手紙
岡林信康 作詞・作曲
わたしの好きな みつるさんは
おじいさんから お店をもらい
二人いっしょに暮らすんだと
うれしそうに話してたけど
わたしと一緒になるのだったら
お店をゆずらないといわれたの
お店をゆずらないといわれたの
私は彼の幸せのため
身を引こうと思ってます
二人一緒になれないのなら
死のうとまで彼は言った
だから全てをあげたこと
くやんではいない 別れても
くやんではいない 別れても
もしも差別がなかったら
好きな人とお店がもてた
部落に生まれたそのことの
どこが悪い 何がちがう
暗い手紙になりました
だけど私は書きたかった
だけども私は書きたかった