大韓民国史跡第16号
半月城(Banwolseong)
新羅時代王が住んだ宮廷跡
http://www.koreatips.net/_share/cities/images/gyeongju_seokbinggo.jpg 半月城は雁鴨池(Anapji)の東南方向にある新羅時代の代表的宮廷のあった所だ。
史跡第16号に指定されているこの半月城は、その形が新月に似ている事から新月城、または月城と
いい、王がいる所という意味から在城とも呼ばれている。
約900年間新羅が治めた所であった半月城には、現在鬱蒼と生い茂る森と、青い芝生の丘が調和し
た状態で、城跡のみ残っている。
しかし過去には華麗で壮厳であった宮廷を始め南門と正門である帰正門(Gwijeong-mun)、北門、玄
徳門(Hyendek-mun)、武平門(Mupyeong-mun)などの城門と月上楼(Wolsangnu)、忘恩楼(Mangeunnu)、
鼓楼などの楼閣、政事を論議した朝元殿など、たくさんの建物があったと言われている。
※ ちなみにここはもともと倭人で新羅建国時の宰相、瓢公の住居。2代目の新羅王の長女と結婚し、
4代目の新羅王になった倭人の昔脱解は、知略でこの住居を詐取したことにより出世しました。