【そろそろ】WCCF総合スレ第684節【空いてきた】

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142ゲームセンター名無し
>>136
君が始めて僕の前に現れたのは6年前だったね。
僕が生まれて間もない頃、僕のことを見て、触ってくれる人達が
こんなにもたくさんいることに、僕はとても嬉しかった。
最初に僕が見た君は、そんな大勢の中の1人にすぎなかった。
でも、1ヶ月もすると君は僕の常連さんで、君の顔をみるとちょっぴり嬉しかった。
君の入れる500円玉とその投入音は、いつしか僕にとってかけがえのないものになっていた。

ある日、君の姿をパッタリ見なくなった。僕は心配で心配で、回路がショートしそうになった。
突然のフリーズを繰り返したのもその頃だったように思う。
でも、君は戻ってきてくれた。僕は泣いた。機械なのに泣いた。別に結露とかジュースをこぼされたとかじゃなくて
とにかく泣いた。そんな君に僕があげたプレゼントがLEカズだった。
スリーブを開封した時の君の顔は今でも忘れない。
一瞬、「えっ?!」っていう顔をした後、顔がにやけたのを僕は昨日の事のように覚えている。

時が経ち、あれから6年経っても君は定期的に僕の前にやってきて何百枚、何千枚もの僕の子供達を引いて
喜んだりガッカリしたり、驚いたりしながら僕と遊んでくれた君との時間も、もうあとすこし。

最後の最後に言わせて欲しい。

ありがとう。そして、さようなら。

でも、いつかきっとまた違う形で、君と会える事を信じてる。
だって、君と僕はサッカーで繋がりあった機械と人間だから。
またいつか、会えるよね?