始皇帝の遺産

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68番人
>>65
レスありがとうございます。
文字そのものは秦を主体に各地のそれを取り入れ、再構成したという訳ですね。
外国の文字をいきなり押し付けても使えるはずはないので、これは合理的です。
「字義」や「文法」までいくとちょっと専門的すぎますね(w
>>66
すいません。原著が手元にないものですから、引用書で偉そうな事を言っちゃ
いました。
それは>>56で引用されていた、牧児による始皇帝陵(?)失火説の前段の部分で
すね。
私の手元の引用本では「従者・・・」のところは「共に行く者、ことごとく
その後を発掘す」とあります。
いずれにせよ、班固の記述は司馬遷より遥かに疑わしいというのがあちらの
学者の一致した見解のようです。
「三十万人云々」は漢書の記述を下敷きにした北魏の「水経注」という著の
記述を引用者が「漢書」と誤って引用し、それを私が未確認のまま引用して
しまったという訳です。
申し訳ありませんでした。
69出土地不明:03/12/11 23:23 ID:dKFR5PcO
>>68
>北魏の「水経注」という著の記述を引用者が「漢書」と誤って引用し・・・・

あ、そうでしたか。わかりました。

>私の手元の引用本では「従者・・・」のところは・・・

「従」ですか・・・・
それならまだわかりますが・・・・校勘記にも何も書かれてないんですよね。
ここに付いてる師古の注「言至其墓所者發掘之而求財物也」からしてみても
「往」でいいような気がするし・・・「見」もわからない・・・すなおに「発掘を見る」?・・・

これで、漢王がなじったように項羽が墓を掘らせて財物を私したことになるのかどうか・・・

ともかく、ありがとうございました。
もうちょっと自分で調べます。