あの・・・高嶺響ですけど・・・。

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575銀髪の剣士
ククク…どうやらこの時代は人の名を騙る者が多いようだな…
高嶺響…貴様まさか本当に偽物に騙されているようだな…言葉遣いでわからないのか…?
ククク…それではこの俺に追いつく前に、誰かに殺されるのが関の山と言ったところか…
>>504
ククク…貴様の問いに答えてやろう…
俺が高嶺源蔵に太刀を造るように依頼したのは…奴の評判もさることながら、
あの男の鍛え上げた数々の銘刀に、奴の魂を感じたからだ…
あれ程の太刀を生み出せる男ならば…俺の魂を受け止める太刀を造れると確信した…
そして、俺は奴に逢った…貴様の父、高嶺源蔵は俺の期待通り、俺の魂を感じ取り、そして俺の依頼を受けた…
例え自らの命を削ることになろうと、俺の太刀にすべてを注ぎ込む…奴はそう言った…
そして奴の命と引き換えに鍛え上げられた太刀が…この八十枉津日太刀だ…
名匠の名に恥じない太刀だ…この俺の気を受け止めることができる太刀は…他にはないだろう……
ククク…高嶺響…貴様がこの俺を追う理由が、父の敵討ちだとすれば…
貴様が俺を殺すということは、貴様の父の魂をも奪うことになるのだ…ククク…
それでもこの俺を追い続けるか…?ククク…フハハハハハ…