人間が出て、失敗する恐れがある。
まあ、逆に第一薬として何か強烈な不快感を与える液体を飲ませて、「中和剤」になるかもしれない
第二薬を確実に飲ませるというやり方も考えられるか・・・
まあいずれにしろ毒が入っていたのは「第一薬」か「第二薬」のどちらか1方だろう。
胃の中で2液が混合されて毒性が発生するような特殊なものであったとはまず考えられない。
505 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/24(水) 23:40:21 ID:noA6v0Gr
おそらく第1薬が青酸化合物(青酸エステルか青酸配糖体)。 第ニ薬は、青酸エステル化合物の分解触媒もしくは 青酸配糖体を分解する酵素のようなもの。ニ薬をのんで時間が経つと 遊離青酸ガスが発生して、肺から吸収されて呼吸中枢を停めて殺す。 青酸化合物は、たとえば青梅の実やある種の芋類などにも含まれており、 植物が昆虫等の食害から身を守るために生産されるものです。 おそらく実行犯は医者か歯医者、医学知識のある者(軍医)でしょう。 呑む時に注意として歯のホウロウ質に触れないように 呑んで下さいなどと言っていたというから。他の事件ではそのような ことは言っていないようだし。 名刺を渡す時に手袋をしたままというのは、普通の作法ではない。 受け取る側は手元をみてしまうので、記憶に残りやすいでしょう。 握手をするときに手袋をしていたら印象に残るのと同じです。
事件当時、平沢貞通は56歳(もうまもなく57歳)であった。 それまでのおよそ57年間もの人生で、この男がいかなる経験を積み、スキルを積み上げてきたか 正確にわかる人間なともはや誰もいないし、おそらく当時もいなかっただろう。
507 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/28(日) 22:34:17 ID:6UN1WqrF
なんでもかんでも占領軍の謀略にしたがる向きがあるけど、 この事件が占領軍の謀略であるとは思えない 薬の効能を確かめたければ、ほかにナンボでもやり方があるだろ 松川事件だったか、犯人に仕立てられ挙げられた者が著書で、 「なんでもかんでも占領軍の謀略にする清張」をぶった斬っていた
508 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/28(日) 23:19:12 ID:vDA8J1TQ
だいたいなんで毒殺銀行強盗犯なんぞを占領軍が庇わにゃならんのよ。 秦郁彦の調査によると、GHQ了承の下、旧軍関係者は731部隊の石井元中将をはじめとして 率先して捜査に協力していたらしいぞ。 しかしいくら調べても、その線からは結局何も出てこなかった。
509 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/09/29(月) 22:41:53 ID:8LC7uj52
>>508 だから、731舞台の諏訪、登戸研究所の篠田も事件には無関係。
中野学校の野口博史が、うにゃむにゃ。
GHQといっても組織が大きいからね。 帝銀事件は、基本的には旧日本軍が開発した毒物 の人体実験だったろうが、これをどの組織のどの部署の 誰が企図したのかが最大の謎。 情況から考えてGHQ内部の某組織である可能性が 高いが、その組織が暴走して旧中野学校関係者に やらせたという図式は、一概に否定できないと思う。 GHQ某組織にすれば、仮に実行犯が捕まっても、 「旧日本軍関係者が大金欲しさに隠し持っていた毒薬で 決行した犯罪」とする手はずだったろうし、実行犯側は 得意の謀略作戦を使って、まんまと一介の画家を アテ馬にして、これを成功させた。 真相は米国政府が握っているはず。 時期が来れば必ず明るみになると思う。 ウィリアム・トリプレットはかなりいい線を突いていたが、 やはりフリー・ジャーナリストひとりの力では限界がある。
本当は 謎な事など 何もなし 帝銀事件の 犯人(ホシ)は平沢
>>509 すげえな。
「帝銀事件 "野口博史"」でググっても、このスレッドしかヒットしねえぞ。
513 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/01(水) 16:41:22 ID:h4Tq6UvG
かりにGHQとかCIAが関わっていたとしても、帝銀事件の実行犯との間には 何段階か日本人がかませてあって、本当の企画犯がだれであるかは、 辿れないようにしていたと思う。多分、その途中の人間は事件後に 鎖を切るべく始末されているとも思う。
帝銀事件を難解にしているのは、GHQと米軍そして旧日本軍関係者が複雑 に絡みあっているからだ。 さらにこの事件が特殊なのは、平沢無罪を主張する支援団体を、犯行に関与 した組織が利用していた考えられること。 事件の一部に関わった平沢は、未遂事件を起こした自分が完全潔白を主張 するには無理があり、かといって金の出処について事実を話すことができない。 どうぢようもないジレンマに陥って拘置所内で自殺を図った。 死刑判決後は、「救う会」の意のままに完全潔白を主張し続けることで、とりあえず 執行を回避するしか方法がなかった。 この段階でまさか「実は2件の未遂は自分がやりました。帝銀もやるつもりで当日 出かけました。事件後、絵の代金として帝銀で盗まれたカネを受け取りました」 などとは口が裂けてもいえなかっただろう。 死刑判決は出たものの、国民の過半数が「平沢は帝銀犯人にあらず」とした 世論調査もあったことだし。
これは、真相を隠したい組織にとっては、誠に都合がいい構図だっただろう。 すなわち、平沢が「帝銀にはまったく無関係したがって完全無罪」を主張し続ける 限り、彼の口から事件の真相の一端が漏れることはなく、したがって真実は闇のまま、 真犯人一味とその背景組織はみんな安泰、というわけだ。 「救う会」には、多くの著名人が参加していたが、彼ら全員が本当に冤罪に苦しむ 無辜の民を救済するために活動していたのだろうか? メンバーの名前をみてみると、冤罪事件とその救済活動にはしっくりこない人物が 結構多くいることに気付く。 メンバーのうち、幾人かが「平沢を救う活動」=「平沢に真実を語らせない」という 図式の維持のために行動していたと推理できることが、この事件をいっそう不気味な ものにしている。 まさにミステリーとしかいいようがない。
516 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/02(木) 06:24:22 ID:9S0H/2jQ
>>514 その主張だと犯人グループは単なる偶然に助けられたということになる。
最初の自白の段階で何故平沢が「本当の犯人」のことを言わずに自分
ですべて罪をかぶらなきゃならないのか。
平沢を現場近くまで引っ張りだしたということは彼をスケープゴートにし
たいわけだろ。「本当のこと」を知っている奴を警察に引き渡したら、いつ
「本当のこと」を喋り出しても不思議ではない。オレなら怖くてそんな計画
は立てられないな。
まあ何の裏もないただの強盗毒殺事件を、こういった好事家の人々が 「GHQと米軍そして旧日本軍関係者が複雑に絡みあった難解な事件」 仕立て上げてくれているわけだ。
真の実行犯グループにとって、もともと帝銀では全員殺害するはず だったからね。 ただ、毒薬は致死量ぎりぎりだったから、生存者がでることを 考えて、いざというときは実行犯によく似た平沢を犯人に仕立て ようと彼らは考えたのだろう。 平沢は、誰が帝銀実行犯なのか判っていなかった。 ここが重要なポイントだ。 つまり、複数の詐欺事件にも、2件の未遂事件にも、帝銀を決行 した男は直接関わっていない。 したがって平沢は、帝銀は自分を出し抜いた仲間の誰かがやったと 思い込んでいて、しかも帝銀で奪われたカネを仲間から口止め料と 絵の代金を兼ねた現金として受け取ってしまっている。 さらに、当日帝銀をやるつもりで犯人と同じ扮装をして外出し、 帝銀附近まで行っていたから、アリバイもない。
未遂の犯人は自分です。帝銀もやるつもりでした。でも殺したのは 自分でなく仲間です。帝銀のカネは口止め料として受け取りました。 こんな話が通用しないのは誰よりも平沢自身がよく知っている。 仮に事実を話したところで、仲間は口裏を合わせて平沢を追い込む 算段だったろう。 実は詐欺事件・未遂事件に関わった仲間たちも、帝銀実行犯は 平沢と思い込んでいた。 つまり、平沢を含む詐欺・未遂事件グループと、帝銀実行犯 グループの二つのグループがいたこと。 この二重構造に、謀略事件としての帝銀事件の特殊性がある。
ドラマチックですね
521 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/02(木) 22:28:21 ID:9S0H/2jQ
>>519 その議論に乗っかってもいいが、なんでそんなややこしいことを
しなきゃならんのか。必然性がない。
犯人グループはGHQや日本政界にもお仲間がいるんだろ。スケー
プゴートがほしけりゃ、平沢を殺せばいいじゃない(出来れば自殺
にみせかけて)。警察は名刺と銀行への入金の線から必ず平沢
に辿りつく。
平沢をよくわからんディレンマに陥りさせるためだけに、未遂グルー
プ(?)なんてものをわざわざ用意しなきゃならんのよ。
522 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/03(金) 04:50:15 ID:24ds5K6U
>>521 >>警察は名刺と銀行への入金の線から必ず平沢に辿りつく。
そのために、平沢をスケープゴートにしたという事。
つまり真犯人は椎名町支店での犯行を行う際に、自分に手が
廻らないように平沢に未遂事件を事前に起こさせて、なおかつ
犯行当日に椎名町支店近辺に平沢を呼び寄せて、平沢のアリバイ
を崩し、スケープゴートにするという必然性があったという意味。
平沢を殺せばいいというのは、平沢を帝銀事件の重要容疑者として
の設定を済ませてからでないと意味が無いよ。
平沢は嵌められたんだよ。
未遂事件での名刺の指紋の件だけど、実在の松井博士の名刺を
使用するような不注意な犯人が、手に何かを塗って指紋が付かない
様にカモフラージュするという注意深い事をするだろうか?
未遂事件が平沢の犯行だとすると、上記の犯人像が矛盾する。
平沢が未遂事件の犯人なら、犯行以前に松井博士から名刺をもらった
時や、しまう時に、平沢の指紋が付いていると思えるんだよね。
(手袋をして名刺をもらったとは考えにくい)
未遂事件の前に名刺をよく拭って平沢の指紋を完全に消したなら、
一緒に松井博士の指紋も消えている事になるけど、実際はどうだったのだろう。
名刺の指紋を完全に消す注意深い犯人なら、わざわざもらった名刺を犯行
に使うとは考えにくい。
名刺に付いていた指紋は、情報不足で疑問が晴れない。
誇大妄想狂もここまでくると感心するしかない・・・・
524 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/03(金) 20:40:44 ID:j/X6pAfL
>>522 その説明でもよくわからんな。
やり方がまわりくど過ぎるよ。
平沢は帝銀事件をやってもいいくらいのサイコな奴なんだろ。平沢に
やらせりゃいいじゃいない。その上で奴を殺せば、黒幕(?)も安泰
でしょ。
オレが犯人グループのトップで、部下があんたのいうような作戦計画
を持ってきたらすぐクビにするよ。
525 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/03(金) 21:14:02 ID:24ds5K6U
>>平沢に やらせりゃいいじゃいない。 だから医学、薬学、臨床とは無関係の平沢が、16人もの行員達の 誰にも疑いを抱かせないほどの水際立った医療関係者としての立ち 振る舞いをして、スポイトで適量の薬物を毒殺用に冷静にお盛るとい う事が不可能と思えるほど困難なんです。
526 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/03(金) 21:15:40 ID:24ds5K6U
お盛る>盛る に修正
527 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/05(日) 01:16:24 ID:xfY7iOQ7
戦後、日本国内にいたBC級戦犯は、警察にどんどん検挙された。そこからアジア各地 へ送られ、死刑にされた。 とにかく、警察は陸軍が大嫌いだった(ゴーストップ事件等)。そんな陸軍 関係者を警察がかばうわけがない。警察官僚出身の後藤田正晴なんて、陸軍をクソミソ に言ってる。そんな何もかも知ってるはずの後藤田でさえ、帝銀事件の「陸軍関係者真犯人関与説」 をほのめかしもしていない。陸軍を叩く大チャンスなのに。 平沢が何らかの書物等から毒物の扱い・知識を独学で身に付ける事は、不可能 である、と証明されたのだろうか?
だれだって他人には思いもつかない特技や知識の2つ3つは持ってるもんだ。 ましてや60年近くも生きてりゃ人間いろんな事を覚える。 絶対に一部の人間しか知りえない技術や情報でない限り、思わぬ人間が思わぬ知識や技術を 持っていても何の不思議もない。 だが、それ以前にそもそもこの事件の犯行に毒物の専門知識など特に必要ではなく、毒物の知 識に習熟したものでなければ行えないなどという考え自体、単なる思い込みに過ぎないんだな。
>>528 この事件に毒物の専門知識不可欠でしょ。
他人には思いもつかない特技や知識を被告が持っていたこと
証明するのが検察官の仕事だけどねw
>>529 >この事件に毒物の専門知識不可欠でしょ。
いや、そんなものいらんのよ。
必要なのは青酸が致死的毒物毒物であるという誰でも知ってる知識と、相手を騙して
毒を飲ませる騙しのテクニックだけ。
その肝心の青酸化合物が何なのか特定されていない上に、 平沢が犯人として、その入手経路も判別していない事件。 殺人事件で最も重要な凶器の特定と入手経路が不明瞭な ままに旧刑訴法の許にくだされた死刑判決。 これには大いに疑問と問題点がある。 確かに平沢には疑わしい点が多々あるが、彼の単独犯行 とするには再度の徹底的な検証が必要であると思う。 今からでも遅くないから、きちんと再審すべき。
青酸化合物 = シアン化カリウム 入手経路 = 平沢の娘が満洲から持ち帰ったもの
533 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/10(金) 22:17:27 ID:QQXdDm/2
警察の捜査でも歯科医が最初の重要容疑者で、事情聴取したと聞いて 驚いた。 後年、事件を調べていた人が、捜査一課の刑事に、 「歯科医の能口を知っていますか?」 と聞くと、刑事が顔色を変えたというのがショック。 救う会の人たちは、歯科医を追及しなかったのだろうか?
情報は入っているが、彼を追及すると平沢の関与が明るみに 出るからねぇ…
535 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/12(日) 20:58:53 ID:dgL/XGYc
未遂?も含めて犯行現場はすべて山手通り沿いなんだよね 昔、西武線沿線に住んでてよくわかるんだが、2度目に現れた中井と 椎名町は目と鼻の先 そして監禁に現れた板橋も1`程山手通りを北上した位置 確定判決を得た平沢の存在をあえて消去してゼロから考えると 犯人は車を使って山手通り沿いに犯行を重ねたと思えるんだけど・・
チャリだったりして
確かに、犯行現場の近接性は気になるな・・ おれなら中井でやって失敗した後に椎名町で やろうとは思わない
銀行が大通り沿いにあるのは当たり前の話で、犯行現場がごく近接しているというのは犯人の行動圏の 狭さを示すものであり、車を使った犯行だという推測の否定要因にしかならんな。 おそらくは未遂事件が報道されなかったので、別の犯行現場では知られていてないと思ったのだろう (実 際知られていなかったのだが) だがこの近接性は3件の事件が同一犯によるものだとする有力な傍証になる。 このあたりも、事件の背後に大規模な組織的陰謀があるとか、犯人が高度な知能と専門知識を持つとかい う推測が根拠のない憶測にすぎない事を示していると思う。
平沢単独犯説のほうがよっぽど 「根拠のない憶測にすぎない」と 思えるわけだが。
そう言いつつその根拠などは示せない、と まあ平沢冤罪説というのは全て憶測の上に憶測を重ねて出来上がってるものだからしょうがないけど。
首都の銀行で毒物の効果を試すために実験w 政府やGHQがたかが銀行殺人犯を隠蔽w ばれたら政治体制が壊れるのに犯人でっちあげw 平沢は犯人しっていて黙秘w 詐欺犯の平沢にも気付かれないように誘導w 毒劇物扱う特殊部隊の犯行w都合よく銀行詐欺働いた平沢が行動w 死刑かかっているのに金のありかもアリバイも説明できずw
543 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/19(日) 12:04:19 ID:jW9MI8Qo
歯科医の子供、孫などの縁者はどうしてるのでしょう?
544 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/19(日) 12:14:12 ID:jW9MI8Qo
未遂事件の犯人が手袋をしていたかどうかについて、情報をお持ちの 方は教えてください。 それから未遂事件に使用された松井博士の名刺が、平沢の所持していた 名刺なのならば、未遂事件犯行時に仮に手袋をしていたとしても、名刺を 犯行前に所持していた期間に平沢の指紋がついているはずなんだけど、 それもついていないというのはやはり納得がいかない。 山口の名刺は犯行日と作成日が近いし、最初から犯行用に作成した名刺だと考えられるので、 名刺屋から名刺を受取る時から手袋をして指紋が付かない様に警戒していたというのであれば 納得できるけど、実在の松井博士から名刺を受取る時に平沢は手袋をしていたのでしょうか?
>>539 行動圏の狭さは同感
中井と椎名町、板橋までは山の手通りをちょっと北上するだけ
組織的犯罪にしては粗雑
やはり単独ないし数人の間の犯行ではと思う
ただ、犯行当日は雨でしょ?
池袋くんだりから歩いて現場に向かったとは思えないんだよね
やっぱり逃走手段としての車を用意していたのではと疑いたくなる
99年に高裁で撮影された被害者の吐しゃ物が入った瓶の写真があるが 現在の技術で毒薬の成分の再鑑定はできないのかな?
>>545 1948年だからクルマ使える人間、限られるんじゃないのかな?
>>545 平沢の供述内容が現場の状況と一見矛盾がなかったんでそのまま調書になってるけど、本当は西武池袋線の
椎名町駅を使ってたのかもしれないし、実際にはもっと早く現場について入念に下見をしていたのかもしれない。
何にしろ詐欺師の供述を基に作った調書だから、細部がどこまで正確かはわからない。
だがいずれにしろ犯行時刻前の平沢に確たるアリバイなどはない。
あと山手通りと行動圏ということでは犯行現場と平沢の自宅が近くなのにも驚く。
平沢の自宅自体が中野の山手通り近辺であり、そこから椎名町までは山手通りを北上して3kmちょっとしかない。
歩いてもそう遠くない距離であり、自転車一台あれは完全に日常の行動圏内だろう。
現場の土地鑑はあって当然。
ちなみに中井あたりから椎名町まで自転車で5分もない程度だね
550 :
犯人は終わってるじゃん。 :2008/10/21(火) 22:13:48 ID:R8SmAbXv
犯人は終わってるじゃん。 過去ログと関連本嫁。
では、やはり犯人は平沢だということで・・・・・
552 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/22(水) 04:34:24 ID:n8MBgu20
>それから未遂事件に使用された松井博士の名刺が平沢の所持していた 名刺なのならば、未遂事件犯行時に仮に手袋をしていたとしても、名刺を 犯行前に所持していた期間に平沢の指紋がついているはずなんだけど、 それもついていないというのはやはり納得がいかない。 私は上記の件が解決しないと、平沢が犯人とは思えない。
553 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/22(水) 17:46:00 ID:2Gn7l5WP
毒殺をしようとしているのを相手に悟られまいとして毒を盛るのを平然と 出来るというのは、場数を踏んで慣れた経験者だと見て間違いあるまい。 さもなければ、毒ではないたとえば眠り薬だと騙されて薬を渡された とかになる。
だいぶ議論もできあがってるところ失礼 自分なりの疑問を挙げてみたい まず、以下の犯人の出現時間は東京紅団から転載 昭和22年10月14日 火 午後3時〜4時 安田銀行荏原支店 昭和23年1月17日 土 午前10時 名刺注文(山口姓) 昭和23年1月18日 日 午前 名刺受け取り 昭和23年1月19日 月 午後3時〜4時 三菱銀行中井支店 昭和23年1月26日 月 午後3時〜4時 帝国銀行椎名町支店 昭和23年1月27日 火 午後3時30分 安田銀行板橋支店 そして実は19日の中井三菱銀行未遂の直後の20日にまたしても 同じ中井の落合信用組合中井支店に出現しているとの情報もある 事件当日のアリバイだけでなく、この中井の未遂についても確かめる必要 があるんじゃないのかな?? 犯行時間・現場の近接性からしても荏原の銀行は予行演習 中井からは本番のつもりで挑んだのだと思う 同じ中井で連日の実行未遂?とはいかにも大胆不敵 山手通り沿いにこだわる理由はあったのか?
>>552 >犯行前に所持していた期間に平沢の指紋がついているはずなんだけど、
>それもついていないというのはやはり納得がいかない。
まさか1度付いた指紋はそこに刻印のように焼き付けられて、何をやっても消えないと思っているのかな ?
名刺の指紋なぞ使う直前に布か何かで丁寧に拭き取れば簡単に消えるよ。
556 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/22(水) 21:17:59 ID:n8MBgu20
>>555 名刺に触れてから短時間しか経っていない指紋なら、丁寧に拭けば
消えるだろうけど、松井博士から名刺を受取ってから長期間経って
いるのだから、皮脂が名刺の紙面に浸透して完全には拭えないと思う。
金属、プラスチック等の表面が硬いものなら別だけど、繊維質で柔らか
い紙面だからね。
それに、名刺の指紋を気にして丁寧に拭き取る事をする位に用心深い
犯人なら、自分が名刺交換して、手でも触っている名刺を使うとは思えない
のです。
>>553 騙して毒を飲ませるところまでは、人を殺すことに良心の呵責を感じない冷酷な詐欺師ならやってのけるだろう。
過去2回の未遂事件で場数はそれなりに踏んでいる。
だが実際に自分が飲ませた毒で人が目の前でバタバタ倒れ、もがき苦しんで死んでいくのは見た事が無かったんだろうな。
相当にあわてふためいていたらしく、手近の机にあった現金と小切手だけ奪って別の机や鍵の外れた金庫にあった数十万円
の現金には手を着けずに逃走している。
これを見ても犯人は人を殺すことをなんとも思わない人格の持ち主というだけで、殺しの場数を踏んだ人間などではない、おそ
らくは実際に人を殺した経験などなかった人間だと思われる。
詐欺師って言いたいだけやん
>>556 皮脂どころではない、紙面に浸透して布でこすっても容易に消えないカーボンのマーキングでさえ
(まあ鉛筆で書いたという意味なんだけど) 消しゴム1つで簡単に消えるのだが。
名刺の指紋など消そうと思えば簡単に消せます。
この問題にこれ以上こだわっても意味ないと思いますよ、平沢冤罪論者でさえ「名刺の指紋」など
を疑問視している人はほとんどいないでしょ。
>自分が名刺交換して、手でも触っている名刺を使うとは思えない
実際に松井名刺は使われているのだが・・・・・
松井名刺は回収することを前提に手交したがうっかり回収できなかったのか? あるいは予行演習だからくれてやるつもりで手渡したのか・・
椎名町では回収してるんだから、もちろん回収するつもりだったんだろう。 致命的な証拠を残すことにもなりかねないんだから。 だが毒殺に失敗したので回収できなかった。 渡した名刺を回収するには相手を皆殺しにするしかないからな。
整理すると品川と中井では未回収 椎名町では回収したということだね
もちろん、遺留品を残すことは致命的な証拠を残すことになろうが 実際は二度も残しており、しかも2回目以降の犯行現場の近接性から すればかなりずさんな計画だともいえまいか・・
もちろんずさんな計画だよ。 おそらく未遂の2件は実際には何の被害も出ていないし報道もされていないので、事件になっていないと 考えたんだろう。
565 :
563 :2008/10/23(木) 17:50:04 ID:???
すまん、 どうも出発点に大学のとき聴講した熱心な左系の教授のGHQ陰謀論 が頭のどこかに残っててそれを引きずってしまってる^^ しかし素朴な感想だが大袈裟な組織的な関与や周到に練られた計画性は 感じられない 実行犯も強盗や殺人を繰り返してるようなプロじゃない気がする・・ 議論も熟しているなかで稚拙なのは申し訳ないが陰謀説は採れないんじゃないかと
566 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/25(土) 15:29:41 ID:DBOPeJP7
疑惑の歯科医の情報、なにかありませんでしょうか? GHQの陰謀があったとは思えないけど、歯科医は 平沢よりも怪しく思える。 何よりも、歯科医の年齢、人相等が、生存者の村田 正子さんが今まで会った中で、一番似ているという のが説得力がある。 似ているだけでは証拠にならないけど、平沢にだって 証拠は皆無だし。 村田正子さんは、歯科医の面通しに診察を受けたとき、 保険証は使ったのだろうか? 保険証を使うと名前が歯科医にばれてしまいまずい ですよね。 それとも急に歯が痛くなったとかで、今日は保険証 を持っていないのでとか言って偽名で受診したので しょうか? 仮に偽名で受診したとしても、歯科医が村田さんの顔 を記事などで知っている可能性もありますよね。 村田さんが存命なら、マスコミは今からでも村田さん にインタビューを行って欲しいです。 村田さんは85歳位ですよね。
誇大妄想狂でミステリーマニアの患者を診察したために帝銀事件の犯人にされちまうんだから 因果な商売だな。 歯の詰め物が痛んだだけで怪しまれるんだから、とんだ災難だ。
568 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/25(土) 18:34:56 ID:xmCPi0Kf
結局誰もはっきりとした記憶はないんだろうな
平沢は警察だけではなく牧師にも犯行を告白してるんだな。
帝銀事件はそんなによくは知らないけど、 調べてみた限り、ほとんどの文献は冤罪説に立ってるんじゃないの? ジャーナリストなんて自分の見解を広めるためなら捏造、もしくは 捏造に近いことをするのはよくあることだから、 情報ソースが冤罪説一辺倒では考察するにもなかなか難しい気がする。 性質の悪い奴になると証言内容を180度変えてしまうことだってあるから。 陰謀論は面白いけど憶測ばかりだし。 GHQの人体実験説なんてリアリティがないにもほどがある。
GHQ人体実験説は宇宙人の仕業というのと同レベルだなw 細部で破たんするおおざっぱな推測は確かにリアリティがない
リアリティがないを通り越してシュールでさえある
573 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/27(月) 21:09:10 ID:LlmF82BS
やはり疑惑の歯科医が怪しい。
「歯科医ネタ」というやつを確認したいんだけど、まず和多田進が稲葉康夫に取材した結果をもとに轍寅次郎
のペンネームで書いたのが「追跡・帝銀事件」で、歯科医の名は「奥山庄助」とされている。
その後、和多田が稲葉に断りもなく同じネタを使い和多田の本名で出版したのが「ドキュメント帝銀事件」
それに反発した稲葉が佐伯省の名で独自に出版したのが「疑惑」「疑惑α」の2冊で、それをまとめたものが
「帝銀事件はこうして終わった」 歯科医の名は「能口ヒロシ」とされている。
その内容が、
>>351-352 、
>>418 、
>>439 、
>>514-515 、
>>518-519 、
>>522 あたり、という事でよろしいか ?
犯行を自供したあと、親しくしていた牧師への告白 「毒殺現場では私はいささかの良心の呵責も受けなかった。心臓は平常の ように規則正しくうっていた。自分ながら驚くほど平静でした。何も知らずに 集まった犠牲者たちを前に、並んだ茶わんにピペットで毒薬を注ぎ入れる時、 思わず微笑を禁じえなかったのです。次々に苦悶しながら倒れる人びとの姿を 見たとき、私は全く気も転倒してしまった。恐ろしいことをした、という罪悪感 がはじめて胸に迫ってきたのです。手近な机の上にあった札束をつかみとるのが やっとでした。思わず犠牲者に手を合わせ、銀行の表に逃げ出したのです」 こういう告白も冤罪説ではコルサコフ脳症というジョーカーで乗り切るの? でも冤罪説に都合の良い平沢の証言だけは真実認定してないか? ところで戦後末期ころは、一般人でも青酸カリを持っている人は結構いて、 取り扱い方法もある程度は知ることができたらしいね。
牧師って誰だ?
川本牧師
578 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/28(火) 15:35:50 ID:sQkEJnKK
証言の信用性とコルサコフでエクスキューズできます
>>575
仮に平沢が実行犯だったとしても単独犯ではないような気がする。 それはやはり毒の問題。 青酸カリは即効性毒物だから、帝銀のように都合よく一定の時間後に 昏倒するということはないだろうし、仮に水で薄めていて偶然そうなった、 とは考えにくい。それは、犯人のあまりの手際のよさからもいえる。 米軍諜報機関の人体実験でないとすると、大金欲しさの計画的犯行、 ということになるが、あれだけ落ち着いて大量殺人を決行した犯人が、 毒を飲んだ銀行員がバタバタ倒れるのを見て、急に気が動転して わずかの札束をつかみとっただけで逃げ出した、という点も腑に落ちない。
人体実験は銀行でやるもんなんすかね。
>>580 遅効性の毒の問題について、その詳しい入手経路を含めて
平沢は何も語っていない。
だから遅効性の毒物なんて実際には使われていないって。 犯行に使われたのは即効性の青酸化合物。
だったら最初から「SECOND」なんていらんじゃん。 犯人はまず全員を掌握し、第1薬の飲み方を縷々説明し、 全員が飲んだのを確認し、第2薬(水?)を飲ませてから 初めて流し場へ行くのを許可した。 最初から遅効性毒物であるとの認識がないと、こういう 手順にはならないのでは?
まず飲ませたい薬をタイムラグなく一斉に飲ませるにはどうしたらいいか ? たとえば薬を「第1薬」と「第2薬」に分けるというロジックを使う。 もちろん飲ませたいのは「第1薬」のみで、「第2薬」などは単なるハッタリ、中身はただの水でいい。 だがこの2つに分けるというロジックで、本当に飲ませたい「第1薬」に対する警戒心を薄れさせる事ができる。 さらに「第1薬」を飲んで1分後に「第2薬」を飲まなければならないというロジックで時間を区切り、自分が飲んで 見せる事で音頭をとって、結果16人全員に一斉に毒を飲ませる事に成功した。 現場で犯人がやった事というのは、つまりこういう事。
>>582 語ってないからなんなんだよって話なんだが・・・
このスレの平沢単独犯行説派の人は 冤罪説の文献読んでそういう結論に達したの? 資料はネットも文献もほとんど冤罪説でしょ?
第一薬を飲んで一分後に第二薬を飲むのである・・ といって自分で飲んでみせたそうだが、その時も一分間だまって 突っ立ってたのかな? むろん自分で飲むのは毒は入れてないだろうが
平沢は犯行時刻を尋ねられ「午後三時三十分だ。事務所の軽金庫の上の置時計を見て はっきりと覚えている」と述べた。 この置時計は実は普段は別の定位置に置かれていたが、この日に限って掃除のために 軽金庫の上に置かれていた。 この日一日だけの置き場所で時計を見たというのなら、平沢は実際に同日銀行内に 入った可能性は極めて高くなる。 犯行否認後、平沢は「事務所ではそういうところに置時計を置くのが普通だから 想像で述べたまで」と答えているが、公平に見て苦しい言い訳だろう。
調書はほとんど検事の作文だろ
>>587 冤罪説の文献批判などこのスレ内だけでも山ほどあるだろ。
資料批判能力のない人間は、読んだものをそのまま鵜呑みにしてしまうんだけど。
>>590 コルサコフと検事の作文の二枚のジョーカーで冤罪説は
「論破されない」という空しい意味においては無敵だね。
そういう論法だと検証自体無意味になってくることに気づいているのか。
コルサコフを理由に平沢の証言を全部否定するならまだ分かる。
でも都合のいいところだけ採用してるだけだろ。
593 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/30(木) 09:49:15 ID:Pl6p8tUA
>>589 時計の置き場は、報道写真でも見れたのではないかな?
それから調書は警官や検事の誘導や作文が多いのは事実だそうです。
通称、「筆殺し」と言うそうです。
____ / \ / ⌒ ⌒ \ S高比例で並んだ銘柄失効表示されたか / ( ●) (●) \ まあこれは運だしな | 、" ゙)(__人__)" .)| ___________ \ 。` ||||==(⌒)ー、| | | __/ |||| \ 〉| | | | | / , | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ .| | | | | / / ヽ回回回回レ | | | | | | ⌒ ーnnn.ヽ___/ |_|___________|  ̄ \__、("二) └─┘ ̄l二二l二二 _|_|__|_ ____ / \ /:::::::─三三─\ 2日前の注文が、14日の終値で今頃約定!? /::::::::: ( ○)三(○)\ | 、" ゙)(__人__)ル ゚。 ゚ ___________ \ ゝ'゚ ≦ 三 ゚ | | | __/ 。≧ 三 = | | | | | / , -ァ, ≧= .| | | | | / / .イレ,、 > | | | | | | ⌒ ーnnn ,≦`Vヾ ヾ ≧ |_|___________|  ̄ \__、("二)。゚ /。・イハ 、\、l二二l二二 _|_|__|_
>>593 平沢に犯行時の行動を実演させたら細部に至るまで
支店長代理の証言と寸分違わないものだった。
で、犯行否認後に平沢が言ったのがその「報道で見たから」というもの。
なんで置時計に関してはそう言わず、妙に苦しい言い訳してるんだ?
596 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/10/30(木) 17:07:01 ID:QsgNHASO
調書ははじめから信用なりません 特に重大事件で捜査が手詰まりになると厳しい追及と公判維持のために さまざまな手段で自白をねつ造されていました
じゃあ調書から冤罪説に有利な情報を抜き出すのも一切ナシね。
はい結構ですw
599 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/01(土) 08:10:50 ID:UZut7pcv
犯行の実演では、平沢はスポイトの持ち方、及び薬品の飲み方の説明での 舌の歯へのかぶせ方が、目撃証言と異なっていた。 スポイトの持ち方や、舌の歯へのかぶせ方は、医師等の臨床関係者が犯人 かどうかを見極める一番肝心な所作なのですが、それが平沢は素人丸出し だった。 やはり、一番最初の重要容疑者として取調べを受けた歯科医が怪しい。
600 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/01(土) 08:16:44 ID:UZut7pcv
救う会は、疑惑の歯科医の事は調べたのだろうか?
603 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/01(土) 13:55:19 ID:UZut7pcv
604 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/01(土) 14:05:27 ID:UZut7pcv
>その為の中身を隠すような持ち方が、図らずも薬物専門家の持ち方に似てしまっただけだろう 適量をピペットで抽出するために適した専門家の持ち方が、帝銀事件での犯人のピペットの持ち方だった と考えた方が自然。 ピペットの中身が毒物かどうかというのは、外から見たって分からないから、 手で隠す意味が無い。 むしろ医療関係者の正式なピペットの持ち方をする事で、被害者達に疑問を抱かせない という狙いもあったかもしれない。
>>604 隠したいというのは本能的なものだろ。
何より、入れてないのに入れたフリをするには中身を見られては絶対にマズい。
606 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/01(土) 15:09:12 ID:UZut7pcv
>>605 犯人は自分の飲む分はピペットに入れて無いのではなく、
薬品の上層部分の油分を入れたと言われている。
>>606 毒を入れてないという点では同じだな。
なんにしろ、その辺の小細工を見られたくないならスポイトを隠す「A」の持ち方をするだろう。
>>606 何を根拠にそう「言われている」わけ ?
平沢の供述 ?
609 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/01(土) 15:57:49 ID:UZut7pcv
>>608 被害者の証言で、犯人は薬品のビンの中にピペットを入れて、
取り出した薬品を自分で先に飲んで見せたという事から、事前
に毒薬の上に油分を入れてあり、自分用には油分だけをピペット
で抽出したと推測されている。
他に方法がないので、間違いないでしょう。
小細工はピペットではなく、薬品の上層部の油分だけど抽出する作業
だから、ピペットを隠しても意味が無い。
なによりも全員がほぼ同時に倒れるように適量の薬品を抽出する必要がある
ので、適量を取りやすい持ち方で行ったと考える方が自然。
610 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/01(土) 15:59:58 ID:UZut7pcv
修正> 小細工はピペットではなく、薬品の上層部の油分だけを抽出する作業 だから、ピペットを隠しても意味が無い。
>>609 仮にそうだとして、実際に瓶の中身を抽出したのか、もし抽出したとしてもどの程度の量なのか
ピペットを隠す持ち方をされたのでははっきりわからないな。
隠匿性においては通常の持ち方と大差がある。
やはりそういう小細工をする場合はピペットを隠すような持ち方をするだろう。
あと、致死量ギリギリを手際よく盛ったなどとよく言われるが、これも根拠がない。
検察の主張によると、約16gの青酸カリを16人に盛ったとされている。
1人あたり1gだから致死量の2〜3倍の量だ。
事実、被害者の遺体からは致死量を大幅に上回る青酸化合物が検出されている。
612 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/01(土) 18:09:49 ID:UZut7pcv
>仮にそうだとして、実際に瓶の中身を抽出したのか、もし抽出したとしてもどの程度の量なのか >ピペットを隠す持ち方をされたのでははっきりわからないな。 被害者の証言から、第一薬のビン、第二薬のビンの二つを犯人は使用した事が確認できており、 実際に最初に第一薬のビンから抽出した事も証言で確認済み。 量は湯飲みの中に液体を入れられる時も目撃されているので、油分と毒薬共に同程度の量を抽出した と考えられるし、量的な事は問題にならない。 実行行為で疑念をもたれる恐れのあるのは、犯人が自分用の安全な液体を抽出する時に、 ビンの上部の油分のみを抽出するようにピペットを浅く入れたり、毒薬を抽出する時は ピペットを深く入れたりする事の違いに気付かれた時でしょう。 もうひとつは、仮に銀行員の中にピペットの正しい取り扱い方を知っている者がいて、親指で量を 調整する専門家のやり方をしないと、犯人は医療関係者ではないのではないかと疑念をもたれる可 能性もあるという事でしょう。
613 :
◆Z4QuahB5rY :2008/11/01(土) 18:56:01 ID:8L2MLSDf
第一薬に青酸化合物が含まれていたのは確定事項?
うわずみの油と薬物は色などが違うんじゃないの だから隠すような持ち方をせざるを得なかったのでは
ピペットを隠すような持ち方をされては、ピペットが瓶のどこまで入っていたかもはっきりとはわかるまい。 ピペットは液体の量を計るものだから、それで吸引している様子を観察できれば傍目にも量はわかるだろうが 湯呑の底に少量注ぎ込まれた透明な液体の量の違いなど容易には認識できない。 仮に「医者」が自分用に分配した量が、心もち少なく感じられたとしても、そんなもの到底「疑惑」にまでは発展 しないだろう。 自分の飲む液体はあらかじめピペットに仕込んでおくという方法も考えられる。
Wikipediaで「スポイト」と検索すると、書道や絵画用の道具として紹介されてるのな。
救う会もあることだし、平沢単独犯行説は主張しにくいよな そんな本出しても売れないだろうし 陰謀論はやっぱり金儲けには役立つ
>>603 となると、歯科医ネタというのはハッキリ言ってお話にならない。
てか、あれは「推理」というより「小説」だろ。
一見もっともらしく見えるのも当然、今まで出てる帝銀事件関係の各種情報や書物を元に、表面上つじつまが
合うように話を作り上げているんだもん。
旧軍特殊部隊の関与、GHQの陰謀という定番ネタをベースにしながらも、なお平沢本人の怪しさというのは払拭
出来ないので、それも組み込んで逆算で話を組み立てる。
おかげで複雑怪奇きわまりない陰謀劇が出来上がった。
こんな荒唐無稽な話が成り立つのは出来の悪い推理小説だけで、実際はここまで複雑な陰謀劇は不確定要素
が膨大なものとなり絶対に成功しない。
まず平沢が「真相」を話せないとする理由からして説得力ゼロ。
他の冤罪論者に無視されるのも当然。
「救う会」はもともと平沢完全潔白論に立っているから平沢が共犯だったとする佐伯説とは相いれないというのも
あろうが、それでなくてもこんな怪しげな話に簡単に乗ったら大火傷しかねない。
内容のどこまでが事実で、どこまでが著者の妄想で、どこまでがフィクションかもわからないんだから。
ひょっとしたらその「歯科医」の存在自体が完全なフィクションということすらあり得る。
619 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/02(日) 00:06:27 ID:DNLDNRyg
完全潔白かどうかは知らんが、脳がイカれた奴にあそこまで 冷静沈着な犯行はできんような気がするよ 生存者の証言によると湯呑の中の液体は上澄みが澄んでいて下が白濁しており 全体からガソリン臭い臭いがしたという そうすると青酸ニトリルは無味無臭だからありえないかもだな ともあれ現代の技術で吐しゃ物を再鑑定して毒物を特定することは できないのかな? 保存状態なり経年劣化なりで難しいかな
620 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/02(日) 00:20:53 ID:6FpyiTpe
>>618 歯科医に疑惑を持っている人でも、GHQ陰謀説を支持している人は非常に少ないと考えられます。
佐伯氏の言うような複雑な陰謀も、そのまま事実とは思えない。
しかし、平沢が逮捕されるよりもずっと早く、当初警察が捜査方針としていた旧軍特殊部隊の中から
うかんだ本件の最初の重要容疑者が疑惑の歯科医だったという事実。
帝銀事件の犯人は、「歯のホウロウ質を傷めるので〜」という事を言っていたので、犯人は歯科医で
はないかとの推理もなされていた。
生存者の村田正子さんが、今まで会った容疑者の中で歯科医が一番犯人に似ていると言ったのも説得力
がある。
そして、歯科医は平沢にも似ていたという。
歯科医には平沢犯人説の中ではどうしても解決のつかない、医療とは無関係の平沢がどうして誰にも
疑いを抱かせない様な医療関係者としての立ち振る舞いを出来て、毒薬の取り扱い方法を熟知していたかと
いう疑問が歯科医では解決する。
決定的証拠がないから議論がかみ合わないのもまあ仕方ない。 お互いに論破することができない。 ただ、冤罪説の文献はよく調べれば事実誤認や印象操作などの ボロがたくさん出てくるだろう。 作家やジャーナリストなんてそんなもんだ。
>>620 で、そもそもこの歯科医が実在するという根拠は何 ?
佐伯説の引用以外の第三者の著作でこの歯科医に触れているものがあるわけ ?
623 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/02(日) 12:50:32 ID:DNLDNRyg
歯医者が特定されてたかどうかのソースが欲しいところだ 捜査当局も医療関係、旧軍関係があやしいとにらんでその方面の捜査 をしていたかもだが個人の印象いじょうのものではないような気がするんだな
624 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/02(日) 22:18:13 ID:6FpyiTpe
>こんな荒唐無稽な話が成り立つのは出来の悪い推理小説だけで、実際はここまで複雑な陰謀劇は不確定要素 >が膨大なものとなり絶対に成功しない 上記には同意。 平沢を犯行当日に帝銀近辺まで来させて平沢のアリバイを無くしたというけど、平沢は街中を昼から椎名町まで 移動して行くのだから、途中で大勢の人間の中を通過するので、何かの拍子に不特定の人物(駅員、店員、通行 人等)との何かしら記憶に残るような遭遇により、特に帝銀近辺から平沢が引き返す時間帯に、誰かの証言でア リバイ成立してしまう可能性だってあるんだよね。 平沢をスケープゴートにはめようとしても、平沢にアリバイ成立した時点で陰謀は頓挫。
625 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/02(日) 23:32:27 ID:DNLDNRyg
陰謀論のいうような壮大なシナリオはムリだな しかし、たいして出来のよくない犯人が適当にプランを練って やったことをたまたま近くにいた狂犬病のオッサンがかぶってしまった という可能性はなくもないだろう
626 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/02(日) 23:34:23 ID:DNLDNRyg
平沢従犯説も従来の陰謀論にもうひとひねり加えただけで 細かいところで破たんを重ねもはや説として成り立つ類ではない
公平に見て平沢には怪しい点が山ほどある。 人権保護を訴えて、乏しい根拠で平沢を擁護した人たちは、 それよりもさらに乏しい根拠で諏訪を名指しで犯人扱いした。 たいした根拠も無く犯人にされた諏訪の人権はどうなるのか。 人権保護を声高に叫ぶ人たちの行動とは思えない。
628 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/03(月) 08:38:03 ID:naURhzth
遠藤弁護士が、以前テレビで帝銀事件の真犯人を特定しましたと 言っていたが、諏訪の事かな? でも諏訪は人相が犯人と似ていないんだよね。 やはり生存者が、犯人を平沢と特定できなかったのが苦しい。 でも被害者達が犯人の顔を見ていたのは僅か数分で、しかも 致死量の毒物を飲まされて気絶し、生死の境をさ迷って意識 混濁した後に、7ヶ月も経って平沢が逮捕されてからの面通 しだから、記憶が曖昧になっている事も当然とも思える。 店で何か買うとき初対面の店員と数分やりとりがあっても、 半年経てば自分は店員の顔を覚えていないし。 先日、キャバクラに行ったんだけど初対面だと思ったコンパニオン が半年前に私がその店に行った時に同席してたそうなんです。 相手が私に話しを合わせたのではなく、彼女は私の持ち歩いている特徴 のある財布の模様を、今回私が財布を出す前に指摘して、前回来店した 時に私に見せてもらったと話すので納得がいった。 前回、その店に行った時に一時間近くいたのに、私は飲酒して酔って いた事も重なり、そのコンパニオンの顔を今回は全然覚えていなかった。 酒でさえそうなんだから、会っていたのが僅か数分で、しかも致死量の 毒物を飲まされてだら記憶が曖昧になるのも止むを得ないとその時に 納得した。 つまらない例えで、すいません。
629 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/03(月) 08:53:30 ID:naURhzth
正確に言うと、前回は別の一軒めの店で多く飲酒して、 大分酔ってから二軒目にそのキャバクラに行ったのでと いう事です。
いわゆる「S中佐犯人説」というのは秦郁彦が詳しく検証しているが、これを読むとこの説がいかにいいかげんな ものかよくわかる。 もともとは事件当時、旧軍関係ルートを捜査していたN元警視が退官後に言い出した事で、当初は走査線上に浮 かんだ参考人の1人程度の扱いだったのが「救う会」との関係でだんだん話が大きくなっていき、最後は真犯人と ほぼ断定されるまでになる。 だがNも「救う会」も、S中佐の身辺調査どころか写真を取り寄せての検証すらした形跡がないらしい。 遠藤弁護士は再審請求で、このNと「救う会」の話をそのまま使ってS中佐を真犯人と名指ししたばかりか、犯人の 名前として実在しない「三郎」という名を出したという。 もっとも過去レスにあったように、遠藤が実際は平沢が冤罪などと全く思っていなかったとすれば、このデタラメな 対応も納得がいく ( 名前についてはわざと間違えたんだろう )
631 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/03(月) 16:12:11 ID:SVlrALj5
諏訪大佐は確か精神医学関係の人でしょ? 戦時の兵隊の精神疾患についての論文もあったはず 毒物やそれを使った大量殺人とは関係はないだろう
632 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/03(月) 16:13:07 ID:SVlrALj5
諏訪大佐は確か精神医学関係の人でしょ? 戦時の兵隊の精神疾患についての論文もあったはず 毒物やそれを使った大量殺人とは関係はないだろう
諏訪大佐と諏訪中佐は別人なんだけどな。
634 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/03(月) 20:49:20 ID:naURhzth
諏訪中佐は、帝銀事件当時は九州にいっており、人相も帝銀事件犯人に 似ていない。
結局諏訪説は崩壊だな・・
歯科医は医師ではないので実は医学的知識はさほど高くはない 最近はドクターを自称する歯科医も多いが、本来はドクターではなくデンティストと呼ばれ、医師とは明確に区別されている 現在では麻酔・消毒・化膿止めなどの医療知識も必要とされるが、当時はまだまだ特殊技能士という側面が強かった 職業的には毒物の知識などとは全くと言っていいほど無縁の関係
>>636 歯科医犯人説は空想に過ぎないと思うし、平沢が犯人の可能性が最も高いとは思うが
「歯科医は医師ではないので実は医学的知識はさほど高くはない」というのは
同意できないな。現在はもちろん当時も。
638 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/06(木) 21:55:22 ID:WoBJEmLG
登戸研究所の、なんちゃら中将の情報はありませんか?
歯医者でもないし諏訪でもない はたまた平沢でもないと思うぞ 犯行後ものうのうと生き続け昭和40年代あたりに天寿を全うしてそうだな・・
640 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/06(木) 23:45:19 ID:WoBJEmLG
帝銀事件の犯人には左顎に傷があったそうだけど、平沢には無い。 平沢が供述した犯人しか知りえない話しは、何かありませんでしょうか? 例えば上で書かれた、簡易金庫の上に置かれた時計みたいな。
アザは消えないけれど、傷痕は消えるからね。 当初の人相描きでも「傷痕?」という表現で、たかだか2pていどのものが「あるかもしれない」 という表現にしかなっていない。
>>673 近くの病院で医師にそれとなく歯科医を医者と看做すような発言をしてみなよ
かなりの確率で否定してくれるよ
医学部を出ていないんだから当然だけど
644 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/08(土) 00:21:15 ID:BKtHruKb
巷の出版物の多くは平沢冤罪説だけど、平沢真犯人説を 補強するする話しはないのでしょうか? 警察の取調べは犯行に関する情報を隠しておいて、容疑者 の自供の中から犯人でないと知りえない話を聞き出して。 シロかクロが探るわけですから、証拠は無いとしても何か 興味深い話があったら教えてください。
>>644 調書なんて最初から全く信用なりませんw あれは検察の作文ですww
>>601 Bの持ち方すると、液を滴下しようとゴム球を圧すとスポイトの先が向きを変える
=暴れるんだよね。
素人的には、Bの方が薬品瓶のなかにスポイトの先を送り込みやすいから
(Aの持ち方だと薬品瓶の口に手が付いてしまいそうでやりづらいと感じる)
ついそうした持ち方をするのだが、液を吐き出すときに液を周囲に飛び散らして大失敗する。
つまり、素人の人に
液を吸ってみろって言うとたぶん、Bの持ち方をすると思う。
で次に
そのまますべての湯飲みに一滴ずつ入れてみろ
というと
うまく入れられなくて慌てると思う。
持ったときの見た目以上に重大な違いだと思うのだが。
647 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/08(土) 22:53:49 ID:BKtHruKb
Bの持ち方の方が、親指以外の4本でピペットを側面から 固定できるからピペット本体がぶれないし、親指は他の4 本の指より短く、間接も少ないから指先の動きが早く、位 置的にピペットを縦方向から垂直に押す事ができるので、 ピペットの先端がぶれにくい。 医療関係者と思われる犯人はAの持ち方をするし、素人はBの 持ち方をする。
>>646 いかに素人だろうがスポイトを一度も扱った事がない、ぶっつけ本番の状態で犯行に及ぶわけがない。
Bの持ち方をするとうまく入れられないなんてのは自宅で1回予行練習すればわかる事だろうから、この
点でも犯人が薬物専門家でなければBの持ち方をしたはずだなんて前提は説得力ゼロだな。
>>647 左手で本体を支えるってこと?
それは斬新だ。
ただし、
左手で支えないで右手でゴム球を持つと
ピペットを支えるための力がゴム球に伝わって
液がポタポタ垂れる。
なので、一度液を吸ったが最後、
左手はピペットから離すことができない。
左手がきかないのは不自由で遠くの湯飲みに
分注するとかやりづらそう。
また、ゴム球を親指と人差し指で押すと
結構勢いよく液が吐き出されてしまい滴滴と出すのは難しそう。
Aの持ち方では、自分の手元に湯飲みを引き寄せられるから
分注しやすいし、ゴム球をやんわり圧す感じになるから
滴滴と液を出すことができる。
実際に触ってみればなんでAの持ち方が標準なのかが実感できると思う。
つまり、液を実際に吸ってみる予行演習をしたことがあれば
まずBの持ち方では多数の湯飲みに分注することが
思った以上に厳しいことに気がつくと思うんだが。
ということで、Aの自供が採用されたというのはどうもうさんくさいなあ。
ピペットの持ち方は中学校で習うから、専門家でなくても知ってる奴は多いだろ
651 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/09(日) 00:43:17 ID:q2lFSTz9
修正>> Aの持ち方の方が、親指以外の4本でピペットを側面から 固定できるからピペット本体がぶれないし、親指は他の4 本の指より短く、間接も少ないから指先の動きが早く、位 置的にピペットを縦方向から垂直に押す事ができるので、 ピペットの先端がぶれにくい。 医療関係者と思われる犯人はAの持ち方をするし、素人はBの 持ち方をする。
スポイトは絵画制作で普通に使われてる道具なんだが。 平沢は画家なんだからスポイトの扱いに習熟していて当然だろう。
>>652 絵画制作に使われる「スポイト」と、化学実験で使われる「ピペット」を故意に混同して
議論するのはやめてくれないかな。
>>653 「スポイト」のうち化学実験で使われるものを「駒込ピペット」と呼んでるだけだろ。
「駒込ピペット」は明らかに「スポイト」の一種であり、作動原理も絵画制作に使われる「スポイト」と
全く同じものなのに、故意に別のものであるかのような議論するのはやめてくれないかな。
>>654 「泌尿器」のうち生殖に使われる可能性があるものを「生殖器」と呼んでるだけだろ。
「生殖器」は明らかに「泌尿器」の一種であり、作動原理も尿の排出に使われる「泌尿器」と
全く同じものなのに、自分が「生殖器」として使用しているからといって故意に別のもので
あるかのように議論するのはやめてくれないかな。
>>644 >平沢真犯人説を補強するする話しはないのでしょうか?
・ このスレ w
・ 裁判所の判決文、再審請求棄却文
出版物では少しずれるかもしれないけど、秦郁彦の「昭和史の謎を追う 下巻」かな
帝銀事件についての記述は、いわゆる「S中佐犯人説」の検証が中心だけど、読むと
これがいかにデタラメなものかよくわかる。
>>655 論旨が支離滅裂。
全く反論になってないぞ。
>「泌尿器」のうち生殖に使われる可能性があるものを「生殖器」と呼んでるだけだろ。 違いますw
平沢犯行説は秦郁彦のもそうだけど、 単著としては皆無で、多くの章のうちのひとつとして収められてるね。 これも目立たない一因だと思う。 公平な立場の出版物がもう少し増えるといいんだけどね。
最初に読むとしたら何いいの?
661 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/18(火) 21:01:45 ID:RvreL3iA
アメリカ陸軍関係の将校の暴走に危機感感じたGHQが事実を闇に葬るために 捜査と裁判、証人に圧力、偽装をかけたんだと思うよ。 戦後に、アメリカは科学者や軍の研究者を日本に送り、日本軍の軍事研究 に関わった者を尽く取り調べて戦時中の軍事機密研究の聞き取り調査や 証拠を収集して本国にレポートを送る作業をしていたわけです。当然 戦犯とされうる研究をしていた者はいましたが、内容がまだ公になって いない秘密研究の場合には情報を秘匿のままで米軍に提供するのと 引き換えに解放されたのですが、戦争中にやった研究の内容がもしも 公になれば、戦犯として逮捕して死刑にもなりうるという脅しが当然 かけられました。例えば秘密の毒薬や生物兵器などの場合に、その 効力に興味を持たれれば、実証してみろと指示されれば断るわけには いきません。さもなければ戦犯として死刑になりうるわけです。 そこで、実験を米軍とは無関係の形で実演してみせることになります。
寝言乙
663 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/19(水) 17:39:04 ID:pWK7iwja
>>661 まったく根拠のない思い込みですね
立派です
664 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/21(金) 21:54:35 ID:PPRoHDTW
とりあえず 居木井と古畑最凶コンビにより冤罪事件だね
俺も最初は冤罪だと思ったよ でも調べると調べるほど彼は怪しいと思うようになった
666 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/23(日) 02:31:03 ID:wWu/T/hZ
村田正子さんは、存命?
昔、遠藤誠が紳助の番組で平沢は人間的には問題のあるやつだが 帝銀事件は絶対にやってないと力説してた
668 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/23(日) 23:27:46 ID:wWu/T/hZ
669 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/23(日) 23:31:34 ID:wWu/T/hZ
巷の出版物の多くは平沢冤罪説だけど、平沢真犯人説を 補強するする話しはないのでしょうか? 警察の取調べは犯行に関する情報を隠しておいて、容疑者 の自供の中から犯人でないと知りえない話を聞き出して。 シロかクロが探るわけですから、証拠は無いとしても何か 興味深い話があったら教えてください。
平沢は北海道で尋問を受けたとき、 半年前の事件当日のアリバイを準備していたかのようにスラスラと答えたり その後写真を撮るときも瞬間的に顔をしかめて人相を変えたり 人権関係で平沢真犯人説の本は出しにくいだろう 面白おかしい謀略説のほうが売れるに決まっているし こうやって根拠薄弱な謀略説は広く人の心に定着してしまう
672 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/24(月) 21:47:47 ID:qkK2IRR6
>半年前の事件当日のアリバイを準備していたかのようにスラスラと答えたり 東京の家の近くで大事件が起きたので、その日の事を良く覚えていたとも考えられます。 >その後写真を撮るときも瞬間的に顔をしかめて人相を変えたり 緊張や自分が疑われている事への不快感や警戒心で、そうしただけとも考えられます。 証拠は皆無ですが、本ボシは平沢で間違いないと思えるような話しをご存知な方は教えて下さるよう お願いします。
>>672 ・松井名刺の所持者である。
・山口名刺作成時の左頬の2つの痣という具体的目撃証言が一致
・未遂も含めた犯行現場近辺に居住していて土地鑑がある。
・事件後に被害金額にほぼ一致する出所不明の大金を持っており、その出所について最後まで説得力のある説明をしていない。
・サンプル数極少の不完全な鑑定ながら筆跡鑑定でもクロに近いという結果が出ている。
・自白後にUPI通信支局長との独占インタビューに応じ、その中で犯行と自白の任意性を認めている。
・事件当時のアリバイが不明確。
個々の証拠の証明率は必ずしも100%とは言えないが、これだけ集めれは平沢が犯人であるという事は
合理的疑いを差し挟む余地がないほど明白。
そもそも事件当日、何の目的で丸の内まで出向いて娘婿に会ったのか ? 何をしたのかといったら、単に「雑談」をしただけという。 わざわざ電車賃を使って、働いている相手の職場に勤務時間中に押し掛けて「雑談」をしに行く 奴が何処にいる ? はじめからアリバイ工作の為にやったとしか思えない。
申し訳ないけど陰謀厨は願望で語ってるだけ。
「もしかしたら〜かもしれない」というレベルの可能性を
「きっと〜に違いない」というところまで膨らませすぎ。
>>593 ちゃんと調べた上で言うわけじゃないが、
報道写真で見ることができたという可能性は低いと思う。
>>672 両説共に決定的といえる証拠がないから何十年もダラダラ長引いてるんだろ
ただ空想を排除すれば
>>673 の意見が妥当だ
677 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/25(火) 23:41:08 ID:94BQAEZo
松井名刺は全て確認されておらず、平沢の他にも何十人もの人が所持しておる、 三十枚が所在不明。 >・山口名刺作成時の左頬の2つの痣という具体的目撃証言が一致 山口名刺注文者=平沢としても、山口名刺が使用されたのは三菱中井での未遂事件。 帝銀事件では、別の男が顔に二つ痣を描いて平沢に変装した可能性もある。 >・未遂も含めた犯行現場近辺に居住していて土地鑑がある。 証拠とはならない。 逆に、居住地犯行現場が近すぎる事が不自然。 >・事件後に被害金額にほぼ一致する出所不明の大金を持っており、その出所について最後まで説得力のある説明をしていない。 証拠とはならない。 ・サンプル数極少の不完全な鑑定ながら筆跡鑑定でもクロに近いという結果が出ている。 筆跡鑑定人は毛筆の専門家。 小切手の筆跡はペン字。 同一と断定されていない。 >・自白後にUPI通信支局長との独占インタビューに応じ、その中で犯行と自白の任意性を認めている。 コルサコフ症候群 >・事件当時のアリバイが不明確。 証拠とはならない。 個々の証拠の証明率は必ずしも100%とは言えないが、これだけ集めれは平沢が犯人であるという事は 合理的疑いを差し挟む余地がないほど明白。
678 :
修正 :2008/11/25(火) 23:44:12 ID:94BQAEZo
逆に、居住地と犯行現場が近すぎる事が不自然。
もはや言葉遊びのレベルでしかないなこれは。 夢と願望を語っているだけ。
>>677 >証拠とはならない。(大金)
事件後、被害金額と合致する出所を説明できない大金を所持していたことは有力な状況証拠である。
>筆跡
鑑定は合計7件行われている。
結果は同筆とするもの3件、似ているが同定までは出来ないとするもの3件、異筆とするもの1件。
黒3、灰色3、白1で、総合するとクロに近い灰色としか言いようがない。
確定的とまでは言えないまでも状況証拠の1つとしては極めて有力なものである。
>証拠とはならない。(アリバイ)
事件のあったのは平日の午後3時過ぎ。
多くの人間は働いている時間帯で、おそらく半分以上、2/3くらいの人間にはアリバイがあったろう。
アリバイが無い事自体は証拠とはならないが、それでも犯人を絞り込んでいく上では大きな意味がある。
>コルサコフ症候群
もし真実平沢にコルサコフ症候群による虚言癖があったとして、何故自白が虚言で否認に転じた後の発言が
虚言でないなどと言えるのだろう。
普通の人間だって嘘は自分に都合のいいようにつくものだ。
取り調べ過程で事実関係を1つ1つ突き詰めて言った上で引き出した本人に都合の悪い証言と、言いっ放しで
検証を受けることもない本人に都合のいい証言のどちらがより信用できるのか ?
少なくとも前者を否定し後者を肯定する論拠が私には全くわからない。
>別の男が顔に二つ痣を描いて平沢に変装した可能性
>逆に、居住地と犯行現場が近すぎる事が不自然。
このレベルの事実に基づかない思いつきの妄想が許されるなら、どんな事件だって冤罪に出来るぞ。
>松井名刺は全て確認されておらず、平沢の他にも何十人もの人が所持しておる、 >三十枚が所在不明。 まず、これだけで30/100,000,000にまで絞り込める。 平沢が犯人でないとするなら、その30人ほどの中に 1,一連の事件現場近辺(概ね山手線沿線内側)に居住あるいは頻繁に訪れ得る人間で、 2,左頬に2つの痣があり、 3,事件後、被害金額に合致する出所を説明できない大金を所持し、 4,筆跡が極めて似通っていて、 5,アリバイも無い 平沢以外の別人がいることになる。 こんな可能性はほとんどゼロと言っていい。 現在でも東京都の人口は日本全体の1/10程度、山手線沿線内側に限定すればその数はさらに小さくなる。 しかも当時は現在ほど都市部への人口集中は進んでおらず、東京自体が戦災による壊滅的打撃からまだ 完全に立ち直ってはいない。 昼間流入人口を考慮しても犯行可能なのは30人中せいぜい2人くらいだろうよ。 地理的要因のふるいにかけるだけでこの有様。 追加して言うと平沢はこの事件以前に銀行相手の詐欺事件を起こしており、この点でも大いに疑われる理由 がある。
682 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/26(水) 23:05:53 ID:2zeHLO9+
まず、これだけで30/100,000,000にまで絞り込める。 平沢が犯人でないとするなら、その30人ほどの中に 1,一連の事件現場近辺(概ね山手線沿線内側)に居住あるいは頻繁に訪れ得る人間で、 2,左頬に2つの痣があり、 3,事件後、被害金額に合致する出所を説明できない大金を所持し、 4,筆跡が極めて似通っていて、 5,アリバイも無い 平沢以外の別人がいることになる。>>疑惑の歯科医
>>682 まずその歯科医とやらが実在した根拠を示してくれ。
佐伯省本人およびその説を引用した著作にしか登場しないんだろう ? その歯科医は。
もしそんなあからさまに怪しい人物が実在したなら、何故他の第3者による著作にこの歯科医について
触れたものが無いんだ ?
この話自体が佐伯の妄想あるいは創作によるものじゃないのか ?
>>677 そのあなたの厳しすぎる基準を冤罪説の根拠にも当てはめてみるといい。
平沢真犯人説よりはるかに容易に冤罪説は崩れるよ。
ところで都合のいいときだけコルサコフ持ち出すのは恥ずかしくないのか?
もうひとつ言わせてもらう。
冤罪説はまず冤罪ありきの結論がまず先にあって、
そこからすべてを解釈しているんだよ。
「証拠を検討して結論を導く」というプロセスとは逆のことをしている。
だから非常に有力な状況証拠でも「証拠にならない」という恥ずかしい
理由で論破したつもりになれる。
平沢が大金の出所を明らかにできない理由の解釈も苦し紛れに過ぎない。
しかし冤罪説は完全無欠で「証拠にならない」ものが皆無であるかのような物言い。
>>680 の言うように、こんなレベルの論法が許されるなら世の中の事件の多くを冤罪にできる。
686 :
科学捜査 :2008/11/27(木) 09:55:41 ID:uvYVDkJU
科学捜査論文「帝銀事件」にはおもしろいことが出ている。この本は、平沢が犯人だというものである。 少なくとも、毒物が青酸カリだと分かる。 内容は、 第1章 帝銀事件 第2章 心理分析 第3章 毒物の特定 第4章 青酸カリウム 2種類の死亡機序 第5章 平沢の受けた拷問 第6章 精神分析 二重人格 第7章 脳科学 「神になる」という病 第8章 前頭葉の異常 第9章 謎を解く鍵「消毒薬オキシフル」 第10章 誤解 というものである。
687 :
科学捜査 :2008/11/27(木) 13:17:11 ID:uvYVDkJU
第3章、第4章だけを読むと、青酸カリだと明確に分かる。 また、第9章謎を解く鍵「消毒薬オキシフル」を読むと平沢が犯人だと言うことが分かる。 他の章は読まない方がよい。
688 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/27(木) 20:54:00 ID:HcDCI9Mu
>科学捜査論文「帝銀事件」 出版社と著者名を教えて下さるようお願いします。
689 :
科学捜査 :2008/11/27(木) 22:37:54 ID:IarFLUie
科学捜査論文「帝銀事件」 法医学、精神分析学、脳科学、化学からの推理 東京図書出版 中村正明著 平沢のアリバイ、筆跡、指紋、人相などについては全く触れていません。 第3章、第4章、第9章はひたすら化学(化学反応)だけです。
690 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/27(木) 23:11:56 ID:HcDCI9Mu
>>689 ありがとうございます。
本の値段も教え下さるようお願いします。
それから、
>第9章謎を解く鍵「消毒薬オキシフル」を読むと平沢が犯人だと言うことが分かる。
これはどういう意味でしょうか?
初めて聞く事なのですが、ご説明を宜しくお願いします。
691 :
科学捜査 :2008/11/28(金) 01:36:21 ID:6FKKhwiu
http://urawa.cool.ne.jp/artmuseum/に概要が出ています 。でも、本を読まなければ分かりにくいです。
値段は、1,470円です。
化学について記載されている部分には、間違いありません。
最初の事件では、青酸カリの溶解液にオキシフルを用いたので、青酸カリが無毒化されたということです。
松本清張の説、最初の事件は予行演習だったという説より説得力があります。
でも、この本で面白いのは化学以外の部分です。本当かどうかは分かりませんが。
たぶん、精神分析医に聞いても、半分の人が首をかしげるようなものです。
でも、そこが面白いです。
692 :
科学捜査 :2008/11/28(金) 01:43:34 ID:6FKKhwiu
でも、文系の人が読んでも、分からないかも知れません。 文系の友人に読ませたところ、ちっとも分からなかったと言っていました。 合成化学の得意な人ならこの化学の部分は分かるはずです。 変化して無毒のシアン酸カリウムになったというものです。 オキシフルについては、平沢の発言にあります。オキシフル の瓶を洗わず用いたとあります。 平沢が作ったものは消毒薬でもあります。味付けのためでしょうか。
>>692 未読だけど読んだら質問させてもらいたいから常駐希望
694 :
科学捜査 :2008/11/28(金) 09:40:34 ID:hfw1OSeZ
了解しました。ところで、私は2チャンネルに参加は初めてです。このスレは主に2人で成り立っていると思いますが、なぜ、名前が一緒なのですか? 「名無しさん@お腹いっぱい」さんは1名ということで自問自答なのでしょうか?
>>694 釣り?
一人じゃないよ
「名無しさん@お腹いっぱい」=匿名
>>696 一体一人で何百回レスしたら気が済むのですか?
699 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/28(金) 21:42:29 ID:iwTEthSW
こういう時代に生きた平沢さんは不運という しかない。今、この事件が起きてたら逮捕さえ されないだろう。冤罪はかなり生まれにくくなった とはいえ、これからも慎重に捜査してもらいたい。
700 :
科学捜査 :2008/11/28(金) 23:10:18 ID:6FKKhwiu
平沢冤罪説の方は、毒物はアセトンシアンヒドリンまたはアミグダリンだと言っています。 その毒物を使用できるのは、731部隊関係者だと言っています。 しかし、「毒物及び劇物の事故時における応急措置に関する基準」(厚生労働省)には、毒劇物の運搬事故が生じた場合にとるべき応急措置の具体的な方法を品目ごとに定めている。 アセトンシアンヒドリンについて、「目に入った場合、わずかに刺激があり、粘膜から吸収される」とあります。・・・科学捜査論文「帝銀事件」より 第1薬を飲んで苦しみだしたのです。これだけでもアセトンシアンヒドリンではないことが分かります。また、アミグダリンも刺激性はありません。
701 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/29(土) 11:35:20 ID:GRPO39zr
科学捜査論文なかなか面白そうです。どこで入手出来ますか?
702 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/29(土) 15:59:51 ID:BahEgp1z
疑惑の歯科医が、うにゃむにゃ。
703 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/29(土) 16:30:07 ID:BahEgp1z
疑惑の歯科医が、うにゃむにゃ。
704 :
科学捜査 :2008/11/30(日) 01:12:08 ID:h0M7aLPw
科学捜査論文 帝銀事件 で Googleで検索すると沢山出てきますよ。
705 :
科学捜査 :2008/11/30(日) 01:16:34 ID:h0M7aLPw
佐伯省氏が言われる歯科医が犯人ということは、はっきり佐伯氏の妄想だと書かれています。 彼は、歯科医が犯人と考えた少し前に、精神科に入院させられたと佐伯氏自身が述べている点も上げられています。
706 :
科学捜査 :2008/11/30(日) 01:33:46 ID:h0M7aLPw
帝銀事件の容疑者として、全国の警察で調査されたのは5,000人以上であったが、佐伯氏は、はじめに直感で歯科医能口氏を犯人と判断した。それも、帝銀事件から約11年経過したときである。 ・・・科学捜査論文「帝銀事件」より これほど、直感力の働く人は日本では一番となる。
冤罪説の大きな前提、「使われたのは遅効性の薬品」というのが そもそも絶対的なものとは思えないんだよなあ。
708 :
科学捜査 :2008/11/30(日) 09:57:33 ID:h0M7aLPw
科学的捜査論文「帝銀事件」には、色々理由が書かれています。そのひとつの理由に、平沢は非常に人がよいと言うことです。 人格について述べています。多くの人は、平沢はそのようなことをする人ではないと言っています。 それに対して、二重人格が起きたということです。 二重人格の起きる原因説が書かれています。 これなどは、斬新というのか、どうかは分かりません。 逆に、読後のご感想を教えて下さい。
709 :
科学捜査 :2008/11/30(日) 10:32:59 ID:h0M7aLPw
はじめは非常に良い人であった。 次に、コルサコフ病を患って、抑制のきかない人になった。 そして、各種犯罪を犯した。 逮捕され、菩薩に諭され自白をした。 躁転が起き、人格に変化が起きた。 平沢にはコルサコフ病により記憶障害があった。 躁転・記憶障害この2つが二重人格の原因だというものです。
710 :
科学捜査 :2008/11/30(日) 10:45:23 ID:h0M7aLPw
あともうひとつ。推理小説作家松本清張の「帝銀事件」、「日本の黒い霧」があります。 このうちの1冊は推理小説大賞?を受賞したはずです。 有名作家の力は絶大です。この科学捜査論文「帝銀事件」は無名の作家で、だれひとり知る人はいません。 たぶん売れずに闇に葬られるでしょう。
711 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/30(日) 19:23:40 ID:l3sUdGXz
歯科医の能口が、帝銀事件の最初の重要容疑者であったという のは事実ではないのではないですか? それから、能口は中野学校出身というのも妄想でしょうか?
712 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/30(日) 19:55:43 ID:35Ifz7N7
科学捜査論文「帝銀事件」を購入しました。素晴しい推理力だと思われます。 きっと江戸川乱歩賞にノミネートされるのではないでしょうか?
713 :
科学捜査 :2008/11/30(日) 20:06:11 ID:h0M7aLPw
全てが妄想かは分かりません。妄想は、一部のはずです。 それらが事実かも知れませんが、佐伯氏が彼を犯人と考えた少し前に強制入院させられたことは、佐伯氏自身が述べています。 でも、毒物が青酸カリウムであることは確かです。 ただし、野口氏は事件前日は新潟にいたと言います。佐伯氏は時間的に問題はないといっていました。 それでは、野口氏は、最初の事件で使われた名刺はどのようにして入手したのでしょうか。
714 :
科学捜査 :2008/11/30(日) 20:11:19 ID:h0M7aLPw
歯科医の野口氏は、青酸カリウムを持ちいて何のために殺人事件を起こしたのでしょうか?
715 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/11/30(日) 21:39:26 ID:l3sUdGXz
>それでは、野口氏は、最初の事件で使われた名刺はどのようにして入手したのでしょうか。 過去レスにも述べられていますが、佐伯説は、 2件の未遂事件:平沢の犯行 帝銀椎名町事件:能口の犯行 と推理しています。 >歯科医の野口氏は、青酸カリウムを持ちいて何のために殺人事件を起こしたのでしょうか? これも過去レスに述べられていますが、歯科医に疑惑を持っているこのスレの参加者でも 賛同している人は非常に少ないと思われますが、佐伯説では歯科医はGHQの命により青酸 化合物の人体実験を帝銀で行ったとされています。
716 :
科学捜査 :2008/11/30(日) 22:47:25 ID:h0M7aLPw
未遂事件と帝銀事件とでは犯人が異なるというのは不自然です。 また、佐伯説は毒物がアセトンシアンヒドリンということで成り立っています。 科学捜査論文「帝銀事件」を読めば、毒物は青酸カリウムだと言うことが化学の分かる人なら否定はできないはずです。 青酸カリウムの毒性を何も帝銀事件で調べなくてもとっくに分かっているはずです。
717 :
科学捜査 :2008/11/30(日) 22:55:06 ID:h0M7aLPw
佐伯説は、帝銀事件で使われた毒物はアセトンシアンヒドリンで理論を進めています。 アセトンシアンヒドリン説は科学捜査論文「帝銀事件」では完全に否定されています。
718 :
科学捜査 :2008/11/30(日) 23:08:45 ID:h0M7aLPw
>科学捜査論文「帝銀事件」を購入しました。素晴しい推理力だと思われます。 文系の人にはかかりにくいのではないでしょうか。 読んでも、分からない本かもしれません。 精神分析、脳科学についてはいかがでしたでしょうか? 言っているは筋道が通っているようですが???
719 :
科学捜査 :2008/11/30(日) 23:10:56 ID:h0M7aLPw
言っているは筋道が通っているようですが??? 修正→言っていることは筋道が通っているようですが???
個人的感想を言わせてもらえれば、全ページを使って 毒物の考察をするくらいのほうが良かったような気がする。 読者なんかついてこなくていいから、300ページくらい使って超マニアックな内容でよかった。 帝銀事件ではここが一番重要なのだから。 精神分析、脳科学は筋が通ってはいるけど、水掛け論になりがちな印象。
721 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/01(月) 21:47:13 ID:RgSVagJb
遠藤弁護士が存命なら何とおっしゃるだろうか? 関係者も高齢化し、事件は昭和の歴史の1ページとなり、 風化されている。
722 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/02(火) 01:57:53 ID:PJlMzMd+
平沢に生き別れの双子の兄あるいは弟が居たとしたらどうだろうか?
松本サリン事件の第一発見者の方と平沢がどうもかぶってしまう。 当初、発見者は状況証拠的に黒のように扱われていた。マスコミも様々な情報をリークしていた。 だが、発見者にサリンを作りかつあのような事件を起こす能力があるのか? といわれると、はじめの段階から化学の研究者は「サルがワープロを触って筋の通る文章になるくらいの確立」 といっていたのを思い出す。つまり、不可能といっていた。 では、平沢の場合、状況証拠はもちろん黒。死刑判決まで受けてるわけだから。 しかしながら、能力は?といわれると大きな疑問をもつ。 その後、地下鉄サリン事件が起こり第一発見者の無実、無関係は証明された。 もしも、地下鉄サリン事件が起こっていなければ発見者はどうなっていたのか。 一方、帝銀事件における地下鉄サリン事件は起こっていない。
黒い霧の威力はすごいな。 科学捜査論文のようなまともな文献が世に出てもやはり意味はないのか。 黒い霧に魅せられた者は論理を操っているつもりになっているだけで その実感情のみで物を言っていることに気づいていない。
726 :
科学捜査 :2008/12/02(火) 09:48:43 ID:ihgFV/67
新書 科学捜査論文「帝銀事件」は論評を得るため出版社に送られたはずです。 ただし、論評する方にその内容が理解できるかどうかは? もしかすると、精神分析の箇所も正しいのではないでしょうか。 我々が、理解できないだけで…… 確かに、冤罪説の方は感情的にものごとを捉えている気がします。
727 :
科学捜査 :2008/12/02(火) 09:53:14 ID:ihgFV/67
毒物が、青酸カリウムだと言うことが証明されたわけである。 冤罪説の本から、他の毒物の内容を削除すると冤罪説の本はすべて成り立たず、全滅する。
今更帝銀はないだろ
729 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/02(火) 15:47:20 ID:PJlMzMd+
現代なら、あなたが銀行で窓口に並んで居ると、 宇宙服のような防疫のビニールスーツで全身を覆った人が何人か 入ってきて、床に白い粉を撒きだして、この近所で新型トリインフルエンザが 発生した。そのため、ここと表通りは閉鎖します。全員その場を離れないように。 今から予防薬タミフラリンと飲み下すための水を配ります。 これは行政命令です。とか言ったら、あなたは飲むか?
青酸カリの即効性はその純度が高かったり(主に研究用で一般では入手困難) 摂取量が多かった場合に当てはまるのであって、特に劣化した青酸カリを使えば 死ぬまでにかなりの時間(30分以上から数時間)を要することは医学書に書かれている。 被害者は嘔吐しているが、これは劣化した青酸カリ溶液中に 炭酸カリなどが発生しそれが胃粘膜を刺激するのが原因で、 やはり古い青酸カリを使ったときに典型的な現象といえる。 調べれば青酸カリしか考えられないじゃないか。
>>727 死斑や血液の色についての東大と慶大の鑑定結果の違いですが、
東大は主に下町、慶大は主に山の手というふうに担当が分かれていたそうです。
ということは、早期に亡くなった被害者(卒中型)はまず慶大に送られ、
死亡者が多く解剖が大変なため、その後亡くなった被害者(通常型、遅延型)は東大に送られた
可能性はないでしょうか。
青酸カリで早期に死んだ場合(卒中型)は死斑や血液は暗赤色であることが多く、
5分〜30分(通常型)、30分以上(遅延型)で死んだ場合は鮮紅色が多いようですが、
これが原因であるかもしれません。
>>724 そういえば松本サリン事件で最初に疑われた会社員の家で
「サリン製造は可能」と公共の電波を使って全国に愚かな持論を
展開したのは、帝銀事件関係の著作もある常石敬一だったな
733 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/03(水) 03:55:35 ID:WoeBy4g5
>730 警察は当初、陸軍の特務機関の関係者(登戸研究所)を疑って捜査している と週刊誌にも当時報道されたぐらいだ。単なる普通の自決用の青酸カリ だけならば、なぜ警察はそのような初動捜査をしたと思うか?
>>724 >>732 94年のあの事件、テレビ朝日は平然と家の表札を放送していた。
当時の「テレビタックル」で田嶋陽子が
「あんな風に放送してるけどもし彼が犯人じゃなかったらマスコミはどう責任とるの?」
って詰問に対し、ゲストの木村なんたらってメガネかけた弁護士(やたらテレビ出てる)は
「いやあ。この事件は彼が犯人で間違いないですよ」ってしたり顔で平然と答えてた。
95年。フジの報道番組で木村って弁護士は平然と
「オウムの犯罪は許せないですねえ」なんて言ってた。
735 :
科学捜査 :2008/12/03(水) 09:42:35 ID:Xg/Y5xDe
>733 科学捜査論文「帝銀事件」に記載されています。当初、手慣れた操作から731部隊関係者を疑っていたようです。 また、遠藤弁護士の「科学捜査論文には、平沢は普賢菩薩の生まれ変わりだ」という意見に理解を示しています。 いちど、科学捜査論文を読まれた方がよいと思います。 >731 死体の搬送は遅れたため、やはり死体の色により送られた可能性が大きいです。 どこかに、沢山の死体が写真にあったような記憶があります。
736 :
科学捜査 :2008/12/03(水) 14:45:56 ID:Xg/Y5xDe
>733 その後、すぐにアセトンシアンヒドリンではないかという意見が出て、731部隊関係者が洗われたのです。
737 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/03(水) 18:49:08 ID:WoeBy4g5
ところが731部隊の周辺を洗おうとすれば、当然米軍との間で為された 司法取引だとか中国での戦犯が捕縛を免れているというGHQにとって 不都合な事実が表面化するのを恐れたGHQは、警察のトップに指令して、 捜査の方向の変更を命令したとされる。
>>733 初動捜査では現場状況等から推測した見込みで捜査対象を絞る。
限られたリソースを有効活用するためにはある程度やむを得ないが、実際に犯人が逮捕されて
みると当初予想された犯人像とかけ離れていたなどというケースは枚挙にいとまがない。
単なる憶測に基づく見込みが外れていたというだけの事。
「小泉毅は犯人じゃない」ってか ?
あくまで憶測に過ぎない初動段階での犯人像を絶対視する考え方こそ危険極まりない。
だが多くの平沢冤罪論の根底にあるのはこの考え方だ。
>>737 GHQが警察に捜査方針の変更を命令したなどという事実は全くない。
ただ、旧軍関係者を追っていた新聞がGHQの圧力で取材中止に追い込まれたという事はあったらしい。
秦郁彦の調査によると、当時警察が軍特殊部隊を追及している事実は公表されていなかったが、それを
嗅ぎつけた読売新聞が独自に旧軍関係者宅の張り込みを始めたため、捜査妨害になるのを恐れた警察
がGHQに依頼して取材を止めさせたというのが真相らしい。
GHQの圧力で警察の捜査方針が変更させられたというネタは、この話に尾鰭がついたものだろう。
740 :
科学捜査 :2008/12/03(水) 22:33:32 ID:40yHa5hX
>737 とにかく毒物は青酸カリです。高校の化学を理解できれば、科学捜査論文での毒物は青酸カリだと言うことが分かります。 青酸カリと731部隊とをどのように結びつけるのですか?
>>734 たけしの兄、北野大もテレビで会社員が怪しいといい加減な憶測をしてる
ああいう人たちは自分の言葉にもっと責任を持つべき
スレチすまん
742 :
科学捜査 :2008/12/04(木) 14:00:00 ID:Ya/cziaI
この2チャンネルで、主として2人ですれ違いの話をしていますが、すれ違いのままお互いの意見を理解することなく過ぎています。 私も加わることになりましたが、不毛な議論とでも言えるのではないでしょうか。 平沢犯人説の方は、帝銀事件をよくご存じなので、お考えをまとめて別にホームページでも立ち上げていただけると、おもしろいのですが。
陰謀論というのは一度流布してしまうと余程のことがない限り払拭するのは無理。 それがどんなに根拠薄弱でも。
744 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/05(金) 02:03:01 ID:RouYEh22
当時の古い週刊誌に、「警察は旧陸軍機関の者の犯行の可能性を調査中」 と描いてある記事を見かけたことがあった。これは取材した記者が 警察の筋から聞いたものを記事にしたのであろう。
それは古い週刊誌など見なくても警視庁自ら言ってるでしょ 最初は医学関係者等を洗ったと
746 :
科学捜査 :2008/12/05(金) 13:55:51 ID:W6QTRSHH
平沢冤罪説の人に質問があります。毒物は青酸カリですか、またはアセトンシアンヒドリンのどちらとお考えですか?
>>735 確か犠牲者のうち2人は病院に運ばれてから亡くなったという
のをどこかで読んだ気がしますが、その二人は東大と慶大の
どちらで解剖されたかご存知ですか?
748 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/05(金) 21:48:55 ID:RouYEh22
昔は、迷宮入りになりそうになると、身寄り(家族)の無い者、前科者、 精神がおかしいもの、などを拷問加えて予定された供述書に沿った 自白をさせて冤罪を仕立ててたものらしい。GHQの(極秘の)命令であれば、 やむなくそうしたことだろう。
これは酷い清張脳ですね
750 :
科学捜査 :2008/12/06(土) 02:41:49 ID:H+ajcSkt
>747 その二人は慶大でなければ科学捜査論文…にはまちがいがあるということですね。
東大と慶応が鑑定結果の違いについて喧嘩したという話はありますか?
>>750 気長にこのスレには定住してください
まだ勉強不足ですがたくさん質問させていただきたいです
753 :
科学捜査 :2008/12/07(日) 09:28:16 ID:7jPauDey
>752 ありがとうございます。私は、お二方のような知識はあまりありませんが…。
>>753 よろしくお願いします。
気長に待っていれば科学捜査さんともっと深い議論ができる人も来ると思いますよ。
私は帝銀事件関係の本をいくつかネットで注文したのですが、まだ届いていないのです。
それらを読んでから議論に加わりたいと思います。
あと、念のために申し上げますが、2ちゃんねるのこのスレッドに書き込んでいる人は
何人もいると思いますよ。
名前欄になにも入れずに書き込むとこの板では「名無しさん@お腹いっぱい。」と表示されます。
ですから、同じ「名無しさん@お腹いっぱい。」でも同一人物が書き込んでいるとは限りません。
755 :
科学捜査 :2008/12/08(月) 01:00:00 ID:l+U2gzby
松本清張「点と線」で、男が青酸カリが入っているウイスキーを飲んでから女にそのウイスキーを飲ませるシーンがありました。 間違っているかも知れませんが、このウイスキーには青酸カリが他の人に入れられたのだったのではなかったでしょうか。 ウイスキーをはじめて飲むなら別ですが、青酸カリが混ざっているならすぐに分かるはずですし、まして、自分が飲んでから、一緒にいた女に飲ませることは不可能です。 とにかく問題があるシーンです。松本清張は毒物に関しては素人です。
756 :
科学捜査 :2008/12/08(月) 01:12:41 ID:l+U2gzby
松本清張の「日本の黒い霧」が彼の国家に対する恨みから来るものであるという話が取り上げられています。 下山事件も現在では科学的にみて自殺だという説が主流です。 >751 慶大の教授は東大の検査結果についても否定的な考えを述べていません。青酸カリによる死体の色は青黒いものから鮮赤色など色々あるというようなことを述べています。 下山事件も、慶大の教授はあとで自説を変更しています。 また、何かの本で東大の教授(国家陰謀に荷担したと言われた)の人格について他の人が述べているものがありました。 彼はそのようなことをする人ではないと言うものです。
>>756 >慶大の教授は東大の検査結果についても否定的な考えを述べていません
ということは、お互いの鑑定結果は妥当だと認識していたのですね。
それを小説家のような素人たちが大騒ぎして「疑惑の鑑定」というイメージを作ったと。
758 :
科学捜査 :2008/12/08(月) 08:10:51 ID:l+U2gzby
お互いの鑑定結果は妥当だと認識していました。また、鑑識全員が青酸カリと認識していたはずです。 >それを小説家のような素人たちが大騒ぎして「疑惑の鑑定」というイメージを作ったと。 素人だけではないはずです。一部の刑事、弁護士等も考えていたはずです。 松本清祥は、弁護士側の誰か(忘れましたが)から資料をもらいまとめたのです。 あの大胆な犯行は誰も素人が行ったと考えないでしょう。
759 :
科学捜査 :2008/12/08(月) 08:13:34 ID:l+U2gzby
鑑識全員というのは、間違いでした。科学捜査論文にも、胃液のpHについて青酸カリなら胃液pHはアルカリになるはずだと言った鑑識がいました。
760 :
科学捜査 :2008/12/08(月) 16:15:17 ID:iqT8f/gk
>730 被害者は嘔吐しているが、これは劣化した青酸カリ溶液中に炭酸カリなどが発生しそれが胃粘膜を刺激するのが原因で、やはり古い青酸カリを使ったときに典型的な現象といえる。 科学捜査論文では、アルカリ性で胃粘膜が刺激され嘔吐したとあります。青酸カリは炭酸カリよりアルカリ性が強いため炭酸カリにならなくとも嘔吐するのではないでしょうか。とにかくアルカリ性のため嘔吐したはずです。
761 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/08(月) 19:32:21 ID:G2xVVozT
なんで731部隊が関係あるように言われたの? 細菌戦部隊なのに。
762 :
科学捜査 :2008/12/08(月) 22:18:28 ID:l+U2gzby
ホームページ「陸軍登戸研究所」には「帝銀事件の犯行に用いられた毒薬が、 陸軍登戸研究所で開発された青酸ニトリールの可能性があるとして、取り調べ られたのである。研究所所員が七三一部隊の支部である一六四四部隊において 帝銀事件の犯行と同様の方法で青酸ニトリールの人体実験を行っており、実行 犯が元七三一部隊員のS氏の可能性が濃厚であった」とあります。
763 :
科学捜査 :2008/12/09(火) 00:44:35 ID:ce3RIvfZ
冤罪説で骨のある人が来てくれないと盛り上がらないなあ
765 :
科学捜査 :2008/12/09(火) 14:18:53 ID:X8TAqJKK
おーい! 冤罪説を唱える人、出てきて下さい。「平沢氏を救う会」の人でもよいですから。 平沢が犯人でこのブログは終わりそうです。 これでよいでしょうか。
766 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/09(火) 16:12:07 ID:jTrjvWHh
>>760 読んだ本では、青酸カリが炭酸カリに変化すると毒性が減るが、
腐蝕性のために痴皮形成のあることがある、とあります。
いずれにせよ炭酸カリがあろうがなかろうがアルカリ性で粘膜を刺激して
嘔吐を誘発すると思いますが、
瞬時に死亡せず、嘔吐するほど生きられるのは、致死量ぎりぎりの
青酸カリを飲んだ場合か、古くなり毒性の弱くなった青酸カリを飲んだときだと思います。
よって使われた毒物は青酸カリと考えて矛盾はないかと。
767 :
科学捜査 :2008/12/09(火) 17:26:29 ID:X8TAqJKK
最初に青酸カリが16gほどあったそうです。梅干し大の大きさ2個ほどです。 これを最初の事件で3分の1使って、オキシフルで無毒化された。 二度目の事件では、3分の1を消毒用エタノールで希釈し、ばれそうになったので、 紙幣・小切手?に振りかけて帰った。 三度目の事件つまり帝銀事件では残りの3分の1を使った。 吸湿・劣化などに用純度低下などを考えると16/3*0.90=4.80(g)となる。 これを16人で分けると1人当たり約300mgとなる。 この程度の量でしょう。
768 :
科学捜査 :2008/12/09(火) 17:30:33 ID:X8TAqJKK
科学捜査論文では300mg/人では、無酸症の人では死なない場合があるとあります。 肝臓での解毒により死なない可能性があるとのことです。
769 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/09(火) 22:07:58 ID:CMXvDEaM
たしかに、KCNの半致死量は約250mgだと言われているからな。
770 :
科学捜査 :2008/12/09(火) 23:01:14 ID:ce3RIvfZ
おーい! 冤罪説を唱える人、出てきて下さい。「平沢氏を救う会」の人でもよいですから。 平沢が犯人でこのブログはじきに終わりそうです。
>>767 検察側の主張によると、当初平沢が持っていた青酸カリは梅干し大のものが3個、最初の未遂事件では耳かき1杯分
ほどの量(約0.1g)を100ccほどのオキシフルの空びんに溶かしてたものを20人に飲ませて失敗。
そこで帝銀では残り全部、約16gを80ccほどの小児用薬びんに溶かしたものを16人に飲ませたとの事です。
ttp://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/046/0488/04605150488035a.html まあ、この量に関してはかなりアバウトなもので、どこまで信用できるかはわからない。
だが実際に被害者の遺体からは致死量を大幅に上回る青酸化合物が検出されているようです。
16人に16gなら1人当たり1g、致死量の2〜4倍の量に当たります。
また0.1gを20人なら致死量を大幅に下回る量なので、オキシフルの解毒反応以前の問題として被害は生じないでしょう。
772 :
科学捜査 :2008/12/10(水) 02:21:20 ID:r+oPMyqD
>0.1gを20人なら致死量を大幅に下回る量なので、オキシフルの解毒反応以前の問題として被害は生じないでしょう。 0.1gを用いたなら、苦い味がしないと科学捜査論文にありました。1回目の事件では、液に色が着いていて、苦い味がしたのです。 5gを用いて消毒薬の味にするためオキシフルで溶かしたため、苦い味はするが毒性が出なかったと言っています。 シアン酸カリウムができたのです。
773 :
科学捜査 :2008/12/10(水) 02:23:00 ID:r+oPMyqD
2度目の事件では、オキシフルがなくなったので、消毒用エタノールで溶かしたとあります。
774 :
科学捜査 :2008/12/10(水) 02:27:36 ID:r+oPMyqD
2度目の事件では、エタノールが小切手?に振り掛けられたと鑑識の結果があります。
775 :
作品 :2008/12/10(水) 15:29:58 ID:???
平沢が犯人に一票。 百歩譲って他に犯人がいたとしてもGHQ陰謀説はないな。 あの当時GHQ絡んどりそうな事件は、犯人不明で迷宮入り。この事件だけ犯人作り出す意味が分からん。
776 :
作品 :2008/12/10(水) 15:39:07 ID:???
731関係でGHQから圧力があったからといって犯人とは限らない。 当時GHQは731部隊の上層部と研究データをもらう代わりに戦犯から外す取引をしていた。 警察が周りにうろちょろされたら困る時だった。
777 :
作品 :2008/12/10(水) 15:43:37 ID:???
たしか遠藤弁護士も平沢が犯人である可能性を示唆してたくらい
科学捜査って奴を読んだことがないので 内容に関してうまく議論できないんだよね。 引用とまでは行かないまでも その内容で納得していることを 何点か紹介して貰えないだろうか
779 :
科学捜査 :2008/12/11(木) 00:31:00 ID:EENmXbym
科学捜査論文「帝銀事件」(東京図書出版、中村正明著、1,470円)です。2チャンネルで帝銀事件について述べるなら一読をおすすめ致します。 青酸カリだと言うことを完璧に証明しています。これでもか、これでもかという具合です。 また、平沢が二重人格が起きたという証明をしています。論理的考察です。この2チャンネルでもう一人の方がこの作者について推理が素晴らしいと述べていますが、 本当に素晴らしい推理力です。 私の意見は、ほとんどがこの本からの引用です。ただし、化学的知識が多少必要です。 化学的知識がないと作者の妄想のようにさえ感じられるかも知れません。
780 :
科学捜査 :2008/12/11(木) 00:41:05 ID:EENmXbym
二重人格の原因に、@ 躁うつ病での2種類の性格・性格変化(躁転) A 記憶障害 を上げて、 実際の例と比較しています。二重人格の証明です。 東大と慶大の2種類の死体の色の理由を述べています。胃液のpHによるものだと文献を用いながら 証明しています。完璧な証明です。 佐伯氏の説を妄想だと証明しています。 その他、検事によってかけられた催眠術についても述べています。これは、面白い考えです。 さらに面白いのは…… ←お楽しみに。
青酸カリと結論づけるポイントを解説して貰えませんか?
782 :
科学捜査 :2008/12/11(木) 00:53:13 ID:EENmXbym
> 712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/11/30(日) 19:55:43 ID:35Ifz7N7 科学捜査論文「帝銀事件」を購入しました。素晴しい推理力だと思われます。 きっと江戸川乱歩賞にノミネートされるのではないでしょうか? このIDの方はこの本の内容に納得されたようです。
783 :
科学捜査 :2008/12/11(木) 01:02:57 ID:EENmXbym
@毒物の味・刺激性です。A2種類の死体の色です。Bアセトンシアンヒドリン及びアミグダリンではないという証明です。 沢山ありすぎて説明ができません。……理解力不足です。 @アセトンシアンヒドリン及びアミグダリンは味がないとのことです。 アセトンシアンヒドリンは目に入れても刺激はほとんどないようです。 A無酸症の人が多くいてその人が青酸カリを飲むと青酸ガスは発生せずに徐々に死ぬそうです。外呼吸の停止です。 pHが低い人が青酸カリを飲むと青酸ガスが発生し瞬時に死亡してショック死となるそうです。 計算して証明しています。
1)アセトンシアンヒドリン及びアミグダリン水溶液は味がないから 飲まされた毒には刺激性があったという生存者の証言と矛盾する。 (刺激性の溶媒に溶かされていたら??) 2)青酸化合物は胃酸と反応することで青酸ガスが発生する。 無酸症の人は青酸ガスが発生しなくて 徐々に死ぬ(別の経路で毒性が発揮される??) 胃酸のある人とない人で死体の色が違う? (実際に無酸症の人の死体って法医学関係者では有名??) っていう感じですかね。 生き残った人は、無酸症であったのかな?
あれだけの大事件で東大と慶応の鑑定結果が明らかにおかしかったら、 大論争が起きてるはずだよ。 東大・慶応以外のところからも複数の学者から異論が上がっていたはず。 それを冤罪説の本の著者は少数の医学者にインタビューして都合のいいところだけ 切り取って、いかにもおかしい鑑定だと思い込ませてるだけだよ。 越永重四郎なんてモロに古畑派の学者だよ。 一緒に解剖にも立ち会っているし。
786 :
科学捜査 :2008/12/11(木) 09:36:27 ID:w3uSb30Q
>784 すべて本に書かれています。刺激性の溶媒に溶かされていたら??・・・これについても書かれています。
うーむ。出版社の方ですか。。。。 買いますかね。
1500円もしない本で迷う人は調べ物するには向かない 何かをちゃんと調べようとしたらまとまったお金はかかるもの
あ
790 :
科学捜査 :2008/12/11(木) 11:27:16 ID:w3uSb30Q
この2チャンネルで2冊売れたことになります。しかし、出版社の者がこんなことをしていたら赤字です。 自費出版のはずですので、売れようが売れまいが出版社には関係ないはずです。出版するまでで稼いでるはずです。 >生き残った人は、無酸症であったのかな? 無酸症でなければ、この本の内容に間違いがあると言うことです。 また、帝銀事件で1g/人 では、たぶん全員が死ぬと思います。
791 :
科学捜査 :2008/12/11(木) 11:31:33 ID:w3uSb30Q
東大の教授もだいぶ立派な方のようです。完全に研究者です。 悪いことをするような人ではないことがどこかに書かれていました。 平沢冤罪説の方。 刑事等:2名悪人 検事等:2名悪人 鑑識:東大・慶大のトップの教授 計2名悪人 正しい人は 平沢 弁護士 一部の刑事 小説家
物質鑑定といっても何人が関わるか冤罪説の人は理解してるんだろうか。 たとえば東大なら古畑教授が一人で全部やるわけじゃないんだよ? 多数の人間で手分けしてやるんだ(というより古畑教授は指示出すだけ)。 大人数が関わってるのに恣意的な鑑定をして秘密保持なんてできるはずない。
793 :
科学捜査 :2008/12/11(木) 12:53:01 ID:w3uSb30Q
>多数の人間で手分けしてやるんだ(というより古畑教授は指示出すだけ)。 大人数が関わってるのに恣意的な鑑定をして秘密保持なんてできるはずない。 科学捜査論文でも同様なことが言われています。 研究生?にも死体を見せています。 青酸カリによる死体で赤色系が東大です。 東大の鑑定に嘘があるなら、 胎児の死体をすり替えたか、胎児の死体に色を付けたことになります。 また、古畑教授は指示出しただけです。
794 :
科学捜査 :2008/12/11(木) 12:55:02 ID:w3uSb30Q
研究生・・・訂正 専科生?だったような気がします。
795 :
科学捜査 :2008/12/11(木) 12:58:36 ID:w3uSb30Q
科学捜査論文「帝銀事件」:すべて科学。一部難解。すべてについて一般の人には難しい。 松本清張「日本の黒い霧」、「小説帝銀事件」:おもしろい。推理たっぷり。
>>788 興味があるだけだもの。
糞みたいな本だったら買う気もしない。
アマゾンの中身検索に出てた
名刺の伝播についての確率計算は無謀だなと個人的には思うのに
最大限手放しに絶賛してる書評しか見ないなら、
疑ってかかるでしょう?
>>790 >無酸症でなければ、この本の内容に間違いがあると言うことです。
言い換えると、直接証明されたわけはない、と。
それって科学と名乗っていいのだろうか?
google検索のレベルでは、無酸症と青酸で検索しても
ラスプーチンが死ななかった理由として推理されている
例しか出てこないのよね。
無酸症の人が死ななかったり中毒症状が軽かった例が
今までに何例か知られているなら
知りたいと思ったんだけど。。。
無作為に選んだ集団で無酸症の人がどの程度含まれるのかも知りたいし。
798 :
科学捜査 :2008/12/11(木) 21:33:50 ID:EENmXbym
>無作為に選んだ集団で無酸症の人がどの程度含まれるのかも知りたいし。 書かれています。 冤罪説の人も、科学捜査論文「帝銀事件」を推薦していた私以外の人も去ったようですので、 私もそろそろ、おいとまをいただく予定です。 この本の精神分析について分かる方に出てきていただきたいのですが。 先の方と同様に、私もこの本を江戸川乱歩賞?に推薦します。
>>797 >それって科学と名乗っていいのだろうか?
その懐疑主義を冤罪説に当てはめてみれば?
801 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/13(土) 01:06:13 ID:ju6O22uI
>>798 2ちゃんねるで帝銀事件にものすごく詳しい人なんてそうそうすぐは現れないよ。
週一程度このスレッドをチェックしていればそのうち深い議論ができる人が出てくる。
焦らずに気長に待つべし。
科学捜査論文「帝銀事件」も出たばかりでこれから読む人も多分たくさんいる。
802 :
科学捜査 :2008/12/14(日) 03:03:09 ID:zvKQEOh2
おーい。精神分析の詳しい方、出てきて下さい。 科学捜査論文「帝銀事件」の精神分析の部分を解説して下さい。 専門家でないと困ります。素人同士だと間違った論議になります。 平沢は二重人格ですか? 化学の部分、毒物が青酸カリだという部分は私が保証致します。化学については専門です。
ブログでやれ
805 :
科学捜査 :2008/12/14(日) 17:01:57 ID:zvKQEOh2
第1薬を飲んで苦しみだしたのです。そして、第1薬は炎症性・刺激性の毒物です。 アミグダリンは腸に行くまでは安定ですし、刺激性はありません。 アセトンシアンヒドリンも刺激性はありません。 水を飲まして、アセトンシアンヒドリンの分解を促進したというのは誤りです。 胃液に少量の水を加えてもpHはほとんど変化しません。 帝京大の教授が専門家で、また、松本清張も推理の専門家です。 アミグダリンは毒性を発揮するには1g必要です。1gは水5mLには溶けません。 これは科学捜査論文に書いてありました。
806 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/14(日) 22:26:01 ID:1jIaPXvo
冤罪説の前提「毒薬は遅効性」がここまで根拠の弱いものとは思わなかった
807 :
科学捜査 :2008/12/14(日) 22:39:38 ID:zvKQEOh2
>冤罪説の前提「毒薬は遅効性」がここまで根拠の弱いものとは思わなかった ありがとうございます。私はこの程度の内容で、毒物が青酸カリだと分かると思いますが、 化学の分からない人には理解できないのです。 ましてや、大学教授、松本清張、一部の刑事がアセトンシアンヒドリンだと言えば、 盲目的に信じてしまうのです。
808 :
科学捜査 :2008/12/14(日) 22:40:32 ID:zvKQEOh2
>冤罪説の前提「毒薬は遅効性」がここまで根拠の弱いものとは思わなかった ありがとうございます。私はこの程度の内容で、毒物が青酸カリだと分かると思いますが、 化学の分からない人には理解できないのです。 ましてや、大学教授、松本清張、一部の刑事がアセトンシアンヒドリンだと言えば、 盲目的に信じてしまうのです。
809 :
科学捜査 :2008/12/14(日) 22:50:26 ID:zvKQEOh2
間違って、2度書き込んでしまいました。すみませんでした。 戦後、低酸症の人が40%近くいたのではないかと文献より推測しています。 青酸カリウム200mg、胃液300mLとした場合、胃液pHの違いにより反応は次のようになる。 ・胃液pHが2.0(青酸カリウム3.1m mol、塩酸3.0m mol):青酸カリウムは、ほぼ全量が青酸になる。 ・低酸症であるpH3.0(青酸カリウム3.1m mol、塩酸0.3m mol):青酸カリウムの約1 / 10しか青酸にはならない。 ・無酸症であるpH4.0(青酸カリウム3.1m mol、塩酸0.03m mol):青酸カリウムは、ほとんど青酸にはならず、ほぼ全量が青酸カリウムのままである。 胃液が通常のpH1.5〜2.0の場合は、青酸カリウムは胃液と反応して青酸となりガス化し、従来言われているとおり粘膜から急速に吸収され全身にまわる。 しかし、無酸症の場合は、多くは青酸カリウムのままである。青酸カリウムは、胃ではほとんど吸収されず、腸で徐々に吸収され毒性が現れる。 つまり、反応・吸収の違いにより2種類の死亡機序があると書かれています。 この本は、最近出版されたものですが、法医学関係で多少売れているようです。 東京図書出版会で上位の売り上げとなっています。 私は、たんなるこの本の解説をしただけです。
無酸症の青酸服用事例は帝銀事件以外にないの?
あ、訂正。 青酸→青酸カリ(ナトリウム)
812 :
科学捜査 :2008/12/14(日) 23:28:34 ID:zvKQEOh2
私が探したところありません。 しかし、青酸カリによる死体の色は青黒い〜鮮赤色とあるようです。そして、青酸ガスによる 死体の色は鮮赤色だけです。 青酸カリによる2種類の死亡機序と言うことは、この科学捜査論文がはじめてです。 東大の法医学研究者も慶大の法医学研究者も説明ができなかったのです。 しかし、死亡機序の説明には多少混乱があったようです。 ひとつには外呼吸の停止によるもの、もうひとつは内呼吸の停止によるもの。 この二つが青酸カリの死亡機序に別々に記載されています。つまり、今までは、よくは分からなかったと言うことです。
青酸カリってありふれた毒物で 無酸症って言うのもありふれた症例だとしたら 法医学界ではもっとポピュラーな事例であってもよい気がするのだが。 無酸症で「説明が付く」という論理自体は否定しないけどね。 ただ、「可能性」が一人歩きしていないのかどうか検証が必要だと思うわけで。。。
814 :
科学捜査 :2008/12/15(月) 01:37:30 ID:UwABTyHr
「謎の毒薬―推究帝銀事件」( 吉永春子著)では、アセトンシアンヒドリンは完全に否定されています。 製造後の経時変化で変色しているはずだと述べています。 また、他の本ではアミグダリンでは、当時、酵素の研究がそれほど進んでいなかったとあります。 731部隊ではそのような研究はされていなかったはずです。 最初の事件では、青酸カリが使われたからこそ、オキシフルにより無毒化され、苦みのある 褐色の液体になったとあります。 もちろん、この事件は予行演習かも知れません。 これを予行演習と考えるなら、その人は山口組に拳銃を持って殴り込みに行く前に、 稲葉会におもちゃの拳銃を持って殴り込みの予行演習をするような人です。 無酸症で死ななかった人が出たのは、投与量が300mg程度だからです。 この本でも、500mgなら死ぬようなことが書かれています。
815 :
科学捜査 :2008/12/15(月) 01:44:04 ID:UwABTyHr
>無酸症で「説明が付く」という論理自体は否定しないけどね。 ただ、「可能性」が一人歩きしていないのかどうか検証が必要だと思うわけで。。。 確かにそうです。 しかし、この理論で、アウシュビッツの青酸による黒い死体の説明もしています。
>>756 >下山事件も現在では科学的にみて自殺だという説が主流です
主流じゃないです。当時で散々意見が割れたものを後世になって
科学的にどちらと言い切ることなんてできません。自殺派が「科学的」と
主張しているだけで、その実は科学的でも何でもありません。油について
再鑑定したわけでもないのに。
ど文系が科学的という言葉使ってるのは滑稽だな。
>>813 「可能性の一人歩き」の最たる例はGHQ謀略説やアセトンシアンヒドリン説では??。
799
820 :
科学捜査 :2008/12/15(月) 16:01:04 ID:AyUi4dYm
シアン化カリウムについてWikipediaに次のような記載がありました。 @ 胃酸により生じたシアン化水素が呼吸によって肺から血液中に入り、重要臓器を細胞内低酸素により壊死させることで 個体死に至るとされる。 この記載が内呼吸の停止による死です。 これについて胃酸がない人はどうなるのでしょうか? A 致死量を超えている場合、適切な治療をしなければ15分以内に死亡する。 帝銀事件では1,2分で死んでいません。 B 皮膚から吸収することによっても中毒を起こす。これは、シアン化カリウムは水溶液中で電離してカリウムイオンとシアン化物イオンとなるが、このシアン化物イオンは一酸化炭素と同様にヘム鉄に配位結合して 酸素との結合を阻害することにより、呼吸による酸素の供給ができなくなるためである。また、シトクロムcオキシダーゼの鉄と結びつくという説もある。青酸化合物の毒性機序には未解明な部分が多く、現象に 説明がつかないこともある。 この記載内容には、分かったような分からないような部分がありますが、 2種類の死亡機序 内呼吸の停止と外呼吸の停止があるからではないでしょうか。 C 胃酸と反応して発生するシアン化水素が中毒の主体であることから、青酸カリを舐めても、直後に口内を 洗浄すれば毒性を発揮しない、あるいは胃を完全に切除した場合、青酸カリを摂取しても死に至らないとする説がある。 「胃を完全に切除した場合」……これは胃液が少ない場合、死ににくいということではないでしょうか。
821 :
科学捜査 :2008/12/15(月) 16:58:43 ID:AyUi4dYm
C 補足 これが青酸カリが腸から徐々に吸収され、はじめに呼吸中枢が破壊される事例です。 呼吸中枢が破壊され呼吸ができなくなるのです。 外呼吸(肺での酸素交換)の停止で、窒息死です。
だいたい、内容が把握できてきました。 wikiの内容も参考になりました。 経口投与も注射による投与も致死量が同じ。 経口投与は、胃酸による青酸ガス発生、呼吸停止。 注射による投与は、シアン化物イオンがヘム鉄に結合することにより 酸素運搬機能の停止。 青酸ガスが発生しなくてもシアン化物イオンが体内に取り込まれたら 致死性を発揮する。 胃酸が少ない、無酸症では青酸ガスが発生しにくい だけでなく、***食事直後など胃酸が薄まっているときにも*** 青酸ガスが発生しにくい。 低濃度の青酸投与では、生存例が結構ある。 ということで、 死ぬ人がいたり生き残ったりする人がいるような青酸カリの量は存在する。 ということが可能性として見えてきたと。 では、そのような量を飲んだときには誰もが即死しない? 次の疑問はここですな・・・
823 :
科学捜査 :2008/12/15(月) 23:39:38 ID:UwABTyHr
塩(青酸カリ)及び水は胃からはあまり吸収されないのです。 腸で吸収されるのです。 つまり、胃液pHの低い人(胃液量も関係があるが量というよりpH)は 青酸カリが腸に行くまでは吸収されないのです。 もちろん胃液の量にも関係しますが。pHが1違うとすればそれは胃液量では10倍の 違いに相当するからです。 科学捜査論文では、確かアルコールの吸収で説明していましたが、塩の吸収はさらに 遅くなるのです。 200から300mgなら通常胃液量ではpH4では青酸ガス発生で5分位で死亡するが pH2では腸に行くまでは吸収されないと言うことです。 そんなことが、科学捜査論文に書かれています。 無酸症の人は200mgでは即死しないのです。そして、死体は青黒くなるのです。 徐々に吸収され、呼吸中枢が最初にやられるのです。 呼吸ができなくなるが、心臓はしばらく動き続け青酸は肝臓で代謝されるのです。 窒息死です。つまり青黒い死体です。 そんなことが、科学捜査論文に書かれています。
824 :
科学捜査 :2008/12/15(月) 23:54:04 ID:UwABTyHr
>経口投与は、胃酸による青酸ガス発生、呼吸停止。 …… ではないのです。内呼吸(細胞の死を意味する)の停止です。 胃液のpHが通常の人が青酸カリウムを飲むと、青酸カリウムは青酸となりガスは粘膜から吸収され、血液中には多量の青酸イオンができる。そして、青酸イオンはヘモグロビン中のヘム鉄と結合し、全身にまわる。 細胞で、ヘモグロビン中のヘム鉄(U)と結合していた青酸イオンはチトクロームオキシダーゼ中のヘム鉄(V)と結合する。そのため、酸素の供給が絶え細胞の活動は急速に停止し、数分で死亡する。 胃の内部にはまだ吸収されない青酸があり、青酸中毒特有の青酸臭がある。また、血液中にある多量の青酸イオンはヘモグロビンと結合し、全身に残る。 このときの血液の色は、鮮赤色〜鮮紅色となる。従来言われている青酸カリウムによる死である。 とあります。 ショック死と窒息死です。
825 :
科学捜査 :2008/12/16(火) 00:08:33 ID:7tnIabE5
826 :
科学捜査 :2008/12/16(火) 00:13:07 ID:7tnIabE5
>200から300mgなら通常胃液量ではpH4では青酸ガス発生で5分位で死亡するが pH2では腸に行くまでは吸収されないと言うことです。 間違えました。反対でした。
827 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/16(火) 01:42:01 ID:C8agVwRC
>死ぬ人がいたり生き残ったりする人がいるような青酸カリの量は存在する。 >ということが可能性として見えてきたと。 これはちょっと大き目の書店や図書館行って専門書みればすぐ分かること。 「可能性が見えてきた」とかそういうレベルじゃないんだが。
829 :
科学捜査 :2008/12/16(火) 22:14:08 ID:7tnIabE5
科学捜査論文「帝銀事件」はAmazon.comで法医学の部門で売り上げN0.1です。 法医学を学ぶ方には、内容がすぐに分かるのでしょうか。 あるいは、事件もので多少売れているので、法医学部門で分類するとNo.1に なるのでしょうか?
830 :
科学捜査 :2008/12/16(火) 22:15:35 ID:7tnIabE5
>829 ここでは、どうでもよいことでしょうが……。
831 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/17(水) 10:51:11 ID:LYHBiYa9
そんなに売れているんですか。帝銀事件熱いですね。
832 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/17(水) 10:54:08 ID:OaZyh57Z
法医学の部門って微妙だな
833 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/17(水) 21:37:55 ID:LYHBiYa9
でも1位は1位。やっぱり凄いよ。そのうち「容疑者Xの献身」みたいに本屋に平積されるはず。
834 :
科学捜査 :2008/12/17(水) 23:11:47 ID:QyRne1/I
Amazon.co.jpランキング 本で104,199位 社会・政治>社会学で3,340位 ノンフィクション>事件・犯罪>事件一般で195位 ……>法医学で1位 これって、法医学の本がほとんど売れていないと言うことかかも知れません。 1日に1,2冊売れれば法医学で1位かも知れません。
835 :
科学捜査 :2008/12/17(水) 23:25:06 ID:QyRne1/I
でも、この作者は間違いなく青酸カリの2種類の死亡機序を証明していますし、 オキシフルで犯人が平沢だと言うことをも証明しています。 また、2重人格の発生機序を証明しています。 久しぶりに、すごい本に出会えました。
毒物の分析の部分が白眉。他は…賛否両論だろうね。 毒物で突っ走って欲しかったな。できたはずなのに。
837 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/19(金) 23:17:07 ID:8SrevIVk
毒物の分析は目からうろこでした。
838 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/20(土) 08:50:36 ID:QBwCbayF
毒物である青酸カリに対しての最も適切な解毒薬は チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)です。 オキシフルの市販品は通常は3%程度の過酸化水素(有効成分)の 濃度しかなく、しかも自然分解を押える安定剤として酸性にするために、 わずかな酸(希硫酸など)を加えています。
839 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/20(土) 11:09:10 ID:fLjqyphM
これは冤罪じゃなかったんでしょ。 担当の某有名弁護士が親しい警察関係者にオフレコで、 「実はクロと思う」って言ってたんだよなw
840 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/20(土) 14:11:05 ID:+mK+qCiB
>>838 ひとつ目の文章とふたつ目の文章はどう繋がるんですか?
>>839 遠藤と北芝の親父の話じゃなくて?
北芝の親は確か医者であって、遠藤は別に親しい警察関係者にも言っていたのかな?
どっちにせよクロなんだろ。 人権派はクロでもシロと言い張る商売なんだから。
逮捕した刑事の一人も10何年か前に、 「誰が何と言おうがクロだと確信している」と自信満々で取材に答えてたな。
844 :
科学捜査 :2008/12/20(土) 22:06:31 ID:R6/vyKGG
Amazon.co.jpランキング 本で186,611位 社会・政治>社会学で6,329位 ノンフィクション>事件・犯罪>事件一般で371位 ……>法医学で1位 どんどん順位が下がっています。 どうやら購入するのは、ほんの一部の帝銀事件マニアだけのようです。 この2チャンネル 帝銀事件 だけが平沢犯人説で盛り上がっているようです。 盛り上がっているというよりは、私を含めた一部のマニアだけのような気がしますが。 ブログ、ホームページは相変わらず平沢冤罪説ばかりです。 だれか、ホームページに詳しい人、平沢犯人説を立ち上げて下さい。 国家陰謀の犯人とされた、検事・刑事・鑑識のご冥福を祈るためにも。 まだ、生きている方もいるのでしょうか? なお、科学捜査論文では、平沢も悪い人ではないと書かれていました。 脳障害のためだと……。
だって、このスレでさえおもしろさをアピールできなかったんだもの。 おいらは、三億円事件の方を買うことにしたよ。
846 :
科学捜査 :2008/12/20(土) 22:20:23 ID:R6/vyKGG
>845 たぶんそんなことだろうと思っていました。 一人だけ、あまり分かっていなそうな人がいましたので。
>ブログ、ホームページは相変わらず平沢冤罪説ばかりです。 え? そうなの? バカが多いんだね・・・
コルサコフ病だったか。
>>846 現実を見ようよ。
おまいさんは説明下手なんだって
松本清張みたいな貧乏人上がりは、国家に恨みを抱いて育ったから、 なんでもかんでも国家権力の陰謀にしちゃうんだよなw
「疑惑」と「疑惑α」をパラパラ読んだが 著者の思い込みの激しさが文章から伝わってくるようだった。 冒頭で歯科医が犯人ではないかと思い始めるところの論理など、 飛躍しているにもほどがある(特に「疑惑」)。 自身の考えと違うことを言う人がいたらなんでも「ウソをついているに違いない」 「誤魔化しているに違いない」の連発。 トンデモの部類に入る説じゃないのか。
あ、そうそう、その「疑惑」の帯に絶賛コメントしてるのが 弁護士の遠藤誠さんと帝京大学薬学部教授の遠藤浩良さん。 遠藤浩良さんのコメントはこんな感じ↓ 事件が起きたときはまた中学生。不審の持ちようもない。 その私が大学で学んだ科目の一つが「裁判化学」。昭和二十七年頃のこと。 以来“これはおかしい”“絶対に間違ってる”と思ってきた判決に 対する眼の醒めるまでの論理的な反証の数々…。 科学者にとって近年稀有な感動の書!
無限回廊の文を読むと冤罪に思える
854 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/21(日) 19:32:54 ID:Rz2GcJlV
科学捜査論文「帝銀事件」は持って居ないのですが、 何グラムの青酸カリの毒を酸化で破壊するために 何ccの3%オキシフルが必要か、計算していますか?
855 :
名無し :2008/12/22(月) 02:28:37 ID:mHe8Bu4b
平沢氏は、事件後に北海道の定山渓温泉に一週間ほど宿泊した事実があるのです。 旅館、山水閣≪そんな名前だった≫の主人は、警察からの尋問にこのように 答えてました(別段、何だと言うこともないおとなしい、とまり客でした) 実際には、少し違うのです、(部屋から一歩も、外出しないこれは、おかしな客だな、 お客さんは、いつ御出立なさいますか?とたずねても、はっきりした答えがない、 当時の定山渓温泉とは、札幌の奥座敷と言われた、高級売春地帯で、三十台の 身体に故障もなさそうな男が部屋に閉じこもったきり、温泉街を出歩きもしない、 口が上手い、極端な言い訳上手と言う人物評価、自分は、ここで何か連絡を待っている と言ったとか、この手の旅館は、客には一泊であがってもらいたいものです。 何泊もされると、毎日の献立を変更しなければならないとか、掃除の邪魔、 営業の障りになります。) それから、何日か後に平沢氏は小樽の縁者の宅で逮捕になったのです。 旅館のご主人は、平沢は黒間違いなしと語ったそうです、さてこれを書いた 小生は何者かと言うとですね、この旅館の御主人と無二の親友だった人物の 孫に当ります。祖父は、昭和39年に故人になり、関係者も皆死に絶えました。 ちなみに、祖父は其の旅館に愛人を置かせてもらっていたのです。 昔の無二の親友は、偉いですね、真似ができませんよ。
856 :
名無し :2008/12/22(月) 02:45:14 ID:mHe8Bu4b
855の続き、これを、私に語ってくれたのは、5年ほど前に故人になった 叔母でした、祖父の愛人の女性は、祖父の葬儀のときに見かけた記憶があります。 私は、当時10歳でした、それでも、祖父との情が理解できたものです。 祖父は、おれは、天皇陛下と、同年生まれなのだ、やや自慢げに言っていました。 中々の美男でありました。以上報告まで。
>>838 チオ硫酸ナトリウム(ハイポ)について書いたのはどういう意図でですか?
意味が分からないのですが。
>>855 多分どの本にも書いていない情報ですね。
ところでその宿の主人は何故警察には当たり障りの無い答えをしたんでしょう。
>何故警察には当たり障りの無い答えをしたんでしょう。 面倒なことに関わり合いになりたくなかっったんでしょう。
>>855 >三十台の身体に故障もなさそうな男が
当時、すでに平沢は60歳近かった筈ですが。
860 :
科学捜査 :2008/12/23(火) 02:23:34 ID:HuXqIS4n
>何グラムの青酸カリの毒を酸化で破壊するために 何ccの3%オキシフルが必要か、計算していますか? 約87mLと記載されています。私が計算したところ、青酸カリの含量を95%で 計算しているようです。 非常に不親切で問題のある記載です。胃液を水で希釈したところのpH変化もただ結果 だけの記載です。 しかし、その後の推理が素晴らしいの一言です。
861 :
科学捜査 :2008/12/23(火) 02:25:47 ID:HuXqIS4n
青酸カリは当初所有の約16gの1/3として、5gとしています。
862 :
科学捜査 :2008/12/23(火) 02:41:45 ID:HuXqIS4n
>853 夢幻回廊の方は、犯罪全般を取り扱っていますが、科学捜査論文「帝銀事件」 を読まれても、内容が理解できなかったようです。 この本の感想に 「平沢が犯人?」とありました。
そもそも犯人は青酸飲んでないだろ
科学捜査さんは面白いね。
>>782 とかね。いいぞ、もっとやれw
冤罪説のレスはなにひとつまともなものがないね。 苦しくなると揚げ足取ったりとか。子供かよ。
867 :
科学捜査 :2008/12/25(木) 11:08:10 ID:mfNYedJ6
>855,856 内容の一部に間違いがあるようですが、非常に参考になる話です。 また、その一部間違いを指摘されていますが、これらから情報がだんだん確かなものと なっていくような気がします。 >852 二人の考えが、佐伯氏の本に影響されていたとは知りませんでした。 さっそく、その本を購入してみます。
869 :
科学捜査 :2008/12/28(日) 21:36:50 ID:zQCUn0Yr
以下のような意見がありましたので、ご紹介いたします。 『科学捜査論文「帝銀事件」』は資料としては何の役にも立たない。 読書メーターの感想欄にくだらない本。 帝銀事件の資料に精通している人なら、絶対に書かないような間違いも散見される。 数学の数式を利用して、犯人が分かるなら、冤罪事件や迷宮入り事件は起こりえない。 「国家権力=善」という単純な考えしかできない著者のマ○ターベーションにすぎない。 著者には、理工系の人間に共通する貧弱な発想力しかない。 と、酷評しておいた。 しかし、『検証・帝銀事件』の原稿を書いている以上、この手の本でも、「帝銀事件」と題名にある以上、買わなければならない。 余分な出費である。 ・・・しかし、この科学捜査論文「帝銀事件」は確実に毒物は青酸カリだと照明しているのだが。 「帝銀事件の資料に精通している人なら、絶対に書かないような間違い」とは、どんな点なのでしょうかね?
870 :
科学捜査 :2008/12/28(日) 21:39:06 ID:zQCUn0Yr
>869 誤字有り 照明→証明 すみませんでした。
松本清張(笑)
872 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2008/12/31(水) 08:09:51 ID:vjuzYG5U
ちょっと前まであれほど白熱してたのに…。
873 :
科学捜査 :2009/01/04(日) 23:29:53 ID:D6dPL71c
今、この2ちゃんねるの書き込みを行っている人は、平沢犯人説の人だけです。 議論をする必要がなくなってしまいました。 まるで、こたつを囲んで和んでいるような状態です。 おーい、誰か平沢冤罪説の人、来て下さい。 「平沢貞通氏を救う会」の方でも結構ですので・・・
>>863-864 飲んだように見せかけたって方が自然だとは思うけどね
どうやって?という疑問は残る
「ドキュメント帝銀事件」の著者和多田進は元「週間金曜日」の編集長やってた人。 さもありなんという気がする。
876 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/12(月) 19:05:23 ID:ab+CvNaR
おーい、科学捜査さん!
科学捜査こと中村正明さんはいなくなったんですね 自演お疲れさまでした
878 :
科学捜査 :2009/01/16(金) 22:05:34 ID:3yPOFtuB
>877 ID??? するどい! あなたが気づいていることは分かっていました。「あ!」
という発言がありましたので。 おかげさまで、何冊か売れました。せこいようでしたが。
でも、私の得意としているところは、精神分析です。これには自信があります。
幻覚を描いている画家の多くは実際に幻覚を見ているのです。
私のホームページに「屋根裏部屋の美術館」
http://www.bijutu.net/ があります。そこで、画家の精神分析を行っています。
その多くは、幼少期に問題があるのです。
平沢は、狂犬病のワクチンの副作用により脳に障害が起きたのです。
また、平沢は神(普賢菩薩)を見たのです。これは、彼自身です。そして、神と入れ替わったのです。
これは、遠藤弁護士の「平沢普賢菩薩論」の理由です。
脳に問題があって、離人症になっていたのです。また、抑制のない人になったのです。
脳障害は幻覚剤で再現できることがあります。幻覚剤を乱用すると神を見ることがあるのです。
うまくいくと、神になれるかも知れません。ただし、神=自分自身なので、たいした御利益はありません。
皆さん、すみませんでした。お許しを……。
>>877 今更なにを得意げに言ってるんだか・・・
むかつくんだったら論破してみりゃいいのに
880 :
科学捜査 :2009/01/17(土) 02:51:55 ID:0nZsUt3U
>879 別にむかついているわけではありません。また、得意げととらないで下さい。 人と言い争うことは、好きではないのです。私は、ID:???さんと比べ、パワーに欠けるのです。 この2ちゃんねるで議論が盛り上がるには、平沢冤罪説の人が参加しなければならないのでは。 私は、そろそろ退場いたします。
買わなくて正解だったな
俺は平沢が犯人だと思っているけど 冤罪説の人がいたほうが議論は面白いと思う ただ、どういう主張を持つにしても 罵倒や叩き合いをする手合いは不要だと思う
お値段以上ニトリール
残念ながらこのスレは死んだな…まあ寿命だったのかもしれん
>>885 自演があるとやっぱり警戒するので過疎るのは2ちゃんの宿命
887 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/23(金) 23:30:21 ID:lRJ3mX69
日本映画専門チャンネルで放送! 2009年02月02日(月) 14:00 2009年02月09日(月) 24:00 2009年02月12日(木) 08:00 2009年02月20日(金) 12:00 2009年02月24日(火) 18:00 2009年02月26日(木) 29:00
888 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/27(火) 23:18:06 ID:50hEZ/05
平沢氏犯人説派は、次の事をどう思っているのか?? (1)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 未だに特定できていない特殊な青酸化合物をどこから入手できたのか? (2)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 仮に16人全員に即効性の毒物を飲ませたら、最初の一人が薬物を飲んだ 直後に倒れる事で他の者はもう薬品を飲まなくなるので、遅効性の薬物 を全員に適量飲ませて、全員が飲んだ後に一斉に倒れる様に図ったという、 薬物の特殊性、適量の知識や取り扱い方法を何故知っていたのか? (3)椎名町支店での犯人は、薬物を被害者達に飲ませる手口に全く不自然さを 感じさせないほど薬物の取り扱いに習熟していたが、上述の如く平沢氏は 薬物の全くの素人であり、この犯人像の矛盾をどう説明するのか? (4)椎名町支店の被害者のうちの生存者が、帝銀事件の全裁判を通して、 「私が会った犯人は、平沢さんではありません!」 と証言している事や、薬物被害を受けなかった未遂事件の目撃者達も 誰一人として、平沢氏を犯人と特定 出来なかった事をどう説明するのか? (5)捜査一課は犯人を特殊な薬物の知識と取り扱い経験のある、旧陸軍関係者 と推理し、その後、旧陸軍関係者が捕虜に薬品を投与すると称して、ビン に入った毒薬を上澄みの油分と下方の毒薬とをピペットで別々に抽出し、先 に自分で飲んでみせるという方法が、帝銀椎名町支店で犯人が犯行を行った 手口と完全に一致する事が捜査資料で確認されている事をどう説明するのか? (6)平沢氏は過去に銀行詐欺を働いており、小切手の取り扱い方法を知っている。 しかし帝銀事件の犯人は事件の翌日早朝ではなく、手配が回っている可能性の ある午後に小切手の換金に行っており、しかも小切手に住所、氏名を記入する 事を知らずに窓口の担当者から指摘されている。この換金犯人と平沢氏の犯人 象の違いをどう説明するのか? (7)換金犯と応対した担当者は、換金犯は平沢氏と人相が異なり、換金犯人を平沢 氏と特定出来なかった事をどう説明するのか? (8)筆跡鑑定は複数の鑑定者によってなされたが、その鑑定家の誰一人として犯人 の残した筆跡は平沢と同一の鑑定結果を出せず、鑑定家の一人は、犯人の鑑定と 平沢氏の筆跡とは異なるとの鑑定している事を、どう説明するのか?
889 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/28(水) 00:20:04 ID:7U6vw66O
佐伯氏の著書は、冒頭で歯科医が帝銀事件の真犯人と殆ど いきなり断定し、途中は説得力があるのだけど、最後には 事件はGHQの人体実験と断定する。 どうも著者はおかしいと思っていたら、精神病で半年も 強制入院していたとは。
890 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/28(水) 00:26:40 ID:7U6vw66O
私はかねてより、平沢真犯人説でした。 しかし、ここ1年程は冤罪派に転向していましたが、 科学捜査論文を読んで、平沢真犯人派に回帰しました。
>>888 出てくるのが遅いよお前
もっと頻繁に書きこみして盛り上げてよ
著者の自演だったのか
893 :
科学捜査 :2009/01/28(水) 11:45:22 ID:ZhwZfQDF
>892 889,890は私とは無関係です。ID:7U6vw66Oさん、購入ありがとうございました。 売れ行きが急激に減速してしまいました。 科学捜査論文を読まれても、分からないという方が多いので困っています。 トホホ
内容を小出しにすれば、もう少し売り上げは伸びたと思うけどね。 「科学」とは、ちょっと気張りすぎた表題で、 かえってうさんくさく感じてしまった。
刑事は犯人だと確信していたからなw
そりゃあれだけ状況証拠揃ってれば当たり前だろ
897 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/29(木) 00:38:13 ID:8205iOe2
平沢氏犯人説派は、次の事をどう思っているのか?? (1)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 未だに特定できていない特殊な青酸化合物をどこから入手できたのか? (2)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 仮に16人全員に即効性の毒物を飲ませたら、最初の一人が薬物を飲んだ 直後に倒れる事で他の者はもう薬品を飲まなくなるので、遅効性の薬物 を全員に適量飲ませて、全員が飲んだ後に一斉に倒れる様に図ったという、 薬物の特殊性、適量の知識や取り扱い方法を何故知っていたのか? (3)椎名町支店での犯人は、薬物を被害者達に飲ませる手口に全く不自然さを 感じさせないほど薬物の取り扱いに習熟していたが、上述の如く平沢氏は 薬物の全くの素人であり、この犯人像の矛盾をどう説明するのか? (4)椎名町支店の被害者のうちの生存者の村田正子さんが、帝銀事件の全裁判を通して、 「私が会った犯人は、平沢さんではありません!」 と証言している事や、薬物被害を受けなかった未遂事件の目撃者達も 誰一人として、平沢氏を犯人と特定 出来なかった事をどう説明するのか? (5)捜査一課は犯人を特殊な薬物の知識と取り扱い経験のある、旧陸軍関係者 と推理し、その後、旧陸軍関係者が捕虜に薬品を投与すると称して、ビン に入った毒薬を上澄みの油分と下方の毒薬とをピペットで別々に抽出し、先 に自分で飲んでみせるという方法が、帝銀椎名町支店で犯人が犯行を行った 手口と完全に一致する事が捜査資料で確認されている事をどう説明するのか? (6)平沢氏は過去に銀行詐欺を働いており、小切手の取り扱い方法を知っている。 しかし帝銀事件の犯人は事件の翌日早朝ではなく、手配が回っている可能性の ある午後に小切手の換金に行っており、しかも小切手に住所、氏名を記入する 事を知らずに窓口の担当者から指摘されている。この換金犯人と平沢氏の犯人 象の違いをどう説明するのか? (7)換金犯と応対した担当者は、換金犯は平沢氏と人相が異なり、換金犯人を平沢 氏と特定出来なかった事をどう説明するのか? (8)筆跡鑑定は複数の鑑定者によってなされたが、その鑑定家の誰一人として犯人 の残した筆跡は平沢と同一の鑑定結果を出せず、鑑定家の一人は、犯人の鑑定と 平沢氏の筆跡とは異なるとの鑑定している事を、どう説明するのか? (9)松井博士は平沢に名刺を渡すときに、名刺の裏に自分の自宅住所を書いて渡して いるが、安田銀行荏原支店での未遂事件で遺された松井名刺には自宅住所の裏書 は無いので、平沢が松井博士からもらった名刺は未遂事件に使用された名刺では ない事を、どう説明するのか?
>>897 そのコピペじゃ盛り上がらんからなんか別のこと話せw
コピペじゃいまいち
899 :
科学捜査 :2009/01/29(木) 18:22:26 ID:d5qsP8mJ
>>897 に対して誰か答えるべきでは? 担当者としては、ID:???さんが最適だと考えるのですか。
(1)毒物は青酸カリだと科学捜査論文「帝銀事件」でははっきりと証明されている。
(5)「毒薬を上澄みの油分と下方の毒薬」:この言い方は、下方の毒物は青酸カリと言うことです。
青酸カリの空気中の二酸化炭素による劣化を防ぐためです。(1)では特殊毒物と言い、(5)では
青酸カリと言っていますが・・・。
(4)、(7)人間の記憶が非常に曖昧なことからきています。あなたは、昨日のコンビニの店員さんの顔を
覚えていますか?
(3)帝銀事件の前に2度事件がありました。1度目と帝銀事件では飲ませ方に違いがあります。
この1度目の事件を予行演習と考える人は、山口組に殴り込みをかける前に、稲川会に水鉄砲を持って
予行演習をする人です。
(8)犯人がサインする場合、自分のサインとまったく同じようにするとは考えられません。
900 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/29(木) 22:58:18 ID:8205iOe2
(2)、(7)、(9)については、どうお考えですか?
901 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/30(金) 07:54:15 ID:KG1gQCYA
>>897 青酸カリにしては、服用してから効くまでの時間がかかっているような
帝銀の従業員は、実行犯が平沼と指摘できなかった。
1人は、この男ではない、と断言している。
平沼は共犯者かも知れんが、実行犯じゃないでしょ。
平川だろ
平沼wwwwwwwwwwwwwww
ここにきて新キャラ登場とか
906 :
科学捜査 :2009/01/30(金) 17:56:38 ID:8YkxZD32
>897(2)平沢氏は医師でも化学者でも薬剤師でも毒物の研究所員でもないのに、 仮に16人全員に即効性の毒物を飲ませたら、最初の一人が薬物を飲んだ 直後に倒れる事で他の者はもう薬品を飲まなくなるので、遅効性の薬物 を全員に適量飲ませて、全員が飲んだ後に一斉に倒れる様に図ったという、 薬物の特殊性、適量の知識や取り扱い方法を何故知っていたのか? ・・・平沢は、青酸カリウムは即効性だと考えたので、全員一緒に飲むように 企てたのです。適量の知識がないため第1回目の事件荏原支店では帝銀事件と薬液量 が異なっていたのです。そして、第2液は飲まなくても気にしなかったのです。 (9):不明 (7):人相はそれほど明確に覚えられないのです。美人ですてきな女性なら 一目で覚えるでしょうが。
907 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/30(金) 21:39:35 ID:MqmxP/SK
>>906 使用薬物について
被害者は青酸カリ特有の「苦扁桃臭」を感じなかったんですが、
その辺はどう説明します?
908 :
897 :2009/01/30(金) 23:20:56 ID:8P1+OdfX
帝銀事件と平沢を結びつける唯一のブツである松井名刺が、
>>897 (9)で述べたように、松井博士が平沢に渡した名刺
とは異なるのならば、平沢は誤認逮捕された事になる。
遠藤誠氏がオフレコで平沢が犯人であると言っていた そのソースってありますか? 信じられないんですが。
>>908 鬼の首を取ったかのよう二でました拡大メガネ
911 :
科学捜査 :2009/01/31(土) 10:23:51 ID:DGzgZ/Fq
>907 青酸カリウムの溶液自体はにおわないのではないでしょうか?溶液にして分解した場合は別ですが。そのため溶液を灯油で覆ったのです。できましたら科学捜査論文「帝銀事件」 を読んで下さい。化学の知識があるなら毒物は青酸カリウムだと分かるはずです。 そして、私の本が1冊売れますので。
>>907 青酸カリに特有の苦扁桃臭というのは一般的に
摂取後胃酸と反応して初めて出てくるもののことを指していると思うんだが
>>899 もともと
>>312 で書かれたレスのコピペで、その後の議論で論破されているものです。
いまさら議論する意味は見いだせない。
>>908 裏書など砂消しでこすれば簡単に消える(鉛筆なら普通の消しゴムでオケ)
犯罪に使おうとするのに裏書付きをそのまま使う奴などいない。
915 :
897 :2009/01/31(土) 17:09:10 ID:oIVbVOda
>>912 アーモンド臭は薬物から直接臭うのものなので、
薬物の上部にガソリン、灯油等の油分を被せてあ
った時は、ガソリン等の油分の臭いしかしないと
考えられます。
油のにおいがしたという証言はあったのかしら?
917 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/01/31(土) 23:35:14 ID:oIVbVOda
>犯罪に使おうとするのに裏書付きをそのまま使う奴などいない。 裏書をわざわざ消す位なら、本物の名刺ではなく、犯行用に名刺を 作るのではないでしょうか。 それと消しゴムなどで裏書を消しても、精密に鑑識を行えば裏書は見出せる のではないでしょうか。 盗んだ金を銀行に預金するのも不自然。 状況証拠となってしまうので、箪笥預金にする方が自然だと思えます。 医療関係者ではない平沢が、誰にも不自然さを見出されないような医師 としての立ち振る舞いが出来た事も拭いきれない疑問。 佐伯説が妄想である可能性が高い事は納得がいきました。
>>917 >裏書をわざわざ消す位なら、本物の名刺ではなく、犯行用に名刺を
>作るのではないでしょうか。
犯行用名刺なんか作ったら、そこから足がつくじゃない。
実際、松井名刺を使っちまった後、犯行用名刺を作ってる。
そして事実そこから足が付いている。
>盗んだ金を銀行に預金するのも不自然
盗んだ金をそのまま使ったら、状況証拠どころか物的証拠になってしまうかもしれない。
番号が控えられた札があるかもしれないんだから。
>医療関係者ではない平沢が
医療関係者ではない銀行員が、なぜ本物の医療関係者と偽物のそれを識別出来ると
思うわけ ?
919 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/01(日) 00:46:45 ID:ZvjVna5f
>実際、松井名刺を使っちまった後、犯行用名刺を作ってる。 >そして事実そこから足が付いている。 これは全く逆。 実在する人物と交換した本物名刺を使う方が遥かに危険。 実際、平沢の足が付いたのは松井博士が名刺を交換した相手を記録してい たからで、犯行用の名刺を作った名刺屋からは山口二郎の名刺の注文者 の人相の特徴しか出ていません。 >番号が控えられた札があるかもしれないんだから。 これも全く逆。 番号が控えられた可能性がある札を、銀行に預ける方が遥かに危険。 犯罪で奪われ、番号が控えられた札の番号が最初にリストとして回付 されるのは金の集まる金融機関。 一般の商店には札の番号のリストは回付されない。 番号リストを広く回付すると、犯人が警戒して札を使わなくなるので 一般公開はしないのが普通です。 盗んだ金を預金するのならば、偽名で分散して預金する方が自然でしょう。 もっとも、平沢は精神病だから常識外の行動をとったとも考えられますけど。
920 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/01(日) 00:49:29 ID:ZvjVna5f
本物の名刺を〜 に修正します。
議論が深くなっていくとどうしても微視的にそれぞれのポイントを見てしまう傾向があるけど、 すべての状況証拠を総合的に考えれば平沢は相当怪しいと思うよ。 >医療関係者ではない平沢が、誰にも不自然さを見出されないような医師 >としての立ち振る舞いが出来た事も拭いきれない疑問。 これなんかはグレーだから議論してもあまり実りは無いんじゃないかな。 ある人は医療関係者じゃなければああいった振る舞いはできないと考えるだろうし、 別に素人でも何とかなるだろうと考える人もいる。 やったことといえば、スポイトで液を湯飲み茶碗に入れただけだし。 落ち着き払っていたから医学関係者に違いないというけれど、 医者だって大量殺人をしようと思えば普通じゃいられないよ。 犯人は医学関係者だから落ち着いていたのではなく、性格に異常な点があったからじゃないのかな。
922 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/01(日) 10:06:07 ID:ZvjVna5f
私も平沢は、状況証拠からしてかなり怪しいと思います。 ただ警察でもそうですが、真相を明らかにするには両面から検討 する必要があるので、平沢が真犯人ではないという観点から多角的 に書き込みするようにしています。 確かに犯人の行動の特殊性を検討するのには、平沢が精神病を病んで いた事を考慮する必要があるでしょう。 事件とは無関係な自分達が考えると、どうしても常識的な判断で犯人 の行動の矛盾点を指摘しまうので。 @犯人は足が付く可能性のある、実在の人物と交換した本物の名刺を犯行に使用した。 A安田荏原では警官が一度来て、再度確認のために立ち去ったとはいえ、じきに銀行に 警官が戻ってくるのは確実なのに、行員達に液体(薬物?)を飲ませて犯行を行って いる、豪胆というか、常識では考えられない無用心さ。 B盗んだ金を隠さずに銀行に預金し、状況証拠を遺してしまっている。 C小切手を換金するのに、手配の廻っている可能性のある事件翌日の午後に換金した。 D小切手の裏に自分の住所、氏名を書かずに窓口に提出し、対応した行員に指摘され、 逆にその行員の記憶に残る様な事をしている。 E銀行の近くに交番があるのに、犯行をおこなっている。
923 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/01(日) 10:08:40 ID:ZvjVna5f
B盗んだと思われる金を隠さずに銀行に預金し、状況証拠を遺してしまっている。 に修正します。
うーん、そもそも人間はすべて合理的に完璧に行動するわけではないからねえ・・・。 それが吉と出る場合もあるし。 坂本弁護士宅に押し入ったオウム真理教の連中が落とした教団バッヂなどは 「もしオウムが犯人ならバッヂを現場に残すはずは無い」という見解を生み出したよね。 それなりに説得力のある話だったと思う。 しかし蓋を開けてみれば、ただ単にオウムが想像を絶するほどに間抜けだったというなんとも寒いオチだった。
925 :
科学捜査 :2009/02/01(日) 10:43:05 ID:J7/rD4Mp
彼は、比較的頭がよいことは看守の日誌から分かります。ただ、私の考えでは抑制が効かないのです。 @犯人は足が付く可能性のある、実在の人物と交換した本物の名刺を犯行に使用した。:自分のものではないことを 証明するため、警察にはだいぶ前に盗まれたと届け出をしています。 B盗んだ金を隠さずに銀行に預金し、状況証拠を遺してしまっている。:偽名で預けています。 その他:非常に大胆な行動は、脳障害によるものです。 私が書きました科学捜査論文「帝銀事件」を購入しまして、精神分析のところを読んで下さい。 1冊ぜひ購入して下さい。売れなくて困っています。 コルサコフ病から以下のことが起きたのです。 帝銀事件の犯人は、非常に不可解な行動を取っている。それは、「衝動的行動」、「抑制のきかない行動」、「大胆な行動(無謀な行動)」及び「感情的反応がない」というものである。 また、平沢の行動は「抑制のきかない行動」であり、「大胆な行動(無謀な行動)」もみられる。帝銀事件の犯人と平沢の行動は共に「前頭前野にある眼窩前頭皮質における障害から起きる行動」 である。この眼窩前頭皮質に障害を持つ者は、「感情的反応」というものを持ち合わせていないため、「震えることなく平気で人を殺せる」ということができる。
>>919 何よりも一連の犯行に松井名刺が使われたというのは客観的事実なんですが。
松井名刺を犯行に使うのはおかしいという指摘は根本からして成り立たない。
ならば実際に使われた松井名刺は誰が、どのように入手して、いかなる意図で使用したと考えるのですか ?
>番号が控えられた可能性がある札を、銀行に預ける方が遥かに危険
仮に番号が控えられていたとしても犯行直後であればそれが特定されている可能性は低いし、日々膨大な
量の紙幣を扱っている銀行窓口でいちいち紙幣番号が確認される可能性も高くない。
その1度のリスクであとはフリーパスで使える。
毎回ロシアンルーレットのようなリスクに怯えながら、奪った金そのものを使い続けるよりはるかに合理的。
>番号リストを広く回付すると、犯人が警戒して札を使わなくなるので一般公開はしないのが普通です。
3億円事件などでは広く一般に公開されておりますが ?
まさか3億円事件の教訓を踏まえて帝銀事件では公開されなかったとでも ?
それに広く一般に公開する必要など無い。
警察から商店街の連絡網を使って、内部情報として回してもらえればそれで十分。
>>909 遠藤誠のかかりつけの医者の息子が後に警察官になったのだが、
そいつが父親と遠藤誠の話を聞いていたというもの。
つまりソースは北芝健なのだが、それが事実か信じられるかどうかはまた別次元。
>>919 >実在する人物と交換した本物名刺を使う方が遥かに危険。
>実際、平沢の足が付いたのは松井博士が名刺を交換した相手を記録していたからで
これはどうなの?
名刺を渡した相手を記録しておくなんて一般的なの?
普通はしないと思うんだけど、松井氏はたまたましていたから、かなり絞ることができた。
あくまでも結果論でしょ。と、名刺渡した相手のメモなんか取らない自分は思うんだけど。
それにそもそも論として、平沢ではない誰かが犯人だとしても、その誰かはそれを使ったわけでしょ?
>>926 >まさか3億円事件の教訓を踏まえて帝銀事件では公開されなかったとでも ?
三億円事件は1968年12月10日
帝銀事件は 1949年1月26日
どっちもハチベエが関わってますね。
929 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/01(日) 11:42:37 ID:ZvjVna5f
>C小切手を換金するのに、手配の廻っている可能性のある事件翌日の午後に換金した。 犯人は犯行翌日の新聞等を見て、小切手が盗まれた事が記事に載っていないので、 銀行に換金に行ったという可能性も有るのではないかと思っています。 実際、帝銀で小切手が盗まれた事に気付いたのは事件の翌日であり、事件翌日の 朝刊にはその件が記事として載るには間に合っていなかった筈なので。 或いは、以前にもここに書かれた様に、犯人が捜査かく乱のために捨てた小切手 を第三者が拾って換金に行った可能性もあるでしょう。
>>930 二十年後に起きる三億円事件を教訓として踏まえるのは不可能でしょう。
三億円事件は、ハチベエの引退事件です。
>>927 最後の5行の意味というか何が言いたいのかがちょっとよく分からないんですけど・・・
馬鹿で申し訳ないが
>>931 いや、そのくらいは言わずもがなの誰でも承知の事だろうという前提で、皮肉として書いているだけで
あまりマジレスつけられても・・・・
934 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/01(日) 23:54:50 ID:eQzo9P78
日本映画専門チャンネルで放送するお 帝銀事件 死刑囚 上映時間 111分 2009年02月02日(月) 14:00 2009年02月09日(月) 24:00 2009年02月12日(木) 08:00 2009年02月20日(金) 12:00 2009年02月24日(火) 18:00 2009年02月26日(木) 29:00
935 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/02(月) 02:22:42 ID:Egws983Z
犯行を行ったのは組織的なもので、 金を奪うのが真の目的ではなかったと考えられます。 しかし、真の目的を悟られないように、いろいろと偽装工作を用意周到に 行い、犯人として捕まえられるためのダミーを、犯人と見なされるのに 十分だと思われるだけの状況証拠を準備して、本番を実施したと。 捕まった平沢は、予定されていた身替わりのダミーだったが、 そういう意図を十分には知らされてはおらずに、 ある意味嵌められたのでしょう。 銀行以外での証言の類も、予定の工作された用意された証人たちだったと したらどうでしょうか?名刺の件だとか。
>>935 その想像を裏付けるための事実がないと、想像は想像で終わる。
それを人は妄想という。
煽るわけじゃないが、妄想だけのレスは読んでいて空しい。
61年経ったのか。。。
938 :
科学捜査 :2009/02/02(月) 20:09:53 ID:mflPmTa3
>935 犯行を行ったのは組織的なもので、 金を奪うのが真の目的ではなかったと考えられます。 それなら目的は何ですか? 科学捜査論文「帝銀事件」を読めば化学が分かる人なら、 毒物は青酸カリだとはっきり分かるはずです。 >916 油のにおいがしたという証言はあったのかしら? 帝銀事件で生き残った人の証言にあります。ガソリン臭かったと……。
平沢はガソリンを飲んだのかwww むせないのかねえ
940 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/02(月) 21:36:49 ID:E23J0SG+
スポイトで数滴分を飲んだだけなら、ガソリンでもむせる事もない でしょう。 平沢は机の下でスポイトで水を吸い上げ、そのスポイトで薬品の瓶 から薬品を吸い上げたように見せかけて、自分で飲んだと言ってい ます。 そんなに上手くいくかな??
941 :
科学捜査 :2009/02/02(月) 23:44:37 ID:mflPmTa3
灯油は表面にわずかにあったのでは? やはり飲むとしたら、水しかないのでは……。
942 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/02(月) 23:46:15 ID:E23J0SG+
更に犯行当日のアリバイも非常に微妙である。平沢は事件当日、東京駅丸の内に ある旧船舶運営会に勤務している娘婿と面会している(このことは、会社の数名 が目撃しておりアリバイは成立している)。その面会時間が午後2時から30分 程度と証言している。仮にこれが事実とすれば、帝銀椎名町支店には到底犯行時 間の3時10分ないし20分には着かないのである。 平沢の証言では犯行時間とされる3時頃は自宅に戻ったところで、ちょうど娘の 友人でGHQの軍曹が遊びに来ており挨拶までしたと言う。当然、平沢はアリバイ を主張するが妻や娘の家族証言は採用されない。そこで、娘の友人である米人軍曹 に事情を聞こうとした矢先、突如米国へ帰国してしまった。何故急遽帰国してしま ったのだろうか。
>>942 事件史探求サイトのコピペか。
目撃証言から当日平沢が船舶運営会に行った事は確からしいが、その時間を正確に証言した者はいない。
また平沢の証言自体がコロコロ変わっているのだろうが、3時頃というのは次女宅にタドンを取りにいったと
主張している時間で、帰宅時刻は4時半頃というのが平沢の最終的な主張の筈である。
4時半頃なら犯行時刻との矛盾もないから、米人軍曹の証言を求めても意味はない。
>>943 プロの殺し屋ならともかく素人が大犯罪起こすなら
朝から準備や手順を何度も確認し、決行に備えるでしょ。
娘婿と世間話した後で犯行現場へ「出勤」しても
時間的に間に合うとか、たんなる計算のお遊びだよ。
945 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/03(火) 21:48:17 ID:rrAXx8/k
強硬な取調べで、強制誘導させられた「自白」なんて、意味無いね。 一般人はよほどの強い自信と確証が持てる根拠が無い限り、何時に どこで何をしていたかなど、思い出せないのが普通だ。もしxx時頃に yyに居たと憶えていたとしても、いやそれはaa時だろう、お前を見た という証言するものが居るんだぞとかいって嘘などでカマをかけられて しまうと、ひょっとしたらそうだったかもと自信がぐらついて、ねむらせ てもらえずに同じことを何度も耳元で呶鳴りつけられ場合によっては殴る 蹴る、絞めるなどのリンチを受けてしまえば、もうどうでも良いみたいに ああそうですといってしまう。するとそれを自白したことにされて証拠 となりアリバイが崩れたことになるのです。
虚言癖がある奴だっただけだろ・・・
>>944 そりゃ朝からどころか、何日も前から下見を繰り返したりして決行に備えてたんじゃないの ?
そして最後の仕上げとしてわざわざ丸の内の娘婿の職場を訪ねてアリバイ工作をした上で現場に向かう。
当日、何のために丸の内まで出向いて娘婿に会ったわけ ?
何をしたのかといったら、単に「雑談」をしただけという。
わざわざ電車賃を使って、働いている相手の職場に勤務時間中に押し掛けて「雑談」をしに行く奴が何処にいる ?
アリバイ工作の為にやったとしか思えない。
あと検察の主張している時間は平沢が認めている一番タイトな時間でやっても犯行時刻に間に合うというのを証明
しているだけで、別にその時間より前に平沢にアリバイがあったわけじゃないんだよ。
>>944 >朝から準備や手順を何度も確認し、決行に備えるでしょ。
1+1の答えは2に決まってるだろ、みたいな言い方だね
949 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/05(木) 23:06:21 ID:70IHQyHX
ところで、平沢の犯行の動機はなんだったのですか?
金が欲しかった。
甲斐メモは本物だと証明されてるのか?
甲斐メモ ? 単に間違った見込み捜査に基づいて、何もない場所を延々と捜査し続けて結局空振りに 終わった捜査班の1人が書いた手記でしょ。 本物かもしれないけど、その内容に価値があるかどうかは全然別の話。
そのとおり。 で、大いに価値があるわけだ。
954 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/07(土) 23:53:26 ID:P+HyOVUc
久しぶりで帝銀事件に来たら、なんと昨年の秋に平沢犯人説の決定本が出版 されてたとは。 『科学捜査論文「帝銀事件」』(東京図書出版 中村正明著) アマゾンで発売中 遅効性の青酸化合物ではなく、青酸カリ(又は青酸ナトリウム)で説明がついた。 薬学や化学の素人にはできない、という前提が崩壊した。 真相は、なんてことはない青酸カリ(ナトリウム)。 数分で人がバタバタ倒れたのは遅効性でなく、まさに即効性。 別の銀行での同様の犯行は、死亡者がいないので予行と考えられてきたが、 実は、これも本番だった。 胃袋関連で言えば、1974年の神戸「甲山事件」での2人目の死亡園児の胃の中 に残っていた未消化のミカンの件が興味深い。 スレチすまん。
ホント。 権力側にとって実に都合のいい 本の決定版だったねぇ。
イデオロギーでものを言うな
957 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/09(月) 10:54:30 ID:QCkTwlGR
日本に主権が無かった時代の、しかも旧刑法で裁かれた死刑判決だったので、 一説によると歴代法相が申し送りで、死刑命令書に署名せずに獄死させたと いういわくのある事件だった。
958 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/09(月) 21:46:25 ID:MN7WcjPU
>>957 帝銀事件の生存者の中で一番症状が軽く、唯一自力で銀行の外まで
這い出て助けを求めた村田正子さんが、帝銀事件の全裁判を通じて、
「私が会った犯人は平沢さんではありません」
と終始一貫して証言を変えなかった事が、検察最大の障害となり、
歴代法務大臣が平沢に死刑執行を命じ得なかった理由なんだよ!
そんな一証人の証言だけで法務省における死刑執行 停止の申送り事項になるわけはない。 第一、それなら裁判の意味がまったくない。 帝銀以上に冤罪の疑念が強かった事件でも、死刑は 非情に執行された例はたくさんある。 だいたい、あれだけの極悪非道な凶悪事件の犯人が 死刑を執行されずに拘置所で絵筆を取って優雅に(?) 画家生活という特別待遇を受け続けた理由を、当時の 法曹関係者に聞いてみるといい。 「平沢の死刑執行後に、米国の政権交代やパワー バランスの変化で、事件の事実が明るみに出た場合、 日本側は誰が責任をとるか」 これこそが最大にして唯一の理由だ。 歴代法相の中には平沢の執行に積極的だった 人間もいることはいたが、当時の法務省官僚が、 後々の責任問題を恐れて、結局執行命令書を 法相に上程することはなかった。 このことは、事件がGHQがらみであることと同時に、 平沢が事件に少なからず関与していたことの証明 であるともいえる。 つまり、平沢と当局と米国筋は、一致協力して事件の 隠ぺい工作に協力し合った仲間同士だったわけだ。
960 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/10(火) 00:35:47 ID:sHSD4AOZ
>>959 マジェスティック12が、フリーメーソンの陰謀だと
いうところまで読んだ。
>>959 >法曹関係者に聞いてみるといい
なんて言ってたんですか?
平沢で決まりなのに。陰謀妄想悲しいね。
平沢ひとりであれだけの事件が起こせるわけがない。 実際、彼の単独犯行ならば、なぜ死刑が執行されなかった のか、その説明がつかない。 日本の犯罪史上、最大規模といっていい凶悪無比の犯罪 を犯した犯人を当局が死刑執行せず、拘置所で高待遇に 処した理由を、平沢単独犯説に凝り固まっているその固い頭 でよーく考えてみよ。
「救う会」なんぞが出来たりしてメディアを使って冤罪だと騒ぎ始めると、事無かれ主義の官僚や 政治家はあえて火中の栗を拾おうとはせず、なし崩し的に執行が延期されちまうんだよ。 平沢側がほぼ間断なく再審請求を出し続けていたのも大きい。
文句があったらへらず口叩かず、 右耳と左耳の間をよく使って 論理的に反駁してみな。
では「平沢単独犯説に凝り固まっているその固い頭 でよーく考えてみよ」のような物言いも慎め。
968 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/12(木) 23:00:08 ID:tBXobIi5
>>959 佐伯説は妄想です。
著者は歯科医と初対面で、歯科医を帝銀事件の真犯人といきなり断定し、
最後には帝銀事件はGHQの人体実験と断定する。
その論理の極端な展開と強引さで、著者は普通では無いと思って
いたら、半年も精神病院に強制入院させられていたとは・・
そもそも著者が不思議な歯医者に砒素を盛られた時に、何故著者は
警察に通報しないの?
佐伯説がすべて正しいとは思わないが、簡単に妄想と切って捨てる のももったいないほどの取材力と迫真性を持っている。 特に米軍関係のロッジと某仮設駅のくだりは、妄想ではなく、 事実に立脚した真面目な推理展開といっていいと思う。 少なくともフリーメーソン陰謀論とかのトンデモ本と同列に 扱うことはできない。 毒物の特定や「平井の清水」の正体なども、著者独自の 調査取材の結果であることはよく読み取れる。 それが正しいかどうかは別問題と言ってしまえばそれまで だが、論点の一つ一つについて検証してみる価値は十分に あるだろう。
GHQ人体実験説は松本清張もとなえていた説だし、 毒物に関する確定判決への疑念は多くの識者が指摘していた。 佐伯説の特徴は、「救う会」と距離を置いて、平沢が事件の一部に 関与していた、との推理。 この点は、実は平沢を弁護した正木ひろしや遠藤誠も内々の オフレコでは漏らしていた疑念だ。 ただ、「死刑になるというのに何故本当のことを言わないのか?」 という疑問に彼らも家族も首をひねるばかりだった。 佐伯説はこの点にも一つの解答をしており、他の帝銀本とは、 異質の存在であるといっていいと思う。 「平沢の執行停止は法務省が米国筋の情報を基に決定した 内密の申し送り事項」という噂は、当時の複数の法曹関係者 から自分も直に聞いたことがある。
971 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/13(金) 00:03:33 ID:pyt6EG1l
旧陸軍の開発した無味無臭のアセトンシアンヒドリンならともかく、 帝銀事件ではのどに焼きつく様な刺激のあった事からも、帝銀で使用 された毒物はアセトンシアンヒドリンではないと科学捜査〜でも述べ られており、それで間違いないでしょう。 この1点から、旧陸軍関与とする松本説及び佐伯説は崩壊する。 読み物としては面白いけどね。
972 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/13(金) 02:11:57 ID:h2B1piAD
まあ、ケネディ暗殺事件と同様の、高度に用意周到に準備をして 仕組まれた冤罪だわな。教科書ビルにいたオズワルドは、 嵌められたんだよ。そうして口封じに殺された。公式には彼が実行犯 ということになっているが、真実は違うはずだ。 このような高度なトリックによる冤罪を仕掛ける特務機関がどこの 国にも存在するのだ。
誰が得するの?
>>969 >だが、論点の一つ一つについて検証してみる価値は十分に
>あるだろう。
なんという陰謀厨に典型的な思考パターン
975 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/13(金) 23:22:52 ID:pyt6EG1l
>>972 ロズウェル事件はCIAの陰謀というところまで読んだ。
976 :
科学捜査 :2009/02/14(土) 10:03:23 ID:Vf8gRq26
>969 「佐伯説がすべて正しいとは思わないが、簡単に妄想と切って捨てる のももったいないほどの取材力と迫真性を持っている。」 ・・・ 帝銀事件について一番調査研究をされた方は佐伯氏です。 調べれば調べるほど、平沢が3件の銀行を舞台とした事件に関与しているということが分かったのです。 平沢が、青酸カリを入手していようとしたことも佐伯氏は確認しています。 しかし、帝銀事件の犯人は歯科医能口氏だと考えていました。 そこで出た結論が、第一の事件と第二の事件が能口に利用された平沢の犯行という結論に達したのです。 よく研究されたから、平沢を全くの事件に無関係な人とはできなかったのです。 また、金の出所を「春画を描いて稼いだ」ということではなく、「虎を描いた金屏風」で入手したと言っています。 平沢が描いたとされる春画を見れば、大金を得ることはできるわけありません。 「虎を描いた金屏風」なら、大金を得ることができます。 すごい推理力です。 また、第一の事件では薬の色が褐色の原因を述べています。 「麻酔薬とアルカリを混ぜたため変色した」とあったのでは? この理論も覆すことはできません。 個々の現象をまるでルーペで覗いたように見ています。 しかし、全体を通してみると、どこかにねじれがあるように感じます。 私の著書科学捜査論文「帝銀事件」は論理的に組み上げられていますが、それほどの推理は入ってはいません。 また、面白くないため売れてはいません。 壮大な推理力で展開した松本清張氏と佐伯氏の著書の方が面白いです。 そのうち、売れる本でも書くかも知れません。 題名「星座と血液型ですべてが分かる」、「内部告発 製薬会社の黒い過去」などでも書きましょうか。 科学捜査論文「帝銀事件」を買って下さった方にお礼を申し上げます。
なんで町工場の工場長にすぎない佐伯の取材に社会的地位の高い人たちは応えたのだろう なんか別の肩書きでもあるのか それともウソが大分混じっているのか
978 :
科学捜査 :2009/02/14(土) 13:04:59 ID:Vf8gRq26
>977 佐伯氏は嘘を吐くような人ではありません。 社会正義を追及した人です。 それに応えたのでは?
979 :
科学捜査 :2009/02/14(土) 13:06:38 ID:Vf8gRq26
>977 佐伯氏は嘘を吐くような人ではありません。 社会正義を追及した人です。 それに応えたのでは?
980 :
科学捜査 :2009/02/14(土) 13:07:36 ID:Vf8gRq26
また、同じ内容を2度書き込んでしみました。申し訳ありません。
>>977 本当に応えたのかどうかきわめて疑問。
少なくとも彼の「取材」を裏付ける相手や第三者の証言といった証拠は皆無に等しい。
ウソが混じっているというか、キチ○イの妄想の可能性の方が・・・
982 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/14(土) 16:29:38 ID:uli5YbDK
>>156 失敗というよりは予行演習じゃないか?
行員の対応をみるための。失敗したのはもう一件のほうで、そこの支店長は予防薬を飲むのを拒否したためあっさり帰っている。
犯人は計画を練って、予測不可能な自体が起きた場合は無理しない慎重な性格がうかがえる。
平沢の自供どおりなら、致死量をはるかに越えた量で自らも含めて四人も生き残れない。
つか、平沢の執行は過去に何回も検討されたが冤罪可能性がよく知れ渡っていたので責任問題を恐れて誰も承認してない。
かと言って、再審も釈放も認めるわけにはいかず飼い殺した印象だね。
983 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/14(土) 17:29:53 ID:uhFsU2lq
今後新型インフルエンザをネタにして、類似の犯行が行われるかも しれないので、保健所の方から着ましたといって、バイオスーツを 着た人が、予防薬を飲みなさいと命令しても相手にしないように。
984 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/14(土) 19:25:53 ID:g9/TVEKN
平沢は精神病を病んでいたから、理論的に検証しようと
すると、数々の不可解な点に直面してしまう。
>>922 佐伯説にも、同様な事が伺える。
仮に歯科医の能口が真犯人だとすると、何故、
外来患者の佐伯氏の治療で患者の口内に砒素を
仕込む様な、過去に帝銀事件の最初の重要参考人
だった能口が再度警察沙汰になるようなマネをす
るのか!?
歯の治療で自分の口の中に砒素を仕込まれた事まで
検証済みの佐伯氏が、何故その件を警察に通報
しないのか!?
佐伯説は、怖いほど読ませます。
しかし冒頭で具体的な説明無く、いきなり歯科医を
帝銀事件の真犯人と断定し、最後には帝銀事件はGHQ
の人体実験と断定する。
後書きで、編集者もGHQの人体実験説には明らかに
もてあましている様子が見て取れる。
>>978 >>981 前にも書いたけど、当時信州大学の教授だった野田金次郎なんて
会ったこともないのに佐伯のインタビューに答えるために
学会が終わった後のその足でホテルのロビーにわざわざ来てるんだよ
今でも大学教授は社会的地位が高いけど、当時は今より更に高いだろうし、
一面識も無い町の工場長の要望に応えるなんてどう考えても不自然だよ
しかも佐伯のインタビューに応えてる人は野田金次郎に限らずたくさんいる
これをすんなり信じろというのは無理
986 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/15(日) 01:13:12 ID:UhLSPRK/
>GHQ人体実験説 何故、近くに交番のある銀行で、わざわざ人体実験を行う必要があるのでしょうか? 真犯人が米軍の指示で犯行を行ったとすると、事件後に逮捕されて真実を話してしま ったら、統治政策の大きな障害となります。
987 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/15(日) 02:13:28 ID:+RU1GbaF
下山総裁轢死事件も、帝銀事件も、背後の真の黒幕が誰であるか わからないように、ニ重三重に間接的組織を通して実施されている。
闇の組織に精通しておられる方のようですね。ニ重三重のトリックを見抜くとは素晴らしいです。 しかし、心配なのは帝銀事件の背後の闇の存在をこんな人目につくところで 指摘しても大丈夫なのかということです。 危険ではないのですか? 相手は只者ではないのですよ。
989 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/02/15(日) 08:18:49 ID:UhLSPRK/
>>987 GHQとCIAとフリーメーソンの陰謀というところまで読んだ。
>>985 その野田教授は第3者の取材に対して佐伯に会った事を認めているのですか ?
>>990 知らない
野田教授が帝銀事件についてなにか文章を書き残しているかさえ知らない
あったとしても相当レアな資料になると思う
992 :
名無しさん@お腹いっぱい。 :
2009/02/15(日) 16:48:38 ID:+RU1GbaF キャノン機関の陰謀かも。