BORDER BREAK のキャラはエロかわいい 2GP

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1ゲームセンター名無し
ここはBORDER BREAK(ボーダーブレイク)のキャラや武器、地形等への愛を語るスレッドです。
SS投下やキャラ談義等全般の話題はこちらで。

次スレは>>970前後の人かスレ容量が480KBを越えたら宣言してから立ててください。

前スレ
BORDER BREAK のキャラはエロかわいい
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/arc/1252685842/
まとめサイト
BORDER BREAK よろずSSまとめ @ ウィキ
http://www29.atwiki.jp/borderbreakss/

関連:
BORDER BREAK|ボーダーブレイク オフィシャルウェブサイト
http://borderbreak.com/
BORDER BREAK @ ウィキ
http://www12.atwiki.jp/borderbreak/
BORDER BREAK ボーダーブレイク キャラ総合スレ 3GP
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1259157337/
2ゲームセンター名無し:2009/12/15(火) 10:31:31 ID:F8+ZAEReO
>>1やりますね!
さすがです!
す、すごいや!
偵察出来るかた、いませんか?
3ゲームセンター名無し:2009/12/15(火) 12:08:04 ID:fQJbIQR/O
まじめいいよねまじめ

あっ>>1
4ゲームセンター名無し:2009/12/15(火) 13:19:36 ID:g6myh0T1O
>>1
━━━━━━━━━━
         /
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       /
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━━━━━━━━━┛

こ、これは乙じゃなくてティアダウナーの軌跡なんだからね!
5ゲームセンター名無し:2009/12/15(火) 13:55:44 ID:g6myh0T1O
携帯で無理するもんじゃないな…ズレズレじゃんかよ俺…or2
改めて素直に>>1






では、自コア直下でギガノト撃って自爆してきます λ…
6ゲームセンター名無し:2009/12/15(火) 15:19:14 ID:4jDT7n4FO
>>1「良い腕ですこと!」







ああ………お嬢の腋をくんかくんかしたい……
7ゲームセンター名無し:2009/12/15(火) 22:55:47 ID:XNhYZOSB0
>>1乙!
前スレ>>1000は谷亮子でDT卒業か・・・
8ゲームセンター名無し:2009/12/15(火) 23:13:18 ID:d02Omtbr0
1乙
そして空気読まず投下


熱血「うぉぉぉ!どけぇぇ!!」ガン
まじめ「きゃ!何すんのよ!」
熱血「くそっ逃げられたか。」
まじめ「むっかー・・今のはあんたが逃がしたようなもんでしょうが!」
熱血「なんだと!」
まじめ「突撃しか脳が無い猪相手じゃ誰だって逃げ切れるでしょうね!」

クール「あいつらまた戦場でイチャイチャと…。」
お嬢「…」
クール「ん?どうしたお嬢?」
お嬢「……」

     ターン

熱血「大体お前はいつも俺の邪魔ばかr(ゴンッ)何をする!味方だ!」
まじめ「あーもーそんな叫ばなくても聞こえt(ゴンッ)なにするの!?味方よ!」

お嬢「…」ターン ガチャリ
    ヤメロ! オレハミカタダ!
クール「…」
お嬢「…」ターン ガチャリ
    コウゲキシナイデ!ミカタヨ!
クール「……弾薬箱を置いておく、使ってくれ…」
お嬢「…」ターン ガチャリ
お嬢「……」ターン ガチャリ
9ゲームセンター名無し:2009/12/15(火) 23:17:22 ID:jvVpj+mR0
>>1素晴らしい働きです!
つ「スレ立て章/エロかわ」

次スレ案内とかGJですね。
10ゲームセンター名無し:2009/12/16(水) 02:33:37 ID:tvbWDwFf0
>>1

まとめサイト、ちょっとバージョンアップしてみました
11ゲームセンター名無し:2009/12/16(水) 08:24:42 ID:iR3ofzVy0
>>4
お前もわかってるんだろ…?
そのずれた分があの理不尽な判定だって事…
12ゲームセンター名無し:2009/12/16(水) 22:40:33 ID:D7RWm/bZ0
>>8
クールwwwww
13ゲームセンター名無し:2009/12/17(木) 20:27:33 ID:fLXw3POw0
ナルシー「ポリポリ・・・ポリポリ・・・」
まじめ「ナルシーさん何食べてるんですか?」
ナルシー「これですか?胡麻スティックですよ。食べますか?」
まじめ「うわー、懐かしいですね。ポリポリ」


お嬢「ポリポリ・・・ポリポリ・・・」
まじめ「お嬢何食べてるの?」
お嬢「ビタミン剤ですわ。戦場は時間が不規則ですしお肌が荒れてしまうのでこれで少しでもよくなれば・・・と」
まじめ「あー・・・わかるわその気持ち、私も今度から取り寄せようかしら・・・」


少年「ポリポリ・・・ポリポリ・・・」
少女「あ、ラムネだー。一個ちょうだい。ポリポリ・・・」
少女「うえー、このラムネ味しないよー」

インテリ「あれ、おかしいですね」
ベテラン「どうしたんだ?」
インテリ「医療キットの在庫を点検してたんですが、鬱病防止用のレキソタンが一箱足りないんですよね」
ベテラン「ふむ、レキソタンか。おおかた熱血辺りがギャンブルで負けて横流しでもしたのだろう」
インテリ「ああ・・・熱血さんならやりそうですね・・・」
熱血「ちょwひでぇw」
クール「違うのか?」
熱血「ギャンブルで負けても横流しなんてしねえよ!そもそも医薬品の横流しは軍法違反だろうが!バレたらオペ子に殺されちま(ターン
ベテラン「ふむ、まあおおかた数え間違いだろう」
インテリ「おっかしいなぁ・・・・・・」

後日
少年「楽勝楽勝!どんどんかかっておいで!僕をなめるな!ははっ、ひっかかったね!邪魔だよ!これで・・・終わりだ!」
少女「わったし、つよすぎ〜!」
14ゲームセンター名無し:2009/12/17(木) 20:32:01 ID:72ErfWaQ0
考えてみたらブラストランナーに乗って
殺し合いしているんだよなこのゲーム

ベテランとナルシー以外は全員鬱になってもおかしくないと思う
15ゲームセンター名無し:2009/12/17(木) 20:44:08 ID:BoGgtuqg0
>>13
……脳内で「れきそタソ」って変換した漏れにも1粒くだしぁ('A`)
16ゲームセンター名無し:2009/12/17(木) 20:44:49 ID:fLXw3POw0
>>14
まじめ:マシーンがあたしを欲情させる!
お嬢:時折角を曲がったところに敵がいるんじゃないかという妄想が
インテリ:ビッチになった
少女:おもらし癖
熱血:シャーリーンかわいいよ俺のシャーリーンうえへへへ
クール:榴弾砲の幻聴が聞こえる
ベテラン:寝るときに電気が消せない
少年:二重人格
ナルシー:私はアリアン、近くの世界からOVERSを使いこの世界にアクセスしているハッカーです
17ゲームセンター名無し:2009/12/17(木) 22:50:10 ID:BFSFVVgH0
>>14
ゲーム中の描写まんまなのだとするなら、ブラストの破壊は殺人と直結しないかもわからんぜ

とはいえブラスト以外の有人兵器や歩兵を相手にする状況もあるだろうし、
その辺も呑んでいるor呑もうとしている少年や少女、ってのもドラマとしては良いかも知らん
……キャラ萌えスレで振るネタじゃないか
18ゲームセンター名無し:2009/12/17(木) 22:58:01 ID:72ErfWaQ0
>>16
どいつもこいつもバッドエンドじゃないかw

精神が強そうなベテランと変態なナルシーなら越えられると思ったのだが

>>17
すまんかった
少女が「へへー、やったね♪」とかいうところを見るたびに
無邪気な遊びとして捉えているのか戦争として捉えているのか気になって
19ゲームセンター名無し:2009/12/17(木) 22:59:43 ID:GgOlUTrl0
エリア移動の技術で緊急脱出してると考えよう・・・
でないとあまりにも酷だ
20ゲームセンター名無し:2009/12/17(木) 23:07:20 ID:IA5mUaex0
>>18
少女にだけ現実が知らされていない。とかステキだと思いますわ。
21ゲームセンター名無し:2009/12/17(木) 23:07:45 ID:fLXw3POw0
>>19
ヤマモトヨーコのバブルボードシステム的な奴だな。たまに転送失敗して死ぬが。
遠隔操縦はやっぱないのかな。

>>18
少女も普段はあんなだが最終回ではきっと「わたしみたいな子をこれ以上ふやしちゃいけないよ」とか言って死にます。
最終回でそういうかっこいいこと言うとろくなことないぜ。
ベテランさんはエリア88のボリスに間違いない。クールが指令で熱血がミッキー。少年「ういー、外泊証明か何かか?」

22ゲームセンター名無し:2009/12/17(木) 23:41:19 ID:+tPm2VMY0
>>14
まあその辺は真面目な話考える時以外は
             /)
           ///)
          /,.=゙''"/
   /     i f ,.r='"-‐'つ____   
  /      /   _,.-‐'~/⌒  ⌒\
    /   ,i   ,二ニ⊃( ●). (●)\
   /    ノ    il゙フ::::::⌒(__人__)⌒::::: \
      ,イ「ト、  ,!,!|     |r┬-|     |
     / iトヾヽ_/ィ"\      `ー'´     /

でいいんじゃないかな。


>>21
ベテランは「基地に帰ったら、一緒に酒でも飲もう」とか言ってフラグ立てそうな気がしてならない。
23ゲームセンター名無し:2009/12/18(金) 00:18:42 ID:cnoOYzRHO
少年少女兵は基礎体力が低かったりするのは「不良品」として兵達の慰み者にされるとかな
「お前らの代わりなぞ幾らでもいるんだ」って日々聞かされながら訓練を受ける毎日

…ダメだな、悲惨過ぎる。
24ゲームセンター名無し:2009/12/18(金) 00:23:16 ID:hu49SPKb0
>>23
少女「アンタ、何様?私は最新最高性能を誇る指揮官型新型よ。つけ上がるなって事よ。」
ということになる可能性も・・・
25ゲームセンター名無し:2009/12/18(金) 00:48:58 ID:H0MqABGmO
オペ娘「ブラストは精神感応で動きます、いえ危険はありませんよ☆(たまに帰って来れなくなる以外は…)」

とかなんじゃないか?


まあつまりドットハックやマトリクスの様に未帰還者になる可能性(一部の人しか知らない)のあるが基本は安全な兵器なんでないかと。
26近未来トーク番組 オペ子の部屋 1/1:2009/12/18(金) 00:49:39 ID:jzAZXqc90
ルールル♪ルルル♪ルールル♪ルルル♪…(例の音楽)

オペ子「皆様こんにちは。オペ子の部屋でございます。今日は人気急上昇中のボーダーでいらっしゃいますインテリさんにお越しいただきました。インテリさん、よろしくお願いします。」
インテリ「あ、よろしくお願いします。」
オペ子「あら、今日は眼鏡をされていないのですか?貴女のトレードマークみたいなものでしたけど。でも長く伸ばした髪がとても素敵ですわね。」
インテリ「はい、しばらく前にイメチェンしてみたんです。」
オペ子「まあ素敵ですねえ。女の子は恋をすると変身するといいますけど、ひょっとして部隊に好きな人でもできたんですか?」
インテリ「え、いえ…そういう訳では…。実は、ナルシーさんにしてもらったんです。」
オペ子「あらそうでしたの。ナルシーさんとは仲が良くていらっしゃるんですの?」
インテリ「うーん。良いと言うか、あの方はみんなの面倒見てくれてるんですよ。」
オペ子「なるほど、分かります。ナルシーさんって、頼れるお姉さんといった立場ですよね。お兄さんじゃなくて。」
インテリ「あはは、確かにそんな感じですかね。」
オペ子「ところで、部隊には特別な感情を抱いていらっしゃる方とかおりませんですの?頼れるベテランさんとか、知的なクールさんとか。情熱的な熱血さんとか素敵な方が一杯いらっしゃいますし。」
インテリ「みんな魅力的な人ですけど…特別な感情とまでは…。」
オペ子「そうなんですの?それは勿体無い話ですわね。女の子は若いうちに恋をした方がいいですわよ?そうそう、話は変わりますけどインテリさんは同人活動をなさっているとか。」
インテリ「え…あ、はい。その…あまり人様にお見せできる物ではないのですが…。」
オペ子「ワタクシが聞いたところによりますと、ヤオイという分野に属するとか?」
インテリ「ぶっ…そんな大きな声で言わないでくださいって!」
27近未来トーク番組 オペ子の部屋 2/3:2009/12/18(金) 00:54:53 ID:jzAZXqc90
オペ子「私、ヤオイと言うものはあまり詳しくないのですけど、男の人同士の恋愛とかを取り扱ったりするんでしょ?」
インテリ「や、やめてください!部隊の人達にも知られていない秘密なんですからっ!!」
オペ子「別に恥ずべきことではありませんわ?男色というものは遥か昔から続く由緒正しい恋愛の一形態なんですから。それに購入者が居るということは、広く需要があるということでございません?」
インテリ「で、でも…。」
オペ子「で、その作品中では部隊の男性の方とかも登場するのでしょ?そう、例えば熱血さんが少年君を襲っちゃったりとか?」
インテリ「……違います。」
オペ子「…え?」
インテリ「違います!…私の中では少年くんはバリバリの攻め!あの程度の連中で受けにまわっちゃう少年くんなんてありえません!」
オペ子「は、はあ。」
インテリ「いいですか?オペ子さん。ヤオイと言うのはいわゆる一つのファンタジーなのです。従って、現実にありえないものを空想できる能力こそが、我々クリエイターの腕の見せ所なのですよ。
   ほら、想像してみてください。普段はか弱い存在が、強いものを屈服させ精神的に支配してしまう…そんな場面を。」
オペ子「え…ええと。」
インテリ「今回のケースなら、少年くんは受けではなく攻めという立場に置かれてこそ、読者に意外性を与え、心に深い印象を残す事ができるのです!」
オペ子「ちょ…ちょっとインテリさん?」
インテリ「具体例を挙げてみますと、少年くんがその巨大な(ピー)でベテランさんの口内を冒したり、ナルシーさんを縛って道具を使ってあんなことやこんなことをしたり、熱血の可愛らしい(ピー)をこねくり回して強制(ピー)させたり、
   クールの(ピー)にゴム無しで大量の(ピー)を放出したり…。そういうシチュエーションこそが、読者が求め、私が提示する回答そのものなのです!」

28近未来トーク番組 オペ子の部屋 3/3:2009/12/18(金) 00:56:23 ID:jzAZXqc90
オペ子「あ…あの…インテリさん!録音中なので…あまり過激な発言は…。」
インテリ「はっ?!…い、いやあああああああ!聞かれた!知られちゃった!!もう私、お嫁に行けなあああああああい!」

オペ子「あっ!ちょっとインテリさん!…行ってしまいましたね。まさか本番中にゲストの方が居なくなってしまうなんてびっくりですが…。
   とにかく今日のオペ子の部屋はここまでです。皆様次回またお会いしましょう。さようなら。」

ルールル♪ルルル♪ルールル♪ルルル♪…(例の音楽)
29ゲームセンター名無し:2009/12/18(金) 01:34:22 ID:SXvLCKEJ0
ワロタw

駄目だこのインテリ・・・早く何とかしないと・・・
30ゲームセンター名無し:2009/12/18(金) 05:31:31 ID:+WxaMzQIO
>>24
石田乙
31ゲームセンター名無し:2009/12/18(金) 12:25:17 ID:gjF7RoHGO
女性キャラは男に比べて少ないからあと1人登場するんだろうか
32ゲームセンター名無し:2009/12/18(金) 17:44:58 ID:bxx2+3wB0
>>31
少年は中性扱い
33ゲームセンター名無し:2009/12/18(金) 17:47:35 ID:hu49SPKb0
そうだ! どうせ聞こえるなら、聞かせてやるさ!
お嬢! 好きだァー! お嬢! 愛しているんだ! お嬢ゥー!
コア凸をする前から 好きだったんだ!
好きなんてもんじゃない!
お嬢の事はもっと知りたいんだ!
お嬢の事はみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
お嬢を抱き締めたいんだァ!
潰しちゃうくらい抱き締めたーい!
心の声は心の叫びでかき消してやる! お嬢ッ! 好きだ!
お嬢ーーーっ! 愛しているんだよ!
ぼくのこの心のうちの叫びをきいてくれー! お嬢さーん!
クラスが同じになってから、お嬢を知ってから、僕は君の虜になってしまったんだ!
愛してるってこと! 好きだってこと! ぼくに振り向いて!
お嬢が僕に振り向いてくれれば、ぼくはこんなに苦しまなくってすむんです。
優しい君なら、ぼくの心のうちを知ってくれて、ぼくに応えてくれるでしょう
ぼくは君をぼくのものにしたいんだ! その美しい心と美しいすべてを!
誰が邪魔をしようとも奪ってみせる!
恋敵がいるなら、今すぐ出てこい! 相手になってやる!
でもお嬢さんがぼくの愛に応えてくれれば戦いません
ぼくはお嬢を抱きしめるだけです! 君の心の奥底にまでキスをします!
力一杯のキスをどこにもここにもしてみせます!
キスだけじゃない! 心から君に尽くします! それが僕の喜びなんだから
喜びを分かち合えるのなら、もっとふかいキスを、どこまでも、どこまでも、させてもらいます!
お嬢! 君がブロア河の中に素っ裸で出ろというのなら、やってもみせる!
34ゲームセンター名無し:2009/12/18(金) 17:48:28 ID:cnoOYzRHO
>>32
それはない
35ゲームセンター名無し:2009/12/18(金) 19:32:09 ID:H0MqABGmO
>>33 ゲイナー乙
36ゲームセンター名無し:2009/12/18(金) 20:34:15 ID:NLuAeFyH0
>>32
その枠はむしろナルシーさん
37戦慄の公開処刑人:2009/12/18(金) 21:15:11 ID:NLuAeFyH0
熱血「クールってよう……」
少年「なんですか、唐突に?」
熱血「なーんかとっつきにくくね?」
ベテラン「そんなことはないだろう? 必要な報告は余さずもらってるぞ」
熱血「いやベテランのおっさん相手ならそうだろうけどさ、それだって仕事上の連絡だろ?
    プライベートな会話とかはどうよ?」
ベテラン「む……それは確かに?」
少年「確かに、普段はあまり会話とかしてないですね……でも、戦場ではいつも助けてもらってますよ」
熱血「わかってる、俺だってよーくわかってる。あいつは素っ気無い振りしていい奴だってのはよく知ってる」
ベテラン「ふ、クールに一番フォローされているヤツの言うことは違うな」
少年「はは……」
熱血「うるせぇ笑うな! とにかく俺が言いたい事はよ、クールのヤツももうちっと愛想振りまきゃーいいのにな、
   ってことだよ」
少年「それは……確かにそう思う時もありますね」
ベテラン「うむ、戦場で的確な連携を保つには、普段からの意思疎通は重要だな」

クール「…………………………」


ケーキ屋店員「ありがとうございましたー」
クール「…………………………」

クール「…………………………」
クール「…………………………」

一同「……! ……?」(←食堂で談笑している)
38戦慄の公開処刑人:2009/12/18(金) 21:16:16 ID:NLuAeFyH0
クール「…………………………」
クール「…………………………」
クール「…………………………」
クール「…………………………柄じゃないな」
ナルシー「おやクールさん、こんなところでどうなさいました?」
クール「?! ナルシーか」
ナルシー「ええ、みんなのアイドルナルシーさんですよ。 ……おや、それは?」
クール「む、これは……」
ナルシー「おおー、良さそうなものをお持ちですねぇ。それってあの行列の出来る店のじゃないですか」
クール「ああ……そうだナルシー、これを持っていくか?」
ナルシー「おや、よろしいので?」
クール「ああ、俺には必要のないものだ」
ナルシー「そうですか、ではお言葉に甘えて遠慮なく……
      み な さ ー ん ! クールさんがお土産買ってきてくれましたよー!! 」
クール「?!」
少女「ホント?! やったぁ!」
まじめ「いいタイミングね、ちょうどお茶菓子が欲しかったところよ」
お嬢「あら、そのお店は私も存じておりますわ。さすがはクールさん、確かな目をお持ちですわね」
クール「……!!」
インテリ「活発な脳活動に、糖分の補給は欠かせません。ナイスタイミングですよクールさん」
ベテラン「すまんな、気を使わせてしまって」
少年「クールさん、ありがとうございます」
クール「い、いや……」
熱血「よーし、俺これもーらい! さんきゅなクール!」
インテリ「あ、ダメですよそんなはしたない!」
39戦慄の公開処刑人:2009/12/18(金) 21:19:13 ID:NLuAeFyH0
ナルシー「そうです、ちゃんとクールさんが皆さんの好きなケーキを揃えてきて下さったんですから、
      勝手に取ってはダメですよ? とはいえ熱血さんのはそれで良いようですね」
クール「(な、なんでそこまで知って………!)」
ナルシー「はい、少女さんにはこれ、まじめさんはこちら、インテリさんにはこれをどうぞ」
少女「やったぁ! イチゴのケーキだ!」
まじめ「あら、私がモンブラン好きなの知ってたのね」
インテリ「さすがはクールさんですね」
クール「う、うむ」
ベテラン「む、この煎餅は俺向けか? わざわざ済まんな」
少年「ええと、このチーズケーキをもらってもいいですか?」
お嬢「ええ、どうぞ。ということはこちらのロールケーキが私用と言うことになりますね。
    さすがはクールさん、揉めることなくきれいに配布されましたわね」
ナルシー「はい、皆さん行き渡りましたね? では、クールさんにお礼を言ってから召し上がりましょうね?」
一同「クール(さん)ありがとう! いただきまーす!」
クール「あ、ああ」

ナルシー「さて、これで多少は打ち解けてくれますかね、うふふふふ」

【おまけ】
クール「……ナルシー、おまえ全部わかってたのか?」
ナルシー「うふふふ、それに答える前に、背中をごらんなさいな」
クール「背中? む、これは小型センサー!」
ナルシー「こんなこともあろうかと、つけさせていただきました。これであなたの行動は一目瞭然ですよ」
クール「お前ってヤツは……!」

クール「しかし、センサーあっても各人向けのケーキを吟味したのまでは判らんはずだよな……?」
40ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 01:35:53 ID:4pVSSoxq0

SMGにも負けず ヴィーゼルにも負けず
狙撃にも近接スマックにも負けぬ
丈夫な機体を持ち 欲はなく けして死体撃ちせず
いつも静かに凸っている

一試合に銅片鉛板と ニュード卵と少しのCPを得て
あらゆるポイントを 自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり そして僚機に譲り

市街地の丘の上の端の 小さなベース前の小屋上にいて
東にスネーク中の麻あれば 別ルートで大立ち回りを演じ
西に交戦中の重火あれば 行って十字砲火を加えてやり
南に敵機報告する砂あれば 駆け付け後は任せてと言い
北にベース防衛する支あれば 一緒に守ろうと言い

一人のときはオロオロ凸り みんなに芋麻と呼ばれ
頼られず 恐れられず
そういうまじめに
私はなりたい


--------------------------
前スレにはもう書き込め無かった orz
41ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 01:48:10 ID:4pVSSoxq0
>>37

ナルシーさんの良い仕事っぷりは異常w
ほんとにもう、このスレのお陰で
ナルシーさん大好きになっちゃうよ!
42ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 02:09:39 ID:6oVXiJfy0
>>37-39
実は皆のことを理解しているクールも、そして全員のフォローを完璧にこなしてしまうナルシーもどっちも素晴らしい!

>>40
ガチムチ麻に乗ったまじめちゃんですか?
人柄が出てて良い感じです。
43ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 02:37:02 ID:JAPcwqte0
>>37
ナルシーグッジョブ過ぎるw
ケーキ配布はナルシーのアドリブなのかな?
44ある部隊のクリスマス 1/5:2009/12/19(土) 04:12:59 ID:OjnVVMdX0
>>37
ナルシーできる男過ぎるw

前スレの埋めついでにと書いてたら思ったより内容広がって入らなかったのでこっちに投下。

ベテラン「よし、これよりクリスマスプレゼント交換会を行う! 各自、戦闘準備はいいか!」
少年「おー!」
クール「ベテラン気合い入ってるな」
熱血「いい歳したおっさんがクリスマスでハシャぐなよ。白髭まで付けてサンタの格好しちゃってるし」
ベテラン「作戦内容は簡単だ。事前に各自一つずつ用意してもらったプレゼントをクジ引きで振り分けるだけだ」
少女「外からは中身がわからないようになってるから、何が来るかは開けてからのお楽しみだね!」
ベテラン「貰った物は極力自分で使用すること! 忘れるなよ!」
熱血「ッしゃー! トップは俺が取る! まずは俺からクジを引くぜ!」
クール「お前もノリノリじゃないか」

〜数分後〜
少年「こ、これやけに重いなあ。何が入ってるんだろう?」
クール「俺のはそんなレベルじゃない。台車に乗せないと動かないぞ」
ベテラン「全員行き渡ったな!? では一斉開封開始!」
熱血「ッしゃー! 開けるぜぇ〜!」
クール「こら、雑にラッピングを破るな。ガキかお前は」

インテリ「さて、わたしのは何かな? これは……マフラー?」
真面目「クリスマスプレゼントの定番アイテムね」
インテリ「しかも手編みみたい」
少女「わ〜、凄いね!」
インテリ「……うん、あったか〜い!」
少女「愛情の籠もったプレゼントって気がするね!」
真面目「しかし手編みのマフラーねえ。ウチの部隊にそんな趣味の人居たかしら?」
45ある部隊のクリスマス 2/5:2009/12/19(土) 04:13:51 ID:OjnVVMdX0
クール「俺のは……。ワインか。銘柄は……『オーガキラー』? 聞いたこと無いな」
インテリ「あ、それワインじゃないですよ」
クール「?」
インテリ「ニホン酒って奴ですね。最近では珍しいお米で作ったお酒です。辛口で美味しいんですよね」
クール「ほぉ、ニホン酒というのか。なかなか飲み応えがありそうだ」
インテリ「でも随分量が多いですね」
クール「確かに一人で飲むには多すぎるな。そうだ、今度無事に作戦から帰ったら皆でこの酒を」
少女「それ以上言っちゃダメ〜っ!」
クール「な、なんだいきなり」
少女「ダメなの!」
クール「はあ?」

真面目「ちょ、ちょっとこれ!」
少女「え!? なになに? 何が入ってたの?」
真面目「有名ブランドの化粧品じゃない! こんな高価なモノ貰っちゃっていいのかな!?」
お嬢「オーホッホッ! この御時世だと品薄でコネが無いとなかなか手に入らない品ですが、わたくしにとっては特別に取り寄せることなど造作もないことですわ!」
クール「ご高説痛み入るが、一応どれが自分の贈ったものかバラすのはルール違反だぞ」
お嬢「あ……。ごほんっ! そのセンス抜群の高価な化粧品を贈った方、誰かは存じませんが、
   さぞや見目麗しく素晴らしいお方なのでしょうね。一度拝顔したく思いますわ! 誰とは決して存じませんけど!」
クール「そうきたか」
46ある部隊のクリスマス 3/5:2009/12/19(土) 04:14:32 ID:OjnVVMdX0
ナルシー「少年君は何でしたか?」
少年「え〜と……。これです」
ナルシー「ふむ、鉄アレイですか」
少年「あと体脂肪計と腹筋強化マシンと筋力強化バンドと……トレーニングビデオ」
ナルシー「これはこれは。さしずめ『肉体改造セット』、と言ったところでしょうか。これならわざわざ基地内のトレーニングルームまで行かなくても自室でトレーニングできますね」
少年「これで体を鍛えろってことですよね……。どうせ僕の体は貧弱ですよ……」
ナルシー「いや、あなたに渡ることを想定して用意したわけではないでしょう。……おや? まだ何か入ってますね」
少年「ホントだ。何だろう?」
少女「あ〜ッ! 少年がブラジャー持ってる〜!」
少年「ブラじゃないよ!? たぶんこれ、大胸筋サポーターだよ!?」
少女「ブラだブラ! 男の子なのにブラ!」
少年「ブラじゃないってば! そういう少女ちゃんは何貰ったのさ!?」
少女「あたしはねえ、これ!」
ナルシー「……なんですか、この緑の丸い形状の物体は」
?「コンニチハ。ハロー。グーテンダーグ」
少年「わっ! 喋った!」
少女「えへへ、ペットロボットなんだよ!」
少年「スゴ〜い!」
?「ホメラレタ! ゴシュジンサマ、ワタシホメラレタ!」
少女「飼い主登録もできるし、他にも色んな機能もあるんだよ! ほら、お座り!」
?「リョウカイ。ッテ、ワタシマルイカラ、オスワリデキナイヨ! ワタシヤクタタズ! ハイキサレル!」
少女「生きろ!」
?「イキル!」
ナルシー「……随分奇抜な性格付けになってますね」
少女「コレ、セツメイショ。イッショニハイッテタ」
少年「口調うつってるよ……。え〜と。へ〜、これ手作りなんだ」
ナルシー「どれどれ。……個人識別機能、体調管理機能、マッピング機能はいいとして。
      高性能化学センサーに光学センサー、電子ロック解除機能にモノマネ機能? 他にも怪しい機能満載ですね」
少年「最近部屋に籠もってると思ったら、こんなの作ってたんだ」
ナルシー「彼女らしいプレゼントではありますね」
47ある部隊のクリスマス 4/5:2009/12/19(土) 04:18:03 ID:OjnVVMdX0
少女「ナルシー、ナニモラッタ?」
少年「それやめてよ。怖いよ」
ナルシー「わたしはこれです。旧時代のあの名作『ゴルゴ13』の単行本全巻ですよ!」
少年「……マニアックですね」
ナルシー「ふふふ、これを贈ってくれた方はわかっていらっしゃる。今時紙媒体とは実にわたし好みですよ」
少年「それにしても、凄い量」
ナルシー「ええ、これでしばらくの間暇潰しには困りませんよ。その信念に生きた男の戦い、とくと拝見させてもらいましょう」

クール「ところでだ。あっちで負のオーラを放ちながら沈んでる奴がいるんだが」
ナルシー「おや、そう言えば先ほどから随分静かだと思っていましたが」
少年「熱血さん、何貰ったんですか?」
クール「これだな。『映像とテキストで見るブラスト戦術運用理論・中隊規模編』」
ナルシー「所謂戦術指南ソフトですか。しっかり初級編から上級編までありますね」
少女「初級編なら見習いの時に訓練所で見たことあるよ〜。教材だったの」
熱血「うがーッ! こんなの資料室行きゃ何時でも見れるだろうが!」
インテリ「何時でも見れるけど、何時までも見ない気もしますよね……。熱血さんの場合」
クール「丁度良い機会だと思って諦めるんだな」
熱血「うぅ……ボーダーになってもまだ勉強かよぉ」

お嬢「なんだかあちらは騒がしいですわね。熱血さんは何を貰ったのかしら?」
真面目「あ〜、たぶんあれね。それよりあなたは?」
お嬢「今から開けるところですわ。って……なんですのこれは?」
真面目「褌ね。女性用の。結構たくさん入ってるわね」
お嬢「こ、こ、こんなもの履けませんわ! このわたくしが褌だなんて!」
真面目「い、いやいや。最近流行りなのよ? 女性用褌」
お嬢「流行りなんて関係ありませんわ! さすがにこれは使用できませんわ。どなたか交換を……」
真面目「意外と過ごしやすいのよ? それに健康と美容にも良いんですって」
お嬢「……え?」
真面目「それにほら、よく見てみなさいよ。たぶん選んだ人のセンスが良いのね」
お嬢「まあ確かに柄は良……悪くはありませんが」
真面目「あなたのプロポーションなら何履いても似合うと思うし、試しに履いてみたら?」
お嬢「そ、そうですわね。せっかく贈って下さった方にも悪いですし、試しに」
48ある部隊のクリスマス 5/5:2009/12/19(土) 04:20:28 ID:OjnVVMdX0
熱血「お〜い、ベテランのおっさんは何もらっ……うわぁ……」
クール「なんだ、どうし……うわぁ……」
お嬢「なんですの? クールさんまで一緒になって騒い……あらあら……」
ベテラン「こらそこ、盛大に引くんじゃない」
熱血「だって……なあ! ぷぷっ。サンタの格好したおっさんがデカい熊のぬいぐるみ抱えてるんだぜ」
クール「ああ。これからプレゼントするならともかく、自分用ってことになるからな、あのぬいぐるみ。ククッ」
真面目「ちょっと。あ、あなた達失礼でしょ。プレゼントした人にも」
熱血「おめぇだって顔緩んでんじゃねえか!」
真面目「だ、だってねえ。戦場じゃ砲撃の鬼と恐れられるベテランさんがぬ、ぬいぐる……プフッー! も、もうダメ耐えらんない! アハハ!」
少女「え〜? あたしは良いと思うけどなあ。ベテランさんって可愛い系似合うよ〜」
ベテラン「それは褒められてるのか?」
少女「うん」
ベテラン「そうか」
少女「……あの」
ベテラン「?」
少女「嫌……かな? そのぬいぐるみ、いらない……?」
ベテラン「いや、有り難く貰っておくよ」
少女「よかったぁ! 大事にしてね!」
ベテラン「ああ、部屋に飾らせてもらうよ」
熱血「お前ら、絶対想像するなよ! 絶対だぞ! おっさんが部屋にぬいぐるみ飾ってるとこ……ぶはは!」
少女「ちょっとぉ〜! 笑い過ぎでしょ!」

クール「しかしぬいぐるみはともかく、化粧品や女性用褌を交換会に持ち込むなよ。
     ウチの部隊は男の方が多いんだぞ。運良く女性に行ったからいいような……ん?」
熱血「どうした?」
クール「いや、どう考えても部隊の女性の数より女性が贈ったと思われる品の数の方が多いんだが」
熱血「なんだそれ? え〜と、お前があれで」
クール「お前はおそらくアレだろ?」
熱血「んで、この教材を贈りやがったのはたぶんあいつだし、アレは……あ、あれ? じゃあ、あれは?」
クール「な? おかしいだろ?」
熱血「……」
クール「……」   ━完━
49ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 10:00:58 ID:ZDKImRMk0
>>44-48
ええと……(組合せを指折り数えつつ)
!!
50ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 10:46:26 ID:4pVSSoxq0
>>44-48

『マフラー』:
『オーガキラー』:ベテラン
『高級コスメ』:お嬢
『肉体改造セット』:熱血
『ハ○』(緑の丸いあんちくしょう):イントゥェリ
『ゴノレゴ13』:クール
『戦術指南ソフト』:少年
『女性用どしふん』:まじめ
『デカい熊のぬいぐるみ』:少女

送り主をリストアップしてみた。
ベテラン、熱血、少年は合ってるか自信ないなぁ・・・。
そして・・・ここから導き出される答えは・・・っ!
51ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 11:14:05 ID:6oVXiJfy0
>>44-48
一足先にほんわかした気持ちになったw
>>50の通りと想像して、ナルシーのパーフェクト超人さに磨きがかかった気分ですよ。
52ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 11:25:44 ID:2hoWwOMO0
ゴールデンX吹いた

『マフラー』:ベテラン
『鬼殺し』:ナルシー
『高級コスメ』:お嬢
『肉体改造セット』: クール
『ハ○』(緑の丸いあんちくしょう):インテリ
『ゴノレゴ13』:熱血
『戦術指南ソフト』:少年
『女性用どしふん』:まじめ
『デカい熊のぬいぐるみ』:少女

こうじゃないだろうか
53ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 11:47:06 ID:ZDKImRMk0
俺はこうなった

『マフラー』:ナルシー
『鬼殺し』:熱血
『高級コスメ』:お嬢
『肉体改造セット』: ベテラン
『ハ○』(緑の丸いあんちくしょう):インテリ
『ゴノレゴ13』:クール
『戦術指南ソフト』:まじめ
『女性用どしふん』:
『デカい熊のぬいぐるみ』:少女


あれ?
54ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 12:37:18 ID:rvEs2EDRO
>>44-48
GJそして乙。

『マフラー』:少年
『オーガキラー』:熱血
『高級コスメ』:お嬢
『肉体改造セット』:ベテラン
『ハ○』(緑の丸いあんちくしょう):インテリ
『ゴノレゴ13』:クール
『戦術指南ソフト』:まじめ
『女性用どしふん』:ナルシー
『デカい熊のぬいぐるみ』:少女

こんなんか?
最初マフラーはナルシーかと思ったが
55ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 13:27:03 ID:ayjdiZEbO
>>44
素晴らしい働きですね。
内容もしかり、読んだ後もMMOばりの推理も出来るなんて…
GJ!

一番の功労者は少女だな。
クールは無事に年を越せそうだ。
56ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 15:38:36 ID:zWfYQBJiO
>>44氏GJ!
送り手予想自分としては



・『マフラー』:ナルシー
・『鬼殺し』:ベテラン
・『高級コスメ』:お嬢
・『肉体改造セット』:熱血
・『ハ○』(緑の丸いあんちくしょう):インテリ
・『ゴノレゴ13』:クール
・『戦術指南ソフト』:まじめ
・『女性用褌』:少年
・『デカい熊のぬいぐるみ』:少女



かなあ…もしかするとナルシーと少年逆かもしれんが。
57ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 15:44:37 ID:6oVXiJfy0
そう言われて読み返してみたら褌はセンスが良いって言われてるなあ。
それだとナルシーかな?
58ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 20:12:13 ID:JAPcwqte0
>>44
NICE! なごませてもらったぜ!

ナルシーはマフラーも編めるのかw
なんか空気を読めるパーフェクト超人キャラが出来上がりつつあるなw
59ゲームセンター名無し:2009/12/19(土) 21:10:29 ID:/ndA7aVvO
少年の公式画像のあの指は指編みできますフラグだと思ってたから、マフラーは少年だと予想してた
60俺のインテリのイメージ:2009/12/19(土) 23:48:51 ID:aCXUgNU30
インテリ「………よし!」
少年「あれ? インテリさん何やってるんですか?」
インテリ「あ、少年くん? ええ、今『VARIABLE BREAKERS』やってたんですよ」
少年「へー、インテリさんもやってたんですね。僕もなんですよ」
インテリ「あ、少年くんもやってたんですね? 見てください、、始めたばっかりなのに
      三連勝しちゃったんですよー!」
少年「へぇ……すごいですねぇインテリさん」
インテリ「えへん、私の計算を以ってすれば当然です!」
少年「さすがインテリさんです。僕も頑張らないと」
インテリ「いつか対戦とか出来るようになったら、一緒に遊びましょうか」
少年「はい、楽しみにしてます」
熱血「よー、少年! ここいたのか!」
少年「あ、熱血さん」
熱血「見てくれよこれ! やっと15連勝まできたぜ! お前の20連勝記録に追いつくまでもう少しだ」
インテリ「え?」
少年「ね、熱血さん?! あ、あのインテリさん、その、これは……」
インテリ「………………………うわーーーーん!」(走り去る)
少年「イ、インテリさーん!」
熱血「あれ? 俺なんかまずい事言った?」
少年「い、いえ、その、熱血さんが悪いわけでは……はぁ、あとで謝らないと」

〜基地の外の丘の上〜

インテリ「…………」(走ってきて息を切らしている)
インテリ「…………」(すっと背筋を伸ばし、大きく息を吸う)
インテリ「…………気遣いできる少年きゅんステキすぎですーーーー!!」(叫ぶ)

ナルシー「………なんでしょうアレ?」
クール「俺に聞くな」
61ゲームセンター名無し:2009/12/20(日) 00:07:25 ID:+acdIdGn0
>>60
イwンwテwリwww

しかし、みんなあの僅かな情報からよくここまで想像が膨らませられるものだ
フロム脳の俺もたまげた
62ゲームセンター名無し:2009/12/20(日) 01:09:16 ID:gzibJbyD0
>>60
こ…これは「少年×インテリ」への布石?!
妄想がボーダーブレイクしそうだ。
63ゲームセンター名無し:2009/12/20(日) 01:11:28 ID:Wlfbx5uB0
>>62
その昔『君が望む永遠』というゲームがあってだな・・・
64ゲームセンター名無し:2009/12/20(日) 02:05:59 ID:VINxn5z70
>>44
自分的には
・『マフラー』:まじめ
・『鬼殺し』:ベテラン
・『高級コスメ』:お嬢
・『肉体改造セット』:熱血
・『ハ○』(緑の丸いあんちくしょう):インテリ
・『ゴノレゴ13』:クール
・『戦術指南ソフト』:少年
・『女性用褌』:ナルシー
・『デカい熊のぬいぐるみ』:少女
かな、手編みをコツコツと作るのはまじめだと思う。ナルシーはセンスな人で

>>60
あいかわらずインテリは腐的に壊れてるなw
65ゲームセンター名無し:2009/12/20(日) 11:05:25 ID:tDj+bTL2O
>>44 GJ!

俺的予想

『マフラー』:少年
『鬼殺し』:ベテラン
『高級コスメ』:お嬢
『肉体改造セット』:クール
『ハ○』(緑の丸いあんちくしょう):インテリ
『ゴノレゴ13』:熱血
『戦術指南ソフト』:まじめ
『女性用褌』:ナルシー
『デカい熊のぬいぐるみ』:少女


かな。熱血がゴルゴってのが正直迷ったが、漫画をクリスマスに贈るという行為が1番似合うのは熱血なんだよな〜俺的に。
66ゲームセンター名無し:2009/12/20(日) 14:06:25 ID:uTBjOPNG0
ボダブレでモンハンP2G
熱血:モンハン歴1週間 三日前に「皆でモンハンやろうぜ」 と持ちかける
ベテラン:モンハン歴3日 「このアカムトルムとかいうやつ デカイだけでたいしたことないな」
クール:モンハン歴5ヶ月 「やるだけのことはやってしまった」
ナルシー:モンハン歴3日 「いやー この大きなモンスター、狩りがいがありますねー」
ショタ:今日が初めて 「なんで僕だけ知らされてないんですか!?」
まじめ:モンハン歴3日 「クック先生・・・いままでありがとうございました」
お嬢:モンハン歴?? 「そ・・・・んな低俗なゲーム私がやるとでも?」
ロリ:モンハン歴1年 「しゅくじょのたしなみだよー♪」
インテリ:モンハン歴5年 「全シリーズやっていますから!」

熱血「じゃあとりあえず適当に分かれるか」
インテリ「9人だと1人あまりますから 3人3チームに分かれましょうか」
ベテラン「俺は1人の方がいいんだがなぁ・・・ウカムルバスを討伐したいのだが」
熱血「って、ベテランすげぇ・・・」

そんなこんなで
熱血・まじめ・お嬢・ナルシーチームとクール・ショタ・ロリ・インテリチーム
に分かれるのであった


熱血サイド
熱血「このメンバーじゃあんまりランクの高いクエストは無理そうだな」
お嬢「せっかくですし 黒龍いきません?」
まじめ「ちょっと!フルクックな私がどうやって戦えっていうのよ!」
お嬢「あなたはバリスタでも撃ってなさい・・・まぁ空気でかまいませんことよ」
まじめ「ていうか低俗なゲームとか言ってたあんたがなんで黒龍なんて行けるのよ!おとなしく水没してなさい!」
お嬢「こまけぇこたぁいいんですのよ」
ナルシ「まぁまぁまじめさん 私がサポートしますから、とりあえずガンナーででませんか?」
まじめ「・・・・わかったわよ」(熱血がよかった・・・)
お嬢「・・・」(フフン♪)
67ゲームセンター名無し:2009/12/20(日) 14:07:37 ID:uTBjOPNG0
インテリサイド
インテリ「なんだか騒がしいですねぇ・・・・(痴話喧嘩はよそでやれリア充どもが!)」
ロリ「女の嫉妬は醜いよー」
インテリ「っ!(心を読まれた!)」
ショタ「あの・・・ぼくはどうしたらいいんでしょうか?」
クール「ああ 熱血のバカが伝え忘れていたのか、まずはキャラクターを作るところから始めるんだ」
ショタ「はぁ・・・」
インテリ「(ショタは男性向きだとしても私は猥好物ですのよ!オーッホッホッホッホ!)」
ロリ「それをいうなら大好物だよ インテリちゃん♪」
インテリ「ロリ 恐ろしい子」
クール「まぁ初めてだろうからな 手伝ってやるよ」
ショタ「あ!ありがとうございます」
陰テリ「初めて!手伝い!ぐはぁっ!!」
熱血サイド
熱血「・・・おいナルシー」
ナルシ「はい?なんでしょうか」
熱血「お前なぁ・・・榴弾は!味方を!吹っ飛ばすんだよ!」
ナルシ「おぉっと これは失礼しました・・・あっとまた」
熱血「おい!乱舞当ててたのに吹っ飛ばすなよ!」
ナルシ「いやっはっは失礼失礼」

お嬢「ナルシさんやりますわね」
まじめ「え?」
お嬢「今黒龍は突進しようとしていましたのよ、即死威力の突進を」
まじめ「・・・マグレじゃないの?」
お嬢「さすがに何度も奇跡はおこらないのですわ」
まじめ&お嬢「・・・」

インテリ「いやーショタくんもHR上がったしそろそろ終わりにしましょうか」
熱血「そうだな もうナルシーに吹っ飛ばされるのはつかれた」
ベテラン「ウカムルバスはなかなか手ごわかった・・・」
ショタ「ベテランさんの装備真っ白ですね」
68ゲームセンター名無し:2009/12/20(日) 14:41:08 ID:uTBjOPNG0
あ・・・いけねぇ続きけしちまった
69ゲームセンター名無し:2009/12/20(日) 14:57:23 ID:kpka8I/I0
>>68
セーブはたいせつにね!
70ゲームセンター名無し:2009/12/20(日) 19:08:48 ID:+acdIdGn0
>>66
さり気無く組み込まれた水没王子ネタに噴いたw

お嬢「…浸水ですって? 馬鹿を仰らないでください。これがわたくしの最期だとでも言うの!」
   「認めませんわ!認められませんわ!こんなこと!」(採掘場の海で水没しながら)
71ゲームセンター名無し:2009/12/20(日) 22:01:04 ID:0oh5UxV00
クリスマスネタに援護。

ナルシー「ベテランさんの真紅のヘヴィスーツ、強そうでナイスですねー」
ベテラン「うむ、戦国武将の甲冑のようで気に入っているんだ」
ナルシー「時節柄、顔と頭にこのオプションはどうでしょう?」
ベテラン「赤い三角帽子に、白い付け髭?何だっていうんだ…」ゴソゴソ
少年  「サンタさんだ!」
少女  「サンタさんだー!」
お嬢  「サンタさんですわ!!」
ナルシー「…お嬢?」
ベテラン「ふむ、そういうことか。では敵コアにリムペVでもプレゼントしてくるとしよう」
ナルシー「敵に直張りしても喜ばれるでしょう。それこそ涙を流して」
お嬢  「夢が壊れますわ…」

オチは無い。
赤のへヴィスーツかっこいいのに、世のベテランはタンクトップにヘルメットの変態ばかり…
72ゲームセンター名無し:2009/12/21(月) 23:06:18 ID:ajfj83d20
>>71
ベテランは軍の慰安とかで孤児院周っても違和感なさそうだなw
俺の知る限りだと、ベテランはツルツルが多いような気もする。
73この季節に欲しいもの:2009/12/22(火) 00:07:22 ID:0rTW4C3X0
>>68のつづきを俺はいつまでも待つ

ベテラン「もうすぐクリスマス、だな」
お嬢「そうですわね……」
ベテラン「……どうした? 随分とたそがれているな」
お嬢「い、いえ、大した事ではありませんわ」
ナルシー「ずばり、当ててお見せしましょう」
ベテラン「ほほう? ナルシーには推測がついているのか?」
お嬢「え? それは……?」
ナルシー「ええ、お嬢さんは……ずばり! クリスマスプレゼントをもらえるかを悩んでおいでですね!」
お嬢「は、はあ……」
ベテラン「おいおいナルシー、外れだった様だぞ?」
お嬢「はあ……まぁ、当たらずとも遠からずといったところですが……」
ナルシー「でしょう? サンタクロースをやっていると、自然と他人の欲しいものが判るようになるのですよ。
      ですので昔取った杵柄、サンタパワーを駆使して見事お嬢さんの欲するものをご提示いたしましょう」
ベテラン「………どこから突っ込むべきか……?」
お嬢「欲しいものといわれましても……」
ナルシー「おや信用できない? それもごもっとも。では、ちょっと実際に試してごらんにいれましょう。む、むむむむ」
ベテラン「………………」
お嬢「………………」
ナルシー「む! 出ました!」
ベテラン「………………?」
お嬢「なんと出たのですの?」
ナルシー「熱血さんはいま、新しいジャケットが欲しいそうです」
お嬢「……!」
ベテラン「熱血の希望じゃないか!」
お嬢「いいえ……信じますわ、ナルシーさん。いいえ、少し早めにやってきてくださったサンタさん」
ナルシー「はい♪」
お嬢「では私、急用を思い出しましたのでこれで失礼しますわ」
ベテラン「あ、おい……結局お嬢のほしい物はなんだったんだ?」
ナルシー「野暮は言いっこなしですよ♪」
74ゲームセンター名無し:2009/12/22(火) 00:52:42 ID:DNs5yMtO0
>>73
GJ!
ナルシー本当にいいわぁ。
そして朴念仁ベテラン。
75ゲームセンター名無し:2009/12/22(火) 02:18:35 ID:GW6NsGnsO
ナル「つかぬことを伺うようですがクリスマスのご予定は?」
熱血「ねーよ」
ナル「それは良かった」
熱血「良くねーよ!」
ナル「まぁお聞きなさい。ここに夜景が綺麗なレストランの予約があります」
熱血「メシか!旨いメシ屋連れてってくれんのか!」
ナル「非常に残念ですが私は用事が出来てしまったので行けなくなってしまったのです」
熱血「ふーん。で?」
ナル「ですのでコレは貴方に差し上げます。普段お世話になっている方でも誘って行ってらっしゃい」
熱血「マジか!ありがとなナルシー!」
ナル「いえいえ」
熱血「世話になってる人かぁ…誰にすっかな…」


イン「それでBR整備のおじさんと一緒に行っちゃった訳ですか」
お嬢「策士、策に溺れるというヤツですわね」
真面「うるへー!」
少女「真面目ちゃん、のみすぎじゃない?」
真面「これが呑まずにやっれられますかっへろー!」
76ゲームセンター名無し:2009/12/22(火) 05:23:53 ID:LRrNdQPZ0
>>75
熱血w 間違っちゃいないが全面的に間違ってるw
いじけるまじめかわいいよまじめ
77カラオケ:2009/12/22(火) 05:27:33 ID:LRrNdQPZ0
初投稿、長い上に纏まりなし注意、忘年会シーズン過ぎてるかもだがカラオケ行かせてみた。

熱血「じゃあ俺一番な」
まじめ「はやっ!?」
ナルシー「熱血は最初に歌う曲同じですからね」
クール「番号まで覚えてるからな」
熱血『〜遠くあの先へ〜♪!!』
お嬢「普通に上手いですわね」
ベテラン「元々声の通りがいいしな、戦場でも熱血の声は聞き取りやすい」
インテリ「まぁ一番無線飛ばしてるってのもありますけどね」

熱血「あ〜、スッキリした。やっぱ最初にこれを聞かんとな よしどんどん行こうぜ!」
インテリ「はいは〜い♪ 次わたしね」
インテリ『魔法のステッキくーるるるー♪v』
クール「…あまり聞いたことのない曲だな」
ベテラン「そうだな」
ナルシー「これはアニソンというやつですね、確か魔法少女ものだったような」
少女「私知ってる〜♪ 懐かしいアニメ特集とかで絶対流れてるやつだよ〜」」
お嬢「随分ときゃっちーな曲ですわね(汗)」
まじめ(なつかしい…)

インテリ「ふ〜っ、あ、もう飛ばしていいですよ」
熱血「インテリ、ノリノリだったな」
インテリ「えへへ〜」
ベテラン「お、次は私だな」
78カラオケ:2009/12/22(火) 05:31:59 ID:LRrNdQPZ0
ベテラン『She May be tha song that summer sings〜♪』
少女「わ〜、英語分かんないよ〜」
ナルシー「流石隊長、渋い選択ですね」
お嬢「どこかで聞いたことある曲な気がするのですが…」
まじめ「CMじゃなかったかしら?」
ナルシー「その通りですね、車のCMで用いられたものです、元々オールディーズで有名な曲ですので。
     隊長も若い頃は遊んでいたのでしょうね、フフフ」
ベテラン「♪〜。 ふむ、しかしこう年代が離れているとギャップを感じてしまうな、小恥ずかしいものだ」
まじめ「上手かったですよ隊長」
お嬢「えぇ、深みというか、若輩の殿方では出せない、素敵な声でしたわ」
ベテラン「そうか、そういってもらえるとありがたいな」
少女「次私だ〜」
少女『私を抱いて、ベッドの上で魔法をかけて〜♪』
ベテラン「こ、これは…」
ナルシー「はっはっは、某シンガーさんですね、やはり少女も普通の女の子なのですね」
まじめ「確かに今時の女の子は皆知ってる人だろうけど…ちょっと歌詞が…」
ナルシー「少々あだるてぃーでえろてぃっく、ですね分かります、幼くたどたどしい少女の声とのアンバランスさがマニアには堪らないでしょう」
少年(わわわ…///)

少女「ふぅ〜、終わったよ〜」
ベテラン「最近の歌はこういうのが流行なのか?」
ナルシー「そうですねぇ、まぁ少なくはないと言ったところでしょうか?」
ベテラン「進んでいるのだな…」
熱血「少年、顔真っ赤だぞ、大丈夫か?」
少年「うひゃい!? だ、大丈夫です!?」
熱血「いや聞かれてもな…(苦笑)」
79カラオケ:2009/12/22(火) 05:35:08 ID:LRrNdQPZ0
まじめ「つ、次はわたしね」
まじめ『あなたとの思い出が 消えてしまわぬように〜♪///』
ベテラン「ふむ、素朴で良い歌だ」
お嬢「いつも思うのですが、まじめは歌のお姉さんが似合うと思いますわ」
インテリ「あっ、思う思う、で、子供に振り回される!」
少女「まじめお姉ちゃん、男の子に告白されて凄く焦っちゃいそう♪」
お嬢「その光景、目に浮かびますわね」
熱血「…しかしなんか惜しいな、なにがかは分からないが…」
ナルシー「自分は上手いだろうという自信と人前で歌う恥ずかしさがぶつかり合ってますね、いつもはおおらかな歌声なのですが」
まじめ「!?」
お嬢「? ナルシーはまじめとカラオケに行ったことありますの?」
ナルシー「いえいえ、たまたま聞く機会があっただけですよ」

(歌終わり)
まじめ「ちょっとナルシー」
ナルシー「はいはいなんでしょう?」
まじめ(私がうたってるとこ、見たの?)
ナルシー(えぇ、貴女が夜ひっそりと抜け出していくのを何度か)
まじめ(っ!///)
ナルシー(歌うなとはいいませんが、夜更かしは感心しませんよ、美容の大敵ですので)
まじめ(うぅ、気をつけます、色々と…)
熱血「ん? また激しいメタルだな、誰だ?」
お嬢「私ですわ」
一同「!?」
80カラオケ:2009/12/22(火) 05:36:23 ID:LRrNdQPZ0
お嬢『誰の話も聞かない!! これが私の真実!!』
ナルシー「これはこれは」
熱血「お嬢いける口じゃねぇか」
ベテラン(耳を抑えつつ)「お嬢はいつもこんな曲を歌うのか?」
まじめ(同じく)「えぇ、何でも幼少の頃からクラシックを聞かされた反動だそうで…」
インテリ「初めてメタルを聞いたとき世界がchingeしたとか」
少女「お嬢お姉ちゃんカッコいい〜♪」
ナルシー「これは意外性ナンバーワンですね」

お嬢「は〜〜、叫びすぎて少々眩暈が、初めての披露したので、はしゃぎが過ぎましたわ」
熱血「良かったぜ、お嬢はよくメタル聞くのか?」
お嬢「えぇ、今みたいのだったらかなり聞いてますわ」
熱血「じゃあ、○○とか知ってるか?」
お嬢「あら! そのグループは存じておりますわ」
熱血「じゃあ…」
お嬢「それも…」
インテリ「あらら、二人で盛り上がってるよ」
ナルシー「熱血もメタルは守備範囲ですからね、やはり同じ曲で話が出来るというのは良いことです」
インテリ「そだね〜、でも、まじめはいいのかな〜?」
まじめ「な、なにがよ、っていうかなんで私に振るのよ」
インテリ「別に〜?」(ナルシーに視線を向け)
インテリ、ナルシー「ねー」
まじめ「なんなのよ、もう…」
81カラオケ:2009/12/22(火) 06:43:13 ID:LRrNdQPZ0
インテリ「次の曲だよ〜、あれ? この曲…」
少年「あ、ぼ、僕の番だ…」
熱血「お〜、少年の歌は初めて聞くな」
お嬢「あら? 誘ったことありませんの?」
熱血「あぁ、やっぱり年が離れるとどうもな」
まじめ「それにしてもガチガチね、見てるこっちまでハラハラしてくるわね」
ベテラン「ははは、少年、そんな畏まらなくてもいいぞ、気楽に行け、気楽に」
少年「いや、そうしたいのは山々なんですけど…、皆さん上手いし僕自信なくて…」
熱血「な〜に言ってんだ、歌なんてそれなり歌えりゃ十分だ」
ナルシー「上手い下手というのは関係ないですよ、カラオケというのは自己満足です、自分が楽しむのが一番ですよ少年君」
お嬢「少年君、貴方の歌声、とても楽しみですわ、頑張ってくださいな」
少年「皆さん…ありが「少年君! 歌始まってる!!」インテリ
少年「え? わわわっ! え、えと、 あ〜あぜ(風)が呼んでいる〜♪(汗)」
ベテラン「微笑ましいな、で、これは何の曲だ?」
ナルシー「これもアニソンですよ、数年前のロボット物、だったはずです」
インテリ「その通りです、そしてこれは第3期OP! あのロボットシリーズで一番の名曲と言われる歌です!!」
ナルシー「ん? インテリさん?(汗)」
インテリ「ごめん少年君! サビから一緒に歌ってもいい!?」
少年「え!? あ、はい、大丈夫です」
インテリ「よっし! マイクぷりーず!」
熱血「お、おう」
インテリ「よしきたーーー!!  プログラム開放!!! バレッドダンス開幕!!!」
少年「!!」
ベテラン「今のは?」
ナルシー「アニメのきめ台詞ですかね」
ベテラン「画面にはなにも書いてなかったが」
ナルシー「恐らく記憶しているのでしょう、歌い込んでいますね」
お嬢「それはもう…」
まじめ「歌い込むを通り越して、歌にめり込んでるレベルよね、間奏の合間とか台詞の量が凄いの」
ナルシー「では先ほどは自重していたと」
インテリ「Yes! その通り! でも次からどんどん入れてくよ〜! ♪〜」
82カラオケ:2009/12/22(火) 06:45:30 ID:LRrNdQPZ0
少年「あ、ありがとうございました」
熱血「ははっ、律儀だな」
ベテラン「少年、上手かったじゃないか」
少年「本当ですか?」
お嬢「ええ、皆そう思ってますわよ」
少年「良かった…」
インテリ「少年君!」
少年「は、はい?」
インテリ「今度お姉さんとカラオケ行きましょ! アニソン縛りでOK?」
少年「は、はい!」
ナルシー「仲良きことは美しきかな、意外な人との意外な共通点が見つかるこのような場はやはり良い物です」
熱血「次ナルシーじゃないか?」
ナルシー「そのようです、さて、散々解説させて頂きましたが、口先だけにはならぬよう健闘しますよ」

ナルシー「千年過ぎようと、この思いは変わらない、ただ一心にあなたの元へと〜♪」
お嬢「う〜ん、やはりというべきでしょうか、上手いですわね」
まじめ「なんか感情が篭ってるというか、迫力があるわね」
熱血「プロって言われても謙遜ないぐらいだよな、でもな、ナルシーの凄いところはそこだけじゃねぇんだ」
一同「?」
クール「奴の持ち歌は100を軽く超えているという話だ」
一同「!?」
熱血「しかもその100っていうのが『そこから先は数えてません』だってよ、俺は500超えてんじゃねぇかと考えてる」
まじめ「ごっ・・・」
熱血「前に徹夜でカラオケした事があるんだが、後半は延々とナルシーに歌わせてたぜ」
お嬢「今更ですが超人ですわね」
ナルシー「はっはっは、褒めてもなにも出ませんよ?」
83カラオケ:2009/12/22(火) 07:32:56 ID:LRrNdQPZ0
熱血「これで一通り回ったか?」
お嬢「あら、クールさんがまだ歌ってないようですが?」
クール「うむ、来たか」
熱血「あぁ、クールは持ち歌少ないから、あんま歌えないんだよ」
クール「だが今日は人数も多い、今から歌っても切れることはないだろう」
熱血「それもそうか、んじゃ入れるぞ」
クール「頼む」

クール「黒き力で 立ち上がれ Soldier〜」
ベテラン「ほう…」
ナルシー「いつ聞いても聞き惚れるラップですね」
少女「綺麗な声…」
まじめ「うん、とっても綺麗ね、綺麗なんだけど…」
お嬢「その無表情はなんとかなりませんの?」
インテリ「一字一句同じ顔、ここまでポーカーフェイスも珍しいんじゃ…」
熱血「クールなら仕方ない」
ナルシー「クールなら仕方ない」
女性一同「はぁ…(汗)」


黒子「第7小隊の皆さん、今日は忘年会ということでカラオケだそうです」
オペ子「カラオケかぁ」
黒子「残業なければ私もついて行ったのになぁ」
オペ子「まぁしょうがないわね、でも私は歌いたいより愛したいだわ」
黒子「…別れてから何ヶ月でしたっけ」
オペ子「3ヶ月…、あなたは」
黒子「半年…」
オペ子「…もう一人誘って一人身同士でカラオケ行くわよ!」
黒子「やっぱり歌いたいんじゃないですかっ!」

オチてますように
84ゲームセンター名無し:2009/12/22(火) 10:09:34 ID:Nhw8sVbHO
>>77
GJ!
羨ましい職場ですね。
少女が歌ったのは、イケないLip…?
85ゲームセンター名無し:2009/12/22(火) 13:07:57 ID:HExxzmT1O
このスレでオペ子はキャラ付けされてないのかな?
86ゲームセンター名無し:2009/12/22(火) 18:50:14 ID:DejSQojG0
>>73
女以上に女心を理解する男、ナルシー。パねぇwww

>>75
野郎二人が向かい合い、夜景が綺麗なレストランで食事をしてる光景を想像して噴いたw

>>77
いいオチだ。貴重なオペ子分も補給させてもらったぜ
87ゲームセンター名無し:2009/12/23(水) 00:06:32 ID:ag5aw6Nw0
>>77-83
GJです!
しかし、ナルシーのパーフェクトっぷりには脱帽するねw
ナルシーだけでスレ立つくらい凄いよな!
88ゲームセンター名無し:2009/12/23(水) 02:10:26 ID:K8C4mmsj0
>>73-83
いいわー、創作意欲が沸き立ってきたわぃ
しかし会社で仕事している身としてはやるわけには・・しかし・・
89思いついたら書かずにいられない:2009/12/23(水) 09:08:58 ID:kb3XLkKz0
すまん>>75、パクらせてもらって別ルート

イン「……それで、自分が誘われることを期待しての仕込だったのに」
お嬢「少女を誘ってるところを目撃してしまった、と」
イン「……それは確かにダメージ大きいですねぇ……」
お嬢「ええ、色々な意味で……」
真面「うるへー! 黙って呑め! これが呑まずにやっれられますかっへろー!」
お嬢「はいはい、今日はお好きなだけお付き合いいたしますわ」
イン「仕方ないですけど、そういう流れですねぇ」
熱血「おー、お前等来てたんか」
真面「?!」
イン「って、ええ?」
お嬢「熱血さん、少女とお出かけしたのではなかったのですか?」
熱血「少女? いや、少女は少年とでかけてんぜ、ってよく知ってんな」
お嬢「え、ええ、まぁちょっと」
真面「ど、どうひて……?」
熱血「ん?」
イン「あー、真面目さんは『どうしてそんなことを?』と訪ねたいようです」
熱血「んー? まぁうじうじしてるヤツの背中をどやしつけてみたら気持ち良いだろうなーとか
    たまにゃー俺もサンタっぽい事してみてーなーとかあっけど……」
イン「けど?」
熱血「クールに聞いてみたらああいう店ってマナーとかうるさいらしくってよ。だったらこっちでドンブリ飯
    かっ食らってるほうが性にあってるなと」
お嬢「まぁ貴方はそういう方ですわね(苦笑)」
90思いついたら書かずにいられない:2009/12/23(水) 09:10:25 ID:kb3XLkKz0
真面「…………」(無言でジョッキを突き出す)
熱血「ん? どーした真面目?」
真面「注ぎなはい」
熱血「あーはいはい。随分出来上がってんなー」
イン「ええ、まぁ……」(お嬢とアイコンタクト)
お嬢「いろいろ合ったのですよ」(インテリに頷く)
熱血「そーかい。 おっちゃーん! 俺にも生中! あとから揚げと薄焼きピザと大根サラダと海鮮丼!」
イン「じゃあ私たちは、先に失礼させてもらいますね」
熱血「あん? もう上りかよ?」
真面「…………」(座った目で熱血を睨みながら、ジョッキを煽ってる)
お嬢「ええ、ちょっと真面目さんのお相手に疲れてしまいまして」
イン「あとのお相手は熱血さんにお願いしますね」
熱血「マジかよ」
真面「んっ!」(空ジョッキをつきだす)
熱血「あーしゃーねーなー。って来た来た」
イン「じゃあ、お暇する前にとりあえず乾杯だけさせてもらいますね」
お嬢「ええ、若い二人に乾杯、とゆーことで」
熱血「はは、そりゃいいな! 少年のヤツ上手くやってっかなー?」
イン&お嬢「「(そういう意味じゃないんですけどね)」」
91ゲームセンター名無し:2009/12/23(水) 09:18:29 ID:/jK/RzJT0
>>89
ええい熱血の朴念仁がぁ!
でもこの歯がゆさがたまらんですばい
92ゲームセンター名無し:2009/12/23(水) 13:18:40 ID:ag5aw6Nw0
>>89
熱血×まじめは王道中の王道で大好き♪
93ゲームセンター名無し:2009/12/23(水) 20:01:35 ID:kb3XLkKz0
なんか、本スレからこっちに転載したいネタが見受けられるなぁ
地形が「恋愛はバランスが肝心」って言ってたりとか
メリークイスマッスとか
94ゲームセンター名無し:2009/12/24(木) 00:54:28 ID:9TowJtV/0
真面目と熱血にリンリンシグナルをデュエットさせてぇ
95続・自重しないお嬢 1/2:2009/12/24(木) 00:59:50 ID:CCIwxr/w0
「あら? インテリさん、何を読んでらっしゃいますの?」
「普通の雑誌ですよ。ファッション誌です」
「まあ、最近髪を伸ばすようになってから、随分おしゃれに…って、これは男性向けではありませんこと?」
「はい、ちょっとナルシーさんから拝借したんです。髪を伸ばすきっかけを作ってくださったのも
 ナルシーさんですし、お礼をし」
「みなまで言わなくても結構ですわ! そうですわね! おしゃれの師匠たるナルシーさんを見習って
 おしゃれの勉強をなさってるなんて、殊勝な心がけですわ! そうやって自分を更に磨く姿…素敵ですわよ!」
「あ、そうじゃなくて、ナルシーさんへのお礼の品を」
「わかります! わかりますわ! 素敵な男性への贈り物! インテリさんは今まさしく乙女の階段を
 上りつつある…ああ、わたくしには見えますわ! 素敵な恋愛にどんどん美しくなるインテリさんの姿が!」
「ちょっ、い、いつからそんなことに」
「隠すことも恥じることもありませんわ! 恋する乙女は美しいもの…! そう、わたくしも…
 愛しのベテラン様のことを思うと胸が張り裂けそうでたまりませんわ…そんな苦しみを経て、
 人は成長していくのですわね…インテリさん! わたくし、あなたを応援してますわ!」
「へっ!? お、応援ですか」
「お相手はあの百戦錬磨の古強者…手強いですわよ! 頑張ってくださいましね!(がしっ!」
「はっ!? は、はいっ!?」
「わたくしも負けていられませんわ! わたくしもベテラン様の嗜好調査をしなければいけませんわね!
 それでは行ってまいりますわーーーっ!」
「は、はい、ご無事でー! …って、別にそういうつもりじゃなかったんですけど…。
 ……。
 ………そ、そうなのかなあ(ぽっ」

(コンコン)
「失礼しますわ」
「ん…お、お嬢か。一体どうした」
「BRの技術教本などを探してますの。ベテラン様でしたら良い本をお持ちでないかと思いまして
 お尋ねしたんですけれど…お邪魔でしたかしら?」
「いや、そういうことなら構わん。この棚にいい本が並んでいる、好きなものを選んでいくといい」
「ありがとうございます…あら、この本、だいぶ使い込まれていますわね」
96続・自重しないお嬢 2/2:2009/12/24(木) 01:01:27 ID:CCIwxr/w0
「俺が書き込んだ跡もあるだろうから、少々見づらいかもしれんぞ」
「とんでもありませんわ! 直接ご教授いただくようで光栄…あら、こちらの本は…」
「ん?」
「…これは全部ベテラン様が書いてらっしゃいますの…?」
「ブーーーーーーッ!」
「こんなにたくさん…どれもこれも素敵な詩ですわ…(ぽっ」
「読むな! それは読むな!(ばっ!」
「あっ!? そ、そんな、残念ですわ…それではこちらの」
「それも駄目だ!(ばっ!」
「ああっ、そんな…わたくしはもっとベテラン様のことが知りたくてたまりませんのよ!」
「駄目なものは駄目だ! これは俺のトップシークレットだ!」
「ではわたくしのトップシークレットも公開しますわ!(ば(がしっ」
「って脱ぐな! 落ち着け! まず落ち着け! お前は教本を探しに来たんだろう!?」
「ああ…構いませんわベテラン様! あなたの秘密を知ってしまったわたくしの心は既にあなた様のもの!
 ほら、そこに丁度良くベッドが!」
「丁度良く置いてあるわけじゃない!」
「あの詩篇のように! わたくしの体にも愛の言葉を刻み込んでくださいませーーーーっ!!」
「だから落ち着けぇぇぇぇぇぇ!」

   * * *

「…?」
「どうしたナルシー」
「…いえ、別に」
「ほう…下駄箱に恋文か、なかなか古風な人物がいたものだな」
「ええ、ですが他言無用ですよクールさん?」
「無論だ。野暮は好かん」
「ベテラン様ーーーー! 今日もあなたのお部屋に」
「俺は個人演習に行ってくる! 留守だ! 常に留守だ!」
「まあ…世の中には対極の人間が存在するものだな」
「どこかでバランスが取れているのかもしれませんねえ。フフフ」
97ゲームセンター名無し:2009/12/24(木) 01:33:36 ID:UMC4bRty0
>>95-96
何でこのスレのベテランはこうもかわいいんだwww
98ゲームセンター名無し:2009/12/24(木) 02:03:25 ID:Qxx8wSrf0
>>97
まったく、どいつもこいつも可愛くて困るなw
99ゲームセンター名無し:2009/12/24(木) 03:02:50 ID:3O/0DEmXO
熱血「なんだぁ?600秒やってて撃破ゼロだぁ?真面目にやってたのかよ?」
少年「す、すいません…」
少女「あんまり油断してると降格しちゃうよぉ〜?」
少年「うん…やっぱり狙撃は難しいや…向いてないのかな…」



イン「でも彼、撃破支援が38もあるんですよね」
クー「しかも先生をベースに置いたまま、な」
ナル「今日は会う敵会う敵、全て手負いでしたねぇ」
ベテ「HG頭のBRは頭を的確に撃ち抜いていたからな。HSが出来ない訳じゃないのだろう」
真面「敢えてトドメを刺さずに生かさず殺さずにしてたって事…なんでしょうか?」
お嬢「倍率の低いあの新式を使って自陣深部からそんな芸当を…恐ろしい子!」
100ゲームセンター名無し:2009/12/24(木) 03:23:15 ID:UMC4bRty0
>>99
そしてデイライトが支給された日……少年の世界がchingeする……ゴクリ
101ゲームセンター名無し:2009/12/24(木) 11:33:43 ID:LQDHLXzs0
撃破 大破  戦闘 占拠 貢献
 0   0   114  0   0

>>99
え、つまりこういうこと?
少年恐ろしい子…!
102ゲームセンター名無し:2009/12/24(木) 13:20:22 ID:BieyGoLPO
あぁ、クイスマたんへの愛が止まらなくてクリスマス投下用SSまだ半分以下の6000字しか書けてないよ、長すぎてスレに投下出来ないよ
このスレってうpろだとかあったっけ?
103ゲームセンター名無し:2009/12/24(木) 14:47:01 ID:VSVKOlWR0
>>99
ナルシーがそのポジションだと思うの
104ゲームセンター名無し:2009/12/24(木) 19:48:39 ID:iiv3unR20
>>102
君はWikiの存在を忘れている
WikiにSS用のページを作成してSS投下、URLをスレに貼り付ける
これだけでみんな幸せ
105ゲームセンター名無し:2009/12/24(木) 22:12:03 ID:UMC4bRty0
クイスマあいしてるの人は今宵はメリークイスマスだろうか
106近未来テクノポップユニットOS クリスマスSP 1/4:2009/12/24(木) 23:27:26 ID:jLH4um1j0
オペ子「オペ子です。」
ユー子「ユー子でーす。」
グレ子「グレ子でぇす。」
三人「三人合わせて、オペ☆シスターズですっ!」

グレ子「今日は楽しいクリスマスイブ♪」
ユー子「最近は厳粛なクリスマスの雰囲気とは、離れてしまった感はありますけど。」
グレ子「もう細かいことは良いの!楽しければ全てOK!ぐらいの気持ちが一番よ♪」
ユー子「確かにグレ子の言う通りかもね。お祭り気分なのは悪いことじゃ無いし。」
107近未来テクノポップユニットOS クリスマスSP 2/4:2009/12/24(木) 23:28:19 ID:jLH4um1j0
オペ子「さて今日はクリスマススペシャルと称して、三人ともサンタのコスプレでお送りしますわ♪」
ユー子「放送をお聞きの皆さんに見えていないのが、心苦しい限りですが…。」
グレ子「サンタコスプレといえば、オペ子さんは公式サイトでもサンタ服を羽織ってましたよね?」
オペ子「ええ、でも私としては内側に制服なんか着ずに素肌に直接アレを羽織りたいって言いましたのよ?牛マンに。」
グレ子「えー!それダイタン!」
ユー子「でもそれじゃ、お子様は見ちゃダメ!なサイトになっちゃいますよ…。」
オペ子「ふふふ♪それもそうね。でも、貴女達の今の格好もすごく可愛いわよ。」
ユー子「可愛いのは良いんですけど…グレ子のスカートちょっと短か過ぎでしょ…。」
グレ子「この絶対領域の絶妙なバランスが重要なの!ていうか、ユー子のズボンの奴って男モノじゃないの?まあ、胸のちい…ゲフンゲフン!」
ユー子「また何か失礼なこと言おうとしてたでしょう!?」
オペ子「まあまあ、お二人ともこんな聖なる夜に喧嘩しないの。」
グレ子「はぁい…。」
ユー子「すみません…。」
オペ子「楽しいクリスマスには、楽しく過ごさないと♪」
ユー子「楽しく過ごす…と言えば、西洋ではクリスマスは家族と過ごすのが一般的なんですよね?」
オペ子「一年間の家族の無事を共に感謝する日ですからね。」
グレ子「今思えば子供の頃、クリスマスに家族でレストラン行って、帰りにケーキ買って家で食べるのとか嬉しかったなー。」
ユー子「翌朝はお父さんが枕元にプレゼント置いてくれるのよねー。」
グレ子「そうそう。私中学校くらいまで、パパの『サンタさんは忙しいからプレゼントを郵送してきたんだ』っていう嘘を信じてたっけ。」
ユー子「あはは、それナイスな『嘘』よね。」
108近未来テクノポップユニットOS クリスマスSP 3/4:2009/12/24(木) 23:29:27 ID:jLH4um1j0
オペ子「そうそう、今日は収録後に三人でパーティするのよね。」
ユー子「部隊の男性を誘うと戦闘の話ばっかりになっちゃうから、たまには羽根を伸ばす感じで良いですよね。」
グレ子「私的にはちょっと物足りないけど…。」
ユー子「まったくグレ子は…。話は変わりますけど、オペ子さんってお酒強いですよねー。」
オペ子「昔はそうでもなかったのよ?でも軍の関係者の方ってみんなお酒お強いのよね。付き合って飲んでるうちに私も強くなってしまって。」
グレ子「逆にユー子はすっごく弱いよね。」
ユー子「両親共に飲まないし、すぐにフラフラになっちゃうから…。」
オペ子「でも、ユー子さんがあまり飲まないおかげで、酔って暴れまわるグレ子さんを介抱する役が務ま訳ですし。…貴女達、何気にいい組み合わせね。」
グレ子「やだよう。介抱されるなら男の人がいいし。」
ユー子「む、人の苦労も知らないで…。」
グレ子「あーあ、シャンパンで酔った振りして、素敵なオジサマに介抱されちゃう…なんて展開は待ってないのかしら!?」
ユー子「そんな…ドラマとかじゃないんだから。」
グレ子「そうかなあ。酔って色っぽくなった女の子とか、モテると思うんだけどなあ。」
ユー子「そんなハシタない人、普通の人には逆にもてないと思うよ?」
109近未来テクノポップユニットOS クリスマスSP 4/4:2009/12/24(木) 23:30:40 ID:jLH4um1j0
グレ子「…そうだ!じゃあ、ユー子があたしをお嫁さんにもらって♪」
ユー子「え…ば、ばばば馬鹿なこと言わないでよ!私そんなアブノーマルな性癖持ってないですし!」
オペ子「あら、ユー子さん顔真っ赤よ?」
ユー子「そそそんなことより!視聴者のみなさまにお礼の言葉伝えないとっ!」
グレ子「そうだった!忘れないうちにね!…えー、今日ボーダーブレイクをプレイしてくれた方、ほんとうにありがとうございました。」
ユー子「…こほん。たとえ今日プレイできなくても、このスレや本スレで盛り上がってくださるだけでもとても嬉しく思います。」
オペ子「ボーダーブレイクが末永く盛り上がれるように皆さんのお力をお貸し頂けると幸いです。」

グレ子「今年も残すところ後わずかだね。」
ユー子「政治とか経済とか色々と大変な年でしたが、来年こそはもっと良い年になるといいですね。」
オペ子「そうですわね…ほんとに。あ、そろそろお時間のようですわ。それでは皆様…。」
三人「良いお年をー♪」
ユー子「そうそう。牛マンがつぶやきで私達の名前呼んでくれてたよね。」
グレ子「でも、あんな優柔不断なのって無いと思うの!」
ユー子「まあまあ。」
グレ子「ユー子は良いわよ。私より愛されてるみたいだし。」
ユー子「あははは…。」
グレ子「まあ、お仕事頑張ってるみたいだから、今回は見逃してあげるわ。」
ユー子「牛マンさんとスタッフの方々、これからもよろしくお願いしますね♪」
グレ子「それじゃ、今度こそホントに。」
二人「まったねー。」
>>102
その溢れる愛を応援してますよ!
みんなで一緒にエロかわスレを盛り上げて行きましょー。
112OPより:2009/12/25(金) 00:18:34 ID:wJasgTiG0
アレックス「ブラスト機動確認!出るぞ!!」
リサ「アレックス…必ず帰ってきて……」

ジェスティン「アレックス!今日こそあなたを跪かせて見せますわ!」
ゴードン「この日の為に生き延びたぜ…!地獄で詫びろ、アレックス!!」
ジュダ「アレックス…私より強く美しい男よ……」
牛マン「ハチ君パネェっすな〜」

なんとなく
113ゲームセンター名無し:2009/12/25(金) 00:44:38 ID:ROElkr2/0
>>112
ちょw牛マンwww
114ゲームセンター名無し:2009/12/25(金) 01:38:07 ID:7ZXqLt6gO
イン「突然ですがジャンプマインを改造してみましたっ」
クー「ほぅ」
イン「そろそろ熱血さんが踏みそうです。見てて下さいっ」
クー「どれどれ」

ピピッ

イン「ねっ?凄くないですか?」
クー「随分飛んだな…100mくらいか…ってジャンプ力を上げてどうする」
イン「でもホラ、踏んだ熱血さんも呆気に取られて隙だらけですよ?」
115カラオケ:2009/12/25(金) 07:43:44 ID:lNdVNTvA0
>>114
それそーゆー武器じゃないから!
116ゲームセンター名無し:2009/12/25(金) 09:01:30 ID:r2KFlzrMO
>99の少年はきっと光学迷彩のテストをしてたんだよ。
不慣れな兵装で手元が狂ったんだよ。








さあ光学迷彩ネタをwktkしながら待つか…
117ゲームセンター名無し:2009/12/25(金) 16:30:10 ID:K6FMDA3x0
それぞれのクリスマスの過ごし方を妄想してみた

まじめ&熱血:デート

ナルシー:少年、少女とケーキ作り

インテリ:クール、お嬢を巻き込みコミケの準備

ベテラン:サンタさん
118ゲームセンター名無し:2009/12/25(金) 20:13:10 ID:b+sSJ7mV0
>117
部屋に引きこもりっぱなしなインテリを心配してきたけど
冬コミの原稿のベタ入れとかトーン貼りを手伝わされる羽目になった
まじめとか、
お台場に行くと言われて当日売り子として連れてこられる少年を妄想してしまった
119ゲームセンター名無し:2009/12/25(金) 20:25:23 ID:JgsXvd4t0
新アバターでキモデブが出たら絶対サブカ作る
120ゲームセンター名無し:2009/12/25(金) 21:49:41 ID:sRG6CDgw0
インテリ「今年は熱血×少年本で行くわよ!ほらまじめ、早くトーン貼りなさい!」
少年「な、なんで僕まで手伝わなきゃいけないんですかー!?」
イ「つべこべ言うな!黙って働け!」
熱血←既に連れてこられてペン入れのアシ中
ベテラン「足りなかったトーンとおやつ買ってきたぞ」
まじめ「一枚仕上がったわよー!」
お嬢「インテリさん、印刷会社から電話ですわよ!?」
イ「ああー、もうっ!後一日待ってって伝えといて!!
チッ、ダメだデッサンが狂うっ!ちょっと全裸でそこに立て、ショタ!」
少「ええぇーっ!?」
イ「うるさい、アタシに口答えするなッ!ええい脱がないなら脱がすまでだ!」
少「いい、嫌だっ、た、助けてください!ひっ、くっ、くるなぁ!」
イ「…あー、ついでだ。熱血、テメエも脱げ」
熱「えええええっ!?」
ま「ちょっ、アンタねぇ!」
イ「そもそもテメエらの本なんだから被写対象が暢気に漫画のネーム入れやってる場合じゃねえだろうがオラァっ!
さっさと脱いでショタの隣に立て、でそのままキスするとか兜合わせするとか、なんなら入れちまえ!」
熱「……!!」
嬢「言ってる事がメチャクチャですわ…」
ま「ほら、アンタ達も男なら断んなさいよ!そもそもこんな寒い時に裸になったら…」

少「……いい、ですよ」
嬢「はっ?」
熱「え?」
少「…僕、熱血さんのためなら…脱げます。いえ、寧ろ…脱がせて下さい」
イ「よく言ったぞ少年!じゃあちゃちゃっと脱いでそこのベッドで適当に絡んでて! おおーっ、漲ってきたァっ!!」
少「…じゃあ、熱血さん…」
熱「…お、おい…な、なァまじめ、頼む、助けてくれ」
ま「…ごめんなさい」
少「…大丈夫です、僕…色々、その、男同士でも…セックス出来る方法…調べましたから…。ずっと、憧れてたんです…」
熱「ひっ…な、なぁ考え直してくれ!俺はノーマルなんだ、そんな趣味は…!」
121ゲームセンター名無し:2009/12/25(金) 21:59:17 ID:PSO66rnM0
インテリがキレたwwwww
122ゲームセンター名無し:2009/12/25(金) 22:33:23 ID:PFnVc3UCO
熱血がホモだと抵抗あるけど少年がホモだと不思議と違和感がない…
123ゲームセンター名無し:2009/12/25(金) 22:54:39 ID:ZJCYlbu9O
コイツら傭兵だよな?w
124ゲームセンター名無し:2009/12/26(土) 00:02:26 ID:ApEApGpL0
>>120先生の作品が最後まで読めるのはエロパロだけっ♪
125ナルシーの最後 1/3:2009/12/26(土) 01:49:11 ID:SRChjYSk0
熱血「おーっす、お前らお疲れ。いやー今日の戦闘は危なかったなー」
少年「熱血さん…」
熱血「あれ?ナルシーはどこ行った? 便所か?」
クール「ナルシーは帰還していない」
熱血「は? なんだそりゃ? どこかで機体トラブルでも起こして立ち往生してるのか?」
少年「戦闘中、ナルシーさんの機体信号が途絶えました。…おそらく撃墜されたんだろうと思います…」
熱血「んな馬鹿な!あいつはこんな簡単に撃墜されるタマじゃねえ!」
少年「僕もそう思いたいです。これから僕の偵察機からの映像記録を見るところなんですが、全員揃ってからの方がいいかと思いまして…熱血さん待ちでした」
熱血「いいから早く見せろ!」
ベテラン「落ち着け熱血。少年が困っている」
熱血「…すまん少年、熱くなりすぎた」
少年「いえ、構いませんよ。それよりログデータと照らし合わせると、このあたりの映像になる筈ですが…これは…」
お嬢「あら、これは少女さんの機体ではなくて?」
少女「…………」
熱血「おい、少女の機体囲まれてるぞ!何やってる後退しろ!」
ベテラン「しかしこの包囲網では厳しいな」
まじめ「絶体絶命…ですね」
少年「ここでナルシーさんの機体がフレームインします」
インテリ「少女ちゃんを後退させてるのね。流石手際がいいわ」
熱血「よしナルシーも逃げろ!早く!」
クール「いや、自分を囮にしているようだな。この状況ではこれ以外に方法が無いか」
熱血「今度はナルシーの機体が囲まれてるじゃねぇか!どうすんだよこれ!」
126ナルシーの最後 2/3:2009/12/26(土) 01:50:03 ID:SRChjYSk0
ベテラン「ん…なにやら様子がおかしいな…。リムペットボムを装備して……いかん!」
インテリ「自分の機体にくっつけてる!」
クール「自爆する気か!」
まじめ「だめっ!ナルシーさん!」
敵の包囲網に突撃し、爆散するナルシーの機体。
まじめ「ああっ…!」
熱血「ば……馬鹿野郎!!! お前にはまだ返してない借りが山ほどあるんだ! 何先に死んでんだよ!」
お嬢「こんな事が…」
少年「なんで自爆なんか…」
クール「やりきれんな…」
少女「ごめんなさいっ! 私が狙撃に夢中になっちゃって、気が付いたら囲まれてたの。それをナルシーさんが助けてくれて…」
少女「私のせいなの……ごめんなさい…ごめんなさい…ひぐっ……」
ベテラン「泣くな少女。戦場だ、辛いがこういう事もある。お前がナルシーの分まで生きる、それが奴にできる唯一の弔いだ」
少女「うん…うん……ぐすっ…」
インテリ「ナルシーさん……。惜しい方を亡くしましたね…」
お嬢「まだまだ色々と教えていただきたかったのに…。残念ですわ」
熱血「俺は認めねぇぞこんなの!認められるかぁ!うおおおおお!!!」
ベテラン「落ち着け熱血!」
ナルシー「いやはや、えらい目にあいました。おや? 皆さんお揃いでどうしました? 映画の鑑賞会ですか?」
熱血「!?」
ベテラン「ナルシー……か?」
まじめ「キャーー! でででででたぁ………。悪霊退散悪霊退散悪霊退散………」
インテリ「まじめちゃん幽霊じゃなくて本物よ!脚もちゃんとある!」
127ナルシーの最後 3/3:2009/12/26(土) 01:50:54 ID:SRChjYSk0
お嬢「一体どうやって生還なさったの?機体が爆発したのではなくて?」
ナルシー「どうやらお恥ずかしいところを見られてしまったようですね」
ナルシー「それでしたら、機体に自動操縦をセットして、私は既に脱出していたのですよ」
ベテラン「ほう、あの一瞬でそこまでの事ができるとは」
少年「さすがナルシーさんです」
ナルシー「本当は少女さんを後退させたあと私も引き上げるはずだったのですが、しくじってしまいまして。このような形になってしまいました」
熱血「ナルシーてめぇ!生きてるんならさっさと連絡しろよ!俺はてっきりお前が…!くそぉ…うぐっ……」
少女「うわ〜んよかったよ〜!」
ナルシー「おやおや、二人同時に泣かせてしまうとは私も罪作りな男になったものです。今後はこのような事がないように精進させていただきますよ」
クール「まったくだ。もう勘弁してもらいたい」
まじめ「ひぃぃいぃぃ………悪霊退散悪霊退散……」
インテリ「まじめちゃんいつまでやってるの…」
お嬢「何にせよ、無事でよかったですわ」
ナルシー「皆さん、心配をおかけして申し訳ありませんでした。お詫びにこれから食事などいかがでしょうか?」
ベテラン「うむ、心配した分腹が減った。今日は食わせてもらうぞ」
熱血「おっし!じゃあ行き付けのあの店行こうぜ!」
少女「一体どこに連れて行ってくれるのかな〜」
ナルシー「それは着いてからのお楽しみと言う事で。それでは皆さん参りましょう」
一同「おー!」
128ゲームセンター名無し:2009/12/26(土) 01:59:52 ID:evTps4vWO
>>125
ビックリさせやがって…
GJだったぜ。

しかし、いつかホントに、タヒぬ事もあるよなぁ…
129ゲームセンター名無し:2009/12/26(土) 02:05:04 ID:Y1Wh/lmu0
>>125-127
完璧超人ナルシーに、また新たな伝説が…。
素晴らしい働きですっ!
130ゲームセンター名無し:2009/12/26(土) 02:06:50 ID:KG9RtAUP0
>>125-127
まったく本当に罪作りな男だぜナルシーw
というかジョーカーすぐるだろ(^_^;)
131ゲームセンター名無し:2009/12/26(土) 07:19:30 ID:Ra6/dg1vO
>>125-127
ナルシーが亡くなったかと思ってビビった
何気に自分は脱出してるとか、ナルシーマジパねぇ
132ゲームセンター名無し:2009/12/26(土) 23:37:13 ID:wpd/PpUvO
ベテランの脳内設定で迷ってるんだが、どっちがいいだろうか


Aパターン
バツイチ。娘のシャーリー(15)とは月に一度会って食事している。最近ボーイフレンドが出来たらしく気が気でない。少女達から年頃の女の子にたいするレクチャーをたまに受けている。


Bパターン
エイオース墜落事故で妻と息子(当時5才)を亡くしている。公表された事故の内容に疑問を感じており、独自に真相を探っている。少年に息子の面影を重ねている。
133ゲームセンター名無し:2009/12/27(日) 00:10:36 ID:MjQuvUDb0
>>132
ベテランAとベテランBで良いじゃん。
俺の脳内熱血も、まじめといちゃつく熱血とお嬢といちゃつく熱血とインテリといちゃつく熱血と
少年といちゃつく熱血と平行に存在してるぜ

ちなみに少女は、普通の意味で可愛がる熱血と、本気で同レベルでいがみ合う熱血とさらに(ry
134ゲームセンター名無し:2009/12/27(日) 17:10:20 ID:87oezmPV0
少年は結局熱血と絡むのが一番エr…もとい可愛いんだよなぁ
まじめ一本槍な熱血を支える唯一無二の親友…

…に見せて実は胸の中では熱血へのドス黒い独占欲が渦巻いていて、そこの葛藤で困惑する。
挙句戦闘中にまじめをブラストごと殺害しようとするも、間一髪のところで間に入った熱血が被弾してしまう。
最後には熱血のためだけに女装とか色々開発しちゃったりしてしまうかなり痛い子に。
だがそれがいい
135たまにはこんなナルシーさん:2009/12/27(日) 17:39:35 ID:MjQuvUDb0
熱血「よーナルシー! 今日は援護助かったぜ!」
ナルシー「お安い御用ですよ」
クール「さすがだなナルシー」
ナルシー「いえいえ」
少年「あの……こんどご指導願えますか?」
ナルシー「私でよければ喜んで」
ベテラン「ナルシー、今回の出撃の報告書に添付する資料なんだが」
ナルシー「まとめておきます。あとでお部屋に届けますね」
まじめ「あ、ナルシーさん。41型を使ってみたんですけど、思ったほど成果でなかったんですよね……
     なにかコツがあるんでしょうか?」
ナルシー「うーん、38型に比べると重くて遠くに飛ばず、起爆にも時間がかかりますから、そのせいで
      感覚がずれてしまっているのでしょう。心持ち遠くを狙うようにして、あとは慣れですね」
お嬢「ナルシーさん、この間教えていただいた香水、気に入りましたわ。さすがナルシーさんですわね、
    また良さそうなものがあったら教えてくださいな」
ナルシー「気に入っていただけて何よりです。ええ、見繕っておきますよ」
インテリ「た、大変! 締め切り近いのにスクリーントーンが切れちゃって!」
ナルシー「だから補充しておきなさいと言ったでしょう? 今日なら大黒堂でセール中ですからまとめ買い
      しておきなさい」
少女「ねーナルシー、おなかすいたー」
ナルシー「はいはい、今日のおやつは白玉餡蜜ですよ。冷蔵庫に準備してありますから手を洗ってから
       召し上がってください」
136たまにはこんなナルシーさん:2009/12/27(日) 17:41:28 ID:MjQuvUDb0
ナルシー「………………」
ナルシー「……もう誰もいませんね?」
ナルシー「はぁー! もう、みんなの頼れるナルシーさんを演じるのもラクではありませんね……」
ナルシー「大体、戦闘技術に秀でて周囲に気を配り事務処理もこなしおしゃれからアシから家事まで
      網羅ってそれどんな完璧超人ですか! それを演じきるのに私がどれだけ苦労してるかと……
      みんな気楽に私に頼りすぎですよ」
ナルシー「……さて、愚痴はこの位して……えーと、まずは夕飯の仕込みですかね。
      インテリさんの原稿のお手伝いは帰ってくるまでまだ時間があるとして……
      その間に報告書の資料をまとめて少年くんへの指導要綱を考えて、まじめさんへの
      41型の使い方ももうすこし具体的なコツも調べておかないと……それからファッション誌
      チェックして、そうそう明日の出撃の下調べもしておかないと……」
ナルシー「……はぁ、やること山積みですねぇ……ですが、がんばりませんと。なにしろ、私は……」


ナルシー「 皆 さ ん に 賞 賛 さ れ る の が 大 好 き で す か ら !!」


ナルシー「さーて、みんなのナルシーさんは今日も頑張りますよー」
ナルシー「ですから皆さん、私をもっともっと賞賛してくださいね、うふふふふ」



完璧超人ナルシーさんのイメージが固定されつつあるをの見て、あえて天邪鬼に走りたくなる俺、参上
まーでも、ナルシーさんがこれだけ頑張れるのには、なんだかんだと仲間が大切だってこともあるんじゃないかなー
137ゲームセンター名無し:2009/12/27(日) 18:06:40 ID:OKj1ctn40
>>135-136
ここまで演じきれるやつを完璧超人というのであろう

ナルシーすごいや!
138ゲームセンター名無し:2009/12/27(日) 21:21:40 ID:7CcdV36/0
>>136
なるほど、やりますね!

天邪鬼でもなんでもないと思うぜ!
むしろ「ナルシー」と名付けられたキャラの本質の様に感じたよ。

まるで優雅に湖面に浮かぶ白鳥が、水面下では激しく足掻いているが如く…。

もうナルシー最高!wwwwww
139ゲームセンター名無し:2009/12/28(月) 09:42:52 ID:qmTa6WzZ0
>>135-136
何この世界一周りの人に貢献してるナルシストw
140ゲームセンター名無し:2009/12/28(月) 12:10:10 ID:K1ruPNK+0
ナルシーは自分を磨くことに執着していそうだからな
もし失敗でもしたらこんなことになりかねないんじゃないかと思って書いた


少女「ねえねえ、ナルちゃん何があったの?」
ナルシー「ああ、死にたい死んでしまいたああい」
お嬢「このらしからぬ焦燥っぷり、一体何があったんですの?」
ベテラン「それが、強襲では手榴弾で自爆して、重火器はコングで接射自爆させられて」
熱血「支援も狙撃もなにかする前に撃墜されちまってさ」
ナルシー「役立たずの私は私なんかじゃありませえええん(頭がしがし」
クール「…なるほど重症だな」
ナルシー「あああ一時間前の私なんて存在していないのです、消えてしまいなさああい(がんがん」
インテリ「一時間前に何があったかなんて誰も知りません! だから頭を壁に打ち付けるのをやめてください!」
ナルシー「いいえお天道様が見ています! 何を隠しても私からあの汚点は消えませええん(ごんごん」
少年「ナルシーさんが壊れた…こ、壊れた…!(ビクビク」
まじめ「ああっ、少年くんが恐慌状態に! ど、どうしたらいいのよー!?」
141ゲームセンター名無し:2009/12/28(月) 12:19:49 ID:t212IG7UO
熱血「敵が見えないな。偵察してくれ!」
真面「偵察してみます」
お嬢「偵察してみるわ」
ベテ「む!近くに一機とベースに一機来ているぞ!」

イン「えーと…何処だろ?レーダーによると私のすぐ傍みたいですけど…」
オペ「ベースにも敵影は発見できないわよ?」
少女「偵察機、壊れちゃったのかな?」
クー「あるいは噂の光学迷彩か…」
ナル「理由は解りませんが、どうやらインテリさんとオペ子さんがレーダーに反応しているようですねぇ」

お嬢「敵なら撃破しなければなりませんわねフフフ」
真面「敵は撃破しなきゃいけないよねクスクス」
少年「に、逃げてー!二人とも逃げてーっ!」
142ゲームセンター名無し:2009/12/28(月) 15:11:13 ID:DyOJAi+HO
スレ流し読みしてきたが、名前も設定も何もないキャラでここまでやるお前らの妄想力に感服したw
143ゲームセンター名無し:2009/12/28(月) 16:29:05 ID:WRQvCz/Z0
逆に考えるんだ。
あまり設定が固まっていないからこそ好き勝手妄想できると。

話変わるけど、そこそこ長めの話投下する時ってどこかのうpロダ借りた方がいいよな。
テキストファイルうpってどこがいいんだろう。

>>141
なるほど、巨乳レーd
おやこんな時間にだれだ?
144ゲームセンター名無し:2009/12/28(月) 18:40:44 ID:6D1x+AUF0
>>143
>>1のまとめWikiにページを作ってそこに投下するんだ!
145ゲームセンター名無し:2009/12/28(月) 19:05:23 ID:94zGksjm0
wikiに直接投下とな!?
146ゲームセンター名無し:2009/12/29(火) 23:40:25 ID:03N6CFrt0
俺…、ウーツがあと3つ手に入ったらまじめちゃんに魔剣プレゼントするんだ…。
147ゲームセンター名無し:2009/12/29(火) 23:48:32 ID:e2AQmlmiO
>>146ひとつ言っておこう、剣はそれぞれ間合いが違う、個人練習にて練習するんだな。

愛しのハニーが返り討ちに合う姿なんぞ見たくはあるまい??
148ゲームセンター名無し:2009/12/30(水) 00:03:47 ID:6IUDNxLu0
>>147
忠告ありがとう。デ剣ばっかり使ってたから、じっくり時間をかけて慣らしていくことにするよ。
それと、
>個人練習にて練習するんだな。

この部分を読んで、ベース内のシミュレーターでまじめちゃんが魔剣に振り回されて四苦八苦してる
とこを妄想してしまった。
149ゲームセンター名無し:2009/12/30(水) 00:39:50 ID:lg1sBpu90
>>148
何その村正によって実体化した斬魄刀との闘いw
150少年の受難 1/2:2009/12/30(水) 02:43:19 ID:KC9dIL8+0
まじめ「ねー少年君、ちょっとこっち来て?」
少年「なんでしょうか?」
まじめ「そーそーそのままこっちへ……えいっ!」
少年「むぐっ!むむむぅ……!」
まじめ「やったー!少年君ゲットー!」
少年「ぶはっ!なな、何するんですか!」
まじめ「何って抱きしめてるんだよ〜?あ〜少年君の体や〜らか〜い」
少年「意味が分かりません…ってまじめさんお酒臭いですよ!酔ってるんですか!?」
まじめ「酔ってるれすってぇ〜?お姉さんは酔いません!キリッ!なんちゃって!にゃははは〜!」
少年「駄目だ完全に酔ってる…。いいから放してください!」
少年「えいっ!それっ!このっ!……あれっ!?何でビクともしないんですか!?」
まじめ「暴れちゃだーめ!ん〜少年君からいい匂いがする〜。くんくん。この歳でフェロモン出しちゃうなんて将来が恐ろしいわ〜」
少年「脱出でき…ない!?あっお嬢さん!助けてください!まじめさんが放してくれないんです!」
お嬢「あら、微笑ましい姉弟のスキンシップですこと。私に構わずそのまま続けてくださいな」
少年「スキンシップどころか今にも絞め殺されそうですよ!…いだだだだだっ!」
まじめ「だぁ〜れが絞め殺すですってぇ〜?」
少年「まじめさんですっ!あっ!インテリさん助けてください!」
インテリ「お姉さんに迫られるショタ……この手があったわね。見落としていたとは、私とした事が不覚だわ」
少年「イ、インテリさん?」
インテリ「あっ!少年君の今の顔凄くいい!困惑してる顔がそそるわ〜。ちょっと資料として写真撮っておこうかしら」ピロリーン ピロリーン
少年「駄目だこの人…もうどうしようもない…」
インテリ「もうちょっと性的な顔できない?羞恥心に頬を染めてる絵が欲しいのよね」
少年「僕はインテリさんの資料じゃありませんよ!他所でやってください!」
インテリ「ちぇ〜残念」
151少年の受難 2/2:2009/12/30(水) 02:44:04 ID:KC9dIL8+0
少年「ああっ少女さん!少女さんは助けてくれますよね!」
少女「あ〜少年君も捕まっちゃったんだ〜。ご愁傷さま〜。そうなっちゃうともう逃げられないからね〜」
少年「そんな!助けてくださいよ!」
少女「私も前に捕まっちゃって、散々いじり倒されたよ〜。ちなみにコツは諦める事だよ。そのうち飽きて放してくれるから」
少女「じゃ、私は用があるからこれで。バイバーイ」
少年「あー待ってー!」
まじめ「少年君あったか〜い。最近冷えるから抱いて眠りたいわ〜。すりすり」
少年「ちょ、頬擦りやめてください!」
まじめ「照れちゃってかぁいいー。ねえ少年君私の弟にならない?ね?」
少年「誰かーっ!助けてー!ベテランさん熱血さんナルシーさんクールさん!誰でもいいから助けてー!」


その後、ベテランと熱血の二人がかりでようやくまじめから少年を救出する事に成功したという。
152ゲームセンター名無し:2009/12/30(水) 04:14:22 ID:LitX3kCS0
クリスマスに大遅刻しながらもようやくSS完成
やっぱり一週間程度じゃ無理がありましたorz
http://www29.atwiki.jp/borderbreakss/pages/292.html

そして>>151GJ!!
少年のトラウマにならないといいのだが……
153ゲームセンター名無し:2009/12/30(水) 05:21:57 ID:lg1sBpu90
>>152
お前だったのか、全く気が付かなかったぞ



何このクイスマタソかわいい('д`;)
勝手に脳内で少女アバターあてはめてしまったが許してくれぃ
しかしコレは触発されるわ〜
一瞬本気で自分にコレほど愛してるパーツあるか真剣に思い返してたわ(^_^;)
兎も角長文乙でしたm(__)m
信じてはいたけど、想像以上の愛情でしたわw
154ゲームセンター名無し:2009/12/30(水) 06:01:33 ID:dQd8zWz20
>>152
こんな時間に見つけてしまった。
クイスマたんの愛らしさに眠れそうもない。
俺 の 睡 眠 ど う し て く れ る G J
155ゲームセンター名無し:2009/12/30(水) 08:26:58 ID:dQd8zWz20
カタカタカタ、カタカタ、カタ
イン「終わった〜! あ〜〜〜〜〜、つ〜か〜れ〜た〜!」
クー「ご苦労だったなインテリ、コーヒーを淹れてきた」
イン「あ、どもです〜は〜、しみる〜」
クー「これで今年の戦闘記録は整理できたな」
イン「ですね、まったく熱血くんの記録にかなり費やしちゃいましたよ、
   報告が主観的で他の人の2倍、3倍掛かっちゃって」
クー「まったく、あいつに、年末に出かけている余裕はない筈なのだがな」
イン「ま〜、そこはまじめちゃんに免じて許してくださいよ」
クー「あぁ、そういえばそうだったな、しかしあの二人が二人だけで
   外出するとは、そんなに関係が進んでいたのか?」
イン「とんでもない、あのニブチンと奥手がデートまで進むなんて自力じゃ不可能です!
   これはナルシーさんと私の努力の結晶です!」
クー「フッ、…つまり君とナルシーが介入したと」
イン「その通りです、資金提供はお嬢ちゃんですね、あ、少年くんと少女ちゃんも手伝ってくれましたよ」
クー「壮大なことだ、この隊はどうにも戦闘以外で個々の集中力を発揮してくれる」
イン「む、それって貶してます?」
クー「勘違いしないでくれ、褒めてるんだ。 傭兵をやってきてそれなりだが、
   ここの隊の実力は見事だと思っている、戦闘に明け暮れる者達よりも遥かにな、
   日常での信頼関係の構築がその大きな一因となってるのは確かだ」
イン「へ〜〜」
クー「…なんだ、人の顔をまじまじと」
イン「いや、クールさんって人間関係とかあまり持とうとしない人だと思ってたので、
   そんな意見が出るのが意外だな〜と」
クー「否定はしないな、だがだからこそ人との繋がりというものが人間にとってどれほど大切かは理解している、
   この世の中、一人では出来ないことが多いからな」
イン「なるほど〜、外側から見れるからこその意見ってやつですね〜、人との繋がりか〜、
   ………ふふ〜、じゃあク・ー・ル・さん♪ 私と大人な繋がり結びませんか♪」
クー「ブッ!?」
イン「わっ、コーヒーが!?」
クー「す、すまん!」(ゴシゴシ)
156ゲームセンター名無し:2009/12/30(水) 08:31:21 ID:dQd8zWz20
イン「あ、あはは、珍しいところ見ちゃったな、クールさんも焦る時あるんですね」
クー「俺もそこまで成ってはいないさ、まったく…冗談も程々にしてくれ」
イン「む、冗談とは酷いですね、結構勇気出したのに」
クー「悪意ある笑顔が満面に広がっていたように見えたが」
イン「えへへ、でも正直クールさんとなら…って感じですよ♪」
クー(頭を抱え唸る)「…君は年頃の女性なのだからもう少し慎ましくしてほしいな」
イン「え〜、クールさん女性に夢見すぎですよ、そんなだと私ぐらいの彼氏なしのトーク聞いたら失神しちゃいますよ〜」
クー「ふう、やれやれだな」
イン「ふふふ、まぁ、といっても実際この後暇なんですよね、用事も特にないし」
クー「そうなのか?」
イン「そう・なの・です! 隊は全滅ですよ、熱血くんとまじめちゃんは〜だし、
   少年くん、少女ちゃんも施設に戻ってるし、隊長は家族と一緒、
   お嬢は晩餐会で、ナルシーも外せない用事があるっていうし」
クー「詳しいな」
イン「クールさんが知らな過ぎです、他に遊べる人も近くにはいないし、ど〜しよ〜っかな〜?」
クー「これみよがしに俺に視線を向けるな」
157ゲームセンター名無し:2009/12/30(水) 08:32:06 ID:dQd8zWz20
イン「ところでクールさん? この後ご予定は?」
クー「特にはない…が、自分の部屋の整理…」
イン「却下します」
クー「何故君に拒否権がある」
イン「黙秘します」
クー「一人で年を越すというのも悪くないものだぞ、新年を新たに迎える心構えをだな…」
イン「その意見は了承できません」
クー「…あのな」
イン「ああ! なんて可愛そうな私! きっと街の寂れたバーで隣の恋人達に心の中で
   延々と愚痴を吐きながら年を越すのだわ! 想像しただけで胸が苦しい、
   あーもー恋人なんて言葉消えちゃえ〜〜〜!」
クー「喚くな踊るな演じるな、…わかった、降参だ、年末の事務処理を手伝わせた訳だしな、今夜は奢ろう」
イン「キャークールサーン!」
クー「俺の知ってる店でいいか?」
イン「はいはい〜、どんなところでもお供いたしますよ〜♪」
クー「まったく…」(だが、たまには悪くないか、人と繋がるのも)

そして年明け

ナルシー「着きましたね、ここが…


      『世界で最も早く初日の出を見れる場所!』


床に就こうとしたら思い浮かんだ。
この後クールに予想以上の店に連れてこられて借りてきた猫状態になった
インテリとか、クールの事を仄かに思い始めたインテリとか想像すればいいと思いました まる
ナルシーが蛇足になってないように。 それじゃあ、寝るぞーっ!
158ゲームセンター名無し:2009/12/30(水) 09:24:59 ID:q7JiETxA0
この隊の暖かい雰囲気に涙が止まらない。

ナルシーなら行きかねんなw
159ゲームセンター名無し:2009/12/30(水) 12:39:02 ID:ylu2Yi9p0
>>152
すげえ。
この期間でこの大作をコンプリートするとは…。
GJでした!

>>155-157
キャラ総合スレのテンプレに「クール×インテリ(腐向け)」ってあったけど、
こんなに爽やかな組み合わせなら、もっと見たいぜw
…そして美味しいところを持っていくナルシーも相変わらず素敵w
160ゲームセンター名無し:2009/12/30(水) 15:14:19 ID:+aDdPKRv0
>>159
>「クール×インテリ(腐向け)」
男女カップルなのになんで腐向けなんだw
161ゲームセンター名無し:2009/12/30(水) 21:04:54 ID:lrAdLpSS0
ベテランなのにD5から始まるなんておかしくね?なんて思っていたが、
「実は元戦車兵で、ボーダーとしての適正を測るためにD5から始まるんだよ!(AAry

と考えたら違和感が無くなった。
最初は戦車とブラストの差に戸惑っていたものの、経験を重ねるうちに、これまで培ってきた
経験と知識、それに基づく勘とブラストの性能が合わさり最強に見えるようになっていくんだよ!

(例)
転換初期
ベテラン「俺の部下共を殺った兵器に乗る羽目になるとは、なんとも皮肉なもんだ。」
    「むむ、戦車と違って速いのはいいが…。少々速過ぎないか…?」
    「ええい、主砲1つあればいいじゃないか…。武装の使い分けが難しいな…。」
    「(急加速、急旋回時)ぐぅ、このGはすさまじいな…。若い奴ら、よく耐えられるな…。」
転換中期
ベテラン「だいぶ慣れてきたつもりだが…。まだこのデュエルソードというのは練習が居るな。」
    「こいつは戦車と違ってジャンプができる、こいつを活かせればあるいは…。」
    「(模擬戦で撃破されて)むやみに突出してもやられるだけなのは、戦車もこいつもかわらんな。」
転換後期
ベテラン「たとえヘヴィーガードと言えど、虚をつけばもろいもんだ。」
    「シュライクは確かに素早い、だが捉えきれぬほどではないッ!」
    「先に逝ったお前ら、お前らを殺した兵器で俺は、お前らの仇をとってやるぞ…!」
162ゲームセンター名無し:2009/12/31(木) 01:24:32 ID:Pxyo5vlc0
「ランクはゲーム上のシステムとして割り切って気にしない」という面白くない考え方もできるぞw

ベテランってそもそもどうベテランなのかわからないんだよね。
ブラストのベテランなのか、戦闘のベテランなのか。
傭兵と考えると数々の戦場を生き抜いてきた古参兵みたいな感じがするけど。
163ゲームセンター名無し:2009/12/31(木) 03:31:50 ID:3Xf6wFRK0
「ランクは部隊(もしくは傭兵としての)階級である」という考え方もあるな
ベテランは古参兵だが歩兵出身と考えると階級高くないのもうなずけるし
D5が機種転換訓練中とすると敵がCPUなのもうなずける
ランク毎に昇格試験があるしな
もしくは熟練のブラスト乗りだが傭兵としての階級は1から始めなければならないとか
初心に返るために自分で誓ったとか
理由は色々考えられますな
164ゲームセンター名無し:2009/12/31(木) 05:15:23 ID:koWkgg0t0
ざっと公式とか見てみたが、ブラスト関係の設定も随分少ないなあ。
今度発売されるプラモデルに設定とか載ってないかな。

「元々はニュード採掘用のロボットであり、それを戦闘用に改造した物」ってことを考えるとブラストはニュード争奪戦時に開発されたかなり新しい兵器なのか。
とするとベテランはボーダーになる以前は別の兵種で戦ってたって事かね。
……あ〜、でもGRFとEUSTのニュード争奪戦争がどれくらいの期間続いてるかもわからんしなあ。
設定に穴があり過ぎるw
その分好きに妄想できるんだけど。

ていうか設定・世界観スレが真上にあるじゃないかw
165部隊での初詣1/2:2009/12/31(木) 05:48:52 ID:3Xf6wFRK0
女性用更衣室

少女「ね〜、これどうやって着るの〜」
お嬢「さあ?私もよく解りませんわ」
まじめ「ちょっと、前に着たことがあるって言ったじゃないの!」
お嬢「あの時はスタイリストの方に着せていただいたのですわ」
インテリ「ちょっと待ってね、今調べてるから…」
???「まずこの肌襦袢を着ます、つまり下着ですね。おっと、その下に和装ブラを着けてくださいね」
少女「うー、あたしのにブラないよ」
???「少女ちゃんにはまだ早いからいいんです」
お嬢「私には少々きついような気がしますが…」
???「少しきついくらいでいいんです。ちゃんとみなさんのサイズに合わせてありますから大丈夫ですよ」
インテリ「へぇ、そうなんだ。って、たしかにきついわね」
???「まじめさん、右左が反対ですよ。このように左側が前になるんです」
まじめ「あっ、いけない……って」
まじめ・お嬢・インテリ「「「ナルシーさん!!!!」」」
ナルシー「はい、なんでしょう?」
お嬢「ど、どうしてあなたがここに居るんですの?」
まじめ「ここは女性用ですよ!」
インテリ「一応あなたは男でしょ!」
ナルシー「なに、簡単なことです。まず部隊内に着付けの出来る人は私とベテランさんしかいません」
インテリ「…どうやらそのようね」
ナルシー「ベテランさんは男共の方を教えるとおっしゃってましたので、なら私が女性陣の方をと」
お嬢「それでこちらに来たと…」
ナルシー「そして最後に、私は他人の裸などには全く興味ありません!!」
インテリ「ちょっ、それひどいじゃない!」
まじめ「えっ、つっこむ所そこ?」
インテリ「だって!私たちの裸に興味ないって言われたのよ!」
少女「わ〜い、ナルシ〜早く着かたおしえてよ♪。早く着たい〜」
ナルシー「はいはい。さあ、みなさんも固まってないで早く着ましょう。女性の晴れ着は時間がかかるんですよ」
お嬢「なにか、釈然としない物を感じますわ…」
まじめ「多分考えちゃいけないんだと思うの…」
166部隊での初詣2/2:2009/12/31(木) 05:49:35 ID:3Xf6wFRK0
外、待ち合わせ場所

まじめ「みなさん、お待たせいたしました」
ベテラン「いや、女性の着替えというのは遅くなる物だからな。それに大して待っとらん」
お嬢「さすがベテランさん、解ってらっしゃいますわ」
クール「ほぉ、みんなよく似合ってる」
インテリ「いやだぁ、誉めても何もでませんよぉ」(バシ
少年「みなさん、とても綺麗です!」
少女「へへへ〜、か〜わいい〜♪」
熱血「おおー!…………って!おい!!」
熱血「ナルシー!!!」
ナルシー「はい?どうかしましたか」
熱血「どうしてお前も晴れ着なんだよ!!」
全員「「「「「えっ?」」」」
ナルシー「まぁ良いじゃありませんか、些細なことです」
クール「些細なことではないような気がするんだが」
ナルシー「ふふふ、気にしなければいいんですよ」
熱血そういう問題じゃねぇ!」
インテリ「そう言えば私たち」
まじめ「まったく気づきませんでしたね」
お嬢「しかも、なにげに似合ってらっしゃいますし」
ナルシー「さぁ、みなさん行きますよ!」
167ゲームセンター名無し:2009/12/31(木) 05:52:40 ID:3Xf6wFRK0
おそまつさまです

一日早いが初詣を書いてみた
いや、ボダブレのSSは初めてだったがキャラの口調合わせるのって結構大変だね
たくさん書ける人って尊敬するわ
168ゲームセンター名無し:2009/12/31(木) 07:18:53 ID:poEWqKJ70
>>162
>ベテランが何のベテランなのかわからない

まさにそれなんだよなw
ゲームには出てこないけど、戦闘機とか戦車とかがあってもおかしくないから、
ベテランはブラストが主流になる前の、新兵器と旧兵器が混在してた頃から戦場に
いて、ブラストの怖ろしさを目の当たりにして、自身もブラストに乗ることを決意、
なんて妄想ができる。MSの脅威を叩き込まれた連邦軍人みたいな感じ。

>>167
晴れ着を着たナルシー…。なんかキセルが似合いそうだw
169戦闘狂ふたり 1/4:2009/12/31(木) 10:52:54 ID:7spKoy520
 夜風の吹き抜ける小高く拓けた丘陵で、眼下遠くには街明かりを臨み、
頭上には仄かに暗い青をひいた夜空と、そこに瞬く煌びやかな星々と
朗々皓々たる満月とを掲げ、その二機は世界から隠れるように
ひっそりと対峙していた。互いに余計な兵装の一切は無く、唯一の武装は
背面にマウントされたデュエルソードのみ。彩色もロールアウトカラーで
統一された両機の相違点を挙げるとすれば、その右肩部にだけはそれぞれが、
赤い焔と藍色の三日月とを形取ったエンブレムを点している事か。

熱血「お前のことさ、ずっと気になってたんだぜ」
まじめ「嬉しい奇遇ね。私もそう」

 人独りがやっとという手狭なコクピットの中枢、淡く緑光を放つ
メインモニターを通じ、孤立した周波数の内側で微かなノイズを伴い
言葉は交わされる。焔の声の主は、男。三日月の声の主は、女。

熱血「・・・不躾な呼び出し、応えてくれて感謝するよ」
まじめ「改まって言われちゃうと・・・こっちこそ、ありがとう」
170戦闘狂ふたり 2/4:2009/12/31(木) 10:53:35 ID:7spKoy520
 争いは争いを喚び込み、火薬と硝煙の臭いで酔わせ、何者からも
それ以外を隠して遠ざける。やがて兵士は飲み込まれて、埋もれる。
心に留めていた大儀も理想も。目的と手段は取って代わる。
得る為の戦い、守る為の戦い、明日の為の戦いは
いつしか戦う為の戦いになった。

 任務に実直であった。正直であった。個を塗り潰すほどに。
やがて兵士は遂行する為に任務を選ぶ。塗り潰された己から眼を逸らし
悲鳴からは耳を塞ぎ、痛過ぎる程真っ直ぐだけを見詰め続け、
いつしかその愚直さは戦争だけを許容していく事となった。

 やがて二人は傭兵達から、僚機として戦場を共にする幸運を願い、
敵機として戦場で出遭う不幸を呪われる、そんな存在に成り果てた。
勲章などには目もくれず、褒章などにも応じない。戦場で血と汗に
塗れて銃弾を浴びる事を良しとする。弱き者への容赦を、迷いを
唾棄し、その鉄槌を振り下ろす事を良しとする。そんな傭兵に成り果てた。
 そして戦場は、争いは、満を持してそんな二人を引き合わせる。
一度目は敵として。二度目も敵として。更に三度目も、敵として。
幾度の決着を持ち越した上に、四度目は今も続く独立部隊の戦友として。

 時限爆弾の様な「まさか?」と言う疑念と探り合いは、両者の間で
時計の針に押される内に確信へと変わりその時、挿げ変わるように
戦友としての親しみも信頼も、預けあった背中も、貸しあった肩も、
他愛ない笑いも、何もかもが絶えず燃え盛る紅蓮に焼かれて舞い上がり
灰になって降り注いだ。「まだ間に合う」、と抜け出さんと足掻く
その足元で灰は踏み固められ、咽喉の底に住まう蛇に似て執拗で陰湿に、
腹の奥で広大な蜷局を巻く。憤怒でも憎悪でも無く、恋に似て純粋で昏い、
コロシタイという欲求が。
171戦闘狂ふたり 3/4:2009/12/31(木) 10:54:26 ID:7spKoy520

熱血「・・・初めて会った時からずっと、だ。ずーっと、殺(や)りたかった」
まじめ「言い方が卑猥」
熱血「悪かったな品が無くて」
まじめ「貴方らしいかな、とは思うけど」
熱血「ちぇっ・・・そっちこそ、どうなんだよ?」
まじめ「馬鹿、言わせないでよ」

 茶番にも見えるやり取りだが、コクピットの中に在って二人は極度の
緊張から既に総毛立っていた。べったりとした汗が額に浮いては、肌に
不快な爪を立てて流れ、その爪痕は冷たく頬をくすぐって落ちて行く。
 明朝には二人が二人とも、この場で無事に立っては居ないだろう。
それで良い。こんな場面を迎えられるなんて、これまでの出来事は
全部が全部、この日この場所の為に神様が誂えてくれたのじゃないかと
すら思えるくらいの僥倖だから。互いに殺めたい、殺めて欲しいと
願うほどの相手と殺死合える。神は神でも、微笑んだのは死神だろうが。

まじめ「・・・死合(しあ)えるって・・・」
熱血「ん?」
まじめ「・・・しあわせ、だよね・・・」
熱血「あぁ、そうだな!」
172戦闘狂ふたり 4/4:2009/12/31(木) 10:55:19 ID:7spKoy520
 それが合図となったのか、刹那に幾つもの電子音と轟音とがうねり、逆巻き、
剣の形を模して中空で爆ぜた。鍔迫り合いの体勢となり、両機は腰を落とす。
計器は巡るましく数値を叩き出してはデジタルを塗り替え、瞬き一つで世界が
変わっていく。絶妙な機体コントロールでしか為し得ない鍔迫り合いの最中で
すら、次に踏み込むための猶予をコクピットからバランサーへ、バランサーから
脚部へと伝達。ソードとソードの軋む金属音に混じり、小さな火花が散っている。
 相手を懐に引き込むよう、瞬時に手元と機体とを後ろに下げ、一歩後退りながら
片腕で一撃を振り下ろす。またも両機の間で轟音が爆ぜたが今度は競らず、
そのまま刃を返して上半身を捻ると、裏拳の要領で水平に薙いだ。が、ここでも
鈍い轟音と鈍重な衝撃を余韻に、互いの剣が互いの剣に弾かれて止まった。

 心臓が頭蓋骨の中に移ってしまったかのように、耳朶に張り付く鼓動と呼吸音。
口の中では舌の根も歯の裏側も、痛い程に乾いている。他の物は一切合財が
色味無い灰色に染まって微睡んで緩慢に過ぎ行く。視野に入ってくるのは、
今この瞬間で意味を持つ者は、互いに一人だけ。言葉は不要。
斬り結び、奪い合う唯それだけの充足感。

斬撃で弾ける衝撃と閃きの表裏に、死が鎮座して控え
世界は、意識は、二人だけのこの場所一点に収束して行く。

願わくばこのまま・・・死が二人を分かつまで。
173ゲームセンター名無し:2009/12/31(木) 10:59:10 ID:7spKoy520
 他のみんなの、ほのぼのしたグッジョブなSS連投の中、
時期と空気を読まない書き込みな上に、途中下げ忘れたとか・・・
色々すみません・・・ (;ω;)ブワッ

しばらくROM専に自重します。
ほんとすみません。
174ゲームセンター名無し:2009/12/31(木) 14:50:15 ID:OzIcMPvM0
>>173
戦場の空気にあてられて、どこか狂ってしまった感じがいいな
こういう切ないのも俺は大好きだ
GJを贈らせてくれ
175近未来漫才BB 年越SP 1/3:2009/12/31(木) 22:55:42 ID:Z2OUMvBe0
ナルシー「どーもー。EUST(ユースト)のナルシーです。」
お嬢「同じくEUST(ユースト)のお嬢ですわ。」
ナルシー・お嬢「二人あわせて、ビューティー・ブレイカーズでーす!」

ナルシー「皆さん!お久しぶりです!」
お嬢「ワタクシ達、年越スペシャルと称して、再度コンビとしてお呼ばれいたしましたの♪」
ナルシー「それにしてもこのコタツというものは素晴らしい家具ですね!」
お嬢「この籠に盛られたSatsumaも欠かせない冬の風物詩ですわね。」
ナルシー「ああ、これは日本では温州蜜柑と呼ばれている柑橘類ですね。」
お嬢「後、この収録が終わったら、年越しそばも頂くことになっておりますの。」
ナルシー「ボーダーブレイクがヒットしたおかげで、ワタシ達の待遇も心なしか良いものになっておりまして…ありがたいことです。」

ナルシー「それにしても正式稼動からそろそろ4ヶ月にもなろうとしています。早いものですね。」
お嬢「過ごしやすかった秋の日々から始まりましたのに、もう年の瀬ですものね。」
ナルシー「年を取れば取るほど一年の短さに…って、止めましょう。まるでワタシ達二人が 若 く な い みたいなことを申し上げるのは…。」
お嬢「視聴者の皆様!ワタクシ達は 永 遠 の 20代 なので、誤解無きように…。」
176近未来漫才BB 年越SP 2/3:2009/12/31(木) 22:56:54 ID:Z2OUMvBe0
ナルシー「思えばこの数ヶ月、本当に色々ありましたね。」
お嬢「新兵装や新しい武器、そして新マップの公開など、定期的にお祭り状態にもなりましたわね。」
ナルシー「GAXガトリングガンに始まり、追加機体ツェーブラ、索敵センサーと、戦略を変化させる武器・機体が出てまいりました。」
お嬢「ツェーブラが配給開始されたときは、クーガー社の売上がガタ落ちして御可哀相でしたけれども…。」
ナルシー「まあ、それでも圧倒的戦力差という訳ではありませんから『せっかくだから俺はこのクーガーを選ぶぜ』という御方もまだまだいらっしゃいますよ。」
お嬢「機体に注ぐ愛…。とても素敵なことですわ♪」
ナルシー「ええ…愛は力、愛はモチベーションですよ。ワタシも日々自己への愛を絶やさないことを信条に生きておりますから。」
お嬢「ナルシーさんが 実 年 齢 よ り も 御 若 く 見 え る のは、それが秘訣なんですわね?」
ナルシー「お嬢!一言余分ですよ…。」
お嬢「…えーと、話を戻しまして、新マップといえば採掘島では給水塔の存在感が際立っておりましたわね。」
ナルシー「給水塔だけに水が溜まっていて、ブラストランナーはその水でダメージを受けるのですよね。それでも縁の方にいると下から攻撃を受けてしまう…と。」
お嬢「熱血さんナドは、給水塔に登るの好きでしたわよね。ナントカと煙は高いところがお好き、とはこのことですわ♪」
ナルシー「そうではありませんよ!戦場を見渡して突撃や支援のタイミングを計っているんです!」
お嬢「あらそうでしたの?」
ナルシー「狙撃兵だけでなく、強襲兵も重火力兵も戦場を見渡せる高い位置を取ることは有利に働くものですよ。」
お嬢「高い位置から 見 下 す のはワタクシ得意とする所ですわ。」
ナルシー「微妙にニュアンスの違いはありますが、まあ良しとしましょう…。」
177近未来漫才BB 年越SP 3/3:2009/12/31(木) 22:58:10 ID:Z2OUMvBe0
お嬢「そして忘れてはいけないのは、携帯サイトが公開されたことですわね。」
ナルシー「戦場から帰る際にも携帯サイトで戦績を確認して、ニヤニヤすることができるのは大きいですよ。」
お嬢「兵装のデータベースとしての利用価値もお高いですし、素材や勲章を確認するのもGPを消費せずに行なえますの。」
ナルシー「420円で、まー おやすい!!…とまでは言えないかも知れませんが、情報量は多いと思います。」
お嬢「でも、ここで一つだけご忠告を…総プレイ時間を25分で割って、500を掛けたりなどしてはいけませんわよ?」
ナルシー「お嬢!攻撃をやめなさい!味方です!」
お嬢「ワタクシほどの資産家にとっては、この程度の費用は痛くも痒くもありませんわ♪」
ナルシー「…今、全国のBBプレイヤーの反感をもろに買ってしまったような気がします。」
お嬢「あらいやだ。冗談ですわ…おほほほほ。」

ナルシー「さて、そろそろお時間のようですね。」
お嬢「皆様、2009年も本当にボーダーブレイクの応援ありがとうございました。」
ナルシー「そして2010年も我々キャラクター一同、精一杯頑張っていく所存でございますので、どうか宜しくお願いいたします。」
お嬢「それでは皆様、今回もお付き合い戴きまして…。」
ナルシー・お嬢「ありがとうございましたー!」
178ゲームセンター名無し:2009/12/31(木) 22:59:27 ID:Z2OUMvBe0
実家から書き込みできて良かった。
それじゃ皆さん良いお年を!
179ゲームセンター名無し:2010/01/01(金) 18:13:31 ID:w1DB8ybT0
あけおめ。
まじめちゃんにお年玉代わりに魔剣とスコーピオをプレゼントしたら、Cプラ制圧中の敵機を
頭上から襲い掛かって真っ二つにしたりといつも以上に張り切ってくれたぜ。
しかもランクも上げられてすっげーニコニコしてた。まだB2だけどA1に向けて頑張るぞって感じだた。
180BB温泉1/3:2010/01/03(日) 21:33:55 ID:2pOPcjIF0
--男湯--
「ふぅ、いい湯だな。」
「たまには、皆で温泉というのも悪くないですねぇ。」
「ボク、こんな大きなお風呂、初めてです!」
「そうか、スクールも隊舎もユニットバスだからな。
 ところで、熱血は何処へ行った?」
「よぉ、準備出来たぜ!
 露天風呂といったら、コレが要るよな。」
「それは…日本酒か?」
「露天風呂で雪見酒とは、風流ですねぇ。」
「少年用のジュースも持ってきたぜ。
 ようし、全員に回ったな。
 それじゃ、新年に乾杯!」
「乾杯!」×4

「しかし、良くこんな場所を知ってたな、ナルシー。」
「ふふふ、もっと褒めて頂いて結構ですよ?」
「晩飯の刺身もナルシーが捌いたんだろ?
 相変わらずの完璧超人だな。」
「美味しかったです、ナルシーさん。」
「うむ、生の魚があれ程美味いとは思わなかった。」
「ふふふ、ふふふ、もっともっと褒めて頂いて結構ですよ?」
181BB温泉2/3:2010/01/03(日) 21:34:56 ID:2pOPcjIF0
--女湯--
「これがロテンブロなんですの?」
「へぇ、ほんとに空が見えるのね。」
「最初にお湯で体を流してから入って下さいね。
 あと、タオルを湯船に入れるのはマナー違反ですので気をつけて下さい。」
「いろいろ作法があるんですのね。
 インテリさんがいて下さって助かりますわ。」
「インテリお姉ちゃん、お風呂でもメガネ外さないの?」
「曇り止め加工してあるから大丈夫よ。」
「インテリ、そういう問題じゃ…」

「少女ちゃん、どうしたの?」
「そうですわ、さっきから黙りこくってますわよ?」
「可愛いお顔が台無しだぞ?(ぷにぷに)」
「うん、あのね…。
 どうしたら、その、…大きくなるのかなって…。」
「あぁ、そういう事…。」
「私もインテリさんにお聞きしたいですわ。」
「急に大きくなったわよね、インテリ。」
「えっ、そんな事言われても…。」
「インテリお姉ちゃん、少し触っても、良い?」
「それは楽しそうですわね♪」
「じゃ、私も。
 ご利益あるかしら?」
「え、ちょっと、まじめまで!?
 冗談、だよね??
 ……きゃーーーーー!!!」
182BB温泉3/3(前編):2010/01/03(日) 21:36:34 ID:2pOPcjIF0
--男湯--
「向こうは賑やかですねぇ。」
「仲が良いのは良い事だ。
 少女も打ち解けたみたいだしな。」
「裸の付き合いという奴か。
 …覗きに行くなら敢えて止めんぞ、熱血。」
「覗かねぇよ!
 へヴィマイン、千鳥位は置いてあるだろうしな。
 てか、クール、お前、酔ってるのか?」
「あれ?
 クールさんてお酒、呑めましたっけ??」

「正月休戦明けから戦場が変わる。
 戻ったら早速ブリーフィングだ。」
「(うげ、もう仕事の話かよ)
 さて、体を洗おうかな。」
「あ、熱血さん、お背中お流ししますね。」
「お、悪いな少年。
「んじゃ頼むわ。」
「はい、お任せ下さい!
 (熱血さんの背中って広いんだ…。
  何だろう、胸がドキドキする…。)」
183BB温泉3/3(後編):2010/01/03(日) 21:37:23 ID:2pOPcjIF0
--女湯--
「堪能しましたわ♪」
「うぅ、もうお嫁に行けない……」
「と・こ・ろ・で、少女ちゃん?
 そんな事が気になるなんて、どーしてかなぁ?(ニコニコ)」
「えっ、…あの、…その(真っ赤)。」
「耳まで真っ赤にしちゃって、可愛らしいですわ♪
 ぎゅってしてあげます♪」
「お嬢、放してあげないと少女ちゃんが窒息するわよ?」
「あら、私とした事が。
 それで、やっぱり気になる殿方が?」
「歳が近いし、やっぱり少年君かな?」
「ううん、………熱血お兄ちゃん、なの。」
「へぇぇ、熱血かぁ。
 ちなみに、熱血のどんな所が好きになったの?」
「…優しい所。
 私がここに来た時から、ずっと気にかけてくれれて…
 色々、親切にしてくれて…、だから、私…(ブクブク)。」
「私、応援しますわよ!」
「実の妹としてはどんな気持ち?」
「あの馬鹿兄貴なんかで良かったら、どうぞ持ってって!
 そうなると、少女ちゃんがお義姉さんになるのかぁ。
 (ふふふ、インスピレーションが湧いてきたわ!
  夏はこれで行くわよ!!)」
184BB温泉おまけ:2010/01/03(日) 21:40:24 ID:2pOPcjIF0
--男湯--
「ぷはぁ、風呂上りはやっぱり牛乳だよな!」
「ボク、牛乳が苦手で…。」
「好き嫌いをしてはいけませんよ、少年君。
 私は苺味を頂きましょう。」
「そうだぞ、それに牛乳はカルシウム豊富で、成長期にこそ飲むべきだ。
 俺はコーヒー味を貰おう。」
「…頭が痛い、すまんが先に部屋に戻らせてもらおう。
 (柄にも無くはしゃぎ過ぎたか)」
「クールさん、大丈夫でしょうか?」
「そういや、クールがこの手の事に参加するのって珍しくねぇか?」
「だからこそ、無理をしてしまったんでしょうねぇ。」
「熱血の良い影響だな。
 少年は悪い影響を受けないようにな。」
「なんだよ、それ……ふぇ、ふぇっくしょい!
 あー、湯冷めしたか?」

特にオチは無い、スレ汚し済まない。
ベテランとクールを弄りきれなかったのが残念だ。
己の文才の無さに悶絶したわ。
185ゲームセンター名無し:2010/01/03(日) 21:58:20 ID:TXVY4bTC0
何気に地味にインテリが熱血の妹になってるしw
GJですたm(__)m
186ゲームセンター名無し:2010/01/03(日) 23:39:20 ID:2hbDBIgF0
>>180
超GJ
こういうシャイな少女萌えるわぁ。
187ゲームセンター名無し:2010/01/04(月) 20:27:37 ID:4IqZTi+eP
>>147
宿命的にバランスに歪みを抱える韓国産FPSとパッケージのFPSをずっと見てれば今更な事かと
まあ、韓国系は基本無料ってのも大きいけどもね
(基本無料ゆえに歪みを抱えるわけだが)
188ゲームセンター名無し:2010/01/04(月) 20:30:02 ID:4IqZTi+eP
誤爆
189ゲームセンター名無し:2010/01/04(月) 22:14:46 ID:HHG328JO0
>>180-184
少女可愛いなぁ〜
貧ぬーはステイタスだwww
すててはいかんぞー!!
そしてGJ!!!
190ゲームセンター名無し:2010/01/04(月) 23:24:33 ID:8W1u3qHZ0
このスレ板違いじゃね?
ゲームキャラ板とかに建てるべきだと思うんだが
191その1:2010/01/05(火) 00:40:06 ID:4ymwTsXU0
どうにも書きたくなったので書いてみる
ベテラン=隊長、クール=狙撃兵で会話劇だけですが。

オペ子「あら、こんな時間にBARへ?」
クール「ええ、買い置きを切らしてしまいまして」
オペ子「そうなの、ほどほどにね。あの人にもそう言っといて」
クール「?・・・ええ、分かりました」

クール「隊長おひとりですか?」
ベテラン「よぉ、どうした?確かお前は部屋で呑む派じゃなかったか?」
クール「熱血のヤツが来たせいで買い置きがなくなったんですよ。隣いいですか?」
ベテラン「構わんぞ、大勝したことだし今日は俺が奢ってやろう」
クール「それじゃ遠慮なく。シングル・モルトをロックで」
ベテラン「お前の好みは相変わらずだな。マスター、俺にも同じのをストレートで」
クール「そういや前から気になってたんですが、隊長の狙撃は特徴的ですね
    機体の右腕用に最適化されてるものをあえて左で使うなんて」
ベテラン「そりゃクセみたいなもんだ。・・・いや、トラウマか
     最初に支給されたブラストの右腕が動作不良でな、完全に動かなかった
     その上当時俺が所属してた部隊は転戦が多くてな。そのくせ支給は滞るまるで天国みたいな部隊だったのさ」
クール「それはまた素晴らしい天国ですね」
ベテラン「その当時の隊長がな、前線での戦闘は無理と判断して後方で狙撃支援を命じたのさ
     動く左腕だけでリロードも全部だから部隊の役に立っていたのか疑問だがな」
クール「しかし隊長の狙撃は的確です」
ベテラン「ハハッ、そりゃ必死に訓練したからな
     毎晩遅くまで機体のコクピットでシュミレーションしたもんさ
     当時の俺は足手まといにならないように必死だったもんだ
     隊長やみんなを、あいつを守るために俺ができることはそれしかなかった」
192その2:2010/01/05(火) 00:42:51 ID:4ymwTsXU0
ベテラン「だが、ある日。俺はミスを犯した。取り返しのきかないやつだ」
クール「取り返しがきかない?」
ベテラン「前線に展開してた俺の部隊のところに敵の支援機が突っ込んできた
     その直後、自爆しやがった」
クール「なっ?!」
ベテラン「当然迎撃に動いた俺の部隊は壊滅、隊長もあいつも・・・
     俺は馬鹿だ、上手く狙撃ができるようになって浮かれて・・・
     俺がもっと早くヤツを撃ち抜いておけばっ!」
クール「隊長・・・」
ベテラン「すまんな、熱くなりすぎた
     その後部隊は再編されあちこちを転戦、今に至るってところだ
     なに、隊長もあいつも今はメカニックとオペレーターでまだ生きている
     それでも俺があの時撃ち抜いていればと今でも思う」
ベテラン「おまえも守りたいものがあるときは浮かれるな、我を忘れるな
     狙撃兵の慢心は味方を殺す
     少ししゃべりすぎたか。それじゃ俺は先に戻る、あんまり呑みすぎるなよ」
クール「隊長、最後にひとつ質問が」
ベテラン「いいぞ、なんだ?」
クール「今の俺は、隊長からどう見えますか?
    狙撃兵として合格ですか?」
ベテラン「・・・まだまだ半人前だな
     ヒントはくれてやる。守りたいものを見つけろ。じゃあな」
クール「守りたいもの、ですか。また難題だな・・・」


オチない。自分の文章力のなさにがっくりくる(´・ω・`)
その後としては
少年「敵も味方もいない。最前線なのに・・・これは潜入活動成功してるんだよね?そうだよね?」
クール「少年に近づくものはすべて排除するッ!」
ってオチがいいのかもしれない・・・
193ゲームセンター名無し:2010/01/05(火) 00:48:53 ID:kbYaOTYB0
>>192
すげぇかっこいいと思ったところで変なオチをつけるんじゃねえwwwwwwwwwwwww
194ゲームセンター名無し:2010/01/05(火) 11:18:57 ID:dz/iOf530
クール×少年 インテリが黙っちゃいねーwww
GJ
195ゲームセンター名無し:2010/01/05(火) 12:12:45 ID:EdCsfukx0
>>190
ゲーキャラ板にも既にあるんだよなあ
先は長そうだけど、ここが終わり次第向こうに合流か?

と思いながら過去ログ見たら、前スレ最後で同じこと言われてるジャマイカ
何故建てたし
196ゲームセンター名無し:2010/01/05(火) 12:53:34 ID:WIUTu69V0
あっちはなんか変な人が居てちょっと…って聞いたことある。
こっちが過疎ってから合流してくれないかって前スレで言ってたはず。
全て聞いた話なので正しいかは分からんが。
197ゲームセンター名無し:2010/01/05(火) 12:55:43 ID:ssBAyLauO
>>194
うちではまじめがそんなポジだな…。結構良家のお嬢さんで、異性が苦手気味。
しかし異性同士が仲良くしてる所を見ると顔を赤くしちゃう。本人にも何故かは分からん系

>>195
こっちはこっちでいいんじゃないかと。向こうとは毛色が違う気がする。
大量のAAや荒らしも無しに容量ヤバくなったとか異色もいいとこ
198オフでの活動:2010/01/06(水) 00:20:06 ID:Q6NycSAD0
ベテラン「うむ、帰ってきたか」
熱血「よーおっさん! よく休めたか?」
ベテラン「ああ、久々のオフだ、羽を伸ばしてきたよ」
熱血「ふーん、そりゃよかったな。……なぁ、みんなこの年末年始はどう過ごしてたんだ?」
まじめ「私? 私は射撃場で色んな武器を試してたわ。一日休むと勘が戻るのに三日かかるし」
クール「ハンティングを楽しんできた。得物の通り道を読んでトラップを仕掛けたり、ポイントを決めて
     得物がやってくるまで待ち構えたりな」
インテリ「私はちょっと学術調査などを。センサーを設置して、感知された動物の分布をまとめていました」
お嬢「皆さんゆっくり休まれていたようで羨ましいですわ……私は煩わしい実家から逃れて、ずっと潜伏
    していましたもの。この基地に戻ってくるのも忍び込む始末ですわ」
少年「僕は、実家で両親の肩を揉んで来ました。こんな時でないと、親孝行もできませんからね」
少女「あのね、あのね! サバイバルゲームってのに誘われたから、やってきたんだよ! 楽しかったー!」
熱血「俺は久々に道場に顔出して、竹刀振り回してきたぜ」
ベテラン「俺は、家に戻ってガタのきた家具を日曜大工で修理していたな」
ナルシー「私ですか? 新しい衣装や髪型を仕入れて、その組み合わせの追求をしていましたが」

一同「(………………もしかして、戦場にいたときとやってること変わってない?)」
199ゲームセンター名無し:2010/01/06(水) 01:06:20 ID:2fN9UiTX0
よろずSSまとめ @ ウィキをいまはじめて読んできた。
みんな素晴らしい内容だな。吹いたしほのぼのした気分になったよ。

とりあえずナルシー使いなんで、もっとナルシーさんにふさわしいプレイをしなければ…。
200ゲームセンター名無し:2010/01/06(水) 01:37:31 ID:9y+xDsQn0
>>199
たまには自分の欲望に正直なプレイもしろよ〜、ストレス溜まるからw
201ゲームセンター名無し:2010/01/06(水) 07:53:52 ID:0OysFAbM0
>>199
ここいらのナルシーは、麻・蛇・支・狙はもとより、家事全般・着
物の着付け・忘新年会の幹事・同人原稿のアシスタントまでこなす
完璧超人だからなw
202ゲームセンター名無し:2010/01/06(水) 10:46:21 ID:Q6NycSAD0
まぁぶっちゃけ、なんか特殊技能必要になったらナルシーにやらせとけ、
という感覚だw
203ゲームセンター名無し:2010/01/06(水) 13:55:22 ID:9y+xDsQn0
>>202
確かにそうかも試練w
そりゃストレスも溜まるわな(^_^;)
204ゲームセンター名無し:2010/01/06(水) 18:10:59 ID:dthgQ+FM0
ショタのアレはコロッサスなの?それともマーゲイなの?
205ゲームセンター名無し:2010/01/06(水) 19:33:11 ID:71OXRG4y0
>>204
残念、大きさは熱血のマーゲイより大きいが
回数はコロサッス、量はギガノトだ。
って数秒で妄想した。
206ゲームセンター名無し:2010/01/06(水) 21:27:49 ID:dthgQ+FM0
重装用の新型武装まだ?
ハイパーハンマー的な
207ゲームセンター名無し:2010/01/06(水) 21:28:54 ID:dthgQ+FM0
誤爆・・・
208とあるオペ子の業務日誌 その1:2010/01/07(木) 01:04:50 ID:eYP+AqaH0
「やっぱり明かりがついてる。今日もまだやってるんだ・・・」
そういえば出撃前、あの人はいつも遅くまで微調整してたわね。
ちょっとだけ覗いてみようかしら。私は軽い気持ちで格納庫の扉をそっと引いてみた。
やっぱりいた。自分の機体の前で昔と同じようにモニターとにらめっこしてる。
あ、ストレッチした。もうそろそろ終わりかな。
名残惜しいけど邪魔はしたくないし。
そっと閉めたつもりだった。なのに。
ガタンと大きな音を立てて引いてしまった。覗いてたのバレない・・・わけがないか。
しょうがない、私は心を決めて格納庫の彼のところに向かった。
没頭してた彼でも気づくぐらい大きな音がしたんだろう、彼はこちらを怪訝そうに伺ってた。
「珍しいな、おまえがここに来るなんて」
「ええ、少し呑みたくなったからBARに寄ってたんです。その帰りに明かりが見えたものだから」
嘘。出撃前はずっと様子を見に来てた。あんたはちっとも気づかなかっただけよ。
「そうか。・・・その、なんだ。2人のときは昔のように接してくれないか?どうにも慣れん」
「・・・そうね。じゃあお言葉に甘えてそうするわ。」
よかった、彼は何にも変わってない。まだ彼と距離は開いてない。
「あなたのところの部隊、調子いいみたいじゃない。連勝の報告が私のところまで届いているわよ?」
「当たり前だろ、誰が指揮してると思ってる。」
「ハイハイ、そうでしたね。その自信はいったいどこから来るのかしら。」
ふと彼のモニターが目に入った。たくさんの文字と記号の羅列。
でもこれは・・・
「・・・ねぇ?どうして重火力の装備の調整なんてしてるの?確かあなたが得意なのって狙撃よね?」
「あぁ・・・狙撃は後進に譲った。今の俺は隊長だ。最前線に上がって指揮をせんとな。」
言葉が出なかった。
変わってないように振舞っていただけで、ずっとあのことを引きずってるなんて。
「あぁ、もっとも俺が狙撃に回ることもあるぞ?今回は戦場の地形から考えて前に出たほうがいいからだな」
焦って取り繕う彼。引きずってるのを隠したいのだろう。
でももう遅いよ。あんたのことは誰よりも私がわかるから。ずっとパートナーだった、私が。
209とあるオペ子の業務日誌 その2:2010/01/07(木) 01:06:19 ID:eYP+AqaH0
ずっと私が黙ってると彼も気づいたんだろう。ポツリと呟いた。
「すまない。」
「ううん、私のほうこそ変なこと聞いてごめん。そっか、隊長なんだよね。」
なんとも気まずい。ごまかすように私はしゃべっていた。
「あーぁ、複座式のブラストがあったらな〜。私もずっと一緒に戦えたのに。・・・そしたらずっと一緒だったのに。」
「なっ、お前・・・」
彼の声で私は気づいた。口を思いっきり滑らせていたことに。
でも発した言葉は取り消せない。なかったことに出来ない。でも、こんなこと言うつもりじゃなかった・・・
「すまん、今はまだおまえの願いを聞き届けてやることは出来ん」
葛藤で動けなかった私に彼はこんな言葉をかけてくれた。
思わず彼のほうを振り向いていた。彼は目を合わせてくれなかったけれど、その顔は真っ赤だった。
「俺の部隊のひよっこどもが一人前になって無事自分の道を歩めるようになるまでは俺が導いてやらないと。
 危なっかしい連中ばかりなんだ。・・・後回しになってすまない。」
全部を聞くまで待ってるなんて出来なかった。思わず彼の胸に飛び込んでいた。
「ねぇ・・・ホント?嘘じゃないよね?」
「当たり前だ、俺がおまえに嘘なんてついたことないだろう?」
彼の胸はとても温かくて大きかった。そういえばあの時以来だ、こうやって抱きしめられるのは。
こうやって彼の顔に手を添えるのもあの時以来・・・
彼の唇はカサカサで少し痛かったけど、でもとても暖かかった。
210とあるオペ子の業務日誌 その3:2010/01/07(木) 01:08:36 ID:eYP+AqaH0
どれくらい時間が経っただろう、完全消灯のサイレンの音。
名残惜しいけど、今日はこれで終わり・・・。そんなの嫌だ。まるで夢みたいに消えちゃいそう。
「ねぇ」
大きな声を出したはずなのにとても小さな声。
「明日の戦闘が終わったらお祝いしよう?あたしの部屋で。
 ずっと取っておいたワインがあるの。あたしの生まれた年の。一緒に飲もう?」
「ワインは苦手なんだが、たまには悪くないな」
「やったっ・・・それじゃ明日ね。料理も作って待ってるから。」
「そうか、それは楽しみだ。必ず戻ってこないとな。」
宿舎に向かう途中ずっと繋いでいた手はやっぱりとても暖かかった。
明日は彼と私の記念日。そう思うととても今日眠れそうにない。
明日は何を作ろう。あのワインに合いそうな料理、今から探さないと。
無事に明日も帰ってきますように。私に笑いかけてくれますように・・・


>>191のベテランとオペ子を書きたくて暴走した
オペ子の「見ちゃダメ」ファイルの中身って実は業務資料じゃなくてこんな日記なんじゃなかろうか?
そう思うと、オペ子可愛いよオペ子
211ゲームセンター名無し:2010/01/07(木) 02:47:55 ID:Sa3zYNaf0
>>208-210
いい話!
……なんだが何だか最後のほうに死亡フラグが('A`)
212ゲームセンター名無し:2010/01/07(木) 02:53:07 ID:SkuXTKeV0
>>208-210
GJ!
こういう、オペ子メインのSSって実はこれが初かな?
オペ子かわいいなあ。

でもベテラン、死亡フラ……!
213ゲームセンター名無し:2010/01/07(木) 03:05:20 ID:IHHqrs1l0
そんなありきたりの死亡フラグごとき楽々へし折るからこそ
ベテランはベテランと呼ばれるのだ!

(´;ω;`)ウッ
214ゲームセンター名無し:2010/01/07(木) 07:10:14 ID:kgsYEkCh0
ベテランの機体にこっそりフラグキャンセラー装備しときました!
代わりに迫撃砲外しちゃったけど、別に良いよね?
215ゲームセンター名無し:2010/01/07(木) 19:57:10 ID:ArziQENXO
どっちかの基地に居るってことはグレ子かユー子じゃねえの?
あ、でもシスオペ子の方が年齢的にあってr
216その1:2010/01/07(木) 23:44:23 ID:eYP+AqaH0
気だるいまどろみの中、俺は夢を見ていた。
ここ数年ずっと見ている夢。繰り返し何度も見ている夢。
とても楽しい夢。とても悲しい夢。
今日もまたあの夢が始まる・・・


「よっしゃっ!今日から俺も正式なボーダーだぜっ!」
任命式を終え部隊長へ挨拶も済ませ、俺は格納庫へ軽い足取りで向かっていた。
ようやく訓練用のブラストじゃない、俺専用の相棒とご対面だ、嬉しくないわけがない。
隊長に教えられた格納庫に着くとロールアウトしたばかりの機体が2機並んでいた。
ん、2機?
「あんたねぇ、自分の機体が手に入って嬉しいのはわかるけどもう少し気を引き締めたらどう?」
「げっ、隊長の言ってたパートナーっておまえかよ・・・」
「私だってあんんたみたいな熱血バカとパートナーを組むことになるなんて最悪よ、もう」
「なんだとっ、この真面目っ子!マニュアルだけじゃすっばらしい活躍はできないんだぞっ!」
正反対な俺たちがパートナーなんて皮肉なもんだぜ。
今回の訓練生の中で主席とブービーの組み合わせかよ。もっとも俺の真価はあんな試験じゃ計れやしないがな。
「ハイハイ、分かったから試運転しましょ。自分用にカスタマイズするんでしょ?」
「あったりまえだろ!俺に最適な設定にして大活躍させるぜ、相棒っ!」
ゴゥンゴゥンという低い起動音。心が躍る。こいつで俺は英雄になるっ!
「よし、各部問題なし。順調ね。あんたはどうなのよ?」
「・・・おっかしいなぁ、右腕が全然うごかねぇ。どうなってんだこりゃ?!」
217その2:2010/01/07(木) 23:45:08 ID:eYP+AqaH0
何度見てもやっぱり懐かしい。その後あいつに先導されて隊長のところに行ったけど全然取り合ってくれなくて。
しかも交換パーツも支給されなくて。困った俺に狙撃を薦めてくれたのはあいつだったっけ?隊長だったっけ?

「はぁー、狙撃かよ。細かいし待たなきゃいけないし俺には向いてないだろ、チクショー」
「ほら、文句言わない。片腕だけで動き回りながらマガジン交換とか出来ないでしょうが。」
「ちぇっ、ずっと剣構えてるからいいんだよ。俺なら剣だけで全部叩っ斬れる!」
「蜂の巣になるだけだからやめなさい。ほら、私がサポートしてあげるから。まずは左手で照準合わせる練習ね。」
「・・・おまえはそれでいいのかよ」
「よくはないわよ。でもしょうがないじゃないパートナーなんだから。
 そうね、あんたが1人で狙撃できるようになったら前線に上がらせてもらうわ。それまではつきっきりでサポートしてあげる。
 銃身の固定からマガジンの取替えまで、全部やってあげるわよ。」
冗談じゃない、こいつに借りをこんな形で作るのかよ。かっこ悪すぎる、それだけは絶対阻止だ。
対等な関係でこそパートナーってもんだろう?

あの時は必死だったなぁ。あいつは何でも出来るんだ、俺のために足踏みはさせちゃいけないって。
狙撃できるようになって2人で喜んで。撃破も取れるようになって2人で喜んで。
全部俺のことなのに、あいつはまるで自分のように喜んでくれたっけ。
その笑顔が見たくて。あ、でもテントの数が足りないからって同じテントで一夜を過ごしたときは・・・これは語らなくてもいいか。

楽しいときは夢でも早い。あっという間だ。できればここで終わってほしい。
でも始まる。悲しい思い出。
それはいつも集中治療室へ走るところから。
218その3:2010/01/07(木) 23:46:10 ID:eYP+AqaH0
「ちくしょう、俺が油断なんてしたから・・・!」
あいつが目を覚ましたと連絡を受けてここまで5分。また意識を失ってないだろうか?
やっと着いた。クソッ、宿舎より遠い格納庫なんかにいたから余計にかかっちまった。
コンコン
ノックはマナー、いつも怒りながら言ってたな。でも俺はあいつの顔をまともに見れるんだろうか。
あいつは俺を許してくれるんだろうか。
「どうぞ」
重い扉を開けるとそこには何本もの管を体にさして横たわるあいつがいた。
「えへへ、失敗しちゃった・・・」
「ばかやろうっ、それは俺のセリフだっ・・・!わりぃ!」
「大丈夫だよ・・・また2人で一から頑張っていこ?」
「あぁ!あぁ!!今度はちゃんと2人で最初から頑張ろうな!だから必ず戻ってこいよ!」
結局その後一緒に出撃することはなかった。
あいつはコクピットに乗れなくなってた。PTSDってヤツらしい。

「私ね、オペレーターになろうと思うんだ。」
突然聞かされた。どうしていいか分からない。PTSDがなんだ、一緒に乗り越えればいいじゃないか。
「あ、でもあんたの敵に回りたくないから中央の人事部のほうに入れてもらえることになったの。
 隊長凄いんだよ!上層部の人に無理やり了承させちゃった!これで私もまだまだサポートできるね。」
なんでそんなに明るい声出せるんだよ、どうしてそんな風に笑ってられるんだよっ!
俺にはできねぇよ、考えられねぇよ!おまえがいない日々なんて!!
何も言葉に出来ない。押し黙るしか出来ない。
「泣いてんじゃないわよ・・・あんたが泣いてると笑ってお別れできないじゃん・・・」
頬に添えられた手はとても冷たくて、まるで涙に濡れたようだった。
219その4:2010/01/07(木) 23:47:04 ID:eYP+AqaH0
ふぅ、やっぱり何回見てもキツい。
うちの隊の連中にはこんな想いは絶対にさせちゃいけないな・・・
もうそろそろ終わるだろう、そして寝汗びっしょりで起き上がるんだ。
普段ならそうなのに、今日はちょっと違う。
泣きながら笑ってるあいつが何か言おうとしてる。なんだろう。
「じゃあ約束する。また会うことがあったらそのときは絶対一緒にいるね。忘れないでよ?」


急速に明るくなる視界。目を覚ますと見慣れない天井。
「んっ、ねぇ、どうしたの?」
すぐ横には見慣れた顔。そうか、ここはあいつの部屋か。そういえば昨日は泊まったんだっけな。
「なんでもねぇよ、真面目っ子」
「あら、また懐かしい呼び方ね。この熱血バカ。」
「・・・昔の夢を見ていた。」
「えへへ、あたしも。」
そういうと眠たげに顔を摺り寄せてくる。
「ようやく思い出したよ。待たせて悪かったな。」
そっと抱き寄せる。ずっと探してたこの温もり。
「遅いぞ、このバカ・・・でも思い出したなら許すっ・・・」
「ねぇねぇ、今日の予定ってどう?」
「あぁ、戦闘記録の提出は昨日済ませたからオフだな。ブラストの修理は整備班に任せればいいさ。」
「じゃあちょっとだけ待っててくれる?人事会議があって新任の振り分けがあるの。
 それが終わったらすぐに戻ってくるから。ね?」
「新任か。活きがいいやつがいるといいな。」
「あ、ダメよ?あんたのところには1人も回さないんだからっ。私の順番がまた遅くなっちゃうもんっ」
「そういえば、そうなるな。じゃあ遠慮するか。」
そっと口づけを交わす。思えば俺はずっとこいつのことを想ってたんだな。
やっぱり言葉にしてやらないと。俺も男だ。
「愛してる。」
泣き出しそうなこの笑顔を俺はもう2度と離さない。今度こそ。
220ゲームセンター名無し:2010/01/07(木) 23:50:41 ID:eYP+AqaH0
>>208-210の〆としてここまで一気に書かせていただきました。
個人的にはパートナーを失ってやさぐれたときに出会ったナルシーとの日々、とか
いろいろ書きたいナーと思わないでもないですが、これはこれでおしまいでもいいかもしれませんね。
後日談もいいかも。

死亡フラグなんて安易なオチは使いたくないっ、基本はやっぱりハッピーエンドっ!
221ゲームセンター名無し:2010/01/08(金) 07:01:31 ID:w8p6BOsR0
>>220
不覚にも、朝っぱらの職場で泣いちまったよ。
ベテラン機にフラグキャンセラー載せてといて良かった。
222ゲームセンター名無し:2010/01/08(金) 11:03:44 ID:PfPoKfZzO
話の流れ斬るかもだが迷子のお知らせ

ICカード拾ったので書き込みするぜ

新宿スポーツランド本館
でA5のお嬢さんのアバターだ、灰色の髪、タンクトップ(?) カチューシャだ。ICの名前は本人確認に必要だろうから書かない

店員に届けておくから心当たりがある方取りに行ってくれ

スレチ気味&マルチレス投下すまないがキャラを愛するもののよしみで勘弁してくれ
223ゲームセンター名無し:2010/01/08(金) 16:45:35 ID:Ce28MV3g0
>>220
あんたすげぇよ・・・
後日談を気長に待ってるぜ!
224ゲームセンター名無し:2010/01/08(金) 23:20:01 ID:aQ2SGl0Z0
「しかしお前、随分髪伸びたな。ぱぱっと切ってやろうか?」
「あ、熱血さん。はい、切るのが面倒で放っておいたら、こんなに…」
「面倒って…。何なら俺が切るぜ、こう、格好良い感じで」
「あの、じゃあクールさんみたいに出来ますか?」
「あー…そう言うのはクールに頼んだ方が良いな」
「じゃ、ベテランさんみたいなショートは…」
「俺はまだ若いからそれは出来ないな。」
「…じゃあ何が出来るんですか」
「バリカンで一発バリバリっと」
「結構です。」
「ごめん冗談、冗談だって!一応伸びた分切り落として、端揃えるくらいは出来る!」
「んー… でも、やっぱりしばらくこのままにしておきます。」
「そうか…まぁ、切りたくなったらいつでも言ってくれ。でも、何でそのまんまにしとくんだ?」
「だって、こうしておけば女の子っぽく見えませんか?可愛くないですかね?」
「全然見えねえし可愛くもねえ」
「…僕、ちょっと傷付きました…」
「ははは」
「笑い事じゃないですよぅ!僕にも僕の矜持が…!」
「わかったわかった、そう怒るなっての。なに、今のお前だって十分に可愛いよ。こう、弟分的な。」
「え、えへへ…弟、ですか…なんか、嬉しいような…。」
「じゃあ何なら良いんだ?」
「言ったら怒りますよね?」
「勿論。」
「じゃ、言わないでおきます。」
225ゲームセンター名無し:2010/01/09(土) 00:51:15 ID:azK5g8pC0
>>224
……ふっ、途中まで熱血×インテリかと思っちまったぜ('A`)
226 [―{}@{}@{}-] ゲームセンター名無し:2010/01/09(土) 01:30:03 ID:FXAeimgxP
>>222
nice
227ゲームセンター名無し:2010/01/09(土) 01:33:19 ID:LPkX8Dnm0
>>222
お嬢が迷子と聞いて、妄想がggg
228フラグ回収しちゃった編:2010/01/09(土) 15:16:49 ID:SN1Bbme30
ふぅ、やっぱり何回見てもキツい。
うちの隊の連中にはこんな想いは絶対にさせちゃいけないな・・・
もうそろそろ終わるだろう、そして寝汗びっしょりで起き上がるんだ。
普段ならそうなのに、今日はちょっと違う。
一向に視界が明るくならない。それに体にも力が入らない。一体どうしたっていうんだ・・・


爆発音で俺の意識は現実に引き戻された。
そうか、ここはコクピット。そういえば敵の支援機が突然爆炎に包まれて。・・・あぁ、なんだ自爆したのか。
なんて皮肉だ。あのとき俺が阻止できなかった特攻自爆に俺は殺られるのか。
「隊長!おぃ!おっさんっ!生きてるか!?」
うちの隊の将来有望なヤツが無線で怒鳴り続けていた。
よかった。今度は大事なやつを無事守れたな。
「そんなに怒鳴るな・・・聞こえてるよ」
「!!よかった、無事なんだな!機体から爆炎が上がってる、すぐに脱出するんだ!」
そうか、今回は以前俺が見たときよりも強力な爆薬で自爆したんだな。
あのときは煙を上げて転がってただけだったからな・・・
さて、脱出だったな・・・と思ったがこりゃ無理だな。
巻き込まれたときにひしゃげたんだろう、俺の足は無残にも潰れていた。
腹部にも大量の出血。あぁ、痛みを感じないのは不幸中の幸いだ。
「・・・どうやらそれは出来そうにない」
「なっ!ばかやろう!あんたがいないと誰が俺たちを引っ張っていってくれるんだ!
 あんたにはまだまだ教えてもらうことがあるんだ!越えなきゃいけない壁なんだ!
 こんなところで勝手に引退してんじゃねえよ!」
ヤツの機体が急いで駆け寄ろうとしている。別働部隊として遠くにいたからな、巻き込まずに済む。
ハハッ、後のことはナルシストに任せれば上手くいくか。
じゃあ残るはあいつだけか。あいつには最期まで約束守れなかったな。
「なぁ・・・ナルシスト。聞こえてるか。聞こえてるならあいつに、あいつに伝えてくれ。
 ・・・最期の最期までっ・・・すまなっかった・・・と」
もう何もしたくない。しゃべりたくもない。もうすぐ俺の機体は爆散するだろう、でもそれもどうでもいい。
最期にあいつが笑いかけてくれて・・・嬉しかったな・・・
あいつの笑顔を思い浮かべながら俺の意識は漆黒の闇に溶けていった。
229ゲームセンター名無し:2010/01/09(土) 15:19:41 ID:SN1Bbme30
>>216-219のバッドエンド編も作るには作っていたので迷ったんですが書いてみました
律儀にフラグ回収させてみたら、こうなるよね的なノリで。
>>219と差し替えでお好みのほうをチョイスしてください。

>>224
少年使いの俺としてはおっきした!
230ゲームセンター名無し:2010/01/10(日) 03:27:21 ID:gAlMfS2O0
>>224
GJ!
こういうさりげない感じのSS、良いよね。

>>228
GJ!GJ…だがっ…!!
ベテラーン!!!
231長すぎらしいので分割その1:2010/01/11(月) 00:03:10 ID:76GXowAG0
「悪いなナルシー、つき合わせちまって。」
「いえいえ、私のことならば心配御無用、恋路を応援するのもまた一興ですからな。ふふふふふ…。」
「バカ、そんなんじゃねぇって!っつーかその薄気味悪い笑みはやめろ!」


一昨日、戦闘で大勝を果たした俺たちは、その功績を評価され、
このクソ忙しい時期になんと一週間もの休暇を与えられたのだった。
というわけで、部隊の連中は外出したりしてそれぞれの自由時間を満喫している。
で、なぜ俺とナルシーが一緒に街をうろついてるのか?それは昨日まで遡る―


「なぁ、ナルシー、ちょっといいか?」

その日は大勝を、そして全員生還を祝してささやかなパーティーが開かれていた。
こういうイベントのときは決まって女性陣のおもちゃにされてしまう少年の助けてオーラを
全力でスルーして、一人でワインのグラスを傾けているナルシーに声をかける。

「おや熱血さん、そんなに改まってどうされたので?」
「ちょっとわけありで、プレゼントを選ぶのにアドバイスが欲しいんだ。」

”プレゼントをあげる”という言葉に、どこか含みのある笑みを浮かべていたが、おそらく気のせいだろう。

「ほう…?ちなみにお相手は男性ですか?それとも女性ですかな…?」
「後者だ。だから俺だけで考えるより、アンタと考えたほうがいいと思ったんだよ。まぁ、
 お嬢やインテリたちにも聞いてみたんだが…。」

『そうですわね、ワタクシなら―(中略)って、ワタクシにじゃないんですの?聞いて損しましたわ。』
『ほほぅ…、朴念仁のキミが女の子にプレゼントねぇ…?誰にあげるのかな?ん?ン?白状したまへ〜(ぐりぐり)』
『あー、わたしそれ知ってるよ!それって”わいろ”だよね!エチゴヤ、そちもワルよのーでしょー?』
232長すぎらしいので分割その2:2010/01/11(月) 00:04:33 ID:76GXowAG0
「という具合で結局聞けずじまいってわけさ。」
「それはそれは…。それで私に白羽の矢がたったと。(なるほど、お相手はあの方ですか…、フフフ)」
「その通り。何かいい知恵ないか?」
「ふむ…。今その方が必要としているものが分かればいいですね。もしわからないのだったら、
 あなたが差し上げたいと思ったものを贈ればよいと思いますよ。」

その言葉に、俺はしばし思案する。あいつに必要なもの…。

「そうだな…、髪留めとかがいいのかもしれない。」
「どうしてそう思うのです?」
「ほら、あいつたまに髪が顔にかかって邪魔そうにしてるだろ?だからさ。」
「ふむふむ…。熱血さん、ひとついいですかな?」
「ん?なんだ?」
「熱血さんはその方のことをよく見てますねぇ。」
「ん、まぁ、同じ部隊だしな。それに、ケンカばっかしてっけど、戦場じゃ助けられてばっかだからな。
 助けられっぱなしで何もしないってのも、嫌だからよ。」
「ふふふふふ、ご馳走様です…。」
「? もう腹いっぱいなのか?」
233長すぎらしいので分割その3:2010/01/11(月) 00:05:34 ID:76GXowAG0
そしてナルシーとともに街を歩くこと30分、ナルシーがよく利用するというファンシーショップにたどり着いた。
正直入店をためらったが、ここまできて引き返すわけにもいかず、意を決してその扉を潜った。

「なぁナルシー、俺はこういう店に入ったことがないんだが、どうすればいいんだ?」
「堂々としていればいいのですよ。悪さをしているわけではないのですからね。」

ナルシーは堂々としてろと言ったが、大の大人の男が2人でファンシーショップで品定めをするさまを想像して欲しい。
当然ながら目立つ。目立つということは、当然店内の客の視線を集めしまうわけで―

「なぁ…、さっきから視線が痛い、つーかひそひそ話されてる気がするんだが…。」
「はて…?私は特に何も?」
「お前は常連だから気にならないんだろうが…!」
「まぁまぁ、そんなことよりも熱血さん。」

234長すぎらしいので分割その4:2010/01/11(月) 00:06:17 ID:76GXowAG0
周囲の目線にも、俺の羞恥心も意に介さず、髪留めを手にとってはあれこれ吟味していたナルシーが、ふと何かを思いついたようである。

「昨日は髪留めを、とおっしゃってましたが、髪留めだと割れたりして危ないでしょう?特にあの方には。」
「そういえばそうだな…。昨日も無茶してたからな。まったく、見てるほうがヒヤヒヤするぜ。」
「あなたがそれをいいますか…。はたからみてると、あなたに無茶をさせないために無茶をしてるように見えますが…。」
「う、まぁ…、そんなことよりもだ。髪留めはやめたほうがいいのか?」
「ですね。代わりにリボンを贈ってはどうでしょう?あれなら危なくないですし。」
「だな…。む、リボンと言ってもいろいろあるんだな…。」
「ここは熱血さんのセンスが問われるところですね。ふふふふふふ…。」
「へんなプレッシャーをかけないでくれ…。よし…、せっかくだから俺はこの赤いリボンを選ぶぜ。」
「何がどうせっかくなのかわかりませんが…。なかなかいいチョイスだと思いますよ。」

おう、と短く返事をして、代金を払うべくレジに並んだのだったが…。

「ありがとうございます♪彼女にプレゼントするんですか?」
「え、あ、いや、これは…」

もしもこのシーンをビデオに撮られていて、部隊の面々に披露されようものなら、恥ずかしさのあまりブロア河に全裸でダイブする自信がある。
こらナルシー、ニヤついてんじゃねぇ。昼飯おごってやらねーぞ。

「さてと、あとは渡すだけだが…、これが一番の大仕事だな…。」
「ふふふ、熱血さんならできますよ。わが部隊の切り込み隊長ですからね。」

簡単に言ってくれるぜ、と心の中で毒づきながら、俺たちは兵舎へ帰ることにした。
作戦目標はあいつ。俺の相棒であると同時に、ライバル。
235邂逅〜戦闘虫のサンバ1:2010/01/13(水) 07:09:42 ID:JoYcaEiM0
「ブロサッム4より各機へ。
ベースより再発進、各プラントを哨戒して合流する。
 どうよ、見事なコア凸だったろ?」
敵ブラストを振り切り、自動砲台の弾が降り注ぐ中、41型手榴弾を3個投げ込んだのだ。
ちょいと自慢気になったのは仕方ないよな?
「こちらブロッサムリーダー。
 無駄口叩いてないでさっさとプラントを見て来い、オーバー。」
「ブロッサム2よりブロッサム4。
 お疲れ様でした、残り時間を凌げば我々の勝ちですよ。」
「ブロッサム5よりブロッサム4へ。
 お見事です!ボクも頑張らなくちゃ!」
「こちらブロッサム6!
 自分だけの手柄みたいに言わないでよね!」
「ブロッサム7ですわ。
 同感です、私達の援護あってのコア凸成功だと云う事をお忘れなく。」
「ブロッサム8より馬鹿兄貴へ。
 プラント哨戒するなら支援兵装でしょJK、ホント凸厨なんだから。」
「ブロッサム9です。
 …カッコ良かったよ、お兄ちゃん(照)。」
すぐさま其々判りやすい返信が来る。
それはそれとして、愚妹は俺を陥れようとしていているに違いない。
あいつと同じ宿舎で生活している少女の精神的成長に、何か悪い影響が出ない事を願うばかりだ。
236邂逅〜戦闘虫のサンバ2:2010/01/13(水) 07:10:44 ID:JoYcaEiM0
「熱血君、ルートCを優先で哨戒してくれませんか?」
「ナルシー?
 珍しいな、あんたが個別回線を使うなんて。」
作戦中の個別回線の使用は厳罰物だ。
全隊回線まで遮断してしまう為に、戦況の報告や連絡・指示が行き届かなくなる。
これは自分達だけでなく、隊全体を危険に晒す行為だ。
「ルートCはあんたがジャンプマインとセントリーガンを仕掛けたんだろ?
 あれを抜ける奴がそうそう居るとは思えねぇんだが。」
実際俺は、シミュレーションで何度も酷い目に遭っている。
「えぇ、ですが胸騒ぎがするんですよ。
 それに、…<<彼>>なら私のクセを知っています。」
「…!
 了解した、ルートCだな。」
ルートCにそいつは居た。
俺達が予想した3種の敵の進行ルート、その中で1番可能性が低いと見ていたルートC。
何か予感があったのだろうか、ナルシーはわざわざそこにトラップを仕掛けた。
そのトラップ地獄と化したルートCを無傷で突破したらしい1機のブラスト。
フルシュライクの機体、M99サーペント・デュアルソード・38型手榴弾と汎用性と軽さを重視した武装。
機体の色が鮮やかなブルーからどす黒い赤に変わった事以外は、俺の記憶にあるあいつの愛機そのものだった。
俺の中で、「あいつが居る筈が無い」という思いと「あいつしか居ない」という確信が渦巻き、喉が唇が乾いていく。
今の俺は奴からは死角になっている筈だ。
震える指でトリガーを引き、奴の足元にスコーピオを打ち込む。
素早く身を翻し、俺の視界から消える赤いブラスト。
同時に個別回線を開く、今は欠番扱いのブロッサム3への回線を。
237邂逅〜戦闘虫のサンバ3:2010/01/13(水) 07:11:27 ID:JoYcaEiM0
「聞えるかブロッサム3!」
「…その声は熱血か。」
懐かしい、だが、今この場では聞きたくなかったクールの声が響く。
「俺の死角を突くとは腕を上げたな。
 先刻のコア凸も見事だった。」
「………。」
聞きたい事は山程在った、言いたい事は腐る程在った、だが、言葉が出てこなかった。
「ベテランは煙草を止めたか?
 少年は牛乳を飲めるようになったか?
 熱血、少女の想いには応えてやったのか?」
「訳分んねぇ事言ってんじゃねぇ!
 手前ぇ、何処に居やがった!
 何していやがった!
 なんで<<EUST>>なんかに居やがるんだ!!!」
隊の仲間への思いやりともとれる言葉を聴いた時、俺の中で、繋ぎ止められていた何かが弾けた。
「朴念仁は相変わらずか。
 …ヘッドハントなぞ、珍しくもなかろう。」
「お前は気障で嫌みったらしい奴だったが、筋が通らない事はしなかった。
 そのお前が、<<GRF>>との契約が半年も残っている時に引き抜きに応じただと?
 どれだけ金を積まれた!」
激化する<<GRF>>と<<EUST>>の<<ニュード>>争奪戦は深刻なボーダー不足を招いた。
両陣営もボーダーの確保に躍起になっており、少年や少女の様な未成年者の登用や相手陣営からのヘッドハントは既に日常となっていた。
「金ではない、…俺が望んだのは<<エイオース事件>>の真実だ。」
238邂逅〜戦闘虫のサンバ4:2010/01/13(水) 07:12:12 ID:JoYcaEiM0
「俺が生まれ育ったのはヨーロッパの片田舎の小さな街だ。
 今は旧ブロアと呼ばれている。」
「…!」
「あの日、落下した施設の残骸と<<ニュード>>により市街地は壊滅、18300もの人命が失われた。
 この数字には、俺の両親と体の弱かった妹も含まれている。」
何も言えなかった、あいつの言葉を聴きながら見失った赤い機体を探す。
あいつも独白を続けながら、俺を探している筈だ。
「肉親の死に何も感じなかったといえば嘘になる。
 だが、荒廃した故郷を見ても泣けなかったのも事実だ。
 なぁ熱血、俺は冷たい人間だと思わないか?」
俺とは顔を会わせれば憎まれ口を叩き合う仲だったが、クールは常に隊のメンバーを気にかけていた。
ベテランの煙草の量を心配していたし、自分の時間を割いて少年や少女への指導も行っていた。
まじめとお嬢の間の軋轢を解消するきっかけを作ったのもクールだった。
それ以来、まじめとお嬢は親友になった(らしい)。
インテリも、そんなクールに惹かれていたんだ。
ここだけの話、完璧超人ナルシーだけはクールに手間をかけてなかったらしいが。
「そんな時、旧ブロア市街の一角が戦闘エリアに指定された。
 俺もお前もあの街で戦ったな。
 あの時に思ったよ、この街はどこまで汚されなければならないのか、と。」
足元に38型手榴弾が転がっているのが見えた、反射的にブーストを使い身を潜めていた岩場から飛び出る。
爆風に煽られ機体が軋むが、実質的なダメージは無さそうだ。
そのまま遮蔽物に回り込むが間違いなく補足された、だが、俺もアタリは付けた。
「それで?
 事故を起こした<<GRF>>に復讐する気にでもなったのか?」
「知りたくなっただけだ。
 <<GRF>>上層部が隠蔽している真実を。
 <<エイオース事件>>の裏を、そもそも俺達が命を賭けて奪い合っている<<ニュード>>とは何かを!」
239邂逅〜戦闘虫のサンバ5:2010/01/13(水) 07:14:33 ID:JoYcaEiM0
アタリを付けたポイントに41型手榴弾を投げ込む。
38型とは比べ物にならない爆音が響き一帯を土煙が覆った。
いち早く有効範囲から逃れていたであろうクールのブラストが土煙の中から現れる。
その姿は、返り血を浴びたように赤く染まっていた。
俺も機体を晒し、正面から対峙する。
「こうして銃を向け合うのは初めてだな。」
「シミュレーションで何度もやってるだろう。」
「ふ、216勝215敗36引き分けで俺の勝ち越しだ。」
「直ぐにイーブンに戻してやるよ!」
銃火が交差し火花を散らす。
激しい回避運動で機体と己の体が悲鳴を上げる、だが少しでも動きを緩めれば蜂の巣にされちまう。
条件は奴も同じだ、歯を食いしばりふっ飛びそうになる意識を繋ぎ止める。
俺の方が先に弾切れになった、もともとサーペントとスコーピオじゃ装弾数が違いすぎる。
スコーピオを投げ捨て、背中のマーシャルソードを抜き放つ。
それを見て、あいつもサーペントを捨てデュエルソードを構える。
「何笑ってやがる。」
「お前と本気で戦えるのが嬉しいし楽しいのさ。
 お前は違うのか?」
「へっ、違わねぇよ!」
叫びソードを振りかざし間合いを詰める。
ここでAC全開!インド人を右に!!
240ゲームセンター名無し:2010/01/13(水) 12:55:56 ID:5zNckcnH0
最後にわらかすなwwwwwwwwww
そこまですげー渋い雰囲気だったのにw
241邂逅〜戦闘虫のサンバ6:2010/01/13(水) 17:12:31 ID:JoYcaEiM0
目を開けたら、泣き出しそうな少年の顔があった。
…ハンガーの簡易ベッドの上か。
無様にも気を失っているのを機体ごと回収され、コクピットから引きずり出されたらしい。
体を起こし、少年からミネラルウォーターのボトルを受け取る。
喉がカラカラだったのを思い出した。
戦闘はあのまま時間終了で、ゲージ差を守り抜いた俺達の勝ちだったらしい。
少年の言葉に耳を傾けながら、ハンガーに吊り下げられた愛機を見上げる。
酷い有様だった。
全身の装甲はサーペントで削られ、左腕は肘から先が無かった。
オペ子のところに出向き、戦闘ログを調べた。
俺の撃墜もあいつの撃墜も記録されていない。
引き分け、いや俺の負けだ。
イーブンにするどころか差を広げられてしまったか。
隊長室に出頭し全てを報告する。
下手に隠したところで、ボイスレコーダーを調べれば全て記録されているのだ。
ベテランからは体重の乗ったキツい1発を貰い、ナルシーからは精密検査の為にメディカルルーム行きを薦められた。
あのハゲ親父め、思いっきり殴りやがって。
餓鬼じゃ無ぇんだから拳骨は無いだろう。
これで脳に異常があったら間違いなくベテランの所為だ。
ぶつぶつ言いながらメディカルルームへ向かう途中で少女と逢った、いや、俺を待ってたのか?
242邂逅〜戦闘虫のサンバ7:2010/01/13(水) 17:13:22 ID:JoYcaEiM0
「お兄ちゃん、大丈夫?
 無線も繋がらなかったし、すごく心配したんだよ?」
「済まねぇ、迷惑かけたな。」
下から心配そうに俺の顔を覗き込む少女の頭をくしゃくしゃに撫でながら言う。
「俺が見た赤いブラスト、クールだったよ。
 あいつ、何も変わってなかった、俺達が知ってるクールだった。」
事の顛末を掻い摘んで説明する。
「お兄ちゃん、クールさんに会えて嬉しいの?
 でも、戦わなきゃいけないんだよ?」
「…嬉しそうに見えるか?」
「…うん、だってお兄ちゃん、笑ってるもん。」
あの時のクールの声が思い出される。
『お前と本気で戦えるのが嬉しいし楽しいのさ。』
そうか、そうだな、俺達は根っからのボーダーって事さ。
少女の問いには答えず、また頭をくしゃくしゃに撫でた。
「そういえば、クールの奴、変な事を言ってたな。
『少女の想いに応えたか?』とかなんとか。
 どういう意味だ、って、大丈夫か?
 顔が真っ赤だぞ??」
「だ、大丈夫だよ?!(真っ赤)
 今日のデータ纏めなきゃいけないから、ま、また後でね、お兄ちゃん!(ぱたぱたぱた)きゃっ?!」
何も無い所で躓きながら、少女は走り去った。
ホントに大丈夫なのか?

またあいつと戦える、そう思うと血が滾ってくる。
あいつも同じだろうと、根拠もなく確信していた。
243235〜239、241、242:2010/01/13(水) 17:19:12 ID:JoYcaEiM0
やっと投下完了。
投下中に連投規制かかるわ、現場に呼び出されるわで、この有様さ。
温泉ネタでGJ頂いたんで調子に乗りすぎたわ。
次はもっと短く纏めます。
>>240
判ってくれてありがとうw
スルーされたらどうしようかと思ってたw
244ゲームセンター名無し:2010/01/13(水) 19:23:34 ID:n0cc2XHUO
>>243
超GJ
インド人を右に、とかザンギュラのウリアッ上、とかはここの住民には認知度100%だろw
245ゲームセンター名無し:2010/01/14(木) 01:38:29 ID:PRmaxou40
5回連投で規制掛かるから、それより多く投稿するなら支援求めるのが吉。
SS投下多いスレだし、テンプレにその辺の規制関連の条件も入れた方が良いかもね。

>>243
GJです!
マターリしたのも良いけど、やっぱりロボット対戦ものとしてはこういう戦闘を意識させる話も好きだ。
不躾ながら一つアドバイスさせてもらうとすれば、こういう真面目な話にはスラング使わない方がいいかと。
246ゲームセンター名無し:2010/01/14(木) 14:14:58 ID:kHqGAwfK0
>>243


最大レス数を最初に宣言するとか、
名前欄に「現在レス/最大レス(1/7、みたいに)」とかやってもらえると有難い
終わりかと思ってGJしたら続いてましたってのは気まずいし、
俺も一瞬メストオチで幕なのかと思ったぞw
247243:2010/01/14(木) 18:23:04 ID:5974Ml7O0
>>244
レバー入れ大ピンチとかなw
認知度100%は、それはそれで問題ある気がするのだがw
>>245
SS投下なんてここが初めてなんで勝手が判らんかったのよ。
恥ついでに聞くけど、1回の投下の文字数制限とかあるの?
>>246
いつになるか、そもそもあるかどうか判らんが、次から気をつけるよ。

私物化してると思われるのも嫌なんで、そろそろROMるわ。
248ゲームセンター名無し:2010/01/15(金) 00:36:27 ID:HnCmNrz/0
>>247
某所より転載。板は違うが1レスの行&容量制限や連投規制は大体の所で共通してる。
■投稿ガイドライン
1.SSはある程度書き溜めてから1レス分の最大行数32行&最大バイト数2048バイト以内に収まるように分割する。
2.分割して20レス以上になった場合は投下直前ではなく早めに告知してくれると支援され易いし他の書き手と被らない。
3.投下予定レス数は投下前に告知するか、もしくはSSを書き込む際に名前欄に 「1/10」「2/10」…「10/10」のように投下状況を記載してくれると解り易い。
4.支援や時間帯にもよるが、1分以下間隔では規制されやすいのでご注意を。3〜5分間隔くらいがオススメ


連投規制に関しては連続で普通に書き込みをしてると5回で規制かかる。
ただし短い間隔で投下しなければ、ある程度は回避できて6回以上連レス出来るみたいだ。
ただ短時間に10レス以上となるとまた別の規制問題が関わってくるようなので、大量投下する場合は支援求めた方が無難。

まあ>>246が言ってる理由含め、上記ガイドラインの3を記載してれば規制喰らっても支援受けやすいからこれだけは忘れない方が良い。
249引き出しの中の戦争(1/3):2010/01/15(金) 01:11:27 ID:nUdSX46W0
>>222を見てたら思い付いたので出撃します。


お嬢「う、ん…はっ!? こ、ここはどこですの!?」
まじ「あれ? あなた、新しく来た人?」
ベテ「どうやらそのようだな」
お嬢「え? 新しく…って、ここは一体…?」
熱血「ここはICカードの墓場だ」
お嬢「は、墓場…!?」
ベテ「墓場というのは語弊があるな。正確には、SE○Aのカウンターテーブルの引き出しの中だ」
少年「それじゃ正確過ぎて逆にわからないですよ」
クー「早い話が、プレイヤー不在で忘れ去られたICカードの保管場所ってことだ」
ベテ「店内に置き忘れていってそのままだったり、落としていったカードの連中の溜まり場だ」
お嬢「そ、そんな…! わたくしはまだやりたいことがたくさんありますのよ!?」
熱血「とは言ってもだな、持ち主が訪ねてこない限り、俺たちはここに居っぱなしだぜ?」
まじ「そういうこと。忘れっぽい持ち主を持つと大変よねー」
ベテ「お前や少年はまだいいだろう。三日か四日経たないうちにお迎えが来るんだからな」
まじ「でも、それで店員さんに顔を覚えられちゃってるのよ?」
少年「こんなことで有名になりたくないです…」
熱血「いいじゃねえか。戦場に戻れるだけでも」
ベテ「ああそうだな。引き出しの中で生殺し、息が詰まって仕方ない」
お嬢「皆さんも同じ境遇ですのね…」
ベテ「…ん?」
お嬢「こ、今度はなんですの!?」
クー「カードを紛失した奴が訪ねてきたようだな」
熱血「ま、どーせまじめだろ? 俺たちにゃ関係ねえって話だ」
250引き出しの中の戦争(2/3):2010/01/15(金) 01:13:26 ID:nUdSX46W0
まじ「何卑屈になってんのよ。…この名前、熱血のじゃないの?」
熱血「あ? …ほ、ほんとだ…うおおお! やったあああ! これでツェーブラに乗れる! 乗れるぞぉ!」
ベテ「良かったな『ひょっとこ☆ハム野郎』!」
まじ「おめでとう『ひょっとこ☆ハム野郎』!」
熱血「だああ! その俺の名前を呼ぶな! ちくしょう見てろよ! 戦場をフル杖で華麗に舞ってやるぜ!
   って、なんで俺がいた財布の場所に幼女が!? なんで幼女がフル杖に乗ってるんだあああ!?」
まじ「ああ、サブカ作られちゃったのね。しかもそっちがメインになっちゃったってパターンね」
熱血「ふざけんじゃねえぞ! なんだこの幼女の名前! 『中の人はキモいデヴw』とか!
   健全な青少年の夢を激しくぶち壊しくさりやがって! こいつ顔もそうだが性格も最悪だぁああ!」
クー「…夢を見すぎだな」
ベテ「いやいや、気持ちは分かるぞ」
まじ「まあ、正直に告白してるだけいいんじゃない?」
少年「このお店で女性プレイヤーは殆ど見かけませんし…」
ベテ「いやしかし、そういうのを逐一正しく見せてたら暑苦しくないか」
クー「…あんたが言うか」
ベテ「俺はタンクトップだから暑苦しくないぞ?」
クー「タンクトップにフルフェイスヘルメットのコーディネートはどうかと思うが」
ベテ「ええい、四の五の言うな! この際だからはっきり言わせて貰うが、ここにいる連中は色気が
   無さ過ぎる! まじめはデフォルトのままじゃないか! バトルスーツのインテリでも来ないのか!?」
少年「あっ、インテリさん発見しました!」
251引き出しの中の戦争(3/3):2010/01/15(金) 01:16:20 ID:nUdSX46W0
イン「リーチ」
ベテ「そいつはMJのインテリ系だ! なんだこの諸葛亮みたいなアバターは! 少年のほうが余程可愛いわ!」
少年「ひいいっ!? ぼ、ぼ、僕は男ですよ!?」
まじ「桃帽桃星桃スーツに色白肌なんてピンクピンクしたコーデじゃ説得力がないわよ〜?」
お嬢「はあ…随分楽しそうですわね…」
まじ「大丈夫よ、すぐに慣れるから」
お嬢「慣れたくありませんわ…というか、慣れてしまったらいけないんじゃありませんの?」
ベテ「つれないことを言うな! よし、ここに慣れるように俺が手取り足取り指導してやろう!」
クー「無理だ。今、店員が並び替えたからな。間に俺たちがはさまった」
まじ「一番上が私だってところが良く分かってるわよねー」
クー「その次がお嬢で、少年、俺、ベテランか…待て、誰か俺と順番を代われ。俺の尻がヤバイ」
少年「ご、ごめんなさい…できません」
お嬢「それはできませんわ…」
ベテ「ばかもん、俺は男に興味はない! くそっ、巨乳談義できる熱血が抜けたのは痛手だな」
まじ「へー、ってことはベテランさんてインテリが好みなのね?」
イン「ロン」
ベテ「男は黙ってろおおおお!!」
お嬢(ああ、早く帰りたいですわ;;)
252ゲームセンター名無し:2010/01/15(金) 01:21:19 ID:xTVTOuy30
MJのインテリ系wwwwww夜中に茶噴いたわwww
253ゲームセンター名無し:2010/01/15(金) 01:41:17 ID:HnCmNrz/0
インテリ違いwww
254ゲームセンター名無し:2010/01/15(金) 03:57:38 ID:xTVTOuy30
ちょっと熱血アバターで「ひょっとこ☆ハム野郎」でサブカ作ってくるwww
255ゲームセンター名無し:2010/01/16(土) 03:20:31 ID:x0Zum4dE0
MJインテリにクソワラタwwwww
256ゲームセンター名無し:2010/01/16(土) 21:57:32 ID:4oxCcPBj0
ベテラン…ベテランまでもが巨乳派か…。
257ゲームセンター名無し:2010/01/17(日) 13:11:35 ID:P+3MM5o80
>>256
お嬢乙
258ゲームセンター名無し:2010/01/17(日) 14:50:06 ID:EClNEIDMO
おっぱいなんかよりおちんちんだろJK
259ゲームセンター名無し:2010/01/17(日) 23:31:45 ID:oxrXBvOY0
お嬢「ちょ、ちょっと>>257さん?!ワタクシじゃありませんことよ?!」
インテリ「そうよ!それじゃあまるで、お嬢がペッタンコでボリュームのない自分の胸を卑下して、嫉妬してるみたいじゃないですか!その発言、取消しなさい!」
お嬢「(…インテリさん…いつか殺してさしあげますわ…)」
260ゲームセンター名無し:2010/01/21(木) 00:18:31 ID:6z/lJ2sF0
過疎気味なので、最近までROM専だった俺が小ネタを書こうぞ。

熱血  「カタパルト、いっち番乗り〜♪ さぁって獲物はど・・こ・・?」
ベテラン「熱血! 聞こえるか!?」
熱血  「あっ! おっさん! 丁度良かった、俺のティアダウナー知らねぇ?」
ベテラン「やっぱりお前か! カタパルトに横倒しに置かれたティアダウナーに、後続は真っ二つだ!」
ねっけつ「・・・」
ベテラン「応援は遅れる。それまで持ち堪えろ! それと、減俸は覚悟しておけ!」
ねっけつ「ありえん(笑)」

それから一ヶ月間、熱血の食事は大根メシだけだったとか、なんとか。ぎゃふん。
261ゲームセンター名無し:2010/01/21(木) 01:07:56 ID:sGjhbzcl0
>>260
魔剣の斬れ味よすぎwww
262ゲームセンター名無し:2010/01/21(木) 01:10:13 ID:GV6x6xa40
熱血「さすがは俺の魔剣だぜ!」
クール「おい、お前のデ剣やけに短くないか?」

お嬢「は、破廉恥ですわっ」
インテリ「…何を想像してるんです?」
263ゲームセンター名無し:2010/01/21(木) 19:59:04 ID:BBMh3oOv0
今日思うところがあって久しぶりにワイスマ使ってみた。
なんだよあれ使えねぇ……いやワイスマが使えない武器ってわけじゃないけどさ。

レンジ短くて思うように威力が出せないし、移動と射撃両方に気を配らなきゃならないから結構被弾するし、前に出ても剣が待ち構えてるし、弾数あってもリロード遅くてその間に殺されるから意味ないし
一回使ってすぐ戻したよ、もうクイスマたんしか愛せないよ。
みんなが言うあの長いレンジのほかにもさ、HSの爆発力とか、ヒットアンドアウェイに集中できるところとかいっぱい良いところあるもんね。
あと、一発撃つごとにリロードってのも最初は欠点かと思ったけどさ、あれのおかげでワイスマみたく「○発以内で安全圏を確保しなきゃならない」ってのがないからC〜Dプラあたりの長い間CQBが続くところでは長所に化けるんだよね。
今日改めて思ったよ、クイスマたんは強い。ネチネチと、長くウザく立ち回れる武器なんて支援にピッタリの武器じゃないか。
あのちっちゃい身体のどこにそんな力をためているのかわからないよ。ダットサイトみたいなところかな?
でもそれをいうと恥ずかしいのかそっぽ向いちゃうんだよね。
正月はなんだかんだでお流れになっちゃったけど、クイックスマックあいしてる
264ゲームセンター名無し:2010/01/21(木) 21:39:58 ID:s74WH1dp0
>>263
貴殿が変わらぬクイスマ愛を貫いてる事に安堵した。
265ゲームセンター名無し:2010/01/22(金) 12:22:31 ID:YgCRH/5+0
>>263
何と分かってる子。
クイスマは離れて良し、近付いて良しの万能ショットガンだよな。
後、体重が軽い。フル久我使いの俺に優しい。
266ゲームセンター名無し:2010/01/23(土) 13:51:23 ID:7En71YgF0
>>263
愛情ゆえか、氏のIDが神懸かっておられますよ!


さてさてこれより連投注意、出撃します。
267もっと自重しないお嬢(1/3):2010/01/23(土) 13:55:54 ID:7En71YgF0
  * とある宿舎の稽古場にて *

「熱血、準備できたか?」
「おう! いくぞベテランさん! でやあああ!」
「むんっ!」
「う、うわっ!?」

 ドシーン!

「い、いててて…な、何が起こったんだ?」
「これでも加減したつもりなんだが…熱血、大丈夫か?」
「熱血お兄ちゃん大丈夫ー?」
「だ、大丈夫だけど…物凄く軽い力でぶん投げられたような…駄目だ、わけわかんねえ」
「力任せにぶん投げれば良いものじゃない。相手の力を利用して小さな力で相手を制する、
 それが柔道だって俺は教えられたもんだ。間合いの取り方、相手が突っ込んでくるタイミング、
 いわゆる『間合い』がわかれば、ブラスト相手だろうとやることは同じだな」
「へ〜。あたしも練習したら、熱血お兄ちゃんを投げ飛ばせるかな?」
「おいおい、いくらなんでも少女にゃ無理だろう」
「そんなことはない。少女だって練習すれば、お前や俺も簡単に投げ飛ばすようになるぞ」
「ほんと? ほんと!?」
「ああ。俺が教えてやる」
「わーい! それじゃあたしも練習するー!! ベテランさん相手してー!!」
「あーあ、ベテランさん少女をその気にさせちゃったよ。責任とれるのか?」
「フフッ、いいさ。やる気になったんだ、お前も少女の成長が楽しみだと思わないか」
「…さか…」
「ん?」
「まさか…そんなっ!」
「あれ〜?」
「ベテラン様が、少女の責任を取るですってっ!」
「また面倒なタイミングで…そうじゃなくてだな、俺は柔道の」
「みなまで言わなくても結構ですわ! そうですわね! いくらベテラン様の気を引こうとしても、
 まったくなびいてくださらなかったのは、少女さんっ! 愛くるしい彼女の存在が原因でしたのね!」
268もっと自重しないお嬢(2/3):2010/01/23(土) 13:56:58 ID:7En71YgF0
「何言ってんだお嬢。ベテランさんは少女の先生になるってだけで、せきに」
「しかも3人でお揃いの衣装まで! 熱血さん! あなた少女の保護者でありながら、ベテラン様まで
 巻き込むだなんてなんというふしだらさ加減ですの! いいえそれどころか不貞にも程がありますわ!」
「保護者…ってか、それふしだらって言わねえよ! 人の話を聞」
「ああもう少女さん! あなたいつまでベテラン様にしがみついてらっしゃるの! その役目は
 わたくしの役目でしてよ! あなたには熱血さんがいらっしゃるでしょう!!」
「ふえ? あたしジュードーの練習してるんだよ? あ、お嬢お姉ちゃんもする?」
「…そ、そんな、少女さんが、ベテラン様と一緒に、する、だなんて…少女さんも大胆極まりないですわ!(もじもじ」
「何を勘違いしてるのかわからんが、柔道の練習だぞ? お嬢、聞いてるか?」
「お嬢お姉ちゃんも一緒に練習しよーー!」

「というわけで、少女さんに言われるままに着替えましたけれど…随分とごわごわしますわね、この夜着」
「夜着じゃねえよ、柔道着だ」
「お嬢お姉ちゃん、ブジュツ習ってるって聞いたけどほんと?」
「え? ええ、たしなむ程度に」
「(それであの馬鹿力が…)とりあえず熱血、さっき教えた基礎でお嬢と勝負してみろ。お嬢の力が見たい」
「なんだお嬢は経験者か。それじゃ、遠慮なくいかせて貰うぜ! おりゃあああ!」
「き、きゃあっ!(正拳突き」
「あゴっ!?」
「いやあああ!(唐竹割り」
「みけンっ!?」
「ちぇすとおおおお!(後ろ回し蹴り」
「えんズィっ!?(どさああっ」
「ね、熱血!! おい、しっかりしろ!」
「すっごーい、お嬢お姉ちゃん、強ーーい!」
「…ああ、びっくりしましたわ。熱血さんったらいきなり抱きつこうとするんですもの」
269もっと自重しないお嬢(3/3):2010/01/23(土) 13:59:18 ID:7En71YgF0
「馬鹿、柔道ってのは投げ技や寝技が主体であって、打撃は反則になるんだぞ!」
「あら、そうなんですの!? ああ、わたくしとしたことが…うっかりしていましたわ!
 そういうことは早く仰っていただかないと! 早速! いいえ今すぐに!
 寝技の練習を始めさせていただきますわベテラン様ーーっ!(ばっ!」
「のぅおわっ!(がしっ!) うっかりどころじゃないだろう! それより熱血だ! 熱血を医務室に連れ」
「少女さん、熱血さんを医務室に連れて行ってくださいませんこと?」
「わかったよー♪(ひょいっ」
「お、おい少女! なんでお前が熱血を軽々と背負っていけるんだ!?」
「インテリおねーちゃーーん、熱血お兄ちゃんみてくれるーーー?(たったったっ」
「少女! 少女ー!! どうしてそんな軽やかな足取りなんだ! 少女ーーーー!!」
「………」
「………」
「…ふたりっきり、ですわね…(ぽっ」
「ノォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!」

  * * *

「熱血さん、体の具合は大丈夫ですか?」
「おお、だいぶいいぞ。インテリも少女も昨日はありがとな」
「えへへー」
「このくらいはお安い御用ですよ」
「まあ、それよりも、だ…俺のギプスよりすごい人がいるんだが…」
「ベテランさん、その服重そうだよー?」
「全身ギプスみたいですよね…」
「俺にはまだまだ力が足りないことがよく理解できた…やはり日ごろからこうして鍛えなければならん」
「ベテラン様ーーーーっ! わたくしにまたお稽古を」
「お、俺はティアダウナーの素振りをしてくる! 誰も近寄るなよ!」
「…それって練習になるのか…?」
「お兄ちゃん、重要なのはマアイだよ、マアイ」
「そうか! 少女はさすがだな!」
「えへへー」
「(…少女さんの力は間合いとか関係ないと思うんですが…)」
270ゲームセンター名無し:2010/01/23(土) 16:23:55 ID:U7WDu4Ol0
顎&眉間&延髄噴いたwww
271ゲームセンター名無し:2010/01/24(日) 01:01:06 ID:8cchLQv/0
お嬢かわいいよお嬢
さすが俺の嫁だな
272ゲームセンター名無し:2010/01/24(日) 01:26:18 ID:1evFF4E20
お嬢とか、小さい頃から格闘においても英才教育受けてそうだよな。
父親の教育方針とかで。
273ゲームセンター名無し:2010/01/24(日) 01:55:06 ID:ZfWXAZR/0
>>272
お嬢家の淑女たるもの、己が貞操は己の身を以て守れる必要がある
とかなんとかそんな理由で、当家秘伝お嬢流護身術があったり

お嬢の家で「ぶとうかい」があると聞いて「舞踏会」だと思ったら「武闘会」だったでござるの巻
274ゲームセンター名無し:2010/01/24(日) 23:51:35 ID:kUAht9Un0
まじめ「そろそろ夕食の時間だけど……」
お嬢「お願いしますわ」
まじめ「手伝ってよ」
お嬢「私は料理できませんわ」
まじめ「いつもそういって任せきりじゃない」
インテリ「じゃあ私が」
まじめ「あなたは『私の理論がー』とか言って、変なことして失敗するからダメ」
インテリ「やってみなきゃ分からないじゃないですか。もし失敗しても、その失敗が成功を産むんですよ」
まじめ「応用はいいけど、それ以前に基本もできてないじゃない。だいたい……」
やいのやいの

少女「…………」

熱血「……んで、また共同部屋抜けてきた、と」
少女「食堂が休みだと、いっつもなんだもん……」
熱血「良いけどさ。俺の部屋にきたとこで食わせれるのは俺みたいのでも作れる簡単なのだけだぞ?」
少女「野菜とか入ってるから、向こうのコンビニご飯より良いと思う……」
熱血「……作ってみないか?お前も」
少女「あたしも?」
熱血「ああ、どうせ焼くとか煮るとか、それくらいしかすることない簡単なのだが」
少女「……うん、手伝うー」
275ゲームセンター名無し:2010/01/24(日) 23:52:48 ID:kUAht9Un0
数ヵ月後

少女「お兄ちゃん。今日オムライスでいーい?」
熱血「おう。頼むな!」

まじめ「……いつの間にそんなにできるようになったの?」
少女「ん?」
お嬢「料理ですわ。どうしてそれほど上手になったんですの?」
少女「んーとね、最初はお兄ちゃんのお手伝いするだけだったんだけど、それをお兄ちゃんが食べて、美味しいって言ってくれるとね?あたしは幸せなの」
インテリ「そ、それって……」
少女「だからもっと、あたしが作ったのをお兄ちゃんに食べてもらって、美味しいって言ってもらえるように頑張ったんだよ」
三人娘「……」
少女「お兄ちゃんの笑顔ね?すっごい可愛いの。まるで子供みたいで、守ってあげたいなぁ……って」
まじめ(あなたも子供……)
お嬢(子供はあなた……)
インテリ(確かに熱血さんはちょっと子供っぽいけど……)
少女「あ、お兄ちゃん卵とケチャップ切らしてるからあたし買いに行かなきゃ。またあとでねー」
まじめ(あの子が料理してるころ私はレーションや非番ならコンビニでお弁当……減点だわ……)
お嬢(手が早いのは熱血さんと少女ちゃんどちらなのかしら……)
インテリ(熱血さんの台所事情把握してる……若、というか、ロリ妻?)
276ゲームセンター名無し:2010/01/24(日) 23:58:14 ID:kUAht9Un0
最近の自分の食生活を反省していたらふと思い浮かんだ
もう何度目かも分からないB1降格&店舗廃人ランク1にむしゃくしゃしてやった。今は反省している

携帯規制解除まだー?
277ゲームセンター名無し:2010/01/25(月) 00:01:44 ID:X8DrkwUv0
少女かわいい(*´Д`)
意外と面倒見がいい熱血もいいな
278ゲームセンター名無し:2010/01/25(月) 00:05:42 ID:MN1jM94I0
>>276
うん、こういうかいがいしい少女いい♪
少女もナルシーに続いてこんな感じでキャラが固まりつつあるな〜
279ゲームセンター名無し:2010/01/25(月) 03:14:40 ID:WMKB5ce80
お嬢はやはり料理できないのか…
だがそれでもちゃんと食べるよ。チョコレート。
280日常的だがつっこんではいけない事:2010/01/25(月) 06:19:18 ID:RJjucJDH0
インテリ「きゃあぁぁぁぁ!!!」
ドカーン!!
熱血「インテリー!!」
クール「だめだ…敵のティアダウナーで頭からまっぷたつ…あれでは助からん…」
少女「インテリお姉ちゃん…」
ベテラン「くっ、落ちつけみんな!気を抜くんじゃない!」
少年「でも…」
ナルシー「そうですよ、みなさん。まだ敵はいるのですから」
まじめ「…はい」
お嬢「そうですわね、その方がインテリさんの為にも」
熱血「ああ、みんな!インテリの敵討ちだ!」
インテリ「はい、了解です!」
全員「「「!!!!!!」」」
熱血「どど、どーやって助かった!お前は!」
インテリ「なに、なんの不思議もありません。私はボーダーだったので簡単に生き延びることが出来たのです」
クール「ボーダーだからってな…。それはなんの理由にもなってないぞ」
インテリ「それはわかりませんけど。カタパルトから発進するときには見送ってくれたはずのオペ子さんの姿はすでになく…」
ベテラン「そ、そうなのか…う、うむ。生きていたのなら良しとしよう」
インテリ「いやぁ、ヘルメットがなければ即死でした」
熱血「おいおい」

281ゲームセンター名無し:2010/01/25(月) 06:22:31 ID:RJjucJDH0
SSの制作に行き詰まってたのでむしゃくしゃしてかいた。今は反省している
インテリとナルシーどっちにやらせようか迷ったけどなw
282ゲームセンター名無し:2010/01/25(月) 19:55:11 ID:0/XUTPh00
>>276
「熱血×少女」は王道!
惜しみないGJを贈ろう!!
>>280
ヘルメット超重要。
赤い人もそれで助かったしなw
283ゲームセンター名無し:2010/01/25(月) 21:47:32 ID:X8DrkwUv0
>>282
最近はセーフティーシャッターとやらさえあれば
コクピットをビームサーベルで貫通されても生き残れるらしいぞw
284ゲームセンター名無し:2010/01/25(月) 23:57:58 ID:qoQx6u9d0
>>275
お兄ちゃんの一言にきゅんと来たのはひさしぶりだ。

>>283
嘘だといってよ、バーニィ!
285ゲームセンター名無し:2010/01/26(火) 23:12:51 ID:8MEDpNUx0
熱血「ふう……」
まじめ「お疲れ様」
少女「すごかったねー!」
熱血「うん?」
インテリ「うん? ……って、熱血さん、撃破数トップですよ!」
熱血「ああ……そうか?」
まじめ「そうかって……らしくないわね。いつもなら大声で自慢するのに。まあ、ゆっくり休んだら? あれだけやったんだから」
熱血「そうだな……」

コンコン
熱血「空いてるぞ」
お嬢「今、よろしい?」
熱血「お、お嬢か。ああ、ちょうど仮眠も終わったとこだ、よ」
お嬢「その……お疲れ様、ですわ」
熱血「え、ああ、いや……」
お嬢「……答えた方、良いですわよね…………」
熱血「あ、いや、別にいいんだ!あれは忘れてくれ!」
お嬢「……クッキー、少女ちゃんに作った残りなのですけど……食べてくださる?」
熱血「……ああ」
286ゲームセンター名無し:2010/01/26(火) 23:13:50 ID:8MEDpNUx0
お嬢「そもそも、ずるいですわよ。出撃前に、あんなこと言って……」
熱血「……だから、忘れてくれ……今日のは、前のほど甘くないな……けど、これはこれで良い。美味しいな」
お嬢「……熱血さんって、小さな頃、夢ってありました?」
熱血「夢?」
お嬢「ええ。なにがしたいとか、なにになりたいとか」
熱血「俺は……強くなりたい、とかだったかな……叶ったかどうかは、分からないが……」
お嬢「貴方らしいですのね。私の夢はもう、叶ってしまいましたの」
熱血「へえ、良かったじゃないか。どんな夢だ?」
お嬢「……特別な人、その、好きな男性に、私が作ったクッキーを食べてもらって……美味しい、って、言ってもらうことですわ」
熱血「っ! ……そ、そうか、女の子らしくて良いんじゃないか、な……」
お嬢「…………」
熱血「で……そ、その幸せ者は誰だ?」
お嬢「え?」
熱血「おっさんは、頼りになるしな。あ、そ、それともクールか? 俺と違って格好良いしな。ナルシーと少年は流石に違うと予想するんだが……」
お嬢「……私がクッキーをあげる男性は、一人しかいませんわ……実は、そ、その人からも、もう良い返事もらってるんですの」
熱血「そ、そうか…………だ、誰……」
お嬢「――っ!…………貴方が、今……食べたのは、なんですの?……」
熱血「ぇ……ぁ…………あ、えぇ!?」
お嬢「私も、貴方の事が――」
287ゲームセンター名無し:2010/01/26(火) 23:24:42 ID:8MEDpNUx0
なにが言いたいかっていうと、お嬢はご飯は作れなさそうだけど、お菓子作るのは上手そうだなぁって

>>279を見て反射的にやった、反省はしているような気がしないでもない
俺が書くのは熱血×まじめとか熱血×お嬢とか熱血×インテリとか熱血×少女とかばっかりだけど気にしないことにする
とりあえずA5に戻ったら店舗ランク一位を反省してボダ禁生活がはじまるお……
288ゲームセンター名無し:2010/01/27(水) 01:55:03 ID:EtjGvaTG0
>>287
これはGJなのですよ


というか素直になっちまえよ、好きなんだろ熱血のことが(^ω^)
289ゲームセンター名無し:2010/01/27(水) 02:35:31 ID:6TMqaJHs0
今日遭遇したマッチング


   真面目 インテリ
(俺)→少年 お嬢
   少女


後は頼んだ
290ゲームセンター名無し:2010/01/27(水) 02:38:03 ID:N8/n1YPf0
GJ!
くそぉ!俺もお嬢のクッキー欲しいぜ…
291クール:2010/01/27(水) 05:14:07 ID:YU4eXxBi0
(…俺も欲しかった。)
292ゲームセンター名無し:2010/01/27(水) 09:43:41 ID:9r4iUbyw0
>>289
「(熱血さんならこの状況喜んだだろうなぁ…)」
「よろしくね!」
「ねぇねぇ、名前はー?」
「兵士IDはSCT0794331です。」
「そ、そうじゃなくて…ちゃんと答えてよぉ!」
「そんなの聞いてどうするの?僕は、別に貴女方と仲良くするためにこの戦場に来たわけではないので。
寧ろ、早く任務を終わらせて基地に帰りたいです。」
(感じ悪ー…。)
(こ、怖いよ…この子…。)

「ね、ねぇ?好きな子とか、いないの?」
「質問の意図が掴みかねます。それに答えるべき質問とも」
「ちょっと、あなたさっきから何ですの、その態度は!子供なら子供らしく―!」
「まぁまぁ、多感なお年頃なんですよ…ね?」
「僕に訊かないでください」

「僕が前曲に付きますから、他の皆さんは…適当に援護とか攪乱とかお願いします。」
「て、適当って…。」
「あ、出来れば僕がいない所で戦闘を繰り広げておいて貰えると助かります。
後は自動砲台の破壊、ですね。優先事項ですから、出来るだけクリアーしておいて貰えると嬉しいです。」
(…こいつ、何様だって言いますの…!?)
(ま、まぁまぁ…)

「やるじゃない!」
「次もお願いしまーす!」
「流石ですわね!」
「やりますね!」
「…あのくらいの相手、勝てて当然ですよ。コアへの攻撃意識も防衛意識も殆ど感じられませんでしたから。
ただ、渓谷で100も稼げないと言うのはちょっとどうかと思います。しかもdeathも多過ぎです。コンボを意識した方がいいと思いますよ。」
293ハーレムの受難(1/2):2010/01/28(木) 00:32:10 ID:lIff138J0
完結したのかしてないのかわからないと次のレスがつけにくいんだぜ

そして俺のターン! >>289

まじめ「あら、今日は女の子ばっかりじゃない」
少年「えっ」
お嬢「まあ、本当ですわ。珍しいですわね?」
少年「ちょ」
少女「それじゃあ今日は男たちにオンナの恐ろしさを見せつけてあげるのだぁ〜♪」
少年「あの、僕は」
インテリ「少年さんは僕っ娘ですか! 珍しいですね!」
少年「そうじゃなk」
まじめ「さあ、出撃よ!!」

少年「こ、こうなったら、派手に立ち回って男らしいところを見せないと…」

  * 戦闘終了 *

少女「圧勝圧勝〜! あたしたちすっごーい♪」
インテリ「お嬢さんのディアダウナーが冴え渡ってましたね!」
お嬢「フフ、お三方のコア突撃あっての賜物ですわ」
まじめ「少年ちゃんが派手に暴れて囮になってくれたおかげよね!」
少女「…って、少年ちゃんどうしたのー?」
インテリ「少年さん、ポイントが最下位でもあなたの働きは素晴らしかったんですよ?」
お嬢「もっと胸を張ってよろしくてよ?」
少年「うう…こ、これじゃ僕の男としての矜持が…」
294ハーレムの受難(2/2):2010/01/28(木) 00:33:28 ID:lIff138J0
全員「「「「えっ」」」」
少年「えっ」
まじめ「き、きみ、男の子だったの!? 声も高いし…てっきり女の子だとばかり…」
お嬢「あの団結力は女性だけでなければ生まれませんわ。あなたが男だなんて神様の手違いでは?」
少年「そ、そんなこと言われても…」
少女「ねーねーインテリちゃん、傭兵データベースの性別書き換える方法なーい?」
少年「えっ」
まじめ「データベース…って、どうする気なの?」
少女「気分だけでも女の子ってことにしようかと思って…」
インテリ「でしたら性転換手術して頂いた方が、精神的にも肉体的にも後腐れ無いと思いますよ」
少年「ひいい!?」
お嬢「まあ、そういうことでしたら早速医師団を手配致しますわ!」
まじめ「そう? それじゃ私は少女ちゃんと一緒に服を準備しよっか」
少年「て、て、丁重にお断りしますぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!」
インテリ「あ、逃げた!」
少女「待て待て待てーーーー!」


少年「…いつの時代も、戦場は人を狂わせるんですね…(ホロリ」
クール「何があった」
295ゲームセンター名無し:2010/01/28(木) 01:44:46 ID:QGHCxvIWO
少年「危うくナニもかにも失うところだったんです…」

クール「なん…だと!?(あいつ等オレの少年を喰おうとしたのか?許せん!!)」
296ゲームセンター名無し:2010/01/28(木) 07:07:44 ID:nLPTwk5AO
クール「みんな俺の嫁」

こういうことか
297ゲームセンター名無し:2010/01/28(木) 13:59:26 ID:jkfLMwkN0
ナルシー「少年は熱血の嫁」
熱血「おい」
298ゲームセンター名無し:2010/01/28(木) 16:44:38 ID:WXVfssGtO
まじめ(そうよ、そのポジションは私の…ってなに考えてるのよ私ったら///)
299ゲームセンター名無し:2010/01/28(木) 18:47:36 ID:nLPTwk5AO
お嬢「お嬢様はベテランさんの嫁…な、なんてそんな訳ありませんのよ、そんな訳っ!///」


熱血「hmhmおーいベテラーンお嬢がお前だけは有り得ないってよー」
お嬢「Σ!!!!!!?」
300ゲームセンター名無し:2010/01/28(木) 20:47:45 ID:BjhdiLinO
ナル「じゃあ、私は(男含めた)全員の旦那様ってことで一つ」
少女「なら、私もみんなのお嫁さんだ〜♪」
301ゲームセンター名無し:2010/01/28(木) 21:38:26 ID:D/S6s986O
某HJの玖珂Uを見て
「おお、カッコいい!カラーリングも通称ウサ耳頭も…これならっ!!」

と、
【麻戦術+玖珂愛着の士官学校上がりたて新兵まじめチャン奮戦記】
サブカ製作してD5CPUを30機程葬ったら
チタン×2、ウーツ、超剛性メタル…


どうしろと。
302ゲームセンター名無し:2010/01/28(木) 22:08:46 ID:aThWD3ig0
>>300
これは困った、どちらも欲しいけど重婚になってしまうw
303ゲームセンター名無し:2010/01/29(金) 01:52:40 ID:XWm2O1uY0
まぁ本スレの流れに乗ろうとしたら長文になってしまったのでコッチにでも


オペ子「熱血、お前にプレゼントや乗り替えて〜」


熱血「ちょ、なんで僕シュラゴンなんですか!?」
クール&ベテラン「……(目を背けて知らん振り)」
熱血「少年、ちょっと換えて〜や〜」
少年「いや兄さん、それは流石に無理ですって」
熱血「ナルシーでもいいわ、換えて〜!!」
ナルシー「いやちょっと勘弁してくださいよ」
熱血「嫌や〜〜!!嫌や〜〜〜〜っっ!!!」

デデーン
オペ子「全員、アウト〜」
ベテラン「もぉ〜、なんでお前またTバックやねん!!?」
304ゲームセンター名無し:2010/01/29(金) 07:11:10 ID:grWQ2R5sO
>>303
絶対に笑ってはいけないボーダーブレイクかw
305ゲームセンター名無し:2010/01/29(金) 18:45:44 ID:bBiba5uvi
>>303
笑うと、ダウナーを持った黒いHGにケツをしばかれるんですねw
306ゲームセンター名無し:2010/01/29(金) 20:14:02 ID:R8MEN8nQi
小ネタ投下。

まじめ「どうしたの?帰って来るなりブラストをバラしちゃって!?」
熱血「作動音がひどくでかいんだ。このままにしておくと、次の出撃の時不安なんでな」
まじめ「ふーん。熱血はそういうの気にしないと思ってた」
熱血「以前はな」
メカニック「熱血、不良箇所が分かったぞ」
熱血「おう、どうだった?」
メカニック「操縦席を機体から浮かすダンパーのシリンダーが曲がってて擦れていたぞ」
熱血「原因はそれか。放っておいたら、えらいことになるとこだった」
メカニック「乗り心地が悪くなるだけだと思うぞ。熱血が気にしなければ、それっきりだ」
熱血「ぬ・・・、し、しかしだな、そいつが気になって操縦をミスしたら大事だろが」
メカニック「大分前からおかしかったはずだぞ?前から変な音してなかったか?」
熱血「・・・・・・」
まじめ「・・・・・・(笑を堪えている)」

元ネタはパトレイバー。
熱血と太田がダブって見えたのでやった。
307ゲームセンター名無し:2010/01/29(金) 20:17:40 ID:r6sg9Z5QO
ナルシーがナルシストっぽくないよな、ゲームでもこのスレでも
ただの腰が低いオカマちゃんになってるような
まあ、今のキャラも好きだけどさ
308ゲームセンター名無し:2010/01/29(金) 21:19:04 ID:D/wkpUvMO
ユダでもボン・クレーでもないこのスレのナルシーが大好きです。
309ゲームセンター名無し:2010/01/29(金) 21:37:59 ID:38GorJ3f0
>>307
自分に絶大な自信があるからこその紳士的な態度だと思ってる
まあ必要最低限のボイスだけじゃ出しづらい性格設定ではあるな
310ゲームセンター名無し:2010/01/29(金) 23:01:23 ID:jt6Y1mEjO
やっぱりナルシストは自己チュー=悪人と解釈しやすいものではある。

ボーダーブレイクのナルシーは、どう引っ繰り返しても良い人なんだよぬ。
そんなナルシー賛美(?)の流れの中、ナルシーを使用キャラにしてる俺が精一杯脳内設定を作ってみた。
ナルシーかっこいいよナルシー。


「…ただいま。」
14歳のナルシーが玄関の戸を開ける。
「おかえりなさい。」
「おかえりー。」
居間の方から、2つ年上の姉と、3つ年下の妹の声が聞こえた。

「まあ!その顔のアザはどうしたの!?」
ナルシーは見つからないように自室へと向かうつもりだったが、姉はそれを見過ごさなかった。
「帰る途中、看板にぶつけた。」
「お兄ちゃんって、いつも転んだりぶつけたりしてるよね…。」
「ねえ、本当は誰かにされたわけじゃないわよね?」
ナルシーの嘘は、半分は姉に見透かされていた。
実際、今日もからかってきた同学年の男子と喧嘩になってしまったのだ。
線が細く綺麗な顔立ちのナルシーは、同級生や先輩に──イジメとまでは行かないが──からかわれる事が多い。
からかわれるだけならまだしも、かつて同級生の男子に告白された事もあるし、ハイスクールのゲイに襲われそうになったことまである。
幸い、持ち前の機転と素早い身のこなしで、大事に巻き込まれた事は一度もなかったが。
姉が救急箱を取ろうとキャビネットの上に手を伸ばす。
「父さんも母さんも今日、遅くなるって」
姉の言葉に、ナルシーは「いつものことだ。」と思う。
共働きの両親とは休みの日ぐらいしか一緒に過ごしたという記憶がない。
両親は共に研究員であり、また共に才色兼備と謳われていた。
子供が出来ても両親は仕事を止めず、子供の養育は主にベビーシッターに任せていた。
そのため、三人は小さな頃から無意識の内に「頼れるのはお互いしか居ない」と考えるようになっていた。

「ほら、怪我の治療するからこっちにきなさい。」
姉はナルシーを椅子に座らせて、頬のアザに薬を塗った。
暖かい息を吹きかけて乾かした後、鏡台から化粧品箱を取り出す。
「化粧箱なんか必要ないだろ…?」
「だって、アザを隠すにはファンデーション塗らないと。…母さん見たら、すごく心配するし。」
「じゃあ、その手に持ってるアイシャドウは何の関係が?」
「これは、ついでよ♪」
「お兄ちゃんのために、口紅も準備しておくね。」
妹もそれに続く。

姉も妹も機会さえあればナルシーに化粧をしようとする。
自分達のお化粧の練習の意味もあっただろうが、上手に化粧できた時のナルシーの美しさに魅かれてもいたのだ。
以前一度だけ「姉さんも妹も俺をおもちゃにするのは止めろ!」と本気で怒った事もある。
しかし、そのときの姉と妹の悲しげな顔を見て以来、ナルシーは強く逆らうのをやめたのだ。
結局今回も、姉と妹のなすがままになってしまうナルシー。
「ふふ、ナルシーはお化粧するとすっごく綺麗よね。」
ナルシーは心の中で「姉さんも相当綺麗なんだけどな」と思っている。
母譲りのウェーブのかかったブロンドと切れ長の瞳。父譲りのほっそりした頬と意思の強そうな口元。
子供は三人共その要素を受け継いでいた。
メイクの完成したナルシーを見て、姉がにっこり微笑む。
「凄く素敵よ。ナルシー。」
「お兄ちゃん綺麗綺麗!」
姉と妹はうっとりするような眼差しで、ナルシーを観察している。
ナルシーは人形にでもなった気持ちで、居心地の悪さを感じていた。
「そうそう、雑貨屋さんで聞いたんだけど、私達『この町の美人三姉妹』って呼ばれてるんだって♪…知ってた?」
「はぁ…」
姉の言葉に、ナルシーは大げさなリアクションでため息をつく。
ナルシーは「本当に三姉妹だったら良かったのかもな…」と心の中で思っていた。

「うふふ、ナルシー大好きよ。」
「私もお兄ちゃんのこと大好き。」
そんなナルシーの心中を察しているのか、いないのか、姉と妹はそうささやく。
ナルシーも当然姉と妹のことが大好きだった。家族として。いや、それ以上に大切な存在として。
だが、ナルシーは視線を逸らしながら正反対のことを口にする。
「お、俺は別に…。」
椅子から立ち上がるナルシー。
このままここに居たら、途切れることの無い甘い時間に、感覚が麻痺してしまうに違いない。
部屋に戻ろうとするナルシーの背中から姉が声をかける。
「そうそう、明日は三人で買い物よ。」
「一緒には行きたくない。」
ナルシーは即答する。
「えー。兄さん来ないと重たいもの運べないよ。」
「それにナンパから私達を守ってくれるの、ナルシーしかいないじゃないの。」
二人は痛いところを突いてくる。
「う…しょうがねーなー。」
「決まりね♪明日は早起きしてナルシーのお化粧頑張らなくっちゃ!」
「…だから、止めろって。」

…ナルシーは、そんな日常がいつまでも続いてゆくと信じていた。
姉と妹が嫁いで行ってしまった時だって、心の絆は繋がったままだと感じていた。

「エイオース爆発事件」のその日までは。
「…おい。…ナルシー。」
どこからともなく呼ばれた声に、ナルシーは目を開く。
「あれ?ワタシは…?」
すじの様な雲が浮かんだ空に、傾きかけた太陽。視界の端ではクールがいぶかしげな表情でナルシーの顔を覗き込んでいる。
「そろそろ風も冷たくなってきた。そのまま寝てると風邪をひくぞ。」
そうだ。
ナルシーは珍しく暖かな日差しに誘われて、第3採掘島に置いてあったコンテナの上で横になっていたのだ。
「ううーん。」
ナルシーは気持ち良さそうに伸びをする。
「St.Martin's Summer(小春日和)の陽気に気を緩めるなんて、アンタにしては珍しいな。」
「ふふふ、たまには気を抜くのも必要だと思いましてね。」
二人は一緒に軍のキャンプの方向に歩き出す。
「寝ている時、夢でも見ていたのか?」
「え?」
クールの質問に、ナルシーは意外そうな表情をする。
「いや、寝ている時に微笑んでいたから。」
「えー、そうでしたか?…でも、目を覚ますときに忘れてしまいました。」
「そうか。」
二人とも必要以上に詮索はしない。
心の傷を持つもの同士の共有感覚、とでも言うのだろうか。

そんな二人の髪を潮風が優しく揺らした。

End.
316ゲームセンター名無し:2010/01/30(土) 03:15:27 ID:IBnkq9Sf0
>>311-315
こ、これは!!??
何このそのまま公式設定にしちゃえぐらいの泣ける話(つд`)
というか「ナルシー」が一番名前っぽくて違和感が無いねw
317ゲームセンター名無し:2010/01/30(土) 09:07:31 ID:zSbP9b4+O
しかし悲しいかなセガは我らがナルシーを色物扱いしたくてしかたがないようだ…

個人的にはアバターパーツはほぼ☆2で事足りるでなぁ…
もっとナルシーにカッコいいパーツを



胸肌見せつける素肌直Yシャツとか
318ゲームセンター名無し:2010/01/30(土) 09:28:08 ID:MfEoBZ7N0
ナルシーの位置づけって、本来は色物キャラのはずなんだよ
アミバとかユダとかそっち系、「俺は天才だ俺に不可能はない」だの「神よ私は美しい」だの
しかしそれはつまり、基本的に「自分が一番=(プレイヤー自身の実力に関係なく)他を見下す」キャラってことになる

だが対戦ゲームの、それも特にキャラ付けもされていない無名のアバターでそれをやっちゃうと、
対戦相手のストレスがマッハになって、直接ナルシーのアバター使用プレイヤー叩きになりかねない

で、対戦相手が腹を立てない程度に台詞をマイルドにした結果が、普通に完璧超人になっているという訳だw

せいぜい「私に不可能はありません」ぐらいだよなあ、本当に(色物キャラ的な意味での)ナルシーっぽい台詞って
319ゲームセンター名無し:2010/01/30(土) 14:03:23 ID:HtqSkmxPP
「私に不可能はありません」だってそこまで尖ったセリフじゃないしな
「この私が支援します!」くらいじゃね
320ゲームセンター名無し:2010/01/30(土) 16:44:06 ID:npZyNJph0
「いやぁ、まさか少女が合コンのセッティングしてくれるなんてな!
写真見たかよ!?綺麗なおねぇ様方!実は俺年上に弱いんだよなぁ!」
「まったくガツガツしやがって・・・。なんで俺達まで来なきゃいけないんだ」
「そ、そうですよ。なんで僕まで・・・」
「そう言う割には御二人共、格好に気合が見受けられますが・・・」
「「!?」」
「まったく素直じゃねーなおまえら。お、来たみたいだぜ・・・」

〜それから暫く〜

「それじゃぁ私達、お化粧直しに・・・」
「はい、分かりました。・・・・・・いやぁ、やっぱうちの隊の女共とはレベルが違うな!」
「熱血、お前それ帰ってから絶対言うなよ・・・。まぁ、たまには悪くないな、うむ」
「き、緊張しっぱなしです・・・」
「皆さん」
「ん、なんだよ?ナルシー?」
「一つだけ言っておく事があります」
「な、なんだよ・・・神妙な顔して・・・」
「落ち着いて聞いてください。
今回のお相手の中・・・間違いなく『男性』が1人紛れ込んでいるッ!」
「「「!?」」」
「ほ、本当かナルシィーッ!?」
「間違いありません。しかし『誰』が『彼』なのかまでは分からない」
「う、嘘だァ・・・!あんなに綺麗なのに・・・!」
「そ、そうだ!少年の言う通りだ!お前の勘違いじゃあないのか!?」
「信じる信じないは貴方達の自由・・・ですが、忠告はしました。
さぁッ!もう話してる時間は無いッ!『彼』が戻って来るッ!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・
321ゲームセンター名無し:2010/01/30(土) 16:45:45 ID:npZyNJph0
久しぶりにジョジョ読み返したのと、
ナルシーな流れだったのが合わさって勢いで書いた。正直すまんかった
322ゲームセンター名無し:2010/01/30(土) 16:56:53 ID:IBnkq9Sf0
>>320
元ネタ分からないので
「いやいやナルシー、おまいさんが言うなw」
って思っちゃった
323ゲームセンター名無し:2010/01/30(土) 18:39:43 ID:OBlXu6JxO
>>321
ジョジョ風な絵を想像して吹いたじゃないかw
324ゲームセンター名無し:2010/01/30(土) 19:54:43 ID:H+hJcVV3O
SSはこっちでいい?
キャラ総合だと微妙にスレチ臭いみたいだから
325ゲームセンター名無し:2010/01/30(土) 19:59:19 ID:uIaVtSPP0
>>324
いいよー


もともとキャラ総合へ一本化しようかって話もあったんだが、
総合の方はスレがSSで埋まるのを嫌ってる人もいるようだし
当面はこのままでいいのかもしれんね
326ゲームセンター名無し:2010/01/30(土) 20:17:31 ID:H+hJcVV3O
>>325
thx!
既にキャラ総合に投下しちゃったから今はネタ無いけど今度投下する時にはどうぞよろしく
327ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 01:21:53 ID:d2AQPPBT0
>>326
お待ちしてますよー。
キャラ総合は結構カオティックでしかも流れ早いから棲み分けできるといいね。
328ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 02:16:07 ID:X7EEq3hiP
>>319
なぜかCKの「またお会いしましょう」はかっこよく感じる
329ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 05:54:00 ID:S2WD+Qn1O
>>319
「我ながら素晴らしい…」
「駄目ですねぇ、貴方逹」
「私を止めてごらんなさい!」

も10機15機と撃墜してこそ宣うから結果が伴う分嫌味ではないしな。


…好きなんだが下手だからD5位でしか聴けないけど。
ガンタレ虐殺では言わないし。
330ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 10:07:11 ID:U3AGMofV0
>>327
ここは板違いのスレがなあなあで続いてるだけ、という言い方もできるんだから、
合流できるんならそれに越したことはないとも思うけどな
まあしばらくは終わらなさそうだが
331ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 12:41:41 ID:66AYpaB00
>>320
誰かは判らないけど、男がいることは判る

…・・・・女性陣が連れ立って男女共通のトイレに行ったあとでナルシーも行ってみたら、
便座が上がっていたんだな!!
332ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 13:46:11 ID:66AYpaB00
>>311-315
> 心の傷を持つもの同士の共有感覚、とでも言うのだろうか。

一瞬ナチュラルに、「そうか、クールも姉や妹に女装を強要されたことがあるのか」と(ry
333ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 14:10:15 ID:P4lCfptn0
>>332
ぷw
言われてみれば確かにありそうだ(^_^;)
334炉心融解 1/8:2010/01/31(日) 15:45:06 ID:YLU9TeEh0
「では、この子で宜しいんですね?
 書類上の手続きはこちらでしておきます。
 事務処理が済み次第、隊へ配属しますわ。」
「あぁ、頼む。
 どれ位掛かる?」」
「<<ブラスト・ランナー>>の搬入も含めて、数日中には。
 …一つお聞きしますが、何故この子なんです?」
「何か問題が有るのか?」
「いえ、確かに成績も実技も今回の候補者の中ではトップクラスです。
 ですがトップではありません。
 それに…。」
「歯切れが悪いな、らしくないぞ。」
「…それはどういう意味でしょうか?
 協調性に欠けるというか。
 …この子、誰かと話している所を1度も見た事がありませんの。」
「その程度の事なら問題あるまい。
 熱血以上の問題児なら、流石にお断りだがな。」
「…そりゃどういう意味だよ。」
ベテランと<<GRF>>本部を後にする。
前回の戦闘の報告書を提出するついでに、人員の補充について打ち合わせに来たのだ。
本部(実際は隊の担当オペ子)との折衝の結果、<<スクール>>から1人入れる事となった。
335炉心融解 2/8:2010/01/31(日) 15:50:20 ID:YLU9TeEh0
<<スクール>>とは、<<GRF>><<EUST>>両陣営の同意の下設立された、所謂<<ボーダー>>養成
所だ。
<<GRF>>と<<EUST>>の<<ニュード>>争奪戦争は泥沼化し、金と資源と命を著しく浪費した。
只でさえ乏しい鉱物資源、エネルギー資源を食い潰し、回収すべき<<ニュード>>が消滅する事態も
珍しくなかった。
その上、戦術核の使用が検討されるに至って、やっとお偉いさん共の頭が少し冷えたらしい。
この時に話し合いで解決出来なかったのは、関係者全員の頭のネジがぶっ飛んでたからに違いない。
そして、終戦協定の代わりに、戦闘に関する厳格な<<条約>>が締結され、戦争は継続された。
(余談だが、戦闘時間や投入戦力・使用可能兵器などは、今も<<条約>>により規定されている。
 それまでは、大戦力同士のぶつかり合い潰し合う殲滅戦だったが、今では最大10対10の<<ブラ
 スト・ランナー>>同士の戦闘、どちらかと言えばスポーツの様になっている。
 特に、第18条「非武装の人間への攻撃の禁止」などの恩恵で、戦死者は激減した。
 尚、万が一<<条約>>を犯した時のペナルティは半端なく厳しいらしい。)
しかし、どちらもまともに戦争を続けられない程に、多くの人材を失っていたのだ。
そこで<<スクール>>設立と相成った訳だが。
将来、両陣営に分かれて戦う<<ボーダー>>を、同じ場所で育てようなんて正気の沙汰じゃねぇ。
昨日まで同じ飯を喰ってた奴と、明日には戦い、下手をすれば命を奪いかねない。
俺達みたいに元々傭兵で<<ボーダー>>に転向したなら兎も角、普通じゃ保たねぇ。
更には、最近は子供にまでブラストの操縦を教えてやがる。
<<エイオース事件>>による孤児が大半らしいが、親に売られて来る子供も居るって話だ。
どいつもこいつも呪われちまえ。
336炉心融解 3/8:2010/01/31(日) 15:55:52 ID:YLU9TeEh0
「何か言いたそうだな、熱血。」
「ボスのあんたが決めた事に文句は無ねぇがな。
 もっと腕の良い奴も居ただろう、…なんであの子なんだ?」
「あんなデータだけでは、何も判らんのと同じだ。
 敢えて言うなら、あの内ではあの子が1番長く生き延びそうだった、それだけだ。」
「何だよ、結局は勘じゃねぇか。」
「今まで生きてこられたのは、この勘のおかげかも知れん。
 そう思えば馬鹿にしたもんでもないぞ。」
「…って、おい。」
このオヤジ、いつの間にか缶ビール呑んでやがる、俺を連れてきたのはこの為か。
「子供を戦場に出すのが心配か?
 少年と歳も変わらんだろう。」
「少年は特例の志願入隊じゃねぇか、あの子とは条件が違う。」
「性別が気に入らんのか?
 オペ子も入れると、隊の半分は女だぞ。」
「はっ、あいつらが『女』なんて上等なもんかよ!」
…しまったぜ、うっかり口にしちまったが、あいつらに聞かれたらと思うと嫌な汗が出てくる。
乗る前に確認しなかった自分の迂闊さを悔やむが手遅れだ。
盗聴器が仕掛けられてない事を、信じてもいないが神に祈っておこう、イア!イア!
助手席のベテランの顔を伺うが、口調ほど表情は晴れていない。
このハゲオヤジも心配してるんだな、12歳の女の子に進んで戦争させる程おかしくは無いって
事か。
「熱血、暫く面倒を見てやれ。
 実機でフォーメーションを組める様になるまでで良い。」
前言撤回、このハゲも狂ってやがる。
337炉心融解 4/8:2010/01/31(日) 16:03:20 ID:YLU9TeEh0
数日後、隊長室に呼び出された俺は、自分自身が入りそうな大きな鞄を引き連れた少女と対面した。
身長は140a位か、華奢な体だ。
白い肌、整った顔立ちで、綺麗な金髪を短く纏めている。
文句無しの美少女だ、その筋の奴なら撃墜間違いないだろう。
ただ表情は硬く、その澄んだ瞳に、何かしら悲壮な覚悟の様な物を感じた。
少女はベテランの話を無言で聞いていたが、指導係として紹介された俺に小さな声でこう言った。
「……よろしく…お願い、します。」
隊の面子に紹介する為ブリーフィングルームに向かう途中、少女に話しかけてみた。
「鞄貸しな、持ってやるよ。」
「……(ふるふる)。」
「荷物、それだけなのか?」
「…(こくん)。」
お嬢が入隊した時は確か、大型トレーラー1台分の荷物が搬入されて大騒ぎなになったな。
そういやあの荷物、あれからどうなったんだ?
「あら、可愛らしいお嬢さんですわね。
 貴方のお子さんですの?」
「ふぅん、パパに似なくて良かったわね。
 ねぇ、ママはどんな女性?」
「知らなかったわ、私、この歳でもう叔母さんなのね。」
探す手間が省けたは良いが、聞いたかこの言われ様。
信仰心の欠片も無い俺は神に見放され、未だに失言をねちねち責め続けられているのだった。
…真逆、本当に盗聴されてるとは思わなかったぜ。
338炉心融解 5/8:2010/01/31(日) 16:10:05 ID:YLU9TeEh0
「ベテランから聞いてるだろう、新入りの少女だよ。
 なぁ、そろそろ許してくれよ。」
「ふふふ、少女さんに免じて、今回は特別に許して差し上げますわ。」
「信じられない、こんな大きな鞄を持たせたまま案内してた訳?」
「少女ちゃん、先にお部屋に案内するわね。
 良いわよね、兄貴?」
言いたい事を言い、俺に有無を言わせずに少女を連れ去った。
…はぁ、どっと疲れが押し寄せてきたぜ。

それから数日間、少女の訓練に付き合った。
ナルシー謹製の戦術教本を、暗記するまで読みふけり。
シミュレーターでは、俺が指摘した事項を実践出来るまで何度でも繰り返し。
終いには、俺の自主トレにまでくっ付いて来て、一緒に基地の周りを走ったりもした。
ここまで来ると、まじめとか熱心とかを通り越して、何か鬼気迫る物を感じるな。

「何ですか、熱血君。
 私に見て欲しい物が有ると言ってましたが?」
「ナルシー、わざわざ済まねぇな。
 コレなんだがよ。」
「これは、少女さんのシミュレーションの映像ですか。
 ……………ふむ、成る程。」
「どうやら、俺と同じ意見みたいだな。」
「えぇ、CPU相手の個人演習とはいえ、出来過ぎですね。
 これなら、Bランクライセンス所有者にも、決して引けは取らないでしょう。
 私に意見を求めたという事は、貴方の指導の賜物という訳では無さそうですね。」
339炉心融解 6/8:2010/01/31(日) 16:16:10 ID:YLU9TeEh0
「俺にコーチの才能が在るとは思え無ぇよ。
 こっちも見てくれ、オペ子に回してもらった<<スクール>>での集団演習のデータなんだが。」
「…こちらでは、周りと比べても飛び抜けては見えませんね。
 連携が取れていません、技量から考えれば、彼女の方から合わせる事も出来た筈ですが。
 <<スクール>>では手を抜いていたという事でしょうか?」
「ここでの態度を見る限り、そんな事をするとも思え無ぇんだよなぁ。」
「それもそうですね。
 まぁ、本当の所は、彼女にしか知り得ない事でしょう。
 一度ゆっくり、少女さんと話をしてみては如何ですか?」
「……俺が?」
「えぇ、貴方には、閉ざされた心を開かせる才能が有るんですよ。」
「…何だよ、それ。」
「クール君、最近丸くなったと思いませんか?
 配属当初は、まるで抜き身の刀みたいでしたが、ね。
 ベテラン氏も、それを見越して貴方を彼女の指導係にしたんでしょう。」
「うぅむ、さっぱり意味が判らん。
 大体、相手は12歳の女の子だぜ?
 どうやって話せば良いんだよ。」
「やれやれ、では一つ、策を授けましょう。」
「…なぁ、その羽根扇、何処から出したんだ?」
「ふふふ、全ては我が思いのまま、ですよ。
 (いやいや、何だか面白くなりそうですねぇ。)」
340炉心融解 7/8:2010/01/31(日) 16:23:26 ID:YLU9TeEh0
「………あの、お話って…なんでしょうか?」
「あぁ、いや、別に何でもないんだけどよ。
 その、旨いケーキが有るから、一緒にどうかと思ってな。
 訓練以外じゃ余り話もしてないからさ。」
…我ながら白々しい事この上ない。
だが、少女は大人しく席に着いてくれた。
軍師ナルシー立案のケーキ作戦、「効果はばつぐん」の様だ。
「紅茶は自販機の奴で勘弁してくれな。」
少女の前に苺が乗ったケーキと紙コップを置く、いつもより幾分表情が柔らかい様な気がするぜ。
野郎一人でケーキ屋に行くなんて拷問に耐えた甲斐が有ったかな。

「なぁ、何で<<ボーダー>>なんかになろうって思ったんだ?
 言いたくなけりゃ、無理に言わなくても良いんだけどよ。」
回りくどいのは苦手だ、直球勝負に出た。
「………お金が、要るんです。」
身寄りの無い少女は、とある小さな教会の孤児院で育った。
ある時、親代わりだったシスターが重い病を患った。
幸い一命は取り留めたが車椅子の生活を余儀なくされ、教会を担保に結構な借金を抱えちまった。
元々寄付金頼みだった孤児院には、その額は絶望的な重荷となった。
子供でも<<ボーダー>>になれると知った少女は、誰にも何も言わず、そっと孤児院を出た。
最悪でも、一人分の口減らしが出来ると考えて。
時間をかけてぽつりぽつり話してくれた事を纏めると、大体こういう事だった。
341炉心融解 8/8:2010/01/31(日) 16:30:18 ID:YLU9TeEh0
<<ボーダー>>への報酬は破格と言っても良い、勝利に貢献すれば更に色も付く。
1年も戦い続ければ少女の教会も取り戻せるだろう、尤も、戦い続けられれば、だが。
戦死者が減っているとはいえ、俺達がしている事は戦争なのだ。
少女が死ぬ可能性はゼロでは無い、無論、俺もだが。
瞳に宿る悲壮な覚悟、強迫観念じみた訓練態度、体得した技術の高さ、全てを納得した。
育った孤児院を、大好きなシスターを守る為、少女は全てを捨てて<<ボーダー>>を目指したのだ。
友情を育む時間さえ惜しみ、孤独だけを道連れとして。
12歳の心優しい女の子にとって、それがどれ程険しく過酷な道だった事か。
知らず、少女の頭を撫でていた。
「えっ…あ、あの……なんですか?」
「………辛かったな、良く頑張ったな。」
「…っ!……あ、…う………ぁ…」
予想もしなかっただろう俺の言葉に、少女の中で凍り付いていた何かが溶け、頬を伝って流れ出し
た。
震える細い肩を抱きしめてやると、少女はやがて、俺の胸の中で声を上げて泣き始めた。

「落ち着いたか?」
「…はい。
 ごめんなさい、あの、…シャツ、濡らしちゃいました。」
「そんな事、気にすんなよ。
 なぁ、もっと砕けた話し方で良いんだぜ?
 隊の仲間ってのは、そうだな、家族みたいなもんなんだからさ。」
「…それじゃ、あの、…『お兄ちゃん』って呼んでも、…いい?」
「あぁ、構わねぇよ。
 何だ、意外と甘えん坊だったんだな。」
少しからかってやると、少女は恥ずかしそうに微笑んだ。
この時、初めて見せてくれたはにかんだ笑顔は、とても眩しくて可愛かった。
342334〜341:2010/01/31(日) 16:34:04 ID:YLU9TeEh0
投下完了。
俺設定が強過ぎたかも知れん。
受け付けないって人には申し訳無い。

前より長くなるとは、如何な了見だ、俺。

最後に、某ボーカロイドとは無関係であると明記しておこう。
343ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 16:55:59 ID:+k38c5FQ0
>>342
GJ!!
ハスター様で産地直送しましたw。
344ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 17:05:50 ID:P4lCfptn0
>>342
……チクショウ、目からニュードが止まらねぇ(つд;)
345ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 17:24:20 ID:Xm+mGSrI0
>>342
俺はさっきからニヤニヤが止まらんw

ナルシーが羽根扇出した時点でひげをはやしたナルシー想像して
「ひげが似合わねえ!」って全力でツッコみたくなったw
346ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 18:05:08 ID:66AYpaB00
>>345
氷室の天地ファンの俺に隙はなかった
347ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 19:41:49 ID:Zt5UgjOuO
>>342
熱血イアイアしちゃダメー!w
っと産地チェック産地チェック

学校の試験勉強していたつもりがSS書いていたでござる
348ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 21:30:23 ID:d2AQPPBT0
>>342
素晴らしいSSです!(ナルシー声で)

俺も>>345と同じところでGRの孔明が出てきたw
349ゲームセンター名無し:2010/01/31(日) 22:14:09 ID:AmmtH+Bj0
>>342
GJ
孤児院とシスター(親)を守る為に傭兵になる。
何となくAC2唯一の少女ランカーのエネを思い出した。
350ゲームセンター名無し:2010/02/01(月) 01:13:24 ID:GOxySUyRO
お嬢「……」(ばりばりばり)
少女「……」(ばりばりばり)
熱血「し、しまった!」
真面「……」(ピロピロピロ)
イン「……」(ピロピロピロ)
熱血「再起か!助かる!」
お嬢「……」(ばりばりばり)
少女「……」(ばりばりばり)
熱血「し、しまった!脱出す」
真面「……」(ピロピロピロ)
イン「……」(ピロピロピロ)
熱血「ちょ、ちょっと待て!今ここで再起されてもまた蜂の巣」
お嬢「……」(ばりばりばり)
少女「……」(ばりばりばり)
熱血「ぬわーっ!」
真面「……」(ピロピロピロ)
イン「……」(ピロピロピロ)
熱血「よ、止せ!やめろ!うわぁぁぁっ!」


ベテ「…熱血はまた何か女性陣に恨まれるような事でもしたのか?」
ナル「私は止めたのですが…光学迷彩のテストだと言って女湯に」
351342:2010/02/01(月) 21:20:58 ID:88pAGomx0
こんなに感想を頂けるとは、感謝。
ホント励みになりますよ。
皆、小ネタへの反応良すぎw

>>350
熱血、無茶しやがってw(AA略
352ゲームセンター名無し:2010/02/03(水) 00:46:28 ID:z7uCjT/Y0
>>350
クールと少年がお嬢と少女の後ろで弾薬箱抱えてるわけですねわかりますww

このなかでオープンにスケベそうなのは熱血だけなんだよなあ
クールとかむっつりだと思うんだがw
353ゲームセンター名無し:2010/02/03(水) 01:26:01 ID:OySeXxj90
熱血…一般的なスケベ
クール…アバター名通りクールな演出を心がけている
少年…溢れ出る若い性欲
ベテラン…余裕がある、扱いを心得ている感じ
ナルシー…自然に女湯に溶け込んでいる


熱血「なんであのナルシスト野郎だけセーフなんだよ! おかしいだろ!」
まじめ「だって、ねえ?」
お嬢「ねえ?」
354ゲームセンター名無し:2010/02/03(水) 01:27:56 ID:Q0FygIv20
>>352
熱血はオープンかつ自分の欲望に正直
クールはむっつりで人前では出さない
ベテランは正に生殖行為としか捉えていない
少年とナルシーは大浴場で女湯に入っても誰からも文句でない

漏れの中ではこんな感じだなw
355ゲームセンター名無し:2010/02/03(水) 01:36:22 ID:Q0FygIv20
投稿遅れた上に被ってるとかもうね、漏れアフォかと('A`)
356ゲームセンター名無し:2010/02/03(水) 02:45:36 ID:j/DoJMKc0
熱血:オープンスケベ。よく少年を巻き込む
クール:異性にまるで興味が無い(危険な意味では無い)
少年:なんだかんだいいつつも熱血についていく。やはり興味はある様子
ベテラン:どうもそっち方面は苦手でな・・・。純情派
ナルシー:フェミニンかつ紳士。一番経験豊富。夜はドSかつドM

こんな感じかなぁ
357ゲームセンター名無し:2010/02/03(水) 09:42:02 ID:V6j2twMW0
熱血:チャンスがあればどこにでも食いつく、でも成功率低い
クール:引く手数多で経験豊富、しかし並行して付き合うことはしない
少年:興味はあるが照れくさく、まだまだからかわれ弄ばれるレベル
ベテラン:内縁の妻状態の相手がいる
ナルシー:鏡をみながらオナニー最高
358ゲームセンター名無し:2010/02/03(水) 13:52:31 ID:gKulO6IL0
>>357
最後待て。いや、ナルシストらしくはあるがw

と今思いついたネタ。

ナルシー「はあ……」
熱血「何だよ、溜息なんて付いて。らしくない」
ナルシー「悩みもなく風邪も引かないあなたにはわからないことです」
熱血「おう! 俺は健康そのものだからな!」
クール「お前そこは怒るところだぞ。……ホントに大丈夫か、ナルシー?」
ナルシー「いえね、まさかこの私が他人に懸想することになるとは思いもしなかったものでね」
熱血&クール「!?」
お嬢「相手は誰なんですの!?」
熱血「うわっ、急に出てくるな。つ〜か聞いてたのかよ」
お嬢「そんなことはどうでもいいですの! ナルシー、誰に恋してるんですの?」
ナルシー「……直接会ったことはないのですが、敵としていつも我々の前に立ちはだかってくるあの桃色のブラスト。
        最近あのパイロットの事が頭から離れないのです」
お嬢「まあ……! 自分しか愛でることができないはずの男が初めて愛したのは敵方のエース。許されざる禁断の恋。ああ、ロマンチックですわ……」
クール「お前はちょっと黙れ」
ナルシー「あのパイロット、さぞ眉目麗しく頭脳明晰な……いけない、こんな言葉では足りない。自分の語彙の無さが恨めしい」
熱血「こりゃ重症だな」


インテリ「例の桃色のブラストのパイロットアバターもナルシータイプだったような……」
まじめ「これも一種の自己陶酔ってことなのかしらね」
359現在の戦場は8対8(1/3):2010/02/03(水) 23:27:47 ID:z7uCjT/Y0
>>358
いっぱいいたらどうなるかな、と思ってそこから更に連想。出撃します。


まじめ「えーっと…今日はどういう日なのかな」
少年1「どうしたんですか?」
まじめ「う、ううん、なんでもない。気にしないで」
少年2「援護が必要なときは言ってくださいね」
少年3「偵察をお願いします」
少年4「わかりました!」
少年5「おやつは持って行っていいですか?」
まじめ「ごめん、戦闘中は舌を噛むから無理よ」
少年6「ご、ごめんなさい…」
少年7「す、すみません」
まじめ「そんなに萎縮しないでよ…勝ったらみんなでケーキでも食べに行きましょ?」
少年全員「はーーい!」


熱血「…なんだこの色気のないメンツは」
ベテラン1「馬鹿者! 戦場に色気を求めるとは何事だ!」
ベテラン2「出撃する! 遅れるなよ、軟弱者!」
熱血「………」

ベテラン3「敵機発見んん!!」
ベテラン4「砲撃する!! 巻き込まれるなよ!」
熱血「…くっ、なんて暑苦しい…」
ベテラン5「甘い! それでは生き残れんぞ!」
360現在の戦場は8対8(2/3):2010/02/03(水) 23:29:31 ID:z7uCjT/Y0
オペ子「敵コアにダメージを与えました!」
熱血「おおっ! よくやったぞ!」

ベテラン全員「…なんだと?」

ベテラン6「熱血…年長者に対してなんだその口の利き方は!」
熱血「…せ、戦闘中だ! 集中しろ!」
ベテラン7「そうはいかん! 熱血、貴様は戦闘前から色気だなんだとたるんどる!」
熱血「それどころじゃないだろう! 敵が目の前に…って」

 ペタペタペタペタペタペタペタピピピピピピピッドゴゴゴゴゴゴーーーーーンンン…

熱血「な、なんじゃそりゃああああああ!!!」

少年全員「注「注意が「注意「注意が足り「注意が足りないんじゃない?」ない?」じゃない?」

熱血「…そ、その台詞をサラウンドで聞くことになろうとは…っ」
まじめ「ちょっと! なんで全員支援機なのよ!!」
少年全員「ご、ごめんなさい…」
361現在の戦場は8対8(3/3):2010/02/03(水) 23:31:10 ID:z7uCjT/Y0
まじめ「…って感じで、なんか保母さんにでもなった気分だったわ…」
インテリ「ハーレムじゃないですか!! どうして私に代わってくれなかったんですか!!」
まじめ「あのねえ…そんなこと言ったって無理に決まってるでしょ」
インテリ「七人の少年なんて…なんて羨ましい!! 思いっきり白雪姫プレイじゃないですか!」
お嬢「お待ちなさい! 姫ですって!? それは私にこそ相応しいものですわ!」
まじめ「ああもう、勝手にやっててよ…」

熱血「リムペ怖いリムペ怖いリムペ怖いリムペ怖い」
ベテラン「何があったんだ」
少女「知らなーい」
熱血「ベテラン怖いベテラン怖いベテラン怖いベテラン怖い」
ベテラン「…本当に何があったんだ」
少女「顔が怖いんじゃない?」
ベテラン「…しくしくしく」
少女「もう、冗談だってば〜」

  * そしてまた別の日 *

ナルシー1「ふむ、今日は素晴らしい日ですね」
ナルシー2「同感です。さぞや記憶に残る戦いが出来ることでしょう」
ナルシー3「ふふふ…皆さん腕に覚えがあるようですね」
ナルシー4「ええ、皆さん只者ではない…この場にいるだけでひしひしと感じます」
ナルシー5「ですが、おわかりでしょう? 戦場で最も美しく、最も恐ろしいのが誰なのか…」
ナルシー全員「そう! それは私です!」

ナルシー全員「………」
ナルシー6「…フフフ、最高ですね! それでこそ私たちです!」
ナルシー7「遠慮は要りませんね! さあ、一斉に攻撃するのです!!」

クール「…すまない、無理だ…(なんで俺だけ…なんだこの疎外感は…」
362ゲームセンター名無し:2010/02/04(木) 22:13:43 ID:mqU+Qzcw0
>>359
くそわろたww
ナルシー集団だと、御互いの髪型を誉めたり、美味しいフレンチのお店の話題で盛り上がったりしそうだw
363お嬢のドックタグ 1/3:2010/02/04(木) 23:20:52 ID:ChYtRk8B0
私はずっと1人だった。
友達も恋人もいない、両親でさえ滅多に会えなかった。
学校に通うことは許されず、専属の家庭教師がつき、
グループの後継者になるための知識を詰め込まれた。
何もかも全て決められた生活。
耐えられなかった。
だから、私は家を出た。
自分の力で生きていくために・・・


そうして私は傭兵の道を選び、ここに来た。
もちろん傭兵を選んだのには考えがあった。
自分の力で生きていくことができるし、家が介入してくることもないだろう。
娘が傭兵になる。そんなことを何年も会ってない両親が想像できるはずはない。
幸いにも審査で落とされることはなく、すぐに部隊に配属された。
自分の力を示す。心に誓った。

しかし、心が折れるのは恐ろしいほど早かった。
初めての戦い、私は何をしていいかもわからずにいた。
自分の力で、1人で生きていくと決めていたのに、何もできない。
何度背後をとられただろう、何度助けてもらっただろう。
1人では何もできないと痛感させられた。
364お嬢のドッグタグ 2/3:2010/02/04(木) 23:24:35 ID:ChYtRk8B0
どうにか戦いには勝利して帰還することができた。
「大丈夫か!?」
隊長が駆け寄ってくる
「ええ・・・あ・・・っ」
安っぽいプライドが邪魔をする。「ありがとう」の一言が言えない。
私はどんな顔で隊長を見ればいいのかわからない。
隊長は私をどう思っているのだろう。
俯いていると首に何か掛けられた。
隊長の・・・ドッグタグ?
「何故私にこれを?」
「まぁお守りとして持っておけ」
それから隊長は淡々と昔のことを話してくれた。
初めての出撃。勝った時、負けた時。仲間との出会い、別れ。
すべての話を夢中になって聞いていた。
「話が長くなってしまったな。何が言いたいかというとだな、お前は決して1人じゃない。
 俺がいる、隊員たちがいる。皆を頼れ、皆お前の仲間だ。一緒に戦っていこう」
「ありがとう・・・ございます」
言えた。自分の中で何かが変わったんだろう。
365お嬢のドッグタグ 3/3:2010/02/04(木) 23:27:33 ID:ChYtRk8B0
「へー、そんなことがあったんだ。そりゃあすぐ上達するね」
「隊長には感謝していますわ」
「そうそう、感謝しないとね。でも、さすが隊長だなぁ
 アイツにもそれくらいの気遣いがあればなぁ・・・」
「アイツ?誰のことですの?」
「い、いやこっちの話!じゃ、私もう寝るから!おやすみ!」
「?・・・おやすみなさい」

私はずっと1人だった。
でも、今は違う。
人と接することの温かさを知った。
友達と呼べる人ができた。想いは伝えていないけど、ずっと一緒にいたいと思う人もいる。
1人では何もできない。
でも、一緒にいればなんでもできる気がする。

もう1人にはなりたくない。
また1人になったら私はきっと・・・。

隊長から貰ったドッグタグを握り締め、改めて誓う。
この繋がりを大切にしたい。絶対に・・・失いたくない。


私が、私であるために・・・
366ゲームセンター名無し:2010/02/05(金) 17:18:43 ID:6ljqdKni0
ナルシー息合いすぎで吹いたw
367ゲームセンター名無し:2010/02/05(金) 21:13:06 ID:W/uv//aq0
GJ
お嬢かわいい
368オペレーション0214 1/5:2010/02/05(金) 22:07:51 ID:du/mw04O0
隊長室の前で深呼吸し、端末から呼びかける。
まだ、ちょっとだけ緊張する。
「あの、少女です、報告書をお持ちしました。」
「あぁ、入ってくれ。」
中ではベテランさんが煙草を咥えていたけど、私が部屋に入ると慌てて火を消した。
そんなに気にしなくてもいいのに。
「お待たせしました、どうぞ。」
最近は勉強を兼ねて、私が戦闘後の報告書を作ってるの。
報告書を作る事で、その時には気付かなかった事が色々判るんだって教えて貰った。
「少女の報告書は判り易くて良いな。
 以前、熱血に作らせた事があるが、アレは酷かった。」
難しい顔をして報告書を書いてるお兄ちゃんを想像して、ちょっと笑っちゃった。
首をぽきぽき鳴らしながら報告書を読むベテランさん、そっと背後に回って肩を揉んだ。
「おいおい、そんな事はしなくても…済まんな、デスクワークは肩が凝っていかん。」
広い背中、きっと、お父さんってこんな感じなんだろうな。
「俺を…恨んではいないか?」
「…?」
「俺が何人かの候補の中から君を選んだ、その所為で君は、ここで戦争をさせられている。」
「…いえ、皆さん親切にして下さいます、…わたし、この隊に来れて、良かったです。」
「そうか……楽になったよ、ありがとう。」
ベテランさんの前に回って、小さな包みを差し出す。
「これは?」
「…あの、チョコレートです、今日は…」
「あぁ、2月14日だったな、有り難く頂くよ。
 熱血はブリーフィングルームに居たな、早く持って行ってやれ。」
その言葉に、顔が赤くなっていくのが自分でも判った。
…ベテランさんの意地悪。
369オペレーション0214 2/5:2010/02/05(金) 22:14:19 ID:du/mw04O0
ブリーフィングルームには、クールさんとナルシーさんと少年君が居た。
スナイパーの位置取りについて、少年君に講義してるみたい。
クールさんは、最初は怖い人と思ったけど、そうじゃなかったの。
あまりお話しした事はないけど、いつもみんなの事を気にかけてる、とても優しい人。
ナルシーさんは、何でも知ってるし何でも出来ちゃうすごい人。
チョコレートの作り方も、ナルシーさんに教えて貰ったの。
少年君は、いつもにこにこしてて、みんなから可愛がられてる。
わたしも、少年君みたいに笑えたら良いのにって思う。
「…何か用か?
 …………これは?」
「チョコレートですよ、クール君。
 有難う御座います、少女さん。」
「ボクにもですか?
 嬉しいなぁ、あ、来月にちゃんとお返ししますね!」
ナルシーさんと少年君は喜んでくれてるみたい。
クールさんは、困ってるのかな?
「…済まんが、甘い物は余りな。」
「ご安心下さい、クール君のは甘さ控えめのビターチョコですから。」
「どうしてナルシーさんが知ってるんですか?」
「さて、どうしてでしょうね?
 (ぽりぽり)うん、美味しいですよ、頑張りましたね、少女さん。」
「あ、あの、ナルシーさんのおかげです。」
「少女さんの手作りなんですか?
 凄いや、ありがとうございます!」
「…そうか、ならば、受け取らん訳にはいかんな。
 ……有難う。」
「そう言えば、肝心の熱血君は何処に行きましたか?」
「…機体の構成を変えてみるとか言ってたな。
 シミュレータールームじゃないか。」
「少女さん、頑張って下さいね!」
もう、みんなしてからかうんだから。
370オペレーション0214 3/5:2010/02/05(金) 22:20:10 ID:du/mw04O0
シミュレータールームからお姉ちゃん達が出て来た。
「あら、少女さん、ごきげんよう。」
「あ、もしかして、シミュレーター空くの待ってた?
 ご免ね、占拠しちゃってて。」
「でも、面白いデータが取れたわ。
 また連携パターンを増やせるわね。」
お嬢お姉ちゃんとまじめお姉ちゃんは親友なんだって。
時々すごいケンカをするけど、次の日にはまた一緒に朝ごはん食べてるの。
インテリお姉ちゃんはすっごい勉強好きで、わたしの勉強も見てくれるんだ。
みんなをモデルにしたマンガを描いてるんだけど、ナイショにしてるんだって教えてくれた。
可愛く描いてくれるのは嬉しいけど、その、…エッチなのはいけないと思うの。
「お姉ちゃん達、えっと、これ、…いつもありがとう。」
「まぁ、私達にですの?」
「へぇ、手作りなんだ、有難う、少女ちゃん。」
「あーもう、可愛いんだから!
 あんな馬鹿兄貴なんて放っといて、私のお嫁さんになってよ!」
「抜け駆けはさせませんわよ、インテリさん。
 少女さんは、私と結婚するんですの。」
「いい加減にしなさい、二人とも。
 少女ちゃん、本気で困ってるわよ。」
「じゃあ間を取って、私達三人の嫁って事で。」
「それでしたら異存はありませんわ。」
「ん〜、まぁ、それなら良いかな。」
えっと、あの、…ど、どうしよう?
「ふふ、冗談よ、安心してね。」
「折角ですから、お茶を淹れましょうか。
 良い茶葉が手に入ったんですの。」
「でも、少女ちゃんを引き止めちゃ悪いわ。
 少女ちゃん、兄貴ならハンガーに行ったわよ。」
「ふふふ、御武運を。」
「頑張ってね。」
むー、お姉ちゃん達まで。
371オペレーション0214 4/5:2010/02/05(金) 22:30:30 ID:du/mw04O0
ハンガーでは、整備班の班長さんとオペ子さんがお話してた。
搬入物資の打ち合わせかな?
班長さんは整備班の偉い人で、いつも大きな工具を持ってるの。
このハンガーで寝泊りしてるんだって。
オペ子さんは<<GRF>>の人で、戦闘の時は戦況を伝えてくれるの。
綺麗で落ち着いててお仕事も出来て、大人の女性って感じ、憧れちゃうな。
「あの、これ、整備班の皆さんでどうぞ。
 いっぱい作ったんです。」
「俺達にかい?
 有難う、少女ちゃんの機体は念入りに整備するからな。」
「えっと、オペ子さん…」
「私にも?
 有難う、少女ちゃん。
 …ここでの生活には、もう慣れた?」
「はい、あの、皆さんに良くして頂いてます。」
「そう、素敵な笑顔が出来る様になったのね。
 …少女ちゃん、
そっと抱き寄せられた。
「こんな下らない戦争なんかで死んではダメ。
 絶対に生き延びるのよ。」
「………はい。」
「そりゃ、<<GRF>>職員の台詞じゃないよな。」
班長さんが笑いながら言った。
「熱血を探してたんだろ?
 機体構成で煮詰まってたからな、屋上じゃないかな。」
お兄ちゃんは考え事する時、屋上で寝転がって空を眺める事が多いの。
「はい、行ってみます。」
372オペレーション0214 5/5:2010/02/05(金) 22:34:33 ID:du/mw04O0
階段を上がって、屋上に続く扉の前で立ち止まる。
どうしよう、ドキドキしてきちゃった。
大きく深呼吸して、ヘアバンド代わりのバンダナを触ってみる。
いつかの訓練の時に、髪が邪魔にならない様にってお兄ちゃんがくれた、迷彩柄のバンダナ。
私の1番の宝物で、出撃の時には必ず持って行く大切なお守り。
お姉ちゃん達は「センス悪い」って怒ってたけどね。
…うん、落ち着いてきた。
鞄に1つ残った包みを確認する。
お兄ちゃんの為に作ったチョコレート。
みんなへの「好き」とは違う、特別な「好き」を込めたチョコレート。
お兄ちゃんは鈍感さんだから、わたしの気持ちには気付かないと思うけど。
インテリお姉ちゃんは、「兄貴のは鈍いを通り越して『愚鈍』ね。」って言ってたっけ。
今はまだ、気付いて貰えなくてもいいの、…側に居られるだけで幸せだから。
でもいつか、この想いをちゃんと伝えるんだ。
もう一度、深呼吸する。
…よし、覚悟完了!
扉を開けて屋上に出る、思ったとおり、お兄ちゃんは寝転がってた。
まだわたしに気付いてないのかな?
もしかしたら、機体構成を考えてて、そのまま寝ちゃったのかも。

目標を確認、これより作戦行動を開始します!
373368〜372:2010/02/05(金) 22:39:53 ID:du/mw04O0
投下完了。

フライング気味だが、季節ネタは早い者勝ちって事で1つ。
…そして、これにてネタ切れで御座い。
374ゲームセンター名無し:2010/02/05(金) 23:36:11 ID:92haBXbe0
>>363-365>>368-372もレベル高ス!
読んでて暖かい気持ちになれたですよ!
375ゲームセンター名無し:2010/02/06(土) 03:57:43 ID:f9y8Vb+w0
>>373
うん、不本意にもオペ子さんの台詞にニュードがあふれてきた(つд`)
GJですたm(__)m
376ゲームセンター名無し:2010/02/06(土) 08:18:22 ID:HC8uKx5Q0
>>373
ああん少女かわいいよ少女
きっとこの少女は「へっへーあたしの勝ちぃ〜」とかむかつく事言わないw
377363〜365:2010/02/07(日) 00:07:40 ID:Z2DBbKKa0
今更ながらの補足
隊長=ベテラン
話し相手=まじめ

ベテランにドッグタグないのにお嬢にあるって事で思いついたネタでした
378ゲームセンター名無し:2010/02/07(日) 00:22:28 ID:FSNG+mZh0
>>368
いい腕ね!

でも誰も覚悟完了に触れないのがちょっと悲しい・・・
少し前に本スレでもてやんでぇスルーされてたし
俺もベテランの域に入りつつあるなw
379ゲームセンター名無し:2010/02/07(日) 07:45:48 ID:hDWR+4Yg0
>>363-365
>>377
GJ!お嬢最高!!
そして次第に隊長への猛アタックを開始して、「自重しないお嬢」になるわけだな?

>>368-372
バレンタイン話GJ!!
静かで真面目な少女もいいね。
380ゲームセンター名無し:2010/02/08(月) 23:00:36 ID:XSeFRqrv0
お嬢への愛がとどまる所を知らないんですが何かの病気でしょうか

はぁ…なかなかいい武器を買ってあげられないけどお嬢のチョコが欲しい…
381ゲームセンター名無し:2010/02/09(火) 22:16:15 ID:px2H7Rhd0
>>380
SSまとめ@ウィキで今まで投下された作品を読んでくるんだ。
お嬢への愛が更に高まる事請け合い。
そしたら、今度は貴殿が新たな作品を投下してくれ。
382もっとも自重しないお嬢(1/4):2010/02/10(水) 00:22:38 ID:xDTW2hBR0
出撃します。

「ちぇーー! もう一回! もう一回しょーーーぶーーー!」
「もう一回って、何回目だよ…参ったな」
「…熱血、少しは手加減してやれ(ひそっ」
「ちょっとクールお兄ちゃん、余計なこと言わないの! あたしは実力で勝つのー!!」
「やれやれ、いつ終わるやら…」
「…あら? 皆さん何をしてらっしゃいますの?」
「ああ、ポーカーだよ。暇だって言うから少女と勝負してるんだけど…」
「さっきから熱血が大人気無く勝ちまくっててな」
「少女は変なトコ鋭いから、俺がわざと負けようとすると怒るんだよ…」
「まあ。少女さん、熱血さんにいいようにされてますの?」
「少女は手の良し悪しがもろに顔に出て、解かり易すぎる。ポーカーフェイスを身につけないと、
 負けに負けて身包み剥がされるぞ」
「ばっか、少女みたいな子がポーカーフェイスなんて似合わないだろ! 年頃なんだし、
 泣くも笑うも自然体のほうが健全…」
「そういうことでしたのね…熱血さん! あなた、とんでもない男ですわ! 外道ですわ!」
「…は?」
「みなまで言わなくても結構ですわ! そうですわね! 勝負事に疎い少女に勝ち目のない勝負をさせ、
 負けを理由に理不尽な額の借金を背負わせて彼女の財産を…いいえ、彼女の全てを奪おうと企んでいますのね!
 なんたる非道な輩! 少女を我が物にせんという計画的な罠! このわたくしにはまるっとお見通しですわ!」
「え、えええええ!?」
「待て! そんなこと考え付くお前のほうがよっぽど外ど」
「ああ…少女さんがあまりに可哀想ですわ…! その愛くるしいお顔が恐怖に歪み、その純潔は儚く…ああ!
 わたくしの口からはそれ以上は言えませんわ! なんと酷い! なんと惨たらしい!!」
「そ、そうなの…!?」
「そんなわけねーだろ! 俺が少女に手を出」
「ああ…! そんな大声で抗議するなんて! やはり疚しい下心あっての勝負でしたのね…!
 はっ! わたくしはそんな勝負に乗るつもりはございませんわよ! ああ、でもカードなんて
 わたくしルールすら知りませんわ…そう、かくなる上は、人生の先輩たるベテラン様に教えを請わなければ!
 ベテラン様ーーー! わたくしの貞操を救ってくださいませーーーーっ!!」
383もっとも自重しないお嬢(2/4):2010/02/10(水) 00:24:38 ID:xDTW2hBR0
「…行ったな」
「…行っちまったな…なんてこと叫んでくれるんだあいつは」
「…(ふるふるふる」
「はっ!? お、おい、少女…」
「(びくっ!)…あ、あたし…」
「そ、そんな風に怯えないでくれ少女…お、おいクール! お前からも何か言ってくれ!」
「すまない、無理だ(だっ」
「ちょっ、逃げんの速ぇよ! おおーい!」
「…あ、あたし、ひどいことされちゃうんだ…う、うえええん!!」
「なっ…ちょっと熱血! あんた少女泣かせてるってどういうこと!?」
「うええええん、まじめお姉ちゃあああん!!」
「………(…俺の人生、終わったかも…)」

   * 翌日 *

「インテリさん。ちょっとお伺いしたいのですが、医務室の熱血さんの…あのミイラ男と形容する他ない
 あの有様、一体何があったんです?」
「それが私も詳しくは…昨日、なぜかまじめさんと少女さんにボコボコにされたらしくて。
 ナルシーさんも理由はご存知ないですか」
「ええ。まあ、おそらくは痴話喧嘩でしょうかね。しかし、ベテランさんの包帯は同じ理由でしょうか?」
「いえ、あれは…」
「戦士たるもの、簡単に表情を読まれるようでは駄目だ…俺はまだまだ隙だらけだな」
「ベテラン様ーーーっ! 今日もわたくしと勝負を」
「お、俺はスネークの練習に行ってくる!!」
「なるほど、新手の貞操対策でしたか」
「ベテランさん、動揺しまくってるのがまる分かりですね…」

   * 更に翌日 *

「ね、熱血…! き、昨日はごめんなさい!」
「うわっ!? まじめっ!? …って、ど、どうした?」
384もっとも自重しないお嬢(3/4):2010/02/10(水) 00:26:22 ID:xDTW2hBR0
「本当にごめんなさい! クールから事の顛末は聞いたわ…。私ったら…あなたになんてひどいこと…」
「ああ、マジでひでえ目にあったな…。ま、過ぎたことだし気にすんな。少女のほうは誤解は解けたのか?」
「う、うん…落ち着いた後、少女にも話したわ」
「そうか、じゃああとは少女次第か。一安心だな」
「熱血お兄ちゃーーーん!」
「と、噂をすれば、か」
「ごめんね! 熱血お兄ちゃんミイラ男にしちゃってごめんね!」
「ああ、…すげー痛えけど(ぼそ)、気にするな。それよりお前こそ目が真っ赤だぞ、これ以上泣くなって」
「ほんとにごめんね! あたし、お兄ちゃんの責任取るから!」
「…ん?」
「あたしが熱血お兄ちゃんのお嫁さんになって、幸せにするから!」
「…あ、ああ、そ、そうか」
「お料理も勉強するし、お掃除とかお洗濯とかも頑張るから!」
「いや、嬉しいけど、気が早す」
「あと…ちょっとだけなら…ひどいことしてもいいから…。迷惑かけちゃったし、もう決めたもん」
「ちょ…は、話が飛びすぎだぞ! まじめ! お前からも何か言ってやってくれ!」
「え!? あ、え、その…い、いいんじゃないかな? お、お幸せにっ!」
「なっ!? そこで逃げんのかよ! おぉおい!」
「お兄ちゃん…あたし、もうお兄ちゃんのものだからね(ひしっ」
「ま、まいったな…」
「…熱血…」
「ク、クール! 丁度良かった、まじめに話をしてくれて助か」
「お前、とうとう少女に手を出したのか」
「って、おい!? 俺は少女とは何の関係も」
「お前のことだから大丈夫だと思っていたが、俺としたことが買いかぶりすぎだったか…。
 いや…あの時逃げた俺にも責はある。…俺ができることは、お前たちの幸せのために戦い、祈ることだけだな」
「だ、だから俺の話を」
「お前たちは兵士を辞めて、田舎で平和に暮らすといい…少女、熱血と幸せにな」
「うん…ありがとう、クールお兄ちゃん」
「…なあ…俺、なにかしたか? なんで俺を無視してストーリー進んじゃってんの?」
385もっとも自重しないお嬢(4/4):2010/02/10(水) 00:28:09 ID:xDTW2hBR0
「ちょっとお嬢! なんで少女の前であんなこと言うわけ!?」
「あら、わたくしは事実に基づいて起こりうる展開を予想したまでですわよ? 先日も…」

   * 回想ここから *

「あ! またジョーカーだ! ちぇ…はい、オペ子さんの番ですよ」
「そうねえ…じゃあ、これね」
「あう…! また負けた…」
「これで少年くん10連敗…と」
「すぐ顔に出るから、どれがジョーカーなのか丸分かりなのよね」
「こういうときは、取られて悪いカードでも良さそうな顔をしないといけないのよ?」
「少年くんにはまだ難しいんじゃないですか?」
「うー…ユー子さんもグレ子さんも、僕を子供扱いしないでください!」
「それならポーカーフェイスを身につけないと」
「そのポーカーを知らないからばば抜きになっちゃったんですけどね〜」
「いいじゃありませんか、楽しめましたし。…それはそうと、そろそろ精算に入りましょうか?」
「…え? 精算って…」
「10連敗ですものね。ここで一区切りしましょうか」
「でも、靴下でしょ? 腕のバンダナでしょ? タンクトップにズボンに、下着でしょ?
 半分しか足りてないじゃないですか」
「それじゃ何で支払ってもらいましょうか、って話になりますね」
「…え…そ、そんな…聞いてないです…よ…(じりっ」
「あなた、子供扱いしないで、って言ったばかりじゃない(がしっ」
「大人だったら、それこそおとなしくしてるべきですよね?(がしっ」
「大人扱いしてあげますから…逃げちゃダメ♪ ですよ?(がしっ」
「や、やめて…なにするの…! …い、いやぁぁぁ!!」

   * 回想ここまで *

「なるほど、オペレータールームから嬌声にも似た彼の悲鳴が聞こえてきたのはそういう理由でしたか」
「まったく、賭け事は恐ろしいですわね…あら、まじめさん? 顔色が優れませんわよ」
「なんでナルシーもお嬢もそんなに冷静なのよっっ!?」
386ゲームセンター名無し:2010/02/10(水) 01:07:35 ID:k/RP+eHPO
技師「ではエンフォーサー1型を一式発注という形で宜しいですね?」
少女「は〜い。お願いしま〜す」
技師「カラーリングはロールアウトカラーのままで宜しいでしょうか?」
少女「ピンクがいいなぁ」
技師「えっ」
少女「可愛いパステルピンク!出来たら水玉も入れたいかも〜」
技師「で、ですが…この機体は軽量かつ堅牢な新装甲を組み込んだ、戦場の死神をイメージして作成されておりまして…」
少女「ピンクでお願いしまぁ〜す!」



熱血「で、コレが届いた訳か」
クー「ピンクの死神か…シュールだな」
387ゲームセンター名無し:2010/02/11(木) 00:20:09 ID:A88X5wHk0
>>382-385
NICE連打!!
キャラが全員生き生きしてるw
しかし少年、ウラヤマシスギル…。

>>386
ナルシーもそれ選びそうw
388ゲームセンター名無し:2010/02/11(木) 00:50:49 ID:JwGlYLvL0
自重しないお嬢gj!w
なんでこんなに可愛いお嬢をベテランは避けるんだ。理解できん
389爆発音とインテリさん:2010/02/11(木) 01:01:37 ID:NJn0P0lb0
 どかーーーん
インテリ「きゃああ!?」
熱血「イ、インテリ! 無事か!?」
インテリ「だ、大丈夫です! でも、あのコングは一体どこから…」
ナルシー「インテリさんはいささか不意打ちに弱いですねぇ」

 どかーーーん
インテリ「きゃああ!?」
お嬢「イ、インテリさん!? 何かありましたの!?」
インテリ「す、すいません! 初めて使ったリムペVの爆音がすごくてびっくりしちゃって…」
少年「ほ、本当に大丈夫ですか…?」

 どかーーーん
インテリ「きゃああ!?」
クール「何事だ…!?」
インテリ「す、すいません! 新兵器を開発してたら配線を間違えまして…」
ベテラン「昼間から爆音ばかりだな…気をつけろ」

 どかーーーん
インテリ「きゃああ!?」
少女「なに!? なに!? なにがおこったの!?」
インテリ「ごめんなさい、お夜食にゆでたまご作ろうと思ってレンジに生卵を…」
まじめ「なにしてんのよ、もう…」
390ゲームセンター名無し:2010/02/11(木) 01:02:41 ID:wtm/TRr2O
>>382-385
ナルシー×少女が俺の至上なのに…!
悔しい!でも感(ry

>>386
お嬢「ピンクも可愛いですわね…」ぼそっ
技官「え?」
お嬢「いえ何も!?ロールアウトカラーで結構ですのよ!?」
技官「はぁ、了解しました」

少女「私のパーツ、こっそり貸してあげようか?」コソッ
お嬢「だっ誰がピンクの機体なんか!」
少女「ぇー?いーのー?試しに演習場で使ってみてもいーんだよぉ?」ニヤニヤ
お嬢「〜っ!!//」
391ゲームセンター名無し:2010/02/11(木) 04:00:52 ID:nMIglMjc0
>>389
チャララララ〜ン♪『In-TV』
インテリ「やだ〜もぅ〜ここ暗い〜(><;)」
XXXX「インテリさん……」
インテリ「いや〜〜っ!!!」
GO郎「インテリさん、僕ですよ」
インテリ「あぁ〜なんだ〜」
GO郎「インテリさん暇でしょ?ビデオを持ってきたから観てください」
インテリ「やだ〜もぅ〜こういうの嫌だって言ってるじゃな〜い」
(ビデオが突然砂嵐に)
インテリ「ぎゃあぁぁぁあぁぁぁ〜〜っっ!!!」

デデーン
オペ子「全員、アウト〜」
クール「あかん、インテレビホンマにあかんって!」
今更ながら>>303の続編スマソw
392出撃前夜〜眠れぬ夜に〜 1/2:2010/02/11(木) 09:12:54 ID:V63OE7i50
「どうした、眠れないのか?」
ベースの屋上で星空を眺めている、小柄な後姿に声をかけた。
「あ、お兄ちゃん。
 …うん、緊張、してるのかも。」
振り向いて、少し恥ずかしそうに微笑む少女。
俺達は明日、この<<スカービ渓谷>>で、<<EUST>>と戦う。
そしてそれは、少女の初陣となる。
緊張するなと言っても、まぁ無理ってもんだろうな。
少女の横に立ち、同じ星空を仰ぐ。
「大丈夫だ、俺が教えた事を実践出来りゃ、必ず戦果は上がる。
 1ヶ月間の訓練を思い出せよ。」
「………うん。」
暫くの間、乾いた風の音だけが辺りを包んでいた。
心地良い静寂を破り、気になっていた事を少女に聞いた。
「後悔、してないか?
 …<<ボーダー>>になった事。」
「…(ふるふる)。」
そうだった.
大切な物を守る為に<<ボーダー>>となり、戦場に立つ事を少女は選んだ。
自分が死ぬかも知れない事も、誰かを殺すかも知れない事も。
全てを覚悟した上での選択だった事を、俺は知っている。
「………済まん。」
少女の決意に対して礼を欠いた事を詫びる。
393出撃前夜〜眠れぬ夜に〜 2/2:2010/02/11(木) 09:19:32 ID:V63OE7i50
「ううん、…お兄ちゃん、優しいね。」
「俺がか?」
「うん、優しいよ。
 (…でも、わたしにだけじゃなくて、きっと、誰にでも優しいんだよね。)」
「何か言ったか?」
「ううん、何も…。」
少女が体を預けてきた、そのまま抱き止める格好になる。
「全く、甘えん坊だな。」
「お兄ちゃんにだけだもん…。」
パジャマ姿の少女を抱きしめると、細く華奢な体が震えていた。
この子が明日、戦地に趣く。
そんな現実を、改めて突きつけられた気がした。
「お前は独りじゃない、俺が居るし、仲間が居る。
 俺達はお前を信じる。
 だから、俺を信じろ、仲間を信じろ、俺達が信じる自分を信じろ。」
少女の短い髪を手で梳きながら言う。
「…うん。」
再び、静寂が辺りを支配する。
「もう、大丈夫、だよ。」
少女はもう、震えてはいなかった。
俺の腕の中から、少女がゆっくりとその体を離す。
俺の頬に暖かく柔らかい感触が……へっ?
「えへっ、奇襲成功、かな。
 お、おやすみなさい、お兄ちゃん(ぱたぱたぱた)。」
真っ赤に染まった頬を両手で押さえながら小走りで去っていく少女の後姿を見送った。

あー、その、……俺は今、一体どんな面してるんだ?
394392〜393:2010/02/11(木) 09:25:46 ID:V63OE7i50
以前投下した「炉心融解」の続編と言うか、後日談というか、蛇足と言うか。
>>384の少女の積極性に影響されてみたが、俺にはコレが限界のようだ…orz

さて、某「消失」観に行くか。
395ゲームセンター名無し:2010/02/11(木) 14:03:27 ID:nMIglMjc0
>>394
奇襲イイ!(・∀・)
まったく熱血は本当に美味しい役か目も当てられない役かの二択よなw
396ゲームセンター名無し:2010/02/11(木) 14:53:53 ID:IN8F2ru60
>>390
>ナルシー×少女が俺の至上なのに…!

「ナールちゃんっ!」
「おっと・・・全く、背後からの奇襲は戦場だけにしなさい」
「へへっ、分かってて避けないくせに。だから好きだよ、ナルちゃんは」
「・・・全く、そんな台詞はくまちゃん無しで寝られるようになってから言いなさい」
「ならナルちゃんが一緒に寝てくれればいいんだよ」
「私はおおかみさんだからダメです」
397ゲームセンター名無し:2010/02/11(木) 18:32:13 ID:wtm/TRr2O
>>396
thx!
ナルシー×少女は恋愛とかそういう間柄のじゃなくて、悪友みたいな関係が個人的にツボなんだ
いやいやバイトあがりにいいもん見せてもらった
398ゲームセンター名無し:2010/02/11(木) 23:39:17 ID:nMIglMjc0
>>396
何このかっこ良すぎる会話('д`;)ハァハァ
399ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 00:16:48 ID:93Q9oSx5P
支援する

ナル「・・・ふむ、試作品としてはこんな物ですかね」
少女「あ、ナルシーちゃんだ〜。こんな時間に食堂でなにしてるの〜?」
ナル「おや、少女さんですか。そんな少女さんこそこんな時間に何故食堂へ?」
少女「少しお腹すいちゃってね〜、何かないかな〜って」
ナル「ふむ、ならば丁度いいものがありますよ」
少女「なになに〜?あ、チョコレートだ〜!しかも凄く可愛い形してる〜。ナルちゃん、これどうしたの?」
ナル「いえ、さっきまで週末のバレンタイン用に作るチョコの試作品を作っていましてね。とりあえずの完成品がそれなんですよ」
少女「ん〜、バレンタインって男の人が女の人に送る日じゃなかったっけ?」
ナル「日本ではそうですね。他国では親愛なる人に物を贈る日であって『女性が男性に』と限定された行事ではないんですよ」
少女「へ〜、じゃあこれも誰かに渡す為のものだったんだ」
ナル「まあそれは試作品ですが、一応贈る為に作った物ですね」
少女「じゃあさ、これって誰に渡す物だったの?インテリちゃん?まじめちゃん?」
ナル「いえ、私に」
少女「・・・え?」
ナル「だから『親愛なる私自身』に贈る為に作ったものですよ、そのチョコは」
少女「・・・ナルシーちゃんらしいね〜」
ナル「まあ、私以外にもオペレーター、整備士やスタッフの方々、少女さんを含めたボーダーの皆さんへも贈るつもりでしたがね」
少女「結局、それって全員じゃん」
ナル「ええ、私に関わる全ての人達は『親愛なる人』ですから。その中で一番愛しているのが自分なだけです」
少女「うーん、そこは譲らないんだね」
ナル「私を超える美しい人が現れればその人の為だけに誠心誠意込めてチョコレートを作りますよ、まあいないでしょうがね」
少女「ふーん」
400ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 00:20:55 ID:93Q9oSx5P
少女「ごちそうさま、ナルシーちゃん。すっごく美味しかったよ」
ナル「お粗末さまでした。おや、少女さん口の周りにチョコがついてますよ。少し動かないでくださいね」
少女「ん・・・」
ナル「はい、綺麗になりました。寝る前にはしっかり歯を磨いて下さいね、虫歯になりますから」
少女「む〜、子供扱いしないでよね」
ナル「出撃時にクマさんを抱っこしないようになったら考えます」
少女「じゃあ、ナルシーちゃん抱っこする〜」
ナル「いや、抱っこするものを変えろと言う意味ではなくてですね(ry」
少女「なーんてね♪じゃあ、おやすみナルシーちゃん」
ナル「・・・やれやれ」

ここって何行まで書き込めるんだろ?
401業務日誌 2/11:2010/02/12(金) 00:21:28 ID:lN9e1pXg0
今日は2月11日。…じゅういちにち。後3日っ!?
やばい!どうしよう…
先週はきっちり覚えていたのに、週明けに新ブランドのパーツ配備があったせいで…
なにが「現場の感想をまとめてくれ。生の意見も今後の開発の参考にしたい」よ!
そんなの自分たちでやってよ…
まぁ人目を気にせずに格納庫に入り浸れたのはちょっと嬉しかったけど。
あいつの隊長姿、けっこう様になってるじゃん。かっこよくなっちゃって…
って今はそれどころじゃないわ。せっかくあいつと結ばれたってのに無味乾燥な日々じゃ意味がない!
絶好の機会なんだから何かプレゼントしないと。
でもどうせなら手作りなチョコとかのほうがいいよね。
そうなると実質残り2日よね。どうしようかしら…
とりあえずは材料の確保と調理場の確保ね。
調理時間をどれくらい確保できるかで出来は決まるから明日の達成目標はこの2つね。
明日こういうことに詳しそうなGRFのオペレーターの子に聞きましょう。
調理場は食堂の厨房かな。調理器具揃ってるみたいだし。
深夜に利用許可を取ろう。無理でもがんばる。
明日から忙しくなりそう。でもこんな緊張感久しぶりだからワクワクしちゃう!
この作戦、絶対成功させてやるんだからっ!
402ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 00:28:52 ID:lN9e1pXg0
いつぞやの後日談、遅くなりました
ネタかぶってようと時期的なものは仕方ないよね!
日誌なのでもうちょっとだけ続くんじゃよ

>>400
確か32行だったかと
ナル×少女はほのぼのでイイ!
403ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 00:32:51 ID:PR2XnQv+0
>>400
なんだろ、このカップリングの他を寄せ付けないホノボノ感w
ココは32行みたいです(専ブラで確認)、次の投稿をお待ちしております(^_^)ノシ

>>401
あぁびっくりした、11ブロックの超大作がくるのかと思ったw
こういう方向に燃えるまじめちゃんも良し♪
404ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 00:45:17 ID:93Q9oSx5P
>>402-403
32行ですか、教えてもらってありがとうございます

>>401
同じく最初は11区切りもある超大作かと思ってしまったw
やっぱり熱血×まじめはいいですね
405ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 01:03:50 ID:gxcRfU8k0
書き込みの制限とか規制関連の話誰か書いてなかったっけ?
前スレだっけか。
406ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 14:39:53 ID:nfk3CM0I0
ttp://www29.atwiki.jp/borderbreakss/pages/162.html

これの元ネタって何?
ちょっと見てみたい。
407ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 17:06:54 ID:PVu86zhJO
>>406
終わりのクロニクルってラノベだよ
作者は川上稔
元ネタは最終巻のとこだな
なかなか面白いけど巻が進む毎に分厚くなるから気をつけてな
にちゃんでもスレあるよ
408ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 19:12:14 ID:rcf4IW6Z0
最終巻はほぼ立方体だったな。
カバー付けるの大変だった
409ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 19:23:51 ID:dSOM9r3a0
>>406
これ主要キャラの会話に見えるけどモブキャラの会話なんだよね
おわくろはモブキャラも良いキャラしてるから困るわ
410ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 19:26:05 ID:C1LFbAwj0
京極夏彦の文庫本に勝てる厚さのものは無いと思っている
411ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 21:44:22 ID:UnT+1ROe0
>>405
あぁ、>>248にあるぜ。
聞いたの俺だし。
412ゲームセンター名無し:2010/02/12(金) 23:05:29 ID:C1Wc7mna0
>>410
徐々に厚くなっていく川上作品。
新シリーズの2巻が1200ページだからその内京極夏彦抜く気がする
413ゲームセンター名無し:2010/02/13(土) 00:29:01 ID:nh1T+pg70
ひとつの巻が上下巻に分かれていて(例:2巻上、2巻下とか)
尚且、どちらも余裕で自立する立方体クラスの厚さ
もし上下巻に分かれなければ、高さより厚さの方が太くなっていたであろう
こんなラノベを書店で見かけて吹いた記憶があるんだがコレだったのかな
414業務日誌 2・12:2010/02/13(土) 00:44:54 ID:xdb0INuW0
今日は思ったよりハードな一日になっちゃったな〜
GRFのオペレーターの子にブロックチョコ売ってそうなところを聞いたら
「私はもらう専門だから場所までは知らないわね。
 EUSTの子に聞いたほうがいいんじゃないかしら。あの子そういうの得意みたいだし。」
逆陣営ってこういうときすっごく面倒よね。
お昼休みにGRFのベースからEUSTのベースを往復なんて初めてやったけど・・・もう2度とゴメンだわ
おかげでいいお店を紹介してもらえたけど。
ホワイトチョコでチャレンジできるなんて少しワクワクしちゃうかも。
厨房の利用許可はあっさり取れちゃった。なんか拍子抜け。
でも「みんな仲良く使ってね」ってことはいっぱいいるのかしら・・・
あいつの部隊の子と一緒にやってバレるのだけは避けたいかも…
悩んでも仕方ない。明日から戦場移動で若干の撤収作業あるけど日中だけで終わらるようにしないと。
明日もハードになりそう。今日はここまで。おやすみなさい・・・
415ゲームセンター名無し:2010/02/13(土) 00:50:15 ID:xdb0INuW0
続き物を1日ごとに書いてみるっていう試みはアリなのかナシなのかチャレンジしてみました
鬱陶しいと思われてないかな・・・ドキドキ

>>403>>404
まじめちゃんはまじめちゃんなのですが>>208-210のオペ子さん編の続編のつもりです
言わなきゃ自分でもまじめに思えてきますね。
文章力ねーなぁ俺orz
416ゲームセンター名無し:2010/02/13(土) 03:09:08 ID:zsQ1QrNF0
>>415
あぁぁぁぁそうか、「業務日誌」ってことはオペ子だよねorz
正直スマンカッタ('A`)

……ていうか両陣営往復できるのか、どんだけ偉いんだオペ子さんw
417ゲームセンター名無し:2010/02/13(土) 15:35:54 ID:giPCyL+10
まぁ、システムオペレーターであって関係者でありつつ敵対関係じゃないからな。
メカニックやメーカーあたりの関係者も両方に入れるだろう。
傭兵連中だって両軍どっちにも割り振られるしなw

今日は女性陣できゃっきゃ言いながらチョコ作りか!まざりてぇ!
418ゲームセンター名無し:2010/02/13(土) 15:50:41 ID:Vg6s3lIs0
そして当然のように混ざってるナルシー
419自重しないお嬢番外編(1/2):2010/02/13(土) 19:49:51 ID:hMJoQPT30
そういえば、>>95-96で自重しないお嬢と真逆に描いてた人がいたんだった。
というわけでそんなインテリさんのお話。お嬢は出てきません、ごめんなさい。


「つ、ついに買っちゃいました…映画のチケット2枚…!
 これをどうやってナルシーさんに渡すかが問題です…そうですね、前みたいに下駄箱に…いやそれだと
 一緒に行きたいという意志を伝えられないじゃないですか! 同じ手を使うなんて愚策ですし…
 え、ええと、それじゃさりげなく手を握…(かぁぁっ)…むむむ無理です! そんな大胆な!
 それじゃ他には…おもむろに挨拶しつつ…ああ、なんか空々しいですね…じゃなければ…

  (中略)

 …いやいやこれも机上の空論…はっ!? も、もうこんな時間!?
 こ、ここは、やはり実践あるのみ…い、行くしかないですね!」


「どうしたナルシー」
「…いえ。クールさん、すいませんが私はちょっと用がありますので…」
「…そうか。では俺はお暇しよう」
「お気遣い感謝します」

「…(こそっ」
「…おや、インテリさんこんばんは」
「(びくうっ)ナ、ナナナナナル、ナルッ(がぶ)フギャッ!? は、はうう」
「おや、すいませんね、驚かせてしまいましたか。まあ落ち着いて、深呼吸してください」
「す、すはー…すはーー…」
「落ち着きましたか?」
「すまっ、すみませっ、じ、実はっ、ああああのあのあのっ、あ、あす、あし、あした、みょうにちですねっ」
「はい?(にこにこ」
「(チケットをずびしっ! と取り出し)え、えい、えい…がを、ですね、っごごごごごいっ…ご一緒…」
420自重しないお嬢番外編(2/2):2010/02/13(土) 19:53:01 ID:hMJoQPT30
「…(にこにこ」
「ご、一緒、しまっ、せんかっ!?(ぷるぷるぷるぷる」
「はい、いいですよ(にこにこ」
「…!!!」
「それでは何時にどこで待ち合わせましょう?」
「すっ、すて、すてっ」
「ステーションに、」
「…っ! …っ…っ…!」
「二時、ですね」
「! …! !!(こくこく」
「承知致しました、楽しみにしていますよ」
「!!!(こくこく) !!(ぺこぺこ) !!!(ぺこぺこぺこ」

「自室に帰還………きゃーーーーーーーーーーーー!!
 やりました! お誘いできました!! 感激です! 早速準備を!
 そしてカレンダーにマル印を! あかマルです! もう花マルです!! 記念日です! 記ね…あれ?
 2月…14にち? じゅうよん…あれ? も、もしかして…この日って…

 ばれん…たいん…でー?

 ………ぎゃーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!??
 忘れてました! とととととっとととんでもない日じゃないですか! 忘れるなんてあり得ないです!
 そ、そんな日にご一緒したらまるで…まるで…恋…人……(赤面)……」

  ぼーーーーーん

「(がちゃり)インテリお姉ちゃーん、今の爆発音なーにー?」
「…ちょっとインテリ、地べたで寝てると風邪ひくわよ?」
「あれ? 大変だよまじめお姉ちゃん! インテリお姉ちゃん鼻血出してる!!」
「ええっ!? …しかもすごい熱じゃない! あなた、ちゃんと寝てないと駄目よ!?」
「ら、らいひょうぶ…らいひょうぶです…かぜじゃ…ありまひぇん…」
421ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 00:34:28 ID:qw/6jDtm0
皆様時事ネタGJです。
そんな俺は明日(もう今日か)がバレンタインだとさっき気付きました。
普通にゲーセン行く予定してたよ。


あれ、おかしいな。目からニュードが……。
422ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 00:38:03 ID:LsomjlDI0
>>421
目からチョコレートファウンテンですか('A`)
423ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 01:24:23 ID:JhVRtWe90
>>422
あれって子供がいる家庭だと後始末が大変らしいぜ
424ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 01:30:21 ID:LsomjlDI0
>>423
……あんな高級な大人の嗜みを子供のいる家庭でスンナ!
425ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 03:06:18 ID:JhVRtWe90
>>424
家庭用のが4000円くらいで売ってるよ
426乳奴素子 〜占拠の報酬〜 1/7 :2010/02/14(日) 10:32:09 ID:K1TMjPUK0
熱血「……………………………」(←床に正座して、脂汗ダラダラ)
お嬢「……………………………」(←そんな熱血の目の前に立ち腕を組み無言のまま冷たい目で見下ろしている)
熱血「あ、あのよ……」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」
まじめ「え、えーと、その……」(←そんな二人を、おろおろしながら見比べている)
少年「だから、あの……」(←同上)
熱血「……………………………」
お嬢「……………………………」
まじめ「その、熱血も反省してるみたいだし、そろそろいいんじゃ……」
お嬢「まじめさんは黙っていてくださいな」
まじめ「ハイ」
少年「あの、僕も同罪なんじゃ……」
お嬢「あら、少年さんはお優しいですね。いつまでもその純粋な心を忘れないでくださいな」
少年「あ、いえ、その、だったら……」
お嬢「その清い心を汚染しようとする汚物は、こちらでキッチリ処理いたしますから」(やけに迫力のある笑顔)
少年「ハイ」
熱血「な、なぁお嬢……」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」

ベテラン「……一体これは何の騒ぎだ?」
クール「……正直、俺の口から説明するのも避けたいバカ騒ぎなのですが……
    事の発端は、『あのバカが秘蔵ムービーを少年に貸そうとして、まじめに見つかった』です」
ベテラン「……その秘蔵ムービーと言うのは……アレか?」
クール「ええ、R指定の付くアレです」
ベテラン「………………………まぁそれなら熱血にはいい薬だろうが……そのまじめも困惑してるのは何故だ?」
クール「ええ、最初はまじめが説教していたのですが、そこにお嬢が通りかかって事の次第を知ると、無言で激昂しまして」
427乳奴素子 〜占拠の報酬〜 2/7 :2010/02/14(日) 10:34:54 ID:K1TMjPUK0
お嬢「……まったく、こうも立ち続けでは、さすがに疲れてきますわね。普段から節制して保っている私の脚が太くなって
   しまいましたらどうなさるおつもりです?」
熱血「だったら、そろそろ」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」
お嬢「まったく、なんですの? 『乳奴素子 〜占拠の報酬〜』でしたか? このいかにも品性下劣そうなムービーは?
   こんなものをご覧になるなんて、品性を疑いますわ」
熱血「いや、男なら仕方が」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」
お嬢「なんですか、この素子さんと仰る方は、我々が報酬として受け取るニュード素子とかけてあると?
   まったく、知能と常識の足りない方が考えそうなことです」
熱血「いや俺が考えたわけじゃ」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」
お嬢「それでこの素子さんが、占拠の報酬として配布されると? なんですか、熱血さんがいつも我々の先陣を切って
   飛び出していくのはその方を狙ってのことだと?」
熱血「いや別にそんなわ」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」
お嬢「それで熱血さんが報酬ボックスを開ける際、『素子さん入ってないかなー』と下劣な期待を抱きながら選ぶわけですのね?」
熱血「だからそんなわけ」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」
お嬢「いえ? 熱血さんが品性下劣で恥知らずな破廉恥漢であることは存じ上げていましたが? それならそれで誰の目にも
   留まらない隅の方で御独りひっそりと生きていくならまだしも、それを少年さんに押し付けるとは、どういう了見なので?」
熱血「いや少年のヤツもそろそ」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」
428乳奴素子 〜占拠の報酬〜 3/7 :2010/02/14(日) 10:38:47 ID:K1TMjPUK0
お嬢「熱血さんが触るのも汚らわしい汚物であることは仕方ないことですが、それならばせめて他の方に迷惑がかからないよう
   感染は控えるのがこの社会の片隅に生存を許された汚物の最低限の礼儀であると存じますが、いかがでしょう?」
熱血「いやそれさすがにヒドくね?」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」
まじめ「(おろおろ)」
少年「(おろおろ)」


ベテラン「俺もまぁ……男として気持ちはわからんでもないから、見ていて辛くなってくるな」
クール「……ノーコメントで」
ベテラン「で、これは一体いつからやってるんだ?」
ナルシー「私がシミュレーターに入る前からですから、かれこれ三時間になりますか」
ベテラン「さん……!」
クール「戻ったか、ナルシー」
ナルシー「ええ。私もさすがに驚きましたよ。訓練を終えて通りかかってみたら、まだやってるんですから」
ベテラン「さすがにそろそろ止めた方がいいか?」
クール「しかし、事が事です。我々男性が止めに入ったところで、火に油を注ぐだけかと」
ベテラン「確かに……いや待て? まじめも止めてるが、効果はないようだぞ?」
ナルシー「ええ、今回だけはまじめさんでは分が悪い。彼女では逆効果ですし、仮にインテリさんを呼んで来ても同様でしょう」
クール「かといって、こんなことに少女を関わらせるわけには……」
ナルシー「ですからちょっと熱血さんのお部屋にお邪魔して、秘策を拝借してきたところです」(手に持った紙袋を掲げる)
ベテラン「秘策?」
クール「……どうやってヤツの部屋のロックを解除したかは聞くまい」
429乳奴素子 〜占拠の報酬〜 4/7 :2010/02/14(日) 10:41:09 ID:K1TMjPUK0
ナルシー「熱血さん、こちらでしたか。……おや、お取り込み中で?」
熱血「ナ、ナルシー助け」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」
ナルシー「うーん、熱血さんにお返しするものがあったのですが……仕方ないですね、後にしましょう」
お嬢「(ナルシーの持つ紙袋に素早く視線を走らせる)」
熱血「え? 俺ナルシーに何か」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」
お嬢「ナルシーさん、ちょっとお待ちになって」
ナルシー「はい? なんでしょうか?」
お嬢「その、熱血さんにお返しするもの、というのは……?」
ナルシー「これですか? 熱血さんの秘蔵のコレクションと言うお話でしたが、ちょっと私とは趣味が合わなかったもので」
お嬢「……ちょっと改めさせてもらってよろしいですか?」
ナルシー「これをですか? うーん、ちょっと女性にお見せするのは躊躇する類のモノなのですが……」
お嬢「(目がキラリと光る、まさに獲物を見定めた狩人の目)そこ何とか、お見せいただけませんか?」
ナルシー「うーん……熱血さんが構わないのでしたら」
お嬢「それならば問題ありませんわ。お貸しください」
熱血「え? いや俺の意」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」
ナルシー「でしたら……どうぞ」


お嬢「こ、これは……!」


430乳奴素子 〜占拠の報酬〜 5/7 :2010/02/14(日) 10:43:54 ID:K1TMjPUK0
熱血「ううう……ひどい目に会った」
ナルシー「お疲れ様でした」
クール「自業自得だ……と言いたいところだが、今回ばかりは同情する」
少年「すいません熱血さん、僕が見つかったから……」
ベテラン「悪いのは熱血だ、気にしなくていい。だが、まぁ……災難だったな、熱血」
熱血「まったくッス。秘蔵コレクションは二本も没収されるし……しかしお嬢のヤツ、なんで急に許してくれたんだ?
   てっきり二枚目が見つけられて更に大激怒の展開かと思ってビビってたんだが」
ナルシー「まぁそれはいいじゃありませんか。それよりもお疲れでしょう? 今日はもうお休みになるといいでしょう」
熱血「そうだな、今日はそうさせてもらうぜ。サンキューナルシー、助かったぜ」(ふらふらと去っていく)

ベテラン「で? 結局お嬢は何をあんなに怒って、それを何で急に許したんだ?」
ナルシー「それはですね、今回はおそらく出演されてる女優さんが悪かったのですよ」
クール「女優?」
ナルシー「ええ、あの熱血さんのお気に入りのムービーの女優さんは、タイトルの通り日系人で、黒髪だったでしょう?」
ベテラン「……なるほど、そういうことか」
少年「え? え?」
クール「まじめでは逆効果なわけだ」
少年「えーと……?」
ナルシー「しかも、胸も豊かな方でしたからね。インテリさんだったとしても同じだったでしょう。
     対して私が熱血さんの部屋から持ち出したもう一方のお気に入りの『ベッドの上のコア凸野郎シリーズ・13
     〜今日のマップはブロンドモデル〜』ですと西洋系の顔立ちの金髪の女性で、ついでに言うならばモデル体型で
     胸もややスレンダーだったわけですよ」
ベテラン「まったく、なんというか……」
少年「えーと、その、よく判らないんですけど……?」
クール「お前はまだ知らなくていい」
431ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 11:45:46 ID:talKrgMG0
支援
432ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 11:46:59 ID:talKrgMG0
支援
433ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 14:33:36 ID:qnrqGhLl0
熱血「あれ?続きh」
お嬢「お黙りなさい」
熱血「ハイ」
434ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 16:03:50 ID:LsomjlDI0
一応甜菜しておきましょうかね

ボーダーブレイク キャラ総合スレ 4GP
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1264765415/151

151 名前:名無したんはエロカワイイ[sage] 投稿日:2010/02/14(日) 11:25:51 ID:o6bPq6KC0
すまん、ちぃっと伝言

エロかわスレの方に頭の悪いタイトルで投稿してたんだが、
連続投稿規制に引っかかった
出かけなきゃいけないんで、解除を待つ時間もない
待ってるやついたらスマン
帰ったら続き投下する


あっちの方が連続投稿規制も文字制限もキツメだし、長めのSSなんかは
実はこっちの方が向いてはいるんだよな……

>>433
噴いたw
435ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 18:04:17 ID:LsomjlDI0
あらららら

ボーダーブレイク キャラ総合スレ 4GP
http://schiphol.2ch.net/test/read.cgi/gamechara/1264765415/152

152 名前:151兼エロかわ426あたり[sage] 投稿日:2010/02/14(日) 17:49:05 ID:o6bPq6KC0
たびたびスマン、なんかあちらだと投稿しても反映されなくなったんんで、wikiに直接投下した
もしよかったら、あちらにも告知してもらえると助かる

ちなみに一応、「ナルシーさんの使い勝手の良さは異常」あたりと設定は地続き
436ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 19:57:16 ID:TtltOZad0
 クイスマたんといっしょにチョコたべたい。
 来てから早々チョコ渡してくるクイスマたんに「用意してたのはオマエだけじゃないんだぜッ!!」とかいってすべりこみセーフで買えた修羅X頭(梱包済)見せてあげたい。
 チョコは手作りらしくって、でも失敗したのか微妙に白いのが浮いちゃってて微妙にしょんぽりしているクイスマたんの前で美味しいって言いながらチョコ頬張りたい。
 がっつきすぎだって怒りながらも嬉しそうにするクイスマたんをみて笑いあいたい。
 自分も味見したいとか言ってそわそわするクイスマたんと一緒に食べようとチョコ割ったら、急にしょんぼりしちゃうクイスマたんを慰めたい。
 買ってきた修羅X頭(梱包済)を目の前にして「スマックの散弾は射撃補正の影響を受けない」って聞いて2人して欝になりたい。今からでも修羅U頭と換装できたらやりたい。どうせ50m以上離れてたらしゃがんで暗殺狙うからロックオンする意味ないし。
 そんでココアふーふーするクイスマたんが「パーツに頼るより腕磨け」って最近ポイトン剥げまくってることに対して責めてきたから「デレてくれたら考える」とか言っちゃって、俯いたまま無言の3連射くらいたい。
 余った素材で買った弾薬ボックスで少し落ち着いたのか「ポイトン厨な行動を一切せずにAいったらデレてやる」とかいうクイスマたんからの挑戦状に燃え上がりたい。
 ああもうクイックスマックあいしてる
 でも、好きな娘にいぢめたいって思うのは小学生だけじゃないんだよ? そこんとこよーく理解してるのかな?
437ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 21:21:24 ID:TtltOZad0
ちょっと気になったのでSSwiki各項目に登録されているSSの数を調べてみた。
計測方法、wiki各項目のSSを参照、wikiの総ページ数より多いのは、複数のキャラが登場するSSを各キャラごとに換算しているため
1位 熱血   199本
2位 ナルシー 185本
3位 まじめ  181本
4位 お嬢   180本
5位 少年   172本
6位 ベテラン 166本
7位 少女   165本
8位 インテリ 153本
9位 クール  148本
10位 オペ子  41本
11位 クイスマたん 21本
12位 整備士のおっちゃん 15本
13位 ガトリング、GO!郎、ティアダウナー 全て5本
お嬢「なぜですの!? なぜこの私がまじめさんなんかに負けるんですの!!?」
少女「単純にカスタマイズしていくと『がんぐろぎゃる』っていう人たちみたいになっちゃうからじゃないかなぁ〜」
お嬢「やはり胸ですの!!? この一票の差は胸のせいですの!!? キィィィィィィ〜〜〜!!!!」
まじめ「ちょっとやめてよ!! 私だってただ『ロボゲーの正統派ヒロインっぽい』って理由で出てるSSだってあるんだから」
ベテラン「にしても、予想はしていたが少年はやはり出番が多いな」
熱血「まあネタwikiのほうでも『女と間違えた』って意見が乗っかってるほどだしな。パンフレットにも男の娘カスタムで乗っかってるし」
少年「でもぼくは男なのに女装させられたりおもちゃにされたりと良い役が回ってこないんですよね……たまにはカッコよく書いてもらいたいなぁ……」
インテリ「需要とやりたいことは違うってことね。良くある話よ。そう……良くある話よね……」
クール「そこで何体育座りで地面に文字を書いている。アバターとして選択可能なキャラ中最下位じゃないだけマシだろう」
オペ子「それにしても、みんなはいいわねぇ……クールまでは100本維持してるのに、それ以下になった途端41よ。しかもグレ子とユー子含めて」
熱血「41型みたいなものつけてるからみんな空気読んで投稿量調節しているんじゃないのか」
オペ子・グレ子・ユー子「熱血の破壊が作戦目標よ」
まじめ 「了解しました!」
お嬢「私の力…見せてあげます!」
インテリ「準備完了!出撃します!」
熱血「悪かったたのむ許してくれええええええええええ!!!!」
438ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 22:14:59 ID:K1TMjPUK0
俺は知っている……
クールとインテリは、数こそそこまで計上できるけど、
活躍度合いは群を抜いて低いことを……

とにかくメインで動くSSがない
>>419のインテリみたいにメインで動く事は滅多になく、
ほとんどが>>426のクールみたいな一歩引いたところで
ちょろっと喋るくらい、ほとんどモブと変わら

うん? なんかセンサーに反応し
439ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 22:21:28 ID:K1TMjPUK0
むう、実は>>426なんだが、>>438が投稿できたから今更だが残りも投稿してみようと思ったら、
やっぱり書き込めなかった……
投稿量の制限みたいなのがかかってんのかね?
440ゲームセンター名無し:2010/02/14(日) 23:48:55 ID:yd8KYhxD0
流れをぶった切ってみる。
他兵種からの転換組と思ってくだされば幸い。

〜たまにはこんなベテラン〜

−ブラスト降下訓練にて−

熱血「一番機、降下開始!イーヤッホォォォォゥ!」
まじめ「二番機、行きます!」
ベテラン「………。」
GO郎「三番機どうした?トラブルか?」
熱血「おっさーん!心配しなくても死にやしねーよ!」
GO郎「三番機、後がつかえている。速やかに発進せよ。」
ベテラン「…(ガクガクブルブル)」
インテリ「あちゃー、完全に縮こまっちゃってるね…。」
GO郎「…三番機、強制射出。GO!」
ベテラン「ウギャアアアアアァ!?」
お嬢「GO郎さんったら元戦車兵でも容赦ありませんわね…。」


ボーダーブレイクの世界に戦車があるかどうかは知らない。
あってもおかしくは無いけど。
441ゲームセンター名無し:2010/02/15(月) 00:43:26 ID:HGCzKl67O
>>440
やっぱあるんじゃない?BRは作業用から転向してあまり間が無いっぽいし。
軍隊からの引き抜きや転向なら飛行機乗りや戦車乗りも結構居るんじゃないかとか。

うちの隊は元から傭兵隊。
ニュード汚染地域を平気な顔で横断して帰還した事をEUSTに買われ今に至る、みたいな。

「ちぃ…索敵センサーの網か。加えてあの布陣。敵ベースへの襲撃は絶望的だな」
「ふふっ、しかし、やりようが無いわけではありませんよ?」
「…お前ならそういうと思っていた。副長(クール)!後の事は任せたぞ!」
「了解しました。総員一時撤退、近くの者は機体の回収を手伝え」
「え…急にどういう事ですか?」
「これより俺とナルシーで敵ベースへの潜入工作を行う。00:00までに火の手が上がらんようなら捨て置け」
「「「ええぇ!?」」」
「以上、通信を終わる。行くぞ!軟弱者共に思い知らせてやる」
「ははっ、久しぶりですねぇ」
442たまには自重するお嬢(1/3):2010/02/15(月) 00:51:42 ID:UI+H3W530
日付変わっちゃった…すみません、出撃します。


「ベテラン様ーーーーーーーーーーーーーっっ!」
「(びくっ)…な、なんだお嬢」
「こちらを! 受け取ってくださいませ!」
「…ん、これは…チョコレートか」
「ええ、今日はセント・バレンタイン・デーですわ。当初はコンテナいっぱいのチョコレートを
 お送りする予定でしたけれど、食べていただかないと意味がございませんし、このサイズに致しましたの」
「そうか。…すまんな」
「………」
「ん、どうした」
「その台詞は、ベテラン様が落ち込んでいるときに聞く台詞ですわ。
 まるでわたくしに謝ってらっしゃるようで…あら? そちらの小荷物は…」
「ん…ああ、こいつは…家内からだ」
「ご家族…からの…」
「…お前はいつも俺を慕ってくれているが、俺には故郷に家族が居る。お前の思いに応えることは…」
「ええ、かまいませんわ」
「…!」
「わたくしにとってベテラン様は唯一無二の存在…あなたよりも魅力的な殿方を
 わたくしは存じておりませんの。その程度のことでわたくしの愛がさめるとでもお思いですの?
 ベテラン様ともあろうお方が目の前の相手の力を見誤るなんて、らしくありませんわね!」
「ふ…そうだな。らしくない、か」
「…ご気分が優れないようでしたら、今日のところは失礼致しますわ。ごゆっくりお休みくだ…」
「お嬢」
「なんです…きゃっ!?」
「(ぎゅっ)お前こそ、らしくないな。今日は随分と慎ましいじゃないか」
「べ、別にそんなことはございませんわ…心を日付に左右されるなんて、馬鹿馬鹿しい…」
「…今日だけだ。もう暫く、このままでいてくれ」
「…ベテラン様…」
443たまには自重するお嬢(2/3):2010/02/15(月) 00:52:59 ID:UI+H3W530
  * 番外1 イベントに疎いまじめ *

「………」
「あ、クール、お疲れ様! 今日のトレーニングももうすぐ終わるから、ちょっと待ってて」
「…その様子だと、全然気付いてないようだな」
「え? なにが?」
「………(無言でプレゼントを差し出す」
「あれ? これ…今日って何かの記念日だっけ? 私の誕生日でもないし…」
「まったく、お前らしいな…バレンタインを忘れるとは」
「あ…あーっ! ご、ごめんなさい! も、もうすっかり忘れちゃってて…何も準備してない…!
 その、ごめんね! 今日は、ほら、一緒に外で食べない? 私が払うから!」
「気にするな」
「その…ごめんね…?」
「かまわんさ。贈る相手が居る……充分だ」


  * 番外2 加減を知らない少女 *

「ねーっけーーつおにーちゃーーん! ケーキ買ってきたよーー!!」
「え? ケーキ? なんでまた…」
「バレンタインだもん! チョコレートケーキだよ!」
「おお! そうか! いやーすっげー嬉し…って、1ホールまるごと買ってきたのか!?」
「うん! 全部食べていいよ!」
「全部って一人じゃ食べきれないぞ…少女、一緒に食べよう」
「え? いいの?」
「当たり前だ、お前も好きだろ?」
「うん、好きだから買ってきたの!」
「じゃあ決まりだ!」
「ねえねえお兄ちゃん、一緒にケーキ切らない?」
「ん? なんでだ? 別にいいけど…」
「えへへ〜♪」
444たまには自重するお嬢(3/3):2010/02/15(月) 00:54:17 ID:UI+H3W530
  * 番外3 やっぱりうぶなインテリ *

「きょっ、きょ、今日は、おおおおつく、お付き合い頂いて、あああありがとうござまっ(がぶ」
「ええ、楽しかったですよ。良い休日を過ごせました」
「そそそそそれでですがが、そ、その、ちょ、チョコレートを…」
「おや(にこにこ」
「…で、でも、どれがナルシーさんの好みかわからなくて…(ごそごそ)
 と、とりあえず、この中から、お好きな物を…」
「選べば良いのですね? わかりました、では…こちらをいただきましょう(ずい」
「え?」

   ちゅ

「? …!? !?!?!」
「ふふふ、冗談ですよ。このチョコレートをいただいていきますね」
「…! ……!?」
「では、また明日。ごきげんよう」
「! !! !!」

   ぼーーーーーーーーーーーーーーーん


  * 番外4 そして自重しない女たち *

「さて、それじゃ少年くん♪」
「今夜は私たちと個人演習しましょうか♪」
「うわぁぁぁぁぁん、誰か! 誰か助けてええええええええええ!」
「よい子の皆さんは見ちゃダメですよ〜♪」
「い、いやあああああああああああああ!!!」(ガシャンッ)←ドアのロックがかかる音
445ゲームセンター名無し:2010/02/15(月) 01:45:43 ID:Ej5MsN/P0
>>440
戦車が200mm弾(強襲のマシンガン)に耐えられるなら現役で戦ってそうだなぁ
でもサワードとかで一撃だったりすると引退していそう
446ゲームセンター名無し:2010/02/15(月) 01:47:12 ID:x0dsbBDM0
ガンダムで言えば戦車が現役だったのは1stだけだしな
BBの世界でもどんどん淘汰されてるんだろう
447ゲームセンター名無し:2010/02/15(月) 01:50:23 ID:/Q1Hx41/0
>>439
行数制限か容量制限に引っかかったんじゃね?
詳しくは>>248

>>442
少年羨ま……いや気のど……いや羨ましい
448ゲームセンター名無し:2010/02/15(月) 02:07:01 ID:ebFlFqpU0
>>445
設定見たこと無いが麻のSMGって口径200mmもあるのか…
だいたい人間の3.5倍くらいだから4、50mm位かと思ってたわ
現代でも中戦車くらいなら歩兵用ミサイルで落ちるから、沢で楽々落とせるだろうけどな
449ゲームセンター名無し:2010/02/15(月) 02:16:47 ID:Ej5MsN/P0
>>448
ごめん20ミリだった
その辺の設定云々はクーガーのプラモの説明書にちょろっと書いてある
450ゲームセンター名無し:2010/02/15(月) 08:18:47 ID:tGsNZtEhP
広大な平原だとまだまだ戦車は現役じゃないか?

BBのステージは市街地とか狭い淫谷とか臨海工業地帯みたいなかんじだからBRの機動力が活きるのさ。
451ゲームセンター名無し:2010/02/15(月) 20:02:59 ID:8xmvTxpx0
まあこういう作品で最新鋭のロボット兵器が旧来の兵器を圧倒するっていうのは半ば必須事項みたいなものだしな。
前に世界観スレでも似たようなこと話題になってたな。
452ゲームセンター名無し:2010/02/16(火) 00:30:33 ID:lARi8HdnP
さすがに航空機には勝てないと思うんだ
ただあれ機密性低いからモロにニュード汚染を食らうのか
もしくは耐ニュード装甲が糞重くてちょっとやそっとでは飛ばせないか
453ゲームセンター名無し:2010/02/16(火) 02:38:56 ID:SIuw+P0b0
流れダウナーでごめんなさい

>>381の言葉に従ってまとめウィキのお嬢欄を全部読んできた所、
出てるSS数の割りにお嬢出番少ないじゃないですか!やだー!
しかも恋愛したらほぼ間違いなく報われてないじゃないですか!
自重しないお嬢こそはと思ったらベテランの奴め既に所帯持ちじゃないですか!
でもGJです!

こうなったら俺がお嬢を幸せにする!とバレンタインネタを1レスのギャグで書いたつもりが
気づくと若干真面目な長い話になったのでうpろだで茶を濁します。
なんで今更なのかというとパソコンの調子がアレだったんですごめんなさい

http://loda.jp/borderbreak/?id=432
長くてごめんなさい…
454業務日誌 2・15:2010/02/16(火) 03:05:36 ID:Kio/OVOK0
なんかちょっと飛んじゃった
でもアイツのいる前で書くのはさすがに恥ずかしいし今回は負けた感じだし・・・
くー、あんな仕込みされてたなんてー!
悔しがってても後で読んで分からないし忘れはしないけど書くことは書かないと。

えっと13日。
業務と整理を終えて即厨房に顔を出したのにもう結構な数がいた。
その中にあいつの部隊のメガネをした子と小さな子がいて。
黙っててくれそうな子だったらまだよかったのに・・・
そのまま一度退散。自室でチョコを砕く作業して時間潰して・・・
結局調理に入れたの日付かわって2時ごろだったかしら。
似たような子がちらほらいたけどあいつの部隊の子が来なかったのはよかった。
えーそのまま14日。
午前中はもうほっとんど仕事になんなかった。
眠いっ!って感じ。徹夜がこたえるようになるなんて老けたみたいで嫌になるわ・・・
でも前日に移転作業終わらせておいたから寝ててもOKって感じだったのに。
実際寝ると怒られるからちょっと理不尽。当然ではあるけど。
で、いよいよ終業!
綺麗にラッピングしたチョコをクリップボードで隠すようにしてあいつの格納庫へ行ってみた。
部隊のみんながわいわい騒いでるのを横目になぜか1人でいたあいつに声をかけて。
そしたら「ちょうどよかった。話があるんだ。」だなんて。
あいつの部屋、何回も来てるけどいつもより綺麗だった。
しかも妙にそわそわして。
「俺からもプレゼントがある」って。そしたら指輪だなんて!
ペアリングなんていつ用意したんだろう・・・悔しいなぁ・・・
でもサイズはぶっかぶか。最後の最後で失敗するあたりはあいつらしいかな。

これぐらいかなっと。
今度の一緒の休日が待ち遠しいな〜。・・・サイズ直し終わったらちゃんと薬指にはめたいな
455ゲームセンター名無し:2010/02/16(火) 03:07:19 ID:oNTWpRq20
>>439
Wiki観てオチ噴いたwww
というかナルシーよくお嬢の激昂の理由分かったなw
どこまで完璧超人なんだアンタ(^_^;)

>>453
読ませていただきました
どストレートな感情表現と小ネタの共存が面白かったです乙m(__)m
456ゲームセンター名無し:2010/02/16(火) 03:09:27 ID:Kio/OVOK0
長編が多くて皆様GJです
バレンタインの顛末までは書きたかったので蛇足気味ですが書いてみました
逆チョコっていいよねと思ったのでかっこつけさせてみました

いつか自分も長編やってみよう・・・
457ゲームセンター名無し:2010/02/16(火) 03:10:02 ID:oNTWpRq20
>>454
何この初めて気の効いたことをしたベテラン♪
GJですた、お幸せにm(__)m
458ゲームセンター名無し:2010/02/17(水) 02:39:06 ID:AGrimlJo0
>>439
摩り替えたのが手近にあった自分の艶姿ムービーって、そんなもん持ち歩いてるのかwwwwww



持ち歩いててもおかしくないか、ナルシーなら
459ゲームセンター名無し:2010/02/17(水) 02:52:27 ID:dnJZ+Vu50
>>458
というか忘れてないか、あの人「ナルシスト」なんだぞ?w
460ゲームセンター名無し:2010/02/17(水) 03:57:37 ID:0oDg0LlT0
ここのナルシーは完璧超人すぎて本当に忘れられてそうだなw
461ゲームセンター名無し:2010/02/17(水) 10:01:20 ID:NbjiU+ON0
アミバとかユダみたいなキャラのつもりだったのに何故かトキになっていたでござる の巻
462ゲームセンター名無し:2010/02/17(水) 11:00:23 ID:O9dNLEGB0
「イキマスヨッ!」
「こ、この動きは…ナルシーッ!」
463ゲームセンター名無し:2010/02/17(水) 11:58:26 ID:6e5XvOrg0
ナルシーのブラストがあぐらをかいたと思ったらプラントにいた敵機が全部真っ二つになったでござる
464ゲームセンター名無し:2010/02/17(水) 13:31:38 ID:AGrimlJo0
なんか全盛期のナルシー伝説みたいになってきたw
465ゲームセンター名無し:2010/02/17(水) 16:24:36 ID:TIJGA5isP
ジョインジョインナルシィ
466ゲームセンター名無し:2010/02/17(水) 19:57:52 ID:wKCI7D/t0
もし来週渓谷だったらまじめちゃんと距離をおこうとおもう。
「活躍できないのはあなたのせいよ。」
なんてもう・・いわれたく・・ない・・・。
467ある休日の一幕〜1/35の戦場 1/3:2010/02/17(水) 22:45:22 ID:Gf4x4mLE0
「熱血さん、何してるんですか?」
「ん、少年、こいつだよ。」
「あっ、<<ブラスト・ランナー>>のプラモデルですね?」
「少年も作ってみるか?
 キットならまだ有るからよ。」
「良いんですか?
 でも、ボクに作れるかな??」
「古都武器屋のキットは磐梯山のと違ってパーツ少ないから、そんなに難しくねぇよ。
 ニッパーとかデザインナイフとかはそこの工具箱に入ってるからよ。」
「はい、解らない所は教えて下さいね♪」

「お前等、ブリーフィングルームで何を…ほぅ、模型か。」
「お、意外な反応だな、ベテラン。
 もしかして、作り込んだ口か?」
「戦車や戦闘機ばかりだったがな。
 どれ、昔取った杵柄を見せてやろうか。」
「『毟り取った衣笠』?
 何言ってるんだ、ベテラン。」
「衣笠さんから毟り取っちゃ、髪の毛が残りませんよ?」
「熱血、貴様、明日は訓練メニュー2倍だ。」
「何で俺だけ…。」
468ある休日の一幕〜1/35の戦場 2/3:2010/02/17(水) 22:50:06 ID:Gf4x4mLE0
「皆さんお揃いで、何をしていらっしゃるので?」
「よぉ、ナルシー。
 ナルシーはこういうの作らなかったか?」
「えぇ、フィギュアのスクラッチばかりで、メカは余り。
 私も混ぜて頂いて宜しいですか?」
「応よ。
 フィギュアのスクラッチに比べりゃ、簡単過ぎねぇか?」
「いえ、そんな事は在りませんよ。
 何しろ久し振りですしね。」
「…俺にも1つ寄越せ。」
「クール、お前、プラモデルとか作れるのかよ?」
「…作った事は無いが、貴様に出来て俺に出来ん道理は在るまい。」
「ほほぅ、言ったな?」

「男共が揃って何してるのかしら?」
「お兄ちゃんが、<<ブラスト・ランナー>>のプラモデル買ってきたんだって。」
「プラモデル?
 何ですの、それは??」
「玩具よ、玩具。
 全く、いつまでも子供なんだから。」
「でも、みんな、楽しそう。」
「馬鹿兄貴め、可愛い恋人を放っぽっといて、何してるんだか。」
「え、えっと…あの、まだそんな(真っ赤)。」
「『まだ』、何かなぁ?」
「あぅ、あ、…そ、そうだ。
 わたし、みんなにコーヒー淹れてくるね(ぱたぱたぱた)。」
469休日の一幕〜1/35の戦場 3/3:2010/02/17(水) 22:55:11 ID:Gf4x4mLE0
「…自作デカールで小隊エムブレムとナンバー入れてっと。
 最後にトップコート吹いて、よし、完成。」
「熱血、もう出来たのか。」
「見せて下さい、熱血さん。」
「素組み、墨入れ、マーカー塗装だけでも結構見栄えが良くなるだろう?」
「一手間入れるだけで、ここまで完成度が上がる物なんですねぇ。」
「…成る程、こう仕上げるのか。」
「あの、コーヒー淹れました。
 …はい、お兄ちゃん。」
「お、ありがとよ。
 少女、これやるよ。」
「熱血さん、これは女の子へのプレゼントには相応しくありません事?」
「まぁ、こんなの貰ってもねぇ。」
「『こんなの』とは失礼だな。」
「あ、これ、わたしの機体…。」
「ホントだ、ブロッサム9のマークが入ってる。」
「ありがとう、お兄ちゃん。」

「ねぇ、兄貴。
 何で少女ちゃんの機体にしたの?」
「今、フル玖珂T・ロールアウトカラーって少女のだけだろ?」
「…それだけ?」
「他に何かあるのか?
 これで改修すべきポイントも判ったしな。
 次は自分の機体を再現するかな。」
「(ダメだこの鈍感、早く何とかしないと。)」
470467〜469:2010/02/17(水) 22:59:17 ID:Gf4x4mLE0
投下完了。
ホームで戦友と玖珂Tのキットについて話してた時に思いついたネタ。
出来は兎も角、タイトル間違えるとかもうね。
471ゲームセンター名無し:2010/02/17(水) 23:16:10 ID:FxGseoiv0
>>470
GJ
素組、バリ取り、パテ、サフ、エアーブラシ、紙ヤスリ、クリアー、コンパウンド、色々と出すときりが無いな…

そして、少女はシュライクへと乗り換えて行くのであった…
と、なりそうだ。
472ゲームセンター名無し:2010/02/18(木) 04:03:15 ID:SqhS6Iw00
>>461
あぁぁぁ凄く納得だわwww

>>470
あ〜、もう本当可愛いわ鈍感な熱血♪
GJですたm(__)m
473ゲームセンター名無し:2010/02/18(木) 07:30:32 ID:JBmbsmn20
読んでて作りたくなったので積んだままのキットを取り出したんだが
何故か薄刃ニッパーが行方不明・・・どこいったんだ!?

二ヶ月くらい前にUCガンダムとシュナンジュ組んだ以来使ってないのになあ。
474ゲームセンター名無し:2010/02/18(木) 13:02:33 ID:KdgVUo55O
ふと思ったんだが、いつものクイスマたんって腕力凄くね?
あんなに跳ね上がる3連射を、たいていクイスマたんラブの人の同じ箇所に入れてるよな
実は腕はむきむk
475ゲームセンター名無し:2010/02/18(木) 15:01:11 ID:RoI6LzAUO
>>474
入れてないと思うぞ
クリスマスSSでは跳び跳ねる敵麻に初弾外して、2、3発目は足、胴に着弾させてる
また、クリスマスに修羅X足が欲しいだの、最近修羅X頭買って涙目になってりした辺りから修羅の2525か、胴だけ杖38のキメラと思われる
CQBだのAIMだのクイックピークだの言ってたから、元々OP7とかのFPS畑の人間みたいだし、リコイルコントロールくらいは多少なり体に染み付いてるんじゃないか?
476ゲームセンター名無し:2010/02/18(木) 15:42:09 ID:RoI6LzAUO
ってクイスマラブ氏本人じゃなくて、氏が描くクイスマタンの話か
ちょっとブロア河で頭冷やしてくる
477ゲームセンター名無し:2010/02/18(木) 17:41:25 ID:SqhS6Iw00
>>475
……よくそこまで詳細に憶えてるな(^_^;)
というか支援使ってて銅と銀は出るのに黄金が出てこなくてクイスマタソ買えないぉorz
478ゲームセンター名無し:2010/02/18(木) 18:39:26 ID:KdgVUo55O
ニュード汚染しない程度に頭冷やしてこいw
479牛乳の効能(1/3):2010/02/18(木) 20:38:37 ID:vnjqPqN90
少年(…もう少し、背丈が欲しいなあ…)
お嬢(…もう少し、バストがあれば…)
二人「はぁ…」
お嬢「あら、少年くん、随分とアンニュイな顔をなさってますわね」
少年「お嬢さんこそ顔色が優れませんね…大丈夫ですか?」
ナルシー「なるほどなるほど! つまりお二人とも、ご自分の体の成長が気になるんですね!」
お嬢「(びくっ)な、何を仰いますの!?」
少年「(びくっ)べ、別に気にしてないですよ!?」
インテリ「いいえ隠さずともわかります! 年頃になれば身長やバストサイズを気にするのは当然です!」
少年「…どうして分かるんですか」
お嬢「…あなたがた、変な特殊能力持ってませんわよね?」
ナルシー「いえいえ、他意はありませんよ? 人間にはいつでも心身ともに成長が必要なのです」
インテリ「こと身体に関して言えば、やはり栄養管理でしょうか。オーソドックスなのは牛乳などですね」
お嬢「牛乳…」
少年「…ですか」
ナルシー「数ある方法のうちの一つです。果たして効果があるかは個人差がありますが…」
インテリ「物は試し、駄目ならまた他の方法を考えましょう! では、私たちはこれで!」

少年「な、なんだったんでしょう」
お嬢「どこまで本気なのか、正直よく分かりませんけれど…」
少年「でも、折角アドバイスしていただいたんですし、試してみましょうか」
お嬢「ですわね。あの二人も悪意があるわけではありませんものね」
480牛乳の効能(2/3):2010/02/18(木) 20:40:32 ID:vnjqPqN90
  * 数日後 *

ベテラン「なあ、お嬢がますます…凛々しくなってないか?」
まじめ「少年くんもますます…その、可愛くなった…っていうか…」
ナルシー「? どういうことです?」

熱血「お嬢…おまえ、また背が伸びてないか?」
お嬢「と、隣に並ばないでくださる!? うう、これでは恥ずかしくてヒールが履けませんわ…」
少女「ねえねえ少年、そのおっぱい本物? …あたしより大きくない?」
少年「や、やめて! そんなに強く揉まないで!」
お嬢「少年くん! 早くその胸をわたくしに返しなさい! 本来ならわたくしの元へ来るはずでしたのよ!」
少年「差し上げます! 僕もお嬢さんの身長と交換したいです!!」
お嬢「無理に決まってるでしょうそんなこと!(泣」
少年「ですよね! どうしましょう!?(泣」
ナルシー「ああ、二人とも自棄を起こさないで。いやはや、これは想定外でしたねえ…」
インテリ「同じ牛乳を飲み続けてこうなるなんて…不謹慎ですが、興味深いですね!」
クール(大女とシーメールか…アリだな)
ナルシー「とりあえずクールさんがアレなのは想定内ですが…さて、どちらがアリなんでしょうね」
クール(俺の心を読むな! 両方に決まっている!)
インテリ「読んでませんよ? 鼻血が出ているので一目瞭然なんです! そうですか、両方ですか!」
クール(だから読むな! 絶対読めてるだろう! 何者だおまえら!)
481牛乳の効能(3/3):2010/02/18(木) 20:45:11 ID:vnjqPqN90
  * その後 *

ベテラン「で、連中はその後どうしたんだ」
まじめ「とりあえず原因をインテリに調べて貰ってるけど…」

少女「ねーねー、この牛乳瓶見て〜。コレのせいじゃない?」
熱血「それ、牛乳の色か? …なんか見るからに怪しいぞ」
ベテラン「なになに…『牛マン印のギュー・ニュー・ド』…決定的じゃないか?」
まじめ「成分は…書いてないわね。あとでインテリに調べてもらわなきゃ」
クール「よし、熱血。ちょっとこいつを今すぐ飲んでみろ」
熱血「断固断る! っつうか誰が飲むか! お前が飲め!」
クール「そうかそうか仕方ないなフフフフ(バキャア」
まじめ「…この鼻血たれ流してる人HSしていい? もうやっちゃったけど」
ベテラン「いい働きだ!」
熱血「ナイス!」
少女「かっこい〜! 次もお願いしま〜す!」

クール「つ…次があるのか…フフフフ(ゴキャア」
482ゲームセンター名無し:2010/02/18(木) 22:22:01 ID:SqhS6Iw00
……クールがどんどん堕ちていくOTL
ホント、ナルシーにお株を全部奪われるな〜(^_^;)
あ、GJですたよm(__)m
483ゲームセンター名無し:2010/02/19(金) 00:37:27 ID:cH3tdpUWO
完全にクールは見掛け倒しのヘタレキャラだw
クールなクールのSSが少ない上に口数少ないから目立たないし喋っても一言二言だし
てか個人的にクールとインテリは結構薄いな…
ナルシーが万能過ぎるのもあるが
484ゲームセンター名無し:2010/02/19(金) 01:26:07 ID:bgxociJ80
クールはツッコミキャラとして重宝してます
485ゲームセンター名無し:2010/02/19(金) 16:16:16 ID:6ibLBqF10
ボケキャラとしても意外な使い勝手があるっすよ?
486ゲームセンター名無し:2010/02/19(金) 22:39:49 ID:xXoUL5le0
>>483
熱血、ナルシー、まじめ、お嬢の動かしやすさが異常なだけ。
487ゲームセンター名無し:2010/02/20(土) 19:44:50 ID:BnmHaZHS0
 今日のクイスマたんはガチムチに対してカス当たりじゃないHSで沈めてみたり、魔剣士ぶっ飛ばしてみたり、あたら張り切っていたけど、どうしたんだろう?
 昨日は特に何もしていないし、ってか寧ろフルボッコにされて個人演習1戦丸々使って反省会開いたくらいだし……
 ひょっとしてアレかな? 幕張メッセで公開されたASGに嫉妬しているのかな?
 ……うん、ごめんね。アレには勝てないや。
 CSNEOでのXMとM3、モスバーグやValtroのPM5とSPAS15。セミオートショットガンにポンプアクション式が勝てた試しが無いものね。
 威力にも寄るけど、一番情報の出てるASGースィーパーで既に重量180、クイスマたんのお株を奪って、更に10連射も出来るって特徴もある。
 ガトリングガンの例を参考にするならばスィーパーが初期型で、Rは弾数からクイスマたんかSPの特徴を踏まえた近〜中距離用、そして近距離特化のやつと初期型の特徴を尖らせたやつの2つがくる。
 こんなことを言うのもなんだけど……クイスマたんが産廃扱いされる日もくるかもね……ヴィーゼル系みたいに「装備の揃わない初心者かサブで使うヤツ以外全く使わない」って感じにさ
 まだワイスマとか、SPとかなら対策は立てようがあった。だけどね、勝てるビジョンが全く見えないんだ……どうしようか?
 これだけで見捨てるって決めたわけじゃないさ。クイスマたんはどんなことがあろうと使い続けるさ。いっそのこと、杖でも使って一緒に堕ちてみる?
 クイックスマックあいしてる
488ゲームセンター名無し:2010/02/21(日) 16:06:01 ID:QqITppFY0
>>487

AGS豆鉄砲らしいから、まだまだクイスマの天下は続くから安心おし。
しかしみかけるとつい安心できちゃうのはなんでだろなクイスマLOVEの人
489ゲームセンター名無し:2010/02/21(日) 16:07:53 ID:19Zq5h3f0
>>487
あなたはクイスマに注ぐ愛のコンマ1%でもいいから
『ウ』ィーゼルに向けてやるべきではあるまいか
独語として正しいと言われりゃそうなんだけど、ゲーム内呼称的な意味で

まあでも、クイスマしか見えてないってことだから良いっちゃ良いのかな
490ゲームセンター名無し:2010/02/21(日) 21:31:45 ID:4bbRtFaf0
アバターのパーツグラフィックが判るようなところ、無いかね?
SS書くために情報収集したいんだが。
491ゲームセンター名無し:2010/02/22(月) 01:02:09 ID:iifryOfh0
>>490
俺も欲しい
だから俺はサブカを作り友人に俺の使ってないアバターでカードをつくらせた
あとはWikiのアバターパーツ欄と動画を見まくっている

…どこかにないかなぁ…
492戦術教習 1/8:2010/02/22(月) 02:37:41 ID:QseFg+FXO
今日は現在の戦闘区域である旧ブロア市街地の激戦の丘についての戦術についてざっと説明する。
俺の得意なコア凸マップだな!
そうだな、激戦の丘はカタパルトが市街地からベースのある丘に向かって置いてある。
それゆえにいかに相手のコア凸を防ぎながらこちらがコア凸を決められるかが重要になる。
もちろん相手だってみすみすコア凸を許す訳はない。
現にこの突撃馬鹿の突撃は相手にほとんど防がれている。
たまたまそばにまじめがいたからなんとかなったものをいなかったら確実に蜂の巣にされてたろうな。
まったく……熱血は敵陣に突っ込んでばかりなんだから……少しは皆を見習わないとそのうち生きて帰れないわよ。
だってよー、ナルシーとクールが敵のコア凸を防衛するので手一杯みたいだったし、おっさんは少年や少女、インテリと自陣のプラキープしてるから俺がコア凸しないで誰がコア凸するんだよ。
それならそれでお嬢を見習って敵に見つからないようにコア凸しなきゃダメでしょう。
なんで熱血はいつもいつもど真ん中から突破をしようとするわけ?
そのほうがはえーからに決まってるだろ?
はえーって……わざわざついていってあげてるこっちの身にもなりなさいよ。
493戦術教習 2/8:2010/02/22(月) 02:46:21 ID:QseFg+FXO
そうですわよ。ワタクシのように固形の蛇のごときコア凸ならまじめさんも安心してついて行けるものですわよ。
そりゃあ光学迷彩ありゃあ固形の蛇にもなれるがよ……時間がかかるだろう?
ただでさえお嬢のアセンはブースト容量が少ねぇ上にAC使えねぇんだからよぉ。
でもほぼ防がれているあなたよりは効率いいですわよ。
うっ……ってかなんでまじめはわざわざついてくるんだ?
なんでって……べ、ベテランさんにな、ナルシーさんが熱血は突っ込んでばかりで危ないからついていけって言われたからそれで……
おっさんにナルシーそうなのか?
ああ、今回ばかりは敵の凸防衛が中々優秀みたいだったからな。
そうですね、さらにお嬢さんの迷彩凸も実は敵支援にばれていましたからねぇ。あと少し狙撃が遅れれば偵察によってお嬢さんも危険だったでしょうね。
そうなのかよ……確かに今回はいつもよりも凸が失敗したなぁ…………ん、待てよ?おっさん今回ばかりはって言ったよな?
そうだがそれがどうかしたのか?
いやよー、今回まじめがついてきた理由は分かったがいつもついてくるのはなんでなんだ?って思ってよ。
(……相変わらず熱血は鈍いな)
(……ベテランさんも流石に気付いてますか)
(…
494戦術教習 3/8:2010/02/22(月) 02:56:33 ID:QseFg+FXO
(……なんだ、ナルシーも気付いていたか)
(……ええ、流石にあれだけいつもつきっきりなんですから)
なななな、なんでってもちろんチームの勝利の為に決まってるでしょ!
そうなのか。てっきり俺はまじめが俺の事が心配だからってついてきてるのかと思ったぜ。
(……そりゃあ心配に決まってるじゃない……怪我でもされたら私……)
あー、おほん、そろそろ教習をはじめるぞ、いいな二人とも。
いつでもいいぜ、おっさん。
……
まじめははじめて大丈夫か?
……あっ、はい大丈夫です。
さて、先程も言ったがおまえたちに知っておいて欲しいのはこのマップは突撃マップってことだ。
プラントの近くにコア突撃用のカタパルトがいくつかあるんですよね?
そうだ、流石はこの年齢で戦ってるだけあって教習中に居眠りする誰かは見習って欲しいものだ。
おい、おっさん。俺は寝てなんかねーぞ。
この間のだってノートにちゃんとまとめてるぞ。
どれどれ……
(……おいナルシー、この字はまさか……)
(……そうですね、明らかにまじめさんの筆跡ですね)
(……やはりか)
(……まあここはまじめさんの為にも黙ってましょう)
495戦術教習 4/8:2010/02/22(月) 03:05:19 ID:QseFg+FXO
そ、そうだな。ちゃんと聞いてるようだな、すまんすまん。
では続けようか。
このマップの地図を見ればわかると思うがA、B、D、Eプラントにそれぞれコア突撃用カタパルトがある。
攻める側は敵陣側のそれらのプラントの制圧と維持が速やかなコア突撃と勝利を呼び込めるだろう。
逆に守る側は自陣側のそれらのプラントを敵に渡してはならない。
以上の事を守ることで勝利を近づけることができるだろう。
おっさんしつもーん
なんだ熱血?
CプラやFプラは取ったり守ったりしなくていいのか?
それは勿論取れれば有利になるし守らなくてはいけない。
特にCプラは攻める、守るにおいて重要な拠点となるだろう。
また、敵のスネークによるプラントの奇襲に対しても気をつけなくてはならない。
特にAプラント側はDプラントの付近の崩れた橋を渡ったらすぐAプラントでそばにはカタパルトがある。
もちろんカタパルトを使えばすぐにコアな上にベース付近からコアにダメージを与える方法も存在するからくれぐれも気をつけるように。
またEプラント側から攻める時はCプラントに気を取られて背後から奇襲されるなんてこともあるから気をつけるように。
496ゲームセンター名無し:2010/02/22(月) 08:27:12 ID:hibyPHbXO
偵察を開始します
497ゲームセンター名無し:2010/02/22(月) 10:18:51 ID:FcWF65jOO
>>492-495
続きマダー?
498戦闘教習 5/8:2010/02/22(月) 10:38:59 ID:QseFg+FXO
簡単な戦術教習はこんなもんだな。
各自今回の事を戦闘中にも頭の片隅に入れておくように。
では解散だ。



ねぇベテラン様?
なんだお嬢?
ベテラン様もまじめさんのようにスネークしてるワタクシの後をついてきてもいいのですわよ?
生憎俺の機体はヘヴィなんでな、スネークや突撃よりも守りに向いてるんだ。
では今から整備士に頼んでベテラン様の機体をシュライクに変えて貰いましょう。
それは断る。大体なんで俺がお嬢のスネークについていかなくてはならないんだ?
……熱血についていくまじめならともかく。
あら、ベテラン様はワタクシが危険な目にあってもいいとおっしゃるのですわね?
まったく最近の殿方ときたら……
そ、そういう訳じゃないが……
では今からワタクシと一緒にベテラン様の機体をシュライクに変えてそれから一緒にスネークの訓練をいたしますわよ。
まっ、待て……って俺を引っ張るとかどれだけの力が?
な、ナルシー。俺はお嬢から逃げられそうにないから暫く防衛を任せるぞ。
ふふふ、防衛は任せてください、私が華麗な防衛を少年さん達に伝授いたしましょう。
ねぇ、ナルシー?
なんですか少女さん。
499戦術教習 6/8:2010/02/22(月) 11:09:26 ID:QseFg+FXO
華麗な防衛ってどうやるの?
そうですね……それは今から少しずつ教えてさしあげますよ。
わーい、じゃあ少年君演習の準備しにいこー。
少女さんあんまりはしゃぐと転びますから気をつけるのですよ。
うん、ナルシーもクールもインテリも演習場で待ってるからね。
さて、俺は狙撃の精度を上げる訓練に向かうか。
あらあら、少女さんとの約束はどうなさるのです?
少し遅れるとナルシーから伝えてくれ。
わかりました。それにしてもクールさん程の腕の人が訓練ですか?
ああ、これ以上熱血に危ない突撃をさせたくはないからな。
なんだかんだで皆さん心配性ですね。
ナルシーも心配なのか?
ええ、もちろん。
ただ心配なのは熱血さんよりむしろまじめさんのほうですね。
強襲の熱血についていくために支援に乗って少し無理をしてブースト吹かしてるからか?
ええ、いくら機体が同じクーガーとは言え強襲と支援ですからね。
さらに熱血さんの為に索敵センサーを自分の機体に貼り付けたり囮になったりしてますからね。
そんな事までしてまじめは一体?
……まあ熱血さんが心配なのでしょう。
ですから私達は熱血さんとまじめさんの為にもしっかり防衛や戦闘支援しなくてはなりませんね。
500戦術教習 7/8:2010/02/22(月) 11:16:02 ID:QseFg+FXO
ああ、そのためには普段から訓練しないとな。
そうですね、ではまた演習場で。
……さてと、っとインテリさんどちらへ行くのです?
いっ!
まさか先程の熱血さんとまじめさんの話をきいて「熱血×まじめ」なんて本を今から描こうなんて考えてませんよね??
そ、そんな訳ないじゃないですかー。
私は今から少女ちゃんのいる演習場に向かうんですよ。
演習場は反対方向ですが……まあいいでしょう。
二人の本は演習が終わってからにして下さいよ。
了解でーす。



501戦術教習 8/8:2010/02/22(月) 11:23:21 ID:QseFg+FXO
後日

おい、まじめ。リフトからのカタパルトで一気に突撃するぞ。
オーケー、レーダーに敵の反応はないから今がチャンスよ。
ベテラン様、熱血さん達を囮にBプラントを占拠しますわよ。
了解!
……にしても光学迷彩がこんなにも敵にばれないとはな。
当然ですわ。なんてったってクールさんが敵支援をことごとく落として下さいますし、もし防衛が遅れたらまじめさんのリムペVでコアが大変なことになりますからね。
どさくさ紛れに見えないスネークで占拠とは中々な戦術だな。
ねぇナルシー?
ん?何ですか?少女さん。
私達暇じゃない?
まああのお二人の突撃は何がなんでも防がないとコアすら吹き飛ばせそうな勢いになってしまいましたからねぇ。
さらには支援のいない中でお嬢さん達を探しだすのは至難の技。
ですから私達はたまに来る敵のスネークや強引なコア突撃を防げばいいだけになってしまいました……。
ナルシーちょっと落ち込んでるね。
そんな事はありませんよ。
……ただベテランさんに約束した華麗な防衛が簡単なお仕事に変わったのが残念なだけですよ。
そっかぁ。
じゃあ帰ったらまた華麗な防衛教えてね。
いいですよ。
502ゲームセンター名無し:2010/02/22(月) 12:48:43 ID:hibyPHbXO
>>501
GJ
少年…(;´Д⊂)
503ゲームセンター名無し:2010/02/22(月) 13:15:34 ID:QseFg+FXO
投下終了

はじめてSS投下したから幾らかミスししまったorz
さらに本当は市街地の間に投下したかったが間に合わなかった(´・ω・')
さらに戦術うんぬん書いたけど自分の思う戦術たまから
504ゲームセンター名無し:2010/02/22(月) 13:31:36 ID:QseFg+FXO
ぬああー途中送信してしまった、すまぬorz


以下続き
戦術は自分の思う通りに書いてみたんだけど変だったかなあなんて思ってたり(´・ω・')

できたら今の採掘島もやってみようかと思います。
505ゲームセンター名無し:2010/02/23(火) 21:40:22 ID:AAzFCfh50
>>490-491
遅レスだけど、ルーキーズガイドにアバターパーツ一覧がある
506ゲームセンター名無し:2010/02/24(水) 21:12:08 ID:dpSntK8o0
ベテラン : 敵の機密を掴むも詳しく知らせる前に死ぬ
ナルシー : 「コレはいけません!」とか言って少年少女をかばって死ぬ
少年 : 「僕だってやれるんだ!」とか調子に乗って死ぬ
クール : 熱血に感化されて「まったくらしくねぇな」とかいって死ぬ
お嬢 : サラダを食べる約束をして死ぬ
インテリ : ブラストから降りて破壊工作を成功させるが、敵に見つかって無線ではなんでもない風に装って死ぬ
少女 : 新兵器の実験台にされて暴走して死ぬ
まじめ : 敵に寝返るも熱血をかばって死ぬ
熱血 : 終戦を訴えるも恐慌状態に陥った新兵に撃たれて死ぬ
507490:2010/02/24(水) 22:05:04 ID:r9NqfCB+0
>>505
サンクス
…知りたかったのは新アイテムなんだよね
SSは手探りではじめるかぁ
508ゲームセンター名無し:2010/02/25(木) 03:56:43 ID:3DYeDbas0
>>506
あれ?クールは

熱血とまじめの結婚式に向かう途中、チンピラに刺されて死ぬ

じゃないの?
509ゲームセンター名無し:2010/02/25(木) 04:13:40 ID:pdvNgASq0
ジェットマン乙
510ゲームセンター名無し:2010/02/26(金) 00:46:54 ID:MyQ1nai9O
クー「…敵機撃破」
《暗い奴が敵を撃破 戦闘-2pt》
クー「…何だ今のは」
熱血「お前知らないのか?今日から芸術点が加点されるようになったんだぜ?」
《剣に頼りすぎ 戦闘-2pt》
熱血「くそっ、またかよ…」
クー「いや…これに何の意味があるんだ?」
少女「でもこれイイなぁ〜ポイントどんどん増えてくよ〜」
《可愛く敵を撃破 戦闘+3》
イン「私もポイント稼ぐの苦手なのでありがたいですっ!」
《巨乳が敵を撃破 貢献+5pt》
クー「何だその判定基準は…」
熱血「撃破で貢献増えてんぞ。つーかお前はどうなんだよ真面目?」
《貧乳が移動 貢献-2pt》
《貧乳が敵を撃破 貢献-2pt》
《貧乳 貢献-2pt》
まじ「何か言ったか小僧」
熱血「いえ!何も言っておりません!サー!」
511ゲームセンター名無し:2010/02/26(金) 01:36:53 ID:u69Y62qA0
《お嬢様が戦線復帰 貢献+1pt》
《お嬢様が生存中 貢献+1pt》
《お嬢様が大破 貢献-1pt》

お嬢「んもう!あんまり意味ありませんわ!」

ベテラン「どうやらお嬢を眺めるのが好きな視聴者がいるようだな…」
512ゲームセンター名無し:2010/02/26(金) 02:06:14 ID:y0Yo4CdF0
判定基準偏りすぎだろw
513ゲームセンター名無し:2010/02/26(金) 03:12:49 ID:4hGNpE930
少年「よし、今のうちにリペアに」
ガションピロロロロ

《ショタっ子のおトイレ 貢献+10pt》

少年「えっ」
514ゲームセンター名無し:2010/02/26(金) 08:53:06 ID:jd9d3zZA0
《ガチムチがシュライクに搭乗 貢献-2》
ベテラン「何故だ・・・・」

《ガチムチがガチムチに搭乗 貢献±0》
ベテラン「何だというんだ・・・・・」
515ゲームセンター名無し:2010/02/26(金) 14:52:57 ID:flz1Uess0
まじめ「ああっ! やられちゃった・・・」
熱血「大丈夫か!?」つ◎ピロロロロロ

《まじめを再起動 貢献+4》
まじめ「ありがとねっ!(はぁと」
熱血「お、おう///」

《熱血の股間を再起動 貢献+4》
まじめ「・・・」
熱血「・・・」
516ゲームセンター名無し:2010/02/26(金) 20:51:59 ID:62wyHgChP
ナルシーは常時マイナスなのか常時プラスなのか
517ゲームセンター名無し:2010/02/26(金) 21:48:17 ID:poM2Zi/nP
>>516
決まってるじゃないか…

ナ ル シ ー は 自 己 採 点
518ゲームセンター名無し:2010/02/26(金) 22:09:34 ID:lu488kRV0
>>517
確かにそうかもwww
519ゲームセンター名無し:2010/02/26(金) 22:37:20 ID:Fzu5+Vdd0
《敵機撃破 戦闘+5》
「さすがは私です。芸術+5で」

《撃破支援 戦闘+2》
「なんと見事なコンビネーション……! 芸術+7!」

《プラント奇襲 占拠+10》
「見事な戦術眼! 我ながら惚れ惚れします! 芸術+15!」

《敵機に撃破されました》
「ああ! 大破する私のブラストのポーズ、なんと芸術的な! 芸術+30です!」

《味方に誤射 貢献-10》
「今のカメラワークは素晴らしい。我が事ながら見惚れてしまいました……! 芸術+56!」

         K/D   戦闘  占拠   貢献    芸術    Total
ナルシー   12/3    [82]   22    [50]    [2,305]   [2,459]


「……なぁ、なんかナルシーのリザルトだけヘンじゃないか?」
「気にしたら負けだ」
520雛祭りの惨劇 1/5:2010/02/27(土) 10:22:39 ID:bO+nxBT40
「インテリお姉ちゃん、ヒナマツリって何?」
「あぁ、雛祭りの事ね。
 私達の故郷の古い風習でね。
 3月3日にお雛様を飾って、子供の無事な成長と幸せを祈る、女の子のお祭りなのよ。」
「オヒナサマ?」
「お内裏様とお雛様、三人官女に五人囃子、いっぱいお人形を飾るの。
 豪華なのだと8段飾りとかあって、とても綺麗なのよ。
 私も本物は見た事無いんだけどね。」
「そうなんだ、一度見てみたいな。」

「そんな訳で、少女ちゃんの為に雛祭りをしたいと思うの。」
「『そんな訳で』って言われてもな。
 雛人形なんて何処から調達してくるんだよ?」
「オペ子さんに頼んでも難しいでしょうね。」
「物資調達のプロとはいえ、部隊運営に直接関わらない物は無理だろう。」
「ボク達で、そのヒナニンギョウを作るのはどうでしょう?」
「妙案ですが、もう時間的余裕が在りませんわ。」
「…大体、そのヒナニンギョウとやらが判らん。」
「本物は無理でも、それらしい物をでっち上げれば良いのでは?」
「おぉ、軍師、何か策が御有りか?」
「雛人形っぽい物を作れば宜しいのでしょう?
 でしたら、我々にはうってつけの物が在るではありませんか。
 基地全体の協力が必要ですが、少女さんの為であれば、皆喜んで協力してくれるでしょう。」
「?????」×7
521雛祭りの惨劇 2/5:2010/02/27(土) 10:29:02 ID:bO+nxBT40
「完成です、名付けてブロッサム隊特製雛人形<<ブラスト・ランナー>>3段飾り!」
「…無茶しやがって。」
「下段の五人囃子には、ベテラン氏の1番機、私の2番機、クール君の3番機、少年君の5番機、予備機の10号機を。
 楽器の変わりに武器を構えてるのはご愛嬌と言う事で。
 中段の三人官女には、まじめさんの6番機、お嬢さんの7番機、インテリさんの8番機を。
 そして上段には、雪洞代わりのセントリーガンを両端に。
お内裏様に熱血君の4番機を、お雛様には少女さんの9番機をそれぞれ配置しました。
 尚、雛壇の作成と飾りつけは整備班にご協力願いました。」
「何というか、壮観な眺めだな。」
「ボク、夢に見そうですよぉ。」
「…或る意味シュールな絵面だな。」
「何か物々しい雛人形ね。」
「でも、少女さんに喜んで頂けるのならよろしいのではなくて?」
「『今はこれが精一杯』、ね。」
「…何で俺のがお内裏様なんだ?」
「因みに、それなりの予算を突っ込みましたので、オペ子さんはご機嫌斜めでしたね。
 次の戦闘で勝てなければ、少女さん以外は減俸だそうですよ。」
「な、何だって?!」×7
「ささ、熱血君、少女さんを呼んで来て下さい。
 ちらし寿司や甘酒も用意しましたので、ささやかですが雛祭りを致しましょう。」
「いつの間に…。」
522ゲームセンター名無し:2010/02/27(土) 10:30:32 ID:Wti/G7x30
支援
523雛祭りの惨劇 3/5:2010/02/27(土) 10:35:53 ID:bO+nxBT40
「わぁ、これがオヒナサマなの?」
「本物は用意出来なかったからな、これで許してくれ。」
「ううん、素敵。
 ありがとう、お兄ちゃん。」
「礼なら整備班の連中とオペ子に言ってくれ。
 あいつ等の為にも、次の戦闘は絶対勝たないとな。」
「うん!」

「(お兄ちゃん、他の人とばかりお話して…。
  つまんないな…。
  わたしの事、どうでもいいのかな…。
  うぅん、そんな事、ないよね…?
  こんな事考えるなんて、わたし、嫌な子だ…。)
 (あ、これ、アマザケ…だっけ?
  変わった香りだけど、…ん、甘くて美味しい…。
  もう1杯もらっちゃおう…。)」

「ちょっと熱血さん、少女さんが大変ですわよ!?」
「少女がどうしたって?」
「良いから、早くこちらに!」
524雛祭りの惨劇 4/5:2010/02/27(土) 10:40:34 ID:bO+nxBT40
「インテリお姉ちゃん、どうしてこんなに大きいの?(むにむに)」
「ちょ、ちょっと、少女ちゃん?」
「柔らかくて暖かい………いいなぁ(むにむにくにくに)。」
「あぁん、直に揉まないで、やぁん、摘んじゃダメぇ。
 あ、やだ、んんっ、…私、そんな趣味無いのにぃ!」
「…何してんだ、お前等。」
「あ、お兄ちゃんだぁ。
 お兄ちゃ〜ん♪(べったり)」
「あ、こら、少女。」
「ん〜〜〜〜〜♪♪(すりすり)」
「た、助かったわ、兄貴。
 あぁ、まじめ、生きてる?」
「………もうダメ、私、お嫁に行けないわ。」
「大変ですわ、まじめさんの瞳からハイライトが消えてしまいましたわ?!」
「これが、レイプ目って奴なのね…。」
「これは何の騒ぎだ?!」
「おや、甘酒の容器が空になってますね。」
「…『酒は身を滅ぼす』、か。」
「少女さん、酔っ払ってるんですか?」
「あんな少女さん、初めて見ますわね。」
「おぉい、遠巻きに見てないで助けてくれよ。」
「すまん、無理だ。」
「それは無理な注文です。」
「…それは出来ない。」
「できません、ごめんなさい。」
「それは出来ないよ…。」
「無理ですわ、御免なさい。」
「ちょっと無理かも。」
「この薄情者共ぉぉ!!」
525雛祭りの惨劇 5/5:2010/02/27(土) 10:46:30 ID:bO+nxBT40
「お兄ちゃん、わたしと一緒に居るの、…イヤなの?(涙目)」
「いや、そんなんじゃ無ぇよ。
 只、ちょっと近いと言うかくっ付き過ぎというか、な?」
「良かったぁ(ぎゅっ)。
 えへへ、お兄ちゃん、だい…す……き……(すぅーすぅー)。」
「少女?
 …寝ちまったのか。
 ふぅ、何だったんだ、一体。」
「少女がこんな風になるとはな。」
「ボク、少女さんが誰かに甘えてるの、初めて見ました。」
「そうなのか?
 俺には時々甘えてくるけどな、今日のは度を過ぎてたが。」
「(これでも少女ちゃんの想いに気が付かないのね…。)」
「(熱血さん、どういう神経していらっしゃるのかしら?)」
「(ツンデレじゃないし、この場合、何デレになるのかな?)」

「…考えたんだが。
 あのヒナニンギョウ、実機を使う意味有ったのか?
 いつぞやのプラモデルでも良かった様な気がするんだが。」
「クール君、こういう諺をご存知ですか?
 『大きい事は良いことだ』!
 (本当に退屈しませんねぇ、この隊は。)」
526520、521、523〜525:2010/02/27(土) 11:36:30 ID:bO+nxBT40
投下完了。
あれだけ推敲してるのに、投下後に誤字発見とかもうね。
>>がナンカーに化けてるし…orz
気を取り直して、某「消失」見に行くか。

>>522
支援THX
527ゲームセンター名無し:2010/02/27(土) 11:50:07 ID:kkgB5+gS0
>>526
[よくやったぞ!]
雛BRwww圧勝画面が脳裏をwww
528ゲームセンター名無し:2010/02/27(土) 14:17:39 ID:rsrdWZVQ0
雪洞代わりの先生噴いたwww

というか本当珍しいよね、主人公大人気でナルシー役が完璧超人でクール役がハブられる作品ってのもw
529ゲームセンター名無し:2010/02/27(土) 14:17:58 ID:rsrdWZVQ0
あ、↑はBB自体がってことね('A`)
530ゲームセンター名無し:2010/02/27(土) 22:53:11 ID:daWMYo7X0
>>526
これは癒された!
朴念仁熱血の活躍はいつまで続くのか!?w

>>529
ナルシーは台詞を考えた開発者に勲章あげたいくらい。
531ゲームセンター名無し:2010/02/28(日) 01:52:10 ID:fA9nOjfj0
>>526GJ!
この流れでいうとお嬢も何かされてしまったんだろうか…


>>528
熱血が大人気とかソースどこ?と思ったけどネタの話か
エロゲの主人公は無個性じゃないと務まらないからn(ry
532ゲームセンター名無し:2010/02/28(日) 10:53:40 ID:IF78qts50
>>526

まじめは何をされたんだw
533ゲームセンター名無し:2010/02/28(日) 18:22:01 ID:vxwzFoQ/0
まじめ「お嬢ー! この前の戦闘履歴のファイル、持ってきたわよー」
お嬢「大変助かりますわ。ありがとうまじめさん(ちゅー」
まじめ「ちょっ…そのすぐキスする癖なんとかなんないの!?」
お嬢「あら、ごく普通のご挨拶ですわよ?」
まじめ「あなたにはそうかもしれないけど…」

少女「………」

クール「少女。お前の機体のメンテが終わったぞ」
少女「あ、クールありがとー! …ねえ、ちょっとしゃがんでくれる?」
クール「? …こうか」
少女「…(ちゅ」
クール「…!」
少女「えへへー。お礼だよ。じゃ、ブラスト見てくるねー(ぱたぱた」

熱血「おう、どうした仏頂面! ぼんやり突っ立ってどこ見てんだ?」
クール「…いや。俺もまだ青いな」
熱血「?」
534ゲームセンター名無し:2010/02/28(日) 19:20:52 ID:RcOmN4kk0
>>533
GJ!
不器用そうなクールが良いな。
少女からのキスは頬に限るな!
535ゲームセンター名無し:2010/02/28(日) 19:47:52 ID:VhFn3M8U0
>>533
後でクールからネチネチ注意されそうだな、お嬢w
GJですたm(__)m
536ゲームセンター名無し:2010/02/28(日) 21:52:10 ID:fA9nOjfj0
>>533
GJ!
お嬢とまじめのちゅーか…ふつくしいな…
537ゲームセンター名無し:2010/03/01(月) 12:59:06 ID:QiREKeTT0
 ああ、クイスマたん……どこへいっちゃったの?
 ICカード無くすなんてバカやった自分が悪いのはわかってるんだ。
 だから謝らせてくれよ……帰ってきてくれよ……
 一緒に魂秘停さんの動画見て、ASGの対策考えようよ。
 ASGに飛びついて、後ろに下がって援護ポイント稼ぐ支援たちに、このゲームの支援本来の動きってヤツを思い知らせてやろうよ。
 去年出来なかったことだって色々あるじゃないか。
 まだまだ、クイスマたんとやりたいことたくさんあるんだ。

 なのに……こんな別れ方ってないよ……
 クイスマたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん
538ゲームセンター名無し:2010/03/02(火) 20:42:33 ID:ZNChp/2a0
>>537
なんという悲劇。
カードが見つかる事を切に願うぜ。
539ゲームセンター名無し:2010/03/02(火) 21:45:29 ID:4n3YkbWrP
>>538
BB.NETに登録されてたら1.5以降ならそのデータで再開できます
されてなきゃ諦めろ
540ゲームセンター名無し:2010/03/02(火) 22:48:10 ID:DKwkFRax0
>>538->>539
規制で書き込めなかったが昨日見つかった
ありがとう、あいしてる
541ゲームセンター名無し:2010/03/02(火) 23:54:03 ID:ronKA0fX0
熱血「少年ー! この前の戦闘履歴のファイル、持ってきたぞー」
少年「大変助かります。ありがとうございます熱血さん(ちゅー」
熱血「ちょっ…そのすぐキスする癖なんとかなんねーのか!?」
少年「でも、ボクの出身地ではごく普通のご挨拶ですよ?」
熱血「おまえにはそうかもしれないけど…」

ベテラン「………」

ナルシー「ベテランさん。貴方の機体のメンテが終わりましたよ」
ベテラン「ん、ナルシーすまん。 …なぁ、ちょっとそのまま立っててくれないか?」
ナルシー「? …こうですか」
ベテラン「…(ちゅぅぅ」
ナルシー「…!」
ベテラン「ふっ。礼だ。じゃ、ブラストを見てくる(どすどす」

少女「あれー?どうかしたの?ナルシーちゃん。頬にキスマークのペイントつけて」
ナルシー「…いえ。私もまだまだですね…!!」
少女「?」

>>534を見てたら俺の脳内で改変せざるをえなかった
542ゲームセンター名無し:2010/03/02(火) 23:55:31 ID:97vQD5yNO
電アケ記事のせいで少女&少年サブカ作りたくなってきた。

どんな縛りにしよう…
現サブカ
まじめ【麻専玖珂専新兵】
クール【狙専ヴォルペ専流れ傭兵】
ナルシー【完璧超…(つかココの影響)】


少女は…イタズラっ子 ミ☆
ぽく【クイスマ+索敵機+ボンバー・ガール】とアクティブな支専で行くかなぁ…

少年はデ剣コンボ特訓用の高機動麻かなぁ…







熱血? ベテラン? お嬢?
知らん。
543ゲームセンター名無し:2010/03/03(水) 00:22:49 ID:lpnZtxv4O
>>542
金持ちだなおい
俺はメインの少女一本に決めてる
本当はあと少年とナルシー作りたいんだが…

なぜならそろそろゆうちょの口座がブレイクしつつあるからな…!!
さすがに残金3桁は死守したい…!!
544542:2010/03/03(水) 00:50:05 ID:KiwJj8R0O
なあに…


・連・ジ合わせて20枚以上の使用済みIC
・専用バインダー×2&プラケース×10にみっちりカード群
・カートン買いしたクロニクル

のGCB時代に比べりゃあ




( ゚∀゚)アヒャヒャヒャヒャヒャ




…別に全キャラS、Aランク目指す訳じゃないからな。
どんなアバター・パーツが来るか気になるじゃんよ。
545ゲームセンター名無し:2010/03/03(水) 03:00:51 ID:W0S8DUuR0
>>540
良かったよ〜(つд`)
機体萌えの第一人者さんに万一のことがあったらどうしようかとオモタ(^_^;)
ちなみに漏れは某スレにSS投稿してから広域姐さんに惹かれとります('A`)

>>541
ちょwおまwww
ナルシー×ベテランは初めてじゃね?w

>>544
昔最高レアが10万もしたカードゲーム(セガ製)してたな〜(-_-;)
(もちろん買ってない)
1.00から開始→1.10が一番ハマる→1.20で飽きるとかいう一番勿体無いパターンやっちまったけどなOTL
ちなみに現在パソでMMO化してるけど漏れ64bitOSだからプレイできないというorz
546ゲームセンター名無し:2010/03/03(水) 03:16:41 ID:DSBysjIN0
クイスマの人おめでとう
まったく関係無いのに>>540見てえらい安心した
547ゲームセンター名無し:2010/03/03(水) 09:43:12 ID:lpnZtxv4O
>>544
かくいう俺も以前タイトーのバール振り回すゲームに5〜6桁出したクチだけどw
オンゲーって怖いね!

クロニクルって終わクロ?
だとしたらカートン買いってまさかあの辞書群を一度に全て…!?
548ゲームセンター名無し:2010/03/03(水) 10:59:45 ID:KiwJj8R0O
>>547
連邦の白い悪魔&赤い彗星がフェンシングしてる【R】の時と復刻ロールアウト・ガンの時にカートン買いしましたわ。

大掃除で軽く愕然としたぜ
orz
549ゲームセンター名無し:2010/03/03(水) 12:04:36 ID:lpnZtxv4O
>>548
何という猛者
終わクロとホライゾンで本棚制圧ですね

ところで話ダウナーするけどボーブレの同人誌って既にある?
ピクシブで画像は結構出てるのは知ってるけど同人は見たこと無いんだが
550ゲームセンター名無し:2010/03/03(水) 12:18:47 ID:4pvxZ0q00
会話がまったく噛み合ってなくてワロス
とりあえず、>>549は落ち着いて>>544を読み返せ
551ゲームセンター名無し:2010/03/03(水) 12:30:37 ID:lpnZtxv4O
>>544
>>550
すまん…
カードビルダー詳しくないから勝手な解釈してた
スルーしてくれ…orz
552雛祭りの惨劇 おまけ:2010/03/03(水) 22:26:49 ID:u/iilACs0
「さて、<<ブラスト>>雛を片付けるか。」
「え、もう、片付けちゃうの?」
「あぁ、早く片付けないと、その家の娘は嫁に行くのが遅くなるんだ。
 少女が行き遅れたら大変だからな。」
「いいよ、行き遅れても。
 …その時はお兄ちゃんに、せ、責任取ってもらうから(真っ赤)。」
「ん?何か言ったか?」
「うぅん、何もっ!」
「…何怒ってるんだ?」
553ゲームセンター名無し:2010/03/03(水) 23:22:53 ID:Vv+lIpxH0
>>552
おまけが秀逸だなぁ、ほのぼのするわ。
554ゲームセンター名無し:2010/03/04(木) 03:18:24 ID:aXZb1BoZ0
ココの職人さん達はこういうさりげないオマケとかの出来が秀逸なのよね〜♪
555ライブアライブ パロ:2010/03/04(木) 10:04:44 ID:dOG00RGi0
※原作のネタバレを含みます。プレイを予定している方はスルーしてください。



敵地に取り残されたまじめを救う為、親友のクール・先輩のベテラン・僧侶のGO郎と共に給水等へと向かう英雄・熱血であった。
しかし一向は、熱血への妬心に狂ったクールの裏切りに遭う・・・

熱血 「クール!? 生きていたのか!?」
クール「・・・俺が・・・ここにいることがふしぎそうだな」
熱血 「・・・」
クール「あの時の榴弾砲は、敵の罠などではない・・・」
クール「あの時、俺は給水塔のリフトに気づいた・・・
    その しゅんかん 俺の・・・今まで抑えていた気持ちが爆発した!
    お前を出しぬいて・・・俺がまじめをすくおうと!」
クール「そしていかにも敵の攻撃を受けたかのように榴弾砲を撃った!」
クール「フフフ…ハハハハハ! ヒャーッヒャッヒャアア!!
   おもしれえほど簡単に引っかかったぜ。ベテランがブザマにもおっちんだ後だったしな!
   後はテメエを絶望のドン底に突き落とすためコア壊しの罪を負わせた!」
クール「だが… テメエはここに来やがった!!
   テメエはいつもそうやって! 俺のしてぇ事をブチ壊しやがるッ!!
   むかしッからそうだ! 俺がどんなに努力しても! テメエはいつもそのひとつ上を行っちまうッ!!
   あのSランク昇格戦の時もなぁッ!」
クール「俺があの夜どんなに苦しんだか…テメエにッ! テメエなんかにッ!! わかられてたまるかよッ!!
   だが…俺は、今迄の俺じゃあねえ…
   今こそッ! てめえをブッ倒しッ!! テメエの引き立て役だった過去に決別してやるッ!!」
     
クール「あの世で俺にわび続けろ熱血ーーーーッ!!!! 」


熱血 「という夢をみたんだ。お前、俺のこと嫌いなのか?」
クール「その言葉、そのまま返させて貰う」
556ゲームセンター名無し:2010/03/04(木) 11:19:11 ID:zHmRQSQMO
GO郎はいずこに
557ゲームセンター名無し:2010/03/04(木) 11:40:29 ID:Av+6M7M60
少々お時間言いかね、皆さん?
女性キャラで一番すきなのって誰?
レザーベスト着たまじめさんエロい。
インテリから眼鏡取るなんて外道。
プラチナブロンズなお嬢も捨てがたい。
しょうじき、迷ったから少女以外の女性キャラパーツ全部集めた
たった10万だったよ。
いい買い物したなー。
558ゲームセンター名無し:2010/03/04(木) 11:42:31 ID:QndWQP9Z0
>>557



559ゲームセンター名無し:2010/03/04(木) 12:27:30 ID:q9sWClahO
>>544あれ、俺がいる
560ゲームセンター名無し:2010/03/04(木) 14:46:14 ID:jUzZK9mrO
>>558
ニュードのせいで成長が止まったっていうか不老化した37歳のお姉さんかも…

それでも暴行は良くないな。

取り敢えず>>557は簀巻にしてブロワ川に放り込もう。
561ゲームセンター名無し:2010/03/04(木) 18:58:42 ID:dOG00RGi0
>>556
コア破壊の罪を着せられて捕まった熱血を逃がす為に
最後の力を振り絞って熱血のブラストを「GO!」して逝きました。
562ゲームセンター名無し:2010/03/04(木) 22:46:28 ID:q7rIeEnr0
>>561 さすがGO郎さん・・・漢だぜ・・・(´Д⊂
563クールとまじめが好きなんです><:2010/03/05(金) 03:23:42 ID:V+9MWuaB0

クールとまじめちゃんが撃破数で勝負することになって、
負けた方はなんでも言う事きくってことになったんだけど、
まじめちゃんは負けちゃってクールにオペ子の服を着せられてされるがままにされちゃう

っていうのを仕事中にふと考えたからかいてみた

http://loda.jp/borderbreak/?mode=pass&idd=466

ぱす→hg123
564ゲームセンター名無し:2010/03/05(金) 04:49:31 ID:NhAasN300
>>563
…いい腕だな
GJ
565ゲームセンター名無し:2010/03/05(金) 07:23:46 ID:4j2RKGkpO
>>563
鼻血出た。
あぁ、もうまじめ可愛いよまじめ。
566ゲームセンター名無し:2010/03/05(金) 17:32:05 ID:gQGtI/19O
>>563
GJ!激しく萌えさせていただいた!!

…自分もクールとまじめちゃん大好きなんでその妄想に悶えますたww
567ゲームセンター名無し:2010/03/06(土) 00:00:35 ID:zX7TsTQk0
>>563
ふぅ……。

傭兵派遣会社のオペ子に支給されるのは何故か胸のサイズが小さいんだな。
……俺ボーダー辞めて傭兵派遣会社で働くよ!
568ゲームセンター名無し:2010/03/06(土) 01:53:44 ID:Pfoi8tbfO
俺は最近、女の子→熱血、の話が多いと感じていたから、たまには、熱血→女の子のSSを書こうとしていた
が、気付いたらどこからどうみても熱血TUEEEEEのクーガー燃えがメインのSSが製作中だった
41型だとか魔剣だとか、そんなちゃちなもんじゃねぇ
もっと恐ろしいものの片鱗(プロット製作力の無さ的な意味で)を味わったぜ……
 
(´・ω・`)どうしよう……
569ゲームセンター名無し:2010/03/06(土) 02:26:06 ID:zRyarUBY0
>>568
迷ったら投稿だ!
クーガー萌え路線でGO!
570ゲームセンター名無し:2010/03/06(土) 03:04:25 ID:PECaX20T0
>>568
何そのニュードの副作用www
俺は待ってるぜw
571ゲームセンター名無し:2010/03/06(土) 04:17:45 ID:ECE2H41n0
>>568
+(0゚・∀・) + ワクテカ +
572ゲームセンター名無し:2010/03/06(土) 22:45:35 ID:Pfoi8tbfO
 何もない、と思う。この人生。
 別にこの人生を呪っているわけでも、恨んでいるわけでもない。
 ただ、何もない―
 命でも賭ければ、何かがあるかもしれないと思ってボーダーになったが、この人生の意味を教えてくれるものには出会えなかった。
 死ぬのは怖くなかった。明日を夢見て戦う敵に、明日を捨てて突っ込んで、撃って斬って破壊した。
 怖いのは、この人生に慣れること。何もない苛立ちをぶつけるように砕き続ける。前線から前線に。死線から死線に。
 分からなくなっていた。何かを見つけるために戦っているのか、死ぬために戦っているのか……
 それが変わったのは多分、彼女に初めて会った、いや、彼女を初めて見たとき。
 基地で、俺が機体を調整していたとき、彼女は白いシュライクから降り立ち、黒いクーガー、俺の前を横切った。
 気付いたら、目で追っていた。
 別に、寝たいとか、そういうのでは無かったと思う。
 ただ、気になった。
 そのときは気付かなかった。自分が他人に興味を持つなんてことが酷く久しい、いや、初めてかも知れないことに。
 
 次の戦場。負け戦。所謂撤退戦。死にたいわけじゃない。早々に下がっていた、が、敵に囲まれた白いシュライク―彼女の機体を見たとき、自分でも意味が分からないくらい、行動が一変した。
 レーダーも確認せずに突っ込み、向かってくる奴等、ヘビーガードを撃ち倒し、シュライクを蹴り倒し、クーガーを斬り伏せた。敵のサインを出す奴は、全て。
 俺は恐れた。何を? 何かを。
 分からない尽くしの中で、唯一分かるのは、俺が恐れることに、彼女が関係していること。話したこともない、彼女が―
573ゲームセンター名無し:2010/03/06(土) 22:49:02 ID:Pfoi8tbfO
『出過ぎだ! 無茶するな!』
「え?……」
 いきなり私の視界に飛び込んで来て、圧倒的な強さを見せつけてくれたクーガータイプからの通信。
『死にたいのかって言ってる!』
 助けてもらったのは間違いない、けど、その言い方は、苛つく。
「なっ、なんですの!? いきなり!?」
『下がれ! やられるだけだぞ!』
 脇道から飛び出してきたツェーブラ頭が叩き下ろしてくるティアダウナーを、彼はデュエルソードで受け流し、その刃を押すようにしてツェーブラの首を跳ね飛ばす。
 敵への反応、対応、それを成し得る操縦技術。それを兼ね備えた人。
 今のだって、下手に受ければデュエルソードごと叩き切られかねない。それを当然の様に―
『何の為のシュライクだよ!? 動け! 下がれよ!』
 でも、私にだってプライドはある。
「さ、下がったら負けるでしょう!?」
『下がらなくても負ける! 負け戦で一つしかない命使うかよ!?』
 足下に飛び込んできた41型手榴弾を、まるでサッカーボールの様に蹴り飛ばす。とんでもない行為。
「偉そうに! 貴方はいったいなんですの!?」
『ただのボーダーだよ! 他人の命まで気にしちゃ悪いか!?』
「私の命の使い方は私が決めますわ!」
『そういう考え! 気に食わないな!』
 敵が建物を飛び越えてくる。ティアダウナーを左腕で抜き、迎え―
「貴方に好かれる為に兵士をやってはいませんもの!」
 ―見誤った。近い。
 ティアダウナーを抜く前に左腕が吹き飛ぶ。ワイドスマック。その銃口が、胸部に穴を開けるか―
 そう思ったときには、敵の脇腹から肩へ、デュエルソードが抜けていた。
『……それじゃ無理だろ。下がれよ。意地はってないでさ』
「貴方はっ!」
 崩れ落ちる敵を尻目に、彼は41型手榴弾を放り投げる。
『片腕でどうすんだよ。蜂の巣にして下さいって言ってるようなもんだぞ。早くさ、俺ならここに手榴弾ポンポン投げ込むぞ』
「……分かりましたわ」
574ゲームセンター名無し:2010/03/06(土) 22:50:54 ID:Pfoi8tbfO
 BRから降り立つと、間もなく整備員がBRに群がる。昨日の敵は今日の友、今日の友は明日の敵の業界だが、まぁ、契約している間はきっちりやってくれるだろう。
 歩み寄って来た整備担当に装甲の交換と弾薬の補充を頼む。その喧騒から少し離れ、ポケットに突っ込みっぱなしの小銭を漁り、BR格納庫の隅にある自動販売機に投入。
 上から一段目、左から三つ目のボタン。ガコンと落ちてきた缶の炭酸飲料をいつもの様に拾いあげ、お決まりの様にどこの自販機脇にもあるベンチに座り、プルタブを開けながら愛機を眺める。
「――」
 右肩の装甲が割れてる。右胸から頭部にかけて弾痕。運良くカメラには当たっていない。
―良くないな。コクピットハッチにも当たってる。サブマシンガンだったからまだ良いものの、遠雷や38式系、サワードだったらヤられてたかもしれない―
 多少無茶はしたとて、それが言い訳には……いや、無茶をやるのが馬鹿か。
「………と! ………いま……!?」
 炭酸を呷る。渇いた口腔が冷やされ、潤っていく。泡が喉を刺激する。甘ったるい味は無視した。
 しっかし、これは凍る寸前じゃあないのか? 多分整備員の誰かが自販機いじくりまわしでもしたんだろうが……
 まぁ、頭を冷やすには丁度良いと思う。
「あな…! 聞きな………」
 新しい装甲を運ぶクレーンがギィギィと軋む。ガシャガシャと弾倉に弾が込められる。今そこで運ばれている41型手榴弾が誤って爆発でもしたら死ぬだろうなと思う。
 ふと、あの弾薬の束は今手に持ってる缶何本分の値段なのかと考える。が、考えたところで益はないだろうとその思考を止める。
「貴方! いい加減にしなさい!」
 クレーンの音も装弾の音も圧す、耳元で発される甲高い声。
 そちらに目をやると、女がいた。
575ゲームセンター名無し:2010/03/06(土) 22:57:32 ID:Pfoi8tbfO
「先程から何度も何度も呼んでいますのに! 私の事を馬鹿にしていますの!?」
 年は20程……いや、分からんか。女は化粧で化けると言うしな。
 緩やかなウエーブのかかったブロンドと肩を揺らし、整備の音に負けじと大声を張り上げている。
 ……目の保養になりそうな女だ。その眉がつり上がってなけりゃ、もっと良い女だろうに。
「なんですの!? その目は! これだから男というものは!……」
 さっきの―俺のクーガーの横に並んで立っているシュライクタイプのパイロット―あの時、気になった女。確かにそれだった。
 良く分かったものだと思う。白いシュライクなんて、探せば幾らでも居ようにさ。
 ククッと喉を鳴らすような笑いが、つい漏れた。
「そもそも! あんなことで『助けてやった』みたいな顔をされるのは迷惑ですわ!」
「気にすんなよ。別に俺は恩を売りたいわけじゃあない。敵がいたから倒した。やりたいようにやっただけだ」
「えっ?」
「俺は撃破スコア伸ばせる。あんたは生きてる。それで両者万歳だ。そうだろ?」
 鳩が豆鉄砲食らったような顔してら。ん、やっぱ険がない方が、良い顔してるな。
 スコアなど付けないが、まぁ言い訳としては上等な気がした。
 立上がり、中身が半分以上残った缶を彼女に押し付ける様に渡し、貸し出されてる部屋に向かう。
「それでも飲んで頭冷やせよ。俺はもういらん」
「あ、ちょっと……」
「あんなとこで熱くなったら死ぬだけだぜ? せっかくの人生、生きなきゃ損だよ」
 背中越しに、ひらひらと手を振ってみせる。振り返らぬ様にと努める。
 彼女は、正面から見るには、眩し過ぎた。
 俺の台詞かよ、と思う。生きなきゃ損、なんて。つい先日まで人生なんかと嘆いてたクセに。
 まぁ、分かる気はする……単純明快だ。それを正面から見たから、分かる。
 一目惚れだ。彼女に。だから生きたいと思う。生きていて欲しいと思う。こんな時代に、この想いが叶うはずもなかろうに。
576ゲームセンター名無し:2010/03/06(土) 23:03:52 ID:Pfoi8tbfO
投下した。反省はしていないと思っている、はず。たぶん。
件のTUEEEと燃え分は今回薄め。続きは書いて自己満足の為に垂れ流すつもりだけど気にしないでね
 
>>569
クーガー萌え……だと?………
ちょっと風呂入りながら考えてくる
577ゲームセンター名無し:2010/03/06(土) 23:49:09 ID:MOh43G2Z0
>>576
GJ!

この熱血はいつデレるんだぜ?w
578ゲームセンター名無し:2010/03/07(日) 00:10:52 ID:0KEiXrhA0
>>576
乙です。
こういう雰囲気好きだ。
創作意欲が湧いてくるな。書いてる途中でストップしてたドライな少年話を完成させるぜ。
579ゲームセンター名無し:2010/03/07(日) 00:37:25 ID:JKAP9W5Z0
>>576
素晴らしいSSです!(CVナルシー)
熱血が渋い作品って以外に少ないよなw
とにかくナイス!
580ゲームセンター名無し:2010/03/07(日) 02:27:55 ID:EuHF1/SLO
>>576


俺もフル玖珂デ剣でガチムチ魔剣使い狩ってくr……ぬわーっ
581ゲームセンター名無し:2010/03/07(日) 02:48:50 ID:WoCBT2100
>>575
いいねいいね!
きょとんとしたお嬢想像して萌えてしまったw
582ゲームセンター名無し:2010/03/07(日) 05:22:46 ID:FLg8NdDy0
>>576
これで薄めだと……!?
wktkせざるを得んな!
5830314の罠〜包囲網〜 1/4:2010/03/07(日) 07:39:30 ID:9i/rHaJK0
「兄貴、少女ちゃんへのお返し、どうするか決めたの?」
「…何の事だ?」
「いや、真逆とは思ってたけど…。
 もうじきホワイトデーよ?」
「……………ああっ!?」
「(少女ちゃん、コレの何処が良いんだろう?)
 ちゃんと考えてあげないと、少女ちゃんが可哀相よ?」
「そうは言うがな、妹よ。
 そういや、お前もチョコ貰ったんだよな、どうするんだ?」
「まじめとお嬢と相談してね、服を買ってあげようかなって。」
「だったら、俺も一口乗せてくれよ。」
「ダメよ!
 兄貴が貰ったチョコは、私達のとは違う特別なチョコなの。
 私達のが量産型だとすれば、兄貴のは指揮官用カスタム機なの、次世代試作機なのよ。
 そんな手抜きは許さないわ!」
「量産型を馬鹿にするなよ、量産型こそが兵器の完成形だぞ。
 …何で俺のだけ特別なんだ?」
「我が兄ながら、ここまで愚鈍だとは…。
 (少女ちゃん、考え直すなら今の内よ?)」
「誰がグドンだ、ツインテールなんて喰わねぇよ。」
「地底怪獣の事じゃないわよ!
 …はぁ、ちゃんと用意するのよ?」
ぶっとい釘を刺されてしまった。
まぁ、なんだ。
口喧しい所もあるが、あれはあれで気の利く可愛い妹だったりするんだが。
5840314の罠〜包囲網〜 2/4:2010/03/07(日) 07:46:18 ID:9i/rHaJK0
しかし、相手は12歳の女の子だ。
何をプレゼントして良いやら、皆目見当も付かん。
ここは一つ、あいつの知恵を借りるとしようか。
「邪魔するぜ、ナルシー。」
「そろそろ来る頃合だと思っていましたよ、熱血君。
 用件はずばり、ホワイトデーですね?」
例の羽根扇をひらひらさせながら言う。
どうやら、かなり気に入ってるらしいな。
「少女さんへのプレゼントをどうするかで悩んでいる、と。」
「流石は軍師、話が早い。」
「折角来て頂いたのですが、今回は手助けしませんよ?」
「おいおい、見捨てるのかよ?」
「いえ、貴方が真剣に悩んで決めたプレゼント、という事に意味が在るんですよ。
 尤も、純真無垢な少女さんの事ですから。
 そこいらの石ころを手渡して、『俺の気持ちだ。』と言っても、喜んでくれるでしょうが。
 まぁ、実際にそんな事をすれば、この基地の人間全てを敵に回しますがね。」
「むぅぅぅぅ。」
「そんなに深刻に考える事は有りませんよ。
 先程も言いましたが、貴方からのプレゼントであれば、必ず喜んでくれます。」
「判った、自分で考えてみるよ。」
「えぇ、頑張って下さい。
 (本当に、この隊に居ると退屈しませんねぇ。)」
5850314の罠〜包囲網〜 3/4:2010/03/07(日) 07:53:16 ID:9i/rHaJK0
とは言え、何もアイデアが浮かばんのは変わりないんだよな。
自分で考えるとは言ったが、ヒントを貰う位は良いよな?
「どうした熱血、面白い顔をして。」
「『面白い』は余計だ。
 そうだ、ベテラン、ちょっと相談に乗ってくれよ。」
「何だ、金なら貸さんぞ。」
「…俺を何だと思ってるんだよ。
 斯斯云々って訳だ。」
「成る程、少女へのプレゼントをどうするか、か。」
「あぁ、年頃の女の子が喜ぶ物なんて判らねぇよ。」
「情けない奴だな、ではヒントをやろう。
 心優しい少女に相応しい贈り物は3つ!
 1つ、麗しさと甘き香りを放つ花束!
 2つ、煌びやかな光沢を放つアクセサリー!
 3つ、美しき音色を奏でるオルゴール!
 俺が師と仰ぐ男の教えだ。」
「成る程、その3つを贈れば良いのか。」
「馬鹿者!
 全部贈ってどうする、1つにせんか1つに!!
 贈り物を複数贈ると言う事は、己の魂を分かつ事と同じと知れぃ!!!」
「そ、そうか、俺が浅はかだった…!」
「うむ、判れば良い。
 精進せよ、熱血!
 (師よ、貴方の教えが今、一人の男を救いましたぞ。)」
花束か、花の種類なんてそんなに知らんから却下だな。
アクセサリーも、チョコのお礼にしちゃ仰々しくないか?
となると、残りは、オルゴールか。
どんな曲が良いのやら、「4分33秒」って訳にもいかんだろうしな。
やべぇ、頭から煙が出てきそうだ…。
5860314の罠〜包囲網〜 4/4:2010/03/07(日) 07:57:41 ID:9i/rHaJK0
「少女ちゃん、これ、受け取って貰えるかな?」
「お洋服ですの、きっと少女さんに似合うと思いますわ。」
「ありがとう、お姉ちゃん達。」
「そういや、兄貴からお礼は在った?」
「うん、これ、貰ったの…(照)。」
「あら、可愛いオルゴールね。」
「素敵な音色ですわね、熱血さんを見直しましたわ。」
「良い曲だけど、聞き覚えの無い曲ね。」
「…これ、兄貴の好きな曲のオルゴールアレンジね。
 カラオケで良く歌うわね、因みにラブソングよ。」
「ラブソング、なんだ…(真っ赤)。
 わたし、お部屋に置いてくるね。
 お姉ちゃん達、お洋服ありがとう。」
「少女さん、とても嬉しそうでしたわね。」
「熱血、そういう意味で選曲したのかしら?」
「兄貴の鈍さは<<ニュード集積体>>以上のレアリティよ?
 只単に、自分の好きな曲を選んだだけだと思うわ。」
「少女ちゃん、これからも苦労しそうね…。」
「インテリさん、実際の所、全くの脈無しですの?」
「そんな事無いわね。
 少女ちゃんの想いにさえ気付けば、兄貴なりに真剣に考えると思うわ。」
「…どうして気付かないのかしらね?」
「何にせよ、少女さんを泣かすような事があれば、熱血さんを許しませんわ!」
「(こうやって外堀から埋められていくのね。
  兄貴も満更でもなさそうだし、このまま既成事実を作っちゃえば…。)
 少女ちゃんが戻ってきたら、兄貴対策作戦会議といきますか。」
「賛成ですわ♪」
「ふふっ、面白くなりそうね♪」
587583〜586:2010/03/07(日) 08:14:52 ID:9i/rHaJK0
投下完了。
以前のオペレーション0214の後日談って事で。
本人の意思とは関係なく話が進んでいく熱血の明日はどっちだ?
とはいえ、熱血×少女はネタ切れなんだが。
>>576
続きを楽しみにしている。
俺もまた、戦闘描写したくなった。
588ゲームセンター名無し:2010/03/08(月) 00:32:17 ID:0utVDHvG0
 クイスマたんって、ホワイトデーのお返しとか言ってプレゼントもらっちゃったりすると「そんなことより早くスコア伸ばしてSいけ!!」って怒るんだよね。
 内心嬉しくて、でもそれをそのまま口に出すのはなんか癪でつい、つれない態度取っちゃったりするんだよね。
 ほっぺ膨らましてツンとした態度取ってるんだけど、見えないしっぽが千切れそうなくらいふりふりして嬉しそうで。
 そのことに対してかいぐりかいぐりしてやるとまた怒り出すんだけど、それで頭から手を離すと「あっ」って声出して微妙に寂しそうな顔して
 で、PCでAIM練習しだすと5分くらいからそわそわしだして、10分くらいから背中どついて「かまえ」っていいそうな顔してるよな
589ゲームセンター名無し:2010/03/08(月) 00:34:00 ID:0utVDHvG0
 ってなわけで、そんな顔を見るために>>585のアドバイスを元に送るとしたらやっぱ熱血みたくオルゴールかな?
 でも最近僕は「thinker」と「Log of」と「ANU ORTA VENIYA」とソーサリアンのテーマソングぐらいしか聞いてないんだけど、この曲のオルゴールって無いよね……
 自作なんてできるほど手先が器用じゃないし、BBキャラとしてやっぱりあのセガ的ダサカッコ良さの光るOPテーマのやつのほうが良いかと思ったんだけど、それも無いし……
 やっぱりアクセサリーかな? いやでも女の子が思うかわいいアクセサリーなんて知らないし、自分が持っているのは随分前の伊右衛門のヤツか福沢諭吉の携帯ストラップしかないし。この案もだめかな
 となると残りは花束なんだけど……駄目だ、こっちが爆死しそうだよ。
 ああもうクイスマたんに合うプレゼントが見つからない
 クイックスマックあいしてる
590ゲームセンター名無し:2010/03/08(月) 01:35:43 ID:ckRJ2mtpO
ロングバレルに強化スライド、
マガジンエクステンションなどはどうだい
おまけに銃口下部マウントにレーザーポインタもつけてちょっぴりオトナさ

ttp://www.restspace.jp/cgi-bin/orz/img-box/img20100308012620.jpg

ん?(汗


バババン! ・:∴ ヲゴォッ

ぶっちゃけて言うなれば杖39腕こそがクイスマにとって至高にして最高
ショットシェル弾切れ弾薬補給要請がまれによくあるほど
591ゲームセンター名無し:2010/03/08(月) 05:03:40 ID:sjogbZG80
>>587
おぉ、GJですたm(__)m
しかしいつの間にか熱血×少女は熱血×まじめに次ぐ勢力になりつつありますね
まぁお嬢がベテラン寄りでインテリが二次元(というかBL?)寄りだからなのかもだけどw
そして羽根扇子どこだったか検索したのは漏れだけか?w>>339
592ゲームセンター名無し:2010/03/08(月) 16:27:09 ID:z+r6Mw6j0
>>576
>>587

両氏ともGJです!
ほんとにもう、みんなレベル高くって読み耽っちゃいますよ・・・。

んで、しばらくROM専してたんだけど我慢できなくなってまた投稿。
両氏の後だとあまりに稚拙で気恥ずかしいけど・・・
BB愛だと思って大目に見て貰えるとうれしいです。

以下、戦闘狂ふたり、の一応続き。
クール中心。
593戦闘狂ふたり2 1/3:2010/03/08(月) 16:28:22 ID:z+r6Mw6j0
 どのくらいの時間が過ぎたのか二人には分からない。数分かもしれないし、
数十分かもしれない。あるいはもう、夜明けが直ぐ近くにまで来ているのかも。しかし
少なくともそんな事は、二人にとって全く重要では無かったから、気にも留めていなかった。
無心に打ち込み、弾き返し、機体の軋みと轟音、数多の電子音とノイズが入り乱れた世界で
お互いの接点だけを頼りに---分厚い金属の剣だけを唯一のコミュニケーションとして、
お互いを慰めあおうとするように幾重にも幾重にも、それを重ね合って行った。

 馬鹿げた話だと思う。今は同じ部隊で同じ釜の飯を食い、同じ戦場に立つ仲間の筈。
過去は軍に居たかもしれない。人間はそう都合良く『水に流す』事が出来ない
生き物かもしれない。特に、性根の部分で痛いくらいに真っ直ぐな二人には、
理不尽な事だらけだったのかもしれない。
そして、二人を止める為に今ここで自分がしている事も、馬鹿げた話だと思う。

クール「馬鹿げた話だ・・・」
ナルシ「同感です」

 気付かずに独白していた俺に、ナルシーが相槌を返す。

ナルシ「他ならぬお二人の為とは言え、夜更かしはお肌の大敵なんですが・・・」
クール「(そういう意味で言ったんじゃ無いんだがな)」
ナルシ「しかし、普段と少々違う獲物・・・たまにはこんなシチュエーションも燃えると
    言う物ですね!さぁクールさんも張り切って行きましょう!」
クール「あ、あぁ・・・」
ナルシ「おや元気がありませんね?」
クール「仲間の乗っている機体を、獲物と言ってしまえるセンスに、気後れしてな」
ナルシ「ふふふ・・・クールさんは優しいんですねぇ」
クール「怒らないんだな。皮肉を言ったつもりなんだが」
ナルシ「クールさんの心境、当てて見せましょう。・・・熱血さんを撃つのが怖いのですね」
クール「流石だ、否定できん」
594戦闘狂ふたり2 2/3:2010/03/08(月) 16:29:15 ID:z+r6Mw6j0
 俺とナルシーは、二人から離れて数百メートルの狙撃ポイント居る。狙っているのは
両者ブラストの腰・・・つまりコクピットのほぼ真下部分。人体と同様ブラストの駆動に
おいても重要で、動かないわけにはいかない部位。そこを狙撃銃・遠雷でピンポイント
に破壊する。当初はインテリや少女の推薦で通信による説得が試みられたが
二人が部隊の回線を閉じてしまっており、通信が取れない以上、実力行使で止める。
立案は俺とナルシーだ。ベテランさんも推してくれた。インテリとお嬢は抗議の
悲鳴を上げたし、少女は今にも泣きそうな顔になったが。

 今は照明弾の打ち上げを待っている。暗視野での狙撃では不慣れでしょうから、と
ナルシーの案だ。照明弾が上がれば、恐らく二人は高速での離脱動作を試みる。
それから照明弾が消えるまでの数秒が、今回与えられた任務遂行の猶予だ。
念のため、ベテランさんとお嬢がブラストに搭乗し、二人の近場に潜伏する
手筈にはなっているが、あの二人を相手にどこまで接近出来るのか疑わしい。
各自の準備が整い次第、照明弾は打ち上がる。撃ち仕損じれば、ベテランさんとお嬢にも
危険が及ぶだろう。このまま見守っていても、熱血とまじめのどちらかは失うだろう。
俺は熱血のブラストを撃つ。ナルシーさんはまじめのブラストを撃つ。
コクピットの真下を狙う。外したら・・・どう転んでも良い結果にはならない。
怖く無い訳が無い。

 あいつはどうだか知らないが、熱血の事を親友だと思っている。
口に出していった言った事なぞ無いし、今後もそんな事は有り得ないだろうが。
独立部隊での熱血は、戦場では斬込み隊長を買って出る。自分の戦果よりも
仲間の無事を優先する。時々ぼんやりしている事もあったが、基本良く喋る。
その姿はまるで、無くして来た物を一生懸命集めようとしている風に、俺の眼には映った。
だから俺は、熱血が「フレイム」なんて仇名で呼ばれる死神だったと
気付いても、そ知らぬ振りを続けて来た。それがどうして、こうなった。
彼女が、まじめが悪いのか?彼女がもう一人の死神だった事が?
そ知らぬ振りを続けた俺が悪いのか?あの二人の人生も、俺の人生も、
今日この日この場所に集う全ての人生の、一体何が悪かったと言うのだ?
595戦闘狂ふたり2 3/3:2010/03/08(月) 16:30:12 ID:z+r6Mw6j0
ナルシ「クールさん、お気を確かに持って下さいね」

 随分と黙り込んでいたからだろう。ナルシーが宥めるような口調でそう言った。

ナルシ「得てして儘成らない事は多い・・・ですが、何れも人のする事です。
    こんな『馬鹿げた話』は私達の力で捻じ伏せ、こちらの我儘を通しましょう。
    あのお二人には悪いですが、あっちは二人分、こっちは七人分ですからね」
クール「・・・そうだな、そうするとしよう・・・っ」

少女 「クールさん、ナルちゃん、照明弾の準備おっけーだよ!」
少年 「僕の方も準備完了。位置に付きましたっ」

 若い声が二つ、部隊の回線に飛び込んで来る。
 
ベテラ「・・・ここいらが限界だな。準備完了だ、いつでも飛び出せるぞ!」
お嬢様「クールさん、あまりナルシー様といちゃつかn・・・私も宜しくってよ!」
インテ「こっちもレーダー類のチェック完了でーす、二人は逃がしませんよー」

 次々と準備完了の旨が報告される。一部に要らん言葉もあったが。

ナルシ「良いタイミングですねぇ、流石皆さんです!
    それではインテリさん、照明弾の発射タイミングをどうぞ。
    後はクールさんと私がすこーし頑張りますので!」
インテ「了解しました!それでは・・・カウント行きますっ。3・・・2・・・1・・・0ぉぉぉ!」

 サイトを覗き込んで機体を捕らえ、静かに深呼吸。意識を鋭く尖らせて行く。
 銃口の先には何がある?命を奪うだけじゃ無く、命を救う銃があっても良い筈だ。

 熱血、お前もまじめも、無事に連れて帰らせて貰う。
 俺の我儘、通させて貰うぞ。
596587:2010/03/08(月) 22:15:59 ID:eac4iCDv0
>>588〜589
おぉ、クイスマたんの人に引用して頂けるとは!
何か、嬉しいやら気恥ずかしいやらw
>>591
「熱血×少女」を書き続けた甲斐があったかw
しかし、これでホントにネタ切れなんだ…orz
>>592
GJ!
俺が以前投下した「邂逅〜戦闘虫のサンバ」は、貴殿の「戦闘狂ふたり」
を読んで思いついたんだ。
その続きを読めるとは感慨深いぜ。
597ゲームセンター名無し:2010/03/08(月) 22:19:55 ID:22LVtGLD0
>>585
ちょ………おま……………………
タイガージョーかよ、師匠!!wwwwwwwwwww
598ゲームセンター名無し:2010/03/09(火) 05:14:06 ID:f12pARET0
>>592
いや〜ん、久々にかっこえぇクール♪
GJですたm(__)m

>>596
ネタ切れ?
はっはっは、ご冗談を
職人が生きている限り妄想の泉は枯れませんぞ!!
599592:2010/03/09(火) 11:12:30 ID:srVSZqYl0
>>596
おぉぉ・・・「邂逅〜戦闘虫のサンバ」は私の大好b、大好きなSSですよ!
「戦闘狂ふたり」が引き金になったのだとしたら、激しく嬉しいです。
嬉し過ぎて変なうめき声が漏れてしまう・・・ぉぉおおお。

>>598
かっこいいと感じて頂けて嬉しいです。
ありがとうございます。


嬉しくて私的な書き込みしてしまいました、ご容赦下さい。
それではまた、名無しに戻ります。
600貧乏お嬢1/2:2010/03/09(火) 18:33:20 ID:pZylGtW+O
オペ子「私達の圧勝です!お疲れ様!」

熱血「腹へった・・・早く飯にしようぜ〜」
まじめ「みんな怪我はない?」
ナルシー「フフフ・・・皆さん流石ですね」
少女「疲れた〜」
ベテラン「よーし、全員帰投するぞ!」

お嬢「・・・」

まじめ「お嬢何してんの?帰るよ〜」
お嬢「い、いえ!周囲に敵の残存部隊がいないか確認を・・・」
601貧乏お嬢2/2:2010/03/09(火) 18:34:35 ID:pZylGtW+O
ベースにて

ベテラン「んん?お嬢の姿が見えんな」
少年「隊長の指示で偵察してから帰還すると言ってましたよ」
ベテラン「偵察?俺は指示してないが」
まじめ「心配だから様子を見てきますね」


お嬢「これは破損が少ないから高く売れますわ。これは解体して内装だけ売って・・・
あら?38式改の弾頭が崖に沢山撃ち込まれて・・・勿体無いですわ。タングステンはレアメタルだというのに。
よし、デュエルソードをスコップ代わりにして・・・うふふ、今日は大漁ですわ!」

まじめ「あのお嬢が・・・実はこんなに苦労していたなんて・・・うっ」


ベテラン「おおまじめ、お嬢はどうだった?」
まじめ「私は・・・何も見てません!・・・ぐすっ」
インテリ「・・・行っちゃった」
ベテラン「何があったんだ?」
602ゲームセンター名無し:2010/03/09(火) 18:58:22 ID:r3nhcvrW0
>>600>>601
目頭が熱くなった・・・。GJでした。俺もうお嬢高笑いウゼーとか言わない!
603ゲームセンター名無し:2010/03/09(火) 21:05:34 ID:V6in7wNL0
ち、違いますわ?!
これは、勿体無いとかではなくて…
…そう、リサイクルですわ!
限りある資源を有効に使う事でエコロジーの
…何をニヤニヤ笑っているんですのっ!

って妄想した。
604ゲームセンター名無し:2010/03/09(火) 23:12:14 ID:QSxtB5gE0
乗ってる機体も「バランスがいい」とか「信頼性が高い」とか何とか理由をつけて、フル玖珂なんだろうなw
605ゲームセンター名無し:2010/03/09(火) 23:48:21 ID:wEzXYWy2P
もちろんT型ですね
606ゲームセンター名無し:2010/03/09(火) 23:54:02 ID:1IV/+/nE0
初期型だから破損しても修理代安そうだしな
607ゲームセンター名無し:2010/03/09(火) 23:58:01 ID:xfmV+vFv0
その修理代も勿体ないので必死に弾避けます
608ゲームセンター名無し:2010/03/09(火) 23:58:35 ID:HdrJCUXs0
結果kill20/death0という鬼神の如き働きをします
609ゲームセンター名無し:2010/03/10(水) 00:58:19 ID:va5tGh2o0
「お嬢さんHS率すごいですね」
「それほどでもない」←弾代に必死
610ゲームセンター名無し:2010/03/10(水) 02:09:34 ID:x2VKDhdF0
そして戦闘ポイントが高いのでメタルとかめっちゃ出るけど、
金になる希少金属があまり出なくてやっぱり貧乏のまま

お嬢嫁に来いよちゃんと養ってやっから…
611ゲームセンター名無し:2010/03/10(水) 04:45:24 ID:v8jrERHb0
久々に新たなキャラ付けが誕生してたみたいだなw
612ゲームセンター名無し:2010/03/10(水) 13:17:14 ID:ietWl0S6P
没落だとなんか可哀想すぎるから親に意見したら勘当され、生きるためにナンチャラカンチャラ…

お嬢様に乳が無いのはそのせ(ターン
613ゲームセンター名無し:2010/03/10(水) 13:19:21 ID:9+cr19sK0
まあお嬢様っぽい容貌と言動だけど、実は貧乏娘っていうのは比較的ありがちな設定
614ゲームセンター名無し:2010/03/10(水) 19:00:22 ID:qTpQr7W00
ありがち=王道
王道こそ至高
615ゲームセンター名無し:2010/03/10(水) 23:52:23 ID:/7gpJ1+A0
お嬢様がこんな世界に飛び込む訳だから、やっぱり親と離縁とかしてそう。
育ちが良いから金銭感覚がまるで無く、常人とかけ離れた所に金をかけてしまい、
貧乏一直線。

という妄想を二枚目をお嬢で育成中の俺が披露してみた。
616ゲームセンター名無し:2010/03/11(木) 00:08:27 ID:ND4fP5/r0
節約というなら、むしろデ剣無双
617ゲームセンター名無し:2010/03/11(木) 11:51:49 ID:LSrnOkW10
究極の節約は、相手の武器を奪って無双だろ。
剣だって、いつか折れる消耗品だからな。
ゲーム的にはありえないけど・・・
618ゲームセンター名無し:2010/03/11(木) 12:09:41 ID:UMxrwaBR0
新システム「白刃取り」
619猫をかぶる猫(1/2):2010/03/12(金) 00:52:09 ID:mRRsI0oS0
インテリ「じゃじゃーん! 皆さん、新発明です! 見てください!」
少年「マーゲイ…ですか?」
クール「マーゲイだな」
インテリ「ただのマーゲイじゃないですよ! 名付けてマネゲイ・カスタム!」
クール「…なんだそれは」
インテリ「えー、使い方ですが…まず適当な人をグリップで殴ります(ガシゥ)」
少年「えぐあっ!?」
クール「おい!?」
インテリ「そうすると弾丸が装填されますので、これで…通りがかった適当な人を撃ちます(パムッ)」
まじめ「よーしっ、今日も頑張ってしゅつげ(ぱーん)はびゅっ」
クール「うおおおいいい!? な、何を考えてるんだ!!」
少年「あいたた…いきなり何をするんですか!!」
インテリ「しーっ! いいからまじめさんを見てて下さい」

まじめ「う、うーん…あ、あれ? 私、どうしたのかな…そうだ、出撃しなきゃ」
620猫をかぶる猫(2/2):2010/03/12(金) 00:54:31 ID:mRRsI0oS0
少年「…あれ?」
クール「…様子が変だな」
インテリ「この銃はですね、殴った人の性格を覚えて、撃った人の性格を一時的に変えるアイテムなのです!」
クール「なるほど。つまり今のまじめは少年のような性格になった、と」
少年「それで真似芸(マネゲイ)なんですか…苦しい…」
インテリ「最高のネーミングでしょう?」
クール「全力で否定する」

まじめ「あ、熱血くん…今日出撃でしょ? 頑張ってね」
熱血「あ? お、おう…どうしたんだ? 随分おとなしいな」
まじめ「そんなことないよ。大丈夫(手をぎゅっと」

クール「少年。お前、生まれてくる性別を間違えたんじゃないか?」
インテリ「そうですね。あれだけ乙女ちっくなまじめさんは初めて見ますね」
少年「そ、そんな…僕はれっきとした男ですよぉ」

熱血「ま、まじめ…!? と、とにかく、無理はするなよ! そ、そうだ、
   今日は支援で後ろから援護してくれ。それだと安全だからな」
まじめ「うん…ありがとう。優しいのね(にこっ」
熱血「お、おう…そ、それじゃ、先に行ってるぞ!」
まじめ「うん…………くくく、人の心のなんと分かり易いことよ…」

クール「…前言撤回。黒いな」
インテリ「少年くんが離間の計を使えることがわかりました」
少年「う、嘘です! 僕はそんなんじゃありません!!」
621ゲームセンター名無し:2010/03/12(金) 01:24:55 ID:liLO3QpB0
少年……なんという策士。
622ゲームセンター名無し:2010/03/12(金) 20:17:54 ID:8gHlwF4v0
前から「少年は実は孔明+付加人格で腹黒」の設定を考えてたんですが…先をとられましたw
623ゲームセンター名無し:2010/03/12(金) 22:25:27 ID:Ku3IJp0q0
少年が実は腹黒いのは公式だからおkw
624ゲームセンター名無し:2010/03/12(金) 22:48:53 ID:tcqbKRwx0
アレは腹黒といっていいのだろうか?
どちらかといえば戦闘狂というか戦場の空気にアてられたって方が・・・・
625ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 00:18:18 ID:556B8ecW0
旧ブロア市街地〜作戦コードネーム「街路制圧戦」
〜〜〜GRF軍〜〜〜
ガキィィン
激しい衝撃音とともに、地面に真新しいクランクが倒れる。
「すまんが、これは俺の間合いだ。」
地面に倒れてる残骸に吐き捨てる様に言った後、
デュエルソードをしまい、M90Cサブマシンガンを取り出し更なる敵襲に備える。
ついでに残弾を確認してみる。M90Cサブマシンガンが八マガジン、40型が四つ。
周囲にもう敵影がいないのを確認し、仲間に信号を送る。
「プラントDを制圧した」
早速再起動したリペアポットに入り込む。
626とある新兵の日記:2010/03/13(土) 00:20:13 ID:556B8ecW0
思えば残弾を確認するなんてずいぶん久しぶりだ。
今までは補給などしなくても余裕で勝利できたから、そんなめんどい事はしないようになった。
しかし、今回の作戦は何か違う。操縦技量、連携などすべてを含めて敵が優秀になっている。
開幕早々F、Eプラントが敵奇襲により攻め落とされ、コアに二つ41型を投げ込まれた。
その上肝心の敵機は味方が防衛に帰還するのと同時にカタパルトで離脱してしまった。
経験が生きたのだろう。本能的にやばいと感じた俺たちは、ベースを守るよう味方に呼びかけ、F、Eプラントを奪還しにかかった。
だが、予想のほどの反撃は無かった。それどころか敵は徐々に押され始めたのだ。やはりうちのボーダーの技量が上だったということだろう。
これを勝機と捕らえた隊長は、全員に一斉突撃命令を出した。
だが俺だけは、さっき防衛戦やら奪還戦やらで疲労してるはずだからと、C、Dプラント間の防衛任務を任された。
文句は無い。それに敵のコア凸を防ぐのも重要な任務だ。
さっき俺が倒した敵機も、味方が前線で押してる隙を突こうとしたやつだろう。
リペアポットから出ると、俺は目の前の崖を上り始めた。ここら辺一帯を監視しようというのなら高台ほど適切な場所は無い。
「EUSTのフンコロガシさんよ、俺たちに勝とうなんざ百年早いんだよ」
敵ベースに向けて意味も無い挑発をしながら、高台の上から周囲を観察する。
その時だった。「奴」を見たのは。
627とある新兵の日記:2010/03/13(土) 00:21:49 ID:556B8ecW0
俺と同じフルHG装備。違うのは奴は全身黒塗装の支援機体だということ。よく見るとブラストの右肩のところに妖しい紫蝶のペイントが見える。
しかし驚いた。HGの、しかも支援機体で味方に見つからず、こんな奥地まで潜伏できるとは。
幸いまだ俺には気づいてないようだ。デュエルソードを取り出し、そっと後ろから忍び寄る。大丈夫、空に偵察機は見えない。
「Cast in the name of god. Ye not guilty.」
意味も無い祈り文句を口にしてから、敵めがけてデュエルソードを振り下ろす。
ブンッ
しかし、刃は敵を触れずに、むなしく空飛びしただけだった。
「消えた!?」
急いで周りを再確認する。
ドスッ
不意に後ろから音がした。あわてて一回転する。そこにはあの支援機体が立っていた。
どうやら真上にジャンプして斬撃をかわされたらしい。
「だが、この間合いなら、俺の勝ちだ。」
近距離でソードに勝る武器は無い。地面を蹴り、ブーストをフルオープンして得意の回転切りをかます。
その時
ガコンッ
衝撃音と共に吹っ飛ばされたのは、俺のほうだった。
当時、俺はショックで何も考えられなくなっていた。
何故だ、何故跳ね返された!?回転切りが跳ね返されるなんて見たことも無いぞ…
628とある新兵の日記:2010/03/13(土) 00:25:14 ID:556B8ecW0
ズシン
振動音が伝わってくる。あの支援機体だ。銃を構え、ゆっくりこっちへ向かってきている。
急いで機体を起き上がらせ、マシンガンを構え乱射する。
ダダダダッ
懸命に照準を合わせ、射撃する。だが、
当 た ら な い。
一発も、たとえかすりもしない。プラントの柱とかが邪魔などの原因もあるが、とにかく当たらない。
急いでリロードしようとマガジンを取り出す。リロードしてる間にも、奴は一歩一歩こっちに向いて歩いてきている。
リロードを終え、銃を構える。だがその前に、奴の銃が俺に向けて差し伸ばされた。
ガコンッ
前から、その直後に後ろから、衝撃が襲い掛かった。
629とある新兵の日記:2010/03/13(土) 00:27:21 ID:556B8ecW0
幸いマシンガンが敵弾を防いでくれたのだろう、機体損傷はさっきより軽かった。
使い物にならなくなったマシンガンを捨てて、剣を取り出す。少し混乱気味になっていたかもしれない。
「く、くるなぁ!こっちにくるなぁ!俺に近寄るなあ!!!」
叫びながら剣をめくらめっぽうに振り回した。
ガコンッ
また一発。足がやられたのだろう、機体が倒れ込んだまま動かなくなる。
「う、うわああああ」
パニックしている俺にはかまわず、一歩一歩、近づいてくる。
「こっちくるなあ!!」
倒れたまま何とかして剣を振るう。だが、奴は静かに銃を剣に向け、引き金を引いた。
ガコンッ
デュエルソードが吹っ飛ばされる。最後の反抗手段が消えてしまった。
「ああ…あああ…」
完全にパニック状態に陥ってしまっていた。しょうがない。狼に狙われた羊の気持ちがわかったような気がする。
カチャッ、カチャッ
気がつくと奴はリロードをしていた。奴が一発弾を込めるごとに、俺の恐怖心は一層高まっていく。
カチャッ、ガシャゴッ
リロードを終えた奴はゆっくり銃を俺に向けてきた。
嗚呼、黒光りする銃口に死神が見える…
そうっと、俺に見えるように、引き金を引き始めやがった。
「や…やめろ…やめてくれ…っ!」
ニタァ
突然、奴のブラストがニヤリと笑った用に見えた。残念ながらそれが錯覚かどうか確認する前に、俺はブラックアウトしていた。
ガコンッ…
〜〜〜〜〜〜
??「敵を撃破しました。」
???「なるほど、やりますね。」
??「これぐらい普通です。では、作戦第四段階に突入です。Charlie、応答してください。」
???「こちらCharlie」
??「作戦、第四段階に突入。Report in.」
???「了解。ただいま光学明細で敵コア前プラントへ潜伏中。気づかれてはいないようだ…」
630明日は白い日:2010/03/13(土) 11:32:42 ID:GZDNz24xO
「♪」
少年は上機嫌だった。 というか意外にノリノリだった。
こ、これは、フリフリエプロン似合いすぎだろ。
後ろ姿が実に艶めかしい……って、いかんいかん!
男の背中を見て、俺はなにを言っているんだ!
「お菓子作りなんて久しぶりで…なんだか楽しいです」
「ふふ、喜んで頂けて幸いです。では熱血さん、型の用意を」
「あ、ああ、そうだな……」
話を振られ、曖昧にうなずく。 見とれていた……と認めてしまうのは悔しい。
少年は少年のくせに男なのだぞ。オス科だぞ。♂だぞ。
男が男に見とれるなど、あってたまるものか。
「上手くいくといいな…」
「大丈夫ですよ。少年さんの気持ちがこもってますから。
それに、この日の為に取り寄せた素材の質も上々でした。
中でもめそ……オホン。さぁ、早く焼いてしまいましょう」
「はい!」
631ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 14:40:19 ID:556B8ecW0
>>630
めそってなんだあああああ
きになるww
632ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 14:41:41 ID:556B8ecW0
EUST軍 ブリーフィングルーム

「あーお前等、今回の作戦は一味違うぞ」
一番奥に立っているベテランが口を開く。
「ほう、それは楽しみだな。」
「作戦が違うったって俺はコア凸するだけだぜ!」
「あんたはもっと自重しなさいよ」
「無駄ですよまじめさん、熱血さんに自重しろなんてそれこそお嬢にどじょうすくいをやれなんていうもんですよ。」
「ドジョウスクイ…?なんなのですのそれは?」
「ジパング列島地方の民俗文化の一つですよ。私のところに資料がありますから、後で試して見ます?」
「わー、インテリお姉ちゃん、後で私も見に行っていい?」
「こら、お前等、何で作戦会議の話がそんなにずれるんだ!」
隊長が怒ってデスクを叩く。
「いいか、いつも俺やナルシーが指揮を取ってるだけじゃいずれ何かがあったとき困るだろう!だから今回は俺たち以外の隊員に指揮を取らせて見ることにした」
「えっ!?」「何!?」
「今回の作戦指揮は全部少年に任せる!!」
「えええええっ!!?」
633ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 14:43:05 ID:556B8ecW0
皆が驚きのあまり叫びだしたのと同時に、当事者が部屋に入ってきた。
「いやーサラウンドで皆さんの『えー』を聞くことになるとは思いませんでしたよ。」
そして平然な顔でブリーフィングボードに歩み寄る。
「さて、今回のさくせn「ちょっと待て隊長!何で少年なんだ!?ほかにも適任者はいるだろ!?俺とか!」
「そうですよ、作戦を立てるとしたら私が計算したデータの方が完璧ですよ」
「ちょっと隊長!これはどういうことですの!?この私でさえ指揮を取った事が無いのに何故少年に…」
「少年君の指揮についていくなんていやだ〜頼り無さ過ぎる〜〜」
ドンッ
また誰かがデスクを叩く。ただし、今回は少年だ。
「黙りなさい。」
真剣な顔をして皆をにらみつけている。いつもの少年とは思えない程の威圧を感じる。
そこへナルシーが口を挟む。
「今回はくじ引きの元、少年君が指揮を取ることになりました。次回からはまた別人に任せることになりますから、ご安心を。」
「そういうことでしたの、私ったらつい焦ってしまいましたわ。」
「つまり私の完璧な作戦を遂行させる日も来るというわけですね…ワクワクしますね。」
「っていう事は俺も指揮を取ることができるようになるんだな!」
興奮してる皆をナルシーが宥める
「ええ、ええ、そういうことです。それでは今回の作戦は少年が指揮するということになってますから、皆さんちゃんと指示に従うように。」
全員、改めて少年を見る。
「それでは始めますね。私たちの部隊は今回の戦闘地域では初の出撃になります……

〜〜〜〜〜〜〜〜〜
634ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 14:44:57 ID:556B8ecW0
旧ブロア市街地〜作戦コードネーム「街路制圧戦」
〜〜〜EUST軍〜〜〜
開戦早々、ブロア川を挟んで激烈な戦いが繰り広げられている。
そんな中、GRFベース付近でうろちょろしている機体が二機。
修羅麻と、フル円支援機。よく見るとなんと両方ともEUST軍の標識がついていることがわかる。
「こちら熱血、コア前まで突撃成功。」
いつものように敵ベースに突撃し、味方に信号を送る。
「こちらまじめ、Fプラントまで突撃成功。リモコン爆弾設置中。」
「こら、熱血さんとまじめさん、貴方たちはコードネームを使うようにといったでしょう?」
少年が少しふざけてる口調で苦情を返してくる。
「ラジャー、こちらブラボー。Fプラント制圧中。」
「やだよんなめんどいの。アルファとかブラボーとかめんどくさすぎる。必要ねえし。」
「熱血さん…わかっていませんねえ…」
「無駄ですよ少年君、熱血君に特殊部隊の浪漫なんてわかる訳がないでしょう。」
「それどういう意味だよナルシー!」
仲間と無駄口を叩きながら、ACで突入し、狙いを定めて41を敵コアに投げ込む。
「まあまあ熱血、そろそろコア凸しなきゃいけないんじゃないの?」
「やってるよ!いま41型をひとつ投げ込んだところだ。」
「よし。それでは更にひとつ投げ込んだ後、カタパルトで離脱してください。」
「ラジャー。だけど手榴弾二つだけって少なすぎないか?あともうちょっとサーペントをぶち込みたいんだが…」
「離脱しなさい。命令です。」
「っ、わかったよ。」
ったく、何なんだよアイツ。せっかくコア凸したのにこれだけで離脱とか、無意味すぎる。
「まあまあ熱血、多分少年も考えがあってのことだよ。ひとまず離脱したら?」
まじめが個人回線に切り替えて話しかけてくる。まあ、ここは我慢するか。
635ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 14:46:34 ID:556B8ecW0
カタパルトから飛び出る。よく見るとプラントFが青く光ってる。あいつがうまくやったんだろうな。
「それでは熱血さん、プラントEを制圧中のまじめに合流してください。」
「了解。」
しかし、少年も変な命令を出す。
プラントFを死守してそこを拠点に攻め立てればいいのに、何故占拠後また放棄して後ろのプラントEを占拠しに行くんだ?
まあ、深く考えない。今回負けたとしても少年の責任だ。俺のせいじゃない、うん。
「プラントEを占拠した。」
しかし、次に入ってきた命令を聞いて俺は驚愕した。
「よし、作戦第二段階に突入です。全機、敵に手ごたえを与えつつ戦線を後ろに引いてください。」
引くだと!?E、Fプラント両方制圧した状態で攻めず、全機撤退だと!?
「おい、どういうことだ少年!?」
共用回線を開いて怒鳴る。
「そうだよ少年君、なんでこんなときに撤退するの?」
「そうですわ、今が攻め時というのに!」
すかさず少女とお嬢も問い詰める。
「どうもこうもありません。僕の命令です。全機適度に敵を攻撃しつつ、引いてください。」
返ってくる命令は変わらなかった。しょうがない。俺は適当に敵ベースに向けて残った41型を投げた後、まじめとカタパルトで離脱した。
今ベテランとナルシーは人選を間違えたと嘆いていることだろうな。ふと、そんなことを考えた。
〜〜〜〜〜〜〜〜
636ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 14:59:23 ID:WeE8A7XV0
「どうでしょう、隊長」
「うーむ、不可解だな。」
ひとまず敵が通過するかもしれないルートに榴弾をばら撒いてから、ナルシーの質問に答えた。
「作戦を立てる能力は優秀かもしれん。今回の熱血のコア凸ルートは少年が書いたものだ。事実、こんなにスムーズにコア凸できたことはない。」
「そうですね…熱血を早期離脱させたのも、戦力温存のためでしょう。それに『敵に手ごたえを与えつつ』撤退と…」
「ああ、そんな戦術、指揮を取ったことなんかない人は普通思いつかない。」
「これは…意外と掘り出し物かもしれませんね、少年君。」
「ああ。まあ、とにかく戦闘を続行しよう。」
〜〜〜〜〜〜
637ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 15:01:51 ID:WeE8A7XV0
「コアの耐久力はこっちが上ですが戦線は押されています、ただいまBプラントで敵と戦闘中!」
「よし、ベテランさんとインテリさんはBプラント周囲およびAプラント襲撃路に榴弾を降らせてください。」
「了解」「ラジャー」
「お嬢、状況はどうですか?」
「最後の敵が橋を渡り終わったところかしら…待って、向こうの高台に敵がいますわ!」
「ふむ、読みどうりでしたか。狙撃は可能ですか?」
「この角度からは少し無理がありますわね…」
「わかりました…作戦第三段階に突入です。少女さん、迂回路から川を渡り、派手にアイツをぶちのめしてください。」
「りょーかい!」
「ちょっと待て、今は撤退中じゃなかったのか?」
「大丈夫ですよ熱血さん。気にしないで戦闘を続行してください。」
「っ…」
〜〜〜〜〜〜
橋の下の小道からそうっと頭を覗かせ、銃を構える。いた、高台の上に突っ立ってる。
高台に突っ立っているアサルトをロックオンしてからヴォルペを乱射しまくる。
「せやぁぁぁ〜!」
ダダダッダダダッ
やった、頭部に命中!だけどまだ少し足りないかなあ
さすがに奴も気づいたのか、デュエルソードを取り出してこっちに向かってくる。
「あはは、そんなのあたるわけないじゃん♪」
余裕に上にジャンプしてかわそうとする、その時
「あのう、少女ちゃん?」
いきなり個人回線がつながる。しかも少年君から。こんなときに一体何の用なんだろう。
「あの、実は僕…その…あの…」
今さっき指揮を取ってたときとはまったく別人と思えるほどもじもじしている。
一体何の用なんだろう、こっちはこのアサルトの対応で忙しいのに。
「しょ、少女ちゃんのことがずっと好きでしたっ!!」
「へっ!?」
638ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 15:04:18 ID:WeE8A7XV0
突然頭の中が空白になる。え?いま少年君なんて言ったの?好き?あたしが?
一瞬、機体の動きが止まる。
ガコンッ
もちろんその隙を敵が見逃すわけもなく、回転切りをかましてくる。
そして吹っ飛ばされたあたしに近づいて更に一撃
ガキィィン
『機体破損、これ以上の運用は不可能、ランナー回収装置を稼動します。』
機体大破の宣告と共に、あたしは転位装置で自ベースに送り返された。
ただし、今あたしの心はそれどころではなかった。自分でも顔が赤くなっているのがわかる。
『どうしよ〜〜少年君に告白されちゃったよ〜〜』
〜〜〜〜〜〜
「計画通りですね」
誰にも聞こえないようにつぶやいてから個人回線を閉じる。
少女にはかわいそうだが、ここは捨て駒になってもらう。
「少年、少女が撃破されたぞ、どうする?」
ずっと無口だったベテランが聞いてくる。
「いえ、これも計算の内です。大丈夫、彼女の代わりに僕が行きます。皆さんは作戦を続行してください。」
プラントB高台の裏から敵にばれないように橋の下まで移行する。そのとき、個人回線が入った。ナルシーからだ。
「やりますねえ、夢見る乙女を捨て駒にするなんて。」
思わず苦笑した。嗚呼、やっぱりこの人だけはだませなかったか。
「ばれてましたか。」
「ええ。みえみえでしたよ。大体わざわざ敵機を撃破しに行くのに、さもコア凸に行く様に裏側から攻めさせる時点でばればれですよ。」
「うーん…」
「しかも少女の動き、ちょっと不自然でしたしね。」
「不自然?」
「ええ、まるで何かに心を乱されているようで…挙句の果てには一瞬止まってしまいましたし…まさか少女に何かふきこんだのではありませんよねえ〜」
「はは、僕がそんなことをするわけないでしょう?」
額からつたい落ちる汗をぬぐう。
「…まあ、いいでしょう。今回の作戦の結果に期待してますよ。」
プツンッ
…ナルシーさん…怖いな…
さて、作戦第三段階『コア凸失敗で敵の油断を誘う』、さっさと終わらせますか。
639ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 15:07:25 ID:WeE8A7XV0
ガシャコッ
ワイドスマックに弾を込める。
目の前には足が機能せず、地面に倒れこんでいる敵アサルト機がいる。
ずっと左のほうに見えるのは彼のものであっただろう右手の機体部品とデュエルソードが転がっている。
『お嬢が見つけたら泣いて喜ぶだろうな…無傷のデュエルソード、どれぐらいで売れるんだろう…』
そんなことを考えながら、ゆっくりと地面に倒れてる麻に向ける。相手のパニックを誘うようにわざと引き金を引くのを見せ付ける。
今頃、奴はパニックして仲間と通信どころじゃないだろう。
ニヤリ
しかし僕ながら、なかなか鬼畜の才能があるようだ。地面に倒れてる機体が怖さに震えているように見えてきた。
ガコンッ…
『敵機、撃破確認。』
冷たいAI音を無視して仲間に無線を送る。
「敵を撃破しました」
「なるほど、やりますね」
意識してか、ナルシーが真っ先に反応した。
「これぐらい普通です。」
「以外にあっさり撃破したな」
「僕を見てからデュエルソードを持って突っ込んできてましたからね。多分新兵なんでしょう。」
「そんな新兵に少女ちゃんが負けたのか?信じられねえな」
「まあ、彼女なりの事情があったのでしょう、深追いするのはよしましょう。」
急いでごまかす。男色を使って心を乱し、わざと撃墜するように仕掛けたなんてばれたらとんでもないことになる。
「そうですか?私のデータによれば少女はよほどなことがない限り少年に負けることはないはずですが…」
余計なお世話だ、インテリさん。
さて、役はそろった。チェックと行きますか。
「それじゃあ、今から徹底的に敵をぶちのめすとしましょうか」
「え?」
「では、作戦第四段階に突入です。チャーリー、応答してください。」
ずっと潜伏させておいた味方に信号を送る。
「チャーリー?だれだそいつ?」
熱血が聞いてくる。無理もない、作戦中ずっと沈黙させていたのだから。
しかし、さすが彼とでも言うべきか、何が起こっても音を出さず、ずっと沈黙状態で潜伏していた。
640ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 15:11:26 ID:WeE8A7XV0
「こちらチャーリー」
「!?クール、クールじゃねえか!道理で誰かいないと思ったら、お前だったのか…」
驚いてる熱血とを無視して、クールに指示を与える。
「作戦、第四段階に突入。リポート、イン。」
「了解。ただいま光学迷彩で敵コア前プラントへ潜伏中。気づかれてはいないようだ…」
「なっ、クール、お前いつの間に?」
「あんたとまじめがカタパルトで離脱したころ位から潜伏してたぞ。あの41型、お前が投げたんだろ?」
「えっ?ああ、そういやあ離脱直前に一つ41を投げたが、どうかしたのか?」
「…危うくお前に殺されるところだったぞ…」
「ん?クール、何があった?声を大きくしてくれ、よく聞こえない!」
「いや、なんでもない。少年、プラントFを制圧しにかかる。」
「了解しました。熱血さん」
「ん?なんだ?」
「最初は41型二発投げ込ませただけですいませんでした、いまからまたコア凸にかかるんで、今度は本気でお願いします。」
「え?」
「全機に告ぐ!インテリ、まじめ、熱血、お嬢は今すぐエリア移動の準備にかかってください!隊長とナルシーはその間二人で何とかしてベースを死守してください。」
「ほう…ずいぶんと難しい要求だな、少年。」
「隊長の腕と技量を信用しての決断ですよ。くれぐれも頼みます。」
「わかった。その代わり久しぶりに俺に圧勝の宴会をさせてくれ。」
「引き受けました。ナルシーさんは?大丈夫ですか?」
「ふっふっふっ、二人対一群…この逆境、腕がなりますねえ…久々に敵に私の美しさを味わってもらいましょうか…」
「…大丈夫なようですね。それでは、行ってきます。」
チェックメイトだ。
僕もまじめさんもリムペッドV+弾薬箱装備、インテリさんはサワード・パラージにエレファント、
熱血は今さっき弾薬を補充したばかり、お嬢は…まあ38新型も役に立つだろう。
施設設備はさっき戦線を引いたときに稼いだ時間でクールがほぼ破壊済み。
肝心の自軍ベースは、元Sランクだったという噂がついてるベテランに、その副官だったというナルシーさんが『本気で』守っている。
こんな状態で勝たなければもうおかしいだろう。
今日の宴会、司会者はやっぱりベテランさんになるのかな、それとも僕か…
そんなことを考えながら、僕はFプラントから再出撃した。
〜〜完〜〜
641ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 16:21:18 ID:JXMsN8ANO
GJ 少年の黒さが滲み出ているな。俺前から少年はガンパレの速水のイメージだったが更にそのイメージが高まったわ。
642ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 16:47:07 ID:40uyDf9h0
>>640
GJ! 少年黒いよ少年!
そうか、最初に出てきた新兵って少年に倒された奴だったのね…

>>630
少年+フリルエプロン…これは良いものだ
後ろを結んだ髪型だと確かに女の子と見間違えそうだwww
643猫をかぶる猫続き(1/1):2010/03/13(土) 16:53:55 ID:40uyDf9h0
>>619-620の続きというかおまけ。

ベテラン「まずは奇襲成功…!」
お嬢「砲撃を開始しますわ…フフフ、さあ踊りなさい…!」
ナルシー「くくく…敵機撃破…! 愚昧ですねぇ…!」
少女「まだまだ殺っちゃうよ〜…!」
まじめ「正々堂々、勝負…(するわけないじゃない…くくく)…!」
熱血「きょ、今日はみんな不意打ちがやけにうまいな…!?」

クール「おいインテリ。お前…あのマネゲイどうした?」
インテリ「あ、弾があまってたんで勿体無くて適当にたくさん撃ちました!」
クール「………」

グレ子「敵ベースのコアを破壊すると同時に
    ユー子の仕事仲間との恋路を妨害するのが作戦目標よ…!」
ユー子「敵ベースに進入し、コアを破壊して、ついでに
    グレ子の矯正下着の秘密を暴くのが作戦目標です…!」

クール「おい…もしかしてオペレーター連中にも撃ったのか」
インテリ「なんたってカスタムですから、1マガジンの弾数は豊富なんですよ!」
クール「そうじゃなくてだな…」
インテリ「いやあ、少年くんってつくづく腹の底は真っ黒なんですね!」
少年「…あとで覚えてろ(ぼそ」
インテリ「えっ」
少年「えっ」
クール(…俺は何も聞かなかった、何も聞かなかった…!)

メカニック「武器を買いたければ、武器を選んで購入を選んでくれ…(ニヤリ」
クール「…い、いつもよりさり気な必要くGPが高いぞ! …くっ、インテリめ余計なことを…!!」
少年「ど、どうしたんですかクールさん!?」
クール「…少年、インテリにお仕置きしにいくぞ…!」
少年「は、はい!? ………くっくっく、計画通り…(ニタァ」
644ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 17:00:39 ID:/BqYL53K0
>>640といい>>643といい、ナイスでダークな少年像が形成されつつありますね。

…本スレの
tp://img.5pb.org/s/10mai409929.jpg
でも見て和むとしましょうか。
645ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 17:17:42 ID:WeE8A7XV0
>>643
インテリのデスクにそっとマネゲイの設計図を置いたのは少年だったりしてw
646ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 17:39:22 ID:WeE8A7XV0
ども、>>625〜629と>>632>>640を書いたものです
『少年は孔明で黒い』というイメージに合わせて書きました。
後悔はしていない><
しかし貼ってから見てみると脱字、誤字が多いですね…
間に合うかどうかわかりませんが一応訂正してもらいます…

>>636
「ああ、そんな戦術、指揮を取ったことなんかない人は普通思いつかない。」
訂正:「そうだな…そんな指令、指揮を取ったことなんかない奴は普通出さない。」
647ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 17:41:24 ID:WeE8A7XV0
>>639
始めの部分

訂正後:
ガシャコッ
ワイドスマックに残っている弾を吐き出し、新たに弾を詰め始める。
カチャリ
目の前には足が機能せず、地面に倒れこんでいる敵アサルト機がいる。
カチャリ
左のほうには彼のものであっただろう右手の機体部品とデュエルソードが転がっている。
カチャリ
僕が今さっき撃ち落した物だ。しかし片手で剣を振るおうとするとは、よほどパニックしているらしいな…
カチャリ
この状態ならまだ仲間に連絡もしていないだろう。
カチャリ
『お嬢が見つけたら泣いて喜ぶだろうな…無傷のデュエルソード、どれぐらいで売れるんだろう…』
カチャリ ガシャコッ
そんなことを考えながら、リロードを終えたワイドスマックをゆっくりと地面に倒れてる麻に向ける。
相手のパニックを誘うようにわざと引き金を引くのを見せ付ける。そろーり、そろーりと。
相手がコックピットの中で恐怖のあまり顔を引きつらせ、絶望のまなざしをこちらに向け、
口をあけたまま何もしゃべれない姿が想像できる。
僕ながら、なかなか鬼畜の才能があるようだ。
ニヤリ
ガコンッ…
『敵機、撃破確認。』
648ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 17:42:46 ID:WeE8A7XV0
>>640
二行、三行目

訂正後:
「!?クール、クールじゃねえか!道理で誰かいないと思ったら、お前だったのか…」
「道理でデータがなにか足りないと思ったら、クールさんでしたのね!」
「…俺、そんなに存在感薄いのか…」
驚いてる熱血とインテリを無視して、クールに指示を与える。

>>640
お嬢は…まあ38新型も役に立つだろう。
訂正後:
お嬢は…今回はかなり空気だった上に、武装も新型と役に立たなさそうだが…
まあ、貧乏な没落貴族にクオリティを求めても無駄だったか。
それに、ないよりは少しましだろう。彼女、まだセントリーガンを使っていなかったはずだ。
649ゲームセンター名無し:2010/03/13(土) 17:52:43 ID:WeE8A7XV0
以上です。
しかし疲れました…SSひとつに一日中費やしてしまいましたよw
『少年は孔明で黒い』というイメージが普及すればいいなと思っています。
ボソッ自分のアバターはクールなんですけどね。
それではまた。

ちなみに、>>627で名無しの新兵がつぶやいた文句、あれはキリスト教国で死刑執行人の
斧に書いてあったり、執行人が死刑囚をぶった切る直前に言う言葉なんです。
『神の名において誓う。この殺人は罪ではない。』
わざわざ低ランク帯で俺Tueeeeするためにサブカ買ってる人にはぜひ噛み締めてもらいたい一言ですね、
プレイヤーは死刑囚ではありません。そんな無粋な真似はよして高ランク帯に戻ってきてください。
650ちっとも自重しないお嬢(1/4):2010/03/14(日) 00:19:11 ID:bD8PuLrN0
「少女ー、ちょっと来てくれないか」
「? なーにー…わ、でっかいネコさんだー!」
「この前のチョコケーキのお返しだ。パンダとクマは見たことあるけど、ネコはまだいないだろ?」
「わーい! ありがとーー!」
「あら? 少女さんそれは…」
「あ、お嬢お姉ちゃん! 見てー! 熱血お兄ちゃんから貰ったの!」
「すっげー悩んだぜ! 自慢じゃないが俺のセンスなんて戦闘以外からっきしだからな!」
「あ、でもこの前のチョコケーキ、結局二人で食べたから、あたしもなにかあげないと駄目かなー」
「何言ってんだ、そんな必要な」
「皆まで言わなくても結構ですわ! そうですわね! 愛し合う二人が互いに捧げあう…素敵ですわ!
 いいえ、余計なものは何も必要ない、必要なのはお互いの心と体だけ…ああっいけませんわ! これ以上は
 恥ずかしくて口外できませんわ!」
「思いっきり口に出してるだろ…っつか、いつから愛し合う関係に…」
「えっ、お兄ちゃん…あたしのこと、嫌いなの…?(うるっ」
「ば、馬鹿、そういう意味じゃないって! 愛するとか、そういう言葉を少女が使うにはちょっと早す」
「熱血さん…見苦しいですわよ! 男なら責任を取るべきですわ! さあ、今すぐここで挙式を!
 誓いのキスを! ドレスでもケーキでも、必要とあらばすぐにでも調達させていただきますわ!」
「いやいやいや、だから早すぎるって言ってるだろ! 少女はまだ」
「挙式じゃないけどケーキカットはやったよねー」
「まあ…!」
「え? ケーキカッ…も、もしかしてあれか!? 一緒にケーキを切ろうって、あれか!?」
651ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 00:20:42 ID:bD8PuLrN0
「熱血さん、儀式が中途半端ではありませんか! さあ今ここで指輪の交換を!」
「だああ! だから性急過ぎるっつってんだろ!! だいたいなあ、指輪はそれこそ早えよ。
 確かに考えもしたけど、少女は成長期だろ? 買ってすぐに指に入らなくなったら可哀想じゃないか。
 そうでなくても肌が弱かったらとか金属アレルギーとか心配だから、アクセサリーは敬遠したわけだし…」
「まあ! そこまで考えていらしたなんて…ごめんなさい、わたくし熱血さんを見誤っていましたわ…!」
「お兄ちゃん…あたしのこと、そこまで考えてくれてたんだ…」
「あ、いや、なんだその目は。照れるからヤメロ」
「ああ、そこまで熱血さんに思慕されている少女さんが羨ましくてたまりませんわ…そうですわね、今こそ
 わたくしもベテラン様と愛を育まなければ!! ベテラン様ーー! 今参りま」
「ベテランさん昨日から休みだぞ」
「すわぁぁぁぁあああ!? ど、どういうことですの!?」
「今週は里帰りだってミーティングで言ってたよね。15日に帰ってくるって話だよ?」
「……み、三日間も、ですって…!? そんな! ご無体な! あんまりですわ! ああ…わたくし、
 寂しさのあまり気が狂って死んでしまいますわ!! うう、見えますわ…孤独なわたくしを狙う
 酷薄な笑みを浮かべた死神が! ベテラン様、早くわたくしを助けにいらしてくださいませーーー!!」
「落ち着け! ったく、ベテランさんがいないからこそお嬢や俺たちがしっかりしなきゃ駄目なんだろ!」
「熱血さん…」
「ベテランさんもすぐ帰ってくるから、お利口にして待ってようよ〜」
「少女さん…! ごめんなさい、わたくしが間違っていましたわ…そうですわね! 来たるべき15日に、
 わたくしの全身全霊をもって、全力でお迎えにあがらないといけませんわね!!」
「そうそう、その意気だよ〜!」
「熱血さん、少女さん、お二人のお邪魔をして申し訳ありませんでしたわね。存分にお二人の時間を!
 そうですわね、既に婚礼の儀を交わしておいでなら、今晩は初夜ですわね! お邪魔はいたしませんわ!」
「なぬ?」
「え…!?」
652ちっとも自重しないお嬢(3/4):2010/03/14(日) 00:22:13 ID:bD8PuLrN0
「ではわたくしはこれで! ああっ、15日が待ち遠しいですわーー!!」
「お、お嬢お姉ちゃんったら…(もじもじ」
「? ショヤってなんだ? 大晦日に鳴らすあの鐘のことか?」
「お兄ちゃん…今夜はネコさんと一緒に寝ようと思ったけど…お兄ちゃんと一緒に寝てもいい?」
「え? あ、ああ…」
「待て」
「待ちなさい」
「あれ、クールにまじめ…どうしたんだそんな怖い顔して」
「熱血…お前、本気か。いや、正気か、と聞くべきか」
「ん? なんの話だ」
「とぼけないで! …ねえ、少女ちゃん、ちょっと熱血借りていくね?」
「え? どこに連れてくの?」
「お、おい! 二人ともどうしたんだよ!」
「言いたいことがあるなら後で聞こう」
「そうね。むこうでゆっくり、話し合いましょ?」
「お、お、俺が何をしたって言うんだーー!?」
「え? え!? おにーーちゃーーーーん!?」

   * * *
653ちっとも自重しないお嬢(4/4):2010/03/14(日) 00:23:50 ID:bD8PuLrN0
「ぐすっ、ひっく、ぐす…」
「しくしくしく」
「これは…何事です? 少女さんはともかく、お嬢さんまで…ちょっとインテリさん、お二人はどうしたんです」
「あ、それがですね。少女さんのほうですが、熱血さんがクールさんとまじめさんに拉致られまして」
「ああ、それで彼はまたミイラ男に。彼は毎度毎度、戦闘以外で大怪我を負いますね…。原因は何です?」
「少女を手篭めにしようとした、というのがクールさんとまじめさんの弁です。
 ちなみに熱血さん本人は『ショヤってどういう意味なんだ…誰も教えてくれねえ』と言ってました」
「それはそれで少女さんの悲しむ理由がよく分かりませんね…。お嬢さんのほうは?」
「ベテランさんにバレンタインのお返しで絵本を貰ったそうです」
「…それはまた微妙すぎるお返しですね」
「幼い姪っ子に贈ったものと同じものだそうで…大人扱いされなかったのが余程ショックなようです」
「お嬢お姉ちゃん…愛に障害はつきものなんだね…!」
「そうですわね…人は皆、そうやって大人への階段を上がっていくものですわ…!」
「うええええん、お嬢お姉ちゃあああん!(ひしっ」
「ぐすっ、少女さん…! 強く生きましょう…っ!(ひしっ」

   * おまけ *

「…(しょりしょりしょり)…はい、熱血さん。りんご、どうぞ」
「ああ、悪いな少年」
「いえ(にこっ」
「…それにしても、なんで俺っていつもこんな目にあうんだ?(しゃく」
「それは…その…」
「悪い。そんなの、答えられねえよな(むぐむぐ」
「…いえ、なんとなくわかります、その気持ち」
「少年…」
「(ガチャ)あ、少年くんこんなところにいたのね」
「ひっ!? オペ子さん…!」
「駄目ですよこんなところに隠れてー。さ、行きましょう!(がしっ」
「あ、熱血さんお邪魔しました。お大事になさってくださいね(ぐいっ」
「ど、ど、どうして僕がいつもこんな目にあうんですかぁぁぁぁ!!(バタンッ」
「…少年…お前のことは忘れないからな…(遠い目」
654ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 01:09:43 ID:ouTLSlw80
少年メインのSSが少ないな…という気がして、少年への愛だけを持って書いてみましたが
途端に被ってしまう自身の間の悪さに絶望…orz
長すぎたのでSSwikiの方に投稿させて頂きました。
http://www29.atwiki.jp/borderbreakss/pages/415.html

年齢の割に達観してて大人しさを装っているのに
戦場で調子が良いと途端に傭兵としての地が出てしまうっていうのが個人的な少年のイメージだったりします。
…各キャラが霞まないようにと思って書いたら余計滅茶苦茶になってしまった…
655ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 01:28:19 ID:T7uos33B0
>>654
GJ!なんかこう、熱いものがくるSSでした。
656ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 01:51:15 ID:tkDXThRg0
>>650
少年やっぱりうらやま……いや気の毒だ。

>>654
こういう熱いのも好みだぜ
657ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 02:06:02 ID:glNagVrg0
>>654
たまらん!!!

ラスト近くのベテランの元ネタがACfAなのが更にツボにはまったぜ!!!!
658ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 04:55:46 ID:MtOa91oy0
>>654
いいなぁGJ
ベテランの出番が多くて嬉しい俺ベテラン大好き派
659ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 10:16:28 ID:UVwTUq/70
>>654
マジでたまらんわ〜GJ
僕もそんなにすごい文才が欲しいな…w
660白い日、黒い少年。:2010/03/14(日) 18:03:36 ID:UVwTUq/70
3月14日
19世紀ぐらいにジパング列島地方の製菓会社が顧客からバンバンお金を巻き上げるために、
「バレンタインデーは恋人と甘いチョコの日」とデマを流した上、
それだけでは飽き足らず「3月14日はお返しのホワイトデー」とデマの上にデマを重ね、
それがまさかのリア充に大ヒットして世界的なイベントとなった日。
まったく、二世紀前のジパング列島住民は何を考えてたんだろうか、
よほどのリアル充実して、やることなすこといろいろと浪漫があふれすぎている民族だったんだな、多分。
そんなことを考えながら、恋人たちやバーゲンセールやらで賑わっている商店街を歩く。
まあ、個人的にこんな催しは嫌いではない。むしろ戦場に行かないで済む分「いいぞもっとやれ」とけしかけたい気分だ。
「お、奇遇だなぁ少年。」
不意に後ろから声がかかる。
「あら、熱血さんじゃないですか。何故一人でこんなとこに?」
「いやあ、ほら、今日ホワイトデーじゃねえか、だからバレンタインデーのお返しの品をちょっとな。それよりお前こそなに一人でここにいるんだ?」
「僕はただ当てもなくぶらぶらしているだけですよ。」
「ふーん…お返しの物とか買わなくていいのか?」
「いえ、僕はもう済ませてますから。」
「?そうか、早いんだな。なにを贈ったんだ?」
〜〜〜〜〜そのころお姉さん方は〜〜〜〜〜
インテリ「うふふ〜〜」
まじめ「あれ?インテリさん今日はやけに機嫌がいいわね、何かあったの?」
インテリ「それがね、前回の戦闘で使用した新型玖珂のデータが出たからあとで送られてくるっていうのよ!」
まじめ「オペレーティングルームからデータ提供なんてよくあることでしょ?何でそんなに興奮してるの?」
インテリ「いやー確かにそうだけど、こういうデータって普段一回の出撃では収集量が足りなくて、完成させるためには何回も出撃しなきゃいけないのよ。」
まじめ「それはそうでしょうね…経験は何回も積み重なれて始めて役に立つとも言われてるしね。」
インテリ「でも今回は一戦だけで十分な実戦データがとれたのよ!きっと私の活躍がよかったのよねえ」
まじめ「は…はぁ…」
661白い日、黒い少年。:2010/03/14(日) 18:04:59 ID:UVwTUq/70

お嬢「あらインテリさん、今日はかなりご機嫌なご様子で、何かいいことでもありましたの?」
インテリ「実はね、かくかくじかじか…それにしてもお嬢も機嫌がいいみたいね、何かあったの?」
お嬢「ああ、実は前回の戦闘での出来事なんですけど、私、東ルートのクリアリングを任されたでしょう?」
まじめ「確かそうだったわね。皆そのルートは行く必要がないって思ってたけど、少年君ったら固執してそのルートを作戦に入れたのよね。」
お嬢「ええ。そして私がそっちのルートを進んでいた時、敵軍の兵器開発場を発見したの、覚えています?」
インテリ「そういえばそんなこともありましたね。でも私のデータによればそこはあんまり価値がある資料はないはず…」
お嬢「いいえ、その正反対でしたわ。私その後作戦から外されて物資運搬を任されたのですけど、私が運搬した物の中になんと新型狙撃銃の試作品とデータが入っていましたの!」
まじめ「それは…すごく幸運でしたね。それでその新型兵器とは一体?」
お嬢「詳しい情報は教えてくれませんでしたけど、なにやらビームを使うとか言っていましたわね…それより追加報酬がガッポガッポでものすごくおいしいですわ♪」
インテリ「それはよかったわね(私も研究資金とかほしいなあ…)。そういえばまじめは?何か特別なことなかった?」
まじめ「え?う〜ん…私は普通だったかなあ」
お嬢「嘘おっしゃい。作戦中に少年君の読みが外れて熱血と二人で孤立してたじゃない。」
インテリ「しかも敵10機位に包囲されて。しかし少年君もひどいわよねえ、『作戦を続行しなければ敗北確定なので援軍を送れません。あと五分ぐらい熱血と二人で持ちこたえてください』って。怖かったでしょう?」
お嬢「そうそう、幸い熱血さん、乱戦に強いから助かったものの…あれ?まじめさん、なんか顔が赤いですよ?」
まじめ「え、あ、う、うん、なんでもないわ。それより少女の姿が見えないんだけど、どこへ行ったのかしら?」
インテリ「あ、確かに少女ちゃんの姿が見えないわね。」
お嬢「あら、少女ちゃんなら今さっき軍のお偉いさん方に呼ばれていきましたわ。何か用事があるとか。」
まじめ「へぇ〜少女ちゃんに用事って何だろう?」
662白い日、黒い少年。:2010/03/14(日) 18:07:25 ID:UVwTUq/70
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「そうですね…まあいろいろと、皆さんが個人的に欲しがっているものをプレゼントしましたよ。」
「そんなのわかるのか?」
「日頃皆さんを観察していたら自然とわかるようになってきますよ。」
「へぇ〜それじゃあさ、まじめに何贈ったらいいかアドバイスしてくれないか?」
「まじめさん、ですか…そうですね…ここは普通にホワイトチョコ
とかどうですか?」
「ホワイトチョコ?」
「ええ。彼女、結構まじめな方ですから、こういう王道な贈り物の方がいいと思いますよ。」
「そうか、ナルシーもそんな事言ってたしな、それならチョコにするよ。アドバイスありがとう。」
「どういたしまして。」
お菓子屋さんに向かって走っていく熱血を見送る。
正直言って、人に何をプレゼントすればいいかとか、そういう助言をするのは苦手だ。
いや、人に助言をする、というのが苦手なのかもしれない。
人に助言をするには、まず人の立場に立って考えねばならない。
そういうのが苦手なのだ。
さて、散歩ももう飽きたし、僕もそろそろベースに戻るとしようか。
久しぶりにピアノでも弾こうかな…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
663白い日、黒い少年。:2010/03/14(日) 18:13:31 ID:UVwTUq/70
暖かい日差しの下、バルコニーで独りピアノを弾く。そんな休日。
このピアノ、オペ嬢に頼んでやっと支給してもらった物だ。
ピアノとセットでついているメガネをつければ楽譜が奏でる世界が見えるという最新の品だ。
「才能の無駄遣い、といったところですかね?」
今日は本当、よくロマンがあふれすぎているものに出会う。
しかし、そういうのは嫌いじゃない。
『近代名曲選 ピアノ・第三巻』
当てずっぽうにページを開き、偶然あたった楽譜を弾く。
「『想い出は遠くの日々』、ねぇ…」
自分に想い出なんてあるのだろうか。
そういえばこのメガネ、人によって違うものが見られるそうだ。
同じベートーベンの『悲愴』でも、人によっては絶望に満ちた戦場が、または希望に満ちた愛の物語が見られるらしい。
もしかしたら僕も…光と幸せに満ちた、『子供らしい』想い出が見られるかもしれない。
そんな僕らしくもない希望を抱きながら、ピアノとセットのバーチャルグラスを装着して、鍵盤に指を伸ばす。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
664白い日、黒い少年。:2010/03/14(日) 18:17:54 ID:UVwTUq/70
暗い。真っ暗だ。
ここは何処だろう…
ただっ広い空間に、僕が独りで座っている。
何も見えない、でも何か聞こえる。
大人の話し声だ。
最初は嬉しそうに話し合っていたけど、次第に声が険悪になっていく。
そして机を叩く音、取っ組み合う音。
ついには戦争の音まで聞こえた。
空を飛ぶ爆撃機、空襲警報、われ先ながら逃げる人の音、取り残された女子供が泣き叫ぶ音。
そして、静かになる。
長い長い沈黙。
そうだ。
僕の歩んできた道はこんなのだった。
幼いころに両親をなくし、孤児院で育った。そしてその孤児院も、戦争の火に燃やされた。
それからは少年兵として志願した。
そのころは、まだブラストなんてなかった。ボーダー回収装置なんてアイディアさえなかっただろう。
今みたいに完璧な《条約》もなかった。戦って、負けたら死ぬ、そんな戦場。
生き残るためには何でもやった。敵の裏を掻いたり、必死に不意打ちする機会を狙っていたり…
そして戦闘を重ねるうちに、だんだんと心を閉ざしていった。
当たり前だ。戦場で心を開くとか、気が狂っている。そんなの自殺行為だ。
今思うと波乱の道だった。
だけど、どんなに僕の居場所が変わろうと、一つだけ変わらなかったことがある。
孤独だ。
ずっと独りだった。孤児院にいたころも、軍隊にいたころも。
もともと孤児院では暗いやつとして通っていたし、軍隊にはガキに自分から話しかけるなんて大人はいなかった。
何をしても独り、周りには誰もいない…
665白い日、黒い少年。:2010/03/14(日) 18:21:11 ID:RAjgjwRJ0

気がついたら、涙を流していた。
家族なんかなかった。教わることができる父親と、甘えさせてくれる母親、そんなの、物心ついたときからもういない。
寂しい。
このまま、周囲の闇に溶け込もう…
そう考えた、そのときだった
「おきてよ〜少年君〜」
突然、光が差し込んできた。
眩しい。
「ねえ、少年君、少年君ってばぁ〜」
誰かが僕を揺さぶっている。人肌の体温を感じる。
「おきてって、あれ?少年君?泣いているの?」
…暖かい。
人が、こんなに暖かいと思ったのは、初めてだ…
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
666白い日、黒い少年。:2010/03/14(日) 18:21:58 ID:RAjgjwRJ0
目を開く。
眩しさを感じるほどの日の光と、心配した顔をしている少女が目に入る。
メガネは…もう取り外されていた。多分少女がやってくれたのだろう。
「少年君?大丈夫?なんか泣いていたみたいだけど?」
無邪気な顔で聞いてくる。
「いや、大丈夫ですよ。心配かけてすいません。」
「そう、大丈夫ならいいけど。」
少女の顔が、またいつも見るような眩しいほどの笑顔に変わる。
「そういえば少年君〜今日ベースの偉いおじさんに呼ばれたんだけど、何の用だったか当ててごらん?」
あふれんばかりの活気で聞いてくる。
「さあ、見当つきませんね…でもその笑顔を見る限り、なんかいいことがあったんでしょう?」
「えへへ〜実はさ、じゃ〜ん」
そう言われてひとつの小箱を差し出される。
中身は…勲章か。少なくとも五つはある。
「コンボ金、トリックスター金、クリティカルキル銅、ターレットスキル金、アンチターレット銀、コアアタッカー、プラントゲイナー、バトルアシスト銅、スカウター金、黄金武勲」
一気に勲章を全部読み上げる少女。
「知ってる〜?これ全部前回の出撃でゲットしたんだよ!すごいでしょ!」
ああ、知ってるとも。僕がそうなるようにしたのだから。
「それでね〜今日偉いオジサンがね〜これを全部渡してきて、ほめてくれたんだよ、すごいねって!」
よかった、喜んでいるみたいだ。
ほかの三人へのホワイトデーのお返しはすぐ決まったのだが、少女へのだけはなかなか決まらなかった。
仕方ないから『思いっきり活躍させる』を少女へのプレゼントにした。
僕ながら大成功のようだ。
667白い日、黒い少年。:2010/03/14(日) 18:27:25 ID:RAjgjwRJ0
「そうだ、そういえば今日ってホワイトデーだよね?」
突然、少女がイタズラをたくらんでいる顔で聞いてきた。
「確かに、そうですね…」
「少年君、私へのプレゼントは?」
おやおや、まだ欲しがるのか?
まあ、無理もない。『僕が助けてやった』ということに気づいてないようだし。
「その勲章箱で、どうですか?」
ちょっと遠まわしに指摘してみる。
「え?ああ…うーん、確かにこんなに勲章取れたのは少年君の指揮のおかげだけど…」
ちょっと俯き、ボソボソと続ける少女。
「でも、ほら、だってさあ、今日、こ、恋人の日だし…」
なるほど、そういうことか。少しニヤけた。
ま、そんなのもいいかもしれない。それに、年上のお姉さん方の相手をするよりはましだ。
「だって…だってこれ結局私が自力で戦闘で勝ち取ったものだもん!もうちょっと少年君の心がこもった物が欲しい!」
無理やり思いついたような理由をつけ、顔を赤くして反撃してくる。
改めて少女を見てみる。
短く纏まっている綺麗な金髪
「そうですか…でも残念ながらお菓子の類は用意してないので…」
興奮したせいか、少し紅潮している顔。
「うーん…チョコじゃなくてもいいから、とにかく少年君の心がこもったものが欲しい!」
さっき走ってきたのだろう、息が整わず上下起伏している胸。
「そうですか…」
ピアノ椅子から立ち上がり、少女にゆっくりと歩み寄る。
「それなら…これはどうですか?」
「え?」
そして、その華奢な体に、手を回す。
「ふぇ!?」
彼女の耳元で、息を吹きかけながら言う。
「僕の真心のこもったキス、とか。」
不意に、風が吹く。バルコニーのそばの桜の木から、花びらが舞い落ちてくる。
「へっ…?え?!あっ…ふむぅ」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
668微エロ注意:2010/03/14(日) 18:30:09 ID:RAjgjwRJ0
唇が重なる。
なんか、なんとなく、甘い香りがする。これが「キスの味」ってやつだろう。少女の体、最初は強張っていたが、だんだんと力が抜けていくのがわかる。
突然、以前読んだものを思い出した。
フランス式のキスとか言うものだった。お互いの舌を絡ませるというもの。そうだな…試してみるのも悪くはないかもしれない。
ちょっと強引だが、舌で少女の唇を裂け、閉じている歯をこじ開ける。
一瞬、彼女がまた強張ったが、すぐに、さっきよりも、柔らかくなった。
舌と舌が絡まる。
お互い、まるで相手を吸い尽くそうかのように、舌を絡ませる。
少女の唾液を飲み込んでみる。気持ち悪いとは感じなかった。むしろ暖かい。
そうやってそのまま動かず、ただ夢中に舌だけを絡ませ合う。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
どれほど経っただろう。
口を離し。目を開く。
明るい日差しと、それに負けないほど明るく見える、少女の顔。
突然、少女が倒れこむ。あわてて両手で抱きかかえる。
「ふぁ…」
先程にに勝り紅潮した顔、とろんとした両目。
また、風が吹く。桜の花もまるで照れ隠しのように沢山舞い降りてくる。
「ふぅ…」
少女の目も次第に焦点が合わさっていく。
「どうでしたか?」
満面の微笑みで少女に聞く。まあ、聞く必要もないのはわかっているが。
突然、僕の背に少女の両腕がまわってくる。
まるでさっきまで見ていた心の闇を、吹き飛ばすような眩しい笑顔。
「少年君、だぁいすき♪」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
ホワイトデー。
白い日。
白く明るい、光。
暗いところを、照らしてくれる、光。
暖かいなあ……
End.
669ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 19:00:57 ID:RAjgjwRJ0
書き終えましたw
ホワイトデー、ということで季節モノを試してみました。
今後の参考になると思うので、感想、お願いします。
670ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 20:47:11 ID:n8VGNSyF0
GJ
俺には破壊力が強すぎて大破だ
671ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 21:26:18 ID:rYSsnjUI0
>>669
何かPCの画面にニヤニヤしたきもい奴が映ってるんだが、誰だか分かるか?
672ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 21:26:55 ID:ouTLSlw80
>>655-659
少年「ありがとうございます!」
『これとかこれはあそこから持ってきたネタなんじゃないか』って思った方、そのことごとくが正解のはずですw
ご存知の方々にそこだけ少しニヤリとして頂けたなら幸いです。

>>669
GJ!
現実と孤独の闇に射した光っていう感じの描写、温まる感じがしてイイ!
673ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 21:57:34 ID:RAjgjwRJ0
>>670
俺なんか書き終えた直後にカードが煙上げてしまったぜw
>>671
きっと俺のドッペルゲンガーだ!いますぐ全裸になってベッドのうえで「びっくりするほどユートピア!」と(ry
>>672
楽しんでもらえたら幸いです。
こちらこそ、「独り」だった少年が「仲間」に出会うストーリ、読んでて心が温まりましたよ。
熱血な部分もよかったです!
674自重しないお嬢番外編〜少年の巻(1/4):2010/03/14(日) 23:14:34 ID:bD8PuLrN0
…志願したのは強くなりたいと思ったから。
正確には、あの人たちのようになりたいと思ったから。
何も知らない僕を、体を張ってかばおうとしたあの大きな背中。
僕の進もうとする道を、強引なまでに切り開いてくれたあの背中。
僕の背中にないあの光を、闇夜をふらふら舞う愚かな蛾のように追いかけて、やっと辿り着いた煉獄の戦場。

でも、いつも僕はその光に追いつけない。
その光は急激に遠ざかったり、温かい光につい頼り切りになりそうになったり。
たまに突然見失ったりして、途端におろおろしてしまう自分に悲しくなったりする。
でも、そうならないために、あの人たちと同じ背中を持てるように、僕は、戦うんだ…。

「…なのに、どうして」
「少年くん?」
「どうして僕はこんなことになってるんですかああああ!!」
「どうしたの少年くん? お料理の途中で急に叫んだりして」
「こんなことだなんて心外ね? 似合ってるわよ〜そのエプロン♪」
「まだエプロンはいいですよエプロンは! どうして僕の頭に三角巾じゃなくてリボンを乗せようとするんですか!!」
「可愛いと思って♪」
「可愛いとかやめてください! 僕はもっと勇ましく、男らしくなりたいんです!」
「「「無理よ」」」
「みんなで否定するの早すぎです!」
「だってもう涙目じゃない。それにそのエプロン姿、すごく似合っちゃってるんですもの」
「若奥様っていうか、幼妻って感じよね〜」
「男の人から見てもとっても魅力的だと思いますよ?」
「そっち方面の魅力はいらないんです!!」
「それは良くないわ。魅力だろうと腕力だろうと、持てる力はすべてフル稼働させて戦場に臨んでもらわないと」
「ここはオペレーター控え室であって、戦場じゃないじゃないですか!」
「…女はね、いつだって戦ってるものなのよ」
675自重しないお嬢番外編〜少年の巻(2/4):2010/03/14(日) 23:15:45 ID:bD8PuLrN0
「今の今まで僕に掃除洗濯、夕飯の準備までさせておいて、どこで戦ってるって言うんですか!」
「ブティックで店員と値引交渉合戦とか」
「エステで自分の美容の限界へ挑戦とか」
「おいしいお菓子のお店へ潜入調査とか」
「戦いじゃないですそれ!! っていうか、思いっきり遊んでませんか!?」
「細かいことは気にしない。私たちは少年くんを頼りにしてるんだから」
「別の意味で頼りにして欲しいです!」
「「「無理無理」」」
「また!?」
「だってこの前、犬に吠えられて泣きそうになってたの誰でした?」
「うっ…」
「その前は芋虫見つけて悲鳴上げてましたよね」
「うぐぐ」
「私がバイオハ○ードで遊んでると布団かぶって怯えてましたもの」
「や、やめてください! あれは怖すぎます!」
「そもそもユー子さんもグレ子さんも護身術を習ってますから、体力面でも出る幕がないんですよね」
「ぼ、僕はブラスト乗りです! だいたい、家事全般で褒められても嬉しくなんかありません…!」
「少年くん…」
「このままじゃ、駄目なんです…僕は、熱血さんやクールさん、ベテランさんやナルシーさんみたいに、
 一人前の戦士になって、みんなを助けて、守って…一緒に戦っていきたいんです…!」
「それだったら、もう叶っているじゃありませんか」
「…え…?」
「頼れる仲間にこそ背中を預けられるものだ、ってベテランさんは言ってましたね」
「熱血くんは、彼らがいるから振り返らずに前に進むことが出来る、って言ってましたよ」
「クールも、小さな背中に負けていられない、なんて言ってたことがあるわね」
「ナルシーはナルシーで、信頼できる仲間でなければ私の華麗な勇姿を見る資格はないのです、なんて言ってましたね」
「え? え…?」
676自重しないお嬢番外編〜少年の巻(3/4):2010/03/14(日) 23:16:57 ID:bD8PuLrN0
「あなた、もう認められてるのよ?」
「必死すぎるほど必死になって、消し炭になるような思いで戦っているのは、私たちだってよく知ってます」
「そうよ。簡単に死ぬことは許されないんだから。私たちが言うべき台詞ではありませんけど…ね」
「ぼ、僕は…僕は」
「ああ、だめよ。手が止まってるわ、鍋に焦げちゃう」
「僕…僕…う、うううっ」
「そ、そんなに泣かないで。ほら、料理に入ったら塩辛くなるわ」
「…は、はい、ごめんなさい」
「それにしても、よくもそんな泣き虫で今まで戦ってこられましたね…」
「素直な子じゃない。役得よ」
「そうね、人を裏切らない、優しくて強い子よね。私たちもよく知ってるわ」

  * * *

「ごちそうさまでした」
「少年くんの料理って、ほんっとおいしいわよね〜」
「煮物が作れるとか、一体どこで習ってきたの?」
「いえ、まじめさんが買ってきた雑誌を見て、試してみようと…」
「…あの子、料理してたところ見たことある?」
「あるけど…リンゴの皮むきだって練習中の腕前のはずよ?」
「その雑誌に載ってたんですが…はい」
「?」
「これは…」
「イチゴで作ったババロアです。そういえば今日ってホワイトデーだったんですよね…」
「わあ…♪」
「ますますいいお嫁さんになれるわね…」
「お嫁さんにはなりません! あ、でも…その、一応…オペ子さんたちにもお世話になってます、から…」
「少年くん…」
「本当にいい子ねえ…」
「なんか、申し訳なくなりますね…」
677自重しないお嬢番外編〜少年の巻(4/4):2010/03/14(日) 23:18:27 ID:bD8PuLrN0
「…でも、その戦争が無かったら、僕はここに居なかったかも…いや、居なかったんですよね…。
 このまま、何も知らないまま、弱いままの僕でしかなかったんでしょうね…」
「………」
「ここでユー子さんとグレ子さんが仲良くできるのも、ここがあくまで休戦協定エリア内だからってことはわかってます。
 そうじゃなければ、お互いに殺し合うような間柄だっていうのも…」
「「………」」
「かりそめでもいいです。ここにあるような、何でもない幸せが、いつか来ることを信じて、みんな戦ってると思ってますから。
 でも、その…僕はまだ戦うことに自信がありません。恐怖に打ち勝てる強さや、自分を信じる力、揺るがない意志…
 全部、僕には欠けています。どれかひとつでも、僕が胸を張って持っている、と言えるとき、僕は大人になれる…みんなと
 同じ場所に立つことが出来る、そう思うんです」
「そこまで考えられる少年くんはもう大人ですよ」
「そうね。それにそもそも…残念だけど、戦争に年齢も性別も関係ないものね」
「それでも心配なら、少年くんは大人になるまで我がEUSTが責任を持って育てますから大丈夫です!」
「あらユー子、抜け駆けするつもり? GRFは承知しないわよ」
「はいはい、そこまで。これ以上声を荒げるつもりなら容赦しないわよ?」
「それじゃあ、喋るのはやめてババロアを食べる方に専念しましょう」
「賛成」
「…ふふふっ」
「それにしても、少年くんがそんなに大人になりたいって思ってたなんて、知らなかったわね」
「こ、こんなこと話したの初めてなんですから当然ですよ!?」
「本音が聞けて嬉しかったなあ」
「…それじゃあ、今晩も大人の練習しましょうか」
「…え? そ、それは遠慮しま」
「駄目よ。ちゃんとお返しするのが大人の流儀よ」
「それにこんなにいい男、放っておくわけがないじゃないですか」
「ぼ、僕はまだ子供ですから、やめ」
「あら、敵前逃亡?」
「覚悟を決めなさい?」
「男なんでしょ?」
「お、お、おとななんて…おとななんてえええーー!!!」
678ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 23:21:24 ID:bD8PuLrN0
触発されて、違うタイプのいわゆるピュアな少年も書いてみようと思った。
周囲の方々がピュアでないのはごめんなさい。

>>654
GJ!
少年がすげえ格好いい…!
ひねちゃってる感じと可愛いと言われて戸惑うあたりもたまらんです!
仲間の個性も良い案配に引き立ってます!

>>669
こちらもGJ!
ところで軍師殿、前回の戦闘の少女への告白が謀略なのか本気なのかがわかりません!
自分も軍師殿の掌の上で弄ばれてるのでありますか!?w
679ゲームセンター名無し:2010/03/14(日) 23:40:00 ID:XCl4ngNt0
なんと言う良スレ…。正直、驚き。
>>654>>669>>678も読んでてワクワクしてくる。
680ゲームセンター名無し:2010/03/15(月) 00:32:52 ID:rwP/BabC0
いいよなぁ、熱血少年の主人公タイプ組は

なんだよ……なんで売り切れてたんだよ……スラグ弾頭ネックレス……
スラグ弾頭って言ったってスラグ弾そのままじゃなくて、それっぽくてちっちゃいのがぶら下がってるヤツだけどさ。
いや女の子に送るプレゼントにしちゃゴツいのはわかってるけど、そんなのくらいしか見つからなかったんだよ。
日曜日のコンビニ手数料に悩んで、お金下ろしにダッシュしたら売り切れてるとかそんなのってないよ……
やっぱり露店は信用しちゃ行けないね……
こんなことなら金曜日の時点で買って用意しておけばよかった……
クイスマたんは「バレンタインに修羅X頭くれたじゃん」とか言ってくれたその心使いが辛い……
 ありがとうクイスマたん
 必ずどこかで埋め合わせするからね
 クイックスマックあいしてる
681ゲームセンター名無し:2010/03/15(月) 00:51:33 ID:zSKWxORj0
>>680
何を言う、全兵装ファンの最高峰に立っておられるのに贅沢なw
682ゲームセンター名無し:2010/03/15(月) 06:20:14 ID:1szM59eI0
>>678
少年のあまりの純情さとオペ子達のさりげない優しさに感動してしまった…
半泣きの俺きめぇw

>>680
貴殿とクイスマの愛は既にゲージが突き抜ける程の域に達しておられるw
683ゲームセンター名無し:2010/03/15(月) 09:48:13 ID:OWwyWYsn0
>>678
少年「前回の戦闘で告白…?ああ、ずっと前、僕がブロア川で始めて指揮を取った戦闘のことですか。
あの戦闘とホワイトデーで言ってる『前回の戦闘』は別物ですよ。」
ちなみにブロア川の戦闘後から、少女が少年を見るたびにもじもじしたりしなかったり。
そして少年はわざと何も知らないような笑顔で返すのですよ。
684ゲームセンター名無し:2010/03/15(月) 09:49:59 ID:OWwyWYsn0
>>680
貴殿の愛に勝るもの、拙者まだ見たことがないでござる。
685ゲームセンター名無し:2010/03/15(月) 15:03:22 ID:sFxq1mxl0
少年(さっきの作戦の間ずっと我慢してたから早く行かないと…)
インテリ(さっきの作戦…ニュード漏れがどうとか言っていたけど漏れそうなのは私なのよ・・・急がなきゃ・・・)

ドンッ

少年「痛た・・・す、すみません、大丈夫ですか?(あれ…僕?)」
インテリ「大丈夫よ、こちらこそごめんなさい(あれ…私?)」
少年「僕急いでいるんで!それじゃあまた!」
インテリ「じゃあね〜(早くしないと…)」


-男子トイレ-

少年(さっきインテリさんとぶつかったとき僕が見えたけど疲れてるのかな…
    少し痛かったけどインテリさん・・・やわらかかった…///
    …あれ?ついてない?服もよく見たら全然違う?あれ?あれれ?
    ちょっと鏡見てみよう…。!! インテリさん…!?もしかして僕がインテリさん!?
    どうしよう・・・これって誰かに見られたらマズいんじゃあ…)
ベテラン「」
少年「あ…」
ベテラン「度し難いな」

-女子トイレ-

インテリ「さっき少年君とぶつかったとき私が見えたけど疲れてるのかも…
      少し痛かったけどさっきの少年君の顔・・・かわいかったなあ…フフフ
      ってあれ?ついてる…?服もよく見たら全然違う?あれ?あれれ?
      ちょっと鏡見てみよう…。!! 少年君!?もしかして私、少年君!?
      テンション上がってきた!少年君を思うがままに…フフフ」
お嬢「」
インテリ「あ…」
お嬢「度し難いですわ」
686ゲームセンター名無し:2010/03/15(月) 15:06:05 ID:sFxq1mxl0
ナルシー「実に不思議ですねぇ〜。お二方ともトイレを間違えるとは」
まじめ「いくら少年君とは言ってもねぇ…」
少女「少年も男の子だもんね」
お嬢「男性が女子トイレに入ってくるなんて不潔ですわ!まさか…熱血さん、あなた変なものを少年君にお見せになったのでは・・・?」
熱血「誤解だ!それに何で俺がAV持ってること知っているんだよ!」
クール「お前の考えることなんかたかが知れている」
熱血「何だと!お前にも貸してやったじゃねえか!」
クール「! それ以上口を開くな!」
まじめ「クールも熱血と同じなんだ…」
少女「クールも男の子だもんね」
お嬢「不潔ですわ」
クール「熱血…覚えておくぞ…!」
ベテラン「そこまでだ。そんなことを話しいる場合じゃない」
ナルシー「その通りです。こちらの男子トイレにもインテリさんが入ってきてるんです。おあいこじゃないですか?」
お嬢「それはそうですけど…」
ベテラン「喧嘩両成敗だな。ただ1つ気になったんだが…インテリは自分のことを少年だと言い張っていた」
お嬢「それなら少年君も自分のことをインテリさんだとおっしゃってましたわ」
ナルシー「もしかして中身が入れ替わったとか…」
まじめ「まさかそんなこと…ところで2人は?」
ベテラン・お嬢「部屋に帰しておいた(おきましたわ)」


少年(なんで僕がインテリさんに…ってことはインテリさんは僕に!?
    じ、じゃあ僕のアソコとか見られちゃうのかな///…小さいって思われたら嫌だなぁ
    ……インテリさんのおっぱい、おおきくてやわらかい………)

インテリ(まさか誰かに独り言を聞かれるなんて予想外だったけどまあいいや。私は少年君!
      だから自分の体のどこを触っても全っ然大丈夫!うわあ…少年君の体ってかわいい…///
      男の子なのにこんなに体小さいんだぁ・・・乳首もピンク・・・
      さ〜て下の方はっと・・・ !? すごぉい・・・)

続かない
687ゲームセンター名無し:2010/03/15(月) 19:50:31 ID:FzBN/ezo0
>>686
続けw(てくださいほんとお願いします土下座します)
>>674
連続三回少年シリアスものだと思ったらすざましい出オチw
でもすごく面白かったです。ギャグに何気にシリアスが少し混ざっているのもいいし。
>>669
少女「知ってる〜?これ全部前回の出撃でゲットしたんだよ!すごいでしょ!」
少年『ああ、知ってるとも。僕がそうなるようにしたのだから。』(サラッ
少年君何気にサラリとすごいことを言うw
もう欲しい装備全部調達しますから僕の専属副官になってくださいお願いしますw
>>654
なんか読んでいて心が温まる作品ですね。
仲間がいるとはいいことです。少なくとも、孤独よりは、ずっと。
688ゲームセンター名無し:2010/03/15(月) 21:22:51 ID:MHQW4tQS0
>>686
続きはエロパロ板ですねわかります
あっちで全裸待機してますのでよろしくお願いしますw
689ゲームセンター名無し:2010/03/15(月) 22:10:11 ID:CZBj2a3P0
クイスマ殿へ
クイスマ殿との出会いは、旧ブロアの街角にて相対した時でございました。
未熟な私を刹那に打ち倒した、貴女の正中線三連突き・・・心を打たれました。
それ以来、貴女をこの手に、と黄金片を集める日々。最愛の妻、遠雷との不和・・・
正直に申せば、艱難辛苦に塗れた道にございました。
そして本日、ようやく貴女をこの手で扱うことができました。
妻のために買った39杖の腕も相まって、素晴らしい戦果を残すことができたのです。
しかし、貴女は私を見ることは無いのですね・・・
「クイスマ殿は、とても愛されている」
そう伝えた時、貴女の脳裏には彼が浮かんだのでしょう。私は皆様から、という意味で言ったのでしたが。
真っ赤なお顔が、大変可愛らしゅうございました。もうそれだけで眼福と言うものでございます。
今は、妻とヨリを戻し、幸せに暮らしております。
また共に戦場を駆ける事もあるでしょう。その時は、存分に彼との惚気をお話ください。
クイックスマック殿おしたいもうしあげておりました
690ゲームセンター名無し:2010/03/15(月) 22:51:32 ID:FzBN/ezo0
>>689
流れに乗って古風に変えておるでござるな。
たかが女に惚れただけであろう、こうも女々しく書き綴るとは、侍の風上にも置けぬ男でござる。
だが、それがいい。もっとやれw
691白い日、黒い少年。 おまけ:2010/03/16(火) 00:05:20 ID:0Bb4SxIr0
インテリ「そういえばホワイトデー皆何もらったの?」
お嬢「私はベテラン様から髪飾りをもらいましたわ。『いつも君と君の父親に世話になってる』って。今つけているこれですわ。」
まじめ「確かにベテランさんらしく古風で質素なデザインの髪飾りね。意外とセンスあるのねあの人…」
インテリ「まじめは?何もらったの?」
まじめ「え?私?えーと、熱血からディアダウナー型のホワイトチョコもらったわよ。」
インテリ「(小声)うっわー我ながらうちの兄貴の鈍さに感服するわ…こんないい女の子にただのチョコってどんだけよ…」
まじめ「『何送ったらいいかわからないからとにかく俺の愛剣にした。嫌だったらゴメン』とかいってたわね。」
お嬢「確かに突撃馬鹿の熱血さんならではの思考回路ですわね。」
少女「でもさー、それって戦場で命を預けるほど大事なものをまじめに送ったわけだよねー」
まじめ「え?え、あ、確かに…え、ちょっとまって、いや確かにそうだけどさ、い、命を預けるって、ほら、うーん、ゴニョゴニョ…」
インテリ(ナイス少女!)
お嬢「あら、命を任せられる関係だなんて、うらやましいですわね。」
まじめ「いやだから、そんなんじゃなくてっ…!あ、そう!そういえばインテリ、あなたは何もらったの?」
インテリ「え?私ですか?昨日はずっとデータ解析してましたから…あ、そういえばいつの間にか机の上にコーヒーが置かれてた様な気がする…」
お嬢「カフェオレですか?それともブラックコーヒー?」
インテリ「えーと…たしかエスプレッソだったと思う。」
お嬢「ならクールさんですわね。」
インテリ「え?わかるの?」
お嬢「もちろん!私、午後はよくカフェテリアのテラスでナルシーさん、ベテランさんやクールさんと一緒にコーヒーを飲むんですわ。それでナルシーさんはカフェオレ、ベテランさんはブラック、クールさんはエスプレッソといつも決まっているんですの♪」
まじめ「へぇ…何も言わずそっとコーヒーを側に置く、かあ…そういえばお嬢は何飲んでるの?」
お嬢「ミルクティーですわ」
まじめ「え?」
お嬢「だからミルクティーですわ」
少女「え?皆コーヒー飲んでるのに?」
お嬢「当たり前ですわ!あんな泥水みたいなもの、飲みたがる人の気が知れません!」
まじめ「は、はぁ…あ、少女ちゃんは?何か貰った?」
692白い日、黒い少年。 おまけ:2010/03/16(火) 00:08:08 ID:0Bb4SxIr0
少女「え?あたし?」
インテリ「そうそう、少女ちゃんは?あ、でも少年君多分憶えてなかったでしょうね…」
少女(どうしよう…抱かれて、長々とキスされててしまいにはあたしから手を回してつい告白しちゃったなんて言えない!絶対言えない!)
お嬢「あら?どうかしましたか?少女ちゃん顔が真っ赤ですわよ?」
インテリ「これはまさか…少女ちゃん、まさか少年君になにかされたの?白状しなさ〜い」
少女(うう……う、や、やっぱり言おうかな…)「あ、あたしは…その…」
まじめ「その…?」
少女「その…少年君の部屋で…」
お嬢「部屋で…」
少女「その…あの…キ…」
インテリ「キ…?」
少女「キ…キs少年「あら、皆さんこんなところで集まって、何をなされているのですか?」
インテリ(空気よめよ少年〜〜〜あともう少しだったのに〜〜)
お嬢(まったくですわ〜〜〜もう腹が立ちますわ!)
まじめ(キ…キってなんだったんだろ?)
インテリ「いや、なんでもないわ。ただ皆がホワイトデーに何を貰ったか聞いていたとこ。」
少年「ああ、そんなのですか。」
お嬢「ちょうどさっき少女ちゃんに何を貰ったか聞いてたとこですわ。って少女ちゃん、何少年君の後ろに隠れていますの?」
693白い日、黒い少年。 おまけ:2010/03/16(火) 00:09:26 ID:0Bb4SxIr0
少女 クイックイッ(顔を真っ赤にして少年の袖を引っ張っている)
少年「そうですね…じゃあ僕がかわりにお伝えしますか。」
インテリ「ぜひお願いするわ!!」
少年「いや、そんなに興奮しなくていいですよ。ホワイトデーの日は、確か少女ちゃんに…」
まじめ「に…」
少年「あまーく舌がとろけるほどの…」
お嬢「の…」
少年「僕の…」
インテリ「の…」
少年(ふと後ろをチラ見する)
少女(顔を俯かせ、横に振りながら依然と少年の袖をクイックイッと引っ張ってる)
少年「…手作りの金太郎飴をお召し上がりになっていただきましたよ。」
インテリ、お嬢、まじめ「バタンッ」(ずっこける)
インテリ「そ、それだけ?」
少年「ええ、それだけです。ご満悦していただけたようで嬉しいですよ。」
まじめ「そ、そうなの?少女ちゃん?」
少女「え?う…うん、なんかとろけるような味で、ほんっとうにうまかったんだから!」
お嬢「そ、それはよかったですね。ところで、少年君はなぜここに?」
少年「僕ですか?ちょっと私用で少女ちゃんを探しにきたのですが…」
少女「え?あたしに用?」
少年「はい、ちょっと見せたいものがありまして…ついてきてください。」
少女「そう。じゃ、あたしちょっと行ってくるね〜」
「いってらっしゃーい」×三人
694白い日、黒い少年。 おまけ:2010/03/16(火) 00:10:41 ID:0Bb4SxIr0
まじめ「なんだあ…ただの飴かあ…ワクワクして損しちゃったなあ。」
お嬢「ほんと。なんか無駄にハイテンションになってた気分ですわ。」
インテリ「…ちょっとまって…」
お嬢「あら、どうかしましたか、インテリさん?」
インテリ「さっき、少年君『満悦』って言ってたわよね」
まじめ「うーん、確かに、そんなこと言ってたね。あ、そういうことね…」
お嬢「え?どういうことですの?」
まじめ「ほら、普通なにかおいしいものを食べたら『満悦』じゃなくて『満足』よね。」
お嬢「確かにそうですわね…」
インテリ「でも少年君はわざわざ『満足』より難しい『満悦』という言葉を使った。」
まじめ「ただのミスだとしたら…少年君がそんなミスをする人とは思えない…」
お嬢「つまり…」
インテリ「うーん…これはもっと継続調査が必要ね…そうだ!さっき少年君『私用』で少女を探してるって言ってたわよね!」
お嬢「ええ、確かにそうでしたわ…とすると…」
まじめ「することは一つ!」
インテリ「いまから少年君を尾行しましょう!早く!」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
End...?
695ゲームセンター名無し:2010/03/16(火) 08:39:19 ID:dzTpX6w70
>>694
おまけなのに終わっていない、これいかにw
頑張っている女のそばに邪魔にならないようにそっとコーヒーを置くクールに惚れたwでもそれって別段ホワイトデーとか関係ないんじゃ…
あと顔真っ赤にして袖ぐいぐい引っ張ってる少女に萌えた。
696ゲームセンター名無し:2010/03/16(火) 19:49:45 ID:AMp2R7YI0
牛男が暴れたり通行人が突然GOサインのボーズをとったりと
最近なにかと奇妙な珍事件が起きるここ瀬潟町で
魔法の国"ぐらふ"のからやってきた怪しい妖精(ボーダー)"べてにゃんさん"とひょんな事から知り合い
騒動の原因である"ジュエルニュード"を集める事となった少女さん


ちょっとした人助けの筈が、
魔法の国"えすと"からやってきた"魔法少女"の少年さんにライバル宣言されたり
自称"魔法の師匠"なインテリさんに付きまとわれたり
キャラ崩壊に悩むクールさんの相談に乗ったり
べてわんさんを連れた"第三の魔法少女"お嬢様さんに襲撃されたり
謎の覆面戦士ナルシーさんに助けられたり
憧れの熱血お兄さんに急接近したりと
なんだか毎日お祭り騒ぎ


でも今日もご近所の平和を守るため、マジカルBR"しゅらいくさん"に変身だ!


て電話きた
697ゲームセンター名無し:2010/03/16(火) 19:58:43 ID:GyK7rAcu0
妖精役が危険すぎるw

>電話きた
誰から来たんだ。
瀬賀からか!?
698ゲームセンター名無し:2010/03/16(火) 20:18:49 ID:60fHxFy90
>>697
役を振って貰えなかったまじめちゃんかオペ子さんと見た
699ゲームセンター名無し:2010/03/16(火) 21:38:28 ID:LmYwSpJo0
>>696
少女の父親はせがた三四郎だったり・・・
あと少女は『べてにゃんさん』とお風呂に入ったりするんだろうか・・・
700ゲームセンター名無し:2010/03/16(火) 22:26:30 ID:Q/dEtNAu0
チラシの裏

>>686を書いた者ですが続きがどうもうまくまとまらないのです。
ほんわかしたものや鬱、微エロまで思いついたのですが一本化できないので続きは結構先になりそうです。申し訳ない。
人生初SSなのでうまく完結できるよう努力していく次第でございます。
701ゲームセンター名無し:2010/03/16(火) 23:30:54 ID:S9JJ/Hax0
>>700
そんな貴方に提案だ
 ・選択肢を設けて、マルチエンディング化

ノベルゲーでは定番だけど、一つのネタでイロイロ思いついたのなら使えるんじゃね?
702たまには湿っぽいクールと熱血1/4:2010/03/17(水) 02:18:49 ID:oWx9eWnb0
「予測される戦闘領域はこの辺りです」
人が良いのだろう。オペレーターは申し訳なさそうにそう告げた。
作戦の内容が知らされたのは、機体と共に部隊が輸送機に乗せられ矢継ぎ早に基地から離陸した後だった。
まだ夜明けまでは1時間はある。
戦況は刻々と変わるし、敵がこちらの都合に合わせてくれるわけではない━━むしろ意図的に不都合なタイミングで動こうとする。
それは承知しているが、それでもこんな事態は異例だった。
恐らく<熱血>や<お嬢>辺りはコクピットでぼやいていることだろう。
「市街戦か」
送られてくるデータを閲覧しながら呟く。市街での戦闘は別段珍しいことではない。
作戦目標は敵勢力が市街に設営途中のベースの破壊とその周辺の制圧。
緊急を要する体で出撃した割に任務の内容もいつも通りだった。
「これは……」
地形データには、これから銃弾飛び交う戦場となるであろう街の名が記されていた。
見知った名だ。驚きが無かったと言えば嘘になるだろう。
それと同時に『こんなものか』という意識が湧き上がってもいた。諦観、とでも言うのだろうか。

戦闘が終わって周辺の索敵と臨時拠点の形成が済めば、ボーダーは御役御免とばかりに愛機から降ろされる。
そこから先、ブラストに関わるのは整備兵だからだ。
この流れは戦闘の勝敗に関わらない。ただ勝ち戦の後の部隊に流れる空気は、負け戦のそれと違って悲愴感は薄い。
整備兵の覇気のある姿を見てやっと勝利を実感するボーダーは多いらしい。
そしてまたいつ指令が下されるかもわからない次の作戦までに休息を取る。それがボーダーの日常だ。
戦争という非日常が日常にすり替わる。おかしな話だとは思う。
自機の整備風景を眺める酔狂な趣味のない俺は、拠点の外れにある小高い丘に登っていた。
元々拠点は街から少し離れた高所に作られているため、丘からは数時間前まで戦場となっていた街を一望できる。
轟音を響かせボーダー達が生死を賭けて戦っていたとは思えぬほど、上から見る街は静かだ。
所々でゆらゆらと揺れる黒煙、今はそれだけが街で動く全てだった。
703たまには湿っぽいクールと熱血2/4:2010/03/17(水) 02:19:35 ID:oWx9eWnb0
「……?」
背後からの気配に俺は振り返る。誰かが丘を登って来ていた。
「お、いたいた」
「<熱血>、俺を探していたのか? 何の用だ」
「こいつを一緒に『嗜もう』と思ってな」
そう言うと<熱血>は手に持っていた何かを投げて寄越した。
片手でそれを受け取ると同時にヒヤリとした感覚が伝わってくる。部隊に配給品として渡されているビールだ。
<熱血>は俺が受け取ったのを確認すると、待ち兼ねたとばかりに自分のビール缶を乱暴に開け呷った。
俺も蓋を開け軽く口を付ける。
部隊に配給されるビールはアルコール濃度が抑えられている。ビール風飲料といった方が正確かも知れない。
雰囲気を味わう分には問題ないが、残念ながら味は悪い意味で保証済みだ。
「プッハ! やっぱり配給品は不味いぜ。冷えてるのがせめてもの救いだな」
言葉とは裏腹に<熱血>は2本目に手を付けようしていた。ビール缶の飲み口と一緒に口も開く。
「なあ<クール>。この街の事、知ってるのか?」
「……何故そう思う?」
「ん〜、なんか普段と様子違ったからな。それに高所から街を眺めるなんてお前にしては珍しい。<ナルシー>がやりそうな事じゃないか」
まったく、こいつは。
「やれやれ。普段は抜けてるように見えて、こういう時は鋭いんだよな」
「……褒めてるのか? 貶してるのか?」
「さあな」
704たまには湿っぽいクールと熱血3/4:2010/03/17(水) 02:20:24 ID:oWx9eWnb0
年甲斐もなくむくれる<熱血>から視線を街に戻す。
目に映るのは『生』という概念がゴッソリと抜け落ちた暗い街。
「ここは……」
ニュードに汚染され淀みきった河川。浸食が進んだニュード独特の色彩を放つ鉄塔。
砲弾とブラストに踏み荒らされ、元は何だったかもわからない瓦礫の山。いくつかの民家は辛うじて原型は留めてはいるものの、既に住むべき主は居ない。
アスファルトで舗装された道路に転々としている茶褐色の点は、榴弾が穿ったクレーターだろう。
「俺が生まれ育った街だ」
「そう……か」
街ではまだ黒煙が揺れていた。
「所詮は自分から捨てた故郷だ。正直に言うと、今回の作戦でも特に何か思い至る所はなかった」
尤も、まさか戦争するために帰郷するとは夢にも思っていなかったが。
大陸を東西に貫く鉄道網の要衝として栄えたこの街も、今では一般人の立ち入りを禁止されている重度汚染地区になっていた。
ここだけではない。エイオース事件とそこから発生したニュード争奪戦で壊滅的被害を被った街は、世界各地に存在している。
「お前の故郷はどうなんだ」
「俺か? 俺に故郷なんかねえよ。物心付いたときからずっと根無し草だったからな」
「そうか」
興味も無いといった様子で2本目のビール缶を空にする。
「……皮肉だな」
「うん?」
熱血にしては珍しい━━こんな事を言うと怒るだろうが━━神妙な面持ちだった。
「『人類をエネルギー問題から救う宇宙からの贈り物、ニュード』」
「おいおい、まさかこんなビールで酔っぱらったんじゃないだろうな」
「茶化すなよ。<GRF>がニュードの存在を発表したときの売り文句だよ。聞いたことあるだろ?」
「ああ」
「でも今はニュードの汚染と取り合いが人々の生活を奪ってる。こりゃあ盛大な皮肉だよ」
それで飯を食ってる俺達が言えた義理じゃないが、と熱血は付け加えた。
「確かにな」
705たまには湿っぽいクールと熱血4/4:2010/03/17(水) 02:21:18 ID:oWx9eWnb0
エイオース事件によって地表に降り注いだ大量のニュードは、人々にとって恵みの雨などではなく純然たる暴力でしかなかった。
ニュードの被害は直接的なものだけではない。
世界がニュード回収に躍起になっている間にもエネルギー問題は深刻化の一途を辿り、人々はいつ終わるとも知れぬ戦火に怯える。
そして戦場で失われていく幾多の命。
その当事者として俺は戦場にいる。
俺の故郷を破壊したのはGRFでもEUSTでもない。俺自身だ。
口の中に広がる苦みはビールのものだけではないだろう。
俺はそれを誤魔化すようにビール缶を口元に運び残りを一気に流し込む。
ただでさえ薄いアルコールの気が抜けたビールは、不味い水でしかなかった。
「そろそろ戻るか」
「待った」
空き缶片手にベースに戻ろうとした俺を<熱血>が手で制止する。
「実はまだあるんだなこれが」
ニヤリと口の端を歪め、懐から先程と同じビール缶を取り出す。
こいつはまだここで晩酌をするつもりらしい。
「あんまり外でフラフラしてると、酒の肴がベテランの小言になるぞ」
「うへっ。不味い酒が余計マズくなる」
ベテランに正座させられ3時間も説教を頂いた先日の一件を思い出したらしい。
それは勘弁だな、と<熱血>は肩をすくめるとベースに向け歩き出す。が、何を思ったのかまた街の方へ顔を向けた。
「なんだ?」
「いや……。なあ、お前の住んでた家ってどの辺りにあるんだ?」
「ああ。さっきお前が砲撃で敵機もろとも吹っ飛ばした」
「ウェッ!?」
「冗談だ。随分前に取り壊されてしまったらしい」
「お前なあ……! この空気でそんな冗談言うか、普通。趣味悪ぃぞ!」
「ハハッ、奇襲成功というやつだ」
挑み掛かってくる<熱血>を軽くいなしその足で俺は丘を足早に駆け下りた。
故郷を失った俺と、故郷を持たない<熱血>。双方とも『故郷』に対して特別な念を抱いてはいなかった。
だがそれで構わない。
畢竟、俺達は戦争屋だ。今まで何度も誰かの故郷を壊してきたし、そして今後も誰かから故郷を奪うことになる。
そんな人間は既に故郷を想う権利を失っているのかも知れないのだから。
706ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 03:09:32 ID:oWx9eWnb0
以上、お目汚し失礼しました。
戦闘の合間の一コマってのが好きなので、たまにはこういう湿っぽいのもどうかなと。
まあ最後のやり取りが書きたかっただけなんですけどね!


ていうか4回しか連投してないのに連投規制喰らうとは。
夜中だからもうちょっと投下間隔開けるべきだったか。
707ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 11:00:30 ID:XxRIEgOz0
ブラボー…おお…ブラボー!
クールさんがまともにかっこいい…
708ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 13:27:00 ID:j7B4omCP0
>>706
GJです!熱血もクールもどちらもかっこいい〜

こういう戦闘の合間っていうのもなかなかいいものですな!
709ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 18:37:17 ID:VIKShu+i0
規制解除ならSS投下!
710白い日、黒い少年。 おまけ:2010/03/17(水) 19:24:40 ID:d8W9UXNb0
>>709


(  )
( )   ∧_∧
┗─-n- (´_>`) 気長に待つぜ兄弟
  (スo/   ヽ
   \ノ|  |〉)
     | /⌒\
    _(__/\ \
     ̄‖`〉 )ヘ_つ
     ‖/ /
    //(_)
711ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 19:26:07 ID:d8W9UXNb0
AAずれた…しかも名前思いっきり誤爆してしまったorz...
712ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 19:30:38 ID:VIKShu+i0
すまん、どうせ規制されてるだろうと思ってたw
予告したからには書いてきます
素人仕事なんで、期待しないでくだせぇ・・・orz
何とか今日中には
713ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 19:33:52 ID:d8W9UXNb0
>>712
それなら書きやすいしオチも作りやすいし確実にウケ狙えるショートコントとかどうですか?
714ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 19:46:47 ID:VIKShu+i0
>>713
thx
とりあえず以前脳内で考えてたのを書いてます
恐らく山なし、オチなし、いかがわしくなしとなりますがw
715ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 22:41:38 ID:d8W9UXNb0
さっきボーダーブレイク キャラ総合スレ 4GP 覗いてきたんだが、
あっちの323~325クソ吹いたww
誰かSSにしてくれる猛者とかいないか?w
716ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 22:41:57 ID:YARVxw7k0
いいだしっぺの法則
717ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 22:48:27 ID:d8W9UXNb0
>>716
う〜ん、無理。
黒少年とかああいうシリアスまがいのものなら僕まだ人前に出せる程度には書けるけど、
こういう(良い意味で)馬鹿げた物を書くのは苦手なんだ。
それに時間的に今日は無理w
718ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 23:09:01 ID:dJV6jZUu0
何故それをここで言う。
719ゲームセンター名無し:2010/03/17(水) 23:21:46 ID:d8W9UXNb0
別の達人に仕事を擦り付けたいと(ry
720隣人を愛せよ(1/3):2010/03/17(水) 23:48:05 ID:VIKShu+i0
傭兵、私はこの生活に満足している
何故なら言う通りに動いていれば、怒られないから
それにこの青い空は、今までいた施設には無いものだ


―――ベース
クール「今回の任務は単身で敵ベース周辺の情報収集だ」
少女「単身・・・ですか?」
クール「そうだ。ブラストに乗らず、自らの足でな。民間人になりすまして敵ベースに接近するんだ」
少女「了解しました」
クール「もし敵ベース周辺で誰かに目撃されたなら、構わず殺せ。いいな」
少女「はい」

―――市街地
クール「よし、俺達はここで潜伏している。これより先はお前1人で行け」
少女「分かりました、クールさん」

―――敵ベース外壁
少女「(この敵基地周辺は工業地帯。倉庫やコンテナが多い)」
少年「あれ?君、この辺の子?」
少女「(!)え、あぁ、・・・そう」
少年「駄目だよ、ベースの周りは危ないから」
721隣人を愛せよ(2/3):2010/03/17(水) 23:51:49 ID:VIKShu+i0

少女「う、うん。・・・君は?」
少年「僕?このベースの傭兵。ちょっと前に着任したばかりの新兵だけどね」
少女「そうなんだ。じゃあ君はブラスト乗り?」
少年「そうだよ。ロールアウトカラーの強襲機!まだ装備もパーツも初期装備だけどね」
少女「私も、ブラスト乗りだったんだ」
少年「そうなの!?」
少女「うん。君の部隊が来るまで、このベースの防衛をしてた」
少年「そうなんだ。どんな機体使ってたの?」
 (この子は、よくしゃべる)
 (男の子ってこういうものなのかな・・・)
少女「私も強襲機。真っ白のフルシュライク。私は専ら戦闘メインだったけど」
少年「へぇ、じゃあさ・・・」
少女「ごめんなさい。私、行かなきゃ」
少年「あ、用事のあるの?ごめん。でもまた時間があったらまた来てよ!色々教えて欲しい事があるから」
少女「う、うん・・・。じゃあね」

熱血「おい、少年。訓練サボってんじゃねーぞ」
少年「あ、熱血さん。さっきすっごく可愛い女の子がいたんですよ!」
熱血「そうかいそうかい。・・・その様子じゃ惚れたな?」
少年「い、いえ!そんな訳じゃ・・・」
熱血「はっはは!でもさっさと訓練に戻らねぇと怒られんぞ」
少年「はい!」

―――市街地
クール「遅かったな」
少女「すみません・・・」
クール「誰かに見られたのか?」
少女「い、いえ」
クール「・・・もし誰かに見られたのなら、躊躇わず殺せ。いいな」
少女「・・・はい」
722隣人を愛せよ(3/3):2010/03/17(水) 23:59:01 ID:VIKShu+i0
―――ベース
お嬢「あら少女さん、任務はどうでした?」
少女「うん。沢山情報は得たけど、そのベースの子に見つかっちゃった」
お嬢「大丈夫でしたの?」
少女「私もそのベースの所属だったって嘘で誤魔化したら信じたみたい」
お嬢「警戒心の欠片も無いですわね・・・。でもそれならいいではないですの」
少女「うん。だけどまた会おうって言われちゃった」
お嬢「そう・・・。でも次に会うのは戦場でしょうね」
少女「仕方無い、よね・・・」

―――翌日、ベース
クール「本日、これより敵ベース急襲作戦を開始する」
他「了解!」
少女「了解・・・」
クール「昨日の少女の働きで敵ベース周辺の情報を得ている。安心して戦え。全機、出撃!」

―――敵ベース前プラント
少年「なんだっていきなり敵部隊が・・・!」
熱血「数的差が絶望的だ!俺達じゃベースを守り切れ・・・っがぁ!」
少年「熱血さん!?応答してください!・・・くそっ!」
 (あれは・・・初期装備でロールアウトカラーの強襲機・・・)
[---ROCKED---]
少年「敵機!?・・・あれは・・・・・強襲機で・・・真っ白のシュライク・・・・・?ぅわぁっ」ガキン!
少女『・・・クーガーでもティアダウナーのダッシュ斬りに耐えるんだね』
少年「くっ!き、君は・・・!」
 (ええと、こういう時って何て言えばよかったんだっけ)
 (あぁ、そうか)
少女『ごめんね』チャキッ

いつも目が覚めると、確認することがある
うん、施設にあった様に窓に格子は無く、青い空が見える
傭兵、私はこの生活に満足している
723ゲームセンター名無し:2010/03/18(木) 00:06:33 ID:07eu4IFe0
以上、「隣人を愛せよ」投下完了です
何とか今日中にやり切りました
文章力の無い駄文ですが目を瞑って頂きたいです・・・
一応、ある漫画の一部のオマージュのつもりなんですが、分かる方はいらっしゃるだろうか
724ゲームセンター名無し:2010/03/18(木) 00:35:26 ID:redt3QM40
>>723
乙。
切ない感じがいいな。

ある漫画って、読んでないけどガンスリンガーガールとかかな?
725ゲームセンター名無し:2010/03/18(木) 00:48:40 ID:I99alKxrO
>>723 乙です 少女のモデルは【リコ】かな?邪推スマン
726ゲームセンター名無し:2010/03/18(木) 03:04:09 ID:9C6AxuPL0
>>723
テラガンスリw
727ゲームセンター名無し:2010/03/18(木) 04:46:06 ID:JZYmtzus0
知ってる人なら題名と最初の三行でガンスリって気付けるなw
728ゲームセンター名無し:2010/03/18(木) 05:01:48 ID:N7t1AWdX0
あ〜、ガンスリとかあったな〜
……パッと見で本能で拒絶してたから存在すら忘れてたわ('A`)
729ゲームセンター名無し:2010/03/18(木) 05:07:31 ID:redt3QM40
今気付いたが、後25kbで次スレ立てだな。
730ゲームセンター名無し:2010/03/18(木) 22:54:17 ID:GoEjmFft0
早いものですなー。
ほんと名作多くていいスレだ。
731ゲームセンター名無し:2010/03/21(日) 00:39:54 ID:92ZG7K8b0
次スレ立ったら本気出す。
732ゲームセンター名無し:2010/03/22(月) 12:06:04 ID:z2oItCEB0
次スレのために埋め。

明日からは渓谷さん。
4月中にVer.1.5が来るとなると、これから先長いこと渓谷さんに会えなくなる可能性がある。
決して華やかな娘(マップ)ではないけど、素朴で真っ直ぐなところがチャームポイントだ。

そして何よりも、我々が生まれたときからの幼馴染なのだ。

だから、しばしの別れの前に、数プレイで良いからプレイしてあげて欲しい。
733駄文:2010/03/22(月) 18:04:02 ID:u/WkjALt0
「私が傭兵をやる理由」

私は傭兵だ。そしてお嬢さまだ。
「何故お嬢様が傭兵おやっているんだ?」と思ったあなたは、実に良い感をしている。
しかし、待って欲しい。
「お嬢様が傭兵をやっている」のではなく「傭兵がお嬢様をやっている」とは考えられないだろうか。
つまり、私は生粋のお嬢様ではないのだ。
そもそもお金持ちのお嬢様がワザワザこんな危険な仕事をやるわけがない。
え?ノブリスオブリージュ?お家のため?
あり得ない。少し考えて欲しい。あなたは、あなたのかわいい娘を戦場へやるだろうか?絶対にやらないだろう。
では、何故私が傭兵で「お嬢様」なのかというと、傭兵業で稼いだお金で「お嬢様」をやっているからである。
私の家は、貧乏だった。それも、極度の。父は母に逃げられてから、飲んだくれで、ろくに働きもしなかった。
おかげで私は、着たきりスズメだった。
だから、ある時街のTVで見かけたお嬢様にものすごく憧れた。
世の中にはこんな素敵な世界があるのかと。
それ以降私はそんなきらびやかな世界に入りたい気持ちでいっぱいになった。
そこで目につけたのがブラストランナーだった。
私のようなお金もなく学のない小娘でも、腕さえあれば大金を稼ぐことができる。また、活躍すれば政財界にもコネができる。
なんと、良いことずくめだろう。
こうして私は傭兵となったのである。
今ではお金は山ほど稼いだし、素晴らしい御曹司達とも知り合いになれた。
これだから傭兵はやめられない。

伝記「S1の拝金娘」より抜粋

734ゲームセンター名無し:2010/03/22(月) 20:36:45 ID:XjL2nDMcO
しょうゆ→熱血
ぽん酢→クール
ジンジャー→ベテラン
しお→ナルシー
さとう→ショタ

ソース→まじめ
わさび→お嬢
薄荷→少女
みそ→インテリ

各キャラを調味料&香辛料に当てはめるとこんな感じ
735ゲームセンター名無し:2010/03/22(月) 21:11:39 ID:tzmE5gAi0
>>733
コイツ…「お嬢は親の反対を振り切って戦場に出た」
とか
「政治的な婚姻から逃げたくて素性を隠し傭兵になった」とかいう
王道な設定をぶち壊しやがったwww
だが、それがいい。逆に「お嬢は貧乏」という設定を立たせたし、
こんなちょっと違う設定も呼んでいて面白かったです。乙でした。
736ゲームセンター名無し:2010/03/23(火) 00:46:14 ID:WWBMCDIt0
>>733
>傭兵がお嬢様をやっている
鬼才現る
737ゲームセンター名無し:2010/03/23(火) 00:58:10 ID:tEUCn+NY0
つまり
「お嬢様は生い立ちじゃない生き様だ」
というわけですね。
すごく・・・良いです・・・
738ゲームセンター名無し:2010/03/23(火) 04:00:38 ID:9luY/lgQ0
だだのロールプレイじゃん
739ゲームセンター名無し:2010/03/23(火) 09:23:26 ID:pdkYH1UsP
お嬢の幼少の極貧時代のツケが胸の生育に反映してるんですね、わかります。
740ゲームセンター名無し:2010/03/23(火) 14:38:49 ID:pateDb1L0
ちがうだろ

中学卒業までは良家のお嬢様

没落

底辺をさまよう

お家再興を目指し傭兵に
741ゲームセンター名無し:2010/03/23(火) 16:42:30 ID:pdkYH1UsP
しかし良家の子女が没落って聞くと何故かビンぼっちゃまファッションが浮かんでくる…

お嬢の美尻が丸出し…
742ゲームセンター名無し:2010/03/23(火) 17:39:03 ID:Jq0G0TYZ0
>>741
ロボットものなんだし、そこはカミル・カシミールJr.にしておこうよ。
面白味は無いが……
743ゲームセンター名無し:2010/03/23(火) 20:13:12 ID:INE88zXp0
>>733
なんというか心の底のギラリとした所を想像させるのが凄く良い。

>>734
ナルシー「ふふふ、ワタシを塩に喩えるとは…センスがイイですね…。
古代ローマにおいて、兵士への給料として支払われていた事実や、
敵方に塩を贈った越後の龍の逸話などなど、命の源として万人に
必要とされている…そんなところがワタシのイメージにピッタリと、
こう仰りたいのですね?!」
744ゲームセンター名無し:2010/03/24(水) 00:26:58 ID:JWQvJ6ZJ0
さて、本スレ画像にてお嬢サラシor豊胸orパッド疑惑が生まれたわけだが
745ゲームセンター名無し:2010/03/24(水) 00:40:13 ID:m7FjiCn50
幸せな良家のお嬢様→ニュード事件で一家離散生死不明→ストリートに投げ出され辛酸をなめる→傭兵に
今も事件の真相と家族の行方を探している
よしウチのお嬢様はこうなった
746ゲームセンター名無し:2010/03/24(水) 01:21:10 ID:iYSOaBBq0
トップランクボーダーに家族を殺される→仇討ちのために傭兵に→最初のミッションで仇に出会う

トップランクボーダー「私を追っているらしいな。誰であろうと私を越えることなど不可能だ」
747ゲームセンター名無し:2010/03/24(水) 02:32:40 ID:tZSXB2oe0
お嬢の設定にのっかって幼j…じゃなくて少女の境遇を考えてみたんだが
「敵機撃破!負けないもん♪」に合うようなのって強○人間とかエクス○ンデッドしか思い浮かばん俺をどうにかしてくれorz
748ゲームセンター名無し:2010/03/24(水) 10:37:24 ID:tTrSTm420
例えば親に売られたとか、孤児で軍施設に引き取られて軍人として純粋培養されて
客観的にみるとひどい環境なんだけど本人は無邪気とか
749ゲームセンター名無し:2010/03/24(水) 15:13:10 ID:u8Zy8fkg0
実はお嬢アバターの幼少期が少女アバター
思春期は入ると同時に家が没落
少女は売りに出され、手違いで有名な軍人の家へ
最初は主人に疎まれていたがひょんなことから敵の襲撃を阻止
才能を見出され、当時最新兵器であるブラストのテストパイロットに
ベテランに腕を買われて傭兵に

まで妄想した
750ゲームセンター名無し:2010/03/24(水) 20:37:01 ID:SxEP8nUu0
クール 「少年・・・、」

ちゅぱっ ちゅぱっ

独身のボーダーである
クールが時折このような妄想にふけるのを
見て見ぬふりをする情けが傭兵たちにも存在した
751ゲームセンター名無し:2010/03/24(水) 21:50:21 ID:fQqPPP6E0
>>744
公式絵の面からヴァリエが許容された=「『俺のお嬢』の乳房はこうなんだ!」と公言しやすくなったわけで、
ある意味結構なことじゃないですか
いや公言はしないほうが良いと思うけど
752ゲームセンター名無し:2010/03/24(水) 21:59:25 ID:6+tA1Bl70
>>744
kwsk
753ゲームセンター名無し:2010/03/25(木) 00:14:46 ID:5YgSnRsp0
見てないけど、新verのアバターカスタマイズでそれらしいのが追加されたと予想
754ゲームセンター名無し:2010/03/25(木) 00:28:13 ID:3/6L02on0
>>753
正解
確か特殊部隊制服だったかなんだったかだな
正式名称が判明したとかでちょっと話題になった
755ゲームセンター名無し:2010/03/25(木) 01:43:55 ID:ka+5h57T0
756ゲームセンター名無し:2010/03/25(木) 01:51:35 ID:OTHYZYAB0
肩の装飾が卑猥w
757ゲームセンター名無し:2010/03/25(木) 01:55:54 ID:eChYKweg0
>>755
あれ、うちのお嬢とは違うみたいだな
うちのお嬢はもっと胸が小s(大破
758ゲームセンター名無し:2010/03/25(木) 03:03:02 ID:eg6fOEq80
>>750
この後、盲目のナルシーに縦に真っ二つにされるのですねw

>>755
……このページ、開くたびにノートン先生から警告されるんだが(-_-;)
759ゲームセンター名無し:2010/03/25(木) 13:41:17 ID:P7+Dkdae0
>>755
初めて見たけど公式?
髪型のせいか顔が大きく見える・・・
760ゲームセンター名無し:2010/03/26(金) 02:17:19 ID:DaHfZNq50
お嬢は別に良家の出身でもなんでもなくて、単に喋り方がそれっぽいだけ。

とか考えたが、そんな奴居たら嫌だなw
761小ネタネタ:2010/03/26(金) 07:08:19 ID:nbXqCmkEO
あいつか

ああ知っている
話せば長い
そう、古い話だ

知ってるか?ボーダーは3つに分けられる

コア凸を優先する奴
自分の好き勝手に戦う奴
ベースに引きこもって前に出ない奴

この3つだ

あいつは―――

彼はベテランと呼ばれたボーダー
部隊の隊長だった男

<<ようお嬢。いい眺めだ>>
<<こうしてみるとどの谷間も大して変わらn>>ターン

私は彼を追っている
「―――あれは榴弾の降るヤバい日だった」
762小ネタネタ:2010/03/26(金) 07:09:48 ID:nbXqCmkEO
BORDER BREAK

<<プラントEを占拠>>
<<こんな時にか!戦闘中だぞ!?>>
<<熱血へ。リペアポッド行きは許可出来ない。繰り返す>>
<<だろうな 近接賞上乗せだ>>
<<こちらGRFのクール・・・可能な限り援護する>>
<<狙撃なら見えない所で頼む>>
<<了解した>>

エイオースから端を発した紛争は謎が多い

誰もが味方となり誰もが敵となる

一体仲間とは何か

<<敵機接近>>
<<全機撃破し、プラントを奪取せよ>>
<<ベース前でお出迎えだ>>
763sage:2010/03/26(金) 07:10:56 ID:nbXqCmkEO
第3採掘島 〜臨海決戦〜

――通称『砲撃マンセー』

ボーダーたちに与えられた舞台

<<コアニート狩りだ>>
<<コア凸厨だ!油断すんな>>
<<コア凸がなんだ!俺がやってやる!>>

<<戦闘にルールは無い>>
<<ただ敵を殺すだけ>>
<<この戦いはどちらか死ぬまで終わらない>>

―――人は彼らを『Sクラの廃人』と呼んだ
764小ネタネタ:2010/03/26(金) 07:12:25 ID:nbXqCmkEO
<<受け入れろお嬢>>
<<これが戦争だ>>

変化する出会い

変わるクラス

<<EUSTの犬が!>>

変われない腕前

<<撃てよ臆病者!>>
<<C'moooooon!!>>

BORDER BREAK

交戦規定はただ一つ

“生き残れ”
765ゲームセンター名無し:2010/03/26(金) 09:30:56 ID:YnVowWmz0
>>761
エスコンゼロか
最初の二行で分かったw
766ゲームセンター名無し:2010/03/26(金) 14:37:11 ID:Jvl8+FKI0
>>760
当初は独特の口調ゆえイタイ人扱いされていたが、
ちょっとした挙措がいちいち優雅なので説得力が増し、いつの頃からか“お嬢様”で確定
本当の出自は謎。斡旋企業の人事担当は知ってるだろうけど守秘義務の壁が

とかなら全然ありじゃね?
767ゲームセンター名無し:2010/03/26(金) 22:13:39 ID:86GjsOz00
まじめ「で、実際のところはどうなの?」
お嬢「何のことでしょう?」
少女「またしらばっくれちゃってー」
インテリ「お嬢さんの出自のことですよ」
お嬢「ご想像におまかせしますわ」
少女「その態度、あやしーい」
まじめ「むー、隠してるようにも、余裕なようにも見えるなぁ」
インテリ「その辺、社交術に長けてるようにも見えますね……いや、そう見せる偽装の可能性も」
お嬢「わたくしたち、傭兵でしてよ? 戦場では出自なぞなんの関係もありませんわ」
熱血「そうだぜ、そんなん何でもいいじゃねーか」
お嬢「……なんでもいい、とはご挨拶ですわね熱血さん……?」
三人「(あ、熱血の「なんでもいい」には食いつくんだ?)」
熱血「あ? 実際どうでもいいじゃねーか」
お嬢「あらあら……熱血さんはわたくしなどには一切興味がないと、そう仰いますの?」
熱血「何でそんな話になるんだよ?」
三人「(さすが熱血、お嬢のヘビィマイン踏み抜いたことに気付いてない)」

熱血「お嬢が信頼できる仲間ってことさえ判ってれば、他はどうでもいいだろ?」

お嬢「………………!」
少女「(うーわー)」
インテリ「(これを真顔で言い切る熱血さんはさすがすぎです)」
まじめ「(天然って強いわー)」
お嬢「そ、そういう意味でしたの……え、ええ、それさえ判っていれば十分ですとも……
    あ、その! わ、わたくしも熱血さんが信頼の置ける方だということは承知しておりますわ!」
熱血「そうか? さんきゅ」
お嬢「……っ! ほ、ほらブリーフィングの時間ですわ! 行きますわよ!」

三人「……この天然凄腕スナイパーめ」
熱血「あん? 俺は麻専だぜ??」
768ゲームセンター名無し:2010/03/26(金) 22:34:25 ID:s+dDN1De0
なんか熱血が「うしおととら」の潮に見えてきた
769ゲームセンター名無し:2010/03/26(金) 22:54:41 ID:FG9wWiPl0
熱血「水滴のみが板に穴を穿つ」
クール「言わんとしてることはわかるが、何度もコア突して毎回失敗してる奴の言う台詞じゃない」

数日後〜
熱血「見えた! 水のひとしずく!」
クール「今度は明鏡止水か。言わんと(ry」

>>766
なるほど、その辺由来のあだ名ならありかもな。
770ゲームセンター名無し:2010/03/27(土) 00:14:45 ID:sNAit/I90
>>767
熱血がかわいすぎる件についてwww
771髪型のとりかえっこ(1/4):2010/03/27(土) 21:26:24 ID:Kh5HY7040
容量が気になるけど、とりあえず細切れで投下してみよう。
それぞれアバターパーツについては想像してみてください。


 熱血→ベテランのスカーヘッド

熱血「いやっはっはっは」
インテリ「ごきげんですね熱血さん」
熱血「ああ、前から一度こういう頭にしてみたかったんだ。クールの坊主頭でも良かったけどな」
インテリ「ちょっと笑い方がおじさんくさくなってますけど…」
熱血「それにしてもインテリも思い切ったな」

 インテリ→熱血のスポーツショート

インテリ「ベリーショートって感じで、これはこれで知的な雰囲気でしょう?」
熱血「戦う女、って感じだな〜。めがねがアンバランスだぜ」
ナルシー「おや、まだお二人だけですか。ほう…なかなかのコーディネートですね」
熱血「お、ナルシ(ぶーっ」
インテリ「あれ、ナルシ(ぶっ」
772髪型のとりかえっこ(2/4):2010/03/27(土) 21:27:17 ID:Kh5HY7040
 ナルシー→インテリの三つ編みお下げ

ナルシー「どうしました?」
熱血「…わ、わりぃ、似合いすぎて…」
インテリ「…ごめんなさい、でも…敗北感もさることながら、このハマリ具合…かないませんね」
ナルシー「そうでしょうそうでしょう、私にかかればどんな髪型も私のもの!」
お嬢「おまたせしましたわね…ぶっ!?」

 お嬢→ナルシーのしっとりパーマ

熱血「お〜、お嬢、普通に似合うな…違和感ねえ」
お嬢「残念ですけど、ナルシーさんのセンスにはかないませんわ」
ナルシー「いえいえお嬢さんもよい色気を出していますね。流石です」
インテリ「ところで、後ろで少年くんが出づらそうにしてるんですが…」
お嬢「あら、わたくしが仕上げましたのに…ほら、こちらにいらっしゃいな」
773髪型のとりかえっこ(3/4):2010/03/27(土) 21:29:10 ID:Kh5HY7040
 少年→お嬢のお姉さんロング

熱血「やべえ。その破壊力やべえ。どこのお嬢ちゃんだその子は。他に選択肢があったろ、雪国帽とかボブとか」
少年「う、うう…だから出たくないって言ったのに…ぶっ!? ぼ、僕よりすごい人が…!」
ナルシー「皆さん私を見ると噴きますねえ…そんなにインパクトがありますか?」
インテリ「少年くん、すごい可愛い…お姉さんが可愛がってあげますね〜ぐふふふふふ」
少年「ひっ!?」
お嬢「インテリさん、よだれが垂れ流しですわ」
まじめ「ちょっとインテリ! 少年くん怯えてるじゃない! って、確かにしゃれにならないくらい可愛いけど」

 まじめ→少年のスカウトベレー

熱血「まじめも普通に似合うな…」
まじめ「あら、熱血も可愛い頭になったじゃない。いたずら小僧って感じ?」
インテリ「可愛いですけど、無難ですね」
お嬢「インパクト不足は否めませんわね。ウルフならば印象もがらりと変わってたでしょうけど」
インテリ「あのもさもさ頭は一歩間違えばおばさんパーマになっちゃいますよ」
少年「おばさん…ひどい」
まじめ「! ナルシー可愛い!」
全員「ええええ!?」
ナルシー「なんですかその悲鳴のような声は」
クール「随分騒々しいな」
少女「おまたせーーー」
774髪型のとりかえっこ(4/4):2010/03/27(土) 21:30:58 ID:Kh5HY7040
 クール→まじめのバトルヘッドギア
 少女→クールのクールロング

お嬢「まあ。少女さんがこんなに髪を伸ばしたところは見たことありませんでしたわね?」
少女「えへへー、見て見て、さらっさらだよ〜」
まじめ「でもちょっと野暮ったいかなー。綺麗に切り揃えてあげたくなるなあ」
熱血「少女はいいな。だがクールお前は駄目だ、面白くねえ。どうしてお嬢様ツインで来ねえんだ!!」
クール「黙れ。そもそも俺は帽子やヘルメットのような装備品を持っていないからこれを選んだんだ」
熱血「うるせえうるせえ、ナルシーを見習えナルシーをよ」
クール「お前こそ黙れ。そんなことより少年がモロ好みな件(ギラリ」
少年「ひいい!?」
インテリ「彼は渡しませんよ!(ガルルルル」
クール「ほざけ(グルルルル」
ナルシー「ああ…私のために争うのはやめてくださいお二方!」
熱血「いやいやいや、ナルシーのためじゃねえ…ん? そうすると最後は…」

 ベテラン→少女のツインカール

熱血「ぶわっはっはっはっは!」
インテリ「わ、笑っちゃ悪いですよ熱血さん!」
少女「お嬢とクールの顔がおもしろーい」
ナルシー「これは…私の負けですね!」
少年「………(呆然」
まじめ「ベテランさん可愛い!!」
ベテラン「貴様らぁぁぁぁぁ!!」
775ゲームセンター名無し:2010/03/27(土) 22:45:46 ID:rsu8Xic60
ナルシーの三つ編みと聞いてから心眼余裕でした。
おっさんは当然、メカパン付きですよね?
776ゲームセンター名無し:2010/03/28(日) 14:23:24 ID:uvzLmgsQ0
>>771-774
オチがベテランwwww
隊長、愛され過ぎでしょwwwww
777ゲームセンター名無し:2010/03/28(日) 17:31:44 ID:g5l2N/WU0
>>771-774
GJ!新しい発想っすなーwナルシーと少女が個人的にいい感じ。

>>775
メカパンついでにチャイナも着たベテランを想像してしまったじゃないかwww
778ゲームセンター名無し:2010/03/28(日) 20:55:25 ID:VPGyWXri0
あのナルシーが自ら負けを認めるとはw
779格ゲーのコスプレさせてみた 1:2010/03/28(日) 21:47:12 ID:4YGm8pql0
服装ネタということで便乗。
俺の趣味でKOF多め。主観で書くので、異論は認める。

熱血→てt・・・K9999
 熱血 「コスプレっても、いつもの格好とあんまり変わらないな」
クール 「素で似てるからな、服を着ればそのままだな」
 熱血 「でもちょっと楽しいな、お前もやってみろよ、クール」
クール 「さんをつけろよ! デコスケ野郎!」
 熱血 「!?」
クール 「あ・・・いや、言わなければいけない気がしたのでな、つい」

クール→庵
クール 「なんだ、このス○オヘアーは・・・」
インテリ「うん、イイ感じ! あとは京がいれば、私の京×庵の夢が・・・」
クール 「何の冗談だ」
オペ子 「そうよ! 庵×京に決まってるでしょ!」
クール 「そういう問題か? と言うか、いたのか」

インテリ→シェルミー
インテリ「おっぱい枠は、私が責任を持って果たします!」
 お嬢 「妬ましい!」
インテリ「ほらほら、少年君。こういうの、好きなんでしょ?」(ムギュ
 少年 「うわ! わ! ・・・あれ? インテリさん太りました?」
インテリ「な!? 今の私に向かって、そんなこと言って良いのは唯一人!」
 少年 「え!? 何をするんですか!? はなしてー!」
780格ゲーのコスプレさせてみた 2:2010/03/28(日) 22:36:00 ID:4YGm8pql0
少年→クリス
 少年 「い、意外と普通でよかっ・・・」
オペ子達「キャー! 似合う! すっごく似合ってる!」
 少年 「うわ! びっくりしたぁ」
グレ子 「思えば、私のショタ好きの原点ね」
ユー子 「私もよ。ちっちゃいのに傲慢な辺りが堪らないのよね〜」
オペ子 「ね、ね! セリフ言ってみて!」
 少年 「え・・・しょ、所詮は虫けらだね」
オペ子達「キャー!」
 少年 (どうしよう・・・ちょっと気持ち良い)
 少女 「あ、なんか楽しそうなことしてる!」
インテリ「あら、少女ちゃんいらっしゃい。あなたもやってみる?」
 少女 「うん!」

少女→エフィー
 少女 「おおー! なんかパンクってカンジ!」
クール 「SFVのエフィーか。また、マニアックな選出だな」
インテリ「いや、少女ちゃんのツインカールがそのまんまだったもんで・・・」
 少女 「ポーズはこう?("皿")pガッ」(親指を下に
まじめ 「しょ、少女ちゃん、何してるの! そういうことしちゃダメ!」
 少女 「え〜、コスプレ楽しいよ? お姉ちゃんもしようよ!」
 熱血 「そうだぜ、こういうのは楽しんだモン勝ちだ。俺が選んでやるよ」
まじめ 「いや、コスプレのことじゃなくて・・・まぁ、いいわ。折角だから一つ着てみようかしら」
781格ゲーのコスプレさせてみた 3:2010/03/28(日) 23:27:49 ID:4YGm8pql0
まじめ→ウィップ
 熱血 「よく似合ってるぜ。まじめ」
まじめ 「最初にモリガンの衣装を突き出しておいて、よく言うわ・・・」
インテリ「ん〜、コレも良いですけど、香澄とか春麗もありましたよ?」
まじめ 「そうね、軍服だと変わり映えはしないわね。でも、躾てあげなきゃいけない奴がいるから・・・」パシィン!
 熱血 「・・・え? え? 俺? ちょっ、まっ! 話せばわかアッー」シャララララ!
 お嬢 「まったく、野蛮ですわね。もう少し品のある言動を心がけて欲し・・・」
インテリ「確保ー!!」
少年少女「ラジャー!」
 お嬢 「きゃっ! な、なんですの?」
インテリ「貴重なお嬢を有効活用しない手はないわ! 覚悟!」

お嬢→かりん
 熱血 「これはまた、見事に・・・」
クール 「そのまますぎて安心感さえ覚えるな」
 お嬢 「なんですの? この格好は!?」
インテリ「これこそ! 戦うお嬢様の代名詞! 所有格付け合計百段と八級! 神月かりんです!」
 お嬢 「あ、あら。それほど勇ましい方の衣装でしたの? 貴女なかなか分かっていらっしゃいますわね」

ナルシー「賑やかですねぇ」
 少年 「あっ、ナルシー・・・さ、ん」
782格ゲーのコスプレさせてみた 4:2010/03/28(日) 23:53:41 ID:4YGm8pql0
ナルシー→バルログ
インテリ「バルログだ! バルログがいる!」
 熱血 「本当だ! バルログだ!」
まじめ 「なんだろう、似合いすぎてて何も言えない・・・」
 少女 「バッルセッロナ! バッルセッロナ!」
ナルシー「フフフ、彼こそ私が扮するにふさわしい存在!」
 お嬢 「いつの間に・・・」
ナルシー「皆さんが、あまりに楽しそうにしてましたので、私たちも自分で着てみたのです」
クール 「ん? 達、だと?」
??? 「おい、お前ら!」
まじめ 「まさか!」
 熱血 「天狗の!」
 少年 「お面の!」
 少女 「空手の!」
 お嬢 「達人の!」
インテリ「Mr.カラテ!」
Mr.カラテ「魔剣ティアダウナーを取得せん限り、貴様らがワシを倒すことなど出来ぬわ!」

???→Mr.カラテ・・・いったい何者なんだ?
クール 「ベテランまでコスプレか、今日は皆暇だな」
 全員 「・・・」
クール 「ん・・・?」
 全員 「空気読め!」
インテリ「懐かしのネタが入ったし丁度良いですね、解散!」

今日も平和だ、オチがない。
783ゲームセンター名無し:2010/03/28(日) 23:56:45 ID:3WM9j0fJP
ナルシーはアッシュだろ、JK・・・
784779:2010/03/29(月) 00:20:27 ID:Ftoq/vFD0
>>783
アッシュ、キモいじゃん。
785ゲームセンター名無し:2010/03/29(月) 00:21:43 ID:KG/Drz5u0
>>779
少年と替わりたい。クリスのコスプレをしたいんじゃなくてインテリのおっぱ(ry

かなり投下に間隔空いてるけど、もしかして書きながら投下してる?
メモ帳やワープロソフトで文章完成させてからまとめて投下した方が見る人にも優しいよ。
786779:2010/03/29(月) 00:25:10 ID:Ftoq/vFD0
>>785
あー、スンマセン。
ホントはもっと短い小ネタだったのに、会話を入れたら収集付かなくなっちまいまして。
次は気をつけます。
787ゲームセンター名無し:2010/03/29(月) 00:53:00 ID:k9rTlU6l0
>>786
ナイスなネタですよ!
今ナルシーを使ってる私の持ちキャラは当然バルログでした…。
だが…ピエール・モンタリオじゃなくてよかったw
788ゲームセンター名無し:2010/03/29(月) 01:03:48 ID:hWI/ioFc0
>>779-782
おぉぉぉ中々のグッドチョイスですたm(__)m

>>787
チクショウっ、頭の中に映像は完璧に浮かんでたのに名前が分からずにググることさえままならなかったってのに
フルネームで憶えていた漢がいたとは……っ!!('A`)
というか何故かゲーム名を「シャドウブレーカー」だと思ってググったらミニ四駆出てくるしorz
789779:2010/03/29(月) 23:34:20 ID:Ftoq/vFD0
スレ違い気味のネタと思って、メジャーキャラを意識してたのに
ピエールが全部持って行きやがったww

このスレの懐の深さに感動した
790包帯の人:2010/03/30(火) 01:54:56 ID:4513PeZCO
真夏の手袋の下には包帯が巻き付けてあって、その上にそっと、指輪が煌めいている。
5月の誕生石はエメラルド。見たことも、ないけれど。

水を弾く野菜たちは、汗をかいているようで、甘酸っぱいドレスに身を包んでいる。
ことり、と硝子の皿を、彼女は包帯の手で置いた。

白い花の丘に立つ小屋で、二人。
風のない昼だった。

「お手伝い、ありがとう」
「――うん」

少年は頷いた。サラダの他には、パンと蜜が一つずつ。
少し、彼のお腹には足りないのだけど。

でも、良いのだ。野菜が嫌いだった少年には、この時間と充実感だけで。

野菜を口に運び、滴を噛み砕くように食べる。
ふと、彼女が自分の分の食事よりも、震える指先を見つめている事に、少年は気付いた。

手袋を外した手にはただ、包帯に巻かれている。白く、白く。

いつか見たことがある。
小さな畑を耕しているときだったかもしれない。

目眩するような日差し、彼女は皮膚のすっかり硬くなった掌で僕の頭を撫でていた。
エメラルドのように、硬く緑色になった掌で撫でながら、

「いつか手が動かなくなるまで、土を耕し、植物を育てていたい」

と、そう呟いていた事を。
791ゲームセンター名無し:2010/03/30(火) 02:02:46 ID:4513PeZCO
どうでもいいけどまとめに前に自分の書いたのが載ってて嬉しかったって話

流れをぶったぎっちゃっちゃけど深夜だから別に良いよね! ごめんね!
792ゲームセンター名無し:2010/03/30(火) 03:31:37 ID:5V7Zrho20
まとめは数行の小ネタでも余さずまとめておいてくれるからな。
誰か知らんがGJだ。

480kb越えたら次スレ立てるんだよね?
行ってくるわ。
793ゲームセンター名無し:2010/03/30(火) 03:35:24 ID:5V7Zrho20
完了

BORDER BREAK のキャラはエロかわいい 3GP
http://jfk.2ch.net/test/read.cgi/arc/1269887663/
794ゲームセンター名無し:2010/03/30(火) 10:14:43 ID:xVMKmJbw0
GJ
795ゲームセンター名無し:2010/03/30(火) 10:21:35 ID:4513PeZCO
>>792
796ゲームセンター名無し:2010/03/30(火) 17:16:11 ID:2AnGCHE/0
埋め立て開始
   __○_,
 _/ /_
 _/  /
GO!
797ゲームセンター名無し:2010/03/30(火) 21:37:50 ID:FRbPJgIA0
干<苦戦しているようだな、尻を貸そう
798ゲームセンター名無し:2010/03/30(火) 22:31:30 ID:sadrOVdd0
>>792
素晴らしいスレ立てです!
その功績を称えて、ナルシーに甘えてもいいよ!
799ゲームセンター名無し:2010/03/30(火) 22:46:31 ID:P4q8jafs0
次スレに意気揚々と投下してる奴。せめてこのスレ埋めてからにしろよ。
800ゲームセンター名無し:2010/03/30(火) 22:50:02 ID:sadrOVdd0
まあ長文っぽいし、途中で切れるものなんだから、いいんじゃないの?
でもここも20KBあれば中くらいのは問題なくいけそうだな。
801次スレに意気揚々と投下してる奴:2010/03/30(火) 23:21:58 ID:M2bVJwi20
>>799
確かに早漏だったな。
癇に障ったら謝る。
802ゲームセンター名無し:2010/03/30(火) 23:37:57 ID:P4q8jafs0
いや、落ちる直前のスレでの投下はまとめしてる人に迷惑掛かるかも知れないから新スレでの投下自体はいいんだけどさ。
使い終わったスレはさっさと落とすってのはねら〜のマナーだろ。
それをやらずに新スレに燃料投下ってのはちょっとな。
803ゲームセンター名無し:2010/03/30(火) 23:54:58 ID:Wc0iikZZ0
>>792

埋め立て援護

まとめ見てたら自分の書いたSSに参考文献ってSSのネタ元のwikiのリンク貼ってあってワロタ
まとめの人も乙です
804ゲームセンター名無し:2010/03/31(水) 00:08:13 ID:Y2ZB9J730
>>792
さすがですわね!

そしてSS保管してくれてる人、本当にありがとう!
805ゲームセンター名無し:2010/03/31(水) 00:26:47 ID:MXBXCAkd0
埋め立てを開始する! 巻き込まれるなよ!
806ゲームセンター名無し:2010/03/31(水) 00:31:15 ID:mYf7VWhM0
んじゃ梅SSでも

彼女は帰宅すると、使用人の挨拶も聞かずに目的の部屋まで歩みを速めた。
バタンッ「お兄様っ!?」
けたたましい足音で近付いていることには気付いていたが彼は読書を続けていた
「まったく貴女って人は……、ドアを開けるときはノックをして静かに開けろとあれ程」
「そんなことはどうでもいいですわ!何なんですの今日の戦闘は!?」
「どうでもいいことはありませんけどね……。で、本日の戦闘がどうしたというのです?」
「分かってらっしゃるでしょう?私と熱血様のペアでのコア奇襲を悉く邪魔して!!」
「あんなのは奇襲じゃありませんよ、速さに任せた単なる突撃です」
「『いつもは単独だと上手く奇襲できるのにお前とだと調子が狂う』なんて言われてしまったではありませんか!」
「そりゃあ、あんな無茶な襲撃だとそう言われても仕方ないでしょうねぇ」
「兎に角、次からは私の邪魔はなさらないで頂戴!」
「そう言われても困ります、こちらも仕事なんでねぇ」
「仕事?妹の恋路の邪魔が仕事だって言うんですの!?立派ですわね」
「冗談を。私だってそちらのコアに奇襲してたんですけどねぇ、もっともこちらもほとんど迎撃されてしまいましたが」
「そう言えば、本日まじめさんがベースガードの勲章を頂いてましたわね」
「まじめさんですか、彼女は優秀ですよ。センサーの設置場所、支援での迎撃どちらも完璧でした」
「そうよ、帰ってから熱血様もまじめさんのことをベタ褒めして……ってまさか!?」
「どうかしましたか?」
「ま、まさか私の失態と同時にまじめさんの株を上げようとわざと彼女に迎撃されたんじゃないでしょうね!?」
「はてさて?」
「……っ!!み、見損ないましたわ!!!次に戦場で逢ったときは憶えてらっしゃい!!」バタンッ
「だからドアは静かにと何度言えば……ってもういませんね。」

「……ふぅ、そろそろあの子も我が○○○○○家の正式継承者としての自覚に目覚めて欲しいものですが、あの様子だともうしばらく掛かりそうですね。」
807ゲームセンター名無し:2010/03/31(水) 01:16:08 ID:MXBXCAkd0
じゃあ俺も


〜ある戦場にて
お嬢「何とかなりませんのこれ、というかアレ」
クール「ああ、アレか」

熱血『石破! 四十一式! 手榴ぅ弾ッ!』

お嬢「いつにも増しておかしいですわよ熱血さん」
クール「どうやら昨日見た昔のロボットアニメに影響されたらしい」

熱血『マァァシンガンッ!』

お嬢「ロボットアニメって……子供ですわね」
クール「まったくだ」

熱血『俺のソードが真っ赤に燃える! お前を倒せと轟き叫ぶ! 熱血ッ! ティアッ! ダウナーーーーーー!』

クール「あれで活躍できてるのが不思議だ」
お嬢「ホントですわ」

ベテラン『防衛線を抜けた機体がいる! クール、狙撃してくれ!』

クール「了解。……狙い撃つぜ!」
お嬢「?」




熱血『クールは1代目派か〜』
808ゲームセンター名無し:2010/03/31(水) 01:29:29 ID:WYxfOpHo0
ならば俺も

>>807
ベ「「狙い撃つ」… そんな言葉は使う必要がない
 なぜなら俺たちボーダーは、その言葉を頭の中に思い浮かべた時には!
 実際に相手を殺っちまって、もうすでに終わってるからだッ!だから 使った事がない」
 「『狙い撃った』なら使ってもいいッ!」

少「べ、ベテランさん……?」
809ゲームセンター名無し:2010/03/31(水) 01:41:23 ID:EM0G5SKHO
お嬢「ボーダーたるもの、英語くらいはまともに話せませんといけませんわ」

少年「うん」
少女「うん」

お嬢「今から私が英語を喋りますから、リピートアフターミー! してくださいましね」

少年「うん」
少女「うん」

お嬢「あー……When dナルシー「When did you lose your virginity?」

少年「When did you lose your virginity?」
少女「When did you lose your virginity?」

お嬢「……」
ナルシー「はい、よくできました」

お嬢「ちょっとあなナルシー「それではそのまま熱血さんの所へ行って、同じように言ってみましょう☆」

少年「はーい」
少女「はーい」

ダダッ

お嬢「……酷い質問ですわね」
ナルシー「前ですか? 後ろですか?」
お嬢「下品な冗談はお止めなさい!」
810ゲームセンター名無し:2010/03/31(水) 18:05:41 ID:+6sgqXe3P
うめ
811ゲームセンター名無し:2010/03/31(水) 22:06:29 ID:H6SCBuDI0
なかなか埋まらんなぁ。
俺の余剰武器も一緒に埋めるか つへヴィマイン
812ゲームセンター名無し:2010/03/31(水) 22:27:40 ID:yhv8Wi+H0
それじゃ俺も埋めていくか

つ[40型軽量手榴弾]
813ゲームセンター名無し:2010/03/31(水) 22:28:07 ID:s8aIzM0s0
んじゃ俺も。
つウィーゼルR
814ゲームセンター名無し:2010/03/31(水) 23:22:44 ID:YznbCrAc0
つサワード・カスタ……いや、これはまだ使えるか?
815ゲームセンター名無し:2010/03/31(水) 23:52:10 ID:H6SCBuDI0
おい、お前ら今のジョーク>>814をどう思う?
816ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 00:11:12 ID:QRM91Ukk0
埋まらんなぁ
817ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 00:27:59 ID:u6wfZ5IW0
それじゃ余剰パーツも埋めていくか
つヘヴィガードT型脚
818ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 00:41:33 ID:cA63Ywr50
お前ら色々不法に埋めすぎだろw
タイムカプセルみたいに何年か経ってから掘り返すのか?
819ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 00:51:18 ID:A3R8+SvR0
さっさと埋めないと、いつまでたっても新スレへの書き込みに躊躇してしまうな。
よーし、こうなったら俺が埋めるために知恵をしぼってみようじゃないか。
うむ、そうだな…AAのコピペで埋めるってのはどうだろう?
なんとなく容量の大きそうな奴を貼っていけば、すぐに500KBを超えるに違いない。
ラストになってしまったが、おまいらありがとう。
820ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 01:01:40 ID:cA63Ywr50
               l   /////  / '"´ ̄ ̄ /
                  j!/ /    /         /__ ノ
             /       /         /   /
           -===========ミ、  /   /`丶、
.           / / ̄ : : : : : : : : : : :( O): : : :ヽヽ_      /
.           |/ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`丶、: : :| |: : `: 丶:、 二ニ=-
         /::V  j j:::::::::::::::::::::::::::::::::O::::| ̄ ̄(:::)丶、 : : `)
        i::::::::::ヽ=≦ヽ:::::::::::::::::::::::::O:::::::| : : : :.:.:.:.:.:.:.:.`:Y
.      |::::::::::/ ̄ ̄ヽヽ:::::::::::::::::::::::::::O:リ__Y:::)__:.:|
.      |:::::::::i / ̄ヽ \>=========='<!_:!: /: :/ ̄ヽ
       !::::::::|||: :ヽ \///―--: : : : :|____|/: : :/.  i⌒i
.        \/__|: : __\└-''  Y て)ア  : : |::::::||: : :ii  ゝ-' (.',
            V´===| '   └ ‐ '   : :.|::::::||: : :l ( )Y:ヽ
           V ( ヒ.|          . ; !::::::!!: : :ll   .乂ノ(.i
            |Y  ,!  ,.ヽ      . :/ |::::::||: : :.: : :( )Y:ヽ |-  .  呼ばれた気がした
             |∧ ゝ=、‘ '     . :/{ !::::::!!: : : \   乂ノ.;:.`丶\ 縦読み? 食えるのか?
              |: ∧   __, - __,.. :./','ゝ,!::::::!: \: : :`ー==/:. :. :ノ: : Y\
           i: :i ∧ ー='"´ ̄. . : :乂_ノ:!::::::!: : : \ __ノ ヽ/: : : ノー=ヽ
             i: :ヽ ∧ ー='"´ ̄: : : : : : : :|::::::|ヽヽ: : : : :,ニ=-: : : : : //:::::/ ̄',
          {: : : \\     : : : : :./|::::::| >: : : : : : : :,、: :'゚´::::| |::::::i: : : :i
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821ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 01:50:37 ID:QRM91Ukk0
______//_/____::/|.::{.::.::.::.::.::.::.::.::.ヽ::.::ヽ
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│            |lll|::ハ.l:.::.:: |  ヽ.::.::.: |.::.::.::|
│            |lll|  ',.::.::.│  \.::.|.::.::. |
│            |lll|三 ヽ ::.:|三三7:ヽ|.::.::.`ヽ
│            |lll|"    \| ""・l.::.::|⌒l:ド、l   敵ベースに侵入してコアを破壊することが作戦目標よ、頑張って♪
│            |lll|、 ‘ー'ー'     j.::.::|-イ.:|
│            |lll|:l>ー‐rーt< リ .::|.: l :|
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822ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 12:35:05 ID:i+8XmAhSO
埋めついでに…

ナルシー自重しろww
823ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 14:04:06 ID:QRM91Ukk0
そだそだ、ブレちゃん最新作来てたんだけど
ちょっと段々キャライメージ変わりつつあるね梅
824ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 21:34:17 ID:QXz1lYnv0
ブロア河をマインVで埋め尽くしたいなぁ・・・
825ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 23:34:57 ID:aylU5dTT0
なかなか埋まらんな。
よし、まだ4/1だから嘘ついちゃうぞ〜。



IC折る!
826ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 23:36:18 ID:A3R8+SvR0
ブレちゃんがオペ子さんのこと主任って呼んでるってことは、昇進したら
シスオペ子、EUSTオペ子、GRFオペ子、に続く第4のオペ子になる可能性も…?
827ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 23:38:19 ID:dTPkNzPQ0
埋め援護にきました。
次スレもまたたくさんの良SSや妄想で賑わうことを祈ってるぜ!

・・そのうち自分もSS挑戦してみるつもりなんだ、うん。
828ゲームセンター名無し:2010/04/01(木) 23:51:05 ID:dTPkNzPQ0
そういや今日エイプリルフールだったじゃまいか!
結局何もしてなかったんで>>825に便乗して嘘書いてくわ




バーうpでアバターパーツに牛マンなりきりセットを追加!
しかも男女全員誰でも装着可能でw
829ゲームセンター名無し:2010/04/02(金) 00:41:31 ID:61+dXfVU0
>>827
是非是非お願いします!
そのときには弾薬補給章を贈呈しますんで!

4月1日ネタ、二日連続&一人で書き込むことになるとは思わなかった…。
携帯の規制は知ってるけど、他にも大手プロバイダが規制されてるのだろうか。

一応4月1日開始直後と終了直前に間に合ってたから良しとします!
830ゲームセンター名無し:2010/04/02(金) 01:20:35 ID:5KJarV260
単純に誰もネタが思いつかなかったんじゃないか。
831ゲームセンター名無し:2010/04/02(金) 23:15:19 ID:uNCMa24T0
埋めついでに小ネタ投下。落ちてないけど気にしな〜い

熱血 「痛ててて…」
クール「またキツイのをもらったな。…まぁ、自業自得だ」
まじめ「どうしたの?」
熱血 「なんでもねぇ!」
クール「FAMにスコーピオのマガジンを付けようとして、おやじさんにレンチでドツかれたんだよ」
熱血 「あっ、クール!余計なことを言うな!!」
まじめ「バカね〜。未だにそんな事をしてたんだ」
熱血 「うるせぇ!」
まじめ「昔っからそうなんだから…はぁ」
熱血 「俺が何をしたって言うんだよ」
まじめ「集団演習の時のことわすれたの?」
熱血 「あっあれは…」
クール「何をしたんだ?」
まじめ「デュエルソード二刀流w」
クール「…バカだな」
まじめ「その後で何て言ったと思う?」
熱血 「モウヤメテ」
まじめ「何でデュアルソードなのに一本しかないんだー!!」
お嬢 「熱血さんは、昔からそうでしたのね。」
熱血 「お、お嬢いつから居たんだ!?」
クール「ずっとまじめの隣にいたぞ」
お嬢 「誰かさんは、まじめさんしか見えて無かったようですわね」
まじめ「えっ!?それってどう…」
熱血 「俺はもう寝る!!じゃあな!」
クール「…まだ昼だぞ」
熱血 「うるせー。いいじゃねーか」スタコラサッサー
まじめ「あっ!待ちなさい!!だいたいあんたは昔から…」

クール「行ったか」
お嬢 「あの二人を見てると飽きませんわね」
832ゲームセンター名無し:2010/04/03(土) 04:08:54 ID:XaBzOd7F0
支援するぞ!(>>806の続き)

ナルシー「本日はまじめさんと同じ陣営ですか、心強いですねぇ♪」
お嬢「お兄様!!」
ナルシー「……」
お嬢「ようやく見つけましたわ!ここで逢ったが百年目、先日の屈辱を晴らさせていただきますわっ!!」
ナルシー「やれやれ、貴女に見つかってしまうとは私もまだまだですねぇ」
お嬢「兎に角、この私と勝負なさい!!」
ナルシー「嫌です、さようなら」
お嬢「なっ、逃げるんですの卑怯者っ!?」
ナルシー「どこの世界にフルHG重火力兵装と正面切って闘う人がいるんですか」
お嬢「隠れても無駄ですわ!!」ピピッ ドカ〜ン!
お嬢「きゃぁっ!?」
ナルシー「小型のリムペットボムです、致命傷は到底無理ですが足止めには十分です」
お嬢「くっ、どこまでも卑怯な……」
ナルシー「それではごきげんよう」
お嬢「まっ、待ちなさい!!」
熱血「……誰?知り合い?」
お嬢「知らない方ですわ!」
熱血「え、でも『お兄様』って……」
お嬢「赤の他人ですわ!!」
熱血「あ、そう……(ポリポリ」
お嬢「……おのれ、この恨みは必ず!!」
熱血「なぁ、お前ベースに戻ってリペアした方が……」
お嬢「この私にこのままおめおめと引き下がれと!?」
熱血「その状態だと深追いも無理だろ」
お嬢「熱血様を置いて引き下がるなんて出来ませんわ!」
熱血「分かった分かった、俺も戻るから」
お嬢「熱血様が戻ると言うのならご一緒しますわ!皆さん、一時撤退ですわよ!!」
833ゲームセンター名無し:2010/04/03(土) 04:19:33 ID:XaBzOd7F0
まだ行けるか?(各陣営でのその日の夜)

ベテラン「しかし大変だな、お前の妹は」
ナルシー「えぇ、悪い子ではないのですが……」
まじめ「あはは(^_^;)」
ベテラン「お互い大変だな、じゃじゃ馬な身内がいると」
少女「だれのことかな〜?」
ベテラン「今俺の首の上に乗っているお前のことだ」
少女「ぶ〜(-ε-)」


お嬢「まったく、あの人は本当ろくでもありませんわ!!」
少年「お嬢さん、もう飲みすぎですよ?」
お嬢「お黙り!貴方に私の気持ちが分かって!?」
インテリ「そだそだ、今夜はパ〜っと飲み明かしましょうよ♪」
お嬢「もちろんですわ!!会計は私が責任を持ちますから皆さんどんどん飲んで下さいまし!!」
インテリ「きゃ〜♪じゃあピンクのドンペリお願いしま〜す♪」
クール「お前は自重しろ」
熱血「……なぁ、やっぱりあの時のアイツはお前の」
お嬢「まったくの初対面ですわ!!」
834ゲームセンター名無し:2010/04/03(土) 22:34:13 ID:61Ecn4zf0
埋め支援に(ry

>>829
よっしゃ!弾薬補給章目指して頑張ってみるわ!!
・・そんなに文才ないので大したものは書けんかもしれんがw
835ゲームセンター名無し:2010/04/04(日) 17:20:48 ID:uJc8EHCY0
>>833の続きを考えながら運転したら前の車にぶつけちまった('A`)
幸い渋滞中で最徐行中だったので相手の車は凹むどころか擦り傷一つなくって
その場で平身低頭で謝って済んだけどorz
皆様も気をつけてくだされ梅
836ゲームセンター名無し:2010/04/04(日) 18:05:37 ID:OP2WBFw+0
>>835
俺も、運転中にSSのネタ考えてる時在るわ。
気を付けようぜ、お互い。
837ゲームセンター名無し:2010/04/04(日) 18:24:04 ID:q2kYGNHq0
俺ならモロにぶつけてたな
気をつけろよ〜
838ゲームセンター名無し:2010/04/04(日) 21:03:51 ID:uJc8EHCY0
>>836-837
ありがとう('A`)
最近特にナルコレプシーっぽい症状出てきてるから医者に行くわ梅
839ゲームセンター名無し
最後にコレだけは言わせて
「ナルコレプシー(過眠症)の人に『顔洗ったら眠気覚める』とか言うのは
 不眠症の人に『布団に入って目を瞑ってたら寝られる』って言うのと同じ位の罪」