あの・・・高嶺響ですけど・・・。

このエントリーをはてなブックマークに追加
686ゲームセンター名無し
俺の知ってる響はこんなカマトトでは無かったぞ!
そう……あれは……(回想)

(しまった!! 後ろは崖だ!!)
とうとう追いつめられてしまった俺。
『観念なさい…』
女の声だ。
ぞっとする様な微笑みを浮かべ、ゆっくりと俺に近づいてくるのは……そう、響である。
『おとなしくしていれば、やさしくしたのに…』
一閃。
無様にも服だけを居合いで切り刻まれ、俺は一瞬のうち全裸にされた…しかも女の剣で。
『ふふ…』
嫌がる俺に刀を突きつけ、血走った眼をして舌なめずりをする響。
恐怖で身動きの取れない俺の胸板に頬をよせ、白い手でなでまわし始める。
『…あら?』
いましがた出来たばかりの細い傷をみつけ、そこに浮かぶ赤い液体を熱心に舐めはじめる響。
(くっ…!!)
苦痛と恥ずかしさで声をあげそうになる俺。
『ふふ。おいしい……』
やがて眼を上げ、怯える俺を威嚇するように、淫らすぎる壮絶な笑みを浮かべる響。
(狂ってる…)
やがて響は、喉元に刃を押しつけられ身動きのとれない俺を後目に、
残る一方の手で俺の身体をまさぐりはじめた。
(俺は……俺は穢されてしまうのか……?)
朦朧とした意識の中で俺は…そう予感した。
……しかしその後、俺は思い知らされた。
その”予感”ですら、なまやさしいモノであった事を……。

もう、大変だったよ!