日本人どこから来たんだ?14

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503白馬青牛 ◆cjIySZ2iYw
>>496
池田次郎氏は、「兵庫県龍野市の白鷺山、明神山の≪弥生後期≫の
墳墓」から出た人骨が短頭で高顔であったことから、土井ヶ浜弥生人
よりも現代近畿人に近いとされ「わずかニ例の観察から判断する
のは危険ではあるが、北九州に上陸した一団とは体質的に異なる
大陸集団が、≪弥生中期≫までに近畿に到来していたという推論は、
あながち否定できない。」(『日本人の起源』P166)と、池田氏の
レトリックじゃが、≪≫で示したように、弥生後期の遺跡の例が
中期までに到来と推論出来るんじゃろうかね(笑)。
ほいから「西日本古墳人」たぁ渡来形質と縄文形質の混血特徴を
持つ人骨のことよ。その中でも縄文系の特色の強いんは、
「広島県の四―五世紀の古墳人骨が、縄文人に匹敵するほど
低顔性をもちあわせた」こと、「関東古墳人は顔面がきわめて低い
広島古墳人によく似ているが、そのうえ低く広い鼻もっているので、
広島古墳人よりさらに縄文的といえる。」(P188)と、
広島県は文献的には、帰化蝦夷佐伯部の居留地じゃけえ、西日本の
中でも渡来人化が遅れた。現代の広島県人は渡来形質が多いゆえ、
古墳期広島人は現代の広島人との人種の違いがあるよ。