■■■オウム真理教をめぐるTV報道■■■

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670戦時中の帝国偽発表を思わせるNHKのオウム報道

5月26日と27日にかけて、公共放送NHKが未解決事件File,02と題して、オウム真理教事件の不可解部分を、
” あたかも暴き出したかのような “ 番組を放送したが、その内容のほとんどは俳優たちによる回想芝居だった
から、事実は如何様にも歪曲できてしまう。

特に教祖である麻原彰晃こと松本智津夫が、オウム教団創設時から教団武装化を考えていたことを、26日放送の
2時間45分の内のほとんどを使って回想したが、それは当時のノストラダムの予言などの終末思想を教義に用いて
興味を持たせて勧誘を行っており、若い信者などはそのようなSFまがいの終末騒乱を想像して入信したように思われる。

.      *** 国が国民に対して嘘の報道を行うことは事実として存在した ***

しかしオウム真理教団が、現実として武装化を開始した頃の教団の動向として、教団幹部の早川紀代秀が
ロシア ・ 北朝鮮に頻繁に入国していた事実などは一切放送されずに、
また教団の毒ガス製造過程での、高額なスイス製化学機器購入資金の調達や、毒ガス高純度抽出に全く経験の無い
土谷正実や遠藤誠一が、換気装置も完全でない簡素作りの小屋で、なおかつ完全な毒ガス防護服も所有していないと
思われる中で毒ガスを製造したことは、” 一般的には非常に疑問に思われるのだが” 、

この公共放送NHKが放送したオウム真理教事件ドキュメンタリー番組では、オウム真理教団の毒ガス製造は、
数人の信者によって、” 軍用レベルの威力を持って “ 完成したと放送された。
しかし、日本人拉致を認め旅客機爆破テロを起こした北朝鮮などの、間接関与は “ 一つの可能性 “ として
想定されるべきと思えるのだが、この公共放送NHKでは、外国の関与など可能性すら無いようだ。

しかし太平洋戦争での日本軍の戦況悪化時のように、国が国民に対して嘘の報道を行うことは事実として存在する。
オウム真理教団の毒ガス製造での一番の不可解な点は、製造能力もあるがそれ以上に、製造施設での防護整備が
貧弱であることだ。 その中で土谷正実は、サリン類毒ガスとは別にVXガスと称される神経毒ガスを作り上げた。
671オウム信者が作った毒ガスは充分な殺傷成分を持っていたのか:2012/05/29(火) 16:48:22.96 ID:aJ2l299t

会社員VX殺害事件とは、1994年12月12日に発生したオウム真理教信者による殺人事件。
→ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E5%93%A1VX%E6%AE%BA%E5%AE%B3%E4%BA%8B%E4%BB%B6

この事件の被害者 ( 浜口忠仁さん ) は、当時28歳の会社員で、オウム真理教のダミーサークルに入会。
丁度この頃教団の大阪支部で分派騒ぎがあり分裂を煽った不審人物として被害者が浮上、「公安警察のスパイ」とされ、
麻原彰晃は会社員をVXガスで殺害するよう指示した。 VXガスは土谷正実が生成したとされる。

この点について土谷は、平成7年11月23日付けの中川智正の上申書には「犯行に使われたVXは遠藤誠一から渡され、
犯行後に遠藤から『○○(被害者の方)、死んだんだって』と尋ねられた」と記されているにもかかわらず、
遠藤が(この件で?)逮捕すらされなかったのはおかしい、と主張している。

1994年12月12日、実行犯グループの井上嘉浩、新実智光、中川智正、山形明は大阪市内のホテルに集結した。
同日午前7時10分自宅から出た被害者を山形明と新実智光が後を追い、VXガスの溶液を被害者の後頚部にかけた。
被害者はその場で倒れたため通行人が119番通報し、ただちに大阪大学医学部附属病院に搬送されたが死亡した。
翌1995年のオウム真理教の強制捜査後、この事件を含む一連のVXガスによる襲撃事件が明るみに出、
保存されていた被害者の血液を分析したところVXガスの分解物が検出されたことから暗殺が実証された。

サリン事件にまつわるコラム ↑ の記事と関連
→ http://s-a-t.org/sat/sarin/s_column/s_column_2.html
●浜口忠仁さん事件
浜口忠仁さんは倒れ救急車に運ばれ入院した。 VXを製造したとされる土谷正実は、警察は当然浜口さんの
血液検査をしている筈なので、その分析結果を情報開示してほしいと要求した。 ところがこの要求は却下された。
また土谷正実は、浜口さんが倒れてから救急車が来るのが余りに速かったと、この点についても疑問を呈した。
このことは、土谷正実も、以前証言にたった中川智正も疑問をいだいている。
救急車が来たのは、倒れるのをあたかも待っていたかのようなタイミングだったと言う。
672オウム信者が作った毒ガスは充分な殺傷成分を持っていたのか:2012/05/29(火) 16:53:18.04 ID:aJ2l299t

.   *** 人の噂も75日、逃亡17年で自ら出頭、マスコミ触れない平田のその後 ***

逃亡17年、オウム真理教元幹部 平田信容疑者、自ら出頭して逮捕
→ http://www.asahi.com/national/update/0101/TKY201201010001.html
オウム真理教元幹部の平田信(まこと)容疑者が、2011年12月31日深夜、警視庁丸の内署に出頭した。
日本の警察は威信を賭けて捜していたのに、逃亡17年。 そして自ら出頭。 その間どこに匿われていたのか。

警察の大捜査を逃れられたのは、外国それも北朝鮮で匿われていた可能性が極めて高い。
オウム真理教本部の一斉捜索の後、教団幹部のほとんどは逮捕され徹底的な取調べを受けたはずだ。
それでも平田信が逃亡できたのは、
日本国政府や自衛隊及び検察 ・ 警察内部に、毒ガステロに積極加担した勢力が存在することは疑いようがない。

.  *** 松本サリン事件のサリン噴霧車は再現検証されていない ***

長野県松本市サリン事件では非常に不可解な点が存在する。 それは松本市裁判官官舎付近からサリン噴霧車を使用して、
大気中に向け毒ガスを放出したとする、オウム信者実行犯の供述に基づいた再現検証は成されていない。
この噴霧車両の再現はそれ程大掛かりなことではないから、
噴霧ガス拡散実験や再現車両については公開される筈だが、その写真や資料がどこにも一切無い。

これはこのサリン噴霧車が裁判官官舎近くから、サリンを大型送風機で噴射したとする証言の検証であり、検証によって
サリン噴霧車からの、毒ガス成分濃度を維持して大気中広範囲な噴霧能力が可能が否かが推測できる。
但しその場合でも、ブレハブ小屋で作られたとされる毒ガスが、その時点で毒ガス効力を得ていたことが前提になる。

. *** オウム信者が作った毒ガスは果たして充分な殺傷成分を持っていたのか ***

また長野県松本市のサリン事件ではこの他、次の指摘もされている。
「松本サリン事件」:犯行開始時刻よりずっと前から中毒症状自覚者が多数いた! [麻原国選弁護人渡辺脩氏著作より]
→ http://www.asyura.com/0403/nihon12/msg/272.html
673冤罪を叫ぶ人権屋が、オウム事件だけは黙認する不思議:2012/05/29(火) 17:00:00.86 ID:aJ2l299t

     *** 何かにつけて冤罪を叫ぶ人権屋が、オウム事件だけは黙認する不思議 ***

日本で起きた未解決事件や不可解な事件を時系列で辿りますと、妙に世界情勢に先駆対応する図式が見えてきます。
グリコ・森永事件に続いてオウム毒ガス事件が続いたのですが、その間にソ連邦共産圏の自己崩壊が起きており、
その共産圏同盟国であった中国と北朝鮮がまだ共産思想独裁の政府として残っており、それもソ連邦と同じ運命となる
ことは高いと予想されますから、中国と北朝鮮が何らかの延命策を行うのは必然ですので、

日本において不可解な事件が起きても、世界情勢を見ればそれ程の不可解さは無いように思われます。
最近でも、島根女子大生・福岡OLバラバラ殺人事件が未解決ですが、
これなども日本警察の捜査能力の弱体化を印象付けるための、北朝鮮工作員犯行の可能性が高いと思われます。

この不可解な事件の中でも特にオウム毒ガス事件は、毒ガス散布実行犯として死刑が求刑されている内の何人かは、
犯人に仕立て上げられた、と考えられる事件です。

* 松本サリン事件の冤罪騒動は真犯人追及のかく乱が目的、なぜ外国工作機関毒ガス説は黙殺されたのか
* 松本サリン事件で使用されたとするサリン噴霧車の再現検証は行われていない
* サリン噴霧車を作ったとされる連中が、地下鉄では何故傘先でサリン袋を破ったのか
* 国松孝次警察庁長官狙撃事件、オウム真理教が徹底的に捜査されたはずなのに何故犯人は逮捕されないのか
* 警視庁公安部が捜査依頼した " 脳科学者 " の信頼性と妥当性

このような不可解さが存在するにも係わらず、日頃から何かにつけて冤罪を叫んでいる、自称人権擁護活動家の
江川紹子や有田芳生などは事件当初から、オウム毒ガス事件の主犯はオウム真理教信者だと決め付けています。
またオウム真理教発足時からこの宗教団体に関与していた連中も、なぜかこの不可解さについては沈黙しています。