■■■オウム真理教をめぐるTV報道■■■

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388名無しさん@お腹いっぱい。
『週刊現代』 1995年7月29日号
警察も手を出せない恐怖の「組織」がある!?
「村井刺殺・国松長官狙撃」事件はなぜ全容解明できないのか

 実は、この二つの事件の背後には、巨大な国際シンジケート=「組織」が潜んでいるという
説がある。
 ある捜査関係者がいう。
「世間の見方と違い、オウムの犯罪の中で、公安が一番注目しているのは、覚醒剤製造です。
あれだけ大きな教団を維持できたのは、信者の布施だけではなく、キロ単位の覚醒剤を製造し
暴力団に流して多額の収入を得ていたからだ。この覚醒剤を製造させたのがこの『組織』。この
『組織』は、自らもケシを栽培しヨーロッパで売り捌いている。オウムは暴力団の販売ルートを
使って覚醒剤を売り捌いていたが、『組織』はこの販路を利用しようとした。それに、この『組織』
は武器売買もやっている。オウムに武器を購入させれば、その分稼げるわけです」
 この捜査関係者は、オウムと「組織」をつなぐ窓口が早川紀代秀だったという。
          (中略)
「早川のロシア娘好きは有名ですが、ロシア娘に骨抜きにされ、『組織』に取り込まれたのです。
仲間にするのに女を使うのはよくある話だ。早川は、『組織』のスパイだったとみます」(ある公安
捜査官)
 さらに、この公安捜査官は、村井刺殺、長官狙撃両事件の背景をこう絵解きする。
「村井が刺殺されたのは、麻原オウムの犯罪のすべてを知りつくしているだけでなく、逮捕されれ
ば、そのバックにある『組織』の名前もあがってしまうからだ。早川は、そのため、麻原に村井殺し
を積極的に進言したといわれています。国松長官狙撃は、示威行為。つまり『組織』に捜査の手
を伸ばせば、要人テロも辞さない。それだけの力があるということを見せつけるためにやったので
しょう」
 この「組織」に関しては、こんな情報もある。ある公安関係者はこう打ち明ける。
「国松長官狙撃の犯人に関しては、自衛隊のオウム信者が本命と見ています。しかし、『組織』
の秘密工作員が関与しているのではないかという話があり、極秘に捜査を進めています。それに、
台湾マフィアがその秘密工作員の逃走に協力したという話も出ています。(後略)」
 事実なら、警察や軍も手を出せない中南米のマフィア並みの恐怖の「組織」だ。
          (中略)
 また、ある月刊誌で最近、村井刺殺事件の徐も北朝鮮との接点がとり上げられたし、さかのぼ
れば、坂本弁護士一家拉致事件のときも、北朝鮮の影が見え隠れしている。
「拉致事件の前後一週間ぐらい、北朝鮮の船が横浜港の沖合に入港するでもなく、停泊していた。
公安当局が、事件との関連で関心を持っていたのは事実です」(ジャーナリスト・伊勢暁史氏)